実務指針



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目 次 貸 借 対 照 表 1 損 益 計 算 書 2 キャッシュ フロー 計 算 書 3 利 益 の 処 分 に 関 する 書 類 4 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 5 注 記 事 項 6 附 属 明 細 書 別 紙

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

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損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

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2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに


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第316回取締役会議案

 

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )-

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

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敷 金 保 証 金 投 資 有 価 証 券 子 会 社 株 式 関 連 会 社 株 式 ( 負 債 の 部 ) 科 目 大 科 目 中 科 目 流 動 負 債 固 定 負 債 ( 正 味 財 産 の 部 ) 基 金 科 支 払 手 形 未 払 金 前 受 金 預 り 金 短 期 借 入 金 1 年


別添資料


定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

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連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 から 平 成 28 年 3 月 31 日 まで ) 項 目 株 主 資 本 ( 単 位 : 百 万 円 ) 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 株 主 資 本 合 計 当 連 結 会

(1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 4,623,985 流 動 負 債 3,859,994 現 金 及 び 預 金 31,763 支 払 手 形


Microsoft Word - (会社法用) 期_02.計算書類.doc

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4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 23 年 4 月 1 日 至 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 金 額 ( 単 位 : 百 万 円 ) 売 上 高 99,163 売 上 原 価 90,815 売 上 総 利 益 8,347 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 4,661 営 業 利 益

所令要綱

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

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4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

貸 借 対 照 表 内 訳 表 212 年 3 月 31 日 現 在 公 益 財 団 法 人 神 奈 川 県 公 園 協 会 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

定款

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

科 目 予 算 額 決 算 額 差 異 Ⅱ 投 資 活 動 収 支 の 部 1. 投 資 活 動 収 入 特 定 資 産 取 崩 収 入 13,811,848 62,532,864 48,721,016 退 職 給 付 引 当 資 産 取 崩 収 入 2,811,848 54,237,864 51,

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連 結 損 益 計 算 書 売 上 高 及 びその 他 の 営 業 収 入 営 業 費 用 売 上 原 価 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 研 究 開 発 費 営 業 費 用 合 計 営 業 利 益 営 業 外 収 益 ( 費 用 ) 受 取 利 息 支 払 利 息 営 業 外 収 益 (

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

<重要な会計方針及び注記>

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 (2015 年 6 月 1 日 から2016 年 5 月 31 日 まで) 株 主 資 本 ( 単 位 : 千 円 ) 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 株 主 資 本 合 計 当 期 首 残 高 2,049,318

損 益 計 算 書 ( 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 9 月 30 日 まで) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 304,971 営 業 費 用 566,243 営 業 総 損 失 261,271 営 業 外 収 益 受 取 利 息 3,545

弁護士報酬規定(抜粋)

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

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事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

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資料4 独立行政法人会計基準及び注解に関するQ&A と国立大学法人会計基準及び注解に関する実務指針(案)の新旧対照表

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(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

(2) 実 務 上 の 取 扱 い 減 価 償 却 の 方 法 は 会 計 方 針 にあたるため その 変 更 は 本 来 会 計 方 針 の 変 更 として 遡 及 適 用 の 対 象 と なります しかしながら 減 価 償 却 方 法 の 変 更 については 会 計 方 針 の 変 更 を 会

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

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添 付 資 料 の 目 次 1.サマリー 情 報 (その 他 )に 関 する 事 項... 2 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動... 2 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用.


積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

受 託 工 事 費 一 般 管 理 費 何 地 区 給 料 手 当 賞 与 引 当 金 繰 入 額 賃 金 報 酬 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 備 消 品 費 厚 生 福 利 費 報 償 費 旅 費 被 服 費 光 熱 水 費 燃 料 費 食 糧 費 印 刷 製 本 費 測 量 調 査

スライド 1


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公益法人Ⅲdb 操作説明書

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土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の

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高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

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国立大学法人会計基準等検討会議(第2回)議事録・配付資料 [資料3(後半)]

損 益 計 算 書 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 から 平 成 24 年 3 月 31 日 まで) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 鉄 道 事 業 営 業 収 益 99,036 営 業 費 75,997 営 業 利 益 23,039 そ の 他 の 事 業 営 業 収 益 7

Transcription:

国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 及 び 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 注 解 に 関 する 実 務 指 針 平 成 15 年 7 月 10 日 ( 平 成 23 年 2 月 15 日 最 終 改 訂 ) 文 部 科 学 省 日 本 公 認 会 計 士 協 会

1. 本 実 務 指 針 は 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 等 検 討 会 議 が 平 成 15 年 3 月 5 日 に 報 告 した 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 及 び 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 注 解 報 告 書 に 関 して 実 務 上 の 留 意 点 を 質 疑 応 答 形 式 で 記 述 したものである 2. 本 実 務 指 針 は 初 版 が 平 成 15 年 7 月 に 取 りまとめられた 後 平 成 16 年 3 月 29 日 平 成 17 年 6 月 13 日 平 成 18 年 1 月 17 日 平 成 19 年 3 月 1 日 平 成 20 年 2 月 13 日 及 び 平 成 22 年 3 月 24 日 に 改 訂 を 行 なった 今 般 その 後 の 状 況 の 変 化 や 定 義 の 明 確 化 等 のため 改 訂 を 行 うものである なお 初 版 及 び 平 成 16 年 3 月 29 日 の 改 訂 は 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 等 検 討 会 議 に よるものであるが それ 以 降 の 改 訂 については 文 部 科 学 省 と 日 本 公 認 会 計 士 協 会 による 3. 本 文 中 基 準 とあるのは 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 を 注 解 とあるのは 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 注 解 を 指 している また Q1-1 等 のQ 番 号 は 基 準 の 番 号 である 4.なお 今 般 の 改 訂 のうちQ76-1の2(14)-2は 平 成 23 年 4 月 1 日 以 後 に 開 始 する 事 業 年 度 から 適 用 し その 他 は 即 日 適 用 する 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 及 び 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 注 解 に 関 する 実 務 指 針 ( 目 次 ) 第 1 章 一 般 原 則 Q0-1 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 同 注 解 及 び 本 実 務 指 針 に 詳 細 な 規 定 がないものの 取 扱 いについては 原 則 として 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められた 企 業 会 計 原 則 に 依 拠 した 会 計 処 理 及 び 表 示 によることでよいか P1 Q1-1 教 育 研 究 に 係 る 国 の 業 務 の 実 施 とあるが この 教 育 研 究 に 大 学 附 属 病 院 における 診 療 も 含 まれるのか P1 Q2-1 国 立 大 学 法 人 等 が 備 えるべき 会 計 帳 簿 の 体 系 は 何 か P1 Q4-1 重 要 性 の 原 則 の 適 用 の 仕 方 については 企 業 会 計 原 則 の 注 解 で 例 示 されている ような 取 扱 いと 同 じと 考 えてよいか P2 Q4-2 重 要 性 の 原 則 における 重 要 性 に 乏 しいもの とはどのようなものか また 質 的 側 面 の 考 慮 における 判 断 基 準 とはどのようなものか P3 Q4-3 統 一 的 取 扱 いをする 必 要 がある 一 定 の 事 項 とはどういったものか P4 Q5-1 国 立 大 学 法 人 等 の 独 自 判 断 では 意 思 決 定 が 完 結 しないような 行 為 に 起 因 する 支 出 とはどのようなものか また 経 営 成 績 を 加 味 した 運 営 状 況 の 開 示 とは 具 体 的 には 何 のことか P4 Q6-1 会 計 処 理 の 原 則 及 び 手 続 きに 関 する 選 択 性 は 原 則 として 排 除 される とある - 1 -

が 具 体 的 にはどのような 取 扱 いになるのか P4 Q7-1 予 測 される 将 来 の 危 機 及 び 過 度 に 保 守 的 な 会 計 処 理 とはどのようなこ とか また これは 基 準 にどう 反 映 されるのか P5 第 2 章 概 念 Q8-1 (1) 国 立 大 学 法 人 等 における 研 究 開 発 費 は 企 業 会 計 審 議 会 が 公 表 した 研 究 開 発 費 等 に 係 る 会 計 基 準 に 従 って 処 理 すべきか そうだとすると 特 定 の 研 究 目 的 のみに 使 用 され 他 の 目 的 に 使 用 できない 償 却 資 産 は 研 究 期 間 が 複 数 年 にわたる 場 合 でも 取 得 時 に 費 用 処 理 するのか (2) 特 定 の 研 究 目 的 のために 取 得 した 償 却 資 産 の 耐 用 年 数 は 何 年 にすべきなのか その プロジェクトの 期 間 なのか それとも 研 究 開 発 費 等 に 係 る 会 計 基 準 に 基 づいて 取 得 時 の 費 用 として 処 理 するのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 78 運 営 費 交 付 金 等 の 会 計 処 理 ) P5 Q8-2 受 託 研 究 費 により 固 定 資 産 を 取 得 した 場 合 の 取 扱 いはどうするのか また 受 託 研 究 費 による 費 用 の 取 扱 いはどうするのか P6 Q8-3 ある 研 究 のために 受 託 研 究 収 入 で 償 却 資 産 を 購 入 し 当 該 資 産 が 他 の 研 究 等 に 使 用 可 能 な 場 合 は どのような 会 計 処 理 を 行 うべきか 当 初 の 研 究 が 終 了 した 後 も 当 該 資 産 について 償 却 を 続 けなければならないのか P7 Q8-3-2 受 託 研 究 収 入 により 図 書 を 取 得 した 場 合 の 取 り 扱 いはどうするのか P7 Q8-4 固 定 性 配 列 法 としたのはなぜか P7 Q9-1 貸 借 対 照 表 における 固 定 資 産 の 計 上 基 準 は 何 万 円 以 上 か ( 関 連 項 目 ; 第 4 重 要 性 の 原 則 ) P8 Q9-2 耐 用 年 数 が1 年 未 満 かつ 取 得 時 の 価 額 が50 万 円 以 上 のものの 取 扱 いはどうな るのか P8 Q10-1 次 の 表 示 科 目 は 具 体 的 にはどのようなものか (1) 建 物 及 び 附 属 設 備 (2) 構 築 物 ( 土 地 に 定 着 する 土 木 設 備 又 は 工 作 物 をいう ) (3) 機 械 及 び 装 置 並 びにその 他 の 附 属 設 備 (4) 工 具 器 具 及 び 備 品 (5) 図 書 (6) 美 術 品 収 蔵 品 ( 標 本 を 含 む ) (7) 建 設 仮 勘 定 P8 Q10-2 は 何 か 次 の 資 産 はどのように 表 示 するのが 相 当 か また その 会 計 処 理 上 の 留 意 点 - 2 -

(1) 立 木 竹 (2) 歴 史 的 建 造 物 (3) 建 物 工 事 に 含 めて 整 備 された 備 品 ( 固 定 机 固 定 椅 子 等 ) (4) 実 験 用 動 物 (5) 牧 場 で 生 まれた 子 牛 を8 月 ~11 月 飼 育 し 売 払 う 場 合 (6) 教 材 用 として 市 場 で 購 入 した 肥 育 牛 を 約 30 月 飼 育 し 売 払 う 場 合 (7) 研 究 用 放 射 性 同 位 元 素 (8) 医 療 用 放 射 性 同 位 元 素 P9 Q11-1 次 のものは 無 形 固 定 資 産 に 含 まれるか また その 評 価 額 はどう 算 定 するの か (1) 著 作 権 (2) サイト 契 約 しているデータベース (3) 電 話 加 入 権 P10 Q12-1 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 において 役 員 又 は 教 職 員 に 対 する 長 期 貸 付 金 がない のはなぜか P11 Q12-2 未 収 財 源 措 置 予 定 額 とはどのようなものか P11 Q13-1 未 収 入 金 を 表 示 科 目 として 使 用 し 半 成 工 事 を 削 除 したのはなぜか P11 Q13-2 国 立 大 学 法 人 等 がその 出 先 機 関 に 一 定 期 間 (1ヵ 月 )の 資 金 をあらかじめ 交 付 する 場 合 流 動 資 産 の 表 示 科 目 前 渡 金 として 整 理 し 精 算 報 告 をもって 該 当 科 目 に 振 り 替 えることになるのか P11 Q13-3 注 解 10の 経 過 勘 定 項 目 については 決 算 整 理 時 にのみ 使 用 する 勘 定 科 目 と いうことか P12 Q13-4 次 の 科 目 は 具 体 的 にはどのようなものか (1) 受 取 手 形 (2) 商 品 (3) 製 品 副 産 物 及 び 作 業 くず (4) 有 価 証 券 (5) 半 製 品 (6) 原 料 及 び 材 料 ( 購 入 部 分 品 を 含 む ) (7) 仕 掛 品 (8) 医 薬 品 (9) 診 療 材 料 (10) 消 耗 品 消 耗 工 具 器 具 及 び 備 品 その 他 の 貯 蔵 品 で 相 当 価 額 以 上 のもの P12 Q13-5 相 当 価 額 は 各 大 学 法 人 において 定 めることができるのか P13 Q13-6 不 用 財 産 処 分 による 収 入 等 の 通 常 業 務 以 外 の 未 収 入 金 はどこに 表 示 するの - 3 -

か P13 Q13-7 以 下 はどう 会 計 処 理 するのが 適 当 か (1) 実 験 用 試 薬 (2) 農 場 生 産 物 (3) 建 物 等 の 取 り 壊 しに 伴 う 発 生 材 の 売 り 払 い (4) 学 生 実 習 における 教 材 (5) 災 害 時 用 の 備 蓄 食 料 (6) 医 療 食 用 の 食 材 P13 Q13-8 附 属 病 院 における 診 療 報 酬 債 権 の 発 生 はいつ 認 識 するのか また 社 会 保 険 診 療 報 酬 支 払 基 金 等 からレセプトの 返 戻 や 減 額 査 定 があったとき 会 計 処 理 はどうする のか P14 Q15-1 償 却 資 産 を 無 償 取 得 した 場 合 の 会 計 処 理 として 貸 方 項 目 に 資 産 見 返 負 債 を 計 上 することになるのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 26 無 償 取 得 資 産 の 評 価 原 則 基 準 第 78 運 営 費 交 付 金 等 の 会 計 処 理 基 準 第 82 寄 附 金 の 会 計 処 理 ) P14 Q15-2 基 準 第 15では 資 産 見 返 負 債 ( 中 期 計 画 の 想 定 の 範 囲 内 で 運 営 費 交 付 金 により 又 は 国 若 しくは 地 方 公 共 団 体 からの 補 助 金 等 により 補 助 金 等 の 交 付 の 目 的 に 従 い 若 しくは 寄 附 金 により 寄 附 者 の 意 図 に 従 い 若 しくは 国 立 大 学 法 人 等 があらかじめ 特 定 した 使 途 に 従 い 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 に 計 上 される 負 債 をいう )が 固 定 負 債 に 属 するとされているが ここで 言 う 特 定 した 使 途 とは 具 体 的 にどのようなことか 国 立 大 学 法 人 等 の 業 務 一 般 に 供 することでよいのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 14 負 債 の 定 義 基 準 第 82 寄 附 金 の 会 計 処 理 ) P15 Q15-3 次 の 科 目 は 具 体 的 にはどのようなものか (1) 国 立 大 学 財 務 経 営 センター 債 務 負 担 金 (2) 長 期 借 入 金 (3) 国 立 大 学 法 人 等 債 (4) 長 期 未 払 金 P15 Q15-4 奨 学 寄 附 金 について 1 年 以 内 に 使 用 しないと 認 められるもの を 特 定 する のは 困 難 であるが どう 取 扱 えばよいか P16 Q15-5 受 託 研 究 及 び 共 同 研 究 受 託 事 業 及 び 共 同 事 業 のそれぞれの 定 義 は 何 か P16 Q15-6 中 期 計 画 の 想 定 の 範 囲 内 で 運 営 費 交 付 金 又 は 授 業 料 若 しくはその 双 方 を 財 源 として 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 に 運 営 費 交 付 金 債 務 及 び 授 業 料 債 務 を 資 産 見 返 運 営 費 交 付 金 等 へ 振 り 替 えることとなっているが 運 営 費 交 付 金 債 務 及 び 授 業 料 債 務 の 振 替 額 はどのようにして 算 定 するのか P17 Q16-1 次 の 科 目 は 具 体 的 にはどのようなものか - 4 -

(1) 授 業 料 債 務 (2) 預 り 補 助 金 等 (3) 預 り 科 学 研 究 費 補 助 金 等 (4) 預 り 金 (5) 未 払 消 費 税 等 P18 Q16-2 学 生 納 付 金 ( 検 定 料 入 学 金 フルタイム 学 生 に 係 る 授 業 料 )における 標 準 的 な 会 計 処 理 はどうするのか 特 に 入 学 金 の 帰 属 年 度 はどうなるのか P18 Q16-3 入 学 金 や 授 業 料 の 免 除 に 係 る 会 計 処 理 はどうするのか 入 学 手 続 最 終 日 に 未 収 金 と 認 識 するのか また 免 除 申 請 が 不 許 可 になり かつ 学 生 が 入 学 金 等 を 納 付 で きなかった 場 合 は どう 処 理 するのか P19 Q16-4 授 業 料 納 付 後 年 度 途 中 ( 例 えば7 月 )に 退 学 した 場 合 の 会 計 処 理 はどうす るのか P19 Q16-5 学 位 論 文 審 査 料 公 開 講 座 の 講 習 料 パートタイム 学 生 の 授 業 料 等 に 係 る 会 計 処 理 はどうするのか P19 Q16-6 科 学 研 究 費 補 助 金 等 の 補 助 金 に 係 る 間 接 経 費 の 取 扱 いは 具 体 的 にどうするの か また 受 託 研 究 に 係 る 間 接 経 費 の 取 扱 いはどうするのか P20 Q17-1 (1) 国 立 大 学 法 人 等 においては 退 職 給 付 引 当 金 及 び 賞 与 引 当 金 以 外 で どのような 引 当 金 が 想 定 されているのか (2) 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 は 財 源 措 置 がなければ 計 上 する 必 要 があるのか (3) 未 収 金 などの 債 権 に 対 する 貸 倒 引 当 金 は 計 上 しなければならないのか (4) 翌 年 度 以 降 において 多 額 の 損 失 が 想 定 される 場 合 において 当 年 度 においてあらか じめ 引 当 金 を 計 上 することは 適 当 か 引 当 金 の 計 上 が 認 められるとき その 引 当 金 を 中 期 計 画 終 了 時 に 次 期 繰 越 として 整 理 することは 適 当 か P20 Q17-2 医 療 訴 訟 などに 要 する 裁 判 費 用 損 害 賠 償 費 用 等 は 発 生 の 可 能 性 の 低 い 偶 発 事 象 という 判 断 になるのか P21 Q18-1 基 準 第 18の 純 資 産 の 定 義 に その 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 が 入 っていない が その 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 は 純 資 産 に 含 まれないのか P21 Q19-1 (1) 注 解 11 項 第 2 項 (1)にいう 第 84 特 定 の 償 却 資 産 の 減 価 に 係 る 会 計 処 理 を 行 うこととされた 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 とは 国 からの 出 資 財 産 及 び 施 設 費 による 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 が 該 当 すると 思 われるが 出 資 財 産 の 場 合 は 資 本 金 が 計 上 され ることとなるため 結 局 注 解 11 第 2 項 (1)に 該 当 して 資 本 剰 余 金 が 計 上 される 場 合 とは 施 設 費 により 償 却 資 産 ( 基 準 第 79 施 設 費 の 会 計 処 理 )を 取 得 した 場 合 となる と 考 えられる とすると 注 解 11 第 2 項 (1)で 施 設 費 により 非 償 却 資 産 と 規 定 し 施 設 費 により 手 当 てされる 事 例 を 非 償 却 資 産 に 限 定 したのは 何 故 か - 5 -

(2) 施 設 費 により 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 で 第 84 特 定 の 償 却 資 産 の 減 価 に 係 る 会 計 処 理 に 該 当 しないことがあるのか (3) 注 解 11 第 2 項 (3)の 固 定 資 産 とは 非 償 却 資 産 及 び 償 却 資 産 の 全 てが 該 当 する こととなるのか (4) 注 解 11 第 2 項 (6)は 無 償 取 得 資 産 の 非 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 も 該 当 するものと 考 えてよいのか (5) 中 期 計 画 に 定 める 剰 余 金 の 使 途 である 目 的 積 立 金 で 機 械 装 置 等 の 償 却 資 産 を 購 入 した 場 合 も 同 様 の 取 扱 いとなるのか ( 目 的 積 立 金 で 取 得 した 機 械 装 置 の 減 価 償 却 額 が 損 益 計 算 書 に 反 映 されないこととなる ) 運 営 費 交 付 金 で 機 械 装 置 などの 償 却 資 産 を 購 入 した 場 合 は その 金 額 を 別 の 負 債 項 目 である 資 産 見 返 運 営 費 交 付 金 等 に 振 り 替 え 減 価 償 却 額 を 取 り 崩 すこととなっているが それと 矛 盾 することに ならないか それとも 目 的 積 立 金 では 機 械 装 置 などの 固 定 資 産 は 購 入 できない のか また 図 書 の 購 入 はできないのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 84 特 定 の 償 却 資 産 の 減 価 に 係 る 会 計 処 理 基 準 第 79 施 設 費 の 会 計 処 理 ) P21 Q19-2 国 立 大 学 財 務 経 営 センターからの 施 設 費 により 取 得 した 場 合 とあるが 施 設 費 貸 付 事 業 により 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 の 取 扱 いはどうするのか また 施 設 費 貸 付 事 業 により 土 地 を 取 得 した 場 合 についてはどのように 取 り 扱 うのか P23 Q19 3 注 解 12 第 2 項 に 出 えんを 募 った 際 の 条 件 に 基 づき 出 えん 者 に 払 い 戻 す 場 合 を 除 き 取 り 崩 すことはできない 旨 が 明 記 されているが 払 い 戻 すことが 予 定 され ている 場 合 は 負 債 に 計 上 すべきではないのか ( 関 連 項 目 : 第 82 寄 附 金 の 会 計 処 理 ) P24 Q19-4 民 間 出 えん 金 について 寄 附 金 受 託 研 究 費 との 違 いは 何 か P24 Q20-1 資 本 支 出 と 修 繕 費 とを 区 別 する 際 の 基 本 的 な 考 え 方 としては 資 産 価 値 を 高 めるものを 資 本 的 支 出 とすることとなると 考 えられるが より 実 務 的 な 基 準 として 例 えば 次 のようなものを 独 自 に 定 めてよいか 1 金 額 的 な 区 分 基 準 として 資 産 計 上 の 重 要 性 の 基 準 ( 例 えば50 万 円 以 上 )と 同 一 の 基 準 を 用 いる 2 短 い 周 期 で 行 われる 修 繕 ( 例 えば 法 人 税 法 に 定 める3 年 以 内 の 周 期 の 修 繕 )や 税 法 上 の 形 式 基 準 による 修 繕 (60 万 円 未 満 又 は 取 得 価 格 の10% 以 下 の 修 繕 )を 修 繕 費 とする P24 Q22-1 連 結 キャッシュ フロー 計 算 書 等 の 作 成 基 準 ( 平 成 10 年 3 月 13 日 企 業 会 計 審 議 会 )において キャッシュ フロー 計 算 書 では 対 象 とする 資 金 の 範 囲 を 現 金 ( 手 元 現 金 及 び 要 求 払 預 金 ) 及 び 現 金 同 等 物 と 定 めているが 国 立 大 学 法 人 等 のキャッ シュ フロー 計 算 書 が 対 象 とする 資 金 の 範 囲 に 現 金 同 等 物 は 含 まれないと 解 してよい か P25 Q24-1 国 又 は 地 方 公 共 団 体 から 委 託 費 の 交 付 を 受 けて 研 究 を 行 う 場 合 研 究 のため に 購 入 した 資 材 は 法 人 が 委 託 期 間 中 に 国 又 は 地 方 公 共 団 体 から 無 償 で 使 用 している 形 に なる このようなものも 無 償 使 用 コストとして 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 - 6 -

に 表 示 しなければならないのか P25 Q24-2 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 で 表 示 すべき 国 又 は 地 方 公 共 団 体 の 無 償 又 は 減 額 された 使 用 料 による 賃 貸 取 引 から 生 ずる 機 会 費 用 とは 国 有 財 産 法 上 の 国 有 財 産 についてのみ 計 算 すればよいのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 4 重 要 性 の 原 則 ) P25 Q24-3 国 又 は 地 方 公 共 団 体 からの 出 向 職 員 に 係 る 退 職 給 付 の 増 加 見 積 額 は 機 会 費 用 の 対 象 となるのか また その 場 合 表 示 区 分 はどのようになるのか P26 Q24-4 国 からの 現 物 出 資 に 係 る 還 付 消 費 税 は 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 から 控 除 する 収 益 には 該 当 しない 旨 注 解 18に 規 定 されているが 通 常 の 業 務 運 営 や 施 設 整 備 等 によって 生 じた 還 付 消 費 税 の 取 扱 いはどうなるのか P26 第 3 章 認 識 及 び 測 定 Q25-1 3 冊 1 組 で 購 入 した 図 書 ( 各 冊 の 金 額 は 不 詳 )の 取 得 原 価 は 一 冊 毎 に 計 上 するのか P26 Q26-1 (1) 国 から 物 品 の 譲 与 を 受 けた 場 合 これを 受 ける 勘 定 は 何 か 国 立 大 学 法 人 等 が 譲 与 で 受 け 入 れた 機 械 装 置 工 具 器 具 及 び 備 品 ( 耐 用 年 数 1 年 以 上 のもの) 車 両 運 搬 具 なども 注 解 9 第 6 項 に 準 じ 固 定 資 産 として 計 上 するのか (2) 国 立 大 学 法 人 等 設 立 時 に 国 から 譲 与 される 物 品 についても 公 正 な 評 価 額 をもっ て 取 得 原 価 とするのか それとも 国 の 物 品 管 理 簿 に 記 載 されている 価 格 をもって 取 得 原 価 とすることができるのか (3) 譲 与 を 受 けた 物 品 について 公 正 な 評 価 を 行 った 場 合 の 会 計 処 理 における 貸 方 科 目 は 何 か (4) 国 から 譲 与 を 受 けた 時 点 で 原 価 計 算 を 行 った 結 果 耐 用 年 数 を 経 過 していることが 判 明 した 機 械 装 置 工 具 器 具 及 び 備 品 ( 耐 用 年 数 1 年 以 上 のもの) 車 両 運 搬 具 などについても 注 解 9 第 6 項 に 準 じ 国 立 大 学 法 人 等 の 貸 借 対 照 表 に 固 定 資 産 と して 計 上 するのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 19 資 本 金 基 準 第 78 運 営 交 付 金 の 会 計 処 理 基 準 第 82 寄 附 金 の 会 計 処 理 ) P27 Q26-2 基 準 第 26では 譲 与 贈 与 その 他 無 償 で 取 得 した 資 産 については 公 正 な 評 価 額 をもって 取 得 原 価 とする と 規 定 されているが (1) 公 正 な 評 価 額 とは 具 体 的 にどのような 価 額 なのか (2) また 国 立 大 学 法 人 等 設 立 時 に 国 から 譲 与 される 物 品 について その 量 及 び 種 類 が 膨 大 である 場 合 には 次 のような 評 価 方 法 により 簡 便 化 できないか 1 全 ての 物 品 について 国 の 物 品 管 理 簿 に 記 載 されている 価 額 をもって 取 得 原 価 とす る 2 償 却 資 産 については 国 の 物 品 管 理 簿 の 価 額 に 承 継 時 点 までの 費 用 配 分 ( 減 価 償 却 ) を 行 い 残 額 をもって 取 得 原 価 とする P28-7 -

Q26-2-2 会 計 基 準 第 26では 譲 与 贈 与 その 他 無 償 で 取 得 した 資 産 について は 公 正 な 評 価 額 をもって 取 得 原 価 とする と 規 定 されているが 科 学 研 究 費 補 助 金 で 研 究 者 が 取 得 した 固 定 資 産 につき 国 立 大 学 法 人 等 が 寄 附 を 受 けた 場 合 にはどのような 評 価 額 を 付 すことになるか P28 Q26-3 国 から 譲 与 される 物 品 について 物 品 管 理 簿 の 価 額 に 承 継 時 点 までの 費 用 配 分 ( 減 価 償 却 )を 行 うとあるが 算 定 方 法 は 具 体 的 にどうするのか また 建 物 につい てはどうするのか P29 Q26-4 (1) 国 立 大 学 法 人 等 が 国 から 引 き 継 ぐ 資 産 について 法 人 移 行 前 の 資 産 区 分 に 従 って 承 継 形 態 償 却 区 分 法 人 の 取 得 価 額 耐 用 年 数 取 得 及 び 償 却 の 会 計 処 理 等 を 整 理 す るとどうなるか (2) この 場 合 現 状 では 各 国 立 大 学 により 帳 簿 管 理 している 償 却 資 産 の 下 限 額 が 異 なっ ているが 帳 簿 管 理 している 額 を 下 回 る 償 却 資 産 を 承 継 した 場 合 どのように 処 理 すべ きか P29 Q26-5 国 から 承 継 される 物 品 について 資 産 計 上 の 際 の 取 扱 いはどうなるのか P31 Q26-6 民 間 から 固 定 資 産 の 寄 附 を 受 けた 場 合 の 会 計 処 理 はどうすればよいか P31 Q26-7 中 古 資 産 を 寄 附 受 けした 場 合 の 評 価 方 法 はどうすればよいか いわゆる 中 古 資 産 の 耐 用 年 数 は 用 いないのか P32 Q27-1 償 却 終 了 後 の 簿 価 が 資 産 計 上 基 準 以 下 であれば 重 要 物 品 であっても 資 産 に 計 上 しなくてよいのか P32 Q27-2 有 形 固 定 資 産 の 取 得 原 価 はどのように 算 定 するのか 土 地 等 の 評 価 方 法 につ いて 不 動 産 鑑 定 士 による 方 法 や 公 示 価 格 をもとに 計 算 する 方 法 などがあるが 具 体 的 な 評 価 方 法 はどうなるのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 25 取 得 原 価 主 義 基 準 第 26 無 償 取 得 資 産 の 評 価 原 則 ) P32 Q27-3 有 形 固 定 資 産 の 時 価 が 取 得 原 価 より 下 落 した 場 合 にはどのような 会 計 処 理 を 行 うのか P33 Q27-4 有 形 固 定 資 産 はどの 時 点 で 除 却 すべきか ( 関 連 項 目 ; 第 8 資 産 の 定 義 ) P33 Q27-5 国 から 出 資 された 土 地 を 除 く 有 形 固 定 資 産 が 処 分 ( 売 却 )された 場 合 にはど のような 会 計 処 理 を 行 うのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 37 費 用 配 分 の 原 則 基 準 第 53 減 価 償 却 累 計 額 の 表 示 方 法 基 準 第 84 特 定 の 償 却 資 産 の 減 価 に 係 る 会 計 処 理 ) P33-8 -

Q27-6 (1) 出 資 された 有 形 固 定 資 産 ( 建 物 等 の 償 却 資 産 )が 除 却 され さらに 代 替 資 産 が 購 入 された 場 合 どのような 会 計 処 理 を 行 うのか (2) この 場 合 において 代 替 資 産 が 購 入 されない 場 合 は 資 本 剰 余 金 がマイナス( 借 方 残 ) として 残 ることになると 思 うが それでよいのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 55 純 資 産 の 表 示 項 目 基 準 第 78 運 営 費 交 付 金 等 の 会 計 処 理 基 準 第 79 施 設 費 の 会 計 処 理 基 準 第 82 寄 附 金 の 会 計 処 理 基 準 第 84 特 定 の 償 却 資 産 の 減 価 に 係 る 会 計 処 理 ) P36 Q27-7 償 却 資 産 に 関 する 残 存 価 額 ( 又 は 備 忘 価 額 )とは 具 体 的 にはどのような 水 準 になるのか また 誰 がその 水 準 を 決 定 するのか P36 Q27-8 次 のものの 価 額 はどう 評 価 するのか (1) 埋 蔵 文 化 財 発 掘 調 査 で 発 掘 された 高 価 な 出 土 品 (2) 教 育 研 究 の 一 環 として 製 作 された 美 術 品 (3) 高 額 なレプリカ 品 P37 Q27-9 有 形 固 定 資 産 の 取 得 原 価 に 含 める 付 随 費 用 とは 具 体 的 にどういったもの か P37 Q27-10 一 体 として 機 能 している 複 数 の 機 器 について 一 部 分 が 壊 れた 場 合 又 は 増 設 した 場 合 は どういった 取 扱 いになるのか P37 Q27-11 自 動 車 を 下 取 りした 場 合 の 会 計 処 理 はどうするのか P37 Q28-1 自 己 創 設 の 工 業 所 有 権 ( 特 に 特 許 権 )の 場 合 基 準 第 28にいう 取 得 のた めに 支 出 した 金 額 とはどのような 支 出 を 想 定 しているのか また 取 得 の 際 登 録 免 許 税 も 特 許 料 も 免 除 されており 弁 理 士 に 依 頼 しなかった 場 合 無 形 固 定 資 産 に 計 上 す る 必 要 はないのか P38 Q28-2 無 形 固 定 資 産 の 時 価 が 取 得 原 価 より 下 落 した 場 合 にはどのような 会 計 処 理 を 行 うのか P38 Q28-3 注 解 19 第 3 項 において 機 械 装 置 等 に 組 み 込 まれているソフトウェアに ついては 原 則 として 当 該 機 械 装 置 等 に 含 めて 処 理 する とされており 原 則 として とあるが 例 外 とはどのような 場 合 か P38 Q28-4 注 解 19において ソフトウェアを 無 形 固 定 資 産 として 計 上 すべき 場 合 とし て 将 来 の 収 益 獲 得 が 確 実 であると 認 められる 場 合 とされているが 以 下 の 事 例 に おいては 収 益 性 が 認 められるのか (1) 病 院 における 医 事 情 報 システムは その 導 入 により 事 務 処 理 等 が 著 しく 効 率 化 し 結 果 として 患 者 の 大 幅 受 入 増 が 可 能 となる (2) インターネットによる 予 約 システムを 構 築 すると 民 間 の 事 例 によれば 予 約 増 によ る 収 益 が 見 込 まれる ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 8 資 産 の 定 義 ) P39-9 -

Q28-5 法 人 内 合 理 化 のためのソフトウエアは 注 解 19 第 2 項 に 該 当 し 無 形 固 定 資 産 として 計 上 することになるのか P39 Q28-6 文 部 科 学 省 が 著 作 権 を 有 する 汎 用 システムの 承 継 時 における 会 計 処 理 はどう するのか P40 Q28-7 法 人 の 職 員 が 開 発 したソフトウェアの 評 価 額 はどうするのか P40 Q29-1 ファイナンス リース 資 産 は 資 産 計 上 されることになるが 当 該 資 産 の 中 に 財 産 的 基 礎 を 構 成 すると 判 断 された 資 産 があった 場 合 に 減 価 償 却 は 損 益 外 処 理 になる のか P40 Q29-2 民 間 企 業 で 実 施 されているファイナンス リース 契 約 と 実 質 的 に 同 様 のリー ス 契 約 (たとえばコンピュータ 機 器 )が 国 の 機 関 等 では 単 年 度 契 約 方 式 をとってい るケースが 多 くあり かつ 契 約 解 除 等 の 制 約 条 項 も 記 載 されていない 仮 にこのような 契 約 が 国 立 大 学 法 人 等 移 行 後 もとられた 場 合 においては 実 質 判 断 でファイナンス リ ース 契 約 として 処 理 することになるのか P41 Q29-3 ファイナンス リースとオペレーティング リースの 定 義 については 注 解 20 第 1 項 で 規 定 されているところであるが 実 務 的 な 取 扱 いとして 長 期 (1 年 以 上 ) をファイナンス リース 短 期 (1 年 未 満 )をオペレーティング リースとすることは 認 められるか P41 Q29-4 リース 契 約 に 係 る 電 子 機 器 等 の 価 額 は 具 体 的 にどう 評 価 するのか P41 Q29-5 リース 資 産 の 会 計 処 理 についても 基 準 第 4 第 3 項 が 適 用 されるものと 考 えら れるが 同 項 に 定 める 簡 便 な 方 法 が 認 められるのはどのような 場 合 か P42 Q29-5-2 ファイナンス リース 取 引 に 係 る 収 益 化 額 と 当 該 ファイナンス リー ス 取 引 に 係 る 支 払 利 息 及 び 減 価 償 却 費 の 合 計 額 ( 費 用 計 上 額 )との 間 に 差 が 生 じ 赤 字 決 算 となった 利 害 関 係 者 に 対 する 説 明 責 任 の 観 点 から 当 該 赤 字 の 理 由 としてリース 取 引 が 損 益 に 与 える 影 響 額 について 損 益 計 算 書 へ 注 記 できるか また 注 記 できるとした 場 合 どのように 記 載 すべきか P42 Q29-6 PFIに 係 る 会 計 処 理 はどうするのか P42 Q30-1 (1) 基 準 第 30 第 2 項 で 時 価 が 取 得 原 価 より 下 落 した 場 合 には 時 価 をもって 貸 借 対 照 表 価 額 としなければならない とあるが ここでいう 取 得 原 価 と 比 較 すべき 時 価 とは 何 か (2) また 時 価 と 比 較 すべき 原 価 とは 何 か ( 切 放 し 法 と 洗 替 え 法 のどちらを 用 いるのか ) P43 Q30-2 附 属 病 院 にかかる 医 薬 品 診 療 材 料 等 について 最 終 仕 入 原 価 法 により 評 価 - 10 -

する 取 扱 いは 認 められるのか また 時 価 が 取 得 原 価 より 下 落 した 場 合 の 会 計 処 理 はど うするのか P43 Q31-1 国 立 大 学 法 人 等 は 売 買 目 的 有 価 証 券 を 取 得 することは 可 能 なのか また 売 買 目 的 有 価 証 券 とは 具 体 的 にはどのようなものか P44 Q31-2 その 他 有 価 証 券 とは 具 体 的 にどのような 有 価 証 券 が 該 当 するのか P44 Q31-3 関 係 会 社 株 式 について 持 分 相 当 額 が 下 落 した 場 合 には 持 分 相 当 額 をもっ て 貸 借 対 照 表 価 額 とし 差 額 は 当 期 の 損 失 に 計 上 することとされているが 下 落 割 合 は 考 慮 する 必 要 がないのか P44 Q31-4 平 均 原 価 法 等 の 方 法 を 適 用 して とあるが 等 とは 何 を 指 しているか ま た 具 体 的 にどのような 会 計 処 理 を 行 えばよいか P45 Q31-5 基 準 第 31 第 3 項 後 段 において 市 場 価 格 のない 株 式 については 財 政 状 態 の 著 しい 悪 化 で 減 損 処 理 を 行 うこととされているが 合 同 会 社 等 への 出 資 についても 同 様 に 減 損 処 理 を 行 うと 考 えてよいか P45 Q31-6 有 価 証 券 の 評 価 に 関 し 時 価 が 著 しく 下 落 したとき 及 び 回 復 する 見 込 があると 認 められる 場 合 の 定 義 とはどのようなものか P45 Q31-7 金 利 の 調 整 と 認 められるとき とは 具 体 的 にどのようなときか P46 Q31-8 市 場 において 形 成 されている 取 引 価 格 等 がない 場 合 の 合 理 的 に 算 定 された 価 額 とは 具 体 的 にどのような 算 定 を 行 うのか P46 Q31-9 注 解 25の(2)にある 国 立 大 学 法 人 等 が 定 める 信 用 上 の 運 用 基 準 とは 具 体 的 にどのように 考 えるのか P46 Q32-1 他 の 方 法 によることがより 適 当 であると 認 められる 場 合 には 当 該 方 法 に より 算 定 することができる とされているが 当 該 他 の 方 法 とは 具 体 的 にどのように 考 えるのか P46 Q33-1 国 立 大 学 法 人 等 が 民 間 企 業 等 の 債 務 の 保 証 を 行 っている 場 合 とは 具 体 的 にどのようなことが 想 定 されるのか P47 Q33-2 国 立 大 学 財 務 経 営 センターに 対 する 保 証 債 務 について 保 証 債 務 損 失 引 当 金 の 見 積 りはどのように 行 うのか P47 Q34-1 特 定 の 事 業 について 業 務 達 成 基 準 を 採 用 している 等 の 場 合 外 貨 建 取 引 によ り 生 じた 為 替 差 損 に 関 しての 運 営 費 交 付 金 の 会 計 処 理 はどうなるのか P47 Q34-1-2 Q34-1で 特 定 の 事 業 について 業 務 達 成 基 準 を 採 用 している 等 の 場 合 については 為 替 差 損 に 関 して 運 営 費 交 付 金 の 収 益 化 を 行 ってはならないと 規 定 されて - 11 -

いるが 運 営 費 交 付 金 以 外 の 財 源 ( 補 助 金 寄 附 金 など)で 外 貨 建 取 引 を 行 った 場 合 の 為 替 差 損 についても 補 助 金 収 益 寄 附 金 収 益 等 の 対 象 としてはならないのか P48 Q34-2 暦 年 を 購 入 単 位 とする 外 国 雑 誌 等 の 購 入 に 係 る 会 計 処 理 はどうなるのか P48 Q34-3 取 引 時 の 為 替 レートについて 法 人 において 統 一 レートを 設 定 して 使 用 する 等 の 簡 便 法 を 用 いることは 可 能 か P48 Q35-1 基 準 第 35 第 8 項 の 規 定 の 趣 旨 はなにか 年 金 債 務 に 係 る 退 職 給 付 引 当 金 の 計 算 において 簡 便 法 は 全 く 認 められないのか P48 Q35-2 退 職 給 付 引 当 金 を 計 算 する 際 の 割 引 率 について 注 解 29に 安 全 性 の 高 い 長 期 の 債 券 の 利 回 りを 基 礎 として 決 定 しなければならない とされているが 安 全 性 の 高 い 長 期 の 債 権 とはどのようなものを 指 すのか P49 Q35-3 国 立 大 学 法 人 等 において 厚 生 年 金 制 度 の 適 用 がなされるのはどういった 場 合 か P49 Q35-4 企 業 会 計 においては 引 当 金 に 役 員 分 は 含 まない 取 扱 いがなされているが 国 立 大 学 法 人 等 において 役 員 分 を 含 むのはどうしてか P49 Q36-1 基 準 における 資 産 除 去 債 務 の 定 義 会 計 処 理 及 び 開 示 についてはどのように 考 えればよいか P49 Q36-2 資 産 除 去 債 務 に 係 る 会 計 基 準 の 適 用 初 年 度 において 既 に 保 有 している 有 形 固 定 資 産 に 係 る 資 産 除 去 債 務 の 計 上 を 行 う 場 合 の 会 計 処 理 はどのように 行 えばよいか P50 Q37-1 年 度 途 中 で 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 初 年 度 への 原 価 の 配 分 額 はいくらなの か (1 年 分 とするのか 月 割 りや 日 割 りで 計 算 するのか ) P50 Q37-2 償 却 資 産 の 耐 用 年 数 は 国 立 大 学 法 人 等 が 独 自 に 決 めてよいか P50 Q37-3 基 準 第 32 第 2 項 によれば 減 価 償 却 は 定 額 法 によって 行 わなければならない とされているが 国 立 大 学 法 人 等 においては 固 定 資 産 の 減 価 償 却 を 定 率 法 によって 行 うことは 可 能 か P51 Q37-4 国 立 大 学 法 人 等 の 設 立 時 に 使 用 途 中 の 財 産 を 出 資 した 場 合 出 資 時 点 までの 減 価 分 はどう 処 理 するのか P51 Q37-5 (1) 固 定 資 産 が 機 能 的 に 陳 腐 化 した 場 合 の 臨 時 償 却 は 認 められるのか (2) 臨 時 償 却 が 認 められる 場 合 の 要 件 は 何 か (3) 臨 時 償 却 が 行 われた 場 合 の 会 計 処 理 はどうなるのか P51-12 -

Q37-6 図 書 の 承 継 時 における 取 扱 いはどうするのか P52 Q37-7 図 書 について 教 育 研 究 上 一 時 的 な 意 義 しか 有 さない とは 具 体 的 には どういった 意 味 か P52 Q37-8 図 書 は 例 外 的 に 減 価 償 却 を 行 わない 償 却 資 産 ということか 取 得 から 除 却 ま での 具 体 的 会 計 処 理 はどうするのか P52 Q37-9 以 下 の 図 書 の 評 価 額 はいくらにするのか (1) 雑 誌 を 合 冊 製 本 した 場 合 (2) 寄 贈 図 書 (3) 古 文 書 を 電 子 媒 体 に 複 写 記 録 した 場 合 の 当 該 媒 体 (4) 加 除 式 の 図 書 (5) データベース P53 Q37-10 美 術 品 収 蔵 品 は 金 額 の 多 寡 に 拘 わらず 固 定 資 産 として 取 り 扱 うのか P54 第 4 章 財 務 諸 表 の 体 系 Q40-1 一 定 のセグメント 情 報 とは 具 体 的 に 何 を 示 すのか その 開 示 は 具 体 的 に どうするのか P54 Q40-2 事 業 報 告 書 の 一 部 として 作 成 する 附 属 病 院 セグメントにおける 収 支 の 状 況 と はどのような 位 置 づけとなるのか キャッシュ フロー 計 算 書 との 違 いは 何 か P55 Q42-1 何 を 損 益 計 算 に 含 めるかは 各 国 立 大 学 法 人 等 に 判 断 が 委 ねられているのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 20 費 用 の 定 義 基 準 第 21 収 益 の 定 義 基 準 第 38 発 生 主 義 の 原 則 基 準 第 84 特 定 の 償 却 資 産 の 減 価 に 係 る 会 計 処 理 基 準 第 85 賞 与 引 当 金 に 係 る 会 計 処 理 基 準 第 86 退 職 給 付 に 係 る 会 計 処 理 基 準 第 89 資 産 除 去 債 務 に 係 る 特 定 の 除 去 費 用 等 の 会 計 処 理 ) P55 Q45-1 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 は 国 立 大 学 法 人 法 第 35 条 において 準 用 する 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 38 条 第 1 項 に 規 定 する その 他 主 務 省 令 で 定 める 書 類 として 財 務 諸 表 の 一 部 となるのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 34 財 務 諸 表 の 体 系 ) P56 第 5 章 貸 借 対 照 表 Q52-1 (1) 出 資 された 無 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 の 会 計 処 理 はどうなるのか 次 の 方 法 のうちい ずれか 1 ( 借 ) 損 益 外 減 価 償 却 累 計 額 ( 貸 ) 無 形 固 定 資 産 2 ( 借 ) 資 本 剰 余 金 ( 貸 ) 無 形 固 定 資 産 (2) 償 却 完 了 後 は 資 本 剰 余 金 がマイナス( 借 方 残 )として 残 ることになるが それ - 13 -

でよいのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 55 純 資 産 の 表 示 項 目 基 準 第 84 特 定 の 償 却 資 産 の 減 価 に 係 る 会 計 処 理 ) P56 Q54-1 国 立 大 学 財 務 経 営 センター 債 務 負 担 金 のうち 1 年 以 内 返 済 予 定 額 は 流 動 負 債 に 計 上 しないのか P56 Q55-1 (1) 施 設 費 で 購 入 した 償 却 資 産 に 係 る 減 価 償 却 相 当 額 は 基 準 第 54 第 2 項 にいう 損 益 外 減 価 償 却 累 計 額 に 表 示 するという 理 解 でよいのか (2) 出 資 財 産 の 減 価 償 却 累 計 額 はどこに 表 示 することとなるのか (3) 施 設 費 の 損 益 外 減 価 償 却 累 計 額 とあわせて 表 示 することで 資 本 剰 余 金 がマイナスに なることも 想 定 しているのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 84 特 定 の 償 却 資 産 の 減 価 に 係 る 会 計 処 理 基 準 第 89 資 産 除 去 債 務 に 係 る 特 定 の 除 去 費 用 等 の 会 計 処 理 ) P57 第 6 章 損 益 計 算 書 Q60 1 臨 時 損 益 と 企 業 会 計 の 特 別 損 益 とは 同 じと 考 えてよいのか P57 Q60-2 臨 時 損 益 の 区 分 には 前 期 損 益 修 正 は 含 まれると 解 釈 してよいか P57 Q61-1 損 益 計 算 書 の 様 式 について どのように 費 用 項 目 を 立 てるべきか 例 えば 業 務 費 について 形 態 別 の 科 目 を 示 さなくてよいか 人 件 費 はどのように 表 示 すればよい か また 準 用 通 則 法 第 38 条 第 2 項 で 提 出 する 決 算 報 告 書 での 項 目 の 立 て 方 とは 一 緒 になるのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 63 損 益 計 算 書 の 様 式 ) P58 Q62-1 補 助 金 等 収 益 は 交 付 決 定 区 分 ごとに 適 切 な 名 称 を 付 して 表 示 することとさ れているが 補 助 金 等 の 種 類 が 多 く 損 益 計 算 書 の 科 目 が 膨 大 となる 場 合 は 附 属 明 細 書 において 補 助 金 等 の 種 類 ごとの 明 細 を 表 示 することで 代 替 は 可 能 か P58 Q62-2 科 学 研 究 費 補 助 金 の 会 計 処 理 は 研 究 者 個 人 に 対 して 支 給 されるものとして 預 り 金 処 理 すべきか それとも 当 該 補 助 金 に 基 づき 実 施 される 研 究 は 国 立 大 学 法 人 等 の 業 務 の 一 環 として 行 うと 考 え 収 益 として 処 理 すべきか P58 Q63-1 損 益 計 算 書 の 様 式 に 関 して 経 常 費 用 経 常 収 益 を 経 常 収 益 経 常 費 用 の 順 に 変 えることは 可 能 か P59 Q63-2 業 務 費 及 び 一 般 管 理 費 を 区 分 する 基 準 は 何 か P59 Q63-3 業 務 費 及 び 一 般 管 理 費 の 表 示 科 目 の 内 訳 科 目 の 標 準 的 なものはどのようなも のか P65 第 7 章 キャッシュ フロー 計 算 書 Q64-1 一 般 企 業 における 株 主 に 対 する 配 当 の 支 払 いは 財 務 活 動 によるキャッシュ - 14 -

フローに 含 まれるとされているが 国 庫 納 付 に 係 るキャッシュ フローは 業 務 活 動 によ る 区 分 とされている 国 庫 納 付 は 配 当 の 支 払 いとどのように 性 格 が 違 うと 考 えるのか P65 Q64-2 業 務 活 動 によるキャッシュ フロー 計 算 書 について 1 原 材 料 商 品 又 はサービスの 購 入 による 支 出 にはどのようなものが 該 当 するか 2 人 件 費 支 出 に 受 託 研 究 費 で 雇 用 した 者 が 含 まれるか P65 Q66-1 (1) 運 営 費 交 付 金 で 固 定 資 産 を 購 入 した 場 合 キャッシュ フロー 計 算 書 において 財 源 は 業 務 活 動 収 入 に 計 上 され 支 出 は 投 資 活 動 の 支 出 として 整 理 されるとしてよいのか この 場 合 支 出 に 対 応 させるため 財 源 を 投 資 活 動 の 収 入 に 計 上 することは 可 能 か (2) 寄 附 金 で 固 定 資 産 を 購 入 した 場 合 のキャッシュ フロー 計 算 書 上 の 処 理 の 仕 方 はど うなるのか P66 Q66-2 利 息 の 支 払 額 には ファイナンス リース 取 引 により 計 上 される 支 払 利 息 を 含 めるのか P66 Q66-3 土 地 の 処 分 収 入 の 一 部 を 国 立 大 学 財 務 経 営 センターへ 納 付 した 場 合 キャ ッシュ フロー 計 算 書 における 会 計 処 理 はどうするのか P66 Q67 1 国 から 物 品 の 譲 与 を 受 けた 場 合 の 資 産 の 取 得 に 関 しては 重 要 な 非 資 金 取 引 としての 注 記 に 該 当 するのか P67 Q67-2 注 解 47において キャッシュ フロー 計 算 書 に 注 記 すべき 重 要 な 非 資 金 取 引 の 例 として 現 物 出 資 の 受 入 による 資 産 の 取 得 資 産 の 交 換 ファイナンス リース による 資 産 の 取 得 等 が 掲 げられているが 減 価 償 却 等 の 非 資 金 費 用 は 含 まれないのか P67 第 8 章 利 益 の 処 分 又 は 損 失 の 処 理 に 関 する 書 類 Q70-1 損 益 計 算 上 の 損 失 が 発 生 した 場 合 準 用 通 則 法 第 44 条 第 1 項 に 基 づく 積 立 金 (1 項 積 立 金 )を 充 当 し その 次 に 準 用 通 則 法 第 44 条 第 3 項 により 中 期 計 画 で 定 め る 使 途 に 充 てるために 使 途 ごとに 適 当 な 名 称 を 付 した 積 立 金 (3 項 積 立 金 )を 充 当 す るという 考 え 方 でよいのか P67 Q71-1 運 営 費 交 付 金 に 基 づく 収 益 から 生 じた 利 益 については 中 期 計 画 ( 年 度 計 画 )の 記 載 内 容 に 照 らして 運 営 費 交 付 金 により 行 うべき 業 務 を 効 率 的 に 行 ったために 費 用 が 減 少 した 場 合 その 結 果 発 生 したものについては 原 則 として 経 営 努 力 によるも のとする とされているが 経 営 努 力 の 認 定 に 際 し 運 営 費 交 付 金 に 基 づく 収 益 から 生 じた 利 益 を 授 業 料 に 基 づくものとは 別 に 特 定 する 必 要 はあるのか P67 第 9 章 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 Q73-1 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 にて 表 示 される 業 務 費 用 には 損 益 計 - 15 -

算 書 上 の 臨 時 損 益 も 含 まれるのか P68 Q73-2 以 下 に 掲 げる 収 入 は 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 の 作 成 上 運 営 費 交 付 金 に 基 づく 収 益 及 び 国 又 は 地 方 公 共 団 体 からの 補 助 金 等 に 基 づく 収 益 以 外 の 収 益 として 損 益 計 算 書 における 費 用 相 当 額 から 控 除 できるか (1) 資 産 見 返 運 営 費 交 付 金 等 戻 入 (2) 資 産 見 返 補 助 金 等 戻 入 (3) 資 産 見 返 寄 附 金 戻 入 (4) 資 産 見 返 物 品 受 贈 額 戻 入 (5) 国 からの 物 品 受 贈 益 (6) 国 からの 受 託 事 業 収 入 (7) 科 学 研 究 費 補 助 金 その 他 の 補 助 金 に 係 る 間 接 経 費 相 当 額 P68 Q73-3 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 に 列 挙 されていない 一 般 に 機 会 費 用 と 考 えられる 例 えば 国 立 大 学 法 人 間 における 資 産 の 無 償 賃 借 などの 場 合 に 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コ スト 計 算 書 に 計 上 する 必 要 があるか P69 Q75 1 国 又 は 地 方 公 共 団 体 財 産 の 無 償 又 は 減 額 された 使 用 料 による 貸 借 取 引 に 関 し 減 額 された 使 用 料 による 貸 借 取 引 とはどのような 場 合 を 想 定 しているのか P70 Q75-2 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 における 政 府 出 資 等 の 機 会 費 用 算 定 に 用 いる 一 定 利 率 はどのように 決 定 するのか また 共 通 の 数 値 を 策 定 し 各 国 立 大 学 法 人 等 に 通 知 するなどの 周 知 は 行 わないのか P71 Q75 3 施 設 費 は 固 定 資 産 を 取 得 したときに 資 本 剰 余 金 に 振 り 替 えられるが 決 算 日 において 負 債 として 整 理 される 預 り 施 設 費 又 は 建 設 仮 勘 定 見 返 施 設 費 が 存 在 する 場 合 当 該 預 り 施 設 費 又 は 建 設 仮 勘 定 見 返 施 設 費 も 政 府 出 資 等 に 含 めて 計 算 するのか P71 Q75-4 注 解 48にいう 資 本 剰 余 金 相 当 額 とは 寄 附 金 又 は 授 業 料 で 取 得 した 非 償 却 資 産 等 を 含 め 全 ての 資 本 剰 余 金 の 額 を 計 上 することとなるのか P71 Q75-5 (1) 注 解 48にいう 政 府 出 資 等 の 等 にはどこまで 含 まれるのか (2) 運 営 費 交 付 金 又 は 授 業 料 を 原 資 とする 目 的 積 立 金 による 資 本 剰 余 金 も 含 めて 計 算 す るのか P71 Q75-6 政 府 出 資 等 の 額 が 期 首 と 期 末 では 異 なる 場 合 どのように 計 算 するのか P72 Q75-7 資 本 金 200 億 円 ( 全 額 現 物 出 資 )で 4 月 1 日 に 設 立 された 国 立 大 学 法 人 等 において 機 会 費 用 算 定 に 用 いる 一 定 利 率 を2%とすると 次 のようなケースで は 当 年 度 の 政 府 出 資 等 の 機 会 費 用 はいくらになるのか 1 現 物 出 資 財 産 の 減 価 償 却 により 資 本 剰 余 金 が 10 億 円 発 生 した 場 合 - 16 -

2 さらに 施 設 費 により9 月 末 日 に50 億 円 の 建 物 を 増 築 し 当 該 年 度 において 2 億 円 の 減 価 償 却 相 当 額 が 発 生 した 場 合 P72 Q75-8 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 において 施 設 費 を 財 源 に 取 得 した 特 定 償 却 財 産 の 除 却 損 はコストを 構 成 することになるのか P72 Q75 9 国 又 は 地 方 公 共 団 体 からの 無 利 子 又 は 低 利 融 資 を 受 けている 場 合 の 機 会 費 用 の 算 定 について 通 常 の 調 達 利 率 とはどのような 金 利 を 用 いればよいのか また 通 常 の 調 達 利 率 は 期 末 時 点 での 金 利 なのか あるいは 年 間 の 平 均 金 利 なのか P72 第 10 章 附 属 明 細 書 及 び 注 記 Q76-1 附 属 明 細 書 における 各 明 細 の 様 式 又 は 記 載 内 容 は 具 体 的 にどのようなもの か P73 Q76-1-2 附 属 明 細 書 の 運 営 費 交 付 金 債 務 及 び 運 営 費 交 付 金 収 益 の 明 細 におい て 運 営 費 交 付 金 債 務 は 交 付 年 度 ごとに 期 首 残 高 交 付 金 当 期 交 付 額 当 期 振 替 額 期 末 残 高 を 記 載 することとされている 一 方 で 運 営 費 交 付 金 は 使 途 を 定 めない 渡 し 切 りの 交 付 金 であることから 第 2 事 業 年 度 以 降 において 繰 り 越 された 運 営 費 交 付 金 と 当 年 度 に 交 付 された 運 営 費 交 付 金 のいずれを 優 先 的 に 使 うのかは 各 国 立 大 学 法 人 等 の 判 断 になると 考 えられる このような 観 点 から 当 該 附 属 明 細 書 における 第 2 事 業 年 度 以 降 は 具 体 的 にどのように 記 載 すればよいのか また 同 様 式 における 業 務 等 区 分 は 具 体 的 にどのように 記 載 すればよいのか P93 Q76 2 決 算 報 告 書 について 以 下 の 事 項 の 取 扱 いはどのようになるか 1 決 算 報 告 書 で 記 載 されている 予 算 とは 年 度 計 画 に 記 載 されている 予 算 と 同 一 と 解 し てよいか 2 予 算 執 行 の 段 階 で 予 算 を 変 更 した 場 合 に 当 該 事 項 を 決 算 報 告 書 に 反 映 させる 必 要 があるか 3 決 算 報 告 書 で 記 載 される 決 算 はどのように 解 すればよいか P94 Q76-2-2 決 算 報 告 書 における 決 算 額 には 各 区 分 における 前 年 度 からの 繰 越 額 は 反 映 させるのか 否 か また 前 年 度 からの 繰 越 額 を 決 算 額 に 反 映 させる 場 合 には 別 記 して 表 示 するのか P95 Q76-3 固 定 資 産 をグルーピングして 表 示 することが 適 切 な 場 合 とは どのような 場 合 か また 国 立 大 学 法 人 等 が 実 施 する 業 務 の 目 的 毎 とは 具 体 的 には 何 か P95 Q77-1 重 要 な 債 務 負 担 行 為 とは 具 体 的 にどのような 事 象 を 指 しているのか また 計 上 基 準 はどうなっているのか P95 Q77-2 基 準 では 財 務 諸 表 には その 作 成 日 までに 発 生 した 重 要 な 後 発 事 象 を 注 記 しなければならない 基 準 第 77 第 1 項 注 解 52 第 1 項 参 照 )とあるが ここでい う 財 務 諸 表 の 作 成 日 とはいつなのか P96-17 -

Q77-3 開 示 すべき 会 計 方 針 は 具 体 的 にどのように 記 載 すればよいのか また そ の 他 の 注 記 事 項 としては どのようなものがあるか P96 Q77-3-2 国 立 大 学 法 人 等 の 主 要 な 業 務 の 廃 止 他 の 国 立 大 学 法 人 等 との 統 合 等 を 行 う 旨 の 閣 議 決 定 法 律 の 成 立 又 は 法 案 の 国 会 提 出 がなされた 場 合 に 注 記 事 項 として 財 務 諸 表 の 開 示 は 必 要 か P98 Q77-3-3 一 定 の 項 目 とは 具 体 的 に 何 を 示 すのか その 開 示 は 具 体 的 にどのよ うに 行 うのか P98 Q77-4 注 解 53において 金 融 商 品 の 時 価 等 について 開 示 を 行 う 理 由 は 何 か P100 Q77-4-2 貸 付 金 等 の 金 銭 債 権 債 務 の 時 価 は どのような 方 法 により 算 定 したらよ いか P100 Q77-4-3 貸 付 金 の 時 価 評 価 をグループ 単 位 で 行 うことは 認 められるか P101 Q77-4-4 個 別 に 貸 倒 引 当 金 が 計 上 されている 貸 付 金 の 評 価 方 法 についてはどのよ うなものが 考 えられるか P101 Q77-4-5 債 務 保 証 契 約 も 注 記 対 象 となるのか 注 記 対 象 となる 場 合 時 価 はどの ような 方 法 により 算 定 したらよいか P101 Q77-4-6 金 融 商 品 に 関 する 注 記 については 具 体 的 にどのような 内 容 を 記 載 する こととなるのか P101 Q77-4-7 Q77-4-6の 記 載 例 では 未 払 金 など 短 期 間 で 決 済 される 金 融 商 品 の 時 価 は 帳 簿 価 額 に 近 似 している 旨 記 載 されているが 短 期 間 とはどの 程 度 の 期 間 と 考 えればよいか P103 Q77-5 注 解 54において 賃 貸 等 不 動 産 の 時 価 等 について 開 示 を 行 う 理 由 は 何 か P103 Q77-5-2 注 解 54では 賃 貸 等 不 動 産 の 定 義 範 囲 等 が 示 されていないが 国 立 大 学 法 人 等 が 保 有 する 不 動 産 のうち どのような 不 動 産 が 賃 貸 等 不 動 産 に 該 当 することと なるのか P104 Q77-5-3 注 解 54においては 注 記 の 省 略 に 関 する 規 定 がないが 賃 貸 等 不 動 産 の 総 額 に 重 要 性 がない 場 合 も 注 記 を 行 う 必 要 があるのか また 重 要 性 が 乏 しいかどうか の 判 断 を 行 う 際 の 賃 貸 等 不 動 産 の 時 価 を 基 礎 とした 金 額 は どのように 算 定 するのか P104 Q77-5-4 国 立 大 学 法 人 等 が 保 有 する 賃 貸 等 不 動 産 の 中 には 民 間 が 保 有 する 賃 貸 - 18 -

等 不 動 産 とは 性 格 が 異 なるものがあると 考 えられるが そのような 賃 貸 等 不 動 産 の 時 価 はどのように 算 定 したらよいか P105 Q77-5-5 賃 貸 等 不 動 産 の 時 価 等 の 開 示 に 関 する 会 計 基 準 の 適 用 指 針 において は 賃 貸 等 不 動 産 の 時 価 を 把 握 することが 極 めて 困 難 な 場 合 は 時 価 を 注 記 せず その 事 由 及 び 当 該 賃 貸 等 不 動 産 の 概 要 等 を 記 載 することとされているが 国 立 大 学 法 人 等 の 賃 貸 等 不 動 産 については どのような 場 合 がこれに 該 当 するのか P105 Q77-5-6 賃 貸 等 不 動 産 に 関 する 注 記 については 具 体 的 にどのような 内 容 を 記 載 することとなるのか P105 Q77-6 消 費 税 の 会 計 処 理 の 概 要 はどのようなものか P107 Q77-7 消 費 税 の 会 計 処 理 は 税 込 方 式 とすべきか 税 抜 方 式 とすべきか P108 Q77-8 未 収 財 源 措 置 予 定 額 の 計 上 基 準 は 各 大 学 法 人 等 毎 に 決 定 してよいのか P108 第 11 章 国 立 大 学 法 人 等 固 有 の 会 計 処 理 Q78-1 運 営 費 交 付 金 を 未 収 計 上 する 会 計 処 理 は 認 められるのか P108 Q78-2 運 営 費 交 付 金 債 務 等 を 原 則 として 業 務 の 進 行 が 期 間 の 進 行 に 対 応 するもの として 収 益 化 を 行 う とは 具 体 的 にどのように 行 うことになるのか また 他 の 方 法 により 収 益 化 することがより 適 当 であると 認 められる 場 合 とはどのような 場 合 か P108 Q78-3 成 果 進 行 基 準 を 業 務 達 成 基 準 と 改 めた 意 図 は 何 か P109 Q78-4 運 営 費 交 付 金 により 資 産 を 取 得 する 場 合 で 資 産 の 取 得 が 当 初 予 定 していた 年 度 を 越 えた 場 合 運 営 費 交 付 金 の 収 益 化 はどう 処 理 するのか P109 Q78-5 基 準 第 78 第 4 項 において 国 立 大 学 法 人 等 が 固 定 資 産 を 取 得 した 際 その 固 定 資 産 が 運 営 費 交 付 金 又 は 当 該 年 度 に 係 る 授 業 料 により 支 出 されたと 合 理 的 に 特 定 で きる 場 合 とはどのような 場 合 を 指 すのか P110 Q78-6 (1) あらかじめ 中 期 計 画 等 において 固 定 資 産 の 取 得 が 運 営 費 交 付 金 を 財 源 とすること が 記 載 されていれば 運 営 費 交 付 金 又 は 当 該 年 度 に 係 る 授 業 料 により 支 出 されたと 合 理 的 に 特 定 できる 場 合 と 考 えられるが このような 場 合 においては 当 該 取 得 の 対 象 となった 固 定 資 産 が 非 償 却 資 産 で 中 期 計 画 の 想 定 外 であることは 想 定 されないので はないか (2) 固 定 資 産 が 運 営 費 交 付 金 又 は 当 該 年 度 に 係 る 授 業 料 により 支 出 されたと 合 理 的 に 特 定 できる 場 合 について 固 定 資 産 の 記 載 が 予 算 の 事 項 レベルで 中 期 計 画 やその 添 付 書 類 等 に 記 載 されている 場 合 もそのように 判 断 してよいのか P111-19 -

Q78-7 基 準 第 78 第 4 項 (1)イにいう 非 償 却 資 産 であって 上 記 アに 該 当 しないと き 即 ち 中 期 計 画 の 想 定 の 範 囲 外 である 場 合 には 当 該 非 償 却 資 産 に 相 当 する 額 を 資 産 見 返 運 営 費 交 付 金 等 に 計 上 したままとしておくのか それともいずれかの 時 点 で 収 益 化 を 行 うのか P111 Q78-8 (1) 基 準 第 78 第 4 項 (2)にいう 運 営 費 交 付 金 又 は 当 該 年 度 に 係 る 授 業 料 により 支 出 さ れたと 合 理 的 に 特 定 できない 場 合 とは 運 営 費 交 付 金 以 外 の 収 入 により 固 定 資 産 を 取 得 した 場 合 を 想 定 しているのか また ここでいう 相 当 とする 金 額 とはどのような 金 額 か (2) 相 当 とする 金 額 を 収 益 に 振 り 替 える 結 果 2 年 目 以 降 は 減 価 償 却 費 のみが 計 上 されることになると 思 われるが それでよいのか この 場 合 減 価 償 却 相 当 額 が 損 益 計 算 書 上 の 費 用 ではなく 資 本 剰 余 金 の 減 額 とする 整 理 はないのか P111 Q78-9 (1) 運 営 費 交 付 金 で 購 入 した 償 却 資 産 の 耐 用 年 数 が 中 期 目 標 の 期 間 より 長 い 場 合 当 該 資 産 及 び 資 産 見 返 負 債 は 中 期 目 標 の 期 間 を 繰 り 越 せるのか (2) 運 営 費 交 付 金 を 財 源 として 中 期 計 画 の 想 定 の 範 囲 外 で 非 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 当 該 資 産 及 び 資 産 見 返 負 債 は 中 期 目 標 の 期 間 を 繰 り 越 せるのか P112 Q78-10 (1) 運 営 費 交 付 金 を 財 源 としてリース 料 を 支 払 う 場 合 で 当 該 リース 取 引 をファイナン ス リース 取 引 と 整 理 し リース 資 産 を 資 産 計 上 する 場 合 どのような 会 計 処 理 を 行 う のか (2) 当 該 運 営 費 交 付 金 の 会 計 処 理 は 一 旦 運 営 費 交 付 金 債 務 に 計 上 した 後 リース 料 支 払 を 業 務 の 進 行 と 認 識 してリース 料 支 払 に 応 じて 当 該 運 営 費 交 付 金 債 務 を 収 益 化 するの か それともリース 資 産 を 償 却 資 産 の 取 得 と 認 識 し 当 該 運 営 費 交 付 金 債 務 を 資 産 見 返 運 営 費 交 付 金 に 振 り 替 えるのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 29 リース 資 産 の 会 計 処 理 ) P112 Q78-11 注 解 55 第 2 項 (1)でいう 原 則 によらない 場 合 業 務 等 の 達 成 度 は どのような 単 位 で 測 定 するのか 標 準 コスト 実 際 コスト 現 金 支 出 予 算 などを 想 定 しているのか また 支 出 には 人 件 費 も 含 めて 考 えるのか P113 Q78-12 運 営 費 交 付 金 の 収 益 振 替 を 業 務 達 成 基 準 とした 場 合 に 当 初 の 予 算 を 満 額 使 い 切 って120%の 成 果 を 出 しても 利 益 は 出 ないと 考 えてよいのか すなわち 経 費 を 節 減 して 当 初 予 定 していた 成 果 を 達 成 した 場 合 のみ 現 金 の 裏 付 けのある 利 益 が 計 上 できるため 剰 余 金 の 使 途 としての 財 源 が 得 られると 考 えてよいのか P113 Q78-12-2 運 営 費 交 付 金 債 務 の 収 益 化 方 法 について Q78-2に 示 されている が 文 部 科 学 省 独 立 行 政 法 人 評 価 委 員 会 において 示 されている プロジェクト 進 行 基 準 型 は この 方 法 に 含 まれるのか また プロジェクト 進 行 基 準 型 の 形 態 として 事 前 に 業 務 進 捗 状 況 を 決 定 する 困 難 さなどの 障 害 を 解 消 する 方 法 として 投 入 費 用 をも とに 業 務 の 達 成 度 を 便 宜 的 に 測 定 する 方 法 が 示 されているが これは 費 用 進 行 基 準 と 異 - 20 -

なるのか P113 Q78-13 教 育 研 究 の 一 定 部 分 について 運 営 費 交 付 金 等 の 収 益 化 を 費 用 進 行 基 準 にて 行 う 場 合 その 財 源 として 運 営 費 交 付 金 授 業 料 及 びそれ 以 外 の 収 益 が 混 在 してい る 場 合 の 会 計 処 理 はどうするのか P114 Q78-14 運 営 費 交 付 金 等 を 財 源 として 重 要 性 が 認 められるたな 卸 資 産 を 取 得 した 場 合 は 資 産 見 返 運 営 費 交 付 金 等 に 振 り 替 えることとされているが 重 要 性 が 認 められ るたな 卸 資 産 とは どのようなものか P114 Q78-15 運 営 費 交 付 金 の 未 使 用 分 について 余 資 運 用 の 観 点 から 有 価 証 券 を 取 得 し た この 場 合 の 運 営 費 交 付 金 の 会 計 処 理 についてはどのようになるのか P115 Q78-16 (1) 運 営 費 交 付 金 を 財 源 として 固 定 資 産 を 取 得 した 場 合 の 会 計 処 理 について 企 業 会 計 原 則 注 解 24の 国 庫 補 助 金 等 によって 資 産 を 取 得 した 場 合 の 圧 縮 記 帳 を 適 用 するのか (2) 次 の 場 合 圧 縮 記 帳 は 適 用 となるのか ア) 他 の 政 策 目 的 による 補 助 金 等 を 国 立 大 学 法 人 等 が 受 領 し 当 該 補 助 金 等 を 使 用 して 固 定 資 産 を 購 入 した 場 合 の 会 計 処 理 はどうなるのか イ) 附 属 病 院 収 入 等 及 び 運 営 費 交 付 金 ( 又 は 施 設 費 )により 固 定 資 産 を 購 入 した 場 合 ( 参 考 ) 企 業 会 計 原 則 注 解 24 国 庫 補 助 金 工 事 負 担 金 等 で 取 得 した 資 産 については 国 庫 補 助 金 等 に 相 当 する 額 を その 取 得 原 価 から 控 除 することができる この 場 合 においては 貸 借 対 照 表 の 表 示 は 次 のいずれかの 方 法 によるものとする (1) 取 得 原 価 から 国 庫 補 助 金 等 に 相 当 する 額 を 控 除 する 方 式 で 記 載 する 方 法 (2) 取 得 原 価 から 国 庫 補 助 金 等 に 相 当 する 額 を 控 除 した 残 額 のみを 記 載 し 当 該 国 庫 補 助 金 等 の 金 額 を 注 記 する 方 法 P115 Q78-17 運 営 費 交 付 金 をサテライトオフィスの 敷 金 として 支 出 した 場 合 また 運 営 費 交 付 金 の 未 使 用 分 について 余 裕 金 運 用 の 観 点 から 有 価 証 券 を 取 得 した 場 合 の 会 計 処 理 はどうするのか P115 Q78-18 授 業 料 を 財 源 として 在 学 年 限 を 越 えて 使 用 可 能 な 資 産 を 取 得 することは 受 益 者 間 における 公 平 の 観 点 から 問 題 はないか P116 Q77-19 建 設 仮 勘 定 見 返 負 債 に 係 る 次 の 会 計 処 理 如 何 また その 財 源 が 運 営 費 交 付 金 施 設 費 補 助 金 等 である 場 合 に 会 計 処 理 に 異 なるところはあるか 1 建 設 仮 勘 定 見 返 運 営 費 交 付 金 の 計 上 が 認 められる 長 期 の 契 約 とはどのような 契 約 か 2 当 初 契 約 では 年 度 内 竣 工 の 計 画 であったが 諸 事 情 で 工 期 を 延 長 することとなり 工 期 が 翌 事 業 年 度 までとなった 場 合 においても 建 設 仮 勘 定 見 返 運 営 費 交 付 金 を 計 上 すると 解 してよいか 3 固 定 資 産 を 取 得 し 建 設 仮 勘 定 見 返 負 債 から 本 来 の 科 目 に 振 り 替 える 際 に 費 用 処 理 されるものが 判 明 した 場 合 はどのような 会 計 処 理 を 行 うのか 4 建 設 仮 勘 定 見 返 負 債 を 計 上 すべき 長 期 の 契 約 であって 施 設 費 や 補 助 金 等 が 交 付 ( 国 - 21 -

立 大 学 法 人 等 から 見 て 入 金 )される 前 に 前 金 払 等 を 支 払 った 場 合 にはどのような 会 計 処 理 を 行 うのか P116 Q78-20 たな 卸 資 産 を 運 営 費 交 付 金 及 び 自 己 収 入 を 財 源 として 取 得 する 場 合 にはど のような 会 計 処 理 をすればよいか P117 Q78-21 国 立 大 学 法 人 等 の 業 務 執 行 に 際 し 運 営 費 交 付 金 と 自 己 収 入 のいずれを 財 源 とするかという 割 当 方 法 如 何 によっては 損 益 計 算 書 の 利 益 額 が 影 響 を 受 けることに なるが 当 該 法 人 の 運 営 上 の 判 断 によるという 理 解 で 良 いか P117 Q78-22 注 解 55における 別 途 精 算 のための 収 益 化 を 行 うものとする は 具 体 的 にどのように 行 うのか P117 Q79-1 施 設 費 により 受 け 入 れた 金 額 は 全 額 国 立 大 学 法 人 等 の 資 産 計 上 の 対 象 とな るべきものか 施 設 費 で 執 行 する 固 定 資 産 の 取 得 に 関 連 して 固 定 資 産 の 取 得 原 価 を 構 成 しない 支 出 についてはどのような 会 計 処 理 となるのか P118 Q79-2 施 設 費 はその 全 額 が 前 もって 交 付 されるのではなく 最 終 的 に 施 設 が 完 成 し た 後 に 施 設 整 備 費 補 助 金 の 請 求 を 行 って 交 付 されるため 国 の 出 納 整 理 期 間 である 翌 事 業 年 度 の4 月 に 交 付 される 場 合 がある この 場 合 未 収 金 の 計 上 は 可 能 か P118 Q79-3 NTT 無 利 子 貸 付 金 を 財 源 として 施 設 の 整 備 ( 基 準 第 84の 特 定 資 産 に 該 当 する)を 行 った 場 合 及 び 当 該 資 金 の 償 還 時 の 会 計 処 理 はどのようになるのか また 国 から 承 継 を 受 けたNTT 無 利 子 貸 付 金 についてはどのようになるのか P118 Q79-4 施 設 費 を 財 源 にして 取 得 した 特 定 償 却 資 産 の 除 却 損 は 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コストを 構 成 することになるのか P119 Q80-1 補 助 金 等 は 交 付 を 受 けた 際 には 預 り 補 助 金 等 として 整 理 し 補 助 金 等 の 交 付 の 目 的 に 従 った 業 務 の 進 行 に 応 じ 収 益 化 することとされているが 具 体 的 には どのよ うに 収 益 化 すればよいのか P119 Q80-2 補 助 金 等 を 財 源 として 基 準 第 84の 特 定 の 償 却 資 産 を 取 得 することは 可 能 か P120 Q80-3 補 助 金 等 がすでに 実 施 された 業 務 の 財 源 を 補 てんするために 精 算 交 付 された 場 合 には 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けたときに 収 益 化 する( 注 解 57)こととされているが すでに 実 施 された 業 務 にはたな 卸 資 産 の 取 得 も 含 まれるのか また 精 算 交 付 が 翌 年 度 になされる 場 合 補 助 金 等 を 未 収 計 上 することはできるのか P120 Q80-4 補 助 金 等 を 財 源 として 重 要 性 が 認 められるたな 卸 資 産 を 取 得 した 場 合 に はどのような 会 計 処 理 をすればよいか P120 Q81-1 中 期 計 画 の 最 終 年 度 において 次 の 中 期 計 画 において 財 源 措 置 することが 予 定 される 特 定 の 費 用 が 発 生 し 当 該 金 額 を 未 収 財 源 措 置 予 定 額 として 資 産 に 計 上 した 場 - 22 -

合 当 該 未 収 財 源 措 置 予 定 額 は 次 期 中 期 目 標 期 間 に 繰 り 越 せるのか P121 Q82-1 基 準 第 82 第 1 項 にいうところの 寄 附 金 を 寄 附 金 債 務 として 計 上 するための 使 途 の 特 定 とは 具 体 的 にどのように 行 えばよいのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 14 負 債 の 定 義 ) P121 Q82-2 基 準 第 82 第 1 項 の 当 該 使 途 に 充 てるための 費 用 とは いわゆる 間 接 費 を 含 めてよいのか すなわち 寄 附 金 を 財 源 として 特 定 の 業 務 を 行 った 結 果 増 加 するこ ととなった 管 理 費 等 の 費 用 も 当 該 使 途 に 充 てるための 費 用 に 含 まれると 解 してよい のか それとも 特 定 の 業 務 に 関 連 するものとして 直 接 的 に 把 握 できる 費 用 のみを 当 該 使 途 に 充 てるための 費 用 と 解 するのか P122 Q82-3 ある 事 業 の 実 施 の 財 源 として 使 途 が 特 定 された 寄 附 金 15 百 万 円 を 受 入 れ 当 該 事 業 を 実 施 したが 当 該 事 業 には 間 接 費 も 含 め13 百 万 円 の 支 出 となった この 場 合 の 会 計 処 理 はどのようになるのか P122 Q82-4 (1) 寄 附 金 で 購 入 した 償 却 資 産 の 耐 用 年 数 が 中 期 計 画 の 期 間 より 長 い 場 合 当 該 資 産 及 び 資 産 見 返 負 債 は 中 期 計 画 期 間 を 繰 り 越 せるのか (2) 寄 附 金 を 財 源 として 中 期 計 画 の 想 定 の 範 囲 外 で 非 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 当 該 資 産 及 び 資 産 見 返 負 債 は 中 期 計 画 期 間 を 繰 り 越 せるのか P122 Q82-5 基 準 第 82 第 2 項 (2)にいう 当 該 資 産 が 非 償 却 資 産 であって 上 記 (1)に 該 当 しないとき すなわち 中 期 計 画 の 想 定 の 範 囲 外 である 場 合 とは 具 体 的 にどのよ うな 状 況 を 想 定 しているのか この 場 合 においては 当 該 非 償 却 資 産 に 相 当 する 額 を 資 産 見 返 寄 附 金 に 計 上 したままとしておくのか それともいずれかの 時 点 で 収 益 化 を 行 う のか P123 Q82-6 寄 附 金 について 使 途 を 定 めない 場 合 には 結 局 のところ 当 該 寄 附 金 は 国 庫 に 納 付 されてしまうのか P123 Q82-7 既 往 の 委 任 経 理 金 を 承 継 した 場 合 の 取 扱 いはどうするのか P123 Q83-1 受 託 研 究 収 入 のように 初 年 度 に 受 託 収 入 を 得 て 複 数 年 度 にわたってサー ビス( 研 究 )を 行 う 場 合 通 常 最 終 年 度 にサービス( 研 究 ) 成 果 が 得 られるが サー ビスの 実 現 がなされた 場 合 各 年 度 に 発 生 している 費 用 についてはどのように 考 えるの か P124 Q83-2 自 己 収 入 で 計 上 された 原 価 と 運 営 費 交 付 金 の 原 価 をどのように 振 り 分 けるの か 例 えば 運 営 費 交 付 金 と 業 務 との 対 応 関 係 を 明 らかにすることが 困 難 な 場 合 に 国 立 大 学 法 人 等 が 次 のような 収 入 支 出 を 行 った 場 合 会 計 処 理 はどうなるのか また 附 属 病 院 収 入 について 特 に 留 意 すべき 取 扱 いには 何 があるか [ケース1] 収 入 運 営 費 交 付 金 500 自 己 収 入 300-23 -

支 出 給 与 等 600 固 定 資 産 購 入 200( 耐 用 年 数 5 年 残 存 価 額 ゼロ) [ケース2] 収 入 運 営 費 交 付 金 500 自 己 収 入 400 支 出 給 与 等 600 固 定 資 産 購 入 200( 耐 用 年 数 5 年 残 存 価 額 ゼロ) [ケース3] 収 入 運 営 費 交 付 金 500 自 己 収 入 250 支 出 給 与 等 600 固 定 資 産 購 入 200( 耐 用 年 数 5 年 残 存 価 額 ゼロ) P124 Q83-3 注 解 61では 国 又 は 地 方 公 共 団 体 からの 受 託 による 収 益 と 他 の 主 体 からの 受 託 による 収 益 は 区 別 して 表 示 することとされているが 国 からの 受 託 収 入 には 他 の 独 立 行 政 法 人 や 特 殊 法 人 等 を 含 めて 考 えて 良 いか P127 Q83-4 連 合 大 学 院 に 関 する 会 計 上 の 取 扱 いはどうするのか P127 Q84-1 基 準 第 84にいう 特 定 の 償 却 資 産 の 減 価 に 係 る 会 計 処 理 に 該 当 する 資 産 の 範 囲 如 何 例 えば 資 本 剰 余 金 に 計 上 されている 償 却 資 産 現 物 出 資 の 償 却 資 産 副 産 物 等 の 販 売 収 入 がある 場 合 などは ここでいう 特 定 の 償 却 資 産 に 該 当 するのか P127 Q84-2 (1) 出 資 財 産 のうち 減 価 に 対 応 すべき 収 益 の 獲 得 が 予 定 されていない 固 定 資 産 は 貸 借 対 照 表 上 において 1 有 形 固 定 資 産 ( 資 産 の 部 )と 政 府 出 資 金 ( 純 資 産 の 部 )に 計 上 するのか 2 有 形 固 定 資 産 ( 資 産 の 部 )と 資 本 剰 余 金 ( 純 資 産 の 部 )に 計 上 するのか (2) 仮 に1の 場 合 出 資 の 償 却 資 産 で 収 益 の 獲 得 が 予 定 されない 償 却 資 産 の 減 価 償 却 相 当 額 は 資 本 剰 余 金 の 損 益 外 減 価 償 却 累 計 額 (-)に 計 上 されるので 資 本 剰 余 金 がマ イナスになることもあり 得 るが それでよいのか ( 関 連 項 目 ; 第 55 純 資 産 の 表 示 項 目 ) P128 Q84-3 受 託 研 究 費 で 購 入 した 償 却 資 産 で その 減 価 に 対 応 すべき 収 益 の 獲 得 が 予 定 されていないものの 会 計 処 理 はどうするのか 1 受 託 研 究 費 で 償 却 資 産 を 購 入 した 年 度 で 一 括 費 用 処 理 する 2 基 準 第 84にいう 特 定 資 産 として 減 価 償 却 相 当 額 は 損 益 計 算 書 の 費 用 には 計 上 せ ず 資 本 剰 余 金 を 減 額 する 3 減 価 償 却 費 を 計 上 する P128 Q84-4 取 得 後 償 却 終 了 以 前 の 途 中 の 段 階 で 基 準 第 84による 特 定 資 産 に 変 更 する ことはできるのか また いったん 基 準 第 84による 特 定 がされた 償 却 資 産 を 途 中 で 変 更 し 通 常 の 減 価 償 却 を 行 うものとすることは 可 能 か P129 Q84-5 基 準 第 84の 特 定 資 産 を 取 り 替 えた 後 の 償 却 資 産 は 基 準 第 83による 特 定 - 24 -

資 産 となるのか P129 Q84-6 施 設 費 を 財 源 として 取 得 した 基 準 84の 特 定 の 償 却 資 産 について 天 災 事 故 等 による 毀 損 が 生 じた 場 合 受 領 した 保 険 金 をもって 滅 失 資 産 と 同 様 の 特 定 資 産 たる 代 替 資 産 を 取 得 すると 会 計 処 理 はどのようになるのか P129 Q84-7 基 準 第 84の 特 定 資 産 に 運 営 費 交 付 金 財 源 で 改 修 を 行 い 資 本 的 支 出 があった 場 合 当 該 資 本 的 支 出 に 係 る 減 価 償 却 の 会 計 処 理 はどうなるのか P130 Q85-1 賞 与 引 当 金 の 計 上 が 必 要 な 場 合 はどのような 場 合 か P130 Q85-2 基 準 第 85 第 2 項 において 基 準 第 17 第 2 項 の 規 定 により 賞 与 引 当 金 を 計 上 しない 場 合 には 引 当 外 賞 与 見 積 額 を 貸 借 対 照 表 に 注 記 し 引 当 外 賞 与 増 加 見 積 額 を 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 に 表 示 するとしているが 引 当 外 賞 与 見 積 額 と 引 当 外 賞 与 増 加 見 積 額 との 違 いは 何 か P130 Q85-3 基 準 第 85 第 1 項 において 賞 与 のうち 運 営 費 交 付 金 に 基 づく 収 益 以 外 の 収 益 によってその 支 払 財 源 が 手 当 されることが 予 定 されている 部 分 については 第 17 引 当 金 により 賞 与 引 当 金 を 計 上 する とあるが 運 営 費 交 付 金 以 外 の 収 益 とし て 例 えば 補 助 金 で 財 源 措 置 される 場 合 でも 賞 与 引 当 金 を 計 上 するのか P131 Q86-1 退 職 給 付 について 国 又 は 地 方 公 共 団 体 との 交 流 人 事 によって 国 立 大 学 法 人 等 外 に 移 籍 する 職 員 がいる 場 合 にはどうなるのか P131 Q86-2 退 職 給 付 で 運 営 費 交 付 金 で 措 置 されない 部 分 について 過 去 勤 務 費 用 に 相 当 する 退 職 金 についてどのような 会 計 処 理 を 行 えばよいのか P131 Q86-3 (1) 退 職 給 付 が 運 営 費 交 付 金 で 措 置 されている 場 合 において 退 職 給 付 を 支 給 したとき にその 支 給 額 は 当 該 年 度 の 損 益 計 算 書 に 計 上 されるのか (2) その 場 合 その 支 給 額 には 当 該 国 立 大 学 法 人 等 に 所 属 していない 期 間 に 対 応 する 退 職 給 付 が 含 まれていることとなるが これは 不 合 理 ではないか P131 Q86-4 (1) 退 職 給 付 引 当 金 を 計 上 しないためには 具 体 的 にどのような 方 法 でどの 程 度 明 らか にしておくことが 必 要 なのか 運 営 費 交 付 金 で 措 置 する との 記 述 だけがあれば 足 り るのか (2) 退 職 一 時 金 については 退 職 給 付 の 水 準 や 退 職 者 数 の 見 通 しについても 記 述 するこ とが 必 要 か P132 Q86-5 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 に 表 示 されることとなる 退 職 給 付 債 務 に 係 る 毎 事 業 年 度 の 増 加 額 とは どのように 計 算 するのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 74 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 の 様 式 ) P132 Q86-6 基 準 第 86 第 2 項 にいう 退 職 給 付 の 見 積 額 に 関 する 貸 借 対 照 表 の 注 記 額 が 減 - 25 -

少 した 場 合 には 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 にはマイナス 表 示 をするのか ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 74 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 の 様 式 ) P133 Q86-7 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 に 毎 事 業 年 度 末 における 退 職 給 付 の 増 加 額 が 引 当 外 退 職 給 付 増 加 見 積 額 として 計 上 されるが 増 加 額 の 一 部 は 将 来 における 退 職 給 付 の 支 給 額 に 含 まれる 支 給 された 退 職 給 付 支 給 額 は 損 益 計 算 書 に 費 用 として 計 上 されることになるから 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コストの 合 計 額 には 経 年 的 にみれ ば 引 当 金 退 職 給 付 増 加 見 積 額 の 分 だけ 二 重 計 上 になるのではないか ( 関 連 項 目 ; 第 74 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 の 様 式 ) P133 Q86-8 退 職 一 時 金 に 係 る 退 職 給 付 引 当 金 の 計 上 に 関 して 国 の 職 員 であった 期 間 の 過 去 勤 務 分 については どのように 考 えればよいのか P134 Q86-9 基 準 第 86 第 4 項 では 退 職 一 時 金 に 係 る 退 職 給 付 債 務 の 計 算 に 当 たっては 退 職 一 時 金 の 期 末 要 支 給 額 を 用 いた 計 算 によることができるとあるが 期 末 要 支 給 額 を 用 いた 計 算 とは 具 体 的 にどうするのか またその 他 の 方 法 によることも 可 能 なのか P134 Q86-10 国 立 大 学 法 人 等 が 当 期 において 退 職 給 付 相 当 分 の 運 営 費 交 付 金 として 退 職 者 2 名 分 2 千 万 円 の 交 付 を 受 けたところ [ケース1] 予 想 に 反 して3 名 が 退 職 し 3 千 万 円 を 支 払 った [ケース2] 予 想 に 反 して1 名 しか 退 職 せず 1 千 万 円 だけ 支 払 った それぞれ どのような 会 計 処 理 を 行 えばよいのか P134 Q86-11 基 準 第 86 第 1 項 において 退 職 給 付 債 務 のうち 運 営 費 交 付 金 に 基 づく 収 益 以 外 の 収 益 によってその 支 払 財 源 が 手 当 てされることが 予 定 されている 部 分 につい ては ( 中 略 ) 退 職 給 付 引 当 金 を 計 上 する とあるが 運 営 費 交 付 金 以 外 の 収 益 として 例 えば 補 助 金 で 財 源 措 置 される 場 合 でも 退 職 給 付 引 当 金 を 計 上 するのか P134 Q88-1 債 券 を 額 面 金 額 と 異 なる 金 額 で 発 行 した 場 合 の 会 計 処 理 はどうなるのか P135 Q88-2 債 券 発 行 差 額 を 償 却 する 会 計 処 理 はどうなるのか P135 Q89-1 基 準 第 84に 定 める 特 定 の 償 却 資 産 や 運 営 費 交 付 金 により 取 得 した 償 却 資 産 に 係 る 資 産 除 去 債 務 に 対 応 する 除 去 費 用 等 は 全 て 基 準 第 89に 定 める 資 産 除 去 債 務 に 係 る 特 定 の 除 去 費 用 等 に 該 当 することになると 考 えてよいか P135 Q89-2 資 産 除 去 債 務 に 係 る 特 定 の 除 去 費 用 等 に 係 る 会 計 処 理 ( 仕 訳 )はどのように 行 うのか P136 Q91-1 国 庫 納 付 金 計 算 書 の 様 式 はどのようになるか P140 Q91-2 中 期 目 標 期 間 の 最 終 年 度 においては 目 的 積 立 金 残 額 の 積 立 金 への 振 替 が 行 わ - 26 -

れ 積 立 金 の 国 庫 納 付 等 が 行 われることになるが これらの 会 計 処 理 は 具 体 的 にはどの ような 処 理 となるのか P140 Q92-1 目 的 積 立 金 を 財 源 として 固 定 資 産 を 取 得 した 場 合 に 取 得 原 価 を 目 的 積 立 金 か ら 資 本 剰 余 金 に 振 り 替 えることになっているが この 場 合 利 益 処 分 に 関 する 書 類 を 通 さ ずに 直 接 振 替 処 理 で 行 うのか P142 Q92-2 目 的 積 立 金 を 財 源 として 中 期 計 画 に 定 める 剰 余 金 の 使 途 に 従 って 固 定 資 産 を 取 得 したときは 当 該 積 立 金 は 資 本 剰 余 金 に 振 り 替 えることとなるが その 場 合 減 価 償 却 相 当 額 は 資 本 剰 余 金 を 減 額 することになるのか P142 Q92-3 準 用 通 則 法 第 44 条 第 3 項 の 剰 余 金 の 使 途 として 機 械 装 置 のようなものも 購 入 可 能 か ( 関 連 項 目 ; 基 準 第 71 準 用 通 則 法 第 44 条 第 3 項 による 承 認 の 額 ) P142 Q92-4 前 中 期 目 標 期 間 繰 越 積 立 金 を 使 用 する 際 の 会 計 処 理 はどうなるのか P143 Q93-1 国 が 国 立 大 学 法 人 等 に 土 地 を 出 資 する 際 には その 処 分 収 入 の 一 定 部 分 を 国 立 大 学 財 務 経 営 センターに 納 付 すべき 旨 の 条 件 が 付 されることとなるが 当 該 土 地 を 処 分 ( 売 却 )した 場 合 にはどのような 会 計 処 理 を 行 うのか また 国 立 大 学 法 人 等 から 納 付 金 を 受 けた 国 立 大 学 財 務 経 営 センターにおける 会 計 処 理 はどうなるのか P143 第 12 章 連 結 財 務 諸 表 Q96-1 注 解 69 重 要 性 の 原 則 の 適 用 について により 連 結 財 務 諸 表 を 作 成 す るに 当 たっては 重 要 性 の 原 則 の 適 用 があることを 示 しているが 連 結 の 範 囲 連 結 のた めの 個 別 財 務 諸 表 の 修 正 特 定 関 連 会 社 の 資 産 及 び 負 債 の 評 価 未 実 現 利 益 の 消 去 連 結 財 務 諸 表 の 表 示 等 に 関 する 重 要 性 の 具 体 的 な 判 断 基 準 はどのようなものか P149 Q97-1 特 定 関 連 会 社 がなく 関 連 会 社 がある 場 合 連 結 財 務 諸 表 を 作 成 する 必 要 はあ るか P149 Q97-2 特 定 関 連 会 社 がなく 関 連 公 益 法 人 が 該 当 ある 場 合 基 準 第 117による 開 示 は 不 要 となると 理 解 してよいか P149 Q97-3 連 結 の 範 囲 及 び 持 分 法 の 適 用 範 囲 の 重 要 性 の 判 定 基 準 はあるのか 例 えば 資 産 に 占 める 割 合 を 勘 案 する 場 合 特 定 関 連 会 社 に 出 資 している 勘 定 毎 にその 勘 定 の 総 資 産 額 等 により 判 断 するのか 法 人 全 体 の 総 資 産 等 により 判 断 するのか P149 Q97-4 連 結 財 務 諸 表 における 特 定 関 連 会 社 および 関 連 会 社 の 範 囲 の 決 定 基 準 はある のか P150 Q102-1 特 定 関 連 会 社 に 該 当 することになった 日 が 特 定 関 連 会 社 の 決 算 日 以 外 の 日 - 27 -

である 場 合 の 取 扱 いについてはどうすべきか P150 Q107-1 注 解 75 持 分 法 適 用 の 範 囲 からの 除 外 について で 重 要 な 影 響 を 与 え ない 場 合 の 基 準 は 必 要 ないか P150 Q108-1 国 立 大 学 法 人 等 において 繰 延 資 産 を 計 上 してはならないとされている 一 方 で 連 結 貸 借 対 照 表 には 特 定 関 連 会 社 の 繰 延 資 産 を 計 上 することが 認 められていること は 基 準 第 99の 会 計 処 理 の 統 一 と 矛 盾 しないのか P150 Q114-1 基 準 第 114 表 示 区 分 及 び 表 示 方 法 により 連 結 キャッシュ フロー 計 算 書 の 表 示 方 法 は 直 接 法 によるものと 考 えられるが 一 般 事 業 会 社 は 間 接 法 で 作 成 し ていることが 多 く 一 般 事 業 会 社 に 過 度 の 事 務 負 担 をかけることにならないか P150 Q116 連 結 剰 余 金 計 算 書 の 様 式 はどのようになるか P151 Q118-1 基 準 第 118 第 2 項 (1)における 国 立 大 学 法 人 等 の 役 職 員 経 験 者 とは 過 去 に 一 度 でも 役 職 員 を 経 験 した 者 と 解 してよいか もしくは 過 去 のどの 時 点 までの 役 職 員 の 経 験 を 含 めるのか P151 Q118-2 注 解 78 の 公 益 法 人 等 とは 財 団 法 人 社 団 法 人 のほか 社 会 福 祉 法 人 特 定 非 営 利 活 動 法 人 技 術 研 究 組 合 等 の にある 等 には 他 にどのような 法 人 が 想 定 されているのか P151 Q118-3 基 準 第 118における 関 連 公 益 法 人 等 に 該 当 するか 否 かは 各 年 度 末 で 判 断 するのか また 2(2)における 事 業 収 入 に 占 める 取 引 の 額 が3 分 の1 以 上 であ るかどうかは 公 益 法 人 等 の 決 算 が 終 了 してからでなければ 判 断 できず 6 月 末 までに 主 務 大 臣 に 決 算 書 類 を 提 出 することができなくなるが どうするのか P1 51 Q118-4 関 連 公 益 法 人 等 への 該 当 を 判 断 するに 当 たり 基 準 第 114において 事 業 収 入 とあるが その 範 囲 はどこまでなのか P152 Q119-1 (1) 附 属 明 細 書 の 関 連 公 益 法 人 等 の 記 載 において 関 連 公 益 法 人 等 の 正 味 財 産 増 減 計 算 書 が 公 益 法 人 会 計 基 準 ( 昭 和 60 年 9 月 17 日 )( 以 下 旧 公 益 法 人 会 計 基 準 という ) によりストック 式 で 作 成 されている 場 合 の 記 載 方 法 はどうか (2) また 関 連 公 益 法 人 等 の 収 支 計 算 書 が 旧 公 益 法 人 会 計 基 準 により 作 成 されている 場 合 の 記 載 方 法 はどうか P152 Q119-2 関 連 公 益 法 人 等 のうち 公 益 法 人 会 計 基 準 の 適 用 がない 法 人 の 開 示 内 容 は どうすればよいか P152 Q119-3 関 連 公 益 法 人 等 の 財 務 状 況 の 附 属 明 細 書 における 開 示 様 式 はどのようにな るか P153-28 -

Q120-1 連 結 セグメント 情 報 の 開 示 に 際 しての 重 要 性 基 準 はあるのか P153 ( 別 添 ) 固 定 資 産 の 減 損 に 係 る 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 及 び 固 定 資 産 の 減 損 に 係 る 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 注 解 に 関 する 実 務 指 針 Q 減 損 0-1 企 業 会 計 における 固 定 資 産 の 減 損 会 計 基 準 を 適 用 することが 適 切 であると は 認 められないとあるが 附 属 病 院 についてはどうか P155 Q 減 損 1-1 固 定 資 産 のサービス 提 供 能 力 とは 具 体 的 にどのようなものをいうのか P155 Q 減 損 2-1 固 定 資 産 の 取 得 財 源 や 取 得 方 法 によって 減 損 会 計 基 準 における 取 扱 いが 異 なるか P156 Q 減 損 2-2 減 損 会 計 基 準 を 適 用 しないことができる 重 要 性 の 乏 しい 固 定 資 産 とは ど のようなものが 考 えられるか P156 Q 減 損 2-3 電 話 加 入 権 敷 金 保 証 金 及 びソフトウェア 等 の 無 形 固 定 資 産 についても 減 損 会 計 基 準 を 適 用 する 必 要 があるか P157 Q 減 損 3-1 固 定 資 産 が 使 用 されている 業 務 の 実 績 が 中 期 計 画 の 想 定 に 照 らし 著 しく 低 下 したか あるいは 低 下 する 見 込 みであること とは どのような 場 合 が 考 え られるか また 研 究 の 遅 延 や 中 断 が 認 められる 場 合 直 ちに 減 損 の 兆 候 として 判 定 す る 必 要 があるのか P157 Q 減 損 3-2 固 定 資 産 が 使 用 されている 範 囲 又 は 方 法 について 当 該 資 産 の 使 用 可 能 性 を 著 しく 低 下 させる 変 化 が 生 じたか あるいは 生 ずる 見 込 みであること とは 具 体 的 にどのような 場 合 が 考 えられるか P157 Q 減 損 3-3 固 定 資 産 が 使 用 されている 業 務 に 関 連 して 業 務 運 営 の 環 境 が 著 しく 悪 化 したか あるいは 悪 化 する 見 込 みであること とは 具 体 的 にどのような 場 合 が 考 えられるか P157 Q 減 損 3-4 減 損 会 計 基 準 第 3 減 損 の 兆 候 第 2 項 の⑴~⑶でいう 著 しく 低 下 及 び 著 しい 悪 化 の 著 しい とは 具 体 的 にどのような 場 合 をいうのか P158 Q 減 損 3-5 市 場 価 格 とは 何 を 指 すのか また 毎 期 末 に 固 定 資 産 の 市 場 価 格 を 調 査 し 著 しく 下 落 しているかの 判 定 を 行 う 必 要 があるのか P158 Q 減 損 3-6 Q 減 損 3-7 資 産 等 の 市 場 価 格 がない 場 合 にはどのような 取 扱 いをするのか P158 複 数 の 固 定 資 産 が 一 体 となってそのサービスを 提 供 するものと 認 められる - 29 -

場 合 には 減 損 の 兆 候 の 有 無 について これらの 資 産 を 一 体 として 判 定 することができ ることとされているが 一 体 となってサービスを 提 供 する 場 合 とはどのような 場 合 をい うのか P159 Q 減 損 3-8 減 損 の 兆 候 の 有 無 について 土 地 と 建 物 を 一 体 のものとして 判 定 して 良 い か P159 Q 減 損 3-9 減 損 の 兆 候 の 判 定 に 係 る 資 産 の 稼 働 率 等 を 把 握 する 際 例 えば 建 物 の 場 合 建 物 1 棟 単 位 で 平 均 して 行 うのか P159 Q 減 損 3-10 使 用 しないという 決 定 には 用 途 変 更 の 決 定 も 含 まれるとのことである が 例 えば 教 育 研 究 両 者 の 用 に 供 している 建 物 等 について その 使 用 割 合 が 変 更 と なった 場 合 減 損 の 兆 候 を 判 定 するのか P160 Q 減 損 4-1 資 産 の 全 部 又 は 一 部 の 使 用 が 想 定 されないときと 規 定 されているが 固 定 資 産 の 一 部 が 減 損 する 場 合 とはどのような 場 合 を 想 定 しているのか また 機 械 装 置 や 器 具 備 品 等 のようなものについても 一 部 減 損 があり 得 るのか P160 Q 減 損 4-2 市 場 価 格 の 回 復 の 見 込 みがあると 認 められないときとは 例 えばどのよう な 場 合 か P160 Q 減 損 4-3 固 定 資 産 の 市 場 価 格 の 回 復 の 見 込 み 並 びに 将 来 の 使 用 見 込 及 び 使 用 目 的 に 従 った 機 能 を 現 に 有 していることについては 誰 が 根 拠 を 示 すのか また どの 程 度 の 合 理 性 が 必 要 か P160 Q 減 損 4-4 注 解 6において 相 当 の 期 間 内 とは どの 程 度 の 期 間 か また 相 当 程 度 まで 回 復 する とは どの 程 度 をいうのか P161 Q 減 損 5-1 減 価 償 却 後 再 調 達 価 額 を 算 出 することが 困 難 である 場 合 とは どのよ うな 場 合 が 考 えられるか P161 Q 減 損 5-2 市 場 価 格 の 著 しい 下 落 があり 減 損 を 認 識 した 場 合 であって 次 のような ケースにおける 減 損 後 の 帳 簿 価 額 は 減 価 償 却 後 再 調 達 価 額 とするのか また この 場 合 には 減 損 処 理 後 の 年 度 においても 減 損 の 兆 候 ( 市 場 価 格 の 著 しい 下 落 )に 該 当 することになるが 財 務 諸 表 の 注 記 が 必 要 となるのか 帳 簿 価 額 100,000 市 場 価 格 30,000 正 味 売 却 価 額 28,000 減 価 償 却 後 再 調 達 原 価 70,000 ( 売 却 に 要 する 費 用 2,000) P161 Q 減 損 6-1 自 己 収 入 を 財 源 として 取 得 した 固 定 資 産 について 中 期 計 画 等 で 想 定 した 業 務 運 営 を 行 ったにもかかわらず 発 生 した 減 損 額 についても 損 益 外 減 損 損 失 累 計 額 の 科 目 により 資 本 剰 余 金 の 控 除 項 目 として 計 上 するのか ( 現 物 出 資 された 固 定 資 産 や 施 設 費 を 財 源 として 取 得 した 固 定 資 産 については 国 立 大 学 法 人 等 の 財 産 的 基 礎 を 構 成 す るものであり 減 損 の 発 生 により 実 質 的 な 財 産 的 基 礎 の 減 少 の 程 度 を 示 すことになると - 30 -

いう 基 本 的 な 考 え 方 ( 注 解 57 参 照 )が 該 当 するが 自 己 収 入 を 財 源 として 取 得 した 固 定 資 産 については 財 産 的 基 礎 には 該 当 しないことから このような 整 理 は 困 難 ではな いのか ) P161 Q 減 損 6-2 国 立 大 学 法 人 の 業 務 は 教 育 研 究 診 療 と 多 岐 に 亘 り また その 業 務 の 性 質 上 運 営 方 法 について 詳 細 に 中 期 計 画 等 に 記 載 することが 困 難 であるが 国 立 大 学 法 人 等 において 中 期 計 画 等 で 想 定 した 業 務 運 営 を 行 わなかったこととしては 具 体 的 にどのような 場 合 が 想 定 されるのか P162 Q 減 損 6-3 固 定 資 産 の 利 用 計 画 等 を 定 量 的 に 設 定 する 必 要 があることとなることに 留 意 する としているが 具 体 的 にはどのような 意 味 か P162 Q 減 損 10-1 減 損 処 理 後 の 固 定 資 産 の 減 価 償 却 は 減 損 処 理 前 と 同 様 に 行 うのか P162 ( 別 紙 ) 固 定 資 産 の 減 損 に 係 る 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 の 適 用 事 例 P163-31 -

第 1 章 一 般 原 則 Q0-1 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 同 注 解 及 び 本 実 務 指 針 に 詳 細 な 規 定 がないものの 取 扱 いについては 原 則 として 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められた 企 業 会 計 原 則 に 依 拠 した 会 計 処 理 及 び 表 示 によることでよいか 1 国 立 大 学 法 人 及 び 大 学 共 同 利 用 機 関 法 人 ( 以 下 国 立 大 学 法 人 等 という )の 会 計 は 原 則 として 企 業 会 計 原 則 によること( 国 立 大 学 法 人 法 第 35 条 において 準 用 する 独 立 行 政 法 人 通 則 法 ( 以 下 準 用 通 則 法 という ) 第 37 条 )とされており 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 ( 以 下 基 準 という )は 企 業 会 計 原 則 に 準 拠 しつつ 公 的 な 性 格 を 有 し 主 たる 業 務 内 容 が 教 育 研 究 である 等 の 国 立 大 学 法 人 等 の 特 性 を 考 慮 し 必 要 な 修 正 を 加 えたものである また 基 準 は 国 立 大 学 法 人 等 に 共 通 に 適 用 される 一 般 的 かつ 標 準 的 な 基 準 を 示 すものであり この 基 準 に 定 められていない 事 項 については 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められている 企 業 会 計 原 則 に 従 うことになる( 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 及 び 国 立 大 学 法 人 会 計 基 準 報 告 書 について 5 参 照 ) 2 また ここでいう 企 業 会 計 原 則 とは 昭 和 24 年 7 月 9 日 に 設 定 された 企 業 会 計 原 則 のほか 金 融 商 品 に 関 する 会 計 基 準 退 職 給 付 に 係 る 会 計 基 準 等 の 企 業 会 計 審 議 会 または 企 業 会 計 基 準 委 員 会 で 設 定 された 会 計 基 準 や 金 融 商 品 会 計 に 関 する 実 務 指 針 退 職 給 付 会 計 に 関 する 実 務 指 針 等 の 日 本 公 認 会 計 士 協 会 会 計 制 度 委 員 会 報 告 書 等 が 含 まれる 広 い 概 念 である Q1-1 教 育 研 究 に 係 る 国 の 業 務 の 実 施 とあるが この 教 育 研 究 に 大 学 附 属 病 院 における 診 療 も 含 まれるのか 1 診 療 は 国 立 大 学 法 人 が 担 う 教 育 研 究 に 係 る 国 の 業 務 に 含 まれる 大 学 附 属 病 院 の 診 療 で 培 った 経 験 知 識 情 報 等 が 国 立 大 学 法 人 の 教 育 研 究 の 基 礎 を 形 成 し 教 育 研 究 で 生 み 出 し 蓄 積 した 知 識 技 術 等 が 診 療 や 更 なる 教 育 研 究 を 通 じて 社 会 的 に 還 元 される 診 療 を 重 要 な 要 素 として 含 んだ 教 育 研 究 の 流 れ 全 体 で 国 立 大 学 法 人 の 業 務 が 一 体 として 形 成 されており 附 属 病 院 における 診 療 は 国 立 大 学 法 人 の 教 育 研 究 に 係 る 国 の 業 務 の 一 部 と 位 置 づけられる 2 なお 損 益 計 算 書 等 で 一 定 の 基 準 に 基 づき 国 立 大 学 法 人 等 の 業 務 に 係 る 費 用 を 教 育 研 究 診 療 等 に 分 類 するのは 費 用 をその 発 生 源 に 基 づき 明 瞭 に 分 類 することで 国 立 大 学 法 人 等 に 負 託 された 経 済 資 源 に 関 する 情 報 を 適 切 に 開 示 するためであり 国 立 大 学 法 人 等 の 教 育 研 究 に 係 る 国 の 業 務 の 範 囲 及 び 内 容 を 規 定 するものではない( 基 準 第 1 基 準 第 59 基 準 第 63 参 照 ) Q2-1 国 立 大 学 法 人 等 が 備 えるべき 会 計 帳 簿 の 体 系 は 何 か 1 基 準 では 国 立 大 学 法 人 等 の 会 計 は 正 規 の 簿 記 の 原 則 に 基 づいて その 財 政 状 態 及 び 運 営 状 況 に 関 する 全 ての 取 引 及 び 事 象 について 複 式 簿 記 により 体 系 的 に 記 録 し 正 確 な 会 計 帳 簿 を 作 成 しなければならないとされている( 基 準 第 2 参 照 ) 2 複 式 簿 記 における 基 本 的 帳 簿 体 系 は 以 下 のとおり - 1 -