ヤマトホールディングス 取 締 役 社 長 の 木 川 でございます 本 日 は 決 算 説 明 会 にご 参 加 いただきましてありがとうございます それでは PPT 資 料 に 沿 って ご 説 明 させていただきます よろしくお 願 い 申 し 上 げます 1
はじめに 2015 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 の 概 要 でございます 1 2015 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 は 前 年 に 対 して 増 収 減 益 となりました 2 第 2 四 半 期 (7 月 ~9 月 )に 入 り 消 費 増 税 後 の 反 動 減 による 影 響 は 徐 々に 和 らぎつつありますが 依 然 として 個 人 消 費 が 低 迷 する 中 営 業 収 益 は デリバリー 事 業 における 適 正 料 金 収 受 とノン デリバリー 事 業 の 堅 調 な 推 移 により 増 収 となりました 3 一 方 労 働 需 給 の 逼 迫 や 原 油 高 といったコスト 環 境 が 悪 化 する 中 第 1 四 半 期 (4 月 ~6 月 )に おいては 消 費 増 税 による 駆 け 込 み 需 要 に 伴 う 急 激 な 業 務 量 の 変 動 も 影 響 し 輸 送 体 制 の 整 備 コストが 嵩 んだことで 前 年 に 対 して 減 益 となりましたが 第 2 四 半 期 (7 月 ~9 月 )においては デリバリー 事 業 を 中 心 に 生 産 性 向 上 施 策 の 推 進 等 コスト 管 理 を 徹 底 したことで 増 収 増 益 を 達 成 しました 4 その 結 果 期 首 時 点 での 会 社 計 画 比 では 210 億 円 の 営 業 利 益 を 若 干 上 回 り 212 億 円 の 着 地 となりました 5 各 セグメントの 動 向 につきましては 後 のスライドにてご 説 明 いたしますが 記 載 の 通 りとなって おります 2
次 に 業 績 数 値 でございます 1 営 業 収 益 営 業 利 益 以 下 前 年 対 比 予 想 対 比 でご 覧 の 表 に 纏 めております 2 当 期 純 利 益 は 前 年 対 比 2 億 円 の121 億 円 となりました 3 第 2 四 半 期 において 子 会 社 の 事 業 所 売 却 に 伴 う 特 別 利 益 が 出 ておりますが その 他 特 筆 すべき 事 項 はございません 3
次 に 連 結 営 業 収 益 の 増 減 分 析 でございます 1 各 セグメントの 収 益 状 況 としては 記 載 の 通 りです 第 2 四 半 期 においては 個 人 消 費 をはじめ 当 社 を 取 り 巻 く 環 境 は 厳 しいものとなりましたが デリバリー 事 業 における 適 正 料 金 収 受 とノンデリバリー 事 業 が 堅 調 に 推 移 した 結 果 御 覧 の 通 り 全 てのセグメントで 増 収 となりました 2 デリバリー 事 業 におきましては 対 前 年 +79 億 円 の 増 収 となりました 宅 急 便 クロネコメール 便 につきましては 後 のスライドにてチャートをご 用 意 しておりますので ポイントのみご 説 明 いたしますと 宅 急 便 取 扱 個 数 は 個 人 消 費 の 低 迷 ならびに 適 正 料 金 収 受 に 伴 う 一 部 荷 物 の 他 社 への 流 出 が 影 響 し 対 前 年 09%となりました 0.9%となりました 一 方 単 価 については 適 正 料 金 収 受 施 策 が 着 実 に 進 展 し 3.3%の 上 昇 となりました クロネコメール 便 の 取 扱 冊 数 につきましては 第 1 四 半 期 から 大 きなトレンドの 変 化 はなく 対 前 年 8.6%となりました 単 価 は 第 2 四 半 期 (7 月 ~9 月 )の3ヶ 月 間 より 前 年 対 比 で 上 昇 に 転 じております 3 BIZ-ロジ 事 業 におきましては 特 に 販 売 物 流 マルチメンテナンスにおける 新 規 受 注 に 伴 い 営 業 収 益 は 大 きく 増 加 しました 4 ホームコンビニエンス 事 業 におきましては 家 財 宅 急 便 が 好 調 に 推 移 したことに 加 え 当 期 より 事 業 化 いたしました 住 宅 業 務 用 設 備 関 連 も 好 調 に 推 移 し 大 幅 な 増 収 となりました 費 用 面 では 人 的 関 連 費 用 の 管 理 を 徹 底 したことや 生 産 性 向 上 に 努 めた 結 果 営 業 損 失 を 抑 え 赤 字 幅 を 縮 小 することが できました 5 フィナンシャル 事 業 におきましては 宅 急 便 取 扱 個 数 の 減 少 に 伴 い コレクト 手 数 料 収 入 は 減 収 となりましたが リース 事 業 に おける 新 規 契 約 等 の 増 加 により 増 収 となりました 利 益 面 では 宅 急 便 コレクトの 減 少 分 を 補 うには 至 らず 微 減 益 となりました 6 e-ビジネス 事 業 におきましては これまでの 収 益 トレンドと 比 較 すると やや 物 足 りなさを 残 す 結 果 となりましたが オートワークス 事 業 同 様 想 定 の 範 囲 内 で 推 移 しています 4
次 に 連 結 営 業 費 用 の 増 減 分 析 でございます 1 冒 頭 申 し 上 げました 通 り 第 2 四 半 期 は 原 油 高 や 労 働 需 給 の 逼 迫 といった 外 部 環 境 の 変 化 や 消 費 増 税 による 駆 け 込 み 需 要 に 伴 い 急 激 に 業 務 量 が 変 動 する 中 で サービス 品 質 向 上 のための 輸 送 体 制 の 整 備 コストが 増 加 し 連 結 営 業 費 用 は 対 前 年 +3.1%となりました 2 営 業 費 用 の 増 減 明 細 については 記 載 の 通 りとなっております 詳 細 については スライド12の 連 結 営 業 費 用 の 増 減 分 析 ならびにスライド13のデリバリー 事 業 営 業 費 用 の 増 減 分 析 のページにて 常 務 の 芝 﨑 よりご 説 明 させていただきます 5
四 半 期 別 連 結 営 業 利 益 の 動 向 でございます 1 前 年 差 で 収 益 費 用 をチャート 化 いたしますと 記 載 の 通 りとなります 2 コストコントロール 力 がついてきていることについて 第 1 四 半 期 (4 月 ~6 月 )と 第 2 四 半 期 (7 月 ~9 月 )の 対 比 の 中 でご 確 認 頂 けるものと 思 います 6
四 半 期 別 宅 急 便 取 扱 個 数 単 価 動 向 の 推 移 でございます 1 第 2 四 半 期 の3ヶ 月 間 における 取 扱 数 量 については 1.6%となりましたが 適 正 料 金 収 受 の 進 展 により 宅 急 便 単 価 は+3.7% 上 昇 しております 2 単 価 上 昇 率 を 市 場 別 に 分 解 いたしますと 記 載 の 通 り リテール 市 場 で+7.0% 法 人 市 場 では+1.8%となっております リテール 市 場 は 小 口 商 流 市 場 と 個 人 市 場 (C2C)の2つで 構 成 されておりますが 小 口 商 流 市 場 における 上 昇 (+8.7%)が 主 因 であり 個 人 市 場 では ほぼ 前 年 並 みの 着 地 となっており ます 7
四 半 期 別 クロネコメール 便 取 扱 冊 数 単 価 動 向 の 推 移 でございます 1 クロネコメール 便 取 扱 冊 数 全 体 は 消 費 増 税 による 買 い 控 えを 見 越 したダイレクトメール 発 送 の 減 少 と 競 争 の 激 化 により 対 前 年 8.0%となりました 2 市 場 別 の 取 扱 については 記 載 の 通 り ダイレクトメールを 中 心 とした 物 流 支 店 発 送 で 9.3% 宅 急 便 センター 発 送 の 小 口 商 流 市 場 において 5.5%となりました 3 クロネコメール 便 の 単 価 につきましては 第 2 四 半 期 (7 月 ~9 月 )から 上 昇 に 転 じ 62 円 となり ました 8
海 外 宅 急 便 事 業 の 進 捗 状 況 でございます 取 扱 個 数 につきましては 記 載 の 通 り 着 実 に 伸 ばしております 台 湾 を 含 めた 数 値 につきましても 記 載 の 通 り ご 報 告 させていただきます 9
2015 年 3 月 期 通 期 の 業 績 予 想 でございます 1 足 元 のトレンドを 鑑 み 営 業 収 益 のみ 保 守 的 に 織 り 込 み 370 億 円 の 下 方 修 正 をさせて いただきました 第 2 四 半 期 実 績 で 会 社 計 画 通 りでしたので 営 業 利 益 以 下 は 変 更 なく 最 高 益 を 更 新 するべく グループ 一 丸 となって 努 力 してまいります 決 算 については 以 上 でございます 10
1 昨 日 (10/30) 決 算 発 表 に 加 えて 300 億 円 の 自 己 株 式 の 取 得 と 同 額 分 の 消 却 について 発 表 させていただきました 現 在 2019 年 度 (2020 年 3 月 期 )を 期 限 とする 長 期 経 営 計 画 DAN-TOTSU 経 営 計 画 2019 の 第 2フェーズ(2015 年 3 月 期 ~2017 年 3 月 期 )に 当 たりますが 改 めて 長 期 経 営 計 画 における 当 社 の 資 本 政 策 株 主 還 元 の 考 え 方 について 整 理 させて 頂 きたいと 思 います 2 長 期 経 営 計 画 における 基 本 的 な 考 え 方 としては 事 業 の 成 長 はもちろんのこと 資 本 政 策 株 主 還 元 についても 強 い 拘 りを 持 っており とりわけROEについては 2017 年 3 月 期 には9.0% 超 長 期 経 営 計 画 の 最 終 年 度 には ROE11.0% 超 とターゲットを 掲 げております 今 回 の 自 己 株 式 の 取 得 消 却 の 実 行 は ターゲットROE 達 成 に 向 けたものです 11
今 回 の 自 己 株 式 の 取 得 消 却 については ご 覧 の 通 りとなっております 今 まで 以 上 に 資 本 政 策 を 強 化 しており 財 務 レバレッジを 効 かせたバランスシートの 構 築 を 意 識 しております 私 からの 説 明 は 以 上 でございます 12
財 務 IR 担 当 の 芝 﨑 でございます 本 日 は 決 算 説 明 会 にご 参 加 いただきましてありがとうございます それでは PPT 資 料 に 沿 って ご 説 明 をさせていただきます よろしくお 願 い 申 し 上 げます 13
1 第 2 四 半 期 の 営 業 費 用 実 績 につきましては 先 程 木 川 よりスライド4でご 説 明 した 通 りです 原 油 高 や 労 働 需 給 の 逼 迫 といった 外 部 環 境 の 変 化 や 消 費 増 税 による 駆 け 込 み 需 要 に 伴 い 物 量 が 急 激 に 変 動 する 中 で 特 に 第 2 四 半 期 (7 月 ~9 月 )に 入 って 以 降 コスト 管 理 施 策 を 徹 底 しました その 結 果 第 1 四 半 期 (4 月 ~6 月 )の 営 業 費 用 は 対 前 年 +4.5%に 対 して 第 2 四 半 期 (7 月 ~9 月 )の 営 業 費 用 は 対 前 年 +1.8%となり 上 期 の 営 業 費 用 は 対 前 年 +3.1%となりました 人 件 費 下 払 い( 委 託 費 )を 中 心 として コストコントロール 力 がついてきたと 認 識 しています 2 営 業 費 用 の 増 減 明 細 については 記 載 の 通 りとなっております 3 人 件 費 につきましては 対 前 年 +52 億 円 となりました 社 員 給 料 退 職 給 付 費 用 は 記 載 の 通 りです 人 件 費 その 他 は 対 前 年 +5 億 円 となりました 内 訳 は 法 定 福 利 費 の 料 率 アップにより 厚 生 福 利 / 法 定 福 利 費 関 連 +18 億 円 取 扱 数 量 の 減 少 ならびに 外 部 戦 力 の 社 員 化 により 日 雇 い 14 億 円 となっております 4 下 払 い 費 用 につきましては 対 前 年 +113 億 円 の 増 加 となりました その 内 委 託 費 は 対 前 年 +11 億 円 増 加 しておりますが 増 加 要 因 はノンデリバリー 事 業 の 増 収 に 伴 う 増 加 となっており デリバリー 事 業 では 減 少 しております 傭 車 費 は 対 前 年 +55 億 円 の 増 加 ( 対 前 年 +7.1%)となりました ( 第 1 四 半 期 対 前 年 +10.3% 第 2 四 半 期 対 前 年 +4.0%) 前 期 末 から 第 1 四 半 期 にかけての 急 激 な 業 務 量 の 変 動 と 急 速 な 傭 車 市 場 のタイト 化 の 中 輸 送 体 制 の 確 保 を 優 先 させたことにより デリバリー 事 業 において 増 加 しております 下 払 いその 他 は 仕 入 原 価 / 売 上 原 価 等 を 中 心 に 対 前 年 +46 億 円 の 増 加 となっております これは フィナンシャル 事 業 におけるリース 取 引 の 増 加 や オートワークス 事 業 における 燃 料 の 仕 入 コストの 増 加 といった ノンデリバリー 事 業 の 増 収 に 伴 うものです 5 車 両 費 は 前 年 に 対 して+14 億 円 でした 内 訳 は (1) 燃 料 油 脂 費 +8 億 円 となっており 単 価 の 上 昇 に 起 因 しております 6 その 他 費 用 につきましては 対 前 年 +87 億 円 の 増 加 でした その 内 減 価 償 却 費 は+26 億 円 の 増 加 です 減 価 償 却 費 を 除 いた その 他 費 用 は ノンデリバリー 事 業 の 増 収 に 伴 う 施 設 使 用 料 等 の 増 加 等 となっております 14
デリバリー 事 業 の 営 業 費 用 明 細 でございます 先 ほどの 説 明 と 重 複 いたしますので 詳 細 は 割 愛 させていただきます 15
2015 年 3 月 期 通 期 のセグメント 毎 の 営 業 収 益 営 業 利 益 の 通 期 予 想 でございます 1 当 期 より e-ビジネス 事 業 に 含 めていたコンタクトサービスをデリバリー 事 業 に 含 めております このセグメント 移 管 に 伴 い デリバリー 事 業 とe-ビジネス 事 業 の 前 期 数 値 を 組 み 替 えて 表 示 しております 2 通 期 業 績 予 想 の 全 体 感 としては 資 料 記 載 の 通 り 第 2 四 半 期 の 実 績 を 踏 まえ 営 業 収 益 のみ370 億 円 下 方 修 正 させていただき 1 兆 4,000 億 円 を 予 想 しております 営 業 利 益 経 常 利 益 当 期 純 利 益 は 前 回 発 表 から 変 更 はございません 3 スライド15ならびに 補 足 資 料 P10 以 降 に 予 想 数 値 を 記 載 させていただいておりますので 合 わせて ご 覧 いただければと 思 いますが 簡 単 に 予 想 策 定 の 前 提 についてご 説 明 いたします 4 デリバリー 事 業 の 主 力 商 品 である 宅 急 便 は 消 費 増 税 後 の 反 動 減 の 影 響 は 徐 々に 和 らぎつつあるものの 景 気 回 復 の 遅 れや 適 正 料 金 収 受 に 伴 う 一 部 荷 物 の 他 社 への 流 出 等 を 含 めまして 数 量 ベースで 対 前 年 1.3%の16 億 45 百 万 個 前 回 予 想 からは5,500 万 個 減 少 しております 平 均 単 価 は 足 元 の 状 況 を 踏 まえ 対 前 年 +3.5%の594 円 を 予 想 しております 5 クロネコメール 便 につきましても 足 元 の 状 況 を 踏 まえ 数 量 ベースで 対 前 年 7.2%の19 億 35 百 万 冊 前 回 予 想 からは 1,000 万 冊 減 少 しております 単 価 は 前 年 並 みの61 円 としております 16
最 後 のスライドになりますが 連 結 営 業 費 用 の 通 期 予 想 でございます 1 各 費 用 の 通 期 予 想 につきましても 第 2 四 半 期 の 実 績 を 踏 まえ 記 載 の 通 り 修 正 を 加 えております 2 前 回 からの 修 正 箇 所 について ポイントをご 説 明 いたしますと (1) 人 件 費 前 回 予 想 からは 人 員 数 の 見 直 しを 踏 まえ 総 額 170 億 円 減 額 しております 退 職 給 付 費 用 につきましては 10 億 円 減 額 しております 人 件 費 その 他 につきましても 人 員 数 の 見 直 しに 合 わせ 福 利 費 等 を 減 額 しております (2) 下 払 い 費 前 回 予 想 から 総 額 160 億 円 を 減 額 しております 委 託 費 傭 車 費 については 宅 急 便 数 量 の 下 方 修 正 ならびに 生 産 性 向 上 推 進 により 記 載 の 通 り 減 額 しております 下 払 いその 他 は ノンデリバリー 事 業 の 売 上 連 動 に 伴 い 減 額 しております (3)その 他 経 費 減 価 償 却 20 億 円 その 他 経 費 で20 億 円 の 総 額 40 億 円 減 額 しております 3 なお 設 備 投 資 予 想 につきましては 車 両 10 億 円 建 物 20 億 円 荷 役 機 器 20 億 円 前 回 予 想 から 総 額 50 億 円 減 額 しており 750 億 円 を 計 画 しております 項 目 別 には 補 足 資 料 P16に 記 載 しておりますので 合 わせてご 覧 いただければと 思 います 4 最 後 に 自 己 株 式 取 得 消 却 についてですが 先 程 木 川 からもご 説 明 させていただいた 通 り 中 長 期 的 なROEのターゲットに ついては 強 い 拘 りを 持 っていることを 皆 様 には 改 めてお 伝 えしたいと 思 います 時 期 や 規 模 感 については 2011 年 に 発 行 いたしました 転 換 社 債 の 満 期 が2016 年 3 月 期 に 迎 えますので 転 換 による 希 薄 化 に 対 して 先 手 を 打 つという 趣 旨 も 含 んでおります 私 からの 説 明 は 以 上 でございます 17
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