目 次 目 次 イサクに 対 する 神 の 計 画... 3 I.イサクに 対 する 神 の 計 画 過 去... 3 アブラハム 契 約 ( 創 世 記 12:1~3)... 3 A. 創 12:1 土 地 の 約 束... 3 B. 創 12:2~3 子 孫 の 約 束... 4 C. 創 12



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2011 年 10 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 )42 ローマ人への手紙 11:25~36 拒否の解決 (3) イスラエルの救い 1. はじめに (1)10 月 13 日 ( 木 ) の日没から仮庵の祭りが始まった 1 第 7 の月の 15 日 満月 2 満月を眺めながら イスラエル

2014 年 10 月 7 日 ( 火 ) 60 分で分かる創世記 60 分で分かる創世記 1. はじめに (1) 60 分で分かる〇〇 のシリーズを開始する 11 節 1 節の解説も重要であるが 鳥瞰図的な理解も必要である 2その場合重要なのは センス オブ プロポーション である (2) 創世記

2013 年 3 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 51 回目 Ⅵ-054 山上の垂訓 山上の垂訓 054 マタ 5:1~2 ルカ 6:17~19 1. はじめに (1) 呼び名について 1マタ 5:1~8:1 は 通常 山上の垂訓 ( 説教 ) と呼ばれる 2しかし この名称は 説教

2017 年 10 月 8 日 ( 日 ) 9 日 ( 月 ) 15 回さらにすぐれた契約 さらにすぐれた契約 ヘブル 8:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし (2) ユダヤ教の 3 つの柱

* ダニエル書 3 捕囚期後 (3) * ハガイ書 * ゼカリヤ書 * マラキ書 (5) 預言者たちが語ったメッセージの要約 1 神の主権と聖なるご性質 2 契約の民イスラエルの不従順の罪 3 悔い改めへの招き 4 迫り来る神の裁きと捕囚 5イスラエルの民を攻撃する周辺国への裁き 6 捕囚からのレム

2012 年 1 月 22 日 ( 日 ) 23 日 ( 月 )54 ローマ人への手紙 15:4~13 希望から希望へ 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)14:1~15:13 は 雑多な問題を扱っている 1 超道徳

創世記5 創世記2章4節b~25

2018 年 5 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) 14 回 ペテロの第 2 のメッセージ (2) ペテロの第 2 のメッセージ (2) 使徒 3:17~26 1. はじめに (1) ペンテコステの日に教会が誕生した 1ペテロの第 1 回目のメッセージにより 3,000 人ほどの人たち

創世記5 創世記2章4節b~25

2017 年 8 月 13 日 ( 日 ) 14 日 ( 月 ) 7 回 第 2 の警告 (2) 第 2 の警告 (2) ヘブル 4:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と誤

神学総合演習・聖霊降臨後最終主日                  2005/11/16

Heb 11:7 信仰によって ノアは まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき 恐れかしこんで その家族の救いのために箱舟を造り その箱舟によって 世の罪を定め 信仰による義を相続する者となりました (1) ノアは 神から警告を受けた 1 創 6:17 Gen 6:17 わたしは今 いの

1.1 節 Rev 14:1 また私は見た 見よ 小羊がシオンの山の上に立っていた また小羊とともに十四万四千人の人たちがいて その額には小羊の名と 小羊の父の名とがしるしてあった (1) ヨハネは キリストの再臨後の状況を見ている 1 実際にキリストの再臨が起こるのは 19 章になってからである

Rev 7:1 この後 私は見た 四人の御使いが地の四隅に立って 地の四方の風を堅く押さえ 地にも海にもどんな木にも 吹きつけないようにしていた (1) この後 私は見た 1 物事の時間的流れではなく ヨハネが見た幻の順番を示している 2この幻は 神の裁きが迫っていることを示唆している 3 地の四方

2011 年 07 月 17 日 ( 日 ) 18 日 ( 月 )29 ローマ人への手紙 8:12~17 聖化の力 ( 聖霊 )(3) 養子の霊 1. はじめに (1) 聖化 に関する 8 回目の学びである 最終回 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は ク

2013 年 3 月 24 日 ( 日 ) 25 日 ( 月 ) 52 回目 Ⅵ-054 八福の教え 八福の教え 054 マタ 5:3~12 ルカ 6:20~26 1. はじめに (1) 文脈の重要性 1 文脈を無視して 山上の垂訓のある言葉を取り出すことが余りにも多い 2イエスは 神の国の福音をも

2017 年 2 月 5 日 ( 日 ) 6 日 ( 月 ) 22 回 イスラエルに対する戦い (2) イスラエルに対する戦い (2) 黙 12:7~17 1. はじめに (1) キリストの再臨の前に何が起こるかを見ている 110 章 ~14 章は 挿入箇所である * 物語の進展はなく 状況の説明が

2011 年 06 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )26 ローマ人への手紙 7:14~25 律法からの解放 (3) ロマ書 7 章クリスチャン 1. はじめに (1) 聖化 に関する 5 回目の学びである 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は

2012 年 2 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )59 ローマ人への手紙総まとめ 総まとめ 1. はじめに (1) 執筆の意図 1 使徒としての使命 * 所々 かなり大胆に書いた (15:15) 2 使徒としての奉仕の原則 * 他人の土台の上に建てない (15:20) * これまで ロ

2. アウトライン (1) 過去の回顧 (1~4 章 ) (2) 律法の解説 (5~26 章 ) (3) 未来の展望 (27~30 章 ) (4) 指導者の交代 (31~34 章 ) 3. 結論 (1) 律法の本質 (2) イスラエルの将来 (3) 申命記とイエスの教え 申命記を通して イエスの教え

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2008 年 7 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京創世記 8 創世記 8 創世記 3 章 14 節 ~24 節 アダム契約 イントロ : 1. 前回までの復習 (1) 創世記には 11 の区分 ( トルドット ) がある (2) 第 1のトルドットには 人類の

(1) イゼベル 彼にとっては ネバテの子ヤロブアムの罪のうちを歩むことは軽いことであった それどころか彼は シドン人の王エテバアルの娘イゼベルを妻にめとり 行ってバアルに仕え それを拝んだ (1 列 16:31) 1オムリの子アハブは イゼベルと結婚し バアル礼拝をイスラエルに導入した 2 預言者

このメッセージは メシアの義とパリサイ人の義について学ぼうとするものである Ⅰ. 真の信仰者の特徴 (5:13~16) 1. 地の塩 (13 節 ) あなたがたは 地の塩です もし塩が塩けをなくしたら 何によって塩けをつけるのでしょう もう何の役にも立たず 外に捨てられて 人々に踏みつけられるだけで

* ユダヤ人の歴史家ヨセフスもまた同じような書き方をしている 5 テオピロは ルカの執筆活動を支援するパトロンであった可能性が高い 6 もしそうなら テオピロはローマ人クリスチャンであったと思われる (2)1~2 節は ルカの福音書の要約である 1 前の書 というのは ルカの福音書 のことである 2

2010 年 4 月 18 日 ( 日 ) 19 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京出エジプト記 19 出エジ 19 出エジプト記 14 章 15 節 ~15 章 21 節 紅海を渡る 1. 文脈の確認 (1) イスラエルの民は 430 年後にエジプトを脱出した (2) エジプト脱出の記録は

2 イエスの戒めを守るなら イエスの愛に留まることになる (2) その教えを話した理由は 弟子たちが喜びに満たされるためである 1イエスは 自分が経験している喜びを弟子たちに与えようとしている 2イエスの喜びは 父なる神への従順 ( 喜ばせること ) によって生まれる 3ヘブ 12:2 Heb 12

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2 奇跡 3 父 4 聖書 4. メッセージのゴール (1) イエスを誰だと言うか (2) イエスを信じる者の幸いとは何か このメッセージは イエスの業と主張について考えようとするものである Ⅰ. イエスと父は一体である (19~29 節 ) 1. 行動において まことに まことに あなたがたに告げ

(1) 千年王国の最後に サタンが底知れぬ所から再び解き放たれる 1 その理由は 再び人類を試すためである 2 神は 人類がいかに堕落しているかを証明される (2) 千年王国にも罪は存在する 1 千年王国が始まった時点では 未信者は存在しない 2 千年王国では ほぼ理想に近いような生活環境が実現する

Microsoft Word - ◎中高科

* オバデヤがヨエルやエレミヤよりも前の預言者であることを考えると 前者の可能性が高いと思われる * オバデヤ書は 前 845 年前後に執筆されたと考えてよいだろう 4オバデヤは 小預言書の 12 人の預言者の中で最初に登場する預言者である (4) オバデヤ書のテーマ 1イスラエルに敵対する不信仰な

この預言によると メシヤ つまりイエス キリストは ダビデの王座に着き 裁きと正義によってこの王国を治めて確立します ダビデの王座は地上のものでした 地上における過去と未来のあるものでした この預言はまだ成就されていません 2. イザヤ書 11: :1 エッサイの根株から新芽が生え

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2011年度 牧羊者 第Ⅳ巻

牧会の祈り

2012 年 1 月 15 日 ( 日 ) 16 日 ( 月 )53 ローマ人への手紙 14:13~15:3 キリスト者の自由 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)12 章は 基本的には教会内の行動についての勧めであ

2017 年 7 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 ) 3 回 御使いに勝る御子 (2) 御使いに勝る御子 (2) ヘブル 2:1~9 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と

このメッセージは ヨセフとキリストに 起 こったことは 私 たちにも 起 こることを 学 ぼうとする ものである Ⅰ. 第 1のステップ 正 直 な 性 格 (2 節 ) 1.ヨセフは 17 歳 (1)ビルハの 子 ら(ダン ナフタリ) (2)ジルパの 子 ら(ガド アシェル) (3)ヤコブは レア

2016 年 10 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 7 回 フィラデルフィアの教会 フィラデルフィアにある教会 黙 3:7~13 1. はじめに (1) 黙示録の 3 区分 1 黙 1:19 は 黙示録を 3 区分している Rev 1:19 そこで あなたの見た事 今ある事 この後に起こ

ダニエル書は終末についてどのように語っているか No.2 御使いガブリエルが告げた 七十週 の預言 聖書箇所 9 章 20 節 ~27 節 はじめに 前回はダニエル書 2 章から バビロンの王ネブカデネザルの見た正夢に ついて学びました その正夢は終わりの日に起こることを示されたものでした ダニエル

このメッセージは 父なる神について考えようとするものである Ⅰ. 聖書が使用する比喩的言葉 1. 神という言葉について (1) ヘブル語でエロヒム ( エル ) ギリシア語でセオス 1 普通名詞 神々を指す言葉である 2 日本語の神も 多くの神々を指す言葉である 3 聖書の神は どういう神かを示す必

2017 年 6 月 11 日 ( 日 ) 12 日 ( 月 ) 39 回 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 黙 22:1~5 1. はじめに (1) 旧約聖書の預言のハイライトは メシア的王国である 1 黙示 20 章は メシア的王国が千年で終わることを啓

は歯が痛くなるとズキンズキンとして何をしていても繰り返し襲って来る痛みに悩まされますが そのように 絶えず痛みがある と言わずにいられないような痛みを感じ続けていた 一体それはどんな悲しみ 痛みだったのでしょうか それが同胞ユダヤ人の不信仰に関することでした パウロがどんなに同胞 同国人のことを思っ

としたこと それに対してイエスは 今は 止めないでほしい 正しい ことをすべて行うのは 我々にふさわしいことです ( マタイ 3 15) と 言って ヨハネから洗礼をお受けになったと伝えています しかしマルコ福音書は そういうことは何も伝えていません イエス は ユダヤの全地方から集まって来た大勢の

2016 年 12 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 16 回 ラッパの裁き 5 ラッパの裁き 5 黙 9:1~11 1. はじめに (1)6 章から 9 章までの流れ 16 章で 巻き物の封印が解かれる 最初の 6 つの封印 * ここから大患難時代が始まる 27 章は 挿入句である

2.7~11 節 この 人 たちが 行 ってしまうと イエスは ヨハネについて 群 衆 に 話 しだされた あな たがたは 何 を 見 に 荒 野 に 出 て 行 ったのですか 風 に 揺 れる 葦 ですか でなかったら 何 を 見 に 行 ったのですか 柔 らかい 着 物 を 着 た 人 ですか

1イエスがバプテスマを受けたとき 天が開かれて聖霊が鳩のように下った 2ここでは 天が開かれて再臨のメシアが地に下ってこられる 3 黙 4:1 では ヨハネを招くために天が開かれた 4ここでは キリストが地に下るために天が開いた (2) 白い馬に乗った方 1ローマ軍の将軍は 白い馬に乗った 2 再臨

な声で私に呼びかけるのが聞こえたあの初めの声が言った ここに上れ この後 必ず起こる事をあなたに示そう (1) ヨハネは 7 つの教会への手紙の啓示を聞いた後 天の御座の幻を見た 1 その後 私は見た とは 時間の流れを示す言葉である (2) 招きの言葉がかかった 1 一つの開いた門があった * ヨ

に知恵と英知と知識とあらゆる仕事において 神の霊を満たした (2~3 節 ) (1) ユダ部族のフル その子ウリ その子ベツァルエル 1フルとはモーセの手を両側から支えた 2 人のうちのひとり ( 出 17 章 ) 2フルの孫がベツァルエルである (2) 神の霊を満たした 1 知恵 (wisdom)

2017 年 7 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 1 回 ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル 1:1~3 1. はじめに (1) 著者 1いくつかの名が上げられてきた * パウロ * ルカ ( パウロがヘブル語で書いたものを ルカがギリシア語に翻訳した ) * バ

まつじつせい と 末 日 聖 徒 イエス キリスト 教 会 は 主 イエス キリストを 長 としたキリスト 教 会 です 教 会 の 中 心 となる 目 的 はすべての 人 々がキリストのもとに 来 て 救 いを 得 ることです この 使 命 を 果 たすため, 教 会 は 主 イエス キリストが

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2017 年 2 月 21 日 ( 火 ) 60 分でわかる旧約聖書 (24) エレミヤ書 60 分でわかる旧約聖書 (24) エレミヤ書 1. はじめに (1) 預言者たちの中でのエレミヤの位置づけ 1 預言書を書いた預言者 (the writing prophet) * 王国が南北に分裂して以降

Taro-marianist 113号.jtd

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2010 年 2 月 21 日 ( 日 ) 22 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京出エジプト記 13 出エジ 13 出エジプト記 9 章 13 節 ~10 章 29 節 最後の 3 つの災い 1. 文脈の確認 (1) エジプトに主からの 10 の災いが下る (2)10 の災いの記述は 考え抜

イエスさまの公的な活動は 2 年から 3 年と言われます その短い時間の中で人々に与えた影響は 考えられないほど大きいものでした ここに今日 わたしたちが集まって礼拝しているのも そのせいです けれどもその 2 年ないし 3 年のイエスさまの活動はずっと順調であったわけではありません イエスを愛し慕

ヨハネの福音書講解 ヨハネの福音 ヨハネの福音書 21:15~25 1. 愛する 新改訳改訂第 3 版 ヨハネ 21:15 彼らが食事を済ませたとき イエスはシモン ペテロに言われた ヨハネの子シモン あなたは この人たち以上に わたしを愛しますか ペテロはイエスに言った はい 主よ 私があなたを愛

6ユダヤ人は 人種的 宗教的理由によって サマリヤ人を軽蔑した * ユダヤの格言 私の目が サマリヤ人を見ることがないように 7サマリヤ人も ユダヤ人を軽蔑し 敵対した * ユダヤ人がエルサレムから下ることは許したが 上ることは許さなかった 8 現代もサマリヤ人の子孫たちが存在している ( 千名以下

2012 年 7 月 1 日 ( 日 ) 2 日 ( 月 ) 17 回目 Ⅴ-020~021 バプテスマのヨハネの登場 バプテスマのヨハネの登場 ルカ 3:1~2 マコ 1:2~6 1. はじめに (1) 文脈の確認 1バプテスマのヨハネの誕生 2イエスの誕生 3イエスの幼少期 (2) 今日の箇所は

(2) ロマ 7:1~6 の要約 1 律法の大原則 * 律法は 人に対して権限を持つ * 律法は 死んだ人には権限を持たない 2 結婚関係の例話 * 夫が生きている間は 結婚の律法によって制約されている * それを破れば 姦淫の女と呼ばれる * 夫が死ねば 結婚の律法から解放される * 再婚しても

* ペリシテ人の古代都市ガザは 前 93 年に破壊され 前 57 年に再建された * この道路は ガザの遺跡を通過し 新ガザに至る荒野の道である 5 ピリポは その命令に従順に従った 2.27b~28 節 Act 8:27b すると そこに エチオピヤ人の女王カンダケの高官で 女王の財産全部を管理し

このメッセージは ヨセフとキリストに起こったことは私たちにも起こることを学ぼうとする ものである Ⅰ. 第 1のステップ正直な性格 (2 節 ) 1. ヨセフは 17 歳 (1) ビルハの子ら ( ダン ナフタリ ) (2) ジルパの子ら ( ガド アシェル ) (3) ヤコブは レアの子ら ( ル

2019 年 7 月 28 日 ( 日 ) 29 日 ( 月 ) 70 回 12 人の弟子たちの救い 12 人の弟子たちの救い 使徒 19:1~7 1. はじめに (1) 第三次伝道旅行が始まった 1 使 18:23~21:17( 紀元 53 年の春から 56 年の春 ) 2パウロは ひとりで出かけ

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Ⅱ. 信仰生活の再建 : エズラの指導 (7~10 章 ) 1. エルサレムに到着するエズラ (7~8 章 ) 2. 民の罪を告白するエズラ (9 章 ) 3. 国を清めるエズラ (10 章 ) 結論 : 私たちへの適用 1. 悔い改めの力 2. みことばの力 エズラ記を通して リバイバルの原則につ

187 家 族 249 家 族 がすべて 315 自 分 の 健 康 家 族 の 健 康 188 平 和 安 定 した 生 活 250 自 分 にかかわる 人 達 316 仕 事 お 金 友 人 189 家 族 251 友 人 両 親 317 家 族 190 自 分 と 家 族 の 命 と 幸 福

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お話 文芸思潮

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牧会の祈り

4きょう取り上げる 3~5のパターンは ユダヤ的に解釈する必要がある 5イエス時代のユダヤ教のラビたちの旧約聖書引用法 * 直接引用とその成就 * その箇所の解釈ではなく 適用である * きょうの3~5 のパターンは すべて適用である 6マタイは 5 つの引用によってイエスのメシア性を証明しようとし

Rev 17:2 地の王たちは この女と不品行を行い 地に住む人々も この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです (1) 大淫婦と不品行 1 旧約聖書では 淫婦 は 偽の宗教 を象徴する言葉である 2 淫行 は 偶像礼拝を象徴する言葉である 霊的姦淫である * 通常は 真の神を信じると告白しながら 偶像

1:14 ことばは人となって 私たちの間に住まわれた 私たちはこの方の栄光を見た 父のみもとから来られた ひとり子としての栄光である この方は恵みとまことに満ちておられた 今日はこの後 神が人となってくださったことについて考えたいと思いますが まずこの聖句にある 住まわ れた について ご一緒に考え

1 パンの家 という意味 農業生産の豊かな地 ダビデの町とも呼ばれた 2ガリラヤのベツレヘムと区別するために ユダヤのベツレヘムと書かれている 年代 200 軒の家 クリスチャンとイスラム教徒が平和に住んでいる 4 今日 パレスチナ自治区 2 万 2 千人 クリスチャンは迫害に会っている

ヨハネの手紙講解 神のあかし ヨハネの手紙第一 5:1~21 1. 油注がれた者 新改訳改訂第 3 版 Ⅰヨハネ 5:1 イエスがキリストであると信じる者はだれでも 神によって生まれたのです 生んでくださった方を愛する者はだれでも その方によって生まれた者をも愛します イエスがキリストであると信じる

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2009 年 1 月 25 日 ( 日 ) 26 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京創世記 30 創世記 30 創世記 19 章 1 節 ~38 節 ソドムとゴモラの滅び イントロ : 1. 前回までの復習 (1) 神はアブラムを選び 彼とその子孫を通して全人類を救おうとされた (2) それが


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第二に 聖さを得るために 私たちはすべての人との平和を追い求めなければなりません 私たちの思いの内にある敵対心や闘争心などを放っておかず 平和的に生きるように努めなければなりません へブル書の著者は このことについて 非常に厳しく警告しています 私たちが神の聖さにあずかる者とならない限り 主を見るこ

聖書 : ピリピ 3:1~3 説教題 : 神の御霊による礼拝 日時 :2017 年 2 月 26 日 ( 朝拝 ) ピリピ人への手紙第 3 章に入ります この手紙は全部で 4 章からなっていますので 今日から後半部に入ることになります パウロは 最後に 私の兄弟たち と始めます この手紙はまだ半分ま

神殿とは 神の住まいです 自分の中に神が住まわれたということが救いであり このよ うにしてイエス様とつながっているから イエス キリストを知ることができるようになる のです 神とのつながりを断ち切ることはできない わたしは彼らに永遠のいのちを与えます 彼らは決して滅びることがなく また だれ もわた

3 仲介者としての祭司たちが存在していた (2) 新約時代の状態 1すべての信者が まことの聖所に入ることができる * 天の聖所で 神の臨在の前に出ることができる 2これは 万人祭司の教えである 3 訳文の比較 こういうわけですから 兄弟たち 私たちは イエスの血によって 大胆にまことの聖所に入るこ

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

を与えられて 祈りつつ取り組んで行くように導かれる ですから私たちは自分の願い事を一方的に神に祈る祈りはやめて まず聖書を通してまず神を見上げること 御名を賛美することから始めたいのです そのような神への賛美また信仰告白から始まる祈りこそ祝福される祈りの基礎です さて第 2 の祈りは 御国が来ますよ

中 央 公 民 館 ( 所 在 地 日 野 本 町 ) 実 習 室 ホール 談 話 室 講 座 室 A 講 座 室 B 視 聴 覚 室 調 理 実 習 室 小 会 議 室 保 育 室 24 人 50.2m2 20 人 66.0m2 16 人 45.6m2 36 人 51

(1) 処 女 降 誕 (2)イエスの 歴 史 性 (3) 福 音 の 3 要 素 (4)イエスの 死 後 の 状 態 (5) 昇 天 (6) 再 臨 * 今 回 は (4)イエスの 死 後 の 状 態 を 取 り 上 げる * 死 んでから 復 活 までの 3 日 間 をどのように 過 ごされたの

Microsoft Word - H27報告書

2 公 生 涯 に 入 られる 前 に バブテスマのヨハネがイエスのために 道 備 えをしましたが まさに そのよう な 関 係 にある 二 つの 箇 所 と 言 えます 節 をより 詳 しく 教 えるためにこの 系 図 がその 前 に 記 さ れているということです 並 行 箇 所 :

められた 夏 自 主 ~?: 石 の 短 編 小 説 である Wj 業 虚 集 には 琴 のそら 畜 j

教員免許更新制ハンドブック2

(1) 神殿の聖所と至聖所を分ける幕である 1 長さが約 18 メートル 厚さが約 10 センチ 2この幕の内側に入れたのは 大祭司だけである それも年に一度だけ 3 大祭司 アロンの家系 ケハテ氏族 レビ族 イスラエルの民 全人類 (2) この幕が 上から下まで真っ二つに裂けた 1 神の御手がこれ

(1) 獣の形状 (1~2 節 ) (2) 獣の復活 (3~4 節 ) (3) 獣の支配 (5~8 節 ) (4) 励ましのことば (9~10 節 ) 3. 結論 : 反キリストはキリストの真似をする 反キリストの働きについて学ぶ Ⅰ. 獣の形状 (1~2 節 ) 1.1 節 Rev 13:1 また

いでしょう (1)2 重の質問 1 弟子たちは いくつかのたとえ話とその解き明かしを聞いてきた 2ここでイエスは 弟子たちに考えるチャンスを与えている 3 弟子たちは 奥義としての王国 の性質について考え始める (2) イエスのたとえ話は 弟子たちが想像したものとは大いに異なる 1 種のたとえでは

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ヘブル人への手紙 11 章 1-16 節 信仰とは 1A 信仰のあかし 1-7 1B 信仰の説明 1-3 1C 望んでいることがらの実体 1 2C 称賛 2 3C 神の創造 3 2B 信仰の足跡 4-7 1C アベル - 良いささげ物 4 2C エノク - 神を喜ばす歩み 5-6 3C ノア - 神

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第5回 再臨待望聖会 日本の霊的覚醒 ユダヤ人の救い メシアの再臨 特別講師 セツ ポステル イスラエル聖書大学教授 トマス ダミアノス イスラエル聖書大学教授 講師 通訳 中川健一 ハーベスト タイム ミニストリーズ代表 無断複製 転載を禁じます

目 次 目 次 イサクに 対 する 神 の 計 画... 3 I.イサクに 対 する 神 の 計 画 過 去... 3 アブラハム 契 約 ( 創 世 記 12:1~3)... 3 A. 創 12:1 土 地 の 約 束... 3 B. 創 12:2~3 子 孫 の 約 束... 4 C. 創 12:2~3 祝 福 の 約 束 :2つの 部 分... 4 II.イサクに 対 する 神 の 計 画 現 在... 5 ローマ 11:1~2... 5 ローマ 11:5~7... 5 ローマ 11:11... 5 ローマ 11:12... 6 ローマ 11:15... 6 ローマ 11:16~18... 7 III.イサクに 対 する 神 の 計 画 未 来... 7 ローマ 11:22~24... 7 ローマ 11:25... 7 ローマ 11:26~27... 8 結 論... 8 イシュマエルに 対 する 神 の 計 画... 9 I.イシュマエルに 対 する 神 の 計 画 過 去... 9 イシュマエルに 対 する 約 束 : 昔 から 変 わらない 贖 いの 物 語 ( 創 世 記 16:1~16)... 9 離 別 : 昔 から 変 わらない 舞 台 裏 の 物 語 ( 創 世 記 21:1~10)... 9 備 え: 昔 から 変 わらない 備 えの 物 語 ( 創 世 記 21:11~21)... 9 以 上 の 物 語 から 学 ぶ3つの 重 要 な 教 訓... 10 II.イシュマエルに 対 する 神 の 計 画 現 在... 10 ヨナ 書 に 学 ぶ 衝 撃 的 な 教 訓 : 神 はアラブ 人 を 愛 しておられる!... 10 ニネベと 金 の 子 牛 事 件 に 見 る 神 のあわれみ... 11 否 定 できない 対 応 関 係... 11 これは 何 を 意 味 するか... 11 神 はガザを 愛 しておられる... 12 第 5 回 再 臨 待 望 聖 会 1

目 次 ヨナ 書 に 学 ぶショッキングな 教 訓 : 神 はイスラエルにねたみを 起 こさせるためにアラブ 人 を 救 っている. 12 III.イシュマエルに 対 する 神 の 計 画 未 来... 13 イザヤ 書 にその 答 えを 探 る 諸 国 民 に 対 する 宣 託 (イザヤ 13~23 章 )... 13 イザヤの 幻 : 諸 国 民 が 礼 拝 のためにエルサレムに 上 ってくる... 13 イザヤ 書 の 政 治 的 霊 的 現 実 : 諸 国 民 がエルサレムに 攻 め 上 ってくる... 13 イザヤが 見 た 幻 と 現 在 の 政 治 的 霊 的 現 実 を 踏 まえて 神 のイシュマエルに 対 する 計 画 とは 何 か... 14 イザヤに 見 る2 種 類 の 助 言 者... 14 神 がイシュマエルの 将 来 に 持 っておられる 計 画 は 何 か(イザヤ 13~23 章 )... 14 ショッキングだが 本 当 に 起 こること... 15 賛 美... 16 2 2014 年 開 催

トマス ダミアノス イサクに対する神の計画 イサクに対する神の計画 過去 現在 未来 トマス ダミアノス I イサクに対する神の計画 過去 アブラハム契約 創世記 12 1 3 これは 神が条件を付けることなく アブラハムとその子孫イスラエルに対し あなたを偉大な 国民とすると誓った信仰の契約であるまた神は 地上のすべての家族 民族 を アブラハ ムの子孫 イエス キリストによって祝福する 救う ことも誓っている イスラエル人とは アブラハムの血筋を受け継ぐ子孫のことで イサク ヤコブの家系から出た 人々である神は イスラエルを地の面 おもて のすべての民のうちから選び ご自分にとっ て特別な民とされた 申命 7 6 聖書は イスラエル という言葉を民族と土地の両方に使っている聖書は 何百回にもわたっ て 神はイスラエルの神である イスラエルの聖なる方 と繰り返し語っている実際に イ スラエル と ユダヤ人 という言葉は 旧約聖書で 2700 回以上 新約聖書で 80 回以上使われ ている 聖書は イスラエルとイスラエルの地について かなりのスペースを割いて語っているこの事 実から イスラエルの民が神の計画の中で占める立場 役割を理解することが決定的に重要であ るとわかる アブラハム契約 創世記 12 1 3 主 はアブラムに仰せられた あなたは あなたの生まれ故郷 あなたの父の家を出て わたし が示す地へ行きなさいそうすれば わたしはあなたを大いなる国民とし あなたを祝福し あなた の名を大いなるものとしようあなたの名は祝福となるあなたを祝福する者をわたしは祝福し あ なたをのろう者をわたしはのろう地上のすべての民族は あなたによって祝福される ここにアブラハム契約が記されている神はこの契約を非常に重視しておられる神は この契 約をイサク ヤコブと確認し 再確認し 更新された 創世記 13 14 17 15 1 21 17 1 11 22 15 19 26 2 5 28 13 17 アブラハム契約には3つの要素から成り 主な約束が3つ語られている 土地 子孫 祝福 A 創 12 1 土地の約束 主 はアブラムに仰せられた あなたは あなたの生まれ故郷 あなたの父の家を出て わたし 第 5 回 再臨待望聖会 3

I イサクに対する神の計画 過去 が示す地へ行きなさい 土地の約束は イスラエルが出エジプトの後 紀元前 1491 年 にイスラエルの地を占領するこ とで その成就が開始されたしかし その完全な成就は 終末時代 を待たなければならない B 創 12 2 3 子孫の約束 そうすれば わたしはあなたを大いなる国民とし あなたを祝福し あなたの名を大いなるものと しようあなたの名は祝福となるあなたを祝福する者をわたしは祝福し あなたをのろう者をわた しはのろう地上のすべての民族は あなたによって祝福される アブラハムから一つの国民を生み出すという約束だが 当時アブラハムには子がなく サライは 不妊の女だった ここで 子孫 という言葉が アブラハムの特定の子孫 メシアを指して使われているこの 子 孫 こそ エバに約束されていた 蛇の頭を踏み砕く方である 創 3 15 また この 子孫 は 地上のすべての民族 に祝福をもたらす この 子孫 はダビデの家系から生まれ 神が 彼の王国を確立させる 2 サム 7 12 パウ ロは この 子孫 はメシアであるイエスを指していると解釈する ガラ 3 16 19 C 創 12 2 3 祝福の約束 2つの部分 そうすれば わたしはあなたを大いなる国民とし あなたを祝福し あなたの名を大いなるものと しようあなたの名は祝福となるあなたを祝福する者をわたしは祝福し あなたをのろう者をわた しはのろう地上のすべての民族は あなたによって祝福される 1 アブラハムの子孫への祝福 a 土地と国民の約束を含む b 子孫に対するさらなる祝福 霊的祝福 創 17 章参照 c 祝福と呪い 第2の祝福のために 神が安全保障をする 2 アブラハムの子孫を通して全世界に届く祝福 a 創世記1 11 章と 祝福 この文脈では 祝福 とは地上にエデンの園のような状態を回 復すること 創 1 2 章参照 b 霊的祝福 人類の霊的な回復 贖い メシアによって最終的に成就する c 物理的祝福 人間の肉体と環境が堕落前の完全な状態に回復する ロマ 8 18 23 参照 アブラハムに対する神の約束は契約となり 両者の間で締結された 創 15 章 これは無条件契 約である この契約の履行義務を負うのは 神ご自身だけであるアブラハムは責任を負っていない この無条件契約の締結には 神ご自身の尊厳と神のご性質がかかっていたこの契約の約束を実 4 2014 年開催

トマス ダミアノス イサクに対する神の計画 行する責任は ただ神だけが負っておられる この契約にある約束が実現するためにアブラハムやその子孫 イスラエル ユダヤ民族 がすべ きこと できることは何もない II イサクに対する神の計画 現在 ローマ 11 1 2 すると 神はご自分の民を退けてしまわれたのですか絶対にそんなことはありませんこの私も イスラエル人で アブラハムの子孫に属し ベニヤミン族の出身です神は あらかじめ知っておら れたご自分の民を退けてしまわれたのではありません 多くの神学者が抱く問いは 神はご自分の民 ユダヤ人 を退けてしまわれたのか というも のである ローマ 11 1 パウロはこの問いに対し ローマ 11 1 で ご自分の民を退けてしまわれたのではありません ときっぱり言い切っている パウロは イエス キリストの再臨まで 神がイスラエル全体を救うことはないとわかっていた 救われるのは 少数の残れる者 レムナント だけであるユダヤ人の大部分は イエス キリ ストを受け入れなかったからだ このレムナントは 恵みの選びによる神の選民で それ以外のイスラエルは目が閉ざされ 不信 仰に陥ったしかし 神はご自分の民を捨て去られたわけではなかった ローマ 11 5 7 それと同じように 今も 恵みの選びによって残された者がいますもし恵みによるのであれば もはや行いによるのではありませんもしそうでなかったら 恵みが恵みでなくなりますでは ど うなるのでしょうイスラエルは追い求めていたものを獲得できませんでした選ばれた者は獲得し ましたが 他の者は かたくなにされたのです 不信仰に陥ったユダヤ人がつまずいたのは 倒れるため 永遠に失われるためだったのだろうか 使徒パウロの答えは 断定的な ノー だった ローマ 11 11 では 尋ねましょう彼らがつまずいたのは倒れるためなのでしょうか絶対にそんなことはあり ませんかえって 彼らの違反によって 救いが異邦人に及んだのですそれは イスラエルにねた みを起こさせるためです それでは 神がご自分の選民の大半を今日まで盲目にし アブラハム契約の本当の意味 イエス 第 5 回 再臨待望聖会 5

II イサクに対する神の計画 現在 キリストの真の福音を見えなくしているのはなぜか パウロは同じ節で その問いに答えている不信仰なユダヤ人は 神が異邦人の中から多くの人 を選び ご自分の恩寵を注がれたと知ればねたみに駆られるだろうこのねたみは聖なるねたみ であって 不信仰なユダヤ人は それによって 選ばれた異邦人と同じ救いを求めるようになる 神のご計画で驚くべき点は 神が ユダヤ人たちの目から覆いを取り除き 神のひとり子 イエ ス キリストの真の福音を示した後 ユダヤ人を通して全世界を祝福しようとしておられること にある ローマ 11 12 もし彼らの違反が世界の富となり 彼らの失敗が異邦人の富となるのなら 彼らの完成は それ以 上の どんなにかすばらしいものを もたらすことでしょう パウロは ユダヤ人が失敗して不信仰に陥ったことが異邦人の富になったのであれば 不信仰な ユダヤ人がイエス キリストを主と受け入れるようになることが どれほどの祝福を世にもたら すだろうかと語っている これは大患難時代の終わりに起こり そして千年王国が成就するそこでは 大患難時代を生き 抜いた不信仰なユダヤ人とその子孫がすべて救われ イスラエルは全世界にとって 物理的にも 霊的にも大いなる祝福をもたらす国となるアブラハム契約で約束されているとおりであるそ して神は キリストが座する千年王国でイスラエルと新しい契約に入る ローマ 11 15 もし彼らの捨てられることが世界の和解であるとしたら 彼らの受け入れられることは 死者の中 から生き返ることでなくて何でしょう この節では 3つの重要な真理が確認されている第一に この節を読めば ユダヤ人が捨てら れたのは一時的だとわかる同じ節で 彼らの受け入れられること があるとも言われている からである第二に 神は ユダヤ人がイエスを拒絶したことを用いて 世界 つまり非ユダヤ 人 異邦人をご自分と和解させたのだということがわかる第三に ユダヤ民族が自分たちの救 い主を受け入れる時に 死者の中から生き返る つまりイエス キリストにある新しいいのち にあずかることがわかる イスラエルがイエスを受け入れなかったのは 異邦人に救いをもたらすという神のご計画の一部 だった イスラエルは 異邦人に救いをもたらすため 神によってかたくなにされた メシアのからだに入れられている異邦人には 救いに導くためにユダヤ人を ねたみ に駆り立 てるという特別な任務が与えられている 6 2014 年開催

トマス ダミアノス イサクに対する神の計画 ローマ 11 16 18 初物が聖ければ 粉の全部が聖いのです根が聖ければ 枝も聖いのですもしも 枝の中のある ものが折られて 野生種のオリーブであるあなたがその枝に混じってつがれ そしてオリーブの根の 豊かな養分をともに受けているのだとしたら あなたはその枝に対して誇ってはいけません誇った としても あなたが根をささえているのではなく 根があなたをささえているのです 問題となっているのは 根 とはだれ あるいは何かということであるこれはアブラハム契 約を指しており そこから神が約束されたすべての祝福が湧き出るのであるこの契約はイスラ エル民族を通して与えられ メシアであるイェシュアによって成就する 不信仰なユダヤ人を擁護するパウロの議論が続く不信仰なユダヤ人は折られた枝だが 神の聖 なるオリーブの木から一時的に切り取られただけであるここでパウロは 不信仰なユダヤ人に 対して誇ってはいけないと異邦人クリスチャンに警告している不信仰なユダヤ人は 異邦人信 者がユダヤ人の聖いオリーブの木に接ぎ木されるために一時的な犠牲となっているためである 異邦人信者は 自分たちは根に支えられていることを決して忘れてはいけないその根とは 神 がイスラエルに対して イスラエルを通して与えられた契約の約束のことである ここで異邦人信者に対して言われていることは イスラエルに対して傲慢になることなく イス ラエルを世界に贖いをもたらす神の器として認め 敬意をもって接する必要があるということで ある III イサクに対する神の計画 未来 ローマ 11 22 24 見てごらんなさい神のいつくしみときびしさを倒れた者の上にあるのは きびしさですあな たの上にあるのは 神のいつくしみですただし あなたがそのいつくしみの中にとどまっていれば であって そうでなければ あなたも切り落とされるのです彼らであっても もし不信仰を続けな ければ つぎ合わされるのです神は 彼らを再びつぎ合わすことができるのですもしあなたが 野生種であるオリーブの木から切り取られ もとの性質に反して 栽培されたオリーブの木につがれ たのであれば これらの栽培種のものは もっとたやすく自分の台木につがれるはずです 23 24 節は 枝が切り落とされたのはほんの一時的なものであること やがて神は不信仰なユ ダヤ人をすべてご自分の聖なるオリーブの木に メシアであるイェシュアに対する信仰を通して 接ぎ合わせることの証明になっている ローマ 11 25 兄弟たち私はあなたがたに ぜひこの奥義を知っていていただきたいそれは あなたがたが自 分で自分を賢いと思うことがないようにするためですその奥義とは イスラエル人の一部がかたく 第 5 回 再臨待望聖会 7

III イサクに対する神の計画 未来 なになったのは異邦人の完成のなる時までであり 神は 異邦人の完成がなる時までイスラエル人の大部分を盲目にされた異邦人の完成とは 異 邦人信者の数が満ちることを指すつまり イスラエルをみな救うという神の救いの計画の中で は まず救われる異邦人の数が満ち その後にイスラエル全体が救いに導かれるそれは 大患 難時代の終わりに ユダヤ人たちが 自分たちが突き刺した者を仰ぎ見る 時に起こる ローマ 11 26 27 こうして イスラエルはみな救われる ということですこう書かれているとおりです 救う者が シオンから出て ヤコブから不敬虔を取り払うこれこそ 彼らに与えたわたしの契約であるそれ は わたしが彼らの罪を取り除く時である パウロはこの章の初めから 不信仰なユダヤ人を擁護する議論を力強く展開してきたそして ここに来て イスラエルはみな救われる とはっきりと断言している 26 節にあるとおり 救う者 つまりイスラエルのメシアであるイエス キリストがシオンから 出る エルサレムに戻ってくる それが起こるのはイエス キリストの再臨の時で そしてキ リストが支配する栄光に満ちた千年王国が始まる イエス キリストは 神とイスラエルの契約を成就するために地上に戻ってこられるその契約 とは アブラハム契約であるその契約によって イスラエルはみな救われるという祝福を受け るのである イスラエルはみな とは その時点で生きているイスラエル全員という意味であ る これまでに生まれてきたユダヤ人全員ではない 結論 神が約束をしたら アブラハムと無条件契約を交わした時のように 必ず実行される それ以来 いつの時代にもユダヤ民族の中にはメシアに忠実な信者の群れ レムナントがいた パウロは イスラエルはみな救われる と論じ そう教えている メシアの初臨から今日まで イスラエルの大半がメシアに対して目が閉ざされているのは 福音 が異邦人の間で広められるためだったそれは 異邦人の完成のなる時まで で 福音があら ゆる民族に宣べ伝えられるまで続く メシアであるイエスを受け入れていない今のイスラエルの状態は 最終的なものではない神は ご自分の計画を選民の内で 選民を通して実現されるからである 11 25 32 8 2014 年開催

セツ ポステル イシュマエルに 対 する 神 の 計 画 イシュマエルに 対 する 神 の 計 画 過 去 現 在 未 来 セツ ポステル I.イシュマエルに 対 する 神 の 計 画 過 去 イシュマエルの 物 語 に 見 る 約 束 離 別 備 え イシュマエルに 対 する 約 束 : 昔 から 変 わらない 贖 いの 物 語 ( 創 世 記 16:1~16) アダムとエバ Part II イシュマエルの 物 語 は 昔 から 変 わらない 堕 落 のストーリー:サラがハガルを 取 り それを 夫 に 与 える(16:1~4 創 3:6 参 照 ) イシュマエルの 物 語 は 昔 から 変 わらない 希 望 のストーリー: 神 が 子 孫 の 誕 生 と その 子 孫 に 対 する 祝 福 を 約 束 する(16:5~16 17:18~20 創 3:15~16 参 照 ) 神 のイシュマエルに 対 する 計 画 は また 別 の 物 語 のひとコマではない 神 のイシュマエルに 対 する 計 画 は 昔 から 変 わらない 同 じ 物 語 に 基 づいている 離 別 : 昔 から 変 わらない 舞 台 裏 の 物 語 ( 創 世 記 21:1~10) カインとアベル Part II イシュマエルの 物 語 は 昔 から 変 わらない 葛 藤 のストーリー:イシュマエルの 弟 に 対 する 敵 意 は 選 ばれた 者 に 対 してだれもが 抱 く 葛 藤 カインのアベルに 対 する 葛 藤 ( 創 4:5) ハムのセムとヤペテに 対 する 葛 藤 ( 創 9:22) ロトのアブラハムに 対 する 葛 藤 ( 創 13:6~9) エサウのヤコブに 対 する 葛 藤 ( 創 25:23) 兄 弟 たちのヨセフに 対 する 葛 藤 ( 創 37:2~5) イシュマエルの 物 語 は 昔 から 変 わらない 離 別 のストーリー 最 終 的 には 祝 福 へとつながってい く( 創 50:20 創 12:3 49:8 参 照 ) 備 え: 昔 から 変 わらない 備 えの 物 語 ( 創 世 記 21:11~21) アケダ Part I II( 創 世 記 21&22 章 ) イシュマエルの いけにえ 物 語 は イサクの いけにえ の 予 型 になっている サラはアブラハムにイシュマエルを 追 い 出 すように 求 めた(21:10) 神 はアブラハムにイサク 第 5 回 再 臨 待 望 聖 会 9

II イシュマエルに対する神の計画 現在 をささげるように求めた 22 1 2 アブラハムは朝早く起きてイシュマエルを送り出した 21 14 アブラハムは朝早く起きてイ サクをささげに行った 22 3 アブラハムはパンと水の革袋をハガルの背に負わせた 21 14 アブラハムはたきぎをイサク の背に負わせた 22 6 ハガルはイシュマエルを灌木の下に投げ出して死ぬに任せた 21 15 アブラハムはイサクを たきぎの上に置いて死なせようとした 22 9 主の使いが天から聞きつけ イシュマエルを救った 21 17 主の使いが天から呼びかけ イ サクを救った 22 12 神はハガルの目を開き 水を与えた 21 19 神はアブラハムの目を開き 子羊を与えた 22 13 神はイシュマエルの子孫を増やすと約束された 21 13 18 神はイサクを祝福すると約束さ れた 22 17 以上の物語から学ぶ3つの重要な教訓 1. アブラハムはイシュマエルのために嘆き その将来のために祈った 創 17 18 21 15 16 私たちも アラブ人のために嘆き その将来のために祈る必要がある 2. アブラハムは イシュマエルにも イサクにも強い思い入れがあった 創 21 11 22 2 私 たちも アラブ人にも ユダヤ人にも強い思い入れを持つ必要がある 3. ご自分の約束を果たすため 神はイシュマエルにも イサクにも身代わりを用意された 創 21 19 22 13 その約束があるので 神は今もユダヤ人とアラブ人のどちらにも身代わりを用意 しておられる II イシュマエルに対する神の計画 現在 まして わたしは この大きな町ニネベを惜しまないでいられようかそこには 右も左もわきまえない十二 ヨナ 4 11 万以上の人間と 数多くの家畜とがいるではないか ヨナ書に学ぶ衝撃的な教訓 神はアラブ人を愛しておられる なぜヨナは怒っていたのか ところが このことはヨナを非常に不愉快にさせたヨナは怒っ て 4 1 答え ヨナは 主 に祈って言った ああ 主 よ私がまだ国にいたときに このこと を申し上げたではありませんかそれで 私は初めタルシシュへのがれようとしたのです私は あなたが情け深くあわれみ深い神であり 怒るのにおそく 恵み豊かであり わざわいを思い直 10 2014 年開催

セツ ポステル イシュマエルに対する神の計画 されることを知っていたからです 神はイスラエルの敵を愛し その罪を赦される この話には 一読しただけではわからない意味が隠されている ニネベと金の子牛事件に見る神のあわれみ ニネベでの赦し シナイでの赦し ヨナはその町に入って まず一日目の道のりを モーセはそこに 四十日四十夜 主 とともに 歩き回って叫び もう四十日すると ニネベは滅 いた彼はパンも食べず 水も飲まなかったそ ぼされる と言った 3 4 して 彼は石の板に契約のことば 十のことばを 書きしるした 出 34 28 もしかすると 神が思い直してあわれみ その また どうしてエジプト人が 神は彼らを山地 燃える怒りをおさめ 私たちは滅びないですむか で殺し 地の面から絶ち滅ぼすために 悪意をも もしれない 3 9 って彼らを連れ出したのだ と言うようにされる のですかどうか あなたの燃える怒りをおさめ あなたの民へのわざわいを思い直してください 出 32 12 神は 彼らが悪の道から立ち返るために努力し すると 主 はその民に下すと仰せられたわざ ていることをご覧になったそれで 神は彼らに わいを思い直された 出 32 14 下すと言っておられたわざわいを思い直し そう されなかった 3 10 ところが このことはヨナを非常に不愉快にさ 主 は彼の前を通り過ぎるとき 宣言された せたヨナは怒って 主 に祈って言った あ 主 主 は あわれみ深く 情け深い神 怒 あ 主 よ私がまだ国にいたときに このこと るのにおそく 恵みとまことに富み 恵みを千代 を申し上げたではありませんかそれで 私は初 も保ち 咎とそむきと罪を赦す者 罰すべき者は めタルシシュへのがれようとしたのです私は 必ず罰して報いる者父の咎は子に 子の子に あなたが情け深くあわれみ深い神であり 怒るの 三代に 四代に モーセは急いで地にひざまずき におそく 恵み豊かであり わざわいを思い直さ 伏し拝んで お願いした 出 34 6 9a れることを知っていたからです 4 1 2 否定できない対応関係 ニネベとイスラエル ヨナとモーセ あわれみ深く 恵み深い神は同じ これは何を意味するか 1. 神は イスラエルの敵をイスラエルと同じように愛するだけでなく その ペット も愛してお 第 5 回 再臨待望聖会 11

II イシュマエルに対する神の計画 現在 られる まして わたしは この大きな町ニネベを惜しまないでいられようかそこには 右 も左もわきまえない十二万以上の人間と 数多くの家畜とがいるではないか 4 11 2. ヨナの心はモーセのようではなかったましてや神とは比べることもできない 神はガザを愛しておられる 自分の隣人を愛し 自分の敵を憎め と言われたのを あなたがたは聞いていますしかし わたしはあなたがたに言います自分の敵を愛し 迫害する者のために祈りなさいそれでこそ 天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです天の父は 悪い人にも良い人にも太陽を 上らせ 正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです自分を愛してくれる者 を愛したからといって 何の報いが受けられるでしょう取税人でも 同じことをしているでは ありませんかまた 自分の兄弟にだけあいさつしたからといって どれだけまさったことをし たのでしょう異邦人でも同じことをするではありませんかだから あなたがたは 天の父が 完全なように 完全でありなさい マタ 5 43 48 神は ガザとその地の動物を愛しておられる私たちはどうだろうか モーセは 罪人のためにみずからの命を投げ出そうとしたヨナは 神が罪人を赦すのでみずか らの死を願った私たちはモーセのようだろうかそれともヨナのようだろうか 人々がアラブ人について語るショッキングな発言 ヨナ書に学ぶショッキングな教訓 神はイスラエルにねたみを起こさせるためにアラブ人を救ってい る ヨナ書は ヨナがどのように応答したかを記すことなく終わっている 4 9 11ルカ 15 27 32 参照 どうしてヨナ書はこのような終わり方をしているのか イスラエルの敵に対する神の愛は イスラエルにねたみを起こさせるためである 申 32 21 預言者が語るたった5つの言葉にニネベの町が示した驚くべき反応 3 4 vs. 預言者の何万語 という言葉に対するイスラエルの無反応 ヨナ 3 5 6 と ヨエル 1 14 2 12 15 を比較せ よ ヨナは 贖罪の日に行う真の悔い改めの例 神がアラブ人に対して持っておられる現在の計画は アラブ人を救い イスラエルにねたみを起 こさせること ロマ 11 11 12 エルサレム旧市街におけるジェイミーと私 2014 年開催

セツ ポステル イシュマエルに対する神の計画 III イシュマエルに対する神の計画 未来 万軍の 主 は祝福して言われる わたしの民エジプト わたしの手でつくったアッシリヤ わたしのもので イザヤ 19 25 ある民イスラエルに祝福があるように イザヤ書にその答えを探る 諸国民に対する宣託 イザヤ 13 23 章 イザヤの幻 諸国民が礼拝のためにエルサレムに上ってくる アモツの子イザヤが ユダとエルサレムについて示された先見のことば終わりの日に 主 の家の山は 山々の頂に堅く立ち 丘々よりもそびえ立ち すべての国々がそこに流れて来る 多くの民が来て言う さあ 主 の山 ヤコブの神の家に上ろう主はご自分の道を 私たち に教えてくださる私たちはその小道を歩もう それは シオンからみおしえが出 エルサレ ムから 主 のことばが出るからだ主は国々の間をさばき 多くの国々の民に 判決を下す 彼らはその剣を鋤に その槍をかまに打ち直し 国は国に向かって剣を上げず 二度と戦いのこ とを習わない 2 1 4 わたしは 彼らのわざと 思い計りとを知っているわたしは すべての国々と種族とを集 めに来る彼らは来て わたしの栄光を見るわたしは彼らの中にしるしを置き 彼らのうちの のがれた者たちを諸国に遣わすすなわち タルシシュ プル 弓を引く者ルデ トバル ヤワ ン 遠い島々にこれらはわたしのうわさを聞いたこともなく わたしの栄光を見たこともない 彼らはわたしの栄光を諸国の民に告げ知らせよう彼らは すべての国々から あなたがたの同 胞をみな 主 への贈り物として 馬 車 かご 騾馬 らくだに乗せて わたしの聖なる山 エルサレムに連れて来る と 主 は仰せられる それはちょうど イスラエル人がささげ物 をきよい器に入れて 主 の宮に携えて来るのと同じであるわたしは彼らの中からある者を選 んで祭司とし レビ人とする と 主 は仰せられる わたしの造る新しい天と新しい地が わたしの前にいつまでも続くように 主 の御告げ あなたがたの子孫と あなたがた の名もいつまでも続く毎月の新月の祭りに 毎週の安息日に すべての人が わたしの前に礼 拝に来る と 主 は仰せられる 彼らは出て行って わたしにそむいた者たちのしかばねを 見るそのうじは死なず その火も消えず それはすべての人に 忌みきらわれる 66 18 24 イザヤ書の政治的 霊的現実 諸国民がエルサレムに攻め上ってくる ウジヤの子のヨタムの子 ユダの王アハズの時のこと アラムの王レツィンと イスラエルの 王レマルヤの子ペカが エルサレムに上って来てこれを攻めたが 戦いに勝てなかった 7 1 ヒゼキヤ王の第十四年に アッシリヤの王セナケリブが ユダのすべての城壁のある町々を攻 めて これを取ったアッシリヤの王は ラブ シャケに大軍をつけて ラキシュからエルサレ ムに ヒゼキヤ王のところへ送ったラブ シャケは布さらしの野への大路にある上の池の水道 第 5 回 再臨待望聖会 13

III イシュマエルに対する神の計画 未来 のそばに立った 36 1 2 イザヤが見た幻と 現在の政治的 霊的現実を踏まえて 神のイシュマエルに対する計画とは何か イザヤが語った諸国民に対する古代の宣告 預言 に 現代の諸問題に対する解決法を探る イ ザヤ 13 23 章 背景知識 イスラエルに対する神の幻 イザヤ 1 12 章 諸国民に対する神の幻 イザヤ 13 23 章 どちらも メシアの来臨がもたらす裁きと祝福という似た幻であることに着目 イザ 11 9 10 16 4 5 参照 なぜかそれは アブラハムの子孫を通して諸国民を祝福するという神の約束があるためで ある 創 12 1 3 イザヤに見る2種類の 助言者 イザヤの輝かしい将来の預言と イスラエルの厳しい政治的 霊的現実を踏まえて 神の幻はど のように実現するのか イザヤ書にある 人のはかりごと は無に帰する イザ 7 5 8 10 16 3 19 3 11 12 イザヤ書にある 神のはかりごと は成就する イザ 14 24 27 19 12 17 23 8 9 なぜかそれは神だけが すばらしい助言 を与えることのできる方だからである イザ 25 1 28 299 6 参照 神がイシュマエルの将来に持っておられる計画は何か イザヤ 13 23 章 1. イスラエルの神は 怒りを下し 地上から罪人を取り除こうと決めておられる 13 9 14 20 23 2. イスラエルの神は 人間の奢りと誉れを断ち切ろうと決めておられる 13 11 14 11 17 16 6 14 21 16 17 23 7 9 3. イスラエルの神は 敵を打ち破ろうと決めておられるそれは しいげられているご自分の民に 安息を与え 離散の地から帰還できるようにするためである 14 1 8 14 25 17 12 14 4. イスラエルの神は 諸国民を集めてシオンとシオンに座すメシア的王を表敬訪問させ 貢物をさ さげさせようと決めておられる 16 1 5 18 7 23 17 18 5. イスラエルの神は 人々をご自分に引き寄せ 偶像から遠ざけようと決めておられる 17 7 8 19 1 16 25 出典 Paul R. Raabe, Look to the Holy One of Israel, All You Nations: The Oracles about the Nations 14 2014 年開催

セツ ポステル イシュマエルに対する神の計画 Still Speak Today ショッキングだが 本当に起こること その日 イスラエルはエジプトとアッシリヤと並んで 第三のものとなり 大地の真ん中で祝 福を受ける万軍の 主 は祝福して言われる わたしの民エジプト わたしの手でつくった アッシリヤ わたしのものである民イスラエルに祝福があるように 19 24 25 イスラエル最大の敵が 神の驚くべきみわざにより わたしの民 となり わたしの手でつく った 民となるすべては神の栄光が永遠にたたえられるためになされる 第 5 回 再臨待望聖会 15

賛 美 賛 美 輝 け 主 の 栄 光 (リビングプレイズ 110) 愛 の 光 かがやき 暗 闇 を 照 らしだす わが 主 イエス 世 の 光 自 由 を 与 える ちから いのちの みことば 輝 け 主 の 栄 光 地 の 上 に こころを 燃 やしたまえ あふれよ 主 の 恵 み あわれみ この 地 を 生 かしたまえ 16 2014 年 開 催

第 5 回 再 臨 待 望 聖 会 タイムスケジュール プレ 大 会 沖 縄 (3/1) 名 古 屋 (3/8) 札 幌 会 場 (3/15) 12:30 ~ 開 場 13:00 ~ 14:30 聖 会 Ⅰ 本 大 会 メッセージの 要 約 中 川 健 一 14:30 ~ 15:00 休 憩 15:00 ~ 16:30 聖 会 Ⅱ 本 大 会 メッセージの 要 約 中 川 健 一 大 阪 会 場 (3/19) 9:30 ~ 開 場 10:00 ~ 11:15 聖 会 Ⅰ 特 別 講 師 メッセージ 特 別 講 師 中 川 健 一 11:15 ~ 11:30 休 憩 11:30 ~ 13:00 聖 会 Ⅱ 特 別 講 師 メッセージ 特 別 講 師 中 川 健 一 本 大 会 東 京 会 場 (3/21) 9:30~ 開 場 10:00 ~ 11:30 聖 会 Ⅰ 過 去 :アブラハムの 選 び イシュマエルの 選 び 特 別 講 師 中 川 健 一 11:30 ~ 13:00 聖 会 Ⅱ 現 在 :ユダヤ 人 伝 道 アラブ 人 信 者 の 弟 子 訓 練 特 別 講 師 中 川 健 一 13:00 ~ 14:00 休 憩 14:00 ~ 15:30 聖 会 Ⅲ 未 来 :ユダヤ 人 のための 計 画 アラブ 人 の ための 計 画 特 別 講 師 中 川 健 一 15:30 ~ 17:00 聖 会 Ⅳ 総 まとめ 特 別 講 師 中 川 健 一 ポスト 大 会 ロサンゼルス(6/1) 14:00 ~ 開 場 14:30 ~ 16:00 聖 会 Ⅰ 本 大 会 メッセージの 要 約 中 川 健 一 16:00 ~ 16:15 休 憩 16:15 ~ 17:30 聖 会 Ⅱ 本 大 会 メッセージの 要 約 中 川 健 一 2014 年 開 催