資 料 3 論 点 4 26 条 防 犯 に 関 する 施 策 に 関 する 委 員 意 見 浅 倉 むつ 子 委 員 防 犯 に 関 し 収 集 すべきデータ 等 について 犯 罪 被 害 の 認 知 件 数 及 び 被 害 発 生 率 については 平 成 23 年 版 犯 罪 白 書 に 記 載 があり 男 女 別 の 被 害 発 生 率 も 示 されている しかし 障 害 者 がどの ような 被 害 にあっているのかを 示 すデータを 見 出 すことはできない アメリ カでは 知 的 障 害 のある 人 が 犯 罪 の 種 類 によって どの 程 度 被 害 にあっ ているかという 調 査 結 果 が 公 表 されているときく しかし 日 本 では 障 がい 者 が 被 っている 犯 罪 被 害 の 実 態 が 分 からないために そのための 対 策 も 明 ら かではない 実 態 解 明 が 望 まれる 犯 罪 被 害 の 実 態 そのものではないが 本 年 11 月 9 日 の 男 女 共 同 参 画 会 議 女 性 に 対 する 暴 力 に 関 する 専 門 調 査 会 における 資 料 において 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 センターにおける 配 偶 者 からの 暴 力 が 関 係 する 相 談 件 数 等 が 示 され その 中 に 障 害 者 からの 相 談 件 数 に 関 する 資 料 がある 配 偶 者 暴 力 の 相 談 件 数 は 年 々 増 加 傾 向 にあり 平 成 23 年 には 全 体 で 82,099 件 ( 来 所 は 22,640 件 電 話 は 57,236 件 その 他 2,223 件 )である そのうち 障 害 者 からの 相 談 については 3,311 件 ( 来 所 は 1,010 件 電 話 は 2,137 件 その 他 164 件 )であり 障 がいの 種 類 でいうと 総 数 3,311 件 のうち 知 的 精 神 障 害 の 方 の 相 談 は 2,691 件 で 全 体 の 80%を 超 えている 障 害 の 種 類 別 相 談 件 数 平 成 23 年 度 総 数 3,311 知 的 精 神 障 害 2,691 小 計 620 視 覚 障 害 62 聴 覚 平 衡 機 能 障 害 68 身 体 障 害 音 声 言 語 そしゃく 3 機 能 の 障 害 肢 体 不 自 由 329 その 他 の 身 体 障 害 158-9-
DV のみに 限 られることではないが 知 的 障 害 をもつ 人 については 実 際 に 犯 罪 など 被 害 にあいながらも 被 害 を 訴 えること 自 体 が 難 しい ということは よく 言 われることである だからこそ DV に 関 して これだけ 多 くの 知 的 障 害 精 神 障 がいの 人 から 相 談 が 寄 せられている ということは 大 きな 数 値 と して 受 け 止 めるべきである これらの 相 談 に 対 して どのような 対 応 がなされ たのか 等 のデータが 提 供 されることを 期 待 したい また 身 体 障 害 にかかわって DV 被 害 者 が 宿 泊 できるシェルターが2 階 以 上 にある 場 合 には 車 いす 利 用 者 がアクセスできないことがあり 介 助 が 必 要 になる 障 害 者 は 施 設 利 用 を 拒 否 されることがあるという 声 もある ときく こ れらの 点 については 早 急 に 調 査 し 問 題 があれば 対 応 することが 必 要 である -10-
阿 部 一 彦 委 員 1. 26 条 の 防 犯 に 関 し 新 障 害 者 基 本 計 画 に 不 可 欠 である 施 策 につい て 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 防 犯 ネットワークの 構 築 環 境 の 整 備 かつては 地 域 に 存 在 していた 地 域 住 民 同 士 の 密 接 な 関 わりあい つながり 支 え 合 い 見 守 りなどが 犯 罪 の 抑 止 力 になっていたと 考 えられる 地 域 住 民 警 察 防 犯 に 関 する 諸 団 体 による 防 犯 ネットワークの 構 築 が 求 め られるが その 時 に 障 害 に 配 慮 した 取 り 組 みをいかに 進 めていくかがさらに 重 要 である 警 察 官 や 地 域 住 民 組 織 などによる 地 域 の 見 回 り 巡 回 による 犯 罪 の 抑 止 力 と 犯 罪 が 生 じにくい 地 域 社 会 づくりが 求 められる 人 の 目 が 届 きにくく 犯 罪 が 生 じそうな 場 所 の 解 消 や 夜 間 も 含 めて 健 全 な 公 園 等 の 整 備 を 行 い 誰 もが 安 心 して 過 ごせる 地 域 づくりが 必 要 である 仮 設 住 宅 での 生 活 仮 設 住 宅 などは 環 境 の 悪 化 でストレスも 高 く 家 庭 内 の 暴 力 や 虐 待 の 生 じ やすい 環 境 でもあるという 報 告 もある 障 害 のある 家 族 が 孤 立 することのない ように 地 域 で 集 まり 互 いに 支 えあう 必 要 がある また 自 治 会 や 警 察 官 の 巡 回 見 守 りも 重 要 である 防 犯 に 関 する 知 識 や 力 の 向 上 防 犯 に 関 する 知 識 や 不 安 の 除 去 に 関 する 支 援 犯 罪 被 害 の 実 態 等 の 理 解 を 進 めるための 障 害 者 本 人 や 家 族 向 けのわかりやすいパンフレットや 研 修 会 講 演 会 などの 開 催 が 求 められる それぞれの 開 催 に 関 しては 障 害 者 団 体 家 族 団 体 と 連 携 して 障 害 特 性 に 応 じて 対 応 する 必 要 がある 社 会 のめまぐるしい 変 化 IT 技 術 の 進 歩 などはこれまでに 存 在 しなかった 新 たな 犯 罪 をつくりだしている とくに 携 帯 電 話 スマートフォンを 利 用 し た 複 雑 な 犯 罪 キャッチセールス 悪 徳 訪 問 販 売 オレオレ 詐 欺 などの 犯 罪 は 巧 妙 に 仕 掛 けられている このような 犯 罪 が 疑 われる 場 合 に 気 軽 に 相 談 でき る 場 所 介 入 しやすい 仕 組 みが 必 要 である -11-
警 察 や 交 番 を 身 近 な 存 在 に 気 軽 に 立 ち 寄 り 安 全 確 保 や 防 犯 困 りごと 相 談 などが 行 えるような 交 番 や 警 察 署 の 整 備 が 求 められる 警 察 署 や 交 番 が 身 近 な 存 在 になる 必 要 がある そ のためには 建 物 としてのバリアフリー アクセスのしやすさはもちろんのこ とだが 手 話 や 要 約 筆 記 ができたり わかりやすい 表 現 で 知 的 障 害 のある 人 に 伝 えたりできる 警 察 官 の 配 置 などが 必 須 である 緊 急 通 報 システム コミュニケーション 支 援 機 器 の 整 備 障 害 特 性 に 配 慮 した 多 様 なコミュニケーション 手 段 を 活 用 した 緊 急 通 報 シ ステムの 整 備 が 求 められる IT 技 術 が 発 展 している 現 在 であるので 障 害 者 のニーズや 特 性 を 十 分 に 把 握 して 先 端 技 術 を 活 用 した 通 報 システムが 開 発 整 備 される 必 要 がある また 警 察 署 や 交 番 等 へのコミュニケーション 支 援 機 器 の 適 切 な 配 置 も 必 要 である 警 察 や 防 犯 に 関 する 諸 団 体 に 属 する 人 の 正 しい 障 害 理 解 防 犯 関 係 者 警 察 官 などの 障 害 理 解 の 促 進 と 人 権 を 尊 重 した 応 対 等 が 求 めら れる 警 察 や 交 番 がもっと 身 近 な 存 在 である 必 要 がある 社 会 が 複 雑 になって いなかった 時 代 には 交 番 勤 務 の 警 察 官 が 障 害 者 のいる 家 庭 を 訪 問 したり 地 域 の 課 題 について 把 握 したりしていたのではないだろうか 個 人 情 報 保 護 条 例 の 柔 軟 で 適 切 な 運 用 が 求 められる 2. 1に 関 わり 収 集 すべきデータとその 手 法 ( 計 画 の 進 捗 状 況 の 評 価 検 証 が 可 能 となるデータ)について 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 改 正 障 害 者 基 本 法 では 障 害 者 の 性 別 年 齢 障 害 の 状 態 生 活 の 実 態 に 応 じた 防 犯 対 策 が 謳 われているので 過 去 の 犯 罪 並 びに 現 在 そして 今 後 につ いて 障 害 者 の 性 別 年 齢 障 害 の 状 態 生 活 の 実 態 を 踏 まえて 時 系 列 的 に 整 理 した 統 計 資 料 が 求 められる 上 記 の 資 料 を(できる 限 り 狭 い) 地 域 ごとに 分 析 できるようにし 地 域 ごと に 防 犯 対 策 の 効 果 を 測 定 できるようにすべきと 考 えられる -12-
嘉 田 由 紀 子 委 員 1. 26 条 の 防 犯 に 関 し 新 障 害 者 基 本 計 画 に 不 可 欠 である 施 策 につい て 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 現 行 計 画 における 緊 急 通 信 体 制 地 域 におけるネットワーク 犯 罪 等 にかかる 知 識 の 普 及 防 犯 システム 普 及 といった 対 策 特 にメールやFA Xによる 通 報 体 制 や 手 話 などのコミュニケーションにかかる 支 援 は 引 き 続 き 重 要 と 考 えますが 新 たに 考 慮 すべき 点 として 以 下 の3つを 述 べさせていただ きます (1) ネットワーク 利 用 犯 罪 等 への 対 応 従 来 から 多 かった 刑 法 犯 全 般 ( 窃 盗 暴 行 傷 害 など)は 平 成 10 年 代 なか ばをピークに 減 少 しています 一 方 で 新 たに ネットワーク 利 用 犯 罪 は 大 幅 に 増 えています 携 帯 端 末 も 含 め インターネットを 利 用 する 障 害 者 は 多 く 例 えば 判 断 力 の 乏 しい 障 害 者 など インターネットを 悪 用 した 詐 欺 や 出 会 い 系 サイトなどに より 犯 罪 に 巻 き 込 まれる 危 険 性 は 増 大 しているものと 思 われます 障 害 者 に 対 し 特 にインターネットの 安 全 な 利 用 方 法 等 にかかる 周 知 啓 発 を 行 うなど ネットワーク 利 用 犯 罪 から 障 害 者 を 守 る 対 策 が 必 要 と 考 えます 犯 罪 の 状 況 ( 出 典 :H23 犯 罪 白 書 ) < 窃 盗 犯 認 知 件 数 > H14:237 万 7,488 件 ( 戦 後 最 多 ) H22:121 万 3,442 件 (49% 減 ) < 窃 盗 犯 以 外 の 一 般 刑 法 犯 ( 傷 害 暴 行 など)> H16: 58 万 1,463 件 ( 戦 後 最 多 ) H22: 37 万 2,747 件 (36% 減 ) <ネットワーク 利 用 犯 罪 > 検 挙 件 数 H18:3,593 件 H22:5,199 件 (45% 増 ) 詐 欺 わいせつ 物 頒 布 児 童 売 春 児 童 ポルノ 禁 止 法 出 会 い 系 サイト 規 制 法 青 少 年 保 護 育 成 条 例 商 標 法 著 作 権 法 等 -13-
(2) 犯 罪 被 害 予 防 教 育 特 に(1)のネットワーク 利 用 犯 罪 など 周 囲 の 見 守 りなどだけでは 被 害 防 止 が 難 しい 犯 罪 において これまで 以 上 に 障 害 者 自 身 が 防 犯 の 力 を 身 につけ ることも 求 められてきます 犯 罪 に 巻 き 込 まれないための 知 識 危 険 を 回 避 する 方 策 困 ったときの 相 談 方 法 など 犯 罪 被 害 の 予 防 全 般 にかかる 体 系 的 な 教 育 を 特 別 支 援 学 校 等 での 学 校 教 育 において より 推 進 していくことが 必 要 と 考 えます (3) 防 犯 対 策 における 障 害 者 の 参 画 防 犯 対 策 に 障 害 者 本 人 や 家 族 支 援 者 などの 視 点 を 生 かし より 有 効 な 対 策 を 講 じることができるよう 防 犯 施 策 の 策 定 や 地 域 の 自 主 防 犯 組 織 などにお いて 障 害 者 や 関 係 者 の 参 画 意 見 反 映 などに 努 めることが 必 要 です 2. 1に 関 わり 収 集 すべきデータとその 手 法 ( 計 画 の 進 捗 状 況 の 評 価 検 証 が 可 能 となるデータ)について 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 障 害 者 の 犯 罪 被 害 状 況 の 把 握 も 必 要 ですが その 把 握 方 法 については 今 後 の 課 題 と 考 えます -14-
田 中 正 博 委 員 1. 26 条 の 防 犯 に 関 し 新 障 害 者 基 本 計 画 に 不 可 欠 である 施 策 につい て 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 悪 質 商 法 や 詐 欺 など 経 済 的 な 犯 罪 不 当 行 為 等 において 知 的 障 害 者 は 障 害 特 性 において 被 害 に 遭 う 可 能 性 が 多 い 危 険 性 が 高 く 指 摘 されるのは 一 人 暮 らしあるいは 夫 婦 とも 知 的 障 害 などの 場 合 訪 問 販 売 やキャッチセールスな どで 不 当 に 高 価 な 物 品 を 売 りつけられるといった 被 害 が 聞 かれる また 知 人 などに 療 育 手 帳 や 身 分 証 明 書 を 悪 用 され 携 帯 電 話 の 契 約 など に 使 われたり その 携 帯 により 犯 罪 が 行 われたりしているとの 指 摘 がある ま た いわゆる 貧 困 ビジネス の 対 象 者 として 一 定 の 住 居 に 住 まわされて 生 活 保 護 費 などを 収 奪 されるような 被 害 もある 痴 漢 や 強 姦 など 性 犯 罪 被 害 に 遭 うことも 多 い これには 犯 罪 に 遭 っても 被 害 を 訴 えることが 難 しかったり 加 害 者 が 自 分 より 優 位 にあって 抵 抗 でき なかったりといった 背 景 がある また 組 織 犯 罪 の 構 成 員 として 使 い 走 り 役 として 犯 罪 の 行 為 者 としてお 先 棒 を 担 がされる 事 もある これは 自 分 より 優 位 にあるものに 迎 合 的 な 姿 勢 をとってしまう 障 害 特 性 に 大 きく 影 響 しているとの 指 摘 もある そのほか 窃 盗 や 暴 力 など 一 般 的 な 犯 罪 被 害 に 遭 った 場 合 に 周 囲 に 相 談 で きなかったり 被 害 の 届 け 出 など 司 法 手 続 きが 十 分 にできなかったりするた め 被 害 がより 深 刻 化 し 解 決 が 難 しくなることも 指 摘 されている 知 的 障 害 者 が 受 ける 犯 罪 被 害 について その 背 景 の 一 つとして 小 さなこと でも 相 談 できたり 本 人 の 変 化 に 気 がついてくれたりする 人 間 関 係 の 構 築 が 難 しい 点 が 挙 げられる 一 方 で そうした 犯 罪 被 害 を 恐 れるあまり 隔 離 的 な 場 所 での 生 活 が 用 意 されたり 関 係 者 による 監 視 的 な 対 応 は ノーマライゼーショ ンとかけ 離 れたものとなる 知 的 障 害 者 にとっての 防 犯 は 本 人 の 意 思 と 自 由 が 尊 重 される 前 提 で 周 囲 との 関 わりを 関 係 機 関 との 複 合 的 な 連 携 で 構 築 することが 求 められる 当 事 者 支 援 者 双 方 への 犯 罪 被 害 の 理 解 とそれに 備 えての 防 犯 対 策 の 研 修 被 害 者 への 心 のケアを 地 域 の 体 制 自 立 支 援 協 議 会 などで 取 り 扱 えるような 仕 組 みの 構 築 が 求 められる -15-
2. 1に 関 わり 収 集 すべきデータとその 手 法 ( 計 画 の 進 捗 状 況 の 評 価 検 証 が 可 能 となるデータ)について 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 警 察 などの 関 係 機 関 と 相 談 事 業 においての 当 事 者 からの 訴 えを 受 け 止 め る 機 関 が 連 携 し 犯 罪 に 絡 んだ 相 談 内 容 とその 後 のケア 状 況 について 年 に 一 度 は 情 報 収 集 できる 体 制 を 確 保 し 必 要 な 体 制 を 地 域 ごとに 整 えるように し 都 道 府 県 単 位 で 傾 向 と 対 策 を 取 りまとめていく 手 法 をとる -16-
中 西 由 起 子 委 員 1. 26 条 の 防 犯 に 関 し 新 障 害 者 基 本 計 画 に 不 可 欠 である 施 策 につい て 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 1 予 防 策 の 徹 底 障 害 のある 人 家 族 に 対 する 防 犯 に 関 する 啓 発 教 育 コミュニケーションや 認 知 に 障 害 の 持 つ 人 への 啓 発 に 当 たっては 障 害 の 特 性 に 即 した 情 報 伝 達 に 配 慮 し 相 手 のペースで 十 分 時 間 をかけて 分 かりやすい 説 明 に 努 める 視 覚 障 害 者 のために 点 字 やカセットテープなど 音 声 によるパンフレットや 資 料 の 作 成 知 的 障 害 者 のためにわかりやすい 資 料 等 を 準 備 する 防 犯 に 関 わる 人 への 障 害 者 の 適 正 に 応 じた 被 害 防 止 研 修 合 理 的 配 慮 のある 苦 情 処 理 機 関 相 談 機 関 の 設 置 相 談 施 設 のバリアフリー 化 を 含 む パンフレットやホームページ 等 において FAX 番 号 及 びメールアドレス 点 字 資 料 等 の 設 置 の 有 無 バリアフリーの 有 無 を 記 載 した 相 談 施 設 の 施 設 等 の 周 知 を 行 う 障 害 を 持 っていることで 適 切 に 対 応 してくれないのではないか と 不 安 を 感 じている 人 もいるので 障 害 を 持 つ 方 からの 相 談 等 にも 対 応 できることも 周 知 する それらの 機 関 の 職 員 の 聴 取 技 術 研 修 学 校 企 業 施 設 病 院 などでの 監 視 体 制 2 警 察 への 通 報 制 度 の 改 善 FAXによる 通 報 の24 時 間 受 付 障 害 を 持 つ 方 からの 通 報 にも 対 応 できることを 周 知 する 特 に 女 性 障 害 者 にかんして 1 防 止 義 務 として 施 設 内 での 同 性 介 助 の 原 則 の 徹 底 病 院 や 入 所 施 設 等 で 重 度 の 女 性 障 害 者 の 入 浴 や 排 せつ 介 護 を 男 性 職 員 が 行 う 事 例 が 増 えている 2 合 理 的 配 慮 がなされた 相 談 機 関 やシェルターの 設 置 -17-
2. 1に 関 わり 収 集 すべきデータとその 手 法 ( 計 画 の 進 捗 状 況 の 評 価 検 証 が 可 能 となるデータ)について 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 1 犯 罪 の 起 こりやすい 場 所 ( 家 庭 学 校 企 業 施 設 病 院 )での 調 査 被 害 者 としての 認 識 が 希 薄 な 障 害 者 もいることから 以 上 の 場 所 での 聞 き 取 り 調 査 を 実 施 する 2 男 女 別 のデータ-の 収 集 3 相 談 機 関 での 障 害 別 データ-の 収 集 -18-
八 幡 隆 司 委 員 1. 26 条 の 防 犯 に 関 し 新 障 害 者 基 本 計 画 に 不 可 欠 である 施 策 につい て 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 防 犯 とは 直 接 関 係 内 が 地 域 においては 知 的 障 害 者 の 行 方 不 明 者 の 捜 索 ( 高 齢 者 にも 共 通 する 課 題 ではある)などで 警 察 のみならず 地 域 のネットワーク が 有 効 に 活 用 されている 例 がある 早 期 の 発 見 が 生 命 の 安 全 を 保 障 する 観 点 か ら このような 課 題 もこの 項 目 に 入 れ 込 めないか? 2. 1に 関 わり 収 集 すべきデータとその 手 法 ( 計 画 の 進 捗 状 況 の 評 価 検 証 が 可 能 となるデータ)について 委 員 の 御 意 見 をお 書 きください 障 害 者 や 高 齢 者 の 捜 索 願 の 実 数 と 発 見 までの 日 数 や 過 程 の 実 態 把 握 3.その 他 意 見 26 条 関 係 の 障 害 者 基 本 計 画 全 体 に 対 して (1) 防 災 防 犯 という 項 目 であるが 障 害 者 基 本 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 に おける 付 帯 決 議 における 災 害 その 他 非 常 の 事 態 の 場 合 において 障 害 者 の 生 命 又 は 身 体 の 安 全 の 確 保 が 図 られるよう 障 害 者 に 対 する 支 援 体 制 の 在 り 方 について 検 討 を 加 え その 結 果 に 基 づいて 必 要 な 措 置 を 講 ずること という 内 容 は 防 災 ということでなく 災 害 時 等 の 支 援 と して 障 害 者 基 本 計 画 にくわえるべきではないか? 災 害 時 における 支 援 体 制 の 確 立 避 難 所 の 確 保 仮 設 住 宅 の 整 備 の 3 項 目 は 基 本 計 画 に 明 記 すべきと 考 える (2) 前 回 の 意 見 でも 述 べたが 防 災 防 犯 に 自 立 支 援 協 議 会 がかかわるこ とを 明 記 できないか? -19-