<4D6963726F736F667420576F7264202D208C698B4393AE8CFC92B28DB895F18D908F915F323031348FE38AFA81698DC58F49816A>

藤 沢 市 景 気 動 向 調 査 報 告 書 (2014 年 4 月 ~9 月 ) 藤 沢 市 経 済 部 産 業 労 働 課 公 財 法 益 団 人 湘 南 産 業 振 興 財 団 2014 年 9 月 No.67

はじめに 藤 沢 市 は 現 在 の 経 済 情 勢 下 における 藤 沢 市 域 の 景 気 動 向 を 把 握 し 行 政 による 産 業 施 策 等 の 推 進 ならびに 企 業 の 経 営 及 び 事 業 展 開 に 資 することを 目 的 に 1992 年 12 月 より 継 続 的 に 藤 沢 市 景 気 動 向 調 査 ( 公 益 財 団 法 人 湘 南 産 業 振 興 財 団 が 受 託 )を 実 施 しています 本 調 査 では 市 内 で 工 業 商 業 建 設 業 サービス 業 の 事 業 活 動 を 行 っている350 社 を 対 象 に 行 った 調 査 データをもとに 藤 沢 市 域 の 業 況 判 断 をはじめ 経 営 状 況 や 今 後 の 見 通 しなど を 分 析 報 告 します 本 報 告 書 は2014 年 9 月 期 調 査 の 結 果 をとりまとめたものです 貴 社 事 業 の 参 考 資 料 として ご 活 用 いただければ 幸 いです 目 次 Ⅰ. 今 期 の 概 況 1 Ⅱ. 主 要 企 業 の 動 向 4 Ⅲ. 消 費 の 動 向 9 Ⅳ. 住 宅 建 設 の 動 向 10 Ⅴ. 雇 用 の 動 向 11 Ⅵ. 企 業 倒 産 の 動 向 12 Ⅶ. 調 査 の 結 果 13 1. 調 査 の 概 要 13 (1) 調 査 の 目 的 (3) 調 査 時 期 (2) 調 査 対 象 企 業 (4) 回 答 企 業 の 業 種 別 規 模 別 区 分 2. 調 査 結 果 14 (1) 業 況 14 (2) 売 上 高 など 15 (3) 経 常 利 益 17 (4) 設 備 投 資 18 (5)その 他 20 (6) 経 営 上 の 問 題 点 23 (7) 消 費 税 率 引 き 上 げ 後 の 事 業 の 状 況 と 対 策 等 について 25

本 報 告 書 を 読 むにあたって 本 報 告 書 で 使 用 している 主 な 用 語 やマークの 意 味 は 以 下 の 通 りである D.I.(ディフュージョン インデックス)... D.I.は アンケート 調 査 で 現 在 の水 準 に 対 する 評 価 をたずねる3 択 ( 例 えば 業 況 の よい 普 通 悪 い など)による 設 問 の 回 答 結 果 から 次 のように 算 出 される D.I.= よい と 回 答 した 企 業 の 構 成 比 (%)- 悪 い と 回 答 した 企 業 の 構 成 比 (%) この 値 は 設 問 項 目 に 関 して 回 答 企 業 全 体 における 現 在 の 水 準 に 対 する 評 価 の 判 断 を 総 体 として 示 した 指 標 ( 単 位 :%ポイント)である プラスの 場 合 はプラス 幅 が 大 きいほど よい の 判 断 が 優 勢 であり マイナスの 場 合 はマイナス 幅 が 大 きいほど 悪 い の 判 断 が 優 勢 であることを 示 す B.S.I.(ビジネス サーベイ インデックス)... B.S.I.は アンケート 調 査 で 過 去 の 一 時 点 と 比 べた 現 在 の 変 化 の 方 向 をたずねる3 択 ( 例 えば 売 上 高 の 増 加 不 変 減 少 など)による 設 問 の 回 答 結 果 から 次 のように 算 出 される B.S.I.= 増 加 と 回 答 した 企 業 の 構 成 比 (%)- 減 少 と 回 答 した 企 業 の 構 成 比 (%) この 値 は 設 問 項 目 に 関 して 現 在 の 変 化 の 方 向 に 対 する 回 答 企 業 全 体 における 変 化 の 方 向 の 判 断 を 総 体 として 示 した 指 標 ( 単 位 :%ポイント)であり プラスの 場 合 はプラス 幅 が 大 きいほど 増 加 の 判 断 が 優 勢 であり マイナスの 場 合 はマイナス 幅 が 大 きいほど 減 少 の 判 断 が 優 勢 であること を 示 す 有 効 求 人 倍 率 *1 有 効 求 人 倍 率 は 公 共 職 業 安 定 所 (ハローワーク)に 登 録 されている 当 該 月 の 月 間 有 効 求 人 数 *2 を 月 間 有 効 求 職 者 数 で 割 った 値 ( 単 位 : 倍 )で 新 卒 を 除 いた 労 働 需 給 の 状 況 を 反 映 する この 値 は 労 働 市 場 が 好 転 すると 上 昇 し 悪 化 すると 低 下 する *1: 月 間 有 効 求 人 数 = 前 月 から 繰 り 越 した 求 人 数 に 当 月 新 たに 発 生 した 求 人 数 を 合 計 したもの *2: 月 間 有 効 求 職 者 数 = 前 月 から 繰 り 越 した 求 職 者 数 に 当 月 新 たに 発 生 した 求 職 者 数 を 合 計 したもの 業 況 マーク 業 況 よ い ややよい やや 悪 い 悪 い マーク D.I. (51~100) (0~50) ( 1~ 50) ( 51~ 100) * 本 報 告 書 内 の 構 成 比 は 四 捨 五 入 の 関 係 で 合 計 が100にならない 場 合 がある

Ⅰ. 今 期 の 概 況 Ⅰ. 今 期 の 概 況 国 内 の 動 向 県 内 の 動 向 今 期 の 国 内 景 気 は 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 などから 一 部 に 弱 い 動 きがみ られたが 基 調 的 には 緩 やかな 回 復 が 続 いた 家 計 部 門 では 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 で4~6 月 期 に 個 人 消 費 と 住 宅 投 資 が 大 きく 落 ち 込 んだ その 後 7~9 月 期 には 個 人 消 費 が 天 候 不 順 の 影 響 を 受 けつつも 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 が 和 らぐなかで 雇 用 情 勢 の 改 善 に 支 えられて 持 ち 直 しの 動 きをみせた 一 方 住 宅 投 資 は 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 減 が 続 いた 企 業 部 門 では 輸 出 が 中 国 やタイなどの 景 気 減 速 を 受 けて 伸 び 悩 んだ 輸 出 の 伸 び 悩 みに 加 えて 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 などに 対 応 して 消 費 財 の 生 産 が 落 ち 込 んだことから 製 造 業 の 生 産 活 動 は 弱 い 動 きとなった 一 方 設 備 投 資 は 企 業 業 績 の 改 善 が 続 くなかで 基 調 としては 緩 やかに 増 加 した 政 府 部 門 では 公 共 投 資 が2013 年 度 補 正 予 算 の 効 果 や2014 年 度 当 初 予 算 の 早 期 執 行 な どの 影 響 もあって 高 水 準 で 推 移 した 2014 年 度 下 期 については 国 内 景 気 は 緩 や かな 回 復 が 続 くと 予 想 される すなわち 個 人 消 費 は 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 が 和 らぐなか 雇 用 所 得 情 勢 の 改 善 が 支 えと なって 持 ち 直 していくと 予 想 される また 輸 出 も 米 国 を 中 心 とした 海 外 経 済 の 回 復 などを 背 景 に 緩 やかな 増 加 が 見 込 まれる 設 備 投 資 も 輸 出 の 増 加 や 設 備 不 足 感 の 強 まりなどを 背 景 に 増 加 基 調 の 推 移 が 見 込 まれる なお 公 共 投 資 は 高 水 準 で 推 移 すると 見 込 まれるものの 建 設 業 における 人 員 不 足 や 資 材 価 格 の 上 昇 により 増 勢 は 緩 やか なものになると 予 想 される 今 期 の 神 奈 川 県 内 景 気 は 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 や 生 産 の 減 少 により 弱 い 動 きとなった 家 計 部 門 では 労 働 需 給 のひっ 迫 を 背 景 に 雇 用 情 勢 の 改 善 が 進 んだ しかし 個 人 消 費 は 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 により 4~6 月 期 に 大 きく 落 ち 込 んだ その 後 7~9 月 期 には 天 候 不 順 の 影 響 なども 受 け 総 じて 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 に 想 定 されていたよりも 弱 い 動 きとなった また 住 宅 投 資 についても 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 などにより 減 少 が 続 いた 企 業 部 門 では 県 内 3 港 からの 輸 出 が 中 国 や 東 南 アジアにおける 景 気 減 速 などにより 弱 含 んだ 製 造 業 の 生 産 活 動 も 輸 出 の 伸 び 悩 みや 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 などを 受 けて 弱 い 動 きとなった また 設 備 投 資 も 非 製 造 業 における 大 型 投 資 の 一 巡 や 県 内 景 気 の 弱 含 みを 受 けて 増 加 が 一 服 した 政 府 部 門 では 公 共 投 資 が 高 い 水 準 で 推 移 した もっとも 建 設 業 における 人 員 不 足 や 資 材 価 格 上 昇 などの 影 響 で 予 定 通 りに 事 業 が 進 捗 しないケ ースもみられた 2014 年 度 下 期 については 県 内 景 気 は 次 第 に 持 ち 直 していくと 予 想 される 個 人 消 費 は 引 き 続 き 雇 用 情 勢 の 改 善 が 見 込 まれるほか 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 の 影 響 も 和 らいでいくことから 緩 やかに 持 ち 直 すと 予 想 される また 海 外 景 気 の 回 復 に 伴 い 県 内 からの 輸 出 も 緩 やかに 増 加 し 製 造 業 の 生 産 活 動 も 持 ち 直 していくと 見 込 まれる 設 備 投 資 も 企 業 業 績 の 改 善 や 設 備 不 足 感 の 強 ま りから 増 加 していくとみられる なお 公 共 投 資 は 高 い 水 準 での 推 移 が 見 込 まれるものの 伸 びは 小 幅 にとどまると 予 想 される -1-

Ⅰ. 今 期 の 概 況 藤 沢 市 域 の 動 向 こうした 状 況 下 本 調 査 のアンケート 及 びヒア リングの 結 果 にもとづき 藤 沢 市 域 の 景 気 動 向 に ついて 述 べる 製 造 業 については 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 などから 一 部 に 弱 い 動 きがみ られたものの 設 備 投 資 関 連 の 受 注 の 底 堅 さなど から 生 産 活 動 が 比 較 的 堅 調 に 推 移 し 景 況 感 は 引 き 続 き 改 善 した 一 方 非 製 造 業 は 雇 用 所 得 情 勢 の 改 善 が 進 んだものの 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 などから 個 人 消 費 や 住 宅 投 資 が 落 ち 込 み 景 況 感 は 悪 化 に 転 じた 本 調 査 における 業 況 判 断 D.I.の 動 きをみると 製 造 業 は2014 年 9 月 調 査 時 点 で 15% ポイントと 前 回 調 査 (2014 年 3 月 調 査 時 点 ) に 比 べて 悪 い 超 幅 が7%ポイント 縮 小 した( 図 -2) 業 種 別 にみると 輸 送 機 械 が 大 幅 な 良 い 超 に 転 じ 食 料 品 と 金 属 製 品 で 悪 い 超 幅 が 縮 小 した 一 方 一 般 機 械 や 電 気 機 械 などでは 悪 い 超 幅 が 拡 大 した 非 製 造 業 について 9 月 調 査 時 点 の 業 況 判 断 D.I.は 34%ポイン トと 前 回 調 査 に 比 べて 悪 い 超 幅 が9%ポイ ント 拡 大 した( 図 -3) 業 種 別 にみると サービス 業 や 小 売 業 などで 悪 い 超 幅 が 拡 大 し たものの 卸 売 業 や 運 輸 業 では 悪 い 超 幅 が 縮 小 した ここで 全 国 及 び 神 奈 川 における 企 業 の 業 況 判 断 D.I.( 日 本 銀 行 企 業 短 期 経 済 観 測 調 査 (9 月 調 査 ) )をみると 製 造 業 は 全 国 が4%ポイン ト 神 奈 川 が12%ポイントと 3 月 調 査 時 点 ( 全 国 :10%ポイント 神 奈 川 :14%ポイント) に 比 べて 全 国 で6%ポイントの 低 下 神 奈 川 では ほぼ 横 ばいとなった( 図 -2) 非 製 造 業 につい ても 全 国 が5%ポイント 神 奈 川 が3%ポイン トと 3 月 調 査 時 点 ( 全 国 :14%ポイント 神 奈 川 :13%ポイント)に 比 べて 全 国 で9% ポイント 神 奈 川 で10%ポイント 低 下 した ( 図 -3) 市 域 企 業 の2015 年 3 月 までの 業 況 の 予 想 をみると 製 造 業 はD.I. 値 が 11%ポイントと 9 月 調 査 時 点 と 比 較 してほぼ 横 ばいとなる 見 通 しである( 図 -2) 業 種 別 にみると 輸 送 機 械 で 良 い 超 幅 の 縮 小 が 予 想 されている 一 方 食 料 品 や 電 気 機 械 などで 悪 い 超 幅 が 縮 小 する 見 通 しとなっている 非 製 造 業 については 35% ポイントと 9 月 調 査 時 点 と 比 較 してほぼ 横 ばい となる 見 通 しである( 図 -3) 業 種 別 にみると 運 輸 業 や 小 売 業 で 悪 い 超 幅 の 拡 大 が 予 想 され ている 一 方 建 設 業 では 横 ばいの 見 通 しとなって いる -2-

Ⅰ. 今 期 の 概 況 D I % ポ イ ン ト D I % ポ イ ン ト D I % ポ イ ン ト 30 20 10 0-10 -20-30 -40-50 -60-70 -80-90 30 20 10 0-10 -20-30 -40-50 -60-70 -80-90 30 20 10 0-10 -20-30 -40-50 -60-70 -80-90 ( 図 -1) 業 況 判 断 全 産 業 (D.I., 業 況 が 良 い マイナス 悪 い,%ポイント) 全 国 神 奈 川 藤 沢 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 月 / 年 ( 図 -2) 業 況 判 断 製 造 業 藤 沢 前 回 調 査 今 回 調 査 3 月 末 予 想 24 24 22 (D.I., 業 況 が 良 い マイナス 悪 い,%ポイント) 全 国 神 奈 川 藤 沢 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 月 / 年 藤 沢 前 回 調 査 今 回 調 査 3 月 末 予 想 22 15 11 ( 図 -3) 業 況 判 断 非 製 造 業 (D.I., 業 況 が 良 い マイナス 悪 い,%ポイント) 全 国 神 奈 川 藤 沢 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 月 / 年 藤 沢 前 回 調 査 今 回 調 査 3 月 末 予 想 25 34 35 ( 注 1) 上 記 の 図 1~3における 全 国 及 び 神 奈 川 の 値 は 日 本 銀 行 企 業 短 期 経 済 観 測 調 査 による ( 注 2) 図 1~3における2014 年 12 月 及 び2015 年 3 月 のデータは 企 業 による 予 想 である -3-

Ⅱ. 主 要 企 業 の 動 向 << 製 造 業 >> Ⅱ. 主 要 企 業 の 動 向 電 気 機 械 制 御 機 器 関 連 の 受 注 高 は 比 較 的 堅 調 県 内 電 気 機 械 工 業 の 生 産 活 動 は 減 少 が 続 いた 県 内 における 電 気 機 械 ( 旧 分 類 )の 生 産 指 数 ( 季 調 済 )の 推 移 をみると 4~6 月 期 は 前 期 比 -8.9% 続 く7~8 月 期 は 同 -5.2%であ った 市 域 の 主 力 生 産 品 目 の 動 向 をみると 制 御 機 器 関 連 の 受 注 高 は 国 内 企 業 の 設 備 投 資 意 欲 に 回 復 がみられ ビル 向 けを 中 心 に 堅 調 に 推 移 した 模 様 である ある 企 業 関 係 者 は 首 都 圏 での 再 開 発 案 件 の 増 加 や 中 小 ビルオーナーの 投 資 意 欲 の 高 ま りを 受 け 受 注 が 拡 大 していると 述 べていた 一 方 プラント 向 けは 海 外 の 半 導 体 関 連 企 業 から の 受 注 が 堅 調 であったほか 国 内 でもエネルギー 関 連 企 業 向 けで 需 要 の 回 復 がみられるという 放 送 機 器 関 連 の 売 上 高 は 前 年 並 みの 推 移 とな った 模 様 である 市 域 に 生 産 拠 点 を 持 つある 企 業 からは リーマン ショック 以 降 は 国 内 市 場 も 緩 やかな 回 復 が 続 いており 受 注 環 境 は 比 較 的 安 定 しているとの 話 が 聞 かれた ただし 一 部 の 製 品 については 競 争 激 化 に 伴 い 販 売 価 格 が 低 下 傾 向 にあるという なお 同 企 業 では これまで 市 域 外 の 拠 点 に 集 約 していた 研 究 開 発 機 能 を 製 品 に 応 じて 各 工 場 に 配 置 することとし 生 産 性 の 向 上 に 取 り 組 んでいるという 2014 年 度 下 期 について ある 企 業 関 係 者 か らは 欧 州 や 東 南 アジア 景 気 の 回 復 の 遅 れを 懸 念 する 声 が 聞 かれた また 市 域 に 生 産 拠 点 を 置 く 他 の 企 業 では 為 替 の 動 向 を 注 視 しているとの 話 も 聞 かれた 輸 送 機 械 トラックの 生 産 活 動 は 堅 調 に 推 移 県 内 輸 送 機 械 工 業 の 今 期 の 生 産 活 動 は 減 少 が 続 いた 県 内 の 輸 送 機 械 の 生 産 指 数 ( 季 調 済 )を みると 4~6 月 期 は 前 期 比 -10.2% 続 く 7~8 月 期 は 同 -7.3%であった 市 域 に 生 産 拠 点 を 置 くトラックメーカーの 生 産 活 動 は 引 き 続 き 堅 調 な 復 興 需 要 や 東 京 五 輪 関 連 の 需 要 などを 受 け 国 内 市 場 を 中 心 に 堅 調 に 推 移 した 模 様 である また 中 東 や 南 米 など 一 部 海 外 からの 受 注 増 加 も 生 産 水 準 の 押 し 上 げ 要 因 と なっているとの 話 が 聞 かれた 同 メーカーでは フル 生 産 体 制 への 移 行 を 検 討 しており 人 員 確 保 に 取 り 組 んでいるとの 話 も 聞 かれた 一 方 市 域 の 部 品 メーカーの 上 期 における 生 産 活 動 は 堅 調 に 推 移 したとみられる ある 部 品 メー カーでは 好 調 であった 前 年 度 下 期 を 上 回 る 水 準 の 生 産 が 続 いており 想 定 外 の 繁 忙 状 況 であると いう そのため 同 メーカーではリーマン ショ ック 以 降 見 送 ってきた 派 遣 社 員 の 採 用 を 再 開 し たとのことである また 生 産 設 備 の 更 改 や 設 備 の 配 置 を 見 直 すなど 生 産 効 率 を 高 める 取 り 組 み を 進 めているとの 話 も 聞 かれた さらに 市 域 に 生 産 拠 点 を 置 く 別 の 企 業 も 復 興 需 要 などにより 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 需 要 を 上 回 る 受 注 が 続 いているという ただ し 原 材 料 価 格 やエネルギー 価 格 の 高 止 まりによ って 利 益 確 保 に 苦 慮 しているとの 話 が 聞 かれた 2014 年 度 下 期 について タイやインドネシ アなど 東 南 アジア 経 済 の 動 向 を 不 安 視 する 声 が 多 く 聞 かれたほか 人 員 不 足 の 深 刻 化 を 懸 念 する 企 業 も 多 かった -4-

Ⅱ. 主 要 企 業 の 動 向 一 般 機 械 半 導 体 製 造 装 置 の 受 注 高 は 堅 調 に 推 移 県 内 一 般 機 械 工 業 の 今 期 の 生 産 活 動 は 減 少 が 続 いた 県 内 における はん 用 生 産 用 業 務 用 機 械 の 生 産 指 数 ( 季 調 済 )の 推 移 をみると 4~6 月 期 は 前 期 比 -19.5% 続 く7~8 月 期 は 同 -2.4%であった 市 域 に 生 産 拠 点 を 置 く 一 般 機 械 メーカーの 主 力 生 産 品 目 の 動 向 をみると ポンプ 類 の 受 注 高 は 総 じて 堅 調 に 推 移 した 模 様 である ある 企 業 関 係 者 は 国 内 市 場 は 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 で 減 速 したものの 社 会 インフラの 更 新 補 修 関 連 の 投 資 がけん 引 し 前 年 並 みの 受 注 を 確 保 したと 述 べていた また 同 企 業 では 全 社 的 にみると 海 外 市 場 での 石 油 ガスパイプラ インや 発 電 プラントなどの 受 注 が 好 調 であった 模 様 である 半 導 体 製 造 装 置 の 受 注 高 は 総 じて 堅 調 に 推 移 した 模 様 である ある 企 業 では スマートフォン などのモバイル 端 末 需 要 の 盛 り 上 がりにより 海 外 メーカーからの 受 注 が 前 年 を 上 回 る 推 移 とな っているとの 話 が 聞 かれた また 売 上 高 利 益 ともに 堅 調 で いずれも 前 年 同 期 を 上 回 ったとの 話 も 聞 かれた 2014 年 度 下 期 について 市 域 に 生 産 拠 点 を 置 くある 企 業 では 半 導 体 市 場 の 好 調 が 続 くこと から 同 製 造 装 置 の 受 注 も 増 加 する 見 込 みである との 話 が 聞 かれた また 同 企 業 では 生 産 効 率 の 向 上 や 研 究 開 発 投 資 に 積 極 的 に 取 り 組 むなど 利 益 確 保 に 向 けた 体 制 整 備 を 進 める 方 針 である という 金 属 製 品 航 空 機 関 連 部 品 の 生 産 高 は 引 き 続 き 増 加 県 内 金 属 製 品 工 業 の 今 期 の 生 産 活 動 は 減 少 が 続 いた 県 内 の 金 属 製 品 の 生 産 指 数 ( 季 調 済 )を みると 4~6 月 期 は 前 期 比 -6.9% 続 く 7~8 月 期 は 同 -0.2%であった 市 域 に 生 産 拠 点 を 置 く 金 属 製 品 メーカーの 主 力 生 産 品 目 の 動 向 をみると 航 空 機 関 連 部 品 の 生 産 高 は 前 年 度 下 期 に 引 き 続 き 増 加 した 模 様 であ る ある 企 業 では 欧 州 企 業 からの 受 注 が 拡 大 し ているほか 今 後 は 国 産 航 空 機 向 け 部 品 の 生 産 も 予 定 しているという 一 方 自 動 車 向 け 部 品 の 受 注 高 は 横 ばい 圏 内 の 推 移 となった 模 様 である あ る 企 業 関 係 者 からは 自 動 車 向 け 部 品 は 採 算 確 保 が 難 しく 一 部 製 品 を 除 いて 数 年 以 内 に 受 注 を 終 了 する 方 向 で 社 内 調 整 しているとの 話 が 聞 かれ た 計 測 機 器 関 連 の 生 産 活 動 は 自 動 車 向 け 製 品 を 中 心 に 堅 調 に 推 移 した 模 様 である ある 企 業 関 係 者 は 上 期 の 好 調 な 受 注 状 況 を 受 けて 通 期 の 売 上 高 の 見 通 しを 大 幅 に 上 方 修 正 することになる と 述 べていた 一 方 ある 企 業 からは 自 動 車 向 け 製 品 市 場 での 価 格 競 争 の 激 化 を 見 越 して 農 業 や 医 療 などの 新 たな 市 場 の 開 拓 に 向 けた 施 策 に 取 り 組 んでいるとの 話 が 聞 かれた 2014 年 度 下 期 について ある 企 業 では 大 きな 懸 念 事 項 はなく 業 況 は 上 期 に 引 き 続 き 堅 調 に 推 移 する 見 通 しであるとの 話 が 聞 かれた また 同 社 では 海 外 での 投 資 を 積 極 的 に 進 めるという -5-

Ⅱ. 主 要 企 業 の 動 向 << 非 製 造 業 >> 不 動 産 分 譲 マンションの 販 売 は 大 幅 に 減 少 県 内 の 不 動 産 市 場 に 関 して 分 譲 マンションに ついてみると 4~6 月 期 の 契 約 戸 数 は 前 年 同 期 比 -40.8% 続 く7~9 月 期 は 同 -35.5% と 前 年 水 準 を 大 幅 に 下 回 る 推 移 となった 市 域 の 居 住 用 不 動 産 について 分 譲 マンション 戸 建 て 住 宅 関 連 ともに 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 購 入 の 反 動 から 低 調 な 動 きとなった 模 様 である 市 域 の 不 動 産 関 係 者 によると 戸 建 て 分 譲 住 宅 では 一 部 に 売 れ 残 りもみられ 価 格 の 引 き 下 げを 行 っている 物 件 も 散 見 されるという 一 方 2015 年 10 月 に 予 定 されている 消 費 税 率 の 再 度 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 購 入 を 見 込 んで 藤 沢 駅 周 辺 などでマンション 開 発 を 進 める 動 きが みられる 業 務 用 不 動 産 については 藤 沢 駅 周 辺 ではやや 弱 い 動 きとなったものの 辻 堂 駅 周 辺 では 比 較 的 堅 調 な 動 きとなった 模 様 である ある 不 動 産 関 係 者 からは 藤 沢 駅 周 辺 の 飲 食 店 の 業 況 の 厳 しさを 懸 念 する 声 が 聞 かれた 一 方 辻 堂 駅 周 辺 につい ては 周 辺 商 環 境 の 魅 力 が 次 第 に 認 識 されるよう になり 大 企 業 を 中 心 に 事 業 所 開 設 の 動 きが 活 発 化 しているという 市 域 の 地 価 については 一 部 地 域 では 弱 含 んだ ものの 総 じて 持 ち 直 しの 動 きがみられた 模 様 で ある 市 域 の 不 動 産 関 係 者 によると 沿 岸 部 の 物 件 には 弱 さが 残 るものの 辻 堂 駅 周 辺 などでは 強 含 みとなっており 市 域 全 体 でも 地 価 は 上 向 きつ つあるという 駐 車 場 は 供 給 不 足 により 市 域 全 体 で 月 極 時 間 貸 し 利 用 とも 強 含 みで 推 移 した 模 様 である 2014 年 度 下 期 について 市 域 の 不 動 産 関 係 者 からは 居 住 用 不 動 産 を 中 心 に 低 調 な 推 移 が 続 くのではないかとの 話 が 聞 かれた 建 設 業 況 は 底 堅 い 県 内 の 全 建 築 物 の 工 事 費 予 定 額 の 推 移 をみる と 4~6 月 期 は 前 年 同 期 比 -35.7% 続 く 7~8 月 期 も 同 -13.8%と 前 年 水 準 を 下 回 る 推 移 が 続 いた うち 公 共 工 事 について 県 内 の 公 共 工 事 保 証 請 負 金 額 をみると 4~6 月 期 は 前 年 同 期 比 +2.1% 続 く7~9 月 期 も 同 +8.9%と 増 勢 を 強 めた 市 域 の 建 設 業 の 業 況 は 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 の 影 響 を 受 けつつも 比 較 的 底 堅 く 推 移 した 模 様 である 民 間 工 事 について 居 住 用 建 築 物 の 受 注 は 大 き く 減 少 した 模 様 である 市 域 の 建 設 関 係 者 による と 戸 建 て 住 宅 では 売 れ 残 り 物 件 も 散 見 されるな ど 需 要 は 大 きく 減 退 しているという なお 事 業 用 建 築 物 の 受 注 は 比 較 的 堅 調 に 推 移 した 模 様 で ある 公 共 工 事 について 受 注 高 はほぼ 横 ばいで 推 移 した 模 様 である 市 域 の 建 設 関 係 者 からは 売 り 上 げを 確 保 するために 赤 字 覚 悟 で 落 札 する 企 業 も 多 く 入 札 不 調 となる 案 件 はあまりみられない との 話 が 聞 かれた 一 方 人 員 不 足 は 引 き 続 き 深 刻 で 型 枠 工 や 鉄 筋 工 とび 職 などは 確 保 が 難 しい 模 様 である た だし 防 水 工 事 や 電 気 設 備 工 事 関 連 の 人 員 には 一 部 で 余 剰 感 もみられるという また 市 域 の 建 設 関 係 者 からは 資 材 価 格 が 高 止 まりしており 今 後 も 上 昇 が 見 込 まれるとの 話 が 聞 かれた 2014 年 度 下 期 について 市 域 の 建 設 関 係 者 からは 居 住 用 建 築 物 については 受 注 回 復 の 見 込 みが 立 たず 企 業 によっては 売 上 高 が 半 減 するよ うな 厳 しい 状 況 が 続 くのではないかとの 話 が 聞 かれた -6-

Ⅱ. 主 要 企 業 の 動 向 運 輸 貨 物 輸 送 は 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 で 受 注 量 減 少 観 光 江 の 島 周 辺 の 観 光 客 数 は 堅 調 に 推 移 市 域 の 陸 運 業 界 の 動 向 をみると 鉄 道 の 輸 送 客 市 域 の 観 光 業 界 の 動 向 について 江 の 島 周 辺 の 数 は 前 年 を 上 回 る 推 移 となった 模 様 である 海 水 観 光 客 数 は 堅 調 に 推 移 した 模 様 である なお 市 浴 客 のほか 花 火 大 会 など 江 の 島 周 辺 で 開 催 され 域 の 観 光 関 係 者 からは 4 月 に 実 施 された 消 費 税 たイベント 関 連 の 利 用 客 が 堅 調 であったためと 率 引 き 上 げの 影 響 は 限 定 的 であるとの 話 が 聞 か みられる 市 域 の 鉄 道 関 係 者 からは 消 費 税 率 引 れた き 上 げの 影 響 は 限 定 的 で 江 の 島 鎌 倉 間 のフリ ゴールデンウィーク 期 間 中 の 観 光 客 数 は 天 候 ーパスや 特 急 列 車 の 利 用 が 好 調 に 推 移 したとの や 日 並 びに 恵 まれた 前 年 には 及 ばなかったもの 話 が 聞 かれた また 中 国 人 を 中 心 に 外 国 人 観 光 の 48 万 人 と 比 較 的 堅 調 であった また 8 月 客 の 姿 も 多 く 見 られた 様 子 である に 江 の 島 を 舞 台 とした 映 画 が 公 開 され ロケ 地 巡 タクシーについては 業 況 が 引 き 続 き 厳 しかっ りや 鉄 道 会 社 と 連 携 した 企 画 を 楽 しむ 観 光 客 が たとみられる 市 域 のタクシー 会 社 からは 高 齢 多 く 訪 れた 模 様 である 他 方 夏 休 み 期 間 中 の 海 者 や 買 い 物 客 ビジネス 客 の 昼 間 の 利 用 は 底 堅 い 水 浴 客 数 は 台 風 接 近 などの 天 候 不 順 の 影 響 から ものの 夜 間 利 用 客 の 減 少 が 続 いているとの 話 が 前 年 比 20% 減 の238 万 人 となった 聞 かれた なお 同 社 では 藤 沢 市 内 と 羽 田 空 港 同 地 域 周 辺 施 設 への 観 光 客 の 入 り 込 み 状 況 に を 結 ぶ 定 額 送 迎 サービスの 利 用 客 が 堅 調 に 増 加 ついて 江 の 島 サムエル コッキング 苑 江 の 島 しているという 一 方 給 与 水 準 の 低 さなどから シーキャンドル( 展 望 灯 台 )の 入 場 者 数 は 堅 調 に 運 転 手 の 確 保 難 を 指 摘 する 声 が 聞 かれたほか 最 推 移 した 模 様 である 4 月 から7 月 中 旬 まで 洞 内 低 賃 金 の 引 き 上 げによる 人 件 費 の 上 昇 に 苦 慮 し の 改 修 工 事 を 実 施 した 江 の 島 岩 屋 では 再 開 後 の ているとの 話 も 聞 かれた 今 後 についても 夜 間 入 場 者 数 は 予 想 を 上 回 り 好 調 に 伸 びているとい 利 用 客 の 回 復 が 見 込 めないなかで 先 行 きを 不 安 う また 開 業 10 周 年 を 迎 えた 新 江 ノ 島 水 族 館 視 する 声 が 聞 かれた では 夜 の 水 族 館 を 楽 しむ 特 別 企 画 ナイトアク 貨 物 輸 送 については 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 アリウム が 好 評 を 博 し 家 族 連 れを 中 心 に 入 場 け 込 み 需 要 の 反 動 により 受 注 が 減 少 した 模 様 で 者 数 が 増 加 したとみられる さらに 江 の 島 周 辺 ある 市 域 のある 企 業 からは 駆 け 込 み 需 要 の 影 を 訪 れる 外 国 人 観 光 客 も 台 湾 や 中 国 からの 来 訪 響 が 落 ち 着 いた5 月 中 旬 以 降 住 宅 関 連 の 建 設 資 者 を 中 心 に 増 加 している 模 様 である なお 観 光 材 や 家 具 などの 消 費 財 を 中 心 に 受 注 量 の 減 少 が 客 の 消 費 額 の 状 況 をみると 飲 食 店 土 産 物 店 とも 顕 著 になってきたとの 話 が 聞 かれた 一 方 人 員 に 売 り 上 げは 比 較 的 堅 調 であった 様 子 である や 車 両 の 確 保 状 況 などによって 企 業 間 の 経 営 体 6 月 に 藤 沢 駅 南 口 にオープンした 観 光 情 報 館 力 に 差 が 出 始 めており 荷 主 企 業 が 優 良 な 業 者 を 湘 南 FUJISAWAコンシェルジュ は 市 選 別 する 動 きがみられるとの 話 も 聞 かれた なお 域 の 名 産 品 を 買 い 求 める 観 光 客 なども 多 く 利 用 囲 い 込 み 戦 略 として 優 良 業 者 に 対 して 運 賃 の 値 者 は 着 実 に 増 加 しているという 上 げを 打 診 する 荷 主 企 業 もあるという 2014 今 後 について 市 域 の 観 光 関 係 者 からは ふ 年 度 下 期 について 市 域 の 貨 物 輸 送 関 係 者 からは じさわ 江 の 島 花 火 大 会 や 江 の 島 シーキャンドル 受 注 回 復 の 見 通 しが 立 たず とりわけ 年 末 年 始 の ライトアップ など 例 年 開 催 している 集 客 力 のある 状 況 が 不 透 明 であるとの 話 が 聞 かれた 各 種 イベントのほか 初 詣 や 七 福 神 めぐりなどで 江 の 島 周 辺 を 訪 れる 観 光 客 数 がさらに 増 加 すること を 期 待 したいとの 話 が 聞 かれた -7-

Ⅱ. 主 要 企 業 の 動 向 飲 食 店 ( 外 食 ) 業 況 は 総 じて 横 ばい 市 域 の 外 食 産 業 の 業 況 は 総 じて 横 ばい 圏 内 の 動 きとなった 模 様 である 来 店 客 数 については 消 費 税 率 引 き 上 げの 影 響 などから 総 じて 弱 含 みで 推 移 したとみられるが 一 部 で 堅 調 に 推 移 した 企 業 もあった 模 様 である 市 域 に 複 数 の 飲 食 店 舗 を 展 開 する 企 業 からは ロードサイドの 店 舗 で 客 足 が 好 調 であったほか 駅 前 に 立 地 する 店 舗 も 比 較 的 堅 調 であったとの 話 が 聞 かれた 売 上 高 は 横 ばい 圏 内 の 動 きとなった 模 様 であ る また ある 企 業 からは 原 材 料 価 格 が 上 昇 し 利 益 の 圧 迫 要 因 となっているとの 話 が 聞 かれた 背 景 のひとつとして 中 国 産 鶏 肉 を 巡 る 大 手 外 食 企 業 のトラブルにより 原 材 料 を 国 産 品 に 切 り 替 える 動 きが 広 がっていることがあるという なお そうした 中 国 産 原 材 料 への 不 安 から 大 手 外 食 企 業 から 顧 客 が 離 れている 様 子 があるとの 話 も 聞 かれた 市 域 全 体 の 飲 食 店 舗 の 入 れ 替 りの 動 きには 落 ち 着 きがみられる 市 域 に 複 数 の 飲 食 店 舗 を 展 開 する 企 業 の 関 係 者 からは 消 費 税 率 引 き 上 げ 直 後 ということもあり 消 費 者 の 動 向 をうかがってい る 企 業 が 多 いのではないかとの 話 が 聞 かれた また 市 域 では 人 員 確 保 に 苦 慮 する 企 業 が 増 え ている 模 様 である 市 域 の 飲 食 関 係 者 からは 人 員 を 確 保 するために 積 極 的 な 時 給 引 き 上 げや 雇 用 形 態 の 見 直 しを 検 討 しているとの 話 が 聞 かれ た また ある 企 業 からは 求 職 者 の 年 齢 が 上 昇 しているとの 話 も 聞 かれた 2014 年 度 下 期 について ある 企 業 からは 来 店 客 数 の 伸 び 悩 みが 懸 念 されるなかで 付 加 価 値 の 高 い 商 品 の 開 発 に 力 を 入 れ 客 単 価 の 引 き 上 げに 取 り 組 んでいきたいとの 話 が 聞 かれた ホテル ホテル 業 界 の 業 況 は 好 調 市 域 のホテル 業 界 の 業 況 は 好 調 に 推 移 した 模 様 である ビジネスホテルの 利 用 客 数 は 前 年 を 上 回 り 客 室 稼 働 率 も 高 い 水 準 を 維 持 した 模 様 である 利 用 客 別 にみると ビジネス 利 用 客 は 製 造 業 関 係 を 中 心 に 増 加 基 調 が 続 き 個 人 利 用 客 も 夏 休 み 期 間 を 中 心 に 堅 調 に 推 移 したとみられる 市 域 のビジネ スホテル 関 係 者 の 話 によると 主 に 市 域 の 輸 送 機 械 関 連 企 業 の 国 内 外 の 取 引 先 とみられる 利 用 客 が 前 年 度 下 期 に 引 き 続 き 目 立 ったという また 客 単 価 も 上 昇 基 調 を 維 持 しており 売 上 高 利 益 ともに 前 年 を 上 回 ったとみられる こうした 堅 調 な 業 況 を 受 け これまで 見 送 ってきた 客 室 のリニ ューアルなどの 本 格 的 な 設 備 投 資 を 検 討 する 企 業 もみられる シティホテルの 利 用 客 数 も 前 年 を 上 回 り 客 室 稼 働 率 も 高 い 水 準 を 維 持 した 模 様 である 市 域 の シティホテル 関 係 者 によると ビジネス 利 用 客 個 人 利 用 客 ともに 堅 調 に 推 移 したという 客 単 価 については ほぼ 前 年 並 みで 推 移 したとみられる また 宴 会 の 利 用 件 数 および 婚 礼 の 成 約 件 数 も 前 年 並 みを 維 持 した 模 様 である 市 域 の 複 数 のホテル 関 係 者 からは 消 費 税 率 引 き 上 げによる 影 響 はほとんどみられなかったと の 話 が 聞 かれた 一 方 光 熱 費 の 高 止 まりや 野 菜 などの 原 材 料 費 上 昇 による 利 益 への 影 響 を 指 摘 する 声 が 聞 かれた 2014 年 度 下 期 について ある 市 域 のホテル 関 係 者 からは 上 期 に 引 き 続 き 堅 調 な 業 況 が 見 込 まれるとの 話 が 聞 かれた 一 方 市 域 の 複 数 のホ テル 関 係 者 から 10 月 に 藤 沢 駅 南 口 に 新 規 開 業 予 定 のビジネスホテルの 影 響 を 懸 念 する 声 が 聞 かれた -8-

Ⅲ. 消 費 の 動 向 Ⅲ. 消 費 の 動 向 小 売 販 売 は 大 幅 に 落 ち 込 んだ 模 様 消 費 の 動 向 について 藤 沢 市 内 の 小 売 販 売 は 大 来 店 者 数 について 市 域 の 複 数 の 小 売 関 係 者 か 幅 に 落 ち 込 んだ 模 様 である 市 内 の 大 型 小 売 店 販 ら 消 費 マインドの 冷 え 込 みによる 低 迷 を 指 摘 す 売 額 の 推 移 をみると( 図 -4) 4~6 月 期 は 前 る 声 が 聞 かれた また 客 単 価 についても 総 じて 年 同 期 比 -3.8% 続 く7~8 月 期 も 弱 含 んだ 模 様 である ただし 大 規 模 改 修 の 完 了 同 -1.3%と 前 年 水 準 を 下 回 った 市 域 の 複 数 やテナントの 入 れ 替 えにより 来 店 者 数 が 増 加 し の 小 売 関 係 者 からは 消 費 税 率 引 き 上 げの 影 響 な た 店 舗 も 一 部 にみられた どにより 需 要 が 大 きく 落 ち 込 んでおり 回 復 の 勢 2014 年 度 下 期 については 雇 用 所 得 情 勢 いも 事 前 の 想 定 より 鈍 いとの 声 が 聞 かれた の 改 善 などが 支 えとなって 個 人 消 費 の 落 ち 込 み 市 域 の 小 売 販 売 を 品 目 別 にみると 駆 け 込 み 需 は 次 第 に 和 らぎ 小 売 販 売 は 持 ち 直 すと 見 込 まれ 要 の 反 動 などにより 家 具 家 電 や 貴 金 属 宝 飾 る 複 数 の 店 舗 が 入 居 する 施 設 を 運 営 する 企 業 か 品 などの 高 額 商 品 が 大 幅 に 減 少 した 模 様 である らは 個 人 消 費 は 下 期 に 回 復 し 年 度 を 通 してみ また 節 約 意 識 の 高 まりや 天 候 不 順 などの 影 響 に れば 前 年 度 と 同 水 準 の 売 上 高 を 確 保 できるので より 衣 料 品 の 減 少 幅 も 大 きかった 市 域 の 複 数 はないかとの 話 が 聞 かれた ただし 市 域 の 百 貨 の 百 貨 店 関 係 者 からは 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 店 関 係 者 からは 消 費 回 復 の 勢 いは 鈍 く 下 期 の け 込 み 購 入 が 総 じて 盛 り 上 がりに 欠 けたにもか 個 人 消 費 も 力 強 さに 欠 けるのではないかと 懸 念 かわらず 引 き 上 げ 後 の 消 費 の 落 ち 込 みは 想 定 を する 声 が 聞 かれた 一 方 10 月 から 実 施 される 上 回 ったほか 夏 のボーナス 増 加 の 影 響 もあまり 免 税 対 象 の 拡 大 に 伴 い 外 国 人 観 光 客 の 消 費 額 が 感 じられないとの 話 が 聞 かれた 一 方 食 料 品 や 増 加 することを 期 待 する 声 が 複 数 の 小 売 関 係 者 生 活 雑 貨 は 底 堅 く 推 移 した 模 様 である から 聞 かれた ( 図 -4) 藤 沢 市 内 の 大 型 小 売 店 販 売 額 の 推 移 8 衣 料 品 食 料 品 家 具 家 電 その 他 販 売 額 合 計 前 年 比 増 減 率 ( 6 4 2 0 寄 与 -2 度 ) -4 % -6-8 1-3 2009 4-6 7-9 10-12 1-3 2010 4-6 7-9 10-12 1-3 2011 4-6 7-9 10-12 1-3 2012 四 半 期 / 年 -9-4-6 7-9 10-12 1-3 2013 4-6 7-9 10-12 1-3 2014 4-6 7-8 資 料 出 所 : 神 奈 川 県 統 計 センター

Ⅲ. 消 費 の 動 向 Ⅳ. 住 宅 建 設 の 動 向 新 設 住 宅 着 工 戸 数 は 減 少 に 転 じる 神 奈 川 県 内 及 び 藤 沢 市 内 における 新 設 住 宅 着 工 戸 数 の 推 移 をみると( 図 -5) 神 奈 川 県 内 は 4~6 月 期 が 前 年 同 期 比 -28.5% 続 く7~ 8 月 期 も 同 -20.0%と 前 年 水 準 を 大 幅 に 下 回 る 推 移 が 続 いた 利 用 関 係 別 ( 注 )にみると いずれも 前 年 水 準 を 下 回 る 推 移 が 続 いた とりわ け 分 譲 は 前 年 水 準 を 大 幅 に 下 回 る 推 移 が 続 いた 一 方 藤 沢 市 内 の 新 設 住 宅 着 工 戸 数 をみると 4~6 月 期 は 前 年 同 期 比 +34.0%と 前 年 水 準 を 大 幅 に 上 回 ったものの 続 く7~8 月 期 は 同 -1.1%と 減 少 に 転 じた 利 用 関 係 別 にみる と 分 譲 が 比 較 的 堅 調 であった ただし 市 域 の 建 設 関 係 者 の 話 では 4 月 以 降 住 宅 の 受 注 は 大 きく 落 ち 込 んでおり 戸 建 て 分 譲 住 宅 では 売 れ 残 り 物 件 も 散 見 されるという 一 方 資 材 や 人 件 費 の 上 昇 などから 受 注 金 額 は 緩 やかに 上 昇 してい る 模 様 である なお 2015 年 10 月 に 予 定 されている 消 費 税 率 の 再 度 の 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 を 見 込 み 藤 沢 駅 周 辺 などの 一 部 地 域 でマンション 開 発 を 進 める 動 きがみられる 2014 年 度 下 期 については 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 が 続 くなかで 建 設 費 用 の 上 昇 がみられるこ とから 市 域 の 住 宅 需 要 は 弱 含 むとみられる も っとも 雇 用 情 勢 の 改 善 や 低 水 準 な 住 宅 ローン 金 利 など 住 宅 取 得 を 取 り 巻 く 環 境 が 引 き 続 き 良 好 な 状 態 を 維 持 するとみられるほか 消 費 税 率 の 再 度 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 み 需 要 を 見 込 んだ 動 き もみられ 始 めていることから 市 域 の 住 宅 着 工 戸 数 は 総 じて 底 堅 く 推 移 すると 予 想 される ( 注 ) 新 設 住 宅 着 工 戸 数 の 利 用 関 係 別 分 類 において 持 家 とは 建 築 主 が 自 分 で 居 住 する 目 的 で 建 築 する 住 宅 のことであり 貸 家 とは 建 築 主 が 賃 貸 する 目 的 で 建 築 する 住 宅 のことである また 分 譲 とは 建 築 主 が 建 て 売 り 又 は 分 譲 の 目 的 で 建 築 する 一 戸 建 住 宅 あるいはマンションのことである ( 図 -5) 住 宅 着 工 戸 数 の 推 移 前 年 比 増 減 率 120 100 80 60 40 20 0 % -20-40 -60 神 奈 川 県 藤 沢 市 -80 1-3 2009 4-6 7-9 10-12 1-3 2010 4-6 7-9 10-12 1-3 2011 4-6 7-9 10-12 1-3 2012 四 半 期 / 年 4-6 7-9 10-12 1-3 2013 4-6 7-9 10-12 1-3 2014 4-6 7-8 資 料 出 所 : 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 情 報 管 理 部 建 設 統 計 室 -10-

Ⅴ. 雇 用 の 動 向 Ⅴ. 雇 用 の 動 向 有 効 求 人 倍 率 は 上 昇 が 続 く 最 近 の 雇 用 動 向 について 全 国 の 有 効 求 人 倍 率 ( 季 調 済 )の 推 移 をみると( 図 -6) 4 月 から 6 月 にかけて 上 昇 したものの 6 月 から8 月 にか けては1.10 倍 と 横 ばいが 続 いた 神 奈 川 県 の 有 効 求 人 倍 率 ( 季 調 済 )も 4 月 か ら7 月 にかけて 上 昇 したものの 8 月 は0.86 倍 と 前 月 比 横 ばいとなった 藤 沢 市 域 の 有 効 求 人 倍 率 ( 同 図 下 の 注 1を 参 照 )は 5 月 に0.68 倍 と 一 時 的 に 落 ち 込 んだ ものの 6 月 から8 月 にかけては それぞれ 0.71 倍 0.76 倍 0.79 倍 と 上 昇 が 続 いた なお 藤 沢 市 域 における4~8 月 期 の 新 規 求 人 数 は 前 年 同 期 と 比 べて16.9%の 増 加 となっ た 業 種 別 にみると 製 造 業 が 前 年 同 期 と 比 較 し て29.7% 増 加 し 非 製 造 業 もサービス 業 と 医 療 福 祉 を 中 心 に 同 15.9%の 増 加 となった 市 域 の 雇 用 関 係 者 からは 今 期 はパートタイムの 新 規 求 人 数 の 増 加 が 目 立 ち 企 業 が 正 社 員 の 雇 用 に 慎 重 になっている 様 子 であるとの 話 が 聞 かれ た 一 方 新 規 学 卒 者 ( 高 卒 )の 募 集 を 検 討 する 企 業 は 増 加 傾 向 にあり 若 い 労 働 力 を 求 める 動 き が 強 まっているとの 話 も 聞 かれた 2014 年 度 下 期 については 雇 用 情 勢 の 緩 や かな 改 善 が 続 くとみられる 市 域 の 雇 用 関 係 者 か らは 引 き 続 き 新 規 求 人 数 の 増 加 が 見 込 まれるな かで 企 業 が 求 人 条 件 を 見 直 す 動 きが 広 がるので はないかとの 話 が 聞 かれた ( 図 -6) 有 効 求 人 倍 率 の 推 移 1.2 全 国 神 奈 川 県 藤 沢 市 ( 藤 沢 公 共 職 業 安 定 所 管 内 ) 1.1 1.0 0.9 0.8 倍 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 1 2009 4 7 10 1 2010 4 7 10 1 2011 4 7 10 1 2012 月 / 年 4 7 10 1 2013 4 7 10 1 2014 4 7 資 料 出 所 : 厚 生 労 働 省 神 奈 川 労 働 局 藤 沢 公 共 職 業 安 定 所 ( 注 1) 藤 沢 市 の 有 効 求 人 倍 率 の 季 節 調 整 は( 株 ) 浜 銀 総 合 研 究 所 が 施 した ( 注 2) 藤 沢 市 ( 藤 沢 公 共 職 業 安 定 所 管 内 )のデータは 鎌 倉 市 を 含 んでいる -11-

Ⅵ. 企 業 倒 産 の 動 向 Ⅵ. 企 業 倒 産 の 動 向 市 内 の 企 業 倒 産 件 数 は 前 年 同 期 比 で 増 加 神 奈 川 県 及 び 藤 沢 市 における 今 期 の 企 業 倒 産 状 況 ( 負 債 総 額 1,000 万 円 以 上 )をみると まず 神 奈 川 県 全 体 では 倒 産 件 数 が283 件 負 債 総 額 の 合 計 は22,535 百 万 円 となり 1 件 あ たりの 平 均 負 債 総 額 は80 百 万 円 であった 前 年 同 期 と 比 べると 件 数 は-19 件 負 債 総 額 合 計 は -14,936 百 万 円 平 均 負 債 総 額 については -44 百 万 円 であった 次 に 藤 沢 市 内 の 今 期 の 倒 産 件 数 は8 件 負 債 総 額 の 合 計 は1,324 百 万 円 1 件 あたりの 平 均 負 債 総 額 は166 百 万 円 であった 前 年 同 期 と 比 べると 件 数 は+3 件 負 債 総 額 合 計 は+840 百 万 円 平 均 負 債 総 額 は+69 百 万 円 となった なお 倒 産 件 数 の 内 訳 を 業 種 別 にみると 全 8 件 のうち サービス 業 が3 件 製 造 業 と 小 売 業 それぞれ2 件 卸 売 業 が1 件 であった 2014 年 度 下 期 について 市 域 企 業 の 受 注 や 資 金 繰 りの 見 通 しは 比 較 的 堅 調 であり 景 況 感 の 見 通 しには 総 じて 底 堅 さがうかがえる また 県 内 の 景 気 も 次 第 に 持 ち 直 していくと 予 想 される ことから 藤 沢 市 内 の 企 業 倒 産 件 数 は 低 水 準 での 横 ばい 推 移 が 見 込 まれる ( 表 -1) 倒 産 推 移 ( 負 債 総 額 1,000 万 円 以 上 ) ( 件 数 : 件 負 債 総 額 : 百 万 円 ) 2011 年 度 神 奈 川 県 藤 沢 市 神 奈 川 県 藤 沢 市 2013 年 度 件 数 負 債 総 額 件 数 負 債 総 額 件 数 負 債 総 額 件 数 負 債 総 額 2011 年 4 月 52 7,399 2 210 2013 年 4 月 47 7,476 1 95 2011 年 5 月 49 7,299 4 160 2013 年 5 月 60 8,912 0 0 2011 年 6 月 48 4,420 3 195 2013 年 6 月 43 4,291 2 20 2011 年 7 月 74 6,639 3 166 2013 年 7 月 57 8,938 0 0 2011 年 8 月 61 194,925 2 122 2013 年 8 月 48 4,244 0 0 2011 年 9 月 49 3,817 2 214 2013 年 9 月 47 3,610 2 369 年 度 上 期 計 333 224,499 16 1,067 年 度 上 期 計 302 37,471 5 484 2011 年 10 月 67 4,676 2 23 2013 年 10 月 61 5,290 2 539 2011 年 11 月 53 14,529 1 10 2013 年 11 月 54 4,324 3 58 2011 年 12 月 53 2,771 2 29 2013 年 12 月 25 3,827 2 73 2012 年 1 月 43 14,529 1 10 2014 年 1 月 41 5,222 0 0 2012 年 2 月 47 4,718 2 92 2014 年 2 月 56 5,249 0 0 2012 年 3 月 67 7,337 2 111 2014 年 3 月 46 2,636 2 28 年 度 下 期 計 330 48,560 10 275 年 度 下 期 計 283 26,548 9 698 年 度 計 663 273,059 26 1,342 年 度 計 585 64,019 14 1,182 2012 年 度 神 奈 川 県 藤 沢 市 神 奈 川 県 藤 沢 市 2014 年 度 件 数 負 債 総 額 件 数 負 債 総 額 件 数 負 債 総 額 件 数 負 債 総 額 2012 年 4 月 49 7,223 3 342 2014 年 4 月 44 4,797 2 167 2012 年 5 月 65 9,441 1 100 2014 年 5 月 38 3,541 0 0 2012 年 6 月 41 7,275 1 10 2014 年 6 月 59 3,632 1 20 2012 年 7 月 52 4,481 1 902 2014 年 7 月 52 3,853 1 35 2012 年 8 月 66 16,176 4 40 2014 年 8 月 54 4,203 1 10 2012 年 9 月 53 9,089 2 49 2014 年 9 月 36 2,509 3 1,092 年 度 上 期 計 326 53,685 12 1,443 年 度 上 期 計 283 22,535 8 1,324 2012 年 10 月 36 2,777 1 68 2012 年 11 月 55 8,654 1 850 2012 年 12 月 58 5,277 6 363 2013 年 1 月 54 7,544 1 46 2013 年 2 月 49 4,661 0 0 2013 年 3 月 38 4,206 1 350 年 度 下 期 計 290 33,119 10 1,677 年 度 計 616 86,804 22 3,120 資 料 出 所 : 帝 国 データバンク -12-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 Ⅶ. 調 査 の 結 果 1. 調 査 の 概 要 (1) 調 査 の 目 的 わが 国 の 現 在 の 経 済 情 勢 下 における 藤 沢 市 域 の 景 気 動 向 を 把 握 し 行 政 による 産 業 施 策 等 の 推 進 ならびに 企 業 の 経 営 または 事 業 展 開 に 資 することを 目 的 とする (2) 調 査 対 象 企 業 (3) 調 査 時 期 2014 年 9 月 実 施 (4) 回 答 企 業 の 業 種 別 規 模 別 区 分 回 答 企 業 の 業 種 別 規 模 別 区 分 は 下 表 の 通 り である 市 内 で 工 業 商 業 建 設 業 サービス 業 の 事 業 活 動 を 行 う350 社 回 答 企 業 172 社 ( 回 収 率 49.1%) ( 表 -2) 業 種 別 規 模 別 回 答 企 業 の 内 訳 ( 社 ) 区 分 回 収 数 合 計 大 中 堅 中 小 全 産 業 172 31 141 製 造 業 92 20 72 食 料 品 9 0 9 パルプ 紙 印 刷 6 0 6 化 学 プラスチック 7 1 6 金 属 製 品 26 3 23 一 般 機 械 10 3 7 電 気 機 械 16 4 12 輸 送 機 械 12 8 4 そ の 他 6 1 5 非 製 造 業 80 11 69 建 設 業 17 1 16 運 輸 業 6 0 6 卸 売 業 7 0 7 小 売 業 21 9 12 不 動 産 業 10 0 10 サービス 業 17 1 16 そ の 他 2 0 2 ( 注 ) 中 小 企 業 については 製 造 業 建 設 業 運 輸 業 不 動 産 業 では 資 本 金 3 億 円 以 下 卸 売 業 では 資 本 金 1 億 円 以 下 小 売 業 飲 食 店 サービス 業 では 資 本 金 5 千 万 円 以 下 の 企 業 とし これら 中 小 企 業 以 外 を 大 中 堅 企 業 とした -13-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 2. 調 査 結 果 (1) 業 況 2014 年 9 月 調 査 時 点 のD.I. 値 をみると 製 造 業 は 15%ポイントと 前 回 調 査 に 比 べて 悪 い 超 幅 が7%ポイント 縮 小 した 非 製 造 業 は 34%ポイントと 前 回 調 査 に 比 べて 悪 い 超 幅 が9% ポイント 拡 大 した 2015 年 3 月 の 予 想 をみると 製 造 業 非 製 造 業 ともにほぼ 横 ばいとなる 見 通 しである ( 表 -3) 業 況 判 断 (D.I., 業 況 が 良 い マイナス 悪 い,%ポイント) -14-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 (2) 売 上 高 など 1 売 上 動 向 ( 前 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I 値 をみると 製 造 業 は 10%ポイントと 前 期 に 比 べ て7%ポイント 低 下 した 非 製 造 業 は 33%ポイントと 前 期 に 比 べて11%ポイント 低 下 した 下 期 の 予 想 をみると 製 造 業 は20%ポイント 非 製 造 業 は9%ポイントそれぞれ 上 昇 する 見 通 しで ある ( 表 -4) 売 上 動 向 の 判 断 (B.S.I., 売 上 高 が 増 加 マイナス 減 少,%ポイント) 2012 年 度 2013 年 度 2013 年 度 2014 年 度 2014 年 度 区 分 下 期 実 績 上 期 実 績 下 期 実 績 上 期 実 績 見 込 み 下 期 予 想 ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) 全 産 業 45 28 13 21 5 製 造 業 53 33 3 10 10 食 料 品 50 14 60 56 11 パルプ 紙 印 刷 25 57 50 33 33 化 学 プラスチック 0 25 57 43 29 金 属 製 品 48 32 22 16 4 一 般 機 械 72 40 28 30 30 電 気 機 械 80 26 6 25 13 輸 送 機 械 50 30 0 25 33 非 製 造 業 36 23 22 33 24 建 設 業 31 12 5 0 6 運 輸 業 20 57 50 83 83 卸 売 業 12 15 29 14 29 小 売 業 60 40 45 57 30 サービス 業 50 25 21 47 57 2 売 上 動 向 ( 前 年 同 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I. 値 をみると 製 造 業 は6%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいとなった 非 製 造 業 も 25%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいであった 下 期 の 予 想 をみると 製 造 業 非 製 造 業 ともに7%ポイントの 低 下 となる 見 通 しである ( 表 -5) 売 上 動 向 の 判 断 (B.S.I.は%ポイント その 他 は%) 2013 年 度 2013 年 度 下 期 実 績 2014 年 度 上 期 見 込 み 2014 年 度 下 期 予 想 区 分 上 期 ( 対 前 年 同 期 比 ) ( 対 前 年 同 期 比 ) ( 対 前 年 同 期 比 ) B.S.I. 増 加 不 変 減 少 B.S.I. 増 加 不 変 減 少 B.S.I. 増 加 不 変 減 少 B.S.I. 全 産 業 22 33 29 38 5 29 33 37 8 23 39 38 15 製 造 業 24 39 29 32 7 38 30 32 6 31 37 32 1 食 料 品 0 22 11 67 45 44 11 44 0 33 11 56 23 パルプ 紙 印 刷 67 17 33 50 33 17 50 33 16 17 0 83 66 化 学 プラスチック 29 29 57 14 15 29 29 43 14 14 71 14 0 金 属 製 品 45 31 38 31 0 19 54 27 8 19 58 23 4 一 般 機 械 0 70 20 10 60 70 10 20 50 60 20 20 40 電 気 機 械 12 31 25 44 13 31 19 50 19 20 40 40 20 輸 送 機 械 23 83 8 8 75 67 17 17 50 50 25 25 25 大 中 堅 企 業 36 70 20 10 60 55 35 10 45 60 20 20 40 中 小 企 業 37 31 32 38 7 33 29 38 5 23 42 35 12 非 製 造 業 21 25 29 46 21 19 37 44 25 14 41 46 32 建 設 業 11 29 59 12 17 18 71 12 6 12 59 29 17 運 輸 業 50 0 17 83 83 0 33 67 67 0 17 83 83 卸 売 業 0 43 29 29 14 43 29 29 14 29 29 43 14 小 売 業 35 20 15 65 45 10 24 67 57 14 38 48 34 サービス 業 37 29 18 53 24 19 31 50 31 6 38 56 50 大 中 堅 企 業 25 20 20 60 40 9 9 82 73 18 27 55 37 中 小 企 業 20 26 30 43 17 21 41 38 17 13 43 44 31-15-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 3 受 注 動 向 ( 前 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I. 値 をみると 製 造 業 は6%ポイントと 前 期 に 比 べて 10%ポイント 上 昇 した 非 製 造 業 は12%ポイントと 前 期 に 比 べて7%ポイント 上 昇 した 下 期 の 予 想 をみると 製 造 業 非 製 造 業 ともほぼ 横 ばいとなる 見 通 しである ( 表 -6) 受 注 動 向 の 判 断 (B.S.I., 受 注 高 が 増 加 マイナス 減 少,%ポイント) 2012 年 度 2013 年 度 2013 年 度 2014 年 度 2014 年 度 区 分 下 期 実 績 上 期 実 績 下 期 実 績 上 期 実 績 見 込 み 下 期 予 想 ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) 全 産 業 50 20 5 4 6 製 造 業 52 23 4 6 8 食 料 品 50 0 50 12 12 パルプ 紙 印 刷 25 80 50 33 33 化 学 プラスチック 29 0 57 29 29 金 属 製 品 40 18 23 19 8 一 般 機 械 72 20 0 50 20 電 気 機 械 87 20 0 6 0 輸 送 機 械 50 30 11 50 33 非 製 造 業 31 13 5 12 13 建 設 業 31 13 5 12 13 4 生 産 動 向 ( 前 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I. 値 をみると 製 造 業 は4%ポイントと 前 期 に 比 べて 8%ポイント 上 昇 し 増 加 超 に 転 じた 非 製 造 業 も6%ポイントと 前 期 に 比 べて11%ポイント 上 昇 し 増 加 超 に 転 じた 下 期 の 予 想 をみると 製 造 業 は12%ポイントの 上 昇 非 製 造 業 は 横 ばいとなる 見 通 しである ( 表 -7) 生 産 動 向 の 判 断 (B.S.I., 生 産 高 が 増 加 マイナス 減 少,%ポイント) 2012 年 度 2013 年 度 2013 年 度 2014 年 度 2014 年 度 区 分 下 期 実 績 上 期 実 績 下 期 実 績 上 期 実 績 見 込 み 下 期 予 想 ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) 全 産 業 48 23 6 2 13 製 造 業 51 26 4 4 16 食 料 品 50 17 50 12 25 パルプ 紙 印 刷 25 40 50 50 33 化 学 プラスチック 17 0 57 29 29 金 属 製 品 40 25 24 12 4 一 般 機 械 72 40 0 56 33 電 気 機 械 73 20 6 13 13 輸 送 機 械 50 30 11 50 33 非 製 造 業 25 18 5 6 6 建 設 業 25 18 5 6 6-16-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 5 販 売 価 格 動 向 ( 前 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I. 値 をみると 製 造 業 は 16%ポイントと 前 期 に 比 べて13%ポイント 上 昇 した 非 製 造 業 は0%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいとなった 下 期 の 予 想 を みると 製 造 業 はほぼ 横 ばい 非 製 造 業 は10%ポイントの 低 下 となる 見 通 しである ( 表 -8) 販 売 価 格 動 向 の 判 断 区 全 産 業 製 造 業 (B.S.I., 販 売 価 格 が 上 昇 マイナス 低 下,%ポイント) 2012 年 度 2013 年 度 2013 年 度 2014 年 度 2014 年 度 下 期 実 績 上 期 実 績 下 期 実 績 上 期 実 績 見 込 み 下 期 予 想 ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) 39 28 15 9 12 43 40 29 16 14 食 料 品 33 29 0 11 22 パルプ 紙 印 刷 75 43 50 33 33 化 学 プラスチック 29 25 0 15 0 金 属 製 品 48 42 18 19 12 一 般 機 械 29 40 29 10 0 電 気 機 械 67 53 47 32 27 輸 送 機 械 20 20 44 0 17 非 製 造 業 分 33 12 2 0 10 建 設 業 42 31 6 12 0 卸 売 業 38 43 0 0 15 小 売 業 20 5 10 19 20 (3) 経 常 利 益 ( 前 年 同 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I. 値 をみると 製 造 業 は 4%ポイントと 前 期 に 比 べ て6%ポイント 低 下 し 減 少 超 に 転 じた 非 製 造 業 は 29%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいであ った 下 期 の 予 想 をみると 製 造 業 非 製 造 業 ともにほぼ 横 ばいとなる 見 通 しである ( 表 -9) 経 常 利 益 の 実 績 および 今 後 の 見 通 し (B.S.I.は%ポイント その 他 は%) 2013 年 度 2013 年 度 下 期 実 績 2014 年 度 上 期 見 込 み 2014 年 度 下 期 予 想 区 分 上 期 ( 対 前 年 同 期 比 ) ( 対 前 年 同 期 比 ) ( 対 前 年 同 期 比 ) B.S.I. 増 加 不 変 減 少 B.S.I. 増 加 不 変 減 少 B.S.I. 増 加 不 変 減 少 B.S.I. 31 29 31 40 11 25 34 41 16 24 39 38 14 製 造 業 34 37 28 35 2 33 30 37 4 32 36 32 0 食 料 品 40 11 11 78 67 33 22 44 11 44 22 33 11 パルプ 紙 印 刷 67 17 17 67 50 0 50 50 50 17 0 83 66 化 学 プラスチック 0 29 57 14 15 29 29 43 14 14 71 14 0 金 属 製 品 55 27 46 27 0 23 42 35 12 19 50 31 12 一 般 機 械 0 90 10 0 90 50 20 30 20 60 30 10 50 電 気 機 械 30 31 19 50 19 25 25 50 25 27 33 40 13 輸 送 機 械 45 67 17 17 50 58 17 25 33 42 25 33 9 大 中 堅 企 業 14 70 25 5 65 45 35 20 25 50 20 30 20 中 小 企 業 45 28 29 43 15 29 29 42 13 27 41 32 5 非 製 造 業 28 21 33 46 25 17 37 46 29 14 42 44 30 建 設 業 17 18 65 18 0 18 65 18 0 12 65 24 12 運 輸 業 50 0 33 67 67 0 33 67 67 0 17 83 83 卸 売 業 43 14 29 57 43 29 29 43 14 29 29 43 14 小 売 業 42 19 24 57 38 14 33 52 38 19 33 48 29 サービス 業 11 33 27 40 7 13 40 47 34 7 50 43 36 大 中 堅 企 業 37 9 36 55 46 18 18 64 46 18 27 55 37 中 小 企 業 27 22 33 45 23 16 40 43 27 14 44 42 28 全 産 業 -17-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 (4) 設 備 投 資 1 設 備 の 過 不 足 状 況 ( 前 期 比 ) 2014 年 9 月 調 査 時 点 のD.I. 値 について 製 造 業 は 13%ポイントと 前 回 調 査 に 比 べて10% ポイント 低 下 した 非 製 造 業 は 前 回 調 査 比 ほぼ 横 ばいであった 2015 年 3 月 の 予 想 をみると 製 造 業 非 製 造 業 ともにほぼ 横 ばいとなる 見 通 しである ( 表 -10) 設 備 の 過 不 足 状 況 の 判 断 区 全 産 業 製 造 業 (D.I., 設 備 が 過 剰 マイナス 不 足,%ポイント) 2013 年 2013 年 2014 年 2014 年 2015 年 3 月 末 9 月 末 3 月 末 9 月 末 3 月 末 実 績 実 績 実 績 実 績 見 込 み 予 想 3 9 4 10 9 5 7 3 13 14 食 料 品 17 14 20 0 0 パルプ 紙 印 刷 0 29 0 17 17 化 学 プラスチック 0 25 0 14 14 金 属 製 品 5 0 0 24 20 一 般 機 械 15 0 15 10 10 電 気 機 械 7 27 18 20 20 輸 送 機 械 40 30 22 8 9 非 製 造 業 分 13 10 7 8 4 建 設 業 0 6 6 6 6 運 輸 業 0 0 0 0 0 卸 売 業 13 29 14 14 14 小 売 業 16 9 16 14 14 サービス 業 33 25 11 13 0 2 設 備 投 資 動 向 ( 前 年 同 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I. 値 をみると 製 造 業 は2%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいとなった 非 製 造 業 も9%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいであった 下 期 の 予 想 をみると 製 造 業 はほぼ 横 ばい 非 製 造 業 は7%ポイントの 低 下 となる 見 通 しである ( 表 -11) 設 備 投 資 の 実 績 および 今 後 の 見 通 し (B.S.I.は%ポイント その 他 は%) 2013 年 度 2013 年 度 下 期 実 績 2014 年 度 上 期 見 込 み 2014 年 度 下 期 予 想 区 分 上 期 ( 対 前 年 同 期 比 ) ( 対 前 年 同 期 比 ) ( 対 前 年 同 期 比 ) B.S.I. 増 加 不 変 減 少 B.S.I. 増 加 不 変 減 少 B.S.I. 増 加 不 変 減 少 B.S.I. 6 18 69 13 5 18 69 13 5 15 71 14 1 製 造 業 11 18 69 13 5 16 70 14 2 13 73 13 0 食 料 品 0 25 63 13 12 13 63 25 12 0 75 25 25 パルプ 紙 印 刷 17 0 83 17 17 17 83 0 17 0 83 17 17 化 学 プラスチック 0 14 86 0 14 14 71 14 0 0 100 0 0 金 属 製 品 32 15 77 8 7 15 73 12 3 19 69 12 7 一 般 機 械 0 20 70 10 10 40 60 0 40 40 60 0 40 電 気 機 械 5 19 63 19 0 13 69 19 6 7 73 20 13 輸 送 機 械 0 33 42 25 8 9 64 27 18 18 64 18 0 大 中 堅 企 業 15 25 65 10 15 16 74 11 5 26 58 16 10 中 小 企 業 15 15 70 14 1 15 69 15 0 10 77 13 3 非 製 造 業 0 18 70 12 6 21 67 12 9 17 68 15 2 建 設 業 16 12 76 12 0 12 82 6 6 0 88 12 12 運 輸 業 0 0 80 20 20 0 80 20 20 0 80 20 20 卸 売 業 0 0 86 14 14 0 86 14 14 14 57 29 15 小 売 業 0 25 55 20 5 25 55 20 5 25 55 20 5 サービス 業 5 27 67 7 20 27 60 13 14 14 71 14 0 大 中 堅 企 業 8 36 45 18 18 18 55 27 9 45 45 9 36 中 小 企 業 2 15 74 11 4 22 69 9 13 13 72 16 3 全 産 業 -18-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 3 設 備 投 資 の 目 的 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みについて 製 造 業 は1 位 更 新 維 持 補 修 2 位 合 理 化 省 力 化 3 位 増 産 拡 販 と2013 年 度 下 期 実 績 と 同 様 の 順 位 であった 非 製 造 業 は1 位 更 新 維 持 補 修 同 率 の2 位 に 合 理 化 省 力 化 と 増 産 拡 販 が 並 んだ 2014 年 度 下 期 の 計 画 について 製 造 業 は1 位 更 新 維 持 補 修 2 位 合 理 化 省 力 化 3 位 増 産 拡 販 と2014 年 度 上 期 実 績 見 込 みと 同 様 の 順 位 であった 非 製 造 業 も 1 位 更 新 維 持 補 修 2 位 合 理 化 省 力 化 3 位 増 産 拡 販 と2014 年 度 上 期 実 績 見 込 みと 同 様 の 順 位 となった ( 表 -12) 設 備 投 資 目 的 別 実 績 及 び 見 込 み 製 造 業 ( 回 答 社 数 構 成 比 単 位 :%) 1 位 2 位 3 位 2013 年 度 下 期 更 新 維 持 補 修 合 理 化 省 力 化 増 産 拡 販 実 績 (62.2) (20.7) (11.0) 2014 年 度 上 期 更 新 維 持 補 修 合 理 化 省 力 化 増 産 拡 販 実 績 見 込 み (60.5) (22.1) (10.5) 2014 年 度 下 期 更 新 維 持 補 修 合 理 化 省 力 化 増 産 拡 販 計 画 (58.1) (23.3) (10.5) 非 製 造 業 ( 回 答 社 数 構 成 比 単 位 :%) 1 位 2 位 3 位 2013 年 度 下 期 更 新 維 持 補 修 合 理 化 省 力 化 増 産 拡 販 実 績 (68.6) (15.7) (11.8) 2014 年 度 上 期 更 新 維 持 補 修 合 理 化 省 力 化 増 産 拡 販 実 績 見 込 み (69.4) (14.3) (14.3) 2014 年 度 下 期 更 新 維 持 補 修 合 理 化 省 力 化 増 産 拡 販 計 画 (73.9) (13.0) (10.9) -19-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 (5)その 他 1 製 商 品 在 庫 水 準 ( 前 期 比 ) 2014 年 9 月 調 査 時 点 のD.I. 値 について 製 造 業 は 4%ポイントと 前 回 調 査 比 ほぼ 横 ばいであっ た 非 製 造 業 は7%ポイントと 前 回 調 査 に 比 べて5%ポイント 上 昇 した 2015 年 3 月 の 予 想 をみ ると 製 造 業 非 製 造 業 ともにほぼ 横 ばいとなる 見 通 しである ( 表 -13) 製 商 品 在 庫 水 準 の 判 断 区 全 産 業 製 造 業 (D.I., 製 品 在 庫 が 過 大 マイナス 不 足,%ポイント) 2013 年 2013 年 2014 年 2014 年 2015 年 3 月 末 9 月 末 3 月 末 9 月 末 3 月 末 実 績 実 績 実 績 実 績 見 込 み 予 想 2 2 0 1 2 5 2 1 4 1 食 料 品 0 14 0 0 0 パルプ 紙 印 刷 0 0 0 0 0 化 学 プラスチック 29 0 0 0 14 金 属 製 品 0 3 5 0 4 一 般 機 械 17 22 0 11 0 電 気 機 械 7 7 12 6 13 輸 送 機 械 20 0 11 0 0 非 製 造 業 分 2 2 2 7 5 建 設 業 9 13 0 7 7 運 輸 業 0 0 0 0 0 卸 売 業 0 4 29 33 17 小 売 業 0 4 0 14 10 サービス 業 7 8 0 0 0 2 雇 用 人 員 水 準 ( 前 期 比 ) 2014 年 9 月 調 査 時 点 のD.I. 値 について 製 造 業 は 25%ポイントと 前 回 調 査 に 比 べて 6%ポイント 低 下 した 非 製 造 業 は 19%ポイントと 前 回 調 査 に 比 べて7%ポイント 上 昇 した 2015 年 3 月 の 予 想 をみると 製 造 業 はほぼ 横 ばい 非 製 造 業 は 横 ばいとなる 見 通 しである ( 表 -14) 雇 用 人 員 の 判 断 区 全 産 業 製 造 業 (D.I., 雇 用 人 員 が 過 剰 マイナス 不 足,%ポイント) 2013 年 2013 年 2014 年 2014 年 2015 年 3 月 末 9 月 末 3 月 末 9 月 末 3 月 末 実 績 実 績 実 績 実 績 見 込 み 予 想 2 16 23 22 20 6 11 19 25 21 食 料 品 0 0 20 0 0 パルプ 紙 印 刷 25 15 17 0 0 化 学 プラスチック 14 25 29 0 14 金 属 製 品 4 18 18 36 24 一 般 機 械 15 20 29 20 20 電 気 機 械 7 20 35 33 33 輸 送 機 械 30 0 0 33 25 非 製 造 業 分 11 22 26 19 19 建 設 業 8 13 6 0 6 運 輸 業 60 57 50 100 80 卸 売 業 13 43 29 14 14 小 売 業 9 14 11 14 14 サービス 業 12 31 58 38 33-20-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 3 資 金 繰 り 状 況 ( 前 期 比 ) 2014 年 9 月 調 査 時 点 のD.I. 値 について 製 造 業 は 17%ポイントと 前 回 調 査 比 ほぼ 横 ばいと なった 非 製 造 業 は 24%ポイントと 前 回 調 査 比 横 ばいとなった 2015 年 3 月 の 予 想 をみると 製 造 業 非 製 造 業 ともにほぼ 横 ばいとなる 見 通 しである ( 表 -15) 資 金 繰 りの 実 績 および 今 後 の 見 通 し (D.I., 資 金 繰 りが 楽 である マイナス 苦 しい,%ポイント) 区 全 産 業 製 造 業 2013 年 2013 年 2014 年 2014 年 2015 年 3 月 末 9 月 末 3 月 末 9 月 末 3 月 末 実 績 実 績 実 績 実 績 見 込 み 予 想 31 29 20 20 20 33 30 16 17 19 食 料 品 33 43 60 67 63 パルプ 紙 印 刷 100 57 33 67 67 化 学 プラスチック 15 0 29 14 0 金 属 製 品 22 32 13 0 8 一 般 機 械 14 20 14 40 30 電 気 機 械 53 53 41 40 33 輸 送 機 械 30 10 0 34 16 非 製 造 業 分 29 29 24 24 22 建 設 業 33 18 0 12 12 運 輸 業 40 43 80 60 80 卸 売 業 0 29 33 15 15 小 売 業 26 14 22 16 16 サービス 業 50 56 37 38 33 4 製 商 品 原 材 料 仕 入 価 格 動 向 ( 前 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I. 値 について 製 造 業 は44%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいであった 非 製 造 業 は60%ポイントと 前 期 に 比 べて16%ポイント 上 昇 した 下 期 の 予 想 を みると 製 造 業 はほぼ 横 ばい 非 製 造 業 では17%ポイントの 低 下 となる 見 通 しである ( 表 -16) 製 商 品 原 材 料 仕 入 価 格 動 向 の 判 断 区 全 産 業 製 造 業 (B.S.I., 製 商 品 原 材 料 仕 入 価 格 が 上 昇 マイナス 低 下,%ポイント) 2012 年 度 2013 年 度 2013 年 度 2014 年 度 2014 年 度 下 期 実 績 上 期 実 績 下 期 実 績 上 期 実 績 見 込 み 下 期 予 想 ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) 25 47 42 50 44 25 44 40 44 45 食 料 品 100 86 100 67 44 パルプ 紙 印 刷 75 57 16 67 67 化 学 プラスチック 29 63 57 0 29 金 属 製 品 17 60 41 34 54 一 般 機 械 0 0 14 40 30 電 気 機 械 20 33 44 56 47 輸 送 機 械 0 0 11 42 33 非 製 造 業 分 26 49 44 60 43 建 設 業 31 50 59 59 47 卸 売 業 13 57 43 57 43 小 売 業 13 35 37 63 50-21-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 5 所 定 外 労 働 時 間 状 況 ( 前 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I. 値 をみると 製 造 業 は18%ポイントと 前 期 に 比 べ て12%ポイント 上 昇 した 非 製 造 業 は4%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいとなった 下 期 の 予 想 をみ ると 製 造 業 は13%ポイントの 低 下 非 製 造 業 はほぼ 横 ばいとなる 見 通 しである ( 表 -17) 所 定 外 労 働 時 間 の 判 断 (B.S.I., 所 定 外 労 働 時 間 が 増 加 マイナス 減 少,%ポイント) 2012 年 度 2013 年 度 2013 年 度 2014 年 度 2014 年 度 区 分 下 期 実 績 上 期 実 績 下 期 実 績 上 期 実 績 見 込 み 下 期 予 想 ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) 全 産 業 20 6 6 11 2 製 造 業 30 10 6 18 5 食 料 品 17 14 20 11 22 パルプ 紙 印 刷 0 14 33 0 0 化 学 プラスチック 14 12 29 14 14 金 属 製 品 26 7 4 11 4 一 般 機 械 72 20 14 50 10 電 気 機 械 27 0 29 25 7 輸 送 機 械 50 40 11 33 33 非 製 造 業 9 0 6 4 0 建 設 業 17 0 18 12 12 運 輸 業 20 14 0 0 20 卸 売 業 12 14 0 15 0 小 売 業 0 4 15 9 15 サービス 業 31 7 0 12 27 6 借 入 金 利 水 準 ( 前 期 比 ) 2014 年 度 上 期 の 実 績 見 込 みにおけるB.S.I. 値 をみると 製 造 業 は3%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいながら 上 昇 超 に 転 じた 非 製 造 業 も0%ポイントと 前 期 比 ほぼ 横 ばいであった 下 期 の 予 想 をみると 製 造 業 はほぼ 横 ばい 非 製 造 業 は6%ポイントの 上 昇 となる 見 通 しである ( 表 -18) 借 入 金 利 水 準 の 判 断 (B.S.I., 借 入 金 利 が 上 昇 マイナス 低 下,%ポイント) 2012 年 度 2013 年 度 2013 年 度 2014 年 度 2014 年 度 区 分 下 期 実 績 上 期 実 績 下 期 実 績 上 期 実 績 見 込 み 下 期 予 想 ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) ( 対 前 期 比 ) 全 産 業 3 4 0 2 5 製 造 業 5 1 0 3 4 食 料 品 0 14 0 22 33 パルプ 紙 印 刷 0 0 17 17 17 化 学 プラスチック 17 0 17 17 17 金 属 製 品 9 4 9 0 0 一 般 機 械 0 10 0 10 10 電 気 機 械 6 14 13 20 13 輸 送 機 械 20 11 25 17 8 非 製 造 業 0 6 2 0 6 建 設 業 15 19 7 12 18 運 輸 業 0 0 0 0 0 卸 売 業 0 29 0 17 17 小 売 業 0 17 6 21 5 サービス 業 13 13 6 13 14-22-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 (6) 経 営 上 の 問 題 点 製 造 業 の1 位 は 前 回 調 査 では2 位 であった 原 材 料 価 格 の 上 昇 となった 原 材 料 価 格 の 上 昇 が1 位 となるのは2008 年 9 月 期 調 査 以 来 6 年 ぶりである 続 く2 位 は 同 率 で 売 上 不 振 と 前 回 調 査 では4 位 であった 施 設 の 狭 隘 老 朽 化 が 入 った 非 製 造 業 は1 位 競 争 激 化 2 位 売 上 不 振 3 位 原 材 料 価 格 の 上 昇 となった ( 表 -19) 経 営 上 の 問 題 点 ( 調 査 時 点 別 ) 製 造 業 ( 回 答 社 数 構 成 比 %) 調 査 時 1 位 2 位 3 位 4 位 5 位 2012 年 売 上 不 振 販 売 請 負 競 争 激 化 施 設 の 狭 隘 原 材 料 価 格 9 月 価 格 の 低 下 老 朽 化 の 上 昇 (19.5) (15.9) (14.6) (7.5) (7.1) 2013 年 売 上 不 振 販 売 請 負 原 材 料 価 格 競 争 激 化 施 設 の 狭 隘 3 月 価 格 の 低 下 の 上 昇 老 朽 化 (25.1) (13.0) (11.2) (9.8) (8.8) 2013 年 売 上 不 振 競 争 激 化 原 材 料 価 格 販 売 請 負 施 設 の 狭 隘 9 月 の 上 昇 価 格 の 低 下 老 朽 化 (19.5) (13.0) (13.0) (12.6) (12.2) 2014 年 売 上 不 振 原 材 料 価 格 販 売 請 負 施 設 の 狭 隘 競 争 激 化 3 月 の 上 昇 価 格 の 低 下 老 朽 化 (17.0) (14.7) (12.1) (11.6) (10.7) 2014 年 原 材 料 価 格 売 上 不 振 施 設 の 狭 隘 競 争 激 化 販 売 請 負 9 月 の 上 昇 老 朽 化 価 格 の 低 下 (13.6) (12.4) (12.4) (10.9) (10.5) 非 製 造 業 ( 回 答 社 数 構 成 比 %) 調 査 時 1 位 2 位 3 位 4 位 5 位 2012 年 売 上 不 振 競 争 激 化 販 売 請 負 人 件 費 の 従 業 員 の 9 月 価 格 の 低 下 増 大 確 保 難 (24.0) (22.1) (15.2) (7.8) (6.9) 2013 年 競 争 激 化 売 上 不 振 販 売 請 負 施 設 の 狭 隘 人 件 費 の 3 月 価 格 の 低 下 老 朽 化 増 大 (21.5) (20.0) (17.5) (11.0) (7.0) 2013 年 競 争 激 化 売 上 不 振 販 売 請 負 施 設 の 狭 隘 原 材 料 価 格 9 月 価 格 の 低 下 老 朽 化 の 上 昇 (20.8) (19.8) (13.5) (12.0) (9.9) 2014 年 売 上 不 振 競 争 激 化 原 材 料 価 格 販 売 請 負 従 業 員 の 3 月 の 上 昇 価 格 の 低 下 確 保 難 (18.5) (18.5) (13.0) (9.3) (8.8) 2014 年 競 争 激 化 売 上 不 振 原 材 料 価 格 施 設 の 狭 隘 人 件 費 の 9 月 の 上 昇 老 朽 化 増 大 (20.3) (18.4) (14.6) (9.0) (8.5) -23-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 ( 表 -20) 経 営 上 の 問 題 点 ( 主 要 業 種 別 ) ( 回 答 社 数 構 成 比 %) 区 分 1 位 2 位 3 位 4 位 5 位 原 材 料 価 格 売 上 不 振 施 設 の 狭 隘 競 争 激 化 販 売 請 負 製 造 業 の 上 昇 老 朽 化 価 格 の 低 下 (13.6) (12.4) (12.4) (10.9) (10.5) 原 材 料 価 格 売 上 不 振 販 売 請 負 競 争 激 化 人 件 費 の 食 料 品 の 上 昇 価 格 の 低 下 増 大 (23.1) (15.4) (11.5) (7.7) (7.7) 競 争 激 化 売 上 不 振 販 売 請 負 原 材 料 価 格 人 件 費 の ハ ルフ 紙 印 刷 価 格 の 低 下 の 上 昇 増 大 (31.2) (12.5) (12.5) (12.5) (6.3) 売 上 不 振 競 争 激 化 施 設 の 狭 隘 原 材 料 価 格 従 業 員 の 化 学 フ ラスチック 老 朽 化 の 上 昇 確 保 難 (16.7) (16.7) (16.7) (11.1) (11.1) 施 設 の 狭 隘 原 材 料 価 格 売 上 不 振 従 業 員 の 設 備 能 力 金 属 製 品 老 朽 化 の 上 昇 確 保 難 の 不 足 (20.5) (12.3) (11.0) (9.6) (8.2) 競 争 激 化 売 上 不 振 施 設 の 狭 隘 販 売 請 負 人 件 費 の 一 般 機 械 老 朽 化 価 格 の 低 下 増 大 (17.2) (13.8) (13.8) (10.3) (10.3) 売 上 不 振 販 売 請 負 原 材 料 価 格 競 争 激 化 人 件 費 の 電 気 機 械 価 格 の 低 下 の 上 昇 増 大 (17.4) (15.2) (13.0) (8.7) (8.7) 人 件 費 の 原 材 料 価 格 販 売 請 負 従 業 員 の 競 争 激 化 輸 送 機 械 増 大 の 上 昇 価 格 の 低 下 確 保 難 (18.2) (15.2) (12.1) (12.1) (9.1) 競 争 激 化 売 上 不 振 原 材 料 価 格 施 設 の 狭 隘 人 件 費 の 非 製 造 業 の 上 昇 老 朽 化 増 大 (20.3) (18.4) (14.6) (9.0) (8.5) 競 争 激 化 原 材 料 価 格 販 売 請 負 従 業 員 の 人 件 費 の 建 設 業 の 上 昇 価 格 の 低 下 確 保 難 増 大 (23.3) (18.6) (14.0) (14.0) (9.3) 売 上 不 振 人 件 費 の 原 材 料 価 格 従 業 員 の 競 争 激 化 運 輸 業 増 大 の 上 昇 確 保 難 (31.2) (18.8) (18.8) (18.8) (6.3) 人 件 費 の 売 上 不 振 競 争 激 化 施 設 の 狭 隘 販 売 請 負 卸 売 業 増 大 老 朽 化 価 格 の 低 下 (25.0) (18.8) (18.8) (12.5) (6.3) 競 争 激 化 売 上 不 振 施 設 の 狭 隘 原 材 料 価 格 人 件 費 の 小 売 業 老 朽 化 の 上 昇 増 大 (25.8) (22.6) (12.9) (9.7) (8.1) 売 上 不 振 原 材 料 価 格 競 争 激 化 施 設 の 狭 隘 従 業 員 の サービス 業 の 上 昇 老 朽 化 確 保 難 (20.9) (18.6) (14.0) (11.6) (9.3) -24-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 (7) 消 費 税 率 引 き 上 げ 後 の 事 業 の 状 況 と 対 策 等 について 今 回 調 査 では 2014 年 4 月 1 日 に 消 費 税 率 が5%から8%に 引 き 上 げられたことを 受 けて 回 答 企 業 における 税 率 引 き 上 げ 後 の 事 業 の 状 況 と 対 応 策 等 について 尋 ねた まず 消 費 税 率 引 き 上 げによる 事 業 への 影 響 について 尋 ねたところ どちらともいえない と 回 答 した 企 業 が 全 170 社 中 98 社 (57.6%)に 上 った 一 方 マイナスの 影 響 が 大 きかっ た と 回 答 した 企 業 は61 社 (35.9%) プラスの 影 響 が 大 きかった と 回 答 した 企 業 は 2 社 (1.2%)であった また わからない と 回 答 した 企 業 は9 社 (5.3%)であった 消 費 税 率 引 き 上 げによる マイナスの 影 響 が 大 きかった と 回 答 した 企 業 全 61 社 に 対 して 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 見 通 しと 比 較 した 影 響 の 度 合 いを 尋 ねたところ 想 定 より 影 響 が 大 きい と 回 答 した 企 業 が31 社 (50.8%)で 最 も 多 かった 一 方 ほぼ 想 定 通 り と 回 答 した 企 業 は 29 社 (47.5%) わからない と 回 答 した 企 業 は1 社 (1.6%)であった 同 じく 消 費 税 率 引 き 上 げによる マイナスの 影 響 が 大 きかった と 回 答 した 企 業 全 61 社 に 対 し て 特 に 影 響 が 大 きかった 事 象 について 尋 ねたところ 売 上 の 減 少 と 回 答 した 企 業 が37 社 (60.7%)と 最 も 多 く 仕 入 原 価 経 費 の 増 加 (18 社 29.5%) 価 格 競 争 の 激 化 (15 社 24.6%)などが 続 いた また 同 じく 消 費 税 率 引 き 上 げによる マイナスの 影 響 が 大 きかった と 回 答 した 企 業 全 61 社 に 対 して 売 上 の 回 復 が 見 込 まれる 時 期 について 尋 ねたところ わからない と 回 答 した 企 業 が 30 社 (49.2%)と 最 も 多 く 以 下 2015 年 4 月 以 降 (13 社 21.3%) 2014 年 度 下 期 中 (9 社 14.8%) 売 上 への 影 響 はなかった (5 社 8.2%) すでに 回 復 している (3 社 4.9%)となった 次 に 消 費 税 率 引 き 上 げ 分 の 製 商 品 サービス 価 格 への 転 嫁 状 況 について 尋 ねたところ すべ て 転 嫁 できている と 回 答 した 企 業 が 全 168 社 中 106 社 (63.1%)と 最 も 多 く 一 部 転 嫁 できている と 回 答 した 企 業 も41 社 (24.4%)となった 一 方 まったく 転 嫁 できてい ない と 回 答 した 企 業 は21 社 (12.5%)であった また 消 費 税 率 引 き 上 げへの 対 策 として 実 際 に 取 り 組 んだ 施 策 について 尋 ねたところ 増 税 分 の 販 売 価 格 への 転 嫁 と 回 答 した 企 業 が 全 165 社 中 65 社 (39.4%)と 最 も 多 く 仕 入 原 価 経 費 の 削 減 (30 社 18.2%) 生 産 販 売 業 務 効 率 の 向 上 (コスト 削 減 以 外 ) (29 社 17.6%)などが 続 いた 最 後 に 2014 年 4 月 に 実 施 された 消 費 税 率 引 き 上 げによる 影 響 と 比 較 して 2015 年 10 月 に 予 定 されている 消 費 税 率 の 再 度 引 き 上 げの 影 響 がどの 程 度 になると 見 込 まれるかについ て 尋 ねたところ より 大 きな 影 響 がある と 回 答 した 企 業 が 全 169 社 中 63 社 (37.3%) と 最 も 多 く 同 程 度 の 影 響 がある と 回 答 した 企 業 も45 社 (26.6%)に 上 った 一 方 軽 微 な 影 響 にとどまる と 回 答 した 企 業 は19 社 (11.2%) 影 響 はない と 回 答 した 企 業 は4 社 (2.4%)となった また わからない と 回 答 した 企 業 は22 社 (13.0%) どちらともいえない と 回 答 した 企 業 は16 社 (9.5%)となった なお 企 業 規 模 別 にみると 大 中 堅 企 業 では 同 程 度 の 影 響 がある と 回 答 した 企 業 が 全 30 社 中 9 社 (30.0%)と 最 も 多 かったのに 対 して 中 小 企 業 では より 大 きな 影 響 がある と 回 答 した 企 業 が 全 139 社 中 55 社 (39.6%)と 最 も 多 かった -25-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 ( 表 -21) 消 費 税 率 引 き 上 げによる 影 響 はありましたか 消 費 税 率 引 き 上 げによる 事 業 への 影 響 について 尋 ねたところ どちらともいえない と 回 答 した 企 業 が 全 170 社 中 98 社 (57.6%)に 上 った 一 方 マイナスの 影 響 が 大 きかった と 回 答 した 企 業 は61 社 (35.9%) プラスの 影 響 が 大 きかった と 回 答 した 企 業 は2 社 (1.2%) であった また わからない と 回 答 した 企 業 は9 社 (5.3%)であった 企 業 規 模 別 にみると 大 中 堅 企 業 では どちらともいえない と 回 答 した 企 業 が 全 31 社 中 20 社 (64.5%)と 最 も 多 く マイナスの 影 響 が 大 きかった (11 社 35.5%)が 続 いた 中 小 企 業 でも どちらともいえない と 回 答 した 企 業 が 全 139 社 中 78 社 (56.1%)と 最 も 多 く マイナスの 影 響 が 大 きかった (50 社 36.0%)が 続 いた ( 上 段 : 回 答 社 数 件, 下 段 : 構 成 比 %) プラスの 影 響 が 大 きかった マイナスの 影 響 が 大 きかった どちらとも いえない わからない 合 計 全 規 模 大 中 堅 企 業 中 小 企 業 2 61 98 9 170 ( 1.2 ) ( 35.9 ) ( 57.6 ) ( 5.3 ) (100.0 ) 0 11 20 0 31 ( 0.0 ) ( 35.5 ) ( 64.5 ) ( 0.0 ) (100.0 ) 2 50 78 9 139 ( 1.4 ) ( 36.0 ) ( 56.1 ) ( 6.5 ) (100.0 ) ( 表 -22)( 消 費 税 率 引 き 上 げによる マイナスの 影 響 が 大 きかった と 答 えた 企 業 に 対 して) 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 見 通 しと 比 較 して 影 響 の 度 合 いはどうですか 消 費 税 率 引 き 上 げによる マイナスの 影 響 が 大 きかった と 回 答 した 企 業 全 61 社 に 対 して 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 見 通 しと 比 較 した 影 響 の 度 合 いを 尋 ねたところ 想 定 より 影 響 が 大 きい と 回 答 した 企 業 が31 社 (50.8%)で 最 も 多 かった 一 方 ほぼ 想 定 通 り と 回 答 した 企 業 は29 社 (47.5%) わからない と 回 答 した 企 業 は1 社 (1.6%)であった 企 業 規 模 別 にみると 大 中 堅 企 業 では ほぼ 想 定 通 り と 回 答 した 企 業 が 全 11 社 中 6 社 (54.5%)と 最 も 多 く 想 定 より 影 響 が 大 きい (5 社 45.5%)が 続 いた 一 方 中 小 企 業 では 想 定 より 影 響 が 大 きい と 回 答 した 企 業 が 全 50 社 中 26 社 (52.0%)と 最 も 多 く ほぼ 想 定 通 り (23 社 46.0%) わからない (1 社 2.0%)が 続 いた ( 上 段 : 回 答 社 数 件, 下 段 : 構 成 比 %) 想 定 より 影 響 が 大 きい ほぼ 想 定 通 り わからない 無 回 答 回 答 社 数 全 規 模 大 中 堅 企 業 中 小 企 業 31 29 1 0 61 ( 50.8 ) ( 47.5 ) ( 1.6 ) ( 0.0 ) (100.0 ) 5 6 0 0 11 ( 45.5 ) ( 54.5 ) ( 0.0 ) ( 0.0 ) (100.0 ) 26 23 1 0 50 ( 52.0 ) ( 46.0 ) ( 2.0 ) ( 0.0 ) (100.0 ) -26-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 ( 表 -23)( 消 費 税 率 引 き 上 げによる マイナスの 影 響 が 大 きかった と 答 えた 企 業 に 対 して) 特 に 影 響 が 大 きかったのはどのような 事 象 ですか( 複 数 回 答 可 ) 消 費 税 率 引 き 上 げによる マイナスの 影 響 が 大 きかった と 回 答 した 企 業 全 61 社 に 対 して 特 に 影 響 が 大 きかった 事 象 について 尋 ねたところ 売 上 の 減 少 と 回 答 した 企 業 が37 社 (60.7%) と 最 も 多 く 仕 入 原 価 経 費 の 増 加 (18 社 29.5%) 価 格 競 争 の 激 化 (15 社 24.6%)などが 続 いた 企 業 規 模 別 にみると 大 中 堅 企 業 では 売 上 の 減 少 と 回 答 した 企 業 が 全 11 社 中 7 社 (63.6%)と 最 も 多 く システム 変 更 の 負 担 (5 社 45.5%) 価 格 競 争 の 激 化 (3 社 27.3%)などが 続 いた 一 方 中 小 企 業 でも 売 上 の 減 少 と 回 答 した 企 業 が 全 50 社 中 30 社 (60.0%)と 最 も 多 かったが 仕 入 原 価 経 費 の 増 加 (18 社 36.0%) 税 負 担 の 増 加 及 び 価 格 競 争 の 激 化 (それぞれ12 社 24.0%)と 続 き 大 中 堅 企 業 と 中 小 企 業 で 回 答 内 容 にばらつきが 出 る 結 果 となった ( 上 段 : 回 答 社 数 件, 下 段 : 回 答 社 数 構 成 比 %) 売 上 の 減 少 税 負 担 の 増 加 仕 入 原 価 経 費 の 増 加 価 格 競 争 の 激 化 システム 変 更 の 負 担 事 務 負 担 の 増 加 その 他 回 答 計 回 答 社 数 全 規 模 大 中 堅 企 業 中 小 企 業 37 13 18 15 8 6 1 98 61 ( 60.7 ) ( 21.3 ) ( 29.5 ) ( 24.6 ) ( 13.1 ) ( 9.8 ) ( 1.6 ) 7 1 0 3 5 2 0 18 11 ( 63.6 ) ( 9.1 ) ( 0.0 ) ( 27.3 ) ( 45.5 ) ( 18.2 ) ( 0.0 ) 30 12 18 12 3 4 1 80 50 ( 60.0 ) ( 24.0 ) ( 36.0 ) ( 24.0 ) ( 6.0 ) ( 8.0 ) ( 2.0 ) ( 表 -24)( 消 費 税 率 引 き 上 げによる マイナスの 影 響 が 大 きかった と 答 えた 企 業 に 対 して) 売 上 が 回 復 する 時 期 はいつ 頃 だと 見 込 まれますか 消 費 税 率 引 き 上 げによる マイナスの 影 響 が 大 きかった と 回 答 した 企 業 全 61 社 に 対 して 売 上 の 回 復 が 見 込 まれる 時 期 について 尋 ねたところ わからない と 回 答 した 企 業 が30 社 (49.2%) と 最 も 多 く 以 下 2015 年 4 月 以 降 (12 社 19.7%) 2014 年 度 下 期 中 (9 社 14.8%) 売 上 への 影 響 はなかった (5 社 8.2%) すでに 回 復 している (3 社 4.9%)となった 企 業 規 模 別 にみると 大 中 堅 企 業 では わからない と 回 答 した 企 業 が 全 11 社 中 4 社 (36.4%)と 最 も 多 く 売 上 への 影 響 はなかった (3 社 27.3%) すでに 回 復 して いる (2 社 18.2%)が 続 いた 一 方 中 小 企 業 では わからない と 回 答 した 企 業 が 全 50 社 中 26 社 (52.0%)と 最 も 多 く 2015 年 4 月 以 降 (11 社 22.0%) 2014 年 度 下 期 中 (8 社 16.0%)と 続 いた ( 上 段 : 回 答 社 数 件, 下 段 : 構 成 比 %) すでに 回 復 している 2014 年 度 下 期 中 2015 年 4 月 以 降 わからない 売 上 への 影 響 は なかった 無 回 答 合 計 全 規 模 大 中 堅 企 業 中 小 企 業 3 9 12 30 5 2 61 ( 4.9 ) ( 14.8 ) ( 19.7 ) ( 49.2 ) ( 8.2 ) ( 3.3 ) (100.0 ) 2 1 1 4 3 0 11 ( 18.2 ) ( 9.1 ) ( 9.1 ) ( 36.4 ) ( 27.3 ) ( 0.0 ) (100.0 ) 1 8 11 26 2 2 50 ( 2.0 ) ( 16.0 ) ( 22.0 ) ( 52.0 ) ( 4.0 ) ( 4.0 ) (100.0 ) -27-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 ( 表 -25) 消 費 税 率 引 き 上 げ 分 について 貴 社 の 製 商 品 サービスの 価 格 に 転 嫁 できていますか 消 費 税 率 引 き 上 げ 分 の 製 商 品 サービス 価 格 への 転 嫁 状 況 について 尋 ねたところ すべて 転 嫁 で きている と 回 答 した 企 業 が 全 168 社 中 106 社 (63.1%)と 最 も 多 く 一 部 転 嫁 できてい る と 回 答 した 企 業 も41 社 (24.4%)となった 一 方 まったく 転 嫁 できていない と 回 答 した 企 業 は21 社 (12.5%)であった 企 業 規 模 別 にみると 大 中 堅 企 業 では すべて 転 嫁 できている と 回 答 した 企 業 が 全 31 社 中 19 社 (61.3%)と 最 も 多 く 一 部 転 嫁 できている (8 社 25.8%) まったく 転 嫁 できていない (4 社 12.9%)と 続 いた 中 小 企 業 でも すべて 転 嫁 できている と 回 答 した 企 業 が 全 137 社 中 87 社 (63.5%)と 最 も 多 く 一 部 転 嫁 できている (33 社 24.1%) まったく 転 嫁 できていない (17 社 12.4%)と 続 いた ( 上 段 : 回 答 社 数 件, 下 段 : 構 成 比 %) すべて 転 嫁 できている 一 部 転 嫁 できている まったく 転 嫁 できていない 合 計 全 規 模 大 中 堅 企 業 中 小 企 業 106 41 21 168 ( 63.1 ) ( 24.4 ) ( 12.5 ) (100.0 ) 19 8 4 31 ( 61.3 ) ( 25.8 ) ( 12.9 ) (100.0 ) 87 33 17 137 ( 63.5 ) ( 24.1 ) ( 12.4 ) (100.0 ) ( 表 -26) 消 費 税 率 引 き 上 げへの 対 策 として 貴 社 が 実 際 に 取 り 組 んだ 施 策 はありますか ( 複 数 回 答 可 ) 消 費 税 率 引 き 上 げへの 対 策 として 実 際 に 取 り 組 んだ 施 策 について 尋 ねたところ 増 税 分 の 販 売 価 格 への 転 嫁 と 回 答 した 企 業 が 全 165 社 中 65 社 (39.4%)と 最 も 多 く 仕 入 原 価 経 費 の 削 減 (30 社 18.2%) 生 産 販 売 業 務 効 率 の 向 上 (コスト 削 減 以 外 ) (29 社 17.6%)などが 続 いた 一 方 特 になし と 回 答 した 企 業 が57 社 (34.5%)に 上 った 企 業 規 模 別 にみると 大 中 堅 企 業 では 増 税 分 の 販 売 価 格 への 転 嫁 及 び 生 産 販 売 業 務 効 率 の 向 上 (コスト 削 減 以 外 ) と 回 答 した 企 業 がそれぞれ 全 30 社 中 8 社 (26.7%)と 多 かった 中 小 企 業 では 増 税 分 の 販 売 価 格 への 転 嫁 と 回 答 した 企 業 が 全 135 社 中 57 社 (42.2%)と 最 も 多 く 仕 入 原 価 経 費 の 削 減 (23 社 17.0%)などが 続 いた ( 上 段 : 回 答 社 数 件, 下 段 : 回 答 社 数 構 成 比 %) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 回 答 計 回 答 社 数 全 規 模 大 中 堅 企 業 中 小 企 業 65 30 9 17 15 29 5 57 4 231 165 ( 39.4 ) ( 18.2 ) ( 5.5 ) ( 10.3 ) ( 9.1 ) ( 17.6 ) ( 3.0 ) ( 34.5 ) ( 2.4 ) 8 7 0 6 2 8 1 12 0 44 30 ( 26.7 ) ( 23.3 ) ( 0.0 ) ( 20.0 ) ( 6.7 ) ( 26.7 ) ( 3.3 ) ( 40.0 ) ( 0.0 ) 57 23 9 11 13 21 4 45 4 187 135 ( 42.2 ) ( 17.0 ) ( 6.7 ) ( 8.1 ) ( 9.6 ) ( 15.6 ) ( 3.0 ) ( 33.3 ) ( 3.0 ) 1. 増 税 分 の 販 売 価 格 への 転 嫁 2. 仕 入 原 価 経 費 の 削 減 3. 人 件 費 の 削 減 4. 高 付 加 価 値 製 品 サービスの 開 発 5. 売 上 拡 大 ( 既 先 新 規 先 ) 6. 生 産 販 売 業 務 効 率 の 向 上 (コスト 削 減 以 外 ) 7. 事 業 計 画 の 見 直 し 8. 特 になし 9.その 他 -28-

Ⅶ. 調 査 の 結 果 ( 表 -27)2015 年 10 月 に 消 費 税 率 が8%から10%へ 再 度 引 き 上 げられる 予 定 となっています その 場 合 の 影 響 は 2014 年 4 月 の 税 率 引 き 上 げ 時 と 比 較 してどうなると 見 込 まれ ますか 2014 年 4 月 に 実 施 された 消 費 税 率 引 き 上 げによる 影 響 と 比 較 して 2015 年 10 月 に 予 定 さ れている 消 費 税 率 の 再 度 引 き 上 げの 影 響 がどの 程 度 になると 見 込 まれるかについて 尋 ねたところ より 大 きな 影 響 がある と 回 答 した 企 業 が 全 169 社 中 63 社 (37.3%)と 最 も 多 く 同 程 度 の 影 響 がある と 回 答 した 企 業 も45 社 (26.6%)に 上 った 一 方 軽 微 な 影 響 にとどまる と 回 答 した 企 業 は19 社 (11.2%) 影 響 はない と 回 答 した 企 業 は4 社 (2.4%)となっ た また わからない と 回 答 した 企 業 は22 社 (13.0%) どちらともいえない と 回 答 した 企 業 は16 社 (9.5%)となった 企 業 規 模 別 にみると 大 中 堅 企 業 では 同 程 度 の 影 響 がある と 回 答 した 企 業 が 全 30 社 中 9 社 (30.0%)と 最 も 多 かったのに 対 して 中 小 企 業 では より 大 きな 影 響 がある と 回 答 した 企 業 が 全 139 社 中 55 社 (39.6%)と 最 も 多 かった ( 上 段 : 回 答 社 数 件, 下 段 : 構 成 比 %) より 大 きな 影 響 がある 同 程 度 の 影 響 がある 軽 微 な 影 響 に とどまる 影 響 はない どちらとも いえない わからない 合 計 全 規 模 大 中 堅 企 業 中 小 企 業 63 45 19 4 16 22 169 ( 37.3 ) ( 26.6 ) ( 11.2 ) ( 2.4 ) ( 9.5 ) ( 13.0 ) (100.0 ) 8 9 3 1 2 7 30 ( 26.7 ) ( 30.0 ) ( 10.0 ) ( 3.3 ) ( 6.7 ) ( 23.3 ) (100.0 ) 55 36 16 3 14 15 139 ( 39.6 ) ( 25.9 ) ( 11.5 ) ( 2.2 ) ( 10.1 ) ( 10.8 ) (100.0 ) -29-