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別紙3

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自 分 にあった 健 康 保 険 を 見 つけよう! それぞれの 健 康 保 険 の 特 徴 を 踏 まえ 自 分 にあった 健 康 保 険 を 選 ぶようにしましょう! 今 までの 収 入 扶 養 家 族 の 有 無 によって どの 健 康 保 険 に 加 入 するとメリットがあるか 参 考 にし

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

Transcription:

浜 松 婦 科 がん 情 報 局 第 1 回 市 公 開 講 座 家 族 で 語 ろう 宮 頸 がん - 正 しく 知 りたいパピローマウィルスワクチン- 第 1 部 基 調 講 演 司 会 渡 辺 亨 ( 浜 松 オンコロジーセンター 腫 瘍 内 科 ) 家 族 で 語 ろう 性 のこと 講 師 島 園 ( 島 医 院 婦 科 ) ヒトパピローマウィルス(HPV)- 正 しく 知 ってワクチンを- 講 師 野 恒 夫 (クリニック ミズ ソフィア 婦 科 ) 第 2 部 パネルディスカッション あなたの 疑 問 になんでも 答 えます 司 会 中 理 ( 聖 隷 浜 松 病 院 産 婦 科 ) 島 園 ( 島 医 院 婦 科 ) パネリスト 野 恒 夫 (クリニック ミズ ソフィア 婦 科 ) 野 末 政 志 ( 聖 隷 浜 松 病 院 腫 瘍 放 射 線 科 ) 野 共 暁 ( 遠 州 病 院 産 婦 科 ) 安 達 博 ( 聖 隷 浜 松 病 院 婦 科 ) 雄 (クリニック ミズ ソフィア 婦 科 ) 番 匠 千 佳 ( 聖 隷 浜 松 病 院 がん 看 護 専 看 護 師 ) 第 1 部 基 調 講 演 司 会 渡 辺 亨 ( 浜 松 オンコロジーセンター 腫 瘍 内 科 ) 家 族 で 語 ろう 性 のこと 島 園 ( 島 医 院 婦 科 ) ヒトパピローマウィルス(HPV) - 正 しく 知 ってワクチンを- 野 恒 夫 (クリニック ミズ ソフィア 婦 科 ) 2 1

第 2 部 パネルディスカッション あなたの 疑 問 になんでも 答 えます 司 会 中 理 ( 聖 隷 浜 松 病 院 産 婦 科 ) 島 園 ( 島 医 院 婦 科 ) パネリスト 野 恒 夫 (クリニック ミズ ソフィア 婦 科 ) 野 末 政 志 ( 聖 隷 浜 松 病 院 腫 瘍 放 射 線 科 ) 野 共 暁 ( 遠 州 病 院 産 婦 科 ) 安 達 博 ( 聖 隷 浜 松 病 院 婦 科 ) 雄 (クリニック ミズ ソフィア 婦 科 ) 番 匠 千 佳 ( 聖 隷 浜 松 病 院 がん 看 護 専 看 護 師 ) 3 28 名 から40の 質 問 を 頂 きました ありがとうございました 使 したスライドはがん 情 報 局 のホームページで ご 覧 いただけます 同 じような 質 問 はまとめてお 答 えいたします 4 2

Q1 HPV(ヒトパピローマウィルス)は 免 疫 によって90%は 然 に 消 えていくと 聞 いています 宮 頸 がんワクチン 接 種 は 本 当 に 必 要 かどうか 先 の 解 を 伺 いたいで す 何 卒 よろしくお 願 いいたします ( 本 政 府 が 義 務 化 しようとしている 事 も 含 めて) HPVワクチンの 必 要 性 5 A1 宮 頸 がんワクチンの 接 種 は 必 要 です なぜなら ワクチンの 的 1. 個 の 疾 病 予 防 2. 社 会 の 疾 病 防 衛 宮 頸 がんは 1. ワクチン 接 種 での 予 防 効 果 が 約 70% 宮 頸 がんのリスクが70% 減 少 します 宮 頸 がんはワクチンのある 唯 のがんです 約 90%の のHPV 感 染 は 過 性 です でも あなたの 感 染 が 過 性 なのか そうでないのかはわかりません 2. 本 よりワクチン 接 種 開 始 が 先 している 諸 外 国 の データでは 宮 頸 部 の 前 がん 病 変 が 減 少 しています 6 3

A1 宮 頸 がんは ワクチン 接 種 での 予 防 効 果 が 約 70% 宮 頸 がん 検 診 はワクチン 接 種 の 有 無 に 関 わらず 必 要 です 7 Q2 宮 がんの 予 防 接 種 を 受 けることで どの 程 度 の 効 果 が あるのでしょうか? 宮 がんにならないために 予 防 接 種 以 外 にも 予 防 法 はありますか? HPVワクチンの 効 果 宮 がんの 予 防 法 8 4

A2 1 HPVに 感 染 したことのない 性 ではHPV16 型 18 型 に よる 宮 頸 がんをほぼ100% 予 防 できます 宮 頸 がんのうちHPV16 型 18 型 によるものは 約 70% といわれていますので 少 なくとも 宮 頸 がんになる 確 率 を 約 70% 減 らせます HPVの 型 16 型 18 型 その 他 約 70% 9 A2 2 HPV31 型 45 型 など 他 の 型 による 宮 頸 がんにも ある 程 度 予 防 効 果 があり 合 計 約 80%の 宮 頸 がんを 予 防 できると 考 えられます 10 20 年 は 効 果 が 持 続 すると 推 定 されています HPVの 型 16 型 18 型 その 他 約 80% 10 5

A2 3 若 年 者 に 限 れば 宮 頸 がんのうちHPV16 型 18 型 に よるものは 約 80%との 報 告 もあります 性 交 開 始 前 の 性 であれば 予 防 接 種 を 受 ければ 約 80% の 宮 頸 がんを 予 防 できると 考 えられます 11 A2 4 HPVは 主 に 性 交 により 感 染 します 予 防 接 種 以 外 の 予 防 法 としては 性 交 をしない しかありません コンドームでは 外 陰 部 の 膚 をすべて 覆 うことが できないのでHPVの 感 染 予 防 には 不 充 分 です 定 期 的 に 宮 頸 がん 検 診 を 受 けることで 宮 頸 がんに なる 前 の 状 態 で 発 できます 12 6

Q3-1 度 パピローマウィルスに 感 染 すると もう 予 防 接 種 を 受 けることは 不 可 能 なのでしょうか? HPVワクチンの 効 果 13 A3-1 現 在 本 で 接 種 可 能 な2 種 類 のワクチンは ともに 宮 頸 がん 発 症 の 最 の 危 険 因 である16 型 18 型 に 対 する 感 染 を 予 防 するものです 両 の 型 に 同 時 に 感 染 していることが 常 に 少 ないた め 仮 にワクチン 接 種 時 に16 型 に 感 染 していても 18 型 に 感 染 していなければ 接 種 の 意 義 はあると 考 えられます 14 7

A3-1 さらに 最 近 の 研 究 では 2 価 ワクチンにおいてハイリ スク 型 パピローマウィルスに 対 するワクチンの 有 効 性 は 16 型 18 型 のみならず 系 統 的 に 近 縁 にある31 型 33 型 45 型 58 型 に 対 してもある(クロスプロテ クション)と われています 15 A3-1 また 本 邦 の 産 婦 科 診 療 ガイドライン2011 やアメリカ における 予 防 接 種 勧 告 委 員 会 においても 宮 がん 検 診 で 異 常 が 認 められた 性 や 発 がん 性 (ハイリスク)パ ピローマウィルスに 感 染 している 性 もワクチン 接 種 の 対 象 から 除 外 する 必 要 はない としています これらの 性 に 対 しても まだ 感 染 していない 型 の 将 来 の 感 染 を 予 防 することが 期 待 できる 点 で 接 種 する 価 値 がある という スタンスです 16 8

Q3-2 男 性 がパピローマウィルスに 感 染 しているかどうかを 検 査 することは 可 能 でしょうか? 男 性 のHPV 感 染 17 A3-2 男 性 のパピローマウィルス 保 有 率 局 在 性 について 検 査 は 可 能 です しかし 検 査 の 意 義 は はっきりしていません 海 外 のデータでは 独 既 婚 を 問 わず 性 活 動 のある 般 的 な 男 性 のパピローマウィルス 保 有 率 を 調 べたところ 65%に 検 出 を 認 め ハイリスク 型 は 全 体 の12%であったとのことでし た (ただし 1 年 後 には 約 75%が 陰 性 になったそうです) また ウィルスは 様 々な 部 位 で 検 出 されており 多 く 検 出 され た 部 位 は 頭 陰 茎 陰 嚢 の 順 であったとされています 陰 茎 がんの 原 因 とも 考 えられているパピローマウィルスですが 検 査 の 意 義 は はっきりしていません 18 9

A3-2 男 性 のパピローマウィルス 保 有 率 局 在 性 について 健 康 男 性 におけるHPV 感 染 状 況 健 康 男 性 のHPV 検 出 率 各 年 齢 層 におけるHPV 検 出 率 19 A3-2 パピローマウィルスの 感 染 経 路 について パピローマウィルスは 膚 粘 膜 など 様 々なところ に 存 在 しており 性 活 動 ではコンドームの 使 をもっ てしても 感 染 予 防 にはなりません 般 的 な 性 活 を 送 っている 男 が 互 いに どのよう に 感 染 しあうのかを 調 べた 海 外 のデータによると 男 性 から 性 へも 性 から 男 性 へも ほぼ 同 率 で 感 染 していたようです 20 10

A3-2 パピローマウィルスの 感 染 経 路 について 感 染 の 予 防 は 困 難 男 間 におけるHPV 感 染 様 式 というよりも 感 染 は 特 別 なものではな く ありふれたもの であるという 認 識 が 必 要 でしょうか HPV Insights Vol.6より 21 Q4-1 多 くの は 知 らぬ 間 にウィルスに 感 染 し 発 病 しない と 聞 いた 事 があります そのような は 再 び 同 じウィルスで 発 病 することがある のでしょうか HPVによる 再 感 染 22 11

A4-1 HPVはとてもありふれたウイルスで 性 交 渉 の 経 験 のある 性 の 約 80%が 感 染 を 経 験 します 感 染 してもほとんどのウイルスは 然 に 消 失 するため がんにはなりません ウイルスが 消 失 せず 感 染 が く 続 くと がんになる 可 能 性 が あります ウイルスは 度 消 失 しても 何 度 でも 繰 り 返 し 感 染 するため その 度 にがんになる 可 能 性 が じます がんを 引 き 起 こす 可 能 性 のあるウイルスは15 種 類 あります 同 じ 型 の 再 感 染 あるいは 別 の 型 の 新 たな 感 染 でも 感 染 の 機 会 ごとにがんを 発 病 する 可 能 性 があります 23 A4-1 性 10,000 HPV 感 染 8,000 前 がん 病 変 80 がん 8 数 週 間 2 年 数 年 10 数 年 数 年 然 治 癒 90% 然 治 癒 5% 持 続 感 染 数 % HPV 感 染 = 宮 頸 がんの 発 病 ではありません 24 12

A4-1 HPV 感 染 から 発 がんまで 正 常 な 宮 頸 部 HPVウイルス HPV 感 染 HPVウイルス 宮 頸 がん 組 み 込 まれた ウイルスDNA 細 胞 と 共 異 常 増 殖 発 がんの 危 険 因 : 喫 煙 免 疫 不 全 など 25 A4-1 なぜ 何 度 でも 感 染 するの? HPVは 多 数 の 免 疫 回 避 機 構 を 有 する 上 内 でウイルスライフ サイクルが 完 全 に 成 する ウイルスが 中 に 侵 しない 細 胞 死 は 起 こらない 炎 症 を 起 こさない ウイルスタンパク 質 が 局 所 的 な 免 疫 抑 制 を 引 き 起 こす HPVは 敵 として 認 識 されて 攻 撃 されないように 上 に 潜 む 特 性 を 持 っています 26 13

A4-1 然 感 染 ではHPVに 対 する 抗 体 産 は 分 ではありません 然 感 染 では 抗 体 が 産 されない 性 が50% 以 上 いる 抗 体 が 産 されても その 抗 体 濃 度 は 低 い 抗 体 濃 度 が 低 いとHPVの 再 感 染 を 防 ぐ ことができない 場 合 がある 抗 体 = 武 器 HPVに 然 感 染 するだけでは 充 分 な 免 疫 は 得 られないので 感 染 の 機 会 があれば 繰 り 返 しHPVに 感 染 してしまいます 27 A4-1 がんを 引 き 起 こす 可 能 性 があるHPVウイルス: 16,18,31,33,35,45,52,58 型 など 計 15 種 類 A 16 消 失 16 がん B 16 消 失 18 がん C 16 消 失 18 消 失 58 がん 同 じ 型 でも 何 度 でも 感 染 し その 都 度 がんを 発 病 する 可 能 性 があります 発 がん 性 HPVのいずれかに 感 染 すると がんを 発 病 する 可 能 性 があります 28 14

Q4-2 宮 頸 癌 は 年 々 増 加 傾 向 にあるのでしょうか 発 症 する 年 齢 はどのくらいが 多 いですか 宮 頸 がんの 疫 学 29 性 部 位 別 罹 患 率 と 死 亡 率 部 位 別 罹 患 率 ( 対 10 万 当 たり) 部 位 別 死 亡 率 ( 対 10 万 当 たり) 乳 房 胃 結 腸 肺 肝 臓 直 腸 膵 臓 胆 嚢 胆 管 宮 頸 悪 性 リンパ 腫 宮 体 卵 巣 甲 状 腺 腎 など 膀 胱 膚 病 腔 咽 頭 道 多 発 性 髄 腫 9 位 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 肺 胃 結 腸 膵 臓 乳 房 肝 臓 胆 嚢 胆 管 直 腸 卵 巣 悪 性 リンパ 腫 病 腎 など 宮 頸 膀 胱 多 発 性 髄 腫 腔 咽 頭 道 宮 体 甲 状 腺 脳 中 枢 神 経 系 13 位 0 10 20 30 40 2006 年 2009 年 国 がん 研 究 センターがん 対 策 情 報 センター 30 15

宮 頸 がんの 年 齢 別 罹 患 率 と 死 亡 率 年 齢 別 罹 患 率 ( 対 10 万 当 たり) 年 齢 別 死 亡 率 ( 対 10 万 当 たり) 50 18 45 40 1985 16 14 1965 1985 35 30 25 20 15 12 10 8 6 2009 10 2006 4 5 2 0 0 80-84 70-74 60-64 50-54 40-44 30-34 20-24 10-14 0-4 80-84 70-74 60-64 50-54 40-44 30-34 20-24 10-14 0-4 国 がん 研 究 センターがん 対 策 情 報 センター 31 宮 頸 がんの 年 齢 別 罹 患 率 (2006 年 ) 30 25 20 15 10 5 0 85-80-84 75-79 70-74 65-69 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 15-19 10-14 5-9 0-4 国 がん 研 究 センターがん 対 策 情 報 センター 32 16

宮 頸 がんの 年 齢 別 罹 患 率 (1975 年 ~2006 年 ) 30 25 20 39 歳 以 下 40 歳 以 上 35-39 歳 80 70 60 50 15 40 10 30 5 30-34 歳 25-29 歳 20 10 0 1970 1980 1990 2000 2010 0 1970 1980 1990 2000 2010 国 がん 研 究 センターがん 対 策 情 報 センター 33 宮 頸 がんの 年 齢 別 死 亡 率 (1958 年 ~2009 年 ) 対 10 万 当 たり 対 10 万 当 たり 4 20 39 歳 以 下 40 歳 以 上 3 35-39 15 2 30-34 10 1 5 25-29 40-44 0 0 1950 1970 1990 2010 1950 1970 1990 2010 国 がん 研 究 センターがん 対 策 情 報 センター 34 17

Q4-3 宮 頸 癌 と 性 交 との 関 係 性 について 教 えて 下 さい 性 交 なしならば 頸 癌 にはなりにくい ならないのでしょ うか 性 交 回 数 相 の 数 が 多 ければ 多 いほど 発 症 しやす いのでしょうか 宮 頸 がんと 性 交 渉 35 A4-3 1 HPVは 主 に 性 交 により 感 染 します 性 交 なし なら 宮 頸 がんになりにくいことは 間 違 いありません 性 交 以 外 でもHPV 感 染 の 可 能 性 もあり 宮 頸 がんに ならないとは 断 できません 36 18

A4-3 2 性 交 相 の 男 性 の 数 が 多 いほどHPVに 感 染 する リスクが くなるといわれています 性 交 相 の 男 性 の 性 交 相 の 性 の 数 が 多 いほど HPVに 感 染 するリスクが くなるといわれています HPVに 感 染 するリスクが くなれば 宮 頸 がんを 発 症 する 可 能 性 が くなる 可 能 性 があります 37 Q4-4 HPVワクチンの 副 作 は100% 無 いのでしょうか ある としたら どんな 事 ですか (ウワサで 不 妊 症 になるこ とがあるときいたことがあります 本 当 でしょうか ) Q9 副 反 応 が 強 い( 吐 き 気 部 位 の 痛 みなど)と 聞 いたの で 接 種 を 悩 んでいます 38 19

Q10 腕 が 上 がらなくなると 聞 きました 部 活 に 影 響 するた め 供 が 受 けたがりません 接 種 した がいいですか? Q11 3 回 接 種 のうち 副 反 応 の 違 いはありますか? (1 回 より2 回 のほうが 痛 い など) HPVワクチンの 副 反 応 39 A4-4 HPVワクチンの 副 作 はほぼ100%に 認 められます ただし 副 作 のほとんどは 接 種 した 部 位 の 痛 み み 腫 れであり 他 のワクチン と 同 じと 考 えて 下 さい ( 例 えばインフルエンザワクチン) 注 射 した 部 位 の 痛 みや 腫 れは 体 が 分 な 免 疫 を 作 ろう と 働 いているために 起 こるものであり 配 ありません 40 20

A4-4 HPVワクチンの 主 な 副 作 注 射 した 部 位 の 痛 み み 腫 れ 疲 労 筋 の 痛 み 頭 痛 吐 き 気 嘔 吐 下 痢 腹 痛 関 節 の 痛 み など ワクチン 接 種 スケジュールの 変 更 を 必 要 とするほどの 副 作 は 認 められていません 41 A4-4 失 神 が 多 い? 失 神 ( 顔 蒼 めまい ふらつきな ど)はワクチン 接 種 だけでなく 採 や 献 でも 起 こります その 多 くは 接 種 に 対 する 不 安 で 緊 張 すること 接 種 後 に 緊 張 が 解 けること によって 起 こること が 原 因 です HPVワクチンは 特 別 痛 くはありません ほかのワクチン 接 種 や 採 と 同 じです リラックスして 受 けましょう 42 21

A4-4 不 妊 症 の 原 因 になる? ウソ このうわさは ワクチンに 含 まれている 添 加 物 (アジュバントや 乳 化 剤 )が 以 前 動 物 不 妊 ワクチンに 同 種 類 のものが 使 われていたり 殺 精 剤 と して 使 われていたため という 根 拠 から 出 たものと 思 われます アジュバント:ワクチンの 効 果 を める 免 疫 賦 活 剤 乳 化 剤 :ワクチンの 有 効 成 分 が 固 まらないようにする 安 定 剤 他 のワクチンや 医 薬 品 または 品 に 使 されています これら に 抗 ウイルス 作 やうわさの 元 となった 抗 精 作 は 全 くありません 43 A4-4 不 妊 症 の 原 因 にならない 根 拠 1 動 物 実 験 雌 ラットにヒトへの 投 与 量 の 約 60~300 倍 を 投 与 したが 交 尾 動 や 妊 娠 率 胎 児 の 存 や 胎 児 奇 形 に 対 する 影 響 は 認 めず 2 臨 床 試 験 もともとワクチン 接 種 は 妊 娠 が 判 明 すれば 接 種 しない あるいは 3 回 接 種 の6ヶ 間 は 妊 娠 を 避 けることになっているが 海 外 臨 床 試 験 において ワクチン 接 種 プロトコール 期 間 中 の 妊 娠 例 が 多 数 報 告 され 流 産 率 早 産 率 児 の 出 体 重 や 先 天 異 常 には 特 に 影 響 を 与 えず 妊 娠 に 対 する 悪 影 響 はないと 推 定 される HPVワクチンの 接 種 で 不 妊 症 になることはありません 44 22

A9 HPVワクチンの 副 反 応 接 種 後 1~5 局 所 の 痛 み 83 % 局 所 の 腫 れ 28 % 発 熱 6 % 吐 き 気 0.4 % (4 価 ワクチンデータより) 接 種 後 6~15 局 所 の 痛 み 1% 局 所 の 腫 れ 1% 局 所 反 応 は 時 的 副 反 応 はほとんどの に 認 められますが 接 種 スケジュール の 変 更 を 必 要 とするほどの 強 い 副 反 応 はありません 45 A10 腕 が 上 げにくくなるのは 注 射 した 部 位 の 筋 の 痛 みが 原 因 です 短 期 間 で 消 失 するため 配 ありません HPVワクチンはなぜ 筋 内 注 射? ワクチンを 直 接 筋 に 投 与 することで 強 な 免 疫 記 憶 を 成 させることができるため 海 外 では 筋 内 注 射 が 主 流 だから ちょっとした うちみ と 同 じです スポーツにはほとんど 障 はありません 46 23

A11 接 種 回 数 の 増 加 に 伴 う 副 反 応 の 発 現 率 の 上 昇 や 増 悪 はみ られなかった (2 価 ワクチン 承 認 時 データ) HPVワクチンは 特 別 なものではありません ほかのワクチン 接 種 と 同 じです 47 副 作 のまとめ HPVワクチンの 安 全 性 2 価 ワクチンおよび4 価 ワクチンともに ワクチン 接 種 と 直 接 の 因 果 関 係 のある 死 亡 例 は 報 告 されていません 今 年 8 に14 歳 の 中 学 2 年 が 2 価 ワクチン 接 種 2 後 に 停 呼 吸 困 難 状 態 で 発 され その 後 死 亡 が 確 認 された この 中 学 は 突 然 死 のリスクが い 室 頻 脈 発 作 の 基 礎 疾 患 を 持 っており ワクチンとの 明 確 な 因 果 関 係 は 認 められない と 厚 労 働 省 は 結 論 づけた HPVワクチンは 安 全 性 の いワクチンであると 結 論 できる ( 本 産 科 婦 科 学 会 ) 48 24

Q4-5 お 願 い 分 のいのちや 健 康 と 深 く 関 わってくる 問 題 なの で 性 交 について 性 感 染 症 について 宮 頸 癌 について 正 しく 理 解 し 納 得 して 接 種 することが 切 なのではないでしょうか まず 中 校 及 び 保 護 者 に 説 明 をするという 事 が 番 先 にくるべきではないでしょうか それをせず 無 料 だから!! 来 年 は 予 算 がないかも と 不 安 をあおっているような 感 じ をうけます パンフレットを 作 成 し 親 が 接 種 に 同 しなくても 受 ける 事 ができる 問 診 票 まで 全 員 配 布 し 無 理 やりにでも 受 けさせよ うとしているのには 少 々 疑 問 が 残 ります 中 にとっても 1 の 性 として 分 の と 体 を 分 で 守 るという 意 識 を める 良 い 機 会 になると 思 うので 順 をおってキチッとやってもらいたいと おもいます よろしくお 願 いしします HPVワクチンをめぐる 社 会 的 問 題 49 A4-5 ぜひ 今 の 講 座 のことを 題 材 にして 家 族 で 語 り 合 うことをおすすめします 正 しい 知 識 を 理 解 することはとても 重 要 です 12 歳 以 上 になれば と 同 様 の 理 解 ができ 分 で 意 思 決 定 できる があります お さんがきちんとした 知 識 を 得 たうえで HPVワク チンを 接 種 するかどうかの 決 定 ができるためには ご 家 族 の 援 が 切 です 50 25

A4-5 本 全 国 すべての 市 町 村 でHPVワクチンが 公 費 で 受 けられるわけではありません. 浜 松 市 は 公 費 で 受 けられます 公 費 対 象 の 詳 細 については 浜 松 市 ホームページ 参 照 ください 51 Q5 40 代 以 降 の がワクチン 接 種 について 質 問 されると 解 答 が 迷 うことがあります どう 答 えるのが 番 良 いのか 知 りたいです 40 歳 以 降 のHPVワクチン 接 種 52 26

A5 本 産 婦 科 医 会 では 11 14 歳 児 に 対 する 接 種 を 強 く 推 奨 していますが 15 45 歳 の 性 に 対 しても 第 の 接 種 対 象 として 推 奨 しています. 新 たなHPV 感 染 を 防 ぐ 効 果 が 期 待 できるため 45 歳 ま ではHPVワクチン 接 種 の 意 味 はあるといわれていま す. 53 A5 ただし HPVワクチンは 接 種 の 時 点 で すでに 感 染 しているHPVを 排 除 したり すでに 発 症 しているHPV 関 連 の 病 変 の 進 を 予 防 する 効 果 は 期 待 できないこと をご 説 明 ください. 宮 頸 がん 検 診 の 受 診 や 性 感 染 症 の 予 防 に 注 意 する などの 対 策 についてもご 説 明 ください. 54 27

Q6 中 学 1 年 の 娘 がいます ワクチンの 話 をする 際 sexの 話 抜 きには 話 せないと 感 じます 浜 松 市 では 中 学 2 年 に 講 座 をひらいているとききますが もっと 学 レベ ルで 性 の 話 ができる 環 境 作 りをしていってほしいと 感 じます なかなか 学 校 でsexの 話 ( 性 交 )をする 事 は ハードルが いです ( 現 場 でそのように 感 じま す )でも 実 際 供 はかなりの 知 識 があるのに おかしいですね HPVワクチンと 性 55 A6 HPVワクチンは 親 で 性 を 語 る 絶 好 の 機 会 です 親 から 娘 に 伝 えて 欲 しいこと にとって 性 為 は 切 ですてきなもの それで あなたという 切 な 命 が 始 まった 望 まない 妊 娠 と 性 感 染 症 と どちらにおいても 性 は 不 利 男 不 平 等 です 分 の 体 を 事 にしてほしい の 発 達 段 階 に 合 った 適 時 の 教 えが 切 です それは 学 校 だけではできません 56 28

Q7 検 診 を 受 けたことがないので 少 し 配 宮 頸 がん 検 診 57 宮 頸 がん 検 診 の 流 れ 受 診 予 約 受 付 問 診 表 記 問 診 検 診 が 理 と 重 ならないようにしましょう 問 診 表 には 理 周 期 結 婚 歴 の 有 無 妊 娠 出 産 および 授 乳 経 験 宮 がんにかかった 家 族 はいる か などを 記 します 問 診 表 に 基 づき お 話 を 伺 います 気 になる 症 状 など 何 でもお 気 軽 に 相 談 しましょう 内 診 細 胞 診 検 査 診 断 結 果 内 診 台 に 上 がった 状 態 で 婦 科 医 が 宮 頸 部 ( 宮 の り )をブラシな どで 軽 くこすって 細 胞 を 採 取 します 数 秒 で 終 了 します 痛 みはほとんど ありません 2 週 間 程 度 で 結 果 が 分 かります 58 29

定 期 的 に 宮 頸 がん 検 診 を 受 けましょう 宮 頸 がんは 検 診 により 早 期 に 発 することができます 検 診 により 宮 頸 がんによる 死 亡 を 減 らす 効 果 が 証 明 されています 宮 頸 がんは20 歳 代 で 急 激 に 増 えてい ます HPVワクチンの 接 種 に 加 えて 20 歳 か ら 1 年 に 度 定 期 的 な 検 診 を 受 ける ことをお 勧 めします 59 Q8 HPVワクチンは 現 在 2 種 類 が 接 種 可 能 ですが それぞれ の 特 徴 を 考 慮 したうえで 接 種 を 受 ける の 年 代 やライ フスタイルも 関 係 するかもしれませんが 婦 科 の 先 はどちらをより 推 奨 されますか? Q15 サーバリックスとガーダシル どちらを 接 種 したら いいですか? 60 30

Q20 サーバリックス ガーダシルの 違 いをお 教 えください 接 種 後 のワクチン 有 効 期 間 など(ガーダシルは 有 効 期 間 が5 年 程 なので 接 種 を5 年 毎 にする 必 要 がある とある 医 師 から 伺 ったことがあります ) Q25-2 認 可 されたワクチンが2 種 類 ありますが どのような 基 準 で 選 べばいいですか? 61 Q26 18 才 の 学 1 年 の 娘 に 宮 がんの 予 防 の 接 種 をうけさせ ように 思 います ( 費 で) 今 新 しいくすりと 以 前 からのもの(サーバリックス)と2 種 類 あると 思 いま す それぞれ 効 果 違 うと 思 いますが どちらをうけさせ たら 良 いか 迷 っています 新 しいものの は まだ 般 にあまりつかわれてないと 思 いますが 副 作 き いのでしょうか? 2 種 類 のHPVワクチンの 違 い 62 31

A8, 15, 20, 25-2, 26 本 で 最 初 に 使 可 能 となった サーバリックスは 宮 頸 が んから 最 も 頻 度 に 検 出 されるパピローマウィルス16 型 2 番 に 検 出 される18 型 の2タイプの 感 染 を 予 防 する2 価 ワクチンで す 次 に 使 可 能 となった ガーダシルは16 型 18 型 に 加 えて 尖 圭 コンジローマの 原 因 となる6 型 11 型 の 感 染 全 部 で4タイ プの 感 染 を 予 防 する4 価 ワクチンです ともに 海 外 100か 国 以 上 で 認 可 されている 感 染 性 のない 不 活 化 ワクチンであり 3 回 の 接 種 が 必 要 です 宮 頸 がんおよびそ の 前 がん 病 変 に 対 する 予 防 効 果 に 違 いはないとされています 63 A8, 15, 20, 25-2, 26 効 果 単 純 に2 価 ワクチン 4 価 ワクチンの 違 いであるとするなら ば 両 者 の 違 いは 4 価 ワクチンのガーダシルは 尖 圭 コン ジローマを 予 防 しうる という 点 といえます データ 上 現 在 のところは 宮 頸 がんの 予 防 という 点 で きな 違 いはありませんが 2 価 ワクチンのサーバ リックスにおいては 独 に 開 発 された 免 疫 増 強 剤 が 添 加 さ れている 点 が ガーダシルと 異 なっています より 期 間 効 果 が 持 続 する 可 能 性 が 指 摘 されています (サーバ リックス;8.4 年 間 ガーダシル;4 年 間 ) 64 32

尖 圭 コンジローマについて(1) 尖 圭 コンジローマとは パピローマウィルス6 型 あるいは11 型 の 感 染 によって 発 する 乳 頭 状 鶏 冠 (トサカ) 状 のイボで す 性 感 染 症 として 代 表 的 なものであり 潜 伏 期 は3 週 8か と われています パートナーも 同 時 に 罹 患 していることが 多 く お 互 いに 治 療 を わないと 感 染 しあうことになります(ピンポン 感 染 ) 治 療 法 は 外 陰 部 など 外 側 のものに 関 しては 塗 り 薬 (イミキモドクリーム)の 使 が 第 選 択 となっていますが 宮 頸 部 や 膣 内 の 病 変 には 外 科 的 切 除 レーザー 治 療 などが 必 要 になることもあります 尖 圭 コンジローマについて(2) 尖 圭 コンジローマは 性 感 染 症 の 種 で 良 性 のイボです 持 田 製 薬 ホームページより 33

尖 圭 コンジローマについて(3) 再 発 しやすいこと(25%は3か 以 内 に 再 発 )から 期 間 の 経 過 観 察 が 必 要 になります 喉 のイボ また 妊 娠 中 に 診 断 された 場 合 新 児 の 喉 頭 乳 頭 腫 症 (のどにイボ; 腫 瘤 の 形 成 を 認 める) 発 症 のリスク 回 避 の ためや きい 場 合 の 出 回 避 を 的 として 帝 王 切 開 分 娩 が われることもあります 命 を 脅 かすものではありませんが 期 にわたり 精 神 的 体 的 ストレスを じかねない 疾 患 といえます A8, 15, 20, 25-2, 26 理 屈 から えば 両 ワクチンの きな 違 いは ガーダシ ルは 尖 圭 コンジローマを 予 防 しうるという 点 であり 宮 頸 がんの 予 防 効 果 で 違 いがないのであれば ガーダシ ルを 勧 めるということになるでしょう ただし 独 開 発 された 免 疫 増 強 剤 が 付 加 されたサーバ リックスにおける 宮 頸 がん 予 防 の 効 果 持 続 期 間 の 優 越 性 が 確 かであれば サーバリックスを 勧 めるかもしれま せん ( 国 内 発 売 時 期 は 先 でも 国 際 的 発 売 時 期 は 後 ) 68 34

A8, 15, 20, 25-2, 26 現 時 点 で 両 ワクチンの 優 劣 を 直 接 較 した 試 験 は ありません 最 も 事 な 点 は 命 を 脅 かす 宮 頸 がんの 予 防 のた めにワクチンの 最 の 効 果 が 得 られるのは 性 動 が 始 まる 前 に 接 種 を うことです ワクチンの 流 通 の 状 況 もありますが 適 切 な 時 期 に ( 時 機 を 逸 することなく) 適 切 な 間 隔 で 接 種 を 完 遂 す ることが 重 要 と 考 えます 69 Q12 障 がいなどの 理 由 により 今 後 性 為 をする 可 能 性 は ないと 思 われても 接 種 する 必 要 はありますか? HPVワクチンの 必 要 性 70 35

A12 主 な 感 染 経 路 は 性 交 渉 ですが や 膚 を 介 しての 感 染 もあるといわれています. ワクチン 接 種 の 機 会 は 平 等 に 与 えられる 権 利 が あります. 性 交 渉 の 機 会 がないと 考 えられる にも 接 種 を おすすめします. 71 Q13 中 学 1 年 で 接 種 するのは 早 いのではありませんか? HPVワクチンの 接 種 時 期 72 36

A13 HPVワクチンの 接 種 時 期 1. ワクチンは ウィルス 等 に 感 染 する 前 に 接 種 すること により 抗 体 を 作 っておく 事 に 意 味 があります 2. HPVは 性 交 渉 で 感 染 します 3. 初 交 (sexual debut) 前 の 接 種 が 重 要 です 4. 今 本 の 初 交 年 令 (sexual debut)は 年 々 早 くなっ ています 次 のスライド 参 照 5. 世 界 的 な 考 え も sexual debut 前 の 12 才 を 中 に 公 費 接 種 が われています 73 中 学 校 の 初 交 経 験 率 ( 東 京 都 ) 3 中 1 74 37

ワクチン 接 種 が 推 奨 されている 年 齢 の 国 際 較 浜 松 市 優 先 接 種 対 象 12 才 キャッチアップ 接 種 対 象 松 本 光 司 : 産 婦 人 科 治 療. 97(3), 232 237, 2008 Q14 予 防 接 種 をしても 宮 頸 がん 検 診 は 受 けなくては いけないのですか? HPVワクチンと 検 診 76 38

A14 宮 頸 がんの 約 20 30%は 予 防 接 種 では 効 果 がなく 予 防 できません 宮 頸 がんは 早 期 発 が 切 です 20 歳 を 過 ぎたら 定 期 的 に 宮 頸 がん 検 診 を 受 けましょう 77 Q16 サーバリックスを3 回 接 種 した 後 費 でガーダシルを 接 種 できますか? HPVワクチンの 接 種 78 39

A16 費 なら 可 能 です 宮 頸 がんの 予 防 効 果 はかわらないでしょう 尖 圭 コンジローマの 予 防 効 果 が 期 待 できます 79 Q17 1 回 (あるいは2 回 )を 接 種 してから 次 の 接 種 まで の 間 隔 があいてしまいました どれくらいまでなら 丈 夫 でしょうか? HPVワクチンの 接 種 80 40

A17 接 種 間 隔 があいても 予 防 効 果 はかわりないと 考 えられ ていますが 充 分 な 効 果 を 得 るためには 間 隔 があいて も3 回 接 種 することが 重 要 です どこまで 間 隔 があい ても 良 いかというデータはありませんが 間 隔 があい ても1 回 から 打 ち 直 す 必 要 はないとされています 間 隔 が 短 すぎると 効 果 が 弱 くなる 可 能 性 があります 妊 娠 中 の 接 種 は 勧 められておらず 2 回 と3 回 の 接 種 の 間 に 妊 娠 が 判 明 した 場 合 には3 回 を 分 娩 後 に 接 種 します 81 けんしんくん 82 41

Q18 いつまで 有 効 か 確 かでないものを 接 種 させるのは 迷 います HPVワクチンの 効 果 83 Q18 HPVワクチンの 効 果 1. 臨 床 試 験 データとしては2010 年 7 現 在 接 種 後 8.4 年 までのデータが 存 在 するため この 期 間 に 関 してはHPV 16 型 /18 型 ともに い 抗 体 価 が 維 持 されることが 確 認 されています 次 のスライド 参 照 2. これらのデータから 統 計 モデルを 使 って 推 計 した 研 究 では 少 なくとも20 年 以 上 にわたり 効 果 が 期 待 され ると 推 測 されています 次 のスライド 参 照 84 42

HPV 16 然 感 染 の 13 倍 以 上 の 抗 体 価 約 8 年 HPV 18 然 感 染 の 11 倍 以 上 の 抗 体 価 約 8 年 85 統 計 モデル HPV 16 抗 体 価 20 年 間 維 持 約 20 年 HPV 18 抗 体 価 20 年 間 維 持 約 20 年 86 43

Q19 宮 頸 がんは 術 しなくても 放 射 線 治 療 で 治 ると 聞 きましたが 本 当 ですか? 宮 頸 がんへの 放 射 線 治 療 87 A19-1: 本 当 です しかし 術 でも 放 射 線 治 療 でも どちらでも 何 でも 良 いわけ ではありません あなたの 病 気 の 広 がりや きさ それぞれの 治 療 の いやすさ 他 に 緒 に ったほうが 良 い 治 療 など を 主 治 医 の 先 とよく 相 談 した 上 で 決 める 事 が 切 です 88 44

A19-2: がん が 宮 頸 部 のごく 部 にのみある 場 合 宮 体 部 卵 巣 病 巣 部 のみ もし くは 宮 のみを 術 すれば 良 いかも しれません 宮 頸 部 膣 89 A19-3: がん が 宮 頸 部 に 留 まっている 場 合 宮 体 部 卵 巣 宮 頸 部 膣 術 は 重 要 な 選 択 肢 ですが その 後 で 放 射 線 治 療 が 必 要 にな るかもしれません 術 を わない 場 合 でも 放 射 線 治 療 で 分 効 果 が 込 まれ る 場 合 もあります 90 45

A19-4: がん が 宮 頸 部 から ややはみ 出 ている 場 合 宮 体 部 卵 巣 宮 頸 部 膣 術 が 可 能 な 場 合 も 多 いですが その 後 に 放 射 線 治 療 が 必 要 になることが 多 いで す 従 って 最 初 から 放 射 線 治 療 (と 抗 がん 剤 )を 選 ぶ 場 合 もあ ります 91 A19-5: がん が 宮 頸 部 から きくはみ 出 ている 場 合 宮 体 部 卵 巣 宮 頸 部 膣 術 を っても が ん を 取 りきること ができないので 術 を わないで 放 射 線 治 療 と 抗 がん 剤 を うことが 般 的 で す 92 46

A19-6: がん の 状 態 によって 治 療 を 組 み 合 わせます 術 放 射 線 治 療 抗 がん 剤 何 かひとつ えばそれで 済 むわけではないことも 多 い どちらでも 良 いようでもその 法 がうまく えない 状 態 がある 最 初 に 主 治 医 の 先 と 良 く 相 談 することが 切 です 93 Q21 学 校 の 保 健 で 性 については いつ 頃 お 話 があるので しょうか?3 年 4 年 でも 理 が 始 まっているお さ んがいらっしゃいます 時 期 がだんだん 早 くなっている と 思 うのですが 供 たちに 親 としてはいつから 話 し 始 めたらいいのか 悩 んでいます の と 男 の への 説 明 の 仕 で 気 を 付 けた がいい 事 や どのように 話 したらいいのか 考 えてしまうとわけがわからなくなった しまって 困 ってます 何 か 良 いアドバイスがあった ら お 聞 きしたいので よろしくお 願 いします 学 への 性 教 育 94 47

A21 学 校 における 性 教 育 に 関 する 主 な 指 導 内 容 1, 2 年 : 分 の 成 友 達 と 仲 良 く 助 け 合 う 1 年 男 の と の がいる なかよくしていこう 2 年 男 の と の には 違 いがある ちゃんのもとをつくるところや ちゃんの 部 屋 があるから 互 いに 事 にしていこう 3, 4 年 : 育 ちゆく 体 とわたし 望 ましい 間 関 係 次 性 徴 : 体 の 変 化 初 経 と 精 通 の 変 化 5, 6 年 : 他 の 命 の 尊 厳 病 気 の 予 防 (エイズ HIV 感 染 症 ) 95 96 48

A21 浜 松 市 内 の 学 校 では4, 5 年 で 初 経 教 育 が われています 本 全 国 の 規 模 調 査 では 平 均 初 経 年 齢 は12.2 歳 です 100% 80% 60% 40% 20% 0% 初 経 発 来 率 6.7 25.4 58.3 83.4 95.2 98.8 学 4 年 学 5 年 学 6 年 中 学 1 年 中 学 2 年 中 学 3 年 第 13 回 全 国 初 潮 調 査 ( 阪 学 間 科 学 部 )H23 年 初 経 発 来 の 安 150 cm 体 重 40 kg 体 発 育 と 合 った 性 の 発 達 97 A21 初 経 をむかえたら 笑 顔 で よかったね 98 49

A21 99 A21 精 通 をむかえたら はずかしがることない ぞ パパもあったなあ これで 男 の 仲 間 りだ 100 50

Q22 婦 科 のがんは 何 が 原 因 でおこるのか 知 りたいです そしてその 原 因 をとりのぞくにはどのようなことをすれ ばいいのか 教 えて 下 さい 婦 科 がんの 原 因 と 対 策 101 A22 がんは 遺 伝 の 異 常 の 蓄 積 によって 起 こる 正 常 細 胞 分 裂 発 がん 物 質 ストレス たばこ ウィルス 感 染 過 剰 ホルモンなど 細 胞 増 殖 に 対 するアクセル ( 癌 遺 伝 )の 故 障 細 胞 増 殖 に 対 するブレーキ ( 癌 抑 制 遺 伝 )の 故 障 ブレーキ アクセル 修 理 機 能 (DNA 修 復 遺 伝 )の 故 障 が ん 51

A22 各 種 がんのリスク 因 宮 頸 がん 宮 体 がん 卵 巣 がん 他 の 宮 頸 部 感 染 症 肥 満 肥 満 低 年 齢 での 初 交 糖 尿 病 早 発 初 経 晩 期 閉 経 複 数 のSEX partner エストロゲンのみの 服 閉 経 後 10 年 以 上 のエストロゲン 投 与 多 産 婦 未 産 婦 未 産 婦 喫 煙 圧 妊 娠 に らない 排 卵 誘 発 胃 がん 腸 がん 等 の 家 族 歴 家 族 発 ( 親 等 内 ) 健 康 的 な 活 をおくることがリスクを 下 げる 運 動 事 ストレス 喫 煙 性 活 飲 酒 清 潔 妊 娠 52

Q23 放 射 線 の 外 部 照 射 と 内 部 照 射 の 違 いは?どのような 時 に 使 われるのでしょうか? 副 作 は? 放 射 線 治 療 105 A23-1 宮 頸 がんの 放 射 線 治 療 では 2 種 類 の 法 を 組 み 合 わせます 宮 と( 原 発 巣 ) 関 連 するリンパ 節 ( 所 属 域 )に 広 く 均 に 放 射 線 を 当 てる 外 照 射 宮 頸 部 ( 原 発 巣 )に 集 中 して 放 射 線 を 当 てる ために 膣 から 器 具 を れて う 腔 内 照 射 術 を わない 場 合 は 外 照 射 と 腔 内 照 射 そうして 多 くの 場 合 抗 がん 剤 も 必 要 になります 106 53

A23-2-1: 外 照 射 の 法 治 療 の 台 の 上 にじっと 寝 ているだけです 痛 くも 熱 くもなんとも 感 じません 1 1 回 15 分 平 毎 約 1ヵ 半 通 院 可 能 です 107 A23-2-2: 外 照 射 の 範 囲 ( 全 盤 領 域 ) 宮 ( 宮 頸 部 のがん) と 所 属 リンパ 節 領 域 膣 の 半 分 程 度 が 標 とする 範 囲 です 宮 の 周 りの 腸 や 膀 胱 に も 放 射 線 が 当 たります 少 し 広 い 範 囲 なので 副 作 が 強 くならないよう に 平 毎 少 しずつ ヵ 半 います 108 54

A23-2-3: 外 照 射 の 副 作 宮 リンパ 節 腸 宮 頸 部 のがんやリ ンパ 節 の 近 くの 腸 や 膀 胱 にも 放 射 線 が 当 たります 気 持 ち 悪 い だるい 下 痢 軟 便 時 に 頻 尿 放 射 線 の 量 が 限 られ ているので ほとん ど 時 的 です 肌 荒 れは 軽 度 です 109 A23-3-1: 腔 内 照 射 の 法 や 治 療 の 範 囲 婦 科 の 診 察 の 体 位 で います 膣 から 器 具 を れ ます 1 回 2 時 間 程 度 か かります 週 に1 回 です 全 部 で3 4 回 います 挿 入 放 射 線 が 出 る 範 囲 がんに 集 中 して 放 射 線 を 当 てます 膣 から れる 器 具 (タンデム&オボイド) 110 55

A23-3-2: 腔 内 照 射 の 副 作 100% 晩 期 合 併 症 直 腸 腸 膀 胱 50% 宮 に 常 に 近 い 場 所 にあ る 膀 胱 や 直 腸 にも 放 射 線 が 当 たります 従 って 様 々な 夫 が 必 要 になります 10% 111 A23-4: 術 をしない 放 射 線 治 療 のまとめ 外 照 射 ( 平 毎 1ヵ 半 )と 腔 内 照 射 ( 週 に1 回 2 時 間 )の 両 が 必 要 です 腔 内 照 射 では 後 になって 起 きる 副 作 ( 晩 期 障 害 )が 重 要 です 従 って 上 に 腔 内 照 射 ができない( がん の 状 態 によります) 場 合 には 治 り が 予 想 より 悪 かったり 副 作 が 多 めに 出 る 可 能 性 があります がん の 広 がりによっては 上 腹 部 のリンパ 節 領 域 に 外 照 射 ( 約 1ヵ 半 )が 必 要 な 場 合 があります 抗 がん 剤 の 治 療 が 必 要 な 場 合 があります 112 56

A23: 追 補 術 を った 後 で 予 防 的 な 放 射 線 治 療 が 必 要 な 患 者 さ んも 多 くいらっしゃいます その 部 をお 話 します 術 を った 後 の 放 射 線 治 療 の 法 113 A23-5: 術 後 には 強 度 変 調 放 射 線 治 療 腸 の 放 射 線 は 2/3 1/2に 減 少 術 後 には 宮 があった 近 くや 所 属 リンパ 節 領 域 に 放 射 線 治 療 ( 外 照 射 )がよく われ ます 副 作 の 中 とな る 腸 への 無 駄 な 放 射 線 を 減 らす 的 で 強 度 変 調 放 射 線 治 療 という 複 雑 な 治 療 を( 聖 隷 浜 松 病 院 では) っています 114 57

Q24 放 射 線 治 療 の 先 進 医 療 として 陽 線 重 粒 線 治 療 がありますが 婦 科 がんにはどちらが 効 果 的? また 治 療 の 違 いは? 特 殊 な 放 射 線 の 広 がり それぞれの 費 はどのくらいでしょうか? さまざまな 放 射 線 治 療 ここが 治 療 の 部 屋 です 115 A24-1:ちょっとその 前 に 放 射 線 治 療 報 道 への 誤 解 がん 細 胞 を 狙 い 撃 ち がん 細 胞 が 塊 を 作 っている 辺 りになるべく 集 中 して ピンポイントで がん に 放 射 線 を 当 てる がん の 塊 が2 3センチメートルと さいならば 1ミリメートルの 精 度 で 放 射 線 を 集 中 することができ る それより 広 ければ ピンポイントとは えません 正 常 な 細 胞 に 放 射 線 を 当 てることなく がん 組 織 から 離 れたところの 正 常 な 組 織 には 必 要 以 上 の 放 射 線 を 当 てることなく がん 組 織 の 発 地 に は がん 組 織 と 同 量 の 放 射 線 が 当 たります 116 58

A24-2: 粒 線 治 療 は 無 駄 です( 誤 解 を 恐 れずに ) 宮 頸 部 にのみ 放 射 線 を 当 てれば 良 いのではない 特 殊 な 放 射 線 ( 重 粒 線 )が 必 要 ながんの 種 類 ではない (さらに) 陽 線 の 場 合 には 効 果 が いわけではない 周 りの 腸 が がん のある 範 囲 に 密 接 している 粒 線 ( 重 粒 線 や 陽 線 )の 特 を 活 かした 放 射 線 の 当 て が 不 可 能 下 すると 腸 により きなダメージが ず る スケジュールも 変 えにくい 粒 線 治 療 は その 部 分 だけでも 腹 で 追 加 300 万 円 例 えば 聖 隷 浜 松 病 院 では 特 殊 な 治 療 を っても 額 10 万 円 程 度 ( 保 険 治 療 ) 117 Q25-1 私 には20 才 代 の 娘 が3 いるので ワクチンを 接 種 した いと 思 っていますが 費 を 考 えると 難 しい 状 態 です 現 在 市 では 無 料 クーポン 券 を 配 布 して 宮 頸 癌 の 検 査 をすすめていますが 受 診 率 は 何 パーセント 位 あるの でしょうか? 受 診 率 があまりにも 低 いのであれば その 分 ワクチンの 助 成 にまわせば ワクチンの 接 種 率 があが るのではないでしょうか 宮 頸 がん 検 診 118 59

A25-1 負 担 でのワクチン 接 種 は 計 3 回 の 接 種 で 約 50,000 円 の 費 がかかります 決 して 安 いワクチンとは えな いかも 知 れません しかし 本 では 毎 年 約 10,000 もの 性 が 新 たに 宮 頸 がんにかかっており 特 に 20~30 代 の 若 い 性 に 急 増 しています 若 い 世 代 の 性 が 宮 頸 がんにかかると 将 来 ちゃん を 産 んで 親 になる 切 な 機 会 が 奪 われてしまったり あるいは 若 くして 命 を 失 ったり 常 に 悲 しい 結 末 と なってしまうかも 知 れません 切 な 娘 さん 達 の 切 な 未 来 を 守 るため と 考 えて 頂 けたら 接 種 する 甲 斐 のあるワクチンだと 思 います 119 A25-1 子 宮 頸 がん 検 診 と 無 料 クーポン 券 がんを 早 期 に 発 するためには がん 検 診 を 受 けることが 有 効 ですが 検 診 受 診 率 は20% 程 度 と 低 いのが 現 状 です そこで 平 成 21 年 度 より 定 の 年 齢 に 達 した 性 に 宮 頸 がん 検 診 の 無 料 クーポン 券 が 配 布 されることになりました 宮 頸 がん 検 診 の 対 象 年 齢 は 20 歳 25 歳 30 歳 35 歳 40 歳 の 々です 120 60

A25-1 浜 松 市 のデータ( 無 料 クーポン 利 ) 宮 頸 がん 検 診 受 診 率 平 成 21 年 度 23.5% 平 成 22 年 度 29.4% 年 代 別 の 検 診 受 診 率 年 度 20 歳 25 歳 30 歳 35 歳 40 歳 平 成 21 年 度 10.2% 19.9% 26.9% 28.7% 26.2% 平 成 22 年 度 13.7% 27.5% 32.9% 34.2% 34.1% 無 料 クーポン 券 は 検 診 受 診 率 の 上 昇 に 寄 与 しているものの 主 要 先 進 国 なみの い 受 診 率 には 程 遠 い 状 況 です 121 A25-1 宮 頸 がんは 予 防 可 能 な 唯 のがんです 宮 頸 がん 予 防 HPVの 感 染 予 防 のために 宮 頸 がん 早 期 発 のために 宮 頸 がん 予 防 ワクチン 接 種 宮 頸 がん 検 診 ワクチンを 接 種 してもすでにHPVに 感 染 していたり 異 なる 型 の ウイルスに 感 染 したりして 宮 頸 がんが 発 症 する 可 能 性 があります 早 期 発 と 治 療 のために20 歳 を 過 ぎたら 定 期 的 に 宮 頸 がん 検 診 を 受 けるようにしましょう 122 61

Q25-3 ワクチンを 接 種 した 後 の 宮 頸 癌 の 検 査 ですが ワクチ ンを 接 種 していない と 同 じ 間 隔 で 年 に 回 必 要 です か? ワクチン 接 種 後 の 宮 頸 がん 検 診 123 A25-3 今 のところワクチンの 接 種 の 有 無 で 検 診 間 隔 を 変 更 するべきというデータはありません アメリカ 産 科 婦 科 学 会 (ACOG)では 過 去 3 回 の 宮 頸 がん 検 診 の 結 果 に 異 常 がなければ20 歳 代 は2 年 に1 回 30 歳 以 降 は3 年 に1 回 の 検 診 でも 充 分 としています 本 では 現 時 点 では 毎 年 の 検 診 を 勧 めています 124 62

Q27-1 1 宮 頸 がんと 宮 体 がんの 相 違 について 教 えてくださ い ( 診 断 治 療 法 など) 宮 頸 がんと 宮 体 がんの 違 い 125 宮 頸 がんと 体 がんの 発 部 位 Q27 子 宮 体 部 子 宮 頸 部 63

A27-1 宮 頸 がんと 体 がんの 相 違 宮 頸 がん 宮 体 がん 割 合 7 3 組 織 型 主 に 扁 平 上 癌 主 に 腺 癌 原 因 ウィルス ホルモン 他 の 原 因 もあり 多 発 地 域 アジア アフリカ 欧 診 断 法 頸 部 組 織 診 内 膜 組 織 診 治 療 法 術 放 射 線 抗 がん 剤 術 抗 がん 剤 ティール&ホワイトリボン ティール&ホワイトリボン ティールアンドホ ワイトリボン とは 宮 頸 がん 啓 発 活 動 のシンボル ティールとは 英 語 で コガモ を 表 しており コガモの 頭 から にかけての の を 表 してる 128 64

ティールリボンとピーチリボン 卵 巣 癌 宮 体 癌 129 Q27-2 2 婦 科 がんの 市 内 サポートグループ コミュニティの 情 報 を 知 りたいです 婦 科 がんのサポートグループ 130 65

A27-2 婦 科 がんのサポートグループ オレンジティ(URL: http://o-tea.org) 性 特 有 のがん( 宮 卵 巣 乳 がん)の 体 験 者 家 族 援 者 のため のサポートグループ 静 岡 県 という 地 域 に 根 ざした 顔 の えるサポートをしていきたい みかんとお 茶 =オレンジティ おしゃべりルーム( 部 中 部 東 部 )や 定 例 会 (リンパ 浮 腫 などの 講 演 会 )など スマイリー(URL: http://ransougan.e-ryouiku.net) 卵 巣 がん 体 験 者 ( 家 族 援 者 )の 会 会 員 専 のソーシャルネットワーキングサービスを 活 24 時 間 交 流 可 能 24 時 間 365 開 いているコンビニのような 患 者 会 131 Q28-1 < 定 期 検 査 について> 宮 頸 がんの 定 期 検 査 は 必 要 ですか? 必 要 であれば 何 歳 ぐらいから どれぐらいの 間 隔 で 必 要 ですか? 宮 体 がんの 定 期 検 査 の 必 要 性 についてもお 願 いします 宮 体 がんの 定 期 検 診 132 66

A28-1 宮 頸 がんの 約 20 30%は 予 防 接 種 では 効 果 が なく 予 防 できませんので 宮 頸 がんの 定 期 検 査 は 前 述 のとおり 必 要 です ワクチン 接 種 の 有 無 にかかわらず 20 歳 になった ら 毎 年 の 検 診 をお 勧 めします A28-1 宮 体 がんに 関 しては 宮 頸 がんのように 年 齢 及 び 期 間 を 限 定 した 定 期 検 診 の 考 え はありません 症 状 のある 性 は 婦 科 を 受 診 してください 1) 症 状 ; 50 歳 以 上 あるいは 閉 経 後 の で 6か 以 内 に 不 正 性 器 出 を 認 めた 2) 危 険 因 ; 未 婚 不 妊 初 婚 / 初 妊 年 齢 が い 妊 娠 / 出 産 回 数 が 少 ない 30 歳 以 降 の 経 不 規 則 エストロゲン 内 服 歴 糖 尿 病 既 往 圧 既 往 肥 満 など 67

Q28-2 < 検 査 部 位 法 について> 頸 がんは 綿 棒 様 のもので 宮 の 所 をぬぐって 検 査 ( 検 しない) 体 がんに 関 しては 検 を う この 部 位 によって 検 査 法 が 違 う 理 由 は? 宮 頸 がんと 宮 体 がんの 検 査 法 135 A28-2 宮 頸 がん 検 査 宮 頸 部 の 表 の 細 胞 をブラシなどの 器 具 で 軽 くこすり 取 る とても 簡 単 なものです 短 時 間 ですみますし 痛 みはほとんど ありません ブラシ ヘラ 綿 棒 を 使 します 細 胞 診 採 取 器 具 136 68

A28-2 宮 体 がん 検 査 細 胞 診 プラスチック 製 の 細 い 棒 状 の 器 具 で 宮 体 部 の 細 胞 を 擦 り 取 る 検 査 組 織 診 部 分 そうは: キュレットゾンデという 属 性 の 細 い 棒 の 先 に さな のある 器 具 を 宮 の 奥 に れて 組 織 の 部 をとります 全 そうは: 酔 が 必 要 となる 術 キュレットゾンデ 細 胞 診 の 検 査 器 具 拡 写 真 137 A28-2 宮 体 がん 検 査 宮 体 がん 検 査 は 宮 頸 がん 検 査 と 同 様 に 基 本 的 に は 細 胞 診 にて います 細 胞 診 は 組 織 診 と 較 して 検 査 費 が 安 く また 侵 襲 が 少 ない( 痛 みが 少 ない)ため 細 胞 診 断 の 精 度 の い 本 では 広 く われています しかし 宮 頸 部 細 胞 診 と 較 すると 診 断 が 難 しいこと や 海 外 では 組 織 診 が 般 的 であることより 組 織 診 の みを っている 医 療 機 関 もあります 138 69

Q28-3 不 正 出 で 受 診 医 師 より 何 もなさそうだが 念 のため に 体 がんの 検 査 をします と われました 腸 がんや 胃 がんの 検 の 場 合 潰 瘍 やポリープなどの 部 位 を 検 査 すると 思 いますが 何 もなさそうな 宮 体 部 のどの 部 分 を 検 するのですか? 宮 体 部 の 検 139 A28-3 宮 体 がん 検 査 宮 体 がん 検 査 は すべての 性 が 必 ず 受 ける 検 査 では ありません 検 査 を 受 けて 頂 きたい 性 は 以 下 の 々です 150 歳 以 上 もしくは 閉 経 後 で 不 正 出 のある 性 2 宮 体 がんのリスク 因 のある 性 で 不 正 出 のある 性 リスク 因 : 未 婚 不 妊 妊 娠 出 産 数 が 少 ない 経 不 順 肥 満 糖 尿 病 の 既 往 圧 の 既 往 乳 がん 治 療 薬 (タモキシフェン) 内 服 の 既 往 など 不 正 出 がある 性 は 要 注 意 です 140 70

A28-3 宮 頸 がんの 場 合 宮 頸 がん 検 査 は 眼 的 にあるいはコルポスコープ( 宮 頸 部 の 拡 鏡 )を 使 い 病 変 部 を ながら 細 胞 検 査 や 組 織 検 査 ができ ます また 胃 がんや 腸 がんも 同 様 に 内 視 鏡 を 使 った 検 査 になります 宮 体 がんの 場 合 内 診 やエコー 検 査 にて 病 変 の 有 無 や 宮 全 体 の きさ 形 を 把 握 した 上 で 直 接 病 変 部 が えない 状 態 で 検 査 を います 病 変 細 胞 のとりこぼしが 無 いように 宮 体 部 の 前 後 左 右 すべての 壁 から 細 胞 あるいは 組 織 をこすりとります 141 A28-3 質 問 された の 場 合 不 正 出 があり 受 診 内 診 エコー 検 査 では 明 らかな 異 常 所 なし しかし 診 断 を 確 定 するためには 細 胞 診 あるいは 組 織 診 断 が 必 要 と 判 断 何 もなさそうだが 念 のために 体 がんの 検 査 をします と う 判 断 になったのではないでしょうか 142 71

Q28-4 体 がんの 検 査 を 初 めて 受 けた 時 に 事 前 に 説 明 がなく 受 ける 側 も 頸 がんの 検 査 と 同 じ 感 じだと 思 い 検 査 に 挑 みま した 実 際 は 痛 みが 強 く 台 から 降 りることも かった その 後 出 があり 処 置 室 にナプキンも 置 いてなく2 度 い 思 いをして 処 置 室 を 出 ました 2 度 の 病 院 もあま り 説 明 がなく 現 在 通 院 している 病 院 は 分 から 先 に いました 頸 がん 体 がんの 検 査 の 事 前 説 明 はどのよう に っていますか?( 初 めての 頸 がんの 検 査 は 特 にとて も 緊 張 すると 思 いますので ) 宮 頸 がん 宮 体 がん 検 査 の 事 前 説 明 法 143 A28-4 宮 頸 がん 検 査 宮 頸 部 の 表 の 細 胞 をブラシなどの 器 具 で 軽 く こすり 取 るとても 簡 単 なものです 短 時 間 ですみますし 痛 みはほとんどありません 宮 体 がん 検 査 宮 の 奥 に 細 い 棒 状 の 管 を れるため 少 し 痛 みがあります 宮 の きさや 形 により 痛 みの 強 さは 異 なります また 検 査 後 数 少 量 出 することがあります しかし 検 査 によるものであり 配 はありません 144 72

A28-4 検 査 時 の がけ 検 査 を 始 めますよ 少 しチクッとしますよ 器 具 が りましたよ あとは 細 胞 をこすりとるだけですよ 番 つらいところは 終 わりましたよ あと5 秒 ぐらいで 終 わりますよ 検 査 を 実 況 中 継 することで あとどれぐらいの 時 間 どれぐらいの 痛 みがあるのかを 知 ってもらう を 抜 いて 楽 にしていて 下 さいね ゆっくり 深 呼 吸 していて 下 さいね 痛 みは 丈 夫 ですか? 気 分 は 悪 くないですか? 少 しでもリラックスして 検 査 をうけてもらう 決 して 無 理 はしない 145 Q28-4 体 がんの 検 査 を 少 しでも 痛 みなく 受 けるコツなどはあり ますか?( 瞬 のことですが できれば 少 なくしたい 初 めて 受 ける の 構 えとして ) 宮 体 がん 検 査 を 受 ける 構 え 146 73

A28-5 少 しでもリラックスして 受 けるようにしましょう HPVワクチンも 同 じですが 必 要 性 をきちんと 理 解 したうえで 受 けて 頂 いたら きっと 痛 みも 我 慢 できる のではないでしょうか 147 次 回 予 告 婦 科 がん 情 報 局 第 2 回 市 公 開 講 座 平 成 24 年 11 ごろ を 予 定 しております 皆 様 お 誘 いあわせの 上 ご 参 加 ください 148 74