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改 正 農 地 法 等 を 踏 まえた 農 地 基 本 台 帳 の 整 備 について 平 成 22 年 4 月 20 日 平 成 22 年 6 月 18 日 改 訂 全 国 農 業 会 議 所 1. 農 地 基 本 台 帳 をめぐる 情 勢 について 農 地 基 本 台 帳 は 農 業 委 員 会 交 付 金 事 業 実 施 要 領 ( 昭 和 60 年 11 月 20 日 付 け60 農 経 A 第 1141 号 農 林 水 産 省 事 務 次 官 通 知 )に 基 づき 農 業 委 員 会 が 法 令 事 務 を 処 理 するに 当 たり 必 要 な 資 料 として 全 農 業 委 員 会 で 整 備 することとさ れている 農 地 基 本 台 帳 整 備 は 昭 和 34 35 年 において 各 市 町 村 における 農 業 振 興 計 画 の 樹 立 および 実 施 の 推 進 等 にかかわる 事 務 を 的 確 かつ 迅 速 に 処 理 するため また 農 政 活 動 の 基 礎 資 料 とするため 補 助 事 業 により 全 市 町 村 農 業 委 員 会 に 農 家 基 本 台 帳 の 名 称 で 整 備 されたことが 始 まりである 昨 年 12 月 15 日 の 改 正 農 地 法 等 の 施 行 に 伴 い 農 地 の 権 利 移 動 規 制 の 見 直 し がされる 一 方 農 地 の 適 正 利 用 を 担 保 するための 措 置 ( 利 用 状 況 報 告 と 勧 告 許 可 取 り 消 し)が 法 制 度 に 位 置 付 けられた また 農 業 委 員 会 は 遊 休 農 地 に 関 す る 措 置 として 年 一 回 の 農 地 の 利 用 状 況 調 査 と 調 査 結 果 を 踏 まえた 遊 休 農 地 の 所 有 者 等 に 対 する 指 導 を 行 うことが 義 務 づけられた 今 後 農 業 委 員 会 における 法 令 事 務 については これまでの 入 口 規 制 ( 許 認 可 ) に 加 え 出 口 規 制 ( 事 後 監 視 )にも 重 点 を 置 いた 対 応 が 求 められる そのため 農 林 水 産 省 は 平 成 22 年 3 月 31 日 に 農 業 委 員 会 交 付 金 事 業 実 施 要 領 と 農 業 委 員 会 交 付 金 事 業 の 実 施 について を 改 正 し これまでの 区 域 内 の 農 家 単 位 で 農 機 具 施 設 経 営 農 地 貸 付 地 の 保 有 状 況 等 を 管 理 するいわゆ る 属 人 台 帳 から 区 域 内 の 全 ての 農 地 の 利 用 状 況 等 を 管 理 するいわゆる 属 地 台 帳 に 変 更 した 2. 農 地 基 本 台 帳 の 管 理 項 目 の 変 更 点 について (1) 管 理 項 目 の 範 囲 ( 旧 ) 農 業 委 員 会 の 区 域 内 の 農 家 ( 都 府 県 にあっては10a 以 上 北 海 道 に あっては30a 以 上 の 農 地 につき 耕 作 の 業 務 を 営 む 世 帯 単 位 ) ( 新 ) 農 業 委 員 会 の 区 域 内 のすべての 農 地 及 び 採 草 放 牧 地 (2) 具 体 的 な 管 理 項 目 ( 旧 )1 世 帯 員 及 び 就 業 2 営 農 の 状 況 3 土 地 総 括 表 4 経 営 農 地 等 の 筆 別 表 5 貸 付 地 の 筆 別 表 ( 農 地 採 草 放 牧 地 ) ( 新 )1 基 本 的 事 項 ( 所 在 地 番 地 目 所 有 者 氏 名 借 受 者 氏 名 等 ) 2 農 地 等 の 賃 貸 借 等 の 設 定 の 状 況 3 納 税 猶 予 の 適 用 状 況 4 農 地 の 利 用 状 況 調 査 結 果 5 遊 休 農 地 の 措 置 の 状 況 6その 他 ( 仮 登 記 の 設 定 等 ) 1

3. 農 地 基 本 台 帳 整 備 に 関 する 留 意 点 について (1) 基 本 的 な 考 え 方 農 地 基 本 台 帳 の 管 理 項 目 の 変 更 に 伴 い 農 業 委 員 会 交 付 金 事 業 上 は これま で 農 家 世 帯 毎 に 管 理 してきた 項 目 ( 世 帯 データ)について 入 力 管 理 する 必 要 がなくなった しかし 農 地 法 の 許 可 や 農 業 委 員 会 委 員 選 挙 人 名 簿 の 調 製 といった 農 業 委 員 会 の 業 務 を 円 滑 に 執 行 していくためには 世 帯 データの 活 用 が 不 可 欠 である このため 農 地 基 本 台 帳 は 新 たに 追 加 された 管 理 項 目 とあわせて 引 き 続 き 区 域 内 の 農 家 世 帯 毎 に 世 帯 データを 含 めて 管 理 を 行 っていくことが 重 要 である なお 市 町 村 を 越 えて 経 営 農 地 を 有 する 者 については 出 作 ( 他 市 町 村 での 借 り 入 れ 農 地 ) 区 域 内 の 農 業 委 員 会 において 新 たに 農 地 ( 属 地 ) 管 理 を 行 うこ ととなったが 生 活 や 経 営 の 本 拠 のある 区 域 内 の 農 業 委 員 会 においてもこれま でどおり 世 帯 ( 属 人 ) 管 理 を 行 うこと (2) 農 地 基 本 台 帳 の 電 算 化 システムの 改 良 と 補 助 金 の 活 用 農 地 基 本 台 帳 は 約 8 割 の 農 業 委 員 会 においてすでに 電 算 化 されており 管 理 項 目 の 変 更 に 伴 い 農 地 基 本 台 帳 の 電 算 化 システムの 改 良 が 必 要 となる そこで 農 業 委 員 会 は 今 回 の 電 算 化 システムの 改 良 について 農 業 委 員 会 等 に 措 置 されている 農 地 制 度 実 施 円 滑 化 事 業 費 補 助 金 のなかで 補 助 対 象 とされ ているため 早 急 に システム 開 発 業 者 と 打 合 せを 行 い 必 要 経 費 を 見 積 もる とともに 都 道 府 県 に 対 し 予 算 の 交 付 申 請 を 行 うこと また 農 地 制 度 実 施 円 滑 化 事 業 費 補 助 金 は システムの 改 良 だけでなく 新 たな 管 理 項 目 の 把 握 のた めの 調 査 や データ 入 力 などの 経 費 も 支 出 できるので こうした 経 費 も 交 付 申 請 すること なお 電 算 化 システムの 改 良 にあたっては 上 記 (1)の 考 え 方 に 基 づき 農 業 委 員 会 は これまでの 世 帯 毎 の 管 理 項 目 の 削 除 は 行 わず 新 たに 管 理 が 求 められる 項 目 の 追 加 のみを 行 うようシステム 開 発 業 者 に 対 し 指 示 すること (3)10a 未 満 ( 北 海 道 は30a 未 満 )の 農 地 等 所 有 者 の 把 握 新 たに 管 理 が 求 められる10a 未 満 ( 北 海 道 は30a 未 満 )の 農 地 等 所 有 者 の 把 握 を 行 うためには 固 定 資 産 税 台 帳 との 照 合 が 効 果 的 である このため 市 町 村 内 の 関 係 部 局 ( 税 務 課 等 )と 調 整 し データ 照 合 の 仕 組 み( 条 例 等 のル ール)づくりを 行 う 必 要 がある 特 に 関 係 部 局 との 調 整 にあたっては 新 しい 農 地 基 本 台 帳 が 管 内 の 全 て の 農 地 等 の 所 有 者 借 受 者 利 用 状 況 等 を 管 理 するものであり 市 町 村 にとっ ても 今 後 の 農 地 行 政 を 展 開 するうえで 有 効 な 手 段 となることを 強 調 し 農 地 基 本 台 帳 の 整 備 の 必 要 性 を 認 識 してもらうことが 重 要 である なお 紙 台 帳 で 管 理 している 場 合 は 台 帳 の 筆 頭 に 世 帯 員 及 び 就 業 が 書 かれている 形 式 を 活 用 しても 差 し 支 えない 2

(4) 農 地 の 利 用 状 況 調 査 結 果 遊 休 農 地 等 の 指 導 状 況 の 反 映 新 たに 管 理 が 求 められる 農 地 の 利 用 状 況 調 査 結 果 や 遊 休 農 地 の 措 置 の 状 況 に ついては 電 算 化 システムの 改 良 や 紙 台 帳 の 修 正 が 完 了 する 間 経 営 農 地 等 の 筆 別 表 の 備 考 欄 や 簡 易 な 管 理 表 を 活 用 して 農 地 の 利 用 状 況 調 査 の 調 査 年 月 日 遊 休 農 地 の 指 導 状 況 などを 記 載 し 管 理 すること (5) 相 続 等 の 届 出 の 記 載 新 たに 管 理 が 求 められる 相 続 等 の 届 出 の 記 載 については 届 出 をしたことに より 権 利 取 得 の 効 力 を 発 生 させるものではないので 届 出 があった 旨 を 所 定 の 枠 に 記 載 するのみにとどめ 所 有 者 ( 賃 借 権 の 取 得 であれば 利 用 者 )を 書 き 換 えないこと (6) 出 作 情 報 の 把 握 農 業 委 員 会 は 出 作 情 報 ( 他 市 町 村 での 借 り 入 れ 農 地 の 情 報 )について 都 道 府 県 農 業 会 議 の 支 援 や 隣 接 する 農 業 委 員 会 との 連 携 など 情 報 交 換 を 密 にし て 正 確 な 経 営 面 積 を 把 握 できるよう 努 めること (7) 世 帯 員 及 び 就 業 状 況 の 把 握 定 期 的 に 住 民 基 本 台 帳 との 照 合 ができよう 市 町 村 内 の 関 係 部 局 ( 住 民 課 等 ) と 調 整 し データ 照 合 の 仕 組 み( 条 例 等 のルール)づくりを 行 い 正 確 な 世 帯 情 報 の 把 握 に 努 めること また 親 族 と 住 居 及 び 生 計 を 一 にせず かつ 親 族 の 行 う 耕 作 又 は 養 畜 の 事 業 に 従 事 するその 他 の 二 親 等 以 内 の 親 族 については 世 帯 員 及 び 就 業 の 備 考 欄 に 氏 名 と 住 所 等 の 必 要 事 項 を 記 載 するなど 管 理 に 努 めること (8) 農 地 基 本 台 帳 の 補 足 調 査 の 実 施 多 くの 農 業 委 員 会 においては 農 地 基 本 台 帳 の 補 足 調 査 を 毎 年 8 月 1 日 現 在 の 小 作 地 の 所 有 状 況 調 査 (いわゆる8.1 調 査 )に 代 えて 実 施 してきている 農 地 基 本 台 帳 は 農 業 委 員 会 交 付 金 上 で 常 に 使 用 できる 状 態 にしておかなけ ればならないこと 農 地 法 の 許 可 や 農 業 委 員 会 委 員 選 挙 人 名 簿 の 調 製 といった 業 務 を 円 滑 に 行 うために 有 効 なデータであること-から 今 後 とも 補 足 調 査 を 実 施 すること (9) 農 地 基 本 台 帳 の 点 検 および 補 正 を 実 施 するための 規 程 の 変 更 現 在 農 業 委 員 会 では 改 正 前 の 農 業 委 員 会 交 付 金 事 業 の 実 施 について に 基 づく 農 地 基 本 台 帳 の 点 検 および 補 正 を 実 施 するための 規 程 が 整 備 されてい るが 今 回 の 改 正 を 踏 まえ 従 来 の 規 程 を 変 更 する 必 要 がある このことを 受 け 全 国 農 業 会 議 所 では 別 紙 のとおり 変 更 した 規 程 ( 例 )を 作 成 したので これを 参 考 に 規 程 の 変 更 を 進 めること 3

( 別 紙 ) 農 地 基 本 台 帳 点 検 等 実 施 規 程 ( 例 ) 年 月 日 農 業 委 員 会 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 農 業 委 員 会 ( 以 下 本 委 員 会 という )が 整 備 する 農 地 基 本 台 帳 の 適 時 適 切 な 情 報 の 更 新 を 図 るため その 記 載 内 容 の 点 検 及 び 補 正 ( 以 下 点 検 等 という )に 関 する 事 項 を 定 め もって 本 委 員 会 の 法 令 業 務 の 適 正 か つ 円 滑 な 処 理 及 び 本 市 の 農 業 振 興 に 資 することを 目 的 とする ( 点 検 等 の 対 象 となる 事 項 ) 第 2 条 農 地 基 本 台 帳 の 点 検 等 は 農 業 委 員 会 交 付 金 事 業 の 実 施 について ( 昭 和 60 年 11 月 20 日 付 け 60 農 経 A 第 1142 号 農 林 水 産 経 済 局 長 通 知 )の 記 の 第 1の1に 定 める 記 載 事 項 について 本 委 員 会 の 区 域 内 において 該 当 する 全 ての 農 地 および 採 草 放 牧 地 を 対 象 に 実 施 するものとする ( 定 期 的 な 点 検 等 の 実 施 等 ) 第 3 条 本 委 員 会 は 毎 年 月 から 月 までの 間 に 農 地 基 本 台 帳 の 点 検 等 を 実 施 するものとする 2 前 項 の 点 検 等 は 農 業 委 員 会 委 員 選 挙 人 名 簿 調 製 のための 申 請 書 の 審 査 及 び 選 挙 資 格 の 調 査 並 びに 次 項 による 調 査 を 通 じて 把 握 した 情 報 に 基 づき 実 施 するもの とする 3 農 地 基 本 台 帳 の 記 載 事 項 のうち 農 業 委 員 会 委 員 選 挙 人 名 簿 調 製 のための 申 請 書 の 審 査 及 び 選 挙 資 格 の 調 査 によっては 情 報 を 把 握 することができないものにつ いては 別 途 調 査 を 実 施 するものとする 4 農 地 基 本 台 帳 の 記 載 事 項 のうち 農 地 法 第 30 条 第 1 項 第 2 項 及 び 第 31 条 第 2 項 に 基 づく 農 地 の 利 用 状 況 調 査 遊 休 農 地 の 措 置 の 状 況 については 農 地 の 利 用 状 況 調 査 の 実 施 後 に 把 握 した 情 報 に 基 づき 整 理 するものとする ( 固 定 資 産 課 税 台 帳 等 のデータとの 照 合 ) 第 4 条 前 条 による 点 検 等 のほか 農 地 基 本 台 帳 の 記 載 事 項 のうち 世 帯 及 び 農 地 等 所 有 者 の 状 況 については 毎 年 1 回 以 上 固 定 資 産 課 税 台 帳 及 び 住 民 基 本 台 帳 と の 照 合 を 行 い その 結 果 を 反 映 するものとする ( 随 時 補 正 の 実 施 ) 第 5 条 第 3 条 による 点 検 等 及 び 前 条 による 照 合 のほか 農 業 委 員 会 の 日 常 的 な 事 務 処 理 や 農 業 委 員 の 活 動 等 を 通 じ 農 地 基 本 台 帳 の 記 載 内 容 を 補 正 する 必 要 があ る 場 合 には その 都 度 速 やかにこれを 反 映 するものとする ( 農 地 情 報 の 共 有 化 のために 提 供 した 情 報 等 の 管 理 ) 第 6 条 農 地 情 報 の 共 有 化 のために 地 域 担 い 手 育 成 総 合 支 援 協 議 会 ( 担 い 手 育 成 総 合 支 援 協 議 会 設 置 要 領 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 付 け 16 経 営 第 8837 号 経 営 局 長 通 知 ) 第 1 の 3 の(2)のウに 基 づく 都 道 府 県 知 事 の 承 認 を 受 けた 地 域 担 い 手 育 成 総 合 支 援 協 議 会 をいう )に 対 し 農 地 基 本 台 帳 に 整 備 した 情 報 を 提 供 した 場 合 等 には 情 報 の 利 用 目 的 提 供 した 情 報 の 内 容 等 を 整 理 し 適 切 な 管 理 を 行 うものとする ( 点 検 等 の 実 施 管 理 ) 第 7 条 農 地 基 本 台 帳 の 点 検 等 の 適 正 な 実 施 を 確 保 するため その 実 施 状 況 を 管 理 する 者 を 置 き 当 該 者 に 農 業 委 員 会 事 務 局 長 を 充 てるものとする 附 則 この 規 程 は 年 月 日 から 施 行 する 4

農 地 基 本 台 帳 の 管 理 項 目 変 更 のポイント 農 地 法 改 正 管 理 項 目 の 追 加 農 地 基 本 台 帳 に 関 わる 改 正 点 1 農 地 を 利 用 できる 者 が 拡 大 解 除 条 件 付 賃 貸 借 に 限 り 農 業 生 産 法 人 以 外 の 法 人 農 作 業 に 常 時 従 事 しない 者 が 農 地 を 利 用 可 能 になる 利 用 状 況 の 報 告 義 務 適 切 な 農 地 利 用 が 行 われない 場 合 に 農 業 委 員 会 が 勧 告 許 可 の 取 消 等 の 対 応 2 相 続 等 の 届 出 相 続 等 で 農 地 の 権 利 を 取 得 した 者 は 農 業 委 員 会 に 届 出 する 3 利 用 状 況 調 査 の 実 施 農 業 委 員 会 は 年 に1 回 管 内 の 農 地 の 利 用 状 況 を 調 査 する 4 遊 休 農 地 への 対 応 遊 休 農 地 への 指 導 通 知 公 告 勧 告 を 農 業 委 員 会 が 一 括 して 行 う 指 導 対 象 農 地 は 1 年 以 上 にわたって 耕 作 がされてなく 今 後 も 耕 作 されない と 見 込 まれる 農 地 等 指 導 に 従 わない 場 合 は 通 知 所 有 者 等 が 計 画 書 の 提 出 計 画 書 が 不 適 切 な 場 合 等 は 勧 告 5 賃 借 料 情 報 の 提 供 標 準 小 作 料 制 度 が 廃 止 され 農 業 委 員 会 は 実 勢 借 賃 に 基 づく 賃 借 料 情 報 を 提 供 する 1 解 除 条 件 付 き 賃 貸 借 で 参 入 した 者 への 対 応 利 用 状 況 報 告 の 管 理 適 切 に 農 地 を 利 用 していない 場 合 の 勧 告 許 可 の 取 消 の 履 歴 管 理 2 相 続 等 の 届 出 への 対 応 相 続 等 の 届 出 記 録 を 管 理 ( 届 出 日 届 出 者 届 出 事 由 あっせんの 希 望 等 ) 相 続 の 届 出 に 対 応 して 農 地 所 有 者 の 変 更 は 行 わない あくまで 届 出 があったことを 管 理 3 利 用 状 況 調 査 への 対 応 利 用 状 況 調 査 の 記 録 を 管 理 ( 調 査 日 結 果 ) 4 遊 休 農 地 への 対 応 遊 休 農 地 への 対 応 ( 指 導 状 況 通 知 勧 告 等 ) の 履 歴 管 理 金 額 を 管 理 5 10アールあたり 賃 借 料 6 納 税 猶 予 の 適 用 状 況 相 続 税 納 税 猶 予 贈 与 税 納 税 猶 予 の 有 無 納 税 猶 予 制 度 上 の 分 類 7 仮 登 記 の 設 定 状 況 仮 登 記 設 定 日 仮 登 記 権 者 農 地 基 本 台 帳 システムのバージョンアップにおける 補 助 事 業 の 活 用 について 農 地 法 改 正 にともなう 上 記 管 理 項 目 の 追 加 (システムのバージョンアップ 費 用 ) 情 報 把 握 のための 調 査 や 追 加 項 目 の 入 力 ( 調 査 経 費 入 力 作 業 を 行 う 補 助 員 の 人 件 費 ) 従 来 からの 管 理 項 目 の 整 備 費 ( 権 利 移 動 による 書 き 換 え 等 ) 農 地 制 度 実 施 円 滑 化 事 業 費 補 助 金 農 業 委 員 会 交 付 金 5

平 成 22 年 5 月 12 日 農 業 委 員 会 交 付 金 及 び 都 道 府 県 農 業 会 議 会 議 員 手 当 等 負 担 金 関 係 質 疑 応 答 農 業 委 員 会 交 付 金 関 係 問 1 農 業 委 員 会 交 付 金 事 業 実 施 要 領 ( 以 下 交 付 金 要 領 という ) 第 3の2の(2) 及 び(3)が 新 たに 規 定 された 趣 旨 如 何 ( 答 ) 1 普 通 地 方 公 共 団 体 の 各 種 委 員 会 の 委 員 報 酬 については 地 方 自 治 法 第 203 条 の2 第 2 項 の 規 定 により 原 則 として 勤 務 日 数 に 応 じて 支 給 するとされ 条 例 で 特 別 の 定 めをした 場 合 はこの 限 りでないとされている 2 当 該 条 項 の 例 外 規 定 に 基 づき 農 業 委 員 の 報 酬 について 条 例 で 月 額 報 酬 を 定 めてい る 市 町 村 も 多 いと 思 われるが 当 該 条 項 の 原 則 に 照 らせば 委 員 報 酬 がその 活 動 実 績 に 見 合 わないものとなっている 場 合 には できる 限 り 活 動 実 績 に 応 じた 支 給 となるよ う 見 直 すことが 望 ましいのではないかと 考 える 3 このため 農 業 委 員 会 交 付 金 の 委 員 手 当 については 委 員 の 活 動 実 績 に 応 じて( 当 該 交 付 金 の 範 囲 内 で) 適 切 に 支 給 されることとなるように 交 付 金 要 領 第 3の2の(2) 及 び(3)の 規 定 を 追 加 したところである 問 2 農 業 委 員 の 手 当 に 関 する 条 例 において 手 当 額 を 月 額 又 は 年 額 として 定 めてい る 場 合 委 員 手 当 を 交 付 金 要 領 第 3の2の(3)のなお 書 の 日 額 又 は 時 間 給 に より 支 給 するためには 当 該 条 例 を 改 正 しなければならないのか ( 答 ) 1 交 付 金 要 領 第 3の2の(3)の 規 定 によれば 農 業 委 員 会 交 付 金 により 農 業 委 員 の 手 当 を 支 給 する 際 には 市 町 村 が 定 める 委 員 手 当 に 関 する 諸 規 程 において 日 額 又 は 時 間 給 の 単 価 を 定 め 活 動 実 績 に 応 じて 支 給 する 必 要 がある 2 これは 農 業 委 員 会 交 付 金 から 農 業 委 員 の 手 当 を 支 給 する 場 合 に 適 用 されるもので あるが 必 ずしも 農 業 委 員 の 報 酬 一 般 に 関 する 条 例 の 改 正 までを 求 めるものではない 3 農 業 委 員 会 交 付 金 から 支 弁 する 委 員 手 当 については 条 例 の 規 定 に 関 わらず 市 町 村 が 日 額 又 は 時 間 給 を 定 めた 上 で 活 動 実 績 に 応 じた 支 給 となるよう 整 理 されたい 問 3 農 地 基 本 台 帳 の 整 備 に 係 る 経 費 について 交 付 金 を 利 用 できる 部 分 と 補 助 金 を 利 用 できる 部 分 は どのようにすみ 分 けされているのか ( 答 ) 別 表 を 参 照 されたい 6

問 4 交 付 金 から 委 員 手 当 を 支 給 されている 農 業 委 員 が 農 地 制 度 実 施 円 滑 化 事 業 費 補 助 金 ( 以 下 補 助 金 という )において 支 援 対 象 となっている 法 令 事 務 に 従 事 した 場 合 当 該 補 助 金 から 手 当 を 支 出 することはできるのか ( 答 ) 1 交 付 金 は 農 業 委 員 会 の 活 動 における 基 礎 的 な 経 費 を 対 象 とするものであり 補 助 金 は 農 地 法 に 基 づく 個 々の 法 令 事 務 の 処 理 に 必 要 な 経 費 を 支 援 するものである 2 したがって 補 助 金 の 支 援 を 受 けた 活 動 を 交 付 金 による 活 動 と 明 確 に 区 分 し そ れぞれに 業 務 日 誌 等 で 活 動 内 容 が 明 らかになっていれば 双 方 から 農 業 委 員 への 活 動 に 対 する 手 当 を 支 出 することは 可 能 である 都 道 府 県 農 業 会 議 会 議 員 手 当 等 負 担 金 関 係 問 5 都 道 府 県 農 業 会 議 会 議 員 手 当 等 負 担 金 ( 以 下 負 担 金 という )から 職 員 給 与 費 を 支 給 されている 都 道 府 県 農 業 会 議 職 員 が 農 地 制 度 実 施 円 滑 化 事 業 費 補 助 金 実 施 要 領 ( 以 下 補 助 金 要 領 という ) 別 記 3の 第 1に 規 定 する 事 業 に 従 事 した 場 合 補 助 金 から 賃 金 を 支 出 することはできるのか ( 答 ) 負 担 金 から 職 員 給 与 費 を 支 給 されている 都 道 府 県 農 業 会 議 職 員 が 当 該 負 担 金 事 業 の 対 象 となる 法 令 事 務 とは 別 に 補 助 金 要 領 別 記 3の 第 1に 規 定 する 事 業 に 従 事 した 場 合 には 業 務 日 誌 等 でその 活 動 内 容 を 明 確 に 区 分 すれば 補 助 金 の 支 援 対 象 とする ことは 可 能 である 7

農 地 基 本 台 帳 の 整 備 に 当 たっての 交 付 金 と 補 助 金 の 補 助 対 象 経 費 の 住 み 分 け 本 事 業 は 農 地 基 本 台 帳 の 整 備 事 項 の 追 加 変 更 に 伴 い 新 たに 発 生 する 業 務 システム 改 良 等 に 必 要 な 費 用 を 補 助 対 象 とする 一 方 農 業 委 員 会 交 付 金 は 農 地 基 本 台 帳 の 初 度 的 整 備 にのための 費 用 を 対 象 とする No システム 整 備 にあたって 必 要 と 想 定 される 項 目 交 付 金 補 助 金 備 考 農 地 基 本 台 帳 整 備 準 備 委 員 会 の 開 催 1 ( 台 帳 の 整 備 方 法 の 検 討 書 式 の 決 定 ).2-1 紙 台 帳 の 電 子 化.2-2 既 に 電 子 化 された 台 帳 の 仕 様 の 変 更 既 存 の 台 帳 システムを 処 分 制 限 期 間 (5 年 ) 内 に 処 分 する 場 合 補 助 金 返 還 が 必 要 とな る 3 農 地 情 報 の 調 査 定 期 的 な 点 検 のための 調 査 台 帳 項 目 変 更 に 伴 う 調 査 4 3の 調 査 で 収 集 した 農 地 情 報 の 入 力 ( 耕 作 者 農 地 権 利 移 転 の 履 歴 等 ) 定 期 的 な 入 力 作 業 台 帳 項 目 変 更 に 伴 う 入 力 作 業 農 地 情 報 の 確 認 5 ( 住 民 基 本 台 帳 等 との 照 合 システムの 整 備 を 含 む) 6 地 域 担 い 手 協 議 会 等 への 情 報 提 供 既 存 システムを 処 分 制 限 期 間 (5 年 ) 内 に 処 分 する 場 合 補 助 金 返 還 が 必 要 となる 情 報 提 供 にあたっては 個 人 情 報 保 護 条 例 等 に 留 意 し 適 切 な 情 報 管 理 を 行 うこと 8

( 平 成 22 年 6 月 21 日 訂 正 ) 農 地 基 本 台 帳 の 記 入 の 手 引 き( 案 ) 市 町 村 農 業 委 員 会 都 道 府 県 農 業 会 議 全 国 農 業 会 議 所 9

Ⅰ 農 地 基 本 台 帳 の 記 載 事 項 農 地 基 本 台 帳 の 記 載 事 項 は 農 業 委 員 会 交 付 金 事 業 実 施 要 領 第 5の 規 定 に 基 づく 農 林 水 産 省 経 済 局 長 の 定 める 事 項 で 農 業 委 員 会 交 付 金 事 業 の 実 施 について ( 昭 和 60 年 11 月 20 日 付 け 60 農 経 A 第 1142 号 )によって 定 められ ています したがって ここに 定 められている 必 須 事 項 であり 省 略 はできま せん 様 式 は 原 則 として 全 国 農 業 会 議 所 が 作 成 するものとします 平 成 22 年 3 月 31 日 付 で 前 記 通 知 が 改 正 され 必 須 事 項 が 変 更 になり これまで 農 家 世 帯 毎 に 管 理 してきた 事 項 ( 世 帯 データ) 等 が 必 須 事 項 から 外 されましたが 農 業 委 員 会 の 各 種 事 業 にも 活 用 できるよう 様 式 には 必 須 事 項 以 外 の 事 項 も 示 しており ます 農 業 委 員 会 は 原 則 としてこの 様 式 に 基 づき 農 地 基 本 台 帳 のデータ 管 理 を 行 うこととします 10

Ⅱ 記 入 の 仕 方 農 家 番 号 農 業 委 員 会 において 基 本 台 帳 の 利 用 の 便 を 考 慮 して 番 号 を 記 入 する 住 所 字 番 地 とする 氏 名 農 業 経 営 主 世 帯 責 任 者 世 帯 主 のいずれを 記 入 するかは 農 業 委 員 会 が 定 めたものとする (ただし 法 人 の 場 合 は 法 人 名 と 代 表 者 氏 名 を 記 入 する ) 1. 世 帯 員 および 就 業 世 帯 員 とは 原 則 として 住 居 と 生 計 を 共 にしている 親 族 とする ただし 一 時 的 に 住 居 または 生 計 を 異 にしている 親 族 のうち 次 の 者 は 世 帯 員 に 含 める( 農 地 法 第 2 条 第 2 項 ) 疾 病 又 は 負 傷 による 療 養 就 学 ( 例 えば 通 学 が 不 便 なため 学 校 等 に 寄 宿 している 者 ) 公 選 による 公 職 への 就 任 ア 上 記 以 外 に 世 帯 員 に 含 めるもの 出 かせぎ 行 商 等 で 調 査 日 現 在 その 家 にいなくても 生 計 を 共 にしている 者 ただし 住 民 基 本 台 帳 はそのままになっていても 他 出 し 独 立 した 生 活 を 行 ってい るような 者 については 世 帯 員 に 含 めない その 家 で 養 っている 身 寄 りのない 老 人 や 子 どものように 世 帯 主 との 血 縁 または 婚 姻 関 係 がなくとも 一 緒 に 住 み 生 計 を 共 にしている 者 イ 次 のような 者 は 世 帯 員 に 含 めない 住 み 込 みの 雇 い 人 親 戚 や 知 人 から 就 学 などのため 一 定 期 間 預 かっている 子 弟 や 下 宿 人 家 族 であっても 就 職 のため ふだんよそに 住 み 生 活 している 者 ただし 農 業 研 修 等 で1カ 年 未 満 の 短 い 期 間 よそに 出 ている 者 は 世 帯 員 とする 項 目 説 明 と 記 載 上 の 注 意 事 項 (1) 氏 名 続 柄 世 帯 員 および 同 居 者 の 氏 名 と 世 帯 主 からみた 続 柄 を 記 入 し 親 族 で ない 世 帯 員 の 続 柄 は 同 居 と 記 入 する 世 帯 主 が 変 わって 続 柄 が 移 動 したときは それに 従 って 続 柄 の 欄 を 訂 正 する 法 人 組 織 の 場 合 は 氏 名 の 欄 に 法 人 名 と 代 表 者 名 または 構 成 員 名 を 続 柄 欄 に 役 職 名 を 記 入 する (2) 世 帯 主 世 帯 主 とは 住 民 基 本 台 帳 などに 記 入 されている 世 帯 主 をいう (3) 性 別 男 女 別 に 該 当 の 字 を 印 で 囲 む (4) 生 年 月 日 出 生 年 次 の 明 治 大 正 昭 和 平 成 の 別 は 明 大 昭 平 の 該 当 の 字 を 印 で 囲 む 11

(5) 世 帯 責 任 者 世 帯 責 任 者 とは 世 帯 員 のうち 事 実 上 の 世 帯 の 中 心 的 な 働 き 手 とな って 世 帯 の 生 計 を 担 当 しているその 家 の 経 済 面 の 責 任 者 をいい 該 当 者 の 欄 に 印 を 記 入 する 例 えば 世 帯 主 がすでに 老 齢 で 財 産 の 管 理 権 を 持 っていても 実 質 上 の 世 帯 の 責 任 者 をその 子 供 などにまかせ ている 場 合 は その 子 供 を 世 帯 責 任 者 とする なお 世 帯 責 任 者 は 必 ずしも 自 家 農 業 の 従 事 者 とは 限 らない (6) 農 業 経 営 主 農 業 経 営 主 とは 耕 作 または 養 畜 の 事 業 を 行 い 損 益 等 が 直 接 帰 属 する 立 場 にある 者 をいい 該 当 者 の 欄 に 印 を 記 入 する (7) 農 業 あとつ 農 業 のあとつぎが 決 まっているかどうかについて 次 の3つの 区 分 ぎ により 記 入 する 農 業 のあとつぎ あ に 印 農 業 あとつぎ 予 定 者 予 に 印 農 業 志 望 者 志 に 印 (イ) 農 業 あとつぎ 農 業 経 営 主 の 地 位 の 次 期 承 継 者 のことをいい 現 に 農 業 に 従 事 し ているかもしくは 農 業 を 継 ぐことが 確 定 している 者 をいう ここで は 農 業 の 承 継 者 でない あとつぎ は 農 業 あとつぎ とみなさな い (ロ) 農 業 あとつぎ 予 定 者 農 業 経 営 主 が 農 業 あとつぎ と 予 定 している 者 であるが 本 人 の 農 業 就 業 の 意 思 が 未 決 定 の 者 をいう (ハ) 農 業 志 望 者 農 業 あとつぎ 農 業 あとつぎ 予 定 者 以 外 の 者 で 農 業 を 職 業 とする 意 思 をもっている 者 のことをいう (ニ) 他 出 あとつぎ 農 業 あとつぎ または 農 業 あとつぎ 予 定 者 であり 現 在 他 出 している 者 を 記 入 する その 者 の 現 在 の 勤 め 先 およびその 勤 務 地 と 住 所 ( 都 道 府 県 名 市 町 村 名 )を 記 入 する (8) 認 定 農 業 者 認 定 農 業 者 である 者 に 印 を 記 入 し 右 側 に 認 定 年 月 日 を 記 入 する 再 認 定 した 者 の 場 合 は 再 認 定 した 年 月 日 を 記 入 する (9) 農 業 従 事 日 年 間 の 農 業 ( 屋 内 作 業 を 含 む)に 従 事 する 日 数 を 記 入 する 数 稼 働 時 間 何 時 間 をもって1 日 と 計 算 するかは 社 会 通 念 により 判 断 する (10) 自 家 農 業 年 間 自 家 農 業 ( 屋 内 作 業 を 含 む)に 少 しでも 従 事 する 者 について 12

の 従 事 程 度 次 の3つの 種 類 に 区 分 し 基 幹 的 な 場 合 は 基 幹 補 助 的 な 場 合 は 補 助 臨 時 的 な 場 合 は 臨 時 の 欄 に 印 を 記 入 する (イ) 基 幹 常 時 自 家 農 業 の 主 要 な 仕 事 に 欠 くことのできない 働 き 手 となって いる 者 で 必 ずしも1 人 とは 限 らない (ロ) 補 助 常 時 自 家 農 業 に 従 事 しているが 軽 作 業 や 補 助 的 な 手 伝 いをする 者 である (ハ) 臨 時 日 常 は 自 家 農 業 以 外 の 仕 事 をしていたり 工 場 学 校 ( 高 等 学 校 程 度 以 上 )に 通 っているが 休 日 あるいは 農 繁 期 などに 臨 時 的 に 自 家 農 業 に 従 事 する 者 である (11) 兼 業 の 形 自 家 農 業 以 外 に 収 入 のある 仕 事 あるいは 職 業 に 従 事 している 者 がい 態 ればその 形 態 にしたがって 該 当 者 の 欄 に 印 を 記 入 する (イ) 恒 常 ( 恒 常 的 勤 務 ) 一 定 の 勤 め 先 に 恒 常 的 に 勤 務 した 場 合 をいう ただし 雇 用 契 約 上 あらかじめ 短 期 の 雇 用 期 間 が 明 示 されていたり 継 続 して 雇 うと いう 契 約 がない 場 合 には 恒 常 的 勤 務 ではなく 日 雇 臨 時 雇 となる (ロ) 出 稼 1カ 月 以 上 1 年 未 満 居 住 地 を 離 れて 他 人 に 雇 われて 就 労 し 再 び 元 の 居 住 地 に 戻 ってくる 場 合 をいう (ハ) 臨 時 継 続 的 に 雇 うという 契 約 がなく 日 雇 臨 時 雇 として 雇 われた 場 合 をいう (ニ) 自 営 ( 自 営 兼 業 ) 農 家 が 収 入 を 得 るために 自 ら 営 んでいる 農 業 以 外 のすべての 仕 事 あるいは 職 業 に 従 事 し 過 去 1カ 年 間 の 収 入 が7 万 円 以 上 あった 場 合 をいう (12) 就 労 また 自 家 農 業 以 外 の 仕 事 あるいは 職 業 についている 場 合 の 就 労 先 または は 就 学 先 就 学 先 を 記 入 する (13) 農 業 者 年 農 業 者 年 金 の 加 入 期 間 がある 者 に 印 を 記 入 する 金 (14) 備 考 家 族 の 増 減 等 の 年 月 日 事 由 農 業 団 体 等 の 役 職 名 を 記 入 する 農 地 法 第 2 条 2 項 の 親 族 と 住 居 及 び 生 計 を 一 にせず かつ 親 族 の 行 う 耕 作 又 は 養 畜 の 事 業 に 従 事 するその 他 の 二 親 等 以 内 の 親 族 に あたる 者 の 氏 名 住 所 等 を 記 入 する (この 者 は 同 一 世 帯 ではないの 13

で 耕 作 の 業 務 を 営 む 者 の 同 居 の 親 族 として 農 業 委 員 の 選 挙 権 被 選 挙 権 は 与 えられないので 留 意 する ). 営 農 の 状 況 項 目 説 明 と 記 載 上 の 注 意 事 項 ( A) 主 要 農 機 主 要 な 農 機 具 の 所 有 台 数 および 主 要 な 農 用 施 設 の 面 積 を 記 入 する 具 および 農 用 なお 共 有 の 場 合 は 持 ち 分 を 記 入 する 施 設 ( 耕 耘 機 トラクター 田 植 機 コンバイン 畜 舎 温 室 ) ( B) 主 な 販 売 主 な 販 売 収 入 の 順 位 を 部 門 別 に3 位 まで123と 記 入 する 収 入 ( 米 畜 産 果 樹 そさい 養 蚕 ) (C) 主 要 家 畜 主 要 な 家 畜 の 常 時 飼 養 頭 数 を 記 入 する ( 乳 牛 肉 用 牛 豚 鶏 ブロイラー) ( D) 申 告 納 税 納 税 の 申 告 をどの 方 式 で 行 っているか 該 当 番 号 に 印 をする な 方 式 お 青 色 申 告 の 場 合 は( ) 内 に 開 始 年 次 を 記 入 する ( 青 色 申 告 白 色 申 告 その 他 ) ( E) 制 度 資 金 制 度 資 金 を 利 用 している 場 合 は その 資 金 名 と 利 用 年 次 を 記 入 する 等 利 用 状 況 農 家 分 類 農 家 の 類 型 等 により 分 類 して 記 入 する 市 町 村 農 業 委 員 会 において 地 域 の 実 態 各 種 事 業 等 への 活 用 の 目 的 にしたがって 利 用 する 分 類 方 法 は 別 項 を 参 照 のこと 分 類 例 A. 経 営 規 模 別 B. 専 兼 形 態 別 C.あとつぎ 有 無 別 D. 規 模 拡 大 志 向 別 E. 農 業 者 年 金 加 入 状 況 別 3. 土 地 総 括 表 土 地 総 括 表 には 田 畑 樹 園 地 採 草 放 牧 地 共 同 利 用 地 等 山 林 原 野 その 他 雑 種 地 宅 地 ごとに その 農 家 の 経 営 面 積 ( 総 面 積 自 作 地 借 入 地 )と 筆 数 および 貸 付 地 面 積 などを 記 入 する 各 種 地 目 の 面 積 は 原 則 として 土 地 登 記 簿 上 の 面 積 を 記 入 する 農 地 採 草 放 牧 地 の 経 営 面 積 については 7. 経 営 農 地 等 の 筆 別 表 から 農 地 採 草 放 牧 地 の 貸 付 地 面 積 につ いては 8. 貸 付 地 の 筆 別 表 から 共 同 利 用 地 等 は 4. 共 同 利 用 地 等 表 からそれぞ れ 転 記 する 山 林 原 野 その 他 雑 種 地 宅 地 についてはそれぞれ 土 地 登 記 簿 上 の 面 積 に よって 記 入 する 土 地 登 記 簿 上 の 面 積 が 著 しく 事 実 と 異 なる 場 合 または 土 地 改 良 事 業 等 により 実 測 が 行 われた 場 合 は その 実 測 面 積 をあわせて( ) 書 きで 記 入 する 14

項 目 説 明 と 記 載 上 の 注 意 事 項 (1) 地 目 土 地 の 地 目 は 土 地 登 記 簿 上 の 地 目 ではなく 実 際 の 現 況 地 目 によ って 分 類 する したがって 土 地 登 記 簿 上 の 地 目 が 田 であっても 実 際 に 宅 地 となっていれば 宅 地 として 記 入 する ただし 現 在 の 利 用 状 況 が 臨 時 的 一 時 的 である 場 合 は 本 来 の 利 用 目 的 が 何 であるかによっ て 決 める また 田 畑 転 換 などで 畑 作 物 や 牧 草 を 作 っている 場 合 は 本 来 水 田 として 利 用 するのが 常 態 であり また 水 田 となりうる 形 態 を もっているので 田 に 含 める (2) 田 田 とは 水 を 湛 える 設 備 を 持 った 耕 地 をいう また 湛 えるという ことは 人 工 灌 漑 だけでなく 自 然 に 耕 地 が 湛 水 されるような 水 田 湧 水 田 なども 含 む いわゆる 陸 田 (もとは 畑 であったが 現 在 は 畦 畔 をつくり 水 を 湛 えるようにしてある 土 地 )も 田 とする 畦 畔 が 残 って いても 果 樹 など 永 年 性 樹 木 を 植 えてあるものは 田 としないで 樹 園 地 とする (3) 畑 畑 の 中 から 樹 園 地 を 除 いたものをいう 牧 草 採 取 地 林 業 種 苗 の 苗 圃 等 も 畑 に 含 める ただし 永 年 牧 草 地 は 採 草 放 牧 地 に 含 める (4) 樹 園 地 (イ) 果 樹 園 りんご みかん 桃 ぶどう などの 果 樹 が 栽 培 されている 畑 で ある (ロ)その 他 桑 や 茶 などの 永 年 性 の 樹 木 ((イ)を 除 く)が 園 地 をなして 栽 培 さ れている 土 地 をいう ただし 肥 培 管 理 が 行 われていないものは 山 林 に 含 める (5) 採 草 放 牧 地 農 地 以 外 の 土 地 で 主 として 耕 地 や 養 畜 のために 採 草 や 家 畜 の 放 牧 を 行 っている 土 地 のうち 播 種 後 多 年 にわたり 一 度 もすき 返 しを 行 って いない 土 地 をいう 従 って 主 として 耕 作 や 養 畜 のために 採 草 や 家 畜 の 放 牧 を 行 っている 土 地 であっても 輪 作 あるいは 改 植 のためにすき 返 した 土 地 はここには 含 めないで 畑 に 含 める (6) 共 同 利 用 地 所 有 地 以 外 で 共 同 利 用 地 入 会 地 河 川 敷 などで 個 人 の 持 ち 分 が 明 等 確 に 決 まっていないものをいう (7) 山 林 原 野 山 林 原 野 とは 土 地 登 記 簿 上 の 地 目 が 山 林 原 野 となっているも のをいう ただし 現 状 が 農 地 採 草 放 牧 地 宅 地 等 となっているも のを 除 く 15

(8)その 他 雑 種 地 土 地 のうち 田 畑 樹 園 地 採 草 放 牧 地 山 林 原 野 共 同 利 用 地 宅 地 に 含 まれていない 溜 池 荒 地 などをいう (9) 宅 地 現 況 が 宅 地 であるものをいう (10) 備 考 経 営 面 積 について 団 地 数 基 盤 整 備 実 施 済 面 積 転 作 面 積 裏 作 利 用 面 積 等 を 記 入 する 4. 共 同 利 用 地 等 表 ( 入 会 地 河 川 敷 地 を 含 む) 所 有 地 借 入 地 以 外 でその 農 家 の 農 業 経 営 に 深 い 結 びつきを 持 っている 入 会 地 共 同 利 用 地 河 川 敷 地 等 について 個 人 の 利 用 持 ち 分 が 明 確 に 決 まっている 場 合 の 利 用 状 況 等 を 記 入 する なお 河 川 敷 地 の 区 域 内 の 土 地 であっても その 者 の 所 有 権 又 は 使 用 及 び 収 益 を 目 的 とする 権 利 ( 共 有 持 ち 分 を 含 む)に 基 づきその 耕 作 の 事 業 に 供 されている 農 地 については 土 地 総 括 表 欄 中 の 耕 地 面 積 および 経 営 農 地 等 筆 別 表 で 管 理 する 項 目 説 明 と 記 載 上 の 注 意 事 項 (1) 土 地 の 種 類 山 林 採 草 地 河 川 敷 地 などの 別 を 記 入 する (2) 利 用 目 的 入 会 地 共 同 利 用 地 河 川 敷 地 等 を 主 にどんな 目 的 で 利 用 している かについて 採 草 放 牧 落 葉 利 用 のように 記 入 する (3) 利 用 面 積 その 農 家 の 利 用 が 決 まっている 面 積 を 記 入 する (4) 所 有 者 この 欄 は 所 有 者 が 国 の 場 合 は 国 有 に 県 市 町 村 の 場 合 は 公 有 に 集 落 の 場 合 は 集 落 有 に 社 寺 とか 数 戸 共 有 の 場 合 などは その 他 の 欄 に をつけて 記 入 する (5) 備 考 河 川 敷 の 占 有 許 可 の 年 次 借 受 名 義 人 共 同 利 用 の 人 数 山 林 牧 草 地 の 借 受 条 件 などを 記 入 する 5. 経 営 意 向 等 項 目 説 明 と 記 載 上 の 注 意 事 項 (A) 農 業 志 向 今 後 の 農 業 経 営 についての 志 向 を 把 握 する 該 当 するものを で 囲 む (B) 経 営 計 画 農 業 経 営 志 向 に 基 づく 具 体 的 な 経 営 計 画 方 法 について 該 当 する 番 号 を で 囲 むとともに 拡 大 縮 小 と 該 当 する 部 門 を 印 で 記 入 する さらに 拡 大 縮 小 の 方 法 について その 予 定 面 積 を 該 当 する 事 項 に 記 入 する 16

( C) 組 織 等 へ 集 落 内 の 農 用 地 利 用 改 善 団 体 地 域 農 業 集 団 の 構 成 員 が 世 帯 の 中 に の 参 加 状 況 るかどうかの 有 無 について 該 当 するものを で 囲 む また その 他 の 欄 では 参 加 している 機 械 利 用 組 合 生 産 組 織 生 産 団 地 等 の 名 称 を 記 入 する 6. 権 利 名 義 人 別 の 農 地 等 面 積 世 帯 員 の 権 利 名 義 人 別 に 自 作 地 借 入 地 特 定 処 分 対 象 農 地 耕 地 計 貸 付 地 につい て それぞれの 田 畑 樹 園 地 採 草 放 牧 地 の 合 計 面 積 を 記 入 する なお 特 定 処 分 対 象 農 地 は 耕 作 している 者 の 欄 に 記 入 する 7. 経 営 農 地 等 の 筆 別 表 経 営 の 用 に 供 している 田 畑 樹 園 地 採 草 放 牧 地 を1 筆 ごとに 記 入 する なお 市 町 村 の 区 域 外 に 出 耕 作 している 農 地 についても 記 入 する 項 目 説 明 と 記 載 上 の 注 意 事 項 (1) 所 在 筆 別 に 大 字 字 地 番 を 記 入 する (2) 地 目 (イ) 現 況 地 目 1 筆 ごとに 現 況 の 地 目 により 田 または 畑 草 ( 採 草 放 牧 地 を 略 記 )と 記 入 する 樹 園 地 の 場 合 には 果 樹 園 に 印 桑 園 に 印 茶 園 に 印 を 記 入 する (ロ) 登 記 簿 地 目 1 筆 ごとに 土 地 登 記 簿 上 の 地 目 を 記 入 する (3) 登 記 簿 面 積 上 段 に 土 地 登 記 簿 上 の 面 積 を 記 入 する 土 地 登 記 簿 上 の 面 積 が 著 し と 実 面 積 く 実 面 積 と 異 なる 場 合 または 土 地 改 良 事 業 等 により 実 測 が 行 われた 場 合 は その 実 測 面 積 を 下 段 に 記 入 する (4) 地 域 区 分 農 業 振 興 地 域 整 備 法 都 市 計 画 法 による 地 域 区 分 とする (イ) 農 業 振 興 地 域 内 外 の 該 当 するものを で 囲 む 農 農 用 地 区 域 内 他 農 用 地 区 域 外 外 農 業 振 興 地 域 外 (ロ) 都 市 計 画 法 による 地 域 区 分 都 市 計 画 区 域 内 外 の 該 当 するものを で 囲 む 市 市 街 化 区 域 内 調 市 街 化 調 整 区 域 内 外 都 市 計 画 区 域 外 (5) 生 産 緑 地 法 生 産 緑 地 法 に 基 づく 指 定 の 有 無 について 有 または 無 を で 囲 む に 基 づく 指 定 17

(6) 所 有 者 およ その 土 地 の 所 有 者 および 利 用 者 を 記 入 する び 利 用 者 (イ) 所 有 者 氏 名 住 所 所 有 者 の 氏 名 住 所 を 記 入 する 共 有 農 地 の 場 合 は 共 有 名 義 人 1 名 の 名 前 とその 他 何 名 と 記 入 する ただし 自 作 地 については 住 所 を 省 略 できる (ロ) 利 用 者 氏 名 住 所 利 用 者 の 氏 名 住 所 を 記 入 する なお 家 族 間 で 農 地 法 にもとづく 許 可 を 受 けて 使 用 貸 借 あるいは 賃 貸 借 が 行 われている 場 合 も 利 用 者 氏 名 住 所 欄 に 氏 名 住 所 を 記 入 する (7) 借 入 地 の 状 借 入 地 の 形 態 内 容 等 について 記 入 する 況 (イ) 適 用 法 適 用 した 法 律 の 種 類 について 該 当 するものを で 囲 む なお 残 存 小 作 地 ( 農 地 改 革 前 からの 借 入 地 で 農 地 改 革 の 時 地 主 の 保 有 借 入 地 として 認 められ 現 在 まで 残 存 してきたもの)はどちらにも 該 当 しない 農 農 地 法 によるもの 基 農 業 経 営 基 盤 強 化 促 進 法 によるもの 特 特 定 法 人 貸 付 事 業 によるもの 他 その 他 (ロ) 形 態 借 入 地 の 権 利 の 種 類 について 該 当 するものを で 囲 む なお 残 存 小 作 地 は 残 を で 囲 む 賃 賃 貸 借 使 使 用 貸 借 期 期 間 借 地 ( 水 田 裏 作 の 場 合 のみならず 畑 においても1 年 の うち 一 定 期 間 の 借 地 ) 残 残 存 小 作 地 他 その 他 (ハ) 内 容 借 入 地 の 借 入 開 始 時 期 終 了 時 期 を 記 入 する 再 設 定 した 場 合 は 再 設 定 終 了 時 期 を 記 入 するとともに 賃 借 料 を 記 入 する なお 賃 借 料 が1 筆 ごとに 記 入 できない 場 合 は 何 筆 かまとめて 記 入 してもよ い ( 8) 10 アール (7)で 記 入 された 賃 借 料 を 10 アールあたりに 換 算 して 記 入 する あたり 賃 借 料 (9) 利 用 状 況 報 農 業 生 産 法 人 以 外 の 法 人 農 作 業 に 常 時 従 事 しない 個 人 が 利 用 状 況 告 の 対 象 報 告 の 対 象 になる 有 または 無 を で 囲 む 18

(10) 農 地 等 の ( 注 ) 利 用 状 況 報 告 の 提 出 先 及 び 勧 告 取 消 等 の 措 置 を 講 じる 機 関 は 利 用 状 況 の 報 農 地 法 による 貸 借 の 場 合 は 農 業 委 員 会 基 盤 強 化 法 による 貸 借 の 場 合 告 勧 告 等 は 市 町 村 である そのため 基 盤 強 化 法 による 貸 借 への 対 応 等 を 市 町 村 部 局 と 連 携 して 把 握 するようにする (イ) 利 用 状 況 報 告 年 月 日 利 用 状 況 報 告 を 受 理 した 年 月 日 を 記 載 する (ロ) 勧 告 年 月 日 勧 告 書 の 日 付 を 記 入 する (ハ) 講 ずべき 是 正 措 置 講 ずべき 内 容 については 勧 告 書 の 内 容 を 要 約 し 除 草 適 切 な 水 利 用 共 同 利 用 施 設 の 取 り 決 めの 遵 守 獣 害 被 害 対 策 への 協 力 機 械 の 確 保 労 働 力 の 確 保 法 人 の 農 業 担 当 設 置 等 を 記 入 する 期 限 は 勧 告 書 に 記 載 した 措 置 を 講 ずべき 期 限 を 記 入 する ( 期 限 は 講 ずべき 措 置 の 内 容 生 じている 支 障 の 除 去 の 緊 急 性 等 に 照 らして 個 別 具 体 的 に 設 定 されるもの ) (ニ) 根 拠 条 項 農 地 法 による 貸 借 の 場 合 は 農 地 法 第 3 条 の2 第 1 項 基 盤 強 化 法 による 貸 借 の 場 合 は 基 盤 強 化 法 第 20 条 の2 第 1 項 1 号 2 号 3 号 のいずれかに で 囲 む 1 号 周 辺 の 地 域 における 農 地 又 は 採 草 放 牧 地 の 農 業 上 の 効 率 的 かつ 総 合 的 な 利 用 の 確 保 に 支 障 が 生 じている 場 合 例 : 雑 草 の 繁 茂 により 病 害 虫 が 発 生 し 地 域 に 影 響 2 号 地 域 の 農 業 における 他 の 農 業 者 との 適 切 な 役 割 分 担 の 下 に 継 続 的 かつ 安 定 的 に 農 業 経 営 を 行 っていないと 認 められる 場 合 例 : 水 路 の 維 持 管 理 等 の 活 動 に 不 参 加 機 械 労 働 力 の 不 足 3 号 法 人 の 場 合 は その 法 人 の 業 務 を 執 行 する 役 員 のいず れもがその 法 人 の 行 う 耕 作 又 は 養 畜 の 事 業 に 常 時 従 事 していないと 認 める 場 合 (ホ) 是 正 の 状 況 確 認 年 月 日 是 正 が 確 認 された 年 月 日 を 記 入 する 是 正 の 状 況 講 ずべき 是 正 措 置 に 対 応 して 記 入 する 例 :( 講 ずべき 是 正 措 置 が 除 草 のとき) 除 草 19

(11) 許 可 の 取 (イ) 取 消 年 月 日 消 しに 関 する 取 消 文 書 の 年 月 日 を 記 入 する 事 項 (ロ) 取 消 事 由 取 消 文 書 の 取 消 事 由 を 要 約 し 適 正 利 用 していないが 貸 借 の 解 除 がされない 勧 告 内 容 と 対 応 して 除 草 がされない 等 を 記 入 す る (ハ) 根 拠 条 項 農 地 法 による 貸 借 の 場 合 は 農 地 法 第 3 条 の2 第 2 項 基 盤 強 化 法 による 貸 借 の 場 合 は 基 盤 強 化 法 第 20 条 の2 第 2 項 1 号 2 号 のいずれかに で 囲 む 1 号 農 地 又 は 採 草 放 牧 地 を 適 正 に 利 用 していないにもかかわ らず 貸 借 が 解 除 されないとき 2 号 勧 告 に 従 わないとき 3 号 法 人 の 場 合 は 業 務 を 執 行 する 役 員 のいずれもが 法 人 の 行 う 耕 作 または 養 畜 の 事 業 に 常 時 従 事 していないと き (12) 相 続 等 の (イ) 届 出 年 月 日 届 出 届 出 書 の 年 月 日 を 記 入 する (ロ) 届 出 事 由 相 続 時 効 取 得 法 人 合 併 その 他 のいずれかを で 囲 む (ハ) 届 出 のあった 権 利 取 得 者 の 氏 名 届 出 書 に 記 載 の 権 利 取 得 者 の 氏 名 を 記 入 する また 必 要 に 応 じて 届 出 書 の 受 付 年 - 受 付 番 号 を 記 入 する ( 二 )あっせん 希 望 の 有 無 有 または 無 を で 囲 む (13) 農 地 の 利 (イ) 調 査 年 月 日 用 状 況 調 査 調 査 年 月 日 を 記 入 する ただし 調 査 月 間 を 設 定 して 実 施 する 場 合 は 経 営 農 地 等 の 筆 別 表 の 冒 頭 部 分 に 期 間 を 記 入 し 以 下 の 筆 につい ては 記 入 を 省 略 できるものとする (ロ) 調 査 結 果 農 地 法 第 30 条 第 3 項 第 1 号 第 2 号 に 該 当 する 場 合 は で 囲 む 違 反 転 用 に 該 当 する 場 合 は を 記 入 する 第 1 号 現 在 耕 作 されておらず 引 き 続 き 耕 作 されないと 見 込 まれる 農 地 第 2 号 農 業 上 の 利 用 程 度 が 周 辺 の 農 地 の 利 用 の 程 度 に 比 べて 著 しく 劣 っていると 認 められる 農 地 20

(14) 遊 休 農 地 (イ) 農 地 の 所 有 者 の 意 向 の 措 置 状 況 耕 作 する 意 志 あり 貸 したい 売 りたい 等 の 意 向 を 記 入 する (ロ) 遊 休 農 地 の 指 導 状 況 指 導 年 月 日 指 導 文 書 の 年 月 日 を 記 入 する 通 知 を 行 う 期 限 指 導 文 書 に 記 載 の 遊 休 農 地 である 旨 の 通 知 を 行 う 期 限 を 記 入 する 指 導 内 容 所 有 者 に 耕 作 する 意 志 があり その 実 現 が 見 込 まれる 場 合 は 栽 培 技 術 指 導 等 の 指 導 内 容 を 記 入 する 耕 作 する 意 志 がない 場 合 で 地 域 の 認 定 農 業 者 等 への 集 積 が 見 込 まれる 場 合 は 貸 付 けの 指 導 相 手 方 を 紹 介 あっせん 等 の 指 導 内 容 を 記 入 する 上 記 が 見 込 まれない 場 合 は 畜 産 農 家 と 連 携 した 放 牧 市 民 農 園 農 地 利 用 集 積 円 滑 化 団 体 に 貸 付 の 委 任 農 地 情 報 提 供 システムへの 掲 載 等 の 指 導 内 容 を 記 入 する (ハ) 遊 休 農 地 である 旨 の 通 知 通 知 ( 公 告 ) 年 月 日 通 知 文 書 の 年 月 日 を 記 載 する ( 過 失 がなくて 通 知 を 受 けるべき 遊 休 農 地 の 所 有 者 が 確 知 できな いときは 公 告 をし 公 告 文 書 の 年 月 日 を 記 入 する ) 根 拠 条 項 農 地 法 第 32 条 ただし 書 1 号 2 号 のいずれかを で 囲 む ただし 書 過 失 がなくて 通 知 を 受 けるべき 遊 休 農 地 の 所 有 者 が 確 知 できないとき 1 号 指 導 をしたが 農 地 の 農 業 上 の 利 用 の 増 進 が 図 られない 場 合 2 号 所 有 権 に 関 する 仮 登 記 上 の 権 利 が 設 定 されていること を 理 由 に 農 地 の 所 有 者 が 指 導 に 従 う 意 志 がない 旨 を 表 明 したとき 等 (ニ) 利 用 に 関 する 計 画 の 届 出 届 出 年 月 日 計 画 書 が 提 出 された 年 月 日 を 記 入 する あっせん 希 望 計 画 書 に 記 載 されたあっせん 希 望 の 有 無 について 有 または 無 を で 囲 む (ホ) 農 業 上 の 利 用 の 増 進 のための 勧 告 勧 告 年 月 日 21

勧 告 文 書 の 年 月 日 を 記 入 する 講 ずべき 是 正 措 置 内 容 については 計 画 書 の 内 容 の 改 善 計 画 書 の 提 出 計 画 書 の 内 容 の 履 行 等 を 記 入 する 期 限 は 勧 告 文 書 に 記 載 の 措 置 を 講 ずべき 期 限 を 記 入 する 根 拠 条 項 農 地 法 34 条 第 1 項 1 号 2 号 3 号 のいずれかを で 囲 む 1 号 計 画 の 内 容 が 当 該 遊 休 農 地 の 農 業 上 の 利 用 を 推 進 を 図 る 上 で 適 切 でない 2 号 計 画 書 の 届 出 がない 3 号 計 画 書 に 従 って 当 該 遊 休 農 地 の 農 業 上 の 利 用 が 行 われ ていない (ヘ) 是 正 の 状 況 農 業 委 員 会 が 勧 告 した 場 合 において 必 要 があると 認 めるときは 勧 告 に 基 づいて 講 じた 措 置 について 報 告 を 求 めることができる 報 告 年 月 日 報 告 書 の 年 月 日 を 記 入 する 是 正 状 況 勧 告 書 の 講 ずべき 是 正 措 置 に 対 応 して 報 告 書 をもとに 記 入 する (ト) 所 有 権 の 移 転 等 の 協 議 を 行 う 旨 の 通 知 通 知 年 月 日 通 知 文 書 の 年 月 日 を 記 入 する 協 議 を 行 う 者 の 名 称 農 地 保 有 合 理 化 法 人 農 地 利 用 集 積 円 滑 化 団 体 特 定 農 業 法 人 を 記 入 する (15) 納 税 猶 予 (イ) 税 制 上 の 特 定 の 対 象 農 地 ( 相 続 税 納 税 猶 予 贈 与 税 納 税 猶 予 ) の 適 用 状 況 について 該 当 するものを で 囲 む (ロ) 相 続 税 の 納 税 猶 予 を 適 用 している 場 合 の 特 定 貸 付 けの 特 例 を 受 けている 場 合 の 根 拠 条 項 を で 囲 む また 身 体 障 害 等 により 将 来 にわたって 営 農 が 困 難 となった 場 合 は 営 農 困 難 時 貸 付 けに を 記 入 する 根 拠 条 項 租 税 特 別 措 置 法 第 70 条 の2の 第 1 項 1 号 2 号 3 号 のいずれかを で 囲 む 1 号 賃 借 権 等 の 設 定 による 貸 付 けであって 農 業 経 営 基 盤 強 化 促 進 法 第 四 条 第 二 項 に 規 定 する 農 地 保 有 合 理 化 事 業 ( 同 項 第 一 号 に 掲 げる 事 業 に 限 る )のために 行 われ るもの 22

2 号 賃 借 権 等 の 設 定 による 貸 付 けであって 農 業 経 営 基 盤 強 化 促 進 法 第 四 条 第 三 項 に 規 定 する 農 地 利 用 集 積 円 滑 化 事 業 ( 同 項 第 一 号 に 定 める 事 業 ( 同 号 ハに 掲 げるもの を 除 く ) 及 び 同 項 第 二 号 に 定 める 事 業 に 限 る )の ために 行 われるもの 3 号 賃 借 権 等 の 設 定 による 貸 付 けであつて 農 業 経 営 基 盤 強 化 促 進 法 第 二 十 条 に 規 定 する 農 用 地 利 用 集 積 計 画 の 定 めるところにより 行 われるもの 必 要 に 応 じて 相 続 税 納 税 猶 予 贈 与 税 納 税 猶 予 の 適 用 年 月 日 は 備 考 欄 に 記 入 する (16) 仮 登 記 の (イ) 設 定 年 月 日 設 定 状 況 仮 登 記 の 設 定 年 月 日 を 記 入 する (ロ) 仮 登 記 権 者 仮 登 記 権 者 の 氏 名 住 所 を 記 入 する (17) 備 考 農 地 法 農 業 経 営 基 盤 強 化 促 進 法 年 金 納 税 猶 予 の 適 用 年 月 日 な ど 市 町 村 農 業 委 員 会 業 務 に 必 要 な 事 項 の 記 入 に 用 いる (イ) 売 買 転 用 の 年 月 日 など (ロ) 基 盤 整 備 の 状 況 ( 完 了 うち 田 畑 転 換 可 能 ) (ハ) 相 続 税 納 税 猶 予 贈 与 税 納 税 猶 予 の 適 用 年 月 日 23

8. 貸 付 地 の 筆 別 表 貸 し 付 けている 農 地 または 採 草 放 牧 地 について 1 筆 ごとに 記 入 する この 場 合 経 営 移 譲 に 伴 う 同 一 世 帯 内 の 使 用 収 益 権 の 設 定 等 によるものは 含 めない 項 目 説 明 と 記 載 上 の 注 意 事 項 (1) 所 在 筆 別 に 大 字 字 地 番 を 記 入 する (2) 地 目 7-(2)と 同 様 に 現 況 地 目 登 記 簿 地 目 を 記 入 する (3) 面 積 上 段 に 土 地 登 記 簿 上 の 面 積 を 記 入 する 土 地 登 記 簿 上 の 面 積 が 著 し く 実 面 積 と 異 なる 場 合 または 土 地 改 良 事 業 等 により 実 測 が 行 われた 場 合 は その 実 測 面 積 を 下 段 に 記 入 する (4) 借 受 者 の 氏 農 地 または 採 草 放 牧 地 を 借 り 受 けて 耕 作 採 草 または 家 畜 の 放 牧 を 名 住 所 している 者 の 氏 名 法 人 名 等 を 記 入 する 住 所 は 借 受 者 が 同 一 市 町 村 か 市 町 村 外 かがわかるように 記 入 する (5) 貸 付 地 の 状 貸 付 地 の 適 用 法 律 形 態 契 約 期 間 等 について 記 入 する 況 (イ) 適 用 法 7-(7)-(イ)と 同 様 (ロ) 形 態 7-(7)-(ロ)と 同 様 (ハ) 契 約 期 間 7-(7)-(ハ)と 同 様 (ニ) 賃 借 料 金 納 の 場 合 は 金 額 物 納 の 場 合 は 数 量 を 記 入 する (7) 備 考 各 種 給 付 金 の 対 象 農 地 賃 借 料 の 一 括 前 払 い 一 時 利 用 地 の 指 定 を 受 けた 土 地 などを 記 入 する 24

Ⅲ 農 家 分 類 と 索 引 簿 利 用 の 方 法 1. 農 家 分 類 の 方 法 農 家 の 類 型 により 分 類 し これを 集 計 分 析 し 地 域 の 農 業 施 策 推 進 の 資 料 として 活 用 する 市 町 村 農 業 委 員 会 において 地 域 の 実 態 によって 独 自 に 利 用 する 分 類 には 次 の 指 標 などを 用 いる 記 入 については 符 号 を 用 いる A. 経 営 規 模 農 家 をその 経 営 する 耕 地 の 規 模 によって 分 類 する (1) 30a 未 満 A1 (2) 30a 以 上 50a 未 満 A2 (3) 50a 以 上 100a 未 満 A3 (4) 100a 以 上 150a 未 満 A4 (5) 150a 以 上 200a 未 満 A5 (6) 200a 以 上 300a 未 満 A6 (7) 300a 以 上 500a 未 満 A7 (8) 500a 以 上 1,000a 未 満 A8 (9) 1,000a 以 上 A9 B. 専 兼 形 態 ( 農 業 経 営 主 ) 1. 世 帯 員 および 就 業 表 の 兼 業 の 形 態 欄 によって 分 類 する 農 業 経 営 主 の 専 兼 の 形 態 による (1) 専 業 B1 (2) 兼 業 ( 恒 常 的 勤 務 ) B2 (3) 兼 業 ( 出 稼 ) B3 (4) 兼 業 ( 臨 時 ) B4 (5) 兼 業 ( 自 営 ) B5 兼 業 形 態 が2 種 以 上 ある 場 合 は 両 方 記 入 するか 別 の 符 号 によって 記 入 する C.あとつぎ 1. 世 帯 員 および 就 業 の 農 業 あとつぎ 欄 をもとに その 家 の 農 業 経 営 を 承 継 す るものがいるかどうかによって 分 類 する 農 業 あとつぎ の 約 束 によって 三 代 以 上 にわたる 家 族 の 場 合 は 農 業 あとつぎ が 2 名 いる 場 合 もでてくる (1) 農 業 あとつぎ がいる C1 (2) 農 業 あとつぎ 予 定 者 がいる C2 (3) (1)(2)いずれでもない C3 D. 規 模 拡 大 志 向 (1) 経 営 規 模 を 拡 大 する D1 (2) 現 状 維 持 する D2 (3) 経 営 規 模 を 縮 小 する D3 (4) 農 業 をやめたい D4 25

2. 索 引 簿 の 作 成 基 本 台 帳 の 利 用 を 簡 単 にするために 索 引 簿 を 作 成 すること 索 引 簿 は 集 落 ごと 農 家 番 号 順 など 市 町 村 農 業 委 員 会 独 自 の 判 断 で 行 う その 際 農 家 分 類 の 指 標 などを 用 いることが 望 ましい なお 索 引 簿 には 農 家 番 号 氏 名 その 農 家 の 経 営 面 積 を 記 入 するほか 基 幹 従 事 者 農 業 あとつぎ 農 業 者 年 金 加 入 者 納 税 猶 予 対 象 農 地 のある 農 家 農 用 地 利 用 改 善 団 体 の 構 成 員 について 該 当 する 欄 に 印 を 記 入 の 上 活 用 す ること 26

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22 31 21 7261 1 1 2 1 1 2 2 1 1 2 36

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1 2 3 1 1 2 1 38

1 1 2 1 1 2 39

3 1 1 40

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1 1 1 2 42

10 30, 43