工 場 等 騒 音 振 動 の 規 制 のあらまし 生 活 環 境 を 保 全 し 人 の 健 康 の 保 護 に 資 することを 目 的 として 著 しい 騒 音 振 動 を 発 生 す る 施 設 を 設 置 する 工 場 又 は 事 業 場 ( 以 下 特 定 工 場 等 という )から 発 生 する 騒 音 振 動 につ いては 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 県 民 の 生 活 環 境 の 保 全 等 に 関 する 条 例 により 規 制 がされて おります このパンフレットは 特 定 工 場 等 に 関 する 騒 音 振 動 の 届 出 等 にあたって 手 引 きとなるよう 作 成 したものです. 規 制 対 象 地 域 () 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 岡 崎 市 内 全 域 ただし 都 市 計 画 法 で 定 められた 工 業 専 用 地 域 と 都 市 計 画 区 域 外 の 地 域 は 除 かれます (2) 県 民 の 生 活 環 境 の 保 全 等 に 関 する 条 例 岡 崎 市 内 全 域 ただし 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 で 規 制 される 場 合 は 除 かれます 岡 崎 市 ( 担 当 : 環 境 部 環 境 保 全 課 電 話 :0564-23-694 686 FAX:0564-23-6536)
2. 届 出 規 制 対 象 地 域 内 において 工 場 又 は 事 業 場 に 新 たに 規 制 対 象 施 設 を 設 置 しようとするなど 下 表 の 事 由 が 生 じた 場 合 には 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 又 は 県 民 の 生 活 環 境 の 保 全 等 に 関 する 条 例 に 基 づき 届 出 が 義 務 付 けられています なお 届 出 書 は 工 場 又 は 事 業 場 の 所 在 する 市 町 村 長 あてに 提 出 します また 届 出 をしなかったり 虚 偽 の 届 出 をしたような 場 合 には 罰 則 が 科 せられることがあります なお 騒 音 の 規 制 を 受 ける 作 業 を 行 う 場 合 及 び 相 当 程 の 騒 音 又 は 振 動 を 発 生 する 施 設 を 設 置 する 場 合 の 届 出 は 不 要 です 事 由 届 出 の 種 類 届 出 の 時 期 備 考 規 制 対 象 施 設 を 設 置 しようとす る 場 合 設 置 の 届 出 設 置 の 工 事 開 始 日 の 30 日 前 まで 新 たに 特 定 施 設 を 設 置 することにより 初 めて 特 定 工 場 等 となる 場 合 に 限 る 工 場 等 の 所 在 する 地 域 が 規 制 対 象 地 域 となった 際 そこに 規 制 対 象 地 域 と 2 規 制 対 象 施 設 を 設 置 している 場 合 2 規 制 対 象 外 施 設 が 規 制 対 象 使 用 の 届 出 なった 日 又 は 規 制 対 象 施 設 とな った 日 から 30 日 2の 場 合 その 施 設 以 外 の 規 制 対 象 施 設 を 設 置 していないものに 限 る となった 際 規 制 対 象 地 域 内 に 以 内 その 施 設 を 設 置 している 場 合 振 動 規 制 法 に 基 づくものについては 規 制 対 象 施 設 の 種 類 及 び 能 力 ごとの 数 を 増 3 又 は2の 届 出 を 行 った 規 制 対 象 施 設 の 種 類 及 び 能 力 ごとの 数 を 変 更 する 場 合 施 設 の 数 等 の 変 更 の 届 出 加 しない 場 合 を 除 く それ 以 外 について は 能 力 に 関 係 なく 施 設 の 種 類 ごとの 数 を 減 少 する 場 合 及 びその 数 を 直 近 の 届 出 変 更 に 係 る 工 事 により 届 け 出 た 数 の 2 倍 以 内 の 数 に 増 加 の 開 始 の 日 の 30 する 場 合 を 除 く 又 は2の 届 出 を 行 った 規 制 対 施 設 の 使 用 の 日 前 まで 振 動 規 制 法 に 基 づくものに 限 る また 使 4 象 施 設 の 使 用 の 方 法 を 変 更 する 方 法 の 変 更 の 用 開 始 時 刻 の 繰 り 上 げ 又 は 終 了 時 刻 の 繰 場 合 届 出 り 下 げを 伴 わない 場 合 を 除 く 5 又 は2の 届 出 を 行 った 工 場 等 で 騒 音 又 は 振 動 の 防 止 の 方 法 を 変 更 する 場 合 防 止 の 方 法 の 変 更 の 届 出 変 更 により 工 場 等 において 発 生 する 騒 音 又 は 振 動 の 大 きさの 増 加 を 伴 わない 場 合 を 除 く 届 出 者 の 氏 名 又 は 住 所 ( 法 6 人 にあっては 名 称 及 び 代 表 者 氏 名 )の 変 更 があった 場 合 2 工 場 等 の 名 称 又 は 所 在 地 の 氏 名 の 変 更 等 の 届 出 変 更 の 日 から 30 日 以 内 変 更 があった 場 合 7 規 制 対 象 施 設 をすべて 廃 止 した 場 合 施 設 使 用 全 廃 の 届 出 廃 止 した 日 から 30 日 以 内 届 出 を 行 った 者 から 規 制 対 象 施 8 設 のすべてを 譲 り 受 け 借 り 受 け た 場 合 又 は 相 続 合 併 分 割 が 承 継 の 届 出 承 継 があった 日 から 30 日 以 内 あった 場 合 ( 注 ) 騒 音 関 係 振 動 関 係 はそれぞれについて 届 出 が 必 要 です 法 と 条 例 の 関 係 は 法 が 優 先 し 法 に 基 づく 届 出 がなされる 場 合 には 条 例 に 基 づく 届 出 は 不 要 となります 法 の 特 定 工 場 は 条 例 に 基 づく 届 出 は 不 要 となります
3. 設 置 届 出 書 および 数 変 更 届 出 書 の 添 付 書 類 決 まった 様 式 はありませんので わかりやすく 作 成 してください なお 設 置 届 出 書 数 変 更 届 出 書 は 着 工 の30 日 前 までに 環 境 保 全 課 まで 提 出 してください( 正 副 2 部 ) () 事 業 所 付 近 の 見 取 り 図 ( 例 ) 民 家 コンビニエンス ストア AB マンション 国 道 号 線 岡 崎 事 業 所 工 業 岡 崎 工 場 ビル 岡 崎 営 業 所 ( 有 ) 第 2 工 場 工 業 周 辺 の 状 況 が 分 かるものを 添 付 してくださ い 所 在 地 がわかるように 印 をつけてください 民 家 民 家 板 金 ( 有 ) 第 工 場 (2) 特 定 施 設 ( 発 生 施 設 )の 配 置 図 ( 例 ) 工 作 棟 空 気 圧 縮 機 2 送 風 機 3 送 風 機 7.5 kw 20 kw 5 kw 配 置 がわかるように 記 載 してください 第 2 棟 事 務 棟 2 3 第 棟 (3) 騒 音 振 動 防 止 の 方 法 を 明 記 してください 騒 音 ( 配 置 の 工 夫 防 音 壁 の 設 置 などが 方 法 として 考 えられます) 鉄 筋 スレート 壁 で 窓 は 二 重 サッシの 建 屋 内 に 設 置 する 周 囲 をコンクリートブロック 塀 で 囲 う 敷 地 の 中 央 部 に 設 置 し 建 物 で 周 囲 を 囲 む など 振 動 ( 設 置 場 所 固 定 方 法 の 工 夫 などが 方 法 として 考 えられます) コンクリート 基 礎 上 に 設 置 する アンカーボルトで 固 定 する 基 礎 と 架 台 に 防 振 ゴムを 使 用 する など (4) 連 絡 責 任 者 を 明 記 してください 届 出 内 容 に 関 して 連 絡 の 取 れる 方 の 所 属 氏 名 電 話 番 号 および 受 理 書 送 付 先 を 明 記 してください
4. 騒 音 の 規 制 を 受 ける 作 業 次 の 作 業 を 伴 う 事 業 を 営 む 者 は 規 則 で 定 める 基 準 を 超 える 騒 音 を 発 生 させてはなりません 板 金 又 は 製 かんの 作 業 2 鉄 骨 又 は 橋 りょうの 組 立 作 業 ( 建 設 の 現 場 作 業 を 除 く ) 3 金 属 材 料 の 引 抜 き 作 業 4 鍛 造 の 作 業 5 電 気 又 はガスを 用 いる 溶 接 又 は 金 属 の 切 断 作 業 6 電 動 又 は 空 気 動 力 工 具 を 使 用 する 金 属 の 研 磨 切 削 又 はびょう 打 ちの 作 業 7 音 響 を 発 生 する 機 器 ( 楽 器 を 含 む )の 組 立 て 試 験 又 は 調 整 の 作 業 8 内 燃 機 関 の 試 験 又 は 調 整 の 作 業 9 工 業 用 ミシンを 用 いる 作 業 0 木 材 の 切 削 等 の 加 工 の 作 業 原 木 原 紙 鉄 材 等 重 量 物 の 積 込 み 又 は 積 卸 しの 作 業 2 貨 物 の 搬 入 又 は 搬 出 の 作 業 3 建 設 用 重 機 械 を 用 いる 作 業 ( 建 設 の 現 場 作 業 を 除 く ) 5. 相 当 程 の 騒 音 振 動 発 生 施 設 に 対 する 規 制 相 当 程 の 騒 音 又 は 振 動 を 発 生 する 施 設 ( 注 )を 設 置 する 工 場 等 は 規 則 に 定 める 基 準 を 遵 守 しなけ ればならないこととし 基 準 に 適 合 しないことにより 周 辺 の 生 活 環 境 が 損 なわれていると 認 められる 場 合 は 勧 告 が 発 動 されることがあります ( 注 ) 原 動 機 の 定 格 出 力 が 0.75K W 以 上 の 送 風 機 排 風 機 圧 縮 機 冷 凍 機 であって これまで 法 令 に 基 づく 規 制 対 象 となっていなかったもの 法 に 基 づく 特 定 工 場 内 に 設 置 される 場 合 条 例 に 基 づく 騒 音 又 は 振 動 発 生 施 設 を 設 置 する 工 場 に 設 置 される 場 合 を 除 く
6. 規 制 基 準 特 定 工 場 等 を 設 置 する 者 は 下 表 に 示 す 特 定 工 場 等 の 敷 地 境 界 における 騒 音 振 動 の 規 制 基 準 の 遵 守 の 義 務 が 課 せられています ( 単 位 :デシベル) 時 間 の 区 分 騒 音 振 動 昼 間 朝 夕 夜 間 昼 間 夜 間 地 域 の 区 分 8 時 30 分 7 時 ~8 時 30 分 20 時 ~7 時 7 時 ~20 時 ~ 翌 日 7 時 8 時 ~9 時 9 時 ~ 翌 日 8 時 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 住 居 地 域 第 二 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 45 40 40 60 55 50 45 40 65 55 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域 準 工 業 地 域 65 60 50 65 60 工 業 地 域 70 65 60 70 65 工 業 専 用 地 域 75 75 70 75 70 その 他 の 地 域 60 55 50 65 60 備 考 ) 騒 音 関 係 では 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域 準 工 業 地 域 工 業 地 域 工 業 専 用 地 域 その 他 の 地 域 内 振 動 関 係 では 工 業 地 域 工 業 専 用 地 域 内 の 学 校 保 育 所 病 院 診 療 所 ( 患 者 の 入 院 施 設 を 有 するもの) 図 書 館 及 び 特 別 養 護 老 人 ホームの 敷 地 の 周 囲 50mの 範 囲 内 の 基 準 は 上 の 表 の 値 から 5デシベルを 減 じた 値 とする 2) 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 住 居 地 域 第 二 種 住 居 地 域 又 は 準 住 居 地 域 に 接 する 工 業 地 域 又 は 工 業 専 用 地 域 の 境 界 線 から 工 業 地 域 又 は 工 業 専 用 地 域 内 へ 50mの 範 囲 内 の 基 準 は 上 の 表 の 値 から 5デシベルを 減 じた 値 とする 3) 騒 音 発 生 施 設 又 は 振 動 発 生 施 設 を 設 置 する 工 場 等 相 当 程 の 騒 音 又 は 振 動 を 発 生 する 施 設 を 設 置 する 工 場 等 騒 音 の 規 制 を 受 ける 作 業 を 行 う 事 業 場 飲 食 店 営 業 等 の 騒 音 の 規 制 を 受 ける 事 業 場 に 適 用 される 基 準 値 を 示 す (ただし 飲 食 店 営 業 等 については 夜 間 のみ 適 用 される ) 7. 改 善 勧 告 改 善 命 令 規 制 の 対 象 となる 工 場 等 又 は 作 業 において 発 生 する 騒 音 又 は 振 動 が 基 準 に 適 合 しないことにより 周 辺 の 生 活 が 損 なわれていると 認 められる 場 合 には その 事 態 を 除 去 するために 必 要 な 勧 告 又 は 命 令 が 発 動 されることがあります ( 相 当 程 の 騒 音 又 は 振 動 を 発 生 する 施 設 を 設 置 する 工 場 等 に 対 しての 改 善 命 令 の 規 定 はありません ) なお 改 善 命 令 に 違 反 した 場 合 においては 罰 則 が 科 せられることになっております 8. 公 表 この 条 例 の 規 定 に 違 反 して 著 しく 公 害 を 発 生 させている 場 合 には 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 並 びにその 違 反 の 状 況 が 公 表 される 場 合 があります この 条 例 の 規 定 による 勧 告 がされた 場 合 において 当 該 勧 告 を 受 けた 者 がその 勧 告 に 従 わないときは その 旨 及 びその 勧 告 内 容 が 公 表 される 場 合 があります
9. 騒 音 振 動 対 策 の 留 意 点 騒 音 特 定 施 設 等 は 低 騒 音 型 の 機 種 を 選 定 するほか 給 排 気 を 伴 う 場 合 は 出 入 口 や 配 管 部 分 の 騒 音 対 策 を 行 うこと 施 設 本 体 について 覆 う 等 の 遮 音 や 吸 音 処 理 を 検 討 すること 建 屋 は 施 設 に 適 した 建 築 構 造 とし 建 屋 内 の 施 設 の 配 置 にも 注 意 すること 屋 根 壁 の 遮 音 性 をよくし 遮 音 上 の 問 題 となる 開 口 部 や 隙 間 がないか 注 意 すること 壁 天 井 の 吸 音 性 について 検 討 すること 周 辺 の 民 家 等 に 注 意 し 敷 地 内 の 建 物 屋 外 施 設 の 配 置 を 適 正 にし 塀 等 による 遮 音 を 検 討 するこ と 振 動 特 定 施 設 等 は 低 振 動 型 の 機 種 を 選 定 するほか 共 振 動 状 態 が 発 生 しないように 注 意 すること 振 動 の 伝 播 を 抑 えるため 基 礎 の 質 量 を 大 きくするとともに 弾 性 体 (ばね) 等 により 防 振 するこ と 振 動 の 場 合 と 同 様 に 周 辺 民 家 との 距 離 配 置 関 係 に 注 意 すること 身 近 な 騒 音 振 動 の 例 騒 音 の 大 きさのめやす 振 動 の 大 きさのめやす 20 0 飛 行 機 のエンジンの 近 く 自 動 車 の 警 笛 ( 前 方 2m) リベット 打 ち 90 人 体 に 影 響 が 生 じ 始 める つり 下 げ 物 は 大 きく 揺 れ 棚 にあ る 食 器 類 は 音 を 立 てる 眠 ってい る 人 のほとんどが 目 を 覚 まし 歩 いている 人 も 揺 れを 感 じる 4 0 90 電 車 が 通 るときのガード 下 騒 々しい 工 場 の 中 犬 の 鳴 き 声 ( 正 面 5m) カラオケ( 店 内 客 席 の 中 央 ) 80 深 い 睡 眠 に 影 響 が 出 始 める 屋 内 にいる 人 のほとんどが 揺 れを 感 じる 棚 にある 食 器 類 が 音 を 立 てることがある 電 線 が 少 し 揺 れ る 3 80 70 地 下 鉄 の 車 内 ピアノ( 正 面 m バイエル 04 番 ) ステレオ( 正 面 m 夜 間 ) 騒 々しい 事 務 所 の 中 騒 々しい 街 頭 70 浅 い 睡 眠 に 影 響 が 出 始 める 屋 内 にいる 人 の 多 くが 揺 れを 感 じ 眠 っている 人 の 一 部 が 目 を 覚 ます 電 灯 などのつり 下 げ 物 がわ ずかに 揺 れる 2 60 50 静 かな 乗 用 車 普 通 の 会 話 静 かな 事 務 所 の 中 クーラー( 室 外 機 始 動 時 ) 60 振 動 を 感 じ 始 める( 振 動 閾 値 ) 屋 内 にいる 人 の 一 部 が わずかな 揺 れを 感 じる 40 市 内 の 深 夜 図 書 館 の 中 静 かな 住 宅 地 の 昼 ほとんど 睡 眠 影 響 はない 人 は 揺 れを 感 じないが 地 計 に 30 20 郊 外 の 深 夜 ささやき 声 木 の 葉 の 触 れ 合 う 音 置 時 計 の 秒 針 の 音 ( 前 50 40 常 時 微 動 は 記 録 される 0 方 m) < 気 象 庁 階 級 関 連 解 説 表 参 考 >