Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給



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1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし


平成16年度

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

スライド 1

賃 金 報 酬 給 与 とは ( 労 働 基 準 法 の 賃 金 ) ( 労 働 基 準 法 この 法 律 ) で 賃 金 とは 賃 金 給 料 手 当 賞 与 その 他 名 称 の 如 何 を 問 わず 労 働 の 対 償 として 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 うすべてのものをいう (

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

弁護士報酬規定(抜粋)

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

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定款

第一部【証券情報】

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連結計算書

平成21年9月29日

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

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税金読本(8-5)特定口座と確定申告

第316回取締役会議案

注 記 1. 各 運 用 状 況 に 係 る 対 象 期 間 は 旧 NMF: 平 成 27 年 9 月 1 日 ~ 平 成 27 年 9 月 30 日 の 1 ヶ 月 間 NOF: 平 成 27 年 5 月 1 日 ~ 平 成 27 年 9 月 30 日 の 5 ヶ 月 間 NRF: 平 成 27

積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

別添資料

Microsoft Word - 不動産賃貸業における事業的規模とは?

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

 

(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

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Microsoft Word ETF・日経400ベア決算短信.doc

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

<95CA8E86315F8A6D92E8905C8D908F9182C98AD682B782E B8B4C985E8D8096DA2E786C7378>

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ

若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

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10 期 末 現 在 の 資 本 金 等 の 額 次 に 掲 げる 法 人 の 区 分 ごとに それぞれに 定 める 金 額 を 記 載 します 連 結 申 告 法 人 以 外 の 法 人 ( に 掲 げる 法 人 を 除 きます ) 法 第 292 条 第 1 項 第 4 号 の5イに 定 める


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添 付 資 料 の 目 次 1.サマリー 情 報 (その 他 )に 関 する 事 項... 2 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動... 2 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用.

貸 借 対 照 表 内 訳 表 212 年 3 月 31 日 現 在 公 益 財 団 法 人 神 奈 川 県 公 園 協 会 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

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住民税

敷 金 保 証 金 投 資 有 価 証 券 子 会 社 株 式 関 連 会 社 株 式 ( 負 債 の 部 ) 科 目 大 科 目 中 科 目 流 動 負 債 固 定 負 債 ( 正 味 財 産 の 部 ) 基 金 科 支 払 手 形 未 払 金 前 受 金 預 り 金 短 期 借 入 金 1 年

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

受 託 工 事 費 一 般 管 理 費 何 地 区 給 料 手 当 賞 与 引 当 金 繰 入 額 賃 金 報 酬 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 備 消 品 費 厚 生 福 利 費 報 償 費 旅 費 被 服 費 光 熱 水 費 燃 料 費 食 糧 費 印 刷 製 本 費 測 量 調 査

所 得 の 種 類 と 所 得 金 額 の 計 算 方 法 所 得 の 種 類 要 件 計 算 方 法 事 業 雑 営 業 等 農 業 小 売 業 製 造 業 飲 食 業 理 容 業 保 険 外 交 員 大 工 集 金 人 ピアノ 講 師 など 農 産 物 の 生 産 果 樹 の 栽 培 家 畜 の

大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2

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平成28年度 特別区民税・都民税(住民税)の算出方法

[Q1] 復 興 特 別 所 得 税 の 源 泉 徴 収 はいつから 行 う 必 要 があるのですか 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 49 年 12 月 31 日 までの 間 に 生 ずる 所 得 について 源 泉 所 得 税 を 徴 収 する 際 復 興 特 別 所 得 税 を 併

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

5

目 次 貸 借 対 照 表 1 損 益 計 算 書 2 キャッシュ フロー 計 算 書 3 利 益 の 処 分 に 関 する 書 類 4 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 5 注 記 事 項 6 附 属 明 細 書 別 紙

ただし 区 分 は 同 一 の 譲 渡 所 得 であっても 不 動 産 の 譲 渡 損 益 は 不 動 産 の 譲 渡 損 益 どうしで また 株 式 等 の 譲 渡 損 益 は 株 式 等 の 譲 渡 損 益 どうしで それぞれ 通 算 を 行 うことになっています( 次 項 の 損 益 通 算

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例 えば 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 はもとより 貨 物 利 用 運 送 事 業 倉 庫 業 港 湾 運 送 事 業 等 の ように 経 営 するすべての 事 業 をその 種 類 ごとに 記 載 する 8 従 業 員 数 の 欄 は 期 中 の 平 均 従 業 員 を 記 載 する

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1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

Transcription:

外 形 標 準 課 税 に 関 するQ&A 平 成 26 年 3 月 福 島 県 1 付 加 価 値 割 総 論 Q1 期 首 では 資 本 金 1 億 5 千 万 円 だったが 減 資 をしたため 期 末 では 資 本 金 9 千 万 円 にな りました 外 形 標 準 課 税 の 対 象 となります A1 外 形 標 準 課 税 の 対 象 となるか 否 かは 各 事 業 年 度 終 了 の 日 の 現 況 によって 判 定 すること とされているため 期 首 の 資 本 金 の 額 が1 億 円 を 超 えていた 場 合 であっても 期 末 時 点 で 資 本 金 の 額 が1 億 円 以 下 となっていれば 外 形 標 準 課 税 の 対 象 とはなりません Q2 資 本 金 は9 千 万 円 ですが 資 本 金 等 の 額 は1 億 2 千 万 円 です 外 形 標 準 課 税 の 対 象 とな ります A1 外 形 標 準 課 税 の 対 象 となるか 否 かは 資 本 金 の 額 が1 億 円 を 超 えているかどうかで 判 断 されます 資 本 金 の 額 が1 億 円 以 下 であれば 資 本 金 等 の 額 にかかわらず 外 形 標 準 課 税 の 対 象 とはなりません 2 報 酬 給 与 額 Q3 通 勤 手 当 や 在 外 手 当 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A3 通 勤 手 当 や 国 外 勤 務 者 の 在 勤 手 当 ( 在 外 手 当 )のうち 所 得 税 において 非 課 税 とされる 額 に 相 当 する 金 額 については 実 費 弁 償 的 性 格 を 有 するものであることから 報 酬 給 与 額 に 含 まれません 所 得 税 において 非 課 税 とされる 額 を 超 える 部 分 に 相 当 する 額 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます Q4 所 得 税 における 非 課 税 限 度 額 を 超 える 通 勤 手 当 は 報 酬 給 与 額 に 含 めるとのことですが この 場 合 の 消 費 税 相 当 分 はどうなります A4 報 酬 給 与 額 純 支 払 利 子 及 び 純 支 払 賃 借 料 の 計 算 に 当 たっては 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 ( 以 下 消 費 税 等 といいます )を 除 いた 金 額 を 基 礎 とします したがって 例 えば 課 税 される 通 勤 手 当 に 消 費 税 等 が 含 まれ 金 額 が2 万 1 千 円 であ る 場 合 報 酬 給 与 額 に 算 入 する 額 は 消 費 税 等 相 当 分 1 千 円 を 控 除 した2 万 円 となります Q5 アルバイトに 支 払 う 給 与 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A5 報 酬 給 与 額 の 対 象 となる 役 員 又 は 使 用 人 には 非 常 勤 役 員 契 約 社 員 パートタイマー アルバイト 臨 時 雇 い 等 名 称 のいかんを 問 わず 雇 用 関 係 又 はこれに 準 ずる 関 係 に 基 づき 労 務 の 提 供 を 行 う 方 々の 全 てが 含 まれるため アルバイトに 支 払 う 給 与 も 報 酬 給 与 額 に 含 まれます Q6 顧 問 弁 護 士 に 支 払 う 顧 問 料 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A6 報 酬 給 与 額 には 原 則 として 所 得 税 において 給 与 所 得 又 は 退 職 所 得 とされるものが 含 まれ 所 得 税 において 非 課 税 所 得 事 業 所 得 一 時 所 得 とされるものは 含 まれないとして おり 弁 護 士 に 支 払 う 顧 問 料 は 所 得 税 においては 一 般 的 に 事 業 所 得 として 取 り 扱 われ ることから 報 酬 給 与 額 には 含 まれません ただし 雇 用 関 係 に 基 づき 労 務 の 対 価 として 支 払 っており 所 得 税 において 給 与 所 得 と される 場 合 には 報 酬 給 与 額 に 含 まれます

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給 与 所 得 等 として 課 税 され かつ 法 人 税 の 所 得 の 計 算 上 損 金 の 額 に 算 入 される 場 合 に 限 り 報 酬 給 与 額 に 含 まれます Q8 健 康 保 険 の 保 険 料 や 福 利 厚 生 費 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A8 健 康 保 険 の 保 険 料 のような いわゆる 法 定 福 利 費 や 福 利 厚 生 費 については 一 般 的 には 所 得 税 において 給 与 所 得 又 は 退 職 所 得 とされないことから 報 酬 給 与 額 には 含 まれません ただし 名 目 上 福 利 厚 生 費 とされているものであっても 所 得 税 において 給 与 所 得 又 は 退 職 所 得 とされる 場 合 には 報 酬 給 与 額 に 含 まれます Q9 役 員 に 対 する 報 酬 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A9 役 員 報 酬 は 法 人 税 の 所 得 の 金 額 の 計 算 上 損 金 の 額 に 算 入 されるため 報 酬 給 与 額 に 含 ま れますが 不 相 応 に 高 額 な 部 分 で 損 金 算 入 を 否 認 された 額 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれません Q10 退 職 給 与 引 当 金 に 繰 り 入 れた 金 額 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A10 退 職 給 与 引 当 金 に 繰 り 入 れた 金 額 は 各 事 業 年 度 の 法 人 税 の 所 得 の 金 額 の 計 算 上 損 金 の 額 に 算 入 されないため 報 酬 給 与 額 に 含 まれません ( 実 際 に 退 職 金 として 支 払 い 損 金 の 額 に 算 入 されたものが 報 酬 給 与 額 に 含 まれます ) Q11 出 向 先 法 人 (X)が 出 向 元 法 人 (Y)に 対 して 出 向 者 の 給 与 を 負 担 するために 給 与 負 担 金 を 支 出 した 場 合 には Xの 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A11 法 人 の 使 用 人 が 他 の 法 人 に 出 向 した 場 合 において その 出 向 者 に 対 する 給 与 をYが 支 給 することとしているため Xが 自 己 の 負 担 すべき 給 与 に 相 当 する 金 額 ( 給 与 負 担 金 )をY に 支 出 したときは この 給 与 負 担 金 の 額 はXの 報 酬 給 与 額 に 含 まれます また Yにおいては この 出 向 者 に 支 払 う 給 与 のうちXから 支 出 された 給 与 負 担 金 相 当 額 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれません Q12 出 向 先 法 人 (X)が 出 向 者 を 役 員 として 受 け 入 れるにあたり 出 向 元 法 人 (Y)に 対 し て 経 営 指 導 料 を 支 出 した 場 合 には Xの 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A12 経 営 指 導 料 が 実 質 的 に 出 向 者 に 対 する 給 与 をYが 支 給 することとしているため Xが 自 己 の 負 担 すべき 給 与 に 相 当 する 金 額 をYに 支 出 しているものである 場 合 は この 経 営 指 導 料 の 額 はXの 報 酬 給 与 額 に 含 まれます Q13 出 向 先 法 人 (X)との 給 与 条 件 の 較 差 を 補 てんするために 出 向 元 法 人 (Y)が 出 向 者 に 対 して 給 与 較 差 相 当 額 を 支 給 した 場 合 はどのようになります A13 出 向 があった 場 合 に YがXとの 給 与 条 件 の 較 差 を 補 てんするために 出 向 者 に 対 して 支 給 する 給 与 較 差 相 当 額 は Yの 報 酬 給 与 額 に 含 まれます Q14 出 向 期 間 中 定 期 的 に 出 向 先 法 人 (X)が 出 向 元 法 人 (Y)に 対 して 出 向 者 の 退 職 金 を 負 担 するために 退 職 給 与 負 担 金 を 支 出 した 場 合 には Xの 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A14 出 向 期 間 中 定 期 的 にXがYに 対 して 出 向 者 の 退 職 金 を 負 担 するために 退 職 給 与 負 担 金 を 支 出 した 場 合 には 退 職 給 与 負 担 金 はXの 報 酬 給 与 額 に 含 まれず 実 際 に 出 向 者 に 退 職 金 を 支 払 う 事 業 年 度 におけるYの 報 酬 給 与 額 に 含 まれます Q15 JV( 共 同 企 業 体 )の 報 酬 給 与 額 の 取 扱 いはどのようになります A15 JV( 共 同 企 業 体 )の 各 事 業 年 度 の 給 与 については その 分 配 割 合 に 基 づいて 各 組 合 員

に 分 配 したものを 各 組 合 員 の 報 酬 給 与 額 として 取 り 扱 うこととされています Q16 JV( 共 同 企 業 体 )に 自 社 の 職 員 を 出 向 させている 場 合 の 報 酬 給 与 額 の 取 扱 いはどのよ うになります A16 JV( 共 同 企 業 体 )の 組 合 員 である 法 人 が 自 社 の 社 員 をJVに 出 向 させ 自 社 から 給 与 を 一 括 して 当 該 職 員 に 支 払 っている 場 合 についても 分 配 割 合 に 基 づいて 各 組 合 員 である 法 人 に 分 配 されたものを 報 酬 給 与 額 として 取 り 扱 うこととされています ただし いわゆる 給 与 協 定 が 締 結 されている 場 合 において 各 組 合 員 である 法 人 が 給 与 として 当 該 職 員 に 実 際 に 支 払 った 額 と 給 与 協 定 に 基 づき 定 められた 額 に 差 額 が 生 じる 場 合 には 各 組 合 員 の 報 酬 給 与 額 にその 差 額 分 を 加 減 算 することとされています Q17 報 酬 給 与 額 に 含 まれる 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 支 出 する 掛 金 等 とは どのよ うなものです A17 報 酬 給 与 額 に 含 まれる 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 支 出 する 掛 金 等 は 次 のもの です 1 退 職 金 共 済 制 度 に 基 づいて 被 共 済 者 のために 支 出 する 掛 金 2 確 定 給 付 企 業 年 金 に 係 る 規 約 に 基 づいて 加 入 者 のために 支 出 する 掛 金 等 3 企 業 型 年 金 規 約 に 基 づいて 加 入 者 のために 支 出 する 事 業 主 掛 金 4 勤 労 者 財 産 形 成 給 付 金 契 約 に 基 づいて 信 託 の 受 益 者 等 のために 支 出 する 信 託 金 等 5 勤 労 者 財 産 形 成 基 金 契 約 に 基 づいて 信 託 の 受 益 者 等 のために 支 出 する 信 託 金 等 及 び 預 入 金 等 の 払 込 みに 充 てるために 支 出 する 金 銭 6 厚 生 年 金 基 金 の 事 業 主 として 負 担 する 掛 金 等 7 適 格 退 職 年 金 契 約 に 基 づいて 支 出 する 掛 金 等 3 純 支 払 利 子 Q18 利 子 税 や 延 滞 金 は 支 払 利 子 に 含 まれます A18 利 子 税 並 びに 監 査 等 による 申 告 期 限 延 長 の 場 合 の 法 人 住 民 税 及 び 法 人 事 業 税 に 係 る 延 滞 金 は 約 定 利 息 の 性 質 を 有 し 法 人 税 において 損 金 算 入 されるため 支 払 利 子 に 含 まれま す これら 以 外 の 延 滞 金 は 遅 延 利 息 の 性 質 を 有 し 法 人 税 において 損 金 算 入 されないため 支 払 利 子 に 含 まれません Q19 株 式 の 配 当 金 は 受 取 利 子 に 含 まれます A19 含 まれません Q20 借 入 金 の 返 済 が 遅 れた 場 合 に 遅 延 期 間 に 応 じて 一 定 の 利 率 に 基 づいて 算 定 した 上 で 支 払 う 遅 延 損 害 金 は 支 払 利 子 及 び 受 取 利 子 に 含 まれます A20 含 まれます Q21 純 支 払 利 子 を 計 算 する 場 合 において 支 払 を 受 ける 利 子 に 対 して 所 得 税 や 住 民 税 利 子 割 が 課 されている 場 合 受 取 利 子 の 額 からこれらの 税 額 を 控 除 する 必 要 はないです A21 控 除 する 必 要 はありません 4 純 支 払 賃 借 料 Q22 1 年 契 約 で 毎 週 日 曜 日 に 限 り 事 務 所 を 借 りる 契 約 をしているため その 日 数 の 合 計 が 30 日 を 超 えている 場 合 には この 貸 借 料 は 支 払 貸 借 料 に 含 まれます A22 土 地 又 は 家 屋 を 使 用 又 は 収 益 できる 期 間 の 合 計 が30 日 を 超 えていても その 期 間 が 連

続 して 一 月 以 上 となっていないものの 貸 借 料 は 支 払 貸 借 料 に 含 まれません Q23 3 月 末 で 事 業 年 度 が 終 了 する 法 人 が 事 務 所 を 貸 借 する 場 合 に 3 月 中 のある 日 から 当 該 事 業 年 度 末 までの 賃 貸 借 契 約 をし 別 途 4 月 1 日 から1 年 間 の 賃 貸 借 契 約 をしている 場 合 には 3 月 中 の 貸 借 料 は 支 払 貸 借 料 に 含 まれます A23 土 地 又 は 家 屋 を 使 用 又 は 収 益 できる 期 間 が 契 約 上 連 続 して1 月 に 満 たない 場 合 であって も 実 質 的 に 使 用 又 は 収 益 できる 期 間 が 連 続 して1 月 以 上 となっているため 3 月 中 の 貸 借 料 は 賃 貸 借 契 約 をした 事 業 年 度 の 支 払 貸 借 料 に 含 まれます Q24 土 地 や 建 物 の 賃 貸 借 契 約 時 に 支 払 う 権 利 金 や 敷 金 保 証 金 は 支 払 賃 借 料 に 含 まれます A24 土 地 又 は 家 屋 の 貸 借 権 等 の 設 定 に 係 る 権 利 金 は 一 般 的 に 借 地 権 や 借 家 権 設 定 の 対 価 で あって 地 代 や 家 賃 とは 別 個 のものであることから 契 約 等 により 地 代 や 家 賃 の 前 払 い 分 が 含 まれているものを 除 いて 支 払 賃 借 料 に 含 まれません 更 新 料 についても 同 様 です また 敷 金 や 保 証 金 は 一 種 の 預 り 金 という 性 格 を 有 し 法 人 税 の 所 得 の 計 算 上 も 損 金 の 額 に 算 入 されないことから 支 払 賃 借 料 に 含 まれません ただし 支 払 うべき 賃 借 料 を 滞 納 した 場 合 などの 債 務 不 履 行 により 敷 金 から 控 除 された 賃 借 料 については 支 払 賃 借 料 に 含 まれます Q25 法 人 が 他 の 法 人 からアパートを 賃 借 し 社 宅 として 従 業 者 に 安 価 で 賃 貸 している 場 合 に おける 他 の 法 人 に 対 して 支 払 う 賃 借 料 はどのようになります A25 法 人 が 賃 借 している 土 地 又 は 家 屋 を 従 業 者 に 社 宅 等 として 賃 貸 している 場 合 には 法 人 が 支 払 う 賃 借 料 は 支 払 賃 借 料 に 従 業 者 から 支 払 を 受 ける 賃 借 料 は 受 取 賃 借 料 に それぞ れ 含 まれます 法 人 が 賃 借 したアパート 等 を 安 価 で 従 業 者 に 賃 貸 している 場 合 には 所 得 税 において 給 与 所 得 とされる 場 合 がありますが この 給 与 所 得 とされた 部 分 については 報 酬 給 与 額 とはなりません Q26 法 人 が 月 極 で 駐 車 場 を 借 りている 場 合 の 賃 借 料 は 支 払 賃 借 料 に 含 まれます A26 消 費 税 においては 駐 車 場 として 土 地 を 利 用 させた 場 合 土 地 の 貸 付 けではなく 施 設 の 貸 付 けに 該 当 する 場 合 がありますが 法 人 事 業 税 の 付 加 価 値 額 の 算 定 に 当 たっては 駐 車 場 の 賃 借 料 は 土 地 の 使 用 又 は 収 益 を 目 的 とする 権 利 の 対 価 の 額 に 該 当 するため 支 払 賃 借 料 に 含 まれます Q27 法 人 が 土 地 を1 年 契 約 で 賃 借 し 当 該 土 地 をコインパーキングとして 利 用 している 場 合 における 法 人 の 純 支 払 賃 借 料 はどのようになります A27 土 地 の 賃 借 料 は 支 払 賃 借 料 に 含 まれますが コインパーキングのように 不 特 定 多 数 の 利 用 者 に1ヶ 月 未 満 の 期 間 で 使 用 させている 場 合 の 使 用 料 は 受 取 賃 借 料 に 含 まれません Q28 法 人 が 海 水 取 水 口 を 設 置 することに 伴 い 県 に 対 し 支 払 う 海 面 利 用 料 は 支 払 賃 借 料 に 含 まれます A28 当 該 利 用 料 は 公 有 水 面 の 利 用 の 対 価 として 支 払 うものであり 純 支 払 賃 借 料 の 対 象 で ある 土 地 又 は 家 屋 に 係 るものではないことから 支 払 賃 借 料 に 含 まれません Q29 法 人 が 貸 倉 庫 を 賃 貸 借 する 契 約 をし 当 該 契 約 に 荷 物 の 出 入 庫 サービスや 警 備 料 が 含 ま れている 場 合 には 出 入 庫 サービス 料 や 警 備 料 も 含 めた 賃 借 料 が 支 払 賃 借 料 となります A29 土 地 又 は 家 屋 の 賃 貸 借 に 係 る 役 務 の 提 供 の 対 価 の 額 は 役 務 の 提 供 の 対 価 の 額 と 土 地 又 は 家 屋 の 賃 借 権 等 の 対 価 の 額 とが 契 約 等 において 明 確 かつ 合 理 的 に 区 分 されていない 場 合 には 支 払 賃 借 料 及 び 受 取 賃 借 料 に 含 まれることとなるため 出 入 庫 サービス 料 等 が 明

確 かつ 合 理 的 に 区 分 されていなければ 契 約 に 基 づいて 支 払 う 出 入 庫 サービス 料 等 相 当 額 を 含 めた 賃 借 料 が 支 払 賃 借 料 となり 明 確 かつ 合 理 的 に 区 分 されていれば 出 入 庫 サービス 料 等 を 除 いた 額 が 支 払 賃 借 料 となります Q30 広 告 用 の 看 板 を 設 置 するため 壁 面 使 用 料 を 支 払 っていますが 支 払 賃 借 料 となります A30 土 地 や 建 物 の 一 部 ( 屋 上 や 壁 面 )を 賃 借 し 看 板 を 設 置 する 場 合 には 支 払 賃 借 料 とな ります しかし 既 に 設 置 してある 看 板 に 広 告 を 掲 示 する 場 合 には 構 築 物 の 賃 借 に 当 た るため 支 払 賃 借 料 となりません 5 単 年 度 損 益 Q31 単 年 度 損 益 がマイナスである 結 果 付 加 価 値 額 がマイナスとなった 場 合 当 該 マイナス 金 額 は 翌 年 度 の 付 加 価 値 額 から 繰 越 控 除 することはできます A31 付 加 価 値 額 に 繰 越 控 除 制 度 はありませんので 繰 越 控 除 することはできません 6 資 本 割 Q32 資 本 の 欠 損 てん 補 のために 無 償 減 資 を 行 った 場 合 資 本 金 等 の 額 はどうなります A32 1 平 成 13 年 4 月 1 日 から 平 成 18 年 4 月 30 日 までの 間 に 資 本 又 は 出 資 の 減 少 ( 金 銭 その 他 の 資 産 を 交 付 したものを 除 く )をして 欠 損 のてん 補 を 行 った 場 合 及 び 資 本 準 備 金 による 欠 損 のてん 補 を 行 った 場 合 欠 損 のてん 補 に 充 てた 金 額 を 資 本 金 等 の 額 から 控 除 し ます 2 平 成 18 年 5 月 1 日 以 後 に 剰 余 金 による 損 失 のてん 補 を 行 った 場 合 損 失 のてん 補 に 充 てた 金 額 を 資 本 金 等 の 額 から 控 除 します この 場 合 の 控 除 額 は 資 本 金 の 額 又 は 資 本 準 備 金 の 額 を 減 少 し その 他 資 本 剰 余 金 として 計 上 してから1 年 以 内 に 損 失 のて ん 補 に 充 てた 金 額 に 限 ります Q33 無 償 増 資 を 行 った 場 合 資 本 金 等 の 額 はどうなります A33 平 成 22 年 4 月 1 日 以 後 利 益 準 備 金 又 はその 他 利 益 剰 余 金 による 無 償 増 資 を 行 った 場 合 その 増 資 額 を 資 本 金 等 の 額 に 加 算 します