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保 医 発 0304 第 3 号 平 成 28 年 3 月 4 日 地 方 厚 生 ( 支 ) 局 医 療 課 長 都 道 府 県 民 生 主 管 部 ( 局 ) 国 民 健 康 保 険 主 管 課 ( 部 ) 長 都 道 府 県 後 期 高 齢 者 医 療 主 管 部 ( 局 ) 後 期 高 齢 者 医 療 主 管 課 ( 部 ) 長 殿 厚 生 労 働 省 保 険 局 医 療 課 長 ( 公 印 省 略 ) 厚 生 労 働 省 保 険 局 歯 科 医 療 管 理 官 ( 公 印 省 略 ) 診 療 報 酬 の 算 定 方 法 の 一 部 改 正 に 伴 う 実 施 上 の 留 意 事 項 について 標 記 については 本 日 診 療 報 酬 の 算 定 方 法 の 一 部 を 改 正 する 件 ( 平 成 28 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 52 号 ) 等 が 公 布 され 平 成 28 年 4 月 1 日 より 適 用 されることとなったところであるが 実 施 に 伴 う 留 意 事 項 は 医 科 診 療 報 酬 点 数 表 については 別 添 1 歯 科 診 療 報 酬 点 数 表 については 別 添 2 及 び 調 剤 報 酬 点 数 表 については 別 添 3のとおりであるので その 取 扱 いに 遺 漏 のないよう 貴 管 下 の 保 険 医 療 機 関 及 び 審 査 支 払 機 関 に 対 し 周 知 徹 底 を 図 られたい 従 前 の 診 療 報 酬 の 算 定 方 法 の 一 部 改 正 に 伴 う 実 施 上 の 留 意 事 項 について ( 平 成 26 年 3 月 5 日 保 医 発 0305 第 3 号 )は 平 成 28 年 3 月 31 日 限 り 廃 止 する

別 添 1 医 科 診 療 報 酬 点 数 表 に 関 する 事 項 < 通 則 > 1 1 人 の 患 者 について 療 養 の 給 付 に 要 する 費 用 は 第 1 章 基 本 診 療 料 及 び 第 2 章 特 掲 診 療 料 又 は 第 3 章 介 護 老 人 保 健 施 設 入 所 者 に 係 る 診 療 料 の 規 定 に 基 づき 算 定 された 点 数 の 総 計 に10 円 を 乗 じ て 得 た 額 とする 2 基 本 診 療 料 は 簡 単 な 検 査 ( 例 えば 血 圧 測 定 検 査 等 )の 費 用 簡 単 な 処 置 の 費 用 等 ( 入 院 の 場 合 には 皮 内 皮 下 及 び 筋 肉 内 注 射 及 び 静 脈 内 注 射 の 注 射 手 技 料 等 )を 含 んでいる 3 特 掲 診 療 料 は 特 に 規 定 する 場 合 を 除 き 当 該 医 療 技 術 に 伴 い 必 要 不 可 欠 な 衛 生 材 料 等 の 費 用 を 含 んでいる 4 基 本 診 療 料 に 係 る 施 設 基 準 届 出 等 の 取 扱 いについては 基 本 診 療 料 の 施 設 基 準 等 の 一 部 を 改 正 する 件 ( 平 成 28 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 53 号 )による 改 正 後 の 基 本 診 療 料 の 施 設 基 準 等 ( 平 成 20 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 62 号 ) に 基 づくものとし その 具 体 的 な 取 扱 いについては 別 途 通 知 す る 5 特 掲 診 療 料 に 係 る 施 設 基 準 届 出 等 の 取 扱 いについては 特 掲 診 療 料 の 施 設 基 準 等 の 一 部 を 改 正 する 件 ( 平 成 28 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 54 号 )による 改 正 後 の 特 掲 診 療 料 の 施 設 基 準 等 ( 平 成 20 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 63 号 ) に 基 づくものとし その 具 体 的 な 取 扱 いについては 別 途 通 知 す る 6 診 療 報 酬 の 算 定 方 法 の 一 部 を 改 正 する 件 ( 平 成 28 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 52 号 )による 改 正 後 の 診 療 報 酬 の 算 定 方 法 ( 平 成 20 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 59 号 ) 及 び 本 通 知 において 規 定 する 診 療 科 に ついては 医 療 法 施 行 令 ( 昭 和 23 年 政 令 第 326 号 ) 及 び 医 療 法 施 行 規 則 ( 昭 和 23 年 厚 生 省 令 第 50 号 )の 規 定 に 基 づき 当 該 診 療 科 名 に 他 の 事 項 を 組 み 合 わせて 標 榜 する 場 合 も 含 むものであるこ と 7 特 掲 診 療 料 に 掲 げられている 診 療 行 為 を 行 うに 当 たっては 医 療 安 全 の 向 上 に 資 するため 当 該 診 療 行 為 を 行 う 医 師 等 の 処 遇 を 改 善 し 負 担 を 軽 減 する 体 制 の 確 保 に 努 めること

て 当 該 総 合 的 な 機 能 評 価 を 行 った 時 点 で 現 に 介 護 保 険 法 施 行 令 第 2 条 各 号 に 規 定 する 特 定 疾 病 を 有 する40 歳 以 上 65 歳 未 満 である 者 及 び65 歳 以 上 である 者 について 入 院 中 1 回 に 限 り 算 定 する なお ここでいう 入 院 中 とは 第 2 部 通 則 5に 規 定 する 入 院 期 間 中 の 入 院 のことをいい 入 院 期 間 が 通 算 される 再 入 院 時 は 算 定 できない (3) 総 合 的 な 機 能 評 価 を 行 った 後 病 状 の 急 変 等 により 大 きく 患 者 の 基 本 的 な 日 常 生 活 能 力 認 知 機 能 意 欲 等 が 変 化 した 場 合 には 病 状 の 安 定 が 見 込 まれた 後 改 めて 評 価 を 行 うこと ただし その 場 合 であっても 当 該 加 算 は 入 院 中 1 回 に 限 り 算 定 するものであること (4) 総 合 的 な 機 能 評 価 に 係 る 測 定 は 医 師 又 は 歯 科 医 師 以 外 の 医 療 職 種 が 行 うことも 可 能 で あるが 当 該 測 定 結 果 に 基 づく 評 価 は 研 修 を 修 了 した 医 師 又 は 歯 科 医 師 若 しくは 当 該 患 者 に 対 する 診 療 を 担 う 医 師 又 は 歯 科 医 師 が 行 わなければならない (5) 総 合 的 な 機 能 評 価 の 結 果 について 患 者 及 びその 家 族 等 に 説 明 し 要 点 を 診 療 録 に 記 載 す ること (6) 高 齢 者 の 総 合 的 な 機 能 評 価 の 実 施 に 当 たっては 関 係 学 会 等 より 示 されているガイドラ インに 沿 った 評 価 が 適 切 に 実 施 されるよう 十 分 留 意 すること (7) 総 合 的 な 機 能 評 価 の 測 定 結 果 に 基 づく 評 価 を 行 う 医 師 又 は 歯 科 医 師 は 高 齢 者 の 診 療 に 資 する 新 しい 知 見 等 に 関 する 研 修 を 受 けるよう 努 めること A242 呼 吸 ケアチーム 加 算 (1) 呼 吸 ケアチーム 加 算 は 別 に 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 施 設 基 準 に 適 合 しているものとして 届 け 出 た 保 険 医 療 機 関 に 入 院 している 患 者 であって 当 該 加 算 の 要 件 を 満 たすものについ て 算 定 する (2) 呼 吸 ケアチーム 加 算 の 算 定 対 象 となる 患 者 は 48 時 間 以 上 継 続 して 人 工 呼 吸 器 を 装 着 し ている 患 者 であって 人 工 呼 吸 器 を 装 着 している 状 態 で 当 該 病 棟 に 入 院 した 日 から1 月 以 内 の 患 者 又 は 当 該 病 棟 に 入 院 した 後 人 工 呼 吸 器 を 装 着 し 装 着 日 から1 月 以 内 の 患 者 であ ること ただし 人 工 呼 吸 器 離 脱 の 過 程 において 一 時 的 に 短 時 間 人 工 呼 吸 器 を 装 着 し ていない 時 間 については 継 続 して 装 着 しているものとみなす (3) 呼 吸 ケアチーム 加 算 は 人 工 呼 吸 器 離 脱 のための 呼 吸 ケアに 係 る 専 任 のチーム( 以 下 呼 吸 ケアチーム という )による 診 療 が 行 われた 場 合 に 週 1 回 に 限 り 算 定 する (4) 呼 吸 ケアチームは 初 回 の 診 療 に 当 たり 当 該 患 者 の 診 療 計 画 書 を 作 成 し その 内 容 に 基 づき 人 工 呼 吸 器 離 脱 のために 当 該 患 者 の 状 態 に 応 じたチームによる 診 療 を 行 い その 評 価 を 行 うこと なお 必 要 に 応 じて 呼 吸 ケアチーム 以 外 の 医 師 看 護 師 等 に 人 工 呼 吸 器 の 管 理 や 呼 吸 ケア 等 の 指 導 を 行 うこと (5) 呼 吸 ケアチームは 当 該 患 者 の 診 療 を 担 う 保 険 医 看 護 師 等 と 十 分 に 連 携 を 図 ること A243 後 発 医 薬 品 使 用 体 制 加 算 (1) 後 発 医 薬 品 使 用 体 制 加 算 は 後 発 医 薬 品 の 品 質 安 全 性 安 定 供 給 体 制 等 の 情 報 を 収 集 評 価 し その 結 果 を 踏 まえ 後 発 医 薬 品 の 採 用 を 決 定 する 体 制 が 整 備 されている 保 険 医 療 機 関 を 評 価 したものである (2) 後 発 医 薬 品 使 用 体 制 加 算 は 当 該 保 険 医 療 機 関 において 調 剤 した 後 発 医 薬 品 のある 先 発 医 薬 品 及 び 後 発 医 薬 品 を 合 算 した 規 格 単 位 数 量 に 占 める 後 発 医 薬 品 の 規 格 単 位 数 量 の 割 合 が50% 以 上 60% 以 上 又 は70% 以 上 であるとともに 入 院 及 び 外 来 において 後 発 医 薬 品 (ジェネリック 医 薬 品 )の 使 用 を 積 極 的 に 行 っている 旨 を 当 該 保 険 医 療 機 関 の 見 やすい 場 加 算 - 21 -

所 に 掲 示 している 保 険 医 療 機 関 に 入 院 している 患 者 について 入 院 期 間 中 1 回 に 限 り 入 院 初 日 に 算 定 する なお ここでいう 入 院 初 日 とは 第 2 部 通 則 5に 規 定 する 起 算 日 のこ とをいい 入 院 期 間 が 通 算 される 再 入 院 の 初 日 は 算 定 できない (3) 後 発 医 薬 品 使 用 体 制 加 算 の 算 定 対 象 患 者 は DPC 対 象 病 棟 に 入 院 している 患 者 を 除 く ものであること A244 病 棟 薬 剤 業 務 実 施 加 算 (1) 当 該 保 険 医 療 機 関 の 病 棟 等 において 薬 剤 師 が 医 療 従 事 者 の 負 担 軽 減 及 び 薬 物 療 法 の 有 効 性 安 全 性 の 向 上 に 資 する 業 務 ( 以 下 病 棟 薬 剤 業 務 という )を 実 施 していること を 評 価 したものであり 病 棟 専 任 の 薬 剤 師 が 病 棟 薬 剤 業 務 を1 病 棟 又 は 治 療 室 1 週 間 につ き20 時 間 相 当 以 上 ( 複 数 の 薬 剤 師 が 一 の 病 棟 又 は 治 療 室 において 実 施 する 場 合 には 当 該 薬 剤 師 が 実 施 に 要 した 時 間 を 全 て 合 算 して 得 た 時 間 が20 時 間 相 当 以 上 ) 実 施 している 場 合 に 病 棟 薬 剤 業 務 実 施 加 算 1にあっては 週 1 回 に 限 り 病 棟 薬 剤 業 務 実 施 加 算 2にあって は1 日 につき 所 定 点 数 に 加 算 する ただし 療 養 病 棟 入 院 基 本 料 精 神 病 棟 入 院 基 本 料 又 は 特 定 機 能 病 院 入 院 基 本 料 ( 精 神 病 棟 に 限 る )を 算 定 している 患 者 については 入 院 し た 日 から 起 算 して8 週 を 限 度 として 加 算 できる なお ここでいう 入 院 した 日 とは 第 2 部 通 則 5に 規 定 する 起 算 日 のことをいい 入 院 期 間 が 通 算 される 入 院 の 初 日 のことをいう (2) 病 棟 薬 剤 業 務 実 施 加 算 の 1 については 区 分 番 号 A100 一 般 病 棟 入 院 基 本 料 区 分 番 号 A101 療 養 病 棟 入 院 基 本 料 区 分 番 号 A102 結 核 病 棟 入 院 基 本 料 区 分 番 号 A103 精 神 病 棟 入 院 基 本 料 区 分 番 号 A104 特 定 機 能 病 院 入 院 基 本 料 又 は 区 分 番 号 A105 専 門 病 院 入 院 基 本 料 のいずれかを 算 定 している 患 者 に 対 して 病 棟 薬 剤 業 務 実 施 加 算 の 2 については 区 分 番 号 A300 救 命 救 急 入 院 料 区 分 番 号 A301 特 定 集 中 治 療 室 管 理 料 区 分 番 号 A301-3 脳 卒 中 ケアユニット 入 院 医 療 管 理 料 区 分 番 号 A301-4 小 児 特 定 集 中 治 療 室 管 理 料 区 分 番 号 A3 02 新 生 児 特 定 集 中 治 療 室 管 理 料 又 は 区 分 番 号 A303 総 合 周 産 期 特 定 集 中 治 療 室 管 理 料 のいずれかを 算 定 している 患 者 に 対 して 薬 剤 師 が 病 棟 において 病 院 勤 務 医 等 の 負 担 軽 減 及 び 薬 物 療 法 の 有 効 性 安 全 性 の 向 上 に 資 する 薬 剤 関 連 業 務 を 実 施 している 場 合 に 算 定 する (3) 病 棟 薬 剤 業 務 とは 次 に 掲 げるものであること ア 過 去 の 投 薬 注 射 及 び 副 作 用 発 現 状 況 等 を 患 者 又 はその 家 族 等 から 聴 取 し 当 該 保 険 医 療 機 関 及 び 可 能 な 限 り 他 の 保 険 医 療 機 関 における 投 薬 及 び 注 射 に 関 する 基 礎 的 事 項 を 把 握 すること イ 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 配 信 サービス(PMDAメディナビ)によるなど インターネットを 通 じて 常 に 最 新 の 医 薬 品 緊 急 安 全 性 情 報 医 薬 品 医 療 機 器 等 安 全 性 情 報 医 薬 品 医 療 機 器 等 の 回 収 等 の 医 薬 品 情 報 の 収 集 を 行 うとともに 重 要 な 医 薬 品 情 報 については 医 療 従 事 者 へ 周 知 していること ウ 当 該 保 険 医 療 機 関 において 投 薬 される 医 薬 品 について 以 下 の 情 報 を 知 ったときは 速 やかに 当 該 患 者 の 診 療 を 担 当 する 医 師 に 対 し 当 該 情 報 を 文 書 により 提 供 すること ⅰ 緊 急 安 全 性 情 報 安 全 性 速 報 ⅱ 医 薬 品 医 療 機 器 等 安 全 性 情 報 ⅲ 医 薬 品 医 療 機 器 等 の 回 収 等 加 算 - 22 -

エ 入 院 時 に 持 参 薬 の 有 無 薬 剤 名 規 格 剤 形 等 を 確 認 し 服 薬 計 画 を 書 面 で 医 師 等 に 提 案 するとともに その 書 面 の 写 しを 診 療 録 に 添 付 すること オ 当 該 病 棟 に 入 院 している 患 者 に 対 し2 種 以 上 ( 注 射 薬 及 び 内 用 薬 を 各 1 種 以 上 含 む )の 薬 剤 が 同 時 に 投 与 される 場 合 には 治 療 上 必 要 な 応 急 の 措 置 として 薬 剤 を 投 与 する 場 合 等 を 除 き 投 与 前 に 注 射 薬 と 内 用 薬 との 間 の 相 互 作 用 の 有 無 等 の 確 認 を 行 う こと カ 患 者 又 はその 家 族 に 対 し 治 療 方 針 に 係 る 説 明 を 行 う 中 で 特 に 安 全 管 理 が 必 要 な 医 薬 品 等 の 説 明 を 投 与 前 に 行 う 必 要 がある 場 合 には 病 棟 専 任 の 薬 剤 師 がこれを 行 うこと なお ここでいう 特 に 安 全 管 理 が 必 要 な 医 薬 品 とは 薬 剤 管 理 指 導 料 の 対 象 患 者 に 規 定 する 医 薬 品 のことをいう キ 流 量 又 は 投 与 量 の 計 算 等 が 必 要 な 特 に 安 全 管 理 が 必 要 な 医 薬 品 等 の 投 与 に 当 たっては 治 療 上 必 要 な 応 急 の 措 置 として 薬 剤 を 投 与 する 場 合 等 を 除 き 投 与 前 に 病 棟 専 任 の 薬 剤 師 が 当 該 計 算 等 を 実 施 すること ク アからキまでに 掲 げる 業 務 のほか 医 療 スタッフの 協 働 連 携 によるチーム 医 療 の 推 進 について ( 平 成 22 年 4 月 30 日 医 政 発 0430 第 1 号 )の 記 の2の(1)(3 6 及 び 8を 除 く )に 掲 げる 業 務 についても 可 能 な 限 り 実 施 するよう 努 めること ケ 退 院 時 の 薬 学 的 管 理 指 導 について 可 能 な 限 り 実 施 すること (4) 病 棟 薬 剤 業 務 の 実 施 に 当 たっては 次 の 点 に 留 意 すること ア 医 薬 品 情 報 の 収 集 抗 がん 剤 の 無 菌 調 製 など 病 棟 薬 剤 業 務 の 内 容 によっては 必 ず しも 病 棟 において 実 施 されるものではないものであること イ 病 棟 専 任 の 薬 剤 師 は 別 紙 様 式 30 又 はこれに 準 じた 当 該 病 棟 に 係 る 病 棟 薬 剤 業 務 日 誌 を 作 成 管 理 し 記 入 の 日 から5 年 間 保 存 しておくこと また 患 者 の 薬 物 療 法 に 直 接 的 に 関 わる 業 務 については 可 能 な 限 り その 実 施 内 容 を 診 療 録 にも 記 録 すること ウ 病 棟 薬 剤 業 務 実 施 加 算 を 算 定 できない 病 棟 又 は 治 療 室 においても 病 棟 薬 剤 業 務 を 実 施 するよう 努 めること A245 データ 提 出 加 算 (1) 厚 生 労 働 省 が 実 施 する DPC 導 入 の 影 響 評 価 に 係 る 調 査 ( 以 下 DPC 調 査 とい う )に 準 拠 したデータ( 以 下 DPCデータという )が 正 確 に 作 成 及 び 継 続 して 提 出 されることを 評 価 したものである 提 出 されたデータについては 個 別 患 者 を 特 定 できないように 集 計 した 後 医 療 機 関 毎 に 公 開 されるものである また 入 院 医 療 を 担 う 保 険 医 療 機 関 の 機 能 や 役 割 を 適 切 に 分 析 評 価 するため 中 央 社 会 保 険 医 療 協 議 会 の 要 請 により 適 宜 活 用 されるものである (2) 当 該 加 算 は データ 提 出 の 実 績 が 認 められた 保 険 医 療 機 関 において DPCデータ 作 成 対 象 病 棟 ( 以 下 対 象 病 棟 という )に 入 院 している 患 者 について 入 院 中 に1 回 に 限 り 算 定 する 算 定 は 原 則 として 退 院 時 とする なお ここでいう 入 院 中 とは 第 2 部 通 則 5 に 規 定 する 入 院 期 間 中 の 入 院 ( 以 下 同 じ )のことをいい 入 院 期 間 が 通 算 される 再 入 院 の 場 合 には 算 定 できない (3) DPC 対 象 病 院 において 入 院 中 に 診 断 群 分 類 点 数 表 による 支 払 を 受 けたことのある 患 者 については 機 能 評 価 係 数 Ⅰで 評 価 されているため 当 該 加 算 は 別 途 算 定 できない (4) データの 提 出 (データの 再 照 会 に 係 る 提 出 も 含 む )に 遅 延 等 が 認 められた 場 合 は 当 加 算 - 23 -

すること (ハ) 当 該 患 者 が 受 診 している 医 療 機 関 のリスト 及 び 当 該 患 者 が 当 該 診 療 料 を 算 定 して いる 旨 を 処 方 せんに 添 付 して 患 者 に 渡 すことにより 当 該 薬 局 に 対 して 情 報 提 供 を 行 うこと (ニ) 患 者 に 対 して 当 該 医 療 機 関 を 受 診 時 に 薬 局 が 発 行 するお 薬 手 帳 又 は 当 該 医 療 機 関 が 発 行 するお 薬 手 帳 を 持 参 させること また 診 療 録 にお 薬 手 帳 のコピーを 貼 付 すること 又 は 当 該 点 数 の 算 定 時 の 投 薬 内 容 について 診 療 録 に 記 載 すること (5) 当 該 患 者 について 当 該 医 療 機 関 で 検 査 ( 院 外 に 委 託 した 場 合 を 含 む )を 行 うこと (6) 健 康 相 談 を 行 っていること また 健 康 診 断 や 検 診 の 受 診 勧 奨 を 行 い その 結 果 等 を 診 療 録 に 記 載 するとともに 患 者 に 提 供 し 評 価 結 果 をもとに 患 者 の 健 康 状 態 を 管 理 するこ と (7) 介 護 保 険 に 係 る 相 談 を 行 っていること また 要 介 護 認 定 に 係 る 主 治 医 意 見 書 を 作 成 し ていること (8) 在 宅 医 療 を 提 供 していること 及 び 当 該 患 者 に 対 し24 時 間 の 対 応 を 実 施 し 夜 間 の 連 絡 先 も 含 めて 当 該 患 者 に 対 して 説 明 と 同 意 を 求 めること (9) 患 者 の 同 意 について 当 該 診 療 料 の 初 回 算 定 時 に 当 該 患 者 の 署 名 付 の 同 意 書 を 作 成 し 診 療 録 に 添 付 すること なお 当 該 診 療 料 を 算 定 後 重 症 化 等 により 当 該 診 療 料 の 算 定 を 行 わなくなった 場 合 であって 病 状 の 安 定 等 に 伴 い 再 度 当 該 診 療 料 を 算 定 する 場 合 には 当 該 再 算 定 時 にも 署 名 付 の 同 意 書 を 作 成 し 診 療 録 に 添 付 すること (10) 当 該 診 療 料 を 算 定 する 場 合 は 投 薬 の 部 に 掲 げる 7 種 類 以 上 の 内 服 薬 の 投 薬 を 行 う 場 合 の 規 定 は 適 用 しないものであること (11) 認 知 症 の 患 者 に 対 し 本 診 療 料 を 算 定 する 場 合 であって 当 該 患 者 の 病 状 から (4) ( 8) 及 び(9)の 患 者 への 説 明 及 び 患 者 の 同 意 について 患 者 の 家 族 等 への 説 明 及 び 当 該 患 者 の 家 族 等 による 同 意 による 方 が 適 切 と 考 えられる 場 合 には 当 該 部 分 について 患 者 を 患 者 の 家 族 等 と 読 み 替 えるものとする B001-2-10 認 知 症 地 域 包 括 診 療 料 (1) 認 知 症 地 域 包 括 診 療 料 は 外 来 の 機 能 分 化 の 観 点 から 主 治 医 機 能 を 持 った 中 小 病 院 及 び 診 療 所 の 医 師 が 認 知 症 患 者 であって 以 下 の 全 ての 要 件 を 満 たす 患 者 に 対 し 患 者 の 同 意 を 得 た 上 で 継 続 的 かつ 全 人 的 な 医 療 を 行 うことについて 評 価 したものであり 初 診 時 や 訪 問 診 療 時 ( 往 診 を 含 む )は 算 定 できない ア 認 知 症 以 外 に1 以 上 の 疾 病 ( 疑 いは 除 く )を 有 する 者 イ 同 月 に 当 該 保 険 医 療 機 関 において 以 下 のいずれの 投 薬 も 受 けていない 患 者 (イ) 1 処 方 につき5 種 類 を 超 える 内 服 薬 があるもの (ロ) 1 処 方 につき 抗 うつ 薬 抗 精 神 病 薬 抗 不 安 薬 及 び 睡 眠 薬 をあわせて3 種 類 を 超 えて 含 むもの なお イ(イ)の 内 服 薬 数 の 種 類 数 は 錠 剤 カプセル 剤 散 剤 顆 粒 剤 及 び 液 剤 につ いては 1 銘 柄 ごとに1 種 類 として 計 算 する また イ(ロ)の 抗 うつ 薬 抗 精 神 病 薬 抗 不 安 薬 及 び 睡 眠 薬 の 種 類 数 は 区 分 番 号 F100 処 方 料 の 注 1における 向 精 神 薬 の 種 類 と 同 様 の 取 扱 いとする (2) 区 分 番 号 B001-2-9 地 域 包 括 診 療 料 の(3)から(9) 及 び(11)を 満 たすこと 医 学 - 24 -

(3) 当 該 医 療 機 関 で 診 療 を 行 う 疾 病 ( 認 知 症 を 含 む2つ 以 上 )と 重 複 しない 疾 病 を 対 象 とす る 場 合 に 限 り 他 医 療 機 関 でも 地 域 包 括 診 療 加 算 又 は 地 域 包 括 診 療 料 を 算 定 可 能 である また 他 医 療 機 関 で 当 該 診 療 料 又 は 認 知 症 地 域 包 括 診 療 加 算 は 算 定 できない B001-2-11 小 児 かかりつけ 診 療 料 (1) 小 児 かかりつけ 診 療 料 は かかりつけ 医 として 患 者 の 同 意 を 得 た 上 で 緊 急 時 や 明 ら かに 専 門 外 の 場 合 等 を 除 き 継 続 的 かつ 全 人 的 な 医 療 を 行 うことについて 評 価 したものであ り 原 則 として1 人 の 患 者 につき1か 所 の 保 険 医 療 機 関 が 算 定 する なお 月 の 途 中 で 転 医 した 場 合 など やむを 得 ず2か 所 の 保 険 医 療 機 関 で 算 定 する 場 合 には 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 にその 理 由 を 記 載 すること (2) 小 児 かかりつけ 診 療 料 は 当 該 保 険 医 療 機 関 を4 回 以 上 受 診 ( 予 防 接 種 の 実 施 等 を 目 的 とした 保 険 外 のものを 含 む )した 未 就 学 児 (3 歳 以 上 の 患 者 にあっては 3 歳 未 満 から 小 児 かかりつけ 診 療 料 を 算 定 しているものに 限 る )の 患 者 を 対 象 とする なお 過 去 に 当 該 診 療 料 の 算 定 を 行 っていた 患 者 が 当 該 診 療 料 の 算 定 を 行 わなくなった 場 合 3 歳 以 上 の 患 者 については 再 度 当 該 診 療 料 を 算 定 することはできない (3) 再 診 が 電 話 等 により 行 われた 場 合 にあっては 小 児 かかりつけ 診 療 料 は 算 定 できない (4) 同 一 日 において 同 一 患 者 の 再 診 が2 回 以 上 行 われた 場 合 であっても 1 日 につき 所 定 の 点 数 を 算 定 する (5) 同 一 月 において 院 外 処 方 せんを 交 付 した 日 がある 場 合 は 当 該 月 においては 1 の 所 定 点 数 により 算 定 する ただし この 場 合 であっても 院 外 処 方 せんを 交 付 している 患 者 に 対 し 夜 間 緊 急 の 受 診 の 場 合 等 やむを 得 ない 場 合 において 院 内 投 薬 を 行 う 場 合 は 2 の 所 定 点 数 を 算 定 できるが その 場 合 には その 理 由 を 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 に 記 載 する (6) 常 態 として 院 外 処 方 せんを 交 付 する 保 険 医 療 機 関 において 患 者 の 症 状 又 は 病 態 が 安 定 していること 等 のため 同 一 月 内 において 投 薬 を 行 わなかった 場 合 は 当 該 月 については 2 の 所 定 点 数 を 算 定 できる (7) 小 児 かかりつけ 診 療 料 の 算 定 に 当 たっては 以 下 の 指 導 等 を 行 うこと ア 急 性 疾 患 を 発 症 した 際 の 対 応 の 仕 方 や アトピー 性 皮 膚 炎 喘 息 その 他 乳 幼 児 期 に 頻 繁 にみられる 慢 性 疾 患 の 管 理 等 について かかりつけ 医 として 療 養 上 必 要 な 指 導 及 び 診 療 を 行 うこと イ 他 の 保 険 医 療 機 関 と 連 携 の 上 患 者 が 受 診 している 医 療 機 関 を 全 て 把 握 するとともに 必 要 に 応 じて 専 門 的 な 医 療 を 要 する 際 の 紹 介 等 を 行 うこと ウ 患 者 について 健 康 診 査 の 受 診 状 況 及 び 受 診 結 果 を 把 握 するとともに 発 達 段 階 に 応 じた 助 言 指 導 を 行 い 保 護 者 からの 健 康 相 談 に 応 じること エ 患 者 について 予 防 接 種 の 実 施 状 況 を 把 握 するとともに 予 防 接 種 の 有 効 性 安 全 性 に 関 する 指 導 やスケジュール 管 理 等 に 関 する 指 導 を 行 うこと オ 当 該 診 療 料 を 算 定 する 患 者 からの 電 話 等 による 緊 急 の 相 談 等 に 対 しては 原 則 として 当 該 保 険 医 療 機 関 において 常 時 対 応 を 行 うこと カ かかりつけ 医 として 上 記 アからオまでに 掲 げる 指 導 等 を 行 う 旨 を 患 者 に 対 して 書 面 ( 別 紙 様 式 10を 参 考 とし 各 医 療 機 関 において 作 成 すること )を 交 付 して 説 明 し 同 意 を 得 ること また 小 児 かかりつけ 医 として 上 記 アからオまでに 掲 げる 指 導 等 を 行 っ 医 学 - 25 -

ている 旨 を 当 該 保 険 医 療 機 関 の 外 来 受 付 等 の 見 やすい 場 所 に 掲 示 していること (8) 小 児 かかりつけ 診 療 料 を 算 定 した 場 合 は 区 分 番 号 B001-2 小 児 科 外 来 診 療 料 は 算 定 できない B001-3 生 活 習 慣 病 管 理 料 (1) 生 活 習 慣 病 管 理 料 は 脂 質 異 常 症 高 血 圧 症 又 は 糖 尿 病 を 主 病 とする 患 者 の 治 療 におい ては 生 活 習 慣 に 関 する 総 合 的 な 治 療 管 理 が 重 要 であることから 設 定 されたものであり 治 療 計 画 を 策 定 し 当 該 治 療 計 画 に 基 づき 服 薬 運 動 休 養 栄 養 喫 煙 家 庭 での 体 重 や 血 圧 の 計 測 飲 酒 及 びその 他 療 養 を 行 うに 当 たっての 問 題 点 等 の 生 活 習 慣 に 関 する 総 合 的 な 治 療 管 理 を 行 った 場 合 に 許 可 病 床 数 が200 床 未 満 の 病 院 及 び 診 療 所 である 保 険 医 療 機 関 において 算 定 する なお 区 分 番 号 A000 初 診 料 を 算 定 した 日 の 属 する 月 にお いては 本 管 理 料 は 算 定 しない (2) 生 活 習 慣 病 管 理 料 は 服 薬 運 動 休 養 栄 養 喫 煙 及 び 飲 酒 等 の 生 活 習 慣 に 関 する 総 合 的 な 治 療 管 理 を 行 う 旨 患 者 に 対 して 療 養 計 画 書 ( 療 養 計 画 書 の 様 式 は 別 紙 様 式 9 又 はこれに 準 じた 様 式 とする )により 丁 寧 に 説 明 を 行 い 患 者 の 同 意 を 得 るとともに 当 該 計 画 書 に 患 者 の 署 名 を 受 けた 場 合 に 算 定 できるものであること また 交 付 した 療 養 計 画 書 の 写 しは 診 療 録 に 貼 付 しておくものとする なお 療 養 計 画 書 は 当 該 患 者 の 治 療 管 理 において 必 要 な 項 目 のみを 記 載 することで 差 し 支 えない (3) 当 該 患 者 の 診 療 に 際 して 行 った 第 1 部 医 学 管 理 等 ( B001 の 20 糖 尿 病 合 併 症 管 理 料 同 22 がん 性 疼 痛 緩 和 指 導 管 理 料 同 24 外 来 緩 和 ケア 管 理 料 及 び 同 27 糖 尿 病 透 析 予 防 指 導 管 理 料 を 除 く ) 第 3 部 検 査 第 5 部 投 薬 第 6 部 注 射 及 び 第 13 部 病 理 診 断 の 費 用 は 全 て 所 定 点 数 に 含 まれる (4) 生 活 習 慣 病 管 理 料 を 算 定 している 患 者 に 対 しては 少 なくとも1 月 に1 回 以 上 の 総 合 的 な 治 療 管 理 が 行 われなければならない (5) 生 活 習 慣 病 管 理 料 を 算 定 する 月 においては 服 薬 運 動 休 養 栄 養 喫 煙 家 庭 での 体 重 や 血 圧 の 測 定 飲 酒 及 びその 他 療 養 を 行 うに 当 たっての 問 題 点 等 の 生 活 習 慣 に 関 する 総 合 的 な 治 療 管 理 に 係 る 療 養 計 画 書 ( 療 養 計 画 書 の 様 式 は 別 紙 様 式 9の2 又 はこれに 準 じた 様 式 とする )を 交 付 するものとするが 当 該 療 養 計 画 書 の 内 容 に 変 更 がない 場 合 は この 限 りでない ただし その 場 合 においても4 月 に1 回 以 上 は 交 付 するものとする な お 交 付 した 当 該 療 養 計 画 書 の 写 しは 診 療 録 に 貼 付 しておくものとする (6) 当 該 月 に 生 活 習 慣 病 管 理 料 を 算 定 した 患 者 の 病 状 の 悪 化 等 の 場 合 には 翌 月 に 生 活 習 慣 病 管 理 料 を 算 定 しないことができる (7) 同 一 保 険 医 療 機 関 において 脂 質 異 常 症 高 血 圧 症 又 は 糖 尿 病 を 主 病 とする 患 者 につい て 生 活 習 慣 病 管 理 料 を 算 定 するものと 算 定 しないものが 混 在 するような 算 定 を 行 うこと ができるものとする (8) 同 一 月 内 において 院 外 処 方 せんを 交 付 する 日 と 交 付 しない 日 が 混 在 した 場 合 には 当 該 月 の 算 定 は 1 処 方 せんを 交 付 する 場 合 で 算 定 する (9) 当 該 保 険 医 療 機 関 において 院 内 処 方 を 行 わない 場 合 は 1 処 方 せんを 交 付 する 場 合 で 算 定 する (10) 注 3 に 規 定 する 加 算 については 中 等 度 以 上 の 糖 尿 病 (2 型 糖 尿 病 の 患 者 であって インスリン 製 剤 を 使 用 していないものに 限 る )の 患 者 を 対 象 とし 必 要 な 指 導 を 行 った 医 学 - 26 -

B007-2 退 院 後 訪 問 指 導 料 (1) 退 院 後 訪 問 指 導 料 は 医 療 ニーズが 高 い 患 者 が 安 心 安 全 に 在 宅 療 養 に 移 行 し 在 宅 療 養 を 継 続 できるようにするために 患 者 が 入 院 していた 保 険 医 療 機 関 ( 以 下 この 区 分 にお いて 入 院 保 険 医 療 機 関 という )が 退 院 直 後 において 行 う 訪 問 指 導 を 評 価 するもので ある (2) 退 院 後 訪 問 指 導 料 は 入 院 保 険 医 療 機 関 の 医 師 又 は 当 該 医 師 の 指 示 を 受 けた 当 該 保 険 医 療 機 関 の 保 健 師 助 産 師 又 は 看 護 師 が 患 家 介 護 保 険 施 設 又 は 指 定 障 害 者 支 援 施 設 等 にお いて 患 者 又 はその 家 族 等 の 患 者 の 看 護 に 当 たる 者 に 対 して 在 宅 での 療 養 上 必 要 な 指 導 を 行 った 場 合 に 算 定 する ただし 介 護 老 人 保 健 施 設 に 入 所 中 又 は 医 療 機 関 に 入 院 中 の 患 者 は 算 定 の 対 象 としない (3) 指 導 又 は 指 示 内 容 の 要 点 を 診 療 録 等 に 記 載 する (4) 退 院 後 訪 問 指 導 に 当 たっては 当 該 保 険 医 療 機 関 における 看 護 業 務 等 に 支 障 をきたすこ とのないよう 留 意 する (5) 注 2 に 規 定 する 訪 問 看 護 同 行 加 算 は 当 該 患 者 の 在 宅 療 養 を 担 う 訪 問 看 護 ステーシ ョン 又 は 他 の 保 険 医 療 機 関 の 看 護 師 等 と 同 行 して 患 家 等 を 訪 問 し 当 該 看 護 師 等 への 技 術 移 転 又 は 療 養 上 必 要 な 指 導 を 行 った 場 合 に 算 定 する (6) 退 院 後 訪 問 指 導 料 を 算 定 した 場 合 は 同 一 の 保 険 医 療 機 関 において 区 分 番 号 I01 6 精 神 科 重 症 患 者 早 期 集 中 支 援 管 理 料 は 算 定 できない (7) 退 院 後 訪 問 指 導 料 を 算 定 した 日 においては 区 分 番 号 C013 在 宅 患 者 訪 問 褥 瘡 管 理 指 導 料 は 算 定 できない (8) 退 院 後 訪 問 指 導 料 を 算 定 した 日 においては 同 一 の 保 険 医 療 機 関 及 び 特 別 の 関 係 にある 保 険 医 療 機 関 は C000 往 診 料 C001 在 宅 患 者 訪 問 診 療 料 C005 在 宅 患 者 訪 問 看 護 指 導 料 C005-1-2 同 一 建 物 居 住 者 訪 問 看 護 指 導 料 I0 12 精 神 科 訪 問 看 護 指 導 料 を 算 定 できない ただし 退 院 後 訪 問 指 導 を 行 った 後 患 者 の 病 状 の 急 変 等 により 往 診 を 行 った 場 合 の 往 診 料 の 算 定 については この 限 りではな い B008 薬 剤 管 理 指 導 料 (1) 薬 剤 管 理 指 導 料 は 当 該 保 険 医 療 機 関 の 薬 剤 師 が 医 師 の 同 意 を 得 て 薬 剤 管 理 指 導 記 録 に 基 づき 直 接 服 薬 指 導 服 薬 支 援 その 他 の 薬 学 的 管 理 指 導 ( 処 方 された 薬 剤 の 投 与 量 投 与 方 法 投 与 速 度 相 互 作 用 重 複 投 薬 配 合 変 化 配 合 禁 忌 等 に 関 する 確 認 並 びに 患 者 の 状 態 を 適 宜 確 認 することによる 効 果 副 作 用 等 に 関 する 状 況 把 握 を 含 む )を 行 った 場 合 に 週 1 回 に 限 り 算 定 できる また 薬 剤 管 理 指 導 料 の 算 定 対 象 となる 小 児 及 び 精 神 障 害 者 等 については 必 要 に 応 じ て その 家 族 等 に 対 して 服 薬 指 導 等 を 行 った 場 合 であっても 算 定 できる なお 施 設 基 準 を 満 たしていても 上 記 要 件 に 該 当 しない 場 合 にあっては 区 分 番 号 F500 調 剤 技 術 基 本 料 の 1 により 算 定 する (2) 薬 剤 管 理 指 導 料 の 1 は 抗 悪 性 腫 瘍 剤 免 疫 抑 制 剤 不 整 脈 用 剤 抗 てんかん 剤 血 液 凝 固 阻 止 剤 ジギタリス 製 剤 テオフィリン 製 剤 カリウム 製 剤 ( 注 射 薬 に 限 る ) 精 神 神 経 用 剤 糖 尿 病 用 剤 膵 臓 ホルモン 剤 又 は 抗 HIV 薬 が 投 薬 又 は 注 射 されている 患 者 に 対 して これらの 薬 剤 に 関 し 薬 学 的 管 理 指 導 を 行 った 場 合 に 算 定 する なお 具 体 医 学 - 39 -

的 な 対 象 薬 剤 については その 一 覧 を 厚 生 労 働 省 のホームページに 掲 載 している (3) 当 該 保 険 医 療 機 関 の 薬 剤 師 は 過 去 の 投 薬 注 射 及 び 副 作 用 発 現 状 況 等 を 患 者 又 はその 家 族 等 から 聴 取 し 当 該 医 療 機 関 及 び 可 能 な 限 り 他 の 医 療 機 関 における 投 薬 及 び 注 射 に 関 する 基 礎 的 事 項 を 把 握 する (4) 薬 剤 管 理 指 導 料 の 算 定 日 を 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 に 記 載 する (5) 当 該 保 険 医 療 機 関 の 薬 剤 師 が 患 者 ごとに 作 成 する 薬 剤 管 理 指 導 記 録 には 次 の 事 項 を 記 載 し 最 後 の 記 入 の 日 から 最 低 3 年 間 保 存 する 患 者 の 氏 名 生 年 月 日 性 別 入 院 年 月 日 退 院 年 月 日 診 療 録 の 番 号 投 薬 注 射 歴 副 作 用 歴 アレルギー 歴 薬 学 的 管 理 指 導 の 内 容 患 者 への 指 導 及 び 患 者 からの 相 談 事 項 薬 剤 管 理 指 導 等 の 実 施 日 記 録 の 作 成 日 及 びその 他 の 事 項 なお 薬 剤 管 理 指 導 記 録 を 診 療 録 等 とともに 管 理 する 場 合 にあっては 上 記 の 記 載 事 項 のうち 重 複 する 項 目 については 別 途 記 録 の 作 成 を 要 しない また 薬 剤 管 理 指 導 記 録 に 添 付 が 必 要 な 文 書 等 を 別 途 保 存 することは 差 し 支 えないが この 場 合 にあっては 薬 剤 管 理 指 導 記 録 と 当 該 文 書 等 を 速 やかに 突 合 できるような 管 理 体 制 を 整 備 すること (6) 注 2 の 麻 薬 管 理 指 導 加 算 は 本 指 導 料 を 算 定 している 患 者 のうち 麻 薬 が 投 与 され ている 患 者 に 対 して 投 与 される 麻 薬 の 服 用 に 関 する 注 意 事 項 等 に 関 し 必 要 な 薬 学 的 管 理 指 導 を 行 った 場 合 に 算 定 する (7) 薬 剤 管 理 指 導 料 を 算 定 している 患 者 に 投 薬 された 医 薬 品 について 当 該 保 険 医 療 機 関 の 薬 剤 師 が 以 下 の 情 報 を 知 ったときは 原 則 として 当 該 薬 剤 師 は 速 やかに 当 該 患 者 の 診 療 を 担 う 保 険 医 に 対 し 当 該 情 報 を 文 書 により 提 供 するとともに 当 該 保 険 医 に 相 談 の 上 必 要 に 応 じ 患 者 に 対 する 薬 学 的 管 理 指 導 を 行 うものとする ア 緊 急 安 全 性 情 報 安 全 性 速 報 イ 医 薬 品 医 療 機 器 等 安 全 性 情 報 (8) 注 2 の 麻 薬 管 理 指 導 加 算 の 算 定 に 当 たっては 前 記 の 薬 剤 管 理 指 導 記 録 に 少 なくと も 次 の 事 項 についての 記 載 がされていなければならない ア 麻 薬 に 係 る 薬 学 的 管 理 指 導 の 内 容 ( 麻 薬 の 服 薬 状 況 疼 痛 緩 和 の 状 況 等 ) イ 麻 薬 に 係 る 患 者 への 指 導 及 び 患 者 からの 相 談 事 項 ウ その 他 麻 薬 に 係 る 事 項 (9) 薬 剤 管 理 指 導 及 び 麻 薬 管 理 指 導 を 行 った 場 合 は 必 要 に 応 じ その 要 点 を 文 書 で 医 師 に 提 供 すること B008-2 薬 剤 総 合 評 価 調 整 管 理 料 (1) 薬 剤 総 合 評 価 調 整 管 理 料 は 内 服 を 開 始 して4 週 間 以 上 経 過 した 内 服 薬 が6 種 類 以 上 処 方 されている 入 院 中 の 患 者 以 外 の 患 者 に 対 して 複 数 の 薬 剤 の 投 与 により 期 待 される 効 果 と 副 作 用 の 可 能 性 等 について 当 該 患 者 の 病 状 及 び 生 活 状 況 等 に 伴 う 服 薬 アドヒアランス の 変 動 等 について 十 分 に 考 慮 した 上 で 総 合 的 に 評 価 を 行 い 処 方 内 容 を 検 討 した 結 果 処 方 される 内 服 薬 が 減 少 した 場 合 について 評 価 したものである (2) 薬 剤 総 合 評 価 調 整 管 理 料 は 当 該 保 険 医 療 機 関 で 処 方 された 内 服 薬 の 種 類 数 が2 種 類 以 上 減 少 し その 状 態 が4 週 間 以 上 継 続 すると 見 込 まれる 場 合 に 算 定 する ただし 他 の 保 険 医 療 機 関 から 投 薬 を 受 けていた 患 者 については 当 該 保 険 医 療 機 関 及 び 当 該 他 の 保 険 医 療 機 関 で 処 方 された 内 服 薬 を 合 計 した 種 類 数 から2 種 類 以 上 減 少 した 場 合 については 区 医 学 - 40 -

分 番 号 A250 に 掲 げる 薬 剤 総 合 評 価 調 整 加 算 と 合 わせて 1か 所 の 保 険 医 療 機 関 に 限 り 算 定 できることとする この 場 合 には 当 該 他 の 保 険 医 療 機 関 名 及 び 各 保 険 医 療 機 関 に おける 調 整 前 後 の 薬 剤 の 種 類 数 を 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 に 記 載 すること (3) 連 携 管 理 加 算 は 処 方 内 容 の 総 合 調 整 に 当 たって 薬 効 の 類 似 した 処 方 又 は 相 互 作 用 を 有 する 処 方 等 について 患 者 が 受 診 する 他 の 保 険 医 療 機 関 又 は 保 険 薬 局 に 照 会 を 行 った 場 合 及 び 当 該 他 の 保 険 医 療 機 関 等 からの 情 報 提 供 を 受 けて 処 方 内 容 の 調 整 又 は 評 価 を 行 い その 結 果 について 当 該 他 の 保 険 医 療 機 関 等 に 情 報 提 供 を 行 った 場 合 に 算 定 する (4) 受 診 時 において 当 該 患 者 が 処 方 されている 内 服 薬 のうち 頓 服 薬 については 内 服 薬 の 種 類 数 から 除 外 する また 服 用 を 開 始 して4 週 間 以 内 の 薬 剤 については 調 整 前 の 内 服 薬 の 種 類 数 から 除 外 する (5) 当 該 管 理 料 の 算 定 における 内 服 薬 の 種 類 数 の 計 算 に 当 たっては 錠 剤 カプセル 剤 散 剤 顆 粒 剤 及 び 液 剤 については 1 銘 柄 ごとに1 種 類 として 計 算 する (6) 医 師 が 内 服 薬 を 調 整 するに 当 たっては 評 価 した 内 容 や 調 整 の 要 点 を 診 療 録 に 記 載 する (7) 当 該 保 険 医 療 機 関 で 区 分 番 号 A250 に 掲 げる 薬 剤 総 合 評 価 調 整 加 算 又 は 薬 剤 総 合 評 価 調 整 管 理 料 を1 年 以 内 に 算 定 した 場 合 においては 前 回 の 算 定 に 当 たって 減 少 した 後 の 内 服 薬 の 種 類 数 から 更 に2 種 類 以 上 減 少 しているときに 限 り 新 たに 算 定 することができ る B009 診 療 情 報 提 供 料 (Ⅰ) (1) 診 療 情 報 提 供 料 (Ⅰ)は 医 療 機 関 間 の 有 機 的 連 携 の 強 化 及 び 医 療 機 関 から 保 険 薬 局 又 は 保 健 福 祉 関 係 機 関 への 診 療 情 報 提 供 機 能 の 評 価 を 目 的 として 設 定 されたものであり 両 者 の 患 者 の 診 療 に 関 する 情 報 を 相 互 に 提 供 することにより 継 続 的 な 医 療 の 確 保 適 切 な 医 療 を 受 けられる 機 会 の 増 大 医 療 社 会 資 源 の 有 効 利 用 を 図 ろうとするものである (2) 保 険 医 療 機 関 が 診 療 に 基 づき 他 の 機 関 での 診 療 の 必 要 性 等 を 認 め 患 者 に 説 明 し そ の 同 意 を 得 て 当 該 機 関 に 対 して 診 療 状 況 を 示 す 文 書 を 添 えて 患 者 の 紹 介 を 行 った 場 合 に 算 定 する (3) 紹 介 に 当 たっては 事 前 に 紹 介 先 の 機 関 と 調 整 の 上 下 記 の 紹 介 先 機 関 ごとに 定 める 様 式 又 はこれに 準 じた 様 式 の 文 書 に 必 要 事 項 を 記 載 し 患 者 又 は 紹 介 先 の 機 関 に 交 付 する また 交 付 した 文 書 の 写 しを 診 療 録 に 添 付 するとともに 診 療 情 報 の 提 供 先 からの 当 該 患 者 に 係 る 問 い 合 わせに 対 しては 懇 切 丁 寧 に 対 応 するものとする ア イ 及 びウ 以 外 の 場 合 別 紙 様 式 11 イ 市 町 村 又 は 指 定 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 等 別 紙 様 式 12から 別 紙 様 式 12の4まで ウ 介 護 老 人 保 健 施 設 別 紙 様 式 13 (4) 当 該 情 報 を 提 供 する 保 険 医 療 機 関 と 特 別 の 関 係 にある 機 関 に 情 報 提 供 が 行 われた 場 合 や 市 町 村 等 が 開 設 主 体 である 保 険 医 療 機 関 が 当 該 市 町 村 等 に 対 して 情 報 提 供 を 行 った 場 合 は 算 定 できない (5) A 保 険 医 療 機 関 には 検 査 又 は 画 像 診 断 の 設 備 がないため B 保 険 医 療 機 関 ( 特 別 の 関 係 にあるものを 除 く )に 対 して 診 療 状 況 を 示 す 文 書 を 添 えてその 実 施 を 依 頼 した 場 合 には 診 療 情 報 提 供 料 (Ⅰ)は 算 定 できる (6) (5)の 場 合 において B 保 険 医 療 機 関 が 単 に 検 査 又 は 画 像 診 断 の 設 備 の 提 供 にとどまる 場 合 には B 保 険 医 療 機 関 においては 診 療 情 報 提 供 料 (Ⅰ) 初 診 料 検 査 料 画 像 診 断 医 学 - 41 -

一 建 物 居 住 者 訪 問 看 護 指 導 料 の(4)に 掲 げる 疾 病 等 の 患 者 について 2つの 訪 問 看 護 ス テーションに 対 して 訪 問 看 護 指 示 書 を 交 付 する 場 合 には それぞれの 訪 問 看 護 指 示 書 に 他 の 訪 問 看 護 ステーションに 対 して 訪 問 看 護 指 示 書 を 交 付 している 旨 及 び 当 該 他 の 訪 問 看 護 ステーションの 名 称 を 記 載 すること (9) 注 3 に 規 定 する 衛 生 材 料 等 提 供 加 算 は 在 宅 療 養 において 衛 生 材 料 等 が 必 要 な 患 者 に 対 し 当 該 患 者 へ 訪 問 看 護 を 実 施 している 訪 問 看 護 ステーションから 提 出 された 訪 問 看 護 計 画 書 及 び 訪 問 看 護 報 告 書 を 基 に 療 養 上 必 要 な 量 について 判 断 の 上 必 要 かつ 十 分 な 量 の 衛 生 材 料 等 を 患 者 に 支 給 した 場 合 に 算 定 する (10) C002 在 宅 時 医 学 総 合 管 理 料 C002-2 施 設 入 居 時 等 医 学 総 合 管 理 料 C003 在 宅 がん 医 療 総 合 診 療 料 C005-2 在 宅 患 者 訪 問 点 滴 注 射 管 理 指 導 料 第 2 節 第 1 款 の 各 区 分 に 規 定 する 在 宅 療 養 指 導 管 理 料 を 算 定 した 場 合 は 注 3 の 加 算 は 当 該 管 理 料 等 に 含 まれ 別 に 算 定 できない C007-2 介 護 職 員 等 喀 痰 吸 引 等 指 示 料 (1) 介 護 職 員 等 喀 痰 吸 引 等 指 示 料 は 当 該 患 者 に 対 する 診 療 を 担 う 保 険 医 療 機 関 の 保 険 医 が 診 療 に 基 づき 訪 問 介 護 訪 問 入 浴 介 護 通 所 介 護 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 等 の 指 定 居 宅 サービス 事 業 者 その 他 別 に 厚 生 労 働 大 臣 が 定 めるものによる 社 会 福 祉 士 及 び 介 護 福 祉 士 法 施 行 規 則 ( 昭 和 62 年 厚 生 省 令 第 49 号 ) 第 1 条 各 号 に 掲 げる 医 師 の 指 示 の 下 に 行 われる 行 為 の 必 要 を 認 め 患 者 の 同 意 を 得 て 当 該 患 者 の 選 定 する 事 業 者 に 対 して 別 紙 様 式 34を 参 考 に 作 成 した 介 護 職 員 等 喀 痰 吸 引 等 指 示 書 に 有 効 期 限 (6 月 以 内 に 限 る )を 記 載 して 交 付 した 場 合 に 患 者 1 人 につき3 月 に1 回 に 限 り 算 定 する (2) たんの 吸 引 等 が 必 要 な 児 童 生 徒 等 が 受 診 した 場 合 主 治 医 が 円 滑 に 当 該 指 示 書 を 交 付 で きるように 都 道 府 県 教 育 委 員 会 等 は 登 録 特 定 行 為 事 業 者 に 関 する 公 示 内 容 を 確 認 し 都 道 府 県 医 師 会 に 登 録 特 定 行 為 事 業 者 たる 学 校 についての 情 報 提 供 を 行 い 協 力 すること C008 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 (1) 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 は 在 宅 での 療 養 を 行 っている 患 者 であって 疾 病 負 傷 のために 通 院 による 療 養 が 困 難 な 者 について 保 険 医 療 機 関 の 薬 剤 師 が 当 該 保 険 医 療 機 関 の 医 師 及 び 当 該 患 者 の 同 意 を 得 て 患 家 を 訪 問 して 薬 剤 管 理 指 導 記 録 に 基 づいて 直 接 患 者 又 はその 家 族 等 に 服 薬 指 導 服 薬 支 援 その 他 の 薬 学 的 管 理 指 導 を 行 った 場 合 に 算 定 する ただし 薬 学 的 管 理 指 導 の 対 象 となる 患 者 が 他 の 保 険 医 療 機 関 に 入 院 している 場 合 医 師 若 しくは 薬 剤 師 の 配 置 が 義 務 付 けられている 施 設 に 入 居 若 しくは 入 所 している 場 合 ( 給 付 調 整 告 示 等 に 規 定 する 場 合 を 除 く ) 又 は 現 に 他 の 保 険 医 療 機 関 若 しくは 保 険 薬 局 の 薬 剤 師 が 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 を 行 っている 場 合 には 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 は 算 定 できない (2) 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 の 1 は 在 宅 での 療 養 を 行 っている 患 者 ( 同 一 建 物 居 住 者 であるものを 除 く )に 対 して 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 の 2 は 同 一 建 物 居 住 者 であるものに 対 して 必 要 な 薬 学 的 管 理 指 導 を 行 った 場 合 に 算 定 する (3) 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 は 1 と 2 を 合 わせて1 月 に4 回 ( 末 期 の 悪 性 腫 瘍 の 患 者 及 び 中 心 静 脈 栄 養 法 の 対 象 患 者 については 週 2 回 かつ 月 8 回 )を 限 度 として 算 定 できるが その 場 合 であっても 薬 剤 師 1 人 につき 週 40 回 に 限 るものとする ただし 月 2 回 以 上 算 定 する 場 合 にあっては 本 指 導 料 を 算 定 する 日 の 間 隔 は6 日 以 上 とする なお この 場 合 には 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 に 当 該 算 定 日 を 記 載 すること 在 宅 - 22 -

(4) 当 該 保 険 医 療 機 関 の 薬 剤 師 は 指 導 に 当 たって 過 去 の 投 薬 及 び 副 作 用 発 現 状 況 等 の 基 礎 的 事 項 を 把 握 するとともに 指 導 の 対 象 となる 患 者 ごとに 薬 剤 管 理 指 導 記 録 を 作 成 する こと なお 当 該 薬 剤 管 理 指 導 記 録 には 次 の 事 項 を 記 載 し 最 後 の 記 入 の 日 から 最 低 3 年 間 保 存 すること ア 患 者 の 氏 名 生 年 月 日 性 別 住 所 診 療 録 の 番 号 イ 患 者 の 投 薬 歴 副 作 用 歴 アレルギー 歴 ウ 薬 学 的 管 理 指 導 の 内 容 ( 医 薬 品 の 保 管 状 況 服 薬 状 況 残 薬 の 状 況 重 複 投 薬 配 合 禁 忌 等 に 関 する 確 認 及 び 実 施 した 服 薬 支 援 措 置 を 含 む ) エ 患 者 への 指 導 及 び 患 者 からの 相 談 の 要 点 オ 訪 問 指 導 等 の 実 施 日 訪 問 指 導 を 行 った 薬 剤 師 の 氏 名 カ その 他 の 事 項 (5) 注 2 の 麻 薬 管 理 指 導 加 算 は 本 指 導 料 を 算 定 している 患 者 のうち 麻 薬 が 投 与 され ている 患 者 に 対 して 定 期 的 に 投 与 される 麻 薬 の 服 用 状 況 残 薬 の 状 況 及 び 保 管 状 況 に ついて 確 認 し 残 薬 の 適 切 な 取 扱 方 法 も 含 めた 保 管 取 扱 上 の 注 意 事 項 等 に 関 し 必 要 な 指 導 を 行 うとともに 麻 薬 による 鎮 痛 効 果 や 副 作 用 の 有 無 の 確 認 を 行 い 必 要 な 薬 学 的 管 理 指 導 を 行 った 場 合 に 算 定 する (6) 麻 薬 管 理 指 導 加 算 の 算 定 に 当 たっては (4)の 薬 剤 管 理 指 導 記 録 に 少 なくとも 次 の 事 項 について 記 載 しなければならないこと ア 麻 薬 に 係 る 薬 学 的 管 理 指 導 の 内 容 ( 麻 薬 の 保 管 管 理 状 況 服 薬 状 況 残 薬 の 状 況 疼 痛 緩 和 の 状 況 副 作 用 の 有 無 の 確 認 等 ) イ 麻 薬 に 係 る 患 者 家 族 への 指 導 相 談 事 項 ( 麻 薬 に 係 る 服 薬 指 導 残 薬 の 適 切 な 取 扱 方 法 も 含 めた 保 管 管 理 の 指 導 等 ) ウ 患 者 又 は 家 族 から 返 納 された 麻 薬 の 廃 棄 に 関 する 事 項 エ その 他 麻 薬 に 係 る 事 項 (7) 注 3 に 規 定 する 交 通 費 は 実 費 とする (8) 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 を 算 定 している 患 者 に 投 薬 された 医 薬 品 について 当 該 保 険 医 療 機 関 の 薬 剤 師 が 以 下 の 情 報 を 知 ったときは 原 則 として 当 該 薬 剤 師 は 速 やかに 在 宅 での 療 養 を 行 っている 患 者 の 診 療 を 担 う 保 険 医 に 対 し 当 該 情 報 を 文 書 により 提 供 する とともに 当 該 保 険 医 に 相 談 の 上 必 要 に 応 じ 患 者 に 対 する 薬 学 的 管 理 指 導 を 行 うもの とする ア 緊 急 安 全 性 情 報 安 全 性 速 報 イ 医 薬 品 医 療 機 器 等 安 全 性 情 報 (9) 同 居 する 同 一 世 帯 の 複 数 の 患 者 に 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 を 算 定 する 場 合 など 同 一 の 患 家 において2 人 以 上 の 患 者 を 指 導 した 場 合 には (2)の 規 定 にかかわらず 1 人 目 は 1 同 一 建 物 居 住 者 以 外 の 場 合 を 算 定 し 2 人 目 以 降 は 2 同 一 建 物 居 住 者 の 場 合 を 算 定 する C009 在 宅 患 者 訪 問 栄 養 食 事 指 導 料 (1) 在 宅 患 者 訪 問 栄 養 食 事 指 導 料 は 在 宅 での 療 養 を 行 っている 患 者 であって 疾 病 負 傷 のために 通 院 による 療 養 が 困 難 な 者 について 医 師 が 当 該 患 者 に 特 掲 診 療 料 の 施 設 基 準 等 に 規 定 する 特 別 食 を 提 供 する 必 要 性 を 認 めた 場 合 又 は 次 のいずれかに 該 当 するものとして 医 師 が 栄 養 管 理 の 必 要 性 を 認 めた 場 合 であって 当 該 医 師 の 指 示 に 基 づき 管 理 栄 養 士 が 在 宅 - 23 -

第 5 部 投 薬 < 通 則 > 1 投 薬 の 費 用 は 第 1 節 調 剤 料 第 2 節 処 方 料 第 3 節 薬 剤 料 第 4 節 特 定 保 険 医 療 材 料 料 及 び 第 6 節 調 剤 技 術 基 本 料 に 掲 げる 所 定 点 数 を 合 算 した 点 数 で 算 定 する ただし 処 方 せんを 交 付 した 場 合 は 第 5 節 処 方 せん 料 に 掲 げる 所 定 点 数 のみを 算 定 する なお 使 用 薬 剤 の 薬 価 ( 薬 価 基 準 )に 収 載 されている 臨 床 試 用 医 薬 品 を 使 用 した 場 合 は 薬 剤 料 は 算 定 せず 調 剤 料 処 方 料 特 定 保 険 医 療 材 料 料 調 剤 技 術 基 本 料 のみを 算 定 する 2 別 に 規 定 する 場 合 を 除 き 入 院 実 日 数 を 超 えて 投 薬 を 算 定 することができる 退 院 時 の 投 薬 については 服 用 の 日 の 如 何 にかかわらず 入 院 患 者 に 対 する 投 薬 として 扱 う 3 投 薬 時 における 薬 剤 の 容 器 は 原 則 として 保 険 医 療 機 関 から 患 者 へ 貸 与 するものとする な お 患 者 が 希 望 する 場 合 には 患 者 にその 実 費 負 担 を 求 めて 容 器 を 交 付 できるが 患 者 が 当 該 容 器 を 返 還 した 場 合 には 当 該 容 器 本 体 部 分 が 再 使 用 できるものについて 当 該 実 費 を 返 還 しな ければならない 4 患 者 に 直 接 投 薬 する 目 的 で 製 品 化 されている 薬 剤 入 りチューブ 及 び 薬 剤 入 り 使 い 捨 て 容 器 の ように 再 使 用 できない 薬 剤 の 容 器 については 患 者 に 容 器 代 金 を 負 担 させることは 認 められな い 5 保 険 医 療 機 関 が 患 者 に 喘 息 治 療 剤 の 施 用 のため 小 型 吸 入 器 及 び 鼻 腔 口 腔 内 治 療 剤 の 施 用 の ため 噴 霧 吸 入 用 器 具 ( 散 粉 器 )を 交 付 した 場 合 は 患 者 にその 実 費 負 担 を 求 めることができ るが 患 者 が 当 該 吸 入 器 を 返 還 した 場 合 には 当 該 実 費 を 返 還 しなければならない 6 入 院 中 の 患 者 に 月 をまたがって 投 与 した 薬 剤 は 投 薬 の 日 の 属 する 月 により 区 分 する 7 外 来 において 数 日 分 投 与 しその 薬 剤 を 入 院 後 も 服 用 する 場 合 この 入 院 後 服 用 の 分 の 請 求 区 分 は 服 用 の 日 の 如 何 にかかわらず 外 来 投 与 として 扱 う 8 被 保 険 者 が 保 険 医 より 薬 品 の 授 与 を 受 け 持 ち 帰 りの 途 中 又 は 自 宅 において 薬 品 を 紛 失 した ために( 天 災 地 変 の 他 やむを 得 ない 場 合 を 除 く ) 保 険 医 が 再 交 付 した 場 合 は その 薬 剤 の 費 用 は 被 保 険 者 の 負 担 とする 第 1 節 調 剤 料 F000 調 剤 料 (1) 入 院 中 の 患 者 以 外 の 患 者 に 係 る 調 剤 料 の 所 定 単 位 については 1 回 の 処 方 に 係 る 調 剤 料 として その 剤 数 日 数 又 は 調 剤 した 量 にかかわらず 1 の 所 定 点 数 を 処 方 料 算 定 時 に まとめて 算 定 する ただし 2 以 上 の 診 療 科 で 異 なる 医 師 が 処 方 した 場 合 は それぞれの 処 方 につき 調 剤 料 を 算 定 できる (2) トローチ 剤 又 は 亜 硝 酸 アミル 等 の 嗅 薬 噴 霧 吸 入 剤 については 外 用 薬 として 投 薬 に 係 る 費 用 を 算 定 する 例 えば トローチ 剤 の1 日 量 6 錠 3 日 分 は 18 錠 分 を1 調 剤 の 薬 剤 料 として 算 定 する (3) 外 泊 期 間 中 及 び 入 院 実 日 数 を 超 えた 部 分 について 調 剤 料 は 算 定 できない (4) 注 1 の 加 算 については 内 服 薬 浸 煎 薬 及 び 屯 服 薬 外 用 薬 等 の 区 分 剤 数 用 法 用 量 等 の 如 何 にかかわらず 入 院 中 の 患 者 以 外 の 患 者 に 対 して 投 薬 を 行 う 場 合 は1 処 方 に つき1 点 を また 入 院 中 の 患 者 に 対 して 投 薬 を 行 う 場 合 は1 日 につき1 点 を 所 定 点 数 に 投 薬 - 1 -

加 算 する なお コデインリン 酸 塩 散 1%のように 当 該 薬 剤 の 基 剤 が 麻 薬 等 に 属 してい ても 稀 釈 度 により 麻 薬 等 の 取 扱 いを 受 けていないものを 調 剤 又 は 処 方 した 場 合 には 対 象 とならない (5) 注 1 にいう 麻 薬 向 精 神 薬 覚 せい 剤 原 料 及 び 毒 薬 は 次 のとおりである ア 毒 薬 とは 医 薬 品 医 療 機 器 法 第 44 条 第 1 項 の 規 定 ( 同 施 行 規 則 第 204 条 別 表 第 3)に よる 毒 薬 をいう イ 向 精 神 薬 とは 麻 薬 及 び 向 精 神 薬 取 締 法 第 2 条 第 6 号 の 規 定 ( 同 法 別 表 第 3)による 向 精 神 薬 をいう (6) 注 2 については うがい 薬 のみの 投 薬 が 治 療 を 目 的 としないものである 場 合 には 算 定 しないことを 明 らかにしたものであり 治 療 を 目 的 とする 場 合 にあっては この 限 りで ない なお うがい 薬 とは 薬 効 分 類 上 の 含 嗽 剤 をいう (7) 注 3 の 湿 布 薬 とは 貼 付 剤 のうち 薬 効 分 類 上 の 鎮 痛 鎮 痒 収 斂 消 炎 剤 (ただ し 専 ら 皮 膚 疾 患 に 用 いるものを 除 く )をいう 第 2 節 処 方 料 F100 処 方 料 (1) 医 師 が 処 方 する 投 薬 量 については 予 見 することができる 必 要 期 間 に 従 ったものでなけ ればならず 30 日 を 超 える 長 期 の 投 薬 を 行 うに 当 たっては 長 期 の 投 薬 が 可 能 な 程 度 に 病 状 が 安 定 し 服 薬 管 理 が 可 能 である 旨 を 医 師 が 確 認 するとともに 病 状 が 変 化 した 際 の 対 応 方 法 及 び 当 該 保 険 医 療 機 関 の 連 絡 先 を 患 者 に 周 知 する なお 上 記 の 要 件 を 満 たさない 場 合 は 原 則 として 次 に 掲 げるいずれかの 対 応 を 行 うこ と ア 30 日 以 内 に 再 診 を 行 う イ 200 床 以 上 の 保 険 医 療 機 関 にあっては 患 者 に 対 して 他 の 保 険 医 療 機 関 (200 床 未 満 の 病 院 又 は 診 療 所 に 限 る )に 文 書 による 紹 介 を 行 う 旨 の 申 出 を 行 う ウ 患 者 の 病 状 は 安 定 しているものの 服 薬 管 理 が 難 しい 場 合 には 分 割 指 示 に 係 る 処 方 せ んを 交 付 する (2) 複 数 の 診 療 科 を 標 榜 する 保 険 医 療 機 関 において 2 以 上 の 診 療 科 で 異 なる 医 師 が 処 方 し た 場 合 は それぞれの 処 方 につき 処 方 料 を 算 定 する (3) 1 について ア 当 該 保 険 医 療 機 関 が 1 回 の 処 方 において 抗 不 安 薬 を3 種 類 以 上 睡 眠 薬 を3 種 類 以 上 抗 うつ 薬 を3 種 類 以 上 又 は 抗 精 神 病 薬 を3 種 類 以 上 投 与 ( 以 下 向 精 神 薬 多 剤 投 与 という )した 場 合 に 算 定 する ただし 以 下 の(イ)から(ハ)までのいずれかに 該 当 する 場 合 又 は 抗 うつ 薬 を3 種 類 若 しくは 抗 精 神 病 薬 を3 種 類 投 与 する 場 合 であって (ニ)に 該 当 する 場 合 には 1 の 所 定 点 数 は 算 定 せず 2 又 は 3 により 算 定 する なお この 場 合 においては 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 に 向 精 神 薬 多 剤 投 与 に 該 当 するが 1 の 所 定 点 数 を 算 定 しない 理 由 を 記 載 すること なお 臨 時 の 投 薬 等 のもの とは(イ)から(ハ)までのいずれかを 満 たすことをいい 患 者 の 病 状 等 によりやむを 得 ず 投 与 するもの とは (ニ)を 満 たすことをいう (イ) 精 神 疾 患 を 有 する 患 者 が 当 該 疾 患 の 治 療 のため 当 該 保 険 医 療 機 関 を 初 めて 受 投 薬 - 2 -

診 した 日 において 他 の 保 険 医 療 機 関 で 既 に 向 精 神 薬 多 剤 投 与 されている 場 合 の 連 続 した6か 月 間 この 場 合 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 に 当 該 保 険 医 療 機 関 の 初 診 日 を 記 載 すること (ロ) 向 精 神 薬 多 剤 投 与 に 該 当 しない 期 間 が1か 月 以 上 継 続 しており 向 精 神 薬 が 投 与 されている 患 者 について 当 該 患 者 の 症 状 の 改 善 が 不 十 分 又 はみられず 薬 剤 の 切 り 替 えが 必 要 であり 既 に 投 与 されている 薬 剤 と 新 しく 導 入 する 薬 剤 を 一 時 的 に 併 用 する 場 合 の 連 続 した3か 月 間 ( 年 2 回 までとする )この 場 合 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 に 薬 剤 の 切 り 替 えの 開 始 日 切 り 替 え 対 象 となる 薬 剤 名 及 び 新 しく 導 入 する 薬 剤 名 を 記 載 すること (ハ) 臨 時 に 投 与 した 場 合 ( 臨 時 に 投 与 した 場 合 とは 連 続 する 投 与 期 間 が2 週 間 以 内 又 は14 回 以 内 のものをいう 1 回 投 与 量 については 1 日 量 の 上 限 を 超 えないよ う 留 意 すること なお 投 与 中 止 期 間 が1 週 間 以 内 の 場 合 は 連 続 する 投 与 とみな して 投 与 期 間 を 計 算 する )なお 抗 不 安 薬 及 び 睡 眠 薬 については 臨 時 に 投 与 す る 場 合 についても 種 類 数 に 含 める この 場 合 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 に 臨 時 の 投 与 の 開 始 日 を 記 載 すること (ニ) 抗 うつ 薬 又 は 抗 精 神 病 薬 に 限 り 精 神 科 の 診 療 に 係 る 経 験 を 十 分 に 有 する 医 師 と して 別 紙 様 式 39を 用 いて 地 方 厚 生 ( 支 ) 局 長 に 届 け 出 たものが 患 者 の 病 状 等 によ りやむを 得 ず 投 与 を 行 う 必 要 があると 認 めた 場 合 なお ここでいう 精 神 科 の 診 療 に 係 る 経 験 を 十 分 に 有 する 医 師 とは 以 下 のいずれにも 該 当 するものであること 1 臨 床 経 験 を5 年 以 上 有 する 医 師 であること 2 適 切 な 保 険 医 療 機 関 において3 年 以 上 の 精 神 科 の 診 療 経 験 を 有 する 医 師 である こと なお ここでいう 適 切 な 保 険 医 療 機 関 とは 医 師 に 対 する 適 切 な 研 修 を 実 施 するため 常 勤 の 指 導 責 任 者 を 配 置 した 上 で 研 修 プログラムの 策 定 医 師 に 対 する 精 神 科 医 療 に 係 る 講 義 の 提 供 症 例 検 討 会 の 実 施 等 を 満 たす 保 険 医 療 機 関 を 指 す 3 精 神 疾 患 に 関 する 専 門 的 な 知 識 と ICD-10( 平 成 21 年 総 務 省 告 示 第 176 号 ( 統 計 法 第 28 条 及 び 附 則 第 3 条 の 規 定 に 基 づき, 疾 病, 傷 害 及 び 死 因 に 関 する 分 類 の 名 称 及 び 分 類 表 を 定 める 件 )の 3 の (1) 疾 病, 傷 害 及 び 死 因 の 統 計 分 類 基 本 分 類 表 に 規 定 する 分 類 をいう)においてF0からF9までの 全 てについて 主 治 医 として 治 療 した 経 験 を 有 すること 4 精 神 科 薬 物 療 法 に 関 する 適 切 な 研 修 を 修 了 していること イ 抗 不 安 薬 睡 眠 薬 抗 うつ 薬 及 び 抗 精 神 病 薬 の 種 類 数 は 一 般 名 で 計 算 する また 抗 不 安 薬 睡 眠 薬 抗 うつ 薬 及 び 抗 精 神 病 薬 の 種 類 については 別 紙 36を 参 考 にすること ウ 向 精 神 薬 多 剤 投 与 を 行 った 保 険 医 療 機 関 は 平 成 28 年 7 月 以 降 毎 年 度 4 月 7 月 10 月 1 月 に 前 月 までの3か 月 間 の 向 精 神 薬 多 剤 投 与 の 状 況 を 別 紙 様 式 40を 用 いて 地 方 厚 生 ( 支 ) 局 長 に 報 告 すること なお 平 成 28 年 7 月 の 報 告 については 平 成 28 年 6 月 の 向 精 神 薬 多 剤 投 与 の 状 況 を 平 成 28 年 度 診 療 報 酬 改 定 前 の 別 紙 様 式 40を 用 いて 報 告 す ることで 代 替 しても 差 し 支 えない (4) 2 において 処 方 料 における 内 服 薬 の 種 類 については 区 分 番 号 F200 薬 剤 の 注 3 における 内 服 薬 の 種 類 と 同 様 の 取 扱 いとする なお 当 該 処 方 に 係 る 内 服 薬 の 投 薬 - 3 -

投 薬 が6 種 類 以 下 の 場 合 又 は 外 用 薬 屯 服 薬 のみの 投 薬 の 場 合 は 3 で 算 定 する (5) 2 において 臨 時 的 に 内 服 薬 の 追 加 投 与 等 を 行 った 場 合 の 取 扱 いについては 区 分 番 号 F200 薬 剤 の(6)に 準 じるものとする (6) 注 2 の 加 算 は 内 服 薬 浸 煎 薬 及 び 屯 服 薬 外 用 薬 等 の 区 分 剤 数 用 法 用 量 等 の 如 何 にかかわらず 1 処 方 につき1 点 を 所 定 点 数 に 加 算 する (7) 複 数 の 診 療 科 を 標 榜 する 保 険 医 療 機 関 において 2 以 上 の 診 療 科 で 異 なる 医 師 が3 歳 未 満 の 乳 幼 児 に 対 して 処 方 を 行 った 場 合 は それぞれの 処 方 について 注 4 による 乳 幼 児 加 算 を 算 定 することができる (8) 特 定 疾 患 処 方 管 理 加 算 ア 特 定 疾 患 処 方 管 理 加 算 は 生 活 習 慣 病 等 の 厚 生 労 働 大 臣 が 別 に 定 める 疾 患 を 主 病 とす る 患 者 について プライマリ 機 能 を 担 う 地 域 のかかりつけ 医 師 が 総 合 的 に 病 態 分 析 を 行 い それに 基 づく 処 方 管 理 を 行 うことを 評 価 したものであり 診 療 所 又 は 許 可 病 床 数 が 200 床 未 満 の 病 院 においてのみ 算 定 する イ 処 方 期 間 が28 日 以 上 の 場 合 は 月 1 回 に 限 り1 処 方 につき65 点 を 加 算 する なお 同 一 暦 月 に 区 分 番 号 F100 処 方 料 と 区 分 番 号 F400 処 方 せん 料 を 算 定 する 場 合 にあっては 区 分 番 号 F100 処 方 料 又 は 区 分 番 号 F400 処 方 せん 料 のい ずれか 一 方 の 加 算 として 月 1 回 に 限 り 算 定 する ウ 処 方 期 間 が28 日 以 上 の 場 合 の 加 算 は 長 期 投 薬 の 際 の 病 態 分 析 及 び 処 方 管 理 の 評 価 の 充 実 を 図 るものであり 特 定 疾 患 に 対 する 薬 剤 の 処 方 期 間 が28 日 以 上 の 場 合 に 算 定 する ただし 当 該 患 者 に 処 方 された 薬 剤 の 処 方 期 間 が 全 て28 日 以 上 である 必 要 はない エ イに 該 当 する 場 合 以 外 の 場 合 には 月 2 回 に 限 り1 処 方 につき18 点 を 算 定 する なお 同 一 暦 月 に 処 方 料 と 処 方 せん 料 を 算 定 する 場 合 であっても 処 方 せん 料 の 当 該 加 算 と 合 わせて2 回 を 限 度 とする オ 主 病 とは 当 該 患 者 の 全 身 的 な 医 学 管 理 の 中 心 となっている 特 定 疾 患 をいうものであ り 2 以 上 の 診 療 科 にわたり 受 診 している 場 合 においては 主 病 と 認 められる 特 定 疾 患 の 治 療 に 当 たっている 診 療 科 においてのみ 算 定 する カ 特 定 疾 患 処 方 管 理 加 算 は 初 診 料 を 算 定 した 初 診 の 日 においても 算 定 できる キ 投 薬 は 本 来 直 接 本 人 を 診 察 した 上 で 適 切 な 薬 剤 を 投 与 すべきであるが やむを 得 ない 事 情 で 看 護 等 に 当 たっている 者 から 症 状 を 聞 いて 薬 剤 を 投 与 した 場 合 においても 算 定 で きる (9) 抗 悪 性 腫 瘍 剤 処 方 管 理 加 算 ア 注 7 に 規 定 する 抗 悪 性 腫 瘍 剤 処 方 管 理 加 算 については 入 院 中 の 患 者 以 外 の 悪 性 腫 瘍 の 患 者 に 対 して 抗 悪 性 腫 瘍 剤 による 投 薬 の 必 要 性 副 作 用 用 法 用 量 その 他 の 留 意 点 等 について 文 書 で 説 明 し 同 意 を 得 た 上 で 抗 悪 性 腫 瘍 剤 の 適 正 使 用 及 び 副 作 用 管 理 に 基 づく 処 方 管 理 のもとに 悪 性 腫 瘍 の 治 療 を 目 的 として 抗 悪 性 腫 瘍 剤 が 処 方 された 場 合 に 算 定 する イ 同 一 暦 月 に 区 分 番 号 F100 処 方 料 と 区 分 番 号 F400 処 方 せん 料 を 算 定 す る 場 合 にあっては 区 分 番 号 F100 処 方 料 又 は 区 分 番 号 F400 処 方 せん 料 のいずれか 一 方 の 加 算 として 月 1 回 に 限 り 算 定 する ウ 加 算 対 象 となる 抗 悪 性 腫 瘍 剤 は 薬 効 分 類 上 の 腫 瘍 用 薬 とする 投 薬 - 4 -

(10) 注 8 については 区 分 番 号 A000 初 診 料 の 注 2 又 は 注 3 区 分 番 号 A002 外 来 診 療 料 の 注 2 又 は 注 3 を 算 定 する 保 険 医 療 機 関 において 以 下 のアからコまでに 定 める 薬 剤 を 除 き 1 処 方 につき 投 与 期 間 が30 日 以 上 の 投 薬 を 行 った 場 合 には 所 定 点 数 の100 分 の60に 相 当 する 点 数 により 算 定 する ア 薬 効 分 類 が 抗 てんかん 剤 のもので てんかんに 対 して 用 いた 場 合 イ 薬 効 分 類 の 小 分 類 が 甲 状 腺 ホルモン 製 剤 のもので 甲 状 腺 の 障 害 に 対 して 用 いた 場 合 ウ 薬 効 分 類 が 副 腎 ホルモン 剤 のもので 副 腎 性 器 障 害 又 は 副 腎 皮 質 機 能 不 全 に 対 して 用 いた 場 合 エ 薬 効 分 類 が 卵 胞 ホルモン 及 び 黄 体 ホルモン 剤 のもので 卵 巣 除 去 後 機 能 不 全 又 はその 他 の 卵 巣 機 能 不 全 に 対 して 用 いた 場 合 オ 薬 効 分 類 の 小 分 類 が 合 成 ビタミンD 製 剤 のもので 副 甲 状 腺 機 能 低 下 症 又 は 偽 性 副 甲 状 腺 機 能 低 下 症 に 対 して 用 いた 場 合 カ 薬 効 分 類 が 乳 幼 児 用 剤 のもので フェニルケトン 尿 症 楓 糖 尿 症 ホモシスチン 尿 症 又 はガラクトース 血 症 に 対 して 用 いた 場 合 キ 薬 効 分 類 が 抗 ウイルス 剤 のもので 後 天 性 免 疫 不 全 症 候 群 の 病 原 体 に 感 染 している 者 に 対 して 用 いた 場 合 ク 薬 効 分 類 が 血 液 製 剤 類 のもので 血 友 病 の 者 に 対 して 用 いた 場 合 ケ 薬 効 分 類 がその 他 の 腫 瘍 用 薬 のもので 慢 性 骨 髄 性 白 血 病 に 対 して 用 いた 場 合 コ アからケまでの 内 服 薬 と 併 用 する 薬 効 分 類 が 健 胃 消 化 剤 のもので アからケまでに 該 当 する 疾 患 に 対 して 用 いた 場 合 (11) 注 9 については 区 分 番 号 F000 調 剤 料 の(6)に 準 じるものとする (12) 注 10 については 区 分 番 号 F000 調 剤 料 の(7)に 準 じるものとする (13) 注 11 に 規 定 する 外 来 後 発 医 薬 品 使 用 体 制 加 算 は 後 発 医 薬 品 の 品 質 安 全 性 安 定 供 給 体 制 等 の 情 報 を 収 集 評 価 し その 結 果 を 踏 まえ 後 発 医 薬 品 の 採 用 を 決 定 する 体 制 が 整 備 されている 保 険 医 療 機 関 を 評 価 したものであり 診 療 所 においてのみ 算 定 する (14) 外 来 後 発 医 薬 品 使 用 体 制 加 算 は 当 該 保 険 医 療 機 関 において 調 剤 した 後 発 医 薬 品 のある 先 発 医 薬 品 及 び 後 発 医 薬 品 を 合 算 した 規 格 単 位 数 量 に 占 める 後 発 医 薬 品 の 規 格 単 位 数 量 の 割 合 が60% 以 上 又 は70% 以 上 であるとともに 外 来 において 後 発 医 薬 品 (ジェネリック 医 薬 品 )の 使 用 を 積 極 的 に 行 っている 旨 を 当 該 保 険 医 療 機 関 の 見 やすい 場 所 に 掲 示 している 保 険 医 療 機 関 において 1 処 方 につき3 点 又 は4 点 を 所 定 点 数 に 加 算 する 第 3 節 薬 剤 料 F200 薬 剤 (1) 注 2 については 区 分 番 号 F100 処 方 料 の(3)に 準 じるものとする (2) 注 2 の 算 定 は 外 来 の 場 合 に 限 る なお 1 処 方 とは 処 方 料 の 算 定 単 位 となる 処 方 をいう (3) 1 回 の 処 方 において 2 種 類 以 上 の 内 服 薬 を 調 剤 する 場 合 には それぞれの 薬 剤 を 個 別 の 薬 包 等 に 調 剤 しても 服 用 時 点 及 び 服 用 回 数 が 同 じであるものについては 次 の 場 合 を 除 き1 剤 として 算 定 する ア 配 合 不 適 等 調 剤 技 術 上 の 必 要 性 から 個 別 に 調 剤 した 場 合 投 薬 - 5 -

イ 固 形 剤 と 内 用 液 剤 の 場 合 ウ 内 服 錠 とチュアブル 錠 等 のように 服 用 方 法 が 異 なる 場 合 (4) 注 1 における その 他 の 特 定 の 疾 患 とは 難 病 の 患 者 に 対 する 医 療 等 に 関 する 法 律 第 5 条 に 規 定 する 指 定 難 病 ( 同 法 第 7 条 第 4 項 に 規 定 する 医 療 受 給 者 証 を 交 付 されてい る 患 者 ( 同 条 第 1 項 各 号 に 規 定 する 特 定 医 療 費 の 支 給 認 定 に 係 る 基 準 を 満 たすものとして 診 断 を 受 けたものを 含 む )に 係 るものに 限 る ) 又 は 特 定 疾 患 治 療 研 究 事 業 につい て に 掲 げる 疾 患 ( 当 該 疾 患 に 罹 患 しているものとして 都 道 府 県 知 事 から 受 給 者 証 の 交 付 を 受 けているものに 限 る ただし スモンについては 過 去 に 公 的 な 認 定 を 受 けたことが 確 認 できる 場 合 等 を 含 む )をいう (5) 特 別 入 院 基 本 料 等 を 算 定 する 病 棟 を 有 する 病 院 の 長 期 入 院 患 者 に 係 る 入 院 期 間 の 算 定 は 当 該 特 別 入 院 基 本 料 等 を 算 定 する 病 棟 を 有 する 病 院 となる 以 前 からの 入 院 期 間 を 通 算 する また 入 院 期 間 の 算 定 は 第 1 章 第 2 部 入 院 料 等 の 通 則 の 例 に 準 じる (6) 注 3 の 多 剤 投 与 の 場 合 の 算 定 ア 注 3 の 算 定 は 外 来 の 場 合 に 限 り 1 処 方 のうち 内 服 薬 についてのみ 対 象 とす る この 場 合 の 種 類 については 次 のように 計 算 する なお 1 処 方 とは 処 方 料 の 算 定 単 位 となる 処 方 をいう (イ) 錠 剤 カプセル 剤 については 1 銘 柄 ごとに1 種 類 と 計 算 する (ロ) 散 剤 顆 粒 剤 及 び 液 剤 については 1 銘 柄 ごとに1 種 類 と 計 算 する (ハ) (ロ)の 薬 剤 を 混 合 して 服 薬 できるよう 調 剤 を 行 ったものについては 1 種 類 とす る (ニ) 薬 剤 料 に 掲 げる 所 定 単 位 当 たりの 薬 価 が205 円 以 下 の 場 合 には 1 種 類 とする イ 注 3 の 所 定 点 数 とは 1 処 方 のうちの 全 ての 内 服 薬 の 薬 剤 料 をいう ウ 注 3 の 算 定 は 常 態 として 投 与 する 内 服 薬 が7 種 類 以 上 の 場 合 に 行 い 臨 時 に 投 与 する 薬 剤 については 対 象 としない エ ウの 臨 時 に 投 与 する 薬 剤 とは 連 続 する 投 与 期 間 が2 週 間 以 内 のものをいい 2 週 間 を 超 える 投 与 期 間 の 薬 剤 にあっては 常 態 として 投 与 する 薬 剤 として 扱 う なお 投 与 中 止 期 間 が1 週 間 以 内 の 場 合 は 連 続 する 投 与 とみなして 投 与 期 間 を 計 算 する オ 臨 時 的 に 内 服 薬 の 追 加 投 与 等 を 行 った 結 果 1 処 方 につき 内 服 薬 が7 種 類 以 上 となる 場 合 において 傷 病 名 欄 からその 必 要 性 が 明 らかでない 場 合 には 診 療 報 酬 明 細 書 の 摘 要 欄 にその 必 要 性 を 記 載 する (7) 注 4 については 区 分 番 号 F100 処 方 料 の(10)に 準 じるものとする (8) ビタミン 剤 ア 注 5 に 規 定 するビタミン 剤 とは 内 服 薬 及 び 注 射 薬 をいうものであり また ビ タミンを 含 有 する 配 合 剤 を 含 むものである イ ビタミン 剤 に 係 る 薬 剤 料 が 算 定 できるのは 医 師 が 当 該 ビタミン 剤 の 投 与 が 有 効 であ ると 判 断 し 適 正 に 投 与 された 場 合 に 限 られるものであり 医 師 が 疾 患 の 特 性 により 投 与 の 必 要 性 を 認 める 場 合 のほか 具 体 的 には 次 のような 場 合 をいう ただし 薬 事 承 認 の 内 容 に 従 って 投 与 された 場 合 に 限 る (イ) 患 者 の 疾 患 又 は 症 状 の 原 因 がビタミンの 欠 乏 又 は 代 謝 障 害 であることが 明 らかで あり かつ 必 要 なビタミンを 食 事 により 摂 取 することが 困 難 である 場 合 ( 例 えば 投 薬 - 6 -

悪 性 貧 血 のビタミンB12の 欠 乏 等 診 察 及 び 検 査 の 結 果 から 当 該 疾 患 又 は 症 状 が 明 らかな 場 合 ) (ロ) 患 者 が 妊 産 婦 乳 幼 児 等 ( 手 術 後 の 患 者 及 び 高 カロリー 輸 液 療 法 実 施 中 の 患 者 を 含 む )であり 診 察 及 び 検 査 の 結 果 から 食 事 からのビタミンの 摂 取 が 不 十 分 であ ると 診 断 された 場 合 (ハ) 患 者 の 疾 患 又 は 症 状 の 原 因 がビタミンの 欠 乏 又 は 代 謝 障 害 であると 推 定 され か つ 必 要 なビタミンを 食 事 により 摂 取 することが 困 難 である 場 合 (ニ) 重 湯 等 の 流 動 食 及 び 軟 食 のうち 一 分 がゆ 三 分 がゆ 又 は 五 分 がゆを 食 している 場 合 (ホ) 無 菌 食 フェニールケトン 尿 症 食 楓 糖 尿 症 食 ホモシスチン 尿 症 食 又 はガラク トース 血 症 食 を 食 している 場 合 ウ ビタミン 剤 に 係 る 薬 剤 料 を 算 定 する 場 合 には 当 該 ビタミン 剤 の 投 与 が 必 要 かつ 有 効 と 判 断 した 趣 旨 を 具 体 的 に 診 療 録 及 び 診 療 報 酬 明 細 書 に 記 載 しなければならない ただ し 病 名 によりビタミン 剤 の 投 与 が 必 要 かつ 有 効 と 判 断 できる 場 合 は 趣 旨 を 診 療 報 酬 明 細 書 に 記 載 することは 要 しない (9) 注 7 については 区 分 番 号 F000 調 剤 料 の(6)に 準 じるものとする (10) 注 8 については 区 分 番 号 F000 調 剤 料 の(7)に 準 じるものとする 第 5 節 処 方 せん 料 F400 処 方 せん 料 (1) 医 師 が 処 方 する 投 薬 量 については 予 見 することができる 必 要 期 間 に 従 ったものでなけ ればならず 30 日 を 超 える 長 期 の 投 薬 を 行 うに 当 たっては 長 期 の 投 薬 が 可 能 な 程 度 に 病 状 が 安 定 し 服 薬 管 理 が 可 能 である 旨 を 医 師 が 確 認 するとともに 病 状 が 変 化 した 際 の 対 応 方 法 及 び 当 該 保 険 医 療 機 関 の 連 絡 先 を 患 者 に 周 知 する なお 上 記 の 要 件 を 満 たさない 場 合 は 原 則 として 次 に 掲 げるいずれかの 対 応 を 行 うこ と ア 30 日 以 内 に 再 診 を 行 う イ 200 床 以 上 の 保 険 医 療 機 関 にあっては 患 者 に 対 して 他 の 保 険 医 療 機 関 (200 床 未 満 の 病 院 又 は 診 療 所 に 限 る )に 文 書 による 紹 介 を 行 う 旨 の 申 出 を 行 う ウ 患 者 の 病 状 は 安 定 しているものの 服 薬 管 理 が 難 しい 場 合 には 分 割 指 示 に 係 る 処 方 せんを 交 付 する (2) 保 険 薬 局 で 保 険 調 剤 を 受 けさせるために 患 者 に 保 険 医 療 機 関 及 び 保 険 医 療 養 担 当 規 則 に 定 められている 様 式 の 完 備 した 処 方 せん( 院 外 処 方 せん)を 交 付 した 場 合 に 限 り 算 定 し その 処 方 せんに 処 方 した 剤 数 投 与 量 ( 日 分 数 ) 等 の 如 何 にかかわらず 1 回 として 算 定 する (3) 同 一 の 保 険 医 療 機 関 が 一 連 の 診 療 に 基 づいて 同 時 に 同 一 の 患 者 に2 枚 以 上 の 処 方 せ んを 交 付 した 場 合 は 1 回 として 算 定 する (4) 複 数 の 診 療 科 を 標 榜 する 保 険 医 療 機 関 において 2 以 上 の 診 療 科 で 異 なる 医 師 が 処 方 した 場 合 は それぞれの 処 方 につき 処 方 せん 料 を 算 定 することができる (5) 1 については 区 分 番 号 F100 処 方 料 の(3)に 準 じるものとする (6) 2 において 処 方 せん 料 における 内 服 薬 の 種 類 については 区 分 番 号 F200 投 薬 - 7 -

薬 剤 の 注 3 における 内 服 薬 の 種 類 と 同 様 の 取 扱 いとする なお 当 該 処 方 に 係 る 内 服 薬 の 投 薬 が6 種 類 以 下 の 場 合 又 は 外 用 薬 屯 服 薬 のみの 投 薬 の 場 合 は 3 で 算 定 する (7) 2 において 臨 時 的 に 内 服 薬 の 追 加 投 与 等 を 行 った 結 果 1 処 方 につき 内 服 薬 が7 種 類 以 上 となる 場 合 には 処 方 せんの 備 考 欄 にその 必 要 性 を 記 載 する その 他 臨 時 的 に 内 服 薬 の 追 加 投 与 を 行 った 場 合 の 取 扱 いについては 区 分 番 号 F20 0 薬 剤 の(6)に 準 じるものとする (8) 同 一 の 患 者 に 対 して 同 一 診 療 日 に 一 部 の 薬 剤 を 院 内 において 投 薬 し 他 の 薬 剤 を 院 外 処 方 せんにより 投 薬 することは 原 則 として 認 められない また 注 射 器 注 射 針 又 はその 両 者 のみを 処 方 せんにより 投 与 することは 認 められない (9) 注 2 については 区 分 番 号 F100 処 方 料 の(10)に 準 じるものとする (10) 乳 幼 児 加 算 特 定 疾 患 処 方 管 理 加 算 及 び 抗 悪 性 腫 瘍 剤 処 方 管 理 加 算 は 区 分 番 号 F10 0 処 方 料 の(7) (8) 又 は(9)に 準 じるものとする (11) 注 7 に 規 定 する 一 般 名 処 方 加 算 は 後 発 医 薬 品 のある 医 薬 品 について 薬 価 基 準 に 収 載 されている 品 名 に 代 えて 一 般 的 名 称 に 剤 形 及 び 含 量 を 付 加 した 記 載 ( 以 下 一 般 名 処 方 という )による 処 方 せんを 交 付 した 場 合 に 限 り 算 定 できるものであり 交 付 した 処 方 せんに 含 まれる 医 薬 品 のうち 後 発 医 薬 品 のある 全 ての 医 薬 品 (2 品 目 以 上 の 場 合 に 限 る )が 一 般 名 処 方 されている 場 合 には 一 般 名 処 方 加 算 1を 1 品 目 でも 一 般 名 処 方 さ れたものが 含 まれている 場 合 には 一 般 名 処 方 加 算 2を 処 方 せんの 交 付 1 回 につきそれぞ れ 加 算 する なお 一 般 名 処 方 とは 単 に 医 師 が 先 発 医 薬 品 か 後 発 医 薬 品 かといった 個 別 の 銘 柄 にこ だわらずに 処 方 を 行 っているものである また 一 般 名 処 方 を 行 った 場 合 の(6)の 取 扱 いにおいて 種 類 の 計 算 に 当 たっては 該 当 する 医 薬 品 の 薬 価 のうち 最 も 低 いものの 薬 価 とみなすものとする (12) 注 8 については 区 分 番 号 F000 調 剤 料 の(6)に 準 じるものとする (13) 注 9 については 区 分 番 号 F000 調 剤 料 の(7)に 準 じるものとする (14) 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 との 関 係 保 険 薬 局 に 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 を 依 頼 している 場 合 は 当 該 保 険 医 療 機 関 は 区 分 番 号 C 008 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 を 算 定 できない 保 険 薬 局 から 情 報 提 供 があった 場 合 は 当 該 保 険 医 療 機 関 は 文 書 を 診 療 録 に 貼 付 する なお 地 方 厚 生 ( 支 ) 局 長 に 届 出 を 行 った 保 険 薬 局 が 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 を 算 定 できるのは 月 に4 回 ( 末 期 の 悪 性 腫 瘍 の 患 者 及 び 中 心 静 脈 栄 養 法 の 対 象 患 者 については 週 2 回 かつ 月 8 回 )に 限 られる 第 6 節 調 剤 技 術 基 本 料 F500 調 剤 技 術 基 本 料 (1) 調 剤 技 術 基 本 料 は 重 複 投 薬 の 防 止 等 保 険 医 療 機 関 内 における 調 剤 の 管 理 の 充 実 を 図 る とともに 投 薬 の 適 正 を 確 保 することを 目 的 としており 薬 剤 師 が 常 態 として 勤 務 する 保 険 医 療 機 関 において 薬 剤 師 の 管 理 のもとに 調 剤 が 行 われた 場 合 に 患 者 1 人 につき 月 1 回 に 限 り 算 定 する (2) 同 一 医 療 機 関 において 同 一 月 内 に 処 方 せんの 交 付 がある 場 合 は 調 剤 技 術 基 本 料 は 算 定 できない (3) 同 一 月 に 区 分 番 号 B008 薬 剤 管 理 指 導 料 又 は 区 分 番 号 C008 在 宅 患 者 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 料 を 算 定 している 場 合 には 調 剤 技 術 基 本 料 は 算 定 しない 投 薬 - 8 -

(4) 院 内 製 剤 加 算 ア 注 3 の 院 内 製 剤 加 算 は 薬 価 基 準 に 収 載 されている 医 薬 品 に 溶 媒 基 剤 等 の 賦 形 剤 を 加 え 当 該 医 薬 品 とは 異 なる 剤 形 の 医 薬 品 を 院 内 製 剤 の 上 調 剤 した 場 合 に 次 の 場 合 を 除 き 算 定 できる (イ) 調 剤 した 医 薬 品 と 同 一 規 格 を 有 する 医 薬 品 が 薬 価 基 準 に 収 載 されている 場 合 (ロ) 散 剤 を 調 剤 した 場 合 (ハ) 液 剤 を 調 剤 する 場 合 であって 薬 事 承 認 の 内 容 が 用 時 溶 解 して 使 用 することと なっている 医 薬 品 を 交 付 時 に 溶 解 した 場 合 (ニ) 1 種 類 のみの 医 薬 品 を 水 に 溶 解 して 液 剤 とする 場 合 ( 安 定 剤 溶 解 補 助 剤 懸 濁 剤 等 製 剤 技 術 上 必 要 と 認 められる 添 加 剤 を 使 用 した 場 合 及 び 調 剤 技 術 上 ろ 過 加 温 滅 菌 行 為 をなす 必 要 があって これらの 行 為 を 行 った 場 合 を 除 く ) イ 上 記 アにかかわらず 剤 形 が 変 わらない 場 合 であっても 次 に 該 当 する 場 合 には 院 内 製 剤 加 算 が 算 定 できる ただし 調 剤 した 医 薬 品 と 同 一 規 格 を 有 する 医 薬 品 が 薬 価 基 準 に 収 載 されている 場 合 を 除 く (イ) 同 一 剤 形 の2 種 類 以 上 の 既 製 剤 ( 賦 形 剤 矯 味 矯 臭 剤 等 を 除 く )を 混 合 した 場 合 ( 散 剤 及 び 顆 粒 剤 を 除 く ) (ロ) 安 定 剤 溶 解 補 助 剤 懸 濁 剤 等 製 剤 技 術 上 必 要 と 認 められる 添 加 剤 を 加 えて 調 剤 した 場 合 (ハ) 調 剤 技 術 上 ろ 過 加 温 滅 菌 行 為 をなす 必 要 があって これらの 行 為 を 行 っ た 場 合 ウ ア イにかかわらず 調 剤 した 医 薬 品 を 原 料 とした 医 薬 品 の 承 認 内 容 と 異 なる 用 法 用 量 あるいは 効 能 効 果 で 用 いる 場 合 は 院 内 製 剤 加 算 は 算 定 できない (5) 注 5 については 区 分 番 号 F000 調 剤 料 の(6)に 準 じるものとする (6) 注 6 については 区 分 番 号 F000 調 剤 料 の(7)に 準 じるものとする 投 薬 - 9 -

第 6 部 注 射 < 通 則 > 1 注 射 に 係 る 費 用 は 第 1 節 注 射 料 第 2 節 薬 剤 料 及 び 第 3 節 特 定 保 険 医 療 材 料 料 ( 別 に 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 保 険 医 療 材 料 のうち 注 射 に 当 たり 使 用 したものの 費 用 に 限 る )に 掲 げる 所 定 点 数 を 合 算 した 点 数 によって 算 定 する 2 生 物 学 的 製 剤 注 射 加 算 (1) 通 則 3 の 生 物 学 的 製 剤 注 射 加 算 を 算 定 できる 注 射 薬 は トキソイド ワクチン 及 び 抗 毒 素 であり 注 射 の 方 法 にかかわらず 次 に 掲 げる 薬 剤 を 注 射 した 場 合 に 算 定 できる ア 局 乾 燥 組 織 培 養 不 活 化 狂 犬 病 ワクチン イ 組 換 え 沈 降 B 型 肝 炎 ワクチン( 酵 母 由 来 ) ウ 組 換 え 沈 降 B 型 肝 炎 ワクチン(チャイニーズ ハムスター 卵 巣 細 胞 由 来 ) エ 肺 炎 球 菌 ワクチン オ 髄 膜 炎 菌 ワクチン カ 沈 降 破 傷 風 トキソイド キ ク 局 ガスえそウマ 抗 毒 素 乾 燥 ガスえそウマ 抗 毒 素 ゲ 局 乾 燥 ジフテリアウマ 抗 毒 素 コ 局 乾 燥 破 傷 風 ウマ 抗 毒 素 サ 局 乾 燥 はぶウマ 抗 毒 素 シ 局 乾 燥 ボツリヌスウマ 抗 毒 素 ス 局 乾 燥 まむしウマ 抗 毒 素 (2) 区 分 番 号 G005 中 心 静 脈 注 射 又 は 区 分 番 号 G006 植 込 型 カテーテルによる 中 心 静 脈 注 射 の 回 路 より 生 物 学 的 製 剤 を 注 入 した 場 合 は 通 則 3 の 加 算 を 算 定 できる 3 精 密 持 続 点 滴 注 射 加 算 (1) 通 則 4 の 精 密 持 続 点 滴 注 射 は 自 動 輸 液 ポンプを 用 いて1 時 間 に30mL 以 下 の 速 度 で 体 内 ( 皮 下 を 含 む ) 又 は 注 射 回 路 に 薬 剤 を 注 入 することをいう (2) 1 歳 未 満 の 乳 児 に 対 して 精 密 持 続 点 滴 注 射 を 行 う 場 合 は 注 入 する 薬 剤 の 種 類 にかかわ らず 算 定 できるが それ 以 外 の 者 に 対 して 行 う 場 合 は 緩 徐 に 注 入 する 必 要 のあるカテコ ールアミン βブロッカー 等 の 薬 剤 を 医 学 的 必 要 性 があって 注 入 した 場 合 に 限 り 算 定 する (3) 区 分 番 号 G003 抗 悪 性 腫 瘍 剤 局 所 持 続 注 入 の 実 施 時 に 精 密 持 続 点 滴 を 行 った 場 合 は 通 則 4 の 加 算 を 算 定 できる (4) 区 分 番 号 G005 中 心 静 脈 注 射 又 は 区 分 番 号 G006 植 込 型 カテーテルによる 中 心 静 脈 注 射 の 回 路 より 精 密 持 続 点 滴 注 射 を 行 った 場 合 は 通 則 4 の 加 算 を 算 定 でき る 4 外 来 化 学 療 法 加 算 (1) 通 則 6 に 規 定 する 外 来 化 学 療 法 加 算 については 入 院 中 の 患 者 以 外 の 悪 性 腫 瘍 等 の 患 者 に 対 して 抗 悪 性 腫 瘍 剤 等 による 注 射 の 必 要 性 副 作 用 用 法 用 量 その 他 の 留 意 点 等 について 文 書 で 説 明 し 同 意 を 得 た 上 で 外 来 化 学 療 法 に 係 る 専 用 室 において 悪 性 腫 瘍 等 の 治 療 を 目 的 として 抗 悪 性 腫 瘍 剤 等 が 投 与 された 場 合 に 投 与 された 薬 剤 に 従 い い ずれかの 主 たる 加 算 の 所 定 点 数 を 算 定 する 同 一 日 に 外 来 化 学 療 法 加 算 Aと 外 来 化 学 療 法 注 射 - 1 -

加 算 Bは 併 せて 算 定 できない (2) 外 来 化 学 療 法 加 算 1を 届 出 た 保 険 医 療 機 関 において 外 来 化 学 療 法 加 算 1を 算 定 するに 当 たり 当 該 保 険 医 療 機 関 で 実 施 される 化 学 療 法 のレジメン( 治 療 内 容 )の 妥 当 性 を 評 価 し 承 認 する 委 員 会 ( 他 の 保 険 医 療 機 関 と 連 携 し 共 同 で 開 催 する 場 合 を 含 む )において 承 認 され 登 録 されたレジメンを 用 いて 治 療 を 行 ったときのみ 算 定 でき それ 以 外 の 場 合 には 外 来 化 学 療 法 加 算 1 及 び2は 算 定 できない (3) 外 来 化 学 療 法 加 算 Aは 薬 効 分 類 上 の 腫 瘍 用 薬 を 区 分 番 号 G000 皮 内 皮 下 及 び 筋 肉 内 注 射 以 外 により 投 与 した 場 合 に 算 定 する なお この 場 合 において 引 き 続 き 薬 効 分 類 上 の 腫 瘍 用 薬 を 用 いて 入 院 中 の 患 者 以 外 の 患 者 に 対 して 在 宅 自 己 注 射 指 導 管 理 に 係 る 自 己 注 射 に 関 する 指 導 管 理 を 行 った 場 合 であっても 同 一 月 に 区 分 番 号 C101 在 宅 自 己 注 射 指 導 管 理 料 は 算 定 できない (4) 外 来 化 学 療 法 加 算 Bは 次 に 掲 げるいずれかの 投 与 を 行 った 場 合 に 限 り 算 定 する なお この 場 合 において 引 き 続 き 次 に 掲 げる 製 剤 を 用 いて 入 院 中 の 患 者 以 外 の 患 者 に 対 して 在 宅 自 己 注 射 指 導 管 理 に 係 る 自 己 注 射 に 関 する 指 導 管 理 を 行 った 場 合 であっても 同 一 月 に 区 分 番 号 C101 在 宅 自 己 注 射 指 導 管 理 料 は 算 定 できない ア 関 節 リウマチ クローン 病 ベーチェット 病 強 直 性 脊 椎 炎 潰 瘍 性 大 腸 炎 尋 常 性 乾 癬 関 節 症 性 乾 癬 膿 疱 性 乾 癬 又 は 乾 癬 性 紅 皮 症 の 患 者 に 対 してインフリキシマブ 製 剤 を 投 与 した 場 合 イ 関 節 リウマチ 多 関 節 に 活 動 性 を 有 する 若 年 性 特 発 性 関 節 炎 全 身 型 若 年 性 特 発 性 関 節 炎 又 はキャッスルマン 病 の 患 者 に 対 してトシリズマブ 製 剤 を 投 与 した 場 合 ウ 関 節 リウマチの 患 者 に 対 してアバタセプト 製 剤 を 投 与 した 場 合 エ 多 発 性 硬 化 症 の 患 者 に 対 してナタリズマブ 製 剤 を 投 与 した 場 合 5 特 定 入 院 料 等 注 射 の 手 技 料 を 含 む 点 数 を 算 定 した 場 合 は 通 則 3 通 則 4 及 び 通 則 5 の 加 算 は 算 定 できない なお 使 用 薬 剤 の 薬 価 ( 薬 価 基 準 )に 収 載 されている 臨 床 試 用 医 薬 品 を 使 用 した 場 合 は 第 2 節 薬 剤 料 は 算 定 せず 第 1 節 注 射 料 及 び 第 3 節 特 定 保 険 医 療 材 料 料 のみ 算 定 する 6 心 臓 内 注 射 及 び 痔 核 注 射 等 の 第 1 節 に 掲 げられていない 注 射 のうち 簡 単 なものに 係 る 費 用 に ついては 第 2 節 薬 剤 料 に 掲 げる 所 定 点 数 のみ 算 定 する ただし 胸 腔 注 入 前 房 注 射 副 鼻 腔 注 入 及 び 気 管 支 カテーテル 薬 液 注 入 法 については 第 2 章 第 9 部 処 置 に 掲 げる 所 定 点 数 をそ れぞれ 算 定 し これらに 係 る 薬 剤 料 の 算 定 に 関 しては 第 2 章 第 5 部 投 薬 の 区 分 番 号 F20 0 薬 剤 の(4) (5) 及 び(7)の 例 による 7 区 分 番 号 G001 静 脈 内 注 射 区 分 番 号 G004 点 滴 注 射 区 分 番 号 G005 中 心 静 脈 注 射 又 は 区 分 番 号 G006 植 込 型 カテーテルによる 中 心 静 脈 注 射 のうち2 以 上 を 同 一 日 に 併 せて 行 った 場 合 は 主 たるものの 所 定 点 数 のみ 算 定 する 8 区 分 番 号 G004 点 滴 注 射 区 分 番 号 G005 中 心 静 脈 注 射 及 び 区 分 番 号 G00 6 植 込 型 カテーテルによる 中 心 静 脈 注 射 の 回 路 に 係 る 費 用 並 びに 穿 刺 部 位 のガーゼ 交 換 等 の 処 置 料 及 び 材 料 料 については それぞれの 所 定 点 数 に 含 まれ 別 に 算 定 できない 9 人 工 腎 臓 の 回 路 より 注 射 を 行 った 場 合 は 当 該 注 射 に 係 る 費 用 は 別 に 算 定 できない 第 1 節 注 射 料 注 射 - 2 -

01 に 掲 げる 在 宅 患 者 訪 問 診 療 料 を 算 定 する 日 に 患 家 において 当 該 訪 問 診 療 と 併 せて 末 梢 留 置 型 中 心 静 脈 注 射 用 カテーテル 挿 入 を 行 った 場 合 は カテーテルの 材 料 料 及 び 手 技 料 は 別 に 算 定 できる G005-4 カフ 型 緊 急 時 ブラッドアクセス 用 留 置 カテーテル 挿 入 (1) 本 カテーテルの 材 料 料 及 び 手 技 料 は1 週 間 に1 回 を 限 度 として 算 定 できる (2) カテーテル 挿 入 時 の 局 所 麻 酔 の 手 技 料 は 別 に 算 定 できず 使 用 薬 剤 の 薬 剤 料 は 別 に 算 定 できる G006 植 込 型 カテーテルによる 中 心 静 脈 注 射 (1) 植 込 型 カテーテルにより 中 心 静 脈 栄 養 を 行 った 場 合 は 本 区 分 により 算 定 する (2) 植 込 型 カテーテルによる 中 心 静 脈 注 射 により 高 カロリー 輸 液 を 行 っている 場 合 であって も 必 要 に 応 じ 食 事 療 養 又 は 生 活 療 養 を 行 った 場 合 は 入 院 時 食 事 療 養 (I) 若 しくは 入 院 時 食 事 療 養 (Ⅱ) 又 は 入 院 時 生 活 療 養 (I)の 食 事 の 提 供 たる 療 養 に 係 る 費 用 若 しくは 入 院 時 生 活 療 養 (Ⅱ)の 食 事 の 提 供 たる 療 養 に 係 る 費 用 を 別 に 算 定 できる (3) 区 分 番 号 C104 在 宅 中 心 静 脈 栄 養 法 指 導 管 理 料 を 算 定 している 患 者 (これに 係 る 在 宅 療 養 指 導 管 理 材 料 加 算 又 は 薬 剤 料 若 しくは 特 定 保 険 医 療 材 料 料 のみを 算 定 している 者 を 含 み 入 院 中 及 び 医 療 型 短 期 入 所 サービス 費 又 は 医 療 型 特 定 短 期 入 所 サービス 費 を 算 定 している 短 期 入 所 中 の 者 を 除 く )については 植 込 型 カテーテルによる 中 心 静 脈 注 射 の 費 用 は 算 定 できない G009 脳 脊 髄 腔 注 射 検 査 処 置 を 目 的 とする 穿 刺 と 同 時 に 実 施 した 場 合 は 当 該 検 査 若 しくは 処 置 又 は 脳 脊 髄 腔 注 射 のいずれかの 所 定 点 数 を 算 定 する G010 関 節 腔 内 注 射 検 査 処 置 を 目 的 とする 穿 刺 と 同 時 に 実 施 した 場 合 は 当 該 検 査 若 しくは 処 置 又 は 関 節 腔 内 注 射 のいずれかの 所 定 点 数 を 算 定 する G012 結 膜 下 注 射 (1) 両 眼 に 行 った 場 合 は それぞれに 片 眼 ごとの 所 定 点 数 を 算 定 する (2) 結 膜 下 注 射 又 は 眼 球 注 射 の 実 施 時 に 使 用 された 麻 薬 については 通 則 5 の 加 算 は 算 定 できない G012-2 自 家 血 清 の 眼 球 注 射 眼 球 注 射 に 際 し 患 者 の 血 液 を 採 取 する 場 合 は 所 定 点 数 に 採 血 料 を 加 算 して 算 定 する G016 硝 子 体 内 注 射 両 眼 に 行 った 場 合 は それぞれに 片 眼 ごとの 所 定 点 数 を 算 定 する G017 腋 窩 多 汗 症 注 射 ( 片 側 につき) 同 一 側 の2 箇 所 以 上 に 注 射 を 行 った 場 合 においても 1 回 のみの 算 定 とする 第 2 款 無 菌 製 剤 処 理 料 G020 無 菌 製 剤 処 理 料 (1) 無 菌 製 剤 処 理 とは 無 菌 室 クリーンベンチ 安 全 キャビネット 等 の 無 菌 環 境 において 無 菌 化 した 器 具 を 用 いて 製 剤 処 理 を 行 うことをいう 無 菌 製 剤 処 理 は 常 勤 の 薬 剤 師 が 行 うとともに その 都 度 当 該 処 理 に 関 する 記 録 を 整 注 射 - 6 -