三 重 短 期 大 学 目 次 Ⅰ 短 期 大 学 の 現 況 及 び 特 徴 1 Ⅱ 目 的 2 Ⅲ 基 準 ごとの 自 己 評 価 基 準 1 短 期 大 学 の 目 的 4 基 準 2 教 育 研 究 組 織 ( 実 施 体 制 ) 8 基 準 3 教 員 及 び 教 育 支 援 者 12 基



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参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

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( 注 )1 ラスパイレス 指 数 とは 全 地 方 公 共 団 体 の 一 般 行 政 職 の 給 料 月 額 を 一 の 基 準 で 比 較 するため の 職 員 数 ( 構 成 )を 用 いて 学 歴 や 経 験 年 数 の 差 による 影 響 を 補 正 し の 行 政 職 俸 給 表 (

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 山 形 県 類 似 団 体 平 均 年 齢 41.4

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(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

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Transcription:

短 期 大 学 機 関 別 認 証 評 価 自 己 評 価 書 平 成 22 年 6 月 三 重 短 期 大 学

三 重 短 期 大 学 目 次 Ⅰ 短 期 大 学 の 現 況 及 び 特 徴 1 Ⅱ 目 的 2 Ⅲ 基 準 ごとの 自 己 評 価 基 準 1 短 期 大 学 の 目 的 4 基 準 2 教 育 研 究 組 織 ( 実 施 体 制 ) 8 基 準 3 教 員 及 び 教 育 支 援 者 12 基 準 4 学 生 の 受 入 19 基 準 5 教 育 内 容 及 び 方 法 25 基 準 6 教 育 の 成 果 41 基 準 7 学 生 支 援 等 50 基 準 8 施 設 設 備 60 基 準 9 教 育 の 質 の 向 上 及 び 改 善 のためのシステム 65 基 準 10 財 務 72 基 準 11 管 理 運 営 77

三 重 短 期 大 学 Ⅰ 短 期 大 学 の 現 況 及 び 特 徴 1 現 況 (1) 短 期 大 学 名 三 重 短 期 大 学 (2) 所 在 地 三 重 県 津 市 (3) 学 科 等 の 構 成 学 科 : 法 経 科 第 1 部 法 経 科 第 2 部 生 活 科 学 科 専 攻 科 : なし (4) 学 生 数 及 び 教 員 数 ( 平 成 22 年 5 月 1 日 現 在 ) 学 生 数 : 学 科 759 人 専 任 教 員 数 :29 人 助 手 数 :1 人 2 特 徴 (1) 沿 革 昭 和 27 年 三 重 県 下 唯 一 の 公 立 短 期 大 学 として 津 市 立 の 三 重 短 期 大 学 が 東 古 河 町 で 開 学 した 戦 災 復 興 はま ず 教 育 から という 当 時 の 市 民 の 教 育 にかける 熱 意 を 背 景 に 勤 労 青 年 に 教 育 を 受 ける 機 会 を 与 えることと 女 子 教 育 の 振 興 を 図 ることを 建 学 の 精 神 として 当 初 は 夜 間 課 程 の 法 経 科 と 家 政 科 で 発 足 した 発 足 後 は 社 会 の 変 化 に 的 確 に 対 応 できる 人 材 の 育 成 に 努 めるべく 栄 町 校 舎 を 経 て 昭 和 43 年 に 現 在 の 一 身 田 校 舎 へ 移 転 し 同 時 に 家 政 科 を 食 物 栄 養 学 専 攻 と 家 政 専 攻 に 分 離 し 法 経 科 第 1 部 を 増 設 した 平 成 3 年 には 家 政 科 を 生 活 科 学 科 に 名 称 変 更 し その 後 平 成 9 年 平 成 19 年 のコース 再 編 を 経 て 現 在 は 法 経 科 第 1 部 ( 法 律 コ ース 経 商 コース) 法 経 科 第 2 部 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 生 活 科 学 専 攻 ( 生 活 福 祉 心 理 コース 居 住 環 境 コース)の2 学 科 4 専 攻 部 門 総 定 員 800 名 で 運 営 し ている 定 員 数 は 全 国 の 公 立 短 期 大 学 のなかでも 最 大 規 模 であ り これまでに 卒 業 生 は17,000 名 を 数 え 政 治 経 済 産 業 文 化 など 様 々な 分 野 で 活 躍 している この 間 昭 和 59 年 に 設 置 した 地 域 問 題 総 合 調 査 研 究 室 による 地 域 の 産 業 や 行 政 課 題 に 対 する 学 術 的 研 究 昭 和 63 年 から 開 設 している 公 開 講 座 図 書 館 や 体 育 施 設 の 開 放 事 業 などを 通 じて 地 域 に 開 かれた 大 学 づくりを 進 めて きたが 地 域 貢 献 をより 組 織 的 に 進 めていくため 平 成 20 年 に 地 域 連 携 センターを 設 置 すると 共 に 地 域 問 題 総 合 調 査 研 究 室 を 地 域 問 題 研 究 所 に 改 組 し 市 政 との 連 携 や 高 大 連 携 事 業 を 通 じ 教 育 研 究 の 成 果 を 地 域 に 積 極 的 に 還 元 し 多 様 化 する 地 域 社 会 の 要 請 に 応 えている (2) 各 学 科 専 攻 部 門 の 特 徴 法 経 科 第 1 部 法 経 科 第 1 部 の 法 律 コースは 公 立 短 期 大 学 唯 一 の 法 律 専 門 コースで 憲 法 民 法 刑 法 などの 基 礎 科 目 に 加 え 行 政 法 労 働 法 など 現 代 社 会 に 対 応 した 幅 広 いカリキュ ラムと 少 人 数 制 のゼミにより 法 律 学 の 基 礎 から 応 用 ま で 学 ぶことができ 卒 業 後 は 公 務 員 や 民 間 企 業 への 就 職 のほか4 年 制 大 学 への 編 入 者 も 多 い 経 商 コースでは 経 済 学 の 基 礎 や 実 践 的 な 経 理 能 力 経 営 学 の 理 論 など 幅 広 く 学 ぶことができ 習 得 した 経 済 知 識 を 活 かし 金 融 保 健 製 造 業 サービス 業 など 県 内 外 の 企 業 に 就 職 する 学 生 が 多 い また 中 学 教 諭 2 種 免 許 等 の 資 格 が 得 られる 法 経 科 第 2 部 法 経 科 第 2 部 では 法 律 学 政 治 学 経 済 学 経 営 学 など 社 会 科 学 全 般 を 幅 広 く 学 ぶことができ 高 校 新 卒 者 から 働 きながらキャリアアップを 目 指 す 中 高 年 層 仕 事 や 子 育 てが 一 段 落 した 熟 年 層 まで 様 々な 学 生 が 学 んでお り 年 代 を 超 えた 知 的 交 流 も 特 色 のひとつである 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 では 食 と 健 康 の スペシャリストの 養 成 を 目 指 し 栄 養 士 免 許 取 得 のため のカリキュラムを 用 意 している 約 40 年 にわたり 病 院 や 福 祉 施 設 栄 養 教 諭 自 治 体 などに 栄 養 士 を 輩 出 し 県 下 屈 指 の 栄 養 士 養 成 施 設 として 高 い 評 価 を 受 けている 最 近 ではスポーツ 栄 養 士 や 食 品 開 発 のスタッフを 目 指 し たり 四 年 制 大 学 への 編 入 により 高 度 な 専 門 知 識 を 身 に つける 学 生 も 多 い 生 活 科 学 科 生 活 科 学 専 攻 生 活 科 学 専 攻 の 生 活 福 祉 心 理 コースは 福 祉 につい ての 基 礎 的 実 践 的 理 論 を 学 びつつ 同 時 に 心 理 学 的 素 養 を 身 につけ 生 活 者 の 一 員 として 主 体 的 に 行 動 できる 人 材 の 養 成 を 目 指 し 平 成 19 年 に 設 置 された 所 要 の 実 務 経 験 などを 経 た 後 社 会 福 祉 士 基 礎 資 格 や 中 学 校 教 諭 2 種 免 許 などの 資 格 が 得 られる 居 住 環 境 コースは 平 成 22 年 度 から 従 来 の 家 づくり まちづくりを 主 体 とし た 学 習 分 野 に 加 え 自 然 環 境 と 人 間 との 調 和 としての 環 境 共 生 を 目 指 す 環 境 共 生 の 分 野 を 新 設 するととも に 建 築 士 法 の 改 正 に 則 り 1 級 及 び2 級 建 築 士 試 験 指 定 科 目 に 適 合 するカリキュラムに 改 正 した - 1 -

三 重 短 期 大 学 Ⅱ 目 的 三 重 短 期 大 学 では 広 い 分 野 の 総 合 的 な 知 識 と 深 い 専 門 的 学 術 を 教 授 研 究 し 豊 かな 人 間 性 と 高 い 知 性 を 備 え 論 理 的 で 自 主 的 な 判 断 能 力 に 加 え 応 用 力 や 実 践 力 に 富 む 有 為 な 人 材 の 育 成 を 行 うことを 教 育 の 目 標 とし 次 の 4 つの 柱 の 下 に 教 育 を 進 めている 1 創 造 性 豊 かな 人 間 性 と 優 れた 専 門 性 を 備 えた 人 材 の 育 成 文 化 社 会 人 間 自 然 に 関 する 人 類 の 知 的 遺 産 を 学 び 理 解 するとともに 基 本 的 な 知 的 思 考 能 力 を 育 成 する 2 実 社 会 で 活 躍 できる 知 的 人 間 的 資 質 を 備 えた 人 材 の 育 成 総 合 的 に 考 える 能 力 科 学 的 な 思 考 法 適 切 な 自 己 表 現 能 力 自 主 的 な 課 題 発 見 解 決 能 力 など 応 用 力 や 実 践 力 を 育 成 する 3 地 域 社 会 を 主 体 的 に 担 う 市 民 の 育 成 高 い 公 共 性 倫 理 性 を 備 え 民 主 的 で 文 化 的 な 社 会 の 形 成 に 主 体 的 に 参 画 する 市 民 を 育 成 する 4 国 際 社 会 に 対 する 理 解 とコミュニケーション 能 力 や 情 報 社 会 に 対 応 できる 能 力 の 養 成 グローバルな 視 野 と 国 際 感 覚 を 身 につけるとともに コミュニケーション 能 力 や 情 報 社 会 に 対 応 できる ICT(Information & Communication Technology) 活 用 能 力 を 育 成 する ( 学 科 専 攻 部 門 ごとの 目 的 ) 1 法 経 科 第 1 部 1 法 律 行 政 経 済 経 営 など 社 会 科 学 の 基 幹 分 野 に 関 する 基 本 的 な 知 識 の 修 得 の 上 に 最 新 の 学 問 的 到 達 について 一 定 の 理 解 をもった 人 材 を 育 成 する 2 机 上 の 学 問 にとどまらず 修 得 した 学 識 を 職 業 生 活 上 の 実 践 的 課 題 に 適 用 することのできる 人 材 を 育 成 する 3 社 会 に 対 する 学 問 的 見 識 と 文 化 や 自 然 についての 幅 広 い 教 養 を 基 礎 として 広 い 視 野 と 寛 容 さを 身 につ け 地 域 社 会 に 貢 献 しうる 見 識 ある 職 業 人 市 民 の 育 成 をめざす 2 法 経 科 第 2 部 1 社 会 科 学 についての 基 本 的 な 素 養 を 身 につけた 市 民 の 育 成 をめざす 2 学 ぶことで 自 らの 人 生 をより 豊 かなものにしたい という 願 いを 支 援 する 3 社 会 のみならず 文 化 や 自 然 についての 幅 広 い 教 養 の 上 に 広 い 視 野 と 寛 容 さを 身 につけた 地 域 社 会 に 貢 献 しうる 見 識 ある 市 民 の 育 成 をめざす 3 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 1 食 を 通 じた 豊 かな 人 間 形 成 と 食 に 関 する 知 識 と 技 能 を 融 和 させて 実 践 することができる 専 門 性 の 高 い 教 育 を 行 う 2 科 学 的 根 拠 に 基 づいた 多 面 的 総 合 的 な 理 解 や 対 処 ができる 栄 養 士 や 栄 養 教 諭 などの 食 のスペシャリス トを 育 成 する 3 個 人 の 食 や 健 康 問 題 に 対 応 した 栄 養 教 育 を 実 践 できる 能 力 を 養 い 地 域 社 会 の 食 や 健 康 問 題 に 貢 献 でき る 人 材 を 育 成 する 4 生 活 科 学 科 生 活 科 学 専 攻 - 2 -

三 重 短 期 大 学 生 活 福 祉 心 理 コース 1 社 会 福 祉 学 や 心 理 学 を 中 心 に 理 論 と 実 践 を 学 び 現 場 で 生 きる 知 識 と 技 術 を 備 えた 人 材 を 育 成 する 2 学 生 の 持 つ 個 性 や 能 力 を 最 大 限 に 引 き 出 し 豊 かな 人 間 関 係 を 築 くことができる 人 材 を 育 成 する 3 人 々や 地 域 が 抱 える 様 々な 課 題 を 広 い 視 野 で 総 合 的 に 考 察 分 析 した 上 で 地 域 における 生 活 者 の 一 員 として 主 体 的 に 行 動 できる 人 材 を 育 成 する 居 住 環 境 コース 1 住 まいやまちの 環 境 を 快 適 にする 力 を 育 成 する 2 環 境 問 題 を 認 識 し 環 境 共 生 のために 住 まいとまちの 持 ち 味 を 生 かす 力 を 育 成 する 3 住 まい まちと 福 祉 をつなぐ 力 を 育 成 する 4 住 まいとまちをつくる 専 門 的 な 力 を 育 成 する -3-

三 重 短 期 大 学 基 準 1 Ⅲ 基 準 ごとの 自 己 評 価 基 準 1 短 期 大 学 の 目 的 (1) 観 点 ごとの 分 析 観 点 1-1-1: 短 期 大 学 の 目 的 ( 学 科 又 は 専 攻 課 程 の 目 的 を 含 む )が, 明 確 に 定 められ,その 目 的 が, 学 校 教 育 法 第 108 条 に 規 定 された, 短 期 大 学 一 般 に 求 められる 目 的 から 外 れるものでないか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 の 目 的 は 学 則 の 第 1 条 において 教 育 基 本 法 に 則 り 広 く 教 養 を 与 えるとともに 深 く 専 門 の 学 術 技 能 を 教 授 研 究 し 有 為 の 人 材 を 育 成 して 文 化 の 進 展 に 寄 与 することと 定 めている 資 料 1-1-1-A 学 則 第 1 条 - 大 学 の 目 的 三 重 短 期 大 学 は 教 育 基 本 法 ( 平 成 18 年 法 律 第 120 号 )にのっとり 広 く 教 養 を 与 えるとともに 深 く 専 門 の 学 術 技 能 を 教 授 研 究 し 有 為 の 人 材 を 育 成 して 文 化 の 進 展 に 寄 与 することを 目 的 とする ( 出 典 : 別 冊 資 料 A 55 頁 ) また 平 成 20 年 3 月 には これまで 公 表 してきた 大 学 の 理 念 をもとに 本 学 が 達 成 しようとする 基 本 的 な 成 果 を 大 学 の 理 念 ( 資 料 1-1-1-B)として 整 理 した そこでは 真 理 の 探 究 ( 知 の 創 造 継 承 発 展 )と それに 基 づいた 教 育 による 優 れた 人 材 の 育 成 を 教 育 研 究 の 理 念 として 掲 げるとともに 地 域 における 知 の 拠 点 と して 広 く 市 民 と 連 携 協 働 することを 通 じて 地 域 の 文 化 の 向 上 及 び 豊 かな 地 域 社 会 の 実 現 に 寄 与 することを 目 指 している 資 料 1-1-1-B 大 学 の 理 念 1. 教 育 研 究 の 理 念 1 真 理 の 探 究 ( 知 の 創 造 継 承 発 展 ) 教 育 研 究 活 動 を 通 じて 人 類 普 遍 の 真 理 と 真 実 を 追 究 し 世 界 の 平 和 と 人 類 の 福 祉 の 向 上 文 化 の 批 判 的 継 承 と 創 造 に 貢 献 する 2 優 れた 人 材 の 育 成 広 い 分 野 の 総 合 的 な 知 識 と 深 い 専 門 的 学 術 を 教 授 研 究 し 豊 かな 人 間 性 と 高 い 知 性 を 備 え 論 理 的 で 自 主 的 な 判 断 能 力 に 加 え 応 用 力 や 実 践 力 に 富 む 有 為 な 人 材 を 育 成 する 高 い 公 共 性 倫 理 性 を 備 え 民 主 的 で 文 化 的 な 社 会 の 形 成 に 主 体 的 に 参 画 する 市 民 を 育 成 する 2. 地 域 貢 献 の 理 念 津 市 の 設 置 する 公 立 短 期 大 学 として 地 域 の 諸 問 題 や 社 会 の 要 請 に 対 応 した 特 色 ある 研 究 の 推 進 を 図 り その 成 果 を 積 極 的 に 地 域 に 還 元 するとともに 高 等 教 育 に 対 する 地 域 のニーズに 的 確 に 応 え 生 涯 学 習 の 振 興 に 寄 与 することを 通 じて 地 域 社 会 に 貢 献 する 3. 大 学 運 営 の 理 念 - 4 -

三 重 短 期 大 学 基 準 1 真 理 の 探 究 と 知 の 創 造 にかかわる 自 律 性 と 自 発 性 に 基 づく 教 育 研 究 活 動 を 尊 重 し 促 進 する 大 学 の 自 治 とは 大 学 がいかなる 利 害 からも 自 由 に 知 の 創 造 と 発 展 を 行 うことを 通 じて 広 く 人 類 社 会 に 貢 献 することができるよう 国 民 から 特 に 付 託 されたものであることを 常 に 自 覚 し 教 育 研 究 及 び 管 理 運 営 に 関 して 主 体 的 に 点 検 と 評 価 を 進 めるとともに 他 者 からの 批 判 的 評 価 を 積 極 的 に 求 め その 付 託 に 伴 う 責 務 を 自 立 的 に 果 たすべく 努 める ( 出 典 :http://www.tsu-cc.ac.jp/rinen%20mokuhyo/rinen%20mokuhyo.html) さらに 大 学 の 理 念 に 基 づいて 学 科 専 攻 部 門 ごとの 教 育 目 標 についても 資 料 1-1-1-Cのよう に 定 式 化 している 資 料 1-1-1-C 学 科 専 攻 部 門 の 教 育 目 標 法 経 科 第 1 部 法 律 行 政 経 済 経 営 など 社 会 科 学 の 基 幹 分 野 に 関 する 基 本 的 な 知 識 の 修 得 の 上 に 最 新 の 学 問 的 到 達 につい て 一 定 の 理 解 をもった 人 材 を 育 成 する 机 上 の 学 問 にとどまらず 修 得 した 学 識 を 職 業 生 活 上 の 実 践 的 課 題 に 適 用 することのできる 人 材 を 育 成 する 社 会 に 対 する 学 問 的 見 識 と 文 化 や 自 然 についての 幅 広 い 教 養 を 基 礎 として 広 い 視 野 と 寛 容 さを 身 につけ 地 域 社 会 に 貢 献 しうる 見 識 ある 職 業 人 市 民 の 育 成 をめざす 法 経 科 第 2 部 社 会 科 学 についての 基 本 的 な 素 養 を 身 につけた 市 民 の 育 成 をめざす 学 ぶことで 自 らの 人 生 をより 豊 かなものにしたい という 願 いを 支 援 する 社 会 のみならず 文 化 や 自 然 についての 幅 広 い 教 養 の 上 に 広 い 視 野 と 寛 容 さを 身 につけた 地 域 社 会 に 貢 献 しうる 見 識 ある 市 民 の 育 成 をめざす 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 食 を 通 じた 豊 かな 人 間 形 成 と 食 に 関 する 知 識 と 技 能 を 融 和 させて 実 践 することができる 専 門 性 の 高 い 教 育 を 行 う 科 学 的 根 拠 に 基 づいた 多 面 的 総 合 的 な 理 解 や 対 処 ができる 栄 養 士 や 栄 養 教 諭 などの 食 のスペシャリストを 育 成 する 個 人 の 食 や 健 康 問 題 に 対 応 した 栄 養 教 育 を 実 践 できる 能 力 を 養 い 地 域 社 会 の 食 や 健 康 問 題 に 貢 献 できる 人 材 を 育 成 する 生 活 科 学 科 生 活 科 学 専 攻 (1) 生 活 福 祉 心 理 コース 社 会 福 祉 学 や 心 理 学 を 中 心 に 理 論 と 実 践 を 学 び 現 場 で 生 きる 知 識 と 技 術 を 備 えた 人 材 を 育 成 する 学 生 の 持 つ 個 性 や 能 力 を 最 大 限 に 引 き 出 し 豊 かな 人 間 関 係 を 築 くことができる 人 材 を 育 成 する 人 々や 地 域 が 抱 える 様 々な 課 題 を 広 い 視 野 で 総 合 的 に 考 察 分 析 した 上 で 地 域 における 生 活 者 の 一 員 とし て 主 体 的 に 行 動 できる 人 材 を 育 成 する - 5 -

三 重 短 期 大 学 基 準 1 (2) 居 住 環 境 コース 住 まいやまちの 環 境 を 快 適 にする 力 を 育 成 する 環 境 問 題 を 認 識 し 環 境 共 生 のために 住 まいとまちの 持 ち 味 を 生 かす 力 を 育 成 する 住 まい まちと 福 祉 をつなぐ 力 を 育 成 する 住 まいとまちをつくる 専 門 的 な 力 を 育 成 する ( 出 典 :http://www.tsu-cc.ac.jp/rinen%20mokuhyo/rinen%20mokuhyo.html) 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 従 来 から 学 則 第 1 条 においてその 目 的 を 明 確 に 定 めてきた また 平 成 20 年 3 月 には 本 学 が 目 指 す 基 本 的 成 果 を 具 体 的 に 示 すため 大 学 の 理 念 と 教 育 目 標 を 定 め 全 学 的 な 方 向 性 と 学 科 の 目 的 を 明 確 にし ている このように 短 期 大 学 の 目 的 は 明 確 に 定 められているといえる またこれらの 目 的 や 理 念 は 学 校 教 育 法 第 108 条 に 規 定 される 短 期 大 学 一 般 に 求 められる 目 的 にも 合 致 したものである 観 点 1-2-1: 目 的 が, 短 期 大 学 の 構 成 員 ( 教 職 員 及 び 学 生 )に 周 知 されているとともに, 社 会 に 広 く 公 表 されているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 の 目 的 は 学 則 に 定 められており それは 三 重 短 期 大 学 規 程 集 及 び 学 生 便 覧 にも 記 載 されている( 別 冊 資 料 A 55 頁 及 び 別 冊 資 料 C 24 頁 ) 学 生 便 覧 及 び 規 程 集 は 全 教 職 員 に 配 布 されており かつ 学 生 便 覧 は 入 学 時 に 新 入 生 全 員 に 配 布 し 周 知 を 図 っている さらに 平 成 20 年 3 月 に 設 定 した 大 学 の 理 念 と 教 育 目 標 については 本 学 ホームページで 公 表 しており (http://www.tsu-cc.ac.jp/rinen%20mokuhyo/rinen%20mokuhyo.html) その 概 要 はキャンパスガイド( 別 冊 資 料 D)にも 記 載 している また キャンパスガイドについては 本 学 ホームページ 上 でPDFファイルで 公 表 して いる(http://www.tsu-cc.ac.jp/daigakuannai/2010GUIDE.pdf) なお キャンパスガイドについては 受 験 希 望 者 や 関 係 諸 機 関 に 配 布 しており 本 学 教 員 による 高 校 訪 問 や 企 業 訪 問 においては 本 学 の 目 的 等 の 説 明 に 活 用 さ れている 資 料 1-2-1-A キャンパスガイド 配 布 内 訳 ( 平 成 21 年 度 ) 入 試 関 係 3,200 部 オープンキャンパス 等 600 部 高 校 訪 問 等 500 部 就 職 関 係 400 部 ( 本 学 広 報 関 係 資 料 より 作 成 ) 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 教 職 員 及 び 学 生 に 配 布 する 学 生 便 覧 や 規 程 集 に 大 学 の 目 的 が 明 記 されている また 大 学 の 理 念 と 教 育 目 標 についてはホームページで 公 表 されている さらに 大 学 の 理 念 と 教 育 目 標 の 概 要 はキャンパスガイドに 掲 載 され 受 験 生 や 関 係 諸 機 関 に 広 く 配 布 されている このように 本 学 においては 大 学 の 目 的 が 構 成 員 及 び 社 会 に 広 く 周 知 公 表 されている - 6 -

三 重 短 期 大 学 基 準 1 (2) 優 れた 点 及 び 改 善 を 要 する 点 優 れた 点 学 則 第 1 条 において 短 期 大 学 の 目 的 を 明 確 化 している 短 期 大 学 の 目 的 に 基 づいて 大 学 の 理 念 及 び 教 育 目 標 を 明 確 にしている 短 期 大 学 の 目 的 が 学 校 教 育 法 第 108 条 や 短 期 大 学 設 置 基 準 第 2 条 の2に 規 定 される 短 期 大 学 一 般 に 求 められ る 目 的 にも 合 致 している 短 期 大 学 の 目 的 を 学 生 便 覧 及 び 規 程 集 を 通 じて 大 学 の 理 念 及 び 教 育 目 標 を 本 学 ホームペー ジやキャンパスガイドを 通 じて 学 内 外 に 周 知 公 表 できている 改 善 を 要 する 点 本 学 の 目 的 が 構 成 員 や 社 会 にどの 程 度 理 解 されているかを 確 認 するため 有 識 者 懇 話 会 や 企 業 アンケート 等 の 取 り 組 みについてなお 一 層 の 改 善 が 必 要 である (3) 基 準 1の 自 己 評 価 の 概 要 本 学 では 学 則 第 1 条 に 短 期 大 学 の 目 的 が 明 確 に 定 められていると 同 時 に 短 期 大 学 の 具 体 的 成 果 を 示 した 大 学 の 理 念 や 学 科 専 攻 部 門 ごとの 教 育 目 標 も 設 定 されている またこうした 大 学 の 目 的 は 学 生 便 覧 や 大 学 ホームページなど 各 種 媒 体 や 関 係 諸 機 関 への 訪 問 の 機 会 を 通 じて 広 く 学 内 外 に 公 表 されている 以 上 より 本 学 は 基 準 を 満 たしている - 7 -

三 重 短 期 大 学 基 準 2 基 準 2 教 育 研 究 組 織 ( 実 施 体 制 ) (1) 観 点 ごとの 分 析 観 点 2-1-1: 学 科 ( 専 攻 課 程 を 含 む )の 構 成 が, 教 育 研 究 の 目 的 を 達 成 する 上 で 適 切 なものとなってい るか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 は 広 い 教 養 と 深 い 学 術 技 能 の 教 授 により 有 為 の 人 材 を 育 成 し 文 化 の 進 展 に 寄 与 するという 本 学 の 目 的 ( 学 則 第 1 条 )や 総 合 的 かつ 専 門 的 な 知 識 と 高 い 公 共 性 や 倫 理 性 を 備 え 民 主 的 で 文 化 的 な 社 会 の 形 成 に 参 画 する 市 民 を 育 成 するという 本 学 の 大 学 の 理 念 ( 前 掲 資 料 1-1-1-B)に 基 づいて 法 経 科 第 1 部 第 2 部 と 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 生 活 科 学 専 攻 の2 学 科 4 専 攻 部 門 で 編 制 されている 各 学 科 専 攻 部 門 では それ ぞれ 教 育 目 標 ( 前 掲 資 料 1-1-1-C)を 掲 げており それに 対 応 する 専 攻 コース 編 制 を 行 っている 本 学 法 経 科 第 1 部 および 第 2 部 は 現 代 社 会 の 総 合 的 把 握 をめざしており そのため 社 会 科 学 の 基 礎 を 徹 底 し て 学 ぶことを 目 的 に 編 制 されている 法 経 科 第 1 部 では 社 会 科 学 の 二 つの 柱 である 法 律 政 策 系 及 び 経 済 商 学 系 の 各 分 野 に 対 応 させて 法 律 コース と 経 商 コース の 二 つのコースを 設 置 し 2 年 間 という 短 期 間 での 系 統 的 な 学 習 を 可 能 にしている また 法 経 科 第 2 部 は 夜 間 高 等 教 育 の 場 として 社 会 科 学 を 中 心 に 幅 広 く 学 ぶこ とを 目 的 としており コース 制 は 採 用 せずに 様 々な 分 野 に 属 する 科 目 を 学 べるようにしている 生 活 科 学 科 は 現 代 社 会 における 生 活 を 総 合 的 に 理 解 することを 目 指 し 新 しい 時 代 にふさわしい 知 性 に 富 ん だ 教 養 豊 かな 社 会 の 指 導 者 を 育 成 するという 目 的 で 設 立 され 食 物 栄 養 学 専 攻 と 生 活 科 学 専 攻 の 二 つの 専 攻 が 置 かれている 食 物 栄 養 学 専 攻 は 地 域 の 食 育 の 拠 点 を 目 指 しており また 生 活 科 学 専 攻 は 近 年 の 社 会 的 ニーズに 応 えるために 平 成 19 年 より 福 祉 と 心 理 を 融 合 させて 地 域 ケアの 担 い 手 を 育 てる 生 活 福 祉 心 理 コースと 住 環 境 の 総 合 的 な 把 握 をめざす 居 住 環 境 コースの 二 つのコースを 設 置 している 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 は 大 学 の 目 的 と 大 学 の 理 念 に 基 づいて 学 科 が 構 成 されており またそれぞれの 学 科 専 攻 部 門 では 教 育 目 標 が 明 確 に 定 められるとともに それに 対 応 した 専 攻 コースが 置 かれている このように 本 学 の 学 科 構 成 は 教 育 研 究 目 標 を 達 成 する 上 で 適 切 なものである 観 点 2-1-2: 教 養 教 育 が 適 切 に 行 えるような 仕 組 みが 整 備 され, 機 能 しているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 における 教 養 教 育 科 目 とは 開 設 講 座 表 ( 別 添 資 料 2-1-2-1)における 基 礎 科 目 のうちの 語 学 基 礎 及 び 共 通 科 目 を 指 している これらの 科 目 群 について 本 学 は 三 重 短 期 大 学 教 養 教 育 委 員 会 規 程 ( 別 冊 資 料 A 185-186 頁 ) 第 1 条 が 定 めているように 教 養 教 育 に 関 する 自 己 点 検 評 価 及 び 改 善 をはじめと する 教 養 教 育 の 運 営 にあたる 目 的 で 教 授 会 の 下 に 教 養 教 育 委 員 会 を 設 置 している 同 委 員 会 は 語 学 基 礎 及 び 共 通 科 目 のうちの 共 通 A と 共 通 B 担 当 の 専 任 教 員 6 名 と 事 務 局 教 務 学 生 担 当 副 主 幹 との 合 計 7 名 で 構 成 され 授 業 の 場 と 教 務 の 場 の 密 接 な 連 携 に 基 づき 専 任 教 員 に 加 えて 多 数 の 非 常 勤 教 員 が 担 当 する 教 養 教 育 の 運 営 を 行 っている 本 委 員 会 が 扱 う 主 な 事 項 は 教 養 教 育 における 教 育 目 標 計 画 の 設 定 教 養 教 育 におけるカリキュラム 構 成 や 教 員 配 置 の 検 討 教 養 教 育 における 教 育 評 価 の 実 施 教 養 教 - 8 -

三 重 短 期 大 学 基 準 2 育 におけるFDの 実 施 である 本 委 員 会 は 必 要 に 応 じて 委 員 長 によって 召 集 され 教 養 教 育 の 円 滑 な 運 営 に 向 けた 対 策 について 議 論 している ( 別 添 資 料 2-1-2-2 教 養 教 育 委 員 会 開 催 状 況 ) 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 語 学 基 礎 及 び 共 通 科 目 からなる 教 養 教 育 を 専 任 教 員 と 教 務 担 当 職 員 から 構 成 される 教 養 教 育 委 員 会 が 中 心 となって 運 営 している また 教 養 教 育 委 員 会 では 必 要 に 応 じて 教 養 科 目 の 再 編 やクラス 運 営 の 円 滑 化 など 教 養 教 育 の 改 善 についての 検 討 を 行 っている このように 本 学 では 教 養 教 育 を 適 切 に 行 う 仕 組 み が 整 備 され 機 能 している 観 点 2-1-3: 専 攻 科, 別 科 を 設 置 している 場 合 には,その 構 成 が 教 育 研 究 の 目 的 を 達 成 する 上 で 適 切 な ものとなっているか 該 当 なし 観 点 2-1-4: 短 期 大 学 の 教 育 研 究 に 必 要 な 附 属 施 設,センター 等 が, 教 育 研 究 の 目 的 を 達 成 する 上 で 適 切 に 機 能 しているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 は 大 学 の 理 念 の 中 の 地 域 貢 献 の 理 念 ( 前 掲 資 料 1-1-1-B)を 実 現 するため 従 来 から 地 域 問 題 総 合 調 査 研 究 室 を 中 心 とした 地 域 研 究 と 公 開 講 座 等 の 研 究 成 果 の 地 域 への 還 元 を 推 進 しており 平 成 20 年 4 月 には 地 域 連 携 センター を 設 立 して 地 域 連 携 事 業 を 組 織 的 に 行 う 体 制 を 整 備 するとともに 地 域 問 題 総 合 調 査 研 究 室 を 地 域 問 題 研 究 所 に 改 組 して 地 域 問 題 の 学 術 的 研 究 機 関 としての 機 能 を 強 化 した ( 地 域 連 携 センターHP http://www.tsu-cc.ac.jp/centerhp/ 地 域 問 題 研 究 所 HP http://www.tsu-cc. ac.jp/flame/chikenframe.htm) 同 研 究 所 では 全 教 員 が 所 員 となり 各 自 の 専 攻 及 び 講 義 科 目 に 関 連 した 地 域 研 究 を 行 い 資 料 2-1-4-Aに 示 したような 研 究 成 果 を 担 当 科 目 に 反 映 させている 資 料 2-1-4-A 地 域 問 題 研 究 所 における 地 域 研 究 と 講 義 の 関 係 担 当 講 義 ( 学 科 専 攻 ) 都 市 計 画 論 ( 生 活 居 住 ) 地 域 問 題 研 究 所 における 研 究 成 果 農 業 農 村 から 見 た 地 方 都 市 の 都 市 形 成 史 に 関 する 研 究 津 市 を 事 例 に ( 地 研 年 報 第 14 号 2009 年 ) 刑 事 政 策 ( 法 経 法 律 ) 津 市 における 来 日 外 国 人 の 生 活 実 態 調 査 報 告 書 ( 地 研 年 報 第 14 号 2009 年 ) 社 会 保 障 論 ( 生 活 福 祉 心 理 ) 経 営 学 ( 法 経 経 商 ) 臨 床 栄 養 学 実 習 助 教 ( 生 活 食 栄 ) 地 域 医 療 の 現 状 と 課 題 自 治 体 病 院 をめぐる 動 向 について ( 地 研 年 報 第 13 号 2008 年 ) 自 動 車 リサイクル 企 業 の 現 状 と 課 題 三 重 県 下 3 社 に 対 する 訪 問 調 査 記 録 ( 地 研 年 報 第 14 号 2009 年 ) 生 活 習 慣 病 予 防 の 取 組 について- 三 重 県 の 糖 尿 病 予 防 対 策 の 現 状 とこれから- ( 地 研 通 信 第 92 号 2008 年 ) - 9 - ( 地 域 問 題 研 究 所 資 料 より 作 成 )

三 重 短 期 大 学 基 準 2 地 域 問 題 研 究 所 の 研 究 成 果 については 年 3~4 回 の 地 研 通 信 ( 別 添 資 料 11-3-4-4) 及 び 年 1 回 の 地 研 年 報 ( 別 添 資 料 11-3-4-3)の 発 行 及 びホームページ 上 でのPDF 公 開 を 行 っており また 地 域 問 題 研 究 交 流 集 会 ( 毎 年 開 催 )や 一 般 市 民 向 けの 地 研 セミナー ( 平 成 21 年 度 より 年 間 数 回 開 催 )を 通 じて 積 極 的 に 地 域 社 会 に 還 元 している 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 大 学 の 理 念 の 一 環 として 地 域 貢 献 の 理 念 を 掲 げており 地 域 連 携 センター と 地 域 問 題 研 究 所 を 中 心 に 地 域 連 携 事 業 と 地 域 問 題 研 究 が 組 織 的 に 実 施 され 地 域 住 民 への 生 涯 学 習 機 会 の 提 供 や 産 学 官 連 携 に 基 づく 地 域 貢 献 が 図 られているとともに 地 域 研 究 の 成 果 の 還 元 も 積 極 的 に 行 われている 特 に 本 学 教 員 による 地 域 研 究 への 取 り 組 みは 担 当 する 授 業 内 容 の 豊 富 化 につながっており 地 域 の 短 期 大 学 で 学 ぶ 本 学 学 生 に 対 する 教 育 に 生 かされている 観 点 2-2-1: 教 授 会 等 が, 教 育 活 動 に 係 る 重 要 事 項 を 審 議 するための 必 要 な 活 動 を 行 っているか 観 点 に 係 る 状 況 三 重 短 期 大 学 教 授 会 規 程 ( 別 冊 資 料 A 160-161 頁 )に 基 づき 定 例 教 授 会 は 原 則 として 毎 月 第 3 木 曜 日 に 開 催 している この 他 に 緊 急 の 議 題 が 発 生 した 場 合 には 臨 時 教 授 会 を 開 催 する 教 授 会 における 教 育 活 動 の 審 議 事 項 は 三 重 短 期 大 学 教 授 会 規 定 第 4 条 に 規 定 されているとおり 学 科 課 程 教 育 研 究 試 験 ならびに 授 業 学 籍 の 異 動 学 生 の 補 導 ならびに 賞 罰 教 員 の 選 考 ならびに 進 退 に 関 する 事 項 等 である 審 議 事 項 の 議 決 に 関 しては 三 重 短 期 大 学 教 授 会 規 程 第 7 条 に 規 定 されているとおり 出 席 会 員 の 過 半 数 によって 成 立 する( 可 否 同 数 時 は 議 長 が 決 し 人 事 に 関 する 決 議 は 出 席 会 員 の3 分 の2 以 上 で 決 する) 実 際 の 教 授 会 の 運 営 においては 各 学 科 専 攻 の 教 育 目 標 等 について ( 平 成 20 年 度 第 1 回 ) 卒 業 判 定 について ( 平 成 20 年 度 第 7 回 ) 平 成 21 年 度 時 間 割 について ( 平 成 20 年 度 第 13 回 ) 等 教 育 活 動 に 関 する 議 題 がその 多 くを 占 めている 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 教 授 会 では 定 例 会 において 学 科 課 程 や 教 育 研 究 など 教 育 活 動 について 規 定 に 基 づいた 公 正 な 審 議 が 行 われており また 必 要 に 応 じて 臨 時 教 授 会 が 開 催 されるなど 教 育 活 動 にかかる 重 要 事 項 を 審 議 決 定 する 機 関 として 機 能 している 観 点 2-2-2: 教 育 課 程 や 教 育 方 法 等 を 検 討 する 教 務 委 員 会 等 の 組 織 が, 適 切 な 構 成 となっているか ま た, 必 要 な 回 数 の 会 議 を 開 催 し, 実 質 的 な 検 討 が 行 われているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 では 教 育 課 程 や 教 育 方 法 等 の 検 討 は 学 科 単 位 で 行 われているが 両 科 の 方 針 の 協 議 調 整 日 常 的 な 教 務 事 項 や 学 生 生 活 に 関 わる 諸 問 題 を 協 議 する 組 織 として 学 務 委 員 会 が 設 けられており( 学 務 委 員 会 規 程 別 冊 資 料 A 171-172 頁 ) 毎 月 第 2 木 曜 日 に 定 例 会 議 を 開 催 している 委 員 会 は 学 生 部 長 ( 委 員 長 ) 両 学 科 から 選 出 された 委 員 および 学 生 部 職 員 で 構 成 される 過 去 5 年 間 の 協 議 事 項 は 別 添 資 料 2-2-2-1( 学 務 委 員 会 の 記 録 ( 平 成 21 年 度 概 要 版 ) )のとおりである 専 門 科 目 のカリキュラムについては 両 学 科 および 各 専 攻 が 全 学 で 同 一 科 目 が 開 設 されている 教 養 科 目 につい ては 教 養 教 育 委 員 会 が そして 教 職 課 程 については 教 職 委 員 会 ( 教 職 委 員 会 規 程 別 冊 資 料 A 187-188 頁 ) - 10 -

三 重 短 期 大 学 基 準 2 がそれぞれ 一 次 的 な 検 討 を 行 った 上 で 学 務 委 員 会 の 審 議 に 付 され その 後 教 授 会 の 承 認 を 得 る ただし 大 幅 にカリキュラムを 改 正 する 際 には 臨 時 にカリキュラム 検 討 委 員 会 を 立 ち 上 げ 集 中 的 に 審 議 し 教 授 会 に 提 案 することになっている 最 近 では 平 成 19 年 度 のカリキュラム 改 訂 時 に 設 置 された 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 両 学 科 教 員 と 職 員 から 構 成 される 学 務 委 員 会 を 毎 月 定 期 的 に 開 催 し 教 務 事 項 と 学 生 生 活 問 題 につ いて 協 議 している また 教 養 科 目 や 教 職 課 程 については 別 に 委 員 会 を 設 置 して 教 育 課 程 と 教 育 方 法 について 検 討 している このように 本 学 では 教 育 課 程 と 教 育 方 法 について 関 連 する 諸 組 織 が 適 切 に 構 成 され 必 要 に 応 じて 実 質 的 な 検 討 が 行 われている しかしながら 学 務 委 員 会 の 所 管 事 項 は 教 務 事 項 とならんで 学 生 の 福 利 厚 生 自 治 活 動 生 活 補 導 に 関 する 事 項 も 含 まれており 他 の 委 員 会 に 比 べて 担 当 範 囲 が 広 い この 点 に 関 わって きめ 細 かい 対 応 ができているの かの 検 討 を 行 う 必 要 がある (2) 優 れた 点 及 び 改 善 を 要 する 点 優 れた 点 明 確 に 定 められた 短 期 大 学 の 目 的 大 学 の 理 念 及 び 教 育 目 標 に 対 応 する 形 で 学 科 専 攻 部 門 コー スが 編 制 されている 教 養 教 育 委 員 会 や 学 務 委 員 会 など 教 育 活 動 を 適 切 に 行 うための 仕 組 みが 整 備 され 機 能 している 地 域 貢 献 の 理 念 に 基 づいて 設 置 されている 地 域 連 携 センター 及 び 地 域 問 題 研 究 所 における 研 究 活 動 が 学 生 に 対 する 教 育 活 動 にも 貢 献 している 改 善 を 要 する 点 教 務 事 項 と 学 生 生 活 問 題 を 総 合 的 に 議 論 する 現 在 の 学 務 委 員 会 の 組 織 編 制 によって 教 務 事 項 と 学 生 生 活 問 題 の 双 方 にきめ 細 やかな 対 応 を 行 い 得 るかについての 継 続 的 な 検 討 が 必 要 である (3) 基 準 2の 自 己 評 価 の 概 要 本 学 では 大 学 の 目 的 や 大 学 の 理 念 が 明 確 に 定 められ その 実 現 のために 各 学 科 専 攻 部 門 コースが 設 置 され それぞれの 教 育 目 標 も 明 確 化 されている また 教 養 教 育 の 改 善 について 協 議 を 行 う 教 養 教 育 委 員 会 教 育 活 動 全 般 について 協 議 を 行 う 教 授 会 教 務 事 項 と 学 生 生 活 問 題 について 協 議 を 行 う 学 務 委 員 会 が そ れぞれ 定 期 的 に 会 議 を 開 催 し 実 質 的 な 議 論 を 行 うことで 大 学 の 目 的 を 実 現 するための 組 織 的 な 活 動 を 担 って いる さらに 大 学 の 理 念 の 一 環 として 地 域 貢 献 の 理 念 を 掲 げていることから 地 域 問 題 研 究 所 を 中 心 に 展 開 されて いる 各 教 員 の 地 域 問 題 研 究 が 研 究 成 果 の 地 域 への 還 元 のみならず 授 業 内 容 の 豊 富 化 につながることで 本 学 学 生 に 対 する 教 育 にも 生 かされている 以 上 のように 本 学 では 短 期 大 学 の 目 的 を 実 現 するための 適 切 な 組 織 編 制 が 行 われており また 教 育 活 動 を 展 開 する 上 で 必 要 な 運 営 体 制 も 整 備 され 十 分 に 機 能 している 以 上 のことから 本 学 は 基 準 を 満 たしている - 11 -

三 重 短 期 大 学 基 準 3 基 準 3 教 員 及 び 教 育 支 援 者 (1) 観 点 ごとの 分 析 観 点 3-1-1: 教 員 組 織 編 制 のための 基 本 的 方 針 を 有 しており,それに 基 づいて 教 員 の 適 切 な 役 割 分 担 の 下 で, 組 織 的 な 連 携 体 制 が 確 保 され, 教 育 研 究 に 係 る 責 任 の 所 在 が 明 確 にされた 教 員 組 織 編 制 がなされているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 は 教 育 公 務 員 特 例 法 に 則 り 本 学 学 則 第 39 条 から 第 44 条 において 学 長 教 授 准 教 授 講 師 助 教 助 手 からなる 教 員 組 織 編 制 と 各 職 位 の 職 掌 について 明 確 に 定 めている( 別 冊 資 料 A 63-64 頁 ) また 三 重 短 期 大 学 の 組 織 に 関 する 規 則 第 12 条 においては 学 科 長 が 学 長 を 補 佐 して 科 務 を 掌 理 し 教 授 准 教 授 講 師 及 び 助 教 が 学 生 を 教 授 し その 研 究 を 指 導 するとともに 専 門 学 術 の 研 究 に 従 事 する と それぞれの 職 掌 を 定 めている( 別 冊 資 料 A 5-6 頁 ) また 学 科 ごとには 法 経 科 第 1 部 の 法 律 コース 及 び 経 商 コースにコース 主 任 を 生 活 科 学 科 の 食 物 栄 養 学 専 攻 及 び 生 活 科 学 専 攻 に 専 攻 主 任 を 配 置 している 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 教 員 組 織 編 制 の 基 本 方 針 が 明 確 に 定 められており 各 教 員 はそれに 則 って 規 程 の 職 務 に 服 している その 際 円 滑 な 研 究 教 育 活 動 を 保 障 するため 全 学 及 び 学 科 別 に 組 織 が 整 備 され 学 科 内 ではコース 主 任 専 攻 主 任 を 置 くことで 責 任 の 所 在 を 明 確 にしている 観 点 3-1-2: 教 育 課 程 を 遂 行 するため, 各 学 科 ( 専 攻 課 程 を 含 む )に 必 要 な 教 員 が 確 保 されているか また, 教 育 上 主 要 と 認 める 授 業 科 目 には, 専 任 の 教 授 又 は 准 教 授 を 配 置 しているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 では 学 則 第 39 条 に 規 定 する 専 任 教 員 の 組 織 編 制 と 職 掌 に 基 づいて 各 学 科 専 攻 における 専 門 教 育 を 実 施 するために 必 要 な 教 員 が 配 置 される また 専 門 教 育 教 養 教 育 を 充 実 させるために 非 常 勤 講 師 を 配 置 している ( 別 添 の 現 況 表 を 参 照 ) 法 経 科 では 主 要 科 目 を 担 当 する 専 任 教 員 のうち 11 名 が 教 授 准 教 授 であり 専 修 第 一 分 野 ( 法 律 政 策 系 )に 5 名 専 修 第 二 分 野 ( 経 済 経 営 系 )に6 名 が 配 置 されている また 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 においては 4 名 の 教 授 准 教 授 が 人 体 の 構 造 と 機 能 食 品 と 衛 生 栄 養 の 指 導 給 食 の 運 営 などの 専 門 領 域 を 分 担 しており 生 活 科 学 専 攻 にあっても 福 祉 学 心 理 学 住 居 学 都 市 計 画 環 境 共 生 学 などの 基 幹 科 目 を 専 任 の 教 授 准 教 授 が 担 当 している 資 料 3-1-2-Aに 示 した 短 期 大 学 設 置 基 準 の 必 要 教 員 数 に 対 する 専 任 教 員 数 教 授 数 教 授 の 割 合 をみる と 法 経 科 ( 第 1 部 及 び 第 2 部 )では 必 要 教 員 数 10 名 に 対 して 14 名 が 配 置 されており 必 要 教 員 数 に 占 める 教 授 の 割 合 は 60%となっている また 生 活 科 学 科 においては 食 物 栄 養 学 専 攻 において 必 要 教 員 数 4 名 に 対 して 専 任 教 員 数 が6 名 生 活 科 学 専 攻 において 必 要 教 員 数 4 名 に 対 して 専 任 教 員 数 が9 名 であり 必 要 教 員 数 に 占 め る 教 授 の 割 合 はいずれも 75%となっている また 全 体 では 必 要 教 員 数 18 名 に 対 して 専 任 教 員 29 名 必 要 教 員 数 に 占 める 教 授 の 割 合 は 66.7%である このように 短 期 大 学 設 置 基 準 に 照 らした 場 合 も 必 要 な 教 員 が 十 分 に 確 保 されている - 12 -

三 重 短 期 大 学 基 準 3 資 料 3-1-2-A 必 要 教 員 数 に 対 する 専 任 教 員 数 教 授 数 教 授 の 割 合 定 員 設 置 基 準 に 定 める 必 要 教 員 数 専 任 教 員 数 教 授 数 必 要 教 員 数 に 占 める 教 授 の 割 合 法 経 科 第 1 部 100 3 法 経 科 第 2 部 150 7 10 14 6 60.0% 生 活 食 物 栄 養 学 専 攻 50 4 6 3 75.0% 科 学 科 生 活 科 学 専 攻 100 4 9 3 75.0% 計 400 18 29 12 66.7% ( 本 学 学 内 資 料 より 作 成 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 教 職 課 程 栄 養 士 養 成 課 程 社 会 福 祉 士 基 礎 資 格 課 程 に 関 する 教 員 配 置 状 況 は 別 添 資 料 3-1-2-1に 示 す とおりである 教 職 課 程 に 関 する 専 任 教 員 は 教 科 に 関 する 科 目 及 び 教 職 に 関 する 科 目 のいずれにおいて も 教 職 課 程 認 定 基 準 の 必 要 教 員 数 を 専 任 教 員 により 配 置 しており 後 者 の 教 職 に 関 する 科 目 については 教 授 1 名 准 教 授 1 名 が 担 当 している 栄 養 士 養 成 課 程 にかかわる 教 員 配 置 状 況 ならびに 必 要 資 格 は 人 体 の 構 造 と 機 能 については 専 任 教 員 非 常 勤 講 師 をあわせ 医 師 が2 名 担 当 している また 栄 養 の 指 導 給 食 の 運 営 を 担 当 する 専 任 教 員 はいずれも 管 理 栄 養 士 である 専 任 助 手 についても3 名 全 員 が 管 理 栄 養 士 である このように 栄 養 士 養 成 課 程 に 求 められる 教 員 の 基 準 を 満 たしている 社 会 福 祉 士 基 礎 資 格 にかかわる 科 目 担 当 教 員 については 専 任 教 員 は3 名 おり いずれも 社 会 福 祉 士 の 資 格 を 取 得 してから5 年 以 上 が 経 過 している 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 両 学 科 とも 主 要 科 目 には 教 授 准 教 授 を 配 置 して 教 育 目 標 の 実 現 をはかっているほか 必 要 教 員 数 に 占 める 教 授 の 割 合 も 全 学 的 には6 割 を 超 えているなど 大 学 設 置 基 準 第 22 条 の 別 表 第 一 及 び 別 表 の 備 考 が 定 め るところの 教 育 上 の 必 要 教 員 数 が 確 保 されている また 各 種 養 成 課 程 においては 社 会 福 祉 士 基 礎 資 格 関 連 科 目 において 非 常 勤 講 師 の 担 当 科 目 が 若 干 多 くなっているが 専 任 教 員 により 過 半 の 科 目 が 担 当 されており 教 職 課 程 や 栄 養 士 養 成 課 程 においては 専 任 教 員 を 中 心 に 構 成 されていることからみて 必 要 教 員 が 確 保 されている 観 点 3-1-3: 短 期 大 学 の 目 的 に 応 じて, 教 員 組 織 の 活 動 をより 活 性 化 するための 適 切 な 措 置 が 講 じられ ているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 教 員 組 織 の 構 成 を 性 別 及 び 年 齢 の 観 点 から 見 ると 資 料 3-1-3-Aに 示 したように 法 経 科 の 男 女 比 率 において 男 性 教 員 数 の 割 合 が 高 くなっているが 生 活 科 学 科 では 男 女 比 率 は 同 率 である 年 齢 別 には 30 代 40 代 50 代 の 教 員 数 がほぼ 同 数 であり バランスのとれた 構 成 となっている - 13 -

三 重 短 期 大 学 基 準 3 資 料 3-1-3-A 教 員 の 学 科 別 男 女 年 代 別 構 成 60 代 50 代 40 代 30 代 20 代 計 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 法 経 科 2 0 3 2 1 1 4 0 0 0 10 3 生 活 科 学 科 1 1 2 2 5 1 1 3 0 0 9 7 計 3 1 5 4 6 2 5 3 0 0 19 10 ( 本 学 学 内 資 料 より 作 成 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) また 本 学 ではすべて 公 募 制 による 採 用 人 事 を 行 っており 優 れた 研 究 教 育 能 力 を 有 する 人 材 を 広 く 募 集 す る 工 夫 をしている さらに 三 重 短 期 大 学 教 員 在 外 研 修 規 程 ( 別 冊 資 料 A 45-46 頁 )では 専 任 教 員 が 職 責 を 果 たすために 研 究 と 修 養 が 必 要 な 場 合 に 在 外 研 修 の 機 会 を 与 えることを 定 めており ほぼ 毎 年 1 名 の 専 任 教 員 が 在 外 研 修 に 派 遣 されている( 別 添 資 料 3-1-3-1 三 重 短 期 大 学 教 員 在 外 研 修 の 実 績 ) 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 法 経 科 については 女 性 教 員 が 少 ないものの 年 代 別 に 見 ると 全 学 的 にバランスが 取 れている また 公 募 制 に よる 採 用 人 事 によりすぐれた 研 究 教 育 能 力 を 有 する 人 材 を 確 保 すると 共 に 在 外 研 修 制 度 を 導 入 することで 教 育 研 究 活 動 を 活 性 化 している 観 点 3-2-1: 教 員 の 採 用 基 準 や 昇 格 基 準 等 が 明 確 かつ 適 切 に 定 められ, 適 切 に 運 用 がなされているか 特 に, 教 育 上 の 指 導 能 力 の 評 価 が 行 われているか 観 点 に 係 る 状 況 教 員 の 採 用 及 び 昇 任 は 三 重 短 期 大 学 教 員 選 考 基 準 ( 別 冊 資 料 A 21-24 頁 ) 及 び 三 重 短 期 大 学 教 員 選 考 基 準 運 用 規 程 ( 別 冊 資 料 A 25-26 頁 )に 定 められた 職 位 ごとの 研 究 歴 研 究 業 績 教 育 歴 および 教 育 業 績 等 の 基 準 に 基 づいて 行 われている 教 員 採 用 については すべて 公 募 制 による 採 用 人 事 を 行 っており 募 集 に 際 しては 専 任 教 員 の 新 規 採 用 に 関 する 教 授 会 申 し 合 せ ( 別 冊 資 料 A 39 頁 ) 及 び 教 員 の 任 用 に 関 する 手 順 について ( 別 冊 資 料 A 41-42 頁 ) に 従 い 教 授 会 の 審 議 を 経 て 募 集 要 項 が 決 定 される その 後 配 属 学 科 による 第 一 次 選 考 ( 書 類 審 査 ) 第 二 次 選 考 ( 面 接 )を 行 い 選 考 結 果 を 教 授 会 で 審 議 することで 採 用 予 定 者 を 決 定 する 採 用 予 定 者 の 職 位 は 教 員 資 格 審 査 委 員 会 により 決 定 される 以 上 の 手 順 を 踏 まえて 学 長 によって 必 要 な 手 続 きがなされる 昇 任 人 事 については 昇 任 を 申 請 する 教 員 が 昇 任 申 請 書 及 び 定 められた 審 査 書 類 を 学 長 に 提 出 し 学 長 は その 適 否 を 教 員 資 格 審 査 委 員 会 に 諮 問 する 教 員 資 格 審 査 委 員 会 では 三 重 短 期 大 学 教 員 選 考 基 準 および 三 重 短 期 大 学 教 員 選 考 基 準 運 用 規 程 に 照 らして 厳 正 な 審 査 を 行 い 適 格 と 判 断 された 場 合 には 学 長 が 昇 任 人 事 を 教 授 会 に 提 案 する そして 教 授 会 では 昇 任 人 事 に 関 する 教 授 会 の 申 し 合 せ ( 別 冊 資 料 A 40 頁 )に 従 って 審 議 を 行 った 上 で 承 認 する 教 育 上 の 指 導 能 力 の 評 価 については 採 用 予 定 者 に 対 しては 担 当 授 業 科 目 等 の 教 育 経 験 に 加 え 面 接 を 実 施 することで 学 術 的 説 明 能 力 と 質 問 に 対 する 回 答 の 的 確 さなどを 評 価 している また 昇 任 候 補 者 に 対 しては 教 育 研 究 業 績 書 ( 別 添 資 料 3-2-1-1)の 提 出 を 求 め 担 当 授 業 科 目 とそのシラバス 指 導 した 卒 業 研 究 の 題 目 - 14 -

三 重 短 期 大 学 基 準 3 教 材 の 開 発 と 作 成 教 育 方 法 の 工 夫 や 改 善 FD 活 動 など 授 業 改 善 活 動 への 参 加 経 験 公 開 講 座 など 正 規 課 程 以 外 の 教 育 活 動 学 生 支 援 等 の 業 績 について 評 価 し 昇 任 の 基 準 としている 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 採 用 及 び 昇 任 などの 教 員 人 事 について 選 考 基 準 とその 運 用 規 程 が 明 確 に 定 められている また 教 員 人 事 においては 研 究 能 力 と 教 育 上 の 指 導 能 力 の 双 方 を 重 視 して 評 価 している 研 究 能 力 については 業 績 標 準 等 を 明 確 に 定 めており また 教 育 上 の 指 導 能 力 については 採 用 時 は 教 育 経 験 や 面 接 時 の 学 術 的 説 明 能 力 を 昇 任 時 には 教 育 研 究 業 績 書 を 評 価 対 象 としている このように 教 員 採 用 基 準 や 昇 格 基 準 は 明 確 かつ 適 切 に 定 められ 適 切 に 運 用 されている 観 点 3-2-2: 教 員 の 教 育 活 動 に 関 する 定 期 的 な 評 価 が 行 われているか また,その 結 果 把 握 された 事 項 に 対 して 適 切 な 取 組 がなされているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 では 昇 任 人 事 において 教 育 研 究 業 績 書 の 提 出 を 求 めている そこでは 担 当 科 目 のシラバスや 指 導 した 卒 業 研 究 題 目 のみならず 学 生 による 授 業 評 価 アンケート ( 別 冊 資 料 E)に 基 づく 教 育 方 法 の 工 夫 改 善 につ いての 記 述 を 求 めている 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 昇 任 人 事 に 必 要 になる 教 育 研 究 業 績 書 において 教 育 方 法 に 関 する 工 夫 改 善 点 の 記 述 を 求 めること で 教 育 活 動 に 関 する 定 期 的 評 価 が 行 われると 同 時 に その 結 果 の 把 握 を 人 事 等 にも 反 映 させている しかしながら 教 授 職 の 教 育 活 動 に 対 する 評 価 は 定 期 化 されていないことから この 点 についての 検 討 を 進 め る 必 要 がある 観 点 3-3-1: 教 育 の 目 的 を 達 成 するための 基 礎 として, 教 育 内 容 等 と 関 連 する 研 究 活 動 が 行 われている か 観 点 に 係 る 状 況 法 経 科 生 活 科 学 科 を 有 する 本 学 では カリキュラムには 法 律 政 策 経 済 経 営 食 物 栄 養 生 活 福 祉 心 理 居 住 環 境 など 多 様 な 科 目 が 開 講 されており これらは 関 連 分 野 を 専 門 とする 教 員 が 担 当 している 各 教 員 は 学 内 および 学 外 における 学 会 において 活 発 に 研 究 発 表 を 行 っているほか 紀 要 あるいは 学 内 外 の 刊 行 物 に 積 極 的 に 教 育 内 容 と 関 連 する 研 究 成 果 を 掲 載 している 若 干 の 事 例 を 資 料 3-3-1-Aに 掲 げる 資 料 3-3-1-A 主 な 教 員 のシラバスと 関 連 する 研 究 活 動 所 属 主 担 当 科 目 及 び 講 義 内 容 研 究 活 動 ( 主 な 研 究 業 績 ) 法 経 科 法 律 コース 労 働 法 賃 金 労 働 時 間 などの 法 的 ルール 労 働 条 件 の 変 更 解 雇 懲 戒 処 分 労 働 者 派 遣 期 間 途 中 の 交 代 解 雇 と 賃 金 請 求 三 重 法 経 第 130 号 (2008 年 ) 男 女 別 コース 制 のもとでの 賃 金 格 差 の 違 法 性 法 律 時 報 81 巻 4 号 (2009 年 ) - 15 -

三 重 短 期 大 学 基 準 3 法 経 科 経 商 コース 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 生 活 科 学 科 生 活 福 祉 心 理 コース 生 活 科 学 科 居 住 環 境 コース 経 営 学 経 営 管 理 の 歴 史 にみる 企 業 と 人 間 日 本 的 経 営 とその 変 容 ( 日 本 的 雇 用 慣 行 ) 栄 養 学 生 化 学 糖 質 の 化 学 脂 質 の 化 学 タンパク 質 の 化 学 遺 伝 の 生 化 学 核 酸 とタンパク 質 の 生 合 成 DNA の 複 製 と 修 復 社 会 福 祉 論 社 会 福 祉 の 理 念 とその 進 展 社 会 福 祉 の 意 義 役 割 社 会 福 祉 の 対 象 都 市 計 画 論 都 市 農 村 計 画 の 理 論 空 き 地, 林, 自 然 がなくなる - 公 園 緑 地 計 画 みんなで 街 をつくる 共 同 = 都 市 計 画 の 新 しい 動 き 企 業 内 訓 練 校 における 人 材 養 成 の 特 徴 と 課 題 三 重 法 経 第 130 号 (2008 年 ) 労 働 力 多 様 化 の 進 展 と 作 業 組 織 実 態 の 二 面 性 新 日 本 的 経 営 のその 後 晃 洋 書 房 (2007 年 ) 所 収 PASK (proline alanine-rich Ste20-related kinase) binds to tubulin and microtubules and is involved in microtubule stabilization, Archives of Biochemistry and Biophysics 477 (2008 年 ) 共 著 蛋 白 リン 酸 化 酵 素 PASKの 免 疫 組 織 化 学 的 局 在 - 消 化 器 系 器 官 における PASK の 細 胞 分 布 - 三 重 短 期 大 学 生 活 科 学 研 究 会 紀 要 第 56 号 (2008 年 ) 共 著 地 域 医 療 の 崩 壊 と 再 生 へ 向 けて 地 域 医 療 と 自 治 体 病 院 自 治 体 研 究 社 (2008 年 ) 所 収 四 日 市 公 害 問 題 と 社 会 福 祉 四 日 市 学 講 義 風 媒 社 (2007 年 ) 所 収 都 市 農 村 計 画 の 概 念 農 林 統 計 協 会 (2004 年 ) 農 業 農 村 から 見 た 地 方 都 市 の 都 市 形 成 史 津 市 を 事 例 に 地 研 年 報 第 14 号 (2009 年 ) 実 効 性 ある 景 観 政 策 の 検 討 四 日 市 市 及 び 伊 賀 市 の 景 観 条 例 と 景 観 法 を 比 較 して 三 重 短 期 大 学 生 活 科 学 研 究 会 紀 要 No.57(2009 年 ) 共 通 科 目 文 学 Ⅰ Ⅱ 周 五 郎 の 江 戸 町 人 の 江 戸 角 川 春 樹 事 務 所 (2007 文 学 とは 何 か 年 9 月 ) 山 本 周 五 郎 はどんな 作 家 か 山 本 周 五 郎 のテキスト- 柳 橋 物 語 を 中 心 に- 柳 橋 物 語 を 読 む 三 重 法 経 第 128 号 (2006 年 ) ( 本 学 学 内 資 料 および 本 学 履 修 要 項 別 冊 資 料 B1 等 より 作 成 ) 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 資 料 3-3-1-Aにも 見 られるように 教 員 の 研 究 活 動 は 担 当 する 科 目 と 強 い 関 連 性 を 有 しており 教 育 目 的 を 達 成 するための 基 礎 としての 研 究 活 動 が 活 発 に 展 開 されている 観 点 3-4-1: 短 期 大 学 において 編 制 された 教 育 課 程 を 遂 行 するに 必 要 な 事 務 職 員, 技 術 職 員 等 の 教 育 支 援 者 が 適 切 に 配 置 されているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 は 教 育 公 務 員 特 例 法 に 則 り 学 則 の 定 めるところによって 職 員 組 織 を 構 成 している - 16 -

三 重 短 期 大 学 基 準 3 また 本 学 の 職 員 定 数 については 津 市 職 員 定 数 条 例 第 2 条 において 45 名 と 定 められており 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 において 教 員 30 名 職 員 13 名 の 合 計 43 名 体 制 で 業 務 を 遂 行 している 教 育 課 程 に 関 わる 教 育 支 援 者 に ついては 具 体 的 には 津 市 規 則 第 213 号 第 2 条 に 基 づく 三 重 短 期 大 学 事 務 分 掌 規 則 ( 別 冊 資 料 A 7-9 頁 ) に 則 り 学 生 部 職 員 5 名 図 書 館 職 員 2 名 が 配 置 されており それに 加 えて それぞれの 所 掌 事 務 を 補 うために 法 経 科 に1 名 生 活 科 学 科 に2 名 図 書 館 に2 名 情 報 処 理 実 習 室 に1 名 及 び 地 域 問 題 研 究 所 に1 名 の 非 常 勤 嘱 託 職 員 を 配 置 している 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 教 育 課 程 を 円 滑 に 遂 行 するために 職 員 配 置 に 関 する 明 確 な 規 則 を 定 め それに 基 づいて 各 学 科 の 研 究 教 育 活 動 学 生 対 応 および 図 書 館 等 の 学 習 施 設 運 営 に 必 要 な 職 員 を 確 保 している また 必 要 に 応 じて 非 常 勤 嘱 託 職 員 を 配 置 しており 本 学 では 教 育 課 程 の 遂 行 に 必 要 な 教 育 支 援 者 が 適 切 に 配 置 されている (2) 優 れた 点 及 び 改 善 を 要 する 点 優 れた 点 主 要 科 目 の 多 くを 専 任 の 教 授 准 教 授 が 担 当 し 短 期 大 学 設 置 基 準 に 定 める 必 要 教 員 数 に 占 める 教 授 の 割 合 が 全 学 平 均 で6 割 を 超 えており 専 任 教 員 の 構 成 も 年 代 別 にバランスが 取 れているなど 教 育 課 程 の 遂 行 に 必 要 な 教 員 が 確 保 されている 教 員 人 事 について 研 究 能 力 に 加 えて 教 育 上 の 指 導 能 力 が 評 価 ( 採 用 人 事 における 教 育 経 験 や 学 術 的 説 明 能 力 の 評 価 昇 任 人 事 における 教 育 研 究 業 績 の 提 出 など)されている 教 育 課 程 の 遂 行 を 担 う 教 員 の 教 育 活 動 を 活 性 化 するための 仕 組 み( 公 募 人 事 や 在 外 研 修 等 )が 整 っている 改 善 を 要 する 点 法 経 科 における 女 性 教 員 比 率 を 改 善 することについての 検 討 を 進 める 必 要 がある 教 授 職 の 教 育 活 動 に 対 する 定 期 的 評 価 のあり 方 について 検 討 を 進 める 必 要 がある (3) 基 準 3の 自 己 評 価 の 概 要 本 学 では 教 員 組 織 編 制 の 基 本 方 針 が 明 確 に 定 められ 各 教 員 はそれに 則 って 職 務 に 服 しており 全 学 的 に また 学 科 別 に 各 教 員 の 役 割 や 責 任 の 所 在 が 明 確 にされている 教 員 の 配 置 については 両 学 科 とも 主 要 科 目 に 教 授 准 教 授 を 配 置 しており また 必 要 教 員 数 に 占 める 教 授 の 割 合 も 全 学 的 には6 割 を 超 えているなど 教 育 上 の 必 要 教 員 数 が 確 保 され 各 種 養 成 課 程 でも 基 本 的 に 専 任 教 員 を 中 心 に 構 成 されている 教 員 構 成 は 法 経 科 で 女 性 教 員 が 少 ないという 問 題 があるものの 年 代 別 には 全 学 的 に バランスが 取 れている さらに 公 募 人 事 や 在 外 研 修 制 度 の 導 入 によって 教 育 研 究 活 動 を 持 続 的 かつ 活 発 に 行 って いく 措 置 を 講 じている 本 学 の 教 員 は 教 育 目 標 を 達 成 するための 基 礎 として 教 育 内 容 に 関 連 した 研 究 活 動 を 活 発 に 展 開 している 教 員 の 採 用 及 び 昇 任 などの 教 員 人 事 については 選 考 基 準 とその 運 用 規 程 が 明 確 に 定 められ 公 正 に 行 われている また 研 究 能 力 と 教 育 上 の 指 導 能 力 の 双 方 を 重 視 し 教 員 人 事 においては 教 育 研 究 業 績 書 等 をもとに 教 育 能 力 の 審 査 が 適 正 に 行 われている さらに 学 生 による 授 業 評 価 アンケート 結 果 を 踏 まえた 授 業 改 善 に 向 けてのコ メント 作 成 や 教 育 研 究 業 績 書 における 教 育 方 法 の 工 夫 改 善 点 の 記 述 など 教 育 活 動 の 定 期 的 評 価 と 活 用 が 進 められている - 17 -

三 重 短 期 大 学 基 準 3 また 本 学 では 教 育 課 程 を 円 滑 に 遂 行 するために 職 員 配 置 所 掌 事 務 に 関 する 明 確 な 規 則 を 定 め それに 基 づいて 各 学 科 の 研 究 教 育 活 動 学 生 対 応 および 図 書 館 等 の 学 習 施 設 運 営 に 必 要 な 職 員 を 確 保 している このように 本 学 では 教 員 配 置 教 員 人 事 などは 明 確 な 基 準 に 基 づき 適 切 に 運 用 されており また 教 育 目 標 を 実 現 するための 研 究 活 動 の 活 性 化 教 育 課 程 を 遂 行 するための 支 援 体 制 も 整 備 されている 以 上 より 本 学 は 基 準 を 満 たしている - 18 -

三 重 短 期 大 学 基 準 4 基 準 4 学 生 の 受 入 (1) 観 点 ごとの 分 析 観 点 4-1-1: 教 育 の 目 的 に 沿 って, 求 める 学 生 像 及 び 入 学 者 選 抜 の 基 本 方 針 などの 入 学 者 受 入 方 針 (ア ドミッション ポリシー)が 明 確 に 定 められ, 公 表, 周 知 されているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 では 従 来 から 大 学 の 目 的 を 明 確 に 定 めてきたが 平 成 20 年 3 月 に 大 学 の 理 念 ( 前 掲 資 料 1-1-1 -B)および 教 育 目 標 ( 前 掲 資 料 1-1-1-C)を 新 たに 制 定 した そしてその 際 各 学 科 専 攻 では そ れぞれの 教 育 目 標 に 即 して 求 める 学 生 像 と 入 学 者 選 抜 方 針 を アドミッション ポリシー ( 別 添 資 料 4-1- 1-1)として 明 確 化 した アドミッション ポリシーでは 各 学 科 専 攻 部 門 における 教 育 内 容 に 対 する 関 心 を 持 ち 勉 学 を 通 して 社 会 の 発 展 に 貢 献 したいと 願 う 学 生 を 求 めていることが 示 されている また 入 学 者 選 抜 において 重 視 する 能 力 等 に ついても 各 学 科 専 攻 の 入 試 種 別 ごとに 示 されている このアドミッション ポリシーについては オープン キャンパスや 受 験 相 談 会 などを 通 じて 受 験 生 に 周 知 し ているほか 本 学 ホームページでも 公 表 (http://www.tsu-cc.ac.jp/rinen%20mokuhyo/rinen%20mokuhyo.html) している 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 平 成 20 年 3 月 に 制 定 した 大 学 の 理 念 と 教 育 目 標 に 沿 って 各 学 科 専 攻 部 門 ごとにアドミ ッション ポリシーを 明 確 にしている また 本 学 では アドミッション ポリシーをホームページ 上 で 公 表 し オープン キャンパスや 受 験 相 談 会 でも 受 験 生 に 対 して 周 知 しており 公 表 と 周 知 は 十 分 達 成 されている 観 点 4-2-1: 入 学 者 受 入 方 針 (アドミッション ポリシー)に 沿 って 適 切 な 学 生 の 受 入 方 法 が 採 用 され ており, 実 質 的 に 機 能 しているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 では 各 学 科 専 攻 ごとの 教 育 目 標 に 沿 ったアドミッション ポリシーに 基 づいて 入 学 者 選 抜 を 行 ってい る( 平 成 21 年 度 学 生 募 集 要 項 別 冊 資 料 G1~G4を 参 照 ) 法 経 科 第 1 部 では アドミッション ポリシーに 沿 って3 種 類 の 入 試 方 法 を 採 用 している 推 薦 入 試 では 高 等 学 校 による 推 薦 を 前 提 としており 面 接 ( 別 添 資 料 4-2-1-1 面 接 カルテ )や 小 論 文 試 験 ( 別 冊 資 料 H 30-32 頁 )を 通 して 社 会 科 学 の 基 本 を 学 ぶ 学 習 意 欲 問 題 関 心 及 び 自 己 表 現 能 力 を 重 視 した 選 抜 を 行 い 一 般 入 試 では 英 語 と 国 語 の 学 力 試 験 を 実 施 して 基 礎 学 力 と 論 理 的 思 考 を 重 視 した 選 抜 を 行 っている( 別 冊 資 料 H 1-12 頁 ) センター 試 験 利 用 入 試 では 選 択 科 目 制 を 実 施 しており 国 語 地 歴 公 民 数 学 理 科 外 国 語 から2 教 科 2 科 目 を 選 択 することを 課 している 法 経 科 第 2 部 では 4 種 類 の 入 試 方 法 を 採 用 している 推 薦 入 試 においては 受 験 生 に 対 して 面 接 を 行 うとと もに どのようなことを 学 び それをどう 生 かすか ( 別 冊 資 料 G 学 生 募 集 要 項 3 頁 )についての 学 習 計 画 書 ( 別 添 資 料 4-2-1-2)の 提 出 を 求 め 関 心 のある 社 会 問 題 や 入 学 後 に 学 習 したい 分 野 について 述 べて - 19 -

三 重 短 期 大 学 基 準 4 もらうことにより 学 習 意 欲 問 題 関 心 及 び 自 己 表 現 能 力 を 重 視 した 選 抜 を 行 っている また 22 歳 以 上 の 受 験 生 を 対 象 にした 社 会 人 入 試 では 書 類 審 査 と 面 接 により 学 習 意 欲 と 自 己 表 現 能 力 を 重 視 した 選 抜 を 行 って いる さらに 一 般 入 試 では 小 論 文 試 験 ( 別 冊 資 料 H 26-29 頁 )と 面 接 により 基 礎 的 な 読 解 力 論 理 的 思 考 自 己 表 現 力 を 重 視 した 選 抜 を 行 っている 最 後 に センター 試 験 利 用 入 試 では 選 択 科 目 制 により 国 語 地 歴 公 民 数 学 理 科 外 国 語 の 中 から1 科 目 を 選 択 することとし 特 定 の 教 科 分 野 において 優 れた 能 力 を 発 揮 しているか 否 かを 重 視 した 選 抜 を 行 っている 生 活 科 学 科 では アドミッション ポリシーに 沿 った 学 生 の 受 け 入 れ 方 法 として3 種 類 の 入 試 方 法 を 採 用 して いる 推 薦 入 試 は 法 経 科 第 1 部 と 同 様 に 高 等 学 校 による 推 薦 を 前 提 としており 選 抜 には 書 類 審 査 小 論 文 および 面 接 を 採 用 している 小 論 文 の 内 容 はアドミッション ポリシーに 沿 ったものとし 法 経 科 第 1 部 と 共 通 の 出 題 になっている さらに 各 専 攻 の 書 類 審 査 や 面 接 ではアドミッション ポリシーに 沿 った 選 考 方 法 を 工 夫 し ている 一 般 入 試 は 英 語 と 国 語 の 学 力 試 験 を 採 用 し 基 礎 学 力 や 論 理 的 思 考 を 重 視 した 選 抜 を 行 なっている ( 別 冊 資 料 H 14-24 頁 ) センター 試 験 利 用 入 試 においては 食 物 栄 養 学 専 攻 では 国 語 数 学 と 理 科 から1 科 目 選 択 外 国 語 の 合 計 3 科 目 を 選 択 することを 課 し 生 活 科 学 専 攻 では 国 語 地 歴 公 民 数 学 理 科 外 国 語 から2 教 科 2 科 目 を 選 択 することを 課 している 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 社 会 科 学 や 生 活 科 学 の 基 礎 を 学 ぶために 必 要 な 基 礎 学 力 や 論 理 的 思 考 力 を 重 視 したうえで 受 験 生 に 多 様 な 入 試 方 法 を 提 供 している また 法 経 科 第 2 部 では 学 ぶ 意 欲 を 重 視 しており 推 薦 入 試 においては 学 習 計 画 書 の 提 出 を 求 めている このように 本 学 では 各 学 科 専 攻 部 門 のアドミッション ポリシーに 沿 った 受 入 方 法 を 採 用 し 十 分 に 機 能 している 観 点 4-2-2: 入 学 者 受 入 方 針 (アドミッション ポリシー)において, 留 学 生, 社 会 人 の 受 入 等 に 関 す る 基 本 方 針 を 示 している 場 合 には,これに 応 じた 適 切 な 対 応 が 講 じられているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 ではこれまで 国 際 貢 献 ならびに 本 学 の 学 生 教 育 の 活 性 化 をねらいとして 留 学 生 を 受 け 入 れてきた 三 重 短 期 大 学 外 国 人 留 学 生 規 定 ( 別 冊 資 料 A 104-105 頁 )を 定 めて 入 学 資 格 を 本 科 生 に 準 じるもの とし 志 願 者 には 独 立 行 政 法 人 日 本 学 生 支 援 機 構 が 実 施 する 日 本 留 学 試 験 ( 科 目 は 日 本 語 と 総 合 科 目 )の 事 前 受 験 を 義 務 づけている( 別 添 資 料 4-2-2-1 外 国 人 留 学 生 特 別 選 抜 募 集 要 項 ) 本 学 における 試 験 科 目 は 小 論 文 と 面 接 である( 別 添 資 料 4-2-2-2 外 国 人 留 学 生 特 別 選 抜 試 験 問 題 ( 小 論 文 )および4-2-2-3 外 国 人 留 学 生 入 試 面 接 カルテ ) 入 学 後 は 個 別 に 指 導 担 当 教 員 をつけるとともに 日 本 語 日 本 文 化 論 を 履 修 するよう 指 導 している しかし 過 去 5 年 間 の 留 学 生 の 受 験 ならびに 合 格 入 学 卒 業 実 績 を 示 した 資 料 4-2-2-Aに 見 られるよ うに 近 年 は 志 願 者 が 減 少 している この 状 況 に 鑑 み 平 成 23 年 度 入 試 からは 留 学 生 の 受 け 入 れを 停 止 する 予 定 である 資 料 4-2-2-A 過 去 5 年 間 の 留 学 生 の 受 入 状 況 ( 単 位 : 人 ) 入 学 年 度 H18 H19 H20 H21 H22 合 計 志 願 者 数 0 0 1 1 0 2-20 -

三 重 短 期 大 学 基 準 4 受 験 者 数 0 0 1 1 0 2 合 格 者 数 0 0 1 0 0 1 入 学 者 数 0 0 0 0 0 0 卒 業 者 数 0 0 0 0 0 0 卒 業 者 数 は 当 該 年 度 に 入 学 した 学 生 で 卒 業 した 数 ( 本 学 入 試 管 理 関 係 資 料 より 作 成 ) また 社 会 人 特 別 選 抜 については 法 経 科 第 2 部 において 実 施 している 出 願 資 格 は 大 学 入 学 資 格 を 有 し 前 年 度 3 月 31 日 までに 22 歳 に 達 する 者 である( 別 冊 資 料 G4 1 頁 ) もともと 法 経 科 第 2 部 には 社 会 人 学 生 が 多 く アドミッション ポリシーにおいても 学 び 続 けることを 生 き 甲 斐 とし 自 らの 人 生 設 計 に 組 み 入 れ たいと 願 う 学 生 を 明 記 して 社 会 人 特 別 選 抜 を 含 めた 社 会 人 学 生 を 意 識 した 学 生 募 集 を 行 っている 選 抜 は 書 類 審 査 と 面 接 により 合 否 を 決 定 している( 別 添 資 料 4-2-2-4 社 会 人 特 別 入 試 面 接 カルテ ) 過 去 5 年 間 の 社 会 人 特 別 選 抜 の 実 施 状 況 は 資 料 4-2-2-Bのとおりである 資 料 4-2-2-B 過 去 5 年 間 の 社 会 人 特 別 選 抜 実 施 状 況 ( 単 位 : 人 ) 入 学 年 度 H18 H19 H20 H21 H22 合 計 志 願 者 数 33 24 17 22 24 122 受 験 者 数 33 24 16 21 24 120 合 格 者 数 33 24 16 21 20 120 入 学 者 数 29 20 16 20 18 108 卒 業 者 数 25 19 13 - - 59 22 年 度 在 籍 者 0 0 1 20 18 36 卒 業 者 数 は 当 該 年 度 に 入 学 した 学 生 で 卒 業 した 数 ( 本 学 入 試 管 理 関 係 資 料 より 作 成 ) 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 では 平 成 23 年 度 入 試 より 外 国 人 留 学 生 特 別 選 抜 を 停 止 する 予 定 であるが 従 来 留 学 生 の 入 学 資 格 を 本 科 生 に 準 じるもの と 定 め 受 け 入 れる 際 には 日 本 留 学 試 験 の 事 前 受 験 を 義 務 づけるなどの 工 夫 をしてきた 社 会 人 については 法 経 科 第 2 部 のアドミッション ポリシーに 即 して 学 ぶ 意 欲 を 評 価 するために 書 類 審 査 と 面 接 を 行 っている このように 本 学 では 留 学 生 社 会 人 の 受 け 入 れ 基 本 方 針 を 諸 規 則 やアドミッション ポリシ ーに 示 し それに 対 応 した 選 抜 を 行 っている 観 点 4-2-3: 実 際 の 入 学 者 選 抜 が 適 切 な 実 施 体 制 により, 公 正 に 実 施 されているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 の 入 学 者 選 抜 は 三 重 短 期 大 学 入 学 試 験 管 理 委 員 会 規 程 及 び 同 細 則 ( 別 冊 資 料 A 164-166 頁 )に 基 づき 入 学 試 験 管 理 委 員 会 が 中 心 となって 全 般 の 企 画 募 集 要 項 入 学 試 験 実 施 計 画 の 作 成 入 学 試 験 合 格 者 の 選 考 原 案 の 作 成 などを 行 っている 試 験 問 題 の 作 成 については 入 学 試 験 管 理 委 員 会 で 選 出 し 教 授 会 により 承 認 された 問 題 作 成 委 員 が 担 当 する - 21 -

三 重 短 期 大 学 基 準 4 問 題 は 入 試 科 目 ごとに 検 討 作 成 された 後 問 題 検 討 会 ( 問 題 作 成 委 員 入 試 委 員 学 生 部 長 図 書 館 長 で 構 成 ) を 実 施 して 十 分 なチェックを 行 っている また 印 刷 等 の 作 業 は 複 数 名 で 行 い 問 題 文 や 原 典 は 厳 重 に 保 管 し 試 験 問 題 の 漏 洩 を 防 止 している 推 薦 入 学 者 選 抜 試 験 一 般 入 学 試 験 法 経 科 第 2 部 入 学 試 験 の 実 施 に 当 たっては 学 長 を 本 部 長 とする 入 学 試 験 運 営 本 部 を 設 置 し 実 施 計 画 に 従 って 全 学 教 職 員 が 各 業 務 に 従 事 する( 別 添 資 料 4-2-3-1 4-2-3-2 及 び4-2-3-3) 合 否 判 定 については いずれの 選 抜 方 法 においても 入 学 試 験 管 理 委 員 会 が 採 点 結 果 に 基 づいて 合 格 者 判 定 資 料 を 作 成 し それに 基 づく 各 学 科 の 議 論 を 経 て 作 成 される 合 否 判 定 原 案 を 教 授 会 において 審 議 決 定 する 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 入 学 者 選 考 は 入 学 試 験 管 理 委 員 が 中 心 になり 実 施 され また 試 験 問 題 作 成 印 刷 あるいは 入 学 試 験 の 実 施 合 否 判 定 まで 客 観 的 かつ 公 正 に 実 施 されている 観 点 4-2-4: 入 学 者 受 入 方 針 (アドミッション ポリシー)に 沿 った 学 生 の 受 入 が 実 際 に 行 われている かどうかを 検 証 するための 取 組 が 行 われており,その 結 果 を 入 学 者 選 抜 の 改 善 に 役 立 ててい るか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 では 入 学 試 験 管 理 委 員 会 等 において 入 試 種 別 ごとに 入 学 者 の 学 修 状 況 卒 業 状 況 などについて 議 論 を 行 ってきた ただし アドミッション ポリシーに 沿 った 選 抜 が 実 施 され 機 能 しているかという 点 については 現 時 点 では 入 試 出 題 者 反 省 会 において 検 討 されている 程 度 である( 別 添 資 料 4-2-4-1 平 成 21 年 度 入 試 出 題 者 反 省 会 の 記 録 を 参 照 ) 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 アドミッション ポリシーに 沿 った 学 生 受 入 が 行 われているかどうか 体 系 的 に 検 証 する 方 法 が 入 試 出 題 者 反 省 会 を 除 けば 十 分 に 具 体 化 されていない 今 後 は 入 試 管 理 委 員 会 等 において 具 体 的 な 検 証 方 法 について 検 討 して いく 必 要 がある たとえば 入 試 種 別 学 科 専 攻 部 門 コース 別 出 身 高 校 別 調 査 書 評 定 平 均 点 別 に 入 学 した 学 生 の 年 次 別 履 修 申 告 状 況 取 得 単 位 数 成 績 資 格 取 得 等 を 追 跡 調 査 した 基 礎 資 料 を 作 成 し 入 学 者 選 抜 の 改 善 を 図 っていく 必 要 がある 観 点 4-3-1: 実 入 学 者 数 が, 入 学 定 員 を 大 幅 に 超 える, 又 は 大 幅 に 下 回 る 状 況 になっていないか また, その 場 合 には,これを 改 善 するための 取 組 が 行 われるなど, 入 学 定 員 と 実 入 学 者 数 との 関 係 の 適 正 化 が 図 られているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 の 各 学 科 専 攻 における 入 学 定 員 と 実 入 学 者 数 は 資 料 4-3-1-Aに 示 したとおりである - 22 -

三 重 短 期 大 学 基 準 4 資 料 4-3-1-A 過 去 5 年 間 の 学 科 専 攻 部 門 別 入 学 定 員 実 入 学 者 数 ( 単 位 : 人 ) 学 科 専 攻 部 門 入 学 定 員 実 入 学 者 数 H18 H19 H20 H21 H22 法 経 科 第 1 部 100 103 110 109 109 105 法 経 科 第 2 部 150 87 94 92 100 118 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 50 56 50 54 50 51 生 活 科 学 科 生 活 科 学 専 攻 100 111 99 111 107 98 ( 本 学 入 試 管 理 関 係 資 料 より 作 成 ) 法 経 科 第 1 部 における 実 入 学 者 数 については この 間 入 学 定 員 100 名 に 対 して3~10 名 上 回 る 範 囲 で 推 移 し ている 法 経 科 第 2 部 の 実 入 学 者 数 は 近 年 増 加 傾 向 にあるものの 定 員 を 下 回 る 事 態 が 継 続 している 法 経 科 第 2 部 における 実 入 学 者 数 と 定 員 数 の 乖 離 に 対 しては 入 学 者 数 の 増 加 を 図 る 対 策 を 実 施 している 夏 期 に 開 催 されるオープン キャンパスとは 別 に 毎 年 2 月 に 法 経 科 第 2 部 を 対 象 とした 受 験 相 談 会 を 開 催 し 複 数 の 法 経 科 専 任 教 員 が 説 明 と 相 談 にあたっている またリーフレット わたしも 三 重 短 大 で 学 んでいます ( 別 添 資 料 4-3-1-1)を 毎 年 作 成 し 現 役 の2 部 学 生 の 生 の 声 を 受 験 希 望 者 に 紹 介 している これらの 成 果 もあ って 出 願 者 実 入 学 者 数 ともに 増 加 しつつあり 平 成 21 年 度 以 降 は 実 入 学 者 数 は 100 名 を 超 えるようになって いる 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 においては 過 去 5 年 間 定 員 と 同 数 あるいは 定 員 を1 割 程 度 上 回 る 実 入 学 者 があ った 栄 養 士 養 成 課 程 であり 定 員 を 大 きく 上 回 ることがないように 過 去 のデータを 精 査 しつつ 合 否 判 定 を 行 っている 生 活 科 学 科 生 活 科 学 専 攻 においては 過 去 5 年 間 実 入 学 者 数 は 定 員 の1 割 を 超 す 年 度 と1~2 名 ではあるが 下 回 る 年 度 が 繰 り 返 されている 定 員 は 確 保 されていると 言 えるが 現 代 的 課 題 に 沿 った 魅 力 ある 学 科 専 攻 づ くりのために 平 成 22 年 度 からは 居 住 環 境 コースに 環 境 共 生 にかかわる 科 目 を 開 設 しており また 受 験 者 確 保 の ために 新 たな 入 試 方 法 の 導 入 についても 検 討 中 である 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 における 入 学 定 員 と 実 入 学 者 数 の 関 係 は 法 経 科 第 2 部 を 除 いて 問 題 はない 法 経 科 第 2 部 では 実 入 学 者 数 が 定 員 を 下 回 る 事 態 が 続 いていたが オープン キャンパスに 加 えて 受 験 相 談 会 の 機 会 を 増 やすことや リ ーフレットを 作 成 紹 介 するなどの 改 善 策 を 講 じることで 一 定 の 回 復 を 実 現 している また 生 活 科 学 科 生 活 科 学 専 攻 においても コース 再 編 を 通 じて 志 願 者 を 増 加 させる 努 力 を 行 っている 等 適 正 化 が 図 られている (2) 優 れた 点 及 び 改 善 を 要 する 点 優 れた 点 入 学 者 受 入 方 針 であるアドミッション ポリシーを 明 確 に 定 め ホームページ 掲 載 やオープン キャンパスで の 説 明 を 通 して 公 表 周 知 している 法 経 科 第 2 部 の 推 薦 入 試 において 学 習 意 欲 を 重 視 する 学 習 計 画 書 の 提 出 を 課 すなど アドミッション ポ リシーに 沿 った 入 試 方 法 の 導 入 について 工 夫 を 重 ねてきている - 23 -

三 重 短 期 大 学 基 準 4 改 善 を 要 する 点 アドミッション ポリシーに 沿 った 学 生 の 受 入 が 実 際 に 行 われているかどうかを 検 証 する 具 体 的 方 法 が 十 分 に 確 立 されていない 状 況 の 改 善 が 必 要 である 法 経 科 第 2 部 の 実 入 学 者 数 が 定 員 を 下 回 っており 近 年 は 種 々の 努 力 により 出 願 者 数 入 学 者 数 が 回 復 してい るとはいえ 出 願 者 数 入 学 者 数 の 増 加 に 対 する 取 り 組 みについてなお 一 層 の 改 善 が 必 要 である (3) 基 準 4の 自 己 評 価 の 概 要 本 学 では 平 成 20 年 3 月 に 制 定 した 大 学 の 理 念 と 教 育 目 標 に 沿 って 各 学 科 専 攻 部 門 ごとにアドミ ッション ポリシーを 明 確 化 し ホームページ 上 での 公 表 オープン キャンパスや 受 験 相 談 会 での 説 明 を 通 じ て 受 験 生 に 周 知 するべく 努 力 している また 学 生 受 け 入 れに 関 しては 基 本 的 に 社 会 科 学 や 生 活 科 学 の 基 礎 を 学 ぶために 必 要 な 基 礎 学 力 や 論 理 的 思 考 力 を 重 視 しているが アドミッション ポリシーに 沿 って 多 様 な 入 試 方 法 を 採 用 しており たとえば 法 経 科 第 2 部 の 推 薦 入 試 では 学 ぶ 意 欲 を 重 視 して 学 習 計 画 書 の 提 出 を 求 めるなどの 工 夫 をしている 現 在 本 学 における 入 学 定 員 と 実 入 学 者 数 の 関 係 は 法 経 科 第 2 部 を 除 いて 問 題 はない 法 経 科 第 2 部 について は 実 入 学 者 数 が 定 員 を 大 幅 に 下 回 る 事 態 が 続 いていたが 受 験 相 談 会 の 機 会 を 増 やすことや リーフレットの 作 成 紹 介 などの 改 善 策 を 講 じることで 一 定 の 回 復 を 実 現 した また 生 活 科 学 科 生 活 科 学 専 攻 においても コース 再 編 を 通 じて 志 願 者 を 増 加 させる 努 力 が 行 われている 本 学 がアドミッション ポリシーを 定 めたのは 平 成 20 年 3 月 であるため アドミッション ポリシーに 沿 った 学 生 受 け 入 れが 行 われているかどうか 体 系 的 に 検 証 する 方 法 が 具 体 化 されていない そのあり 方 については 今 後 検 討 していく 必 要 がある 入 学 者 選 考 については 入 試 管 理 委 員 会 が 中 心 になり 実 施 しており 試 験 問 題 作 成 印 刷 入 学 試 験 および 合 否 判 定 については 万 全 の 体 制 の 下 で 公 正 に 実 施 されている このように 本 学 では 学 生 受 け 入 れに 関 してその 基 本 方 針 であるアドミッション ポリシーが 明 確 に 定 められ それに 沿 った 受 け 入 れ 方 法 が 採 用 され 機 能 しているといえる また 学 生 受 け 入 れに 係 る 全 過 程 は 万 全 の 体 制 の 下 で 公 正 に 実 施 されている 以 上 より 本 学 は 基 準 を 満 たしている - 24 -

三 重 短 期 大 学 基 準 5 基 準 5 教 育 内 容 及 び 方 法 (1) 観 点 ごとの 分 析 観 点 5-1-1: 教 育 の 目 的 や 授 与 される 学 位 に 照 らして, 授 業 科 目 が 適 切 に 配 置 され, 教 育 課 程 が 体 系 的 に 編 成 されており, 授 業 科 目 の 内 容 が, 全 体 として 教 育 課 程 の 編 成 の 趣 旨 に 沿 ったものになっ ているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 の 授 業 科 目 の 配 置 は 各 学 科 専 攻 共 通 して 基 礎 科 目 - 共 通 科 目 - 専 修 科 目 という 構 成 を 取 っている 基 礎 科 目 は 語 学 科 目 と 各 学 科 専 攻 の 入 門 講 義 にあたる 専 修 基 礎 からなっている 語 学 科 目 と 共 通 科 目 を 各 学 科 専 攻 共 通 にすることで 短 大 としての 統 一 性 を 保 ちながら 広 い 教 養 をもつ 有 為 の 人 材 を 育 成 することをめざすカリ キュラム 構 成 になっている 1 一 般 般 教 育 科 目 一 般 教 育 科 目 は 語 学 基 礎 と 共 通 科 目 で 構 成 される( 別 冊 資 料 B1 7 頁 ) 語 学 基 礎 は 基 礎 的 な 語 学 能 力 とコミュニケーション 能 力 を 向 上 させ 異 文 化 に 対 する 理 解 を 深 めることを 目 指 しており 英 語 独 語 仏 語 の 他 に アジア 系 言 語 として 中 国 語 が 開 設 されている 共 通 科 目 は 共 通 A 共 通 B 共 通 Cからなってい る 共 通 Aは 運 動 実 践 としての 体 育 実 技 コンピュータ 技 術 の 獲 得 を 目 指 す 情 報 処 理 実 習 をはじめ 環 境 情 報 生 命 科 学 などの 自 然 科 学 系 分 野 の 科 目 を 中 心 に 構 成 されている 共 通 Bでは 教 育 人 権 ジェンダー 歴 史 地 理 文 学 など 人 文 社 会 科 学 分 野 の 科 目 ならびに 独 仏 英 中 の 外 国 語 科 目 で 構 成 されている 共 通 C 分 野 は 三 重 県 域 の 歴 史 を 学 ぶ 地 域 史 津 市 職 員 によるリレー 式 講 義 で 自 治 体 行 政 の 現 状 について 学 ぶ 自 治 体 行 政 特 論 など 地 域 を 意 識 した 科 目 で 構 成 されている 学 生 はこのように 幅 広 い 分 野 の 科 目 から 特 定 分 野 に 偏 ることのないように 選 択 履 修 することになっている 特 に 共 通 Cは 地 域 貢 献 の 理 念 とも 重 なる 役 割 を 果 たしている 学 生 は 所 属 学 科 専 攻 にかかわらず 様 々な 学 術 分 野 に 接 し 知 識 の 裾 野 を 広 げ 地 域 の 諸 問 題 に 触 れ 多 様 な 角 度 から 創 造 的 に 考 える 力 を 培 っていくことが できる 2 法 経 科 法 経 科 第 1 部 の 卒 業 必 要 単 位 は 66 単 位 と 定 められている( 別 冊 資 料 B1 8 頁 ) 基 礎 科 目 では 各 コースの 入 門 講 義 である 法 学 入 門 経 済 入 門 を 必 修 科 目 として1 年 次 前 期 での 履 修 を 指 導 している 専 修 科 目 のうち 統 計 学 社 会 科 学 のための 近 現 代 史 社 会 思 想 史 社 会 調 査 論 の4 科 目 を 専 門 科 目 を 学 ぶために 必 要 なツー ル 的 科 目 と 位 置 づけて 法 経 共 通 分 野 とし 2 科 目 4 単 位 以 上 の 履 修 を 義 務 づけている また 2 年 次 におい て 演 習 4 単 位 を 卒 業 必 修 科 目 としている さらに 法 律 コースの 学 生 は 法 律 コース 科 目 群 から 34 単 位 と 経 商 コース の 科 目 群 から8 単 位 経 商 コースの 学 生 は 経 商 コースの 科 目 群 から 34 単 位 と 法 律 コースの 科 目 群 から8 単 位 の 履 修 をそれぞれ 最 低 必 要 単 位 としている 専 修 科 目 においては 法 律 政 策 経 済 経 営 にかかわる 基 幹 的 科 目 はもちろんのこと 4 年 制 大 学 の 法 学 部 や 経 済 学 部 に 匹 敵 するような 科 目 も 開 講 し 短 期 間 でも 専 門 的 素 養 を 修 得 できるように 配 慮 している 例 として 資 料 5-1-1-Aに 経 商 コースのカリキュラム 図 を 示 す 学 生 は 上 から 下 へという 系 統 に 沿 って 1 年 次 においては 基 礎 法 経 共 通 経 経 専 修 A( 基 礎 的 専 修 科 目 )を2 年 次 では 経 経 専 修 B( 発 展 的 専 修 科 目 ) - 25 -

三 重 短 期 大 学 基 準 5 と 演 習 を 履 修 できるように 配 置 されている 4 単 位 科 目 については 週 2 回 開 講 としてどの 科 目 も 原 則 としてセメ スター 単 位 で 履 修 できる 資 料 5-1-1-A 経 商 コースカリキュラム 図 経 済 系 経 営 会 計 系 基 礎 2( 必 修 ) 経 済 入 門 2 法 経 共 通 4 以 上 社 会 思 想 史 2 社 会 調 査 論 2 社 会 科 学 のための 近 現 代 史 2 統 計 学 2 経 済 原 論 4 簿 記 原 理 4 経 済 史 4 工 業 簿 記 及 び 原 価 計 算 2 経 経 専 修 A 経 済 政 策 4 経 営 学 4 20 以 上 金 融 論 4 会 計 学 4 財 政 学 4 マーケティング 論 4 地 方 財 政 論 2 経 経 専 修 34 日 本 経 済 論 2 経 営 情 報 論 2 管 理 会 計 論 2 以 上 国 際 経 済 論 2 経 営 財 務 論 2 税 務 会 計 論 2 計 量 経 済 学 2 経 営 組 織 論 2 経 経 専 修 B 証 券 論 2 企 業 論 2 14 以 上 経 済 学 史 2 環 境 経 済 論 2 産 業 経 済 論 2 ( 経 済 学 特 殊 講 義 4) ( 経 営 特 殊 講 義 4) 演 習 4( 必 修 ) 演 習 4( 経 済 史 金 融 論 経 済 政 策 財 政 学 経 営 学 会 計 学 ) 数 字 は 単 位 数 ( 法 経 科 ガイダンス 資 料 より 作 成 ) 法 経 科 第 2 部 では 第 1 部 のようなコースを 設 定 せず 法 律 分 野 行 政 分 野 経 商 分 野 全 般 の 基 礎 的 知 識 を 習 得 できるカリュキュラムを 組 んでいる 卒 業 必 要 単 位 は 64 単 位 で 専 修 科 目 46 単 位 と 社 会 科 学 演 習 4 単 位 が 最 低 修 得 単 位 である 専 修 科 目 については 法 律 経 商 行 政 の 各 分 野 から 最 低 8 単 位 を 修 得 することを 卒 業 要 件 と している( 別 冊 資 料 B1 9 頁 ) また 法 経 科 第 1 部 第 2 部 ともに2 年 次 での 演 習 を 卒 業 必 修 として 基 礎 共 通 専 修 科 目 の 履 修 によって 培 われた 各 自 の 問 題 関 心 に 沿 った 学 習 を 深 めることを 目 指 している 3 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 の 授 業 科 目 は 基 礎 科 目 共 通 科 目 専 修 科 目 で 構 成 され 卒 業 必 要 単 位 は 合 計 64 単 位 以 上 と している( 別 冊 資 料 B2 8 頁 ) 食 物 栄 養 学 専 攻 における 栄 養 士 免 許 に 関 わる 科 目 については 平 成 14 年 度 に 改 正 された 栄 養 士 法 施 行 規 則 に 基 づいて 編 成 しており 教 育 内 容 から 社 会 生 活 と 健 康 人 体 の 構 造 と 機 能 食 品 と 衛 生 栄 養 と 健 康 栄 養 の 指 導 給 食 の 運 営 の6 分 野 に 大 別 し 講 義 と 実 験 実 習 科 目 をバランスよく 開 講 するとともに 基 礎 的 な 知 識 の 習 得 から 専 門 的 な 内 容 へと 段 階 的 に 学 習 できるよう 科 目 の 配 置 に 配 慮 している また 食 による 一 次 予 防 の 重 要 性 に 鑑 み 健 康 増 進 や 疾 病 予 防 対 策 に 必 要 な 授 業 科 目 内 容 の 充 実 を 図 っている( 別 冊 資 料 B2 8 頁 39 頁 ) 生 活 科 学 専 攻 の 授 業 科 目 は 基 礎 科 目 共 通 科 目 専 修 科 目 で 構 成 され 卒 業 必 要 単 位 は 合 計 64 単 位 である( 別 - 26 -

三 重 短 期 大 学 基 準 5 冊 資 料 B2 9 頁 ) 生 活 科 学 専 攻 においては 被 服 学 調 理 学 住 生 活 論 日 本 国 憲 法 生 活 経 営 など 生 活 の 根 源 にかかわ る 科 目 が 生 活 基 礎 科 目 として 配 置 されている その 上 で 社 会 福 祉 関 連 の 科 目 に 関 しては 社 会 福 祉 論 地 域 福 祉 論 など 福 祉 の 基 幹 的 な 科 目 の 他 社 会 福 祉 士 国 家 試 験 の 指 定 科 目 を 開 講 し 社 会 福 祉 士 を 目 指 す 学 生 を 支 援 している( 別 冊 資 料 B2 14-16 頁 ) 心 理 学 関 連 の 科 目 に 関 しては カウンセリング 論 や 人 間 関 係 論 など 直 接 的 に 福 祉 と 関 係 する 科 目 の 他 心 理 学 を 主 に 学 習 する 学 生 に 向 けて 心 理 学 概 論 心 理 学 研 究 法 など 心 理 学 の 基 幹 的 な 科 目 を 配 置 してい る また 人 間 存 在 についての 哲 学 的 教 育 学 的 考 察 を 目 的 に 人 間 形 成 論 が 開 講 されている 居 住 環 境 関 連 科 目 としては2 級 建 築 士 受 験 のために 必 要 な 指 定 科 目 の 他 福 祉 分 野 との 連 携 を 意 識 した 居 住 福 祉 論 や 住 生 活 設 計 などが 開 講 されている また 平 成 22 年 度 からは 環 境 共 生 について 学 ぶ 環 境 政 策 論 環 境 倫 理 学 などが 開 講 されている 分 析 結 果 とその 根 拠 理 由 本 学 の 教 育 課 程 は 観 点 1-1-1に 示 された 全 体 的 教 育 目 的 に 沿 って 編 成 されている 卒 業 必 要 単 位 は 法 経 科 第 1 部 で 66 単 位 法 経 科 第 2 部 生 活 科 学 科 で 64 単 位 であるが 基 礎 科 目 共 通 科 目 専 修 科 目 の 必 要 単 位 数 はバランスが 取 れており 体 系 的 な 科 目 配 置 を 実 現 している 教 養 科 目 は 共 通 科 目 として 配 置 されており 法 経 科 第 1 部 第 2 部 生 活 科 学 科 各 専 攻 の 全 体 に 共 通 する 科 目 配 置 をとっている 共 通 科 目 を 各 学 科 専 攻 コースの 体 系 的 な 履 修 の 入 門 部 分 にあたる 基 礎 科 目 群 と 専 門 的 知 識 技 能 取 得 のための 専 修 科 目 群 の 間 に 配 置 することで 短 期 大 学 総 体 としての 教 育 目 的 を 実 現 するための 共 通 性 を 確 保 している このベースの 上 に 各 学 科 専 攻 ごとの 専 門 性 を 身 につけることで 短 期 大 学 としての 教 育 目 的 実 現 をはかっている 共 通 科 目 群 は 人 文 科 学 社 会 科 学 自 然 科 学 をまんべんなく 履 修 できるように 配 置 さ れており 広 い 視 野 に 立 った 教 養 を 確 保 できる 法 経 科 第 1 部 については 必 修 の 入 門 講 義 をうけて 法 経 共 通 科 目 としてツール 的 科 目 群 を 置 き その 上 で 社 会 科 学 に 関 する 基 本 的 な 知 識 の 修 得 を 実 現 するために 法 律 政 策 分 野 と 経 済 経 営 会 計 分 野 の 基 幹 科 目 を4 単 位 科 目 として 配 置 し その 修 得 を 踏 まえてより 専 門 性 の 高 い 科 目 群 の 履 修 へ 進 むことで 最 新 の 学 問 的 到 達 点 につ いての 一 定 の 理 解 をもてるようにカリキュラムが 構 成 されている 法 経 科 第 2 部 については 法 律 分 野 行 政 分 野 経 商 分 野 についての 基 礎 的 科 目 をまんべんなく 配 置 し 幅 広 い 社 会 科 学 的 教 養 を 修 得 できるような 科 目 構 成 になっている 法 経 科 第 1 部 第 2 部 共 に 2 年 次 に 配 当 される 演 習 によって 地 域 に 根 ざした 市 民 感 覚 の 修 得 や 問 題 発 見 能 力 の 育 成 プレゼンテーション 能 力 の 涵 養 を 果 たすことを 可 能 にする 体 系 的 なカリキュラムを 実 現 している 生 活 科 学 科 食 物 栄 養 学 専 攻 においては 栄 養 士 免 許 取 得 課 程 と 科 目 配 置 をリンクさせつつ 基 礎 から 専 門 への 段 階 的 科 目 配 置 を 実 現 している 生 活 科 学 専 攻 においては 生 活 基 礎 科 目 の 配 置 の 上 にコース 毎 に 特 性 を 持 たせ た 福 祉 心 理 居 住 環 境 の 専 修 科 目 が 配 置 されつつも 各 分 野 を 連 関 させる 科 目 の 配 置 により 専 攻 としての 一 体 性 を 確 保 している 両 学 科 を 通 じて 専 修 科 目 は それぞれの 専 攻 部 門 コースの 教 育 目 的 に 沿 った 体 系 性 を 保 ちつつ 4 年 制 大 学 に 匹 敵 する 質 と 量 の 科 目 配 置 を 実 現 しており 学 生 は 卒 業 必 要 単 位 を 越 えて より 深 く 広 く 学 習 することが 可 能 になっている また 専 門 性 を 担 保 しつつも 他 専 攻 他 コースの 科 目 群 を 一 定 数 取 得 することを 義 務 づける ことで 学 科 としての 教 育 目 的 の 実 現 を 可 能 にしている - 27 -

三 重 短 期 大 学 基 準 5 観 点 5-1-2: 教 育 課 程 の 編 成 又 は 授 業 科 目 の 内 容 において, 学 生 の 多 様 なニーズ, 研 究 成 果 の 反 映, 学 術 の 発 展 動 向, 社 会 からの 要 請 等 に 配 慮 しているか 観 点 に 係 る 状 況 本 学 の 学 生 の 多 くは 卒 業 後 に 民 間 企 業 へ 就 職 するが 近 年 では4 年 制 大 学 への 編 入 をめざす 者 公 務 員 を 希 望 する 者 あるいは 栄 養 士 を 経 て 管 理 栄 養 士 に 挑 戦 する 者 など 入 学 の 動 機 や 学 習 のニーズは 多 様 である また 法 経 科 第 2 部 の 入 学 者 は 教 養 としての 高 等 教 育 を 求 めている こうした 多 様 なニーズをもつ 学 生 に 対 応 するため 本 学 では 機 会 あるごとにカリキュラムの 見 直 しに 努 めてき た 近 年 では 平 成 9 年 度 に 法 経 科 第 1 部 と 生 活 科 学 科 生 活 科 学 専 攻 のコース 制 を 改 編 し 同 時 にカリキュラム も 大 きく 変 更 した 平 成 19 年 度 には 再 び 法 経 科 第 1 部 と 生 活 科 学 専 攻 のコースの 見 直 しを 行 うとともに 履 修 状 況 や 学 生 のニーズを 調 査 した 上 で 教 養 科 目 を 全 学 的 に 統 一 する 改 編 を 実 現 したが その 際 に 第 2 外 国 語 につ いての 学 生 へのアンケートを 実 施 し 希 望 が 多 かった 中 国 語 を 追 加 した また 学 生 の 資 格 取 得 希 望 も 高 まっており 平 成 21 年 度 に 生 活 科 学 科 では 社 会 福 祉 士 国 家 試 験 受 験 資 格 や 二 級 建 築 士 受 験 資 格 等 を 卒 業 資 格 にできるカリキュラム 改 革 を 行 った 法 経 科 については 直 接 資 格 取 得 に 結 びつ くものではないが 商 学 系 科 目 を 改 編 して 経 営 学 系 科 目 を 充 実 させるなど 現 代 的 課 題 に 応 えるカリキュラムを 導 入 した 法 経 科 ならびに 生 活 科 学 科 の 専 任 教 員 の 研 究 成 果 が 授 業 に 生 かされている 事 例 については 資 料 5-1-2-A として 授 業 内 容 と 研 究 成 果 の 対 応 を 例 示 した 資 料 5-1-2-A 授 業 内 容 と 研 究 成 果 の 対 応 事 例 学 科 科 目 名 シラバス 該 当 箇 所 対 応 する 研 究 成 果 保 安 処 分 論 議 の 今 日 的 総 括 ( 法 律 時 授 業 計 画 法 経 科 9. 精 神 障 害 者 の 強 制 入 刑 事 政 策 第 1 部 院 制 度 10. 触 法 精 神 障 害 者 と 心 神 喪 失 者 等 医 療 観 察 法 授 業 計 画 法 経 科 経 営 学 第 2 部 第 17 回 日 本 的 経 営 と その 変 容 報 74-2 pp.17-22 2002/2) 心 神 喪 失 者 等 処 遇 法 案 の 自 民 党 修 正 H21 年 度 案 について ( 法 と 民 主 主 義 374 pp.36-39 法 経 科 83 2002/12 頁 再 犯 予 測 からリスクマネージメントへ で 問 題 は 解 決 するのか? ( 三 重 法 経 124 pp.21-42 2004/12 H20 年 度 労 働 力 多 様 化 の 進 展 と 作 業 組 織 実 態 の 二 法 経 科 面 性 ( 新 日 本 的 経 営 のその 後 晃 104 頁 洋 書 房 2007 年 pp167-81) - 28 -