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弁護士報酬規定(抜粋)

 

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

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発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約


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平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

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― 目次 ―

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

労 災 保 険 は 労 働 者 の 業 務 または 通 勤 による 災 害 に 対 して 所 定 の 給 付 を 行 うことを 目 的 とし ています これらの 災 害 の 中 には 通 勤 途 中 に 交 通 事 故 に 遭 ったり 仕 事 で 道 路 を 通 行 中 に 建 設 現 場 から 落

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次 世 代 育 成 支 援

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

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奨学資金の受領から返還までの手続

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目  次

死 亡 後 の 手 続 きリスト 2 14 日 以 内 住 民 票 の 抹 消 届 の 提 出 市 町 村 役 場 の 戸 籍 住 民 登 録 窓 口 届 出 人 の 印 鑑 本 人 確 認 できる 証 明 書 類 ( 運 転 免 許 証 パスポ-ト) 世 帯 主 変 更 届 の 提 出 市 町 村

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

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Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

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目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

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事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

後期高齢者医療制度

か 行 繰 上 げ/ 繰 上 げ 支 給 の 国 民 年 金 受 取 額 は 少 なくなるが 年 金 を 早 く 受 け 取 ること 早 期 ( 減 額 ) 支 払 い 65 歳 から 受 け 取 る 年 金 を 前 倒 しで 減 額 して 受 ける 年 金 繰 上 げ 請 求 早 期 に 受 け

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

失 によって 告 知 事 項 について 事 実 を 告 げずまたは 不 実 のことを 告 げたときは 共 済 契 約 者 に 対 する 書 面 による 通 知 をもって 共 済 契 約 を 解 除 することができます た だし 当 組 合 がその 事 実 を 知 りまたは 過 失 によってこれを 知

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

か 行 基 金 代 行 厚 生 年 金 基 金 が 国 に 代 わって 厚 生 年 金 の 事 務 の 一 部 を 行 うこと 基 本 月 額 ( 在 職 老 齢 年 金 ) 給 付 加 給 年 金 経 過 的 加 算 を 除 いた 年 金 月 額 加 算 部 分 を 除 いた 年 金 月 額 支

目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

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昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

自 分 にあった 健 康 保 険 を 見 つけよう! それぞれの 健 康 保 険 の 特 徴 を 踏 まえ 自 分 にあった 健 康 保 険 を 選 ぶようにしましょう! 今 までの 収 入 扶 養 家 族 の 有 無 によって どの 健 康 保 険 に 加 入 するとメリットがあるか 参 考 にし

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

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~Q ~Q 深 い I~\の 傷 人 を I~\から 信 用 する 事 は 無 く 成 りました 現 在 でち!ただ 私 自 身 は 伺 事 に ち 誠 実 でありだいと I~\がけています 他 人 に 伺 か 手 を 貸 す 事 が 育 っても あり þ~とうの 言 葉 は 期 待 しなく 成 り

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口


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●労働基準法等の一部を改正する法律案

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西関東書式

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

6 謝金(給与等)

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障害福祉制度あらまし目次

給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会

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(1) 団 体 への 問 い 合 わせ 件 数 平 成 20 年 8 月 から 平 成 20 年 11 月 までの 間 に 団 体 への 所 謂 家 出 行 方 不 明 者 に 関 する 捜 索 支 援 への 問 い 合 わせ 総 数 は 26 件 であり 月 平 均 :6.5 人 である 8 月

理化学研究所の役職員への兼業(兼職)依頼について

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75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

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川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

募集要項

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

定款

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4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

提 出 書 類 ア 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 の 非 課 税 適 用 確 認 申 告 書 ( 積 立 終 了 から2ヶ 月 以 内 に 提 出 厳 守 ) 記 入 例 参 照 イ 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 者 の 退 職 等 申 告 書 記 入 例 参 照 年 金 財 形 提 出 書 類

役員退職手当規程

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

全設健発第     号

平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

日 雇 い 等 の 収 入 の 場 合 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分 所 得 額 証 勤 務 先 が 不 特 定 の 日 雇 いをしている 方 前 年 分 確 定 申 告 書 ( 控 ) 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

1.はじめに わが 国 での 急 速 な 少 子 化 の 進 行 等 を 踏 まえ 次 代 の 社 会 を 担 う 子 どもが 健 やかに 生 まれ 育 成 される 環 境 の 整 備 を 目 的 とした 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 が 平 成 15 年 7 月 に 制 定 され

3. 出 産 費 等 について (1) 文 部 科 学 省 共 済 組 合 員 またはその 被 扶 養 者 が 出 産 したとき 常 勤 職 員 のみ 出 産 費 1 件 420,000 円 ( 産 科 医 療 補 償 制 度 に 加 入 していない 医 療 機 関 で 出 産 のときは 390,0



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Transcription:

殺 人 未 遂 事 件 被 害 者 殺 人 事 件 被 害 者 遺 族 伊 藤 秀 子 平 成 18 年 5 月 7 日 早 朝 自 宅 に 侵 入 して 来 た 隣 組 で 行 き 来 のあった 家 の 長 男 に 一 瞬 にして 大 事 な 家 族 2 人 夫 と 長 男 の 命 を 奪 われました 磨 かれた 鋭 利 な 刃 を 振 り 回 し 顔 や 身 体 の 原 形 を 失 うほど 家 族 の 目 の 前 でメッタ 刺 しにさ れ 殺 害 されました 私 自 身 も 瀕 死 の 重 傷 を 負 い4ヶ 月 間 の 入 院 生 活 を 余 儀 な くされました ようやく 退 院 できるまでに 回 復 はしたものの 受 傷 した 右 手 は 完 治 せず 通 院 治 療 を 要 しました しかし 事 件 現 場 となった 自 宅 は 住 める 状 態 ではありませんでした これからど うして 生 きていけばいいのだろうか?どこで 生 活 をするのか 二 人 を 失 った 悲 しみを 背 負 いながら 悩 みました 正 直 心 身 ともに 疲 れ 果 て 時 々うずく 手 を 見 ながら あの 時 死 んでいたら 楽 だったかな こんなに 苦 しまなくてよかった かも 知 れないと 身 勝 手 なことをふと 考 えてしまう 自 分 がいました そんな 中 県 警 の 方 を 通 して 都 民 センターと 出 会 うことが 出 来 ました 地 方 にいる 見 ず 知 らずの 私 に 親 切 丁 寧 に 住 居 の 事 や 生 活 面 医 療 に 関 する 事 など 親 身 になって 考 えて 下 さり 県 警 の 方 を 通 して 教 えて 頂 きました 今 こう して 生 きて 生 活 が 出 来 るのは 被 害 者 支 援 都 民 センターとの 出 会 いがあり 手 を 差 しのべて 下 さったおかげだと 思 っています 現 在 都 民 センターの 自 助 グループにも 参 加 し 同 じ 立 場 の 人 との 交 流 をするこ とで 心 が 癒 され 元 気 や 勇 気 をもらっています また センターでの 面 談 は 今 なお 続 いている 高 裁 に 関 する 事 でアドバイスを 頂 いておりますが それらが 私 にとって 大 きな 力 となっています 被 害 者 支 援 都 民 センターは 私 にとってかけがえのない 大 きな 存 在 であります 交 通 犯 罪 被 害 者 遺 族 成 宮 和 子 平 成 16 年 5 月 31 日 10 トントラックの 運 転 手 が 急 激 な 左 旋 回 による 左 折 の 際 サイドミラーによる 後 方 確 認 を 怠 ったため 大 学 へ 向 かうため 原 付 バイクに 乗 っていた 息 子 はトラックの 前 輪 に 巻 き 込 まれ 即 死 しました 考 えてもみなかった 息 子 の 死 自 責 の 念 にばかりかられ 加 害 者 への 憎 しみよ り 喪 失 感 の 方 がはるかに 強 く 人 生 の 敗 者 のレッテルを 貼 られたような 気 持 ち になりました いったい 息 子 は 何 のためにこの 世 に 生 を 受 け 今 日 までがん ばって 生 きてきたのか センターの 初 めての 面 談 で 私 のように 突 然 犯 罪 被 害 者 遺 族 になった 者 は 自 分 を 責 め 加 害 者 に 対 する 怒 りより かけがえのない 家 族 を 失 った 悲 しみの 方 が 強 いのは 当 たり 前 だと 教 えられ 受 け 止 めてもらえたとき 麻 痺 した 感 情 が 出 てくるんだと 驚 いたと 同 時 に 私 だけがおかしいのではないと 強 く 思 いまし た 裁 判 が 始 まっていく 中 ある 相 談 機 関 で この 事 件 は 原 因 がはっきりしていて 裁 判 がやりやすくおもしろい と 言 った 弁 護 士 の 言 葉 は 遺 族 の 気 持 ちを 全 く 無 視 したもので 私 の 受 けた 二 次 被 害 の 中 で 特 に 強 烈 なものでした この 10

ようなことも 全 てセンターで 話 すことができ 少 し 心 が 落 ちつけたのは 救 いで した 私 はたまたま 被 害 者 支 援 を 受 け 裁 判 に 立 ち 向 かっていけるようになり ましたが 突 然 遺 族 となり 混 乱 状 態 の 中 時 間 だけが 経 っている 人 が 多 いの ではと 危 惧 します 被 害 者 側 に 立 って 応 援 はげましてくれた 都 民 センター のような 支 援 が 全 国 どの 場 所 にいても 同 レベルで 受 けられるようになってほ しいと 思 います また 事 故 から 時 間 が 経 つにつれ 心 の 回 復 よりも 毎 日 かたときも 離 れない むなしさとの 付 き 合 いに 疲 れてしまい それが 歪 みとなって 身 近 な 人 間 同 士 ささいな 事 で 傷 つけ 合 うことも 起 こってしまいます そのような 愚 かな 現 実 の 出 来 事 も 真 摯 に 受 けとめ サポートして 共 感 してもらえるセンターは 私 にとっ て 必 要 不 可 欠 のものです 笑 顔 がもどるまで の 支 援 は 決 して 短 期 間 で 片 付 くものではなく 長 い 時 間 をかけて 少 しずつ 痛 みを 分 かち 合 いながら 被 害 者 自 身 の 力 で 獲 得 していく ものなのではないかと 感 じるようになってきました 交 通 犯 罪 被 害 者 遺 族 久 保 田 由 枝 子 私 は 平 成 10 年 3 月 大 切 な 息 子 ( 当 時 23 歳 )を 突 然 交 通 犯 罪 によって 失 ってしまいました 新 潟 県 塩 沢 町 の 町 道 に 面 したロッジ 前 で 友 人 と 立 ち 話 を していた 息 子 は 飲 酒 運 転 スピード 違 反 の 車 に17mもはね 飛 ばされ 脳 挫 傷 第 一 第 二 頚 椎 脱 臼 骨 折 の 負 傷 をし 家 族 にも 看 取 られず 地 元 の 病 院 で 亡 くなってしまったのです 深 夜 新 潟 県 の 警 察 署 から 電 話 があった 直 後 から 私 達 家 族 は 大 変 なパニック 状 態 に 陥 りました 主 人 の 運 転 する 車 で 約 200 km 離 れた 現 地 まで 行 き 病 院 で 息 子 に 会 うことができました 息 子 がいつものようにただ 眠 っているという 感 覚 しかありませんでした だから 私 は 涙 が 出 ませんでした 無 我 夢 中 で 無 言 の 息 子 を 我 家 に 連 れて 帰 り 葬 儀 などがすべて 終 わった 後 も 心 身 共 に 落 ち 着 くことはありませんでした むしろ 改 めて 息 子 がいない 現 実 に 直 面 し 夜 も 眠 れなくなるほど 私 達 家 族 は 限 界 まで 追 い 詰 められました どうすることもできない 悶 々とした 日 々を 過 ごしていた 時 に 被 害 者 支 援 都 民 センターを 知 り 心 温 まる 電 話 や 手 紙 をいただきました 被 害 者 支 援 都 民 センターでは 犯 罪 に 遭 った 被 害 者 遺 族 の 交 流 の 場 所 として 同 じような 体 験 を 持 つ 者 同 士 の 自 助 グループ があります 私 は 全 く 予 期 せ ぬ 出 来 事 に 翻 弄 され 苦 しみ 我 慢 を 続 けてきましたが ここでは 心 のまま 息 子 を 思 い 本 音 で 胸 の 内 を 話 すことができました 時 には 感 情 が 高 ぶり 突 然 泣 いたり 笑 うことがあっても 許 される 所 なのです 涙 が 出 るのは ま だ 悲 しみが 癒 されていないのです などという 職 員 の 言 葉 や 心 から 接 して いただくうちに 私 は 少 しずつ 生 きる 自 信 を 取 り 戻 し 立 ち 直 ることができ たと 思 います 自 助 グループ の 交 流 会 では 時 には 弁 護 士 などの 専 門 家 の 方 々の 助 言 も 聞 けるのです また 毎 年 職 員 と 被 害 者 遺 族 の 研 修 旅 行 にも 参 加 し 共 に 自 然 の 中 で 心 が 通 い 合 い 楽 しむことができました 11

私 は 現 在 も 自 助 グループ に 参 加 し 特 に 精 神 的 な 支 えとして その 必 要 性 と 役 割 の 重 要 性 を 感 じています そして 現 在 私 は 被 害 者 支 援 都 民 センター のご 配 慮 により 講 演 やその 他 の 支 援 活 動 を 行 う 機 会 を 与 えられています 新 しい 被 害 者 に 対 しても 私 のできる 範 囲 で 支 援 していきたいと 考 えています 交 通 犯 罪 被 害 者 遺 族 上 原 順 一 郎 私 の 娘 明 香 (さやか)は 平 成 17 年 11 月 1 日 午 後 9 時 37 分 成 城 学 園 前 駅 から 自 転 車 で 帰 宅 途 中 交 通 犯 罪 で 命 を 絶 たれました 酔 っ 払 い 運 転 の 車 がノーブレーキで 突 っ 込 んで 来 たのです 二 十 才 の 時 でした 冠 婚 葬 祭 のう ち 葬 式 が 最 初 にやって 来 たのです 犯 人 は エアバッグが 作 動 して 助 かり 救 助 もせず 救 急 車 も 呼 ばず 煙 草 を 吸 っていたのです 成 人 式 のお 祝 いの 写 真 が 遺 影 になろうとは その 日 の 夜 三 鷹 の 杏 林 大 学 病 院 から 成 城 警 察 の 刑 事 からの 電 話 があり 家 族 全 員 病 院 へ 来 るよう 指 示 があり 怪 我 をしたので 立 ち 会 ってほしい という くらいの 軽 い 気 持 ちで 妻 と 出 掛 けました 病 院 に 着 いて 来 意 を 告 げると 少 したって 看 護 師 から 霊 安 室 へ 行 ってくださ いと 指 示 がありました 妻 は 腰 が 抜 けて 立 てませんでした 仕 方 なく 一 人 で 行 くと 顔 の 右 半 分 が 包 帯 でぐるぐる 巻 き 左 半 分 血 だらけで 明 香 がいました 声 もあげられませんでした 次 の 日 解 剖 が 行 なわれ 所 見 が 説 明 されました 明 香 は 衝 突 され ボンネ ットに 乗 せられた 時 首 の 骨 を 折 り 即 死 とのこと 何 もしないうちに 死 んでし まった 裁 判 の 時 も 加 害 者 は 涙 も 見 せず あやまりもしませんでした 被 害 者 は 死 ん でしまったのに 加 害 者 は 生 きているなんて どこかまちがっている 解 剖 した 日 成 城 警 察 の 刑 事 から 渡 された 支 援 センターのパンフレット 何 もわからず 電 話 していました 指 定 された 日 に 夫 婦 で 出 向 くと 親 切 で 暖 かな 対 応 何 をどうしたらいいのか わからないのに 弁 護 士 を 紹 介 してくれたり 裁 判 の 傍 聴 につき 合 ってくれたり 本 当 に 有 難 かった それから 被 害 者 同 士 の 話 し 合 いの 場 を 設 けてくれたり 経 済 的 支 援 精 神 的 支 援 いろいろな 支 援 活 動 を 通 して 支 援 活 動 をしていく 中 心 母 体 として 発 展 させていきたい 殺 人 事 件 被 害 者 遺 族 糸 賀 美 恵 ひきこもり 自 殺 願 望 のある 元 交 際 相 手 の 女 性 に 道 連 れにしようと 当 時 25 歳 の 長 男 を 刺 殺 された 遺 族 です 事 件 後 眠 れない 食 べる 事 ができない 外 にも 出 られない 自 分 が 犯 罪 者 で あるかのように 家 に 引 きこもる 日 が 数 カ 月 続 きました 外 に 出 られるようにな ってからも 人 目 を 避 ける 生 活 でした 12

事 件 から 1 年 間 は 息 子 が 亡 くなったということ 自 体 理 解 できず 声 をかけて くれる 私 の 友 人 や 息 子 の 友 人 にも 本 当 の 苦 しさを 話 すこともできず 事 件 の 事 では 孤 立 した 生 活 が 続 きました 人 前 では 笑 顔 でいなければならないという 思 いがありましたが 家 に 帰 ると 寂 しさ 悲 しさ 悔 しさに 押 しつぶされそうな 毎 日 でした その 後 の 刑 事 裁 判 では 被 告 人 の 弁 護 士 や 被 告 人 の 親 にもさらに 傷 つけられ あまりの 苦 しさに 息 子 のところへ 行 きたい と 車 のヘッドライトめがけて 道 路 に 飛 び 出 した 事 もありました 事 件 から 2 年 後 やっと 被 害 者 支 援 都 民 センターとめぐり 合 い センターのスタ ッフや 大 切 な 家 族 を 亡 くした 自 助 グループの 仲 間 に 胸 の 中 に 封 じ 込 めていた 苦 しさを 吐 き 出 す 事 ができ ここでは 泣 いてもいいんだ 苦 しいのは 私 一 人 で はない と 感 じたときに 孤 立 から 抜 け 出 しやっと 前 を 向 いて 生 活 できるよ うになりました 被 害 者 にとっては 裁 判 が 終 結 ではありません これから 先 も 一 生 この 苦 しみと 向 き 合 って 生 きていかなければなりません 遺 族 ばかりではなく 生 存 してい る 被 害 者 も 被 害 回 復 の 為 には 支 援 センターのような 苦 しみを 話 せる 場 所 があ る 話 を 聞 いてくれる 人 がいるという 事 で 前 向 きに 生 きていく 事 ができるよう になります このようなあたたかい 人 間 関 係 が 被 害 回 復 には 一 番 必 要 なことだ と 感 じています 自 分 がこのような 事 件 に 巻 き 込 まれるまで 被 害 者 は 国 や 周 りの 人 から 守 られ ているものと 思 っていましたが 国 も 司 法 も 生 きている 加 害 者 の 人 権 は 守 って も 被 害 者 等 の 見 た 目 には 解 らない 精 神 的 な 苦 しみに 目 を 向 ける 事 も 無 く 時 間 がたてば 自 然 に 回 復 するものだと 思 われてきたのではないかと 思 われま す 精 神 的 な 立 ち 直 り 無 くして 元 の 生 活 に 近 い 生 活 に 戻 る 事 はできません 被 害 者 が 一 日 でも 早 く 立 ち 直 って 生 活 できる 為 には 身 近 なところに 安 心 して 相 談 できる 場 所 と 被 害 者 に 理 解 ある 人 材 の 育 成 が 必 要 だと 思 います その 為 には 被 害 者 支 援 に 対 する 国 の 援 助 が 必 要 だと 感 じます 殺 人 事 件 被 害 者 遺 族 後 藤 リウ 平 成 17 年 2 月 当 時 39 歳 の 息 子 は 勤 務 先 での 残 業 を 終 え 帰 る 時 突 然 何 者 か に 襲 われ 刺 殺 されてしまいました 何 でこんな 恐 ろしい 事 がおきてしまったのか 何 もわからぬまま 早 五 年 の 歳 月 が 過 ぎ 去 りました 大 切 に 育 ててきた 宝 物 の 我 が 子 が 人 の 手 により 殺 されてしまった 息 子 の 心 中 を 思 うと 胸 が 締 め 付 けられる 思 いにかられます どんなにか 無 念 であった ろうと 言 い 様 のない 悔 しさが 込 み 上 げてきます 母 親 にとってこれ 程 の 苦 しみ 悲 しみが 他 にあるでしょうか? そしてまだ 犯 人 も 捕 まる 事 なく 未 解 決 のまま 時 を 過 ごすうち このところの 心 労 からか 身 体 にさまざまな 症 状 が 現 れるようになりました 受 け 止 める 事 の 出 来 ない 現 実 を 突 き 付 けられ この 先 どう 生 きていけばよいの か まったくわからなかった 時 被 害 者 支 援 都 民 センターとの 出 会 いを 得 て 13

助 けて 下 さい という 気 持 ちで 戸 を 叩 きました ぶつけようのないこの 心 を 受 け 止 めていただき 心 を 持 って 話 を 聞 いてもらう 事 で 少 しずつ 少 しずつ 自 分 を 見 守 ってもらえる 力 を 貸 してもらえる 心 を 置 ける 居 場 所 となってきたように 思 います その 時 はあまりよくわかっていなかったけれど 5 年 という 歳 月 の 流 れの 中 で 今 つくづく 感 じています 支 援 センターは 私 にはなくてはならない 心 の 支 え なのです 温 かな 心 を 持 って 接 し 続 けて 下 さった 支 援 センターの 皆 様 のおかげ で 今 があるように 思 います これからも 私 と 同 じ 苦 しみを 背 負 った 人 がいたら どうか 力 を 貸 してあげて 下 さい 支 援 センターの 皆 様 のおかげで どれだけ 多 くの 人 達 が 心 の 安 らぎを 得 ることでしょう これからもどうぞよろしくお 願 い 致 します 交 通 犯 罪 被 害 者 遺 族 きょうだいの 立 場 6 年 前 に 大 切 な 弟 が10tトラックと 加 害 者 によってその 生 命 を 奪 われまし た 今 日 に 至 るまでの 道 のりは 刑 事 裁 判 に 関 連 した 警 察 や 検 察 とのやりとり 民 事 裁 判 が 終 わるまでの 加 害 者 側 弁 護 士 や 保 険 会 社 との 腹 立 たしいだけのやり とり 何 より 謝 罪 すらできない 加 害 者 との 苦 しい 日 々でした ただその 日 々は 苦 しいだけではありませんでした 事 故 直 後 の 何 が 悲 しいの か つらいのかもわからない1 年 間 裁 判 に 巻 き 込 まれた4 年 間 裁 判 が 終 わ ってからの 落 ち 込 みがちな1 年 間 を 支 えてくれたのが 被 害 者 支 援 都 民 センター でした 私 は 弟 が 亡 くなる 前 も 今 も 正 社 員 として 働 いています ただ 心 身 ともに 消 耗 してしまい 退 職 を 考 えたのは 事 故 後 まもなくのことでした それを 退 職 で はなく 休 職 という 選 択 肢 を 考 えさせてくれたのは 都 民 センターです あの 時 休 職 に 至 るまでの 職 場 との 相 談 これまで 訪 ねたこともない 精 神 科 への 付 き 添 いという 様 々な 支 援 を 受 け 私 は 休 職 し そして1 年 後 復 職 することができま した 働 くことで 生 きる 上 での 糧 を 得 る 手 段 を 持 ち 続 けることができたことは 私 にとって 大 きな 被 害 回 復 のひとつでした もちろん 精 神 的 にも 大 変 助 けていただきました 周 囲 から 受 ける 二 次 被 害 について 根 気 強 く 話 を 聞 いていただき また 適 切 なご 助 言 をいただくことで 私 はゆっくり ゆっくり 回 復 していくことができました 私 にとって 本 当 の 意 味 で 亡 くなった 弟 とその 事 実 に 向 き 合 えたのは 事 故 後 5 年 半 くらい 経 ったこ ろ 最 近 のことなのです それまでずっと 被 害 者 支 援 都 民 センターは 私 に 気 持 ちの 上 で 寄 り 添 って 支 援 してくださいました 刑 事 民 事 裁 判 が 本 当 に 大 変 だった 頃 は 裁 判 についての 基 礎 知 識 をご 助 言 いただいたり 1 回 の 裁 判 を 終 える 毎 の 精 神 的 ダメージを 受 けとめてください ました その 支 援 がなかったら 4 年 もの 長 きにわたる 裁 判 を 最 後 までがんば りぬくことはできませんでした 被 害 者 支 援 都 民 センターのような 支 援 センターは 被 害 者 や 被 害 者 遺 族 の 回 復 に 必 要 です 私 はあくまでの 被 害 者 遺 族 の 中 でも 少 数 のきょうだいの 立 場 で 14

すが そのきょうだいという 立 場 の 人 間 にも 公 平 に 支 援 の 手 をさしのべてくだ さいました 近 年 教 育 現 場 では 人 権 教 育 の 一 環 として 犯 罪 被 害 者 支 援 が 取 り 上 げられる ことが 増 えてきたようです 社 会 における 関 心 は 少 しずつ 広 がってきているよ うにも 思 います しかし 行 政 においてはどうでしょうか まだまだ 被 害 者 や 遺 族 は 支 援 の 輪 の 外 に 置 かれていることを 痛 感 します 私 と 同 じような 思 いをする 人 が 少 しでも 減 ることを 望 みます しかし 心 から 残 念 なことに 私 と 同 じような 思 いを 味 あわされる 状 況 に 追 い 込 まれた 方 がい た 時 その 方 が 被 害 者 支 援 都 民 センターのような 犯 罪 被 害 者 等 早 期 支 援 援 助 団 体 の 支 援 が 適 切 に 受 けられ 少 しでも 早 く 回 復 への 糸 口 が 見 つけられるよう な 社 会 になることを 私 は 強 く 望 みます 殺 人 未 遂 事 件 被 害 者 家 族 岩 谷 利 男 被 害 者 等 が 受 けた 警 察 支 援 機 関 からの 被 害 者 支 援 警 察 からの 被 害 者 支 援 1 被 害 者 家 族 への 対 応 1 事 件 後 の 我 々に 対 する 電 話 連 絡 に 始 まり 病 院 での 対 応 では 自 分 達 と 同 じ 様 に 被 害 にあった 息 子 の 事 を 案 じている 気 持 ちがひしひしと 感 じました 言 葉 に 出 さなくとも 手 術 の 待 合 室 で 我 々と 共 に 手 術 を 終 わるのを 待 ってい る 状 態 は 仕 事 でなく 息 子 を 案 じている 様 子 が 窺 えました 2 中 野 警 察 署 の 警 務 係 の 方 より 被 害 者 支 援 のパンフレット 等 の 資 料 説 明 (こ の 時 点 では あまり 理 解 してない 点 があった)や 警 察 に 対 する 窓 口 の 担 当 者 及 び 連 絡 の 電 話 番 号 ( 定 時 後 の 携 帯 の 番 号 も 含 む)の 連 絡 があって 自 分 達 だけでなく 警 察 が 支 えてくれている 事 が 非 常 に 心 強 かった 3 手 術 後 に 息 子 の 高 校 時 代 のラクビー 部 有 志 が テレビ 放 送 を 見 て 新 宿 周 辺 の 各 病 院 に 問 い 合 わせをして 国 際 医 療 センターにお 見 舞 いに 駆 けつけてく れました こんなに 簡 単 に 入 院 している 病 院 が 分 かることや 病 院 での 集 中 治 療 室 への 容 易 な 入 室 状 態 を 見 るにつけ 偏 執 狂 で 凶 暴 な 犯 人 が 唯 一 の 目 撃 者 を 殺 しに 来 るのではないかと 危 惧 されて 我 々が 付 き 添 えない 集 中 治 療 室 の 身 動 き 出 来 ない 息 子 の 身 が 非 常 に 心 配 になり 中 野 警 察 の 方 にこの 事 を 説 明 して 危 惧 に 終 わるかもしれないが 警 護 をしていただけないかを 相 談 しました この 身 勝 手 な 要 求 にも 警 視 庁 と 相 談 して 事 件 の 日 (12/15)の 夜 から 二 名 の 護 衛 の 警 察 官 を 配 備 していただきました その 後 病 室 に 移 ってからも 常 時 二 名 一 組 で 一 日 四 名 の 警 察 の 方 が 忙 しい 年 末 年 初 から 犯 人 逮 捕 の 2003 翌 年 1 月 15 日 まで 一 ヶ 月 間 警 護 していただ きました 4 新 聞 報 道 でしばしば 被 害 者 に 対 する 警 察 の 対 応 の 悪 さが 報 道 されておりま したが 今 回 の 事 件 では 我 々 被 害 者 家 族 に 対 する 警 察 の 対 応 は 非 常 に 心 のこもった 万 全 の 対 応 をしていただいたと 感 謝 しております 5 捜 査 をする 警 視 庁 の 捜 査 一 課 の 刑 事 さんも 私 と 共 に 事 件 調 書 を 作 成 しなが 15

ら 色 々なお 話 をし 犯 人 逮 捕 の 気 持 ちを 強 く 私 に 誓 ってくれて 自 分 も 同 志 と 言 う 気 持 ちを 抱 きました 刑 事 さんとの 連 絡 用 に 家 内 も 携 帯 電 話 を 買 って 頻 繁 に 刑 事 さんとの 連 絡 が あり 病 院 にも 捜 査 の 合 間 を 見 つけて 見 舞 いをしていただき 我 々の 体 調 も 気 遣 って 頂 きました 6 警 視 庁 の 給 与 課 の 方 にきて 頂 き 病 院 の 治 療 費 は 国 が 出 してくれるが 自 分 達 が 一 時 立 替 える 方 式 を 説 明 してもらいました しかし 犯 罪 被 害 者 等 給 付 金 の 申 請 から 給 付 まで 私 達 の 面 倒 を 省 くために 中 野 警 察 署 で 手 続 きをしていただきました 7 中 野 警 察 署 の 署 長 副 署 長 さんも 見 舞 いに 来 ていただき 警 視 総 監 の 感 謝 状 の 申 請 もしていただき 授 与 することもできました 8 警 察 が 一 体 となって 被 害 者 家 族 の 支 援 をしていただき 被 害 者 家 族 が 孤 立 しないで 看 護 に 専 任 できた 9 社 団 法 人 日 本 善 行 会 の 緊 急 時 貢 献 表 彰 に 警 察 から 推 薦 していただ き 受 賞 することができました 2 報 道 被 害 近 隣 住 民 に 報 道 被 害 がおよぶ( 事 件 後 近 隣 住 民 に 我 々がお 騒 が せしたことを 謝 罪 ) 1 事 件 発 生 当 日 の 報 道 関 係 者 の 自 宅 訪 問 夜 間 で 近 隣 の 迷 惑 を 考 慮 してお 引 取 りをお 願 いした 2 事 件 発 生 翌 日 の 報 道 関 係 者 の 報 道 取 材 近 隣 住 民 まで 巻 き 込 んでの 取 材 競 争 での 戸 惑 い 早 朝 病 院 ( 集 中 治 療 室 )での 面 会 後 帰 宅 自 宅 近 隣 は 報 道 の 取 材 車 等 で 騒 然 自 宅 で 静 養 できずに 病 院 に 戻 る 中 野 警 察 署 に 連 絡 して 対 応 をお 願 い 報 道 の 自 由 で 規 制 が 無 理 と 知 らされる その 後 警 視 庁 の 捜 査 一 課 長 が 記 者 会 見 の 席 上 報 道 関 係 者 に 被 害 者 家 族 の 心 労 を 考 えて 取 材 を 差 し 控 えて 欲 しいとの 申 し 入 れをしてくれました 捜 査 刑 事 さんから 家 に 帰 って 報 道 関 係 者 がまだいたら 再 度 電 話 をしてく ださいと 言 われておりましたが 帰 宅 しますと 蜘 蛛 の 子 を 散 らすように 報 道 関 係 者 の 姿 も 違 法 駐 車 の 車 もなく もとの 静 かな 街 に 戻 っておりました 被 害 者 支 援 都 民 センターからの 被 害 者 支 援 1 精 神 的 支 援 1 早 いうちに 支 援 を 受 けてよかった 私 でさえ 普 段 と 違 う 精 神 状 態 でしたので 精 神 的 に 弱 い 妻 が 精 神 的 に 動 揺 も なく 淡 淡 としていることが 逆 に 心 配 になり 異 常 を 感 じて 中 野 警 察 の 方 よりお 聞 きした 被 害 者 支 援 都 民 センターに 藁 にもすがる 気 持 ちで 救 いのお 電 話 を 致 しました 直 ぐに 相 談 員 の 方 が 病 院 に 来 ていただき 自 分 達 には 考 えられない 被 害 者 の 息 子 に 対 する 対 応 命 があってよかった とは 絶 対 被 害 者 の 息 子 に 言 っては いけない 言 葉 である 事 等 及 び 我 々 家 族 被 害 者 の 息 子 に 対 する メンタルヘ ルス 等 のいろいろ 貴 重 な 情 報 アドバイスをしていただきました 2 ありのままの 気 持 ちを 受 け 止 めてもらえた 自 分 の 状 態 や 感 情 を 肯 定 して くれてよかった 妻 と 息 子 の 彼 女 は メンタル 面 で 心 配 な 面 もあり 一 週 間 に 一 度 都 民 センタ 16

ーで 面 談 をしていただき 溜 まったストレスを 聞 いていただき 精 神 的 に 大 変 心 が 安 らかになったようです 妻 は 今 でも あの 時 自 分 の 苦 しい 胸 の 内 を 聞 いてもらい 本 当 に 良 かった 特 に 自 分 が 話 した 事 をしっかり 受 け 止 めて 肯 定 してもらえた 事 が 精 神 的 に 非 常 に 楽 になり 穏 やかな 気 持 ちと 元 気 が 出 てきたそうです 3 医 療 についての 助 言 息 子 に 対 する 病 院 での 医 療 で 精 神 科 の 医 者 の 診 断 をお 願 いしてメンタルケ アーをするように 助 言 を 受 けました この 状 態 で 外 科 的 治 療 以 外 に 精 神 的 ケアーが 必 要 とは 把 握 していなかったので 貴 重 なアドバイスを 受 けました 2 事 件 後 抱 えた 問 題 の 対 応 被 害 者 支 援 都 民 センターの 面 接 相 談 支 援 員 の 病 院 訪 問 時 の 面 談 で 助 言 と 支 援 で 支 えてもらって 被 害 からの 回 復 につながった 1 トラウマへの 反 応 現 実 でない 感 情 覚 えていない の 麻 痺 健 忘 のトラウマ 反 応 に 際 し センターでの 面 接 相 談 で 対 応 ( 家 内 & 息 子 の 彼 女 が 理 解 していたかは?) 2 二 次 被 害 おもに 家 内 が 近 隣 住 民 から 心 ない 一 言 & 報 道 機 関 3 事 件 による 精 神 的 変 化 被 害 者 家 族 は 事 件 後 の 認 識 がない 状 態 3 情 報 提 供 1 犯 罪 被 害 者 等 給 付 金 の 法 律 資 料 の 提 供 被 害 者 の 負 担 の 軽 減 がされる 法 律 があることを 知 ることができた 2 加 害 者 対 応 についての 助 言 を 受 けた 加 害 者 の 弁 護 士 から 加 害 者 の 妹 さ んが 見 舞 金 を 息 子 に 渡 したいと 言 ってい る 事 に 対 する 意 味 等 を 説 明 して 頂 きまし た 3 公 判 に 際 しての 対 応 裁 判 の 日 程 被 害 者 支 援 都 民 センターが 検 察 と 連 携 して 日 程 確 認 をして 知 らせてくれた 上 申 書 の 作 成 裁 判 官 に 対 して 被 害 者 の 親 の 気 持 ちを 伝 えることも 有 効 な 手 段 である 傍 聴 & 付 き 添 い 傍 聴 券 の 確 保 付 き 添 いは 非 常 に 助 かりました 自 分 達 ではどうして 行 けばよいか 経 験 のない 人 は 対 応 できないと 思 いました 検 事 との 面 談 疑 問 を 持 ったら 自 分 で 検 事 に 聞 くことも 可 能 と 助 言 を 受 けた(センターの 助 言 を 受 けてない 場 合 は 疑 問 が 起 きた 時 にどうすればよいか 聞 く 窓 口 がなく 悩 んでしまう 4 信 頼 して 相 談 できる 心 の 支 えになる 人 間 関 係 これが 一 番 の 被 害 者 支 援 である 犯 罪 被 害 者 等 としてあらゆることを 聞 いたり 相 談 できる 信 頼 できる 機 関 を 知 らなかった 事 無 償 で 被 害 者 等 の 立 場 で 考 えてくれる 人 達 がいることを 知 らなかった 事 が 驚 きであった 支 援 を 受 けることで センターの 人 が 心 の 支 えになり 精 神 的 な 支 援 の 必 要 性 に 気 付 き 又 支 援 の 必 要 性 を 認 識 した 17

継 続 してくれることを 願 っています 18