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(案)

Transcription:

計画の背景 京丹後市立弥栄病院は 昭和 23 年に弥栄村国民健康保険診療所として開設されて以降 地域住民の医療ニ ーズに応えるために医療機能の充実を図ってきた 昭和 35 年に病院に昇格 昭和 50 年にへき地中核病院の 指定を受け 昭和 51 年に現在の 2 号館 昭和 58 年に 3 号館 昭和 62 年に 5 号館 平成 11 年に 6 号館 平 成 12 年に 1 号館を建築し 今日では 18 診療科 200 床の病床を有する丹後医療圏の中核病院としての役割 を担っている また 予防医療 救急医療 急性期医療 慢性期医療 産科医療 透析医療 リハビリ医療 在宅医療などの幅広い医療ニーズに応えつつ 保健 医療 福祉の多職種連携のもとで 訪問診療 訪問看護 訪問リハビリなど在宅医療の推進に力を入れる地域密着型の病院である しかし 現在の病院施設は 2 号館で 39 年 3 号館で 32 年が経過し 建物 設備の老朽化と狭隘化が顕著 で 特に旧耐震基準の 2 号館は早期の対応が要求される また 増築を繰り返してきたことで医療機能が分散 し 来院者の動線は非常に複雑で スタッフの動きにも負担がかかり業務の非効率性に繋がっている その他 にも 地域住民の生活様式や医療環境の変化への対応 患者のプライバシーの配慮等 医療機能の向上を阻害 する課題を抱えている状態である 整備内容 前述の課題を解消するために老朽化した 2 3 号館及び機能集約の為に給食棟は解体 1 号館 5 号館 6 号館は改修などを行い利用継続する 現状の医療機能への影響と将来的な既存施設の建て替え余地の確保等を 考慮しつつ 2 号館 3 号館 給食棟の機能に替わる 新棟 を計画する 新棟には主に外来 検査機能 病棟 厨房を配置し 関連部門の集約による医療機能の向上と一般病棟の療養環境の改善を目指す 鳥瞰図 南東方向より 京丹後市立弥栄病院改築整備基本設計業務 基本設計書 要約版 外観パース 南東方向より 外観パース エントランス周り 1

敷地概要 計画条件 敷地は京都府北部の丹後半島の中央部にあり 京都縦貫自動車道与謝天橋立ICから北西約 20km 京都丹後 鉄道峰山駅から北東約 5km という位置である 敷地の北側には溝谷川が流れ 周囲は田畑が広がる 敷地北側 計画地 は市道溝谷中央線 幅員 5.7m 南側は市道河之辺線 幅員 8.5m が接道している 敷地の東側には京丹後市 弥栄地域公民館 西側には保健福祉センターふれあい 南西側にはやさか老人保健施設ふくじゅが集約され 地域の医療 保健 介護 福祉の拠点となっている 所在地 京都府京丹後市弥栄町溝谷 3452-1 敷地面積 15,359.90 都市計画区域 都市計画区域外 用途地域 指定なし 建蔽率 規制なし 容積率 規制なし 道路斜線 規制なし 隣地斜線 規制なし 防火地域 建築基準法第 22 条区域外 森林法 区域外 N 農振法 区域外 文化財保護法 区域外 敷地案内図 scale:1/4000 土壌汚染対策法第 4 条 弥栄病院 院内保育所 本電信電話 株式会社 1 号館 SPD 給食棟 センター 京丹後市弥栄庁舎 発熱外来 京丹後市弥栄 寝具庫 敷地北側 側より 弥栄図書館 地域公 館 敷地北側 東側より 弥栄町保健 福祉センター 2 号館 6 号館 ふれあい 5 号館 敷地南側 側より 京丹後市立弥栄病院改築整備基本設計業務 基本設計書 要約版 敷地南側 東側より 喫茶 やさか 3 号館 計画配置図 scale:1/1000 2

京 丹 後 市 立 弥 栄 病 院 の 病 院 施 設 は 建 築 時 期 の 異 なる 建 物 に 分 かれており 各 建 物 の 概 要 は 以 下 の 通 りである 2 号 館 建 築 時 : 昭 和 51 年 構 造 規 模 : 鉄 筋 コンクリート 造 3 階 建 延 床 面 積 :2,256.20 m2 機 能 構 成 :1 階 外 来 外 来 待 合 室 薬 局 会 計 窓 口 管 理 課 ( 医 事 係 ) 救 急 外 来 点 滴 室 MRI 室 宿 直 室 2 階 訪 問 看 護 訪 問 リハビリ 会 議 室 更 衣 室 倉 庫 医 療 安 全 室 栄 養 指 導 室 3 階 院 長 室 医 局 管 理 課 ( 出 納 庶 務 営 繕 係 ) 医 学 図 書 室 医 師 当 直 室 食 堂 3 号 館 建 築 時 : 昭 和 58 年 構 造 規 模 : 鉄 筋 コンクリート 造 3 階 建 延 床 面 積 :2,967.90 m2 機 能 構 成 :1 階 外 来 検 査 室 心 電 図 室 放 射 線 (X 線 CT 室 ) 2 階 外 来 リハビリ 訓 練 室 内 視 鏡 室 がん 化 学 療 法 室 3 階 病 棟 (3 病 棟 ) 浴 室 面 会 室 リネン 庫 5 号 館 建 築 年 : 昭 和 62 年 構 造 規 模 : 鉄 筋 コンクリート 造 3 階 建 延 床 面 積 :3,178.80 m2 機 能 構 成 :1 階 外 来 検 診 室 手 術 室 中 央 材 料 室 2 階 病 棟 (5 病 棟 ) 分 娩 室 浴 室 面 談 室 リネン 庫 3 階 病 棟 (6 病 棟 ) 観 察 病 室 浴 室 面 談 室 リネン 庫 1 号 館 建 築 時 : 平 成 12 年 構 造 規 模 : 鉄 筋 コンクリート 造 平 屋 建 延 床 面 積 :1,065.28 m2 機 能 構 成 : 病 棟 (1 病 棟 ) 食 堂 談 話 室 浴 室 倉 庫 地 域 医 療 連 携 室 カン ファレンスルーム 面 談 室 給 食 棟 建 築 時 : 平 成 11 年 構 造 規 模 : 鉄 骨 造 平 屋 建 延 床 面 積 :257.00 m2 機 能 構 成 : 給 食 調 理 室 食 品 室 事 務 室 一 般 病 棟 の 看 護 配 置 基 準 は 10:1 を 採 用 し 1 病 棟 は 医 療 型 療 養 病 棟 として 運 用 している 病 床 構 成 は 現 状 一 般 病 床 152 床 及 び 療 養 病 床 48 床 の 合 計 200 床 で 各 棟 配 置 等 は 以 下 の 通 りである ( 単 位 : 室 ) 備 考 6 号 館 建 築 時 : 平 成 11 年 構 造 規 模 : 鉄 筋 コンクリート 造 3 階 建 延 床 面 積 :1,902.47 m2 機 能 構 成 :1 階 エコー 室 解 剖 室 臨 工 室 霊 安 室 多 目 的 ホール 2 階 透 析 治 療 室 3 階 血 管 造 影 室

現 在 の 病 院 機 能 を 維 持 しながら 建 設 することから 現 在 の 1 号 館 東 側 2 号 館 北 側 の 駐 車 場 及 び 現 弥 栄 庁 舎 解 体 後 の 敷 地 に 新 棟 を 建 設 する 現 2 号 館 3 号 館 は 新 棟 建 設 後 解 体 を 行 い その 跡 地 は 平 面 駐 車 の 一 般 駐 車 場 を 計 画 する この 一 般 駐 車 場 部 分 は 将 来 的 に 1 号 館 5 号 館 6 号 館 の 建 替 え 時 の 建 設 用 地 として 確 保 する 敷 地 内 には 路 線 バスの 乗 り 入 れを 行 うため 新 棟 と 公 民 館 との 間 の 車 路 は 8m 以 上 を 確 保 する 新 棟 建 設 時 1 号 館 療 養 病 棟 は 稼 動 しており 工 事 の 影 響 を 最 も 受 けやすい 位 置 関 係 にある 新 棟 との 離 隔 距 離 を 確 保 し 療 養 環 境 の 維 持 に 努 めつつ 生 まれたスペースを 完 成 時 のエントランスホールとして 利 用 する 6 号 館 北 側 の 現 給 食 棟 が 配 置 されている 場 所 は 解 体 後 職 員 用 駐 車 場 公 用 車 駐 車 場 として 利 用 する 敷 地 へのアプローチは 敷 地 北 側 市 道 及 び 敷 地 南 側 市 道 各 々から 確 保 し 一 般 車 両 及 び 歩 行 者 に 供 する 路 線 バスの 経 路 は 南 側 市 道 の 通 行 が 難 しいため 従 来 通 り 敷 地 の 北 側 から 入 り 主 玄 関 前 を 経 由 して 北 側 の 道 路 に 出 る 計 画 とする 駐 車 場 が 南 側 に 配 置 されることと 存 続 させる 5 号 館 6 号 館 と 新 棟 とは 若 干 距 離 が 離 れることから 全 体 の 主 玄 関 は 全 配 置 建 物 の 中 央 部 となる 1 号 館 南 東 部 に 計 画 する 救 急 入 口 は 救 急 車 の 寄 り 付 きや 停 車 を 考 慮 し 主 玄 関 とは 離 れた 新 棟 南 東 側 に 設 置 する 救 急 車 の 停 車 場 は 一 般 車 両 の 通 行 の 妨 げにならないよう 車 路 外 に 確 保 する 時 間 外 来 院 者 は 主 玄 関 から 出 入 りし 医 事 課 で 受 付 を 行 う 感 染 患 者 は 救 急 入 口 から 出 入 りし 感 染 患 者 用 待 合 を 設 けることで 他 の 患 者 への 感 染 を 防 止 する 職 員 出 入 口 は 1 号 館 南 側 に 配 置 し 来 院 者 と 動 線 が 交 わらないように 配 慮 する 薬 剤 SPD 1 物 品 厨 房 食 材 等 の 搬 入 口 は 新 棟 北 側 に 設 け 車 両 の 駐 車 スペースを 確 保 する 敷 地 出 入 口 は 北 側 と 南 側 の 2 ヶ 所 に 設 け 病 院 にアクセスしやすいように 計 画 する 車 椅 子 用 駐 車 スペースは 主 玄 関 に 近 い 位 置 に 設 けて 動 線 に 配 慮 する 駐 車 台 数 : 駐 車 場 1( 新 棟 南 側 ) 一 般 用 80 台 車 椅 子 用 10 台 駐 車 場 2(6 号 館 北 側 ) 職 員 用 66 台 駐 車 場 3( 南 側 別 敷 地 ) 一 般 職 員 用 190 台 訪 問 看 護 訪 問 リハビリが 使 用 する 10 台 程 度 の 公 用 車 は 6 号 館 北 側 に 駐 車 する 主 玄 関 の 前 には 大 型 の 車 寄 せスペースを 設 け 来 院 者 が 車 から 降 りる 際 に 雨 に 濡 れないよう 車 が 庇 の 下 に 入 って 行 けるように 計 画 する また 新 棟 南 側 ~ 東 側 の 歩 道 には 庇 を 設 ける 除 雪 を 考 慮 して 駐 車 場 内 には 車 止 めや 段 差 のある 分 離 帯 等 は 設 けない 計 画 とする 駐 車 場 周 辺 に 緑 を 設 け 心 地 よい 環 境 を 整 備 する 現 在 斜 路 がある 5 号 館 東 側 には 階 段 を 設 置 し 南 側 駐 車 場 からの 歩 行 者 動 線 とする

建物構成 (1) 全体機能構成 新棟には主に外来 検査部門 及び現 1 病棟 3 病棟 6 病棟の病棟機能と厨房を配置する 外来患者が利用しやすい 1 2 階に外来 検査機能 見晴らしのよい 3 階から 5 階に病棟を設け 5 階建て の鉄筋コンクリート造で計画する 外来部門は 患者数の多い内科 整形外科外来を新棟 1 階に その他を新棟 2 階に配置するが 産婦人科外 来は女性病棟に近い 5 号館 1 階のままとする 救急搬送のある救急部門は 1 階に設け 画像診断との連携を図るため放射線部門を隣接させる 臨床検査部門とリハビリテーション部門は外来と病棟の双方から利用しやすい 2 階に設ける 内視鏡検査は 2 階に計画し 放射線検査技師の移動を考慮して 1 階放射線検査室から階段を上がって近い 場所に配置する 物品搬出入を伴う薬剤 SPD 1 寝具庫 廃棄物保管庫の供給部門は 1 号館北側に集約して設け 停車場を 持つサービス用出入り口を設置する 厨房についても 材料の搬出入を伴うため 他の供給部門と隣接する新棟 1 階北側に設ける スタッフと患者の動線がエントランスホール部分で交差することを避けるため 1 号館内に職員用通路を確 保する 職員用通路に面した 1 号館 6 号館に薬剤 寝具庫 SPD 1 廃棄物保管庫のような供給部門と地域医療連 携 訪問看護 訪問リハビリ 外来詰所などの管理部門を集約させることで業務の効率化を図る 売店 喫茶は主玄関付近に設けて施設利用者の利便性を高める 薬剤部は患者への投薬を考慮してエントランスホールに面した場所に設ける 訪問看護と地域医療連携室は隣接させ 外来者の利便性と 訪問看護 訪問リハビリのスタッフの出入りに 配慮して 1 号館南側に配置する サーバー室は 新棟 2 階に計画する 管理部門は既存建物(5 号館 3 階)に配置する 職員更衣室は 6 号館 3 階に集約して設ける 手術 中央材料部門 産婦人科外来 5 病棟 透析部門 血管造影室 ESWL 2 室 ME 3 管理室は 今回工 事では移動しないものとする (2) 階段計画 平面構成図 新棟の東西両端に屋内避難階段を設け スタッフが日常的にも利用できる計画とする エントランスホールには 1 2 階をつなぐ階段を設け 外来者の行き来がしやすくなるように配慮する (3) 搬送計画 エレベーターは一般用と搬送 業務用を分離し 業務の効率化を図る 乗用エレベーターは外来者の目に付きやすいようにエントランスホールに面して 2 台設置する 搬送用エレベーターは職員用通路に面して配置し 清潔 不潔を分けて使用できるように 2 台設ける 病棟から検体検査室への検体の搬送と 病棟への薬剤の搬送の効率化を図るために DW 4 を設置する 断面構成図 京丹後市立弥栄病院改築整備基本設計業務 基本設計書 要約版 56

各階平面計画 新棟 1 階 改築 総合案内の機能を果たす医事課は主玄関の近くに配置する 東西方向に軸を通し 明るい南側に外来 北側に放射線検査を配置したシンプルな平面構成により 初めての来院者にもわかりやすく移動距離が短い計画とする 整形外科 健診室は内科待合から離した北側に配置することで 内科の患者からの感染を防止する 待合は外壁に面して設け 自然光の入る明るい待合を計画する 外来の診察室の裏にはスタッフ通路を設け 作業の効率化を図る 整形外科の診察室は ドクターが患者の歩行の様子を確認することから奥行きを広く確保する 放射線検査室は救急 整形外科外来に隣接させ 患者の移動負担を軽減しスタッフの業務効率も向 上させる 点滴室は内科外来と救急外来で兼用し 柔軟に対応できるように配慮する 入院センターは整形外科 内科外来の近くに配置して利便性を高める 災害時のトリアージ 5 対応として 内科外来の待合で処置をすることを想定して天井に点滴棒を設 け 柱に医療ガス設備を配備する 1 号館 1 階 改修 1 号館は全面改修し 喫茶 売店を主玄関に近い部分 薬剤部 寝具庫 SPD 1 等の物品搬入のある 部屋を搬入口のある北側 地域医療連携室 訪問看護 訪問リハビリを南側に配置する 職員玄関は 1 号館南側に設け 患者とスタッフの動線が交差するのを防ぐ 5 号館 1 階 改修 小児科外来を新棟に移設し 産婦人科外来のスペース拡張と手術室前に家族控室と説明室を設ける 産婦人科の内診室を 1 室から 2 室に増やすことで稼働率を高める 患者指導や母親教室を産婦人科外来で行うことで来院者にわかりやすい計画とする 家族控室は開放的で明るい空間を計画しつつ 必要に応じてパーティション等で間仕切る 内観パース エントランス周り 京丹後市立弥栄病院改築整備基本設計業務 基本設計書 要約版 6

新 棟 2 階 ( 改 築 ) 眼 科 は 患 者 数 が 多 いため エレベーターや 階 段 に 近 い 位 置 に 設 けて 患 者 さんの 利 便 性 を 高 める 検 体 検 査 室 と 生 理 検 査 は 隣 接 させ 夜 間 時 のスタッフが 少 ない 場 合 でも 対 応 できるように 配 慮 する 生 理 検 査 と 採 血 室 は 患 者 の 利 便 性 を 考 慮 してエレベーターの 近 くに 配 置 する リハビリは 外 来 から 離 れた 所 に 配 置 し 落 ち 着 いてリハビリが 行 える 環 境 を 整 備 する リハビリの 面 積 は 脳 血 管 疾 患 等 リハビリテーションⅠ(160 m2 以 上 )と 運 動 器 リハビリテーションⅠ (100 m2 以 上 )の 施 設 基 準 を 満 たす 計 画 とする リハビリに 隣 接 させて 屋 上 庭 園 を 設 け 晴 れた 日 は 屋 外 でも 訓 練 ができるように 配 慮 する 5 号 館 2 階 ( 改 修 ) 5 号 館 2 階 は 一 般 浴 室 を 車 椅 子 対 応 にする 改 修 と 和 式 トイレを 洋 式 にする 改 修 等 を 検 討 している

新 棟 3~4 階 ( 改 築 ) 病 室 を 南 面 北 面 に 配 置 し 中 央 部 にスタッフステーション 診 察 処 置 室 浴 室 などを 配 置 する スタッフステーションの 北 側 南 側 に 東 西 方 向 の 廊 下 を 通 し そこから 南 北 方 向 の 通 路 を 3 本 設 けるこ とでスタッフが 流 動 的 に 動 けるように 配 慮 する 中 央 部 には 吹 抜 ( 光 庭 )を 設 けて 自 然 光 を 取 り 込 み ベンチを 設 置 して 患 者 の 憩 いの 場 を 計 画 する スタッフステーションはエレベーターの 近 くに 配 置 して 入 院 患 者 や 面 会 者 の 出 入 りを 確 認 できる 計 画 と する 看 護 拠 点 は 夜 間 等 少 人 数 での 対 応 を 考 慮 し 1 ヶ 所 に 集 約 する 要 観 察 状 態 の 患 者 を 収 容 できる 重 症 室 観 察 室 をスタッフステーションに 隣 接 させて 配 置 し 見 守 りやすい 計 画 とする 重 症 室 は 重 症 者 等 療 養 環 境 特 別 加 算 の 対 象 基 準 が 個 室 又 は 2 床 室 であるため 2 床 室 を 2 室 設 ける デイルーム 6 は 南 側 に 配 置 し 明 るい 空 間 を 計 画 する 病 室 WC は 原 則 各 室 に 配 置 し 介 助 ができる 程 度 の 広 さで 計 画 する 差 額 室 には 各 室 WC を 設 置 し 特 室 にはシャワーも 設 置 する 車 椅 子 の 患 者 さんは 病 棟 の 中 央 に 設 けている 車 椅 子 用 WC を 使 ってもらうことを 想 定 している 病 室 出 入 口 は 有 効 1.2mの 引 き 戸 として ストレッチャーやベッド 搬 送 が 可 能 な 幅 員 を 確 保 する 一 般 病 棟 の 内 法 廊 下 幅 は 片 側 居 室 廊 下 で 1.8m 以 上 両 側 居 室 廊 下 で 2.1m 以 上 とする 感 染 室 は 陰 圧 設 備 を 設 置 するため 新 棟 3 階 に 2 室 を 並 べて 配 置 し 普 段 あまり 人 が 通 らないようなエレベー ターから 離 れた 位 置 に 設 ける 感 染 室 の 前 の 廊 下 には 感 染 患 者 さんが 入 院 された 際 人 の 往 来 を 制 限 するためにアコーディオン 扉 を 設 ける 4 床 室 の 内 法 面 積 は 1 病 床 当 たり 8 m2 以 上 を 確 保 し 療 養 環 境 加 算 の 取 れる 環 境 を 整 備 する 4 床 室 の 廊 下 側 の 環 境 が 不 利 にならないように 配 慮 する 例 えば 卓 上 カレンダー 等 の 物 が 置 けるようにカ ウンターを 設 けたり 仕 切 りのカーテン 位 置 を 調 整 して 廊 下 側 のスペースを 広 くする 廊 下 に 面 して 上 部 は 物 品 倉 庫 下 部 はストレッチャー 置 き 場 として 利 用 できる 倉 庫 を 設 置 し 収 納 スペー スを 十 分 確 保 する スタッフステーションには 薬 剤 師 がパソコンで 作 業 できるスペースを 確 保 する スタッフの 休 憩 スペースはスタッフステーションから 離 れた 場 所 に 設 ける 6 号 館 3 階 ( 改 修 ) ペイン 外 来 7 を 新 棟 に 移 設 し 職 員 更 衣 室 を 計 画 する 5 号 館 3 階 ( 改 修 ) 5 号 館 3 階 は 全 面 改 修 し 明 るい 南 側 には 副 院 長 室 看 護 部 長 室 医 療 安 全 管 理 室 等 の 居 室 を 並 べ 医 局 は 北 側 に 大 部 屋 として 配 置 する 北 側 の 端 は 利 用 しづらいことから 物 品 倉 庫 を 配 置 する

新 棟 5 階 ( 改 築 ) 病 室 を 南 面 北 面 に 配 置 し 中 央 部 にスタッフステーション 診 察 処 置 室 浴 室 などを 配 置 する 療 養 病 棟 の 個 室 はスタッフステーションに 近 い 位 置 に 配 置 し 見 守 りやすいように 配 慮 する 療 養 病 棟 はデイルーム 6 を 中 央 に 配 置 し 患 者 さんをデイルーム 6 に 運 ぶ 動 線 を 短 くする デイルーム 6 はスタッフステーションから 観 察 できるように 配 慮 する 療 養 病 棟 の 患 者 さんは 自 力 でトイレに 行 くことができる 方 が 少 ないため 各 病 室 にトイレは 設 置 せず 廊 下 をはさんだ 向 かいにある 車 椅 子 対 応 のトイレを 使 用 する 計 画 とする 療 養 病 棟 の 内 法 廊 下 幅 は 片 側 居 室 廊 下 で 1.8m 以 上 両 側 居 室 廊 下 で 2.7m 以 上 を 確 保 する 新 棟 5 階 にスタッフの 当 直 室 を 設 け 緊 急 時 に 対 応 しやすいように 配 慮 する 面 積 表 病 床 配 分 療 養 病 棟 は 現 在 の 病 床 に 個 室 を 2 室 増 やした 50 床 とする 感 染 患 者 対 応 の 部 屋 として 陰 圧 制 御 のできる 部 屋 を 2 室 設 ける 感 染 室 は 差 額 個 室 として 扱 い 感 染 患 者 が 使 用 される 場 合 を 除 き 差 額 ベッド 料 を 徴 収 する 重 症 室 は 現 状 と 同 様 の 4 床 を 設 ける 特 室 は 一 般 病 棟 の 各 フロアに 1 室 設 ける 計 画 とする 差 額 個 室 は 自 治 体 病 院 が 差 額 ベッドと 設 定 できる 病 床 数 60 床 ( 総 病 床 数 の 30%)を 確 保 する

東 西 両 端 に 避 難 階 段 を 設 け 重 複 距 離 30m 以 下 階 段 への 歩 行 距 離 60m 以 下 として 2 方 向 避 難 を 確 保 する 診 察 室 などの 無 採 光 居 室 は 避 難 階 段 までの 重 複 距 離 20m 以 下 歩 行 距 離 40m 以 下 となるように 居 室 およ び 扉 を 配 置 する 病 棟 階 は 東 西 に 防 火 区 画 し 一 方 の 区 画 で 火 災 が 発 生 しても 隣 の 区 画 へ 水 平 避 難 し そこから 下 階 へ 避 難 で きるように 計 画 する 病 棟 階 の 外 周 にはバルコニーを 設 置 し 一 時 退 避 場 所 として 安 全 性 を 高 める 各 階 1500 m2 以 下 毎 に 面 積 区 画 を 行 う 階 段 エレベーター ダクトスペースのシャフトは 耐 火 壁 または 特 定 防 火 設 備 で 竪 穴 区 画 を 行 う 電 気 ケーブル 給 水 管 等 の 区 画 貫 通 部 分 は モルタル 充 填 または 大 臣 認 定 工 法 の 耐 火 処 理 を 行 う 外 部 窓 に 面 する 室 では 自 然 排 煙 し 自 然 排 煙 部 分 は 500 m2 以 内 毎 に 防 煙 壁 で 区 画 する 自 然 排 煙 できない 100 m2 以 下 の 室 は 建 築 基 準 法 施 行 令 第 126 条 の 2 第 1 項 または 国 土 交 通 省 告 示 第 1436 号 等 の 基 準 によるものとする 構 造 形 式 は 躯 体 の 強 度 を 十 分 確 保 した 耐 震 構 造 を 採 用 し 建 築 基 準 法 施 行 令 第 88 条 で 定 める 地 震 力 ( 中 地 震 時 )に 対 して 構 造 体 が 損 傷 しない 計 画 とする 官 庁 施 設 の 総 合 耐 震 計 画 基 準 による 構 造 体 の 耐 震 安 全 性 の 分 類 をⅠ 類 とし 大 地 震 動 後 構 造 体 の 補 修 する ことなく 建 築 物 を 使 用 できることを 目 標 とする 停 電 時 に 必 要 な 電 源 を 確 保 するため 非 常 用 発 電 機 を 設 置 し 診 療 機 能 を 維 持 する 発 電 機 は 屋 外 パッケージ 型 超 低 騒 音 (75dB)3 相 3 線 200V 60Hz 400KVA を 想 定 し 新 棟 屋 上 に 設 置 する 負 荷 は 防 災 負 荷 保 安 照 明 保 安 コンセント 空 調 機 とする 負 荷 の 容 量 は 400KVA 以 内 となるように 調 整 する 屋 外 に 軽 油 8000L 分 の 地 下 燃 料 タンクを 設 け 72 時 間 運 転 できる 計 画 とする 1 階 の 内 科 外 来 の 待 合 で 処 置 することを 想 定 し 天 井 に 点 滴 棒 を 設 けて 柱 に 医 療 ガス 設 備 を 配 備 する

現 状 の 病 院 機 能 を 維 持 しながら 改 築 工 事 を 行 うため 2 号 館 北 側 駐 車 場 及 び 弥 栄 庁 舎 解 体 後 の 敷 地 に 新 棟 建 設 を 行 う 工 事 中 の 1 号 館 療 養 病 棟 の 療 養 環 境 を 維 持 及 び 一 部 既 存 建 屋 建 設 地 と 新 棟 建 設 地 が 重 なることから 新 棟 建 設 は 3 期 に 分 けた 計 画 とする 工 事 の 大 まかな 手 順 としては 新 棟 1 期 工 事 1 5 6 号 館 改 修 工 事 及 び 新 棟 2 期 工 事 (エントランスホール 北 側 建 設 ) 2 3 号 館 解 体 工 事 新 棟 3 期 工 事 (エントランスホール 南 側 建 設 ) 及 び 外 構 整 備 工 事 の 流 れとする 工 事 に 際 しては 新 棟 建 設 区 域 内 に 十 分 な 工 事 ヤードが 確 保 できないことから 近 隣 地 において 工 事 事 務 所 や 資 材 置 き 場 などの 確 保 が 必 要 と 思 われる また 病 院 機 能 を 継 続 しながらの 建 設 工 事 改 修 工 事 解 体 工 事 である ことから 騒 音 や 振 動 など 医 療 環 境 の 保 護 に 関 する 十 分 な 対 策 を 行 うことや 各 種 設 備 配 管 配 線 の 状 況 を 十 分 調 査 し 施 工 を 進 める 必 要 がある

各 工 事 の 工 程 を 下 図 に 示 す 新 棟 は 平 成 30 年 8 月 の 供 用 開 始 を 目 標 に 平 成 28 年 6 月 着 工 を 予 定 して いる 建 設 工 事 期 間 は 準 備 期 間 検 査 期 間 を 含 み 26 ヶ 月 を 見 込 む 工 期 が 当 初 予 定 より 4 ヶ 月 ほど 延 びた 要 因 は 厨 房 の 改 築 など 当 初 想 定 の 建 物 より 規 模 が 大 きくなったこと 既 存 棟 改 修 範 囲 の 拡 大 一 般 動 線 とスタ ッフ 動 線 を 区 分 するための 計 画 により 既 存 棟 ( 現 救 急 部 付 近 )と 新 棟 建 物 建 設 位 置 が 一 部 重 なっており 新 棟 工 事 において 3 段 階 工 事 が 必 要 となったことである 新 棟 の 共 用 は 建 築 基 準 法 第 18 条 第 22 項 による 仮 使 用 承 認 を 申 請 し その 承 認 を 以 って 開 始 する

各 工 事 の 工 程 を 下 図 に 示 す 新 棟 は 平 成 30 年 8 月 の 供 用 開 始 を 目 標 に 平 成 28 年 6 月 着 工 を 予 定 して いる 建 設 工 事 期 間 は 準 備 期 間 検 査 期 間 を 含 み 26 ヶ 月 を 見 込 む 新 棟 の 共 用 は 建 築 基 準 法 第 18 条 第 22 項 による 仮 使 用 承 認 を 申 請 し その 承 認 を 以 って 開 始 する

物 件 情 報 (RC 造 耐 震 構 造 10F 未 満 の 総 合 病 院 を 抽 出 一 括 分 離 発 注 共 全 て 消 費 税 抜 ) 1 北 海 道 : 赤 平 市 総 合 病 院 (RC 造 耐 震 地 上 3 階 延 床 面 積 5,291 m2 H26.4.7) 落 札 工 事 単 価 :354,261 円 /m2 解 体 工 事 費 :15,808 万 円 (2 3 号 館 給 食 棟 喫 茶 倉 庫 等 ( 杭 解 体 含 む )) 改 修 工 事 費 :39,000 万 円 (1 5 6 号 館 ) 改 築 工 事 費 :357,743 万 円 ( 新 棟 エントランス 外 構 等 ) 工 事 費 合 計 :412,500 万 円 ( 税 抜 ) 工 事 予 算 :445,500 万 円 ( 税 込 8%) 2 香 川 県 : 小 豆 島 中 央 病 院 (RC 造 耐 震 地 上 6 階 延 床 面 積 17,849 m2 H26.4.9) 落 札 工 事 単 価 :333,352 円 /m2( 不 調 再 入 札 ) 3 広 島 県 : 府 中 市 民 病 院 (RC 造 耐 震 地 上 4 階 延 床 面 積 11,083 m2 H26.4.28) 落 札 工 事 単 価 :354,597 円 /m2( 不 調 再 入 札 落 札 率 98%) 4 埼 玉 県 : 春 日 部 市 立 新 病 院 (RC 造 耐 震 地 上 8 階 延 床 面 積 33,321 m2 H26.6.20) 落 札 工 事 単 価 :319,018 円 /m2( 落 札 率 100%) 5 兵 庫 県 : 朝 来 医 療 センター(RC 造 耐 震 地 上 4 階 延 床 面 積 12,953 m2 H26.7.31) 落 札 工 事 単 価 :337,373 円 /m2( 実 施 設 計 と 施 工 一 括 発 注 ) 6 秋 田 県 : 仙 北 市 立 角 館 病 院 (RC 造 耐 震 地 上 4 階 延 床 面 積 16,034 m2 H27.2.13) 落 札 工 事 単 価 :402,270 円 /m2 7 岡 山 県 : 瀬 戸 内 市 民 病 院 (RC 造 耐 震 地 上 2 階 延 床 面 積 7,756 m2 H27.3.17) 落 札 工 事 単 価 :282,362 円 /m2( 不 調 再 入 札 落 札 率 98.8%) 落 札 工 事 単 価 の 平 均 値 の 算 出 工 事 単 価 平 均 値 :340,462 円 /m2(34.05 万 円 /m2) 平 成 26 年 度 官 庁 発 注 類 似 病 院 案 件 における 平 均 工 事 落 札 単 価 ( 以 下 病 院 平 均 単 価 )は 34.05 万 円 /m2 となる ただしこの 病 院 平 均 単 価 は 落 札 価 格 から 導 き 出 した 価 格 でありまた 不 調 再 入 札 による 落 札 金 額 の ものも 多 いためこの 平 均 値 は 入 札 における 再 下 限 値 を 示 した 数 値 であると 判 断 する さらに 分 離 発 注 方 式 と なる 公 算 が 高 いこと 現 地 建 替 えによる 工 事 仮 設 費 の 増 大 や 労 務 費 単 価 の 上 昇 改 定 も 伴 うことから 設 計 予 算 を 設 定 する 上 ではせめて+10% 程 度 は 見 込 んでおきたい 従 って 基 本 設 計 時 での 想 定 改 築 工 事 費 単 価 は 34.05 1.10=37.46 万 円 /m2とする

南 側 立 面 計 画 北 側 立 面 計 画 東 側 立 面 計 画

注 釈 1 SPD: 院 内 で 使 用 する 医 療 材 料 等 の 物 品 をすべて 一 元 的 に 管 理 供 給 する 部 署 2 ESWL: 体 外 衝 撃 波 結 石 破 砕 装 置 3 ME: 臨 床 工 学 技 士 4 DW: 小 荷 物 専 用 昇 降 機 5 トリアージ: 負 傷 者 を 重 症 度 緊 急 度 などによって 分 類 し 治 療 や 搬 送 の 優 先 順 位 を 決 めること 6 デイルーム: 入 院 患 者 がくつろいだり 談 話 をするためのスペース 7 ペイン 外 来 : 疼 痛 緩 和 のための 外 来