国土技術政策総合研究所 研究資料



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(2) 騒 音 振 動 の 防 止 対 策 工 場 事 業 場 の 規 制 基 準 工 場 事 業 場 の 騒 音 及 び 振 動 は 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 及 び 静 岡 県 生 活 環 境 の 保 全 等 に 関 する 条 例 によって 規 制 されており 市 長 ( 平 成

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2 特 定 工 場 等 において 発 生 する 騒 音 の 規 制 基 準 区 域 の 区 分 時 間 の 区 分 朝 昼 間 夕 夜 間 午 前 6 時 から 午 前 8 時 まで 午 前 8 時 から 午 後 8 時 まで 午 後 8 時 から 午 後 10 時 まで 午 後 10 時 から 翌

(イ) 規 制 基 準 特 定 工 場 等 において 発 生 する 騒 音 の 規 制 に 関 する 基 準 時 間 の 区 分 の 区 分 午 前 8 時 午 後 6 時 朝 夕 午 前 6 時 午 前 8 時 午 後 6 時 午 後 9 時 夜 間 午 後 9 時 翌 日 午 前 6 時 第 種

(2) 騒 音 に 係 る 規 制 基 準 1 騒 音 規 制 法, 熊 本 県 条 例 に 基 づく 特 定 工 場 等 ( 工 場 事 業 場 ) 及 び 特 定 に 係 る 騒 音 の 基 準 時 間 昼 午 前 8 時 から 間 午 後 7 時 まで 朝 午 前 6 時 から 午 前 8 時

騒 音 に 係 る 環 境 基 準 の 類 型 を 当 てはめる 並 びに 騒 音 及 び 振 動 の 規 制 の 変 更 について 1 趣 旨 奥 州 市 二 戸 市 滝 沢 村 及 び 矢 巾 町 において 都 市 計 画 法 第 8 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 する 用 途 が 変

●電力自由化推進法案

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

大阪府住宅供給公社定款

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

現 行 工 業 地 域 準 工 業 地 域 商 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 改 正 後 準 工 業 地 域 ( 特 別 業 務 地 区 ( 第 2 種 ) 及 び 指 定 集 積 区 域 を 除 く) 近 隣 商 業 地 域 2 / 7

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

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16 日本学生支援機構

我孫子市小規模水道条例

第6章 騒音・振動

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程


容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

〔自 衛 隊〕

m07 北見工業大学 様式①

Microsoft Word - 04特定任期付職員(特任事務)給与規程【溶込】

内 宿 泊 料 国 外 滞 在 費 及 び 予 防 注 射 諸 手 数 料 とし それぞれ 次 の 各 号 に 定 めるとこ ろにより 支 給 する (1) 交 通 費 は 現 に 利 用 した 経 路 及 び 方 法 により 支 給 する なお 国 外 への 旅 行 の 場 合 の 交 通 費 は

神戸市重度障害者特別給付金支給要綱

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03

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草 加 都 市 計 画 事 業 新 田 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 土 地 評 価 基 準 ( 目 的 ) 第 1 この 基 準 は 土 地 区 画 整 理 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 119 号 ) 第 3 条 第 4 項 の 規 定 により 草 加 市 が 施 行 する 草

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

●幼児教育振興法案

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

高 第 3 種 17m 第 3 種 20m 第 3 種 30m 第 3 種 40m 第 3 種 30m 40m 建 築 物 の 各 部 分 の 高 さは 当 該 部 分 から 前 面 道 路 1 建 築 物 の 高 さは20メートル

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

目     次

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

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 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

必 要 なものとして 政 令 で 定 める 原 材 料 等 の 種 類 及 びその 使 用 に 係 る 副 産 物 の 種 類 ごとに 政 令 で 定 める 業 種 をいう 8 この 法 律 において 特 定 再 利 用 業 種 とは 再 生 資 源 又 は 再 生 部 品 を 利 用 することが

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

学校教育法施行令・施行規則等の改正について

消 費 生 活 センターに 関 する 条 例 の 制 定 施 行 規 則 第 8 条 地 方 消 費 者 行 政 ガイド ライン 施 行 規 則 において 都 道 府 県 及 び 消 費 生 活 センターを 設 置 する 市 町 村 が 消 費 生 活 センターの 組 織 及 び 運 営 及 び 情

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

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(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j _\217C\220\263\201j.doc)

(2) 基 準 地 の 価 格 の 審 査 調 整 及 び 判 定 (3) 周 知 措 置 ( 地 価 公 示 との 関 係 等 ) 第 4 条 知 事 は 事 業 の 実 施 にあたっては 地 価 公 示 法 の 規 定 に 基 づいて 国 が 行 う 地 価 公 示 との 調 和 を 保 ち 一

っては いずれか 一 方 の 事 業 を 補 助 金 の 交 付 の 対 象 とする 3 第 1 項 各 号 に 掲 げる 事 業 において 国 県 若 しくは 本 市 からの 補 償 金 の 交 付 又 は 損 害 保 険 契 約 によ る 損 害 てん 補 その 他 これに 類 するものを 受

スライド 1

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(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

( 参 考 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 107 号 )( 抄 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 56 号 ) による 改 正 後 (

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認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

育児・介護休業等に関する規則

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

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●労働基準法等の一部を改正する法律案

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

郵 便 局 において 提 供 される 金 融 2 社 の 金 融 サービス 参 考 1 銀 行 サービス 2 保 険 サービス (*)は 銀 行 窓 口 業 務 ( 総 務 省 告 示 で 規 定 ) (*)は 保 険 窓 口 業 務 ( 総 務 省 告 示 で 規 定 ) ( 太 枠 内 を 総

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

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Microsoft Word - 都市計画法第34条第11号及び第12号

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平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

スライド 1

年 総 務 省 令 第 42 号 ) 第 1 条 第 2 項 に 規 定 する 対 象 施 設 ( 以 下 この 条 において 対 象 施 設 という )を 新 設 し 又 は 増 設 した 者 について 当 該 対 象 施 設 である 家 屋 及 び 償 却 資 産 並 びに 当 該 家 屋 又

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

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2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

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四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この


公 共 公 益 的 施 設 用 地 の 負 担 がほとんど 生 じないと 認 められる 土 地 ( 例 ) 道 路 に 面 しており 間 口 が 広 く 奥 行 がそれほどではない 土 地 ( 道 路 が 二 方 三 方 四 方 にある 場 合 も 同 様 ) ⑶ マンション 適 地 の 判 定 評

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

(3) 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 ア 一 般 地 域 の 環 境 基 準 ( 平 成 10 年 環 境 庁 告 示 64 号 )( 平 成 24 年 市 告 示 75 号 ) 時 間 の 区 分 昼 間 夜 間 地 域 の 区 分 (6 時 22 時 ) (22 時 翌 日 6 時 ) A

国立大学法人東京医科歯科大学職員の労働時間、休暇等に関する規則(案)

定款

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

Transcription:

2. 法 律 と 基 準 道 路 交 通 騒 音 に 係 る 法 体 系 の 概 要 環 境 基 準 を 定 めた 法 令 の 抜 粋 (P.6~9) 要 請 限 度 を 定 めた 法 令 の 抜 粋 (P.10~13)の 順 に 示 す 法 体 系 の 概 要 をまとめると 図 -2.1 となる 環 境 基 本 法 において 環 境 の 保 全 についての 基 本 理 念 および 施 策 の 基 本 となる 事 項 が 定 められ 環 境 基 本 法 に 基 づく 告 示 において 環 境 基 準 が 定 められている また 騒 音 規 制 法 において 自 動 車 単 体 から 発 生 する 騒 音 の 大 きさの 限 度 および 市 町 村 長 が 都 道 府 県 公 安 委 員 会 に 道 路 交 通 規 制 等 の 措 置 を 執 るべきことを 要 請 する 騒 音 の 限 度 (いわゆる 要 請 限 度 )が 定 め られている 環 境 基 本 法 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 ( 環 境 省 告 示 ) 騒 音 規 制 法 自 動 車 騒 音 の 限 度 ( 総 理 府 令 ) [ 要 請 限 度 ] 道 路 交 通 法 の 規 定 よる 措 置 を 要 請 市 町 村 長 公 安 委 員 会 道 路 構 造 改 善 等 の 意 見 具 申 市 町 村 長 道 路 管 理 者 自 動 車 騒 音 の 大 きさの 許 容 限 度 ( 環 境 省 告 示 ) [ 単 体 規 制 ] 道 路 運 送 車 両 法 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 ( 国 土 交 通 省 令 ) 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 の 細 目 を 定 める 告 示 ( 国 土 交 通 省 ) [ 単 体 規 制 ] 図 -2.1 道 路 交 通 騒 音 に 係 る 法 体 系 の 概 要 道 路 に 近 接 する 地 域 ( 空 間 または 区 域 )における 騒 音 の 基 準 値 等 ( 環 境 基 準 および 要 請 限 度 ) を 表 -2.1 に 示 す 表 -2.1 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 地 域 における 騒 音 の 基 準 値 等 基 準 等 根 拠 法 測 定 位 置 基 準 値 等 昼 間 6:00-22:00 夜 間 22:00-6:00 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 空 間 に 係 る 環 境 基 準 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 区 域 に 係 る 要 請 限 度 環 境 基 本 法 に 基 づく 告 示 騒 音 規 制 法 に 基 づく 省 令 住 居 等 の 建 物 の 騒 音 の 影 響 を 受 け やすい 面 道 路 の 敷 地 の 境 界 線 屋 外 70 db 以 下 65 db 以 下 屋 内 45 db 以 下 40 db 以 下 75 db 70 db 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 : 高 速 自 動 車 国 道 一 般 国 道 都 道 府 県 道 および 四 車 線 以 上 の 市 町 村 道 等 5

環 境 基 本 法 ( 抜 粋 ) ( 平 成 5 年 11 月 19 日 法 律 第 91 号 最 終 改 正 : 平 成 26 年 5 月 30 日 法 律 第 46 号 第 三 節 環 境 基 準 第 十 六 条 政 府 は 大 気 の 汚 染 水 質 の 汚 濁 土 壌 の 汚 染 及 び 騒 音 に 係 る 環 境 上 の 条 件 について それぞれ 人 の 健 康 を 保 護 し 及 び 生 活 環 境 を 保 全 する 上 で 維 持 されるこ とが 望 ましい 基 準 を 定 めるものとする 2 前 項 の 基 準 が 二 以 上 の 類 型 を 設 け かつ それぞれの 類 型 を 当 てはめる 地 域 又 は 水 域 を 指 定 すべきものとして 定 められる 場 合 には その 地 域 又 は 水 域 の 指 定 に 関 する 事 務 は 二 以 上 の 都 道 府 県 の 区 域 にわたる 地 域 又 は 水 域 であって 政 令 で 定 めるものにあ っては 政 府 が それ 以 外 の 地 域 又 は 水 域 にあってはその 地 域 又 は 水 域 が 属 する 都 道 府 県 の 知 事 が それぞれ 行 うものとする 3 第 一 項 の 基 準 については 常 に 適 切 な 科 学 的 判 断 が 加 えられ 必 要 な 改 定 がなさ れなければならない 4 政 府 は この 章 に 定 める 施 策 であって 公 害 の 防 止 に 関 係 するもの( 以 下 公 害 の 防 止 に 関 する 施 策 という )を 総 合 的 かつ 有 効 適 切 に 講 ずることにより 第 一 項 の 基 準 が 確 保 されるように 努 めなければならない 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 について( 抜 粋 ) ( 平 成 10 年 9 月 30 日 環 告 64 改 正 : 平 成 17 年 5 月 26 日 環 告 45) 環 境 基 本 法 ( 平 成 5 年 法 律 第 91 号 ) 第 16 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 について 次 のとおり 告 示 する 環 境 基 本 法 第 16 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 騒 音 に 係 る 環 境 上 の 条 件 について 生 活 環 境 を 保 全 し 人 の 健 康 の 保 護 に 資 する 上 で 維 持 されることが 望 ましい 基 準 ( 以 下 環 境 基 準 という )は 別 に 定 めるところによるほか 次 のとおりとする 第 1 環 境 基 準 1 環 境 基 準 は 地 域 の 類 型 及 び 時 間 の 区 分 ごとに 次 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりと し 各 類 型 を 当 てはめる 地 域 は 都 道 府 県 知 事 が 指 定 する 地 域 の 類 型 基 準 値 昼 間 夜 間 AA 50デシベル 以 下 40デシベル 以 下 A 及 びB 55デシベル 以 下 45デシベル 以 下 C 60デシベル 以 下 50デシベル 以 下 ( 注 ) 1 時 間 の 区 分 は 昼 間 を 午 前 6 時 から 午 後 10 時 までの 間 とし 夜 間 を 午 後 10 時 か ら 翌 日 の 午 前 6 時 までの 間 とする 2 AAを 当 てはめる 地 域 は 療 養 施 設 社 会 福 祉 施 設 等 が 集 合 して 設 置 される 地 域 な ど 特 に 静 穏 を 要 する 地 域 とする 3 Aを 当 てはめる 地 域 は 専 ら 住 居 の 用 に 供 される 地 域 とする 4 Bを 当 てはめる 地 域 は 主 として 住 居 の 用 に 供 される 地 域 とする 6

5 Cを 当 てはめる 地 域 は 相 当 数 の 住 居 と 併 せて 商 業 工 業 等 の 用 に 供 される 地 域 と する ただし 次 表 に 掲 げる 地 域 に 該 当 する 地 域 ( 以 下 道 路 に 面 する 地 域 という )に ついては 上 表 によらず 次 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりとする 地 域 の 区 分 A 地 域 のうち2 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 B 地 域 のうち2 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 及 び C 地 域 のうち 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 基 準 値 昼 間 夜 間 60デシベル 以 下 65デシベル 以 下 55デシベル 以 下 60デシベル 以 下 備 考 車 線 とは 1 縦 列 の 自 動 車 が 安 全 かつ 円 滑 に 走 行 するために 必 要 な 一 定 の 幅 員 を 有 する 帯 状 の 車 道 部 分 をいう この 場 合 において 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 空 間 については 上 表 にかかわらず 特 例 として 次 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりとする 基 準 値 昼 間 夜 間 70デシベル 以 下 65デシベル 以 下 備 考 個 別 の 住 居 等 において 騒 音 の 影 響 を 受 けやすい 面 の 窓 を 主 として 閉 めた 生 活 が 営 まれていると 認 められるときは 屋 内 へ 透 過 する 騒 音 に 係 る 基 準 ( 昼 間 にあっては45デシベル 以 下 夜 間 にあっては40デシベル 以 下 )に よることができる 2 1の 環 境 基 準 の 基 準 値 は 次 の 方 法 により 評 価 した 場 合 における 値 とする (1) 評 価 は 個 別 の 住 居 等 が 影 響 を 受 ける 騒 音 レベルによることを 基 本 とし 住 居 等 の 用 に 供 される 建 物 の 騒 音 の 影 響 を 受 けやすい 面 における 騒 音 レベルによって 評 価 す るものとする この 場 合 において 屋 内 へ 透 過 する 騒 音 に 係 る 基 準 については 建 物 の 騒 音 の 影 響 を 受 けやすい 面 における 騒 音 レベルから 当 該 建 物 の 防 音 性 能 値 を 差 し 引 いて 評 価 するもの とする (2) 騒 音 の 評 価 手 法 は 等 価 騒 音 レベルによるものとし 時 間 の 区 分 ごとの 全 時 間 を 通 じた 等 価 騒 音 レベルによって 評 価 することを 原 則 とする (3) 評 価 の 時 期 は 騒 音 が1 年 間 を 通 じて 平 均 的 な 状 況 を 呈 する 日 を 選 定 するものと する (4) 騒 音 の 測 定 は 計 量 法 ( 平 成 4 年 法 律 第 51 号 ) 第 71 条 の 条 件 に 合 格 した 騒 音 計 を 用 いて 行 うものとする この 場 合 において 周 波 数 補 正 回 路 はA 特 性 を 用 いること とする (5) 騒 音 の 測 定 に 関 する 方 法 は 原 則 として 日 本 工 業 規 格 Z8731による ただし 時 間 の 区 分 ごとに 全 時 間 を 通 じて 連 続 して 測 定 した 場 合 と 比 べて 統 計 的 に 十 分 な 精 度 を 確 保 し 得 る 範 囲 内 で 騒 音 レベルの 変 動 等 の 条 件 に 応 じて 実 測 時 間 を 短 縮 すること 7

ができる 当 該 建 物 による 反 射 の 影 響 が 無 視 できない 場 合 にはこれを 避 けうる 位 置 で 測 定 し これが 困 難 な 場 合 には 実 測 値 を 補 正 するなど 適 切 な 措 置 を 行 うこととする また 必 要 な 実 測 時 間 が 確 保 できない 場 合 等 においては 測 定 に 代 えて 道 路 交 通 量 等 の 条 件 か ら 騒 音 レベルを 推 計 する 方 法 によることができる なお 著 しい 騒 音 を 発 生 する 工 場 及 び 事 業 場 建 設 作 業 の 場 所 飛 行 場 並 びに 鉄 道 の 敷 地 内 並 びにこれらに 準 ずる 場 所 は 測 定 場 所 から 除 外 する 3 環 境 基 準 の 達 成 状 況 の 地 域 としての 評 価 は 次 の 方 法 により 行 うものとする (1) 道 路 に 面 する 地 域 以 外 の 地 域 については 原 則 として 一 定 の 地 域 ごとに 当 該 地 域 の 騒 音 を 代 表 すると 思 われる 地 点 を 選 定 して 評 価 するものとする (2) 道 路 に 面 する 地 域 については 原 則 として 一 定 の 地 域 ごとに 当 該 地 域 内 の 全 ての 住 居 等 のうち1の 環 境 基 準 の 基 準 値 を 超 過 する 戸 数 及 び 超 過 する 割 合 を 把 握 すること により 評 価 するものとする 第 2 達 成 期 間 等 1 環 境 基 準 は 次 に 定 める 達 成 期 間 でその 達 成 又 は 維 持 を 図 るものとする (1) 道 路 に 面 する 地 域 以 外 の 地 域 については 環 境 基 準 の 施 行 後 直 ちに 達 成 され 又 は 維 持 されるよう 努 めるものとする (2) 既 設 の 道 路 に 面 する 地 域 については 関 係 行 政 機 関 及 び 関 係 地 方 公 共 団 体 の 協 力 の 下 に 自 動 車 単 体 対 策 道 路 構 造 対 策 交 通 流 対 策 沿 道 対 策 等 を 総 合 的 に 実 施 するこ とにより 環 境 基 準 の 施 行 後 10 年 以 内 を 目 途 として 達 成 され 又 は 維 持 されるよう 努 めるものとする ただし 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 面 する 地 域 であって 道 路 交 通 量 が 多 くその 達 成 が 著 しく 困 難 な 地 域 については 対 策 技 術 の 大 幅 な 進 歩 都 市 構 造 の 変 革 等 とあいまって 10 年 を 超 える 期 間 で 可 及 的 速 やかに 達 成 されるよう 努 めるものとす る (3) 道 路 に 面 する 地 域 以 外 の 地 域 が 環 境 基 準 が 施 行 された 日 以 降 計 画 された 道 路 の 設 置 によって 新 たに 道 路 に 面 することとなった 場 合 にあっては(1) 及 び(2)にかか わらず 当 該 道 路 の 供 用 後 直 ちに 達 成 され 又 は 維 持 されるよう 努 めるものとし 環 境 基 準 が 施 行 された 日 より 前 に 計 画 された 道 路 の 設 置 によって 新 たに 道 路 に 面 することとな った 場 合 にあっては(2)を 準 用 するものとする 2 道 路 に 面 する 地 域 のうち 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 空 間 の 背 後 地 に 存 する 建 物 の 中 高 層 部 に 位 置 する 住 居 等 において 当 該 道 路 の 著 しい 騒 音 がその 騒 音 の 影 響 を 受 けやすい 面 に 直 接 到 達 する 場 合 は その 面 の 窓 を 主 として 閉 めた 生 活 が 営 まれていると 認 められ かつ 屋 内 へ 透 過 する 騒 音 に 係 る 基 準 が 満 たされたときは 環 境 基 準 が 達 成 されたものとみなすものとする 3 夜 間 の 騒 音 レベルが73デシベルを 超 える 住 居 等 が 存 する 地 域 における 騒 音 対 策 を 優 先 的 に 実 施 するものとする 第 3 環 境 基 準 の 適 用 除 外 について この 環 境 基 準 は 航 空 機 騒 音 鉄 道 騒 音 及 び 建 設 作 業 騒 音 には 適 用 しないものとす る 附 則 この 告 示 は 平 成 11 年 4 月 1 日 から 施 行 する 8

騒 音 に 係 る 環 境 基 準 では 道 路 に 面 する 地 域 の 範 囲 が 明 確 に 示 されていないため 参 考 ま でに 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 の 評 価 マニュアル 4) の 抜 粋 を 以 下 に 示 す 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 の 評 価 マニュアル Ⅱ 地 域 評 価 編 ( 道 路 に 面 する 地 域 ) 4) ( 環 境 庁 平 成 12 年 4 月 ) ここでは 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 を 想 定 した 場 合 に 一 般 的 に 道 路 交 通 騒 音 の 及 ぶ 範 囲 等 を 考 慮 して 地 域 評 価 を 行 う 範 囲 を 便 宜 的 に 道 路 端 より 50mとした この 評 価 範 囲 は 道 路 に 面 する 地 域 の 環 境 基 準 を 適 用 する 範 囲 を 示 すものではなく さらにこの 範 囲 を 固 定 的 画 一 的 に 評 価 の 母 数 としようとするものでもない 評 価 区 間 における 評 価 範 囲 等 の 概 念 図 9

騒 音 規 制 法 ( 昭 和 43 年 6 月 10 日 法 律 第 98 号 最 終 改 正 : 平 成 23 年 12 月 14 日 法 律 第 122 号 ) 第 四 章 自 動 車 騒 音 に 係 る 許 容 限 度 等 ( 許 容 限 度 ) 第 十 六 条 環 境 大 臣 は 自 動 車 が 一 定 の 条 件 で 運 行 する 場 合 に 発 生 する 自 動 車 騒 音 の 大 きさの 許 容 限 度 を 定 めなければならない 2 自 動 車 騒 音 の 防 止 を 図 るため 国 土 交 通 大 臣 は 道 路 運 送 車 両 法 に 基 づく 命 令 で 自 動 車 騒 音 に 係 る 規 制 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 める 場 合 には 前 項 の 許 容 限 度 が 確 保 され るように 考 慮 しなければならない ( 測 定 に 基 づく 要 請 及 び 意 見 ) 第 十 七 条 市 町 村 長 は 第 二 十 一 条 の 二 の 測 定 を 行 った 場 合 において 指 定 地 域 内 にお ける 自 動 車 騒 音 が 環 境 省 令 で 定 める 限 度 を 超 えていることにより 道 路 の 周 辺 の 生 活 環 境 が 著 しく 損 なわれると 認 めるときは 都 道 府 県 公 安 委 員 会 に 対 し 道 路 交 通 法 ( 昭 和 三 十 五 年 法 律 第 百 五 号 )の 規 定 による 措 置 を 執 るべきことを 要 請 するものとする 2 環 境 大 臣 は 前 項 の 環 境 省 令 を 定 めようとするときは あらかじめ 国 家 公 安 委 員 会 に 協 議 しなければならない 3 市 町 村 長 は 第 一 項 の 規 定 により 要 請 する 場 合 を 除 くほか 第 二 十 一 条 の 二 の 測 定 を 行 った 場 合 において 必 要 があると 認 めるときは 当 該 道 路 の 部 分 の 構 造 の 改 善 その 他 自 動 車 騒 音 の 大 きさの 減 少 に 資 する 事 項 に 関 し 道 路 管 理 者 又 は 関 係 行 政 機 関 の 長 に 意 見 を 述 べることができる ( 常 時 監 視 ) *1 第 十 八 条 都 道 府 県 知 事 ( 市 の 区 域 に 係 る 自 動 車 騒 音 の 状 況 については 市 長 次 項 に おいて 同 じ )は 自 動 車 騒 音 の 状 況 を 常 時 監 視 しなければならない 2 都 道 府 県 知 事 は 前 項 の 常 時 監 視 の 結 果 を 環 境 大 臣 に 報 告 しなければならない ( 公 表 ) 第 十 九 条 都 道 府 県 知 事 は 当 該 都 道 府 県 の 区 域 ( 町 村 の 区 域 に 限 る )に 係 る 自 動 車 騒 音 の 状 況 を 公 表 するものとする 2 市 長 は 当 該 市 の 区 域 に 係 る 自 動 車 騒 音 の 状 況 を 公 表 するものとする ( 環 境 大 臣 の 指 示 ) 第 十 九 条 の 二 環 境 大 臣 は 自 動 車 騒 音 により 人 の 健 康 に 係 る 被 害 が 生 ずることを 防 止 するため 緊 急 の 必 要 があると 認 めるときは 次 の 各 号 に 掲 げる 者 に 対 し 当 該 各 号 に 定 める 事 務 に 関 し 必 要 な 指 示 をすることができる 一 市 町 村 長 第 十 七 条 第 一 項 の 規 定 による 要 請 に 関 する 事 務 及 び 同 条 第 三 項 の 規 定 による 意 見 を 述 べることに 関 する 事 務 二 都 道 府 県 知 事 市 長 又 は 第 二 十 五 条 の 政 令 で 定 める 町 村 の 長 第 二 十 二 条 の 規 定 に よる 協 力 を 求 め 又 は 意 見 を 述 べることに 関 する 事 務 *1: 平 成 23 年 の 改 正 で 市 長 も 常 時 監 視 および 公 表 することになった 10

騒 音 規 制 法 第 十 七 条 第 一 項 の 規 定 に 基 づく 指 定 地 域 内 における 自 動 車 騒 音 の 限 度 を 定 める 省 令 ( 平 成 12 年 3 月 2 日 総 理 府 令 第 15 号 最 終 改 正 年 月 日 : 平 成 23 年 11 月 30 日 環 境 省 令 第 32 号 ) 騒 音 規 制 法 ( 昭 和 四 十 三 年 法 律 第 九 十 八 号 ) 第 十 七 条 第 一 項 の 規 定 に 基 づき 騒 音 規 制 法 第 十 七 条 第 一 項 の 規 定 に 基 づく 指 定 地 域 内 における 自 動 車 騒 音 の 限 度 を 定 める 命 令 ( 昭 和 四 十 六 年 総 理 府 厚 生 省 令 第 三 号 )の 全 部 を 次 のように 改 正 する ( 定 義 ) 第 一 条 この 省 令 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は それぞれ 当 該 各 号 に 定 めるとこ ろによる 一 車 線 一 縦 列 の 自 動 車 ( 二 輪 のものを 除 く )が 安 全 かつ 円 滑 に 走 行 するために 必 要 な 幅 員 を 有 する 帯 状 の 車 道 の 部 分 をいう 二 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 道 路 法 ( 昭 和 二 十 七 年 法 律 第 百 八 十 号 ) 第 三 条 に 規 定 する 高 速 自 動 車 国 道 一 般 国 道 都 道 府 県 道 及 び 市 町 村 道 ( 市 町 村 道 にあっては 四 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 区 間 に 限 る ) 並 びに 道 路 運 送 法 ( 昭 和 二 十 六 年 法 律 第 百 八 十 三 号 ) 第 二 条 第 八 項 に 規 定 する 一 般 自 動 車 道 であって 都 市 計 画 法 施 行 規 則 ( 昭 和 四 十 四 年 建 設 省 令 第 四 十 九 号 ) 第 七 条 第 一 号 に 規 定 する 自 動 車 専 用 道 路 をいう 三 昼 間 午 前 六 時 から 午 後 十 時 までの 間 をいう 四 夜 間 午 後 十 時 から 翌 日 の 午 前 六 時 までの 間 をいう 五 デシベル 計 量 法 ( 平 成 四 年 法 律 第 五 十 一 号 ) 別 表 第 二 に 定 める 音 圧 レベルの 計 量 単 位 をいう ( 自 動 車 騒 音 の 限 度 ) 第 二 条 騒 音 規 制 法 第 十 七 条 第 一 項 の 環 境 省 令 で 定 める 限 度 ( 以 下 限 度 という )は 別 表 のとおりとする ( 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 区 域 に 係 る 限 度 の 特 例 ) 第 三 条 別 表 に 掲 げる 区 域 のうち 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 区 域 ( 二 車 線 以 下 の 車 線 を 有 する 道 路 の 場 合 は 道 路 の 敷 地 の 境 界 線 から 十 五 メートル 二 車 線 を 超 える 車 線 を 有 する 道 路 の 場 合 は 道 路 の 敷 地 の 境 界 線 から 二 十 メートルまでの 範 囲 をいう )に 係 る 限 度 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 昼 間 においては 七 十 五 デシベル 夜 間 においては 七 十 デシベ ルとする ( 都 道 府 県 知 事 及 び 都 道 府 県 公 安 委 員 会 が 協 議 して 定 める 限 度 ) 第 四 条 前 二 条 の 規 定 にかかわらず 別 表 に 掲 げる 区 域 のうち 学 校 病 院 等 特 に 静 穏 を 必 要 と する 施 設 が 集 合 して 設 置 されている 区 域 又 は 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 の 区 間 の 全 部 又 は 一 部 11

に 面 する 区 域 に 係 る 限 度 は 都 道 府 県 知 事 ( 市 の 区 域 内 の 区 域 に 係 る 限 度 については 市 長 ) 及 び 都 道 府 県 公 安 委 員 会 が 協 議 して 定 める 自 動 車 騒 音 の 大 きさとすることがで きる ( 自 動 車 騒 音 の 測 定 方 法 等 ) 第 五 条 前 三 条 に 規 定 する 限 度 は 次 に 掲 げる 方 法 により 測 定 した 場 合 における 値 によるもの とする 一 騒 音 の 測 定 は 計 量 法 第 七 十 一 条 の 条 件 に 合 格 した 騒 音 計 を 用 いて 行 うものとする 二 騒 音 の 測 定 は 道 路 に 接 して 住 居 病 院 学 校 等 の 用 に 供 される 建 築 物 ( 以 下 住 居 等 という )が 存 している 場 合 には 道 路 の 敷 地 の 境 界 線 において 行 い 道 路 に 沿 っ て 住 居 等 以 外 の 用 途 の 土 地 利 用 が 行 われているため 道 路 から 距 離 をおいて 住 居 等 が 存 し ている 場 合 には 住 居 等 に 到 達 する 騒 音 の 大 きさを 測 定 できる 地 点 において 行 うものとす る これらの 場 合 において 測 定 を 行 う 高 さは 当 該 地 点 の 鉛 直 方 向 において 生 活 環 境 の 保 全 上 騒 音 が 最 も 問 題 となる 位 置 とする 三 騒 音 の 測 定 は 当 該 道 路 のうち 原 則 として 交 差 点 を 除 く 部 分 に 係 る 自 動 車 騒 音 を 対 象 とし 連 続 する 七 日 間 のうち 当 該 自 動 車 騒 音 の 状 況 を 代 表 すると 認 められる 三 日 間 に ついて 行 うものとする 四 騒 音 の 評 価 手 法 は 等 価 騒 音 レベルによるものとする 五 騒 音 の 測 定 方 法 は 原 則 として 日 本 工 業 規 格 Z 八 七 三 一 に 定 める 騒 音 レベルの 測 定 方 法 によるものとし 建 築 物 による 無 視 できない 反 射 の 影 響 を 避 けうる 位 置 で 測 定 す るものとする ただし 建 築 物 と 道 路 との 間 ( 道 路 の 敷 地 の 境 界 線 を 含 む )の 地 点 に おいて 測 定 を 行 い 当 該 建 築 物 による 無 視 できない 反 射 の 影 響 を 避 けることができない 場 合 において 当 該 影 響 を 勘 案 し 実 測 値 を 補 正 するなど 適 切 な 措 置 を 講 ずるときは こ の 限 りでない 六 自 動 車 騒 音 以 外 の 騒 音 又 は 当 該 道 路 以 外 の 道 路 に 係 る 自 動 車 騒 音 による 影 響 がある と 認 められる 場 合 は これらの 影 響 を 勘 案 し 実 測 値 を 補 正 するものとする 七 騒 音 の 大 きさは 測 定 した 値 を 時 間 の 区 分 ごとに 三 日 間 の 原 則 として 全 時 間 を 通 じ てエネルギー 平 均 した 値 とする 別 表 一 二 三 区 域 の 区 分 a 区 域 及 びb 区 域 のうち 一 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 区 域 a 区 域 のうち 二 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 区 域 b 区 域 のうち 二 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 す 区 域 及 び c 区 域 のうち 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 区 域 時 間 の 区 分 昼 間 夜 間 六 十 五 デ 五 十 五 デ シベル シベル 七 十 デシ 六 十 五 デ ベル シべル 七 十 五 デ 七 十 デシ シベル ベル 12

備 考 a 区 域 b 区 域 及 びc 区 域 とは それぞれ 次 の 各 号 に 掲 げる 区 域 として 都 道 府 県 知 事 が 定 めた 区 域 をいう 一 a 区 域 専 ら 住 居 の 用 に 供 される 区 域 二 b 区 域 主 として 住 居 の 用 に 供 される 区 域 三 c 区 域 相 当 数 の 住 居 と 併 せて 商 業 工 業 等 の 用 に 供 される 区 域 附 則 この 府 令 は 平 成 十 二 年 四 月 一 日 から 施 行 する 附 則 ( 平 成 一 二 年 一 二 月 一 五 日 総 理 府 令 第 一 五 〇 号 ) この 府 令 は 内 閣 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 十 一 年 法 律 第 八 十 八 号 )の 施 行 の 日 ( 平 成 十 三 年 一 月 六 日 )から 施 行 する 補 足 : 都 道 府 県 及 び 市 ( 特 別 区 )は 法 定 受 託 事 務 と 自 動 車 騒 音 の 常 時 監 視 を 行 う 常 時 監 視 のマニュアル 5) が 平 成 23 年 9 月 に 作 成 されている 13