福 岡 水 海 技 セ 研 報 第 23 号 213 年 3 月 Bull. Fukuoka Fisheries Mar. Technol. Res. Cent. No23. March 213 ナルトビエイのかご 漁 業 における 餌 料 としての 有 効 利 用 について 大 形 拓 路 中 川 浩 一 a 尾 田 成 幸 石 谷 誠 ( 豊 前 海 研 究 所 ) ナルトビエイの 有 効 利 用 を 目 的 に,マダコとガザミを 対 象 としたかご 漁 業 の 代 替 餌 としての 可 能 性 について 試 験 操 業 により 検 討 を 行 った その 結 果,たこかご 試 験 の1 籠 あたりのマダコ 漁 獲 尾 数 は,ナルトビエイ 餌 の 方 がサバ 餌 よりも 多 く 漁 獲 され,ナルトビエイ 餌 を 用 いることにより,1 操 業 あたりサバ 餌 の 倍 の 漁 業 収 益 が 見 込 まれた かにかご 試 験 では,,1 月, に24 時 間 と72 時 間 の 設 置 時 間 で 比 較 したところ, の ではナルトビエイ 餌 の 方 がサバ 餌 よりも 多 く 漁 獲 され,この 期 間 にナルトビエイ 餌 を 用 いて, 投 入 後,3 日 間 籠 を 設 置 することによって,サ バ 餌 よりも2.5 倍 の 漁 業 収 益 が 見 込 まれた 今 回 の 試 験 から,ナルトビエイ 餌 の 使 用 により, 餌 代, 燃 料 代, 操 業 の 従 事 時 間 を 削 減 でき,ナルトビエイがかご 漁 業 の 代 替 餌 として 利 用 可 能 であることが 示 唆 された キーワード:ナルトビエイ 有 効 利 用 かご 漁 業 餌 ナルトビエイ(Aetobatus flagellum)は 暖 海 性 魚 類 で あり, 1) 国 内 においては 有 明 海 や 瀬 戸 内 海 等, 西 日 本 海 域 を 中 心 に 来 遊 する 本 種 は 有 用 種 を 含 む 貝 類 を 専 食 することから, 2) 周 防 灘 や 有 明 海 を 所 管 する 各 県 では 漁 業 被 害 が 報 告 されている 3),4) 福 岡 県 豊 前 海 ( 以 下 当 海 区 という)においても, 近 年 のアサリ(Ruditapes philippinarum)の 漁 獲 量 は, 数 十 トン 程 度 と 極 めて 低 水 準 で 推 移 しており,この 減 少 要 因 の 一 つとして 本 種 に よる 食 害 が 挙 げられている このため, 当 海 区 を 含 む 周 防 灘 南 部 では24 年 度 から, 有 害 生 物 漁 業 被 害 防 止 総 合 対 策 事 業 により, 年 間 数 十 トンの 駆 除 を 行 っている こ の 事 業 で 駆 除 したナルトビエイは 肥 料 等 としての 利 用 が 行 われているほか, 各 研 究 機 関 で 食 用 5) 6) や 機 能 性 食 品 として, 有 効 活 用 法 が 検 討 されてきた しかし, 本 種 は 産 業 的 に 利 用 されておらず, 有 効 な 活 用 手 法 は 確 立 され ていない 当 海 区 のかご 漁 業 は, 小 型 底 引 き 網 漁 業 に 次 いで 経 営 体 数 の 多 い 重 要 な 漁 業 種 類 であり, 7) マダコ(Common octopus)を 含 むタコ 類 のうち22%,ガザミ(Portunus trituberculatus)のうち48%と 高 い 割 合 をかご 漁 業 で 漁 獲 している 両 種 を 対 象 としたかご 漁 業 は, 通 常 マサバ を 餌 として 使 用 する しかし,この 餌 は 県 外 産 に 依 存 し ており, 安 定 的 に 確 保 されているとは 言 いがたい ここでは,ナルトビエイの 有 効 利 用 を 目 的 として,マ ダコとガザミを 対 象 としたかご 漁 業 の 代 替 餌 としての 可 能 性 について 検 討 を 行 った 方 法 供 試 魚 は21 年 6 月 ~7 月 および211 年 8 月 に, 当 海 区 中 部 および 南 部 海 域 において, 流 し 刺 網 により 漁 獲 したナルトビエイを 使 用 した( 図 1) 漁 獲 したナルト ビエイの 体 盤 幅 長 および 重 量 の 平 均 は,92.9±18.4cm, 14.3±8.1kg であり,その 雌 雄 比 は35:65であった 当 海 区 のかご 漁 業 では, 主 に3 等 分 した 冷 凍 マサバを 餌 料 としてかごに 装 着 する このため, 本 試 験 の 対 照 区 の 餌 料 として 冷 凍 マサバを3 等 分 して 使 用 した( 以 下 ;サバ 餌 ) 本 試 験 ではナルトビエイの 胸 鰭 を 切 断 し, 3 で 保 存 した 後,サバ 餌 と 同 等 の 重 量 になるように 切 断 して 使 用 した( 以 下 ;ナルトビエイ 餌 ) 餌 1 個 あたりの 重 量 はサバ 餌 が84.8±8.6g,ナルトビエイ 餌 が87.8±11.3g で あった a 現 所 属 : 水 産 振 興 課 -53-
大 形 中 川 尾 田 石 谷 また,それぞれの 餌 で 漁 獲 された1 籠 あたりのマダコ 漁 獲 尾 数 の 差 は Mann-Whitney の U 検 定 により, 各 餌 で 漁 獲 されたマダコの 重 量 と 残 餌 指 数 は t 検 定 により 評 価 した ナルトビエイ 捕 獲 範 囲 かにかご 漁 業 試 験 範 囲 図 1 調 査 位 置 図 1.たこかご 漁 業 におけるナルトビエイの 代 替 餌 の 検 討 当 海 区 でのたこかご 漁 業 は, 専 業 で 周 年 操 業 している 漁 業 者 はおらず, 他 漁 業 の 閑 散 期 やマダコの 漁 獲 量 が 多 い 時 期 に 操 業 されるのが 一 般 的 である そのため, 今 回 の 試 験 は, 漁 期 であった211 年 に, 福 岡 県 豊 前 市 地 先 において 計 7 回 の 試 験 を 行 った( 図 1) 籠 は, 長 径 62cm, 高 さ12cm で 半 球 形 のものを 使 用 した 1 連 の 漁 具 は, 延 縄 に5m 間 隔 の 枝 縄 ( 長 さ2m)を 結 び, 各 枝 縄 に1 個 ずつ, 計 46 ~ 5 籠 を 取 り 付 けた 餌 は,ナル トビエイ 餌 およびサバ 餌 を 交 互 に 装 着 し,それぞれ 計 23 ~ 25 籠 とした 通 常 漁 業 者 が 行 う 操 業 と 同 様 に, 投 入 後, 漁 具 は 投 入 日 の 翌 日 に 回 収 し, 各 餌 で 漁 獲 されたマダコ の 尾 数 と 重 量 を 測 定 した また, 各 餌 の 餌 持 ちを 評 価 す るために, 回 収 時 に 目 視 により 残 餌 状 況 を 把 握 し, 次 式 から 得 られる 残 餌 指 数 により 評 価 した (X 1 1+X 2 ) 残 餌 指 数 = X:1 試 験 における 各 餌 の 総 投 入 籠 数 X たこかご 漁 業 試 験 範 囲 底 層 水 温 調 査 点 X 1 : 摂 餌 および 腐 敗 が 見 られず, 回 収 時 の 餌 が 投 入 時 と 同 等 の 形 状 を 保 持 した 各 餌 の 籠 の 総 数 X 2 : 摂 餌 および 腐 敗 により, 回 収 時 の 餌 が 投 入 時 と 同 等 の 形 状 を 保 持 していない 各 餌 の 籠 の 総 数 2.かにかご 漁 業 におけるナルトビエイの 代 替 餌 の 検 討 当 海 区 において,かにかご 漁 業 は から にかけ て 主 に 行 われ, 時 期 により 漁 獲 尾 数 も 変 化 することから, 月 別 に 比 較 することとした 試 験 操 業 場 所 は 図 1に 示 し た 豊 前 海 中 部 および 南 部 海 域 とし, は211 年 に5 回, 図 1 1 月 は21 年 と211 年 に5 回, は211 年 に2 回 実 施 した 籠 は, 長 径 8cm, 高 さ4cm, 目 合 い6 節 (3mm) で 半 球 形 のものを 使 用 した 1 連 の 漁 具 は, 延 縄 に5m 間 隔 の 枝 縄 ( 長 さ2m)を 結 び, 各 枝 縄 に1 個 ずつ, 計 3 ~ 5 個 の 籠 を 取 り 付 けた 餌 は,ナルトビエイ 餌 と サバ 餌 を 交 互 に 装 着 し, および そ れぞれでナルトビエイ 餌 とサバ 餌 あわせて にのべ 15 籠,1 月 にのべ21 籠, にのべ1 籠 とした 当 海 区 のかにかご 漁 業 の 操 業 形 態 は, 通 常 午 後 に 投 入 後, 翌 日 の 午 前 中 に 回 収 する 形 態 が 一 般 的 であるが, 時 化 や 漁 獲 尾 数 が 少 ない 時 期 には 投 入 時 間 が 延 長 される 場 合 が ある そのため, 本 試 験 の 投 入 後 の 回 収 方 法 は, 漁 業 者 が 通 常 行 う 投 入 翌 日 回 収 する 方 法 ( 以 下 : ) と3 昼 夜 設 置 後 に 回 収 する 方 法 ( 以 下 : )を 設 けた 回 収 後, 各 餌 で 漁 獲 されたガザミの 尾 数 と 全 甲 幅 長 を 測 定 した たこかご 漁 業 の 試 験 と 同 様 に,24 時 間 試 験 および ともに 回 収 時 に 目 視 により 残 餌 状 況 を 観 察 し, 残 餌 指 数 により 評 価 した 月 別 にそれぞれ の 餌 で 漁 獲 された1 籠 あたりのガザミ 漁 獲 尾 数 の 差 は, Mann-Whitney の U 検 定 により, 各 餌 で 漁 獲 されたガ ザミの 全 甲 幅 長 と 残 餌 指 数 については t 検 定 により 評 価 した 3.1 操 業 あたりの 漁 業 収 益 試 算 ナルトビエイ 餌 の 有 効 性 を 検 討 するため, 今 回 使 用 し た 餌 ごとに 漁 業 収 益 を 試 算 した 漁 業 収 益 は,たこかご 試 験 とかにかご 試 験 で 得 られた 各 餌 における1 籠 あたり の 漁 獲 尾 数, 複 数 の 漁 業 者 聞 き 取 りによる 投 入 籠 数, 行 橋 魚 市 場 調 査 により 調 べたマダコとガザミの 平 均 単 価 を 積 算 したものを 収 入 とし, 複 数 の 漁 業 者 聞 き 取 りにより 算 出 した 燃 料 代 と 餌 代 を 積 算 し, 算 出 した 経 費 を 差 し 引 いたものとした なお, 漁 船 と 漁 具 等 の 減 価 償 却 費 は 両 餌 とも 同 額 と 推 定 されるため 計 上 しなかった また,か にかご 漁 業 は, と の 月 別 の 漁 業 収 益 を 算 出 した -54-
ナルトビエイのかご 漁 業 における 餌 料 としての 有 効 利 用 について 結 果 1.たこかご 漁 業 におけるナルトビエイの 代 替 餌 の 検 討 各 餌 の1 籠 あたりのマダコ 漁 獲 尾 数 を 表 1に 示 した 1 籠 あたりのマダコ 漁 獲 尾 数 は, 全 7 試 験 のうち,5 試 験 でサバ 餌 よりもナルトビエイ 餌 が 多 く,2 試 験 で 同 数 となった 1 籠 あたりのマダコ 漁 獲 尾 数 は,ナルトビエ イ 餌 で.29±.13,サバ 餌 で.21±.12となり, 有 意 な 差 は 見 られなかったが(p>.5),ナルトビエイ 餌 が 多 く 漁 獲 された( 図 2) 各 試 験 で 漁 獲 されたマダコの 重 量 は,ナルトビエイ 餌 で1,156.3±65.5g,サバ 餌 で1,153.1± 98.5g となり, 有 意 な 差 は 見 られなかった(p>.5, 表 2) 回 収 時 の 残 餌 指 数 は,サバ 餌 で.67±.14,ナルト ビエイ 餌 で.94±.2とナルトビエイ 餌 が 有 意 に 高 かっ た(p<.5, 表 3) 2.かにかご 漁 業 におけるナルトビエイの 代 替 餌 の 検 討 における 各 餌 の1 籠 あたりのガザミ 漁 獲 尾 数 を 表 4に, における 各 餌 の1 籠 あたりのガ ザミ 漁 獲 尾 数 を 表 5に 示 した の1 籠 あたり のガザミ 漁 獲 尾 数 は, と1 月 ではサバ 餌 がナルトビ エイ 餌 より 有 意 に 高 かったが(p<.5), では 有 意 な 差 は 見 られなかった(p>.5; 図 3) の 1 籠 あたりのガザミ 漁 獲 尾 数 は, と1 月 では 有 意 な 差 が 見 られなかったが(p>.5), ではナルトビエ イ 餌 がサバ 餌 より 有 意 に 高 かった(p<.5; 図 4) 各 餌 で 漁 獲 されたガザミの 平 均 全 甲 幅 長 を 表 6に 示 した および ともに, 漁 獲 された 月 別 の ガザミの 平 均 全 甲 幅 長 に 餌 の 違 いによる 有 意 な 差 は 見 ら れなかった(p>.5) と の 残 餌 指 数 を 表 7に 示 した 各 月 の 残 餌 指 数 は, お よび ともにすべての 月 でナルトビエイ 餌 の 方 がサバ 餌 よりも 有 意 に 高 かった(p<.5) 3.1 漁 家 あたりの 経 営 収 支 試 算 たこかご 漁 業 おいて 試 算 された 漁 業 収 益 を 表 8に 示 し た 各 餌 で 漁 獲 された 対 象 魚 種 の 大 きさに 差 は 見 られな かったことから, 単 価 は 同 額 とした たこかご 漁 業 の 漁 業 収 益 は,ナルトビエイ 餌 を 用 いることにより,サバ 餌 の 倍 の 増 加 が 見 込 まれた かにかご 漁 業 において 試 算 された 漁 業 収 益 を 表 9に 示 した での 漁 業 収 益 は, でナルトビエイ 餌 がサバ 餌 の.5 倍,1 月 で.3 倍, で25.1 倍 と 試 算 された での 漁 業 収 益 は, でナルトビエイ 餌 がサバ 餌 の1. 倍,1 月 で 倍, で2.5 倍 と 試 算 された 表 1.5.4.3.2.1 各 試 験 回 次 における1 籠 あたりのマダコ 漁 獲 尾 数 投 入 日 回 収 日 ナルトビエイ 餌 サバ 餌 211 年 4 日 211 年 5 日.52.32.35.25 211 年 7 日 211 年 8 日.12.4.16.4.35.3 211 年 8 日 211 年 9 日 試. 験 月 設 置 日 回 収 日 ナルトビエイ 餌 サバ 餌 211 年 4 日 211 ナルトビエイ 年 餌 4 日 211 年 5 日 サバ 餌.52.32 表 1.35.25.12 尾 数.4 試 験 月 設 置 日 回 収 日 ナルトビエイ 餌 サバ 餌.16.4 211 年 4 日 211 年 4 日 211 年 5 日.52.32 表 1.35.3.35.25 211 11 8 211 11 8 211 11 9 211 年 7 日 211 年 7 日 211 年 8 日.12.4 表 2 各 試 験 回 次 で 漁 獲 されたマダコの 平 均.16 重 量 (g).4 211 年 図 11 2 7 日 各 餌 211 で 漁 年 獲 11 された 月 7 日 一 211 籠 あたりのマダコ 年 8 日 漁 獲.35.3 211 年 8 日 211 年 8 日 211 年 9 日 設 置 回 収 ナルトビエイ 餌.27 サバ 餌.27 211 年 4 日 211 年 5 1,14.5 1,345.5 試 験 月 設 置 日 回 収 日 ナルトビエイ 餌 サバ 餌 211 年 4 日 211 年 4 日 211 年 5 日 1,13.5.52.32 1,24.6 表 1 211 年 設 11 置 月 日 7 日 211 回 年 収 11 日 8 ナルトビエイ 1,286.3.35 餌.25 サバ 1,9. 餌 表 2 211 211 年 月 年 7 日 211 4 日 年 112 7 日 年 2 年 511 日 月 8 日 1,14.5.12.4 1,196.7 1,345.5.16.4 1,5. 1,13.5 1,9.4.35.3 1,24.6 1,1.3 211 211 211 年 月 年 8 日 11 211 8 7 日 年 11 211 2 8 日 年 11 2 年 9 811 日 月 9 日 1,286.3 1,13.5 1,9. 1,12.3 表 2 1,196.7 1,5. 1,12.4 1,16.7 1,9.4 1,1.3 設 置 日 回 収 日 ナルトビエイ 餌 サバ 餌 211 年 8 日 211 年 9 日 1,13.5 1,12.3 211 年 4 日 211 年 5 日 1,14.5 1,345.5 投 入 日 回 投 入 収 日 1,13.5 ナルトビエイ 1,12.4 1,24.6 回 収 日 1,16.7 サバ ナルトビエイ 餌 餌 サバ 餌 表 3 たこかご 試 験 における 各 餌 の 残 餌 指 数 211 年 7 日 211 年 月 8 日 4 日 1,286.3 2111,9. 年 月 5 日 表 2.52.32 4 日 211 年 5 日.94.73 1,196.7 1,5..35.25 投 入 日 表 3 211 回 収 日 7 日 1,9.4 ナルトビエイ 211.93 1,1.3 年 餌 8 日 サバ.83 餌.12.4 211 年 11 月 8 日 74 日 211 211 年 月 年 9 日 85 1,13.5 日.94 1,12.3.73.58.16.4 1,12.4 1,16.7.93.98.83.56.35 表 3.3 211 年 7 日 211 年 8 日 8 日 211.94 年 9 日.58.45 投 入 日 回 収 日 ナルトビエイ 餌 サバ 餌 211 8 日 211 年 9 日.98.94.56.77 211 年 4 日 211 年 5 日.94.73.93.94.93.83.45 表.75 3 211 年 11 7 月 日 8 日 211 211 年 月 年 811 日 月 9 日.94.94.58.77.98.93.56.75.94.45 211 年 8 日 211 年 9 日.94.77.53 7 試 験 実 施 月 211 設 年 置 日 8 日 211.93 回 年 収 9 日 月 9 日.75 表 4 における1 籠 あたりのガザミ ナルトビエイ 漁 獲.7 尾 数 餌 サバ.7 餌.53. 7. 試 験 実 施 月 211 年 8 日 211 年 9 日.27.33 211 設 置 日 9 29 回 収 211 日 ナルトビエイ 3 餌.7 サバ 餌.7.53..6 7. 7 211 21 年 81 日 5 211 年 21 9 日 1 6.7.27.7.33 211 年 29 日 211 年 3 日 表 4.47..6. 7 21 1 6 21 1 7.27.67.33 1.7 211 1 月 21 年 年 291 日 月 5211 日 年 921 月 3 年 日 1 月 6 日.7.47 21 1 7 21 1 8.6.47 7.93 21 21 年 年 月 51 日 月 621 日 年 21 月 6 年 日 1 月 7.7 日.67.47 1.7 1 月 211 24 211 25.8.64 21 21 年 年 月 61 日 月 721 日 年 21 月 7 年 日 1 月 8.67 日.47 1.7.28.93 1 月 1. 21 年 1 月 7 日 21 年 1 月 8 日.47.8.93 211 年 1 24 7 日 211 211 年 1 25 8 日.8.64.8.16 211 年 1 月 24 日 211 年 1 月 25 日.28.64.12 1..28 1.. 11 211 年 7 日 211 年 8.8 日.8.16.16 211 年 月 7 日 211 年 月 8 日.12.12.. 試 験 実 施 月 設 置 日 回 収 日 ナルトビエイ 餌 サバ 餌 表 表 -55-
1 籠.4.2 大 形 中 川 尾 田 石 谷 1 月 表 5 における1 籠 あたりのガザミ 漁 獲 尾 数 試 験 実 施 月 設 置 日 回 収 日 ナルトビエイ 餌 サバ 餌.27.4 211 年 9 日 211 年 12 日.2.13 1..67 211 年 27 日 211 年 3 日 1.67.6 7 21 年 1 月 12 日 21 年 1 月 15 日 1.7.67 21 年 1 月 15 日 21 年 1 月 18 日.53.47 1 月 21 年 1 月 25 日 21 年 1 月 28 日.73. 211 年 1 月 21 日 211 年 1 月 24 日.76 1.4.68 1.12 211 年 7 日 211 年 1 日.2.16.32.16 1.6 1.8.6.4.2 ナルトビエイ 餌 サバ 餌 図 4 図 4 1 月 における 各 月 平 均 の1 籠 あたりの ガザミ 漁 獲 尾 数 1.6 ナルトビエイ 餌 サバ 餌 1.8.6.4.2 図 3 1.6 1 月 における 各 月 平 均 の 一 籠 あたりの ガザミ 漁 獲 尾 数 ナルトビエイ 餌 サバ 餌 表 6 各 餌 で 漁 獲 されたガザミの 平 均 甲 幅 長 (mm) 設 置 時 間 餌 1 月 図 3 ナルトビエイ 131.±14.4 161.±13.9 15.6± 8.5 サバ 131.± 9.2 151.5±13.1 163.±13.5 ナルトビエイ 137.±15.4 154.2±19.6 15.5± 5.9 サバ 135.5±12.5 153.2±12.5 15.8±1.4 設 置 時 間 餌 1 月 設 置 時 間 ナルトビエイ 餌 131.±14.4 161.±13.9 1 月 15.6± 118.5 月 ナルトビエイ サバ 131.±.91 9.2 151.5±13.1.89 163.±13.5.94 ナルトビエイ サバ 137.±15.4.3 154.2±19.6.57 15.5±.82 5.9 ナルトビエイ サバ 135.5±12.5.53 153.2±12.5.58 15.8±1.4 表 7 および における 両 餌 の 残 餌.73 指 数 サバ.9.15.54 設 置 時 間 餌 1 月 ナルトビエイ.91.89.94 サバ.3.57.82 ナルトビエイ.53.58.73 サバ.9.15.54 表 6 表 7 表 6 表 7 1.8 表 8 たこかご 漁 業 において 試 算 された 漁 業 収 益 図 4.6 1 籠 あたり 漁 獲 投 入 籠 数 ( 籠 ) マダコ 単 価 ( 円 / 尾 ) 収 入 ( 円 ) 餌 代 ( 円 ) 燃 料 代 ( 円 ) 経 費 ( 円 ) 漁 業 収 益 ( 円 ) 餌 尾 数 ( 尾 ) (a)/(b).4 a b c A:a b c d e B:d+e C:A-B 1 籠 あたり 漁 獲 ナルトビエイ.2.29投 入 籠 数 ( 籠 18 ) マダコ 単 価 ( 円 / 2, 尾 ) 収 入 12,7 ( 円 ) 餌 代 ( 円 ) 燃 料 代 3, ( 円 ) 経 費 3, ( 円 ) 漁 業 99,7(a) 収 益 ( 円 ) 餌 尾 数 ( 尾 ) サバ.21 18 2, 74,4 1,5 3, 4,5 69,9(b) (a)/(b) a b c A:a b c d e B:d+e C:A-B ナルトビエイ.29 1 月 18 2, 12,7 3, 3, 99,7(a) サバ.21 18 1 籠 あたり 2, 74,4 1,5 3, 4,5 69,9(b) 投 入 籠 数 ガザミ 単 価 餌 代 燃 料 代 経 費 漁 業 収 益 設 置 時 間 試 験 実 施 月 餌 漁 表 獲 9 尾 数 かにかご 収 入 ( 円 ) ( 籠 漁 ) 業 において ( 円 / 尾 試 ) 算 された 漁 業 収 益 ( 円 ) ( 円 ) ( 円 ) ( 円 ) (a)/(b) ( 尾 ) 1 籠 あたり a b c A:a b c d e B:d+e C:A-B ナルトビエイ.29 投 入 籠 数 18 ガザミ 単 価 28 14,62 餌 代 燃 料 3, 代 経 3, 費 漁 11,62(a) 業 収 益 設 置 時 間 試 験 実 施 月 餌 漁 獲 尾 数 収 入 ( 円 ).5 サバ.59 ( 籠 ) 18 ( 円 / 尾 ) 28 29,74 ( 1,5 円 ) ( 円 3, ) 4,5 ( 円 ) 25,24(b) ( 円 ) (a)/(b) ( 尾 ) 24 時 間 1 月 ナルトビエイ.31 a 18 b 29 c A:a b c 16,18 d 3, e B:d+e 3, 13,18(a) C:A-B.3 サバ.82 18 29 42,8 1,5 4,5 38,3(b) ナルトビエイ.29 18 28 14,62 3, 3, 11,62(a) ナルトビエイ.1 18 32 5,76 3, 2,76(a).5 サバ.59 18 28 29,74 1,5 3, 4,5 25,24(b) 25.1 サバ.8 18 32 4,61 1,5 4,5 11(b) 24 時 間 1 月 ナルトビエイ.31 18 29 16,18 3, 3, 13,18(a) ナルトビエイ.75 18 28 37,8 3, 34,8(a).3 サバ.82 18 29 42,8 1,5 3, 4,5 38,3(b) 1. サバ.77 18 28 38,81 1,5 4,5 34,31(b) ナルトビエイ.1 18 32 5,76 3, 3, 2,76(a) 72 時 間 1 月 ナルトビエイ.75 18 29 39,15 3, 36,15(a) 25.1 サバ.8 18 32 4,61 1,5 3, 4,5 11(b) サバ.66 18 29 34,45 1,5 4,5 29,95(b) ナルトビエイ.75 18 28 37,8 3, 3, 34,8(a) ナルトビエイ.26 18 32 14,98 3, 11,98(a) 1. サバ.77 18 28 38,81 1,5 3, 4,5 34,31(b) 2.5 サバ.16 18 32 9,22 1,5 4,5 4,72(b) 72 時 間 1 月 ナルトビエイ.75 18 29 39,15 3, 3, 36,15(a) サバ.66 18 29 34,45 1,5 3, 4,5 29,95(b) ナルトビエイ.26 18 32 14,98 3, 3, 11,98(a) 2.5 漁 業 種 類 経 営 体 数 1 回 あたり サバ使 用 餌 重 量.16 (t) 総 使 用 18 餌 重 量 (t) 32 操 業 日 数 ( 日 9,22 ) 餌 の 1,5 総 重 量 (t) 3, 4,5 4,72(b) たこかご 25.3.75 15 11 表 1 かにかご 11.3 3.3 15 5 計 66 漁 業 種 類 経 営 体 数 1 回 あたり 使 用 餌 重 量 (t) 総 使 用 餌 重 量 (t) 操 業 日 数 ( 日 ) 餌 の 総 重 量 (t) たこかご 25.3-56-.75 15 11 かにかご 11.3 3.3 15 5 計 66 表 1 表 8 表 8 表 9 表 9
ナルトビエイのかご 漁 業 における 餌 料 としての 有 効 利 用 について 考 これまで,ナルトビエイの 餌 料 としての 活 用 は 検 討 さ れていなかったが, 今 回 の 試 験 では, 餌 としてナルトビ エイを 使 用 しても 対 象 とする 魚 種 が 漁 獲 され, 漁 獲 物 の 大 きさに 差 は 見 られなかったことから,サバ 餌 の 代 替 餌 としての 有 効 性 が 示 された たこかご 漁 業 の 試 験 では,サバ 餌 よりもナルトビエイ 餌 の 方 が 多 くのマダコが 漁 獲 され, 漁 業 収 益 も 倍 に 増 加 することから,サバ 餌 に 代 わる 主 餌 料 として 活 用 が 十 分 に 可 能 であると 考 えられた 一 方, 残 餌 指 数 はナル トビエイ 餌 がサバ 餌 より 有 意 に 高 かった このことはナ ルトビエイ 餌 の 餌 持 ちが 良 いことを 示 しており, 通 常 の 操 業 時 間 よりも 長 時 間 設 置 することも 可 能 であると 推 察 された と1 月 のかにかご 漁 業 の 試 験 において,24 時 間 試 験 ではサバ 餌 がナルトビエイ 餌 よりガザミが 有 意 に 多 く 漁 獲 され, 漁 業 収 益 もサバ 餌 の 方 が 高 く 試 算 された 一 方, では 両 餌 で 有 意 な 差 は 見 られなかったが, 漁 業 収 益 ではナルトビエイ 餌 の 方 が 高 く 試 算 された そ こで, 両 月 の と の 漁 業 収 益 を 比 較 するために, で 漁 業 収 益 の 高 かったサバ 餌 で の 操 業 を3 回 行 ったと 仮 定 した 金 額 は, が75,72 円, 1 月 が114,9 円 となり,ナルトビエイ 餌 を 用 いた72 時 間 試 験 の 漁 業 収 益 より,サバ 餌 を 用 いた の 方 が 高 くなった このため, と1 月 では 現 状 と 同 様 に サバ 餌 を 使 用 し, 投 入 後, 翌 日 に 回 収 する 方 が 効 率 的 で 察 現 状 と 同 様 の 操 業 手 法 が 効 率 的 であるが, はナルト ビエイ 餌 を 用 いて72 時 間 設 置 する 方 が 効 率 的 であること が 示 された この 手 法 であれば, 餌 代, 燃 料 代 の 節 減 に 加 え, 従 事 時 間 についても 通 常 の1/3に 削 減 可 能 であ ると 考 えられた 残 餌 指 数 については, 全 ての 月 でナルトビエイ 餌 がサ バ 餌 よりも 高 く,たこかご 漁 業 の 試 験 と 同 様 にナルトビ エイ 餌 の 餌 持 ちの 良 さが 示 された 今 回 の 試 験 において, の 各 餌 の 残 餌 指 数 が と1 月 より 高 かったこと は,ガザミの 摂 餌 量 は, 水 温 の 低 下 に 伴 い 徐 々に 減 少 す るためと 考 えられる 9) 21 年 度 の 調 査 点 での 底 層 水 温 は, が26.2,その 後 低 下 し, には2. を 示 しており( 図 5),この 期 間 にガザミの 摂 餌 量 も 減 少 し, 加 えて 水 温 の 低 下 に 伴 い 餌 の 腐 敗 も 少 なくなったことか ら, の 残 餌 指 数 は 高 かったと 思 われる 今 回 のかご 漁 業 における 代 替 餌 の 試 験 操 業 結 果 から, たこかご 漁 業 およびかにかご 漁 業 ともにナルトビエイ 餌 の 活 用 効 果 が 見 られた そこで, の 両 漁 業 で, 漁 業 者 が 実 際 に 使 用 しているサバ 餌 の 量 を 聞 き 取 りにより 試 算 し, 表 1に 示 した に 両 漁 業 者 が 使 用 しているサ バ 餌 の 量 は66t と 試 算 された この 量 は, 当 海 区 の 年 間 ナルトビエイ 駆 除 量 とほぼ 同 等 であり, 今 後,ナルトビ エイの 駆 除 量 分 をサバ 餌 の 代 わりに 利 用 できる 有 効 な 活 用 手 法 となるであろう たこかご 漁 業 とかにかご 漁 業 は 当 海 区 だけでなく, 各 海 区 で 行 われている 漁 業 であるこ とから, 他 海 区 での 利 用 も 可 能 と 推 察 された 当 海 区 の 駆 除 事 業 は,ナルトビエイが 多 く 来 遊 する 夏 期 が 中 心 であり,かご 漁 業 の 操 業 期 間 とは 数 ヶ 月 のずれ あると 考 えられた が 生 じる このため, 代 替 餌 として 普 及 を 図 っていくに 1 籠 あたり 漁 獲 のかにかご 漁 業 の 試 験 では,24 時 間 投 試 入 籠 験 数 および72 ( 籠 ) マダコ 単 価 ( 円 / 尾 ) 収 入 ( 円 ) 餌 代 ( 円 ) 燃 料 代 ( 円 ) 経 費 ( 円 ) 漁 業 収 益 ( 円 ) 餌 尾 数 ( 尾 ) (a)/(b) 時 間 試 験 ともナルトビエイ 餌 がサバ 餌 よりも a 多 く 漁 b獲 さ c A:a b c d e B:d+e C:A-B ナルトビエイ.29 18 2, 12,7 3, 3, 99,7(a) れ, 漁 業 収 益 も 高 く 試 算 サバされた 当 海.21 区 でかにかご 18 漁 業 2, 3 74,4 1,5 3, 4,5 69,9(b) の 操 業 が に 終 了 することは, 8) 本 試 験 における24 25 1 籠 あたり 時 間 試 験 の 漁 業 収 益 と 同 様,サバ 餌 を 用 いた 現 状 の 手 法 投 入 籠 数 ガザミ 単 価 餌 代 燃 料 代 経 費 漁 業 収 益 漁 獲 尾 数 2 設 置 時 間 試 験 実 施 月 餌 収 入 ( 円 ) ( 籠 ) ( 円 / 尾 ) ( 円 ) ( 円 ) ( 円 ) ( 円 ) (a)/(b) ( 尾 ) では 漁 業 収 益 が 低 いことが 要 因 として 伺 える そこで, a b 15 c A:a b c d e B:d+e C:A-B の と の ナルトビエイ.29 18 28 14,62 3, 3, 11,62(a) 漁 業 収 益 の 比 較 を 行 う.5 サバ.59 18 1 28 29,74 1,5 3, 4,5 25,24(b) ため,ナルトビエイ 24 餌 時 間 で24 時 間 1 の 月 ナルトビエイ.31 18 29 16,18 3, 3, 13,18(a) 操 業 を3 回 行 ったと 仮.3 サバ.82 18 5 29 42,8 1,5 3, 4,5 38,3(b) 定 すると,その 金 額 は8,28 円 11 であり, 月 ナルトビエイ.1 18 32 5,76 3, 3, 2,76(a) 同 餌 を 用 いた72 25.1 サバ.8 18 32 4,61 1,5 3, 4,5 11(b) 時 間 試 験 の 漁 業 収 益 11,98 円 が 上 回 った ナルトビエイ 以 上 のことか.75 18 28 37,8 3, 3, 34,8(a) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 1 月 12 月 1 月 2 月 3 月 1. サバ.77 18 28 38,81 1,5 3, 4,5 34,31(b) ら, 漁 獲 尾 数 が 多 72 い9 時 間 月 および1 1 月 は, ナルトビエイ 回 収 頻 度 の 高.75 い 18 図 52921 年 39,15 度 の 調 査 点 での 3, 底 層 水 3, 温 36,15(a) サバ.66 18 29 34,45 1,5 3, 4,5 29,95(b) ナルトビエイ.26 18 32 14,98 3, 3, 11,98(a) 2.5 サバ.16 18 32 9,22 1,5 3, 4,5 4,72(b) 表 1 のたこかご 漁 業 およびかにかご 漁 業 で 使 用 されるサバ 餌 の 総 重 量 底 層 水 温 ( ) 表 8 表 9 漁 業 種 類 経 営 体 数 1 回 あたり 使 用 餌 重 量 (t) 総 使 用 餌 重 量 (t) 操 業 日 数 ( 日 ) 餌 の 総 重 量 (t) たこかご 25.3.75 15 11 かにかご 11.3 3.3 15 5 計 66 表 1-57-
大 形 中 川 尾 田 石 谷 は,ナルトビエイを 冷 凍 保 存 する 貯 蔵 施 設 の 確 保 などを 検 討 をしていく 必 要 がある 文 献 1) 中 坊 徹 次. 日 本 産 魚 類 検 索 全 種 の 同 定 2 ( 中 坊 徹 次 編 ), 東 海 大 学 出 版 会, 東 京,2 2) 川 原 逸 朗, 伊 藤 史 郎, 山 口 敦 子. 有 明 海 のタイラギ 資 源 に 及 ぼすナルトビエイの 影 響. 佐 賀 県 有 明 水 産 振 興 センター 研 究 報 告 24;22:29-33. 3) 伊 藤 龍 星, 林 亨 次, 平 川 千 修. 豊 前 海 重 要 貝 類 漁 場 開 発 調 査 (5)バカガイの 大 量 発 生 とナルトビエイに よる 食 害 被 害. 平 成 18 年 度 大 分 県 農 林 水 産 研 究 セン ター 事 業 報 告 26;27-29. 4) 伊 藤 史 郎. 有 明 海 における 水 産 資 源 の 現 状 と 再 生. 佐 賀 県 有 明 水 産 振 興 センター 研 究 報 告 24;22: 69-8. 5) 山 浦 啓 治, 小 澄 千 尋, 広 瀬 茂.ナルトビエイの 利 用 加 工 技 術 の 開 発 試 験 -Ⅰ, 佐 賀 県 玄 海 水 産 振 興 セン ター 研 究 報 告 25;3:55-6. 6) 拓 植 圭 介, 鶴 田 裕 美, 吉 村 臣, 中 村 隆 俊, 高 橋 勝 利, 末 次 哲 也, 三 好 友 美, 永 尾 晃 治, 柳 田 晃 良.ナルト ビエイ 活 用 を 志 向 した 抗 メタボリック 症 候 群 ペプチ ドの 開 発. 佐 賀 県 工 業 技 術 センター 研 究 報 告 書 21;45-51. 7) 平 成 18 年 ~ 19 年 第 54 次 福 岡 農 林 水 産 統 計 年 報 水 産 編. 九 州 農 政 局 福 岡 農 政 事 務 所, 福 岡.26 ~ 27. 8) 池 浦 繁, 片 山 幸 恵, 藤 本 敏 昭. 豊 前 本 ガニ 育 成 事 業. 平 成 9 年 度 福 岡 県 水 産 海 洋 技 術 センター 事 業 報 告 1999;29-294. 9) 上 妻 智 行, 江 藤 拓 也, 佐 藤 利 幸, 長 本 篤. 豊 前 海 に おける 漁 業 生 産 構 造 と 漁 業 者 意 識. 福 岡 県 水 産 海 洋 技 術 センター 研 究 報 告 24;14:141-163. -58-