PART2 喫 煙 ががんを 引 き 起 こす 仕 組 みとそのリスクについて 前 回 のメールマガジンで 和 歌 山 における 肺 がん での 死 亡 率 喫 煙 とがん( 肺 がん)の 関 係 について お 伝 えしました 今 回 は 喫 煙 がどうしてがんを 引 き 起 こし また がんのリス



Similar documents
各論_1章〜7章.indd

Microsoft Word - 2章.doc

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

Microsoft Word - 3大疾病保障特約付団体信用生命保険の概要_村上.docx

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

< F2D874491E682528FCD2091E DF C A2E>

Microsoft Word - 目次.doc

Taro-iryouhoken

○00表紙

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

主 要 な が ん 治 療 に つ い て 入 院 に か か る 医 療 費 の 支 払 い か ら 計 算 し た も の で す 例 え ば 胃 が ん に つ い て は 平 均 入 院 費 は 総 額 約 万 円 で 自 己 負 担 額 は 約 3 3 万 円 程 度 必 要

目次

(Microsoft Word _10\214\216\222\262\215\270\203\212\203\212\201[\203X_\215\305\217I\215e.doc)

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

FP知年金_-D-_[本文].indb

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63>

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

Microsoft Word - H27報告書

診療行為コード

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与


1.H26年エイズ発生動向年報ー概要

スライド 1

tokutei2-7.xls

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

<947A957A8E9197BF C E786C73>

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

相 談 窓 口 独 立 行 政 法 人 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 救 済 制 度 相 談 窓 口 (フリーダイヤル) IP 電 話 等 の 方 でフリーダイヤルが 御 利 用 になれない 場 合 は ( 有 料 )を 御 利 用 くだ

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

(\202g22\214\366\225\\.xls)

自 分 にあった 健 康 保 険 を 見 つけよう! それぞれの 健 康 保 険 の 特 徴 を 踏 まえ 自 分 にあった 健 康 保 険 を 選 ぶようにしましょう! 今 までの 収 入 扶 養 家 族 の 有 無 によって どの 健 康 保 険 に 加 入 するとメリットがあるか 参 考 にし

職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

< DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

m07 北見工業大学 様式①

スライド 1

1 資 料 編 我 が 国 の 人 口 の 推 移 厚 労 働 全 般 平 成 24 年 版 厚 労 働 白 書 5

Taro-H19退職金(修正版).jtd

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

(Microsoft Word - \213\213\227^\201E\222\350\210\365\212\307\227\235\214\366\225\\\201iH \)\201iHP\227p\201j.doc)

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

Microsoft PowerPoint - 390

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

目  次

育休代替任期付職員制度について

( 前 ページから 続 く) 次 のいずれかに 該 するかたは 受 給 できません 施 設 に 入 所 しているかた 病 院 に3か 月 を 超 えて 続 けて 入 院 しているかた 受 給 者 本 人 または 扶 養 義 務 者 等 の 所 得 が 制 限 額 ( 別 表 1P.135)の 限 度

39_1

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

事務連絡

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

①表紙

PowerPoint プレゼンテーション

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

10w.xdw

< F2D F97CC8EFB8F BE8DD78F9192CA926D>

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

平成22年度標茶町の給与・定員管理の公表

平成24年度 福島県患者調査の概況(厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課 保健統計室:H )

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

<4D F736F F F696E74202D2082C882E982D982C DD8ED88EE688F882CC82B582AD82DD C668DDA9770>

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

「節電に対する生活者の行動・意識

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

Microsoft Word - 第74号 結婚・子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

●幼児教育振興法案

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

PowerPoint プレゼンテーション

(5) 給 与 改 定 の 状 況 には 事 委 員 会 が 設 置 されていないため 勧 告 はありません 1 月 例 給 民 間 給 与 公 務 員 給 与 A B 24 年 度 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 AB ( 改 定

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

駐 車 場 管 理 規 程

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

別記

<904588F582CC8B8B975E814592E888F58AC7979D82CC8CF6955C E348DEC90AC2E786C73>

資料2 利用者負担(保育費用)

Transcription:

~ 和 歌 山 がん 予 防 シリーズ ~ PART1 がん と 喫 煙 の 関 連 は? 私 たちが 生 活 している 和 歌 山 は 緑 が 多 く 自 然 が 豊 かな 地 域 です その 一 方 で 和 歌 山 は 以 前 から 喫 煙 率 が 高 い 県 として 有 名 なのはご 存 知 ですか? 厚 生 労 働 省 の 調 査 ( 平 成 22 年 11 月 実 施 )の 中 で20 歳 以 上 の 男 性 のうち 習 慣 的 に 喫 煙 している 者 の 割 合 は 和 歌 山 は44.7%で 全 国 2 位 との 発 表 がありました 日 本 の 研 究 によると 喫 煙 とがんの 関 連 は 強 く 特 に 肺 がんでの 死 亡 は 全 死 亡 のうち 男 性 で70% 女 性 で20%は 喫 煙 が 原 因 だと 考 えられています そのため 国 は 今 回 がん 対 策 推 進 基 本 計 画 の 見 直 しにより 平 成 34 年 度 までに 成 人 喫 煙 率 を12% 未 成 年 者 の 喫 煙 率 を0%にすること がんの 早 期 発 見 のため がん 検 診 の 受 診 率 を5 年 以 内 に50% ( 胃 肺 大 腸 は 当 面 40%)を 達 成 することを 目 標 としました ちなみに 和 歌 山 はがんによる 死 亡 特 に 肺 がんによる 死 亡 が 多 いのはご 存 知 ですか? 直 近 の 統 計 である 平 成 22 年 度 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 によると 人 口 10 万 人 あたりの 県 内 の 肺 がん による 死 亡 率 は 男 性 が 全 国 1 位 女 性 が 全 国 3 位 と 非 常 に 高 い 死 亡 率 となっております 肺 がんによる 死 亡 率 の 高 さは 喫 煙 率 の 高 さに 対 応 しているかもしれません 今 後 和 歌 山 支 部 でも 加 入 者 の 皆 様 の 将 来 にわたる 健 康 管 理 のお 手 伝 いとしまして がんやその 予 防 に 関 するコラムや 資 料 などをメールマガジンを 介 して 情 報 提 供 していき 皆 様 に がんに 対 する 知 識 やがん 予 防 の 意 識 をお 持 ちいただきたいと 考 えています

PART2 喫 煙 ががんを 引 き 起 こす 仕 組 みとそのリスクについて 前 回 のメールマガジンで 和 歌 山 における 肺 がん での 死 亡 率 喫 煙 とがん( 肺 がん)の 関 係 について お 伝 えしました 今 回 は 喫 煙 がどうしてがんを 引 き 起 こし また がんのリスク(がんになる またはがんで 死 亡 する 危 険 性 ) を 高 めるのか?について 特 集 します! タバコの 煙 には 4700 種 類 もの 化 学 物 質 が 含 まれており そのうち200 種 類 以 上 が 有 害 物 質 です その 中 には ベンゾピレンやベンゼンなど 69 種 類 以 上 の 発 がん 物 質 も 含 まれています 発 がん 物 質 は 放 射 性 物 質 と 同 じように 遺 伝 子 (DNA)に 損 傷 を 与 えます こうした 遺 伝 子 の 損 傷 が がん 遺 伝 子 がん 抑 制 遺 伝 子 DNA 修 復 遺 伝 子 などに 蓄 積 することによって 細 胞 ががん 化 すると 考 えられています 喫 煙 によってがんのリスク(がんになる またはがんで 死 亡 する 危 険 性 )がどれくらい 上 昇 するかは 相 対 リスク という 数 値 で 表 すことができます これは タバコを 吸 わない 人 を1とした 場 合 タバコを 吸 っている 人 のリスクが 何 倍 になるかを 示 します 喫 煙 によるがん 死 亡 の 相 対 リスクは 男 性 で2.0 倍 女 性 で1.6 倍 といわれています 男 性 の 方 が 女 性 に 比 べて 高 いのは 同 じ 喫 煙 者 でも 男 性 のほうが 喫 煙 本 数 が 多 く 喫 煙 年 数 が 長 いため であると 考 えられます がんの 原 因 のうち 喫 煙 がどのくらいの 割 合 を 占 めるかを 表 す 指 標 である 人 口 寄 与 危 険 割 合 は がん 全 体 で 男 性 が39% 女 性 が5%といわれています 喫 煙 とがんの 関 連 については これまでさまざまな 研 究 が 行 われ 国 際 機 関 などによって 総 括 されて きましたがこれらの 報 告 書 は 一 貫 して 喫 煙 が 肺 がんをはじめとするさまざまながんの 原 因 となると 結 論 づけています また タバコはがん 以 外 にも 様 々な 病 気 を 引 き 起 こします その 結 果 タバコが 原 因 で 日 本 では 年 間 13 万 人 もの 人 が 死 亡 しているのをご 存 知 でしょうか? 喫 煙 している 方 も これを 機 に ご 自 身 の 健 康 を 見 つめ 直 していただく 機 会 になれば 幸 いです 次 回 は 禁 煙 の 効 果 などについて 特 集 します!

PART3 禁 煙 の 効 果 とその 難 しさについて 前 回 までは がんと 喫 煙 の 関 連 及 びそのリスクについてお 伝 えしましたが 今 回 は 禁 煙 の 効 果 と その 難 しさについて 特 集 します! 禁 煙 はがんに 対 する 予 防 にもなります 禁 煙 した 人 とタバコを 吸 い 続 けた 人 とを 比 べると ほとんどの がんのリスク(がんになる がんで 死 亡 するリスク)が 低 くなるといわれています 禁 煙 してからの 期 間 が 長 くなるほど がんのリスクは 低 くなります 子 宮 頸 がんでは 禁 煙 後 急 速 に リスクが 下 がり その 後 タバコを 吸 ったことがない 人 のレベルまで 下 がるといわれています 喉 頭 がんでも 禁 煙 後 急 速 にリスクが 低 くなり 10~15 年 でリスクが 約 60% 低 くなるといわれています 肺 がんは 禁 煙 後 5~9 年 でリスクが 下 がり 始 めますが 禁 煙 後 のリスクがタバコを 吸 ったことのない 人 のレベルまで 下 がることは 難 しいといわれています 禁 煙 する 年 齢 が 若 いほど 禁 煙 の 効 果 は 大 きくなり ますが 何 歳 で 禁 煙 をしてもリスクは 低 くなることが 報 告 されています また タバコは がん 以 外 にも 冠 動 脈 心 疾 患 ( 狭 心 症 心 筋 梗 塞 など)や 脳 卒 中 など 循 環 器 の 病 気 肺 炎 や 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 (COPD)など 呼 吸 器 の 病 気 の 原 因 にもなります よくタバコは 百 害 あって 一 利 なし といわれますが まさにそのとおりなのかもしれません 禁 煙 することによって 様 々な 病 気 になる 危 険 性 も 下 がってきます メールマガジンをご 愛 読 いただいている 方 で 今 タバコを 吸 われている 方 は ご 自 身 ご 家 族 のためにも これを 機 会 に 真 剣 に 禁 煙 に 取 組 んでみませんか? しかし 今 タバコを 吸 っている 人 の 中 には 過 去 に 禁 煙 しようとして 失 敗 したり 挫 折 された 方 も 多 い のではないのでしょうか なかなか 禁 煙 できないのには 医 学 的 にも 根 拠 があります タバコに 含 まれている 有 害 物 質 の 中 に ニコチン という 化 学 物 質 があります このニコチンは タバコの3 大 危 険 物 質 の1つでもあり 違 法 性 の 薬 物 として 取 り 締 まられていないだけで 実 は 麻 薬 やヘロインなどと 同 じ 依 存 性 のある 危 険 な 物 質 で あることはご 存 知 でしょうか?ニコチンは 時 間 をかけて 身 体 に 深 刻 なダメージを 与 えます よく ニコチン 中 毒 ( 依 存 症 ) という 言 葉 を 耳 にしますが 禁 煙 補 助 剤 を 使 うと 禁 煙 しやすい 場 合 も 多 い ので 禁 煙 外 来 を 受 診 してみませんか?

PART4 受 動 喫 煙 って 何? 10 月 以 降 当 コラムをご 愛 読 いただき ありがとうございます 今 回 は このがん 予 防 シリーズを 監 修 いただいております 和 歌 山 県 立 医 科 大 学 保 健 看 護 学 部 森 岡 教 授 に 受 動 喫 煙 について 執 筆 いただきましたので ぜひ 最 後 までご 一 読 ください 和 歌 山 県 立 医 科 大 学 保 健 看 護 学 部 教 授 ( 保 健 科 学 ) 医 学 博 士 森 岡 郁 晴 執 筆 タバコを 吸 わない 人 が 周 りの 人 が 吸 ったタバコの 煙 を 吸 い 込 んでしまうことを 受 動 喫 煙 と 言 います 自 分 の 意 思 とは 関 係 なく タバコの 煙 を 吸 わされている 状 態 のことです 想 い 浮 かべてみてください 通 勤 時 に 歩 きながら バス 停 でバスを 待 ちながら タバコを 吸 う 人 が 隣 に いませんでしたか 職 場 の 喫 煙 ルームから レストラン 等 の 飲 食 店 の 禁 煙 席 に 座 っていると 喫 煙 ゾーン から タバコの 煙 が 流 れてきませんでしたか このように 日 常 のさまざまな 場 面 で タバコの 煙 を 吸 わされて いるのです ほら これを 読 んでいるあなたの 周 りにもタバコの 煙 がありませんか 今 回 はこのような 受 動 喫 煙 について 考 えてみましょう 受 動 喫 煙 の 有 害 性 他 の 人 が 吸 っているタバコの 先 から 出 る 煙 ( 副 流 煙 )には 喫 煙 している 本 人 が 口 から 直 接 吸 い 込 む 煙 ( 主 流 煙 )よりも 高 い 濃 度 の 有 害 物 質 が 含 まれています したがって 他 の 人 が 吸 うタバコだから 自 分 には 大 した 影 響 はないだろう と 考 えてはいけません タバコを 吸 っていなくてもタバコの 煙 を 吸 い 込 んだら あなたの 健 康 にも 悪 影 響 が 出 ます すぐに 現 れる 症 状 としては 目 やのどの 痛 みなどがあります 心 拍 数 が 増 えたり 咳 き 込 んだり 手 足 の 先 が 冷 たくなったりします 受 動 喫 煙 を 続 けていると 心 筋 梗 塞 や 狭 心 症 で 死 亡 する 危 険 性 が2 倍 にも なることが 報 告 されています 他 にも 肺 がん 脳 卒 中 や 喘 息 などの 病 気 を 発 症 する 危 険 性 が 高 くなり ます 大 人 よりも 症 状 が 出 やすいのは 妊 婦 や 子 どもです 妊 婦 が 受 動 喫 煙 にさらされると 流 産 や 早 産 の 危 険 性 が 高 くなります 発 育 期 にある 子 どもには 深 刻 な 影 響 が 出 る 場 合 があります 乳 児 の 場 合 は 突 然 死 がおこることがあります 子 どもの 場 合 は 鼻 のどなどの 空 気 の 通 り 道 に 影 響 が 出 やすく アレルギー 性 鼻 炎 気 管 支 炎 ぜんそくや 肺 機 能 の 低 下 などがおこります また 脳 の 働 きにも 影 響 が あります 言 語 能 力 が 低 かったり 注 意 が 散 漫 だったりする 傾 向 が 報 告 されています 新 生 児 や 子 ども 達 はタバコの 煙 に 対 して 無 防 備 です タバコの 煙 を 自 分 の 意 思 で 避 けることができ ませんので 周 りにいる 大 人 が 守 ってあげましょう 受 動 喫 煙 防 止 の 困 難 さ 最 近 のオフィスやレストランでは 喫 煙 室 や 喫 煙 コーナーが 設 けられています これで 受 動 喫 煙 は 防 げるのでしょうか オフィスやレストランが 分 煙 になっていても 禁 煙 ゾーンと 喫 煙 ゾーンとの 間 にしきりなどがない 場 合 は タバコの 煙 が 漏 れてくることがあるので 非 喫 煙 者 をタバコの 煙 から 守 ることはできません 喫 煙 室 が 設 置 されていても 喫 煙 室 の 壁 や 扉 に 隙 間 があれば 煙 が 漏 れ 出 します また 人 の 出 入 りのために 扉 を 開 ければ 煙 は 一 緒 に 外 に 出 てしまいます 受 動 喫 煙 は 深 刻 な 問 題 です 周 りの 人 を 受 動 喫 煙 から 守 るためには オフィスやレストランでは 完 全 禁 煙 が 不 可 欠 です 家 庭 ではどうでしょうか 喫 煙 者 は 家 族 にタバコの 煙 がかからないように 換 気 扇 の 下 で 吸 うことが あります しかし 家 庭 の 換 気 扇 では タバコの 煙 に 含 まれる 多 くの 有 害 ガスをすべて 取 り 除 くことが できません では ベランダに 出 て 吸 うのはどうでしょうか ベランダに 出 ても 室 内 にタバコの 煙 が 入 って 来 ます 吸 い 終 わった 直 後 には 口 や 肺 の 中 にタバコの 煙 がまだ 残 っています タバコを 吸 った 後 は4~5 回 深 呼 吸 してから 部 屋 の 中 に 入 るようにしてもらわなければ 受 動 喫 煙 はなくなりません 家 庭 でも 全 面 禁 煙 がよさそうです 煙 のない 職 場 に 向 けて タバコを 吸 わない 人 が 周 りの 人 が 吸 ったタバコの 煙 で 健 康 を 損 なうことは 防 がなければなりません しかし 受 動 喫 煙 の 有 害 性 については まだ 知 らない 人 が 多 いようです そこで 受 動 喫 煙 を 防 止 する ための 法 律 として 健 康 増 進 法 が 施 行 されました その 法 律 では レストランや 娯 楽 施 設 など 多 くの 人 が 利 用 する 施 設 の 管 理 者 に 対 し 分 煙 や 全 面 禁 煙 にするなどして 受 動 喫 煙 防 止 のための 対 策 をする ことを 課 しています あなたの 職 場 においても 管 理 者 は 責 任 がありますので 周 りの 人 が 吸 ったタバコの 煙 を 吸 いたくない という 気 持 ちを 職 場 全 体 に 広 げていきましょう

PART5 自 分 にあった 禁 煙 方 法 を 見 つけよう! 10 月 以 降 当 コラムをご 愛 読 いただき 本 気 で 禁 煙 に 取 組 んでみようと 思 われた 方 のために 今 回 さまざまな 禁 煙 方 法 についてまとめてみました ぜひご 自 身 にあった 禁 煙 方 法 を 見 つけて 快 適 な 禁 煙 生 活 を 始 めましょう! 以 前 お 伝 えしましたように タバコをやめることが 出 来 ない 主 な 原 因 は ニコチン 中 毒 によるものです ので 禁 煙 するには 努 力 と 工 夫 が 必 要 です 禁 煙 期 間 中 にまた 吸 ってしまいそうになる 時 期 としては 一 般 的 に 禁 煙 後 2~3 日 1か 月 3か 月 と 言 われていますので 短 期 間 勝 負 で 取 り 組 んでいきましょう! ~ おすすめ 禁 煙 方 法 ~ A. 我 慢 による 禁 煙 禁 煙 を 始 める 第 一 歩 として ほとんどの 方 がここからスタートするため 取 り 組 みやすい タバコの 誘 惑 ニコチンの 誘 惑 に 負 けてしまい 失 敗 に 終 わることも 多 い ( 提 案 ) まずは 無 理 せず 本 数 を 減 らしたり 1mgなどの 軽 いタバコに 変 えてみることから 始 める 家 族 ( 妻 子 ども)と 約 束 し ご 褒 美 を 設 けるなど 禁 煙 の 協 力 者 になってもらう B. 禁 煙 グッズの 活 用 ニコチンパッチ ニコチンガム ニコチンの 依 存 度 の 高 い 方 に 有 効 禁 煙 パイポ 電 子 タバコ タバコを 吸 う 習 慣 性 の 高 い 方 に 有 効 ( 提 案 ) 自 分 がタバコを 止 められない 原 因 を 見 極 めてから 有 効 な 方 法 を 活 用 してみる インターネットで 簡 易 なチェックシートが 入 手 できます ニコチン 依 存 度 は ニコチン 依 存 度 チェック で タバコを 吸 う 習 慣 性 は 喫 煙 依 存 度 チェック で 検 索! C. 禁 煙 外 来 禁 煙 外 来 は 一 定 の 基 準 を 満 たす 喫 煙 者 禁 煙 治 療 について 保 険 適 用 が 認 められています ニコチンパッチ 毎 日 肌 に 貼 ることで ニコチンが 吸 収 され ニコチン 中 毒 を 次 第 に 解 消 すること ができる チャンピックス ニコチンを 使 用 することなく 1 日 2 回 の 服 用 でタバコを 吸 った 時 と 同 じ 多 幸 感 を 味 わうことができる ( 提 案 ) 自 分 一 人 では 禁 煙 出 来 ないと 思 われる 方 には ぜひお 勧 めします D. その 他 禁 煙 セラピー グループセッションを 通 じて 禁 煙 に 取 組 むものです 禁 煙 セラピーに 関 する 有 名 な 著 書 もあります 禁 煙 アプリ 1 日 の 喫 煙 本 数 や 禁 煙 日 数 を 入 力 することで 節 約 した 金 額 が 表 示 されるものや タバコを 箱 から 取 り 出 し 灰 皿 に 灰 を 落 とす 喫 煙 の 疑 似 体 験 ができるものなど いろいろなアプリがあるようです 興 味 のある 方 やモチベーションをあげたい 方 はお 試 しに!

PART6 総 集 編 (がん 予 防 ~ 肺 がん) 昨 年 の10 月 から 連 載 が 始 まったがん 予 防 シリーズですが 今 号 で 連 載 からちょうど 半 年 を 迎 えるという ことで 総 集 編 として 今 まで 取 り 上 げた 内 容 をもう 一 度 振 り 返 ってみましょう! POINT 国 民 の2 人 に1 人 ががんを 発 症 し 3 人 に1 人 が 亡 くなっている! がんは 高 齢 者 だけの 病 気 ではない! 現 役 世 代 の 方 (35 歳 ~)も 病 気 での 死 亡 はがんが1 位! 和 歌 山 は 肺 がんで 死 亡 率 が 高 く 男 性 が 全 国 1 位 女 性 が3 位!( 平 成 22 年 度 ) がんは 初 期 の 段 階 では 自 覚 症 状 がほとんどないが 1cm 程 度 のサイズに 成 長 すると 倍 の 大 きさになるのには1~2 年 しかかからない! 肺 がんをはじめとする 喫 煙 によるがん 死 亡 の 相 対 リスクは 非 喫 煙 者 を1とした 場 合 男 性 で2.0 倍 女 性 で1.6 倍 のリスクとなる! また がんの 原 因 のうち 喫 煙 が 占 める 割 合 は 男 性 が39% 女 性 が5%! 喫 煙 は 本 人 以 上 に 受 動 喫 煙 ( 副 流 煙 )によるリスクの 方 が 高 い! ( 総 括 ) 禁 煙 に 取 組 むなど 生 活 習 慣 を 正 し がんにならないように 努 力 することも 大 切 です しかし 国 民 の 2 人 に1 人 また あらゆる 世 代 の 方 ががんになる 可 能 性 があることから 健 診 (がん 検 診 )による がん の 早 期 発 見 が 求 められます 今 号 のコンテンツにおいて 平 成 25 年 度 健 診 のご 案 内 を 掲 載 しています 生 活 習 慣 病 予 防 健 診 には 肺 がん 胃 がん 大 腸 がんの 検 査 項 目 が 含 まれています また お 住 まい の 地 域 によっては 協 会 けんぽの 特 定 健 康 診 査 と 市 町 村 のがん 検 診 を 無 料 で 同 日 受 診 いただける 市 町 村 もございますので 年 に1 回 は 必 ず 健 診 ( 特 定 検 診 とがん 検 診 )を 受 けるように 習 慣 づけましょう!

PART7 胃 がんについて 昨 年 の10 月 から 肺 がんについて 特 集 してきました この4 月 は 胃 がんについて 取 り 上 げていきます 胃 がんとは? 胃 の 壁 の 最 も 内 側 にある 粘 膜 内 の 細 胞 が 何 らかの 原 因 でがん 細 胞 になって 無 秩 序 に 増 殖 する がんのことです 胃 がんの 中 で 最 も 恐 ろしいものとして スキルス 胃 がん があります スキルス 胃 がん : 胃 壁 の 粘 膜 の 下 に 潜 って 浸 潤 しながら 広 がるため 発 見 しにくく 進 行 した 状 態 で 見 つかることが 多 い 診 断 時 点 で 転 移 していることが 多 い 浸 潤 :がん 細 胞 が 隣 の 細 胞 と 細 胞 の 隙 間 に 入 り 込 み 壁 の 奥 深 く 入 りこむこと 転 移 :がん 細 胞 がリンパ 液 や 血 液 の 流 れに 乗 って 他 の 場 所 に 移 動 しそこで 増 殖 すること 胃 がんの 原 因 喫 煙 や 食 生 活 などの 生 活 習 慣 や ピロリ 菌 の 感 染 などが 原 因 と 言 われています 予 防 には 禁 煙 する 高 塩 分 食 品 のとり 過 ぎに 注 意 する 野 菜 果 物 が 不 足 しないように 注 意 するなど が 重 要 です 胃 がんの 自 覚 症 状 < 早 期 胃 がんの 場 合 > 出 血 ( 吐 血 や 黒 い 便 が 出 る) 潰 瘍 による 痛 みや 不 快 感 < 進 行 した 胃 がんの 場 合 > はげしい 痛 み 食 べ 物 が 通 りにくい 体 重 の 減 少 ただし 胃 がんは 症 状 が 分 かりにくく 自 覚 症 状 による 早 期 発 見 が 非 常 に 難 しいがんのため 注 意 が 必 要 です 胃 がんの 検 査 1. 胃 X 線 検 査 (バリウム 検 査 ) バリウムを 飲 んで X 線 で 胃 の 形 や 粘 膜 の 状 態 を 検 査 します

2. 内 視 鏡 検 査 ファイバースコープで 胃 の 内 部 を 直 接 見 て 粘 膜 の 状 態 を 調 べる 検 査 で 生 検 も 可 能 です 生 検 がんの 疑 いがある 細 胞 を 一 部 採 取 して 診 断 すること 3. CT MRI 検 査 治 療 前 に 病 変 の 広 がり 転 移 などを 調 べる 検 査 です CTはX 線 MRIは 磁 気 を 使 って 体 の 内 部 を 映 し 出 します ピロリ 菌 についてご 存 知 ですか? ピロリ 菌 正 式 名 はヘリコバクター ピロリ 菌 です 人 の 胃 の 粘 膜 に 住 みつき 慢 性 胃 炎 や 十 二 指 腸 潰 瘍 胃 がんの 発 生 原 因 となると 言 われて います ~ 大 切 なお 知 らせ ~ 胃 がん 予 防 に 効 果 があるとされてきたピロリ 菌 の 除 菌 について 以 前 は 胃 潰 瘍 などの 病 気 になる まで 健 康 保 険 の 対 象 ではありませんでした 平 成 25 年 2 月 21 日 より このピロリ 菌 を 原 因 とする 慢 性 胃 炎 の 治 療 に 対 しても 健 康 保 険 が 適 用 されました 和 歌 山 は 胃 がん 多 い 和 歌 山 の 男 女 合 わせた 胃 がんによる 死 亡 率 (75 歳 未 満 年 齢 調 整 後 )は2010 年 が 第 2 位 2011 年 が 第 12 位 と 全 国 に 比 べて 高 いのが 特 徴 です 胃 がんによる 死 亡 数 は 年 々 減 少 していると 言 っても 和 歌 山 では 全 国 的 に 見 てまだまだ 多 いのが 現 状 です まとめ 胃 がんは 和 歌 山 にまだまだ 多 いがんであり 年 間 3500 人 の 方 が 亡 くなる 一 方 早 期 発 見 早 期 治 療 に より 治 りやすいがんの1つであり 早 期 胃 がんの 治 癒 率 は90%を 超 えています 協 会 けんぽの 生 活 習 慣 病 予 防 健 診 には 労 働 安 全 衛 生 法 上 の 一 般 健 診 に 胃 がんの 検 査 項 目 が 含 ま れていますので ぜひ 健 診 をお 受 けいただき 早 期 発 見 に 努 めましょう!

PART8 大 腸 がんについて 前 回 の 胃 がんに 引 き 続 き 今 回 は 大 腸 がんについて 取 り 上 げていきます 大 腸 がんとは? 大 腸 の 結 腸 直 腸 肛 門 に 発 生 するがんのこと 大 腸 がんは 大 腸 の 壁 のもっとも 内 側 にある 粘 膜 から 発 生 し 次 の2つのタイプがあります 1. 粘 膜 にできた 腺 腫 (せんしゅ)という 良 性 腫 瘍 が がんに 変 化 するもの 2. 粘 膜 から 直 接 がんが 発 生 するもの 大 腸 がんの 原 因 大 腸 がんの 原 因 として 真 っ 先 に 挙 げられるのが 食 生 活 です 予 防 のために 普 段 の 食 事 には 食 物 繊 維 を 多 く 含 む 野 菜 を 摂 るようにしましょう また 食 生 活 以 外 では 喫 煙 や 過 度 な 飲 酒 も 原 因 になると 言 われています 大 腸 がんの 自 覚 症 状 早 期 の 大 腸 がんの 場 合 自 覚 症 状 はほとんどありません 自 覚 症 状 が 出 た 時 点 で ある 程 度 進 行 していると 考 えられるため 以 下 の 症 状 が 出 た 場 合 は すぐに 病 院 で 検 査 しましょう 血 便 ( 血 液 が 混 じった 便 ) 下 血 ( 肛 門 からの 出 血 ) 便 が 細 くなる 便 意 が 残 る 下 痢 便 秘 を 繰 り 返 す 貧 血 吐 き 気 嘔 吐 おなかのしこり 急 激 な 体 重 の 減 少 など 日 本 でも 大 腸 がん 患 者 数 が 急 増 中! 大 腸 がんはもともと 欧 米 人 に 多 く 日 本 人 には 少 ないとされてきました ところが 近 年 人 口 の 高 齢 化 とともに 食 の 欧 米 化 肉 食 化 により 日 本 人 の 大 腸 がんの 罹 患 ( 病 気 になること) 者 数 は 急 速 に 増 加 し 続 けており 女 性 の 部 位 別 がん 死 亡 率 では 大 腸 がんが2009 年 に1 位 となっています さらに2020 年 には 男 女 合 わせた 日 本 人 の 大 腸 がん 罹 患 者 数 は 胃 がん 肺 がんを 抜 いて1 位 になると 予 測 されて います 早 期 発 見 の 重 要 性 前 回 のチラシ 胃 がんは 予 防 早 期 発 見 早 期 治 療 が 大 切 です において 胃 がんの 早 期 発 見 における 生 存 率 は95% 以 上 であるとお 伝 えしました 大 腸 がんでは 早 期 発 見 時 の 生 存 率 は100% 近 いとされて います このことから 大 腸 がんは 予 防 だけでなく 病 状 の 早 期 発 見 がいかに 重 要 であるか ご 理 解 いただけるかと 思 います まとめ 近 年 大 腸 がんによる 死 亡 率 は 急 激 に 高 まっており 特 に 女 性 は 2009 年 の 部 位 別 がん 死 亡 率 で 1 位 となっています 大 腸 がんの 早 期 発 見 時 の 生 存 率 は100% 近 いとされていますが 早 期 の 場 合 自 覚 症 状 は ほとんど ありません 協 会 けんぽの 生 活 習 慣 病 予 防 健 診 には 労 働 安 全 衛 生 法 上 の 一 般 健 診 に 大 腸 がんの 検 査 項 目 が 含 まれていますので ぜひ 健 診 をお 受 けいただき 早 期 発 見 に 努 めましょう!

PART9 乳 がんについて 今 号 は 女 性 にとって 大 敵 であるがん 乳 がん について 取 り 上 げます 乳 がんとは? 乳 房 は 乳 頭 を 中 心 に 乳 腺 が 放 射 状 に15~20 個 並 んでおり それぞれの 乳 腺 は 小 葉 に 分 かれ 乳 管 という 管 でつながっています 乳 がんはそれぞれ 発 生 する 部 位 によって 次 の2つのタイプがあります 1. 乳 管 がん 乳 管 から 発 生 し 乳 がんの 約 90%を 占 める 2. 小 葉 がん 小 葉 から 発 生 し 乳 がんの5~10%を 占 める 乳 がんの 原 因 <ホルモン 的 要 因 > 性 ホルモンであるエストロゲンの 体 内 レベルが 高 い 経 口 避 妊 薬 の 使 用 閉 経 後 のホルモン 補 充 療 法 ( 更 年 期 障 害 の 治 療 など) < 生 理 生 殖 的 要 因 > 初 経 年 齢 が 早 い 閉 経 年 齢 が 遅 い 出 産 歴 がない 授 乳 歴 がない * 上 記 以 外 では 運 動 不 足 による 肥 満 ( 特 に 閉 経 後 の 女 性 )や 過 度 な 飲 酒 により 乳 がんのリスクが 高 くなる 可 能 性 があると 言 われています 乳 がんの 自 覚 症 状 しこり 乳 頭 から 血 の 混 じった 分 泌 液 が 出 る 痛 み など *しこりや 痛 みといった 症 状 は 個 人 によって 様 々です また これらの 症 状 は 乳 腺 炎 などの 乳 がん 以 外 の 病 気 でも 起 こります 症 状 が 気 になる 場 合 は 病 院 で 詳 しく 検 査 することが 必 要 です 乳 がんは 働 き 盛 りの 年 代 の 女 性 に 多 いがん! 年 齢 別 でみると 日 本 の 女 性 の 乳 がん 罹 患 率 は30 歳 代 から 増 加 し 始 め 50 歳 前 後 にピークを 迎 え その 後 は 次 第 に 減 少 してきます すなわち 働 き 盛 りの 女 性 に 多 いがんと 言 えます また 日 本 では 女 性 の 乳 がん 罹 患 数 が 年 々 増 加 しています その 背 景 として 晩 婚 や 未 婚 出 産 をしない 女 性 の 増 加 など 近 年 の 社 会 環 境 やライフサイクルの 変 化 が 挙 げられています 乳 がん 健 診 の 大 切 さ これまで 取 り 上 げてきましたがんと 同 様 乳 がんについても 早 期 発 見 が 大 切 です 乳 がんの 自 覚 症 状 は 他 のがんに 比 べて 比 較 的 分 かりやすく 特 にしこりが5mmから1cmぐらいの 大 きさになると 自 分 で 触 って 分 かるレベルになります したがって 普 段 から 乳 房 を 押 さえるようにして しっかりと 触 ることが 大 切 です しかし しこりは 乳 がん 以 外 の 病 気 でも 起 こることから やはり 検 診 に よる 検 査 が 必 要 です まとめ 乳 がんについても 病 状 の 早 期 発 見 が 大 切 です 乳 房 を 自 分 で 触 ってしこりを 見 つけることがその1つ です しかし しこりは 乳 がん 以 外 の 病 気 でも 起 こりますので 検 診 による 定 期 的 な 検 査 が 必 要 で 協 会 けんぽ では 問 診 視 触 診 マンモグラフィ 撮 影 といった 乳 がん 検 診 にかかる 費 用 について 一 部 補 助 しています 生 活 習 慣 病 予 防 健 診 を 受 診 される 方 で 40 歳 以 上 75 歳 未 満 ( 当 該 年 度 に 偶 数 年 齢 )の 方 は 出 来 る 限 り 乳 がん 検 診 もセットでお 受 けいただき 女 性 の 大 敵 である 乳 がんの 早 期 発 見 に 努 めましょう!

PART10 子 宮 がんについて 前 回 の 乳 がんに 続 き 今 回 も 女 性 特 有 のがんである 子 宮 がんについて 取 り 上 げます 子 宮 がんとは? 子 宮 がんはそれぞれ 発 生 する 部 位 によって 次 の2つのタイプがあります 1. 子 宮 体 がん 胎 児 を 育 てる 子 宮 の 内 側 にある 子 宮 内 膜 から 発 生 2. 子 宮 頚 がん 子 宮 の 入 り 口 である 子 宮 膣 部 や 頸 管 の 上 皮 から 発 生 子 宮 体 がん 子 宮 頸 がんの 特 徴 子 宮 体 がんと 子 宮 頸 がんは 発 生 部 位 だけでなく 原 因 や 罹 患 数 の 多 い 年 代 も 異 なります 子 宮 体 がん < 罹 患 数 > 40 歳 代 後 半 から 増 加 し 50 歳 ~60 歳 代 で 最 も 多 く その 後 減 少 しています < 原 因 > 性 ホルモンであるエストロゲンの 体 内 レベルが 高 い 閉 経 後 のホルモン 補 充 療 法 ( 更 年 期 障 害 の 治 療 など) 閉 経 年 齢 が 遅 い 出 産 歴 がない 肥 満 < 自 覚 症 状 > * 年 齢 ごとの 罹 患 数 や 原 因 については 乳 がんと 似 た 特 徴 です 子 宮 頸 がん < 罹 患 数 > 30 歳 ~40 歳 代 で 最 も 多 い * 女 性 特 有 の 病 気 としては 乳 がんについで 第 2 位 であり 最 近 は20 歳 代 で 急 激 に 増 加 しており 20~30 歳 代 の 女 性 が 発 症 するがんの 中 で 第 1 位 です! < 原 因 > ヒトパピローマウィルス(HPV)による 感 染 妊 娠 出 産 回 数 が 多 い 喫 煙 < 自 覚 症 状 > 進 行 している 場 合 は 性 交 時 の 出 血 やおりものの 異 常 などが 挙 げられますが 初 期 の 場 合 は 自 覚 症 状 は 全 くありません 子 宮 頸 がんの 早 期 発 見 予 防 について 初 期 の 子 宮 頸 がんは 自 覚 症 状 が 全 くありませんので 早 期 発 見 するためには 検 診 を 受 けることが 必 要 です また 早 期 発 見 することにより 死 亡 率 は 減 少 します 子 宮 頸 がんの 検 診 は 一 般 的 に 子 宮 がん 検 診 と 言 われます 20 歳 以 上 の 方 が 対 象 ですので ぜひ 積 極 的 に 受 けるようにしましょう また 子 宮 頸 がんの 原 因 であるヒトパピローマウィルス(HPV)による 感 染 予 防 を 目 的 とした 子 宮 頸 がん 予 防 ワクチンが 定 期 予 防 接 種 として 認 められるようになりましたので 詳 しくは お 住 まいの 市 町 村 へ お 尋 ねください なお ワクチンの 予 防 接 種 を 受 けても 子 宮 頸 がんのリスクが 全 てなくなるわけではありませんので 子 宮 頸 がん 検 診 を 受 診 することが 必 要 です まとめ 今 回 取 り 上 げました 子 宮 がんのうち 子 宮 頸 がんについては 近 年 20 歳 代 の 罹 患 数 が 急 増 しています 協 会 けんぽでは 子 宮 頸 がんの 早 期 発 見 のため 20 歳 以 上 75 歳 未 満 ( 当 該 年 度 に 偶 数 年 齢 )の 被 保 険 者 の 皆 さまに 子 宮 頸 がん 検 診 をお 受 けいただくため 検 診 費 用 の 一 部 を 補 助 していますので 定 期 的 に 検 診 を 受 診 し 病 状 の 早 期 発 見 に 努 めましょう (*40 歳 以 上 の 方 は 生 活 習 慣 病 予 防 健 診 とセットで 受 診 することが 条 件 となります)

PART11 総 集 編 ( 胃 がん~ 子 宮 がん) 4 月 以 降 胃 がんから 子 宮 がんまで 各 がんの 特 徴 や 予 防 などについてお 伝 えしてきました 今 号 は 総 集 編 ということで もう 一 度 各 がんのPOINTをおさらいしてみましょう! POINT 胃 がんは 症 状 が 分 かりにくく 自 覚 症 状 による 早 期 発 見 が 非 常 に 難 しい! 胃 がん 予 防 の 一 環 として 慢 性 胃 炎 の 治 療 におけるピロリ 菌 の 除 菌 に 対 しても 健 康 保 険 が 使 用 可 能 となった! 近 年 食 の 欧 米 化 により 日 本 の 大 腸 がんの 罹 患 数 は 急 速 に 増 加! 2009 年 の 女 性 の 部 位 別 がん 死 亡 率 では 大 腸 がんが 第 1 位! 日 本 の 女 性 の 乳 がん 罹 患 数 は 働 き 盛 りの 女 性 に 多 い! 30 歳 代 から 増 加 し 始 め 50 歳 前 後 がピーク! 乳 がんの 自 覚 症 状 は 比 較 的 分 かりやすく 特 にしこりが5mmから1cmぐらいの 大 きさになると 自 分 で 触 って 分 かる!( 乳 腺 炎 などの 乳 がん 以 外 の 病 気 の 可 能 性 もある) 子 宮 がんには 子 宮 体 がんと 子 宮 頸 がんがあり 罹 患 の 原 因 や 年 代 が 違 うので 注 意! 子 宮 頸 がんの 罹 患 数 は30 歳 ~40 歳 代 で 最 も 多 く 20 歳 代 でも 急 激 に 増 加 しており 20~30 歳 代 の 女 性 が 発 症 するがんの 中 では 第 1 位! 協 会 けんぽの 子 宮 頸 がん 検 診 は 20 歳 ( 当 該 年 度 に 偶 数 年 齢 )から 受 診 可 能! ( 総 括 ) これまでのコラムでも 繰 り 返 しお 伝 えしてきましたが がん 対 策 としては がん 予 防 とがんの 早 期 発 見 の 双 方 が 大 切 です しかし 初 期 のがんには 自 覚 症 状 がほとんどないことから がんを 早 期 発 見 するためには 協 会 けんぽ の 生 活 習 慣 病 予 防 健 診 ( 一 般 健 診 )や 市 町 村 のがん 検 診 を 上 手 に 活 用 することが 最 善 の 方 法 といえます このコラムを 通 じて 少 しでも 共 感 いただけた 方 は これからの 生 活 サイクルの 中 に 定 期 的 に 健 診 ( 検 診 )を 受 ける! というアクションをぜひ 取 り 入 れていただき 自 身 の 健 康 管 理 に お 役 立 ていただけたら 幸 いです