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目 次 第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1 1 計 画 策 定 の 趣 旨 2 計 画 の 位 置 づけ 3 計 画 の 期 間 4 計 画 の 対 象 5 用 語 の 定 義 及 び 本 文 の 統 計 数 値 第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 6 1 ひとり 親 家 庭 等 の 状 況 2 アンケート 調 査 結 果 から 見 るひとり 親 家 庭 等 の 現 状 3 前 計 画 の 実 績 及 び 課 題 第 3 章 計 画 の 概 要 23 1 計 画 の 目 的 2 計 画 の 基 本 理 念 3 計 画 の 基 本 目 標 4 計 画 の 体 系 第 4 章 具 体 的 な 自 立 支 援 施 策 27 1 相 談 機 能 の 充 実 2 子 育 て 生 活 支 援 3 就 業 支 援 4 養 育 費 の 確 保 5 経 済 的 支 援 第 5 章 施 策 の 推 進 に 向 けて 32 1 関 係 機 関 との 連 携 2 計 画 の 進 行 管 理 資 料 編 34 1 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 ( 母 子 父 子 家 庭 寡 婦 ) 実 態 調 査 結 果 2 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 設 置 要 綱 3 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 委 員 名 簿 4 母 子 及 び 父 子 並 びに 寡 婦 福 祉 法 ( 抄 ) 5 計 画 策 定 の 経 過

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第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1 計 画 策 定 の 趣 旨 本 市 では ひとり 親 家 庭 等 の 誰 もが 現 在 そして 将 来 にわたって 自 立 し いきいきと 安 心 して 暮 らすことができるよう 平 成 22 年 度 から 平 成 26 年 度 までの5か 年 計 画 として 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 を 策 定 し ひとり 親 家 庭 等 の 自 立 促 進 に 向 けた 施 策 の 推 進 に 取 り 組 んでき ました この 間 国 においては 母 子 家 庭 のみを 支 給 対 象 としていた 児 童 扶 養 手 当 の 支 給 対 象 者 を 平 成 22 年 8 月 から 父 子 家 庭 にも 拡 大 し ひとり 親 家 庭 等 の 生 活 の 安 定 と 自 立 促 進 に 向 けた 改 善 が 図 られました また 平 成 24 年 に 就 業 支 援 充 実 のため 母 子 家 庭 の 母 及 び 父 子 家 庭 の 父 の 就 業 の 支 援 に 関 する 特 別 措 置 法 が 議 員 立 法 により 成 立 し 平 成 25 年 には ひとり 親 家 庭 の 貧 困 率 が 高 い 等 の 問 題 に 対 し 子 どもの 貧 困 対 策 を 総 合 的 に 推 進 す ることを 目 的 とした 子 どもの 貧 困 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 が 公 布 され ました また 平 成 26 年 には 次 世 代 の 社 会 を 担 う 子 どもの 健 全 な 育 成 を 図 るための 次 世 代 育 成 新 対 策 推 進 法 等 一 部 を 改 正 する 法 律 が 公 布 され 同 年 10 月 より 父 子 家 庭 への 福 祉 資 金 貸 付 の 法 制 化 等 ひとり 親 家 庭 等 に 対 する 支 援 が 拡 充 された 母 子 及 び 父 子 並 びに 寡 婦 福 祉 法 が 施 行 され る などの 法 整 備 が 進 められました このように 国 は ひとり 親 家 庭 に 対 し て ひとり 親 が 就 業 をし 仕 事 と 子 育 てを 両 立 しながら 自 立 するととも に 子 どもの 健 全 な 成 長 や 子 どもの 貧 困 へ 資 するよう 就 業 支 援 子 育 て 生 活 支 援 子 どもへの 支 援 養 育 費 の 確 保 経 済 支 援 の 総 合 的 な 支 援 施 策 の 強 化 を 図 っています ひとり 親 家 庭 は 子 育 てと 生 計 の 担 い 手 という 二 重 の 役 割 を 父 又 は 母 が 1 人 で 担 うといった 精 神 的 肉 体 的 負 担 を 抱 えるとともに 生 活 環 境 の 変 化 などから 子 どもの 成 長 への 影 響 が 懸 念 されます さらに 近 年 の 雇 用 形 態 の 変 化 や 経 済 情 勢 を 背 景 として ひとり 親 家 庭 等 を 取 り 巻 く 環 境 は 厳 し いものとなっています 2

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 以 上 を 踏 まえ 本 計 画 は これまでの 計 画 の 実 績 や 評 価 課 題 を 把 握 す るとともに ひとり 親 家 庭 等 を 取 り 巻 く 環 境 や 現 状 を 考 慮 し ひとり 親 家 庭 等 の 誰 もが 自 立 し 安 心 して 暮 らすことが できるよう 就 業 支 援 子 育 て 生 活 支 援 経 済 的 支 援 などの 総 合 的 な 支 援 策 を 柱 に 今 後 5 年 間 で 取 り 組 むべき 自 立 支 援 施 策 を 計 画 的 に 推 進 するため 策 定 するものです 2 計 画 の 位 置 づけ (1) 計 画 の 根 拠 本 計 画 は 母 子 及 び 父 子 並 びに 寡 婦 福 祉 法 1 ( 以 下 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 法 という ) 第 12 条 に 基 づき 策 定 するものであり 策 定 に 当 たって は 同 法 第 11 条 の 基 本 方 針 を 踏 まえています ( 1 は 資 料 編 4 関 係 法 令 (P44~ 46 を 参 照 ) (2) 他 の 計 画 との 整 合 性 本 計 画 は 上 位 計 画 である 佐 野 市 総 合 計 画 ( 後 期 基 本 計 画 ) ( 平 成 26 年 度 ~ 平 成 29 年 度 )と 関 連 する 計 画 である 佐 野 市 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 ( 平 成 27 年 度 ~ 平 成 31 年 度 )との 整 合 を 図 ります ( 上 位 計 画 ) 整 合 整 合 佐 野 市 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 3

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 3 計 画 の 期 間 本 計 画 の 計 画 期 間 は 平 成 27 年 度 から 平 成 31 年 度 までの5 年 間 とし ます 4 計 画 の 対 象 本 計 画 の 対 象 は 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 法 の 規 定 による 母 子 家 庭 父 子 家 庭 及 び 寡 婦 とします 5 用 語 の 定 義 及 び 本 文 の 統 計 数 値 本 計 画 における 用 語 の 定 義 は 次 のとおりです 用 語 定 義 1 母 子 家 庭 2 父 子 家 庭 配 偶 者 のない 女 子 ( 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 法 第 6 条 第 1 項 2 に 規 定 するもの 以 下 同 じ)で 民 法 第 877 条 の 規 定 により 現 に 児 童 (20 歳 未 満 以 下 同 じ)を 扶 養 している ものとその 児 童 からなる 家 庭 をいいます なお 当 該 家 庭 に 配 偶 者 のない 女 子 及 びその 児 童 以 外 の 者 がいる 場 合 ( 児 童 の 祖 父 母 と 同 居 している 例 など)も 母 子 家 庭 として 扱 います 配 偶 者 のない 男 子 ( 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 法 第 6 条 第 2 項 3 に 規 定 するもの 以 下 同 じ)で 民 法 第 877 条 の 規 定 により 現 に 児 童 (20 歳 未 満 以 下 同 じ)を 扶 養 している ものとその 児 童 からなる 家 庭 をいいます なお 当 該 家 庭 に 配 偶 者 のない 男 子 及 びその 児 童 以 外 の 者 がいる 場 合 ( 児 童 の 祖 父 母 と 同 居 している 例 など)も 父 子 家 庭 として 扱 います 3 寡 婦 4 ひとり 親 家 庭 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 法 第 6 条 第 4 項 4 います 母 子 家 庭 及 び 父 子 家 庭 をいいます に 規 定 する 者 をい 5 ひとり 親 家 庭 等 6 ひとり 親 7 ひとり 親 等 母 子 家 庭 及 び 父 子 家 庭 及 び 寡 婦 をいいます 母 子 家 庭 の 母 及 び 父 子 家 庭 の 父 をいいます 母 子 家 庭 の 母 及 び 父 子 家 庭 の 父 及 び 寡 婦 をいいます 4

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって なお ここに 表 示 したものは 主 たるものであり これ 以 外 については 基 本 的 には 法 令 等 に 定 める 定 義 により 記 述 しています また 計 画 書 本 文 に 記 載 の 世 帯 数 や 構 成 比 率 等 の 統 計 数 値 は 特 に 説 明 がない 場 合 には 平 成 25 年 8 月 に 実 施 した 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 実 態 調 査 ( 以 下 アンケー ト 調 査 という ) 結 果 によるものです ( 2 3 4 は 資 料 編 4 関 係 法 令 (P44 ~ 46 )を 参 照 ) 5

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 6

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 1 ひとり 親 家 庭 の 状 況 (1) 人 口 世 帯 数 の 推 移 本 市 の 人 口 は 減 少 傾 向 に 世 帯 は 増 加 傾 向 にあります 一 方 1 世 帯 当 たりの 人 員 は 減 少 傾 向 にあります 人 口 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 人 口 世 帯 数 の 推 移 人 口 世 帯 数 1 世 帯 当 りの 人 口 1 世 帯 当 たりの 人 員 3.00 122,030 121,391 120,757 120,230 119,722 2.95 2.90 2.85 2.80 2.75 45,474 45,652 45,233 45,574 46,146 2.68 2.70 2.66 2.67 2.65 2.64 2.60 2.59 2.55 H21 H22 H23 H24 H25 基 礎 資 料 : 佐 野 市 統 計 書 (2) 結 婚 離 婚 件 数 の 推 移 本 市 の 結 婚 件 数 及 び 離 婚 件 数 は 減 少 傾 向 にあります 結 婚 件 数 に 対 する 離 婚 件 数 の 比 率 は 減 少 傾 向 にありましたが 平 成 24 年 では 結 婚 件 数 に 対 する 離 婚 件 数 の 比 率 は39.3% で 前 年 度 と 比 べて 増 加 しました 7

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 (3) 離 婚 件 数 と 離 婚 率 の 推 移 本 市 の 離 婚 件 数 は 平 成 24 年 において209 件 ありました 人 口 千 人 当 たりの 離 婚 件 数 を 表 す 離 婚 率 の 年 次 推 移 をみると 平 成 20 年 以 降 減 少 傾 向 にありましたが 平 成 24 年 度 は 対 前 年 度 比 で 0.1% 増 加 しました また 離 婚 率 を 比 較 すると 本 市 は 栃 木 県 及 び 全 国 よりポイントが 低 く なっています 2.50 離 婚 率 の 推 移 佐 野 市 栃 木 県 全 国 2.00 1.50 1.00 H20 H21 H22 H23 H24 基 礎 資 料 : 栃 木 県 保 健 統 計 年 報 8

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 (4) 児 童 扶 養 手 当 の 受 給 者 数 の 推 移 児 童 扶 養 手 当 の 資 格 者 数 は 平 成 22 年 度 以 降 1,000 人 を 超 え 受 給 者 も 増 加 しています 平 成 2 5 年 度 末 現 在 では 資 格 者 が 1,088 人 受 給 者 が 961 人 となっています 児 童 扶 養 手 当 受 給 者 の 推 移 人 1,200 1,000 800 983 862 1,058 1,092 1,109 943 956 979 1,088 961 600 400 200 0 H21 H22 H23 H24 H25 年 度 全 資 格 者 受 給 者 基 礎 資 料 : 佐 野 市 9

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 2 アンケート 調 査 結 果 から 見 るひとり 親 家 庭 等 の 現 状 (1) アンケート 調 査 について 1 調 査 目 的 本 計 画 を 策 定 するに 当 たり ひとり 親 家 庭 等 の 日 常 生 活 の 状 況 と 自 立 支 援 のための 施 策 に 関 する 要 望 を 的 確 に 把 握 するために 実 態 調 査 を 実 施 しました 2 調 査 地 域 佐 野 市 全 域 3 調 査 対 象 ひとり 親 家 庭 : 児 童 扶 養 手 当 又 はひとり 親 家 庭 医 療 助 成 対 象 者 寡 婦 : 佐 野 市 母 子 寡 婦 福 祉 連 合 会 会 員 4 調 査 期 間 平 成 25 年 8 月 1 日 ( 木 )~30 日 ( 金 ) 5 調 査 方 法 ひとり 親 家 庭 児 童 扶 養 手 当 の 現 況 届 の 案 内 送 付 時 に 同 封 し 回 収 は 各 届 出 書 提 出 のための 来 庁 時 に 回 収 箱 へ 投 入 してもらい 回 収 回 収 箱 は 家 庭 児 童 相 談 室 こども 課 に 設 置 寡 婦 佐 野 市 母 子 寡 婦 福 祉 連 合 会 の 協 力 を 得 て 会 員 へ 配 布 回 収 6 調 査 結 果 区 分 調 査 対 象 回 収 数 回 収 率 母 子 家 庭 1,144 人 635 人 55.5% 父 子 家 庭 81 人 47 人 58.0% 寡 婦 84 人 65 人 77.4% 合 計 1,309 人 747 人 57.1% 10

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 (2) ひとり 親 家 庭 等 ごとの 現 状 1 母 子 家 庭 前 回 の 調 査 ( 平 成 20 年 )と 同 様 母 子 家 庭 の80% 以 上 が 生 別 世 帯 です 世 帯 内 での 児 童 数 が 多 い 年 齢 層 は 高 校 生 で 次 いで 中 学 生 小 学 4~ 6 年 生 の 順 となっています 育 児 に 手 のかかる 就 学 前 小 学 1~3 年 生 の 児 童 がいる 世 帯 は 前 回 の 調 査 では90% 以 上 が 20 代 30 代 の 若 い 親 の 世 帯 が 占 めてい ましたが 今 回 の 調 査 での 20 代 30 代 の 若 い 親 の 世 帯 では 就 学 前 で87.8% 小 学 低 学 年 で 73.5%と 減 少 しました 就 業 状 況 は 大 部 分 の 母 親 が 就 業 していますが 臨 時 パート が5 1.4%であり 収 入 も 低 い 世 帯 が 多 く 生 活 状 況 も 苦 しい 少 し 苦 しい と 回 答 した 方 が70% 以 上 となっています 親 族 との 同 居 率 は 若 干 ポイントが 上 がりましたが 依 然 として60% 以 上 が 母 子 のみの 世 帯 です 住 居 形 態 も 民 間 アパート と 市 営 住 宅 を 合 わせると50% 以 上 という 結 果 もほぼ 変 わりがありませんでした 経 済 的 な 支 えとなるはずの 養 育 費 についても 取 決 めを していない の 割 合 が 前 回 の 調 査 より 減 少 していますが 依 然 過 半 数 を 占 めています また 取 決 めがあったとしても 依 然 約 50%が 守 られていない の が 現 状 です こうした 状 況 が 母 子 家 庭 の 多 くが 抱 える 子 どもの 教 育 しつけ 進 学 収 入 がない 減 った 仕 事 の 悩 みに 繋 がっていると 思 われる 状 況 は 依 然 として 変 わりません なお 相 談 や 情 報 提 供 については 就 職 転 職 手 当 てや 貸 付 制 度 など の 情 報 を 定 期 的 に 得 たい と さまざまな 相 談 を1 箇 所 で 受 けたい の 順 位 は 逆 転 しましたが 仕 事 や 育 児 に 忙 しい 生 活 パターンに 合 わせたサービ スや 少 しでも 安 定 した 収 入 の 確 保 のため 身 に 付 けたい 資 格 や 技 能 の 取 得 に 関 する 機 会 の 提 供 や 金 銭 補 助 を 求 めている 状 況 は 変 わっていません 2 父 子 家 庭 父 子 家 庭 でも80% 以 上 が 生 別 世 帯 であり 児 童 を 取 り 巻 く 状 況 も 11

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 母 子 家 庭 とほぼ 同 じです 就 業 状 況 は 大 半 の 父 親 は 就 業 してい ますが 前 回 の 調 査 では63.6% だった 常 用 勤 労 者 が 今 回 の 調 査 では 46.7%で 大 幅 に 減 少 し そ の 他 ( 自 営 内 職 ) が10% 弱 から20% 強 となっています しかしな がら 無 職 と 回 答 した 方 は 母 子 家 庭 と 同 様 若 干 減 少 しています 持 ち 家 率 親 族 との 同 居 率 共 に 高 かった 父 子 家 庭 ですが 持 ち 家 率 は 依 然 60%が 自 己 若 しくは 親 族 所 有 の 住 居 ですが 親 族 との 同 居 率 は 若 干 減 少 し50%となりました 生 活 状 況 を 苦 しい 少 し 苦 しい と 感 じている 方 を 合 わせた 割 合 は 母 子 とほぼ 同 じで70% 以 上 でしたが 今 回 は83.0 % に 増 加 していま す 就 業 状 況 の 影 響 も 要 因 と 思 われますが 父 子 家 庭 の 方 が 生 活 状 況 を 苦 しい と 感 じています 困 りごとも 子 どもの 教 育 しつけ 進 学 収 入 がない 減 った が 上 位 を 占 めているのは 変 わりません 次 いで 前 回 調 査 では 自 分 の 健 康 家 族 の 健 康 でしたが 今 回 は 仕 事 へと 順 位 が 変 動 しています なお 相 談 情 報 提 供 サービスへの 要 望 についても 母 子 家 庭 と 同 様 の 結 果 でした 3 寡 婦 寡 婦 については 前 回 の 調 査 と 同 様 50% 以 上 が 無 職 です 一 方 就 労 している 方 をみてみると 臨 時 パート の 割 合 が 減 少 し 常 用 勤 労 者 の 割 合 が 増 加 しています 持 ち 家 率 は 依 然 高 く 自 己 若 しくは 親 族 所 有 が70%を 超 えて います 前 回 調 査 で 60%を 下 回 っていた 単 独 世 帯 が 60%を 超 えました 収 入 は 母 子 家 庭 と 同 じ 水 準 であり 前 回 調 査 と 変 わりませんでしたが 生 活 状 況 について 普 通 と 感 じている 方 が 約 半 数 から60% 弱 に 伸 びた 結 果 となりました 困 りごとは 収 入 がない 減 った と 自 分 の 健 康 の 順 位 が 入 れ 替 わ りましたが 依 然 上 位 を 占 めています 12

13 第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 (3) アンケート 調 査 結 果 から 見 るひとり 親 家 庭 等 の 現 状 ( ) 内 の 数 字 は 前 回 調 査 ( 平 成 20 年 度 実 施 )のものです 項 目 母 子 家 庭 父 子 家 庭 寡 婦 1. 本 人 (ひとり 親 )の 平 均 年 齢 39 歳 (37 歳 ) 52 歳 (37 歳 ) 68 歳 (64 歳 ) 2. 家 族 の 平 均 世 帯 員 数 本 人 含 まず 2.2 人 (2.2 人 ) 3.ひとり 親 になった 理 由 1 離 別 1 離 別 84.7% (84.3%) 80.9% (82.6%) 2 死 別 2 死 別 7.3% (6.7%) 17.0% (17.4%) 3 未 婚 3 未 婚 7.0% (6.0%) 0.0% (0.0%) 4その 他 4その 他 1.1% (3.0%) 2.1% (0.0%) 4.ひとり 親 になってからの 期 間 76 月 (6.33 年 ) (72 月 (6 年 )) 5. 住 居 (1) 住 居 形 態 1 持 ち 家 ( 親 族 等 所 有 ) 1 持 ち 家 ( 親 族 等 所 有 ) 1 持 ち 家 ( 自 己 所 有 ) 34.5% (29.9%) 33.3% (35.0%) 53.3% (63.5%) 2 民 間 の 借 家 アパート 1 持 ち 家 ( 自 己 所 有 ) 2 持 ち 家 ( 親 族 等 所 有 ) 29.7% (26.6%) 33.3% (35.0%) 18.3% (19.0%) 3 市 営 県 営 住 宅 雇 用 促 進 住 宅 3 民 間 の 借 家 アパート 3 市 営 県 営 住 宅 24.3% (29.4%) 28.9% (20.0%) 20.0% (14.3%) 4 持 ち 家 ( 自 己 所 有 ) 4 市 営 県 営 住 宅 4 民 間 の 借 家 アパート 10.5% (12.6%) 4.4% (10.0%) 6.7% (3.2%) 5その 他 5その 他 5その 他 1.0% (1.5%) 1.7% (0.0%) 1.7% (0.0%) (2) 親 族 との 同 居 している している している 37.8% (34.6%) 50.0% (55.0%) 35.7% (41.0%) 6. 家 計 していない していない していない 62.2% (65.4%) 50.0% (45.0%) 64.3% (59.0%) (1) 年 間 総 収 入 100 万 円 ~150 万 円 未 満 250 万 円 ~300 万 円 未 満 100 万 円 ~150 万 円 未 満 ( 児 童 扶 養 手 当 児 童 手 当 等 の 各 種 手 当 含 む) 27.1% (24.6%) 20.5% 27.3% (31.6%) (300 万 円 ~350 万 円 未 満 (33.3%)) (2) 生 活 状 況 1 少 し 苦 しい 1 少 し 苦 しい 1 普 通 40.0% (43.3%) 51.1% (47.8%) 56.7% (52.1%) 2 苦 しい 2 苦 しい 2 少 し 苦 しい( 苦 しい) 36.0% (33.2%) 31.9% (30.4%) 31.7% (16.4%)

14 第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 項 目 母 子 家 庭 父 子 家 庭 寡 婦 7. 就 業 状 況 1 臨 時 パート 1 常 用 勤 労 者 1 無 職 51.4% (51.1%) 46.7% (63.6%) 52.8% (50.8%) 2 常 用 勤 労 者 2その 他 ( 自 営 内 職 ) 2 臨 時 パート 34.3% (31.8%) 26.7% (9.2%) 18.9% (25.4%) 3 無 職 3 臨 時 パート 3 常 用 勤 労 者 9.1% (10.8%) 15.6% (13.6%) 17.0% (9.5%) 4その 他 ( 自 営 内 職 ) 4 無 職 4その 他 ( 自 営 内 職 ) 5.1% (6.3%) 11.1% (13.6%) 11.3% (14.3%) 8. 現 在 困 っていること 1 子 どもの 教 育 しつけ 進 学 1 収 入 がない 減 った (2) 1 自 分 の 健 康 (2) ( 複 数 選 択 可 ) 2 収 入 がない 減 った 2 子 どもの 教 育 しつけ 進 学 (1) 2 収 入 がない 減 った (1) 3 仕 事 3 仕 事 (3 自 分 の 健 康 ) 3 特 になし 9. 子 育 て 等 に 関 する 情 報 1 広 報 紙 (1) 情 報 源 2 口 コミ( 友 人 知 人 から) ( 複 数 選 択 可 ) 3 市 の 窓 口 職 員 から (2) 情 報 提 供 に 関 する 要 望 ( 複 数 選 択 可 ) 10. 資 格 技 能 習 得 (1) 希 望 する 支 援 ( 複 数 選 択 可 ) 1 手 当 や 制 度 などの 情 報 を 定 期 的 に 得 たい (2) 2 さまざまな 相 談 を1か 所 で 受 けたい (1) 1 訓 練 受 講 などに 経 済 的 な 援 助 があること 2 訓 練 講 習 などが 受 講 しやすいプログラム (4) 3 金 銭 的 な 負 担 の 少 ない 職 業 技 能 講 習 会 が 開 催 されること (2) (2) 取 得 したい 資 格 ( 複 数 選 択 可 ) 1 介 護 福 祉 士 2 看 護 師 (3) 3 調 理 師 (5) (3) 身 につけたい 技 術 1パソコン(WORD EXCEL) ( 複 数 選 択 可 ) 2 医 療 事 務 3 外 国 語 11. 養 育 費 (1) 養 育 費 の 相 談 相 手 1 相 談 しなかった 2 親 族 3 知 人 友 人 (4) 4 家 庭 裁 判 所 (3) 30.6% (34.0%) 26.5% (25.5%) 13.9% (9.3%) 11.9% (17.3%)

15 第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 項 目 母 子 家 庭 父 子 家 庭 寡 婦 (2) 取 決 めの 有 無 している していない 45.7% (37.5%) 54.3% (62.5%) (3) 取 決 めが 守 られているかどうか 守 られている 途 中 から 守 られていない 最 初 から 守 られていない その 他 46.8% (47.4%) 26.4% (24.4%) 18.8% (20.9%) 8.0% (7.3%) (4) 取 決 めをしない 理 由 1 相 手 と 関 わりたくないから (2) ( 複 数 選 択 可 ) 2 相 手 に 意 思 や 能 力 がないと 思 ったから (1) 3 交 渉 したがまとまらなかったから 12. 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 の 利 用 状 況 1 制 度 を 知 らない 1 利 用 している したことがある 48.8% (47.6%) 31.4% (28.6%) 2 利 用 するかどうかわからない 2 制 度 を 知 らない (4) 23.1% (24.1%) 31.4% (17.8%) 3 今 後 利 用 したい 3 利 用 するつもりはない (2) 15.4% (16.4%) 21.6% (25.0%) 4 利 用 している 利 用 したことがある 4 利 用 するかどうかわからない (3) 8.3% (7.9%) 11.8% (23.2%) 5 利 用 するつもりはない 5 今 後 利 用 したい 4.5% (4.0%) 3.9% (5.4%) アンケート 調 査 結 果 の 数 値 は 原 則 として 構 成 比 (%)を 記 載 していますが この 数 値 は 小 数 点 以 下 第 2 位 を 四 捨 五 入 し 小 数 点 以 下 第 1 位 までを 記 載 しています このため 回 答 の 構 成 比 の 合 計 が100%とならない 場 合 が あります

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 3 前 計 画 の 実 績 及 び 課 題 (1) 相 談 機 能 の 充 実 策 ひとり 親 家 庭 等 での 子 育 てや 日 常 生 活 などの 不 安 や 悩 みに 対 応 するた め 相 談 体 制 を 充 実 させるなどの 施 策 を 推 進 しました 平 成 22 年 度 から 平 成 25 年 度 までの 母 子 自 立 支 援 員 による 相 談 状 況 は 年 々 増 加 傾 向 にありましたが 平 成 25 年 度 は 生 活 一 般 や 児 童 に 関 す る 相 談 件 数 の 減 少 により 全 体 的 には 減 少 しました しかし 経 済 的 支 援 生 活 援 助 相 談 は 増 加 しています 母 子 自 立 支 援 員 の 相 談 件 数 の 推 移 ( 延 べ 件 数 / 件 ) 内 は 全 件 数 H22 346 110 487 9 952 H23 317 197 508 3 1,025 H24 315 197 550 2 1,064 H25 139 73 630 3 845 生 活 一 般 児 童 経 済 的 支 援 生 活 援 助 その 他 アンケート 調 査 から 困 っていることでは 精 神 的 な 不 安 寂 しさ 相 談 相 手 がいないこと が37.7%あり ひとり 親 家 庭 の 孤 立 化 が 推 測 さ れます また 相 談 希 望 では 就 職 転 職 手 当 貸 付 制 度 などの 情 報 を 定 期 的 に 得 たい が 31.5% 様 々な 相 談 ( 就 職 転 職 子 育 て 養 育 費 日 常 生 活 など)を1か 所 で 受 けたい が 28.7%や 身 近 に ひ とり 親 家 庭 専 門 の 相 談 員 がいてほしい が 16.7% 等 情 報 提 供 の 充 実 や 相 談 体 制 の 効 率 化 相 談 員 の 専 門 性 などが 求 められています 本 市 で 16

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 は ひとり 親 家 庭 等 が 抱 える 様 々な 問 題 に 対 して 就 業 経 済 的 支 援 など の 相 談 は 母 子 父 子 自 立 支 援 員 離 婚 問 題 等 の 相 談 については 女 性 相 談 員 子 どもの 養 育 不 登 校 等 の 相 談 については 家 庭 相 談 員 の 各 専 門 相 談 員 が 連 携 を 図 りながら 相 談 支 援 をしています ひとり 親 家 庭 等 からの 相 談 に 対 し 専 門 相 談 員 が 的 確 に 対 応 できるよう 関 係 機 関 との 連 携 を 図 るとともに 専 門 性 の 持 続 と 資 質 の 向 上 を 図 る 必 要 があります また ひとり 親 家 庭 への 情 報 提 供 も 充 実 させる 必 要 がありま す (2) 子 育 て 生 活 支 援 策 ひとり 親 家 庭 等 において 子 育 てと 就 業 の 両 立 ができ 早 期 自 立 が 図 れ るための 子 育 て 支 援 生 活 支 援 について 保 育 所 やこどもクラブの 情 報 提 供 や 多 様 な 保 育 サービスの 提 供 ショートステイ 事 業 等 を 実 施 しました また 公 立 の 保 育 所 やこどもクラブの 整 備 民 間 の 保 育 所 やこどもクラブ 等 への 支 援 等 を 実 施 しました 多 様 な 保 育 サービスの 提 供 として 公 立 保 育 所 における 一 時 保 育 等 の 利 用 状 況 をみると 延 長 保 育 のニーズが 高 い 傾 向 にあります 公 立 保 育 所 における 一 時 保 育 等 の 利 用 状 況 ( 延 べ 人 数 / 人 ) H22 H23 H24 H25 延 長 保 育 186 697 442 573 夜 間 預 かり 382 309 220 323 一 時 保 育 250 266 264 395 17

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 アンケート 調 査 では ひとり 親 世 帯 の 親 族 との 同 居 は している の 3 1.7%に 対 し していない が59.4%で 親 子 世 帯 が6 割 近 くを 占 めています また ひとり 親 の 就 労 形 態 は 常 用 勤 労 者 ( 正 社 員 等 ) が 33.9% 臨 時 パート が 46.8% その 他 ( 自 営 内 職 等 ) が 6.9%であり ひとり 親 家 庭 の 子 どもの 就 学 状 況 では 就 学 前 の 子 ど もが25.3% 小 学 生 が 48.5% 中 学 生 が 30.6% 高 校 生 が 3 7.8%であり 子 育 てなど 他 の 家 族 に 頼 れない 状 況 にありながら 就 業 している 状 況 にあります 本 市 では 公 立 保 育 所 の 運 営 整 備 や 民 間 保 育 所 等 の 支 援 こ どもクラ ブの 充 実 を 図 るとともに 家 庭 の 事 情 を 考 慮 した 子 育 て 支 援 サービスと してショートステイ 事 業 日 常 生 活 支 援 事 業 等 の 支 援 制 度 を 実 施 していま すが ひとり 親 家 庭 等 が 自 立 を 目 指 し 親 が 安 心 して 子 育 てと 就 業 が 両 立 で き 次 世 代 を 担 う 子 どもたちに 対 し 年 代 に 応 じた 支 援 をするためにも こ れらの 制 度 の 周 知 や 利 用 しやすい 体 制 づくりが 必 要 です こ ど も ク ラ ブ 実 施 状 況 ( 単 位 : 人 ) H22 666 39 209 914 H23 715 74 223 1,012 H24 766 80 251 1,097 H25 776 85 317 1,178 公 立 こどもクラブ 在 籍 児 童 数 民 間 学 童 保 育 在 籍 児 童 数 ( 1 ) ( 1 ) 夏 季 こどもクラブ( 公 立 ) 入 所 児 童 数 ( 2 ) ( 1) 公 立 こどもクラブ 在 籍 児 童 数 及 び 民 間 学 童 保 育 在 籍 児 童 数 各 年 度 の 5 月 1 日 現 在 の 在 籍 人 数 ( 2) 夏 休 み 期 間 中 に 実 施 されるこどもクラブの 入 所 人 数 18

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 (3) 就 業 支 援 策 ひとり 親 家 庭 等 特 に 母 子 家 庭 の 母 が 収 入 を 得 て 自 立 した 生 活 を 営 める よう 家 庭 状 況 に 応 じた 就 業 相 談 や 公 共 職 業 安 定 所 と 連 携 した 就 業 支 援 職 業 能 力 向 上 のための 講 習 会 等 の 情 報 提 供 等 を 推 進 しました また 就 業 等 に 必 要 な 資 格 を 取 得 するための 母 子 家 庭 等 自 立 支 援 教 育 給 付 金 の 給 付 事 業 を 実 施 しました 平 成 22 年 度 から25 年 度 までの 母 子 自 立 支 援 員 による 就 業 相 談 件 数 は 減 少 しています 母 子 自 立 支 援 員 による 就 業 相 談 状 況 ( 延 べ 件 数 / 件 ) 200 178 150 146 151 100 93 50 0 H22 H23 H24 H25 アンケート 調 査 からは 多 くのひとり 親 家 庭 等 で 収 入 が 少 ないことや 仕 事 の 悩 みを 抱 えている 状 況 が 分 かりました 家 庭 形 態 別 での 就 業 状 況 について 今 回 のアンケート 調 査 結 果 と 前 回 と を 比 較 すると 母 子 家 庭 では 常 用 勤 労 者 の 割 合 が2.5% 増 加 し 無 職 の 割 合 が1.7% 減 少 しています しかしながら 臨 時 パー ト の 割 合 は 全 体 の51%を 占 めており 最 も 高 い 状 況 に 変 わりはありま せ んでした また 父 子 家 庭 で は 無 職 の 割 合 が2.5% 減 少 したも のの 常 用 勤 労 者 は 16.9%の 減 その 他 ( 自 営 内 職 ) は17. 5%の 増 であり 就 業 形 態 の 変 化 が 見 られました 19

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 このような 就 業 状 況 にあるひとり 親 家 庭 の 多 くが 困 っていることとし て 収 入 がない 減 った や 仕 事 を 挙 げています また 自 立 のた めの 就 業 につながる 資 格 技 能 習 得 支 援 では 経 済 的 支 援 や 受 講 しやすさ が 求 められています 本 市 では 公 共 職 業 安 定 所 等 関 係 機 関 と 連 携 しながら 自 立 に 向 けた 就 業 相 談 や 就 業 に 結 びつくような 資 格 や 技 能 の 習 得 のための 経 済 的 支 援 制 度 として 母 子 家 庭 等 自 立 支 援 教 育 訓 練 給 付 金 の 給 付 事 業 などの 就 業 支 援 を 実 施 しています 今 後 の 課 題 として 就 業 支 援 制 度 についての 情 報 提 供 の 充 実 を 図 るとと もに 関 係 機 関 との 連 携 を 強 化 し ひとり 親 家 庭 の 利 用 しやすさについて も 検 討 していく 必 要 があります また 看 護 士 や 保 育 士 介 護 福 祉 士 等 より 専 門 性 の 高 い 資 格 習 得 のための 経 済 的 支 援 制 度 を 整 備 していく 必 要 があります (4) 養 育 費 の 確 保 策 子 どもの 養 育 は 両 親 の 責 務 であり 離 婚 等 により 子 どもを 直 接 養 育 しな い 親 は 養 育 費 を 支 払 うことで 経 済 的 にその 責 務 を 果 たすことになります 養 育 費 については チラシの 配 布 により 情 報 提 供 等 を 実 施 するとともに 養 育 費 確 保 の 相 談 等 を 推 進 しました 相 談 状 況 をみると 母 子 父 子 自 立 支 援 員 への 相 談 件 数 は 少 ない 状 況 で すが 養 育 費 は より 専 門 的 な 知 識 を 必 要 とする 相 談 内 容 であるため 離 婚 問 題 の 相 談 や 弁 護 士 の 法 律 相 談 を 利 用 する 傾 向 があると 思 われます アンケート 調 査 では 養 育 費 の 取 決 めをしている と 回 答 した 方 が4 5.7%で 前 回 の 調 査 よりも8.2% 増 加 し 取 決 めをしていない 方 が 減 少 しました しかし 取 決 めについて 守 られている との 回 答 は46.8%で 前 回 の 調 査 よりも0.6% 減 少 しています また 守 られていない は 45. 2%( 前 回 の 調 査 は45.3%)であり 取 決 めたものの その 後 の 養 育 費 の 支 払 い 履 行 に 関 しては 難 しい 状 況 にあると 思 われます 子 どもを 健 全 に 育 てるために 養 育 費 の 負 担 は 両 親 の 義 務 であり その 確 20

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 保 ができるように 離 婚 相 談 やその 後 の 相 談 等 弁 護 士 などの 専 門 相 談 も 含 めた 相 談 体 制 の 充 実 を 図 るとともに 相 談 件 数 の 状 況 を 踏 まえ 養 育 費 制 度 の 周 知 啓 発 を 行 う 必 要 があります (5) 経 済 的 支 援 策 経 済 的 な 自 立 を 図 る 支 援 として 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 制 度 児 童 扶 養 手 当 の 給 付 ひとり 親 家 庭 医 療 費 の 助 成 等 を 実 施 しました 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 の 貸 付 は 子 どもの 修 学 資 金 就 学 支 度 資 金 の 貸 付 割 合 が80% ~90%を 占 めており 子 育 てをする 上 での 経 済 的 支 援 として 必 要 性 が 高 い 制 度 といえます 児 童 扶 養 手 当 は 父 子 家 庭 への 支 給 が 拡 大 されるなど 受 給 者 が 増 加 し ています また 子 ども 医 療 費 助 成 も 対 象 が 中 学 3 年 生 までに 拡 大 され さらに 償 還 払 い 方 式 から 現 物 給 付 方 式 へ 転 換 する 等 利 便 性 の 向 上 が 図 られています 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 の 貸 付 状 況 ( 単 位 / 件 ) 内 は 全 件 数 H22 22 22 4 2 3 0 53 H23 23 25 5 1 3 1 58 H24 25 27 11 3 0 57 H25 30 20 3 02 1 56 修 学 資 金 就 学 支 度 資 金 修 業 資 金 技 能 修 得 資 金 生 活 資 金 就 職 支 度 金 21

第 2 章 ひとり 親 家 庭 等 の 現 状 と 課 題 児 童 扶 養 手 当 ひとり 親 医 療 費 助 成 受 給 者 状 況 ( 単 位 / 人 ) 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 制 度 についてのアンケート 調 査 では 制 度 を 知 らな い が48.8%と 約 半 数 を 占 めました 国 の 制 度 として 父 子 家 庭 への 福 祉 資 金 貸 付 制 度 の 創 設 児 童 扶 養 手 当 の 公 的 年 金 との 差 額 支 給 がされるなど ひとり 親 家 庭 等 への 経 済 的 支 援 策 が 拡 充 強 化 されています ひとり 親 家 庭 等 の 生 活 基 盤 や 経 済 的 基 盤 の 安 定 と 仕 事 と 子 育 てを 両 立 しながら 経 済 的 に 自 立 するためにも これらの 児 童 扶 養 手 当 や 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 資 金 の 貸 付 制 度 などの 啓 発 周 知 を 更 に 図 る 必 要 があります 22

第 3 章 計 画 の 概 要 23

第 3 章 計 画 の 概 要 第 3 章 計 画 の 概 要 1 計 画 の 目 的 ひとり 親 家 庭 等 の 誰 もが 自 立 し いきいきと 安 心 して 暮 らすことができ る 環 境 づくりを 図 ることを 目 的 とします 2 計 画 の 基 本 理 念 ひとり 親 が 仕 事 と 子 育 てを 両 立 しながら 経 済 的 に 自 立 するとともに 子 どもがその 置 かれている 環 境 によって 左 右 されることなく 心 身 ともに 健 やかに 成 長 できるよう ひとり 親 家 庭 等 の 個 々の 状 態 に 応 じた 総 合 的 か つ 計 画 的 な 支 援 施 策 を 推 進 するものとします 3 計 画 の 基 本 目 標 目 的 の 実 現 に 向 けて 基 本 理 念 を 踏 まえ 次 の 基 本 目 標 を 定 めます ( 1) 相 談 機 能 の 充 実 ひとり 親 家 庭 等 が 自 立 に 必 要 な 情 報 提 供 や 様 々な 相 談 に きめ 細 やか に 対 応 できるよう 関 係 機 関 等 と 連 携 し 相 談 体 制 の 充 実 を 図 ります また ホームページや 広 報 等 を 利 用 して 様 々な 支 援 策 に 関 する 情 報 の 提 供 を 充 実 していきます ( 2) 子 育 て 生 活 支 援 ひとり 親 家 庭 の 親 が 安 心 して 子 育 てと 仕 事 あるいは 就 業 のための 訓 練 と 両 立 ができ ひいては 早 期 自 立 が 図 れるように 多 様 な 子 育 てや 生 活 面 に 対 する 支 援 制 度 の 活 用 の 推 進 に 取 り 組 みます 24

第 3 章 計 画 の 概 要 ( 3) 就 業 支 援 ひとり 親 等 が 就 業 によって 経 済 的 に 自 立 した 生 活 が 送 れるように 個 々の 状 態 に 応 じたきめ 細 やかな 就 業 相 談 職 業 能 力 向 上 のための 講 習 会 の 開 催 効 果 的 な 就 業 情 報 の 提 供 や 関 係 機 関 との 連 携 母 子 家 庭 等 自 立 支 援 教 育 訓 練 給 付 金 事 業 などの 就 労 支 援 策 のほか 状 況 に 応 じて 各 支 援 策 も 組 み 合 わせた 就 労 支 援 の 充 実 を 図 ります ( 4) 養 育 費 の 確 保 子 どもの 養 育 についての 責 務 は 両 親 にあり 子 どもを 直 接 養 育 しない 親 からの 養 育 費 の 確 保 は 子 どもの 健 全 な 成 長 につながります ひとり 親 家 庭 の 生 活 の 安 定 と 子 どもの 健 やかな 成 長 のため 養 育 費 の 確 保 に 向 けた 広 報 啓 発 を 行 うとともに 養 育 費 の 取 得 手 続 きや 取 り 決 め 方 法 相 談 窓 口 などについて 情 報 提 供 を 行 い 確 実 な 養 育 費 の 取 得 へ 向 けた 取 組 を 支 援 します ( 5) 経 済 的 支 援 生 活 基 盤 や 経 済 的 基 盤 の 安 定 を 図 るため 児 童 扶 養 手 当 や 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 等 について 積 極 的 に 情 報 提 供 を 行 い 適 切 な 貸 付 や 給 付 により ひとり 親 家 庭 等 の 自 立 を 促 進 するための 経 済 的 支 援 を 推 進 しま す 25

第 3 章 計 画 の 概 要 4 計 画 の 体 系 目 的 ひ と り 親 家 庭 等 の 誰 も が 自 立 し い き い き と 安 心 し て 暮 ら す こ と が で き る 環 境 づ く り 基 本 理 念 ひとり 親 が 仕 事 と 子 育 てを 両 立 しながら 経 済 的 に 自 立 するとともに 子 ども が その 置 かれた 環 境 によって 左 右 されることなく 心 身 ともに 健 やかに 成 長 でき る 総 合 的 かつ 計 画 的 な 支 援 施 策 の 推 進 基 本 目 標 具 体 的 な 施 策 (1) 相 談 機 能 の 充 実 1 母 子 父 子 自 立 支 援 員 等 による 生 活 就 業 相 談 等 の 実 施 2 ひとり 親 家 庭 等 の 福 祉 施 策 制 度 の 情 報 提 供 の 充 実 3 家 庭 児 童 相 談 室 の 相 談 機 能 強 化 4 母 子 父 子 自 立 支 援 員 等 の 資 質 の 向 上 (2) 子 育 て 生 活 支 援 1 保 育 所 等 優 先 入 所 の 推 進 2 保 育 サービスの 充 実 3 こどもクラブ 事 業 の 充 実 4 ショートステイ 事 業 5 公 営 住 宅 等 入 居 への 配 慮 6 母 子 生 活 支 援 施 設 への 入 所 7 日 常 生 活 支 援 事 業 の 周 知 及 び 利 用 促 進 8 ひとり 親 家 庭 等 の 交 流 推 進 (3) 就 業 支 援 1 公 共 職 業 安 定 所 との 連 携 による 就 業 支 援 2 母 子 父 子 自 立 支 援 員 による 就 業 相 談 3 就 業 支 援 講 習 会 等 の 情 報 提 供 の 推 進 4 母 子 家 庭 等 自 立 支 援 教 育 訓 練 給 付 金 の 周 知 給 付 5 技 能 習 得 資 金 等 の 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 制 度 の 周 知 6 起 業 支 援 情 報 の 周 知 (4) 養 育 費 の 確 保 1 養 育 費 確 保 のための 広 報 啓 発 2 養 育 費 確 保 に 向 けた 情 報 提 供 3 専 門 相 談 機 関 の 紹 介 ( 5) 経 済 的 支 援 1 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 制 度 の 周 知 2 児 童 扶 養 手 当 の 給 付 3 ひとり 親 家 庭 医 療 費 の 助 成 4 遺 児 手 当 の 給 付 5 児 童 生 徒 入 学 支 度 金 の 給 付 6 義 務 教 育 就 学 援 助 7 優 遇 制 度 の 周 知 26

第 4 章 具 体 的 な 自 立 支 援 施 策 27

第 4 章 具 体 的 な 自 立 支 援 施 策 第 4 章 具 体 的 な 自 立 支 援 施 策 基 本 目 標 1 相 談 機 能 の 充 実 施 策 施 策 の 内 容 1 母 子 父 子 自 立 支 援 員 等 による 生 活 就 業 相 談 等 の 実 施 専 門 知 識 を 有 する 母 子 父 子 自 立 支 援 員 が ひとり 親 家 庭 等 の 生 活 の 安 定 や 自 立 に 向 けた 必 要 な 情 報 を 積 極 的 に 提 供 し 相 談 にもきめ 細 やかに 応 じます ひとり 親 家 庭 等 が 気 軽 に 相 談 しやすいプライバシー に 配 慮 した 窓 口 づくりに 努 めます ひとり 親 家 庭 等 の 相 談 に 対 応 するために 家 庭 相 談 員 女 性 相 談 員 地 域 の 民 生 委 員 児 童 委 員 などとの 連 携 を 図 ります また 必 要 に 応 じて その 他 関 係 機 関 につなぐなど 相 談 機 能 の 充 実 を 図 ります ひとり 親 家 庭 等 への 就 業 に 関 する 情 報 提 供 や 就 業 相 談 について 公 共 職 業 安 定 所 との 連 携 を 強 化 します 2 ひとり 親 家 庭 等 の 福 祉 施 策 制 度 の 情 報 提 供 の 充 実 様 々な 機 会 を 捉 えて ひとり 親 家 庭 等 の 福 祉 施 策 制 度 について 広 報 紙 ホームページ チラシなどによ る 総 合 的 な 情 報 提 供 を 行 います 必 要 な 情 報 を 分 かりやすく 伝 えるために ひとり 親 家 庭 等 サポートブックの 充 実 を 図 ります ひとり 親 家 庭 等 が 同 じ 立 場 の 方 と 交 流 を 深 め 親 と 子 がふれあえる 場 である 佐 野 市 母 子 寡 婦 福 祉 連 合 会 の 情 報 提 供 を 行 います 3 家 庭 児 童 相 談 室 の 相 談 機 能 の 強 化 ひとり 親 家 庭 等 の 相 談 に 対 して 家 庭 相 談 員 女 性 相 談 員 と 連 携 を 密 にし 不 安 や 悩 みの 解 消 を 図 ります 4 母 子 父 子 自 立 支 援 員 の 資 質 の 向 上 母 子 父 子 自 立 支 援 員 の 資 質 の 向 上 を 図 るため 各 種 研 修 等 への 積 極 的 な 参 加 を 促 進 します 基 本 目 標 2 子 育 て 生 活 支 援 施 策 施 策 の 内 容 1 保 育 所 等 の 優 先 入 所 の 推 進 2 保 育 サービスの 充 実 ひとり 親 家 庭 の 親 が 就 業 や 求 職 活 動 職 業 訓 練 等 を 十 分 に 行 うことができるよう ひとり 親 家 庭 の 児 童 の 保 育 所 等 への 入 所 について 情 報 を 提 供 します 親 が 仕 事 と 子 育 ての 両 立 ができるよう 延 長 保 育 すこやか 保 育 病 児 病 後 児 保 育 夜 間 預 かり 保 育 一 時 保 育 な ど 多 様 な 保 育 のサービスの 提 供 に 努 めま す 28

第 4 章 具 体 的 な 自 立 支 援 施 策 施 策 施 策 の 内 容 3 こどもクラブの 充 実 4 ショートステイ 事 業 5 公 営 住 宅 等 入 居 への 配 慮 6 母 子 生 活 支 援 施 設 への 入 所 昼 間 労 働 等 により 保 護 者 が 家 庭 にいない 児 童 を 対 象 に 授 業 の 終 了 後 適 切 な 遊 び 及 び 生 活 の 場 を 与 える こどもクラブについて 情 報 を 提 供 し 児 童 の 健 全 育 成 を 図 ります 保 護 者 が 入 院 や 通 院 出 張 などの 理 由 で 一 時 的 に 子 どもの 養 育 が 困 難 になったときに 預 かります 住 宅 に 困 窮 しているひとり 親 家 庭 等 に 対 し 市 営 県 営 住 宅 への 入 居 者 募 集 情 報 を 提 供 します 公 開 抽 選 による 入 居 者 決 定 が 行 われる 場 合 ひとり 親 世 帯 等 に 優 先 枠 が 割 り 当 てられた 時 は その 情 報 を 提 供 します 生 活 上 の 諸 問 題 のために 児 童 の 養 育 が 十 分 にでき ない 場 合 母 子 家 庭 の 母 と 子 を 入 所 させ 生 活 支 援 や 施 設 での 援 助 を 行 い 自 立 を 促 します 7 日 常 生 活 支 援 事 業 の 周 知 及 び 利 用 促 進 母 子 家 庭 等 日 常 支 援 事 業 が 活 用 されるよう 事 業 の 周 知 を 図 ります 派 遣 される 家 庭 支 援 員 の 資 質 向 上 を 図 るため 関 係 機 関 が 実 施 する 講 習 会 へ の 参 加 を 促 進 します 家 庭 支 援 員 として 母 子 家 庭 の 母 等 の 積 極 的 活 用 を 図 ります 8 ひとり 親 家 庭 等 の 交 流 推 進 ひとり 親 家 庭 等 の 相 互 の 親 睦 と 情 報 交 換 のため 母 子 寡 婦 福 祉 団 体 が 実 施 する 事 業 を 支 援 します 母 子 家 庭 等 日 常 生 活 支 援 事 業 ( 実 施 主 体 : 栃 木 県 ) ひとり 親 家 庭 等 で 一 時 的 に 介 護 保 育 等 のサービスが 必 要 な 世 帯 等 に 対 して 家 庭 支 援 員 を 派 遣 し 子 育 てや 家 事 を 支 援 する 事 業 基 本 目 標 3 就 業 支 援 施 策 施 策 の 内 容 1 公 共 職 業 安 定 所 との 連 携 による 就 業 支 援 2 母 子 父 子 自 立 支 援 員 に よる 就 業 相 談 ひとり 親 等 に 対 する 効 果 的 な 就 業 支 援 を 行 うため に 公 共 職 業 安 定 所 等 と 連 携 を 図 り 就 業 に 関 する 情 報 や 公 共 職 業 安 定 所 等 の 事 業 について 情 報 の 提 供 を 推 進 します 児 童 扶 養 手 当 受 給 者 に 対 して 公 共 職 業 安 定 所 等 と 連 携 を 図 り 個 々の 状 況 に 応 じた 就 業 支 援 を 行 います 公 共 職 業 安 定 所 等 各 種 支 援 機 関 と 連 携 して 就 業 能 力 開 発 に 関 する 相 談 を 行 います 個 々の 状 況 に 応 じたきめ 細 やかな 就 労 自 立 支 援 を 図 るため 自 立 支 援 プログラム を 策 定 します 29

第 4 章 具 体 的 な 自 立 支 援 施 策 施 策 施 策 の 内 容 3 就 業 支 援 講 習 会 等 の 情 報 提 供 の 推 進 4 母 子 家 庭 等 自 立 支 援 教 育 訓 練 給 付 金 の 周 知 給 付 5 技 能 習 得 資 金 等 の 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 制 度 の 周 知 6 起 業 支 援 情 報 の 周 知 就 業 に 結 びつく 可 能 性 の 高 い 技 能 資 格 取 得 のため の 講 習 会 開 催 の 情 報 提 供 を 推 進 します 円 滑 な 就 業 準 備 や 転 職 を 支 援 するため 栃 木 県 母 子 寡 婦 福 祉 連 合 会 と 連 携 して 巡 回 相 談 会 を 開 催 します ひとり 親 の 雇 用 の 安 定 及 び 就 業 促 進 を 図 るため 就 職 等 に 必 要 な 資 格 ( 厚 生 労 働 大 臣 が 指 定 する 教 育 訓 練 給 付 対 象 講 座 )を 取 得 するための 給 付 金 を 支 給 します 資 格 を 取 得 した 方 に 対 し 公 共 職 業 安 定 所 と 連 携 し て 就 業 に 関 する 情 報 を 提 供 します 県 が 行 う 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 制 度 のうち 能 力 開 発 を 支 援 する 技 能 習 得 資 金 や 技 能 習 得 期 間 中 の 生 活 の 安 定 のための 生 活 資 金 について 周 知 する とともに 貸 付 に 際 し 能 力 開 発 に 関 する 情 報 提 供 を 併 せて 行 います 県 が 行 う 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 制 度 のうち ひ とり 親 等 が 新 たに 事 業 を 開 始 する 場 合 に 支 援 する 事 業 開 始 資 金 について 周 知 を 図 ります 事 業 開 始 希 望 者 に 対 し 空 き 店 舗 活 用 にぎわい 創 出 事 業 などの 紹 介 をします 起 業 希 望 者 に 対 し 県 が 行 う 就 業 専 門 相 談 事 業 ( 中 小 企 業 診 断 士 による 起 業 無 料 相 談 )の 紹 介 を 行 います 空 き 店 舗 活 用 にぎわい 創 出 事 業 ( 実 施 主 体 : 佐 野 市 ) 佐 野 市 内 の 中 心 市 街 地 において 空 き 店 舗 を 事 業 又 は 公 共 的 スペースとし て 活 用 する 者 に 対 して 支 援 する 事 業 基 本 目 標 4 養 育 費 の 確 保 施 策 施 策 の 内 容 1 養 育 費 確 保 のための 広 報 啓 発 2 養 育 費 の 確 保 に 向 けた 情 報 提 供 3 専 門 相 談 機 関 の 紹 介 離 婚 届 用 紙 の 配 布 時 や 児 童 扶 養 手 当 の 申 請 時 現 況 届 の 提 出 時 などに 養 育 費 確 保 のためのリーフレットを 配 布 するなどの 情 報 提 供 を 行 います 養 育 費 の 支 払 いは 子 どもの 親 として 当 然 の 責 務 で あるとの 社 会 的 認 識 が 深 まるよう 広 報 紙 などで 啓 発 します 養 育 費 の 取 得 手 続 などについて 情 報 提 供 相 談 支 援 を 行 い 養 育 費 の 取 得 を 推 進 します 養 育 費 に 関 するパンフレット 等 の 配 布 を 進 めます 養 育 費 の 取 り 決 めやその 履 行 確 保 などの 法 律 に 関 す る 問 題 について 弁 護 士 等 による 無 料 法 律 相 談 や 養 育 費 相 談 支 援 センターを 紹 介 します 30

第 4 章 具 体 的 な 自 立 支 援 施 策 養 育 費 相 談 支 援 センター( 公 益 社 団 法 人 家 庭 問 題 情 報 センター(FPIC)) 厚 生 労 働 省 の 母 子 家 庭 等 自 立 支 援 の 一 環 として 東 京 に 専 門 相 談 員 を 配 置 し 養 育 費 の 相 談 に 当 たる 各 地 の 養 育 費 専 門 相 談 員 や 母 子 父 子 自 立 支 援 員 の 支 援 等 を 行 う 機 関 基 本 目 標 5 経 済 的 支 援 施 策 施 策 の 内 容 1 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 制 度 2 児 童 扶 養 手 当 の 給 付 3 ひとり 親 家 庭 医 療 費 の 助 成 ひとり 親 家 庭 等 の 生 活 の 安 定 と 児 童 の 福 祉 の 向 上 を 図 るため 母 子 父 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 制 度 に 関 する 情 報 提 供 や 相 談 を 行 い 適 正 な 貸 付 業 務 を 実 施 します 父 母 の 離 婚 や 死 亡 などによって 父 又 は 母 と 生 計 を 同 じくしていない 児 童 ( 満 18 歳 に 達 した 日 以 後 最 初 の 3 月 31 日 までの 子 ども)が 心 身 共 に 健 やかに 生 育 され ることを 目 的 として 手 当 を 支 給 します ひとり 親 家 庭 で 児 童 ( 満 18 歳 に 達 した 日 以 後 最 初 の 3 月 31 日 までの 子 ども)を 養 育 している 方 とその 子 ど も が 医 療 機 関 に 支 払 った 医 療 費 の 一 部 を 助 成 します 4 遺 児 手 当 の 給 付 病 気 や 不 慮 の 事 故 災 害 などで 両 親 又 はいずれかの 親 を 亡 くした 児 童 ( 満 18 歳 に 達 した 日 以 後 最 初 の 3 月 31 日 までの 間 ) 又 は 養 育 者 に 遺 児 手 当 を 支 給 します 5 児 童 生 徒 入 学 支 度 金 6 義 務 教 育 就 学 援 助 7 優 遇 制 度 の 周 知 小 中 学 校 へ 入 学 する 児 童 又 は 生 徒 の 就 学 に 係 る 負 担 の 軽 減 に 資 するため 入 学 支 度 金 を 支 給 します 経 済 的 理 由 によって 小 中 学 校 への 就 学 が 困 難 な 児 童 生 徒 に 学 用 品 や 給 食 費 修 学 旅 行 費 などを 支 給 します 税 の 軽 減 住 民 税 の 非 課 税 預 金 利 子 非 課 税 制 度 福 祉 定 期 預 金 制 度 JR 通 勤 定 期 の 割 引 などがあるこ とを 周 知 し 利 用 促 進 を 図 ります 31

第 5 章 施 策 の 推 進 に 向 けて 32

第 5 章 施 策 の 推 進 に 向 けて 第 5 章 施 策 の 推 進 に 向 け て 1 関 係 機 関 との 連 携 ひとり 親 家 庭 等 の 自 立 支 援 を 推 進 するため 市 の 関 係 各 課 や 関 係 機 関 に よる 緊 密 な 連 携 を 通 じて 総 合 的 計 画 的 な 施 策 の 推 進 に 努 めます また ひとり 親 家 庭 等 の 福 祉 や 自 立 支 援 などに 取 り 組 む 栃 木 県 ひとり 親 家 庭 福 祉 連 合 会 や 佐 野 市 母 子 寡 婦 福 祉 連 合 会 との 連 携 協 力 に 努 め 施 策 を 展 開 し ていきます 2 計 画 の 進 行 管 理 本 計 画 の 進 行 管 理 については 年 度 ごとに 進 捗 状 況 を 把 握 点 検 し 計 画 の 円 滑 な 推 進 に 努 めます 33

資 料 編 34

資 料 編 1 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 ( 母 子 父 子 家 庭 寡 婦 ) 実 態 調 査 結 果 図 1 児 童 の 年 令 別 ひとり 親 の 世 代 構 成 割 合 児 童 の 年 令 別 の ひとり 親 の 世 代 構 成 割 合 は 就 学 前 で 85% 小 学 低 学 年 で 70%が 20 30 代 の 親 世 代 となっています 図 2 年 齢 別 児 童 数 (ひとり 親 世 帯 ) ひとり 親 世 帯 全 体 で 児 童 数 の 多 い 年 齢 層 は 高 校 生 次 いで 中 学 生 小 学 生 4~6 年 生 の 順 となっ ています グラフは 20 歳 以 上 のこどもを 除 外 しています 35

資 料 編 図 3 親 族 との 同 居 状 況 親 族 との 同 居 状 況 については 母 子 家 庭 は 同 居 していない が 62.2%でした 父 子 家 庭 は 同 居 してい る と 同 居 していない が 同 数 となっています 寡 婦 は 同 居 していない が 64.3%でした 図 4 住 まいの 状 況 ( 母 子 父 子 寡 婦 ) 住 まいの 状 況 は 母 子 家 庭 で 半 数 が 民 間 アパート 市 営 住 宅 県 営 住 宅 などに 住 んでいます 父 子 家 庭 は 自 己 所 有 もしくは 親 族 所 有 の 持 家 が60%を 超 えています 寡 婦 は 半 数 が 自 己 所 有 の 持 家 でした 36

資 料 編 図 5 収 入 の 状 況 ( 母 子 父 子 寡 婦 ) 収 入 の 状 況 は 全 体 として 年 収 100~150 万 円 未 満 が 最 も 高 く 67.4%が 年 収 200 万 円 未 満 と いう 結 果 でした 母 子 家 庭 寡 婦 別 に 見 ても 全 体 とほぼ 同 じ 傾 向 です また 父 子 家 庭 で 最 も 高 かったのは 年 収 250~300 万 円 未 満 でした 平 成 23 年 国 民 生 活 基 礎 調 査 ( 厚 生 労 働 省 大 臣 官 房 統 計 情 報 部 )によると 全 世 帯 の1 世 帯 当 たりの 平 均 所 得 金 額 は 548.2 万 円 児 童 のいる 世 帯 で 697 万 円 高 齢 者 世 帯 では 303.6 万 円 となっています 前 回 調 査 の 平 成 17 年 調 査 より 全 体 的 に 減 少 傾 向 にあります 図 6 勤 務 形 態 別 の 収 入 状 況 ( 母 子 家 庭 ) 勤 務 形 態 別 の 収 入 状 況 で 最 もポイントが 高 かったのが 常 用 勤 労 者 ( 正 社 員 など)200~250 万 円 未 満 臨 時 パート 勤 務 100~150 万 円 未 満 でした その 他 ( 自 営 業 内 職 など) では 100~150 万 円 未 満 と 200~250 万 円 未 満 が 同 ポイント 無 職 は 50 万 円 未 満 という 結 果 でした 37

資 料 編 図 7 現 在 困 っていること 複 数 選 択 可 現 在 困 っていることでは 母 子 家 庭 で 最 も 高 かったのは 子 どもの 教 育 しつけ 進 学 で 父 子 家 庭 では 収 入 がない 減 った でした 母 子 家 庭 では 2 番 目 に 収 入 がない 減 った 3 番 目 に 仕 事 と 続 きま す 父 子 家 庭 は 2 番 目 に 子 どもの 教 育 しつけ 進 学 のポイントが 高 く 3 番 目 は 母 子 家 庭 と 同 じく 仕 事 と 続 きました 寡 婦 は 高 い 順 に1. 自 分 の 健 康 2. 収 入 がない 減 った 3. 特 になし という 結 果 でした 図 8 相 談 情 報 提 供 に 関 する 要 望 ( 母 子 父 子 世 帯 寡 婦 ) 複 数 選 択 可 特 になし を 選 択 される 方 も 多 い 中 就 職 転 職 手 当 てや 貸 付 制 度 などの 情 報 を 定 期 的 に 得 たい さま ざまな 相 談 を1 箇 所 で 受 けたい セミナーや 講 習 会 資 格 取 得 などの 情 報 が 欲 しい など 利 便 性 や 安 定 した 収 入 の 確 保 のため 身 につけたい 資 格 や 技 能 の 取 得 に 関 する 機 会 の 提 供 や 金 銭 補 助 を 求 めている 状 況 は 変 わっていません 38

資 料 編 図 9 身 につけたい 資 格 ( 母 子 父 子 家 庭 寡 婦 ) 複 数 選 択 可 身 につけたい 資 格 は 医 療 介 護 関 係 の 資 格 ( 介 護 福 祉 士 ホームヘルパー 看 護 師 )が 過 半 数 を 占 めている その 他 として 行 政 書 士 社 会 保 険 労 務 士 宅 地 建 物 取 引 主 任 者 ファイナンシャルプランナー 機 械 保 全 技 能 士 電 気 主 任 技 術 者 電 気 工 事 士 管 理 栄 養 士 衛 生 管 理 者 登 録 販 売 者 情 報 処 理 関 係 美 容 関 係 薬 剤 師 精 神 保 健 福 祉 士 社 会 福 祉 士 ケアマネージャー 図 書 館 司 書 通 訳 ガイド カウンセラー 歯 科 助 手 アセスメント 講 師 秘 書 検 定 ネイリスト トリマー スポーツ 指 導 者 など 図 10 身 につけたい 技 術 ( 母 子 父 子 家 庭 寡 婦 ) 複 数 選 択 可 身 につけたい 技 術 は パソコン が 最 も 高 い 次 いで 医 療 事 務 外 国 語 と 続 く パソコン は 20 代 30 代 40 代 50 代 ~ という 世 代 別 の 集 計 でも 高 い その 他 として web デザイナー フォークリフト 介 護 事 務 ( 講 座 ) 大 型 自 動 車 免 許 など 39

資 料 編 図 11 子 育 てに 関 する 情 報 源 ( 母 子 父 子 家 庭 寡 婦 ) 複 数 選 択 可 子 育 てに 関 する 情 報 をどこから 得 ているのかで 最 も 多 かったのは 市 の 広 報 誌 次 いで 特 になし 口 コミ の 順 となっています 図 12 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 の 利 用 状 況 ( 母 子 寡 婦 ) 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 については 制 度 を 知 らない が 最 も 高 く 次 いで 利 用 するかどうかわからない 今 後 利 用 したい の 順 となっています 40

資 料 編 2 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 設 置 要 綱 佐 野 市 告 示 第 130 号 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 設 置 要 綱 を 次 のように 定 め ます 平 成 21 年 5 月 29 日 佐 野 市 長 岡 部 正 英 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 設 置 要 綱 ( 設 置 ) 第 1 条 この 告 示 は 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 ( 以 下 計 画 と いう )の 策 定 又 は 変 更 に 当 たり 母 子 家 庭 父 子 家 庭 及 び 寡 婦 の 生 活 の 安 定 及 び 向 上 のための 措 置 を 検 討 するため 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 ( 以 下 委 員 会 という )を 設 置 する ( 所 掌 事 項 ) 第 2 条 委 員 会 は 計 画 又 はその 変 更 の 原 案 を 策 定 し これを 市 長 に 提 出 す る ( 組 織 ) 第 3 条 委 員 会 は 委 員 6 人 以 内 をもって 組 織 する 2 委 員 は 次 に 掲 げる 者 のうちから 市 長 が 委 嘱 し 又 は 任 命 する (1) 佐 野 市 母 子 寡 婦 福 祉 連 合 会 の 推 薦 を 受 けた 者 (2) 民 生 委 員 児 童 委 員 (3) 社 会 福 祉 法 人 佐 野 市 社 会 福 祉 協 議 会 の 職 員 (4) 佐 野 公 共 職 業 安 定 所 の 職 員 (5) 佐 野 市 母 子 自 立 支 援 員 ( 任 期 ) 第 4 条 委 員 の 任 期 は 計 画 又 はその 変 更 の 原 案 を 市 長 に 提 出 する 日 までと する ( 委 員 長 及 び 副 委 員 長 ) 第 5 条 委 員 会 に 委 員 長 及 び 副 委 員 長 1 人 を 置 き 委 員 の 互 選 によりこれら を 定 める 2 委 員 長 は 会 務 を 総 理 し 委 員 会 を 代 表 する 41

資 料 編 3 副 委 員 長 は 委 員 長 を 補 佐 し 委 員 長 に 事 故 があるとき 又 は 委 員 長 が 欠 けたときは その 職 務 を 代 理 する ( 会 議 ) 第 6 条 委 員 会 の 会 議 は 委 員 長 が 招 集 し 委 員 長 が 議 長 となる 2 委 員 会 は 委 員 の 過 半 数 が 出 席 しなければ 会 議 を 開 くことができない 3 委 員 会 の 議 事 は 出 席 した 委 員 の 過 半 数 をもって 決 し 可 否 同 数 のとき は 議 長 の 決 するところによる 4 委 員 会 は 必 要 があると 認 めるときは 会 議 に 委 員 以 外 の 者 の 出 席 を 求 めて その 意 見 又 は 説 明 を 聴 くことができる ( 庶 務 ) 第 7 条 委 員 会 の 庶 務 は こども 福 祉 部 家 庭 児 童 相 談 室 において 処 理 する (その 他 ) 第 8 条 この 告 示 に 定 めるもののほか 委 員 会 の 運 営 に 関 し 必 要 な 事 項 は 委 員 長 が 委 員 会 に 諮 って 定 める 附 則 ( 施 行 期 日 ) 1 この 告 示 は 告 示 の 日 から 施 行 する ( 会 議 の 招 集 の 特 例 ) 2 この 告 示 の 施 行 の 日 以 後 又 は 委 員 の 任 期 満 了 後 最 初 に 開 かれる 委 員 会 の 会 議 は 第 6 条 第 1 項 の 規 定 にかかわらず 市 長 が 招 集 する 42

資 料 編 3 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 委 員 名 簿 氏 名 所 属 備 考 1 関 根 弘 子 佐 野 市 母 子 寡 婦 福 祉 連 合 会 2 飯 田 由 紀 子 佐 野 市 母 子 寡 婦 福 祉 連 合 会 3 齋 藤 孝 之 佐 野 市 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 4 瀧 澤 博 佐 野 公 共 職 業 安 定 所 5 池 沢 隆 夫 佐 野 市 社 会 福 祉 協 議 会 6 関 口 和 子 佐 野 市 母 子 自 立 支 援 員 敬 称 略 順 不 同 43

資 料 編 4 関 係 法 令 (1) 母 子 及 び 父 子 並 びに 寡 婦 福 祉 法 ( 抄 ) ( 定 義 ) 第 六 条 この 法 律 において 配 偶 者 のない 女 子 とは 配 偶 者 ( 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 者 を 含 む 以 下 同 じ )と 死 別 した 女 子 であつて 現 に 婚 姻 ( 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 場 合 を 含 む 以 下 同 じ )をしていないもの 及 びこれに 準 ずる 次 に 掲 げる 女 子 をいう 一 離 婚 した 女 子 であつて 現 に 婚 姻 をしていないもの 二 配 偶 者 の 生 死 が 明 らかでない 女 子 三 配 偶 者 から 遺 棄 されている 女 子 四 配 偶 者 が 海 外 にあるためその 扶 養 を 受 けることができない 女 子 五 配 偶 者 が 精 神 又 は 身 体 の 障 害 により 長 期 にわたつて 労 働 能 力 を 失 つている 女 子 六 前 各 号 に 掲 げる 者 に 準 ずる 女 子 であつて 政 令 で 定 めるもの 2 この 法 律 において 配 偶 者 のない 男 子 とは 配 偶 者 と 死 別 した 男 子 であつて 現 に 婚 姻 をしていないもの 及 びこれに 準 ずる 次 に 掲 げる 男 子 をいう 一 離 婚 した 男 子 であつて 現 に 婚 姻 をしていないもの 二 配 偶 者 の 生 死 が 明 らかでない 男 子 三 配 偶 者 から 遺 棄 されている 男 子 四 配 偶 者 が 海 外 にあるためその 扶 養 を 受 けることができない 男 子 五 配 偶 者 が 精 神 又 は 身 体 の 障 害 により 長 期 にわたつて 労 働 能 力 を 失 つている 男 子 六 前 各 号 に 掲 げる 者 に 準 ずる 男 子 であつて 政 令 で 定 めるもの 3 この 法 律 において 児 童 とは 二 十 歳 に 満 たない 者 をいう 4 この 法 律 において 寡 婦 とは 配 偶 者 のない 女 子 であつて かつて 配 偶 者 のない 女 子 として 民 法 ( 明 治 二 十 九 年 法 律 第 八 十 九 号 ) 第 八 百 七 十 七 条 の 規 定 により 児 童 を 扶 養 し ていたことのあるものをいう ( 基 本 方 針 ) 第 十 一 条 厚 生 労 働 大 臣 は 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 生 活 の 安 定 と 向 上 のための 措 置 に 関 す る 基 本 的 な 方 針 ( 以 下 基 本 方 針 という )を 定 めるものとする 2 基 本 方 針 に 定 める 事 項 は 次 のとおりとする 一 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 家 庭 生 活 及 び 職 業 生 活 の 動 向 に 関 する 事 項 44

資 料 編 二 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 生 活 の 安 定 と 向 上 のため 講 じようとする 施 策 の 基 本 となる べき 事 項 三 都 道 府 県 等 が 次 条 の 規 定 に 基 づき 策 定 する 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 生 活 の 安 定 と 向 上 のための 措 置 に 関 する 計 画 ( 以 下 自 立 促 進 計 画 という )の 指 針 となるべき 基 本 的 な 事 項 四 前 三 号 に 掲 げるもののほか 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 生 活 の 安 定 と 向 上 のための 措 置 に 関 する 重 要 事 項 3 厚 生 労 働 大 臣 は 基 本 方 針 を 定 め 又 はこれを 変 更 しようとするときは あらかじめ 関 係 行 政 機 関 の 長 に 協 議 するものとする 4 厚 生 労 働 大 臣 は 基 本 方 針 を 定 め 又 はこれを 変 更 したときは 遅 滞 なく これを 公 表 するものとする ( 自 立 促 進 計 画 ) 第 十 二 条 都 道 府 県 等 は 基 本 方 針 に 即 し 次 に 掲 げる 事 項 を 定 める 自 立 促 進 計 画 を 策 定 し 又 は 変 更 しようとするときは 法 律 の 規 定 による 計 画 であつて 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 福 祉 に 関 する 事 項 を 定 めるものとの 調 和 を 保 つよう 努 めなければならない 一 当 該 都 道 府 県 等 の 区 域 における 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 家 庭 生 活 及 び 職 業 生 活 の 動 向 に 関 する 事 項 二 当 該 都 道 府 県 等 の 区 域 において 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 生 活 の 安 定 と 向 上 のため 講 じようとする 施 策 の 基 本 となるべき 事 項 三 福 祉 サービスの 提 供 職 業 能 力 の 向 上 の 支 援 その 他 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 生 活 の 安 定 と 向 上 のために 講 ずべき 具 体 的 な 措 置 に 関 する 事 項 四 前 三 号 に 掲 げるもののほか 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 生 活 の 安 定 と 向 上 のための 措 置 に 関 する 重 要 事 項 2 都 道 府 県 等 は 自 立 促 進 計 画 を 策 定 し 又 は 変 更 しようとするときは あらかじめ 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 置 かれている 環 境 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 に 対 する 福 祉 の 措 置 の 利 用 に 関 する 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 意 向 その 他 の 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 事 情 を 勘 案 するよ う 努 めなければならない 3 都 道 府 県 等 は 自 立 促 進 計 画 を 策 定 し 又 は 変 更 しようとするときは あらかじめ 第 七 条 各 号 に 掲 げる 機 関 子 ども 子 育 て 支 援 法 ( 平 成 二 十 四 年 法 律 第 六 十 五 号 ) 第 七 十 七 条 第 一 項 又 は 第 四 項 に 規 定 する 機 関 その 他 の 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 福 祉 に 関 する 事 項 を 45

資 料 編 調 査 審 議 する 合 議 制 の 機 関 の 意 見 を 聴 くよう 努 めなければならない 4 都 道 府 県 等 は 自 立 促 進 計 画 を 策 定 し 又 は 変 更 しようとするときは あらかじめ 母 子 父 子 福 祉 団 体 の 意 見 を 反 映 させるために 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとする 5 前 項 に 定 めるもののほか 都 道 府 県 等 は 自 立 促 進 計 画 を 策 定 し 又 は 変 更 しようと するときは あらかじめ インターネットの 利 用 その 他 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 方 法 に より 広 く 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 意 見 を 求 めることその 他 の 住 民 の 意 見 を 反 映 させるため に 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めなければならない (2) 民 法 ( 抄 ) ( 扶 養 義 務 者 ) 第 八 百 七 十 七 条 直 系 血 族 及 び 兄 弟 姉 妹 は 互 いに 扶 養 をする 義 務 がある 2 家 庭 裁 判 所 は 特 別 の 事 情 があるときは 前 項 に 規 定 する 場 合 のほか 三 親 等 内 の 親 族 間 においても 扶 養 の 義 務 を 負 わせることができる 3 前 項 の 規 定 による 審 判 があった 後 事 情 に 変 更 を 生 じたときは 家 庭 裁 判 所 は その 審 判 を 取 り 消 すことができる 46

資 料 編 5 計 画 策 定 の 経 過 年 月 日 会 議 等 名 第 1 回 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 1 委 員 委 嘱 平 成 26 年 6 月 26 日 2 正 副 委 員 長 選 任 3 計 画 の 概 要 説 明 4 計 画 策 定 スケジュールについて 5その 他 第 2 回 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 平 成 26 年 8 月 19 日 1 計 画 ( 案 )の 検 討 2 計 画 書 のネーミングについて 3その 他 第 3 回 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 平 成 26 年 10 月 6 日 1 計 画 ( 案 )の 再 検 討 2その 他 平 成 26 年 10 月 15 日 平 成 26 年 度 第 3 回 佐 野 市 子 ども 子 育 て 会 議 において 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 ( 第 二 期 )( 案 ) を 協 議 平 成 26 年 12 月 9 日 ~ 平 成 27 年 1 月 9 日 パブリックコメント 実 施 第 4 回 佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 策 定 委 員 会 平 成 年 月 日 1パブリックコメント 実 施 の 結 果 2 計 画 ( 最 終 案 )について 3その 他 47

佐 野 市 ひとり 親 家 庭 等 自 立 促 進 計 画 ( 第 二 期 ) 平 成 27 年 3 月 発 行 佐 野 市 編 集 こども 福 祉 部 家 庭 児 童 相 談 室 327-8501 栃 木 県 佐 野 市 高 砂 町 1 番 地 0283-20-3002 http://www.city.sano.lg.jp

佐 野 市