2016 宅 建 スーパー 合 格 講 座 法 令 上 の 制 限 税 その 他 A 第 1 回 2 出 る 順 宅 建 合 格 テキスト(P.1~P.17) ウォーク 問 過 去 問 題 集 確 認 テスト 抜 粋
序章 序章 た っ け ん 1 し し 超合理的合格法ガイダンス 超合理的合格法 ガイダンス け ん 宅建士試験とは 宅建士試験とは 正確には 宅地建物取引士資格試験 といいます この宅 建士試験は 2015年度では24万3,199人の申込みがあり そのうち19万4,859 人が受験した非常に人気のある資格です では なぜ宅建士試験がこれほど多 くの人に受験されているのか その秘密を探ってみましょう 1 受験しやすい出題形式 宅建士試験は 4つある選択肢のなかから正しいもの あるいは誤っている ものなどを1つ選ぶ 四肢択一 式の問題が50問出題されています 記述式の 問題や論述式の問題と違って 時間配分さえ注意すれば 後は正解肢を選択す ることに専念できますので 比較的受験しやすい出題形式といえます 2 誰でも受験できる 宅建士試験を受験するにあたっては 学歴や年齢といった制約がありません ので 誰でも受験することができます たとえば 過去には 最年長で90歳 最年少で12歳の人が合格を勝ち取っています 3 就職や転職の武器となる 宅建士試験は 不動産を取引するにあたって必要な基礎知識が身に付いてい るかどうかを試す試験です このような知識は不動産会社のみならず 金融機 関や建築関係 また 店舗の取得を必要とする企業など さまざまな業種で必 要とされています このため 就職や転職にあたって宅建士の資格をもってい ることは 自分をアピールするための強い武器となります 2016年版出る順宅建士 合格テキスト ③法令上の制限 税 その他 1
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LEC 東 京 リーガルマインド 複 製 頒 布 を 禁 じます 制 限 等 A1 都 市 計 画 法 1~4 確 認 テスト 問 題 1 都 市 計 画 区 域 は 一 体 の 都 市 として 総 合 的 に 整 備 し 開 発 し 及 び 保 全 する 必 要 がある 区 域 を 指 定 するものであり 都 府 県 や 市 町 村 等 の 行 政 区 画 にまたがって 指 定 することができる 2 準 都 市 計 画 区 域 は 都 市 計 画 区 域 外 の 区 域 のうち 相 当 数 の 建 築 物 等 の 建 築 若 しくは 建 設 又 はこれらの 敷 地 の 造 成 が 現 に 行 われ 又 は 行 われる と 見 込 まれる 一 定 の 区 域 で そのまま 土 地 利 用 を 整 序 し 又 は 環 境 を 保 全 するための 措 置 を 講 ずることなく 放 置 すれば 将 来 における 一 体 の 都 市 としての 整 備 開 発 及 び 保 全 に 支 障 が 生 じるおそれがあると 認 められ る 区 域 をいう 3 特 別 用 途 地 区 は 用 途 地 域 内 の 一 定 の 地 区 における 当 該 地 区 の 特 性 にふ さわしい 土 地 利 用 の 増 進 環 境 の 保 護 等 の 特 別 の 目 的 の 実 現 を 図 るため 当 該 用 途 地 域 の 指 定 を 補 完 して 定 める 地 区 である 4 都 市 計 画 区 域 については 無 秩 序 な 市 街 化 を 防 止 し 計 画 的 な 市 街 化 を 図 るため 都 市 計 画 に 必 ず 市 街 化 区 域 と 市 街 化 調 整 区 域 との 区 分 を 定 め なければならない 5 用 途 地 域 のうち 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 については 中 高 層 住 宅 に 係 る 良 好 な 住 居 の 環 境 を 保 護 するため 都 市 計 画 に 建 ぺい 率 の 限 度 を 定 めなければならないが 高 さの 限 度 については 定 める 必 要 はない 6 高 層 住 居 誘 導 地 区 は 住 居 と 住 居 以 外 の 用 途 とを 適 正 に 配 分 し 利 便 性 の 高 い 高 層 住 宅 の 建 設 を 誘 導 するため 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 等 において 定 められる 地 区 をいう 2
LEC 東 京 リーガルマインド 複 製 頒 布 を 禁 じます 7 用 途 地 域 の 一 つである 特 定 用 途 制 限 地 域 は 良 好 な 環 境 の 形 成 又 は 保 持 のため 当 該 地 域 の 特 性 に 応 じて 合 理 的 な 土 地 利 用 が 行 われるよう 制 限 すべき 特 定 の 建 築 物 等 の 用 途 の 概 要 を 定 める 地 域 とする 8 市 街 化 区 域 には 道 路 公 園 下 水 道 を 定 め さらに 住 居 系 の 用 途 地 域 には 義 務 教 育 施 設 を 定 めなければならない 9 地 区 計 画 の 区 域 のうち 開 発 整 備 促 進 区 が 定 められている 区 域 内 におい て 建 築 物 の 建 築 を 行 おうとする 者 は 行 為 の 着 手 後 30 日 以 内 に 必 要 事 項 を 市 町 村 長 に 届 け 出 なければならない 10 市 町 村 が 定 めた 都 市 計 画 が 都 道 府 県 が 定 めた 都 市 計 画 と 抵 触 するとき には その 限 りにおいて 市 町 村 が 定 めた 都 市 計 画 が 優 先 する 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 3
LEC 東 京 リーガルマインド 複 製 頒 布 を 禁 じます A1 都 市 計 画 法 1~4 解 答 解 説 1 都 市 計 画 区 域 とは 一 体 の 都 市 として 総 合 的 に 整 備 し 開 発 し および 保 全 する 必 要 があるとして 指 定 された 区 域 であり 行 政 区 画 とは 関 係 な く 定 めることができる( 都 計 法 5 条 1 項 後 段 4 項 ) 2 準 都 市 計 画 区 域 は 都 市 計 画 区 域 外 の 区 域 のうち 土 地 利 用 を 整 序 し または 環 境 を 保 全 するための 措 置 を 講 じることなく 放 置 すれば 将 来 に おける 都 市 としての 整 備 開 発 および 保 全 に 支 障 が 生 じるおそれがある と 認 められる 区 域 である( 都 計 法 5 条 の2 第 1 項 ) 3 特 別 用 途 地 区 は 用 途 地 域 内 の 一 定 の 地 区 における 当 該 地 区 の 特 性 にふ さわしい 土 地 利 用 の 増 進 環 境 の 保 護 等 の 特 別 の 目 的 の 実 現 を 図 るた め 用 途 地 域 の 指 定 を 補 完 して 定 める 地 区 である( 都 計 法 9 条 13 項 ) 4 都 市 計 画 区 域 について 必 要 があるときは 都 市 計 画 に 市 街 化 区 域 と 市 街 化 調 整 区 域 との 区 分 を 定 めることができる( 都 計 法 7 条 1 項 本 文 ) しかし 定 めなければならないわけではない 5 用 途 地 域 として 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 を 定 めた 場 合 には 建 ぺい 率 の 限 度 を 定 める 必 要 があるが 高 さの 限 度 を 定 める 必 要 はない( 都 計 法 8 条 3 項 2 号 ハ) 6 高 層 住 居 誘 導 地 区 は 住 居 と 住 居 以 外 の 用 途 とを 適 正 に 配 分 し 利 便 性 の 高 い 高 層 住 宅 の 建 設 を 誘 導 するため 第 一 種 住 居 地 域 第 二 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 近 隣 商 業 地 域 または 準 工 業 地 域 において 定 める 地 区 で ある( 都 計 法 9 条 16 項 ) 7 特 定 用 途 制 限 地 域 は 用 途 地 域 が 定 められていない 土 地 の 区 域 ( 市 街 化 調 整 区 域 を 除 く ) 内 において 定 められる 地 域 地 区 であり 用 途 地 域 の 一 つではない( 都 計 法 9 条 14 項 ) 8 市 街 化 区 域 には 必 ず 道 路 公 園 下 水 道 を 定 め 住 居 系 の 用 途 地 域 に は 義 務 教 育 施 設 を 定 めなければならない( 都 計 法 13 条 1 項 11 号 ) 9 行 為 着 手 の30 日 前 までに 必 要 事 項 を 市 町 村 長 に 届 け 出 なければな らない( 都 計 法 58 条 の2 第 1 項 本 文 ) 10 市 町 村 が 定 めた 都 市 計 画 が 都 道 府 県 が 定 めた 都 市 計 画 と 抵 触 するとき には 都 道 府 県 が 定 めた 都 市 計 画 が 優 先 する( 都 計 法 15 条 4 項 ) 26
2016 宅 建 スーパー 合 格 講 座 制 限 税 他 A 第 1 回 2 TU16111 著 作 権 者 株 式 会 社 東 京 リーガルマインド (C)2016 TOKYO LEGAL MIND K.K., Printed in Japan 無 断 複 製 無 断 転 載 等 を 禁 じます