騒 音 振 動 関 係 法 令 の 概 要 H28.7 ( 工 場 事 業 場 の 規 制 基 準 ) 騒 音 規 制 法 p1~p5 振 動 規 制 法 p6~p7 特 定 工 場 における 公 害 防 止 組 織 の 整 備 に 関 する 法 律 p8~p9 福 岡 県 公 害 防 止 等 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 条 例 p10~p11 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 p12 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 では 工 場 及 び 事 業 場 の 事 業 活 動 に 伴 って 発 生 する 騒 音 振 動 の 発 生 を 規 制 しており 工 場 及 び 事 業 場 に 設 置 される 施 設 のうち 著 しい 騒 音 振 動 を 発 生 する 施 設 を 特 定 施 設 として 規 制 を 行 っています また 福 岡 県 公 害 防 止 等 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 条 例 で 騒 音 規 制 法 の 規 模 要 件 に 該 当 しない 小 規 模 の 施 設 についても 騒 音 に 係 る 特 定 施 設 として 位 置 づけ 騒 音 の 規 制 を 行 っています なお 特 定 工 場 における 公 害 防 止 組 織 の 整 備 に 関 する 法 律 により 製 造 業 等 で 一 定 規 模 以 上 の 騒 音 振 動 発 生 施 設 を 設 置 している 工 場 には 公 害 防 止 管 理 者 等 を 設 置 することが 義 務 づけられています Ⅰ 騒 音 規 制 法 ( 昭 和 43 年 6 月 10 日 法 律 第 98 号 最 終 改 正 平 成 26 年 6 月 18 日 法 律 第 72 号 ) Ⅰ-1 届 出 が 必 要 な 特 定 施 設 ( 法 施 行 令 別 表 第 1) 特 定 施 設 の 種 類 規 模 要 件 等 1 金 属 加 工 機 械 イ 圧 延 機 械 原 動 機 の 定 格 出 力 の 合 計 が22.5kw 以 上 のもの ロ 製 管 機 械 ハ ベンディングマシン ロール 式 で 原 動 機 の 定 格 出 力 が3.75kw 以 上 のもの ニ 液 圧 プレス 矯 正 プレスを 除 く ホ 機 械 プレス 呼 び 加 圧 能 力 が294キロニュートン 以 上 のもの ヘ せん 断 機 原 動 機 の 定 格 出 力 が3.75kw 以 上 のもの ト 鍛 造 機 チ ワイヤーフォーミングマシン リ ブラスト タンブラスト 以 外 のものであって 密 閉 式 のものを 除 く ヌ タンブラー ル 切 断 機 といしを 用 いるもの 2 空 気 圧 縮 機 及 び 送 風 機 原 動 機 の 定 格 出 力 が7.5kw 以 上 のもの 3 土 石 用 又 は 鉱 物 用 の 破 砕 機 原 動 機 の 定 格 出 力 が7.5kw 以 上 のもの 摩 砕 機 ふるい 及 び 分 級 機 4 織 機 原 動 機 を 用 いるもの 5 建 設 用 資 材 製 造 機 械 イ コンクリートプラント 気 ほうコンクリートプラントを 除 き 混 練 機 の 混 練 容 量 が 0.45m 3 以 上 のもの ロ アスファルトプラント 混 練 機 の 混 練 重 量 が200kg 以 上 のもの 6 穀 物 用 製 粉 機 ロール 式 で 原 動 機 の 定 格 出 力 が7.5kw 以 上 のもの 7 木 材 加 工 機 械 イ ドラムバーカー ロ チッパー 原 動 機 の 定 格 出 力 が2.25kw 以 上 のもの ハ 砕 木 機 ニ 帯 のこ 盤 製 材 用 : 原 動 機 の 定 格 出 力 が15kw 以 上 のもの 木 工 用 : 原 動 機 の 定 格 出 力 が2.25kw 以 上 のもの ホ 丸 のこ 盤 製 材 用 : 原 動 機 の 定 格 出 力 が15kw 以 上 のもの 木 工 用 : 原 動 機 の 定 格 出 力 が2.25kw 以 上 のもの ヘ かんな 盤 原 動 機 の 定 格 出 力 が2.25kw 以 上 のもの 8 抄 紙 機 9 印 刷 機 械 原 動 機 を 用 いるもの 10 合 成 樹 脂 用 射 出 成 形 機 11 鋳 型 造 型 機 ジョルト 式 のもの - 1 -
Ⅰ-2 規 制 基 準 (1) 地 域 の 指 定 ( 法 3 条 ) 特 定 施 設 を 設 置 する 工 場 又 は 事 業 場 ( 特 定 工 場 等 という)において 発 生 する 騒 音 について 規 制 する 地 域 として 市 長 によって 指 定 された 地 域 を 指 定 地 域 といいます 本 市 の 場 合 福 岡 空 港 を 除 く 市 内 全 域 が 指 定 地 域 になっています 指 定 地 域 ( 平 成 9 年 3 月 31 日 福 岡 市 告 示 第 74 号 最 終 改 正 平 成 27 年 3 月 30 日 福 岡 市 告 示 第 113 号 ) 区 域 の 区 分 用 途 地 域 等 第 1 種 区 域 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 2 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 1 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 2 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 2 種 区 域 主 として 第 1 種 住 居 地 域 第 2 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 近 隣 商 業 地 域 ( 容 積 率 200%) 市 街 化 調 整 区 域 第 3 種 区 域 主 として 近 隣 商 業 地 域 ( 容 積 率 300%) 商 業 地 域 準 工 業 地 域 第 4 種 区 域 主 として 工 業 地 域 工 業 専 用 地 域 除 外 地 域 福 岡 空 港 ( 備 考 ) 図 面 は 環 境 局 環 境 保 全 課 に 備 え 縦 覧 に 供 しています (2) 規 制 基 準 ( 法 4 条 ) 特 定 工 場 等 において 発 生 する 騒 音 の 特 定 工 場 等 の 敷 地 境 界 における 大 きさの 許 容 限 度 をいい 時 間 の 区 分 及 び 区 域 の 区 分 ごとの 規 制 値 が 定 められています 特 定 工 場 等 の 騒 音 の 規 制 基 準 ( 平 成 9 年 3 月 31 日 福 岡 市 告 示 第 74 号 ) 区 域 の 区 分 朝 6 時 ~8 時 昼 間 8 時 ~19 時 夕 19 時 ~23 時 夜 間 23 時 ~ 翌 6 時 第 1 種 区 域 45dB 以 下 50dB 以 下 45dB 以 下 45dB 以 下 第 2 種 区 域 50dB 以 下 60dB 以 下 50dB 以 下 50dB 以 下 第 3 種 区 域 65dB 以 下 65dB 以 下 65dB 以 下 55dB 以 下 第 4 種 区 域 70dB 以 下 70dB 以 下 70dB 以 下 65dB 以 下 特 定 工 場 等 において 発 生 する 騒 音 の 規 制 に 関 する 基 準 ( 昭 和 43 年 11 月 27 日 厚 農 通 運 告 第 1 号 最 終 改 正 平 成 24 年 3 月 30 日 環 境 省 告 示 第 55 号 ) 1 デシベルとは 計 量 法 ( 平 成 4 年 法 律 第 51 号 ) 別 表 第 2に 定 める 音 圧 レベルの 計 量 単 位 をいいます 2 騒 音 測 定 は 周 波 数 補 正 回 路 はA 特 性 を 動 特 性 は 速 い 動 特 性 (FAST)を 用 います 3 騒 音 の 測 定 方 法 は 当 分 の 間 JISZ8731によるものとし 騒 音 の 大 きさの 決 定 は 次 のとおりです 1 騒 音 計 の 指 示 値 が 変 動 せず 又 は 変 動 が 少 ない 場 合 は その 指 示 値 とします 2 騒 音 計 の 指 示 値 が 周 期 的 又 は 間 欠 的 に 変 動 し その 指 示 値 の 最 大 値 がおおむね 一 定 の 場 合 は その 変 動 ごとの 指 示 値 の 最 大 値 の 平 均 値 とします 3 騒 音 計 の 指 示 値 が 不 規 則 かつ 大 幅 に 変 動 する 場 合 は 測 定 値 の90%レンジの 上 端 値 (LA5)とします 4 騒 音 計 の 指 示 値 が 周 期 的 又 は 間 欠 的 に 変 動 し その 指 示 値 の 最 大 値 が 一 定 でない 場 合 は その 変 動 ごとの 指 示 値 の 最 大 値 の90%レンジの 上 端 値 (LA5)とします 暗 騒 音 の 影 響 の 補 正 JISZ8731 附 属 書 2 特 定 の 定 常 騒 音 の 騒 音 レベルを 測 定 する 場 合 その 騒 音 があるときとないときの 騒 音 計 の 指 示 値 の 差 が 10dB 以 上 あれば 暗 騒 音 の 影 響 はほぼ 無 視 できます その 差 が10dB 未 満 のときには 暗 騒 音 の 影 響 が 無 視 できないため 下 表 によって 指 示 値 を 補 正 することにより 対 象 とする 特 定 の 騒 音 の 騒 音 レベルを 推 定 する ことができます 測 定 対 象 の 騒 音 指 示 値 と 暗 騒 音 の 指 示 値 の 差 が10dB 未 満 の 場 合 は 補 正 値 を 減 じます 指 示 値 の 差 4 5 6 7 8 9 補 正 値 2 1-2 -
(3) 遵 守 義 務 ( 法 5 条 ) 指 定 地 域 内 に 特 定 工 場 等 を 設 置 している 者 は 当 該 特 定 工 場 等 に 係 る 規 制 基 準 を 遵 守 しなければな りません Ⅰ-3 勧 告 命 令 等 (1) 計 画 変 更 勧 告 ( 法 9 条 ) 届 出 があった 場 合 発 生 する 騒 音 が 規 制 基 準 に 適 合 しないことによりその 特 定 工 場 等 の 周 辺 の 生 活 環 境 が 損 なわれると 認 めるときは その 届 出 を 受 理 した 日 から 30 日 以 内 に 限 り その 届 出 をした 者 に 対 し その 事 態 を 除 去 するために 必 要 な 限 度 において 騒 音 の 防 止 の 方 法 又 は 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 若 しくは 配 置 に 関 する 計 画 の 変 更 を 勧 告 することができます (2) 改 善 勧 告 ( 法 12 条 ) 指 定 地 域 内 の 特 定 工 場 等 から 発 生 する 騒 音 が 規 制 基 準 に 適 合 しないことによりその 特 定 工 場 等 の 周 辺 の 生 活 環 境 が 損 なわれると 認 めるときは 当 該 特 定 工 場 等 を 設 置 している 者 に 対 し 期 限 を 定 めて その 事 態 を 除 去 するために 必 要 な 限 度 において 騒 音 の 防 止 の 方 法 を 改 善 し 又 は 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 若 しくは 配 置 を 変 更 すべきこと 勧 告 することができます (3) 改 善 命 令 ( 法 12 条 ) 計 画 変 更 勧 告 を 受 けた 者 がその 勧 告 に 従 わないで 特 定 施 設 を 設 置 しているとき 又 は 改 善 勧 告 を 受 けた 者 がその 勧 告 に 従 わないときは 期 限 を 定 めて その 事 態 を 除 去 するために 必 要 な 限 度 において 騒 音 の 防 止 の 方 法 の 改 善 又 は 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 若 しくは 配 置 の 変 更 を 命 ずることができます Ⅰ-4 届 出 関 係 法 の 規 定 による 届 出 は 届 出 書 の 正 本 及 びその 写 しの 計 2 通 を 提 出 してください 事 項 届 出 種 類 届 出 内 容 提 出 期 限 特 定 施 設 を 設 置 しようと する 場 合 ( 法 6 条 ) 指 定 地 域 内 において 工 場 又 は 事 業 場 ( 特 定 施 設 が 設 置 されていないもの に 限 る)に 特 定 施 設 を 設 置 する 場 合 特 定 施 設 設 置 ( 使 用 ) 届 っては その 代 表 者 の 氏 名 ごとの 数 (4) 騒 音 の 防 止 の 方 法 (5) 工 場 又 は 事 業 場 の 事 業 内 容 (6) 常 時 使 用 する 従 業 員 数 (7) 特 定 施 設 の 型 式 及 び 公 称 能 力 (8) 特 定 施 設 の 種 類 ごとの 通 常 の 日 におけ る 使 用 の 開 始 及 び 終 了 の 時 刻 添 付 資 料 1 騒 音 防 止 の 方 法 ( 特 定 施 設 からの 騒 音 レベルの 予 測 も 含 む) 2 特 定 施 設 の 配 置 図 ( 建 物 平 面 図 など) 3 特 定 工 場 等 及 びその 付 近 の 見 取 り 図 数 等 の 変 更 届 出 内 容 の( 3)を 変 更 しようとする 場 合 ( 法 8 条 ) 特 定 施 設 の 種 類 ごとの 数 の 変 更 届 特 定 施 設 ごとの 数 を 減 らす 場 合 及 び 特 定 施 設 の 種 類 ごとの 数 を2 倍 以 内 の 数 に 増 加 する 場 合 は 除 く - 3 -
事 項 届 出 種 類 届 出 内 容 提 出 期 限 方 法 等 の 変 更 届 出 内 容 の(4)を 変 更 しようとする 場 合 ( 法 8 条 ) 騒 音 防 止 の 方 法 変 更 届 騒 音 の 大 きさの 増 加 を 伴 わない 場 合 は 除 く 氏 名 の 変 更 等 届 出 内 容 の(1) (2)を 変 更 した 場 合 ( 法 10 条 ) 氏 名 等 変 更 届 変 更 のあった 日 から30 日 以 内 すべての 施 設 の 使 用 を 廃 止 した 場 合 ( 法 10 条 ) 廃 止 届 廃 止 した 日 から 30 日 以 内 すべての 施 設 を 承 継 した 場 合 ( 法 11 条 ) 承 継 届 (9) 被 承 継 者 の 氏 名 名 称 住 所 承 継 した 日 から 30 日 以 内 特 定 施 設 設 置 の 際 の 配 慮 事 項 騒 音 に 係 る 基 準 には 特 定 工 場 等 の 規 制 基 準 の 他 に 人 の 健 康 を 保 護 し 及 び 生 活 環 境 を 保 全 する 上 で 維 持 されることが 望 ましい 基 準 として 環 境 基 準 があります そのため 特 定 施 設 の 設 置 の 際 には 周 辺 の 生 活 環 境 を 保 全 するため 環 境 基 準 についても 配 慮 することが 必 要 です 特 定 施 設 の 設 置 の 際 には 周 辺 の 環 境 を 保 全 するために 特 に 下 記 の 事 項 について 配 慮 してくだ さい 配 慮 事 項 解 説 特 定 工 場 等 の 敷 地 が 広 い 場 合 には 周 辺 住 宅 に 配 慮 して 特 定 施 設 の 設 置 場 所 を 選 定 すること 音 は 距 離 が 離 れると 減 衰 するため 周 辺 の 住 宅 など 生 活 環 境 のある 場 所 から 離 して 設 置 することが 重 要 です また 特 定 施 設 の 向 きについての 配 慮 も 必 要 です 周 辺 の 住 宅 等 生 活 環 境 のある 場 所 ま で 十 分 に 距 離 がとれない 場 合 には 防 音 対 策 をし 配 慮 すること 特 定 施 設 を 設 置 する 場 所 の 壁 に 吸 音 材 を 用 いたり 送 風 機 においては サイレンサーや 消 音 チャンバーを 取 り 付 け るなど 排 気 口 からの 騒 音 に 配 慮 した 防 音 施 設 を 設 置 し 音 を 軽 減 することが 必 要 です また 実 際 に 特 定 施 設 を 使 用 する 際 は 窓 などを 閉 め 閉 鎖 型 の 事 業 場 で 特 定 施 設 を 使 用 することも 重 要 となってき ます 使 用 する 時 間 帯 について 十 分 配 慮 す ること 夜 間 は 音 の 出 る 作 業 をできるだけ 避 け このような 作 業 は 工 程 をうまく 管 理 して 昼 間 に 行 い 周 辺 住 民 の 睡 眠 な どを 妨 げることのないよう 配 慮 することが 必 要 です - 4 -
Ⅱ 振 動 規 制 法 ( 昭 和 51 年 6 月 10 日 法 律 第 64 号 最 終 改 正 平 成 26 年 6 月 18 日 法 律 第 72 号 ) Ⅱ-1 届 出 が 必 要 な 特 定 施 設 ( 法 施 行 令 別 表 第 1) 特 定 施 設 の 種 類 規 模 要 件 等 1 金 属 加 工 機 械 イ 液 圧 プレス 矯 正 プレスを 除 く ロ 機 械 プレス ハ せん 断 機 原 動 機 の 定 格 出 力 が1kw 以 上 のもの ニ 鍛 造 機 ホ ワイヤーフォーミングマシン 原 動 機 の 定 格 出 力 が37.5kw 以 上 のもの 2 圧 縮 機 原 動 機 の 定 格 出 力 が7.5kw 以 上 のもの 3 土 石 用 又 は 鉱 物 用 の 破 砕 機 摩 砕 機 原 動 機 の 定 格 出 力 が7.5kw 以 上 のもの ふるい 及 び 分 級 機 4 織 機 原 動 機 を 用 いるもの 5 コンクリートブロックマシン 原 動 機 の 定 格 出 力 の 合 計 が2.95kw 以 上 のもの コンクリート 管 製 造 機 械 原 動 機 の 定 格 出 力 の 合 計 が10kw 以 上 のもの コンクリート 柱 製 造 機 械 6 木 材 加 工 機 械 イ ドラムバーカー ロ チッパー 原 動 機 の 定 格 出 力 が2.2kw 以 上 のもの 7 印 刷 機 械 原 動 機 を 定 格 出 力 が2.2kw 以 上 のもの 8 ゴム 練 用 又 は 合 成 樹 脂 練 用 のロール 機 カレンダーロール 機 以 外 のもので 原 動 機 の 定 格 出 力 が30kw 以 上 のもの 9 合 成 樹 脂 用 射 出 成 形 機 10 鋳 型 造 型 機 ジョルト 式 のもの Ⅱ-2 規 制 基 準 (1) 地 域 の 指 定 ( 法 3 条 ) 特 定 施 設 を 設 置 する 工 場 又 は 事 業 場 ( 特 定 工 場 等 という)において 発 生 する 振 動 について 規 制 する 地 域 として 市 長 によって 指 定 された 地 域 を 指 定 地 域 といいます 本 市 の 場 合 福 岡 空 港 工 業 専 用 地 域 及 び 臨 港 地 区 の 一 部 を 除 く 市 内 全 域 が 指 定 地 域 になっています 指 定 地 域 ( 平 成 9 年 3 月 31 日 福 岡 市 告 示 第 77 号 最 終 改 正 平 成 27 年 1 月 5 日 福 岡 市 告 示 第 4 号 ) 区 域 の 区 分 用 途 地 域 等 第 1 種 区 域 主 として 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 2 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 1 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 2 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 1 種 住 居 地 域 第 2 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 近 隣 商 業 地 域 ( 容 積 率 200%) 市 街 化 調 整 区 域 第 2 種 区 域 主 として 近 隣 商 業 地 域 ( 容 積 率 300%) 商 業 地 域 準 工 業 地 域 工 業 地 域 工 業 専 用 地 域 除 外 地 域 福 岡 空 港 工 業 専 用 地 域 及 び 臨 港 地 区 の 一 部 ( 備 考 ) 図 面 は 環 境 局 環 境 保 全 課 に 備 え 縦 覧 に 供 しています - 5 -
(2) 規 制 基 準 ( 法 4 条 ) 特 定 工 場 等 において 発 生 する 振 動 の 特 定 工 場 等 の 敷 地 境 界 における 大 きさの 許 容 限 度 をいい 時 間 の 区 分 及 び 区 域 の 区 分 ごとの 規 制 値 が 定 められています 特 定 工 場 等 の 振 動 の 規 制 基 準 ( 平 成 9 年 3 月 31 日 福 岡 市 告 示 第 77 号 ) 区 域 の 区 分 昼 間 (8 時 ~19 時 ) 夜 間 (19 時 ~ 翌 8 時 ) 第 1 種 区 域 60dB 以 下 55dB 以 下 第 2 種 区 域 65dB 以 下 60dB 以 下 特 定 工 場 等 において 発 生 する 振 動 の 規 制 に 関 する 基 準 ( 昭 和 51 年 11 月 10 日 環 境 庁 告 示 第 90 号 最 終 改 正 平 成 24 年 3 月 30 日 環 境 省 告 示 第 56 号 ) 1 デシベルとは 計 量 法 ( 平 成 4 年 法 律 第 51 号 ) 別 表 第 2に 定 める 振 動 加 速 度 レベルの 計 量 単 位 をいい ます 2 振 動 測 定 は 鉛 直 方 向 について 行 い 振 動 感 覚 補 正 回 路 は 鉛 直 振 動 特 性 を 用 います 3 振 動 の 測 定 方 法 は 次 のとおりです (1) 振 動 ピックアップの 設 置 場 所 は 次 のとおりです 1 緩 衝 物 がなく かつ 十 分 踏 み 固 め 等 の 行 われている 堅 い 場 所 2 傾 斜 及 び 凹 凸 がない 水 平 面 を 確 保 できる 場 所 3 温 度 電 気 磁 気 等 の 外 囲 条 件 の 影 響 を 受 けない 場 所 (2) 暗 振 動 の 補 正 は 次 のとおりです 測 定 対 象 の 振 動 指 示 値 と 暗 振 動 の 指 示 値 の 差 が10dB 未 満 の 場 合 は 補 正 値 を 減 じます 指 示 値 の 差 3 4 5 6 7 8 9 補 正 値 3 2 1 4 振 動 レベル 決 定 は 次 のとおりです 1 測 定 器 の 指 示 値 が 変 動 せず 又 は 変 動 が 少 ない 場 合 は その 指 示 値 とします 2 測 定 器 の 指 示 値 が 周 期 的 又 は 間 欠 的 に 変 動 する 場 合 は その 変 動 ごとの 指 示 値 の 最 大 値 の 平 均 値 と します 3 測 定 器 の 指 示 値 が 不 規 則 かつ 大 幅 に 変 動 する 場 合 は 5 秒 間 隔 100 個 又 はこれに 準 ずる 間 隔 個 数 の 測 定 値 の80%レンジの 上 端 値 (L10)とします (3) 遵 守 義 務 ( 法 5 条 ) 指 定 地 域 内 に 特 定 工 場 を 設 置 している 者 は 当 該 特 定 工 場 等 に 係 る 規 制 基 準 を 遵 守 しなければなり ません Ⅱ-3 勧 告 命 令 等 (1) 計 画 変 更 勧 告 ( 法 9 条 ) 届 出 があった 場 合 発 生 する 振 動 が 規 制 基 準 に 適 合 しないことにより 周 辺 の 生 活 環 境 が 損 なわれる と 認 めるときは その 届 出 を 受 理 した 日 から 30 日 以 内 に 限 り その 事 態 を 除 去 するために 必 要 な 限 度 において 振 動 の 防 止 の 方 法 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 配 置 に 関 する 計 画 の 変 更 を 勧 告 することがで きます (2) 改 善 勧 告 ( 法 12 条 ) 指 定 地 域 内 の 特 定 工 場 等 から 発 生 する 振 動 が 規 制 基 準 に 適 合 しないことにより その 特 定 工 場 等 の 周 辺 の 生 活 環 境 が 損 なわれると 認 めるときは 期 限 を 定 めて その 事 態 を 除 去 するために 必 要 な 限 度 において 振 動 の 防 止 の 方 法 を 改 善 し または 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 配 置 の 変 更 を 勧 告 することが できます - 6 -
(3) 改 善 命 令 ( 法 12 条 ) 計 画 変 更 勧 告 を 受 けた 者 がその 勧 告 に 従 わないで 特 定 施 設 を 設 置 しているとき 又 は 改 善 勧 告 を 受 けた 者 がその 勧 告 に 従 わないときは 期 限 を 定 めて その 勧 告 に 従 うべきことを 命 ずることができま す Ⅱ-4 届 出 関 係 法 の 規 定 による 届 出 は 届 出 書 の 正 本 及 びその 写 しの 計 2 通 を 提 出 してください 事 項 届 出 種 類 届 出 内 容 提 出 期 限 特 定 施 設 を 設 置 しようと する 場 合 ( 法 6 条 ) 指 定 地 域 内 において 工 場 又 は 事 業 場 ( 特 定 施 設 が 設 置 されていないも のに 限 る)に 特 定 施 設 を 設 置 する 場 合 特 定 施 設 設 置 ( 使 用 ) 届 ごとの 数 (4) 振 動 防 止 の 方 法 (5) 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 (6) 工 場 事 業 場 の 事 業 内 容 (7) 常 時 使 用 する 従 業 員 数 (8) 特 定 施 設 の 型 式 添 付 資 料 1 振 動 防 止 の 方 法 ( 特 定 施 設 からの 振 動 レベルの 予 測 も 含 む) 2 特 定 施 設 の 配 置 図 ( 建 物 平 面 図 など) 3 特 定 工 場 等 及 びその 付 近 の 見 取 り 図 数 等 の 変 更 届 出 内 容 の( 3)を 変 更 しようとする 場 合 ( 法 8 条 ) 方 法 等 の 変 更 届 出 内 容 の(5)を 変 更 しようとする 場 合 ( 法 8 条 ) 特 定 施 設 の 種 類 及 び 能 力 ごとの 数 使 用 方 法 変 更 届 特 定 施 設 の 種 類 及 び 能 力 ごとの 数 を 増 加 しない 場 合 は 除 く 使 用 開 始 時 刻 の 繰 上 げまたは 使 用 終 了 時 刻 の 繰 下 げを 伴 わない 場 合 は 除 く 着 手 予 定 年 月 日 方 法 等 の 変 更 届 出 内 容 の(4)を 変 更 しようとす る 場 合 ( 法 8 条 ) 振 動 防 止 の 方 法 の 変 更 届 振 動 の 大 きさの 増 加 を 伴 わない 場 合 は 除 く 氏 名 の 変 更 等 届 出 内 容 の(1) (2)を 変 更 した 場 合 ( 法 10 条 ) すべての 施 設 の 使 用 を 廃 止 した 場 合 ( 法 10 条 ) 氏 名 等 変 更 届 (9) 被 承 継 者 の 氏 名 名 称 住 所 変 更 のあった 日 から30 日 以 内 廃 止 届 廃 止 した 日 から 30 日 以 内 すべての 施 設 を 承 継 した 場 合 ( 法 11 条 ) 承 継 届 承 継 した 日 から 30 日 以 内 - 7 -
Ⅲ 特 定 工 場 における 公 害 防 止 組 織 の 整 備 に 関 する 法 律 ( 騒 音 振 動 関 係 抜 粋 ) 特 定 工 場 における 公 害 防 止 組 織 の 整 備 に 関 する 法 律 ( 昭 和 46 年 6 月 10 日 法 律 第 107 号 )に 基 づ き 製 造 業 ( 物 品 加 工 業 を 含 む) 等 で 特 定 の 施 設 を 設 置 している 工 場 は 公 害 防 止 統 括 者 を 公 害 防 止 に 関 する 最 高 責 任 者 とし 公 害 防 止 主 任 管 理 者 及 び 公 害 防 止 管 理 者 を 公 害 防 止 に 関 する 技 術 的 事 項 の 管 理 者 とする 管 理 組 織 体 系 を 設 置 するように 義 務 づけられています 公 害 防 止 管 理 者 等 の 資 格 は 国 家 試 験 もしくは 資 格 認 定 講 習 により 取 得 することができます Ⅲ-1 特 定 工 場 ( 法 2 条 ) 製 造 業 ( 物 品 加 工 業 を 含 む) 電 気 供 給 業 ガス 供 給 業 及 び 熱 供 給 業 で 下 記 の 要 件 のいずれかを 満 た す 工 場 です 1 騒 音 発 生 施 設 ( 施 行 令 4 条 ) 1 機 械 プレス( 呼 び 加 圧 能 力 が 980 キロニュートン 以 上 に 限 る ) 2 鍛 造 機 ( 落 下 部 分 の 重 量 が1トン 以 上 のハンマーに 限 る ) 2 振 動 発 生 施 設 ( 施 行 令 5 条 の2) 1 液 圧 プレス( 矯 正 プレスを 除 くものとし 呼 び 加 圧 能 力 が 2941 キロニュートン 以 上 に 限 る ) 2 機 械 プレス( 呼 び 加 圧 能 力 が 980 キロニュートン 以 上 に 限 る ) 3 鍛 造 機 ( 落 下 部 分 の 重 量 が1トン 以 上 のハンマーに 限 る ) Ⅲ-2 公 害 防 止 統 括 者 ( 法 3 条 ) (1) 規 模 要 件 等 特 定 工 場 を 設 置 している 者 ( 特 定 事 業 者 )は 施 設 の 監 視 維 持 使 用 等 を 統 括 管 理 する 公 害 防 止 統 括 者 を 選 任 しなければなりません 1 常 時 使 用 する 従 業 員 の 数 が 20 名 以 下 の 場 合 を 除 きます 2 公 害 防 止 統 括 者 を 選 任 すべき 事 由 が 発 生 してから 30 日 以 内 に 選 任 しなければなりません (2) 資 格 要 件 なし (3) 業 務 内 容 1 騒 音 発 生 施 設 を 持 つ 工 場 騒 音 発 生 施 設 の 使 用 の 方 法 及 び 配 置 その 他 騒 音 防 止 の 措 置 に 関 すること 2 振 動 発 生 施 設 を 持 つ 工 場 振 動 発 生 施 設 の 使 用 の 方 法 及 び 配 置 その 他 振 動 防 止 の 措 置 に 関 すること Ⅲ-3 公 害 防 止 管 理 者 ( 法 4 条 ) (1) 規 模 要 件 等 特 定 工 場 を 設 置 している 者 ( 特 定 事 業 者 という)は 公 害 防 止 の 技 術 的 事 項 を 管 理 する 公 害 防 止 管 理 者 を 選 任 しなければなりません 1 公 害 防 止 管 理 者 を 選 任 すべき 事 由 が 発 生 してから 60 日 以 内 に 選 任 しなければなりません 2 2 以 上 の 工 場 について 同 一 の 公 害 防 止 管 理 者 を 選 任 してはなりません ただし 以 下 に 掲 げる 場 合 であって 兼 務 する 公 害 防 止 管 理 者 の 公 害 防 止 業 務 に 係 る 指 揮 命 令 系 統 が 明 確 化 されており かつ 実 態 上 も 公 害 防 止 業 務 を 行 いうる 場 合 については 同 一 人 の 公 害 防 止 管 理 者 の 兼 務 が 認 められます 1 同 一 社 ではあるが 同 一 敷 地 内 にない 複 数 の 工 場 において 同 一 人 を 選 任 する 場 合 2 親 子 会 社 等 の 関 係 にあるものが 同 一 敷 地 内 に 設 置 する 複 数 の 工 場 において 同 一 人 を 選 任 する 場 合 3 事 業 協 同 組 合 等 の 組 合 員 が 共 同 で 公 害 防 止 業 務 を 行 う 際 に 同 一 人 を 選 任 する 場 合 4 近 隣 の 同 業 種 の 中 小 企 業 者 が 共 同 で 公 害 防 止 業 務 を 行 う 際 に 同 一 人 を 選 任 する 場 合 具 体 的 な 兼 務 可 能 要 件 については 別 途 基 準 告 示 ( 平 成 17 年 3 月 7 日 財 厚 労 農 水 経 産 国 交 環 告 示 第 1 号 平 成 18 年 4 月 28 日 財 厚 労 農 水 経 産 国 交 環 告 示 第 2 号 )に 規 定 - 8 -
(2) 規 模 要 件 及 び 資 格 1 騒 音 発 生 施 設 を 持 つ 工 場 騒 音 関 係 公 害 防 止 管 理 者 の 有 資 格 者 2 振 動 発 生 施 設 を 持 つ 工 場 振 動 関 係 公 害 防 止 管 理 者 の 有 資 格 者 (3) 業 務 内 容 1 騒 音 発 生 施 設 を 持 つ 工 場 1 騒 音 発 生 施 設 の 配 置 の 改 善 2 騒 音 発 生 施 設 の 点 検 3 騒 音 発 生 施 設 の 操 作 の 改 善 4 騒 音 を 防 止 するための 施 設 の 操 作 点 検 及 び 補 修 2 振 動 発 生 施 設 を 持 つ 工 場 1 振 動 発 生 施 設 の 配 置 の 改 善 2 振 動 発 生 施 設 の 点 検 3 振 動 発 生 施 設 の 操 作 の 改 善 4 振 動 を 防 止 するための 施 設 の 操 作 点 検 及 び 補 修 Ⅲ-4 代 理 者 ( 法 6 条 ) 公 害 防 止 統 括 者 及 び 公 害 防 止 管 理 者 についてはそれぞれ 代 理 者 を 選 任 しなければなりません 資 格 要 件 については 統 括 者 管 理 者 に 準 じます Ⅲ-5 届 出 関 係 法 の 規 定 による 届 出 は 届 出 書 の 正 本 及 びその 写 しの 計 2 通 を 提 出 してください 事 項 届 出 種 類 添 付 書 類 提 出 期 限 公 害 防 止 統 括 者 または 代 理 者 の 公 害 防 止 統 括 者 ( 代 理 者 ) - 選 任 解 任 して 選 任 及 び 死 亡 解 任 をしたとき( 選 任 死 亡 解 任 届 から30 日 以 内 法 3 条 ) 公 害 防 止 管 理 者 または 代 理 者 の 選 任 及 び 死 亡 解 任 をしたとき( 法 4 条 ) 公 害 防 止 主 任 管 理 者 または 代 理 者 の 選 任 及 び 死 亡 解 任 をしたと き( 法 5 条 ) 特 定 事 業 者 について 相 続 又 は 合 併 があったとき( 法 6 条 の2) 公 害 防 止 管 理 者 ( 代 理 者 ) 選 任 死 亡 解 任 届 公 害 防 止 主 任 管 理 者 ( 代 理 者 ) 選 任 死 亡 解 任 届 資 格 を 有 する 者 である ことを 証 する 書 類 資 格 を 有 する 者 である ことを 証 する 書 類 選 任 解 任 して から30 日 以 内 選 任 解 任 して から30 日 以 内 承 継 届 その 事 実 を 証 する 書 面 遅 滞 なく - 9 -
Ⅳ 福 岡 県 公 害 防 止 等 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 条 例 ( 平 成 14 年 12 月 27 日 福 岡 県 条 例 第 79 号 ) 特 定 施 設 とは 工 場 又 は 事 業 場 に 設 置 され 著 しい 騒 音 を 発 生 するもので 一 定 規 模 以 上 のものをい い 特 定 施 設 の 設 置 等 をしようとするときは 事 前 に 届 け 出 なければなりません なお 振 動 に 係 る 特 定 施 設 の 規 定 はありません Ⅳ-1 届 出 が 必 要 な 特 定 施 設 ( 条 例 施 行 規 則 別 表 第 3) 福 岡 県 公 害 防 止 等 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 条 例 に 係 る 特 定 施 設 特 定 施 設 の 種 類 規 模 要 件 等 イ 金 属 加 工 機 械 (1) 圧 延 機 械 原 動 機 の 定 格 出 力 の 合 計 が22.5kw 未 満 のもの (2) ベンディングマシン ロール 式 で 原 動 機 の 定 格 出 力 が3.75kw 未 満 のもの (3) せん 断 機 原 動 機 の 定 格 出 力 が3.75kw 未 満 のもの (4) ブラスト タンブラスト 以 外 のものであつて 密 閉 式 のもの (5) 高 速 切 断 機 及 びプラズマ 切 断 機 (6) 研 磨 機 工 具 用 研 磨 機 及 び 板 金 作 業 場 で 使 用 する 研 磨 機 を 除 く 亜 鉛 研 磨 機 以 外 は 2 台 以 上 であること ロ クーリングタワー 原 動 機 の 定 格 出 力 が3.75kw 以 上 のもの ハ ドラム 缶 洗 浄 機 原 動 機 を 用 いるものに 限 る ニ ロータリーキルン ホ 重 油 バーナー 重 油 の 使 用 量 が1 時 間 50リットル 以 上 のもの へ 電 気 炉 変 圧 器 の 定 格 容 量 が1000キロホ ルトアンヘ ア 以 上 のもの 既 に 騒 音 規 制 法 に 基 づき 特 定 施 設 の 設 置 又 は 使 用 の 届 出 を 行 っている 工 場 事 業 場 は 届 出 の 必 要 はありません Ⅳ-2 規 制 基 準 の 遵 守 義 務 (1) 規 制 基 準 ( 条 例 34 条 ) 騒 音 に 係 る 特 定 事 業 場 から 発 生 する 騒 音 の 許 容 限 度 で 時 間 の 区 分 及 び 区 域 の 区 分 ごとの 規 制 値 が 定 められています ( 騒 音 規 制 法 に 基 づく 規 制 基 準 と 同 じです ) 区 域 の 区 分 用 途 地 域 等 朝 6~8 時 昼 間 8~19 時 夕 19~23 時 夜 間 23~ 翌 6 時 第 1 種 区 域 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 2 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 1 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 45dB 以 下 50dB 以 下 45dB 以 下 45dB 以 下 第 2 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 2 種 区 域 主 として 第 1 種 住 居 地 域 第 2 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 近 隣 商 業 地 域 ( 容 積 率 200%) 50dB 以 下 60dB 以 下 50dB 以 下 50dB 以 下 市 街 化 調 整 区 域 第 3 種 区 域 主 として 近 隣 商 業 地 域 ( 容 積 率 300%) 商 業 地 域 準 工 業 地 域 65dB 以 下 65dB 以 下 65dB 以 下 55dB 以 下 第 4 種 区 域 主 として 工 業 地 域 工 業 専 用 地 域 70dB 以 下 70dB 以 下 70dB 以 下 65dB 以 下 (2) 遵 守 義 務 ( 条 例 35 条 ) 当 該 特 定 事 業 場 に 係 る 規 制 基 準 を 遵 守 しなければなりません - 10 -
3 勧 告 命 令 等 (1) 計 画 変 更 勧 告 ( 条 例 10 条 第 2 項 ) 届 出 があった 場 合 発 生 する 騒 音 が 規 制 基 準 に 適 合 しないと 認 めるときは その 届 出 を 受 理 した 日 から 30 日 以 内 に 限 り その 事 態 を 除 去 するために 必 要 な 限 度 において 騒 音 の 防 止 の 方 法 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 配 置 に 関 する 計 画 の 変 更 を 勧 告 することができます (2) 改 善 勧 告 ( 条 例 36 条 ) 指 定 地 域 内 の 特 定 事 業 場 から 発 生 する 騒 音 が 規 制 基 準 に 適 合 しないことにより その 特 定 事 業 場 の 周 辺 の 生 活 環 境 が 損 なわれると 認 めるときは 期 限 を 定 めて その 事 態 を 除 去 するために 必 要 な 限 度 において 騒 音 の 防 止 の 方 法 を 改 善 し または 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 配 置 の 変 更 を 勧 告 することが できます (3) 改 善 命 令 ( 条 例 36 条 ) 計 画 変 更 勧 告 を 受 けた 者 がその 勧 告 に 従 わずに 特 定 施 設 を 設 置 しているとき 又 は 改 善 勧 告 を 受 け た 者 がその 勧 告 に 従 わないときは 期 限 を 定 めて 必 要 な 限 度 において 騒 音 の 防 止 の 方 法 の 改 善 又 は 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 若 しくは 配 置 の 変 更 を 命 ずることができます Ⅳ-4 届 出 関 係 条 例 の 規 定 による 届 出 は 届 出 書 の 正 本 及 びその 写 し1 通 の 計 2 通 を 提 出 してください 事 項 届 出 種 類 届 出 内 容 提 出 期 限 特 定 施 設 を 設 置 しよう 特 定 施 設 設 置 とするとき( 条 例 7 条 ) ( 使 用 ) 届 指 定 地 域 内 におい て 騒 音 規 制 法 に 規 定 す る 特 定 工 場 に 特 定 施 設 を 設 置 する 場 合 を 除 く 数 等 の 変 更 届 出 内 容 の(4) (5)を 変 更 しよ うとする 場 合 ( 条 例 8 条 ) 氏 名 の 変 更 等 届 出 内 容 の(1) (2)を 変 更 した 場 合 ( 条 例 8 条 ) 特 定 施 設 の 種 類 毎 の 数 の 変 更 届 (1) 氏 名 又 は 名 称 住 所 法 人 にあって は 代 表 者 の 氏 名 (4) 特 定 施 設 の 種 類 ごとの 数 (5) 騒 音 防 止 の 方 法 ( 特 定 施 設 からの 騒 音 レベルの 予 測 も 含 む) 添 付 資 料 1 工 場 事 業 場 の 付 近 の 見 取 り 図 2 建 物 の 配 置 図 3 特 定 施 設 の 設 置 場 所 特 定 施 設 毎 の 数 を 減 らす 場 合 及 び 特 定 施 設 の 種 類 毎 の 数 を2 倍 以 内 の 数 に 増 加 する 場 合 は 除 く 騒 音 の 大 きさの 増 加 を 伴 わない 場 合 は 除 く ( 騒 音 規 制 法 規 則 6 条 ) 氏 名 等 変 更 届 (1) 氏 名 又 は 名 称 住 所 法 人 にあって は 代 表 者 の 氏 名 変 更 のあった 日 から30 日 以 内 施 設 の 使 用 を 廃 止 した 場 合 ( 条 例 8 条 ) 施 設 を 承 継 した 場 合 ( 条 例 12 条 ) 廃 止 届 承 継 届 (1) 氏 名 又 は 名 称 住 所 法 人 にあって は 代 表 者 の 氏 名 (1) 氏 名 又 は 名 称 住 所 法 人 にあって は 代 表 者 の 氏 名 (6) 被 承 継 者 の 氏 名 名 称 住 所 廃 止 した 日 から 30 日 以 内 承 継 した 日 から 30 日 以 内 - 11 -
騒 音 に 係 る 環 境 基 準 ( 平 成 10 年 9 月 30 日 環 境 庁 告 示 第 64 号 最 終 改 正 平 成 24 年 3 月 30 日 環 境 省 告 示 第 54 号 ) ( 騒 音 の 評 価 手 法 は 等 価 騒 音 レベルによるもの) 基 準 値 地 域 の 類 型 昼 間 6 時 ~22 時 夜 間 22 時 ~ 翌 6 時 AA: 療 養 施 設 社 会 福 祉 施 設 等 が 集 合 して 設 置 される 地 域 などとくに 静 穏 を 要 する 地 域 50dB 以 下 40dB 以 下 A : 専 ら 住 居 の 用 に 供 される 地 域 55dB 以 下 45dB 以 下 2 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 60dB 以 下 55dB 以 下 B : 主 として 住 居 の 用 に 供 される 地 域 55dB 以 下 45dB 以 下 2 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 65dB 以 下 60dB 以 下 C : 相 当 数 の 住 居 と 併 せて 商 業 工 業 等 の 用 に 供 される 地 域 60dB 以 下 50dB 以 下 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 65dB 以 下 60dB 以 下 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 空 間 における 特 例 70dB 以 下 65dB 以 下 個 別 の 住 居 等 において 騒 音 の 影 響 を 受 けやすい 面 の 窓 を 主 として 閉 めた 生 活 が 営 まれていると ( 屋 内 透 過 騒 音 ) ( 屋 内 透 過 騒 音 ) 認 められるときは 屋 内 へ 透 過 する 騒 音 に 係 る 基 準 によることができる 45dB 以 下 40dB 以 下 車 線 1 縦 列 の 自 動 車 が 安 全 かつ 円 滑 に 走 行 するために 必 要 な 一 定 の 幅 員 を 有 する 帯 状 の 車 道 部 分 地 域 類 型 のあてはめ ( 平 成 24 年 4 月 1 日 福 岡 市 告 示 第 113 号 ) AA 当 該 地 域 なし A 騒 音 規 制 法 第 3 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 指 定 する 地 域 ( 以 下 指 定 地 域 という ) のうち 同 法 第 4 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 定 める 時 間 及 び 区 域 の 区 分 ごとの 規 制 基 準 ( 以 下 規 制 基 準 という )により 第 1 種 区 域 に 区 分 された 地 域 B 指 定 地 域 のうち 規 制 基 準 により 第 2 種 区 域 に 区 分 された 地 域 C 指 定 地 域 のうち 規 制 基 準 により 第 3 種 区 域 及 び 第 4 種 区 域 に 区 分 された 地 域 除 外 工 業 専 用 地 域 臨 港 地 区 福 岡 空 港 ( 振 動 に 関 する 環 境 基 準 は 設 定 されていません ) 提 出 問 い 合 わせ 先 福 岡 市 役 所 環 境 局 環 境 保 全 課 中 央 区 天 神 1 丁 目 8 番 1 号 ( 本 庁 舎 13 階 ) 810-8620 電 話 092-733-5386 FAX 092-733-5592-12 -