(1) 事 業 実 施 報 告 書 詳 細 学 校 名 大 館 市 立 桂 城 小 学 校 時 間 数 場 所 概 要 活 動 記 録 ( 写 真 ) 対 象 者 の 反 応 1 教 室 1 大 館 市 の 現 状 を 知 1 人 口 減 少 子 高 齢 化 が 著 しいことを 知 2 将 来 消 滅 するかも 知 れないことに 気 づく 8 教 室 2 大 館 市 について 調 べ 1 インターネットや 資 料 で 大 館 市 につ いて 調 べ 2 大 館 市 には 他 県 に 自 慢 できるものが たくさんあること に 気 づく 大 館 市 3 自 慢 できるものに ついて 詳 しく 調 査 す 1 現 地 調 査 をす 忠 犬 ハチ 公 > 誕 生 祭 に 参 加 し 忠 犬 ハチ 公 への 理 解 を 深 め 大 館 樹 海 ドーム 大 館 産 の 秋 田 杉 を 使 用 した 世 界 最 大 級 の 木 造 ドームを 見 学 す 大 文 字 祭 り 大 館 最 大 のイベント に 参 加 す 観 光 協 会 の 人 の 講 話 インターネットで 調 査 忠 犬 ハチ 公 誕 生 祭 に 参 加 大 館 樹 海 ドーム 見 学 大 文 字 祭 り 参 加 秋 田 県 が 人 口 減 少 率 少 子 高 齢 化 率 日 本 一 で あ る こ とに 驚 いていた 大 館 市 が 消 滅 する か も 知 れ な い こ と に シ ョ ッ ク を 受 けていた 大 館 市 には 全 国 に 誇 れ る も の が た く さ ん あ る こ とに 気 づ く こ と ができた 全 国 に 誇 れるもの を 詳 し く 調 べ る ために 見 学 に 行 ったり 詳 しい 人 の 話 を 聞 い た り することにした ハチ 公 誕 生 祭 に 参 加 し ハチ 公 が 大 館 の 人 に 親 し ま れ て い る こ と を 知 った 樹 海 ドームでは 以 前 はSMAP 等 の コ ン サ ー ト が 行 わ れ て い た こ とに 驚 いていた 全 員 で 大 文 字 踊 り に 参 加 大 館 愛 を 育 んだ - 1 -
2 専 門 家 の 話 を 聞 く 大 館 曲 げわっぱ 大 館 曲 げわっぱ 協 会 理 事 長 の 話 を 聞 く きりたんぽ きりたんぽ 鍋 で 有 名 な 料 亭 北 秋 クラブ 社 長 の 話 を 聞 く 比 内 鶏 ( 比 内 地 鶏 ) 駅 弁 鶏 飯 弁 当 で 有 名 な 花 善 社 長 の 話 を 聞 く 4 教 室 3 大 館 を 活 性 化 する 方 法 を 考 え 1 話 し 合 いで 大 館 市 の 観 光 パンフレッ トを 作 成 すること にな 2 修 学 旅 行 先 ( 函 館 市 )で 配 布 すること にな 4 修 学 旅 行 班 で 大 館 のパンフレットを 作 成 す 2 函 館 市 5 修 学 旅 行 先 ( 函 館 市 )で 大 館 をアピー ルす 1 修 学 旅 行 先 での 自 分 たちの 行 動 で 大 館 をアピールす 2 修 学 旅 行 先 で 作 成 したパンフレット を 配 布 す 伝 統 工 芸 士 の 講 話 花 善 社 長 の 講 話 話 し 合 いの 様 子 パンフレット 作 成 の 様 子 修 学 旅 行 結 団 式 パンフレット 配 布 曲 げわっぱには 長 い 歴 史 があり 引 き 継 が れ て き た ことを 知 った わたしたちの 身 近 にある きりたん ぽ と 比 内 地 鶏 が 全 国 的 に 有 名 であり 地 域 活 性 化 戦 略 の 中 心 に な っ て い る こ と を 知 った 消 滅 するかも 知 れ な い 大 館 を 活 性 化 するために わ た し た ち に でき る ことに つ い て 話 し 合 った 大 館 の よ さ を ア ピ ー ル す る こ と に な った アピールの 場 とし て 修 学 旅 行 を 活 用 す る こ と に な った 修 学 旅 行 結 団 式 で 自 分 たちの 行 動 で 大 館 のよさをアピ ールすることを 誓 い 合 った 修 学 旅 行 先 ( 函 館 市 )で 自 分 たち で 作 成 したパンフ レットを 配 布 し 大 館 に 来 てもらう よう 呼 びかけた - 2 -
完 成 した 観 光 パンフレット (2) 学 習 指 導 案 ( 計 画 段 階 の 指 導 案 ( 修 正 版 でも 可 )) 指 導 にあたり 作 成 された 書 類 で 下 記 の 項 目 に 含 まれているもので 構 いません 様 式 は 不 問 下 記 は 一 例 その 他 授 業 実 施 に 作 成 された 資 料 等 添 付 してください 学 習 指 導 案 ( 計 画 段 階 の 指 導 案 ) 単 元 名 地 域 景 観 プランナーになろう ( 全 8 時 間 ) ~ふるさと 大 館 のよさを 発 信 しよう~ 学 習 のねらい 1 ふるさと 大 館 の 景 観 歴 史 建 物 お 店 人 等 を 調 べることで ふるさ とへの 愛 着 心 を 育 て 2 ふるさと 大 館 の 現 状 を 把 握 し 自 分 たちの 力 で 活 性 化 しようとする 意 欲 を 持 たせ 学 習 内 容 1 大 館 市 の 現 状 を 知 ( 出 会 う) 2 大 館 市 の 調 査 をす( 発 見 する) 3 大 館 市 のパンフレットやチラシを 作 成 す( 考 える) 4 修 学 旅 行 先 ( 函 館 市 )で 大 館 をアピールす( 発 信 する) 参 考 資 料 社 会 科 副 読 本 わたしたちの 大 館 市 大 館 市 勢 要 覧 観 光 パンフレット 準 備 品 デジタルカメラ ビデオカメラ プロジェクター 地 域 の 地 図 筆 記 用 具 等 実 施 場 所 等 教 室 大 館 市 内 函 館 市 内 ( 北 海 道 ) 協 力 施 設 大 館 市 役 所 大 館 駅 秋 田 犬 会 館 大 館 樹 海 ドーム 大 館 市 立 図 書 館 大 館 郷 土 博 物 館 秋 田 三 鶏 記 念 館 大 館 曲 げわっぱ 体 験 工 房 等 協 力 者 観 光 協 会 理 事 長 曲 げわっぱ 協 会 理 事 長 駅 弁 花 善 社 長 等 - 3 -
学 習 の 流 れ 時 間 学 習 活 動 教 師 の 指 導 評 価 1 1 大 館 市 の 現 状 を 知 人 口 減 少 子 高 齢 化 が 著 しい ことを 知 将 来 消 滅 するかも 知 れない ことに 気 づく 2 2 大 館 市 の 調 査 をす 大 館 市 の 他 県 に 自 慢 できるも の( 歴 史 景 観 等 )をインタ ーネットや 資 料 で 調 べ 調 べたことを 発 表 し 合 い 共 有 化 す 4 3 大 館 市 を 活 性 化 する 方 法 を 考 え 他 県 に 自 慢 できるものを 活 用 し て 大 館 をアピールする 方 法 に ついて 話 し 合 う 大 館 市 をアピールする 観 光 パン フレット 等 を 作 成 す 1 4 修 学 旅 行 先 ( 函 館 市 )で 大 館 をアピールす 修 学 旅 行 先 で 作 成 したパン フレットを 配 布 す 修 学 旅 行 先 での 行 動 で 大 館 を アピールす 秋 田 県 の 人 口 予 想 図 を 提 示 し 活 動 への 意 欲 ( 観 秋 田 県 の 人 口 が 急 激 に 減 少 し 察 ) ていることに 気 づかせ 秋 田 県 は 人 口 減 少 率 少 子 高 齢 化 率 で 日 本 一 であり 大 館 市 は 消 滅 可 能 性 都 市 であ ることを 知 らせ 自 分 たちで 調 べることによっ 課 題 追 求 能 力 ( 観 て 大 館 市 には 他 県 に 誇 れ 察 ) るものがたくさんあることに 気 づかせ 他 県 に 自 慢 できるものとして 忠 犬 ハチ 公 大 館 樹 海 ドー ム 大 文 字 祭 り 大 館 曲 げわ っぱ きりたんぽ 比 内 地 鶏 を 取 り 上 げたい 学 区 内 にあるものについては 実 際 に 見 学 させたい 自 分 たちで 調 べたことを 生 か 表 現 力 ( 作 品 ) して 活 性 化 する 方 法 を 考 え させるようにしたい 活 動 として 大 館 観 光 パンフ レットづくり 修 学 旅 行 での アピールが 予 想 され 修 学 旅 行 班 で 協 力 し 合 って パンフレットを 作 成 させ 修 学 旅 行 先 で 大 館 観 光 パン コミュニケーショ フレットを 配 布 することをき ン 能 力 ( 観 察 ) っかけに 大 館 をアピールす ることで 地 元 の 人 や 観 光 に 来 ている 人 との 交 流 を 深 めさ せたい 自 分 たちのよい 行 動 が 大 館 を アピールすることになること に 気 づかせたい - 4 -
< 留 意 点 > (1) 実 施 にあたり 工 夫 した 点 景 観 まちづくり 学 習 を 通 して ねらいである 景 観 に 関 心 を 持 ち 良 好 な 景 観 まちづくり に 関 わる 意 識 を 持 った 人 づくり を 達 成 することは 勿 論 のこと 子 どもたち 一 人 一 人 を 人 と して 成 長 させたいと 考 えて 実 践 した グループ 作 りは 普 段 の 学 校 生 活 で 活 動 している 生 活 班 ではなく 修 学 旅 行 をより 有 意 義 な ものにすることをねらって 修 学 旅 行 グループとした 子 どもたちは この 活 動 と 修 学 旅 行 を 通 して 大 きく 成 長 した (2) 実 施 にあたり 苦 労 した 点 この 事 業 を 実 施 するにあたり ふるさと 大 館 への 愛 着 心 を 育 てること 自 分 たちの 力 でふ るさと 大 館 を 活 性 化 しようとする 意 欲 を 持 たせること の2つをめあてに 設 定 した 1つ 目 の ふるさと 大 館 への 愛 着 心 を 育 てること は 十 分 に 達 成 できたが 2つ 目 の 自 分 たちの 力 で 大 館 を 活 性 化 しようとする 意 欲 を 持 たせること は 短 い 時 間 では 難 しいと 感 じた たくさんの 施 設 を 見 学 したことによって 見 学 施 設 との 日 程 調 整 や 打 合 せ 等 に たいへ んな 時 間 と 労 力 を 要 した (3) 児 童 の 反 応 この 学 習 の 導 入 で 観 光 協 会 の 理 事 長 さんから 大 館 市 は 将 来 消 滅 するかもしれない と いう 話 を 聞 いたときの 子 どもたちの 驚 きは 大 変 なものであった その 驚 きが ふるさと 大 館 への 愛 着 心 を 育 て 学 習 への 意 欲 につながったように 思 う 子 どもたちは ふるさと 大 館 の 活 性 化 について 真 剣 に 考 え 観 光 パンフレットを 心 を 込 めて 作 成 し 修 学 旅 行 先 ( 函 館 市 ) で 大 館 を 一 生 懸 命 アピールしていた 自 分 たちのよい 行 動 で ふるさと 大 館 をアピールしたいという 発 想 と 取 り 組 みがとても よ かったと 思 う 子 どもたちは 修 学 旅 行 中 大 館 の 親 善 大 使 にでもなったように 行 動 し 大 館 をアピールしていた そして 修 学 旅 行 を 通 して 一 人 一 人 が 大 きく 成 長 できた (4) 担 当 教 諭 及 び 担 当 外 教 諭 の 変 化 学 級 担 任 2 名 ( 市 外 出 身 者 ) 担 任 外 教 諭 2 名 ( 地 元 出 身 者 )によるTT 指 導 で 授 業 を 行 った 指 導 者 自 身 が 大 館 の 歴 史 や 文 化 地 域 を 知 るよい 機 会 となった 今 後 学 んだことを 各 教 科 の 地 域 素 材 の 教 材 化 等 に 生 かしていけそうであ 今 回 の 学 習 では たくさんの 施 設 や 専 門 家 の 方 に 協 力 をいただいた 打 合 せや 当 日 の 調 査 協 力 で 地 域 の 方 や 専 門 家 の 方 とかかわることによって 学 校 と 地 域 の 連 携 が 深 まった (5) 今 後 の 課 題 と 取 り 組 み 児 童 の 思 考 過 程 と 指 導 内 容 との 関 連 付 けから 留 意 すべき 事 項 等 昨 年 度 まで 景 観 まちづくり 学 習 を 社 会 科 や 総 合 的 な 学 習 と 関 連 させて 実 践 してきたが 今 年 度 は さらに 学 校 行 事 ( 修 学 旅 行 )とも 関 連 させて 行 うことができた 今 後 も 継 続 して 実 践 範 囲 を 広 げていきたい 景 観 まちづくり 学 習 を 継 続 して 取 り 組 むことで 子 どもたちや 保 護 者 が 自 分 たちの 住 ん でいる 地 域 を 見 直 すきっかけにしていきたい - 5 -