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就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 に 関 するQ&A - これまでに 実 施 した 各 団 体 の 研 修 会 での 質 問 事 項 とその 回 答 - 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 障 害 保 健 福 祉 部 障 害 福 祉 課 質 問 事 項 については 頂 いた 質 問 のうち 代 表 的 なものを 原 文 のまま 掲 載 している

目 次 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 重 要 性 必 要 性 No 質 問 事 項 ページ 新 たな 会 計 処 理 基 準 では 多 機 能 事 業 所 等 においては 各 就 労 支 援 事 業 ごとに 事 業 区 分 を 設 けることが 要 請 されているが 事 務 処 理 が 1 煩 雑 になり 現 実 的 に 対 応 できない 事 業 所 もあるのではないか 多 くの 労 力 を 費 やすことに 意 義 があるのか 1 新 基 準 では 適 正 な 利 用 者 工 賃 の 算 定 のため セグメント 別 の 情 報 開 示 ( 新 たにC/Rと 販 管 費 の 明 細 を 作 成 )を 要 求 しているが 就 労 移 行 支 援 事 業 やB 型 のような 不 安 定 な 就 労 形 態 で 生 産 ラインが 確 立 すると 考 えているのか? 現 実 的 にそのような 名 目 的 な 要 請 を 実 現 でき る 施 設 があると 考 えているのか 仮 に 現 実 に 即 した 会 計 処 理 を 行 う 場 合 具 体 的 にどのように 会 計 処 理 を 行 うのか 2 例 えば 就 労 移 行 支 援 事 業 やB 型 に 属 すると 考 えられる 収 益 と 費 用 を 抜 き 出 してC/R 及 びP/Lを 作 成 した 場 合 そこに 強 い 恣 意 性 が 介 入 する 恐 れはないか 新 基 準 が 示 す 共 通 経 費 の 按 分 基 準 も 含 め 経 済 的 実 態 とかけ 離 れた 数 理 的 な 情 報 開 示 に 多 くの 労 力 を 費 やすことに 本 当 に 意 義 がある のか 今 回 の 就 労 支 援 等 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 では 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 に 定 めない 事 項 については 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 め 3 られる 会 計 の 基 準 に 従 うものとするとあるが 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められる 会 計 の 基 準 とは 何 を 指 すのか 2 2 就 労 支 援 事 業 の 会 計 処 理 基 準 の 適 用 適 用 時 期 No 質 問 事 項 ページ 4 平 成 19 年 度 には 事 業 体 系 を 移 行 しないのですが 会 計 処 理 のみ 適 用 して 何 か 不 都 合 はないでしょうか. 3 生 活 保 護 法 による 授 産 施 設 について その 一 部 を 就 労 継 続 支 援 B 型 の 基 準 該 当 障 害 福 祉 サービスとした 場 合 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 5 基 準 によって 経 理 する 必 要 があるのか 3 6 小 規 模 授 産 施 設 から 新 事 業 体 系 へ 移 行 し 就 労 支 援 事 業 を 行 う 場 合 には 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 適 用 はどうなるのか 3 利 用 者 が 小 規 模 に 作 業 を 行 っている 更 生 施 設 等 が 就 労 支 援 事 業 へ 移 行 した 場 合 の 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 適 用 は どの 7 ようにすれば 良 いか 8 無 認 可 の 小 規 模 作 業 所 は 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 を 採 用 しても 良 いのか 3 9 就 労 支 援 事 業 とともに 日 中 一 時 支 援 事 業 を 実 施 している 場 合 は どの 会 計 基 準 が 適 用 されるのか 3 現 在 は 障 害 のない 生 活 保 護 者 の 措 置 はありませんが 今 後 このような 方 が 通 所 された 場 合 は 会 計 処 理 は 別 個 とするのか? 現 在 職 10 員 給 料 等 を 区 別 ( 区 分 け)することは 難 しい 特 例 ( 訓 練 等 給 付 費 と 措 置 費 の 両 方 が 発 生 した 場 合 の 処 置 )が 必 要 ではないか 当 法 人 は 三 都 道 府 県 に 事 業 本 部 があり 各 事 業 本 部 で 新 体 系 への 移 行 時 期 が 異 なる 予 定 である 通 所 授 産 施 設 は19 年 度 に 就 労 移 行 支 11援 へ 移 行 し 小 規 模 通 所 授 産 が 旧 法 施 設 支 援 のまま 残 ることとなる この 場 合 の 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 適 用 開 始 時 期 は いつ か 小 規 模 授 産 施 設 の 会 計 基 準 は 現 行 の 授 産 施 設 会 計 基 準 のままでよいか 同 一 法 人 内 の 通 所 授 産 施 設 は 19 年 度 内 に 就 労 移 行 支 援 事 業 への 移 行 を 決 めているが 小 規 模 授 産 は20 年 以 降 の 自 立 支 援 法 への 移 行 を 検 討 している 段 階 である この 場 合 19 年 度 は 就 労 支 援 への 移 行 をしない 現 小 規 模 授 産 も 含 めて 法 人 全 体 として 就 労 支 援 事 業 会 計 12 処 理 基 準 を 適 用 しなければならないものでしょうか 可 能 ならば 19 年 度 は 就 労 支 援 に 移 行 する 事 務 所 のみ 適 用 としたいのですが 教 えていただけますでしょうか 3 3 4 4

No 質 問 事 項 ページ 身 体 障 害 者 福 祉 工 場 から 就 労 継 続 支 援 A 型 就 労 移 行 支 援 事 業 相 談 支 援 事 業 に10 月 1 日 付 で 移 行 済 である その 他 法 人 内 に 別 事 業 と して 旧 体 系 身 障 授 産 施 設 が1カ 所 ある 13 平 成 18 年 10 月 ~ 平 成 19 年 3 月 までの 処 理 について 年 度 途 中 の 会 計 処 理 の 取 り 扱 い 変 更 は 困 難 であり 会 計 単 位 又 は 経 理 区 分 について 4 は 従 前 の 例 によることとするとなっているが 上 記 新 体 系 移 行 の 場 合 の 具 体 的 な 各 事 業 の 収 支 計 算 書 は どのように 作 成 すればよい か 法 人 内 で 就 労 継 続 支 援 就 労 移 行 支 援 生 活 介 護 の3つの 事 業 に 移 行 した 場 合 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 14 のいずれが 適 用 されるのか 4 15 法 人 内 で 生 活 介 護 ( 生 産 活 動 あり)のみが 移 行 し 授 産 施 設 が 旧 法 施 設 支 援 で 残 る 場 合 どの 会 計 基 準 が 適 用 されるのか 4 16 生 活 介 護 において 生 産 活 動 を 行 う 場 合 において 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 を 適 用 しない 場 合 の 留 意 点 は 5 就 労 移 行 就 労 継 続 生 活 介 護 へ 移 行 した 場 合 就 労 移 行 就 労 継 続 は 就 労 支 援 事 業 会 計 生 活 介 護 は 社 会 福 祉 法 人 会 計 就 労 支 援 17事 業 会 計 いずれでも 選 択 できるとお 聞 きしましたが 移 行 継 続 で 同 一 会 計 ではなく それぞれに 分 けなければならないのでしょう か?その 場 合 の 按 分 率 は 人 数 按 分 等 事 業 所 で 決 めて 良 いか ( 諸 費 用 工 賃 ( 同 一 作 業 をすることになると 考 えられるので)) 多 機 能 型 でB 型 と 生 活 介 護 を 行 う 場 合 生 活 介 護 は 柔 軟 な 対 応 が 可 能 となっているが 生 産 活 動 を 行 っている 場 合 の 具 体 的 な 対 応 (こ 18 れまでの 授 産 施 設 会 計 で 良 いのか?) 従 来 の 更 生 施 設 等 においても また 新 事 業 においての 生 活 介 護 事 業 等 においても 作 業 等 の 中 で 小 額 ながら 発 生 し 利 用 者 に 返 還 し 19 てきたと 思 いますが このような 小 規 模 の 事 業 においては 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 によらなくて 良 いと 解 釈 してよろしいでしょうか 現 在 身 体 障 害 者 通 所 授 産 施 設 ですが できれば4 月 より 生 活 介 護 として 運 営 を 希 望 しいている 生 活 介 護 でも 生 産 活 動 をする 場 合 20 就 労 支 援 事 業 会 計 基 準 を 取 ることができるとされているが 就 労 支 援 事 業 会 計 基 準 を 取 らず 今 までの 授 産 会 計 基 準 を 使 って 良 いか 工 賃 支 払 を 行 っている 生 活 介 護 事 業 と 通 所 授 産 は 平 成 19 年 より 就 労 支 援 事 業 会 計 に 移 行 するのか?その 際 経 理 区 分 を 設 けて 処 理 21 するということで 良 いのか 5 5 5 6 6 会 計 単 位 経 理 区 分 事 業 区 分 No 質 問 事 項 ページ 22 当 施 設 では 移 行 する 際 多 機 能 型 事 業 所 に 移 行 しようと 思 っています その 際 の 会 計 単 位 及 び 経 理 区 分 は 具 体 的 にどうなりますか 6 23 会 計 区 分 として 就 労 支 援 事 業 は 以 前 の 授 産 会 計 のように1つの 会 計 区 分 になるのか 6 本 部 経 理 区 分 の 設 定 は 実 態 に 基 づき 法 人 の 任 意 で 決 めて 差 し 支 えないとのことだが 現 在 一 般 会 計 と 授 産 会 計 にそれぞれ 本 部 経 24 理 区 分 を 設 定 している 就 労 支 援 事 業 を 行 う 場 合 は 優 先 的 に 本 部 経 理 区 分 を 置 いたほうがよいか 現 在 法 人 内 で 知 的 更 生 施 設 と 知 的 授 産 施 設 を 計 4ヵ 所 経 営 しているが 今 後 1 生 産 活 動 のない 生 活 介 護 2 自 立 訓 練 3 就 労 移 行 支 援 4 就 労 継 続 支 援 (A 型 ) 5 就 労 継 続 支 援 (B 型 ) 6 地 域 活 動 支 援 センター に 移 行 する 予 定 である この 場 合 の 会 計 基 準 25 および 会 計 単 位 はどのように 設 定 すべきか また 本 部 会 計 はどこに 設 定 すべきか 経 過 措 置 により 新 たな 事 業 体 系 に 移 行 しない 法 人 や 施 設 の 場 合 で 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 を 適 用 した 場 合 まだ 新 体 系 事 業 に 移 行 26 していないので 事 業 区 分 を 事 業 事 業 と 区 分 できないのではないか 6 7 7

No 質 問 事 項 ページ 現 在 旧 法 における 知 的 障 害 者 更 生 施 設 知 的 障 害 者 授 産 施 設 を 合 計 4ヵ 所 経 営 しております 平 成 19 年 度 以 降 段 階 的 に 新 体 系 へ 移 行 し 最 終 的 には1 生 産 活 動 のない 生 活 保 護 2 自 立 訓 練 3 就 労 移 行 支 援 4 就 労 継 続 支 援 A 型 5 就 労 継 続 支 援 B 型 6 地 域 活 動 支 援 センター 27 7 を 選 択 する 予 定 です(4 拠 点 とも 多 機 能 型 へ 移 行 予 定 ) この 場 合 会 計 単 位 はどのように 設 定 すべきでしょうか?また 複 数 の 会 計 単 位 が 必 要 となる 場 合 経 理 区 分 としての 法 人 本 部 はどの 会 計 単 位 に 属 すべきなのでしょうか 併 設 の 経 過 的 デイサービス30 名 と 単 独 型 のデイサービス15 名 及 び 知 的 障 害 者 通 所 授 産 施 設 35 名 の 施 設 を 平 成 19 年 4 月 から 生 活 介 護 20 28名 就 労 移 行 支 援 35 名 就 労 継 続 支 援 B 型 25 名 の 多 機 能 型 に 移 行 した 時 に 日 中 一 時 支 援 事 業 を 実 施 した 場 合 の 収 支 受 け 先 は どの 経 理 区 分 で 処 理 することになるのでしょうか? 7 計 算 書 類 勘 定 科 目 No 質 問 事 項 ページ 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 および 授 産 会 計 基 準 では 中 区 分 以 下 の 勘 定 科 目 の 追 加 が 法 人 の 判 断 で 認 められていたが 就 労 支 援 事 業 会 計 処 29 理 基 準 ではどうか 30 ほとんどの 施 設 が 会 計 ソフトを 導 入 しているが ソフト 会 社 との 連 携 を 取 り スムーズに 移 行 できるように 体 制 を 整 えているのか 8 31 新 たな 会 計 基 準 を 適 用 することにより 計 算 書 等 の 書 類 は 何 があるのか 任 意 のものも 含 めて 教 えて 頂 きたい 8 32 貸 借 対 照 表 内 訳 表 は できる 規 定 なので 作 成 しなくてもよいか 8 33 平 成 18 年 度 に 新 規 で 新 体 系 事 業 を 立 ち 上 げた 製 造 原 価 明 細 表 等 について 19 年 3 月 に 作 成 する 必 要 はあるか 8 34 内 訳 表 や 明 細 表 は 毎 月 作 成 しなければならないのか 8 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 に 移 行 した 場 合 他 の 社 会 福 祉 事 業 に 係 る 会 計 単 位 の 資 金 収 支 決 算 内 訳 表 や 事 業 活 動 収 支 内 訳 表 等 と 合 算 35 できるか 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 に 移 行 した 場 合 でも 他 の 社 会 福 祉 事 業 に 係 る 会 計 単 位 ( 入 所 更 生 施 設 ) 等 の 資 金 収 支 決 算 内 訳 表 や 事 業 36 活 動 収 支 内 訳 表 等 とは 合 算 してはいけないのでしょうか 現 在 クリーニング 縫 工 ダイレクトメール 折 り 込 み 事 業 を 行 っています 下 請 けによるサービス 業 や 零 細 な 製 造 と 販 売 を 同 じ 人 が 行 っており 作 業 時 間 も 両 者 に 明 確 な 線 引 きがありません 就 労 支 援 事 業 製 造 原 価 明 細 表 と 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 明 細 表 を 37 どのように 区 分 したら 良 いか 皆 目 分 からないでおります 合 理 的 な 基 準 によって 正 確 に 測 定 する 方 法 が 分 かりません 実 務 においては 具 体 的 にどのようにしたら 良 いのでしょうか 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 留 意 事 項 等 の 説 明 の 中 のP23の 件 で 自 立 支 援 給 付 に 専 用 の 勘 定 科 目 を 設 けて とありますが 地 38 域 生 活 支 援 事 業 ( 福 祉 ホーム 日 中 一 時 支 援 等 )の 勘 定 科 目 はどうすれば 良 いでしょうか 7 9 9 9 9 積 立 金 繰 越 金 剰 余 金 No 質 問 事 項 ページ 障 害 者 自 立 支 援 法 の 施 行 に 伴 う 移 行 時 特 別 積 立 金 等 の 取 扱 いについて の 第 2の4 その 他 の 事 項 (1)のイ にある 当 該 指 定 障 害 者 39支 援 施 設 等 の 健 全 な 運 営 に 必 要 な 額 以 上 の 収 支 差 額 が 生 じないよう には 何 を 意 味 するのか 次 期 会 計 への 繰 越 金 が 可 能 の 意 か そう だとすると どの 位 の 金 額 が 妥 当 な 範 囲 か 9

No 質 問 事 項 ページ 40 原 則 発 生 しないとされる 就 労 支 援 会 計 上 の 余 剰 金 は どういった 場 合 に 発 生 するのか 10 41 工 賃 変 動 積 立 金 はその 限 度 額 内 で 何 度 でも 積 み 立 ては 可 能 か 10 42 工 賃 と 設 備 整 備 の 積 立 金 について 教 えて 頂 きたい どの 時 点 でどのようにして 積 み 立 てるのか 口 座 を 別 に 作 る 必 要 があるのか 積 み 立 てや 取 り 崩 しに 理 事 会 等 の 承 認 などが 必 要 か 10 43 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 に 規 定 されている 積 立 金 を 他 の 目 的 に 繰 替 使 用 した 場 合 決 算 上 特 別 な 処 理 が 必 要 となる のか 44 工 賃 変 動 積 立 金 について 積 立 額 は 過 去 3 年 間 の 平 均 工 賃 の10% 以 内 とのことだが 過 去 3 年 間 とはどの 年 度 からを 指 すのか 10 45 工 賃 変 動 積 立 金 及 び 設 備 等 整 備 積 立 金 の 積 み 立 てにあたって 留 意 するべきことは 何 かあるか 11 46 工 賃 変 動 積 立 金 設 備 等 整 備 積 立 金 が 上 限 額 を 上 回 っている 場 合 はどの 様 に 処 理 したらよいか また 積 立 金 はその2つしか 認 められないのか 47 設 備 等 整 備 積 立 金 の 各 年 度 における 積 立 額 は10% 以 内 となっているが 就 労 支 援 事 業 収 入 の10% 以 内 なのか それとも 福 祉 事 業 活 動 収 入 も 含 めた 全 体 収 入 の10% 以 内 なのか 設 備 等 整 備 積 立 金 について 各 事 業 年 度 における 積 立 限 度 額 は 就 労 支 援 事 業 収 入 の10% 以 内 と 謳 っているが 資 金 収 支 決 算 表 の 就 労 48 支 援 事 業 活 動 による 収 入 の 範 囲 か 福 祉 事 業 活 動 など 全 て 合 算 の 収 入 か 49 積 立 金 は 事 業 ごとに 計 算 するとされているが その 事 業 とは 何 か 11 50 設 備 等 整 備 積 立 金 で 言 う 就 労 支 援 事 業 資 産 には 就 労 支 援 事 業 で 使 用 する 建 物 を 含 めてよいか 12 51 設 備 等 整 備 積 立 金 の 対 象 としての 就 労 支 援 事 業 資 産 とは どのような 設 備 ( 固 定 資 産 )が 対 象 となるのか 12 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 4. 積 立 金 の 積 み 立 てについて で 規 定 されている 工 賃 賃 金 について 詳 しく 説 明 52 して 欲 しい 53 工 賃 変 動 積 立 金 の 各 年 度 の 積 立 上 限 額 及 び 積 立 限 度 額 にいう 平 均 工 賃 は どの 様 に 算 出 すればよいのか 12 ある 年 度 において 工 賃 変 動 積 立 金 を 取 り 崩 して 工 賃 を 補 填 して 利 用 者 に 支 給 した 場 合 次 年 度 からは 当 該 年 度 の 工 賃 も 含 めて 過 去 543 年 間 の 平 均 工 賃 を 算 出 することになるが その 際 の 当 該 年 度 の 平 均 工 賃 は 工 賃 変 動 積 立 金 により 補 填 した 後 の 工 賃 とするのか そ れとも 補 填 前 の 工 賃 とするのか 55 工 賃 変 動 積 立 金 は いつの 時 点 で 取 崩 し どのように 工 賃 として 組 入 れ 支 払 いするのか 13 具 体 的 な 会 計 処 理 等 No 質 問 事 項 ページ 障 害 者 自 立 支 援 法 施 行 規 則 ( 厚 生 労 働 省 令 ) 第 二 十 五 項 に 就 労 移 行 支 援 又 は 就 労 継 続 支 援 の 特 定 費 用 として 生 産 活 動 に 係 る 材 56料 費 が 示 されています この 規 定 は 売 上 から 経 費 を 差 し 引 いた 額 を 工 賃 として 支 給 する 考 えと 矛 盾 していると 思 われますが どう 解 釈 したらよろしいでしょうか 10 11 11 11 12 13 13

No 質 問 事 項 ページ 就 労 支 援 事 業 における 経 理 区 分 や 事 業 区 分 ごとの 共 通 経 費 ( 事 業 経 費 )の 按 分 は どのように 行 えば 良 いのか 事 業 所 で 決 めてもい 57 いのか 平 成 19 年 4 月 より 多 機 能 型 で 就 労 移 行 支 援 事 業 (10 名 ) 就 労 継 続 支 援 B 型 (45 名 )への 移 行 を 予 定 現 在 作 業 として 自 動 車 部 品 の 組 立 を 委 託 作 業 として 行 っている 新 体 系 への 移 行 に 伴 って 新 たな 授 産 科 目 の 導 入 は 出 来 ないので 現 在 の 組 立 作 業 の 一 部 を 就 労 移 58 行 支 援 事 業 の 作 業 として 考 えている 会 計 処 理 においては 各 就 労 支 援 事 業 毎 に 処 理 するようになっているが 加 工 収 入 及 び 支 出 ( 必 要 経 費 工 賃 等 )を 按 分 処 理 によって 行 っても 良 いか 授 産 会 計 基 準 には 論 理 矛 盾 がありましたが 資 金 収 支 差 額 を 原 資 に 工 賃 支 給 してきました 就 労 支 援 事 業 会 計 では 明 確 に 事 業 活 動 59 収 支 差 額 が 源 資 となるため 工 賃 支 給 額 を 下 げざるを 得 ないのではないでしょうか 60 就 労 移 行 支 援 事 業 と 就 労 継 続 支 援 事 業 における 工 賃 の 取 扱 いの 違 いはあるのか どこまでが 工 賃 として 支 払 うべきものとして 取 扱 われるのか 61 生 活 介 護 事 業 で 工 賃 を 支 給 する 場 合 の 基 準 は 14 就 労 支 援 事 業 別 事 業 活 動 収 支 内 訳 表 の 作 成 における 就 労 支 援 事 業 指 導 員 の 扱 いについて 就 労 支 援 事 業 で 雇 用 する 職 員 以 外 ( 社 会 福 62祉 活 動 の 収 入 範 囲 の 職 員 /= 配 置 基 準 )も 原 価 計 算 にカウントするのか カウントする 場 合 1 日 の 内 その 作 業 時 間 のみで 良 いのか 例 えば 研 修 出 張 の 扱 い 就 労 支 援 事 業 活 動 の 部 の 支 出 の 中 に 職 業 指 導 員 の 人 件 費 等 も 含 めなければならないのか 原 価 計 算 の 中 にカウントしなければなら 63 ないのか 身 体 障 害 者 福 祉 工 場 から 就 労 継 続 支 援 A 型 就 労 移 行 支 援 事 業 相 談 支 援 事 業 に10 月 1 日 付 で 移 行 済 である その 他 法 人 内 に 別 事 業 と して 旧 体 系 身 障 授 産 施 設 が1カ 所 ある 64 職 員 人 件 費 計 上 の 方 法 に 一 定 のルールはあるのか 15 例 えば サービス 責 任 管 理 者 職 業 指 導 員 就 労 支 援 員 等 職 種 により 支 出 科 目 に 違 いはあるのか 就 労 支 援 事 業 活 動 による 支 出 にな るか 又 は 福 祉 事 業 活 動 による 支 出 か 65 職 員 人 件 費 の 就 労 支 援 事 業 活 動 福 祉 事 業 活 動 の 計 上 の 方 法 に 一 定 のルールはあるのか 例 えば 職 業 指 導 員 就 労 支 援 員 など 15 就 労 支 援 事 業 の 部 の 勘 定 科 目 の 福 利 厚 生 費 は 指 定 基 準 を 超 えて 就 労 支 援 事 業 において 雇 用 している 職 員 の 健 康 診 断 等 に 充 てるとの 66 ことだが 利 用 者 に 係 る 健 康 診 断 等 は 訓 練 等 給 付 により 賄 うということでよいか 授 産 活 動 に 減 価 償 却 費 は 発 生 するのでしょうか? 私 の 施 設 では クリーニング 業 を 行 っております 大 型 洗 濯 機 乾 燥 機 など 固 定 資 67 産 は 福 祉 活 動 に 計 上 しておいて 補 助 金 でも 対 応 しています 按 分 計 算 なども 必 要 でしょうか 就 労 支 援 事 業 活 動 に 減 価 償 却 費 は 発 生 するのか クリーニング 業 を 行 っているが 現 状 では 大 型 洗 濯 機 乾 燥 機 などは 福 祉 活 動 に 計 68 上 していて 国 庫 補 助 金 で 対 応 している 按 分 計 算 が 必 要 か 69 新 たな 事 業 体 系 への 移 行 にあたって 会 計 規 定 の 変 更 以 外 に 必 要 となるものはあるか 16 70 グループホームの 世 話 人 を 兼 務 する 予 定 の 職 員 がいます 資 金 のやり 取 りは 会 計 単 位 間 繰 入 金 収 入 支 出 でよろしいですか 16 71 固 定 資 産 の 購 入 はどのように 行 ったらよいのですか 16 72 自 立 訓 練 ( 機 能 訓 練 生 活 訓 練 )で 収 益 を 得 た 場 合 その 収 益 はどのように 処 理 したらいいのか 16 13 14 14 14 14 14 15 15 16

就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 に 関 するQ&A - これまでに 実 施 した 各 団 体 の 研 修 会 での 質 問 事 項 とその 回 答 - 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 重 要 性 必 要 性 No 質 問 事 項 回 答 新 たな 会 計 処 理 基 準 では 多 機 能 事 業 所 等 においては 各 就 労 支 援 事 業 ごとに 事 業 区 分 を 設 けることが 要 請 されているが 事 務 処 理 が 煩 雑 になり 現 実 的 に 対 応 できない 事 業 所 もあるのではないか 多 くの 労 力 を 費 やすことに 意 義 があるのか 社 会 福 祉 法 人 は 改 めて 申 しあげるまでもなく 極 めて 公 益 性 の 高 い 法 人 でありまして その 運 営 の 適 正 性 と 幅 広 い 情 報 開 示 への 要 請 は 当 然 のごとく 高 いところであり これらの 要 請 に 的 確 に 応 えるとと もに 法 人 の 適 正 な 運 営 を 確 保 するためにも 一 定 の 会 計 基 準 にし たがって 統 一 的 に 公 正 妥 当 な 会 計 処 理 が 行 われることが 必 要 とされ ているところです また 社 会 福 祉 事 業 の 安 定 的 かつ 円 滑 な 継 続 就 労 支 援 の 生 産 活 動 の 拡 大 等 といった 経 営 管 理 の 面 から 見 ても 事 業 毎 の 収 益 費 用 の 把 握 とその 分 析 それに 基 づく 経 営 判 断 等 が 必 要 不 可 欠 であること は 言 うまでもなく このような 点 からも 事 業 毎 にキチンとした 会 計 処 理 をしていただく 必 要 があるところです 1 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 は このような 要 請 や 必 要 性 に 応 えられる 会 計 処 理 の 基 準 として 策 定 されたものですので これ に 則 った 会 計 処 理 を 行 うことは 極 めて 重 要 なことでして これによ って 各 事 業 における 無 駄 なコストの 削 減 法 人 としての 高 コスト 構 造 の 是 正 各 事 業 の 安 定 的 な 運 営 事 業 収 益 の 増 大 による 賃 金 工 賃 の 増 加 等 が 可 能 になるところです 7 ページ 社 会 福 祉 法 人 は その 安 定 的 な 運 営 を 行 うため 従 来 の 施 設 管 理 中 心 から 法 人 経 営 への 転 換 が 必 要 であるとされているところ ですが 一 般 的 に 法 人 経 営 については 適 切 な 会 計 処 理 により 事 業 毎 の 収 益 費 用 を 適 切 に 把 握 しなければ 中 小 企 業 といえども 安 定 的 な 法 人 運 営 は 不 可 能 であるとされています その 上 生 産 活 動 を 行 う 場 合 については 適 切 な 会 計 処 理 に 基 づい て 生 産 管 理 を 行 っていかなければ 本 当 の 意 味 で 円 滑 な 事 業 運 営 事 業 の 拡 大 事 業 収 益 の 増 大 はできないとされているところです したがいまして 事 業 区 分 を 設 けて 会 計 処 理 を 行 うことは 多 大 な 労 力 を 費 やす 意 義 があるのか という 考 えはむしろ 誤 りで 当 然 に 必 要 があることだ という 考 え 方 をしていただくことが 必 要 で あると 考 えております

2 3 新 基 準 では 適 正 な 利 用 者 工 賃 の 算 定 のため セグメント 別 の 情 報 開 示 ( 新 たにC/Rと 販 管 費 の 明 細 を 作 成 )を 要 求 しているが 就 労 移 行 支 援 事 業 やB 型 のような 不 安 定 な 就 労 形 態 で 生 産 ラインが 確 立 する と 考 えているのか? 現 実 的 にそのような 名 目 的 な 要 請 を 実 現 できる 施 設 があると 考 えているのか 仮 に 現 実 に 即 した 会 計 処 理 を 行 う 場 合 具 体 的 にどのように 会 計 処 理 を 行 うのか 例 えば 就 労 移 行 支 援 事 業 やB 型 に 属 すると 考 えられる 収 益 と 費 用 を 抜 き 出 してC/R 及 びP/Lを 作 成 した 場 合 そこに 強 い 恣 意 性 が 介 入 す る 恐 れはないか 新 基 準 が 示 す 共 通 経 費 の 按 分 基 準 も 含 め 経 済 的 実 態 とかけ 離 れた 数 理 的 な 情 報 開 示 に 多 くの 労 力 を 費 やすことに 本 当 に 意 義 があるの か 今 回 の 就 労 支 援 等 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 では 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 に 定 めない 事 項 については 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められ る 会 計 の 基 準 に 従 うものとするとあるが 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められ る 会 計 の 基 準 とは 何 を 指 すのか 8 ページ 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 必 要 性 重 要 性 につきまし ては 上 記 1 の 回 答 のとおりです この 基 準 は 就 労 支 援 事 業 という 生 産 活 動 を 安 定 的 かつ 円 滑 に 運 営 していくためには どの 段 階 でコストを 把 握 するべきか 恣 意 性 を 排 除 しつつ 経 費 の 按 分 を 行 うにはどの 様 な 方 法 が 適 切 かということ について 社 会 福 祉 法 人 の 会 計 処 理 について 知 見 をお 持 ちの 方 々の お 力 を 拝 借 しながら 十 分 な 検 討 を 行 って 策 定 したものでして これ により 種 々の 社 会 的 要 請 に 応 えるとともに 利 用 者 等 への 適 切 な 情 報 開 示 と 法 人 経 営 に 資 するための 適 切 なコスト 把 握 を 行 おうとし ているものです 生 産 ラインが 確 立 するか 現 実 的 に 実 現 可 能 か 経 済 的 実 態 とかけ 離 れている 数 理 的 な 情 報 といった 考 え 方 は 会 計 処 理 に 対 する 認 識 の 誤 りとも 言 うべきものでして 法 人 の 財 務 会 計 を 経 営 実 態 や 社 会 経 済 情 勢 に 照 らしてより 正 確 に より 確 実 に 把 握 する ための 手 法 が 会 計 基 準 の 本 来 の 姿 ですので 一 定 の 会 計 基 準 に 沿 っ た 会 計 処 理 を 行 うことは 当 然 である とのお 考 えをお 持 ち 頂 かなけ ればなりません また 社 会 福 祉 法 人 は 極 めて 公 益 性 の 高 い 法 人 ですので 適 切 な 情 報 開 示 を 行 うことは 労 力 を 費 やすことに 意 義 があるのか と いうことではなく 至 極 当 然 のこととお 考 え 下 さい 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められる 会 計 の 基 準 とは 一 般 的 な 定 義 を 申 しあげれば 各 種 の 法 人 の 会 計 実 務 の 中 から 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められたところを 要 約 したものであって 必 ずしも 法 令 によって 強 制 されないでも 各 法 人 がその 会 計 を 処 理 するに 当 たって 従 わなければ ならない 基 準 のことで 具 体 的 には 以 下 のとおりです 民 間 企 業 の 場 合 は 企 業 会 計 原 則 社 会 福 祉 法 人 の 場 合 は 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 公 益 法 人 の 場 合 は 公 益 法 人 会 計 基 準 NPO 法 人 の 場 合 は 特 定 非 営 利 法 人 会 計 基 準 介 護 保 険 の 場 合 は 指 定 介 護 老 人 福 祉 施 設 等 会 計 処 理 等 取 扱 指 導 指 針 なお 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 公 益 法 人 会 計 基 準 特 定 非 営 利 法 人 会 計 基 準 指 定 介 護 老 人 福 祉 施 設 等 会 計 処 理 等 取 扱 指 導 指 針 に 定 めの ない 事 項 は 企 業 会 計 原 則 の 定 めによって 経 理 することとなります

就 労 支 援 事 業 の 会 計 処 理 基 準 の 適 用 適 用 時 期 No 質 問 事 項 回 答 4 5 6 7 8 9 平 成 19 年 度 には 事 業 体 系 を 移 行 しないのですが 会 計 処 理 のみ 適 用 して 何 か 不 都 合 はないでしょうか. 生 活 保 護 法 による 授 産 施 設 について その 一 部 を 就 労 継 続 支 援 B 型 の 基 準 該 当 障 害 福 祉 サービスとした 場 合 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 によって 経 理 する 必 要 があるのか 小 規 模 授 産 施 設 から 新 事 業 体 系 へ 移 行 し 就 労 支 援 事 業 を 行 う 場 合 には 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 適 用 はどうなるのか 利 用 者 が 小 規 模 に 作 業 を 行 っている 更 生 施 設 等 が 就 労 支 援 事 業 へ 移 行 した 場 合 の 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 適 用 は どのよう にすれば 良 いか 無 認 可 の 小 規 模 作 業 所 は 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 を 採 用 しても 良 いのか 就 労 支 援 事 業 とともに 日 中 一 時 支 援 事 業 を 実 施 している 場 合 は どの 会 計 基 準 が 適 用 されるのか 現 在 は 障 害 のない 生 活 保 護 者 の 措 置 はありませんが 今 後 このよ うな 方 が 通 所 された 場 合 は 会 計 処 理 は 別 個 とするのか? 現 在 職 員 給 10 料 等 を 区 別 ( 区 分 け)することは 難 しい 特 例 ( 訓 練 等 給 付 費 と 措 置 費 の 両 方 が 発 生 した 場 合 の 処 置 )が 必 要 ではないか 9 ページ 今 回 の 会 計 処 理 基 準 では 旧 法 施 設 についても 原 則 としては 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 によることとしていますので 何 ら 問 題 はなく むしろ 望 ましいことです 就 労 支 援 事 業 の 会 計 処 理 基 準 の 2 対 象 範 囲 の(1)では 障 害 者 自 立 支 援 法 に 基 づく 指 定 障 害 福 祉 サービスの 事 業 等 の 人 員 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 第 203 条 に 規 定 するいわゆる 基 準 該 当 就 労 継 続 支 援 B 型 は 今 回 策 定 した 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 対 象 とはしていないところです このため 本 基 準 に 示 すような 経 理 区 分 事 業 区 分 や 厳 密 な 原 価 管 理 等 は 必 要 としないところですが 障 害 者 自 立 支 援 法 に 基 づく 指 定 障 害 福 祉 サービスの 事 業 等 の 人 員 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 の 定 めにしたがって 事 業 所 ごとに 経 理 を 区 分 するとともに 他 の 事 業 の 会 計 と 区 分 して 経 理 する 必 要 があります 小 規 模 授 産 施 設 は 授 産 施 設 ですので 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 第 一 総 則 の 3 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 適 用 時 期 の (2) 平 成 18 年 10 月 1 日 以 降 新 たな 事 業 体 系 に 移 行 する 法 人 にしたがって 適 用 してください お 尋 ねのような 施 設 等 は 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 第 一 総 則 の 3 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 適 用 時 期 の (1) 平 成 18 年 10 月 1 日 以 降 新 たに 就 労 支 援 事 業 を 始 める 法 人 にしたがって 適 用 してください 生 産 活 動 を 実 施 している 場 合 には 厳 格 な 原 価 計 算 事 業 別 の 経 理 を 行 うこととしている 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 を 適 用 す ることが 望 ましいと 考 えており 自 主 的 に 運 用 されることですので 問 題 ないと 思 われます (ただし 基 本 的 に 採 用 するべき 会 計 基 準 との 調 整 が 必 要 となる 場 合 があります ) 日 中 一 時 支 援 事 業 は 地 域 生 活 支 援 事 業 ですので 福 祉 事 業 活 動 の 部 で 経 理 していただくことになり 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 に よって 会 計 処 理 を 行 うことになります 障 害 のない 方 の 受 け 入 れには 一 定 の 条 件 があると 思 われますが そ の 場 合 にも 経 理 を 区 分 して 会 計 処 理 していただく 必 要 があります その 場 合 人 件 費 などの 共 通 する 経 費 については 一 定 の 基 準 を 定 めて 按 分 するなどの 方 法 により 経 理 していただく 必 要 があると 思 い ます

当 法 人 は 三 都 道 府 県 に 事 業 本 部 があり 各 事 業 本 部 で 新 体 系 への 移 行 時 期 が 異 なる 予 定 である 通 所 授 産 施 設 は19 年 度 に 就 労 移 行 支 援 へ 11移 行 し 小 規 模 通 所 授 産 が 旧 法 施 設 支 援 のまま 残 ることとなる この 場 合 の 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 の 適 用 開 始 時 期 は いつか 小 規 模 授 産 施 設 の 会 計 基 準 は 現 行 の 授 産 施 設 会 計 基 準 のままでよいか 同 一 法 人 内 の 通 所 授 産 施 設 は 19 年 度 内 に 就 労 移 行 支 援 事 業 への 移 行 を 決 めているが 小 規 模 授 産 は20 年 以 降 の 自 立 支 援 法 への 移 行 を 検 討 している 段 階 である この 場 合 19 年 度 は 就 労 支 援 への 移 行 をしな 12い 現 小 規 模 授 産 も 含 めて 法 人 全 体 として 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 を 適 用 しなければならないものでしょうか 可 能 ならば 19 年 度 は 就 労 支 援 に 移 行 する 事 務 所 のみ 適 用 としたいのですが 教 えていただけ ますでしょうか 身 体 障 害 者 福 祉 工 場 から 就 労 継 続 支 援 A 型 就 労 移 行 支 援 事 業 相 談 支 援 事 業 に10 月 1 日 付 で 移 行 済 である その 他 法 人 内 に 別 事 業 とし て 旧 体 系 身 障 授 産 施 設 が1カ 所 ある 13 平 成 18 年 10 月 ~ 平 成 19 年 3 月 までの 処 理 について 年 度 途 中 の 会 計 処 理 の 取 り 扱 い 変 更 は 困 難 であり 会 計 単 位 又 は 経 理 区 分 について は 従 前 の 例 によることとするとなっているが 上 記 新 体 系 移 行 の 場 合 の 具 体 的 な 各 事 業 の 収 支 計 算 書 は どのように 作 成 すればよいか 法 人 内 で 就 労 継 続 支 援 就 労 移 行 支 援 生 活 介 護 の3つの 事 業 に 移 行 した 場 合 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 のい ずれが 適 用 されるのか 14 15 法 人 内 で 生 活 介 護 ( 生 産 活 動 あり)のみが 移 行 し 授 産 施 設 が 旧 法 施 設 支 援 で 残 る 場 合 どの 会 計 基 準 が 適 用 されるのか 10 ページ 1つの 事 業 所 又 は 事 業 であっても 就 労 支 援 事 業 として 新 たな 事 業 体 系 へ 移 行 される 場 合 には 法 人 全 体 として 旧 法 支 援 施 設 も 含 めて ( 質 問 の 場 合 には 小 規 模 授 産 施 設 についても) 就 労 支 援 事 業 につい ては 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 を 適 用 していただくことと なります 19 年 度 に 同 一 法 人 内 の 一 部 の 事 業 所 等 が 新 たな 事 業 体 系 へ 移 行 し 就 労 支 援 事 業 を 行 う 場 合 には 他 の 移 行 しない 授 産 事 業 も 含 めて 2 0 年 度 から(ただし 移 行 が4 月 1 日 の 場 合 には19 年 度 から) 法 人 全 体 として 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 によって 会 計 処 理 を 行 っていただくことになります ただし 旧 法 施 設 についても 原 則 として 今 回 の 基 準 により 会 計 処 理 することとしていますので 可 能 な 限 り19 年 度 から 法 人 全 体 と して 今 回 の 基 準 による 会 計 処 理 をお 願 いしたいところです 18 年 10 月 1 日 に 新 たな 事 業 体 系 へ 移 行 されている 場 合 であって も 18 年 度 中 の 会 計 処 理 は 全 て 従 前 の 通 りの 会 計 処 理 を 行 ってい ただくこととなります 就 労 継 続 支 援 と 就 労 移 行 支 援 については その 就 労 支 援 事 業 活 動 に 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 を 適 用 することになります 生 活 介 護 については 生 産 活 動 を 行 っていれば その 部 分 は 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 適 用 をすることができ そうでな い 場 合 には 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 によることとなりますが そ の 時 は 生 活 介 護 を 一 般 会 計 就 労 継 続 支 援 と 就 労 移 行 支 援 を 特 別 会 計 として 会 計 単 位 を 分 ける 必 要 があります 旧 法 施 設 支 援 としての 授 産 施 設 は 原 則 として 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 によることとしており 生 活 介 護 の 生 産 活 動 におい ても 工 賃 の 支 払 いがあることから 法 人 全 体 として 今 回 の 基 準 の 適 用 が 望 ましいところですが 生 活 介 護 は 適 用 を 選 択 制 としていますの で 生 活 介 護 は 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 旧 法 施 設 支 援 の 授 産 施 設 も 本 基 準 により 難 い 場 合 は 授 産 施 設 会 計 基 準 を 適 用 することと しても 差 し 支 えないところです

16 生 活 介 護 において 生 産 活 動 を 行 う 場 合 において 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 を 適 用 しない 場 合 の 留 意 点 は 就 労 移 行 就 労 継 続 生 活 介 護 へ 移 行 した 場 合 就 労 移 行 就 労 継 続 は 就 労 支 援 事 業 会 計 生 活 介 護 は 社 会 福 祉 法 人 会 計 就 労 支 援 事 業 会 計 いずれでも 選 択 できるとお 聞 きしましたが 移 行 継 続 で 同 一 会 計 ではなく それぞれに 分 けなければならないのでしょうか?その 場 合 の 按 分 率 は 人 数 按 分 等 事 業 所 で 決 めて 良 いか ( 諸 費 用 工 賃 17 ( 同 一 作 業 をすることになると 考 えられるので)) 生 産 活 動 を 行 う 生 活 介 護 については 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 を 適 用 されない 場 合 であっても 指 定 基 準 により 生 産 活 動 に 係 る 事 業 の 収 入 から 事 業 に 必 要 な 経 費 を 控 除 した 額 を 工 賃 として 支 払 う 事 業 所 ごとに 経 理 を 区 分 し 他 の 事 業 の 会 計 と 区 分 する とされていますので 自 立 支 援 給 付 費 収 入 によって 賄 うべき 経 費 と 生 産 活 動 の 収 入 によって 賄 うべき 経 費 を 適 切 に 区 分 して 収 入 と 経 費 を 経 理 したものを 作 成 し これを 基 に 工 賃 を 適 正 に 支 払 う 必 要 があり ま た 他 の 事 業 を 実 施 している 場 合 にはこれと 経 理 を 区 分 することが 必 要 となります 就 労 移 行 支 援 就 労 継 続 支 援 A 型 B 型 といった 就 労 支 援 事 業 に 移 行 した 場 合 は 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 を 適 用 してい ただくこととなります この 場 合 に 就 労 移 行 支 援 就 労 継 続 支 援 A 型 B 型 を 多 機 能 型 と して 実 施 する 場 合 には 同 一 の 会 計 単 位 として 会 計 処 理 を 行 ってく ださい ただし 生 活 介 護 は 生 産 活 動 を 行 う 場 合 には 本 基 準 を 採 用 するこ とができるとしていますので 適 用 しない 場 合 には 会 計 単 位 を 分 け ていただきます 事 業 経 費 の 按 分 の 基 準 については 各 事 業 所 等 が 任 意 に 決 めること が 出 来 ますが その 基 準 には 合 理 性 が 必 要 であり また 一 度 採 用 したら みだりに 変 更 することはできません 生 活 介 護 の 生 産 活 動 についても 本 来 であれば 就 労 支 援 の 事 業 の 多 機 能 型 でB 型 と 生 活 介 護 を 行 う 場 合 生 活 介 護 は 柔 軟 な 対 応 が 会 計 処 理 の 基 準 を 適 用 し 原 価 計 算 等 をお 願 いしたいところですが 可 能 となっているが 生 産 活 動 を 行 っている 場 合 の 具 体 的 な 対 応 (これ 適 用 は 選 択 制 としており 事 業 規 模 等 から 判 断 して 本 基 準 を 適 用 しな までの 授 産 施 設 会 計 で 良 いのか?) い 場 合 には 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 によって 会 計 経 理 していただ 18 くこととなります ただし その 場 合 であっても 正 確 な 工 賃 の 計 算 等 は 必 要 ですので 自 主 的 な 運 用 として 本 基 準 の 製 造 原 価 明 細 表 等 をを 活 用 することは 差 し 支 えないところです 従 来 の 更 生 施 設 等 においても また 新 事 業 においての 生 活 介 護 事 業 等 においても 作 業 等 の 中 で 小 額 ながら 発 生 し 利 用 者 に 返 還 してき 19 たと 思 いますが このような 小 規 模 の 事 業 においては 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 によらなくて 良 いと 解 釈 してよろしいでしょうか 生 活 介 護 の 生 産 活 動 については 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 適 用 を 選 択 制 としておりますので その 事 業 規 模 等 から 原 価 計 算 等 を 行 うまでの 必 要 はないと 判 断 される 場 合 には 本 基 準 を 適 用 しなくても 良 いことになります 11 ページ

20 21 現 在 身 体 障 害 者 通 所 授 産 施 設 ですが できれば4 月 より 生 活 介 護 として 運 営 を 希 望 している 生 活 介 護 でも 生 産 活 動 をする 場 合 就 労 支 援 事 業 会 計 基 準 を 取 ることができるとされているが 就 労 支 援 事 業 会 計 基 準 を 取 らず 今 までの 授 産 会 計 基 準 を 使 って 良 いか 工 賃 支 払 を 行 っている 生 活 介 護 事 業 と 通 所 授 産 は 平 成 19 年 より 就 労 支 援 事 業 会 計 に 移 行 するのか?その 際 経 理 区 分 を 設 けて 処 理 する ということで 良 いのか 生 産 活 動 を 行 う 生 活 介 護 の 会 計 処 理 は 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 を 適 用 しない 場 合 には 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 によっ て 会 計 処 理 を 行 っていただくこととなります しかしながら 生 活 介 護 の 生 産 活 動 についても 指 定 基 準 により 生 産 活 動 に 係 る 事 業 の 収 入 から 事 業 に 必 要 な 経 費 を 控 除 した 額 を 工 賃 として 支 払 う こととされていますので 適 正 な 工 賃 の 支 払 のため の 自 主 的 な 運 用 として 本 基 準 の 製 造 原 価 明 細 表 等 を 活 用 することは 可 能 と 考 えます ただし ご 質 問 のように 従 来 の 授 産 施 設 から 生 産 活 動 のある 生 活 介 護 へ 移 行 されるのであれば その 事 業 の 規 模 等 にもよりますが 本 基 準 を 適 用 することを 前 提 として 会 計 処 理 をお 考 えいただくべきでは ないかと 考 えます 経 過 措 置 である 旧 法 施 設 については 新 たな 事 業 体 系 へ 移 行 した 日 の 属 する 年 度 の 翌 年 度 から(ただし 移 行 した 日 が4 月 1 日 の 場 合 に は 移 行 した 年 度 から) 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 を 適 用 することとしていますが 移 行 しない 場 合 であっても 原 則 として は 本 基 準 によって 会 計 処 理 することとしており これにより 難 い 場 合 にはこれまで 採 用 していた 会 計 基 準 によることも 可 能 としているとこ ろです したがいまして 移 行 の 有 無 に 拘 わらず 生 活 介 護 も 通 所 授 産 も 本 基 準 の 適 用 をお 願 いしたいところですが 生 活 介 護 については 本 基 準 の 適 用 を 選 択 制 としていますので 生 産 活 動 の 規 模 等 から 本 基 準 の 適 用 の 適 否 をご 判 断 下 さい また 移 行 後 本 基 準 を 適 用 する 場 合 には 事 業 所 等 毎 に 経 理 区 分 を 設 け 事 業 毎 に 事 業 区 分 を 設 けて 会 計 処 理 を 行 ってください 会 計 単 位 経 理 区 分 事 業 区 分 No 質 問 事 項 回 答 当 施 設 では 移 行 する 際 多 機 能 型 事 業 所 に 移 行 しようと 思 っていま 22 す その 際 の 会 計 単 位 及 び 経 理 区 分 は 具 体 的 にどうなりますか 会 計 区 分 として 就 労 支 援 事 業 は 以 前 の 授 産 会 計 のように1つの 会 23 計 区 分 になるのか 本 部 経 理 区 分 の 設 定 は 実 態 に 基 づき 法 人 の 任 意 で 決 めて 差 し 支 え ないとのことだが 現 在 一 般 会 計 と 授 産 会 計 にそれぞれ 本 部 経 理 区 24 分 を 設 定 している 就 労 支 援 事 業 を 行 う 場 合 は 優 先 的 に 本 部 経 理 区 分 を 置 いたほうがよいか 12 ページ 就 労 支 援 事 業 を1つの 会 計 単 位 として それぞれの 会 計 単 位 の 中 で 各 事 業 所 を 経 理 区 分 とし 事 業 所 に 複 数 の 事 業 がある 場 合 にはそ れを 事 業 区 分 として 経 理 していただくことになります 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 では 就 労 支 援 事 業 は 多 機 能 型 であっても1つの 会 計 単 位 としています 本 部 経 理 区 分 の 設 定 は 法 人 の 実 情 に 合 わせて 行 っていただければ 良 いのですが 2つの 会 計 区 分 の 両 方 に 本 部 経 理 区 分 を 設 けることは むしろ 実 態 に 合 わないことであり 一 般 会 計 の 方 に 設 置 すれば 良 いの ではないかと 考 えます

3と4と5は 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 現 在 法 人 内 で 知 的 更 生 施 設 と 知 的 授 産 施 設 を 計 4ヵ 所 経 営 してい 1と2と6は 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 るが 今 後 1 生 産 活 動 のない 生 活 介 護 2 自 立 訓 練 3 就 労 移 行 支 が 適 用 されることとなりますが その 場 合 援 4 就 労 継 続 支 援 (A 型 ) 5 就 労 継 続 支 援 (B 型 ) 6 地 域 活 動 1と2と6を 一 般 会 計 支 援 センター に 移 行 する 予 定 である この 場 合 の 会 計 基 準 および 会 3と4と5を 特 別 会 計 25計 単 位 はどのように 設 定 すべきか として 会 計 単 位 を 区 分 していただくこととなります また 本 部 会 計 はどこに 設 定 すべきか また 本 部 経 理 区 分 の 設 定 は 実 態 に 基 づき 法 人 の 任 意 で 決 めていた だくことになりますが 貴 法 人 の 場 合 には 経 理 を 明 確 にするために も 設 定 した 方 が 良 いと 思 われ その 場 合 会 計 の 規 模 等 にもよります が 一 般 会 計 で 良 いと 思 います 経 過 措 置 により 新 たな 事 業 体 系 に 移 行 しない 法 人 や 施 設 の 場 合 で 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 を 適 用 した 場 合 まだ 新 体 系 事 業 に 移 行 して 26いないので 事 業 区 分 を 事 業 事 業 と 区 分 できないの ではないか 現 在 旧 法 における 知 的 障 害 者 更 生 施 設 知 的 障 害 者 授 産 施 設 を 合 計 4ヵ 所 経 営 しております 平 成 19 年 度 以 降 段 階 的 に 新 体 系 へ 移 行 し 最 終 的 には1 生 産 活 動 のない 生 活 保 護 2 自 立 訓 練 3 就 労 移 行 支 援 4 就 労 継 続 支 援 A 型 5 就 労 継 続 支 援 B 型 6 地 域 活 動 支 援 センターを 選 択 27 する 予 定 です(4 拠 点 とも 多 機 能 型 へ 移 行 予 定 ) この 場 合 会 計 単 位 はどのように 設 定 すべきでしょうか?また 複 数 の 会 計 単 位 が 必 要 となる 場 合 経 理 区 分 としての 法 人 本 部 はどの 会 計 単 位 に 属 すべきな のでしょうか 併 設 の 経 過 的 デイサービス30 名 と 単 独 型 のデイサービス15 名 及 び 知 的 障 害 者 通 所 授 産 施 設 35 名 の 施 設 を 平 成 19 年 4 月 から 生 活 介 護 20 名 28就 労 移 行 支 援 35 名 就 労 継 続 支 援 B 型 25 名 の 多 機 能 型 に 移 行 した 時 に 日 中 一 時 支 援 事 業 を 実 施 した 場 合 の 収 支 受 け 先 は どの 経 理 区 分 で 処 理 することになるのでしょうか? 事 業 区 分 の 中 の 事 業 事 業 は クリーニングやパン 製 造 等 の 各 事 業 のことを 指 しておりまして 従 来 の 授 産 施 設 会 計 基 準 においても 事 業 収 入 事 業 収 入 事 業 支 出 事 業 支 出 といった 勘 定 科 目 を 設 けて 会 計 処 理 すること としていましたので 本 基 準 に 示 すとおり 区 分 することは 可 能 であっ て むしろキチンと 区 分 しなければならないと 考 えます 1 2 6は 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 3 4 5は 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 となります 適 用 する 会 計 ( 処 理 ) 基 準 が 異 なる 場 合 には 会 計 単 位 を 別 にしな ければなりません また 本 部 経 理 区 分 の 設 定 は 法 人 の 実 態 等 に 基 づき 法 人 の 任 意 で 適 宜 設 定 することとなります 日 中 一 時 支 援 事 業 は 地 域 生 活 支 援 事 業 ですので 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 によって 会 計 経 理 を 行 うことになりますので 就 労 支 援 事 業 とは 別 の 会 計 単 位 として かつ 事 業 所 等 ごとに 経 理 区 分 を 設 けて 会 計 処 理 を 行 っていただくこととなります 計 算 書 類 勘 定 科 目 No 質 問 事 項 回 答 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 および 授 産 会 計 基 準 では 中 区 分 以 下 の 勘 定 科 29目 の 追 加 が 法 人 の 判 断 で 認 められていたが 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 ではどうか 13 ページ これまでと 同 様 に 社 会 福 祉 法 人 については 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 に 基 づき 中 区 分 以 下 の 勘 定 科 目 の 追 加 は 法 人 の 判 断 で 可 能 で す

30 ほとんどの 施 設 が 会 計 ソフトを 導 入 しているが ソフト 会 社 との 連 携 を 取 り スムーズに 移 行 できるように 体 制 を 整 えているのか 31 新 たな 会 計 基 準 を 適 用 することにより 計 算 書 等 の 書 類 は 何 がある のか 任 意 のものも 含 めて 教 えて 頂 きたい 会 計 ソフトにつきましては 厚 生 労 働 省 としては 一 切 関 知 出 来 ない ため お 答 えすることが 出 来 ません 社 会 福 祉 法 第 44 条 第 2 項 の 規 定 では 社 会 福 祉 法 人 は 毎 会 計 年 度 終 了 後 2ヶ 月 以 内 に 事 業 報 告 書 財 産 目 録 貸 借 対 照 表 及 び 収 支 計 算 書 を 作 成 しなければならないこととされており これを 受 けて 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 では 第 6 条 ( 計 算 書 類 )において 一 資 金 収 支 計 算 書 及 びこれに 附 属 する 資 金 収 支 内 訳 表 二 事 業 活 動 収 支 計 算 書 及 びこれに 附 属 する 事 業 活 動 収 支 内 訳 表 三 貸 借 対 照 表 四 財 産 目 録 を 作 成 することとしているところです 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 では これに 加 え 貸 借 対 照 表 の 内 訳 表 ( 作 成 は 任 意 ) 就 労 支 援 事 業 製 造 原 価 明 細 表 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 明 細 表 の 作 成 をお 願 いしているところです 32 貸 借 対 照 表 内 訳 表 は できる 規 定 なので 作 成 しなくてもよい か 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 では 貸 借 対 照 表 の 内 訳 表 を 作 成 することが 出 来 ることとしておりますので 作 成 することが 選 択 制 であり 作 成 しなくても 良 いこととなります ただし 内 訳 表 を 作 成 しない 場 合 は その 他 の 積 立 金 明 細 表 及 びそ の 他 積 立 預 金 明 細 表 を 作 成 していただくことに 留 意 してください なお 貸 借 対 照 表 の 内 訳 表 を 作 成 することができるのは 本 基 準 だけ ですので 貸 借 対 照 表 の 内 訳 表 の 作 成 によりその 他 の 積 立 金 明 細 表 及 びその 他 積 立 預 金 明 細 表 の 作 成 を 省 略 できるのは 本 基 準 によって 経 理 する 事 業 だけであることにも 留 意 する 必 要 があります 平 成 18 年 度 に 新 規 で 新 体 系 事 業 を 立 ち 上 げた 製 造 原 価 明 細 表 等 に 33 ついて 19 年 3 月 に 作 成 する 必 要 はあるか 新 規 に 就 労 支 援 事 業 を 開 始 された 法 人 は 開 始 の 日 の 属 する 年 度 か ら 本 基 準 により 会 計 処 理 することになりますので 作 成 する 必 要 があ ります 内 訳 表 や 明 細 表 は 毎 月 作 成 しなければならないのか 年 度 単 位 で 作 成 すればよいのですが 作 成 の 基 となる 帳 簿 や 伝 票 は 日 々 整 理 していただく 必 要 があります 34 ただし 正 確 な 原 価 管 理 や 在 庫 管 理 適 切 な 工 賃 計 算 のためには 月 ごとに 内 訳 表 や 明 細 表 を 作 成 する 必 要 があり 経 営 管 理 の 面 か ら 見 ましても 毎 月 作 成 していかなければ 適 切 な 経 営 判 断 が 行 え ず 意 味 をなさないものと 考 えます 14 ページ

就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 に 移 行 した 場 合 他 の 社 会 福 祉 事 業 に 係 る 会 計 単 位 の 資 金 収 支 決 算 内 訳 表 や 事 業 活 動 収 支 内 訳 表 等 と 合 算 でき 35るか 就 労 支 援 事 業 会 計 処 理 基 準 に 移 行 した 場 合 でも 他 の 社 会 福 祉 事 業 36に 係 る 会 計 単 位 ( 入 所 更 生 施 設 ) 等 の 資 金 収 支 決 算 内 訳 表 や 事 業 活 動 収 支 内 訳 表 等 とは 合 算 してはいけないのでしょうか 現 在 クリーニング 縫 工 ダイレクトメール 折 り 込 み 事 業 を 行 っ ています 下 請 けによるサービス 業 や 零 細 な 製 造 と 販 売 を 同 じ 人 が 行 っており 作 業 時 間 も 両 者 に 明 確 な 線 引 きがありません 就 労 支 37援 事 業 製 造 原 価 明 細 表 と 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 明 細 表 をどのよ うに 区 分 したら 良 いか 皆 目 分 からないでおります 合 理 的 な 基 準 に よって 正 確 に 測 定 する 方 法 が 分 かりません 実 務 においては 具 体 的 に どのようにしたら 良 いのでしょうか 会 計 単 位 を 分 ける 必 要 があるため 合 算 したものだけで 経 理 処 理 す ることはできませんが 会 計 単 位 ごとに 計 算 書 類 を 作 成 された 上 法 人 の 総 計 を 作 成 することは 可 能 と 考 えております なお 法 人 の 総 計 の 作 成 に 関 しましては 多 様 な 事 業 を 行 う 社 会 福 祉 法 人 の 財 務 状 況 を 可 視 化 して 法 人 全 体 の 経 営 状 況 を 把 握 するために 活 用 できるよう 社 会 福 祉 法 人 経 営 に 係 る 会 計 総 括 表 の 送 付 につい て( 参 考 ) (19.3.30 事 務 連 絡 )をご 参 照 下 さい 就 労 支 援 事 業 とその 他 の 事 業 では 会 計 単 位 が 異 なることとなるた め これを 合 算 することはできません 合 理 的 な 基 準 としては 作 業 時 間 管 理 などをしていない 場 合 には 例 えばクリーニング 縫 工 ダイレクトメールの 収 入 額 の 割 合 で 按 分 するなど 一 定 の 基 準 による 按 分 方 法 によることも 可 能 です ただし 一 度 採 用 した 基 準 は みだりに 変 えることは 出 来 ません この 場 合 上 記 の 例 で 言 えば 変 えられないのは 各 事 業 の 収 入 割 合 で 按 分 する ことでして 各 事 業 の 収 入 は 毎 月 毎 年 変 動 しますの で 按 分 計 算 の 割 合 自 体 は 変 わっても 良 いのです 地 域 生 活 支 援 事 業 は 地 方 公 共 団 体 から 各 法 人 への 委 託 事 業 または 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 留 意 事 項 等 の 説 明 の 中 のP23の 補 助 事 業 として 実 施 されますので 留 意 事 項 等 の 説 明 にあるとお 件 で 自 立 支 援 給 付 に 専 用 の 勘 定 科 目 を 設 けて とありますが 地 域 り 事 業 収 入 を 活 用 して 補 助 事 業 収 入 や 受 託 事 業 収 生 活 支 援 事 業 ( 福 祉 ホーム 日 中 一 時 支 援 等 )の 勘 定 科 目 はどうすれ 38 入 といった 勘 定 科 目 を 使 用 してください ば 良 いでしょうか なお この 件 につきましては 19 年 4 月 4 日 付 け 事 務 連 絡 障 害 者 自 立 支 援 法 に 基 づく 補 助 金 等 による 事 業 に 係 る 会 計 処 理 について を 発 出 しましたので これによって 会 計 処 理 してください 積 立 金 繰 越 金 剰 余 金 No 質 問 事 項 回 答 障 害 者 自 立 支 援 法 の 施 行 に 伴 う 移 行 時 特 別 積 立 金 等 の 取 扱 いにつ いて の 第 2の4 その 他 の 事 項 (1)のイ にある 当 該 指 定 障 害 者 支 39援 施 設 等 の 健 全 な 運 営 に 必 要 な 額 以 上 の 収 支 差 額 が 生 じないよう に は 何 を 意 味 するのか 次 期 会 計 への 繰 越 金 が 可 能 の 意 か そうだとす ると どの 位 の 金 額 が 妥 当 な 範 囲 か 15 ページ 社 会 福 祉 法 人 が 指 定 障 害 者 支 援 施 設 等 を 運 営 している 場 合 契 約 制 度 によることとなってはいるものの 課 税 免 除 等 の 公 的 助 成 を 受 けて いる 高 い 公 益 性 を 踏 まえ 保 有 することに 合 理 的 な 説 明 ( 例 えば 翌 月 等 に 未 払 金 預 り 金 などを 支 払 うための 財 源 や 法 人 運 営 のための 余 裕 資 金 など)が 付 かない 又 は 明 らかに 過 大 な 収 支 差 額 について は これを 保 有 せず 障 害 者 の 福 祉 の 向 上 に 寄 与 するように 使 用 する ことを 規 定 したものです

40 原 則 発 生 しないとされる 就 労 支 援 会 計 上 の 余 剰 金 は どういった 場 合 に 発 生 するのか 41 工 賃 変 動 積 立 金 はその 限 度 額 内 で 何 度 でも 積 み 立 ては 可 能 か 42 工 賃 と 設 備 整 備 の 積 立 金 について 教 えて 頂 きたい どの 時 点 でどのようにして 積 み 立 てるのか 就 労 支 援 事 業 も 授 産 事 業 と 同 様 指 定 基 準 において その 収 入 から 事 業 に 要 した 経 費 を 差 し 引 いたものを 工 賃 として 支 払 う こととされ ており 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 で 設 置 を 認 めている 積 立 金 の 積 立 てを 除 けば 原 則 として 剰 余 金 ( 収 支 差 額 )は 発 生 しない のですが 通 常 の 社 会 経 済 情 勢 においては 生 じ 得 ない 需 要 の 高 騰 や 金 利 為 替 相 場 の 変 動 等 の 他 動 的 要 因 により 一 般 的 な 常 識 を 超 えるほ どの 収 入 を 獲 得 し これを 基 にした 工 賃 の 支 払 額 が 著 しく 不 合 理 で あるほど 高 額 と 判 断 される 場 合 が 想 定 されるところです 積 立 金 の 積 立 限 度 額 の 範 囲 内 であれば 何 回 積 み 立 てて 頂 いても 構 いませんが 各 年 度 の 積 立 額 は 各 年 度 において 積 み 立 てることが 出 来 る 積 立 限 度 額 の 範 囲 内 である 必 要 があります 実 務 上 積 立 金 の 積 み 立 てのための 予 算 の 補 正 が 必 要 となりますの で 決 算 時 の 理 事 会 の 議 決 を 得 て 決 算 年 度 の 翌 年 度 の 予 算 を 補 正 して 積 み 立 てることになります したがって 積 立 金 の 積 み 立 てを 議 決 した 決 算 の 年 度 と 実 際 に 積 み 立 てる 年 度 は 1 年 度 ずれることになります 口 座 を 別 に 作 る 必 要 があるのか 積 立 金 は 目 的 に 合 致 した 場 合 に 取 り 崩 せるものですので その 積 立 預 金 は 当 然 別 々に 口 座 管 理 をしていただく 必 要 があります 積 み 立 てや 取 り 崩 しに 理 事 会 等 の 承 認 などが 必 要 か いずれの 場 合 にも 理 事 会 の 議 決 が 必 要 です 43 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 に 規 定 されている 積 立 金 を 他 の 目 的 に 繰 替 使 用 した 場 合 決 算 上 特 別 な 処 理 が 必 要 となるの か 44 工 賃 変 動 積 立 金 について 積 立 額 は 過 去 3 年 間 の 平 均 工 賃 の 10% 以 内 とのことだが 過 去 3 年 間 とはどの 年 度 からを 指 すのか 16 ページ 積 立 金 の 他 の 目 的 への 繰 替 使 用 は 会 計 上 重 要 なものであるので 積 立 金 の 繰 替 使 用 額 を 貸 借 対 照 表 の 脚 注 に 記 載 し 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 第 40 条 ( 会 計 方 針 等 の 注 記 ) 第 1 項 第 7 号 により 繰 替 使 用 額 の 内 容 等 を 注 記 する 必 要 があると 考 えます 積 立 を 行 おうとする 当 該 年 度 の 前 年 度 からの 直 近 3 年 間 を 対 象 と して その 平 均 工 賃 の10%を 各 年 度 の 積 立 上 限 額 としています その 際 授 産 施 設 から 移 行 された 法 人 は 授 産 施 設 当 時 の 実 績 もそ の 対 象 として 取 り 扱 っていただいて 結 構 です ただし 新 たに 就 労 支 援 事 業 をはじめられた 法 人 にあっては 2 年 度 目 からが 積 立 可 能 となり その 際 には2 年 度 目 は 対 前 年 度 3 年 度 目 は 対 前 年 度 + 前 々 年 度 としていただき 4 年 度 目 以 降 から 直 近 3 年 間 としてください

工 賃 変 動 積 立 金 及 び 設 備 等 整 備 積 立 金 の 積 み 立 てにあたって 留 意 するべきことは 何 かあるか 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 においては それぞれの 積 立 金 の 積 立 条 件 とともに 各 年 度 における 積 立 上 限 額 積 立 金 の 積 立 限 度 額 を 示 しているところですが そのほかにも 実 務 上 の 制 約 が あります 45 積 立 金 を 積 み 立 てる 場 合 積 立 額 に 見 合 う 現 金 預 金 がなくては 積 立 ることができないこととなりますし その 現 金 預 金 は 翌 年 度 の 未 払 金 預 り 金 等 の 支 払 資 金 とはなっていない 純 粋 な 剰 余 金 である 必 要 があるのです 工 賃 変 動 積 立 金 設 備 等 整 備 積 立 金 が 上 限 額 を 上 回 っている 場 合 は どの 様 に 処 理 したらよいか また 積 立 金 はその2つしか 認 められないのか 46 設 備 等 整 備 積 立 金 の 各 年 度 における 積 立 額 は10% 以 内 となって 47いるが 就 労 支 援 事 業 収 入 の10% 以 内 なのか それとも 福 祉 事 業 活 動 収 入 も 含 めた 全 体 収 入 の10% 以 内 なのか 設 備 等 整 備 積 立 金 について 各 事 業 年 度 における 積 立 限 度 額 は 就 労 48支 援 事 業 収 入 の10% 以 内 と 謳 っているが 資 金 収 支 決 算 表 の 就 労 支 援 事 業 活 動 による 収 入 の 範 囲 か 福 祉 事 業 活 動 など 全 て 合 算 の 収 入 か 積 立 金 は 事 業 ごとに 計 算 するとされているが その 事 業 とは 何 か 49 17 ページ これらの 実 務 上 の 制 約 は 会 計 上 の 一 般 的 な 常 識 とされていますの で どのような 会 計 基 準 等 を 確 認 していただいても 掲 載 されていな いところですが 積 立 金 は 例 え 剰 余 金 ( 収 支 差 額 )が 存 在 してい ても 剰 余 として 実 体 化 していること 支 払 資 金 等 へ 影 響 させない ものであることが 最 低 限 の 制 約 とご 理 解 ください 工 賃 変 動 積 立 金 及 び 設 備 等 整 備 積 立 金 の 積 立 はあくまでも 任 意 であ り 就 労 支 援 事 業 にあってはいわば 例 外 的 なものとも 言 い 得 るもので あって 原 則 はあくまで 賃 金 工 賃 として 支 払 うことですから それ ぞれの 積 立 金 の 上 限 額 を 上 回 る 場 合 には 当 然 のこととして 賃 金 工 賃 として 支 払 って 頂 くことになります また 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 においては 積 立 金 は この2つ 以 外 には 認 めておりませんが 訓 練 等 給 付 などの 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 で 経 理 するものにつきましては 従 前 通 りの 取 扱 いと なっておりますので 留 意 してください 本 基 準 は あくまでも 就 労 支 援 事 業 に 係 る 会 計 処 理 の 基 準 ですの で 積 立 金 も 就 労 支 援 事 業 の 積 立 金 であり 積 立 金 の 各 年 度 の 積 立 限 度 額 も 就 労 支 援 事 業 収 入 を 対 象 に その10% 以 内 としています 積 立 金 の 各 年 度 の 積 立 限 度 額 及 び 積 立 上 限 額 ともに 事 業 活 動 収 支 計 算 書 の 就 労 支 援 事 業 活 動 の 部 を 対 象 としております 工 賃 変 動 積 立 金 及 び 設 備 等 整 備 積 立 金 は 各 事 業 ごとに 計 算 して 積 み 立 てていただくこととしているところですが その 場 合 の 事 業 と は 具 体 的 には 事 業 所 ごと( 経 理 区 分 ) かつ 就 労 移 行 支 援 就 労 継 続 支 援 A 型 就 労 継 続 支 援 B 型 及 び 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 を 適 用 する 生 活 介 護 の 生 産 活 動 の 各 事 業 ごと( 事 業 区 分 ) に その 所 要 額 計 算 の 上 計 上 していただくこととなります

設 備 等 整 備 積 立 金 で 言 う 就 労 支 援 事 業 資 産 には 就 労 支 援 事 業 50 で 使 用 する 建 物 を 含 めてよいか 建 物 は 社 会 福 祉 法 人 の 基 本 財 産 であり その 整 備 については 大 規 模 改 修 を 含 めて 補 助 金 等 の 財 源 措 置 が 設 けられていることから 本 基 準 における 積 立 金 の 対 象 にはしていないところです 51 設 備 等 整 備 積 立 金 の 対 象 としての 就 労 支 援 事 業 資 産 とは どのよう な 設 備 ( 固 定 資 産 )が 対 象 となるのか 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 においては 耐 用 年 数 が1 年 以 上 かつ 取 得 価 格 10 万 円 以 上 の 資 産 を 減 価 償 却 資 産 としているところです しかしながら 就 労 支 援 事 業 の 本 来 の 目 的 は より 多 くの 工 賃 賃 金 を 支 払 うことであり 積 立 金 の 積 み 立 ては あくまでも 将 来 にわ たる 安 定 的 な 工 賃 の 支 給 安 定 的 かつ 円 滑 な 就 労 支 援 事 業 の 継 続 の ために いわば 例 外 的 に 認 めたところです したがって 上 記 減 価 償 却 資 産 の 全 てが 設 備 等 整 備 積 立 金 の 対 象 と なると 解 するのではなく 最 低 でも5 年 以 上 は 就 労 支 援 事 業 の 用 に 供 することができ かつ 5 年 以 上 の 積 立 によらなければ 取 得 でき ない 規 模 の 額 である 資 産 とするべきと 考 えます 52 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 4. 積 立 金 の 積 み 立 てに ついて で 規 定 されている 工 賃 賃 金 について 詳 しく 説 明 し て 欲 しい ただし 例 えばパソコン 等 は 単 体 では 対 象 とはならないと 考 える べきですが 1 組 の 装 置 の 一 部 であって 装 置 1 組 としては 上 記 の 考 えに 合 致 するのであれば 装 置 としては 対 象 となると 考 えます 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 の 4. 積 立 金 の 積 み 立 てに ついて で 規 定 している 工 賃 賃 金 は その 法 人 がその 事 業 年 度 中 に 利 用 者 に 工 賃 または 賃 金 として 支 払 った 額 の 合 計 を 言 います 本 来 は 利 用 者 に 支 払 った 個 々の 額 を 基 準 に 判 断 することが 望 まし いのですが 利 用 者 の 利 用 状 況 等 を 勘 案 すると 必 ずしも 個 々の 支 払 額 を 基 準 とすることは 合 理 的 ではないことから 法 人 としてその 事 業 でその 年 度 中 に 工 賃 賃 金 として 支 払 った 額 を 基 準 とすること としているのです 工 賃 変 動 積 立 金 の 各 年 度 の 積 立 上 限 額 及 び 積 立 限 度 額 にいう 平 均 工 賃 は どの 様 に 算 出 すればよいのか 53 過 去 3 年 についてはNo.48の 回 答 のとおりですし 工 賃 につい ては 上 記 No.54の 回 答 のとおりです したがって 平 均 工 賃 については 積 立 を 行 おうとする 当 該 年 度 の 前 年 度 からの 直 近 3 年 間 において 法 人 が 各 事 業 で 各 年 度 に 支 払 っ た 工 賃 総 額 を 基 に その 平 均 を 算 出 していただくことになります 18 ページ

ある 年 度 において 工 賃 変 動 積 立 金 を 取 り 崩 して 工 賃 を 補 填 して 利 用 者 に 支 給 した 場 合 次 年 度 からは 当 該 年 度 の 工 賃 も 含 めて 過 去 3 年 54間 の 平 均 工 賃 を 算 出 することになるが その 際 の 当 該 年 度 の 平 均 工 賃 は 工 賃 変 動 積 立 金 により 補 填 した 後 の 工 賃 とするのか それとも 補 填 前 の 工 賃 とするのか 工 賃 変 動 積 立 金 は いつの 時 点 で 取 崩 し どのように 工 賃 として 組 入 れ 支 払 いするのか 55 最 終 的 に 利 用 者 へ 支 払 った 工 賃 の 額 が あくまでその 年 度 の 工 賃 実 績 ですので 積 立 金 により 補 填 して 工 賃 を 支 払 った 年 度 については 工 賃 変 動 積 立 金 の 計 算 上 は 補 填 後 の 工 賃 としていただく 必 要 がありま す 工 賃 の 支 払 額 は 各 事 業 の 収 入 により 大 きく 影 響 を 受 けるため 各 月 ごとには 判 断 が 付 かないものと 思 われますが 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 に 規 定 する 保 障 すべき 一 定 の 工 賃 水 準 を 下 回 る ことが 明 らかとなった 時 に 理 事 会 の 議 決 を 得 て これに 基 づき 工 賃 変 動 積 立 金 及 び 工 賃 変 動 積 立 預 金 を 取 り 崩 し 取 り 崩 した 額 を 財 源 として 工 賃 を 支 給 することとなります 具 体 的 な 会 計 処 理 等 No 質 問 事 項 回 答 厚 生 労 働 省 令 の 障 害 者 自 立 支 援 法 施 行 規 則 第 25 条 では 特 定 費 障 害 者 自 立 支 援 法 施 行 規 則 ( 厚 生 労 働 省 令 ) 第 二 十 五 項 に 就 労 移 用 として 障 害 者 自 立 支 援 法 第 29 条 第 1 項 に 規 定 する 介 護 給 付 費 行 支 援 又 は 就 労 継 続 支 援 の 特 定 費 用 として 生 産 活 動 に 係 る 材 料 費 又 は 訓 練 等 給 付 費 の 対 象 とはならない 費 用 を 規 定 しているもので 第 が 示 されています この 規 定 は 売 上 から 経 費 を 差 し 引 いた 額 を 工 賃 1 項 第 9 号 のロとして 生 産 活 動 に 係 る 材 料 費 を 規 定 しておりま として 支 給 する 考 えと 矛 盾 していると 思 われますが どう 解 釈 したら す よろしいでしょうか これは 生 産 活 動 に 係 る 材 料 費 は 正 に 生 産 活 動 に 必 要 な 経 費 でし 56 て 生 産 活 動 による 収 入 によって 賄 われるべき 経 費 ですので 当 然 の こととして 介 護 給 付 費 又 は 訓 練 等 給 付 費 の 対 象 とはならないことか ら 明 示 的 に 特 定 費 用 として 規 定 しているところです しかし 特 定 費 用 は すなわち 利 用 者 の 負 担 となるものではな く あくまでも 給 付 費 の 対 象 とならないだけでして 利 用 者 の 負 担 分 の 内 容 につきましては 指 定 基 準 等 をご 確 認 下 さい 就 労 支 援 事 業 における 経 理 区 分 や 事 業 区 分 ごとの 共 通 経 費 ( 事 業 経 費 )の 按 分 は どのように 行 えば 良 いのか 事 業 所 で 決 めてもいいの か 57 19 ページ 共 通 経 費 の 按 分 は 本 基 準 にあるとおり 介 護 保 険 の 給 付 対 象 事 業 における 会 計 の 区 分 について (13.3.28)に 準 じて 経 理 していた だく 必 要 があります ただし そこで 選 択 制 となっている 場 合 には 法 人 の 実 態 に 即 し て 選 択 して 頂 くことになります また 利 益 操 作 などの 恣 意 的 会 計 処 理 を 排 除 するため 一 度 決 めた 按 分 基 準 は みだりに 変 更 できないこととなります

平 成 19 年 4 月 より 多 機 能 型 で 就 労 移 行 支 援 事 業 (10 名 ) 就 労 継 続 支 援 B 型 (45 名 )への 移 行 を 予 定 現 在 作 業 として 自 動 車 部 品 の 組 立 を 委 託 作 業 として 行 っている 新 体 系 への 移 行 に 伴 って 新 たな 授 58産 科 目 の 導 入 は 出 来 ないので 現 在 の 組 立 作 業 の 一 部 を 就 労 移 行 支 援 事 業 の 作 業 として 考 えている 会 計 処 理 においては 各 就 労 支 援 事 業 毎 に 処 理 するようになっているが 加 工 収 入 及 び 支 出 ( 必 要 経 費 工 賃 等 )を 按 分 処 理 によって 行 っても 良 いか 授 産 会 計 基 準 には 論 理 矛 盾 がありましたが 資 金 収 支 差 額 を 原 資 に 工 賃 支 給 してきました 就 労 支 援 事 業 会 計 では 明 確 に 事 業 活 動 収 支 差 額 が 源 資 となるため 工 賃 支 給 額 を 下 げざるを 得 ないのではないで しょうか 59 就 労 移 行 支 援 事 業 と 就 労 継 続 支 援 事 業 における 工 賃 の 取 扱 いの 違 60いはあるのか どこまでが 工 賃 として 支 払 うべきものとして 取 扱 われるのか 61 生 活 介 護 事 業 で 工 賃 を 支 給 する 場 合 の 基 準 は 就 労 支 援 事 業 別 事 業 活 動 収 支 内 訳 表 の 作 成 における 就 労 支 援 事 業 指 導 員 の 扱 いについて 就 労 支 援 事 業 で 雇 用 する 職 員 以 外 ( 社 会 福 祉 活 62動 の 収 入 範 囲 の 職 員 /= 配 置 基 準 )も 原 価 計 算 にカウントするのか カ ウントする 場 合 1 日 の 内 その 作 業 時 間 のみで 良 いのか 例 えば 研 修 出 張 の 扱 い 就 労 支 援 事 業 活 動 の 部 の 支 出 の 中 に 職 業 指 導 員 の 人 件 費 等 も 含 め 63なければならないのか 原 価 計 算 の 中 にカウントしなければならない のか 20 ページ まず 就 労 移 行 支 援 と 就 労 継 続 支 援 B 型 について 自 動 車 部 品 の 組 立 工 程 等 を 一 定 の 基 準 で 明 確 に 区 分 する 必 要 があります その 上 で 加 工 収 入 及 び 事 業 経 費 を その 区 分 に 基 づき 配 分 できる ものは 配 分 し 配 分 出 来 ないものは 一 定 の 基 準 を 定 めて 按 分 すること により 処 理 することなるものと 考 えます いずれにしましても 就 労 移 行 支 援 と 就 労 継 続 支 援 B 型 の 事 業 区 分 ごとに 会 計 処 理 を 明 確 にしていただくことが 必 要 です 事 業 活 動 収 支 では 費 用 を 支 出 として 捉 えるのに 対 し 資 金 収 支 では 実 際 の 支 払 が 行 われなければ 支 出 として 捉 えないというものですの で 事 業 活 動 収 支 と 資 金 収 支 の 違 いは 未 払 金 預 り 金 等 の 支 払 財 源 又 は 減 価 償 却 費 などの 内 部 留 保 などであるため これを 原 資 とし て 工 賃 を 支 給 することは 出 来 ないと 考 えます 支 援 費 制 度 当 時 から 指 定 基 準 では 生 産 活 動 に 係 る 事 業 の 収 入 か ら 生 産 活 動 に 係 る 事 業 に 必 要 な 経 費 を 控 除 した 額 に 相 当 する 金 額 を 工 賃 として 支 払 う としてきましたので 授 産 施 設 会 計 基 準 におい ても 就 労 支 援 の 事 業 の 会 計 処 理 の 基 準 おいても あくまで 仮 定 計 算 として 工 賃 を 経 費 として 計 上 しない 場 合 の 事 業 活 動 収 支 差 額 を 原 資 として 工 賃 を 支 払 っていただくことになります 指 定 基 準 に 従 いますので 会 計 処 理 上 工 賃 としての 取 扱 いに 違 い はありません また 工 賃 として 支 払 うべきものとしては 指 定 基 準 にあるとお り 生 産 活 動 によって 得 た 収 入 から 生 産 活 動 の 事 業 に 要 する 経 費 を 差 し 引 いたものとなります 指 定 基 準 上 は 就 労 支 援 事 業 と 同 じ 規 定 となっておりますので 生 産 活 動 によって 得 た 収 入 から 生 産 活 動 の 事 業 に 要 する 経 費 を 差 し 引 いた ものを 工 賃 として 取 り 扱 っていただくこととなります 人 員 配 置 基 準 内 の 職 員 に 係 る 人 件 費 及 びその 他 の 経 費 ついては 就 労 支 援 事 業 の 製 造 原 価 計 算 にカウントすることはありません 職 業 指 導 員 の 人 件 費 は 指 定 基 準 で 定 める 人 員 配 置 基 準 を 超 えて 専 ら 就 労 支 援 事 業 に 従 事 することとして 雇 用 ( 契 約 )をしている 場 合 に は 就 労 支 援 事 業 の 経 費 としての 人 件 費 として 処 理 することになり 就 労 支 援 事 業 製 造 原 価 明 細 表 に 就 労 支 援 事 業 指 導 員 等 給 与 として 計 上 することとなります

64 身 体 障 害 者 福 祉 工 場 から 就 労 継 続 支 援 A 型 就 労 移 行 支 援 事 業 相 談 支 援 事 業 に10 月 1 日 付 で 移 行 済 である その 他 法 人 内 に 別 事 業 とし て 旧 体 系 身 障 授 産 施 設 が1カ 所 ある 職 員 人 件 費 計 上 の 方 法 に 一 定 のルールはあるのか 例 えば サービス 責 任 管 理 者 職 業 指 導 員 就 労 支 援 員 等 職 種 によ り 支 出 科 目 に 違 いはあるのか 就 労 支 援 事 業 活 動 による 支 出 になるか 又 は 福 祉 事 業 活 動 による 支 出 か 職 員 人 件 費 の 就 労 支 援 事 業 活 動 福 祉 事 業 活 動 の 計 上 の 方 法 に 一 定 65 のルールはあるのか 例 えば 職 業 指 導 員 就 労 支 援 員 など 就 労 支 援 事 業 の 部 の 勘 定 科 目 の 福 利 厚 生 費 は 指 定 基 準 を 超 えて 就 労 支 援 事 業 において 雇 用 している 職 員 の 健 康 診 断 等 に 充 てるとのこと 66 だが 利 用 者 に 係 る 健 康 診 断 等 は 訓 練 等 給 付 により 賄 うということで よいか 福 祉 事 業 活 動 となるのか 就 労 支 援 事 業 活 動 とするべきなのかについ ては 人 員 配 置 基 準 内 の 職 員 であるかどうかで 判 定 していただくこ ととなります また どの 事 業 の 経 費 として 認 識 するのかについては その 職 員 の 雇 用 契 約 上 の 業 務 内 容 や 実 際 の 配 置 など 明 確 な 基 準 によって 区 分 することとなります したがって 例 えば 就 労 移 行 支 援 事 業 の 人 員 配 置 基 準 内 の 職 員 で あれば 福 祉 事 業 活 動 の 就 労 移 行 支 援 事 業 の 経 費 就 労 継 続 支 援 A 型 の 人 員 配 置 基 準 を 超 えて 採 用 している 職 員 分 は 就 労 支 援 事 業 活 動 の 就 労 継 続 支 援 A 型 の 経 費 となります さらに 施 設 毎 に 配 置 することとなっているサービス 管 理 責 任 者 な どは 施 設 内 に 複 数 の 事 業 があれば 一 定 の 基 準 で 各 事 業 へ 按 分 し ていただく 必 要 がありますし 兼 任 している 職 員 分 についても 一 定 の 基 準 で 兼 任 している 事 業 へ 按 分 していただく 必 要 があります 法 人 職 員 の 人 件 費 は 指 定 基 準 の 人 員 配 置 基 準 を 超 えて 専 ら 就 労 支 援 事 業 に 従 事 することとして 雇 用 している 場 合 には 就 労 支 援 事 業 の 経 費 である 就 労 支 援 事 業 指 導 員 等 給 与 として 処 理 し 人 員 配 置 基 準 内 の 職 員 として 雇 用 している 場 合 には 福 祉 事 業 活 動 の 経 費 として 自 立 支 援 給 付 費 によって 賄 われることになります 訓 練 等 給 付 の 報 酬 につきましては 利 用 者 の 健 康 診 断 等 指 定 基 準 により 実 施 することとなる 事 項 の 経 費 についても 評 価 して 報 酬 を 設 定 していますので それらの 経 費 は 訓 練 等 給 付 により 賄 われることにな りますので 福 祉 事 業 活 動 の 部 の 経 費 として 処 理 していただくこ ととなります 授 産 活 動 においても 就 労 支 援 事 業 においても 減 価 償 却 費 は 発 生 授 産 活 動 に 減 価 償 却 費 は 発 生 するのでしょうか? 私 の 施 設 では ク いたします リーニング 業 を 行 っております 大 型 洗 濯 機 乾 燥 機 など 固 定 資 産 は 設 備 などの 固 定 資 産 は どの 資 金 によって 取 得 したかによって 就 福 祉 活 動 に 計 上 しておいて 補 助 金 でも 対 応 しています 按 分 計 算 な 労 支 援 事 業 活 動 と 福 祉 事 業 活 動 のどちらに 計 上 するかが 違 って 67ども 必 要 でしょうか きますが どの 事 業 で 使 用 している 資 産 かによって 減 価 償 却 費 を 割 りかける 必 要 があります その 場 合 国 庫 補 助 などの 補 助 金 も 財 源 となっている 資 産 について は 国 庫 補 助 金 等 特 別 積 立 金 取 崩 額 で 賄 うべき 額 を 控 除 して 割 りかけ 額 を 計 算 していただく 必 要 があります 21 ページ

就 労 支 援 事 業 活 動 に 減 価 償 却 費 は 発 生 するのか クリーニング 業 を 68行 っているが 現 状 では 大 型 洗 濯 機 乾 燥 機 などは 福 祉 活 動 に 計 上 し ていて 国 庫 補 助 金 で 対 応 している 按 分 計 算 が 必 要 か 新 たな 事 業 体 系 への 移 行 にあたって 会 計 規 定 の 変 更 以 外 に 必 要 と 69 なるものはあるか 70 グループホームの 世 話 人 を 兼 務 する 予 定 の 職 員 がいます 資 金 のや り 取 りは 会 計 単 位 間 繰 入 金 収 入 支 出 でよろしいですか 71 72 固 定 資 産 の 購 入 はどのように 行 ったらよいのですか 自 立 訓 練 ( 機 能 訓 練 生 活 訓 練 )で 収 益 を 得 た 場 合 その 収 益 はど のように 処 理 したらいいのか 就 労 支 援 事 業 活 動 で 使 用 する 固 定 資 産 の 減 価 償 却 費 は 就 労 支 援 事 業 活 動 の 経 費 となりますが 国 庫 補 助 により 取 得 した 設 備 の 減 価 償 却 費 については 国 庫 補 助 相 当 分 は 国 庫 補 助 金 等 特 別 積 立 金 取 崩 額 によって 処 理 することとなります 障 害 者 自 立 支 援 法 の 施 行 により 就 労 支 援 事 業 が 社 会 福 祉 法 上 の 第 1 種 社 会 福 祉 事 業 から 第 2 種 社 会 福 祉 事 業 となりましたので これ に 伴 う 届 出 が 必 要 となりますので 詳 しくは 都 道 府 県 ( 政 令 市 中 核 市 を 含 む)にお 尋 ね 下 さい 会 計 単 位 間 繰 入 金 収 入 支 出 となります 貸 借 対 照 表 の 内 訳 表 を 作 成 する 場 合 福 祉 事 業 活 動 の 部 又 は 就 労 支 援 事 業 活 動 の 部 のどの 事 業 の 資 金 で 購 入 するのかによっ て 計 上 するべき 事 業 が 違 います また その 際 国 庫 補 助 等 の 補 助 金 等 による 場 合 には 一 般 的 には 福 祉 事 業 活 動 の 部 のものとして 会 計 処 理 を 行 うなど 自 己 財 源 だ けによる 場 合 とは 異 った 会 計 処 理 となります 自 立 訓 練 ( 機 能 訓 練 生 活 訓 練 )の 収 益 は 資 金 収 支 計 算 書 及 び 資 金 収 支 内 訳 表 では 福 祉 事 業 活 動 による 収 支 事 業 活 動 収 支 計 算 書 及 び 事 業 活 動 収 支 内 訳 表 では 福 祉 事 業 活 動 の 部 によって 会 計 処 理 を 行 うこととなります その 際 その 収 益 が 自 立 支 援 給 付 である 場 合 には ( 大 区 分 ) 自 立 支 援 給 付 費 等 収 入 ( 中 区 分 ) 訓 練 等 給 付 費 収 入 の 勘 定 科 目 を もって 会 計 処 理 してください 22 ページ