Microsoft Word - 伊勢原市人口ビジョン



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別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

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16 日本学生支援機構

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

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一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 3 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 級 3 級 4 級 5 級 6 級 単 位 : ( ) 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 137, 163,7 4,9 31,4 71, 33,3 359,7 最 高 号 給 の 給 料 月 額

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 最 高 号 給 の 給 料 月 額 243,7 37,8 35


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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41


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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

18 国立高等専門学校機構


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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

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(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

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伊 勢 原 市 人 口 ビジョン 平 成 28 年 3 月 伊 勢 原 市

目 次 1. 伊 勢 原 市 人 口 ビジョンの 策 定 にあたって 1 1-1. 人 口 ビジョンの 基 本 的 な 考 え 方 1 1-2. 人 口 ビジョンの 対 象 期 間 2 1-3. 人 口 ビジョンの 全 体 構 成 2 2. 人 口 の 現 状 分 析 3 2-1. 人 口 構 造 人 口 動 向 等 の 分 析 3 2-2. 将 来 人 口 の 推 計 と 分 析 14 2-3. 人 口 の 変 化 が 地 域 の 将 来 に 与 える 影 響 22 3. 人 口 の 将 来 展 望 23 3-1. 将 来 展 望 に 必 要 な 調 査 分 析 23 3-2. 目 指 すべき 将 来 の 方 向 31 3-3. 人 口 の 将 来 展 望 33

1. 伊 勢 原 市 人 口 ビジョンの 策 定 にあたって 1-1. 人 口 ビジョンの 基 本 的 な 考 え 方 (1) 策 定 の 背 景 と 趣 旨 国 では 平 成 26(2014) 年 11 月 に 少 子 高 齢 社 会 の 進 展 に 的 確 に 対 応 し 人 口 減 少 に 歯 止 めをか けるとともに 東 京 圏 への 人 口 の 過 度 の 集 中 を 是 正 し それぞれの 地 域 で 住 みよい 環 境 を 確 保 して 将 来 にわたって 活 力 ある 日 本 社 会 を 維 持 していくためにまち ひと しごと 創 生 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 実 施 する ことを 目 的 として まち ひと しごと 創 生 法 を 制 定 し 同 年 12 月 には まち ひと しごと 創 生 長 期 ビジョン や まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 をとりまと め 閣 議 決 定 されました 本 市 においても 少 子 高 齢 社 会 の 進 展 に 的 確 に 対 応 し 人 口 減 少 に 歯 止 めをかけるとともに 将 来 にわたり 活 力 ある 地 域 社 会 を 維 持 していくため 国 の 長 期 ビジョンや 総 合 戦 略 等 を 勘 案 しつつ 本 市 における 人 口 の 現 状 と 将 来 の 展 望 を 提 示 する 伊 勢 原 市 人 口 ビジョン( 以 下 人 口 ビジョン ) を 策 定 するとともに まち ひと しごと 創 生 法 第 10 条 第 1 項 に 基 づき 伊 勢 原 市 まち ひと しご と 創 生 総 合 戦 略 ( 以 下 総 合 戦 略 ) を 策 定 します 国 の 長 期 ビジョンの 基 本 的 な 考 え 方 人 口 問 題 に 対 する 基 本 認 識 人 口 減 少 時 代 の 到 来 今 後 の 基 本 的 視 点 3つの 基 本 的 視 点 1 東 京 一 極 集 中 の 是 正 2 若 い 世 代 の 就 労 結 婚 子 育 ての 希 望 の 実 現 3 地 域 の 特 性 に 即 した 地 域 課 題 の 解 決 目 指 すべき 将 来 の 方 向 将 来 にわたって 活 力 ある 日 本 社 会 を 維 持 する 若 い 世 代 の 希 望 が 実 現 すると 出 生 率 は1.8 程 度 に 向 上 する 人 口 減 少 に 歯 止 めがかかると 2060 年 に1 億 人 程 度 の 人 口 が 確 保 される 人 口 構 造 が 若 返 る 時 期 を 迎 える 人 口 の 安 定 化 とともに 生 産 性 の 向 上 が 図 られると 2050 年 代 に 実 質 GDP 成 長 率 は 1.5~2% 程 度 に 維 持 される 地 方 創 生 がもたらす 日 本 社 会 の 姿 地 方 創 生 が 目 指 す 方 向 自 らの 地 域 資 源 を 活 用 した 多 様 な 地 域 社 会 の 形 成 を 目 指 す 外 部 との 積 極 的 なつながりにより 新 たな 視 点 から 活 性 化 を 図 る 地 方 創 生 が 実 現 すれば 地 方 が 先 行 して 若 返 る 東 京 圏 は 世 界 に 開 かれた 国 際 都 市 への 発 展 を 目 指 す 地 方 創 生 は 日 本 の 創 生 であり 地 方 と 東 京 圏 がそれぞれの 強 みを 活 かし 日 本 全 体 を 引 っ 張 っていくものである 1

(2) 人 口 ビジョンの 位 置 づけ 人 口 ビジョンは 本 市 における 人 口 の 現 状 を 分 析 し 人 口 に 関 する 市 民 の 認 識 の 共 有 を 目 指 すと ともに 今 後 目 指 すべき 将 来 の 方 向 と 人 口 の 将 来 展 望 を 提 示 するものです また 総 合 戦 略 において まち ひと しごと 創 生 の 実 現 に 向 けて 効 果 的 な 施 策 を 企 画 立 案 する 上 での 重 要 な 基 礎 資 料 として 位 置 付 けられます 1-2. 人 口 ビジョンの 対 象 期 間 人 口 ビジョンの 対 象 期 間 は 平 成 27(2015) 年 から 平 成 72(2060) 年 の45 年 間 とします 1-3. 人 口 ビジョンの 全 体 構 成 2

2. 人 口 の 現 状 分 析 2-1. 人 口 構 造 人 口 動 向 等 の 分 析 (1) 総 人 口 と 世 帯 数 の 推 移 本 市 の 人 口 を 長 期 の 動 向 でみると 昭 和 30 年 代 前 半 まで 微 増 傾 向 で 推 移 し 昭 和 40(1965) 年 に は 32,013 人 であった 人 口 は 以 降 の 住 宅 系 市 街 地 や 交 通 インフラ 等 の 整 備 などの まちの 発 展 に 合 わせ 平 成 7(1995) 年 の 98,123 人 まで 急 増 しました その 後 は 現 在 まで 微 増 傾 向 で 推 移 しており 平 成 27(2015) 年 では 101,039 人 となっています 世 帯 数 の 推 移 をみると 昭 和 40(1965) 年 は 6,821 世 帯 であり それまではほぼ 横 ばいで 推 移 し ていましたが 以 降 は 人 口 の 増 加 や 核 家 族 化 の 進 展 独 居 高 齢 者 をはじめとする 一 人 暮 らしの 世 帯 の 増 加 から これまで 一 貫 した 増 加 傾 向 で 推 移 しており 平 成 27(2015) 年 には 42,775 世 帯 とな っています 図 1 人 口 世 帯 数 の 推 移 資 料 : 総 務 省 統 計 局 国 勢 調 査 ( 大 正 9(1920) 年 ~ 平 成 22(2010) 年 ) 伊 勢 原 市 国 勢 調 査 基 準 の 推 計 人 口 ( 平 成 27(2015) 年 1 月 1 日 ) 3

(2) 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 年 齢 3 区 分 別 人 口 を 見 ると 平 成 27(2015) 年 の 15 歳 未 満 の 年 少 人 口 は 12.7% 15~64 歳 の 生 産 年 齢 人 口 は 63.6% 65 歳 以 上 の 老 年 人 口 は 23.5%となっています 年 少 人 口 と 生 産 年 齢 人 口 の 割 合 は いずれも 減 少 傾 向 にある 一 方 65 歳 以 上 の 老 年 人 口 は 平 成 7 (1995) 年 以 降 は 急 増 しており 平 成 17(2005) 年 には 年 少 人 口 を 上 回 るなど 急 激 に 少 子 高 齢 化 が 進 展 しています 図 2 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 資 料 : 総 務 省 統 計 局 国 勢 調 査 ( 昭 和 55(1980) 年 ~ 平 成 22(2010) 年 ) 伊 勢 原 市 国 勢 調 査 基 準 の 推 計 人 口 ( 平 成 27(2015) 年 1 月 1 日 ) 年 次 実 数 総 数 構 成 比 (%) 表 1 年 齢 3 区 分 別 人 口 及 び 構 成 比 の 推 移 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 実 数 構 成 比 (%) 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 老 年 人 口 (65 歳 以 上 ) 不 詳 S55(1980) 年 S60(1985) 年 H2(1990) 年 H7(1995) 年 H12(2000) 年 H17(2005) 年 H22(2010) 年 H27(2015) 年 70,052 77,766 89,567 98,123 99,544 100,579 101,039 101,039 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 18,861 17,988 16,239 15,911 15,031 14,485 13,785 12,868 26.9 23.1 18.1 16.2 15.1 14.4 13.6 12.7 46,550 53,966 65,970 72,866 72,594 70,717 67,245 64,245 66.5 69.4 73.7 74.3 72.9 70.3 66.6 63.6 4,641 5,811 7,358 9,343 11,918 15,367 19,824 23,741 6.6 7.5 8.2 9.5 12.0 15.3 19.6 23.5 0 1 0 3 1 10 185 185 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.2 0.2 実 数 構 成 比 (%) 実 数 構 成 比 (%) 実 数 構 成 比 (%) 資 料 : 総 務 省 統 計 局 国 勢 調 査 ( 昭 和 55(1980) 年 ~ 平 成 22(2010) 年 ) 伊 勢 原 市 国 勢 調 査 基 準 の 推 計 人 口 ( 平 成 27(2015) 年 1 月 1 日 ) 4

人 口 ピラミッドをみると いわゆる 団 塊 の 世 代 ( 第 1 次 ベビーブーム)を 中 心 とした 年 代 である 60 歳 代 後 半 と その 子 どもに 相 当 する 40 歳 代 前 半 を 中 心 とする 年 代 ( 第 2 次 ベビーブーム)が 多 く なっています 団 塊 の 世 代 の 孫 にあたる 年 代 において 第 3 次 となるベビーブームが 起 こらなかっ たことから 人 口 の 山 はみられず 少 子 化 が 進 行 しています 図 3 人 口 ピラミッド( 平 成 27(2015) 年 1 月 1 日 現 在 ) 男 性 < 年 齢 > 女 性 2 100 歳 以 上 22 46 95~99 197 207 90~94 568 608 85~89 1,131 1,310 80~84 1,561 2,092 75~79 2,328 3,171 70~74 3,292 3,533 第 1 次 ヘ ヒ ーフ ーム 65~69 第 1 次 ヘ ヒ ーフ ーム 3,673 3,235 60~64 3,284 2,873 55~59 2,594 3,279 50~54 2,979 4,033 45~49 3,501 4,400 第 2 次 ヘ ヒ ーフ ーム 40~44 第 2 次 ヘ ヒ ーフ ーム 3,959 3,664 35~39 3,374 3,348 30~34 2,907 3,369 25~29 2,830 3,168 20~24 2,629 2,488 15~19 2,331 2,362 10~14 2,254 2,110 5~9 5~9 2,064 2,080 0~4 0~4 1,998 4,500 ( 人 ) 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 ( 人 ) 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 平 成 27(2015) 年 1 月 1 日 ) 5

(3) 地 区 別 人 口 の 推 移 平 成 27(2015) 年 1 月 1 日 現 在 の 地 区 別 の 人 口 は 伊 勢 原 地 区 が 37,276 人 で 最 も 多 く 成 瀬 地 区 が 28,569 人 と 続 いており この2 地 区 で 全 体 の 人 口 の 6 割 以 上 を 占 めています 地 区 別 の 人 口 を 過 去 からの 推 移 でみると 成 瀬 地 区 における 人 口 増 加 が 最 も 著 しく 平 成 27(2015) 年 には 昭 和 40(1965) 年 と 比 較 して 6 倍 以 上 (4,481 人 28,569 人 )となっていますが 一 方 で 大 山 地 区 では 昭 和 50 年 以 降 一 貫 して 減 少 を 続 けており 平 成 7 年 以 降 は 高 部 屋 地 区 でも 減 少 傾 向 を 示 しています 人 口 増 加 地 区 においても 平 成 7 年 以 降 は ほぼ 横 ばいの 推 移 となっています 町 丁 字 別 の 平 成 22(2010) 年 と 平 成 27(2015) 年 の 人 口 を 比 較 すると 伊 勢 原 地 区 の 板 戸 岡 崎 地 域 や 成 瀬 地 区 の 下 糟 屋 高 森 石 田 高 森 1 丁 目 高 森 6 丁 目 地 域 大 田 地 区 の 小 稲 葉 沼 目 2 丁 目 地 域 で 100 人 以 上 の 人 口 増 加 がみられますが その 一 方 で 比 々 多 地 区 の 三 宮 地 域 や 成 瀬 地 区 の 東 成 瀬 地 域 では 100 人 以 上 の 人 口 減 少 がみられます( 表 2 参 照 ) また 人 口 の 増 加 率 ( 図 5 参 照 )では 成 瀬 地 区 の 高 森 1 丁 目 地 域 が 120.2%の 増 加 と 他 地 域 と 比 較 して 特 出 して 増 加 しています 図 4 地 区 別 人 口 の 推 移 資 料 : 総 務 省 統 計 局 国 勢 調 査 ( 昭 和 40(1965) 年 ~ 平 成 22(2010) 年 ) 伊 勢 原 市 国 勢 調 査 基 準 の 推 計 人 口 ( 平 成 27(2015) 年 1 月 1 日 ) 6

地 区 伊 勢 原 大 山 高 部 屋 比 々 多 成 瀬 大 田 表 2 町 丁 字 ごとの 人 口 町 ( 丁 ) 字 名 2010( 平 成 22) 年 人 口 2015( 平 成 27) 年 人 口 人 口 の 増 減 数 総 数 男 女 総 数 男 女 総 数 男 女 東 大 竹 4,475 2,220 2,255 4,536 2,237 2,299 61 17 44 池 端 2,430 1,243 1,187 2,391 1,298 1,093-39 55-94 田 中 1,401 742 659 1,328 676 652-73 -66-7 板 戸 6,826 3,474 3,352 6,941 3,521 3,420 115 47 68 岡 崎 3,740 1,884 1,856 4,072 2,046 2,026 332 162 170 八 幡 台 1 丁 目 936 477 459 868 442 426-68 -35-33 八 幡 台 2 丁 目 731 336 395 674 305 369-57 -31-26 桜 台 1 丁 目 1,895 915 980 1,925 941 984 30 26 4 桜 台 2 丁 目 1,584 786 798 1,523 745 778-61 -41-20 桜 台 3 丁 目 1,517 754 763 1,558 778 780 41 24 17 桜 台 4 丁 目 1,254 633 621 1,331 668 663 77 35 42 桜 台 5 丁 目 1,379 689 690 1,334 664 670-45 -25-20 伊 勢 原 1 丁 目 1,054 546 508 1,032 533 499-22 -13-9 伊 勢 原 2 丁 目 986 496 490 982 488 494-4 -8 4 伊 勢 原 3 丁 目 1,669 855 814 1,592 797 795-77 -58-19 伊 勢 原 4 丁 目 1,477 736 741 1,494 736 758 17 0 17 東 大 竹 1 丁 目 1,283 661 622 1,240 634 606-43 -27-16 東 大 竹 2 丁 目 1,525 799 726 1,431 749 682-94 -50-44 大 山 590 295 295 526 264 262-64 -31-33 子 易 721 344 377 664 329 335-57 -15-42 上 粕 屋 6,810 3,423 3,387 6,883 3,374 3,509 73-49 122 西 富 岡 1,522 784 738 1,520 786 734-2 2-4 日 向 1,486 773 713 1,472 745 727-14 -28 14 神 戸 1,152 578 574 1,173 589 584 21 11 10 串 橋 2,631 1,367 1,264 2,678 1,372 1,306 47 5 42 坪 ノ 内 1,064 548 516 1,065 554 511 1 6-5 笠 窪 1,838 969 869 1,819 977 842-19 8-27 善 波 439 244 195 383 217 166-56 -27-29 白 根 2,131 1,106 1,025 2,225 1,138 1,087 94 32 62 三 ノ 宮 2,411 1,208 1,203 2,295 1,156 1,139-116 -52-64 鈴 川 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大 住 台 1 丁 目 476 240 236 459 232 227-17 -8-9 大 住 台 2 丁 目 397 202 195 370 181 189-27 -21-6 大 住 台 3 丁 目 912 473 439 909 482 427-3 9-12 下 糟 屋 1,626 854 772 1,894 975 919 268 121 147 東 富 岡 539 267 272 541 270 271 2 3-1 粟 窪 341 180 161 404 220 184 63 40 23 高 森 3,605 1,849 1,756 3,756 1,908 1,848 151 59 92 石 田 5,870 3,036 2,834 6,459 3,331 3,128 589 295 294 見 附 島 186 96 90 207 104 103 21 8 13 下 落 合 1,805 942 863 1,871 985 886 66 43 23 東 成 瀬 4,270 2,252 2,018 4,110 2,200 1,910-160 -52-108 高 森 台 1 丁 目 659 303 356 633 289 344-26 -14-12 高 森 台 2 丁 目 600 284 316 568 263 305-32 -21-11 高 森 台 3 丁 目 423 191 232 400 184 216-23 -7-16 高 森 1 丁 目 466 238 228 1,026 512 514 560 274 286 高 森 2 丁 目 1,325 658 667 1,324 674 650-1 16-17 高 森 3 丁 目 1,083 545 538 1,051 521 530-32 -24-8 高 森 4 丁 目 1,048 507 541 991 480 511-57 -27-30 高 森 5 丁 目 1,100 531 569 1,034 494 540-66 -37-29 高 森 6 丁 目 1,055 529 526 1,078 540 538 23 11 12 高 森 7 丁 目 965 516 449 1,119 593 526 154 77 77 歌 川 1 丁 目 0 0 0 0 0 0 0 0 0 歌 川 2 丁 目 12 6 6 11 5 6-1 -1 0 歌 川 3 丁 目 0 0 0 0 0 0 0 0 0 上 谷 143 77 66 137 67 70-6 -10 4 下 谷 1,038 515 523 1,057 537 520 19 22-3 小 稲 葉 2,303 1,202 1,101 2,437 1,244 1,193 134 42 92 上 平 間 359 176 183 359 177 182 0 1-1 下 平 間 365 187 178 371 187 184 6 0 6 沼 目 173 91 82 176 94 82 3 3 0 沼 目 1 丁 目 338 183 155 356 186 170 18 3 15 沼 目 2 丁 目 1,083 563 520 1,258 718 540 175 155 20 沼 目 3 丁 目 1,293 641 652 1,298 648 650 5 7-2 沼 目 4 丁 目 1,228 630 598 1,141 567 574-87 -63-24 沼 目 5 丁 目 1,210 600 610 1,259 633 626 49 33 16 沼 目 6 丁 目 441 208 233 426 202 224-15 -6-9 沼 目 7 丁 目 213 108 105 242 126 116 29 18 11 7 単 位 : 人 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 4 月 1 日 )

伊勢原市人口ビジョン 図5 町丁字ごとの人口増加率 伊 勢 原 大山 高部屋 比 々 多 成 瀬 大 田 資料 住民基本台帳 各年 4 月 1 日 8

(4) 自 然 動 態 ( 1) ( 出 生 死 亡 ) 出 生 数 は 平 成 26(2014) 年 で 830 人 であり 近 年 微 減 傾 向 で 推 移 しています 一 方 死 亡 数 は 平 成 26(2014) 年 で 793 人 であり 平 成 25(2013) 年 には 減 少 したものの ほぼ 一 貫 して 微 増 傾 向 で 推 移 しています 本 市 の 自 然 動 態 は 死 亡 数 より 出 生 数 が 多 い 自 然 増 の 状 態 が 続 いていますが その 差 は 縮 ま ってきています 平 成 26(2014) 年 における 自 然 増 は 37 人 となっており 近 い 将 来 死 亡 数 が 出 生 数 を 上 回 る 自 然 減 の 状 態 となり 本 格 的 な 人 口 減 少 社 会 を 迎 えることが 想 定 されます 図 6 自 然 動 態 ( 出 生 死 亡 数 )の 推 移 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 1) 自 然 動 態 とは 一 定 期 間 における 出 生 死 亡 に 伴 う 人 口 の 動 きをいいます 9

出 生 率 ( 合 計 特 殊 出 生 率 ( 2) )をみると 平 成 25(2013) 年 は 本 市 が 1.33 神 奈 川 県 が 1.31 全 国 が 1.43 となっています 本 市 の 出 生 率 は 平 成 15(2003) 年 の 1.16 以 降 緩 やかな 回 復 基 調 に あり 近 年 は 県 の 値 を 上 回 っているものの 全 国 の 値 よりも 低 い 水 準 にあり 人 口 が 増 加 も 減 少 も しない 均 衡 した 状 態 となる 人 口 置 換 水 準 ( 3) である 2.07 とは 大 きな 隔 たりがあります 図 7 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 の 比 較 資 料 : 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 神 奈 川 県 人 口 統 計 調 査 全 国 及 び 神 奈 川 県 の 数 値 については 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 より 引 用 していますが 本 市 の 数 値 については 神 奈 川 県 人 口 統 計 調 査 より 引 用 しています 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 では 外 国 人 人 口 を 含 めて 算 出 しており 出 生 率 算 出 の 対 象 範 囲 が 異 なり ます ( 2) 合 計 特 殊 出 生 率 とは 出 生 率 計 算 の 際 の 分 母 の 人 口 数 を 15~49 歳 の 女 性 に 限 定 し 各 年 齢 の 出 生 率 を 足 し 合 わせ 一 人 の 女 性 が 生 涯 何 人 の 子 どもを 産 むのかを 推 計 した 値 です ( 3) 人 口 置 換 水 準 とは 人 口 が 増 加 も 減 少 もしない 均 衡 した 状 態 となる 合 計 特 殊 出 生 率 のことをいいます 10

(5) 社 会 動 態 ( 4) ( 転 入 者 転 出 者 ) 本 市 への 転 入 者 数 は 平 成 13(2001) 年 の 5,884 人 から 減 少 傾 向 にありましたが 平 成 26(2014) 年 には 前 年 より 増 加 し 4,819 人 となっています 転 出 者 数 は 平 成 17(2005) 年 の 6,303 人 をピ ークに 同 様 に 減 少 傾 向 にあり 平 成 26(2014) 年 には4,667 人 となっています 本 市 における 社 会 動 態 は 平 成 18(2005) 年 以 降 は ほぼ 一 貫 して 転 出 者 数 が 転 入 者 数 を 上 回 る 社 会 減 の 状 態 が 続 いていましたが 平 成 26(2014) 年 は 平 成 17(2004) 年 以 来 10 年 ぶりの 転 入 超 過 となりました その 要 因 としては 東 京 圏 への 一 極 集 中 の 流 れによる 首 都 圏 近 郊 都 市 への 人 口 流 入 の 傾 向 や 高 森 一 丁 目 をはじめとする 成 瀬 第 二 特 定 土 地 区 画 整 理 事 業 区 域 において 住 宅 系 市 街 地 の 整 備 が 進 んでいること 等 が 考 えられます 転 入 転 出 先 別 の 人 口 移 動 者 数 をみると 近 隣 3 市 ( 厚 木 市 秦 野 市 平 塚 市 )で 全 移 動 者 数 の 概 ね 4 分 の1を 占 めています 神 奈 川 県 内 及 び 県 外 ( 東 京 圏 )では 転 出 超 過 となっている 一 方 で 県 外 ( 東 京 圏 外 )では 転 入 超 過 となっています 図 8 転 入 転 出 者 数 の 推 移 表 3 転 入 先 転 出 先 別 人 口 移 動 者 数 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 県 内 県 外 地 域 名 称 転 入 者 数 転 出 者 数 純 移 動 者 数 近 隣 3 市 ( 厚 木 秦 野 平 塚 ) 1,153 1,302 149 その 他 地 域 1,178 1,395 217 東 京 圏 ( 東 京 都 千 葉 県 埼 玉 県 ) 755 812 57 東 京 圏 外 1,420 1,119 301 合 計 4,506 4,628 122 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 平 成 25(2013) 年 ) 人 口 移 動 者 数 は 住 民 基 本 台 帳 における 転 入 者 数 と 転 出 者 数 を 転 入 元 別 転 出 先 別 で 集 計 したものです ( 4) 社 会 動 態 とは 一 定 期 間 における 転 入 転 出 に 伴 う 人 口 の 動 きをいいます 11

平 成 25 年 における 年 齢 5 歳 階 級 別 の 人 口 移 動 の 状 況 では 20~24 歳 の 転 入 が 多 い 一 方 子 育 て 世 代 である 25~29 歳 30~34 歳 の 転 出 が 顕 著 であり それに 伴 い 0~4 歳 も 転 出 超 過 となってい ます 図 9 年 齢 5 歳 階 級 別 人 口 移 動 の 状 況 ( 平 成 25(2013) 年 ) 表 4 年 齢 5 歳 階 級 別 人 口 移 動 の 状 況 ( 平 成 25(2013) 年 ) 5 歳 階 級 別 年 齢 伊 勢 原 市 厚 木 市 秦 野 市 海 老 名 市 0~4 歳 104 84 91 111 5~9 歳 30 20 4 56 10~14 歳 5 27 8 36 15~19 歳 38 231 178 43 20~24 歳 134 46 351 50 25~29 歳 113 197 185 149 30~34 歳 139 57 78 41 35~39 歳 35 55 6 38 40~44 歳 11 53 11 58 45~49 歳 1 4 2 2 50~54 歳 2 47 11 49 55~59 歳 6 20 14 26 60~64 歳 10 34 23 31 65~69 歳 15 0 3 5 70~74 歳 26 19 25 8 75~79 歳 7 49 17 18 80~84 歳 24 21 26 5 85~89 歳 28 23 1 14 90 歳 以 上 1 11 2 17 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 平 成 25(2013) 年 ) 12

伊勢原市人口ビジョン 6 年齢別人口変化率 年齢別人口変化率として1歳ごとの人口の変化率 平成 20 2008 年 平成 27 2015 年の平均 をみると プラス要因としては 男女ともに大学通学時期 20 代前半の増加傾向がみられます 一 方 マイナス要因としては 大学卒業以降 20 歳代後半から 30 代後半の転出傾向がみられ 特に女 性についてはその傾向が顕著となっています 図 10(a) 男性の年齢別人口変化率 図 10(b) 女性の年齢別人口変化率 資料 住民基本台帳 平成 20 2008 年 平成 27 2015 年 各年 4 月 1 日 住民基本台帳をもとに1歳階級ごとに平成20 2008 年から平成27 2015 年までの各年の人口変化率 の平均を算出 赤線は生残率 5 であり 平成22 2010 年厚生労働省 人口動態調査 より算出 5 生残率とは 各年齢の人口が 一定期間内に生き残る確率を示しています 13

2-2. 将 来 人 口 の 推 計 と 分 析 (1) 将 来 人 口 推 計 の 比 較 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 推 計 準 拠 ( 以 下 社 人 研 推 計 準 拠 )と 日 本 創 生 会 議 推 計 準 拠 の 推 計 による 総 人 口 を 比 較 すると 平 成 52(2040) 年 時 点 で 社 人 研 推 計 準 拠 では 86,912 人 日 本 創 生 会 議 推 計 準 拠 では84,452 人 と 推 計 され 2,460 人 の 差 が 生 じる 結 果 となっています 本 市 の 社 会 動 態 は 転 出 超 過 傾 向 にあるため 全 国 の 総 移 動 数 が 平 成 22(2010) 年 から 平 成 27(2015) 年 までの 推 計 値 と 概 ね 同 水 準 で 推 移 するとの 仮 定 に 基 づく 日 本 創 生 会 議 推 計 準 拠 では 社 人 研 推 計 準 拠 よりも 人 口 減 少 が 一 層 進 む 見 通 しとなっています 図 11 総 人 口 推 計 の 比 較 資 料 : 内 閣 官 房 まち ひと しごと 創 生 本 部 事 務 局 提 供 資 料 より 作 成 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 推 計 準 拠 は 全 国 の 移 動 率 が 今 後 一 定 程 度 縮 小 すると 仮 定 した 推 計 です 日 本 創 生 会 議 推 計 準 拠 は 社 人 研 推 計 準 拠 を 基 本 に 人 口 移 動 が 収 束 しない( 全 国 の 総 移 動 数 が 平 成 22(2010) 年 ~ 平 成 27(2015) 年 の 推 計 値 と 概 ね 同 水 準 でそれ 以 降 も 推 移 する)と 仮 定 した 推 計 です 14

(2) 人 口 減 少 段 階 の 分 析 人 口 減 少 は 一 般 的 に3つの 段 階 を 経 て 進 行 するとされていますが 社 人 研 推 計 準 拠 の 分 析 による と 本 市 の 人 口 減 少 段 階 は 平 成 52(2040) 年 頃 までは 老 年 人 口 が 増 加 し 生 産 年 齢 人 口 と 年 少 人 口 が 減 少 する 第 1 段 階 であり その 後 平 成 62(2050) 年 頃 までは 老 年 人 口 が 維 持 または 微 減 傾 向 となる 第 2 段 階 となると 想 定 されます 以 後 は 老 年 人 口 も 含 め3 区 分 人 口 全 てが 減 少 傾 向 となる 第 3 段 階 に 入 ると 想 定 されます 図 12 人 口 の 減 少 段 階 資 料 : 内 閣 官 房 まち ひと しごと 創 生 本 部 事 務 局 提 供 資 料 より 作 成 平 成 22(2010) 年 の 人 口 を100とし 各 年 の 人 口 を 指 数 化 しています 15

(3) 将 来 人 口 に 及 ぼす 自 然 増 減 社 会 増 減 の 分 析 内 閣 官 房 まち ひと しごと 創 生 本 部 事 務 局 の 地 方 人 口 ビジョン 及 び 地 方 版 総 合 戦 略 の 策 定 に 向 けた 人 口 動 向 分 析 将 来 人 口 推 計 について による 分 析 手 法 に 基 づき 社 人 研 推 計 準 拠 をベースとしてシミュレーションを 行 い 平 成 52(2040) 年 と 平 成 72(2060) 年 における 将 来 人 口 に 及 ぼす 自 然 増 減 社 会 増 減 の 分 析 を 行 います 分 析 結 果 を 見 ると 本 市 では どちらの 推 計 年 でも 自 然 増 減 の 影 響 度 が 社 会 増 減 の 影 響 度 よりも 高 く また 平 成 52(2040) 年 と 平 成 72(2060) 年 の 比 較 では 社 会 増 減 の 影 響 度 が 2 で 同 じ であるのに 対 し 自 然 増 減 の 影 響 度 は 3 から 5 と 大 きくなっています( 表 6,7 参 照 ) これらのことから 域 内 に 雇 用 を 確 保 するなどの 活 気 あるまちづくりや 安 全 安 心 なまちづく りを 進 め 本 市 への 転 入 を 促 進 するとともに 相 対 的 には 出 生 率 の 上 昇 につながる 施 策 を 推 進 する ことが 中 長 期 的 には 人 口 減 少 の 抑 制 に 効 果 的 であると 考 えられます 表 5 シミュレーションの 概 要 及 び 分 析 手 法 各 シミュレーションの 概 要 及 び 分 析 手 法 基 準 年 推 計 年 シミュレーション1 人 口 移 動 に 関 する 仮 定 を 社 人 研 推 計 準 拠 と 同 じとして 合 計 特 殊 出 生 率 が 平 成 42(2030) 年 までに 人 口 置 換 水 準 (2.1)まで 上 昇 すると 仮 定 しています シミュレーション1による 平 成 52(2040) 年, 平 成 72(2060) 年 の 総 人 口 を 社 人 研 推 計 準 拠 による 平 成 52(2040) 年, 平 成 72(2060) 年 の 総 人 口 で 除 して 得 られる 数 値 は 仮 に 出 生 率 が 人 口 置 換 水 準 ま で 上 昇 したとした 場 合 に30 年 後,50 年 後 の 人 口 がどの 程 度 増 加 した ものになるかを 表 しており その 値 が 大 きいほど 出 生 の 影 響 度 が 大 きい( 現 在 の 出 生 率 が 低 い)ことを 意 味 します 平 成 22 (2010) 年 平 成 27(2015) 年 ~ 平 成 72(2060) 年 シミュレーション2 出 生 率 の 仮 定 をシミュレーション1と 同 じとして 人 口 移 動 ( 純 移 動 率 )がゼロ( 均 衡 )で 推 移 すると 仮 定 しています シミュレーション2による 平 成 52(2040) 年, 平 成 72(2060) 年 の 総 人 口 をシミュレーション1による 平 成 52(2040) 年, 平 成 72(2060) 年 の 総 人 口 で 除 して 得 られる 数 値 は 仮 に 人 口 移 動 が 均 衡 ( 移 動 が ない 場 合 と 同 じ)となったとした 場 合 に30 年 後,50 年 後 の 人 口 がど の 程 度 増 加 ( 又 は 減 少 )したものとなるかを 表 しており その 値 が 大 きいほど 人 口 移 動 の 影 響 度 が 大 きい( 現 在 の 転 出 超 過 が 大 きい) ことを 意 味 します 平 成 22 (2010) 年 平 成 27(2015) 年 ~ 平 成 72(2060) 年 資 料 : 内 閣 官 房 まち ひと しごと 創 生 本 部 事 務 局 提 供 資 料 より 作 成 自 然 増 減 の 影 響 度 シミュレーション1の 平 成 52(2040) 年 又 は 平 成 72(2060) 年 の 総 人 口 / 社 人 研 推 計 準 拠 の 平 成 52(2040) 年 又 は 平 成 72(2060) 年 の 総 人 口 の 数 値 に 応 じて 以 下 の5 段 階 に 整 理 1 =100% 未 満 2 =100~105% 3 =105~110% 4 =110~115% 5 =115% 以 上 の 増 加 社 会 増 減 の 影 響 度 シミュレーション2の 平 成 52(2040) 年 又 は 平 成 72(2060) 年 の 総 人 口 /シミュレーション1の 平 成 52(2040) 年 又 は 平 成 72(2060) 年 の 総 人 口 の 数 値 に 応 じて 以 下 の5 段 階 に 整 理 1 =100% 未 満 2 =100~110% 3 =110~120% 4 =120~130% 5 =130% 以 上 の 増 加 16

図 13 各 シミュレーションによる 将 来 人 口 推 計 資 料 : 内 閣 官 房 まち ひと しごと 創 生 本 部 事 務 局 提 供 資 料 より 作 成 表 6 平 成 52(2040) 年 における 自 然 増 減 社 会 増 減 の 影 響 度 の 分 析 分 類 計 算 方 法 影 響 度 自 然 増 減 の 影 響 度 シミュレーション1の 平 成 52(2040) 年 推 計 人 口 =93,308 人 社 人 研 推 計 準 拠 の 平 成 52(2040) 年 推 計 人 口 =86,912 人 93,308 人 /86,912 人 =107.4% 社 会 増 減 の 影 響 度 シミュレーション2の 平 成 52(2040) 年 推 計 人 口 =95,734 人 シミュレーション1の 平 成 52(2040) 年 推 計 人 口 =93,308 人 95,734 人 /93,308 人 =102.6% 資 料 : 内 閣 官 房 まち ひと しごと 創 生 本 部 事 務 局 提 供 資 料 より 作 成 3 2 表 7 平 成 72(2060) 年 における 自 然 増 減 社 会 増 減 の 影 響 度 の 分 析 分 類 計 算 方 法 影 響 度 自 然 増 減 の 影 響 度 シミュレーション1の 平 成 72(2060) 年 推 計 人 口 =83,446 人 社 人 研 推 計 準 拠 の 平 成 72(2060) 年 推 計 人 口 =68,813 人 83,446 人 /68,813 人 =121.3% 社 会 増 減 の 影 響 度 シミュレーション2の 平 成 72(2060) 年 推 計 人 口 =86,197 人 シミュレーション1の 平 成 72(2060) 年 推 計 人 口 =83,446 人 86,197 人 /83,446=103.3% 資 料 : 内 閣 官 房 まち ひと しごと 創 生 本 部 事 務 局 提 供 資 料 より 作 成 5 2 17

(4) 地 区 別 の 将 来 人 口 推 計 住 民 基 本 台 帳 人 口 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 )を 用 い 平 成 22(2010) 年 から 平 成 27(2015) 年 の 人 口 変 化 の 傾 向 を 基 準 に 平 成 28(2016) 年 から 平 成 72(2060) 年 までの 人 口 を 市 内 6 地 区 ごとに 推 計 した 結 果 が 以 下 のグラフになります( 図 14-21 表 8 参 照 ) 長 期 的 には 各 地 区 とも 年 少 人 口 と 生 産 年 齢 人 口 は 減 少 し 老 年 人 口 は 緩 やかな 増 加 傾 向 で 推 移 すると 見 込 まれます 団 塊 の 世 代 が 後 期 高 齢 期 に 入 る 2020 年 代 前 半 に 高 齢 化 率 ( 6) の 上 昇 はいった ん 落 ち 着 きますが その 後 再 び 高 齢 化 率 が 増 加 することが 見 込 まれます 一 方 で 大 山 地 区 では 老 年 人 口 も 既 に 減 少 傾 向 に 入 っており 高 齢 化 率 は2020 年 代 後 半 をピークにその 後 は 減 少 すると 見 込 まれます 平 成 27(2015) 年 と 10 年 後 の 平 成 37(2025) 年 を 比 較 してみると 人 口 が 減 少 する 中 で 団 塊 の 世 代 ( 第 一 次 ベビーブーム) 及 び 団 塊 ジュニア 世 代 ( 第 二 次 ベビーブーム)にあてはまる 75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 及 び 50 歳 代 の 年 齢 層 の 増 加 が 見 込 まれており 特 に 後 期 高 齢 者 は 現 在 の 約 1.6 倍 に 増 加 すると 見 込 まれます 図 14 地 区 別 人 口 推 移 図 15 地 区 別 高 齢 化 率 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 を 基 に 作 成 ( 6) 高 齢 化 率 とは 65 歳 以 上 の 高 齢 者 人 口 ( 老 年 人 口 )が 総 人 口 に 占 める 割 合 を 示 しています 18

図 16 伊 勢 原 地 区 図 17 大 山 地 区 図 18 高 部 屋 地 区 19

図 19 比 々 多 地 区 図 20 成 瀬 地 区 図 21 大 田 地 区 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 を 基 に 作 成 20

表 8 地 区 別 年 代 別 人 口 推 計 結 果 ( 現 在 と10 年 後 の 比 較 ) 1. 伊 勢 原 2. 大 山 3. 高 部 屋 4. 比 々 多 5. 成 瀬 6. 大 田 全 市 未 就 学 児 2015 年 1,933 42 472 769 1,892 594 5,702 2025 年 1,667 30 487 568 1,559 509 4,821 増 減 率 -13.7% -27.6% 3.2% -26.1% -17.6% -14.3% -15.4% 小 学 生 2015 年 1,921 40 506 740 1,527 543 5,277 2025 年 1,445 33 418 554 1,515 487 4,451 増 減 率 -24.8% -18.7% -17.4% -25.2% -0.8% -10.4% -15.7% 中 学 生 2015 年 1,100 26 266 439 803 274 2,908 2025 年 821 20 223 289 767 258 2,377 増 減 率 -25.3% -23.6% -16.2% -34.2% -4.5% -6.0% -18.3% 高 校 生 2015 年 1,118 13 278 417 830 293 2,949 2025 年 914 24 254 331 786 283 2,592 増 減 率 -18.2% 81.4% -8.8% -20.5% -5.3% -3.3% -12.1% 大 学 生 等 2015 年 1,630 31 402 537 1,191 428 4,219 (19-22 歳 ) 2025 年 1,534 31 418 507 1,102 374 3,967 増 減 率 -5.9% -0.2% 3.9% -5.5% -7.4% -12.7% -6.0% 20 歳 代 2015 年 4,253 89 1,009 1,392 3,271 1,196 11,210 ( 上 記 と 重 複 ) 2025 年 4,378 78 1,041 1,469 3,198 1,094 11,257 増 減 率 2.9% -12.8% 3.2% 5.5% -2.2% -8.5% 0.4% 30 歳 代 2015 年 4,723 98 1,158 1,756 4,285 1,302 13,322 2025 年 3,823 68 756 1,304 3,743 1,172 10,868 増 減 率 -19.1% -30.3% -34.7% -25.7% -12.6% -10.0% -18.4% 40 歳 代 2015 年 5,844 123 1,463 2,142 4,593 1,629 15,794 2025 年 4,325 98 1,169 1,682 4,235 1,326 12,836 増 減 率 -26.0% -20.1% -20.1% -21.5% -7.8% -18.6% -18.7% 50 歳 代 2015 年 4,413 132 1,067 1,520 3,320 1,169 11,621 2025 年 5,644 125 1,486 2,107 4,534 1,633 15,530 増 減 率 27.9% -5.5% 39.3% 38.6% 36.6% 39.7% 33.6% 60 歳 代 前 半 2015 年 2,083 104 773 894 1,799 704 6,357 2025 年 2,313 51 572 802 1,778 586 6,102 増 減 率 11.0% -50.8% -26.0% -10.2% -1.2% -16.8% -4.0% 前 期 高 齢 者 2015 年 4,701 209 1,570 1,924 3,488 1,610 13,502 (65-74 歳 ) 2025 年 3,766 179 1,230 1,515 3,108 1,152 10,949 増 減 率 -19.9% -14.5% -21.6% -21.3% -10.9% -28.5% -18.9% 後 期 高 齢 者 2015 年 3,787 306 1,216 1,238 2,395 1,093 10,035 (75 歳 以 上 ) 2025 年 5,634 289 1,847 2,245 4,065 1,881 15,961 増 減 率 48.8% -5.6% 51.9% 81.4% 69.7% 72.1% 59.1% 総 数 2015 年 36,252 1,190 9,875 13,376 28,477 10,517 99,687 2025 年 35,081 1,000 9,570 12,978 29,550 10,454 98,633 増 減 率 -3.2% -16.0% -3.1% -3.0% 3.8% -0.6% -1.1% 高 齢 化 率 2015 年 23.4% 43.3% 28.2% 23.6% 20.7% 25.7% 23.6% 2025 年 26.8% 46.8% 32.2% 29.0% 24.3% 29.0% 27.3% 2 割 以 上 の 増 加 1 割 以 上 の 増 加 1 割 以 上 の 減 少 2 割 以 上 の 減 少 単 位 : 人 % 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 を 基 に 作 成 21

2-3. 人 口 の 変 化 が 地 域 の 将 来 に 与 える 影 響 (1) 行 政 サービス 水 準 への 影 響 人 口 減 少 と 高 齢 化 の 進 展 による 市 税 収 入 の 減 少 と 社 会 保 障 関 連 費 用 の 増 大 などが 見 込 まれます 近 年 の 本 市 の 財 政 は 市 税 収 入 が 低 迷 する 一 方 で 高 齢 化 の 進 展 により 医 療 介 護 などの 社 会 保 障 関 連 に 係 る 費 用 負 担 が 年 々 増 加 している 状 況 です 将 来 的 に 国 全 体 の 人 口 減 少 が 進 む 中 本 市 の 人 口 構 成 は 生 産 年 齢 人 口 の 大 幅 な 減 少 に 伴 い 市 税 収 入 の 減 少 が 想 定 されるとともに 老 年 人 口 の 増 加 に 伴 う 社 会 保 障 関 連 費 用 の 更 なる 増 大 によ り ますます 厳 しい 財 政 状 況 となることが 見 込 まれます こうした 厳 しい 状 況 下 において 高 度 経 済 成 長 期 に 建 設 された 公 共 施 設 や 道 路 橋 下 水 道 と いったインフラの 老 朽 化 問 題 への 対 応 や 人 口 減 少 などの 社 会 の 変 化 や 時 代 のニーズに 応 じた 計 画 的 なマネジメントに 取 り 組 む 必 要 があります 引 き 続 き 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 適 切 に 対 応 しつつ 安 定 した 市 民 サービスを 維 持 するため さ らなる 行 財 政 改 革 の 取 組 の 推 進 が 望 まれます (2) 地 域 経 済 への 影 響 生 産 年 齢 人 口 の 減 少 による 地 域 経 済 の 衰 退 が 懸 念 されます 人 口 減 少 の 進 行 により 社 会 経 済 を 支 える 層 の 減 少 が 見 込 まれ 若 年 層 をはじめ 今 後 の 市 の 産 業 を 支 える 人 材 の 不 足 や 生 産 性 の 低 下 が 懸 念 されます また 地 域 の 就 業 者 の 減 少 に 伴 い 地 域 全 体 の 所 得 が 低 下 する 恐 れがあります 所 得 の 低 下 と 人 口 減 少 による 購 買 層 の 減 少 により 地 域 全 体 の 消 費 が 低 下 し 地 域 の 経 済 活 動 が 縮 小 していく ことなどが 想 定 されます このため 産 業 の 高 度 化 や 既 存 企 業 の 再 投 資 などの 支 援 新 たな 産 業 用 地 整 備 に 伴 う 優 良 企 業 の 誘 致 さらには 中 心 市 街 地 の 整 備 による 商 店 街 の 活 性 化 や 交 流 人 口 の 増 加 など 地 域 経 済 の 活 性 化 に 取 り 組 むとともに 社 会 の 担 い 手 としての 高 齢 者 や 女 性 の 活 用 生 産 性 の 向 上 の 取 組 が 求 められます (3) 暮 らしへの 影 響 人 口 構 造 の 変 化 や 社 会 環 境 の 変 化 等 に 柔 軟 に 対 応 した 取 組 が 必 要 となります 今 後 の 少 子 高 齢 化 の 進 展 や 総 人 口 の 減 少 等 を 背 景 とした 住 民 組 織 の 担 い 手 の 減 少 は 地 域 にお けるコミュニティ 機 能 の 低 下 や 地 域 活 動 の 縮 小 を 招 き 安 全 安 心 な 暮 らしや 地 域 の 賑 わい 愛 着 の 喪 失 が 懸 念 されます こうした 人 口 構 造 等 の 変 化 に 柔 軟 に 対 応 するため 地 域 コミュニティの 活 性 化 を 促 進 するとと もに 本 市 特 有 の 地 域 資 源 を 活 用 した 魅 力 あるまちづくりを 進 めていく 必 要 があります また 社 会 環 境 の 変 化 により 空 き 家 等 の 増 加 が 予 想 されることから 防 災 及 び 衛 生 景 観 等 の 保 全 の 観 点 から 良 好 な 生 活 環 境 を 維 持 する 取 組 が 求 められます 22

3. 人 口 の 将 来 展 望 3-1. 将 来 展 望 に 必 要 な 調 査 分 析 (1) 結 婚 出 産 子 育 てに 関 する 市 民 アンケート 調 査 調 査 の 目 的 伊 勢 原 市 人 口 ビジョンの 策 定 にあたり 結 婚 出 産 子 育 てに 係 る 意 見 などを 市 民 から 聴 取 し 本 調 査 結 果 を 人 口 の 将 来 展 望 の 基 礎 資 料 とすることを 目 的 とします 調 査 の 概 要 調 査 地 域 伊 勢 原 市 全 域 調 査 対 象 伊 勢 原 市 在 住 の 満 20 歳 以 上 45 歳 以 下 の 男 女 個 人 ( 平 成 27 年 7 月 1 日 現 在 ) 調 査 方 法 郵 送 配 布 郵 送 回 収 対 象 者 数 ( 配 布 数 ) 3,000 人 抽 出 方 法 住 民 基 本 台 帳 に 基 づく 無 作 為 抽 出 有 効 回 収 数 678 有 効 回 収 率 22.6% 実 施 期 間 平 成 27 年 7 月 24 日 ~8 月 31 日 1 未 婚 者 の 希 望 する 初 婚 年 齢 図 22 国 の 平 均 初 婚 年 齢 が 30 歳 前 後 である 中 ( 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 ) 本 市 の 未 婚 者 の 希 望 する 初 婚 年 齢 では 20 代 後 半 70 人 (42%)が 最 も 多 く 次 いで 30 代 前 半 50 人 (30%)であり 未 婚 者 の7 割 以 上 の 人 が30 代 前 半 までには 結 婚 したいと 考 えています 図 22 未 婚 者 の 希 望 する 初 婚 年 齢 N ( 7) =168 ( 7) N は 当 該 アンケート 項 目 の 回 答 者 数 を 示 しています 23

2 結 婚 できない 理 由 及 び 結 婚 したくない 理 由 図 23 結 婚 したいが 今 はできない または 結 婚 したくない 理 由 として 理 想 の 相 手 にまだめ ぐり 合 わない との 回 答 が 約 4 割 で 最 も 多 く 挙 げられています また 異 性 にめぐり 合 う 機 会 ( 場 )がない 金 銭 的 な 余 裕 がない がそれぞれ 約 3 割 占 めており これらが 主 な 回 答 とな っています このアンケート 結 果 から 出 会 いの 場 や 安 定 した 収 入 の 確 保 が 若 者 の 結 婚 の 希 望 を 叶 えるため の 重 要 な 要 素 となると 考 えられます 図 23 結 婚 できない 理 由 及 び 結 婚 をしたくない 理 由 N=193 3 理 想 とする 子 どもの 数 図 24 理 想 とする 子 どもの 数 は 2 人 が 351 人 (52.1%)と 最 も 多 く 次 いで 3 人 の229 人 (34.0%) 子 どもは いなくてもいい の 44 人 (6.5%) 1 人 の 29 人 (4.3%)の 回 答 と なっています 本 市 では 約 9 割 の 人 が 複 数 の 子 どもがいることが 望 ましいと 考 えている 傾 向 があります 図 24 理 想 とする 子 どもの 数 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 1 人 4.3 2 人 52.1 3 人 34.0 4 人 1.5 5 人 以 上 いなくてもいい 1.6 6.5 N=674 24

4 出 産 子 育 てしやすい 環 境 づくりに 効 果 的 な 支 援 図 25-27 出 産 しやすい 環 境 づくりに 効 果 的 な 支 援 では 産 休 育 休 制 度 の 充 実 310 人 (46.7%) 妊 娠 出 産 時 の 経 済 的 負 担 の 軽 減 242 人 (36.4%)が 主 な 回 答 となっています 子 育 てしやすい 環 境 づくりに 効 果 的 な 支 援 では 保 育 所 などの 預 け 先 の 施 設 の 充 実 329 人 (49.3%) 子 育 てしやすい 税 制 や 社 会 保 障 288 人 (43.2%) 子 どもの 人 数 に 応 じた 経 済 的 な 支 援 284 人 (42.6%)が 主 な 回 答 となっています 出 産 後 の 復 職 希 望 では 希 望 する 167 人 (84.8%)が 回 答 の 大 多 数 を 占 めています これらのアンケート 結 果 から 出 産 子 育 てしやすい 環 境 づくりに 効 果 的 な 支 援 では 仕 事 と 子 育 てが 両 立 しやすい 職 場 環 境 の 整 備 促 進 や 保 育 環 境 の 整 備 とともに 出 産 子 育 てに 係 る 経 済 的 な 負 担 の 軽 減 が 必 要 であると 考 えられます 図 25 出 産 しやすい 環 境 づくりに 効 果 的 な 支 援 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 産 休 育 休 制 度 の 充 実 46.7 妊 娠 に 関 する 相 談 2.1 妊 娠 に 関 する 医 療 サポート 5.9 妊 娠 出 産 時 の 経 済 的 負 担 の 軽 減 36.4 出 産 に 関 する 地 域 のサポート 3.8 支 援 は 必 要 ない 0.9 その 他 4.2 N=664 図 26 子 育 てしやすい 環 境 づくりに 効 果 的 な 支 援 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 子 育 てを 地 域 で 見 守 るコミュニティの 充 実 子 育 てに 関 する 相 談 サポート 体 制 の 充 実 あなたの 親 からの 協 力 育 児 休 暇 制 度 の 充 実 ( 期 間 の 延 長 など) 男 性 の 育 児 休 暇 取 得 の 推 奨 子 どもの 人 数 に 応 じた 経 済 的 な 支 援 保 育 所 などの 預 け 先 の 施 設 の 充 実 企 業 による 育 休 明 けの 働 き 方 に 関 する 支 援 子 育 てがしやすい 税 制 や 社 会 保 障 育 児 や 住 宅 に 対 する 資 金 貸 与 や 補 助 支 援 長 時 間 労 働 の 是 正 等 育 児 時 間 の 確 保 育 児 に 関 するセミナーなどの 開 催 支 援 は 必 要 ない その 他 無 回 答 0.7 0.4 2.1 0.0 19.8 15.1 16.5 20.1 20.1 13.2 19.6 17.8 42.6 43.2 49.3 N=667 図 27 出 産 後 の 復 職 の 希 望 N=197 25

(2) 転 入 者 転 出 者 に 関 するアンケート 調 査 調 査 の 目 的 伊 勢 原 市 人 口 ビジョンの 策 定 にあたり 転 出 入 の 動 機 などを 本 市 へ 転 入 した 方 及 び 本 市 から 他 市 町 村 へ 転 出 した 方 から 聴 取 し 本 調 査 結 果 を 人 口 の 将 来 展 望 の 基 礎 資 料 とすることを 目 的 とします 調 査 の 概 要 調 査 対 象 調 査 方 法 伊 勢 原 市 役 所 窓 口 において 転 入 転 出 届 を 提 出 する 方 伊 勢 原 市 役 所 窓 口 において 転 入 転 出 届 を 提 出 する 方 に アンケート 調 査 票 を 配 付 し 窓 口 にて 回 収 有 効 回 収 数 転 入 者 163 転 出 者 135 合 計 298 実 施 期 間 平 成 27 年 7 月 ~8 月 1 転 入 先 転 出 先 を 選 んだ 理 由 図 28,29 転 入 者 へのアンケート 結 果 では 職 場 学 校 が 近 くにある が64 人 (39.3%)で 最 も 多 くな っています その 他 静 かで 落 ち 着 きがある 33 人 (20.2%) 交 通 の 便 が 良 い 32 人 (19.6%) 住 宅 の 購 入 賃 貸 にかかる 費 用 が 安 い 29 人 (17.8%) 自 然 環 境 に 恵 まれている が 主 な 回 答 となっています 転 出 者 へのアンケート 結 果 では 職 場 学 校 が 近 くにある が44 人 (35.8%)で 最 も 多 くな っています その 他 交 通 の 便 が 良 い 37 人 (30.1%) 親 子 どもが 近 くにいる 21 人 (17.1%) 買 い 物 や 外 食 が 便 利 18 人 (14.6%)などが 主 な 回 答 になっています これらの 回 答 から 本 市 への 転 入 促 進 には 市 内 および 近 郊 都 市 における 新 たな 雇 用 の 確 保 と 総 合 的 な 住 環 境 の 整 備 が 必 要 であると 考 えられます 図 28 居 住 地 として 本 市 を 選 んだ 理 由 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 子 育 てがしやすい 医 療 福 祉 サービスが 充 実 している 教 育 環 境 が 良 い 買 い 物 や 外 食 が 便 利 景 観 がよい 交 通 の 便 が 良 い 公 共 施 設 が 充 実 している 治 安 がよい 親 子 どもが 近 くにいる 友 人 知 人 がいる 人 間 関 係 が 良 い 職 場 学 校 が 近 くにある 以 前 から 親 しみがある 住 宅 の 購 入 賃 貸 にかかる 費 用 が 安 い 静 かで 落 ち 着 きがある 自 然 災 害 が 少 ない 自 然 環 境 に 恵 まれている 転 出 先 の 市 町 村 に 家 土 地 がある その 他 無 回 答 1.8 4.9 2.5 14.1 6.7 19.6 2.5 6.1 9.8 11.7 2.5 9.8 17.8 20.2 1.8 16.0 9.2 7.4 9.8 26 39.3 N=163

図 29 転 出 先 市 町 村 を 選 んだ 理 由 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 子 育 てがしやすい 医 療 福 祉 サービスが 充 実 している 教 育 環 境 が 良 い 4.1 3.3 2.4 買 い 物 や 外 食 が 便 利 14.6 景 観 がよい 3.3 交 通 の 便 が 良 い 30.1 公 共 施 設 が 充 実 している 治 安 がよい 4.9 3.3 親 子 どもが 近 くにいる 17.1 友 人 知 人 がいる 12.2 人 間 関 係 が 良 い 2.4 職 場 学 校 が 近 くにある 35.8 以 前 から 親 しみがある 6.5 住 宅 の 購 入 賃 貸 にかかる 費 用 が 安 い 8.9 静 かで 落 ち 着 きがある 5.7 自 然 災 害 が 少 ない 0.0 自 然 環 境 に 恵 まれている 転 出 先 の 市 町 村 に 家 土 地 がある 6.5 7.3 その 他 14.6 N=123 27

(3) 県 内 居 住 者 に 対 する 定 住 移 住 希 望 調 査 (インターネットアンケート) 調 査 の 目 的 伊 勢 原 市 人 口 ビジョンの 策 定 にあたり 本 市 における 定 住 意 向 などを 本 市 を 除 く 県 内 居 住 者 から 聴 取 し 本 調 査 結 果 を 人 口 の 将 来 展 望 の 基 礎 資 料 とすることを 目 的 とする 調 査 の 概 要 調 査 地 域 神 奈 川 県 全 域 ( 伊 勢 原 市 を 除 く) 調 査 対 象 神 奈 川 県 在 住 の 男 女 個 人 ( 平 成 27 年 7 月 1 日 現 在 ) 調 査 方 法 インターネットアンケート サンプル 設 定 数 1,000 有 効 回 収 数 1,000 実 施 期 間 平 成 27 年 7 月 25 日 ~7 月 27 日 1 本 市 に 対 するイメージ 図 30 大 山 丹 沢 の 自 然 457 人 (45.7%) 自 然 環 境 が 守 られている 329 人 (32.9%) 気 候 や 景 観 水 などの 住 環 境 がよい 159 人 (15.9%)が 主 な 回 答 となっており 自 然 の 豊 かさのイメー ジが 浸 透 していることがうかがえます 一 方 知 らない との 回 答 も316 人 (31.6%)あり 本 市 の 多 彩 な 魅 力 を 効 果 的 に 発 信 し さ らなる 認 知 度 の 向 上 に 努 めることが 必 要 であると 考 えられます 図 30 本 市 に 対 するイメージ 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 自 然 環 境 が 守 られている 気 候 や 景 観 水 などの 住 環 境 がよい 医 療 福 祉 施 設 やサービスが 充 実 している 子 育 て 支 援 サービスが 充 実 している 買 物 や 外 食 が 便 利 である 道 路 や 公 園 などの 都 市 基 盤 が 整 っている 交 通 の 便 がよい 公 共 施 設 が 充 実 している 子 どもの 教 育 内 容 や 教 育 環 境 がよい 史 跡 や 文 化 財 が 大 切 に 継 承 されている 資 源 やリサイクル 対 策 が 充 実 している 自 然 災 害 が 少 ない 治 安 や 子 どもたちの 安 全 が 守 られている 防 災 体 制 が 整 備 されている 市 民 活 動 が 活 発 である 観 光 資 源 が 豊 富 である 大 山 丹 沢 の 自 然 農 業 が 盛 んである 大 学 のまちである 地 域 での 人 間 関 係 がよい その 他 知 らない 6.8 1.5 5.8 3.8 7.7 2.8 1.2 4.8 0.7 4.1 1.8 0.6 1.5 6.1 1.5 1.8 10.7 8.2 15.9 32.9 31.6 45.7 N=1,000 28

2 将 来 伊 勢 原 市 に 住 む 場 合 に 考 えられるきっかけ 図 31 新 しい 住 宅 を 求 めて 153 人 (23.6%) 安 い 家 賃 を 求 めて 151 人 (23.3%) 就 職 転 職 転 業 開 業 のため 145 人 (22.3%) 広 い 住 宅 を 求 めて 128 人 (19.7%)が 主 な 回 答 となって おり 住 宅 環 境 や 居 住 条 件 の 良 さが 潜 在 的 な 転 入 のきっかけとなることが 考 えられます 図 31 将 来 伊 勢 原 市 に 住 む 場 合 に 考 えられるきっかけ 0% 5% 10% 15% 20% 25% 就 職 転 職 転 業 開 業 のため 22.3 退 職 廃 業 を 契 機 に 10.0 就 学 ( 入 学 進 学 転 校 )のため 1.2 卒 業 を 契 機 に 0.2 結 婚 離 婚 縁 組 のため 6.2 入 院 通 院 のため 4.9 まち 並 みや 周 辺 環 境 の 良 さを 求 めて 11.1 親 や 親 族 と 同 居 または 近 くに 住 むため 3.1 親 や 親 族 からの 独 立 ( 別 居 )をするため 1.8 交 通 の 利 便 性 を 求 めて 4.9 日 常 の 買 い 物 の 利 便 性 を 求 めて 5.9 病 院 や 福 祉 施 設 の 充 実 した 地 域 を 求 めて 8.3 保 育 園 等 子 育 て 施 設 サービスが 充 実 した 地 域 を 求 めて 1.1 通 勤 通 学 に 便 利 な 場 所 を 求 めて 3.5 広 い 住 宅 を 求 めて 19.7 新 しい 住 宅 を 求 めて 23.6 安 い 家 賃 を 求 めて その 他 5.5 23.3 N=649 29

(4) 大 学 生 進 路 希 望 状 況 に 関 する 調 査 調 査 の 目 的 伊 勢 原 市 人 口 ビジョンの 策 定 にあたり 大 学 生 の 進 路 希 望 状 況 に 係 る 意 見 などを 市 民 から 聴 取 し 本 調 査 結 果 を 人 口 の 将 来 展 望 の 基 礎 資 料 とすることを 目 的 とします 調 査 の 概 要 調 査 対 象 近 隣 の 大 学 に 在 籍 する 大 学 生 調 査 方 法 学 内 にてアンケート 調 査 票 を 配 付 回 収 サンプル 設 定 数 1,000 有 効 回 収 数 882 実 施 期 間 平 成 27 年 9 月 17 日 1 就 職 先 を 決 める 際 に 重 視 する 要 素 図 32 自 分 の 仕 事 が 興 味 のある 仕 事 である が248 人 (37.2%)と 最 も 多 く 次 いで 安 定 してい る( 将 来 性 がある) 186 人 (27.9%) 自 分 の 夢 を 実 現 できる 74 人 (11.1%)となっています 若 者 にとって 魅 力 ある 職 場 を 市 内 に 創 出 することが 本 市 への 若 者 の 定 住 を 促 すことに 有 用 であると 考 えられます 図 32 就 職 先 を 決 める 際 に 重 視 する 要 素 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 大 企 業 で 有 名 である 自 分 が 興 味 のある 仕 事 である 安 定 している( 将 来 性 がある) 自 分 の 実 力 で 昇 進 できる 国 際 的 な 仕 事 ができる 人 や 地 域 のために 仕 事 ができる 正 社 員 雇 用 である 実 家 から 通 える 自 分 の 知 識 や 技 術 が 活 かせる 自 分 の 夢 を 実 現 できる 給 料 が 高 い 社 風 就 業 環 境 が 良 い 休 日 が 多 い 残 業 が 少 ない 就 職 先 に 先 輩 がいる 友 人 がいる 親 の 意 見 働 きながらスキルアップ( 勉 強 や 資 格 取 得 など)ができる 環 境 その 他 無 回 答 5.2 1.9 0.9 2.1 1.6 0.3 4.6 1.9 0.4 0.4 0.0 0.0 0.1 0.4 0.6 3.0 11.1 27.9 N=667 37.2 30

3-2. 目 指 すべき 将 来 の 方 向 (1) 現 状 と 課 題 の 整 理 人 口 の 将 来 見 込 と 人 口 減 少 超 高 齢 社 会 への 対 応 本 市 の 人 口 は 約 10 万 1 千 人 で 横 ばい 状 態 にありますが 今 後 ゆるやかに 減 少 し 平 成 72(2060) 年 には 6.9 万 人 まで 減 少 する 見 込 です 年 齢 3 区 分 別 では 年 少 人 口 と 生 産 年 齢 人 口 は 今 後 も 減 少 を 続 け 平 成 72(2060) 年 には 平 成 22(2010) 年 との 比 較 で ほぼ 半 減 の 見 込 となります 一 方 で 老 年 人 口 は 平 成 55(2043) 年 頃 まで 増 加 を 続 けた 後 減 少 に 転 じ 平 成 72(2060) 年 には 平 成 22(2010) 年 との 比 較 で 約 40%の 増 加 となる 見 込 です( 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 推 計 ) 大 幅 な 人 口 減 少 や 急 激 な 高 齢 社 会 の 進 展 により 地 域 経 済 の 衰 退 や まちの 活 力 の 低 下 社 会 保 障 関 連 費 用 の 増 大 による 財 政 への 影 響 等 が 懸 念 されることから 急 激 な 人 口 減 少 を 緩 和 し バランスのとれた 人 口 構 成 を 確 保 する 必 要 があります また 人 口 減 少 超 高 齢 社 会 に 対 応 した 住 み 慣 れた 地 域 での 安 心 な 暮 らしの 確 保 や 既 存 ストックマネジメントの 強 化 を 図 ることが 必 要 です さらに 生 産 年 齢 人 口 の 減 少 により 地 域 産 業 を 支 える 従 業 者 が 減 少 するため 高 齢 者 や 女 性 が 社 会 で 活 躍 できる 環 境 を 整 えることが 必 要 です 人 口 の 自 然 動 態 に 関 する 現 状 と 対 応 出 生 数 は 年 毎 の 増 減 はあるものの 減 少 傾 向 にあります 一 方 で 死 亡 者 数 は 増 加 傾 向 にあり 年 々 自 然 増 減 数 の 増 加 幅 が 減 少 しています 近 い 将 来 死 亡 者 数 が 出 生 者 数 を 上 回 る 自 然 減 の 状 態 となり 本 格 的 な 人 口 減 少 社 会 を 迎 えることが 想 定 されます また 合 計 特 殊 出 生 率 は 平 成 15(2003) 年 の1.16 以 降 年 毎 の 増 減 はあるものの 上 昇 の 傾 向 にあり 平 成 25(2013) 年 時 点 では 1.33まで 回 復 しています しかしながら 国 の 平 均 値 である 1.43 及 び 国 民 の 出 生 希 望 率 の1.8 人 口 置 換 水 準 の2.07とは 依 然 として 大 きな 隔 たり があります 国 民 が 希 望 する 出 生 率 を 実 現 するためには 結 婚 妊 娠 出 産 子 育 てまでの 切 れ 目 のない 支 援 を 充 実 するとともに ワーク ライフ バランスの 推 進 など 企 業 を 中 心 とした 啓 発 活 動 が 必 要 です 人 口 の 社 会 動 態 に 関 する 現 状 と 対 応 人 口 の 社 会 動 態 は 平 成 16(2004) 年 以 降 転 出 超 過 傾 向 で 推 移 してきました 一 方 で 平 成 26(2014) 年 は 10 年 ぶりに 社 会 動 態 が 転 入 超 過 に 転 じるなど 明 るい 兆 しも 見 えます また 年 齢 別 の 人 口 移 動 をみると 15 歳 から24 歳 といった 若 い 世 代 が 大 学 等 への 進 学 や 就 職 等 により 大 きく 転 入 超 過 となる 一 方 25 歳 ~34 歳 代 といった 子 育 て 世 代 が 転 出 超 過 となってい ます 地 域 別 では 県 内 及 び 東 京 圏 への 転 出 超 過 がみられます 大 学 卒 業 後 から30 代 前 半 にかけての 転 出 を 抑 制 するためには 若 者 が 就 職 したくなる 魅 力 あ る 安 定 した 職 場 の 創 出 や 良 好 な 住 環 境 を 整 えるなど 若 者 や 子 育 て 世 代 の 定 着 を 促 す 取 組 を 31

進 めることが 必 要 です さらに 神 奈 川 県 内 においても 本 市 を1 度 も 訪 れたことがない 層 が 一 定 数 存 在 していること から 豊 かな 自 然 をはじめとする 本 市 の 魅 力 発 信 を 強 化 し 認 知 度 の 向 上 に 努 めることが 必 要 です (2) 目 指 すべき 将 来 の 方 向 性 人 口 の 現 状 分 析 及 び 将 来 展 望 に 必 要 な 調 査 分 析 で 捉 えた 本 市 の 現 状 と 課 題 を 踏 まえ て 目 指 すべき 将 来 の 方 向 性 を 示 します 目 指 すべき 将 来 の 方 向 性 1 新 たな 雇 用 の 創 出 と 魅 力 発 信 により 本 市 への 定 住 を 促 す 人 口 減 少 の 進 行 により 若 年 層 をはじめとする 地 域 経 済 の 担 い 手 の 不 足 が 懸 念 されるな か 地 域 の 未 来 を 支 える 若 い 就 業 者 を 確 保 するため 生 活 圏 内 に 魅 力 ある 職 場 を 創 出 し 雇 用 の 拡 大 を 図 っていきます また 高 齢 者 や 女 性 など 市 内 の 潜 在 的 な 労 働 供 給 力 を 活 用 するため 様 々なニーズに 合 わせた 就 労 環 境 を 整 備 していきます さらに 本 市 の 多 彩 な 魅 力 を 効 果 的 に 市 内 外 へ 発 信 することで 交 流 から 定 住 への 好 循 環 を 生 み 出 していきます 2 若 い 世 代 の 結 婚 妊 娠 出 産 子 育 ての 希 望 に 応 える 市 内 においても 出 生 数 が 減 少 傾 向 にあるなか 将 来 にわたって 安 定 した 人 口 と バランス のとれた 人 口 構 成 を 確 保 するため 若 い 世 代 が 地 域 に 定 着 し 安 心 して 結 婚 妊 娠 出 産 子 育 てを 行 える 生 活 環 境 や 就 労 環 境 を 整 え 出 生 率 の 向 上 と 自 然 動 態 の 改 善 を 図 っていき ます 3 時 代 に 合 ったまちづくりを 進 め 住 み 慣 れた 地 域 での 暮 らしを 支 え 合 う 今 後 出 生 率 の 更 なる 向 上 を 図 っても 数 十 年 間 の 人 口 減 少 は 避 けられないことから 今 後 の 人 口 減 少 と 人 口 構 造 の 変 化 への 柔 軟 な 対 応 が 求 められます このため 人 口 減 少 等 の 進 行 により 懸 念 される 地 域 経 済 の 衰 退 や 社 会 保 障 関 連 費 用 の 増 大 による 市 財 政 の 圧 迫 への 対 応 など 様 々な 課 題 の 解 決 に 取 り 組 み 地 域 による 支 え 合 い 助 け 合 いの 中 で 誰 もが 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らすことのできる 環 境 を 整 備 していきま す 32

3-3. 人 口 の 将 来 展 望 (1) 将 来 推 計 における 仮 定 値 の 設 定 人 口 の 現 状 分 析 から 把 握 した 目 指 すべき 方 向 将 来 展 望 に 必 要 な 調 査 分 析 の 結 果 を 踏 まえたうえ で 自 然 動 態 や 社 会 動 態 に 関 する 条 件 を 設 定 し 本 市 の 将 来 人 口 を 展 望 します 1 人 口 推 計 の 基 本 的 な 考 え 方 人 口 推 計 における 自 然 動 態 については 市 民 アンケート 調 査 結 果 により 本 市 の 希 望 出 生 率 は 1.87と 算 出 されることから 国 県 とも 連 動 した 施 策 の 推 進 に 取 り 組 むとともに 出 産 子 育 て 等 に 関 する 社 会 全 体 の 理 解 や 環 境 が 整 うことにより 市 民 の 希 望 出 生 率 や 人 口 置 換 水 準 の2.07ま で 合 計 特 殊 出 生 率 が 上 昇 するものと 想 定 しています また 社 会 動 態 については 総 合 戦 略 の 計 画 期 間 となる 今 後 5 年 間 は 総 合 戦 略 等 の 施 策 効 果 による 転 入 の 増 加 を 見 込 んでいます 平 成 32(2020) 年 以 降 は 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 において 行 われた 人 口 推 計 ( 日 本 の 地 域 別 将 来 推 計 人 口 )における 純 移 動 率 の 仮 定 を 準 用 し 長 期 的 には 転 入 者 数 と 転 出 者 数 が 概 ね 均 衡 すると 見 込 んでいます 2 各 推 計 出 生 率 における 合 計 特 殊 出 生 率 の 設 定 推 計 出 生 率 1では 国 の 長 期 ビジョンで 示 された 合 計 特 殊 出 生 率 と 本 市 が 同 水 準 で 推 移 し 平 成 52(2040) 年 に 人 口 置 換 水 準 の2.07まで 上 昇 すると 仮 定 し 推 計 しています 推 計 出 生 率 2では 過 去 5 年 間 における 国 と 本 市 の 合 計 特 殊 出 生 率 が 概 ね0.1ポイント 差 がある ことを 踏 まえ 国 の 長 期 ビジョンに 示 された 合 計 特 殊 出 生 率 と0.1ポイント 差 で 推 移 し 平 成 62 (2050) 年 に2.07まで 上 昇 すると 仮 定 し 推 計 しています 図 33 各 推 計 出 生 率 における 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 平 成 27(2015) 年 の 数 値 (1.39)は 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 推 計 の 数 値 を 使 用 しています 33

(2) 推 計 結 果 の 概 要 推 計 の 結 果 合 計 特 殊 出 生 率 を 推 計 出 生 率 1 と 捉 える 人 口 推 計 1 では 平 成 72(2060) 年 の 推 計 人 口 は 人 口 減 少 対 策 を 取 らない 場 合 の 将 来 人 口 推 計 ( 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 推 計 準 拠 :68,813 人 ) と 比 較 して 15,000 人 程 度 多 い 84,165 人 と 推 計 されます 年 齢 3 区 分 別 人 口 をみると 0~14 歳 の 年 少 人 口 が12,013 人 (14.3%) 15~64 歳 の 生 産 年 齢 人 口 が43,409 人 (51.6%) 65 歳 以 上 の 老 年 人 口 が28,743 人 (34.2%)と 推 計 されます また 合 計 特 殊 出 生 率 を 推 計 出 生 率 2 と 捉 える 人 口 推 計 2 では 平 成 72(2060) 年 の 推 計 人 口 は 人 口 減 少 対 策 を 取 らない 場 合 と 比 較 して 13,000 人 程 度 多 い 82,131 人 と 推 計 されます 年 齢 3 区 分 別 人 口 をみると 年 少 人 口 が 11,505 人 (14.0%) 生 産 年 齢 人 口 が 41,883 人 (51.0%) 老 年 人 口 が 28,743 人 (35.0%)と 推 計 されます 図 34 各 人 口 推 計 等 における 推 計 人 口 の 推 移 表 9 各 人 口 推 計 等 における 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 人 口 推 計 1 平 成 22 平 成 32 平 成 42 平 成 52 平 成 62 平 成 72 ( 国 の 長 期 ビジョン 推 計 準 拠 ) (2010) 年 (2020) 年 (2030) 年 (2040) 年 (2050) 年 (2060) 年 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 13,785 12,976 12,466 12,835 12,728 12,013 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 67,245 61,945 57,794 50,339 45,070 43,409 老 年 人 口 (65 歳 以 上 ) 19,824 26,764 28,539 31,313 31,911 28,743 総 人 口 100,854 101,685 98,799 94,488 89,710 84,165 人 口 推 計 2 平 成 22 平 成 32 平 成 42 平 成 52 平 成 62 平 成 72 ( 伊 勢 原 市 独 自 推 計 ) (2010) 年 (2020) 年 (2030) 年 (2040) 年 (2050) 年 (2060) 年 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 13,785 12,706 11,731 12,069 12,108 11,505 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 67,245 61,945 57,794 49,807 44,034 41,883 老 年 人 口 (65 歳 以 上 ) 19,824 26,764 28,539 31,313 31,911 28,743 総 人 口 100,854 101,415 98,064 93,189 88,053 82,131 将 来 人 口 推 計 ( 国 立 社 会 保 障 人 平 成 22 平 成 32 平 成 42 平 成 52 平 成 62 平 成 72 口 問 題 研 究 所 推 計 準 拠 ) (2010) 年 (2020) 年 (2030) 年 (2040) 年 (2050) 年 (2060) 年 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 13,785 11,724 9,596 8,465 7,284 6,050 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 67,245 60,994 56,332 47,133 40,053 34,733 老 年 人 口 (65 歳 以 上 ) 19,824 26,764 28,539 31,313 31,088 28,030 総 人 口 100,854 99,483 94,468 86,912 78,425 68,813 平 成 22(2010) 年 の 年 齢 3 区 分 人 口 は 不 詳 を 除 いた 数 を 記 載 しています 34

(3) 本 市 における 人 口 の 将 来 展 望 本 市 における 将 来 の 合 計 特 殊 出 生 率 は これまでの 推 移 や 現 状 値 等 を 踏 まえ 今 後 も 国 の 長 期 ビ ジョンで 示 す 合 計 特 殊 出 生 率 と0.1ポイント 差 で 推 移 し 2030 年 代 後 半 に 本 市 の 希 望 出 生 率 の1.87 平 成 62(2050) 年 に 人 口 置 換 水 準 の2.07に 上 昇 する 推 計 出 生 率 2 を 人 口 の 将 来 展 望 における 与 件 と 捉 えるとともに 3-3. 人 口 の 将 来 展 望 (1) 将 来 推 計 における 仮 定 値 の 設 定 で 与 件 した 社 会 動 態 の 推 移 を 見 込 みます これらの 仮 定 を 用 い 推 計 した 本 市 の 将 来 展 望 における 総 人 口 は 2020 年 代 半 ばまで10 万 人 の 人 口 規 模 を 維 持 した 後 ゆるやかに 減 少 し 平 成 72(2060) 年 には82,100 人 と 推 計 されます( 図 35 参 照 ) 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 をみると 15~64 歳 の 生 産 年 齢 人 口 は 推 計 期 間 中 一 貫 して 減 少 を 続 け 平 成 72(2060) 年 時 点 では 平 成 22(2010) 年 時 点 の 約 6 割 程 度 となる41,900 人 まで 減 少 すると 推 計 されますが 人 口 比 率 では 平 成 62(2050) 年 の50.0%を 境 に 増 加 に 転 じ 平 成 72(2060) 年 では51.0%と 推 計 されます また 65 歳 以 上 の 老 年 人 口 は 平 成 57(2045) 年 頃 まで 増 加 を 続 け その 後 ゆるやかに 減 少 し 平 成 72(2060) 年 時 点 で 28,700 人 になると 推 計 されます 人 口 比 率 は 平 成 62(2050) 年 の36.2% をピークに 平 成 72(2060) 年 は35.0%まで 低 下 すると 推 計 されます 一 方 で 0~14 歳 の 年 少 人 口 は 出 生 率 が 改 善 していくことで 平 成 42(2030) 年 頃 よりほぼ 横 ば いで 推 移 し 平 成 72(2060) 年 時 点 では 11,500 人 になると 推 計 されます 人 口 比 率 は 平 成 42(2030) 年 の11.9%を 境 に 増 加 に 転 じ 平 成 72(2060) 年 では14.0%と 推 計 されます これらのことから 総 人 口 は 推 計 期 間 である 平 成 72(2060) 年 まで 一 貫 して 減 少 傾 向 で 推 移 する 推 計 となりますが 人 口 の 構 成 割 合 は 長 期 的 にみて 平 成 62(2050) 年 頃 を 境 に 若 返 りの 時 期 を 迎 えることになると 推 計 されます( 図 36 表 10 参 照 ) 将 来 展 望 における 仮 定 が 実 現 すると 総 人 口 は 平 成 72(2060) 年 に 82,100 人 になります 人 口 構 成 は 平 成 62(2050) 年 頃 を 境 に 若 返 りの 時 期 を 迎 えると 見 込 まれます 35

図 35 人 口 の 将 来 展 望 における 総 人 口 の 推 移 図 36 人 口 の 将 来 展 望 における 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 表 10 人 口 の 将 来 展 望 における 総 人 口 及 び 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 と 年 齢 3 区 分 別 人 口 比 率 の 推 移 平 成 22 (2010) 年 平 成 32 (2020) 年 平 成 42 (2030) 年 平 成 52 (2040) 年 平 成 62 (2050) 年 平 成 72 (2060) 年 総 人 口 100,854 101,400 98,000 93,200 88,000 82,100 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 13,785 12,700 11,700 12,100 12,100 11,500 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 67,245 61,900 57,800 49,800 44,000 41,900 老 年 人 口 (65 歳 以 上 ) 19,824 26,800 28,500 31,300 31,900 28,700 年 少 人 口 比 率 13.7% 12.5% 11.9% 13.0% 13.8% 14.0% 生 産 年 齢 人 口 比 率 66.7% 61.1% 59.0% 53.4% 50.0% 51.0% 老 年 人 口 比 率 19.7% 26.4% 29.1% 33.6% 36.2% 35.0% 平 成 22(2010) 年 の 年 齢 3 区 分 人 口 は 不 詳 を 除 いた 数 を 記 載 しています 人 口 比 率 は 各 年 齢 区 分 別 人 口 を 総 人 口 で 除 した 値 です 36