2012 年 度 版 公 的 研 究 費 取 扱 要 領 Q&A 抜 粋 版 (HP 公 開 用 ) 平 成 20 年 4 月 1 日 制 定 平 成 22 年 7 月 1 日 改 正 平 成 23 年 9 月 1 日 改 正 平 成 24 年 7 月 1 日 改 正 北 里 大 学
Ⅴ. 公 的 研 究 費 の 取 り 扱 いQ&A 応 募 使 用 ルール Q1: 科 学 研 究 費 補 助 金 と 他 の 研 究 費 ( 個 人 研 究 費 や 受 託 研 究 や 私 費 )を 合 算 して 支 出 できますか A: 科 学 研 究 費 補 助 金 は 他 の 研 究 費 や 私 費 との 合 算 使 用 は 原 則 認 められていませんが 次 の 場 合 は 例 外 として 使 用 が 可 能 です ただし これらはあくまでも 例 外 措 置 ですのでご 注 意 下 さい < 合 算 使 用 が 認 められるケース> 補 助 事 業 に 係 る 用 務 と 他 の 用 務 とを 合 わせて1 回 の 出 張 をする 場 合 において 他 の 経 費 との 使 用 区 分 を 明 らかにした 上 で 使 用 する 場 合 他 の 用 途 にも 使 用 する 消 耗 品 等 を 購 入 する 場 合 において 他 の 経 費 との 使 用 区 分 を 明 らかにしたう えで 使 用 する 場 合 直 接 経 費 に 他 の 経 費 ( 当 該 経 費 に 使 途 に 制 限 のある 場 合 は 除 く)を 加 えて 補 助 事 業 に 使 用 する 場 合 Q2: 交 付 申 請 書 に 消 耗 品 等 の 記 載 をしているにもかかわらず 出 張 旅 費 しか 使 用 していないが 実 績 報 告 書 に は 旅 費 だけの 記 載 で 大 丈 夫 か? A: 経 費 の 使 用 内 訳 の 変 更 は 各 費 目 ( 物 品 費 旅 費 謝 金 その 他 )のそれぞれについて 直 接 経 費 の 総 額 の 50% 未 満 ( 直 接 経 費 の 総 額 の 50%が 300 万 円 以 下 の 場 合 は 300 万 円 まで)の 範 囲 で 自 由 に 変 更 できます なお 所 定 の 手 続 きを 行 えばこれ 以 上 の 変 更 も 可 能 です しかし 質 問 の 使 用 実 績 が 旅 費 だけの 場 合 は 90%ルール( 設 備 備 品 費 旅 費 又 は 謝 金 のいずれかの 経 費 が 90% を 超 える 研 究 計 画 の 場 合 は 研 究 計 画 書 に 記 載 しなければならない)が 適 用 されます Q3: 補 助 条 件 には 直 接 経 費 の 使 用 制 限 があるが 例 外 的 に 使 用 を 認 められることはないのか A: 研 究 計 画 の 遂 行 に 必 要 な 経 費 であっても 次 の 経 費 は 対 象 になりません 1 建 物 等 の 施 設 に 関 する 経 費 2 研 究 機 関 で 通 常 備 えるべき 物 件 を 購 入 するための 経 費 なお 従 来 直 接 経 費 を 使 用 できないものとして 研 究 機 関 で 通 常 備 えが 必 要 な 備 品 を 購 入 するための 経 費 が 規 定 されていましたが 平 成 22 年 度 から 削 除 されました これは 科 学 研 究 費 の 研 究 課 題 の 遂 行 に 必 要 な 備 品 であれば 購 入 することが 可 能 ですが 研 究 遂 行 に 必 要 であることの 説 明 責 任 を 負 うことになります 例 えば 机 いす 複 写 機 等 は 研 究 機 関 で 通 常 備 えが 必 要 な 備 品 とされていますが こうし たものでも それがなければ 研 究 が 成 り 立 たないことの 理 由 が 必 要 になります( 例 えば 当 該 課 題 で 雇 用 した 研 究 支 援 者 用 の 机 いす パソコンなど) ただし 厚 生 労 働 科 研 費 でのパソ コン 購 入 は 不 可 *その 場 合 専 らその 研 究 で 使 用 するものに 限 定 することとし 必 要 となる 理 由 を 書 面 など で 明 確 にしておく 必 要 があります 3 研 究 代 表 者 又 は 研 究 分 担 者 の 人 件 費 謝 金 4 補 助 事 業 遂 行 中 に 発 生 した 事 故 災 害 の 処 理 のための 経 費 5 その 他 間 接 経 費 を 使 用 することが 適 切 な 経 費 - 1 -
物 件 購 入 Q4: 内 部 の 分 担 者 にも 研 究 費 が 配 分 されているが 分 担 者 が 物 件 等 を 購 入 する 際 はどのように 対 応 すれば よいのか? A: 分 担 者 に 研 究 費 が 配 分 されることになったのは 研 究 費 を 含 めて 分 担 する 研 究 について 分 担 者 に 責 任 をもたせることが 理 由 です したがって それを 踏 まえた 対 応 が 必 要 になります 1 物 品 購 入 申 請 書 支 払 依 頼 書 は 研 究 種 目 名 研 究 代 表 者 名 の 後 ろに 括 弧 書 で 分 担 者 名 を 記 入 する 2 見 積 書 納 品 書 請 求 書 等 は 研 究 種 目 名 研 究 代 表 者 名 の 後 ろに 括 弧 書 で 分 担 者 名 を 記 入 し てもらう Q5: 随 意 契 約 とはどういうものなのか A: 契 約 は 本 来 公 告 して 申 し 込 みをさせる 一 般 競 争 を 原 則 としています しかし 事 務 上 の 合 理 簡 素 化 の 観 点 などから 指 名 競 争 あるいは 随 意 契 約 を 認 めています 随 意 契 約 によることが 出 来 る 場 合 は 次 の 理 由 が 必 要 になります 1 契 約 の 性 質 または 目 的 が 競 争 を 許 さない 場 合 緊 急 の 必 要 により 競 争 に 付 すことができない 場 2 競 争 に 付 すことが 不 利 と 認 められる 場 合 3 外 国 で 契 約 するときなど Q6:ホームページビルダーというホームページ 作 成 するソフトウエアの 購 入 は 可 能 か? A: ホームページを 作 成 する 目 的 が 当 該 科 研 費 の 研 究 成 果 だけでなく 不 特 定 の 研 究 関 連 情 報 をホー ムページで 公 開 するのが 目 的 であれば 学 内 の 経 常 研 究 費 や 間 接 経 費 ( 使 途 費 目 研 究 成 果 の 広 報 事 業 )を 充 てるのが 適 当 と 思 われます Q7: 学 会 発 表 でパソコンを 持 って 行 くとき 保 護 するためのインナーバッグを 科 研 費 で 購 入 することは 可 能 か? A: 科 研 専 用 に 購 入 するパソコンとその 付 属 品 を 一 式 として 購 入 する 場 合 は 可 能 です インナーバッ クのみ 購 入 の 場 合 は 共 通 的 な 使 用 と 判 断 される 為 自 費 か 経 常 研 究 費 で 購 入 して 下 さい Q8: 先 生 から 安 衛 法 便 覧 の 購 入 依 頼 がきています これは 購 入 できますか? できないものに 辞 書 とかがありましたが マニュアルには 購 入 できないものの 欄 に 研 究 の 遂 行 上 必 要 な 場 合 は 良 いとあります 下 記 のものの 購 入 はどうかお 伺 いします 1 辞 書 ( 辞 書 ソフト 含 む) 2 セキュリティソフト 3 バージョンアップ 用 ソフト A: 1 安 衛 法 便 覧 は 安 全 衛 生 担 当 者 必 携 のものであり 研 究 室 や 学 部 事 務 室 等 に 備 えておくべき 法 令 集 と 思 われます ( 学 部 の 経 費 又 は 研 究 費 で 購 入 する 方 が 良 い ) 科 研 の 研 究 では 限 定 された 部 分 の 閲 覧 でしょうから 図 書 館 の 閲 覧 では 対 処 できないのですか 2 科 研 費 用 で 購 入 したパソコン( 専 ら 科 研 の 用 務 に 使 用 するもの)であれば 当 該 ソフトの 購 入 は 可 能 です 購 入 理 由 を 明 確 に 説 明 できるようにしておいてください Q9: 翌 年 度 に 継 続 の 内 約 を 受 けている 者 が 当 該 年 度 の 年 度 末 近 くに 残 金 があるため 翌 年 度 に 使 用 する 備 品 や 消 耗 品 を 購 入 することは 可 能 か A: 当 該 年 度 から 翌 年 度 に 補 助 事 業 ( 研 究 )が 継 続 する 場 合 であっても 会 計 年 度 独 立 の 原 則 に 反 し ます 当 該 年 度 に 使 用 するものに 充 ててください ただし 科 研 の 基 金 分 は 除 きます 主 に 次 のことは 禁 止 されています 1 当 該 年 度 にまったく 使 用 せず 翌 年 度 のみにおいて 使 用 する 物 品 を 前 年 度 の 補 助 金 で 購 入 す ること - 2 -
2 翌 年 度 の 出 張 のための 航 空 券 購 入 費 用 宿 泊 費 等 を 前 年 度 の 補 助 金 で 予 め 支 払 っておくこと 3 翌 年 度 に 開 催 される 国 際 学 会 に 参 加 するための 登 録 料 ( 当 該 年 度 3 月 中 に 支 払 わなければ 参 加 できない)を 前 年 度 の 補 助 金 で 予 め 支 払 っておくこと 学 会 発 表 の 論 文 投 稿 料 についても 同 様 で す 4 翌 年 度 に 発 行 される 論 文 発 表 の 投 稿 料 を 前 年 度 の 補 助 金 で 予 め 支 払 っておくこと Q10: 昨 年 度 支 出 すべき 請 求 書 が 業 者 から 送 付 されてきましたが 継 続 課 題 であれば 今 年 度 の 予 算 で 支 出 できますか A: 科 学 研 究 費 補 助 金 の 補 助 金 分 については 単 年 度 決 算 であるとともに 年 度 計 画 で 遂 行 されること から 年 度 を 超 えた(またがった) 支 出 は 出 来 ません だだし 科 研 の 基 金 分 については 支 出 でき ます Q11: 海 外 で(から)の 物 品 購 入 について 金 額 の 購 入 時 のレートになるのか 立 替 が 原 則 になるのか A: 海 外 からの 購 入 はクレジット 払 いによる 立 替 が 一 般 です その 場 合 請 求 日 のレートとなります Q12: 当 初 計 画 にない 備 品 を 購 入 する 事 はできないか A: その 研 究 課 題 を 遂 行 する 上 で 必 要 な 場 合 は 購 入 できますが その 購 入 理 由 を 説 明 できるようにし ておいてください なお 当 初 の 研 究 計 画 の 目 的 等 を 変 更 することは 出 来 ませんのでご 注 意 下 さ い ( 方 法 の 変 更 は 可 ) 事 前 に 担 当 課 等 へご 相 談 下 さい Q13: 科 研 費 の 使 途 に 制 限 はありますか? A: 科 研 費 は 採 択 された 研 究 課 題 の 研 究 を 行 うための 研 究 費 であり 対 象 となる 研 究 課 題 の 補 助 事 業 の 遂 行 に 必 要 な 経 費 ( 研 究 成 果 の 取 りまとめに 必 要 な 経 費 を 含 む ) として 幅 広 く 使 用 すること ができます しかし 研 究 活 動 に 使 うといっても 対 象 となる 研 究 課 題 以 外 の 研 究 に 使 うことは 目 的 外 使 用 に なり 認 められません また ルールにしたがって 使 用 することが 求 められており 研 究 者 の 勝 手 な 解 釈 によってルールに 違 反 して 使 用 した 場 合 には 不 正 使 用 として 返 還 やペナルティが 科 せら れることになります - 3 -
クレジットカード インターネット 購 入 Q14: 科 学 研 究 費 補 助 金 の 執 行 にあたり クレジットカードで 支 払 を 行 うことはできるのか A: クレジットカード( 以 下 カード という)による 支 払 は あくまで 支 払 方 法 のひとつであり 支 払 い 出 来 ない( 出 来 る) 経 費 とは 意 味 合 いが 異 なります 従 って カードによる 支 払 をおこな うことは 可 能 です -カードによる 支 払 が 認 められる 例 - カードによる 支 払 は 物 品 の 購 入 から 支 払 が 完 了 するまでの 流 れをみると 立 替 払 いの 一 種 と 見 なし 得 るため 無 制 限 に 認 められるものではありません 利 用 が 認 められる 例 としては 次 のような 場 合 が 考 えられます 1 研 究 機 関 を 離 れ 外 国 で 調 査 研 究 を 行 うにあたり( 多 額 の) 現 金 を 持 ち 歩 くことが 不 用 心 であ ると 判 断 されるような 場 合 2インターネットで 購 入 する 物 品 等 でカードでしか 支 払 が 出 来 ない 場 合 (ネット 上 での 取 引 状 況 が 後 日 確 認 できるようにしてください ) 3 海 外 での 成 果 発 表 に 係 るもの( 国 際 会 議 の 登 録 料 外 国 雑 誌 への 論 文 投 稿 料 )のうち カード による 支 払 が 一 般 化 しているものの 場 合 -カードで 支 払 を 行 う 場 合 の 留 意 点 - カードによる 支 払 は 利 用 する 研 究 者 の 責 任 において 行 われることが 前 提 となります 従 って 経 費 を 引 き 落 とし(カード 会 社 への 支 払 )が 研 究 者 の 個 人 的 に 開 設 している 口 座 から 行 われる 場 合 のみ 認 められます すなわち 研 究 者 が 一 時 立 替 払 いを 行 ったことに 対 して 所 要 額 の 支 払 を 行 う 形 態 でのみ 認 められます カードの 利 用 に 係 る 請 求 は 通 常 1ヶ 月 程 度 後 の 時 期 にさ れることから 海 外 でカードを 使 用 する 場 合 には 換 算 レートに 注 意 し カードの 利 用 額 が 補 助 金 の 執 行 可 能 額 を 超 えないように 注 意 する 必 要 があります また 補 助 事 業 期 間 の 年 度 末 にカ ードを 利 用 し 翌 年 度 にカード 会 社 から 請 求 された 金 額 を 翌 年 度 の 補 助 金 から 支 出 すること は 出 来 ません カードによる 支 払 が 行 われた 場 合 物 品 の 販 売 等 を 行 った 業 者 が 発 行 する 請 求 書 や 領 収 書 を 徴 収 することが 困 難 な 場 合 があります この 場 合 には カードを 利 用 した 研 究 者 の 責 任 において 経 費 使 用 の 内 訳 を 作 成 する 必 要 があります カードの 利 用 は 一 般 的 な 一 括 払 い( 手 数 料 を 課 金 されない 形 )しか 認 められません いわゆる 分 割 払 いやリボ 払 いは 認 められ ません Q15:クレジット カードで 物 品 を 購 入 する 場 合 年 度 末 に 買 うと 請 求 書 がくるのが4 月 以 降 になるが 次 年 度 の 請 求 で 良 いのか A: クレジット カードで 購 入 したものについても 当 該 年 度 に 購 入 したものは 当 該 年 度 の 研 究 費 で 支 出 することになります クレジット カードを 利 用 した 場 合 は 立 替 払 いにより 支 出 すること になります 通 常 クレジット カードで 購 入 する 場 合 同 様 に 領 収 書 が 出 るはずですので それを 添 付 して 請 求 してください 後 日 カード 会 社 からの 請 求 書 利 用 明 細 書 の 原 本 等 を 提 出 して 下 さ い Q16:4 月 の 学 会 の 航 空 運 賃 を 前 年 度 の2 月 にクレジットで 購 入 した 引 き 落 としは4 月 になったので 今 年 度 の 費 用 で 支 払 うことは 可 能 か?( 科 研 の 基 金 分 を 除 く) A: 継 続 の 研 究 課 題 であれば 今 年 度 に 開 催 される 学 会 の 航 空 運 賃 は 開 催 される 年 度 に 支 払 いをしな ければならないため 前 年 度 に 立 替 払 いをして 翌 年 度 の 補 助 金 が 交 付 された 後 に 精 算 することに なります Q17:インターネットを 用 いて 物 品 の 購 入 はできるか A: インターネットを 利 用 しての 物 品 の 購 入 はできます 但 し インターネット 取 引 は 常 套 手 段 で はなく 緊 急 止 む 得 ない 場 合 に 限 ります インターネット 取 引 を 行 った 場 合 は 取 引 状 況 がわか る 記 録 ( 品 名 規 格 数 量 単 価 金 額 及 び 支 払 方 法 等 )をプリントしておいて 下 さい 取 引 を - 4 -
行 った 場 合 は 速 やかに 支 払 手 続 きを 行 って 下 さい インターネットでクレジット カードによる 立 替 え 払 をした 場 合 次 の 対 応 が 必 要 になります 1 購 入 等 の 申 込 書 インターネットのハードコピーで 使 途 と 金 額 がわかるもの 2 領 収 書 ( 使 途 と 金 額 のわかるもの) 3 通 帳 のコピーと 請 求 書 又 は 明 細 書 ( 使 途 と 金 額 のわかるもの) Q18: 先 生 が 宿 泊 費 もネットで 申 し 込 むそうです 海 外 のホテルにネットで 申 し 込 むので 申 し 込 んだ 時 の 予 約 画 面 でクレジット 決 済 されるため この 画 面 のコピーとなり 請 求 書 はもらえないことにな ります 領 収 書 はカード 決 済 になるとクレジット 会 社 の 利 用 明 細 票 と 通 帳 の 写 しで 処 理 されること になるため これが 領 収 書 のかわりになる 可 能 性 があります 現 地 でもらえるかもしれませんが はっきりしません A: クレジットで 支 払 えば 通 常 の 処 理 で 出 来 るはずです (Q15) - 5 -
設 備 備 品 Q19: 直 接 経 費 より 購 入 した 設 備 備 品 について 直 接 経 費 により 当 該 設 備 備 品 の 紛 失 喪 失 等 に 対 応 する ための 保 険 料 を 支 出 することは 可 能 か A: 設 備 備 品 に 個 別 に 保 険 をかけ 紛 失 喪 失 等 の 補 償 にそなえるような 間 接 的 なものは 支 出 できま せん ただし 設 備 備 品 の 購 入 時 に その 保 険 料 が 強 制 的 なもので その 設 備 備 品 と 一 体 になっ ており そのような 扱 いをしないと 購 入 できないものについては 支 出 することは 可 能 です Q20: 科 学 研 究 費 補 助 金 で 購 入 したものではない 研 究 機 関 の 既 存 の 研 究 機 器 の 修 理 費 を 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 直 接 経 費 )から 支 出 する 事 はできるか A: 研 究 用 機 器 が 研 究 計 画 の 遂 行 上 必 要 となり 修 理 すれば 当 該 研 究 計 画 に 活 用 することが 可 能 な 場 合 は 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 直 接 経 費 )で 購 入 したものではない 研 究 用 機 器 であっても 支 出 するこ とは 可 能 です Q21: 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 直 接 経 費 )で 実 験 用 機 器 等 の 輸 送 費 を 支 出 することが 出 来 るか A: 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 直 接 経 費 )で 購 入 した 実 験 用 機 器 等 は 直 ちに 研 究 代 表 者 または 研 究 分 担 者 が 所 属 する 研 究 機 関 に 寄 附 することとしています 研 究 者 が 他 の 研 究 機 関 への 転 出 に 伴 い 転 出 先 の 研 究 機 関 において 当 該 実 験 用 機 器 等 を 使 用 することを 希 望 する 場 合 は 寄 附 された 実 験 用 機 器 等 を 研 究 者 に 返 還 ( 研 究 者 に 所 有 権 が 移 る)する 手 続 きを 行 って 下 さい (その 他 : 通 信 運 搬 費 ) Q22: 研 究 代 表 者 が 他 機 関 の 研 究 分 担 者 用 に 購 入 した 機 器 の 寄 附 はどのようにしたらよいか A: 取 扱 要 領 では 研 究 代 表 者 が 所 属 する 研 究 機 関 に 寄 附 しなくてはならないとされています この ため 次 のとおりに 手 続 きを 行 うことになります 1 他 機 関 の 教 職 員 が 研 究 分 担 者 で 本 学 教 職 員 が 研 究 代 表 者 である 場 合 研 究 代 表 者 である 本 学 教 職 員 は 分 担 者 用 の 備 品 を 購 入 し 研 究 分 担 者 の 研 究 機 関 へ 貸 し 出 し 処 理 を 行 う 2 他 機 関 の 教 職 員 が 研 究 代 表 者 で 本 学 教 職 員 が 研 究 分 担 者 である 場 合 研 究 分 担 者 である 本 学 教 職 員 は 備 品 を 購 入 したときは 直 ちに 寄 附 手 続 きを 行 わなければならない Q23: 日 本 学 術 振 興 会 特 別 研 究 員 ( 外 国 人 特 別 研 究 員 及 びその 受 入 研 究 者 を 含 む)が 特 別 研 究 員 奨 励 により 購 入 した 設 備 備 品 の 取 扱 いは 他 の 種 目 と 同 様 の 取 扱 でよいか A: 本 学 においては 購 入 価 格 が 20 万 円 以 上 の 物 品 を 備 品 としており 科 学 研 究 費 補 助 金 で 購 入 した 備 品 についても 研 究 代 表 者 等 からの 申 し 出 設 備 備 品 の 寄 附 について により 直 ちに 寄 附 受 入 を 行 って 下 さい ただし 特 別 研 究 員 奨 励 費 については 科 研 費 ハンドブックの 定 めにより 研 究 代 表 者 は 直 接 経 費 により 購 入 した 設 備 等 (5 万 円 以 上 のものに 限 る)を 購 入 後 直 ちに 研 究 機 関 に 寄 附 しなけれ ばならないとされているため 購 入 価 格 が 5 万 円 以 上 の 物 品 についても 寄 附 受 入 の 手 続 きを 行 って 下 さい Q24:データ 解 析 等 およびデータを 相 互 に 互 換 するため PC を 2 台 購 入 したいが 1 台 は 他 機 関 にいる 連 携 研 究 者 が 使 用 する 20 万 円 以 下 なので 備 品 登 録 等 の 問 題 はないが 分 担 者 ではないので 他 機 関 の 連 携 研 究 者 に 購 入 することは 可 能 か? A: 連 携 研 究 者 でも 科 研 費 の 研 究 遂 行 の 為 に 必 要 であるのとの 適 切 な 説 明 が 出 来 れば 購 入 は 可 能 です - 6 -
旅 費 Q25: 本 学 が 研 究 主 任 者 の 課 題 で 他 大 学 の 分 担 者 に 分 担 金 を 配 分 している 分 担 者 の 大 学 では 宿 泊 費 を 定 額 で 支 払 っているが 本 学 の 取 り 扱 いと 同 じでなくてもよいか A: 一 事 業 での 取 り 扱 いは 共 通 が 望 ましいと 思 われます 北 里 大 学 の 規 則 のように 実 費 で 支 払 うこと を 他 大 学 に 了 解 をもらうのが 良 いが 当 該 大 学 の 規 則 で 行 いたいとの 意 向 であればやむをえない と 思 われます 領 収 書 等 の 必 要 書 類 とあわせて 他 大 学 の 規 則 等 を 添 付 してもらうことになります Q26: 被 験 者 の 交 通 費 について 教 えてください 障 害 者 手 帳 を 有 するため 交 通 費 がかからなかったり 半 額 負 担 だったりの 方 がいます かからな い 方 については 謝 金 のみ 振 込 ということで 交 通 費 の 書 類 提 出 を 省 いていいか? 交 通 費 のかかる 方 については かかる 区 間 のみ 記 入 する 形 でよいか? A: 謝 金 のみの 場 合 は 交 通 費 明 細 書 を 提 出 しなくて 結 構 です 交 通 費 を 支 給 する 区 間 のみを 記 入 して 下 さい Q27: 外 国 旅 費 については 航 空 運 賃 等 の 見 積 書 請 求 書 を 添 付 とあるが ネットで 購 入 すると 格 安 になる ため 旅 行 会 社 の 見 積 等 で 購 入 せずネットで 購 入 したい そのため 添 付 されたような 書 類 に 予 約 便 が 記 載 される 支 払 についても 予 約 票 が 印 刷 されコンビニで 支 払 をすると 領 収 書 が 発 行 される その 領 収 書 を 航 空 会 社 のカウンターでチケットに 交 換 する したがって 現 金 で 支 払 うと 領 収 書 がチケッ ト 交 換 になるかも? 新 たに 領 収 書 をもらうのかクレジット 払 いにすればいいと 思 うがこういう 用 紙 でも 大 丈 夫 か? A: ネットでの 購 入 も OK です どうしても 見 積 書 等 が 発 行 されない 場 合 は 添 付 しなくてもいいです コンビニ 払 いは 請 求 書 の 半 券 と 領 収 書 とコンビニのレシートが 発 行 されるはずですので 問 題 はな いと 思 います Q28: 学 外 の 研 究 分 担 者 が 出 張 する 場 合 出 張 依 頼 書 様 式 10 号 を 研 究 代 表 者 が 作 成 し 研 究 分 担 者 に 送 付 して 研 究 分 担 者 が 当 該 研 究 機 関 の 出 張 命 令 書 を 添 付 して 代 表 者 の 補 助 金 から 支 出 していた が 研 究 分 担 者 に 補 助 金 が 配 分 されたので 出 張 依 頼 書 様 式 10 号 はいまだに 必 要 なのか? A: 分 担 者 にも 研 究 費 の 配 分 がされていても 出 張 は 原 則 研 究 分 担 者 自 身 の 判 断 ではなく 研 究 代 表 者 からの 要 請 により 行 われるものであるため 相 手 研 究 機 関 に 対 して 出 張 を 依 頼 する 必 要 があ ります Q29: 海 外 出 張 の 場 合 でポスター 発 表 という 発 表 がある ポスターを 貼 って 発 表 するもので 質 問 があれば 答 えるらしい これも 発 表 になるのか A: ポスター 発 表 も 学 会 発 表 形 態 の 一 つです 発 表 内 容 が 科 研 費 の 研 究 課 題 に 関 連 したものであれば 科 研 費 からの 支 出 は 可 能 です Q30: 旅 行 業 者 から 交 通 費 と 宿 泊 費 がパックになったパック 料 金 を 購 入 した 場 合 業 者 に 交 通 費 と 宿 泊 費 との 金 額 を 確 認 していた しかし 明 確 に 区 別 できない 為 正 規 のJR 料 金 ( 航 空 運 賃 )と 定 額 の 宿 泊 代 を 足 した 金 額 よりパック 料 金 が 安 ければ 支 払 いをしてもかまわないか? その 際 旅 行 会 社 に 払 った 手 数 料 は 支 出 できるのか A: 研 究 費 を 有 効 に 使 用 するという 観 点 から 計 算 上 の 旅 費 より 安 価 であれば 認 めて 良 いと 思 われま す 手 数 料 は 請 求 できます Q31: 旅 行 計 画 で 航 空 機 を 利 用 する 命 令 を 受 け 航 空 券 とホテル 代 のセットになったパック 旅 行 を 手 配 し 代 金 を 支 払 ったが 諸 事 情 により 旅 行 の 行 程 において 往 路 または 復 路 を 別 の 交 通 機 関 を 利 用 しなけ ればならなくなった 場 合 に すでに 購 入 のパック 料 金 と 実 際 に 利 用 した 交 通 機 関 の 料 金 を 支 払 うこ - 7 -
とができるか A: パック 料 金 は 往 復 の 航 空 賃 とホテル 代 をセットにする 事 によって 料 金 が 格 安 に 設 定 されてい ます その 反 面 搭 乗 する 航 空 機 やホテル 等 を 変 更 が 出 来 ない 仕 組 みになっています 設 問 のよ うにパック 料 金 とさらに 片 道 の 交 通 費 を 支 払 うことは 旅 費 の 一 部 ( 片 道 の 交 通 費 )の 二 重 払 い と 考 えられます 設 問 のように 諸 事 情 により 変 更 しなければならない 場 合 が 生 じた 場 合 変 更 に よっても 当 初 予 定 した 用 務 内 容 を 遂 行 することができるのであれば 通 常 の 旅 費 ( 積 算 )の 範 囲 以 内 で パック 料 金 と 片 道 の 交 通 費 への 支 払 は 可 能 であると 考 えられます この 場 合 であっても 旅 行 報 告 書 には 領 収 書 及 び 搭 乗 券 の 半 券 ( 片 道 分 )の 提 出 が 必 要 となります Q32: 次 年 度 に 開 催 される 国 際 学 会 に 参 加 するための 登 録 料 を3 月 中 に 支 払 わなければならない 場 合 はど うすればよいか ( 科 研 の 基 金 分 は 除 く) A: 会 計 年 度 の 独 立 の 原 則 から ある 年 度 から 次 年 度 に 補 助 事 業 ( 研 究 )の 継 続 が 確 約 されている 場 合 であっても 次 年 度 に 実 施 するものの 支 払 はできません 例 えば 1 前 年 度 に 全 く 使 用 せず 次 年 度 のみに 使 用 する 物 品 を 前 年 度 の 補 助 金 で 購 入 すること 2 次 年 度 の 出 張 のための 航 空 券 購 入 費 用 宿 泊 費 等 を 前 年 度 の 補 助 金 で 予 め 支 払 っておくこと 3 次 年 度 に 開 催 される 国 際 学 会 に 参 加 するための 登 録 料 ( 当 該 年 度 3 月 中 に 支 払 われなければ 参 加 できない)を 前 年 度 の 補 助 金 で 予 め 支 払 っておくこと これらに 該 当 する 場 合 であって 前 年 度 中 の 支 払 がどうしても 必 要 なときは 研 究 機 関 等 が 一 時 的 に 立 替 え 次 年 度 の 補 助 金 受 領 後 に 清 算 することとなります Q33: 海 外 出 張 が 3 月 末 まで 予 定 されており 3 月 中 に 実 績 報 告 書 類 を 出 す 事 が 不 可 能 だが どうすればい いか A: 出 張 がいつからかなどの 詳 細 が 不 明 の 為 どのように 回 答 していいかわからない 海 外 出 張 の 前 に 実 績 報 告 書 等 を 作 成 提 出 することが 可 能 であれば 事 前 に 作 成 してください 出 張 終 了 後 でな ければ 書 類 の 作 成 等 が 間 に 合 わないのであれば 帰 国 後 すみやかに 関 係 書 類 を 作 成 し 担 当 者 に 提 出 して 下 さい また 事 前 に 仮 払 い( 立 替 )で 出 張 した 場 合 は 帰 国 後 速 やかに 清 算 手 続 きをして 下 さい Q34: 成 田 空 港 へ 行 くのに 成 田 エクスプレスは 使 えるか A: 特 急 料 金 の 支 払 い 可 能 な 距 離 は 片 道 100km 以 上 を 対 象 としていますが 平 成 22 年 度 の 取 り 扱 い から 特 急 ( 例 えば 成 田 エクスプレス 等 )が 通 常 の 交 通 手 段 となっている 場 合 は 対 象 としまし た Q35: 新 幹 線 の のぞみ を 利 用 していいか A: 経 済 的 あるいは 合 理 的 路 線 ( 時 間 的 に 最 短 の 路 線 運 行 状 況 など)の 利 用 が 認 められるため 利 用 可 能 となります Q36: 目 的 地 までの 公 共 交 通 機 関 がない 場 合 タクシーを 利 用 することができますか A: タクシーの 利 用 は 原 則 として 目 的 地 までの 公 共 交 通 機 関 がない 場 合 に 限 り 利 用 することが 出 来 ま す Q37:タクシー 代 やレンタカー 代 (ガソリン 代 高 速 道 路 使 用 料 含 む)は 支 払 い 可 能 ですか A: 公 共 機 関 等 により 出 張 先 までに 相 当 な 不 便 がある 場 合 等 は 認 める 場 合 があります なお その 場 合 は 事 前 に 理 由 書 を 提 出 して 下 さい Q38: 学 会 期 間 の 前 ( 後 )に 研 究 の 打 ち 合 わせのための 前 泊 ( 後 泊 )することができるか A: 研 究 の 遂 行 の 為 に 必 要 な 場 合 には 認 められます その 場 合 前 泊 ( 後 泊 )の 必 要 性 を 判 断 する 為 の 理 由 書 や 打 ち 合 わせスケジュール 等 が 分 る 資 料 を 提 出 して 下 さい - 8 -
Q39: 宿 泊 の 時 夕 食 代 朝 食 代 は 支 出 できますか A: 宿 泊 料 には 食 事 代 は 含 まれておりません ただし 宿 泊 パックなどで 食 事 が 付 いている 場 合 は 例 外 として 認 められます ( 取 扱 要 領 参 照 ) Q40: 出 張 願 で 申 請 をしていなかった 追 加 の 旅 費 は 支 払 が 出 来 ますか A: 旅 費 のうち 出 張 願 書 に 記 載 したもの 以 外 に 要 した 交 通 費 ( 電 車 賃,バス 賃,タクシー 代 など) は 旅 費 として 扱 い, 帰 着 後 請 求 により 実 費 を 支 出 してください Q41: 交 通 費 の 清 算 に 必 要 な 特 急 料 金 の 領 収 書 について 新 幹 線 切 符 の 自 動 販 売 機 の 領 収 書 ( 日 付 と 金 額 のみ)で 良 いですか A: 自 動 販 売 機 が 発 行 する 領 収 書 で 構 いません Q42: 学 生 が 学 会 等 ( 海 外 も 含 む)において 研 究 成 果 の 発 表 を 行 うため 学 会 参 加 費 及 び 旅 費 を 支 給 する ことは 可 能 か A: 研 究 成 果 は 研 究 組 織 を 構 成 している 研 究 代 表 者 または 研 究 分 担 者 が 発 表 することが 原 則 です ただし その 研 究 に 学 生 が 研 究 協 力 者 になっているなど 当 該 学 生 が 直 接 研 究 に 関 わっている 場 合 には 研 究 代 表 者 が 学 生 に 発 表 させると 判 断 した 場 合 に 限 り 参 加 費 及 び 旅 費 の 支 給 は 可 能 で す その 場 合 は 学 生 にその 役 割 を 任 せることの 理 由 が 必 要 になります Q43: 学 会 への 出 席 のみを 目 的 とした 旅 費 は 支 払 可 能 か A: 科 研 費 の 研 究 に 直 接 関 係 しない 学 会 への 出 席 は 科 研 費 からの 旅 費 は 支 出 できません 旅 費 とし て 認 められるのは 科 研 費 の 研 究 課 題 に 関 係 する 学 会 での 研 究 成 果 発 表 情 報 収 集 資 料 収 集 及 び 研 究 者 との 会 議 などです なお 出 張 が 適 切 であることを 示 す 為 の 資 料 を 整 備 してください ( 発 表 プログラム 会 議 録 など) Q44: 継 続 が 内 約 されている 場 合 で 年 度 をまたいで 旅 行 をする 場 合 当 該 年 度 の 研 究 費 及 び 新 年 度 の 研 究 費 からそれぞれから 支 給 することになるのか ( 科 研 の 基 金 分 を 除 く) A: そのとおりです 3 月 31 日 までの 旅 費 は 当 該 年 度 の 科 学 研 究 費 から 支 払 い 4 月 1 日 以 降 の 旅 費 は 新 年 度 分 の 科 学 研 究 費 から 支 払 うことになります しかし 年 度 当 初 には まだ 科 学 研 究 費 が 本 学 に 入 金 されていないことから 入 金 されるまでの 期 間 は 大 学 が 立 替 払 いすることになります Q45: 研 究 分 担 者 が 県 外 にいる 場 合 研 究 のため 本 学 へ 来 訪 するときの 交 通 費 は 研 究 費 から 支 出 できるか A: 当 該 研 究 のため 必 要 な 来 校 であれば 支 出 できます なお 本 学 教 員 等 からの 依 頼 文 等 の 写 しなど 必 要 性 の 確 認 できる 書 類 を 添 付 して 下 さい Q46: 海 外 出 張 で 研 究 代 表 者 であるが 発 表 なしで 参 加 のみ この 研 究 代 表 者 の 研 究 分 担 者 は 発 表 する こ の 二 人 の 海 外 出 張 の 旅 費 の 支 給 は 可 能 か? A: 研 究 発 表 に2 名 分 の 出 張 費 を 公 的 研 究 費 から 支 出 することはできない 出 張 の 役 割 が 異 なるなど 2 名 が 出 張 しなければならない 理 由 が 適 切 であれば 可 能 である Q47: 出 張 願 書 が 提 出 され 支 給 の 欄 に 科 研 費 に がしてあると 事 務 局 で 確 認 の 押 印 をしたあと 決 裁 処 理 を 行 う 今 回 外 国 出 張 で 8/29~9/3 まで 学 会 で 9/4 9/5 日 は 私 用 で 観 光 したと 思 われる 実 際 には 出 張 の 支 給 申 請 が 提 出 された 後 にくわしく 精 査 したので 決 裁 された 後 になってしまったが 9/4 9/5 日 の 宿 泊 費 日 当 は 支 給 不 可 で 9/6 日 の 日 当 は 支 給 すればよいか? A: 9/4 と 9/5 は 私 用 の 観 光 なので 支 払 わない 9/6 の 日 当 は 9/3 に 帰 国 する 時 と 同 じ 条 件 で 支 払 う 事 になる 出 張 願 書 に 記 載 された 日 程 が 大 学 の 公 務 として 認 められてしまうので 願 書 が 提 出 された 時 点 で 学 会 の 日 程 と 出 張 の 日 程 を 確 認 することが 必 要 である - 9 -
謝 金 Q48: 一 人 で 行 う 若 手 研 究 Bの 請 求 書 に 研 究 協 力 者 の 名 前 がはいっているが 謝 金 の 支 払 いは 可 能 か? A: 必 要 に 応 じ 研 究 協 力 者 ( 科 学 研 究 費 への 応 募 資 格 を 有 しない 企 業 研 究 者 大 学 院 生 等 )への 支 払 は 可 能 です Q49: 実 験 補 助 と 被 験 者 のアルバイトの 金 額 は 大 学 のアルバイトの 条 件 と 同 じにしなくてはいけないの か? 高 卒 850 円 短 大 卒 950 円 大 学 卒 1050 円 A: 研 究 協 力 者 の 謝 金 単 価 は その 業 務 内 容 から 学 歴 等 に 関 わりなく 一 律 1050 円 / 時 間 に 設 定 してい ます Q50: 学 生 等 に 謝 金 を 支 給 する 場 合 の 注 意 点 は 何 か A: 謝 金 は 純 粋 に 科 研 費 の 研 究 遂 行 に 必 要 な 作 業 として 役 務 の 提 供 を 受 ける 場 合 に 支 払 うことが 出 来 ます 作 業 が 学 生 の 教 育 活 動 の 一 環 として 行 われる 場 合 は 謝 金 は 支 払 出 来 ません また 学 生 が 行 う 作 業 時 間 は 学 生 の 授 業 及 びTA RAの 業 務 時 間 と 重 複 しないよう 注 意 が 必 要 です 謝 金 は 必 ず 作 業 に 従 事 した 本 人 が 直 接 受 給 しなければなりません なお 役 務 提 供 を 依 頼 した 研 究 者 に 謝 金 を 環 流 させるような 不 正 行 為 は 厳 しく 罰 せられます Q51: 海 外 において 現 地 の 人 による 説 明 や 案 内 業 務 への 対 価 として 謝 金 を 支 給 する 際 の 設 定 金 額 支 給 の 為 に 必 要 な 書 類 はどのようなものか A: 現 地 の 物 価 賃 金 等 の 実 情 を 考 慮 し 謝 金 単 価 を 設 定 して 過 大 にならないように 留 意 して 下 さい ( 本 学 が 定 める 謝 金 を 単 純 に 現 地 通 貨 に 換 算 して 支 払 うこととなる 場 合 があります ) 支 給 のため に 必 要 な 書 類 は 設 定 金 額 の 算 出 方 法 役 務 の 実 施 時 間 本 人 に 支 払 ったことを 証 明 する 領 収 書 です Q52: 研 究 者 の 勤 務 日 でない 土 日 曜 日 等 に 謝 金 支 出 対 象 者 に 対 して 謝 金 支 出 に 係 る 業 務 を 行 わせては いけないのでしょうか A: 業 務 を 行 ったことを 確 認 することが 出 来 ない 場 合 は 支 払 わないで 下 さい 研 究 表 者 等 ( 監 督 者 ) の 謝 金 支 出 対 象 者 に 対 する 出 勤 の 確 認 は 出 勤 表 だけの 確 認 となるため 支 出 は 出 来 ません 休 日 等 の 監 督 者 が 出 勤 を 確 認 する 客 観 的 な 方 法 としては 業 務 ノルマを 課 しそれが 達 成 したか どうかを 確 認 するなどが 考 えられます Q53: 研 究 支 援 者 ( 臨 時 職 員 )を 雇 った 場 合 3 月 31 日 まで 働 けるのか? 3 月 10 日 以 降 は 見 込 みで 働 いてもらうため 勤 務 表 を 作 成 し 人 事 係 から 人 事 部 に 提 出 し 雇 用 保 険 等 を 計 算 してもらい 3 月 分 の 額 を 確 定 してもらっています 2 月 分 は3 月 中 に 支 払 い 3 月 分 は 4 月 25 日 の 給 与 支 払 日 の 翌 日 に 本 部 へ 戻 し 入 れをしています 文 科 省 の 場 合 は 継 続 の 場 合 は 次 年 度 の 4 月 の 支 払 いが 可 能 だが 最 終 年 度 は3 月 31 日 までに0 円 にしなければならないとしたら 31 日 は 働 いていいのか? 厚 労 省 は 毎 年 度 3 月 31 日 に0 円 にしなければならないのでやはり0 円 になった3 月 31 日 は 働 け るのか? A: 助 成 金 等 の 研 究 期 間 が 1 年 以 内 の 場 合 及 び 継 続 課 題 の 最 終 年 度 の 場 合 3 月 1 日 から 3 月 31 日 まで 勤 務 させる 場 合 は 1 日 から 20 日 までは 就 労 実 績 とし 21 日 から 31 日 までは 見 込 就 労 とす ることにしています 見 込 みの 21 日 から 31 日 の 間 の 金 額 派 確 定 していますので 見 込 み 勤 務 時 間 を 厳 守 してくださ い - 10 -
その 他 Q54: 科 研 費 の 研 究 代 表 者 から 論 文 料 50 万 円 の 請 求 があった ファーストオーサーは 分 担 者 ( 配 分 額 5 万 円 )であるが 代 表 者 の 名 前 は 入 っている 研 究 代 表 者 から 支 払 うことで 問 題 ないか A: 当 該 論 文 が 本 補 助 金 での 研 究 成 果 による 内 容 であるならば 研 究 代 表 者 がファーストオーサー でなくても 名 前 が 入 っているならば 問 題 にする 必 要 はないと 思 われる 研 究 分 担 領 域 ( 分 担 者 ) の 研 究 成 果 が 主 体 の 論 文 と 推 測 される ( 当 該 論 文 に 科 学 研 究 費 での 研 究 成 果 であることを 明 示 することが 必 要 である ) Q55: 論 文 掲 載 で 研 究 代 表 者 が 第 1 著 者 ではなく 共 同 著 者 である 支 払 いは 第 1 著 者 がクレジットで 支 払 っている この 場 合 研 究 代 表 者 が 支 払 っていないが 共 同 著 者 であるので 支 払 いは 可 能 か? 第 1 著 者 は 分 担 者 にはなっていない A: 第 一 著 者 との 関 係 が 不 明 である 科 研 の 分 担 者 にもなっていないことから 第 一 著 者 の 研 究 論 文 で ある 論 文 掲 載 費 は 第 一 著 者 が 負 担 するのが 最 もよいと 思 われる ただし 本 論 文 が 当 該 科 研 の 研 究 成 果 として 当 該 論 文 に 掲 載 するのであれば 支 払 は 可 能 である 論 文 の 謝 辞 に 科 研 の 研 究 成 果 である 旨 を 明 示 する 事 が 必 須 である Q56: 大 学 病 院 の 患 者 さんのデータを 調 べるため この 方 の 検 査 料 を 科 研 費 から 支 出 したい 大 学 病 院 で 請 求 書 がでれば 支 出 は 可 能 か? A: 請 求 書 等 が 出 れば 支 払 は 可 能 です 患 者 さんへのインフォームドコンセント 臨 床 研 究 倫 理 委 員 会 の 承 認 申 請 を 必 ず 行 って 下 さい 患 者 さん 以 外 でも 科 研 に 使 用 する 研 究 試 料 の 解 析 等 は 検 査 委 託 費 として 支 出 することになりま す Q57: 東 病 院 で 被 験 者 を 使 った 検 査 料 を 支 払 いたい 被 験 者 には 1 回 1 万 円 を 支 払 いたいが 科 研 費 では 無 理 か? また 臨 床 検 査 料 以 外 に 初 診 料 等 看 護 婦 検 査 技 師 等 の 人 件 費 などの 支 払 いは 可 能 か? 人 数 が 足 りない 場 合 は 正 職 員 にも 協 力 を 求 めるので 時 間 外 ならば 謝 金 の 支 払 いは 可 能 か? A: 被 験 者 が 治 療 のために 検 査 をしたものは 本 人 の 同 意 を 得 て 検 査 結 果 を 取 得 すればいいので 検 査 料 も 本 人 への 謝 礼 も 支 出 はできません しかし 被 験 者 を 集 めて( 募 集 ) 検 査 を 行 い 検 査 料 を 支 払 う 場 合 は 病 院 等 から 請 求 書 がだせ れば 支 出 は 可 能 であす 看 護 婦 検 査 技 師 等 の 人 件 費 ( 東 病 院 方 式 )などは 通 常 業 務 野 範 疇 の 為 支 払 いはできません 被 験 者 への 謝 礼 は 治 験 のための 謝 礼 であれば 1 回 1,000 円 の 取 り 決 めがあ ります Q58: 契 約 書 に 貼 付 する 収 入 印 紙 の 費 用 は 直 接 経 費 から 支 給 可 能 か? A: 物 品 の 購 入 のみの 場 合 は 収 入 印 紙 はいらないはずです 機 器 等 の 設 置 工 事 が 伴 う 場 合 は 必 要 となるので 学 部 の 予 算 または 間 接 経 費 で 支 払 うことになり ます Q59: 学 会 の 年 会 費 は 執 行 できるのか A: 学 会 の 年 会 費 は 研 究 者 が 専 門 分 野 の 学 会 の 会 員 を 維 持 する 為 のもので 公 的 研 究 費 からの 支 出 との 関 係 は 見 出 せません したがって 公 的 な 競 争 的 研 究 資 金 からの 支 出 は 出 来 ません Q60: 会 議 費 から 昼 食 ( 弁 当 )を 出 す 場 合 の 注 意 点 や 単 価 はどうなっているか A: 当 該 研 究 課 題 の 研 究 遂 行 上 必 要 と 認 められる 場 合 で 学 外 者 が 出 席 する 会 議 研 究 会 シンポジウ ム 等 において 日 程 上 食 事 の 時 間 帯 に 開 催 時 間 を 設 定 せざるを 得 ない 場 合 にのみ 認 めることとし ます 1 人 あたり 1,500 円 (お 茶 代 含 む) 以 内 の 弁 当 の 支 払 は 出 来 ますが ビールやワイン 等 の アルコール 類 の 支 払 は 出 来 ません - 11 -
Q61: 国 際 会 議 等 の 参 加 登 録 費 には 以 下 のものが 含 まれていることが 多 いが このうち どれを 支 払 う ことが 出 来 るか A: 1 参 加 費 (2~6が 含 まれていない 純 粋 な 参 加 費 ) 2 Coffee Break 3 Lunch 4 Welcome(Opening)Reception 5 Banquet 6 Optional Tour 支 払 うことが 出 来 るものは1 2 3 です6は 科 学 研 究 費 補 助 金 の 研 究 遂 行 上 直 接 関 係 すると 認 められる 場 合 に 支 払 うことができますので 必 ず 理 由 書 説 明 資 料 等 を 添 付 して 下 さい Q62: 切 手 のまとめ 買 いはできますか A: 使 用 を 見 越 しての まとめ 買 い (シート 買 い)は 認 められません 切 手 は 金 券 であり その 管 理 にはリスクを 伴 いますので シート 買 いは 許 可 していません その 都 度 使 用 分 のみを 購 入 して ください Q63: 切 手 の 購 入 に 関 する 留 意 点 は? A:1 領 収 書 等 に 購 入 した 切 手 の 種 類 枚 数 送 付 先 用 途 を 記 入 して 下 さい 2 受 払 い 簿 を 作 成 し 金 券 としての 取 扱 をして 下 さい ( 受 払 い 簿 には 受 入 払 出 先 使 途 などを 明 確 に 記 入 してください ) Q64:コピーカードは 購 入 できますか A: コピーカードはその 使 用 において 公 私 の 区 別 が 付 きにくいため その 購 入 は 原 則 認 められていま せん ただし そのコピーカードがなければ 研 究 に 差 しさわりがあるなど 正 当 な 理 由 がある 場 合 はご 相 談 下 さい Q65: 大 学 内 に 実 験 設 備 がないため 業 者 に 委 託 して 実 験 を 行 ってもらいたいと 考 えていますが 科 学 研 究 費 補 助 金 で 支 出 は 可 能 か A: 研 究 課 題 の 遂 行 において 必 要 な 実 験 であれば 委 託 費 として 支 出 可 能 です なお 業 者 との 委 託 契 約 書 や 業 務 完 了 報 告 書 を 提 出 して 下 さい Q66: 量 販 店 でパソコンを 購 入 するとポイントカードのポイントがたまるが 取 扱 はどうすればいいか A: 研 究 費 の 支 払 により 生 じたポイントを 個 人 で 保 有 するのは 適 切 ではありません ポイントカード の 利 用 は 避 けて 下 さい もし 研 究 費 を 有 効 に 使 う 観 点 でポイントカードを 利 用 する 場 合 はポイ ントに 相 当 する 金 額 を 差 し 引 いた 金 額 を 請 求 することを 勧 めます また 領 収 書 のポイント 等 が 記 載 されている 部 分 は 切 り 取 らないで 下 さい Q67:アンケート 調 査 回 答 者 への 対 価 として 謝 金 を 支 給 することは 可 能 か あるいは そのお 礼 としてボ ールペンなどを 配 付 することはどうか また アンケート 会 社 と 契 約 し( 業 務 委 託 ) アンケートを 行 うことは 可 能 か A: アンケートの 内 容 にもよると 思 われますが 本 学 においては 次 のように 取 扱 います アンケートは 回 答 者 の 善 意 によるところも 大 きく その 対 価 として 謝 金 や 物 品 を 支 給 しなければ ならないとは 必 ずしも 言 い 切 れないと 思 われます ただし 研 究 遂 行 上 やむを 得 ずアンケート 協 力 者 に 物 品 を 配 布 する 必 要 がある 場 合 は 事 前 にその 理 由 対 象 人 数 実 施 場 所 配 付 物 などを 明 記 しておくことが 必 要 です 安 価 な 物 品 (ボールペンなどの 文 房 具 類 など)を 基 本 としてください ただし アンケート 調 査 内 容 量 等 によっては 図 書 券 ( 学 術 月 報 の 科 研 費 質 疑 応 答 に 掲 載 ) 等 も 可 能 とします なお アンケート 会 社 への 業 務 委 託 については アンケートの 規 模 や 内 容 によるものと 思 われます - 12 -