用 語 集 新 規 作 成 2006 年 09 月 01 日 修 正 2006 年 09 月 29 日 Ver 1.00 タカヤ 株 式 会 社 RF 事 業 推 進 部 Takaya RF-ID TR3 シリーズ
はじめに この 用 語 集 は 弊 社 RFID 用 リーダ/ライタ 製 品 ( 以 下 TR3 シリーズ)のマニュアルに 出 てくる 用 語 を 説 明 したものです TR3 シリーズのマニュアルの 中 でも 特 に 通 信 プロトコル 説 明 書 に 出 てくる 用 語 を 説 明 しています 尚 用 語 集 は ABC 順 50 音 順 で 記 載 しています ご 注 意 改 良 のため お 断 りなく 仕 様 などの 変 更 をする 可 能 性 がありますので 御 了 承 下 さい 本 書 の 文 章 を 一 部 あるいは 全 部 を 無 断 でコピーしないで 下 さい Tag-it HF-I は Texas Instruments 社 my-d は Infineon Technologies 社 I CODE SLI は Philips Semiconductors 社 の 商 標 または 登 録 商 標 です また 本 書 に 記 載 した 会 社 名 商 品 名 などは 各 社 の 商 標 または 登 録 商 標 になります - 2 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
索 引 % %RH... 5 0 0x 5 A ACK... 5 AFI... 5 ASCII... 5 B Bps... 5 C C-MOS... 5 CRC... 5 D DSFID... 5 E EAS... 5 EAS モード... 5 EEPROM... 6 EIAJ... 6 ETX... 6 F FSK... 6 H h 9 I I-Code SLI... 6 ISM 帯 域... 6 ISO/IEC 7816-6... 6 ISO14443... 6 ISO15693... 6 L LAN... 6 LED... 6 LSB... 7 M MOS... 7 MSB... 7 my-d... 9 N NACK... 7 P PICC...7 Q Quite 状 態...7 R R/W...7 RDLOOP モード...7 Ready 状 態...8 RF 出 力 OFF 状 態...7 RF 出 力 ON 状 態...7 RS-232C...7 RS-485...8 RTF...8 S Select 状 態...8 Stop モード 状 態...8 STX...8 T Tag-it HF-I...8 TX OFF(キャリア 出 力 OFF) 状 態...8 TX ON(キャリア 出 力 ON) 状 態...8 TxOFF コマント...8 U UID...8 USB...8 V VICC...8 W Wait モード 状 態...9 あ アンチコリジョン...9 アンテナID...9 い インベントリ(Inventory)コマンドの1スロット 及 び16スロット...9 え エアインタフェース...9 お オートスキャンモード...9 オプションフラグ...9-3 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
か カレントUID... 9 け 形 式 指 定 取 得 品 ( 型 式 指 定 )/ 高 周 波 利 用 設 備 の 設 置 許 可 手 続 き... 11 こ コマンドモード... 9 し 質 問 機... 12 ショートレンジタイプ... 9 シリアル... 10 シングル 読 取 モード... 10 シンプルライトコマンド... 10 シンプルリードコマンド... 10 た 単 独 読 取 モード... 12 て データ 転 送 速 度 ISO15693(1/256)... 10 データ 転 送 速 度 ISO15693(1/4)... 10 デモソフト... 10 電 波 法... 12 と トリガーモード... 10 に ニブル...10 は パリティ...10 汎 用 コマンド...12 ふ 複 数 同 時 読 取 モード...12 ブロックセキュリティステータス...10 ブロック 番 号...11 ほ ポーリング...11 ポーリングモード...11 ボーレート...11 み ミドルレンジタイプ...11 ゆ 誘 導 式 読 み 書 き 通 信 設 備...12 れ 連 続 インベントリモード...12 連 続 読 取 モード...12 ろ ロングレンジタイプ...11-4 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
%RH 0x Relative Humidity 相 対 湿 度 を 表 す 単 位 相 対 湿 度 とは その 温 度 の 空 気 中 に 限 界 まで 水 を 含 ませたときの 水 蒸 気 の 圧 力 ( 飽 和 水 蒸 気 圧 )に 対 して 現 在 何 パーセントの 圧 力 の 水 蒸 気 があるか を%で 示 したものです 整 数 を 表 す 定 数 で 16 進 数 表 記 を 使 用 するときに 使 うプレ フィックス 頭 に 0x もしくは 0X を 付 けることで その 値 は 16 進 数 と 見 なされます ACK ACKnowledgement コンピュータ 間 の 通 信 において 送 信 先 のコンピュータか ら 送 信 元 のコンピュータへ 送 られる 肯 定 的 な 信 号 のこと AFI ASCII Application Family Identifier American Standard Code for Information Interchange タグのメモリ 構 造 の 中 のひとつで R/Wが 目 標 にするア プリケーションタイプを 表 し 電 界 内 に 存 在 する 全 てのタ グの 中 から 要 求 されている 適 用 基 準 に 適 合 するタグだけ を 抽 出 する 為 に 使 用 されます 例 えば Inventory コマン ドを 使 用 するときに AFI が 一 致 するタグのみ 応 答 を 返 させ る 場 合 に 使 用 されます 1963 年 にアメリカ 規 格 協 会 (ANSI)が 定 めた 情 報 交 換 用 の 文 字 コードの 体 系 のこと いずれのコードも 7 ビット 128 文 字 が 割 り 当 てられており 94 字 が 印 字 可 能 なローマ 字 数 字 記 号 34 字 が 制 御 コードとなっています 実 際 には コンピュータは 1 文 字 を 8 ビット(1 バイト)で 表 現 するた め 256 種 類 の 文 字 を 扱 うことができますが ASCII が 定 めていない 128 文 字 分 の 拡 張 領 域 には コンピュータメー カーや 国 によって 異 なる 文 字 が 割 り 当 てられています 日 本 では 拡 張 領 域 にカナ 文 字 を 収 録 したコード 体 系 が JIS X 0201 として 規 格 化 されています Bps Bits Per Second 通 信 回 線 やデータ 伝 送 に 用 いられる 伝 送 速 度 の 単 位 のこ と ビット 毎 秒 とも 言 われ 1bps は 1 秒 間 に 1 ビットのデ ータを 転 送 できることを 表 しています C-MOS CRC Complementary Metal Oxide Semiconductor Cyclic Redundancy Check 半 導 体 の 一 方 式 である MOS を 改 良 したもの 電 荷 の 運 搬 に 自 由 電 子 と 正 孔 (せいこう)の 両 方 を 用 いるため MOS に 比 べて 動 作 速 度 が 高 い データ 転 送 時 の 誤 り 検 出 方 式 の 一 つ 巡 回 冗 長 検 査 データの 送 信 側 では 本 来 転 送 すべきデータに 誤 りを 検 出 するための 冗 長 なデータを 付 加 して 転 送 します データ の 受 信 側 では この 冗 長 なデータを 使 って 送 られてきた データが 正 しいかどうか 検 査 します CRC は ハードディ スクやフロッピーディスクなどの 読 み 書 きを 行 うときや シリアルデータ 通 信 での 誤 り 検 出 方 法 として 使 用 されて います DSFID Data Storage タグのデータ 構 造 を 示 す 領 域 です Format Identifier EAS Electric Article 電 子 式 商 品 監 視 システムのことをさします Surveillance EAS モード タグのAFIを 利 用 してタグの 存 在 を 確 認 し 存 在 した 場 合 タグデータを 連 続 で 受 信 するモード このモードは 上 位 機 器 からR/Wにコマンドを 送 信 する ことなく R/Wが 単 独 でタグデータを 読 み 取 る 状 態 とな - 5 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
EEPROM Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory り アンテナエリア 内 にあるICタグの 検 出 があったこと を 受 信 するモードです ICタグを 検 出 すると 検 出 情 報 を 上 位 機 器 に 送 信 します 但 し ICタグのUIDの 識 別 はできません 記 憶 保 持 用 の 電 池 が 不 要 であるため 最 も 多 く 電 池 レス RFID に 使 われており 電 気 的 に 内 容 を 書 き 換 えることが できる ROM です 内 容 の 変 更 には 通 常 より 高 い 電 圧 を 用 いますが 部 分 的 な 変 更 はできません( 一 旦 すべて 消 去 し なければ 書 き 込 めない) 短 所 としては 書 込 み 回 数 が 数 10 万 回 と 限 定 されていること( 読 出 しは 回 数 制 限 なし) 読 出 し 時 間 より 読 込 み 時 間 が 長 いことです EIAJ Electronic Industries Association Japan of 1948 年 設 立 された 電 子 機 械 産 業 の 業 界 団 体 の 名 称 ちなみ に 電 圧 区 分 2 のプラグは 直 径 4.0mmX1.7 出 力 DDC3.15V~6.3V MAX の 仕 様 となっています ETX End of TeXt テキストの 終 結 を 意 味 するコード FSK I-Code SLI ISM 帯 域 ISO/IEC 7816-6 ISO14443 Frequency Shift Keying Industry Science Medical band International Organization for Standardization/ International Electrotechnical Commission 7816-6 送 信 する 信 号 の 周 波 数 を 変 調 する 方 式 一 般 的 には 2つ の 周 波 数 を 用 いて "0"と"1"の 信 号 情 報 とします NXP( 旧 Philips) 社 の IC タグラベル(RFID タグ) 2.4GHz 近 辺 の 電 波 周 波 数 帯 で 日 本 では 10mW 以 下 の 出 力 であれば 免 許 不 要 で 利 用 できるよう 開 放 されている 領 域 産 業 科 学 医 学 用 の 機 器 に 用 いられている 周 波 数 帯 ということで これらの 頭 文 字 をとって ISM バンド (Industry Science Medical band)とも 呼 ばれています 無 線 の 周 波 数 帯 の 多 くは 通 信 放 送 用 に 割 り 当 てられ 免 許 がなければ 利 用 することができません しかし 電 子 レンジなど 多 くの 電 子 機 器 は 微 弱 な 出 力 の 電 磁 波 を 発 生 したり 利 用 したりしているため そうした 機 器 が 自 由 に 使 える 帯 域 として 2.4GHz 帯 が 開 放 されています ICカードを 基 盤 として 共 通 に 交 換 される 合 成 データ 要 素 を 含 む 各 種 データ 要 素 を 規 定 しています データ 要 素 に は 識 別 子 名 称 説 明 または 参 照 フォーマットが 含 まれ ます この 規 格 は 非 接 触 型 カードの 中 でも 最 も 通 信 速 度 が 速 く チップに 十 分 な 電 力 を 供 給 することが 可 能 であるた め スマートカードの 多 くはこの 規 格 を 採 用 しています ただし 通 信 方 式 によっていくつかの 分 類 があり 主 な 仕 様 としては TypeA,TypeBの2 種 類 があります ISO15693 この 規 格 は ISO14443 と 同 じ 方 式 をとり 通 信 速 度 が 速 く チップに 十 分 な 電 力 の 供 給 が 可 能 です ISO14443 が 近 接 型 ( 数 mm~ 数 10cm の 交 信 距 離 ) 用 に 設 計 されていますが こ の ISO15693 は 近 傍 型 ( 数 10cm~70cm の 交 信 距 離 ) 用 に 設 計 されたもので 商 品 タグなどに 多 く 採 用 されています LAN Local Area Network 家 庭 内 やビル 内 など 敷 地 が 限 定 された 範 囲 で 構 築 されて いるコンピュータネットワークのこと LED Light Emitting 電 流 を 流 すと 光 を 発 する 半 導 体 素 子 のこと アノード - 6 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
LSB Diode Least Significant Bit (anode)とカソード(cathode)の 2 つの 端 子 があり アノー ドに 正 カソードに 負 の 電 圧 をかけると 約 2V の 電 圧 で 電 流 が 流 れ 始 め 発 光 します 発 光 色 は 赤 やオレンジ 緑 などの 他 青 色 発 光 の LED も 登 場 しています 2 進 数 で 表 現 されたデータ 列 のうち 最 下 位 のビット あ るいは バイト 列 のうち 最 下 位 のバイト 最 上 位 のビット /バイトは MSB(Most Significant Bit/Byte)といいます MOS Metal Oxide Semiconductor 半 導 体 の 中 で 動 いている 自 由 電 子 か 自 由 電 子 が 飛 び 出 し た 後 の 正 孔 (せいこう)のいずれかによって 電 荷 が 運 搬 さ れるトランジスタ 電 荷 の 運 搬 が 自 由 電 子 によって 行 われ るものを nmos(negative MOS) 正 孔 によって 行 われるもの を pmos(positive MOS) 両 者 を 組 み 合 わせて 動 作 速 度 を 向 上 させたものを CMOS(complementary MOS)といいます MOS を 利 用 した 集 積 回 路 は 構 造 が 単 純 なため 集 積 度 を 高 くす ることができ 消 費 電 力 も 少 ない MSB NACK PICC Quiet 状 態 Most Significant Bit Negative Acknowledgment Proximity Integrated Circuit Card 2 進 数 で 表 現 されたデータ 列 のうち 最 上 位 のビット あ るいは バイト 列 のうち 最 上 位 のバイト 最 下 位 のビット /バイトは LSB(Least Significant Bit/Byte)といいます コンピュータ 間 の 通 信 において 送 信 先 のコンピュータか ら 送 信 元 のコンピュータへ 送 られる 否 定 的 な 信 号 のこと 近 接 型 ICカード 交 信 距 離 が 数 mm~ 数 10mm 程 度 のもの になります タグの 静 止 状 態 を 意 味 します タグが 電 界 内 に 存 在 する 状 態 ではあるが R/Wからの 通 信 コマンドに 対 して 応 答 し ない 状 態 を 表 しています R/W Reader/Writer RFID とのデータ 交 信 制 御 およびそのデータに 関 する 処 理 を 行 う 装 置 通 常 アンテナと 制 御 部 ( 信 号 処 理 部 と 外 部 インターフェース)から 構 成 されます 質 問 器 インテ ロゲータ(interrogator)とも 呼 ばれています RDLOOP モード 上 位 機 器 からR/Wにコマンドを 送 信 することなく R/ Wが 単 独 でタグデータを 読 み 取 る 状 態 となり アンテナエ リア 内 にあるICタグのデータを 受 信 するモード ICタ グのデータを 受 信 すると 受 信 データを 上 位 機 器 に 送 信 し ます このモードは オートスキャンモードと 異 なり あらかじ めデモソフト( )による 設 定 が 必 要 となり 設 定 後 設 定 範 囲 のタグデータを 読 取 ることができます 尚 ISO15693 コマンドで 書 き 込 まれたデータを 自 動 読 み 取 りする 場 合 は このコマンドを 使 用 します RF 出 力 OFF 状 態 RF 出 力 ON/OFF の 設 定 コマンドによりR/Wが 出 す 送 信 電 波 (キャリアー)をOFFし 電 波 を 出 さない 状 態 のこ とです RF 出 力 ON 状 態 RF 出 力 ON/OFF の 設 定 コマンドによりR/Wが 出 す 送 信 電 波 (キャリアー)をONし 電 波 を 出 す 状 態 のことです RS-232C Recommended Standard 232 version C シリアル 通 信 で 最 も 普 及 している 通 信 の 規 格 パソコン 本 体 とプリンタ モデム スキャナなどの 周 辺 機 器 を 接 続 す るのに 使 われています コネクタには D-sub25 ピンや - 7 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
RS-485 Recommended Standard 485 D-sub9 ピンのものが 使 われることが 多 いです シリアル 通 信 の 規 格 の 一 つで RS-422 の 上 位 規 格 RS-422 の 上 位 互 換 となっており RS-232C が 一 対 一 接 続 のみの 通 信 規 格 RS-422 が 一 対 複 数 のマルチドロップ 接 続 に 対 応 した 通 信 規 格 なのに 対 し バス 型 のマルチポイント 接 続 に 対 応 し 最 大 で 32 台 までの 複 数 対 複 数 接 続 に 対 応 してい ます コネクタには D-sub25 ピンのものが 使 われること が 多 いです また RS-485 は 業 務 用 コンピューターに 用 いられる 場 合 がほとんどですが パソコン 向 け RS-485 イ ンターフェースもごく 一 部 ながら 存 在 しています RTF Reader Talk First リーダ/ライタからの 送 信 コマンドに 対 してのみタグが 応 答 しレスポンスデータを 返 信 する 方 式 Ready 状 態 タグが 電 界 内 に 入 った 直 後 の 状 態 を 表 しています タグは 電 磁 誘 導 により 起 電 します 交 信 可 能 な 状 態 であり R/Wからの 通 信 コマンドに 応 答 します STX Start of TeXt テキストの 開 始 を 意 味 するコード Select 状 態 Stop モード 状 態 タグの 選 択 状 態 を 意 味 します R/Wからの 通 信 コマンド ( 選 択 状 態 指 定 あり)に 対 して 応 答 する 状 態 を 表 していま す 但 し 選 択 状 態 にあるタグのみ 応 答 し Ready(レデ ィ) 状 態 のタグは 応 答 しません RF 出 力 がOFFの 状 態 で R/WのCPUがスリープ 状 態 のことを 表 しています TX OFF(キャリア 出 力 OFF) 状 態 TX ON(キャリア 出 力 ON) 状 態 RF 出 力 ON/OFF の 設 定 コマンドによりR/Wが 出 す 送 信 電 波 (キャリアー)をOFFし 電 波 を 出 さない 状 態 のこ とです RF 出 力 ON/OFF の 設 定 コマンドによりR/Wが 出 す 送 信 電 波 (キャリアー)をONし 電 波 を 出 す 状 態 のことです Tag-it HF-I Texas Instruments 社 (テキサスインスツルメンツ 社 )の IC タグラベル(RFID タグ) TxOFF コマント UID USB VICC Unique Identifier Universal Serial Bus Vicinity Integrated Circuit Card R/Wが 出 力 する 送 信 電 波 (キャリアー)をOFFするコ マンドです タグのメモリ 構 造 の 中 のひとつで IC タグの 製 造 メーカー が 製 造 時 に 付 与 するユニークな ID( 個 々の RFID を 唯 一 特 定 することを 目 的 に 付 与 する 識 別 番 号 あるいは 識 別 デー タ) キーボードやマウス モデム ジョイスティックなどの 周 辺 機 器 とパソコンを 結 ぶデータ 伝 送 路 の 規 格 のひとつ USB1.1 は 1.5Mbps と 12Mbps でデータ 伝 送 を 行 うこと ができ USB2.0 は 480Mbps という 高 速 の 規 格 となって おり ディジタル ビデオなどとコンピュータを 接 続 する ことができます USB のコネクタには タイプ A(ダウン ストリーム 型 )とタイプ B(アップストリーム 型 )の 2 種 類 があります 近 傍 型 ICカード 交 信 距 離 が 数 10mm~0.7m 程 度 のもの になります - 8 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
Wait モード 状 態 RF 出 力 がOFFの 状 態 で R/WのCPUがスタンバイ 状 態 のことを 表 しています h hexadecimal mark 整 数 を 表 す 定 数 で 16 進 数 表 記 を 使 用 するときに 使 うプレ フィックス 数 字 の 右 側 に h を 付 けることで その 値 は 16 進 数 と 見 なされます my-d アンチコリジョン Infineon Technologies 社 の IC タグラベル(RFID タグ) 1つのアンテナの 交 信 領 域 内 に 複 数 の RFID が 存 在 する 場 合 に それぞれの RFID からの 送 信 エラーなどを 起 こさず に 受 信 するための 制 御 機 能 衝 突 防 止 ともいいます アンテナID 1 台 のR/Wに 複 数 台 のアンテナを 接 続 した 場 合 どのア ンテナのデータか 識 別 する 為 のIDです イ ン ベ ン ト リ (Inventory)コマン ドの1スロット 及 び 16スロット 電 界 内 のタグにアクセスする 場 合 タグが1 枚 の 場 合 は1 スロットのインベントリコマンド タグが 複 数 枚 の 場 合 は 16スロットのインベントリコマンドを 発 行 させる 必 要 があります 1スロットあるいは16スロットの 指 定 は コマンド 発 行 時 に 指 定 するオプションフラグの 設 定 によ り 制 御 できます ただし 弊 社 においては 16スロット のインベントリコマンドの 発 行 は 推 奨 しておりません 複 数 同 時 にタグを 読 み 取 る 必 要 がある 場 合 は インベントリ 2(Inventory2)コマンドを 使 用 することを 推 奨 します エアインタフェース オートスキャンモー ド 無 線 通 信 についてのインタフェース 規 格 のことですが ここでは R/Wとタグ 間 の 情 報 のやりとりをするインタ ーフェース 規 格 を 意 味 します 上 位 機 器 からR/Wにコマンドを 送 信 することなく R/ Wが 単 独 でタグデータを 読 み 取 る 状 態 となり アンテナエ リア 内 にあるICタグのデータを 受 信 するモード ICタ グのデータを 受 信 すると 受 信 データを 上 位 機 器 に 送 信 し ます このモードで 受 信 可 能 なデータは シンプルライトコマン ド( の 書 込 コマンド)で 書 き 込 まれた 独 自 フォ ーマットのデータです オプションフラグ ISO15693 対 応 コマンドを 発 行 する 時 に 付 加 する1バイト のパラメータ UID 指 定 の 制 御 Select 状 態 の 制 御 AFI 指 定 の 制 御 などを 指 定 されたビット(bit0~bit7)に 値 を 設 定 することにより 制 御 されます カレントUID R/Wが 最 後 にタグのアクセスを 行 った 時 のUID ま た 上 位 から 最 後 に 指 定 したUIDもカレントUIDと 呼 びます コマンドモード 上 位 機 器 から 送 信 されるコマンドに 従 い 処 理 を 実 行 する モード コマンドモードで 設 定 されたR/Wは 上 位 コマンド 制 御 以 外 ではICタグのスキャンを 行 いません 尚 ISO1 5693 関 係 のコマンドを 実 行 する 場 合 は このモードを 使 用 することになります ショートレンジタイ プ 主 に 以 下 の 仕 様 を 持 つR/Wを 意 味 しています 周 波 数 :13.56MHz 送 信 出 力 :MAX100mW±20% 交 信 距 離 :MAX 10cm - 9 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
シリアル パソコンと 周 辺 機 器 の 接 続 インターフェースの 1 つ もし くはデータの 転 送 方 式 を 指 す 場 合 も 多 いです シリアル 転 送 とはデータを 一 度 に 1 つずつ 転 送 する 方 式 で USB や IEEE1394 なども 方 式 としてはこのシリアル 転 送 です パソコン 用 のシリアル 転 送 方 式 としては モデ ムなどとの 接 続 に 使 われる RS-232C が 最 も 普 及 していま す シングル 読 取 モード R/Wのアンテナ 有 効 範 囲 内 にある 一 度 読 み 取 ったタグ のデータが 再 度 上 位 側 に 送 られることの 無 いようにした い 場 合 に 使 用 するモード オートスキャンモード/トリガーモード/ポーリングモー ド/ 連 続 インベントリモード/EASモード/RDLOOP モードで 反 映 されます シンプルライトコマ ンド シンプルリードコマ ンド データ 転 送 速 度 ISO15693(1/256) データ 転 送 速 度 ISO15693(1/4) 動 作 モードであるオートスキャンモードなどタグデータ を 自 動 で 読 み 取 る 場 合 に 必 要 である 弊 社 独 自 のフォーマ ットを 書 き 込 むコマンドです の 読 取 モードのフォーマット 形 式 を 持 つコマ ンドを 示 す 総 称 名 です データ 転 送 速 度 が 1.65kbps であることを 意 味 します タ グ 動 作 モードの 設 定 で 動 作 モードの 設 定 値 として 使 用 さ れています データ 転 送 速 度 が 26.48kbps であることを 意 味 します タグ 動 作 モードの 設 定 で 動 作 モードの 設 定 値 として 使 用 されています デモソフト タカヤ 製 R/W の TR3 シリーズに 付 属 しているアプリケー ションのこと TR3 モニタープログラム と 呼 ばれるこ ともあります トリガーモード 外 部 からのトリガー 信 号 が 有 効 な 間 だけICタグのデー タを 受 信 するモードです ICタグのデータを 受 信 する と 受 信 データを 上 位 機 器 に 送 信 します このモードで 受 信 可 能 なデータは シンプルライトコマン ド( の 書 込 コマンド)で 書 き 込 まれた 独 自 フォ ーマットのデータです トリガー 信 号 は 上 位 インターフェース 接 続 用 コネクタの I/Oポート2に 入 力 します この 端 子 はC-MOSレベ ルの 入 力 となります 尚 据 置 タイプのR/Wは 外 部 ト リガー 入 力 端 子 を 準 備 していないため 使 用 できません ニブル パリティ 情 報 量 の 単 位 の 一 つで 4 ビット(2 分 の 1 バイト)に 相 当 します 16 進 数 を 用 いると 1 桁 で 1 ニブルのデータ を 表 すことができることもあって 今 でもたまに 用 いられ ます IEEE 1284 の ニブルモード や DRAM の ニブル モードアクセス などの 名 前 は 4bit 単 位 でデータが 転 送 されることから 来 ています データの 送 受 信 が 正 しく 行 われたかどうかを 照 合 する 方 法 のひとつ パリティチェックと 呼 ばれることもありま す ブロックセキュリテ タグのメモリ 上 のブロックがロックされているかどうか - 10 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
ィステータス ブロック 番 号 ボーレート ポーリング の 情 報 を 示 します 尚 ロック 情 報 は ReadSingleBlock, ReadMultiBlock, GetBlockSecSt コマンドで 取 得 できま す ( 取 得 するには コマンド 発 行 時 にオプションフラグ の 設 定 が 必 要 になります 詳 しくは 各 コマンド 説 明 でご 確 認 ください) TR3 シリーズのマニュアルでは タグのメモリ 構 造 内 で 32bit(4byte/Block) 単 位 で 区 切 られた 領 域 を 表 し その 領 域 に 振 られた 番 号 を 意 味 しています モデムを 使 用 して 通 信 したときの 変 調 速 度 の 単 位 のこと 1 秒 間 でかけられる 変 調 の 回 数 を 表 します 通 信 機 器 やソフトウェアが 複 数 で 関 連 して 動 作 する 場 合 において 送 信 や 処 理 の 要 求 がないか 逐 一 巡 回 して 確 認 する 方 式 ポーリングモード 上 位 機 器 から 送 信 された 指 定 時 間 の 間 だけICタグのデ ータを 受 信 するモード ICタグのデータを 受 信 すると 受 信 データを 上 位 機 器 に 送 信 します コマンドモード 状 態 のR/Wに 対 して 指 定 のコマンドを 送 ることによりポーリングモードに 移 行 します 指 定 時 間 は コマンド 送 信 時 に 併 せて 設 定 します 尚 指 定 時 間 を 過 ぎるとコマンドモードに 戻 ります このモードで 受 信 可 能 なデータは シンプルライトコマン ド( の 書 込 コマンド)で 書 き 込 まれた 独 自 フォ ーマットのデータです ミドルレンジタイプ 主 に 以 下 の 仕 様 を 持 つR/Wを 意 味 しています 周 波 数 :13.56MHz 送 信 出 力 :MAX300mW±20% 交 信 距 離 :TR3-HA201 接 続 時 MAX 35cm (TI 製 Tag-it HF-I RI-TH1-CB1A-00 使 用 時 参 考 値 ) 注 ) 使 用 環 境 使 用 アンテナ 使 用 タグにより 異 なります ロングレンジタイプ 形 式 指 定 取 得 品 ( 型 式 指 定 )/ 高 周 波 利 用 設 備 の 設 置 許 可 手 続 き 主 に 以 下 の 仕 様 を 持 つR/Wを 意 味 しています 周 波 数 :13.56MHz 送 信 出 力 :MAX 1W ±20% 交 信 距 離 :TR3-LA101 接 続 時 :MAX60cm (TI 製 Tag-it HF-I RI-TH1-CB1A-00 使 用 時 参 考 値 ) 注 ) 使 用 環 境 使 用 アンテナ 使 用 タグにより 異 なります 電 波 法 では 電 線 路 に 10kHz 以 上 の 高 周 波 電 流 を 通 ずる 電 信 電 話 その 他 の 通 信 設 備 および 10kHz 以 上 の 高 周 波 電 流 を 使 用 する 工 業 用 加 熱 設 備 医 療 用 設 備 各 種 設 備 につい ては 原 則 として 個 別 の 設 置 許 可 を 受 けるよう 定 めていま す 高 周 波 利 用 設 備 は 高 周 波 電 流 を 利 用 するため 設 備 から 電 波 が 発 射 されることとなり 放 送 や 無 線 通 信 に 妨 害 を 与 え ることが 予 想 されるため 規 制 の 対 象 としています 弊 社 の TR3 シリーズの 製 品 にて 利 用 されている 13.56MHz の 周 波 数 については ISO( 国 際 標 準 化 機 構 )/IEC( 国 際 電 気 標 準 会 議 )の 規 格 化 などを 受 けて 2002 年 9 月 に 規 制 が 緩 和 され 高 周 波 利 用 設 備 ( 誘 導 式 読 み 書 き 通 信 設 備 ) へと 制 度 改 正 されました この 制 度 により 電 磁 環 境 測 定 施 設 でリーダ/ライタの 電 界 強 度 を 測 定 し その 測 定 結 果 が 日 本 の 電 波 法 などで 定 め - 11 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
られた 規 格 値 内 であることを 総 務 大 臣 に 申 請 し 技 術 基 準 に 適 合 していることの 型 式 指 定 を 取 得 することができ ます この 指 定 により 使 用 者 は 個 別 の 設 置 許 可 が 不 要 となり 高 周 波 利 用 設 備 の 許 可 申 請 ( 無 線 局 申 請 )の 手 続 きをする ことなく 機 器 を 利 用 することができるようになりました 質 問 機 R/W(リーダ/ライタ)のこと 単 独 読 取 モード R/Wのアンテナ 有 効 範 囲 内 にある1 枚 のタグのデータ を 読 み 取 る 事 が 可 能 となるモード オートスキャンモード/トリガーモード/ポーリングモー ド/ 連 続 インベントリモード/EASモード/RDLOOP モードで 反 映 されます 電 波 法 総 務 省 が 制 定 する 法 律 であり 第 一 条 に この 法 律 は 電 波 の 公 平 かつ 能 率 的 な 利 用 を 確 保 することによって 公 共 の 福 祉 を 増 進 することを 目 的 とする と 記 されています 電 波 とは 300 万 メガヘルツ 以 下 の 周 波 数 を 持 つ 電 磁 波 の ことと 定 義 されています 汎 用 コマンド タカヤ 製 R/W に 対 して 設 定 やステータス 取 得 などの 制 御 を 行 うコマンドになります 複 数 同 時 読 取 モード R/Wのアンテナ 有 効 範 囲 内 にある 複 数 のタグのデータ を 読 み 取 る 事 が 可 能 となります オートスキャンモード/トリガーモード/ポーリングモー ド/ 連 続 インベントリモード/EASモード/RDLOOP モードで 反 映 されます 誘 導 式 読 み 書 き 通 信 設 備 連 続 インベントリモ ード 13.56MHz の 周 波 数 の 誘 導 電 波 を 使 用 して 記 録 媒 体 の 情 報 を 読 み 書 きする 設 備 電 子 タグ 非 接 触 型 ICカードなど タグのUIDを 連 続 で 受 信 するモード このモードは 上 位 機 器 からR/Wにコマンドを 送 信 する ことなく R/Wが 単 独 でタグデータを 読 み 取 る 状 態 とな り アンテナエリア 内 にあるタグのUIDデータを 受 信 す るモードです ICタグのUIDデータを 受 信 すると 受 信 したUIDデータを 上 位 機 器 に 送 信 します 連 続 読 取 モード R/Wのアンテナ 有 効 範 囲 内 にある 一 度 読 み 取 ったタグ のデータも 含 め 連 続 で 何 度 でも 上 位 側 に 送 られるように したい 場 合 に 使 用 します オートスキャンモード/トリガーモード/ポーリングモー ド/ 連 続 インベントリモード/EASモード/RDLOOP モードで 反 映 されます - 12 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
変 更 履 歴 Ver No 日 付 内 容 1.00 2006 年 9 月 29 日 新 規 発 行 - 13 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ
タカヤ 株 式 会 社 RF 事 業 推 進 部 [URL]http://www.takaya.co.jp/ [Mail] rfid@takaya.co.jp 仕 様 及 び 外 観 は 改 良 のため 予 告 なく 変 更 する 場 合 がありますので あらかじめご 了 承 ください - 14 - Takaya RF-ID TR3 シリーズ