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ESD 活 動 の 推 進 に 向 けた 附 属 学 校 の 教 育 研 究 について( 報 告 ) 愛 知 教 育 大 学 附 属 名 古 屋 小 学 校 ESD 推 進 のための 重 点 目 標 ESD 推 進 のために 本 校 では 食 に 関 する 全 体 計 画 を 作 成 した そのうえで 次 のような5つ の 面 から 実 践 研 究 を 進 めている 1 給 食 の 時 間 における 食 に 関 する 指 導 4 献 立 や 会 食 方 法 の 工 夫 による 食 に 関 する 指 導 2 学 級 活 動 における 食 に 関 する 指 導 5 家 庭 との 連 携 や 啓 発 活 動 3 各 教 科 等 における 食 に 関 する 指 導 以 下 に 年 間 計 画 と 実 践 事 例 を 報 告 する 食 の 指 導 の 年 間 計 画 実 践 事 例 5 食 事 の 重 要 性 めざせ! 附 小 やさいソムリエ めざせ 附 小 やさいソムリエ 目 標 食 事 の 重 要 性 2 7 感 謝 の 心 いろいろな 野 菜 への 興 味 関 心 をもち, 五 感 収 穫 祭!トマトいっぱいパスタを 作 を 働 かせて 味 わい 表 現 することができる ろう 食 育 授 業 参 観 本 題 材 は, 野 菜 を 五 感 で 味 わい 感 じたことを 11 感 謝 の 心 食 文 化 言 葉 で 表 現 することができる 人 を 附 小 やさい 収 穫 祭!ふっくら 鬼 まんじゅうを 作 ソムリエ とした ひとつの 野 菜 を 意 識 して, ろう 食 育 授 業 参 観 五 感 を 働 かせて, 楽 しく 味 わう 体 験 をさせるこ 3 感 謝 の 心 食 文 化 とにより, 今 まで 気 づかなかった 食 べ 物 の 色 や 郷 土 菓 子 おこしもの を 作 ろう 形,におい, 音, 歯 ごたえ, 味 などに 気 づかせ, 食 育 授 業 参 観 いろいろな 野 菜 を 自 分 から 食 べようとする 意 欲 5 心 身 の 健 康 食 文 化 を 高 めることをねらいにしている そして, 生 よくかむひみつを 知 ろう 活 科 と 関 連 させ, 人 参 きゅうり かぼちゃを 3 9 食 事 の 重 要 性 食 文 化 それぞれ 目 耳 鼻 口 舌 で 味 わう 体 験 郷 土 菓 子 ういろう を 作 ろう をさせる そして 附 小 やさいソムリエ とし 食 育 授 業 参 観 て 認 定 することで,より 野 菜 に 興 味 関 心 を 高 1 感 謝 の 心 食 文 化 め,さらに,いろいろな 野 菜 を 楽 しく 味 わって 給 食 にかかわる 人 や 食 べ 物 に, 感 謝 食 べようとする 意 欲 を 高 めていくことができる して 食 べよう と 考 えた 5 感 謝 の 心 食 事 の 重 要 性 授 業 後 の 学 習 プリントでは, 人 参 は, 少 し 給 食 に 使 われている 食 べ 物 の 働 きを かたくて, 甘 くて, 甘 い 草 の 香 がした 食 4 知 ろう べたことのない 野 菜 もおいしいかもしれないの 11 食 事 の 重 要 性 食 文 化 で, 味 わって 食 べてみたい など, 日 頃 食 べ 収 穫 祭! 豆 腐 とおからクッキーを 作 慣 れている 野 菜 を, 五 感 を 働 かせて 丁 寧 に 味 わ ろう 食 育 授 業 参 観 うことで, 今 まで 意 識 していなかった 食 べ 物 の 3 食 事 の 重 要 性 心 身 の 健 康 色 や 形, 噛 んだ 時 の 音,におい, 歯 ごたえ, 味 骨 を 丈 夫 にしよう などの 新 たな 味 わい 方 を 発 見 し,ほとんどの 児 5 感 謝 の 心 食 文 化 童 が 自 分 なりの 表 現 5 見 つめよう 一 つぶの 米! 味 わおう 心 でまとめることがで と 体 で 食 育 公 開 授 業 きた 11 感 謝 の 心 食 文 化 そして, 附 小 や 収 穫 祭!いなりずしを 作 ろう さいソムリエ とし 6 感 謝 の 心 心 身 の 健 康 て 五 感 を 働 かせて 味 将 来 の 食 生 活 について 考 えよう わう 体 験 をさせるこ 6 11 食 事 の 重 要 性 心 身 の 健 康 とで,より 野 菜 を 身 近 健 康 によい 食 事 について 調 べよう に 感 じ, 興 味 関 心 を 高 め,いろいろな 野 菜 を 2 感 謝 の 心 食 文 化 味 わって, 自 分 の 言 葉 で 表 現 しようとする 意 欲 郷 土 菓 子 おこしもの を 作 ろう も 高 めることができた

図 書 の 活 用 のしかた 愛 知 教 育 大 学 附 属 岡 崎 小 学 校 < 感 謝 の 心 を 育 てる 食 育 > 本 校 は, 栄 養 士, 調 理 員 が 常 駐 し, 自 校 給 食 を 行 っている その 特 性 を 活 かし, 本 年 度 の 重 点 目 標 を 食 に 対 する 感 謝 の 気 持 ちをもつ( 食 事 を 作 ってく れる 人 使 われている 食 材 ) とし, 今 年 は 主 に, この 目 標 に 迫 る 授 業 づくりを 行 った この 授 業 づく りのために わくわく 食 育 授 業 プラン 感 じる 食 育 楽 しい 食 育 明 日 からの 子 どもの 食 育 にす ぐ 役 立 つ 本 を 参 考 にした 例 えば,3 年 生 では,その 日 に 出 た 給 食 のメニューを 材 料 によって3つの 栄 養 素 にわ けた それぞれがからだにとってどんなよいことがあるのかを 知 ることで,からだによ いものを 摂 取 し, 風 邪 の 季 節 に 負 けないようにしたいという 意 識 をもたせることができ た ただ, 栄 養 士 の 献 立 によること, 作 っている 調 理 員 の 努 力 にふれたものの, 実 感 を ともなった 意 識 にまでは 高 まらなかった 今 後,さらに 書 籍 を 参 考 にし, 研 究 を 重 ね 目 標 にせまることができるようにしたい また, やってきたオハシマン 正 しいはしの 持 ち 方 と 食 事 のマナー を 用 いて, 特 に 低 学 年 に 読 み 聞 か せ, 分 かりやすくはしの 持 ち 方 や 給 食 時 のマナーを 教 えた 配 膳 の 仕 方 等 も 含 め, 食 事 に 関 する 基 本 の 部 分 があってこそ, 情 緒 面 が 育 つと 考 えているので, 低 学 年 を 中 心 に 書 籍 をさらに 充 実 させ, 子 どもたちの 指 導 に 役 立 てたい 今 年 度 の 反 省 をふまえ, 来 年 度 も 感 謝 をテーマに 食 育 を 進 めたいと 考 えている そのため, 書 籍 の 充 実 を 含 めた, 研 究 また, 先 進 的 に 授 業 を 行 っている 学 校 から 学 ぶ 機 会 をも ちたいとも 考 えている

ESD 活 動 の 推 進 に 向 けた 附 属 学 校 の 教 育 研 究 に 関 する 研 究 の 報 告 書 愛 知 教 育 大 学 附 属 名 古 屋 中 学 校 本 校 のESDのテーマ 持 続 可 能 な 社 会 づくりの 担 い 手 を 育 むフィールドワーク( 課 題 追 究 活 動 ) 1 ねらい 現 代 的 な 課 題, 身 の 回 りの 生 活 にかかわる 課 題 を 追 究 することを 通 して, 1 各 教 科 や 領 域 で 学 んだことを 総 合 的 に 生 かす 2 課 題 追 究 の 成 果 を 自 らの 生 活 に 生 かす 3 生 涯 にわたって 学 び 続 ける 態 度 を 育 む 2 課 題 追 究 のテーマ 宿 泊 地 域 の 環 境 自 然 歴 史 文 化 産 業 平 和 など 3 フィールドワーク( 課 題 追 究 活 動 )の 概 要 学 習 の 流 れ 行 く 前 1/3 現 地 1/3 帰 って1/3 事 前 調 べで 課 題 を 作 る 課 題 追 究 をする 課 題 に 対 する 自 分 の 考 えをまとめる 前 年 度 2 月 ~ 2 年 生 6 月 下 旬 ~8 月 3 年 生 5 月 下 旬 4 フィールドワークの 実 際 (1)2 年 生 - 小 豆 島 の 生 活 1 日 目 小 豆 島 を 知 る 島 内 見 学 (バス 利 用 ) 2 日 目 小 豆 島 を 調 べる フィールドワーク(バス フェリー 徒 歩 ) 個 人 の 課 題 に 基 づいて, 訪 問 先 での 資 料 収 集, 聞 き 取 り 調 査 を 中 心 とし た 現 地 調 査 を 行 う 訪 問 先 ( 役 場,オリーブ 農 家, 醤 油 工 場, 観 光 協 会 など 約 50カ 所 ) 3 日 目 小 豆 島 を 味 わう 学 級 別 分 散 行 動 (バス 利 用 ) (2)2 年 生 の 課 題 追 究 の 実 際 の 例 生 徒 が 報 告 書 に 記 載 した 内 容 から 1 切 り 口 2 追 究 課 題 3 現 地 調 査 4ま とめ の 視 点 を 抜 粋 して 紹 介 する 生 徒 A 1 自 然 2 小 豆 島 の 自 然 を 残 す 工 夫 3 寒 霞 渓 銚 子 渓 4 ゴミはゴミ 箱 というルールを 守 る これは 我 々ができることである 訪 問 先 の 方 は 関 心 をもつことが 大 切 と 言 っていた 私 は 何 事 にも 興 味 をもち, 自 分 たちでできることを 考 えて 行 動 にうつしたい 1

(3)3 年 生 - 広 島 の 生 活 1 日 目 平 和 学 習 被 爆 体 験 講 話, 平 和 公 園 資 料 館 見 学, 折 り 鶴 を 捧 げる 会, 合 唱 ( 原 爆 ドームの 対 岸 親 水 テラスにて) 2 日 目 フィールドワーク( 電 車,タクシー,バス,フェリー, 徒 歩 ) 個 人 の 課 題 に 基 づいて, 訪 問 先 での 資 料 収 集, 聞 き 取 り 調 査 を 中 心 とし た 現 地 調 査 を 行 う 訪 問 先 ( 広 島 城, 海 自 第 1 術 学 校,お 好 み 村 組 合, 宮 島 水 族 館 など 約 90カ 所 ) 3 日 目 コース 別 分 散 行 動 (バス 利 用 ) (4)3 年 生 の 課 題 追 究 の 実 際 の 例 3 年 生 では,2 年 生 時 の 課 題 追 究 に 4 現 地 調 査 課 題,5 仮 説,6 仮 説 の 検 証 の3 点 を 視 点 として 追 加 する ( 生 徒 Bは,まとめを7と 表 記 する) 生 徒 B 1 自 然 2 生 物 を 守 っていくためには,どうしたらよいか 3 水 産 振 興 センター 宮 島 水 族 館 4 広 島 の 豊 かな 生 物 たちをどのように 守 っているのか 5 自 主 的 にルールを 設 け, 自 然 と 産 業 の 共 存 をはかっている 6 仮 説 はあっていたが,その 他 にも 知 識 の 普 及 活 動 や 種 の 保 存 活 動 をし ていた 7 私 たちが 生 物 を 守 っていくためにできることは, 汚 水 やゴミをそのま ま 山 や 海 に 捨 てない 自 然 環 境 についてよく 知 り, 環 境 について 意 識 することであるとわかった (5)1 年 生 - 車 山 の 生 活 1 年 生 はフィールドワークを 実 施 していないが, 車 山 の 生 活 を2 3 年 生 の 課 題 追 究 活 動 に 向 けてのきっかけとして 位 置 づけている 体 験 活 動 を 行 い, 疑 問 に 思 って 調 べたことや, 話 を 聞 いたり 直 接 体 験 したりして 学 んだことを 作 文 としてまとめる 1 日 目 飯 ごう 炊 さん キャンプファイヤー 2 日 目 体 験 活 動 ( 乗 馬 &レザークラフト など8コースから 選 択 する) 3 日 目 ハイキング 2

附 属 岡 崎 中 学 校 の 教 育 活 動 におけるESD 愛 知 教 育 大 学 附 属 岡 崎 中 学 校 1 各 教 科 におけるESD 本 校 は 生 活 教 育 つまり 子 どもの 生 活 に 根 ざし 生 活 の 中 から 生 き 方 を 学 ぶ ことを 大 切 にした 授 業 を 行 って いる 子 どもが 自 分 と 他 者 とのかかわりや 自 分 が 生 活 している 社 会 に 自 分 自 身 がどのようにつながっているのか を 意 識 することで 自 らを 社 会 の 一 員 として 自 覚 し よりよい 生 活 を 生 み 出 そうと 自 発 的 に 学 習 に 取 り 組 む 姿 勢 を 育 むことを 目 ざしている 30%の 発 電 量 を 考 える (2 年 社 会 科 ) 日 本 のエネルギー 開 発 に 関 わる 問 題 を 追 究 する 中 で 自 分 たちの 住 む 地 域 における 発 電 方 法 を 知 る さらに さまざまな 発 電 方 法 が 環 境 に 与 える 影 響 に ついて 考 えたり エネルギー 原 料 の 輸 出 入 から 世 界 とのつながりについても 考 えたりするなど 環 境 や 経 済 など 様 々な 要 素 に 関 わる 学 習 へと 発 展 させてい った Is Sushi Washoku? (2 年 英 語 科 ) 諸 外 国 で 紹 介 されたり 認 識 されたりしている 日 本 食 と 日 本 人 が 普 段 口 にしている 和 食 との 差 に 着 目 した 食 文 化 をきっかけに 追 究 を 進 めたことで 多 様 な 文 化 圏 で 生 活 する 人 々の 習 慣 の 違 いに 気 づき 実 際 に 諸 外 国 の 方 々と 意 見 を 交 流 することで 国 際 的 な 視 野 をも つとともに 異 文 化 への 理 解 を 深 めていく 姿 につなが った 木 は 蘇 る (1 年 技 術 家 庭 科 技 術 分 野 ) 古 くなったログハウスを 解 体 して 生 まれた 木 材 を 廃 棄 せずに 再 利 用 することができることに 気 づいた 子 どもは 傷 んだ 表 皮 を 削 り みんなが 座 れるベン チを 作 ろうと 行 動 し 始 めた 再 利 用 する 木 材 は 販 売 されている 木 材 のように 均 一 な 形 にはならないが その 形 を 生 かした 設 計 を 行 うことで 逆 に 個 性 豊 か な 作 品 をつくりあげることができた きれいな 水 を 支 える 生 き 物 (3 年 理 科 ) 魚 が 生 き 続 けられる 水 の 環 境 を 整 えるための 追 究 を 進 める 中 で 薬 品 や 物 理 的 にきれいにする 方 法 よりも 微 生 物 の 力 を 利 用 して 魚 が 放 出 するアンモニアを 無 毒 になるように 処 理 し さらにこれを 植 物 が 取 り 込 む 食 物 連 鎖 のサイクルを 生 み 出 すことが 有 効 であると 気 づ き 自 然 の 絶 妙 なバランスを 感 じたことで 自 然 の 神 秘 を 実 感 する 姿 につながった 2 Lifework におけるESD 本 校 では 総 合 的 な 学 習 の 時 間 などを 活 用 した Lifework ( 個 人 テーマ 学 習 )においても ESDで 大 切 にされている 将 来 への 意 識 や 社 会 との 関 連 性 を 重 視 した 活 動 を 展 開 して いる 子 どもは 情 報 を 収 集 するだけでなく 数 多 く 集 めた 情 報 の 中 から 自 分 の 必 要 なものを 分 析 して 抽 出 したり 相 反 する 物 の 見 方 を 平 等 に 見 比 べながら 自 分 の 考 えを 構 築 したりして 社 会 に 向 けて 自 分 の 考 えをどのように 発 信 すべきか 検 討 する 経 験 を 重 ねている 3 学 校 行 事 におけるESD 第 2 学 年 で 実 施 している 自 然 体 験 活 動 では 子 どもが 自 然 の 豊 かさや 厳 しさを 体 験 することで 自 然 環 境 について 考 え 集 団 で 活 動 する 中 で 自 分 を 見 つめ 直 して 自 立 心 や 責 任 感 などについて 考 える 機 会 とし リーダーシップを 育 むこ とを 目 的 としている 再 生 医 療 のこれから (3 年 ) 再 生 医 療 に 目 を 向 け 大 学 教 授 や 歯 科 医 師 実 際 の 患 者 など 多 くの 立 場 からの 意 見 を 収 集 してい る 同 様 のテーマをもった 仲 間 と 今 後 の 再 生 医 療 のあり 方 について 意 見 交 流 を 重 ねている それまで の 追 究 の 成 果 をまとめ 再 生 医 療 について 知 らせよ うと 仲 間 に 発 信 したり 修 学 旅 行 先 で 専 門 家 に 発 信 したりしている 自 分 たちが 食 材 とする 野 菜 を 実 際 に 栽 培 することに 取 り 組 み 植 物 ごとの 成 長 の 違 いや 天 候 との 関 わりについ て 考 えた また それぞれの 作 物 を 育 てる 役 割 分 担 をして 栽 培 活 動 を 進 めることで 各 自 が 責 任 をもって 自 分 の 仕 事 に 取 り 組 んだ 実 行 委 員 会 を 中 心 に3 日 間 の 活 動 日 程 を 計 画 したり それぞれの 活 動 内 容 を 運 営 するための 小 委 員 会 を 設 置 し て 具 体 案 を 考 えたりすることで 集 団 で 活 動 するための 適 切 なリーダーシップについて 子 どもが 互 いに 助 言 し 合 いながら 活 動 を 展 開 した

平 成 26 年 4 月 3 日 平 成 25 年 度 愛 知 教 育 大 学 附 属 高 等 学 校 ESD 活 動 報 告 書 附 属 高 等 学 校 校 長 春 日 規 克 平 成 25 年 度 の 愛 知 教 育 大 学 附 属 高 等 学 校 のESDに 対 する 取 り 組 みとして 以 下 の 取 り 組 みを 行 った 1.ボランティア 活 動 本 校 は サタデーボランティア という 名 称 で 刈 谷 市 と 協 力 し 地 域 のボランティア 活 動 に 長 年 取 り 組 んでおり 本 年 度 も 以 下 のような 活 動 にボランティアとして 参 加 した 井 ヶ 谷 地 区 資 源 回 収 刈 谷 病 院 第 8 回 あったかハート 祭 り 体 験 福 祉 ボランティア 活 動 小 堤 西 池 カキツバタ 保 全 活 動 刈 谷 市 福 祉 健 康 フェスティバル2013 など 2. 修 学 旅 行 及 び 関 連 する 総 合 学 習 本 年 度 は2 年 生 の 修 学 旅 行 で 長 崎 を 中 心 とした 北 部 九 州 を 訪 問 した 訪 問 に 先 立 ち 吉 野 ヶ 里 遺 跡 や 太 宰 府 江 戸 時 代 の 出 島 などで 行 われた 海 外 との 交 流 という 歴 史 や 文 化 につ いての 学 習 太 平 洋 戦 争 ( 原 爆 投 下 )に 対 する 平 和 学 習 などを 事 前 に 総 合 学 習 として 行 い 事 後 にも 個 々の 関 心 をもとにしてグループでの 報 告 会 を 行 った 3.アイバンホーグラマースクール(オーストラリア)との 国 際 交 流 事 業 についての 事 前 準 備 平 成 26 年 度 より 実 施 を 予 定 しているオーストラリア メルボルン 近 郊 にあるアイバンホ ーグラマースクールとの 間 で 行 われる 国 際 交 流 に 実 施 に 先 立 ち 生 徒 に 対 して 参 加 説 明 会 を 開 催 した また 生 徒 の 事 前 学 習 に 対 する 資 料 として 平 成 25 年 度 に 交 付 された 分 担 金 を 活 用 しオーストラリア オセアニア 地 区 に 関 する 書 籍 ( 別 紙 )を 購 入 した 4. 愛 知 県 ユネスコスクール ESD 交 流 会 での 報 告 平 成 26 年 1 月 21 日 に 文 部 科 学 省 愛 知 教 育 大 学 の 主 催 で 行 われた 愛 知 県 ユネスコスクー ル ESD 交 流 会 に 参 加 し 本 校 がどのような 方 針 内 容 でユネスコスクールへの 申 請 を 行 ったのかについて 報 告 した