2 騒 音 振 動 (1) 騒 音 振 動 の 現 況 騒 音 とは 一 般 的 に ない 方 がよい 音 あることが 好 ましくない 音 で 生 活 環 境 をそこなうもの ですが 漠 然 としたものであり 特 別 の 種 類 の 音 特 に 大 きな 音 でなくても 問 題 になるなど 多 分 に 感 覚 的 なものです 振 動 とは 一 般 的 に 物 体 の 振 動 により 生 じたエネルギーのうち 周 波 数 が 低 く 地 盤 を 伝 播 して 人 の 体 表 面 又 は 体 深 部 で 感 知 されるものです 振 動 は 騒 音 に 比 べ 伝 播 の 仕 方 が 複 雑 で 距 離 減 衰 がとらえ にくく 場 合 によっては 増 幅 することもあります 人 に 与 える 生 理 的 心 理 的 影 響 は 騒 音 振 動 に 共 通 していますが 振 動 にあっては 構 造 物 に 対 する 物 的 影 響 が 生 じることもあります 騒 音 振 動 とも 影 響 範 囲 は 他 の 公 害 に 対 して 局 地 的 であり 主 な 発 生 源 としては 工 場 事 業 場 建 設 作 業 道 路 交 通 などがあります また 特 に 騒 音 は カラオケ 車 の 空 ぶかし ピアノ クーラー など 生 活 に 伴 う 音 が 発 生 源 となることもあり 一 人 ひとりが 加 害 者 になる 可 能 性 があります 本 市 は 騒 音 については 昭 和 44 年 9 月 20 日 から 振 動 については 昭 和 53 年 4 月 1 日 から 事 務 委 任 を 受 け 全 市 域 が 規 制 地 域 となり それに 伴 う 各 種 規 制 を 実 施 しています なお 深 夜 騒 音 等 に 係 る 規 制 についても 奈 良 県 生 活 環 境 保 全 条 例 で 定 められています 本 市 では 環 境 騒 音 調 査 自 動 車 交 通 環 境 実 態 調 査 を 行 い 現 況 把 握 に 努 めています 身 近 にある 音 の 例 木 の 葉 のふれあう 音 置 き 時 計 の 秒 針 の 音 ( 前 方 1m) db (A) 20 ささやき 声 郊 外 の 深 夜 30 市 内 の 深 夜 図 書 館 静 かな 住 宅 地 の 昼 40 静 かな 事 務 所 病 院 学 校 50 静 かな 自 動 車 普 通 の 会 話 60 騒 々しい 事 務 所 の 中 電 話 のベル 騒 々しい 街 頭 70 電 車 の 中 80 騒 々しい 工 場 の 中 大 声 による 独 唱 90 電 車 が 通 る 時 のガード 下 100 自 動 車 の 警 笛 ( 前 方 2m) リベット 打 ち 110 飛 行 機 のエンジン 音 120 db 55 以 下 55~65 計 測 震 度 0.5 1.5 震 度 階 級 0 1 65~75 2 75~85 85~95 95~105 105~110 2.5 3.5 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 3 4 5 弱 5 強 6 弱 6 強 110 以 上 7 振 動 の 影 響 気 象 庁 震 度 階 級 ( 平 成 8 年 2 月 ) 人 は 揺 れを 感 じない 屋 内 にいる 人 の 一 部 が わずかな 揺 れを 感 じる 屋 内 にいる 人 の 多 くが 揺 れを 感 じる 屋 内 にいる 人 のほとんどが 揺 れ を 感 じる 電 線 が 少 し 揺 れる 棚 にある 食 器 類 が 音 を 立 てる 電 線 が 大 きく 揺 れる 耐 震 性 の 低 い 建 物 が 破 損 する 電 柱 が 大 きく 揺 れる 多 くの 人 が 行 動 に 支 障 を 感 じる 墓 石 が 倒 れる 立 っていることが 困 難 になる 重 い 家 具 が 移 動 転 倒 する 立 っていることができない 耐 震 性 の 低 い 建 物 が 倒 壊 する 自 分 の 意 志 で 行 動 できない 耐 震 性 の 高 い 建 物 が 倒 壊 する - 34 -
イ 環 境 騒 音 (イ) 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 は 環 境 基 本 法 第 16 条 に 定 められています この 基 準 は 騒 音 に 係 る 環 境 上 の 条 件 について 生 活 環 境 を 保 全 し 人 の 健 康 の 保 護 に 資 するうえで 維 持 することが 望 ましい 基 準 として 定 められており 環 境 基 準 ( 表 -2,27)が 適 用 されています なお この 基 準 は 航 空 機 鉄 道 建 設 作 業 騒 音 については 適 用 されません ( 表 -2,27) 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 地 域 類 型 基 準 値 昼 ( 午 前 6 時 ~ 午 後 10 時 ) 夜 ( 午 後 10 時 ~ 翌 日 の 午 前 6 時 ) A 及 びB 55 デシベル 以 下 45 デシベル 以 下 C 60 デシベル 以 下 50 デシベル 以 下 ( 注 )1. 環 境 基 準 に 適 合 するか 否 かの 評 価 は 原 則 として 等 価 騒 音 レベルによることとされている 2.Aをあてはめる 地 域 は 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 及 び 第 二 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 3.Bをあてはめる 地 域 は 第 一 種 住 居 地 域 第 二 種 住 居 地 域 及 び 準 住 居 地 域 4.Cをあてはめる 地 域 は 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域 準 工 業 地 域 及 び 工 業 地 域 ただし 次 表 の 道 路 に 面 する 地 域 については 上 表 によらず 次 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりとする 地 域 区 分 A 地 域 のうち 2 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 B 地 域 のうち 2 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 及 びC 地 域 のうち 車 線 を 有 する 道 路 に 面 す る 地 域 基 準 値 昼 ( 午 前 6 時 ~ 午 後 10 時 ) 夜 ( 午 後 10 時 ~ 翌 日 の 午 前 6 時 ) 60 デシベル 以 下 55 デシベル 以 下 65 デシベル 以 下 60 デシベル 以 下 備 考 : 車 線 とは 1 縦 列 の 自 動 車 が 安 全 かつ 円 滑 に 走 行 するために 必 要 な 一 定 の 幅 員 を 有 する 帯 状 の 車 道 部 分 をいう また 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 とは 一 般 国 道 県 道 市 道 (4 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 区 に 限 る )ならびに 自 動 車 専 用 道 路 をいう この 場 合 において 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 空 については 上 表 にかかわらず 特 例 として 次 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりとする 基 準 値 昼 ( 午 前 6 時 ~ 午 後 10 時 ) 夜 ( 午 後 10 時 ~ 翌 日 の 午 前 6 時 ) 70 デシベル 以 下 65 デシベル 以 下 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 空 とは 2 車 線 以 下 の 車 線 を 有 する 道 路 の 場 合 は 道 路 の 敷 地 の 境 界 線 から 15m 2 車 線 を 超 える 車 線 を 有 する 道 路 の 場 合 は 道 路 の 敷 地 の 境 界 線 から 20m までの 範 囲 をいう (ロ) 環 境 騒 音 の 現 況 環 境 騒 音 については 地 域 の 類 型 指 定 のあるA 類 型 16 か 所 B 類 型 5 か 所 C 類 型 3 か 所 の 合 計 24 か 所 の 測 定 を 実 施 したところ 全 ての 地 点 で 環 境 基 準 値 を 下 回 っていました また 測 定 結 果 については( 図 -2,18)のとおりです ロ 自 動 車 騒 音 の 現 況 と 道 路 交 通 振 動 本 市 では 自 動 車 交 通 の 環 境 への 影 響 度 を 把 握 するため 毎 年 主 要 幹 線 道 路 で 自 動 車 交 通 環 境 実 態 - 35 -
調 査 を 実 施 しています なお 要 請 限 度 については 騒 音 で( 表 -2,29) 振 動 で( 表 -2,30) のとおりです 平 成 22 年 度 は 県 道 3 路 線 3 か 所 で 自 動 車 騒 音 の 面 的 評 価 を 実 施 しました その 結 果 は 次 表 の とおりです また 自 動 車 騒 音 の 要 請 限 度 は 昼 夜 ともに 基 準 を 下 回 っていました ( 表 -2,28) 平 成 22 年 度 自 動 車 騒 音 の 面 的 評 価 結 果 面 的 評 価 ( 全 体 ) 路 線 名 住 居 等 戸 数 1+2+3+4 1 昼 夜 とも 基 準 値 以 下 2 昼 のみ 基 準 値 以 下 3 夜 のみ 基 準 値 以 下 4 昼 夜 とも 基 準 値 超 過 1 県 道 奈 良 大 和 郡 山 斑 鳩 線 338 336 0 0 2 100.0 99.4 0.0 0.0 0.6 2 県 道 奈 良 名 張 線 546 534 1 7 4 100.0 97.8 0.2 1.3 0.7 3 県 道 木 津 横 田 線 977 973 0 0 4 100.0 99.6 0.0 0.0 0.4 全 体 ( 合 計 ) 1,861 1,843 1 7 10 100.0 99.0 0.1 0.4 0.5 上 段 : 戸 数 ( 戸 ) 下 段 : 割 合 (%) ( 表 -2,29) 自 動 車 騒 音 に 係 る 要 請 限 度 時 の 区 分 昼 夜 ( 午 前 6 時 から ( 午 後 10 時 から 区 域 の 区 分 午 後 10 時 ) 翌 日 の 午 前 6 時 ) 一 a 区 域 及 びb 区 域 のうち 一 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 65 デシベル 55 デシベル 二 a 区 域 のうち 二 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 地 域 70 デシベル 65 デシベル 三 b 区 域 のうち 二 車 線 以 上 の 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 区 域 及 びc 区 域 のうち 車 線 を 有 する 道 路 に 面 する 区 域 75 デシベル 70 デシベル 1.a 区 域 を 当 てはめる 地 域 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 及 び 風 致 地 区 ( 第 三 種 区 域 に 該 当 する 区 域 を 除 く ) 並 びに 歴 史 的 風 土 保 存 区 域 2.b 区 域 を 当 てはめる 地 域 第 一 種 住 居 地 域 第 二 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 (これらの 区 域 のうちa 区 域 に 該 当 する 区 域 を 除 く ) 及 びその 他 の 区 域 3.c 区 域 を 当 てはめる 地 域 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域 準 工 業 地 域 及 び 工 業 地 域 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 する 区 域 に 係 る 限 度 の 特 例 昼 ( 午 前 6 時 ~ 午 後 10 時 ) 夜 ( 午 後 10 時 ~ 翌 日 の 午 前 6 時 ) 75 デシベル 70 デシベル - 36 -
( 表 -2,30) 道 路 交 通 振 動 に 係 る 要 請 限 度 区 域 区 分 時 区 分 昼 ( 午 前 8 時 ~ 午 後 7 時 ) 夜 ( 午 後 7 時 ~ 午 前 8 時 ) 第 一 種 区 域 65 デシベル 60 デシベル 第 二 種 区 域 70 デシベル 65 デシベル 1. 第 一 種 区 域 は 第 一 種 第 二 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 第 二 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 第 二 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 及 びその 他 の 地 域 2. 第 二 種 区 域 は 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域 準 工 業 地 域 及 び 工 業 地 域 - 37 -
- 38 - ( 図 -2,18) 環 境 騒 音 調 査 自 動 車 交 通 環 境 実 態 調 査 結 果 至 京 都 至 難 波 4 8 富 雄 1 2 5 9 あやめ 池 3 19 12 11 21 20 県 道 奈 良 生 駒 線 10 7 西 ノ 京 14 25 6 環 境 騒 音 調 査 地 点 騒 音 レベル(dB) 地 点 地 点 名 類 型 昼 夜 番 号 適 合 評 価 適 合 評 価 1 中 登 美 ヶ 丘 1 丁 目 A 2 鶴 舞 西 町 A 3 学 園 南 2 丁 目 A 4 鳥 見 町 4 丁 目 A 5 学 園 大 和 町 5 丁 目 A 6 六 条 2 丁 目 A 7 平 松 1 丁 目 A 8 西 登 美 ヶ 丘 7 丁 目 A 9 東 登 美 ヶ 丘 1 丁 目 A 10 帝 塚 山 南 4 丁 目 A 11 朱 雀 5 丁 目 A 12 右 京 3 丁 目 A 13 南 京 終 町 5 丁 目 C 14 四 条 大 路 3 丁 目 A 15 法 蓮 西 町 A 16 南 永 井 町 B 17 青 山 7 丁 目 A 18 南 紀 寺 町 2 丁 目 A 19 あやめ 池 南 3 丁 目 B 20 秋 篠 早 月 町 B 21 西 大 寺 南 町 C 22 奈 良 阪 町 B 23 西 九 条 町 2 丁 目 B 24 芝 辻 町 4 丁 目 C 23 国 道 24 号 線 15 24 27 16 22 17 近 鉄 奈 良 駅 26 18 13 帯 解 至 桜 井 中 ノ 川 田 原 国 道 25 号 線 自 動 車 交 通 騒 音 調 査 地 点 地 点 環 境 基 準 達 成 状 況 要 請 限 度 適 合 状 況 道 路 名 測 定 地 点 車 線 数 用 途 地 域 番 号 昼 夜 昼 夜 25 県 道 奈 良 大 和 郡 山 斑 鳩 線 五 條 町 2 市 街 化 調 整 区 域 26 県 道 奈 良 名 張 線 高 畑 町 2 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 27 県 道 木 津 横 田 線 神 殿 町 2 第 1 種 住 居 地 域 水 針 柳 生 月 ヶ 瀬
(2) 騒 音 振 動 防 止 対 策 工 場 事 業 場 の 騒 音 振 動 防 止 対 策 については 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 などに 基 づく 立 ち 入 り 調 査 及 びパトロールを 実 施 するとともに 付 近 の 生 活 環 境 を 損 なっていると 認 められる 工 場 事 業 場 に 対 して 防 音 防 振 対 策 などの 指 導 をしています そして 法 令 に 基 づく 特 定 施 設 特 定 建 設 作 業 の 届 出 については 審 査 し 公 害 の 発 生 を 未 然 に 防 止 するよう 指 導 しています また 飲 食 店 等 の 深 夜 営 業 騒 音 拡 声 機 による 商 業 宣 伝 については 奈 良 県 生 活 環 境 保 全 条 例 によ り 指 導 しており その 他 の 近 隣 騒 音 については 近 隣 騒 音 防 止 のリーフレットの 配 布 等 により 啓 発 し ています イ 騒 音 規 制 法 並 びに 振 動 規 制 法 に 基 づく 届 出 受 理 状 況 両 法 に 基 づく 届 出 受 理 は 特 定 施 設 ( 表 -2,31 2,33) 及 び 特 定 建 設 作 業 ( 表 -2,32 2, 34)のとおりです 平 成 22 年 度 末 現 在 の 届 出 工 場 事 業 場 数 は 騒 音 325 社 (2,282 施 設 ) 振 動 181 社 (1,113 施 設 ) です 届 出 施 設 数 は 騒 音 では 空 気 圧 縮 機 等 が 1,378 施 設 ( 全 体 の 60.4%)と 最 も 多 く 次 に 多 いのが 金 属 加 工 機 械 の 287 施 設 ( 全 体 の 12.6%)です 振 動 では 金 属 加 工 機 械 が 374 施 設 ( 全 体 の 33.6%)で 最 も 多 くなっています (イ) 騒 音 規 制 法 に 基 づく 各 種 届 出 状 況 ( 表 -2,31-1) 騒 音 規 制 法 に 基 づく 特 定 施 設 H23.3.31 現 在 工 場 事 業 場 数 施 設 の 種 類 施 設 数 1. 金 属 加 工 機 械 287 2. 空 気 圧 縮 機 等 1,378 3. 土 石 用 破 砕 機 等 14 4. 織 機 284 5. 建 設 用 資 材 製 造 機 械 15 325 6. 穀 物 用 製 粉 機 0 7. 木 材 加 工 機 械 68 8. 抄 紙 機 0 9. 印 刷 機 械 113 10. 合 成 樹 脂 用 射 出 成 形 機 118 11. 鋳 型 造 型 機 5 合 計 2,282 ( 表 -2,31-2) 平 成 22 年 度 各 種 届 出 件 数 設 置 届 出 3 使 用 届 出 0 数 変 更 届 出 5 防 止 の 方 法 変 更 届 出 0 氏 名 等 変 更 届 出 3 使 用 全 廃 届 出 0 承 継 届 出 0 合 計 11-39 -
( 表 -2,32) 騒 音 規 制 法 に 基 づく 特 定 建 設 作 業 ( 平 成 22 年 度 ) 作 業 の 種 類 届 出 件 数 1.くい 打 機 等 を 使 用 する 作 業 1 2.びょう 打 機 を 使 用 する 作 業 0 3.さく 岩 機 を 使 用 する 作 業 103 4. 空 気 圧 縮 機 を 使 用 する 作 業 4 5.コンクリートプラント 等 を 使 用 する 作 業 1 6.バックホウを 使 用 する 作 業 75 7.トラクターショベルを 使 用 する 作 業 1 8.ブルドーザーを 使 用 する 作 業 3 合 計 188 (ロ) 振 動 規 制 法 に 基 づく 各 種 届 出 状 況 ( 表 -2,33-1) 振 動 規 制 法 に 基 づく 特 定 施 設 H23.3.31 現 在 工 場 事 業 場 数 施 設 の 種 類 施 設 数 1. 金 属 加 工 機 械 374 2. 圧 縮 機 373 3. 土 石 用 破 砕 機 等 13 4. 織 機 143 5.コンクリートブロックマシン 1 181 6. 木 材 加 工 機 械 6 7. 印 刷 機 械 55 8. 合 成 樹 脂 練 用 ロール 機 1 9. 合 成 樹 脂 用 射 出 成 形 機 146 10. 鋳 型 造 型 機 1 合 計 1,113 ( 表 -2,33-2) 平 成 22 年 度 各 種 届 出 件 数 設 置 届 出 4 使 用 届 出 0 数 変 更 届 出 4 防 止 の 方 法 変 更 届 出 1 氏 名 等 変 更 届 出 2 使 用 全 廃 届 出 2 承 継 届 出 0 合 計 13-40 -
( 表 -2,34) 振 動 規 制 法 に 基 づく 特 定 建 設 作 業 ( 平 成 22 年 度 ) 作 業 の 種 類 届 出 件 数 1.くい 打 機 等 を 使 用 する 作 業 2 2. 鋼 球 を 使 用 して 破 壊 する 作 業 0 3. 舗 装 版 破 砕 機 を 使 用 する 作 業 0 4.ブレーカーを 使 用 する 作 業 33 合 計 35 ( 参 考 ) 特 定 工 場 における 公 害 防 止 組 織 の 整 備 に 関 する 法 律 届 出 状 況 ( 平 成 22 年 度 末 現 在 ) 件 数 統 括 者 < 人 > 公 害 防 止 管 理 者 < 人 > ( 代 理 者 ) 騒 音 ( 代 理 者 ) 振 動 ( 代 理 者 ) 実 数 5 5(4) 5(2) 5(2) 特 定 工 場 21 人 以 上 5 5(4) 5(2) 5(2) 21 人 未 満 0 0 0 0 ロ 騒 音 振 動 に 係 る 規 制 ( 表 -2,35) 特 定 工 場 等 から 発 生 する 騒 音 振 動 に 係 る 規 制 基 準 区 域 の 区 分 昼 騒 音 規 制 法 関 係 振 動 規 制 法 関 係 備 考 (AM8~PM6) 時 の 区 分 朝 夕 ( A M 6 ~ A M 8 ) ( P M 6 ~ P M 1 0 ) 夜 ( P M10~A M6) 第 一 種 区 域 5 0 d B ( A ) 4 5 d B ( A ) 4 0 d B ( A ) 第 二 種 区 域 第 三 種 *60dB(A) *50dB(A) *45dB(A) 区 域 の 区 分 区 域 *65dB(A) *60dB(A) *50dB(A) 第 二 種 第 四 種 区 域 *70dB(A) *65dB(A) *55dB(A) 工 昼 - 41 - 時 の 区 分 (AM8~PM7) 夜 (PM7~AM8) 第 一 種 区 域 * 6 0 d B * 55d B 区 域 * 65d B * 60dB 注 )この 欄 の 第 一 種 区 域 は 騒 音 の 区 域 の 区 分 第 三 種 区 域 は 風 致 地 区 の 区 分 第 一 種 第 二 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 第 二 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 及 び 風 致 地 区 ( 第 三 種 区 域 に 該 当 する 区 域 を 除 く) 並 びに 歴 史 的 風 土 保 存 区 域 第 一 種 第 二 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 ( 第 一 種 区 域 に 該 当 する 区 域 を 除 く) 及 びその 他 の 区 域 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域 及 び 準 工 業 地 域 業 地 域 ( 注 )1.ただし ( 別 表 )に 掲 げる 施 設 の 敷 地 の 周 囲 概 ね 50mの 区 域 内 における 当 該 基 準 は この 表 から 騒 音 振 動 共 に 5dBを 減 じた 値 とする (*の 部 分 ) 2. 測 定 場 所 は 特 定 工 場 等 の 敷 地 境 界 線 上 ( 別 表 ) 1. 学 校 教 育 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 26 号 ) 第 1 条 に 規 定 する 学 校 2. 児 童 福 祉 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 164 号 ) 第 7 条 第 1 項 に 規 定 する 保 育 所 3. 医 療 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 205 号 ) 第 1 条 の 5 第 1 項 に 規 定 する 病 院 及 び 同 条 第 2 項 に 規 定 する 診 療 所 のうち 患 者 を 入 院 させるための 施 設 を 有 するもの 4. 図 書 館 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 118 号 ) 第 2 条 第 1 項 に 規 定 する 図 書 館 5. 老 人 福 祉 法 ( 昭 和 38 年 法 律 第 133 号 ) 第 5 条 の 3 に 規 定 する 特 別 養 護 老 人 ホーム
( 表 -2,36) 特 定 建 設 作 業 に 係 る 規 制 規 制 種 別 区 域 の 区 分 騒 音 規 制 法 関 係 振 動 規 制 法 関 係 基 準 値 一 二 の 区 域 85dB(A) 75dB 作 業 禁 止 時 刻 最 大 作 業 時 一 の 区 域 二 の 区 域 一 の 区 域 二 の 区 域 最 大 作 業 日 数 一 二 の 区 域 連 続 6 日 午 後 7 時 ~ 午 前 7 時 午 後 10 時 ~ 午 前 6 時 10 時 / 日 を 超 えないこと 14 時 / 日 を 超 えないこと 作 業 禁 止 日 一 二 の 区 域 日 曜 日 及 び 休 日 備 考 1. 騒 音 の 大 きさは 特 定 建 設 作 業 の 場 所 の 敷 地 境 界 線 上 での 値 2. 規 制 には 災 害 その 他 非 常 の 事 態 の 発 生 により 特 定 建 設 作 業 を 緊 急 に 行 う 必 要 がある 場 合 など には 適 用 除 外 が 設 けられている 3. 区 域 の 区 分 は 下 表 のとおりとする 一 の 区 域 二 の 区 域 第 一 種 区 域 第 二 種 区 域 第 三 種 区 域 および 第 四 種 区 域 内 に 所 在 する( 別 表 )に 掲 げる 騒 音 施 設 の 敷 地 の 周 囲 おおむね80m 以 内 の 区 域 振 動 第 一 種 区 域 第 二 種 区 域 のうち 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域 及 び 準 工 業 地 域 指 定 区 域 のうち 一 の 区 域 以 外 の 区 域 ( 表 -2,37) 拡 声 機 の 使 用 の 制 限 ( 奈 良 県 生 活 環 境 保 全 条 例 第 51 条 ) 使 用 制 限 区 域 使 用 可 能 時 1. 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 2 種 低 層 住 航 空 機 を 使 用 しない 場 合 居 専 用 地 域 第 1 種 中 高 層 住 居 専 用 地 午 前 10 時 ~ 午 後 4 時 域 第 2 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 風 致 地 (ただし 祭 礼 盆 区 ( 近 隣 商 業 地 域 及 び 商 業 地 域 に 該 当 す 踊 り 等 慣 習 的 行 事 る 区 域 を 除 く ) 及 び 歴 史 的 風 土 保 存 区 域 の 際 は 午 前 8 時 ~ 午 2. 前 項 以 外 の 区 域 内 に 所 在 す る ( 表 -2, 後 10 時 ) 32)の( 別 表 )に 掲 げ る 施 設 の 敷 地 の 周 囲 お お む ね 50メ ー ト ル の 区 域 内 航 空 機 を 使 用 する 場 合 全 区 域 午 前 10 時 ~ 正 午 ( 表 -2,38) 深 夜 騒 音 の 規 制 基 準 ( 奈 良 県 生 活 環 境 保 全 条 例 第 52 条 ) 区 域 の 区 分 時 の 区 分 午 後 10 時 ~ 午 前 6 時 許 容 限 度 (db) 午 前 6 時 ~ 午 前 8 時 第 一 種 区 域 40 45 第 二 種 区 域 45 50 第 三 種 区 域 50 60 注 )1. 祭 礼 盆 踊 り 等 慣 習 的 行 事 の 際 はこの 限 りでない 2. 測 定 場 所 は 敷 地 境 界 線 上 とする - 42 -
(3) 日 本 の 音 風 景 100 選 平 成 8 年 7 月 環 境 庁 は 環 境 負 荷 の 少 ない 経 済 社 会 づくり 自 然 と 人 の 共 生 あらゆる 主 体 の 参 加 等 の 目 標 を 掲 げた 環 境 基 本 計 画 の 趣 旨 を 踏 まえ 全 国 各 地 の 人 々がシンボルとして 大 切 にし 将 来 に 残 していきたいと 願 っている 音 と 風 景 ( 音 風 景 )を 全 国 で 100 件 認 定 しました この 事 業 は 自 動 車 騒 音 や 生 活 騒 音 などあらゆる 騒 音 があふれる 中 日 常 生 活 の 中 で 耳 を 澄 ませば 聞 こえてくる 様 々な 音 についての 再 発 見 を 促 し 良 好 な 音 環 境 を 保 全 するために 地 域 に 根 ざした 取 組 みを 応 援 するもので 本 市 では 春 日 野 の 鹿 と 諸 寺 の 鐘 が 認 定 されました 春 日 野 の 鹿 と 諸 寺 の 鐘 早 朝 の 春 日 野 では 鹿 寄 せホルンの 音 とともに 鹿 の 鳴 き 声 が 聞 こえてきます 夕 暮 れになると 興 福 寺 などの 鐘 の 音 が 辺 りに 響 き 古 都 奈 良 に 一 日 の 終 わりと 静 けさを もたらし 人 々に 安 らぎを 与 えます - 43 -