平 成 24 年 6 月 現 在 JC 23EVO 及 び 30EVO 取 扱 説 明 書 はじめに JC POWER エンジンのご 購 入 ありがとうございます JC POWER 社 は 中 国 上 海 にあり ドイツ フォルクスワーゲン 社 生 産 の 自 動 車 用 精 密 金 属 部 品 加 工 を 本 業 としています これらの 精 密 加 工 技 術 を 利 用 しましてショート ストローク 式 高 回 転 型 のラジオ 無 線 模 型 飛 行 機 用 の2サイクル ガソリン エンジンを 設 計 開 発 及 び 自 社 生 産 しています 単 気 筒 ピストン リング 入 り ワルブロ キャブレター 自 動 点 火 調 整 CDI 付 23cc 30cc 60cc 及 び 2 気 筒 120ccの4 種 を 生 産 して います 日 本 市 場 においてDESERT AIRCRAFT DAエンジンの 市 場 を 刺 激 しないよう 23cc 及 び 30cc をRCお 父 様 に 紹 介 致 します 尚 地 上 ベンチテストにおいていずれも8000~9000rpmの 高 回 転 型 であるため 内 部 吹 抜 型 のピッツ タイプ マフラーの 搭 載 で 飛 行 しますと 広 大 なクラブ 飛 行 場 で 飛 行 できるお 父 様 でありましても 近 隣 にお 住 まいの 住 民 に 騒 音 のご 迷 惑 をかけることにな る 事 もありますで 適 合 するマニホールド ヘッダー 及 び キャニスター マフラーに つきましても 同 時 の 紹 介 していますので 同 時 に 参 照 下 さい 既 に 他 社 様 ガソリン エンジンをご 使 用 の 皆 様 におかれましても 末 永 く 安 全 且 つ 初 期 性 能 を 保 持 の 上 ご 利 用 できますよう 本 製 品 につきまして 予 め 取 扱 説 明 書 を 良 く 参 照 さ れますことをお 勧 めします 本 製 品 はラジオ 無 線 式 模 型 飛 行 機 用 に 設 計 されたガソリン エンジンです 他 の 用 途 にご 利 用 された 場 合 総 ての 保 証 対 象 外 となります 2サイクル 空 冷 式 です 従 いまして 搭 載 時 充 分 な 空 冷 が 必 要 になります 23cc 30cc 60ccは 単 気 筒 及 び 120ccは2 気 筒 です ピストンに 一 個 ピストン リングが 装 着 されています 手 動 チョーク H L 回 転 調 整 ニードル ポンプ 式 ワルブロ キャブレター 装 着 自 動 アドバンス 式 CDI
基 本 諸 元 JC 23 EVO --------------------------- 最 大 出 力 : 3.2Hps @ 8500rpm アイドル : 1500rpm 最 大 回 転 数 : 8500rpm (9000rpmまで 回 転 しますが 常 用 域 としての ご 使 用 はお 勧 めできません) 排 気 量 : 23cc ボアー/ストローク : 33.3mm x 27mm エンジン 本 体 重 量 : 760g (マフラー 等 含 まない) CDI 重 量 : 120g CDI 電 圧 : DC5.0~6.0V 1200~1500mAH 適 合 プロペラ: 15 x 10 ~ 18 x 8 適 合 プラグ : NGK CM-6 ( 及 びこれに 準 ずるもの) JC 30 EVO --------------------------- 最 大 出 力 : 3.7Hps @ 8500rpm アイドル : 1500rpm 最 大 回 転 数 : 8500rpm (9000rpmまで 回 転 しますが 常 用 域 としての ご 使 用 はお 勧 めできません) 排 気 量 : 30cc ボアー/ストローク : 36mm x 30mm エンジン 本 体 重 量 : 920g (マフラー 等 含 まない) CDI 重 量 : 120g CDI 電 圧 : DC5.0~6.0V 1500~1800mAH 適 合 プロペラ: 17 x 8 ~ 20 x 6 適 合 プラグ : NGK CM-6 ( 及 びこれに 準 ずるもの)
JC 60 EVO ( 今 回 紹 介 外 製 品 ) --------------------------- 最 大 出 力 : 5.7Hps @ 7000rpm アイドル : 1500rpm 最 大 回 転 数 : 7400rpm (7400rpmまで 回 転 しますが 常 用 域 としての ご 使 用 はお 勧 めできません) 排 気 量 : 60cc ボアー/ストローク : 45mm x 38mm エンジン 本 体 重 量 : 1420g (マフラー 等 含 まない) CDI 重 量 : 120g CDI 電 圧 : DC5.0~6.0V 適 合 プロペラ: 22 x 8 ~ 25 x 10 適 合 プラグ : NGK CM-6 ( 及 びこれに 準 ずるもの) JC 120 EVO ( 今 回 紹 介 外 製 品 ) ------------------------------ 最 大 出 力 : 12Hps @ 7500rpm アイドル : 1200rpm 最 大 回 転 数 : 8000rpm (8000rpmまで 回 転 しますが 常 用 域 としての ご 使 用 はお 勧 めできません) 排 気 量 : 120cc ボアー/ストローク : 45mm x 38mm (x 2) エンジン 本 体 重 量 : 2620g (マフラー 等 含 まない) CDI 重 量 : 180g CDI 電 圧 : DC5.0~6.0V 適 合 プロペラ: 27 x 8 ~ 29 x 8 適 合 プラグ : NGK CM-6 ( 及 びこれに 準 ずるもの) 本 製 品 は 弊 社 の 定 める 標 準 保 証 付 です 同 時 に 製 品 ご 購 入 お 客 さま 対 して 補 修 部 品 修 理 メンテナンスのサービスを 提 供 しています これらをご 希 望 されるお 客 様 は 弊 社 まで 直 接 ご 連 絡 下 さい 但 し 本 製 品 についてお 客 様 の 不 適 切 な 使 用 状 況 より 生 じる 総 てのケガ 損 失 破 損 事 故 等 これら 総 ての 補 償 について 弊 社 はそのいかなる 責 も 負 う 事 はできません 予 め 宜 しくご 承 知 置 き 下 さい
ご 使 用 者 様 及 び 周 囲 安 全 のため ------------------------------------------ エンジン 始 動 時 は 必 ず 助 手 の 方 に 機 体 保 持 をお 願 いしましょう プロペラが 高 速 回 転 しますと 回 転 面 が 見 えません プロペラの 先 端 を 黄 色 白 や 赤 で 塗 装 することで 回 転 面 が 判 別 できるようになり 安 全 です プロペラ 回 転 区 域 にビニール 袋 や 紐 などがありますと これらが 回 転 部 に 巻 き 込 まれる 事 があり 危 険 です エンジン 始 動 前 に 地 面 状 況 を 良 く 確 認 します エンジン 始 動 は 必 ず 屋 外 野 外 で 行 います エンジンは 回 転 時 強 い 振 動 を 発 生 します エンジン 取 り 付 けマウントは 充 分 に 堅 固 であること 同 時 に エンジン 取 り 付 けネジ 類 は 定 期 的 に 締 め 増 しを 行 うこと エンジン 始 動 時 可 能 であれば 眼 球 保 護 のため 保 護 グラスの 着 用 をお 勧 めします エンジン 始 動 時 見 物 人 が 居 る 場 合 エンジンより 最 低 でも5m 離 れた 場 所 に 留 まるよ うお 願 いし プロペラ 回 転 の 側 面 及 び 前 面 に 近 寄 らないようにすること 主 要 な 調 整 を 行 う 場 合 必 ず エンジンを 停 止 した 後 に 行 うこと 長 くなく 短 くなく 必 ず 適 切 な 長 さのエンジン 固 定 用 ネジを 使 用 すること スピンナー 切 り 欠 き 部 がプロペラ 本 体 に 接 触 していますと スピンナー 先 端 のコーン 部 が 高 速 回 転 中 に 吹 き 飛 ぶ 事 があります 切 り 欠 き 部 とプロペラ 本 体 との 隙 間 は 少 なく とも1mmあること キャブレター スロットルの 開 閉 はスロットル サーボの 再 スロー 位 置 で 全 閉 と なるよう 調 整 し 且 つ エンジン キルスイッチを 併 設 の 上 外 部 よりエンジンの 停 止 が 可 能 となるよう 装 備 すること 燃 料 はガソリンを 使 用 します ガソリンは 引 火 性 の 高 い 液 体 です 給 油 中 は 火 気 の 無 い 場 所 で 行 い エンジン 始 動 中 のタバコ 喫 煙 等 は 非 常 に 危 険 です 同 時 に ガソリンは 自 然 気 化 性 も 高 く 必 ず 専 用 の 金 属 性 タンクに 保 存 します CDI ユニットは 高 い 電 圧 を 発 生 します エンジン 始 動 中 CDI ユニットに 触 れると 大 変 危 険 です エンジン 停 止 中 は 必 ずCDI ユニット 用 点 火 (イグニッション)スイッチは OFF 位 置 にします 誤 ってプロペラはクランクすると 暴 発 して 回 転 する 危 険 が あります エンジンの 搭 載 --------------------- エンジン 本 体 についてアルミ スタンドオフ スタッドを 利 用 して 固 定 する 時 及 びプ ロペラハブを 利 用 して 固 定 する 時 これらのネジを 締 めすぎ 或 いは 締 め 不 足 があると エンジン 本 体 を 破 損 する 危 険 性 が 非 常 に 高 くなります これらのネジを 使 用 する 場 合
高 品 質 品 を 使 用 すると 共 にネジは 正 確 な 太 さと 長 さであり 適 切 なトルクで 締 め 付 けま す 同 時 にネジ 部 にはロックタイト 242( 青 )を 使 用 し 緩 み 防 止 とします ロックタイト 262( 赤 ) 272( 赤 ) 277( 赤 )は 金 属 ネジ 同 士 の 接 合 トルク が 強 く 木 製 エンジン マウントなど 材 質 自 体 が 期 間 経 過 で 沈 み 込 むような 場 合 締 め 増 しの 出 来 る242( 青 )の 使 用 を 強 く 推 奨 します プロペラ 固 定 のネジ 部 にはロックタイト 等 いかなる 緩 み 止 め 剤 は 塗 布 しません 本 製 品 はエンジンの 取 り 付 け 位 置 により 大 きな 性 能 低 下 はありません 従 いまして 燃 料 タンク 位 置 燃 料 パイプ 位 置 エンジン マウント 及 びカウリング 形 状 間 の 関 係 に より ご 希 望 のシリンダー 方 向 位 置 に 搭 載 出 来 ます 同 時 に 本 製 品 は 燃 料 タンクの 位 置 により 飛 行 時 のエンジン 回 転 に 大 きく 影 響 することはありません スケール 機 な どの 場 合 燃 料 タンクの 搭 載 位 置 を 自 由 に 変 更 する 事 が 出 来 ます しかし 機 体 保 管 時 及 び 地 上 待 機 時 エンジン 本 体 のキャブレター 位 置 よりも 燃 料 液 面 が 上 にある 場 合 サイフォンの 原 理 により 自 然 にキャブレターまで 燃 料 が 流 れ 込 むことがあります この 場 合 燃 料 ストッパーなどが 必 要 になります 本 製 品 はエンジン 前 面 よりキャブレターを 移 動 し エンジン 後 部 の 吸 気 インダクション として 回 転 を 上 げるため 後 方 キャブレター 式 としています 従 いまして エンジン をマウントに 搭 載 する 時 キャブレター 本 体 +( 最 低 でも 全 周 )10mmの 切 り 抜 き 加 工 が 必 要 になります 同 時 にキャブレター 吸 気 口 の 周 囲 30mm 範 囲 に 障 害 物 が 無 い 様 機 体 内 部 の 搭 載 品 を 調 整 します これはキャブレターにより 充 分 な 吸 気 が 行 われるための 条 件 です 吸 気 が 不 十 分 ですと シリンダー 内 部 に 掃 気 される 空 気 の 量 が 減 少 し 混 合 比 燃 調 が 充 分 とならず 爆 発 が 不 完 全 となり エンジン 回 転 不 調 の 原 因 となります エンジンの 振 動 防 止 のため エンジン マウントは 充 分 に 平 面 が 出 ていることも 重 要 で す エンジン 固 定 用 ねじは 必 ず4 本 で 固 定 し 固 定 後 ネジの 頭 はエンジン 本 体 のネ ジ 受 け 部 より 最 低 でも6mm 可 能 であれば8mmネジ 頭 が 出 てきること ネジ 受 け 部 とネジ 頭 が 面 一 ですと 固 定 トルクが 大 きく 低 下 して 危 険 です 長 すぎても 良 くあり ません 6~8mmの 範 囲 でネジ 頭 が 出 るよう ネジ 全 長 を 調 整 します CDI イグニッション --------------------------------- CDI イグニッションは 胴 体 内 部 或 いはエンジン マウントのいずれか 適 当 な 位 置 に 搭 載 します イグニッション 本 体 と 搭 載 面 の 間 に 振 動 防 止 用 のフォームラバーを 敷 き 本 体 はタイト バンドなどにより 固 定 します フォームラバーを 敷 いていますの
で タイト バンドは 引 きちぎれるほど 強 く 締 め 付 ける 必 要 はありません マジックテープの 使 用 はより 良 いです CDI イグニッションと 電 源 の 接 続 は 短 い 程 良 いです 電 源 はDC5.0V~6.0Vの 接 続 が 可 能 です 強 いスパークを 確 保 するため 可 能 な 限 り 高 い 電 圧 の 接 続 をお 勧 めします 電 源 容 量 は 1500mAH 前 後 をお 勧 めします HT プラグ キャップ 線 には 必 ずラセン チューブで 保 護 します エンジン 回 転 時 の 振 動 によりキャップ 線 がFRP 材 やその 他 の 部 材 との 接 触 により 皮 膜 破 損 を 保 護 す るための 防 護 です キャップ 線 が 破 損 しますと エンジンは 停 止 します 或 いは ノイズの 発 生 となり ラジオ 無 線 装 置 の 操 作 に 大 きな 影 響 を 与 えます スパーク プラグはプロペラハブに 装 着 されたホール センサーにコンタクト 接 触 し た 時 発 火 するよう 設 計 されています ピストン 上 死 点 近 く コンプレッションが 一 番 強 くなる 位 置 少 し 手 前 ( 約 10 度 )でプロペラを 固 定 しますと この 位 置 でホール セ ンサーがコンタクト( 接 触 )= 発 火 となります この 位 置 より 反 時 計 回 り 方 向 へ 素 早 くプロペラをフリップして 手 動 でエンジン 始 動 を 行 います プラグよりプラグ キャップを 取 り 外 す 時 コード 本 体 を 持 ち 強 く 引 き 上 げると プラグ キャップ 内 部 の プラグ リテーナー 金 属 リング を 破 損 する 危 険 性 があり ます このリテーナー 金 属 リング 無 しでエンジンを 回 転 しますと 強 いノイズが 発 生 し ラジオ 無 線 装 置 の 作 動 に 大 きな 問 題 を 引 き 起 こします 必 ずキャップ 本 体 を 握 り 取 り 外 します 安 全 のため CDI イグニッションと 電 源 より 無 線 受 信 機 を 可 能 な 限 り 離 れた 位 置 に 搭 載 することも 重 要 です スパーク プラグ ----------------------- 本 製 品 はRCEXEL CM6プラグが 装 着 されています このプラグで 長 期 間 エン ジン テストを 行 い 問 題 は 発 生 しておりませ プラグの 変 更 をご 希 望 の 方 はNGK CM-6を 推 奨 します 燃 料 と 混 合 オイル ----------------------- 通 常 のガソリン スタンドで 販 売 している 無 鉛 ガソリン を 推 奨 します 燃 料 タンクとキャブレター 間 の 燃 料 給 油 パイプには 安 全 のため フィルターの 装 着 をお 勧 めします 同 時 に 燃 料 缶 と 燃 料 タンク 間 の 給 油 パイプにもフィルターの 装 着 をお 勧 めします 燃 料 タンク 内 のクランク 錘 は 燃 料 タンク 内 部 で 上 下 左 右 右 左 自 由 に
動 くことも 確 認 します 正 面 飛 行 する 機 体 が 背 面 正 宙 返 り ロール 垂 直 上 昇 時 にクランク 錘 がタンク 内 部 で 自 由 に 動 かないと 燃 料 がキャブレターに 充 分 に 供 給 され ず エンジンが 停 止 することもあります ガソリンにメタノールやニトロを 追 加 しま すと エンジン 本 体 が 破 損 する 危 険 性 があります 燃 料 配 管 には シリコン 系 のチューブを 使 用 しないこと エンジン マウント 周 りに シリコン シーラーを 使 用 しないこと ガソリンはシリコンを 溶 融 しますので 燃 料 漏 れ 燃 料 チューブ 詰 まり 等 の 原 因 となります 混 合 オイルは RC ホビー 模 型 店 で 販 売 されている 高 性 能 2サイクル エンジン 用 混 合 オイルを 使 用 します エンジンのブレーク イン 時 ガソリン:オイルの 混 合 比 は30:1を 推 奨 します ガソリン 約 20L の 飛 行 でブレーク イン 完 了 とします その 後 40:1で 約 10L 飛 行 します この 時 いずれもエンジンの 最 大 回 転 数 は6 500 回 転 とします ニードル 調 整 は 僅 かに RICH= 濃 とします この 後 ニードルを 僅 かに LEAN= 絞 ります 約 20L の 飛 行 後 RICH のまま 飛 行 しますと プラグがかぶり カーボン 付 着 問 題 が 起 きます 燃 調 を 僅 かに 絞 ります ブレーク インは 地 上 のエンジン ベンチで 行 うよりも 機 体 に 装 着 して 飛 行 しなが ら 行 うことを 推 奨 します 約 10 分 の 飛 行 を 約 20 回 で 終 了 します 燃 料 は 約 1 5~20L 消 費 となります 最 初 の10フライトは 混 合 比 30:1 次 の10フライ トは 混 合 比 40:1で 行 います エンジンの 最 大 回 転 数 は6500 回 転 とします プロペラ ----------- 適 合 プロペラは 諸 元 表 を 参 照 下 さい これ 以 上 或 いは 以 下 のサイズのプロペ ラ 装 着 は 推 奨 できません ブレーク イン 時 特 別 指 定 のプロペラ サイズはあり ません ブレーク インは 適 合 範 囲 のプロペラで 行 います プロペラはいかなる 状 態 でエンジンを 回 転 させた 場 合 において 回 転 後 必 ず 締 め 増 しを 行 います 複 数 のボルトによりプロペラを 固 定 する 時 必 ず 専 用 のドリル 穴 ガイド 治 具 を 使 用 します エンジン 始 動 ------------------ 1. エンジン 本 体 が 冷 えている 時 ( 最 初 の 飛 行 時 ) * チョーク 全 閉 状 態 で スロットルを50% 開 けます * CDI イグニッション 電 源 を ON プロペラをフリップします
* この 操 作 は 長 くても1 分 以 内 に 留 めます プロペラをフリップ 後 初 期 爆 発 があり 数 秒 続 く 状 態 になります チョークを 全 開 にして スロットルをアイドリング 位 置 にします これでエンジンは 始 動 します もし 飛 行 日 が 非 常 に 低 温 度 の 場 合 最 初 の 作 業 を 繰 り 返 します エンジンが 冷 えている 間 エンジン 始 動 後 急 激 にスロットルを 全 開 位 置 にしないこ と 低 回 転 で 約 20~30 秒 回 転 させ スロットル 全 開 前 に 充 分 な 暖 気 運 転 を 行 いま す 2. 2 回 目 より * 一 度 エンジン 始 動 した 後 再 始 動 時 チョークは 必 要 ありません エンジンが 初 期 爆 発 しない 時 ウェット プラグとなり 燃 料 でプラグ 本 体 が かぶって いる 可 能 性 があります 燃 料 配 管 チューブにストッパーを 付 けて 燃 料 の 自 然 給 油 状 態 を 保 護 します チョーク 全 閉 の 状 態 で プロペラを 複 数 回 フリップして 少 しの 時 間 アイド ル 回 転 をします 更 に 始 動 不 調 の 場 合 可 能 であれば プラグをシリンダー ヘッド ヘ ッドより 取 り 外 して プラグ 発 火 部 を 乾 燥 させます ニードル 調 整 ------------------ 2つのニードルがあります 防 火 壁 に 近 いニードルが(H)= 高 回 転 側 調 整 用 です 他 のニードルが(L)= 低 回 転 側 調 整 用 です 双 方 のニードルについて 時 計 回 りにネジ を 締 めますと 燃 調 は LEAN= 薄 なります 燃 料 の 供 給 を 少 なくします 反 時 計 回 りにネジを 緩 めますと 燃 調 は RICH= 濃 なります 燃 料 の 供 給 を 多 くします キャブ レターの 設 定 は 飛 行 する 場 所 の 温 度 気 圧 燃 料 キャブレター 周 りの 環 境 に 影 響 され ます 工 場 出 荷 時 本 製 品 は 次 の 通 りの 設 定 としています もし 調 整 に 不 慣 れなた め エンジン 調 子 を 崩 してしまった 場 合 次 のデフォルト 値 へ 戻 して 下 さい 一 度 双 方 のニードルを 締 め 込 み 全 閉 状 態 とします この 時 ニードルを 必 要 以 上 に 締 めこま ない 事 1. L / 全 閉 状 態 より 1 と 1/2 回 転 緩 める 2. H / 全 閉 状 態 より 1 と 3/4 回 転 緩 める エンジンを 充 分 に 暖 気 運 転 します 次 にエンジン 全 開 状 態 で 運 転 します この 時 エンジンは 僅 かに RICH 状 態 で 回 転 しているようでしたら H ニードルを 少 しず つ 時 計 回 りに 回 転 させ 燃 調 を LEAN にします そのまま ネジを 締 めこみますと 回
転 が 落 ちるポイントがあります このポイントで 一 度 エンジンを 停 止 します エンジン 停 止 状 態 において H ニードルを 僅 かに 戻 します 再 度 エンジンを 始 動 同 様 の 調 整 を 行 いエンジンのピーク 回 転 を 出 します ピーク 回 転 が 出 ましたら H 側 ニードル の 調 整 は 完 了 です この 状 態 で エンジンが 停 止 しないよう 最 低 回 転 に 下 げます この 状 態 より 次 にスロット ルを 上 げて 中 速 ~ 全 開 ~アイドリング~ 中 速 ~ 全 開 を 行 い エンジン 低 速 回 転 時 より 滑 らかな 回 転 上 昇 となるよう L 側 ニードルを 調 整 します 約 1/8 回 転 づつ L 側 ニード ルを LEAN 側 に 締 めます 滑 らかな 回 転 上 昇 が 得 られましたら この 状 態 で L 側 ニード ルの 調 整 は 完 了 です 回 転 計 がありましたら アイドリング 回 転 が1500rpm 前 後 と なるよう 調 整 します 以 上 地 上 で 初 期 調 整 は 完 了 です 本 調 整 は 実 飛 行 を 行 いながら 調 整 します 殆 どの 場 合 において 飛 行 中 の 機 体 が 上 昇 しますと 地 上 調 整 時 の H 側 ニードルが 僅 かに LEAN= 薄 く なります キャブレターへの 燃 料 供 給 が 僅 かに 減 少 することが 原 因 です この 場 合 直 ぐに 機 体 を 着 陸 させ H 側 ニードルを RICH 側 に 約 1/8 回 転 反 時 計 回 り に 緩 めます 水 平 飛 行 で 全 開 回 転 が 得 られない 時 H 側 ニードルを 約 1/8 回 転 時 計 回 りに 閉 めこみます エンジンが 始 動 しない 時 --------------------------------- オーバーチョーク 等 によりウェット プラグになっている 時 CDI イグニッション 電 源 の 電 圧 が4.8V 以 下 の 時 CDI イグニッション 回 りの 接 続 コードに 不 具 合 がある 時 燃 料 配 管 チューブ 外 れ 破 損 等 により 燃 料 がキャブレターに 到 着 していない 時 チョークが 全 閉 状 態 或 いは 何 らかの 理 由 によりキャブレターが 全 閉 の 時 ( 株 ) ルミナー エアー モデルス 茨 城 県 北 相 馬 郡 利 根 町 四 季 の 丘 1-11-22 電 話 /FAX : 0297-86-8181 E メール : luminar@able.ocn.ne.jp 桝 田 信 幸