GCOE レポートシリーズ 18 号 の 刊 行 にあたって 水 都 大 阪 の 記 憶 を 掘 り 起 こすさまざまな 試 みが 行 われている 市 内 に 網 の 目 状 にはりめ ぐらされていた 河 港 都 市 の 生 命 である 運 河 の 埋 め 立 てと 港 湾 部 の 防 潮 堤 整 備 により 実 感 をながらく 有 せなかった 水 都 の 記 憶 の 再 生 を 大 阪 市 と 大 阪 府 あげておこないはじめた のが 水 都 大 阪 2009 の 各 イベントであった 都 市 の 重 合 する 歴 史 の 記 憶 を 掘 り 起 こすこ とは 都 市 への 愛 着 を 醸 成 するうえで 大 変 重 要 である 決 して 博 物 館 だけに 閉 じ 込 めない そうした 記 憶 を 実 際 の 空 間 で 共 有 できることは まさしく 都 市 文 化 享 受 の 真 髄 であろう 水 都 大 阪 2009 では 多 くのオーディエンスを 呼 び 大 阪 のもつ 特 に 水 都 の 魅 力 が 再 発 見 されるきっかけになったのではなかろうか 一 方 大 阪 の 水 辺 の 公 有 地 は 隠 れて 住 む 緊 急 避 難 的 に 住 む という 意 味 で 自 然 発 生 的 な 無 断 居 住 世 間 では 不 法 占 拠 バラック 居 住 の 場 であった 長 い 歴 史 を 有 している 淀 川 などの 河 川 敷 を 除 いて 脱 ホームレスの 支 援 により 急 速 にその 数 は 減 ったが 近 年 の 野 宿 生 活 者 のブルーテントもまさに 水 都 のもう 一 つの 景 観 であったのである 今 から 10 年 以 上 前 になるが 大 川 の 水 景 観 を 代 表 する 毛 馬 桜 ノ 宮 公 園 にも 多 くのブルーテントがあっ た 私 自 身 かつてこれらのテント 居 住 者 から ここも 不 法 占 拠 や わしらといっしょや と 聞 いたのが 本 レポートの 主 役 龍 王 宮 であった 本 レポートの 編 者 こりあんコミ ュニティ 研 究 会 のメンバーたちは 2009 年 2 月 から 2010 年 8 月 の 撤 去 までの 間 龍 王 宮 の 記 憶 を 記 録 するプロジェクト として 様 々なイベントを 通 してこの 龍 王 宮 の 存 在 を 世 にアピールすると 共 に その 歴 史 や 記 憶 を 紡 ぐ 作 業 を 行 ってきた 本 レポートは その 一 部 始 終 の 生 々しい 報 告 であるとともに もう 一 つの 水 都 大 阪 の 記 憶 をアーカイブ 化 する 都 市 史 の 欠 かせぬ 作 業 となっている なお 大 阪 市 立 大 学 都 市 研 究 プラザにとって 龍 王 宮 の 記 憶 を 残 すプロジェクト は 社 会 包 摂 を 研 究 のテーマに 掲 げた 第 3 ユニットが 全 面 的 に 支 援 する 対 象 であったが 2009 年 8 月 におこなわれた もうひとつの 水 都 大 阪 2009 龍 王 宮 プロジェクト 祝 祭 のイベ ントでは 文 化 創 造 を 掲 げる 第 2 ユニットとの 連 携 も 取 り 結 ばれた 本 書 にはそのコラボ レーションの 様 子 も 報 告 されており ぜひご 覧 いただきたい 大 阪 コミュニティ 財 団 による 助 成 金 ( 西 日 本 高 速 道 路 エリア パートナーズクラブ 地 域 活 性 化 支 援 基 金 B)をもとに こりあんコミュニティ 研 究 会 が 主 導 して この 報 告 書 が 都 市 研 究 プラザの 活 動 の 一 環 として 生 まれたことは プラザの 主 旨 からしても 大 変 意 義 深 いこ とと 考 えている あわせて GCOE 特 別 研 究 員 が 主 力 となっている 平 成 21-23 年 度 科 学 研 究 補 助 金 新 学 術 領 域 研 究 ( 研 究 課 題 提 案 型 ) ITACO による 新 しい 地 誌 学 の 創 生 と 地 域 の 人 縁 生 成 に 関 する 試 行 研 究 ( 課 題 番 号 :10514888 若 松 司 代 表 )も こうした 研 究 の 追 い 風 となったことも 記 しておく ( 文 責 水 内 俊 雄 ( 都 市 研 究 プラザ))
굿 クッ 굿 クッ 굿 クッ 굿 クッ
여 ヨ 러 ロ 분 ブン アンニョン ハ シム ニ ッカ 안 녕 하십니까
마지막 굿이 열리던 날 : 사쿠라노미야 용왕궁 이야기 전은휘
1934 年 大日本帝国陸地測量部地形図 1 25000 図幅名 大阪東北部 龍王宮 の記憶を記録するために 17
1974 年 2010 年 龍王宮 の記憶を記録するために 21
순 スン マク 막 순 スン トル ギ 돌기 순 スン マク 막 순 スン クン 꾼
얼 オル 레 レ 정 チョン 주 ヂュ モク 목 정 チョン 주 ヂュ 석 ソク 정 チョン 낭 ナン 낭 ナン 나 ナ 무 ム 정 チョン 살 サル 문 ムン ヂョン ポン プ リ 전 본풀이 チョンヂュシン 정주신 조 チョ ワンシン 왕신 문 ムン ヂョンシン 전 신
가 カ 름 ルム
하 ハ 인 イン 하 ハ 인 イン 양 ヤン バン 반 장 チャン 남 ナム
인 インブ 부
단 タン 골 ゴル 단 タン ゴル タンゴル 골 단골 단 タン ゴル 골 새 セ 마 マ 을 ウル ウンドン 운동
심 シム 방 バン 굿 クッ 승 スン ニム 님 어 オ 른 ルン 소 ソ 사 サ
심 シム 다 タ 영 ヨン ガム 감
한 ハン
현용준 각 유덕상 제주여성 문화유적 제주발전연구원 현용준 현용준 의 제주발전연구원 제주여성사 제주발전연구원 현용준 유덕상
전은휘 마지막 굿이 열리던 날 : 사쿠라노미야 용왕궁 이야기 플랫폼
本 レポートは 文 部 科 学 省 グローバルCOEプログラム 文 化 創 造 と 社 会 的 包 摂 に 向 けた 都 市 の 再 構 築 の 成 果 の 一 部 として 発 行 したものである