シニア向け調査から見たNISAの情報伝達のギャップ

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第一部【証券情報】

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

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税金読本(8-5)特定口座と確定申告

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

平成16年度

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2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

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回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

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事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

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Transcription:

( 共 同 リリース) 2014 年 1 月 15 日 トッパン フォームズ 株 式 会 社 株 式 会 社 シニアコム シニア 向 け 調 査 から 見 た NISA の 情 報 伝 達 のギャップ ~NISA の 認 知 は 順 調 に 進 んでいる 一 方 理 解 を 深 める 工 夫 が 必 要 ~ 情 報 管 理 ソリューションのトッパン フォームズ 株 式 会 社 ( 以 下 トッパンフォームズ)と シニアマーケティングの 専 門 会 社 である 株 式 会 社 シニアコム( 以 下 シニアコム)は 両 社 で の 共 同 調 査 として シニア(50 代 ~70 代 )に 向 けた NISA( 少 額 投 資 非 課 税 制 度 )に 関 する アンケート を 実 施 しました 今 回 のアンケートでは シニアの NISA に 対 する 認 知 や 資 料 請 求 口 座 開 設 は 高 い 水 準 で 表 れ 2014 年 1 月 からの 本 格 スタート 前 の 時 点 で NISA の 認 知 状 況 は 順 調 に 進 んでいると 見 て 取 れます ただしそれらの 表 立 って 見 られるポジティブな 反 応 の 裏 で NISA の 特 徴 や 基 本 的 な 内 容 留 意 点 などの 理 解 が 十 分 にされていないことが 判 明 しま した 調 査 結 果 の 概 要 1. NISA の 認 知 率 は 8 割 超 に 達 するものの その 特 徴 や 基 本 的 な 内 容 留 意 点 などの 個 別 内 容 まで 理 解 している 割 合 は 5~7 割 前 後 に 留 まった 2. NISA を 認 知 させる 手 法 としては テレビ/ 新 聞 認 知 から 理 解 に 進 めるには ダイレクト メール/インターネット が 有 効 認 知 をした 媒 体 手 段 としては テレビ/ 新 聞 のようなマス 媒 体 が 半 数 近 くに 達 するが 特 徴 を 理 解 した 媒 体 手 段 としては 3 割 台 に ダイレクトメール/インターネット はどちらも 2 割 台 を 維 持 して 落 ち 込 みが 少 なく 認 知 から 理 解 へ 進 めるうえでバランスのとれたツールとして 有 効 3. スタート 前 で 全 体 の 3 割 近 くが 資 料 請 求 をし 2 割 が 口 座 開 設 不 安 を 感 じるケースや よく 分 からずに 行 動 してしまったケースも アンケートの 自 由 回 答 を 見 てみると 住 民 票 や 申 込 書 類 など 最 初 の 手 続 きが 分 からない 投 資 する 金 額 対 象 や 税 制 など 制 度 としての 仕 組 みが 分 からない など 情 報 伝 達 が 不 十 分 であるために 疑 問 や 不 安 を 感 じるケースが 挙 がり 一 部 からは NISA のことをよく 分 からずに 資 料 請 求 や 口 座 開 設 をしてしまった というケースも 見 られた 情 報 発 信 側 である 金 融 機 関 の 伝 える と 受 け 取 り 手 であるシニアに 伝 わる ギャップ こそ NISA を 利 用 する 際 のコミュニケーション 上 の 課 題 になります また NISA 口 座 未 開 設 の 顧 客 獲 得 のためには 適 切 な 情 報 伝 達 による 理 解 の 促 進 と 疑 問 や 不 安 の 解 消 が 必 要 といえ ます

トッパンフォームズとシニアコムでは 今 回 の 調 査 で 明 らかになった 点 を 踏 まえて 引 き 続 き 金 融 機 関 -シニア 間 での 適 切 な 情 報 伝 達 のあり 方 にフォーカスしたコミュニケーション 手 法 を 研 究 し 伝 える と 伝 わる のギャップ 解 決 に 繋 がるソリューションを 提 供 していきます 調 査 概 要 調 査 の 趣 旨 : 両 社 ではこれまでに 複 数 のシニア 向 け 調 査 を 共 同 で 実 施 してきており 新 たな 金 融 制 度 として 2014 年 1 月 よりスタートの NISA に 着 目 この 制 度 が 本 格 的 に 開 始 される 直 前 のタイミングで NISA の 情 報 がシニアにどの 程 度 伝 わ っているか を 検 証 し その 情 報 伝 達 の 手 段 方 法 口 座 開 設 までの 行 動 や 意 識 を 把 握 する 調 査 手 法 : Web アンケート 調 査 対 象 者 : 50 歳 ~79 歳 の 男 女 個 人 (シニアコム 会 員 ) 有 効 回 答 数 : 713 人 ( 男 性 509 人 女 性 204 人 ) 実 施 時 期 : 2013 年 12 月 6 日 ~9 日 ( 尚 本 調 査 の 詳 細 については 別 紙 をご 参 照 ください ) 以 上 本 ニュースリリースに 関 するお 問 い 合 わせ 先 トッパン フォームズ 株 式 会 社 社 長 室 広 報 部 TEL:03-6253-5730 株 式 会 社 シニアコム 事 業 推 進 部 TEL:03-3560-1854 引 用 転 載 時 のクレジット 表 記 のお 願 い 本 リリースの 引 用 転 載 時 には 必 ず 両 社 クレジットを 明 記 いただけますようお 願 い 申 し 上 げます < 例 > トッパンフォームズ シニアコムが 共 同 で 実 施 した 調 査 によると

1. NISA の 認 知 率 は 8 割 超 に 達 するものの その 特 徴 や 基 本 的 な 内 容 留 意 点 などの 個 別 内 容 まで 理 解 している 割 合 は 5~7 割 前 後 に 留 まった Q_NISA の 認 知 アンケートではまず NISA の 概 要 を 説 明 し 認 知 度 合 いを 聴 取 しました 今 回 の 調 査 対 象 であるシニア(50~70 代 ) の 認 知 率 は 85~88%に 上 り 大 多 数 がすで に NISA を 認 知 しているといえます また 年 代 別 に 見 ても 今 回 対 象 の 50~70 代 でほぼ 横 並 びの 反 応 が 見 られます 次 に NISA の 特 徴 や 基 本 的 な 内 容 留 意 点 などの 個 別 内 容 を 文 章 で 説 明 し それらの 内 容 を 理 解 しているかどうかを 聴 取 したところ 次 のような 結 果 となりました NISAの 特 徴 Q_NISA の 個 別 内 容 の 理 解 ( 個 別 内 容 ごとに 理 解 している の 割 合 ) 理 解 率 NISAの 基 本 的 な 内 容 理 解 率 NISAの 留 意 点 理 解 率 口 座 開 設 : 一 人 1 口 座 78.5 利 用 できる 方 : 日 本 国 内 にお 住 まいの 20 歳 以 上 の 方 非 課 税 対 象 : 上 場 株 式 や 株 式 投 資 信 託 等 の 配 当 金 及 び 売 買 益 等 非 課 税 投 資 額 : 新 規 投 資 額 で 毎 年 100 万 円 を 上 限 77.3 76.6 76.0 非 課 税 期 間 : 最 長 5 年 間 62.6 口 座 開 設 可 能 期 間 :10 年 間 (2014 年 ~2023 年 ) 52.0 利 用 するにはNISA 口 座 が 必 要 79.9 投 資 金 額 は 少 額 から 始 められる 79.2 NISAは 商 品 ではなく 制 度 78.3 投 資 金 額 は 年 間 100 万 円 まで 76.7 2014 年 1 月 1 日 からスタートする 制 度 76.0 2013 年 12 月 31 日 にて 10%の 軽 減 税 率 の 廃 止 64.7 非 課 税 期 間 は5 年 間 まで 62.8 口 座 開 設 の 可 能 期 間 は10 年 間 50.5 開 設 できる 口 座 は 一 人 1 口 座 のみ 78.8 他 の 口 座 で 保 有 している 投 資 は 対 象 外 67.2 口 座 開 設 後 の 金 融 機 関 の 変 更 は 不 可 65.6 NISA 口 座 で 購 入 できる 金 融 商 品 は 上 場 株 式 /ETF/REIT/ 投 資 信 託 など 64.0 NISAの 口 座 開 設 には 住 民 票 が 必 要 62.4 他 の 口 座 との 損 益 通 算 損 失 の 繰 越 控 除 は 不 可 NISAの 口 座 開 設 には 一 般 口 座 特 定 口 座 の 開 設 が 必 要 60.4 59.3 投 資 金 額 の 未 使 用 分 の 繰 り 越 しは 不 可 57.2 注 ) 個 別 内 容 については 日 本 証 券 業 協 会 の Web ページをはじめとした 開 示 資 料 を 元 に トッパンフォームズとシニアコムで 設 定 したものになります ( 個 別 内 容 の 文 章 などの 詳 細 については 別 途 お 問 い 合 わせください) 投 資 を 売 却 してもその 非 課 税 分 の 再 利 用 は 不 可 金 融 機 関 によってNISA 口 座 で 購 入 できる 金 融 商 品 が 異 なる 53.4 50.6 シニア 全 体 の 結 果 を 見 ると 前 述 の 認 知 率 は 8 割 超 と 高 いものの その 個 別 内 容 まで 理 解 さ れる 割 合 は 5~7 割 前 後 に 留 まりました 特 に 口 座 の 開 設 期 間 や 購 入 できる 金 融 商 品 では 事 前 に 周 知 されるべき 重 要 度 が 高 い 情 報 でありながら 受 け 取 り 手 であるシニアに 十 分 に 理 解 されていないギャップが 認 められました

2. NISA を 認 知 させる 手 法 としては テレビ/ 新 聞 認 知 から 理 解 に 進 めるに は ダイレクトメール/インターネット が 有 効 ここまで NISA の 認 知 と 理 解 について 言 及 してきましたが 次 の 質 問 ではこれらの 情 報 がど のような 媒 体 や 手 段 から 伝 達 されたかを 聴 取 しました 認 知 をした 媒 体 手 段 としては テレビ/ 新 聞 のようなマス 媒 体 が 半 数 近 くに 達 しますが 特 徴 を 理 解 した 媒 体 手 段 としては 3 割 台 となりました ダイレクトメール/インターネット はどちらも 2 割 台 を 維 持 して 落 ち 込 みが 少 なく 認 知 から 理 解 へ 進 めるうえでバランスのとれ たツールとして 有 効 と 考 えられます このことからも NISA の 認 知 は マス 媒 体 を 主 な 手 段 として 既 に 多 くのシニアに 知 られてい るものの NISA がスタートして 実 際 に 利 用 されていくには 理 解 のさらなる 底 上 げが 必 須 とい えます そのためには マス 媒 体 に 代 表 される 万 人 向 けに 広 く 告 知 する 情 報 伝 達 のアプローチに 加 えて 特 定 の 人 向 けに 詳 しく 説 明 する 情 報 伝 達 のアプローチが 必 要 と 考 えられます その 意 味 では 上 記 の ダイレクトメール/インターネット が NISA の 理 解 の 底 上 げに 有 効 な 媒 体 手 段 の 候 補 に 挙 がってきます

3. スタート 前 で 全 体 の 3 割 近 くが 資 料 請 求 をし 2 割 が 口 座 開 設 不 安 を 感 じる ケースや よく 分 からずに 行 動 してしまったケースも アンケートの 後 半 では NISA の 資 料 請 求 や 口 座 開 設 をしたかどうかを 聴 取 しました Q_NISA の 資 料 請 求 Q_NISA の 口 座 開 設 資 料 請 求 をした 割 合 は 3 割 近 くに 既 に 口 座 開 設 をした 割 合 は 2 割 に 上 り NISA のスター ト 前 である 2013 年 12 月 時 点 でありながら これらの 反 応 水 準 は 高 く 表 れました さらに 年 齢 が 高 まるにつれて 資 料 請 求 や 口 座 開 設 の 反 応 水 準 が 高 まる 傾 向 も 見 られました アンケートの 終 盤 では NISA の 資 料 請 求 や 口 座 開 設 をした 際 に 疑 問 や 不 安 を 感 じた 内 容 を 自 由 回 答 形 式 で 聴 取 しました その 自 由 回 答 のコメントを 細 かく 見 ていくと 資 料 請 求 や 口 座 開 設 をした 場 合 であっても 住 民 票 や 申 込 書 類 など 最 初 の 手 続 きが 分 からない 投 資 する 金 額 や 対 象 や 税 制 など 制 度 としての 仕 組 みが 分 からない など 情 報 伝 達 が 不 十 分 であるために 疑 問 や 不 安 を 感 じるケースが 挙 がりました さらに 一 部 からは NISA のことをよく 分 からずに 資 料 請 求 や 口 座 開 設 をしてしまった という 知 らないままに 行 動 に 移 してしまったケースも 見 られました 詳 細 は 抜 粋 コメントをご 覧 ください

Q_NISAの 資 料 請 求 の 際 に 疑 問 や 不 安 に 感 じた 内 容 性 別 年 齢 疑 問 や 不 安 に 感 じた 内 容 男 性 62 具 体 的 にどう 手 続 きするか? 男 性 64 5 年 後 にどのような 非 課 税 対 策 があるか? Q_NISAの 口 座 開 設 の 際 に 疑 問 や 不 安 に 感 じた 内 容 性 別 年 齢 疑 問 や 不 安 に 感 じた 内 容 男 性 64 証 券 会 社 とは10 年 以 上 の 付 き 合 いがあるのに なにを 今 さら 住 民 票 を 出 せというのか? 男 性 65 なぜ 住 民 票 がいるのか 女 性 63 どんな 運 用 方 法 があるのか 女 性 61 書 類 が 揃 っているのかどうか 特 に 住 民 票 などの 必 要 性 が よくわからなかった 女 性 65 男 性 70 男 性 68 女 性 65 税 金 がどれだけかかるのか NISAにした 方 が 有 利 なのか どうか 一 度 ある 金 融 機 関 に 口 座 を 設 定 すると 変 更 ができない 点 が 不 安 手 続 きが 混 雑 していて 開 設 に 時 間 掛 かるとかプレゼントが もらえるなど ルールが 確 定 していないのに 先 行 して 申 込 み 受 付 をあおられた 他 社 を 検 討 せず 最 初 に 勧 められたところで 安 易 に 決 め てしまったが 後 でここでよかったのかなと 思 った 男 性 65 対 象 商 品 が 分 かりにくい 男 性 67 5 年 後 の 取 り 扱 いがどうなるのか? 男 性 72 現 在 持 っている 銘 柄 について NISA 口 座 に 移 すメリッ ト デメリットが 疑 問 男 性 65 内 容 を 完 全 に 把 握 していないため いろいろ 不 安 がある 女 性 65 実 際 に 使 う 際 にどのようにしていいのか 男 性 59 どうしたら 良 いのかわかりにくい 女 性 61 制 度 の 内 容 がよく 理 解 できなかった 女 性 66 女 性 71 口 座 を 開 設 しても 大 丈 夫 かどうか 勧 誘 も 心 配 投 資 に 関 する 知 識 もあまりなく 理 解 できないのではと 心 配 だった 男 性 69 取 引 ある 都 市 銀 行 からも 勧 誘 があり 家 族 名 義 の 新 口 座 開 設 も 考 えたが 今 回 はどこまで 使 いこなせるか 分 からず さらに 今 後 制 度 の 変 更 もあるかも 知 れず とりあえず 証 券 会 社 に1 口 座 を 開 設 するにとどめた 女 性 74 必 要 のない 口 座 の 開 設 をしたと 感 じた ( 一 部 抜 粋 コメント) 今 回 のアンケートを 振 り 返 ると シニアの NISA に 対 する 認 知 率 や 資 料 請 求 口 座 開 設 の 割 合 は 高 い 水 準 で 表 れました 2014 年 1 月 からの 本 格 スタート 前 の 時 点 で NISA の 認 知 状 況 は 順 調 に 進 んでいると 見 て 取 れます ただし それらの 表 立 って 見 られるポジティブな 反 応 の 裏 には NISA の 特 徴 や 基 本 的 な 内 容 留 意 点 などの 理 解 が 不 十 分 なことが 判 明 しました さらに NISA の 資 料 請 求 や 口 座 開 設 をした 方 の 中 には 情 報 伝 達 が 不 十 分 なために 疑 問 や 不 安 を 感 じたり 内 容 をよく 理 解 しないまま 行 動 に 移 してしまったりするケースもありま した 以 上 本 調 査 に 関 するお 問 い 合 わせ 先 トッパン フォームズ 株 式 会 社 社 長 室 広 報 部 TEL:03-6253-5730 株 式 会 社 シニアコム 事 業 推 進 部 TEL:03-3560-1854