平 成 21 年 12 月 最 近 改 正 平 成 27 年 4 月 横 浜 市 職 員 共 済 組 合 被 扶 養 者 認 定 事 務 処 理 取 扱 要 領 別 紙
は じ め に 短 期 給 付 の 安 定 した 財 政 運 営 を 図 るため その 対 策 の 一 環 として 被 扶 養 者 の 適 正 な 資 格 管 理 は 不 可 欠 なものです 被 扶 養 者 に 関 しては 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 ( 以 下 法 という ) 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 施 行 令 ( 以 下 施 行 令 という ) 及 び 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 運 用 方 針 に 定 められていますが さらに 健 康 保 険 法 における 被 扶 養 者 の 認 定 の 取 扱 いを 参 考 にし て 横 浜 市 職 員 共 済 組 合 被 扶 養 者 認 定 事 務 取 扱 要 領 ( 以 下 要 領 という )を 定 め 横 浜 市 職 員 共 済 組 合 ( 以 下 組 合 という )では 被 扶 養 者 の 認 定 を 適 正 に 行 います 法 第 2 条 第 1 項 第 2 号 の 規 定 により 扶 養 親 族 を 被 扶 養 者 として 認 定 する 権 限 は 組 合 にあります この 権 限 に 基 づき 被 扶 養 者 として 認 定 されない 限 り 扶 養 親 族 が 保 険 医 療 機 関 で 保 険 給 付 を 受 けることができません 被 扶 養 者 とは 主 として 組 合 員 の 収 入 により 生 計 を 維 持 されている 事 実 があ り 続 柄 収 入 など 一 定 の 条 件 を 満 たしている 家 族 について 組 合 に 申 告 し 認 定 された 者 です 被 扶 養 者 として 認 定 された 者 は 組 合 員 の 皆 さんが 支 払 った 掛 金 により 組 合 員 と 同 様 疾 病 負 傷 出 産 死 亡 の 保 健 給 付 を 受 けられることになります 組 合 における 扶 養 とは 義 務 的 または 精 神 的 な 扶 養 ではなく 生 活 費 の 負 担 をし ているという 生 計 維 持 という 意 味 の 扶 養 です 被 扶 養 者 認 定 は 単 に 認 定 対 象 者 の 収 入 が 基 準 内 であればよいというもの ではなく 申 告 をすればすべてが 被 扶 養 者 になれるものではありません 生 計 維 持 関 係 の 実 態 もないのに 安 易 に 国 民 健 康 保 険 料 ( 税 )を 節 約 するた めに 組 合 員 の 被 扶 養 者 になるということは 認 められません 虚 偽 の 申 告 により 被 扶 養 者 になった 者 の 医 療 費 を 支 払 うことは 共 済 組 合 の 財 政 に 大 きな 影 響 を 与 える 結 果 となります 被 扶 養 者 の 認 定 は たとえば 学 齢 期 の 児 童 生 徒 や 修 学 中 の 学 生 等 は 主 に 父 母 に 頼 って 生 活 をしていると 考 えるのが 通 念 ですが 一 方 修 学 中 でない 成 人 の 者 や 退 職 後 の 親 などは その 生 活 実 態 を 把 握 することが 重 要 なポイン トとなり 審 査 に 必 要 な 書 類 も 多 岐 にわたります したがって 組 合 では 横 浜 市 職 員 共 済 組 合 被 扶 養 者 認 定 事 務 処 理 取 扱 要 領 に 基 づき 収 入 確 認 はもとより 扶 養 事 実 の 有 無 生 計 の 実 態 扶 養 能 力 社 会 通 念 等 を 厳 正 に 総 合 的 に 勘 案 し 認 定 の 可 否 を 判 断 します また 被 扶 養 者 認 定 は 生 活 実 態 そのものの 確 認 であることから 私 的 な 事 情 を 確 認 する 書 類 等 の 提 出 を 余 儀 なくされることになりますが その 資 料 を 取 扱 う 組 合 では 当 然 のことながら 情 報 の 流 出 防 止 目 的 外 使 用 の 禁 止 及 び 守 秘 義 務 等 個 人 情 報 の 保 護 に 努 める 義 務 があります しかし 被 扶 養 者 の 認 定 の 可 否 に 必 要 な 資 料 については 個 人 情 報 であって も 提 出 を 求 めることになりますが 組 合 が 求 めた 資 料 の 提 出 を 拒 否 されるよ うな 場 合 等 は その 時 点 で 認 定 審 査 の 意 思 放 棄 とみなし 審 査 を 終 了 し 申 告 の 取 り 下 げとして 取 扱 わせていただきます 被 扶 養 者 の 認 定 について 組 合 は 全 組 合 員 に 対 し 慎 重 にまた 公 平 公 正 に 審 査 確 認 をしますので 組 合 員 の 皆 様 におかれましてもご 理 解 とご 協 力 を お 願 いします
目 次 Ⅰ 被 扶 養 者 の 定 義 及 び 認 定 要 件 1 1 被 扶 養 者 の 定 義 1 2 被 扶 養 者 の 認 定 要 件 2 Ⅱ 収 入 基 準 等 3 Ⅲ 新 たに 扶 養 家 族 が 増 えたとき 5 1 資 格 取 得 日 5 2 提 出 書 類 5 Ⅳ 離 職 した 家 族 について 申 告 するとき 7 1 雇 用 保 険 に 関 して 7 2 病 気 が 理 由 で 離 職 したとき 8 Ⅴ 子 の 共 同 扶 養 8 Ⅵ 父 母 ( 親 )の 認 定 9 一 覧 表 扶 養 増 の 事 由 発 生 日 及 び 申 告 に 必 要 な 添 付 書 類 等 11 Ⅶ 扶 養 家 族 が 減 ったとき 12 1 資 格 喪 失 日 12 2 提 出 書 類 12 一 覧 表 扶 養 減 の 事 由 発 生 日 及 び 申 告 に 必 要 な 添 付 書 類 等 13 Ⅷ 別 居 している(した) 者 を 申 告 するとき 14 1 届 出 事 由 による 提 出 書 類 14 2 送 金 について 15 3 海 外 に 別 居 するとき 16 4 二 世 帯 住 宅 等 17 Ⅸ 不 安 定 収 入 がある 場 合 17 Ⅹ 配 偶 者 からの 暴 力 を 受 けた 者 について(DV)の 取 扱 い 17 ⅩⅠその 他 1 配 偶 者 と 離 婚 したときの 子 について 18 2 奨 学 金 研 究 奨 励 金 及 び 司 法 修 習 生 貸 与 金 18 3 不 動 産 収 入 18 4 認 定 前 の 医 療 機 関 受 診 18 5 資 格 喪 失 後 の 医 療 機 関 受 診 19 6 保 健 給 付 費 の 戻 入 19 7 資 格 証 明 書 19 8 収 入 比 較 19 ⅩⅡ 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 の 届 出 19 ⅩⅢ 扶 養 状 況 調 査 ( 検 認 ) 20 ⅩⅣ 被 扶 養 者 認 定 関 連 法 ( 一 部 抜 粋 ) 被 扶 養 者 申 告 書 ( 見 本 )と 記 入 について
Ⅰ 被 扶 養 者 の 定 義 及 び 認 定 要 件 1 被 扶 養 者 の 定 義 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 第 2 条 第 1 項 第 2 号 により 主 としてその 組 合 員 により 生 計 を 維 持 されているもので 範 囲 は 次 のとおり 規 定 されています * 続 柄 により 同 居 が 条 件 となる 被 扶 養 者 もいますので 注 意 してください (1) 組 合 員 の 配 偶 者 ( 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 者 を 含 む 以 下 同 じ ) 子 父 母 孫 祖 父 母 及 び 弟 妹 (2) 組 合 員 と 同 一 の 世 帯 に 属 する3 親 等 内 の 親 族 で(1) 以 外 のもの (3) 組 合 員 の 配 偶 者 で 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 と 同 様 の 事 情 にあるものの 父 母 及 び 子 で 組 合 員 と 同 一 世 帯 に 属 するもの ただし 事 実 上 婚 姻 関 係 にある 場 合 には 原 則 として 住 民 票 に 妻 ( 未 届 ) 夫 ( 未 届 ) の 記 載 が 必 要 (4) (3)に 掲 げた 配 偶 者 の 死 亡 後 におけるその 父 母 及 び 子 で 引 き 続 きその 組 合 員 と 同 一 の 世 帯 に 属 するもの 生 計 を 維 持 しているとは 組 合 員 が 認 定 対 象 者 の 生 計 費 の1/2 程 度 以 上 を 認 定 時 から 継 続 的 に 将 来 に 向 けて 維 持 している 状 態 をいいます (3) 曾 祖 父 母 3 曾 祖 父 母 (2) 祖 父 母 2 祖 父 母 (3) 伯 叔 父 母 3 伯 叔 父 母 (3) 配 偶 者 (1) 父 母 1 父 母 (2) 兄 弟 姉 妹 2 弟 妹 兄 姉 (2) 配 偶 者 (3) 甥 姪 配 偶 者 (1) 子 組 合 員 本 人 1 子 (1) 配 偶 者 3 甥 姪 (3) 配 偶 者 (2) 孫 2 孫 (2) 配 偶 者 (3) 曾 孫 3 曾 孫 (3) 配 偶 者 は 組 合 員 本 人 と 同 一 世 帯 であることが 条 件 数 字 は 組 合 員 本 人 からみた 親 等 数 を 示 し 数 字 のみは 血 族 ()は 姻 族 組 合 員 と 同 じ 家 に 住 んでいても 住 民 票 が 別 世 帯 になっている 場 合 ( 世 帯 分 離 している 場 合 )には 被 扶 養 者 として 認 定 しません( 配 偶 者 の 親 など 水 色 で 色 塗 りされた 続 柄 の 方 だ けでなく 父 母 や 子 など 黄 色 で 色 塗 りされた 続 柄 の 方 についても 同 様 です ) 住 民 票 の 世 帯 とは 居 住 と 生 計 をともにする 社 会 生 活 上 の 単 位 であるので 世 帯 を 分 離 しているということは 同 じ 家 に 住 んでいても 生 計 を 別 にしている( 経 済 的 に 独 立 し ている)と 考 えられるからです 扶 養 -P1
2 被 扶 養 者 の 認 定 要 件 (1) 共 済 組 合 の 組 合 員 健 康 保 険 の 被 保 険 者 または 船 員 保 険 の 被 保 険 者 である 者 あるいはその 被 扶 養 者 に 認 定 されている 者 については 被 扶 養 者 の 対 象 としない また 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 被 保 険 者 である 者 も 該 当 しない (2) 1の 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 第 2 条 第 1 項 第 2 号 に 規 定 される 主 として 組 合 員 の 収 入 により 生 計 を 維 持 するもの に 該 当 しないものは 次 のアからエであり さらに 横 浜 市 職 員 共 済 組 合 被 扶 養 者 認 定 事 務 取 扱 要 領 に 基 づきオ 以 降 を 定 めます ア 認 定 対 象 者 について 当 該 組 合 員 以 外 の 者 が 地 方 公 共 団 体 国 その 他 か ら 扶 養 手 当 またはこれに 相 当 する 手 当 を 受 けている 者 イ 組 合 員 が 他 の 者 と 共 同 して 同 一 人 を 扶 養 する 場 合 において 社 会 通 念 上 当 該 組 合 員 が 主 たる 扶 養 者 でない 者 ウ 年 額 130 万 円 以 上 月 額 基 準 108,334 円 以 上 の 恒 常 的 な 収 入 のある 者 た だし 収 入 の 全 部 または 一 部 が 公 的 年 金 等 のうち 障 害 を 支 給 事 由 とする 給 付 に 係 る 場 合 または60 歳 以 上 の 者 であって 収 入 の 全 部 または 一 部 が 公 的 年 金 等 に 係 る 収 入 である 場 合 には 年 額 180 万 円 以 上 月 額 基 準 150,000 円 以 上 の 恒 常 的 な 収 入 がある 者 エ 18 歳 以 上 60 歳 未 満 の 者 (ただし 学 校 教 育 法 に 規 定 する 学 校 の 学 生 及 び 病 気 等 のため 就 労 能 力 を 失 っている 者 等 を 除 く) オ 雇 用 保 険 の 基 本 手 当 等 日 額 で 判 定 をする 収 入 については3,612 円 以 上 の 日 額 給 付 を 受 けられる 者 または 前 記 ウのただし 書 きのものにあっては5,000 円 以 上 の 給 付 を 受 けられる 者 ( 詳 細 は 後 記 Ⅳ 離 職 した 家 族 について 申 告 するとき 参 照 ) カ 傷 病 手 当 金 等 の 休 業 補 償 は 病 気 やけがのために 仕 事 を 休 み 給 料 が 減 額 さ れたり 支 給 されないときに その 間 の 生 活 保 障 として 支 給 されるため 前 記 オ と 同 様 に 日 額 判 定 をします 受 給 中 の 者 若 しくは 給 付 を 受 ける 資 格 があり 申 請 をする 予 定 の 者 は 認 定 できません 支 給 終 了 したときにそれが 確 認 できる 書 類 を 提 出 し 他 の 要 件 を 具 備 して いる 場 合 に 被 扶 養 者 の 申 告 ができます (3) 個 人 事 業 者 は 国 民 健 康 保 険 に 加 入 することが 原 則 のため 被 扶 養 者 の 対 象 と しません ただし 収 入 のある 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 との 公 平 性 を 期 する ため 状 況 により 認 定 する 場 合 もあります ( 詳 細 は 後 記 Ⅱ 収 入 基 準 (7) 参 照 ) (4) 法 人 の 役 員 は 被 扶 養 者 になることはできません ただし 常 勤 役 員 でないこ とを 確 認 できる 書 類 の 提 出 があった 場 合 は 被 扶 養 者 として 審 査 対 象 とするこ とができます ただし 代 表 取 締 役 は 除 きます 確 認 のため 法 人 登 記 の 履 歴 事 項 全 部 証 明 書 等 の 提 出 を 求 めます 基 準 額 を 満 たしていても 扶 養 している 実 態 があると 判 断 できない 場 合 は 認 定 できません 上 記 (2)エについては 一 般 的 に 認 められませんが 扶 養 事 実 や 扶 養 しなければならない 事 情 がある 旨 の 申 告 が 組 合 員 からあったとき に その 実 態 を 具 体 的 に 調 査 確 認 して 認 められる 場 合 があります 扶 養 -P2
Ⅱ 収 入 基 準 等 (1) 認 定 対 象 者 の 向 こう1 年 間 の 収 入 見 込 み 額 が 年 額 130 万 円 未 満 かつ 月 額 基 準 108,334 円 未 満 の 者 ただし 収 入 の 全 部 または 一 部 が 公 的 年 金 等 のう ち 障 害 を 支 給 事 由 とする 給 付 に 係 る 場 合 または60 歳 以 上 の 者 であって 収 入 の 全 部 または 一 部 が 公 的 年 金 等 に 係 る 収 入 である 場 合 には 年 額 180 万 円 未 満 かつ 月 額 基 準 150,000 円 未 満 の 者 (2) 被 扶 養 者 として 認 定 する 際 の 収 入 基 準 額 に 定 める 収 入 とは 所 得 税 法 に 基 づく 収 入 ではなく 非 課 税 の 遺 族 年 金 や 障 害 年 金 をはじめ 厚 生 年 金 共 済 年 金 企 業 年 金 給 与 収 入 不 動 産 収 入 事 業 収 入 利 子 及 び 配 当 など 課 税 非 課 税 にかかわらず すべての 収 入 が 対 象 となります 株 式 等 の 譲 渡 収 入 は 所 得 税 法 上 確 定 申 告 不 要 の 場 合 もありますが 所 得 税 法 上 確 定 申 告 が 不 要 でも 共 済 組 合 の 収 入 には 含 めます ( 後 記 主 な 収 入 の 種 類 参 照 ) (3) 所 得 税 法 上 は 暦 年 の 収 入 で 判 定 しますが 被 扶 養 者 認 定 にあたっては 認 定 時 から 将 来 にむけての 恒 常 的 な 収 入 を 原 則 として 判 定 します ただし 結 果 として 暦 年 で 確 認 できる 証 明 書 等 により 収 入 が 判 明 した 場 合 は その 証 明 書 等 に 基 づき 判 断 するものとします (4) (3)の 認 定 時 から 将 来 にむけての 恒 常 的 な 収 入 とは 必 ずしも1 年 間 の 総 収 入 をさすのではなく 臨 時 パート アルバイト 等 であっても 雇 用 形 態 を 確 認 することにより 向 こう1 年 間 の 収 入 見 込 み 額 が130 万 円 を 超 えると 判 断 できるときは 就 労 開 始 時 を 資 格 喪 失 日 とします このとき 交 通 費 は 含 めません また 賞 与 に 相 当 する 報 酬 がある 場 合 は 状 況 に 応 じて 配 分 加 算 します (5) 退 職 一 時 金 や 資 産 の 譲 渡 売 却 等 の 一 時 的 に 生 じた 収 入 は 恒 常 的 なものと はいえないので 収 入 には 含 めません (6) 個 人 年 金 は 自 身 が 過 去 に 積 み 立 てた 分 ( 元 金 )も 含 め 他 の 年 金 と 同 様 に 収 入 とみなします ただし 一 括 して 受 けとった 場 合 は 一 時 金 として(5)と 同 様 に 扱 います (7) 個 人 事 業 者 など 独 立 して 事 業 を 営 む 者 が 経 営 不 振 や 収 入 過 少 を 理 由 に 被 扶 養 者 として 申 告 があった 場 合 原 則 としては 認 定 できませんが 次 の 状 況 にあっては 所 得 税 確 定 申 告 書 一 式 ( 青 色 申 告 事 業 者 の 場 合 は 青 色 申 告 書 も 含 む)の 写 しを 確 認 することにより 認 定 可 能 として 取 扱 います ア 売 上 高 が180 万 円 以 下 であることと 売 上 高 から 次 のイに 定 める 経 費 を 控 除 した 後 の 額 が130 万 円 未 満 であること さらに 住 民 税 の 所 得 割 が 課 され ていないこと( 所 得 割 が0 円 であること)が 課 税 証 明 書 等 で 確 認 できる 場 合 イ 控 除 できる 経 費 等 の 取 扱 いについては 次 のとおりとします 1 原 材 料 費 及 び 商 品 原 価 配 偶 者 及 び3 親 等 内 の 親 族 ( 事 実 婚 関 係 の 者 を 含 む) 以 外 の 他 人 等 を 雇 用 した 場 合 の 人 件 費 修 繕 費 は 控 除 できるも のとします 2 光 熱 水 費 地 代 家 賃 ( 貸 主 が 親 族 である 場 合 を 除 く) 荷 造 運 賃 通 信 費 については 業 種 による 必 要 性 を 勘 案 して 加 除 の 判 断 をします ただし 事 業 所 と 自 宅 が 同 一 のときで 光 熱 水 費 や 通 信 費 等 について 正 当 と 判 断 できない 場 合 は 除 外 とします 3 その 他 の 経 費 については 除 外 します ウ 個 人 事 業 者 としての 直 近 3 年 間 の 実 績 が 被 扶 養 者 として 申 告 に 至 る 状 況 であること 今 後 将 来 にむけて 事 業 を 拡 大 或 いは 縮 小 していくことにな 扶 養 -P3
るのか 申 告 に 至 った 収 入 減 少 が 修 繕 や 一 時 的 な 状 況 ではないのか その 他 実 態 を 総 合 的 に 審 査 して 判 断 します (8) 雇 用 保 険 や 傷 病 手 当 金 など 休 業 補 償 となる 収 入 については 日 額 で 判 定 をし 基 準 額 未 満 であるときに 被 扶 養 者 として 申 告 できることになります 1,300,000 円 360 日 (1か 月 を30 日 で 算 出 ) 3,612 円 未 満 ( 日 額 ) 1,800,000 円 360 日 (1か 月 を30 日 で 算 出 ) 5,000 円 未 満 ( 日 額 ) (9) 傷 病 手 当 金 を 受 給 していた 者 を 被 扶 養 者 として 申 告 するときは 申 告 前 に 加 入 していた 被 用 者 保 険 から 傷 病 手 当 金 を 受 給 終 了 したことのわかる 書 類 を 提 出 してください また 受 給 が 可 能 である 期 間 の 途 中 に 被 扶 養 者 として 申 告 をした 場 合 は 今 後 受 給 しないことを 記 した 誓 約 書 を 提 出 してください 主 な 収 入 の 種 類 給 与 収 入 給 料 賃 金 賞 与 役 員 報 酬 など 年 金 収 入 厚 生 年 金 共 済 年 金 老 齢 基 礎 年 金 遺 族 年 金 障 害 年 金 個 人 年 金 企 業 年 金 恩 給 など 事 業 収 入 農 業 漁 業 製 造 業 卸 売 業 小 売 業 サービス 業 医 業 株 の 売 買 などから 生 ずる 収 入 利 子 収 入 公 社 債 及 び 預 貯 金 の 利 子 など 配 当 収 入 法 人 から 受 ける 利 益 の 配 当 株 式 の 配 当 剰 余 金 の 配 分 など 不 動 産 収 入 家 賃 地 代 権 利 金 船 舶 機 の 貸 付 料 など 山 林 収 入 山 林 の 伐 採 又 は 譲 渡 による 収 入 雑 収 入 原 稿 料 執 筆 料 講 師 謝 金 講 演 料 出 演 料 印 税 株 式 等 の 譲 渡 収 入 など その 他 の 収 入 傷 病 手 当 金 雇 用 保 険 失 業 給 付 金 休 業 補 償 金 など 年 金 として 所 得 がある 場 合 は 課 税 証 明 書 に 雑 所 得 として 記 載 されます 扶 養 -P4
Ⅲ 新 たに 扶 養 家 族 が 増 えたとき 1 資 格 取 得 日 (1) 事 実 発 生 日 から30 日 以 内 に 必 要 書 類 をそろえたうえで 庶 務 事 務 システムに 入 力 または 所 属 所 長 ( 所 属 共 済 組 合 事 務 担 当 課 )に 被 扶 養 者 申 告 書 を 提 出 した 場 合 事 実 発 生 日 が 共 済 組 合 の 被 扶 養 者 資 格 取 得 日 ( 認 定 日 )となります ただし 届 出 が 遅 れた 場 合 は 所 属 所 長 が 被 扶 養 者 申 告 書 を 受 理 した 日 となり ます 当 該 申 告 に 係 る 被 扶 養 者 申 告 書 を 所 属 所 長 が 受 理 した 日 の 取 扱 いについては 次 のとおりとします 庶 務 事 務 システムを 利 用 する 所 属 においては 原 則 として 審 査 に 必 要 なすべ ての 書 類 をそろえたうえで 庶 務 事 務 システムに 入 力 し 直 ちに 添 付 書 類 を 庶 務 事 務 集 中 センターに 送 付 した 場 合 において 被 扶 養 者 申 告 書 を 受 理 した 日 とし ます このとき 添 付 された 公 的 書 類 の 証 明 日 が 入 力 日 以 降 である 場 合 で30 日 以 内 の 届 出 がなされなかったときは それらの 証 明 日 以 降 の 妥 当 な 日 を 受 理 日 と して 認 定 します また システム 入 力 後 庶 務 事 務 集 中 センターで 添 付 書 類 を 受 領 するまでに 通 常 考 えられる 必 要 以 上 の 時 間 がかかっていると 判 断 できる 場 合 で 30 日 以 内 の 届 出 がなされなかったときは 入 力 日 を 受 理 日 としては 扱 わず その 状 況 から 妥 当 と 判 断 される 日 を 受 理 日 として 認 定 します 庶 務 事 務 システムを 利 用 しない 所 属 の 者 にあっては 原 則 として 審 査 に 必 要 な 書 類 をすべて 添 付 して 共 済 組 合 事 務 担 当 課 で 受 理 した 日 を 被 扶 養 者 の 認 定 日 とします なお 発 行 元 の 都 合 等 により 提 出 していただく 必 要 書 類 がすぐにそろえられ ないときは 自 身 で 可 能 な 書 類 を 先 にそろえて 申 告 ( 庶 務 事 務 システム 利 用 者 は 入 力 )し 申 告 の 際 にその 旨 を 書 面 で 申 し 出 てください 2 提 出 書 類 (1235679131415は 原 本 を 提 出 それ 以 外 は 写 し) 必 被 扶 養 者 申 告 書 ( 庶 務 事 務 システム 利 用 者 を 除 く) 庶 務 事 務 システム 利 用 者 はシステムに 入 力 することにより 庶 務 事 務 集 中 セン ターにおいて 被 扶 養 者 申 告 書 が 自 動 的 に 作 成 され 共 済 組 合 に 届 きます 1 扶 養 事 実 届 出 書 申 告 対 象 者 1 人 につき1 枚 提 出 してください 2 住 民 票 ( 世 帯 全 員 の 続 柄 記 載 のあるもの) 直 近 のものを 提 出 してください 外 国 籍 の 者 を 含 む 住 民 票 を 提 出 する 場 合 は 外 国 籍 の 者 の 国 籍 在 留 資 格 在 留 期 間 満 了 の 日 等 の 記 載 があるものを 提 出 してください 3 課 税 証 明 書 ( 直 近 のもの 収 入 や 控 除 額 のわかる 明 細 が 記 載 されたもの) 課 税 ( 非 課 税 ) 証 明 書 の 提 出 は 税 金 そのものの 確 認 をすることが 目 的 では なく 認 定 対 象 者 の 収 入 及 び 所 得 の 有 無 及 び 金 額 を 確 認 するために 提 出 して いただきます そのため 必 ず 控 除 額 等 明 細 の 記 載 された 収 入 がわかるも のを 取 得 してください ( 横 浜 市 の 場 合 は 全 件 用 というものです ) このとき 基 準 額 以 上 の 前 年 の 収 入 が 記 載 されていても たとえば 給 与 収 入 事 業 収 入 のみの 者 が 既 に 離 職 或 いは 廃 業 している 場 合 等 は その 収 入 は 認 定 前 のもので 申 告 時 から 将 来 に 向 けて 生 じる 収 入 ではないので 収 入 基 準 として 認 定 の 支 障 になるものではありません 扶 養 -P5
しかし 雇 用 保 険 受 給 状 況 の 確 認 が 必 要 になる 場 合 は 確 認 に 要 する 書 類 を 提 出 していただきます 課 税 ( 非 課 税 ) 証 明 書 は 当 該 年 の1 月 1 日 現 在 住 民 登 録 のあった 管 轄 の 役 所 で 発 行 されます 基 本 的 に6 月 初 旬 に 当 該 年 度 のものが 取 得 できます 証 明 内 容 は 前 年 のものです 課 税 証 明 書 に 営 業 所 得 事 業 所 得 不 動 産 所 得 等 所 得 として 記 載 があ り 収 入 の 詳 細 が 確 認 できない 場 合 は 確 定 申 告 書 ( 青 色 申 告 含 む) 一 式 の 写 しを 提 出 していただきます 収 支 内 訳 書 も 提 出 してください 学 生 で 収 入 がないときは 課 税 証 明 書 の 提 出 は 不 要 です ただし 就 労 後 に 再 び 学 生 に 戻 ったときは 提 出 が 必 要 です 4 収 入 及 び 雇 用 形 態 の 確 認 できる 書 類 雇 用 契 約 書 労 働 条 件 通 知 書 等 並 びに 直 近 3か 月 分 の 給 料 明 細 等 状 況 によ り 給 与 明 細 は3か 月 以 上 提 出 していただくことがあります 雇 用 契 約 書 や 労 働 条 件 通 知 書 がないときは 所 定 の 13 給 与 支 払 等 証 明 書 に 勤 務 先 で 証 明 を 取 得 し 提 出 してください 5 在 学 証 明 書 ( 高 校 生 大 学 生 専 門 学 校 生 の 場 合 ) 学 生 証 の 写 しは 退 学 後 に 返 納 していないケースもあるため 不 可 入 学 許 可 証 は 在 学 している 事 実 は 確 認 できないので 不 可 6 雇 用 保 険 に 関 する 確 認 書 離 職 を 理 由 とするときや 課 税 証 明 書 に 給 与 収 入 の 記 載 があるときに 提 出 して いただきます 状 況 により 添 付 書 類 が 異 なります 7 戸 籍 全 部 事 項 証 明 書 等 親 兄 弟 姉 妹 等 を 扶 養 申 請 する 場 合 は 必 ず 必 要 他 に 扶 養 し 得 る 者 の 存 在 確 認 のために 親 子 兄 弟 姉 妹 が 客 観 的 にすべて 確 認 できるもの 電 算 化 されたことによる 戸 籍 全 部 事 項 証 明 書 等 現 在 のもので は 除 籍 された 者 が 確 認 できないことがありますので 取 得 の 際 は 戸 籍 担 当 窓 口 で 充 分 確 認 して 必 要 なものを 取 得 してください 8 前 年 中 の 源 泉 徴 収 票 写 し または 確 定 申 告 書 ( 青 色 申 告 含 む) 及 び 収 支 内 訳 書 等 一 式 の 写 し 扶 養 手 当 受 給 の 該 当 がない 子 を 被 扶 養 者 として 申 告 する 際 に 配 偶 者 が 他 の 健 康 保 険 組 合 や 国 民 健 康 保 険 に 加 入 している 場 合 は 夫 婦 間 の 収 入 比 較 をする 必 要 があるなど 当 該 被 扶 養 者 を 他 に 扶 養 し 得 る 者 があるときに 収 入 比 較 の 資 料 として 使 用 することもあります 確 定 申 告 したことにより 被 扶 養 者 として 認 定 可 能 になる 場 合 税 務 署 の 受 付 日 の 確 認 が 必 要 になることがあります 電 子 申 告 による 場 合 も 受 付 したことのわかる 受 信 確 認 の 資 料 を 添 付 してください 9 健 康 保 険 資 格 喪 失 証 明 書 10 国 民 健 康 保 険 証 写 し 11 離 職 票 1 2 写 し 12 雇 用 保 険 受 給 資 格 者 証 写 し 13 給 与 支 払 等 証 明 書 14 送 金 ( 計 画 実 績 ) 確 認 書 金 融 機 関 発 行 の 送 金 証 明 の 添 付 が 必 要 です 15 理 由 書 申 立 書 等 15は 様 式 として 定 めていませんが 認 定 に 必 要 と 思 われる 申 立 事 実 等 があ りましたら 記 入 日 職 員 番 号 所 属 氏 名 押 印 (または 自 署 )のうえ 他 の 書 類 とともに 提 出 してください 扶 養 -P6
* 必 要 に 応 じて 上 記 のほかにも 各 種 証 明 書 等 を 提 出 していただきます Ⅳ 離 職 した 家 族 について 申 告 するとき 1 雇 用 保 険 に 関 して 離 職 の 事 由 により 被 扶 養 者 として 認 定 する 場 合 は 雇 用 保 険 の 受 給 状 況 を 詳 細 に 確 認 します 事 業 主 が 従 業 員 を 雇 用 したときは 原 則 雇 用 保 険 に 加 入 することになってい ますが 現 状 は 雇 用 形 態 が 様 々であるのが 実 態 です 被 扶 養 者 になるための 申 告 事 由 が 離 職 でなくても 婚 姻 を 伴 う 場 合 や 課 税 証 明 書 に 収 入 の 記 載 があるなど 雇 用 保 険 の 受 給 状 況 を 確 認 する 必 要 がある 場 合 は 届 出 によりその 現 状 を 把 握 してからでないと 認 定 には 至 りません 雇 用 保 険 に 関 する 確 認 書 とともに 雇 用 保 険 に 関 する 確 認 書 提 出 時 に 必 要 な 添 付 書 類 等 を 参 照 のうえ 状 況 に 応 じて 確 認 できる 必 要 書 類 を 添 付 して 提 出 してください (1) 雇 用 保 険 を 受 給 するとき 1 受 給 するが 基 準 額 範 囲 内 であることが 確 認 できる 場 合 は 被 扶 養 者 とし て 申 告 できます 2 すでにハローワークに 申 請 済 のときとこれから 申 請 するときとで 添 付 書 類 が 異 なります これから 申 請 するときはさらに 後 日 提 出 していただく 書 類 があります 雇 用 保 険 受 給 開 始 時 には 遅 滞 なく 被 扶 養 者 から 外 す 手 続 きをしてくだ さい 3 勤 務 先 都 合 等 で 離 職 のため 給 付 制 限 期 間 がない 場 合 は 雇 用 保 険 受 給 終 了 まで 認 定 しません (2) 雇 用 保 険 受 給 の 意 思 がないとき 雇 用 保 険 法 における 失 業 とは 同 法 第 4 条 第 3 項 に 労 働 の 意 思 及 び 能 力 を 有 するにもかかわらず 職 業 に 就 くことができない 状 態 にあること と 定 め られており 本 来 雇 用 保 険 は 求 職 活 動 をすることで 支 給 されるもので 給 付 の 目 的 は 再 就 職 までの 生 活 保 障 にあります つまり 早 く 適 職 を 得 て 再 就 職 す ることが 前 提 です 1 離 職 票 1 2があるときは 上 記 の 意 思 や 能 力 を 有 さず 雇 用 保 険 給 付 の 意 思 がないことをハローワークで 記 載 された 離 職 票 1.2の 写 しを 提 出 し てください 2 離 職 票 交 付 を 希 望 しなかったとき 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 喪 失 確 認 通 知 書 ( 離 職 票 1と 同 様 式 ) 写 しを 提 出 してください しかし これは 後 から 離 職 票 1.2を 交 付 してもらうことに 変 更 が 可 能 な 状 況 ですので 後 日 組 合 から 確 認 の 資 料 を 求 めたときや 扶 養 状 況 調 査 ( 検 認 )の 際 別 途 指 定 した 書 類 を 提 出 していただくことがあります (3) 雇 用 保 険 受 給 期 間 を 延 長 したとき 妊 娠 出 産 育 児 及 び 病 気 等 で 受 給 延 長 の 手 続 きをした 場 合 は 受 給 期 間 延 長 通 知 書 等 の 受 給 延 長 したことがわかる 書 類 の 写 しを 提 出 してください 受 給 開 始 したときは 必 ず 扶 養 から 外 す 手 続 きをしてください この 場 合 状 況 により 後 日 組 合 から 確 認 の 資 料 を 求 めたときや 扶 養 状 況 調 査 ( 検 認 )の 際 指 定 した 書 類 を 提 出 していただくことがあります 扶 養 -P7
(4) 期 間 不 足 で 受 給 できないとき 直 近 の 離 職 票 だけでは 雇 用 保 険 の 受 給 はできなくても それ 以 前 のものと 通 算 すると 可 能 な 場 合 は 該 当 する 手 続 きをしてください (5) 雇 用 保 険 に 未 加 入 だったとき 離 職 した 勤 務 先 が 雇 用 保 険 の 適 用 がなかったときなどは それが 証 明 でき る 書 類 等 を 提 出 してください 例 1 雇 用 当 初 から3か 月 の 雇 用 契 約 だったときは 雇 用 契 約 書 労 働 条 件 通 知 書 等 の 写 し 21 週 間 当 たりの 所 定 労 働 時 間 が18 時 間 だったときは 雇 用 契 約 書 労 働 条 件 通 知 書 等 の 写 し 勤 務 時 の 給 与 明 細 書 写 し( 雇 用 保 険 料 が 引 かれていない) 証 明 できる 書 類 がないときは ハローワークで 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 取 得 届 出 確 認 照 会 票 を 提 出 し 雇 用 保 険 の 被 保 険 者 でなかったことが 確 認 できる 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 取 得 届 出 確 認 照 会 回 答 書 を 取 得 し 提 出 してください (6) 雇 用 保 険 を 受 給 終 了 したとき 支 給 終 了 日 の 翌 日 が 事 実 発 生 日 となります 2 病 気 が 理 由 で 離 職 したとき 健 康 保 険 などの 被 用 者 保 険 に 加 入 していた 者 の 離 職 理 由 が 病 気 が 原 因 である とき 在 職 中 から 引 き 続 き 病 気 であった 場 合 に 傷 病 手 当 金 の 受 給 が 可 能 となる ことがあります 傷 病 手 当 金 は 日 額 基 準 で 判 定 をする 収 入 となりますので 病 気 が 原 因 で 離 職 したときはその 状 況 を 必 ず 申 告 してください 受 給 中 あるいは 受 給 資 格 があって 今 後 申 請 する 予 定 である 者 は 被 扶 養 者 に はなれない 可 能 性 が 高 いので 確 認 審 査 のうえ 認 定 可 否 の 判 断 をします Ⅴ 子 の 共 同 扶 養 夫 婦 双 方 に 収 入 がある 場 合 は 基 本 的 に 収 入 の 高 い 被 保 険 者 の 被 扶 養 者 になり ます ( 後 記 ⅩⅠその 他 8 収 入 比 較 参 照 ) ただし 次 の 場 合 は 申 告 した 方 の 被 扶 養 者 になります (1) 夫 婦 ともに 本 市 共 済 組 合 員 で 扶 養 手 当 を 受 給 する 者 が 被 扶 養 者 の 申 告 をす る 場 合 (2) 配 偶 者 が 当 組 合 以 外 に 加 入 していて 本 市 共 済 組 合 員 が 扶 養 手 当 を 申 請 する 場 合 ( 配 偶 者 が 扶 養 手 当 を 受 給 していないことが 条 件 ) (3) 扶 養 手 当 の 受 給 対 象 とならない 者 を 被 扶 養 者 として 申 告 するとき 配 偶 者 が 他 の 健 康 保 険 組 合 や 国 民 健 康 保 険 等 に 加 入 していて 夫 婦 双 方 の 年 間 収 入 の 差 額 が その 多 い 方 の 一 割 以 内 である 場 合 育 休 者 の 申 告 も 可 能 ですが 扶 養 手 当 の 受 給 は 復 職 後 からとなります Ⅵ 親 の 認 定 別 居 については 後 述 しますが 別 居 における 親 の 被 扶 養 者 としての 申 告 にあた っては 年 金 額 確 認 やそれまでの 生 活 の 実 績 また 本 当 に 当 該 組 合 員 が 扶 養 して いるのか 他 に 扶 養 し 得 る 家 族 の 有 無 など 把 握 すべき 事 項 が 多 いにもかかわらず その 実 態 確 認 が 非 常 に 困 難 であるのが 実 情 です 詳 細 に 事 実 の 申 告 をお 願 いします 扶 養 -P8
(1) 親 を 被 扶 養 者 として 申 告 する 場 合 被 扶 養 者 として 申 告 する 者 の 収 入 が 認 定 基 準 額 の 範 囲 内 であり かつ 被 扶 養 者 として 申 告 する 者 に 配 偶 者 がある 場 合 夫 婦 相 互 扶 助 の 観 点 から 父 母 の 収 入 合 計 額 が 横 浜 市 職 員 共 済 組 合 被 扶 養 者 認 定 事 務 処 理 取 扱 要 領 別 表 1に 規 定 する 収 入 基 準 の 合 計 額 未 満 である 場 合 に 認 定 の 対 象 として 審 査 します (2) 当 該 組 合 員 以 外 にも 親 と 同 居 している 兄 弟 姉 妹 がいる 場 合 は その 中 で 一 番 収 入 の 多 い 者 を 先 順 位 とします (3) さらに はじめに に 記 したように 収 入 が 基 準 の 範 囲 内 であるからといっ て 認 定 できるものではなく 主 として 組 合 員 が 生 計 を 維 持 している( 認 定 対 象 者 の 収 入 を 超 える 金 額 以 上 かつ 基 準 額 以 上 を 生 活 費 として 負 担 している) 事 実 があることや 生 計 の 実 態 と 継 続 性 社 会 通 念 等 を 総 合 的 に 勘 案 して 認 定 の 可 否 を 判 定 します 1 たとえば 高 額 の 収 入 を 得 ていた 親 が 定 年 退 職 をして 収 入 がなくなり 収 入 基 準 額 内 なので 被 扶 養 者 として 申 告 をするというのは 認 められるもので はありません 現 役 で 収 入 を 得 ていた 親 であれば 通 常 退 職 後 に 備 えた 準 備 を していると 考 えるのが 社 会 通 念 であり いきなり 子 供 である 組 合 員 に 生 活 費 の 大 半 を 頼 る 生 活 に 陥 るとは 考 えにくいものです 生 計 維 持 関 係 の 実 態 もな いのに 単 に 国 民 健 康 保 険 料 ( 税 )を 節 約 するために 組 合 員 の 被 扶 養 者 になる ということは 認 められません 被 扶 養 者 は 掛 金 ( 保 険 料 )の 支 払 いはなく 他 の 組 合 員 の 皆 さんが 支 払 っ た 掛 金 で 保 険 給 付 を 受 けられるのですから 認 定 は 慎 重 に 公 平 に 公 正 に 判 断 することになります しかし 現 実 には 様 々な 実 態 がありますので 扶 養 (= 生 活 費 の 面 倒 を 主 としてみている) の 事 実 がある 場 合 は 申 告 してください 2 別 居 している 母 親 の 年 金 受 給 額 が170 万 円 あるが 170 万 円 以 上 の 送 金 をするという 条 件 で 申 告 があった 事 例 の 場 合 340 万 円 ( 年 金 170 万 円 + 送 金 170 万 円 )という 額 が 実 際 に 母 親 が 生 活 するのに 必 要 かどう かという 状 況 について 確 認 審 査 します たとえば 保 険 診 療 対 象 外 の 治 療 を 受 けていて 高 額 な 費 用 がかかっている 事 情 があるなど 組 合 員 が 生 計 面 を 支 えなければならないその 事 実 を 証 明 できるものを 添 付 して 申 告 してください Ⅶ 婚 姻 出 産 した 子 の 認 定 被 扶 養 者 として 認 定 されているお 子 さんが 結 婚 した 場 合 には 婚 姻 日 または 別 居 日 のうち 早 い 日 をもって 被 扶 養 者 から 外 れていただくことになります 孫 は その 親 が 扶 養 義 務 を 負 うことから 原 則 として 被 扶 養 者 には 認 定 しません また 被 扶 養 者 になっている 子 が 出 産 した 場 合 ( 未 婚 の 場 合 も 含 む ) 誰 かに 扶 養 される 立 場 ではなく 親 として 経 済 的 に 自 立 してその 子 供 を 養 育 する 義 務 があると 考 えますので 原 則 として 扶 養 から 抜 けていただくことになります 孫 の 親 が 子 育 てを 放 棄 して 所 在 不 明 のため 組 合 員 ( 祖 父 母 )が 経 済 的 に 孫 を 扶 養 している 場 合 など 共 済 組 合 がやむを 得 ないと 判 断 する 場 合 のみ 認 定 します また 認 定 する 場 合 であっても 期 限 や 条 件 を 定 めたうえでの 認 定 となります 扶 養 -P9
基 準 額 を 満 たしていても 具 体 的 な 調 査 確 認 をして 当 該 組 合 員 が 扶 養 し なければならない 事 情 や 扶 養 している 実 態 があるなど 生 計 の 実 態 や 今 後 の 継 続 性 社 会 通 念 等 を 厳 正 に 総 合 的 に 勘 案 して 判 断 します そのうえで 扶 養 して いると 共 済 組 合 が 判 断 できない 場 合 は 認 定 できません 扶 養 とは 実 生 活 においてその 者 の 生 活 費 の 半 分 以 上 を 当 該 組 合 員 が 将 来 に 向 かって 継 続 的 に 支 払 っている 実 態 があることをいいます 生 活 費 の 実 態 は 個 々に 異 なりますが 申 告 による 事 実 確 認 と 社 会 通 念 から 判 断 します 1 個 々の 事 案 により 提 出 書 類 が 異 なる 場 合 がありますので 不 明 な 場 合 は 庶 務 事 務 集 中 センターヘルプデスクまたは 職 員 共 済 組 合 にお 問 合 せください ただし 電 話 による 照 会 は 勘 違 いや 行 き 違 いが 生 じることが 多 々あるため 後 日 さ らに 確 認 書 類 の 提 出 を 求 めることがありますので あらかじめご 了 解 ください 2 小 児 医 療 費 助 成 事 業 医 療 証 重 度 障 害 者 医 療 証 ひとり 親 家 庭 等 医 療 費 助 成 事 業 医 療 証 自 立 支 援 医 療 受 給 者 証 特 定 疾 患 医 療 受 給 者 証 などにより 医 療 費 の 公 費 助 成 を 受 けている 方 は 保 健 給 付 において 必 要 ですので 被 扶 養 者 申 告 の 際 そ の 写 しを 必 ず 添 付 してください 後 日 該 当 になった 場 合 は その 都 度 に 提 出 してくだ さい 制 度 の 名 称 は 市 町 村 によって 異 なります 扶 養 -P10
扶 養 増 の 事 由 発 生 日 及 び 申 告 に 必 要 な 添 付 書 類 等 共 通 書 類 1 養 事 実 届 出 書 2 住 民 票 ( 続 柄 記 載 のある 世 帯 全 員 のもの)3 課 税 ( 非 課 税 ) 証 明 書 ( 収 入 や 控 除 額 等 詳 細 がわかるもの) 収 入 のない 学 生 は 不 要 事 由 事 由 発 生 日 事 由 別 提 出 書 類 採 用 採 用 された 日 認 定 対 象 者 と 状 況 により 異 なる 出 生 出 生 の 日 3は 不 要 配 偶 者 が 被 扶 養 者 でない 場 合 は1に 同 意 の 記 載 が 必 要 婚 姻 婚 姻 届 受 理 日 または 同 居 日 のいずれか 遅 い 日 戸 籍 全 部 事 項 証 明 または 受 理 証 明 書 等 離 職 や 雇 用 保 険 の 受 給 が 伴 う 場 合 や 収 入 がある 場 合 は 状 況 により 書 類 が 異 なる 離 職 原 則 として 退 職 日 の 翌 日 健 康 保 険 資 格 喪 失 証 明 書 原 本 雇 用 保 険 受 給 状 況 により 書 類 が 異 なる 雇 用 保 険 受 給 終 了 収 入 減 少 傷 病 手 当 金 受 給 終 了 雇 用 保 険 支 給 終 了 日 の 翌 日 収 入 が 減 少 したこと が 認 できる 日 傷 病 手 当 金 受 給 終 了 日 の 翌 日 雇 用 保 険 受 給 資 格 者 証 写 し( 全 面 ) 状 況 により 異 なる 雇 用 契 約 や 労 働 条 件 の 変 更 が 確 認 できる 書 類 写 し 給 与 明 細 写 し 源 泉 徴 収 票 写 し 確 定 申 告 一 式 写 し 健 康 保 険 資 格 喪 失 証 明 書 原 本 国 民 健 康 保 険 証 写 し 年 金 の 通 知 写 し 配 当 の 通 知 写 し その 他 当 該 健 康 保 険 発 行 の 受 給 終 了 日 が 確 認 できる 書 類 写 し 扶 養 者 の 変 更 同 居 養 子 縁 組 個 人 事 業 の 廃 止 場 合 により 異 なる 住 民 票 に 記 載 された 同 居 の 日 戸 籍 に 記 載 された 日 または 同 居 日 の いずれか 遅 い 日 廃 業 日 の 翌 日 戸 籍 全 部 事 項 証 明 または 受 理 証 明 書 等 健 康 保 険 資 格 喪 失 証 明 書 原 本 または 国 民 健 康 保 険 証 写 し 源 泉 徴 収 票 写 し 確 定 申 告 一 式 写 し 年 金 額 がわかる 書 類 離 職 や 雇 用 保 険 の 受 給 が 伴 う 場 合 や 収 入 がある 場 合 は 状 況 により 書 類 が 異 なる その 他 税 務 署 等 に 提 出 の 廃 業 届 写 し 資 格 喪 失 証 明 書 原 本 ま たは 国 民 健 康 保 険 証 写 し その 他 状 況 により 書 類 が 異 な る 外 国 籍 の 者 を 含 む 住 民 票 を 提 出 する 場 合 は 外 国 籍 の 者 の 国 籍 在 留 資 格 在 留 期 間 満 了 の 日 等 の 記 載 があるものを 提 出 してください 認 定 に 必 要 な 書 類 は 状 況 により 異 なります 必 要 に 応 じて 上 記 のほかに 各 種 証 明 書 等 を 提 出 してい ただきます 扶 養 -P11
Ⅶ 扶 養 家 族 が 減 ったとき 1 資 格 喪 失 日 事 実 発 生 日 が 資 格 喪 失 日 となります 就 職 の 場 合 は 健 康 保 険 証 の 資 格 取 得 の 有 無 にかかわらず 採 用 日 が 資 格 喪 失 日 になります 資 格 喪 失 は 扶 養 認 定 とは 異 なり 何 年 でも 遡 って 処 理 します 申 告 が 遅 れると 共 済 組 合 で 負 担 した 保 健 給 付 費 の 返 還 請 求 など 組 合 員 に 負 担 が 生 じますので 忘 れず に 遅 滞 なく 手 続 きをしてください 2 提 出 書 類 ( 原 本 ) 1 組 合 員 被 扶 養 者 証 組 合 員 証 の 提 出 は 不 要 です 別 居 の 届 出 のみで 扶 養 が 継 続 する 場 合 組 合 員 被 扶 養 者 証 の 提 出 は 不 要 です 2 被 扶 養 者 申 告 届 庶 務 事 務 システム 利 用 者 はシステムに 入 力 することで その 内 容 が 申 告 書 として 庶 務 事 務 集 中 センターにおいて 自 動 的 に 作 成 されます 3 給 与 支 払 等 証 明 書 状 況 により 提 出 していただきます 4 理 由 書 申 立 書 等 様 式 として 定 めていませんが 申 告 に 必 要 と 思 われる 申 立 事 実 等 がありましたら 記 入 日 職 員 番 号 所 属 氏 名 押 印 (または 自 署 )のうえ 他 の 書 類 とともに 提 出 してください 5 資 格 喪 失 証 明 発 行 依 頼 書 離 婚 収 入 増 加 個 人 事 業 開 始 の 理 由 など 被 扶 養 者 の 資 格 喪 失 後 国 民 健 康 保 険 に 加 入 する 場 合 は 資 格 喪 失 証 明 書 が 必 要 になります 届 出 された 方 に 自 動 的 に 交 付 するものではありませんので 必 要 なときは 他 の 書 類 とともに 添 付 してください 申 告 時 に 依 頼 がなく 後 日 依 頼 の 際 は 各 所 属 共 済 事 務 担 当 課 から 依 頼 していた だきます 扶 養 -P12
扶 養 減 の 事 由 発 生 日 及 び 申 告 に 必 要 な 添 付 書 類 等 共 通 書 類 1 組 合 員 被 扶 養 者 証 返 還 すべき 証 が 無 いときは 組 合 員 証 等 返 還 不 能 理 由 書 2 資 格 喪 失 証 明 発 行 依 頼 書 喪 失 後 に 国 民 健 康 保 険 に 加 入 する 者 のみ 必 要 事 由 事 由 発 生 日 事 由 別 提 出 書 類 就 職 離 婚 別 居 採 用 日 または 健 康 保 険 等 資 格 取 得 日 戸 籍 に 記 載 された 離 婚 日 先 に 別 居 している 場 合 は 別 居 の 日 住 民 票 に 記 載 された 別 居 の 日 被 保 険 者 証 等 の 写 しまたは 採 用 辞 令 等 戸 籍 全 部 事 項 証 明 等 調 停 や 裁 判 離 婚 の 場 合 は 調 書 の 写 しでも 可 住 民 票 ( 配 偶 者 の 転 出 が 確 認 できる 同 居 時 のもの 離 婚 時 に 同 居 継 続 中 であればその 状 態 のもの) 対 象 者 の 転 出 が 確 認 できる 同 居 時 の 住 民 票 同 居 が 条 件 でない 者 は 状 況 により 異 なる 収 入 の 増 加 不 安 定 収 入 の 場 合 扶 養 申 告 時 からの 積 み 上 げ で 年 間 130 万 円 を 超 え た 月 の 初 日 労 働 条 件 変 更 による ときは 契 約 変 更 日 その 他 状 況 により 異 なる 各 月 給 与 明 細 書 写 し 給 与 支 払 等 証 明 書 源 泉 徴 収 票 雇 用 条 件 ( 労 働 条 件 ) 変 更 契 約 書 写 し その 他 事 業 収 入 の 増 加 不 動 産 収 入 の 増 加 雇 用 保 険 の 受 給 開 始 年 金 の 受 給 開 始 または 増 額 収 入 が 増 加 した 年 の 翌 年 1 月 1 日 収 入 が 増 加 した 年 の 翌 年 1 月 1 日 または 所 有 権 移 転 の 日 受 給 延 長 後 に 受 給 開 始 した 日 年 金 支 払 決 定 通 知 改 定 通 知 等 通 知 日 の 翌 々 日 確 定 申 告 書 一 式 ( 受 付 印 のあるもの) 写 し 電 子 申 告 のと きは 受 付 がわかる 受 信 確 認 資 料 も 添 付 確 定 申 告 書 一 式 ( 受 付 印 のあるもの) 写 し 電 子 申 告 のと きは 受 付 がわかる 受 信 確 認 資 料 も 添 付 不 動 産 の 取 得 により 一 定 額 を 超 える 収 入 が 見 込 まれると きは 登 記 簿 謄 本 等 写 し 雇 用 保 険 受 給 資 格 者 証 写 し( 全 面 ) 支 払 決 定 通 知 書 または 改 定 通 知 書 または 裁 定 通 知 書 等 写 し 扶 養 者 の 変 更 場 合 により 異 なる 場 合 により 異 なる 子 供 の 結 婚 戸 籍 に 記 載 された 婚 姻 日 先 に 別 居 している 場 合 は 別 居 の 日 戸 籍 全 部 事 項 証 明 等 住 民 票 ( 子 の 転 出 が 確 認 できる 同 居 時 のもの 子 の 婚 姻 時 に 同 居 であればその 状 態 のもの) 個 人 事 業 の 開 始 事 業 開 始 の 日 税 務 署 等 に 提 出 の 開 業 届 写 し 扶 養 -P13
死 亡 施 設 等 に 入 所 ( 喪 失 するとき) 死 亡 した 日 の 翌 日 入 所 の 日 戸 籍 全 部 事 項 証 明 等 住 民 票 死 亡 診 断 書 写 し 火 埋 葬 許 可 証 写 し いずれか 入 所 契 約 書 写 しや 証 明 書 等 入 所 日 が 確 認 できるもの 資 格 喪 失 に 必 要 な 書 類 は 状 況 により 異 なります 必 要 に 応 じて 上 記 のほかに 各 種 証 明 書 等 を 提 出 していただきます 喪 失 は 事 実 日 に 遡 って 認 定 を 取 消 します それに 伴 う 医 療 費 があるときは 組 合 員 に 返 還 していただくことになりますので 遺 漏 や 遅 延 のないよう 手 続 きしてください Ⅷ 別 居 している(した) 者 を 申 請 するとき 本 来 同 居 して 生 活 するはずの 家 族 などが 諸 事 情 により 別 々に 住 むことが 別 居 であることから 生 計 も 別 であるという 考 え 方 が 基 本 になります 主 たる 生 計 のつながりの 事 実 を 確 認 する ことが 別 居 時 の 主 とした 確 認 事 項 であるため 同 居 での 認 定 とは 異 なり 認 定 基 準 が 厳 し くなります 別 居 している 者 を 新 たに 被 扶 養 者 とする 場 合 には 認 定 対 象 者 の 続 柄 認 定 基 準 額 送 金 額 送 金 方 法 の 条 件 を 満 たし 生 計 維 持 関 係 がある 事 実 の 証 明 が 必 要 です また 同 居 で 認 定 されていた 者 が 別 居 した 場 合 は 申 告 時 及 び3か 月 後 に 送 金 確 認 書 を 提 出 してください ( 詳 細 は 2 送 金 について を 参 照 ) 学 校 教 育 法 に 規 定 する 学 校 の 学 生 については 在 学 証 明 書 と 生 活 拠 点 のわかる 書 類 の 提 出 により 継 続 して 認 定 します ただし 就 職 等 で 被 扶 養 者 から 一 度 外 れた 者 を 再 度 学 生 として 申 告 する 場 合 は 収 入 状 況 のほか 詳 細 な 実 態 確 認 ができる 書 類 の 提 出 を 求 めます なお 特 別 な 事 情 があるなどの 場 合 は 個 々に 審 査 し 判 断 しますので 申 し 出 てく ださい 別 居 した 場 合 は 必 ず 別 居 の 届 出 を 庶 務 事 務 システムへの 入 力 または 被 扶 養 者 申 告 書 の 提 出 をしてください 別 居 扶 養 として 認 められない 場 合 は 扶 養 から 外 れていただきます カード 化 に 伴 い 不 正 使 用 が 可 能 になるケースが 生 じますが 届 出 を 怠 り 別 居 していたことが 後 日 判 明 した 場 合 で 別 居 要 件 を 満 たす 証 明 が 提 出 できな いときは 別 居 時 点 に 遡 り 資 格 を 取 消 します 今 後 検 認 ( 扶 養 状 況 調 査 ) 等 によりその 実 態 確 認 に 随 時 努 めますが 当 共 済 組 合 が 求 めた 資 料 の 提 出 がない 場 合 や 扶 養 の 事 実 が 確 認 できないと 判 断 した 場 合 も 別 居 時 点 まで 遡 って 資 格 を 喪 失 します 遡 って 資 格 喪 失 したものが その 時 点 で 認 定 可 能 な 場 合 は 再 度 届 出 した ときからの 認 定 となり 認 定 の 遡 りはしませんのでご 注 意 ください 1 届 出 事 由 による 提 出 書 類 (1) 既 に 扶 養 認 定 されている 子 の 進 学 ア 在 学 証 明 書 ( 直 近 に 取 得 したもの) 学 生 証 の 写 しは 退 学 後 に 返 納 していないケースもあるため 不 可 入 学 許 可 証 は 在 学 している 事 実 が 確 認 できないので 不 可 義 務 教 育 であっても 別 居 時 は 提 出 して 扶 養 -P14
ください イ 転 出 先 の 分 かる 書 類 ( 住 民 票 賃 貸 借 契 約 書 入 寮 証 明 書 などの 写 し) 学 業 に 専 念 するために 就 労 できないということで 送 金 証 明 の 提 出 を 求 めてい ませんが 夜 間 学 生 や 就 職 のためのカルチャースクール 等 に 通 っている 場 合 は 学 生 としての 扱 いはできませんので 通 常 の 別 居 として 届 出 をしてください ((4)その 他 の 場 合 参 照 ) 入 学 の 事 実 に 基 づきますので 入 学 日 以 降 に 届 出 してください (2) 施 設 入 所 ア 指 定 介 護 老 人 福 祉 施 設 ( 特 別 養 護 老 人 ホーム)に 入 所 した 場 合 に 限 り 同 居 の 延 長 とみなしますので 次 の 書 類 を 添 付 してください 1 扶 養 事 実 届 出 書 2 入 所 契 約 書 の 写 し 3 施 設 利 用 料 の 見 積 書 または 領 収 書 の 写 し 4 収 入 のわかる 書 類 ( 直 近 の 年 金 改 定 通 知 書 等 の 写 し) イ 軽 費 老 人 ホーム 有 料 老 人 ホーム グループホーム 等 ( 障 害 者 施 設 も 含 む) 1 扶 養 事 実 届 出 書 2 入 所 契 約 書 または 入 所 証 明 書 または 住 民 票 の 写 し ( 入 所 時 期 と 住 所 の 分 かるもの) 3 施 設 利 用 料 の 見 積 書 または 領 収 書 の 写 し 4 送 金 ( 計 画 実 績 ) 確 認 書 ( 金 融 機 関 発 行 の 振 込 依 頼 書 通 帳 の 写 し 等 添 付 ) 5 収 入 のわかる 書 類 ( 直 近 の 年 金 改 定 通 知 書 等 の 写 し) 入 所 施 設 に 変 更 があった 場 合 は 再 度 認 定 を 行 いますので 新 たに 届 出 をしてくださ い 入 所 者 本 人 に 障 害 遺 族 厚 生 共 済 年 金 等 の 収 入 があり その 収 入 で 生 活 できる 実 態 がある 場 合 は 組 合 員 と 被 扶 養 者 の 間 に 生 計 維 持 関 係 があるといえないため 認 定 基 準 額 (130 万 円 または180 万 円 )にかかわらず 扶 養 から 外 れることになります (3) 人 事 交 流 等 で 組 合 員 が 他 都 市 に 派 遣 業 務 上 一 時 的 に 別 居 を 余 儀 なくされるため 届 出 の 必 要 はありません (4)その 他 の 場 合 ア 扶 養 事 実 届 出 書 イ 収 入 が 確 認 できるもの ウ 住 所 の 確 認 できる 書 類 エ 送 金 ( 計 画 実 績 ) 確 認 書 ( 金 融 機 関 発 行 の 振 込 依 頼 書 等 添 付 ) 対 象 となる 家 族 の 続 柄 や 年 齢 や 実 態 により その 他 の 状 況 を 証 明 する 書 類 の 提 出 を 求 め 当 該 組 合 員 の 被 扶 養 者 として 認 定 できるかどうかを 確 認 のうえ 総 合 的 に 判 断 して 可 否 を 決 定 します 2 送 金 について (1) 認 定 対 象 者 に 収 入 がある 場 合 は 認 定 対 象 者 の 収 入 と 送 金 額 を 合 算 した 額 が 全 国 標 準 生 計 費 ( 人 事 院 の 全 国 都 市 別 生 計 費 単 身 者 の 場 合 参 考 17 年 4 月 : 年 額 約 155 万 円 ) 以 上 あることが 原 則 として 必 要 ですが 当 分 の 間 は 認 定 対 象 者 の 収 入 と 送 金 額 の 合 計 で 年 額 130 万 円 以 上 かつ 認 定 対 象 者 の 収 入 と 同 額 以 上 の 送 金 をしている 事 実 と 今 後 も 継 続 的 に 送 金 することが 必 要 です また 送 金 後 の 被 保 険 者 の 手 元 に 同 居 する 被 扶 養 者 の 分 も 含 めた 生 計 維 持 費 相 当 分 (130 万 円 / 年 人 数 )が 残 ることも 要 件 として 原 則 必 要 となりま す 扶 養 -P15
(2) 認 定 対 象 者 に 収 入 がない 場 合 は 認 定 時 より 向 こう1 年 間 に130 万 円 程 度 の 送 金 が 必 要 です 生 活 費 としての 送 金 であるため 賞 与 時 にまとめて 送 金 するということは 認 められません (3) 申 告 時 に 送 金 計 画 確 認 書 と 初 回 の 送 金 証 明 を 提 出 してください さらに3か 月 後 に 送 金 実 績 確 認 書 とその 間 の 金 融 機 関 発 行 の 送 金 証 明 を 提 出 してください 3か 月 後 に 送 金 実 績 確 認 書 の 提 出 がない 場 合 は 別 居 日 に 遡 り 被 扶 養 者 の 資 格 を 取 消 します 賞 与 分 を 加 算 して 送 金 計 画 をした 場 合 において 提 出 する3か 月 分 の 実 績 に 賞 与 月 を 含 まないときは さらにその3か 月 後 に 送 金 実 績 確 認 書 を 送 金 証 明 と ともに 提 出 してください (4) 送 金 証 明 として 提 出 していただく 書 類 は 生 活 費 をいつ 誰 から 誰 にいくら 送 金 したかを 第 三 者 に 明 確 に 証 明 できるものとして 金 融 機 関 発 行 の 振 込 依 頼 書 写 し 及 び 振 込 先 の 通 帳 写 しを 提 出 してください 現 金 による 送 金 のときは 現 金 書 留 封 筒 写 し( 控 えの 写 しは 不 可 )を 提 出 してください 手 渡 しによる 方 法 は 事 実 確 認 ができないので 認 められません 検 認 ( 扶 養 状 況 調 査 )を 随 時 実 施 しますので 必 ず 振 込 依 頼 書 等 の 控 えを 保 管 して おいてください 失 くしてしまった 場 合 であっても 求 めた 送 金 証 明 の 提 出 がで きない 場 合 送 金 の 事 実 が 確 認 できない 時 点 に 遡 って 扶 養 から 外 れていただき ますので 充 分 ご 注 意 ください (5) 単 に 小 遣 い 程 度 の 送 金 をしている 場 合 や また 少 額 の 送 金 で 対 象 者 の 生 計 が 成 り 立 つ 実 態 があるにもかかわらず 認 定 を 得 るための 要 件 に 合 致 させる 送 金 をしていると 判 断 できる 場 合 など 基 準 を 満 たしていても 実 態 とかけ 離 れてい たり 社 会 通 念 上 妥 当 性 を 欠 くと 共 済 組 合 が 判 断 した 場 合 は 認 定 できません 別 居 していた 被 扶 養 者 と 再 度 同 居 した 場 合 は 同 居 に 戻 ったという 内 容 の 届 出 が 必 要 になります 別 居 の 状 態 のまま 就 職 等 により 被 扶 養 者 の 資 格 を 喪 失 する 場 合 には 庶 務 事 務 シス テムによる 手 続 きまたは 被 扶 養 者 申 告 書 の 提 出 により 喪 失 の 手 続 きをしてください こ のとき 同 居 に 戻 ったとしてもその 届 出 は 省 略 します 3 海 外 に 別 居 するとき (1) 国 内 での 学 業 に 続 いて 留 学 する 場 合 は 日 本 の 在 学 証 明 書 に 相 当 する 書 類 とその 翻 訳 文 ( 訳 文 と 訳 者 記 名 )を 提 出 してください 国 内 での 学 業 を 一 度 修 了 したものや 一 度 就 職 したもの 等 が 留 学 する 場 合 などは 送 金 事 実 の 確 認 できる 書 類 も 提 出 してください 海 外 で 医 療 を 受 けたときは 海 外 療 養 費 として 請 求 できるものもありますが 日 本 国 内 での 保 険 診 療 の 内 容 で 審 査 することになります (2)(1)のときであっても 対 象 者 が 一 度 就 労 し 本 人 が 得 た 収 入 で 留 学 する 場 合 自 身 の 蓄 えで 渡 航 生 活 留 学 する 場 合 は 認 定 できません 実 際 に 扶 養 するに 至 った( 組 合 員 が 送 金 をすることではじめて 対 象 者 が 海 外 での 生 計 を 維 持 できる 状 況 )ときに 被 扶 養 者 として 申 告 してください (3) ワーキングホリデーや 海 外 青 年 協 力 隊 (JICA)などで 海 外 に 行 く 場 合 は その 活 動 の 目 的 から 被 扶 養 者 には 認 定 しません 扶 養 -P16
4 二 世 帯 住 宅 等 1 棟 の 建 物 であっても 中 で 間 仕 切 りをしてそれぞれに 住 宅 設 備 を 備 えた 二 世 帯 住 宅 として 別 世 帯 に 居 住 している 者 を 被 扶 養 者 としたい 届 出 があった 場 合 は 構 造 上 別 に 生 活 することを 目 的 に 二 世 帯 住 宅 として 建 築 していることから 通 常 の 別 居 として 申 告 してください 同 じ 敷 地 内 に 建 てた 別 棟 に 居 住 の 場 合 も またマンション 等 共 同 住 宅 の 別 室 に 居 住 の 場 合 も 同 じ 取 扱 いになります Ⅸ 不 安 定 収 入 がある 場 合 1 アルバイト パート 臨 時 雇 用 等 はすべて 不 安 定 収 入 と 解 釈 するということではなく 雇 用 契 約 書 により 時 給 制 日 給 制 であっても 向 こう1 年 間 に130 万 円 以 上 の 収 入 が 見 込 まれる 雇 用 形 態 月 額 基 準 108,334 円 以 上 の 収 入 状 況 であるときは 不 安 定 収 入 とはいえないため 勤 め 始 めたときを 資 格 喪 失 日 とします 2 アルバイト パート 等 で 月 々の 収 入 が 増 減 する 場 合 で 雇 用 契 約 書 等 から 向 こう1 年 間 の 収 入 見 込 み 額 の 算 定 ができないときは 積 み 上 げで 年 間 130 万 円 を 超 えた 月 の 初 日 ( 月 額 収 入 が 月 額 基 準 (108,334 円 ) 未 満 であることが 前 提 )を 扶 養 から 削 除 する 日 とします このとき 原 則 として 被 扶 養 者 であった 期 間 の 交 通 費 を 除 く 総 支 給 額 により 算 定 します 3 同 じ 会 社 に 継 続 勤 務 している 場 合 当 該 年 に 認 定 基 準 額 を 超 過 したときは 翌 年 も 認 定 基 準 額 を 超 えることが 予 想 されるため 翌 年 中 は 被 扶 養 者 に 認 定 しません 翌 年 の 収 入 総 額 が 基 準 額 を 超 過 しなかった 時 は 翌 々 年 以 降 にそれを 証 明 する 源 泉 徴 収 票 や( 非 ) 課 税 証 明 書 などの 書 類 を 提 出 し 扶 養 認 定 申 請 をすることができます この 場 合 の 認 定 日 は 添 付 書 類 をすべてそろ えたうえで 所 定 の 申 請 書 を 所 属 所 長 が 受 理 した 日 からとなります ただし 雇 用 条 件 変 更 契 約 書 等 で 基 準 を 超 えない 勤 務 条 件 に 変 わることが 明 確 に 示 されてい る 場 合 は その 資 料 に 基 づき 被 扶 養 者 として 申 告 が 可 能 となります なお 勤 務 時 間 を 自 粛 することで 基 準 額 内 になるようにするという 申 出 書 は 認 められません 4 不 安 定 収 入 とみなされる 状 況 が 予 想 される 雇 用 形 態 の 方 は 当 共 済 組 合 が 提 出 を 求 めた 際 給 与 明 細 書 や 勤 務 先 からの 各 月 分 の 支 払 い 明 細 書 を 提 出 できるよう 必 ず 保 管 しておいてくだ さい 提 示 できないときは 勤 務 先 で 証 明 をしていただいた 所 定 の 給 与 支 払 等 証 明 書 を 提 出 してください 基 準 額 を 超 えている 場 合 で 共 済 組 合 が 求 めた 資 料 の 提 出 がないときは 資 格 喪 失 日 を 当 該 年 の1 月 1 日 とします ただし 年 の 途 中 で 就 職 したことが 確 認 できるときは 採 用 日 となります Ⅹ 配 偶 者 からの 暴 力 を 受 けた 者 について(DV)の 取 扱 い 配 偶 者 からの 暴 力 を 受 けた 者 ( 被 害 者 )に 係 る 被 扶 養 者 の 取 扱 いについては 組 合 員 から 被 扶 養 者 を 外 す 届 出 がなされなくても 公 的 機 関 が 発 行 する 配 偶 者 からの 暴 力 の 被 害 を 受 け ている 旨 の 証 明 書 を 添 付 して 被 害 者 である 配 偶 者 から 当 該 組 合 員 の 被 扶 養 者 から 外 れる 旨 の 申 出 が 提 出 された 場 合 は 被 扶 養 者 から 外 れることができます 証 明 書 に 当 該 被 害 者 の 同 伴 者 として 子 の 記 載 もあるときは 同 時 に 外 れることが 可 能 です 組 合 から 通 知 を 受 けた 組 合 員 は 通 知 に 基 づき 所 定 の 手 続 きを 速 やかに 行 ってください ⅩⅠ その 他 1 配 偶 者 と 離 婚 したときの 子 について 扶 養 -P17
離 婚 したとき それまで 被 扶 養 者 だった 配 偶 者 は 組 合 員 との 生 計 維 持 関 係 がなくなるため 扶 養 からはずれなくてはなりません 被 扶 養 者 だった 子 を 配 偶 者 が 引 き 取 って 別 居 生 活 をしている 場 合 組 合 員 が 一 定 額 の 送 金 を して その 子 供 の 生 計 を 維 持 していれば 被 扶 養 者 として 存 続 することができます これは 一 緒 に 暮 らさなくても 血 縁 関 係 に 変 わりはないと 判 断 されるためです また 未 成 年 の 場 合 必 ず しも 親 権 者 と 一 致 するというものでもありません 一 定 額 の 送 金 とは 配 偶 者 との 合 意 や 裁 判 等 で 決 められた 養 育 費 のことではありません 収 入 のない 子 供 であれば 一 人 につき 年 額 130 万 円 以 上 の 送 金 を 要 件 とします ただし 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 運 用 方 針 では 組 合 員 以 外 の 者 が 扶 養 手 当 等 を 受 給 してい る 場 合 は 認 定 できない としていることから 認 定 にあたっては 離 婚 した 配 偶 者 が 扶 養 手 当 等 を 受 給 していないことが 条 件 になります 2 奨 学 金 研 究 奨 励 金 及 び 司 法 修 習 生 貸 与 金 奨 学 金 は 優 秀 な 学 徒 で 経 済 的 理 由 により 就 学 困 難 なものに 学 資 金 として 支 給 貸 与 されて いるもので 認 定 基 準 額 にいう 収 入 には 該 当 しないと 考 えられます したがって 認 定 基 準 額 を 超 える 奨 学 金 を 受 けていたとしても その 者 を 被 扶 養 者 として 認 定 することは 可 能 です ただし 日 本 学 術 振 興 会 特 別 研 究 員 に 支 給 される 研 究 奨 励 金 は 奨 学 金 のように 単 に 学 資 の みに 充 てることを 目 的 としたものでなく その 支 給 条 件 等 から 生 活 補 助 的 な 面 もあるので こ れは 認 定 基 準 額 としての 収 入 に 含 めるものとします また 司 法 修 習 生 として 辞 令 の 出 た 者 のうち 修 習 資 金 貸 与 を 受 ける 場 合 には 組 合 員 が 貸 与 金 を 超 える 経 済 的 負 担 をする 必 要 があるとは 考 えられないことから 貸 与 であっても 辞 令 の 日 で 資 格 喪 失 となります 3 不 動 産 収 入 不 動 産 収 入 における 必 要 経 費 等 については 基 本 的 に 個 人 事 業 者 と 同 じ 取 扱 いとします 確 定 申 告 により 前 年 の 収 入 が 基 準 額 を 超 えたことが 判 明 したときは 基 準 額 を 超 えた 年 の 翌 年 1 月 1 日 を 資 格 喪 失 日 とします ただし 相 続 や 贈 与 など 所 有 権 移 転 等 による 不 動 産 の 取 得 により 今 後 1 年 間 の 収 入 が 明 らかに 基 準 額 を 超 えると 見 込 まれるときは 所 有 権 移 転 の 日 で 被 扶 養 者 資 格 喪 失 の 申 告 をしてください 確 定 申 告 により1 月 1 日 喪 失 という 申 告 があっても 明 らかに 不 動 産 賃 貸 業 と 判 断 できる 場 合 は 所 有 権 移 転 の 日 で 認 定 を 取 消 します このとき 土 地 建 物 等 登 記 簿 謄 本 写 しまたは 登 記 事 項 証 明 書 写 しを 提 出 してください 基 準 額 超 過 が 明 確 であるため 翌 年 1 月 1 日 以 降 で 確 定 申 告 以 前 に 被 扶 養 者 取 消 しの 申 告 を した 場 合 であっても 確 認 のため 当 該 確 定 申 告 書 一 式 の 写 しを 後 日 必 ず 提 出 していただきま す また 収 入 が 減 少 し 基 準 額 以 内 になったことで 被 扶 養 者 認 定 の 届 出 があったときは 確 定 申 告 を 税 務 署 が 受 付 した 日 を 認 定 日 とします ただし 売 買 などで 不 動 産 を 手 放 したことにより 明 らかに 基 準 額 未 満 になることが 見 込 まれるときは 所 有 権 移 転 の 日 を 事 由 発 生 日 とすること ができますが このときは 土 地 建 物 等 登 記 簿 謄 本 写 しまたは 登 記 事 項 証 明 書 写 しと 収 入 減 少 が わかる 明 確 な 資 料 を 提 出 してください 4 認 定 前 の 医 療 機 関 受 診 被 扶 養 者 として 申 告 をした 者 が 必 ず 当 組 合 の 被 扶 養 者 になれるわけではありません 認 定 前 に 医 療 機 関 を 受 診 する 場 合 その 受 診 日 がどの 保 険 の 該 当 になるのかわからない 状 況 であるときは 医 療 機 関 の 窓 口 で 必 ず 保 険 の 認 定 申 請 中 であることやその 状 況 を 話 しした うえで 医 療 機 関 の 指 示 に 従 ってください 扶 養 -P18
もしも 全 額 自 己 負 担 での 支 払 いになり 後 日 当 該 受 診 日 以 降 の 認 定 を 受 け 当 組 合 の 被 扶 養 者 になったときは 当 組 合 に 療 養 費 の 請 求 手 続 きをしてください 療 養 費 の 手 続 きについては 保 健 給 付 ( 現 金 給 付 ) を 参 照 してください 5 資 格 喪 失 後 の 医 療 機 関 受 診 扶 養 からはずれる 届 出 が 遅 れたとき 資 格 喪 失 日 は 遡 りますので 資 格 喪 失 していることが 明 らかな 日 に 被 扶 養 者 が 医 療 機 関 を 受 診 する 場 合 は 手 元 に 組 合 員 被 扶 養 者 証 があっても 絶 対 に 使 用 しないでください (6 保 健 給 付 費 の 戻 入 参 照 ) 速 やかに 手 続 きのうえ 組 合 員 被 扶 養 者 証 をお 戻 しください 組 合 員 自 身 が 退 職 したときも 同 様 ですので 絶 対 に 使 用 しないでください 6 保 健 給 付 費 の 戻 入 被 扶 養 者 に 関 しては 組 合 員 が 扶 養 の 実 態 に 基 づいて その 届 出 の 責 務 を 負 います したがって 被 扶 養 者 としての 資 格 要 件 を 欠 いたのに 届 出 を 怠 った 場 合 や 届 出 が 遅 延 した 場 合 において 既 に 支 払 われた 保 健 給 付 費 は 被 扶 養 者 の 資 格 を 喪 失 した 日 まで 遡 って 全 額 を 組 合 員 に 戻 入 していただきます 戻 入 後 に 国 保 等 の 当 該 期 間 の 加 入 保 険 に 療 養 費 として 組 合 員 自 身 が 再 請 求 しなおすことに なります この 手 続 きが 遅 れると 戻 るはずの 給 付 費 が 支 払 われなくなることがありますのでご 注 意 ください 療 養 費 の 手 続 きについては 保 健 給 付 ( 現 金 給 付 ) の 項 を 参 照 してください 7 資 格 証 明 書 資 格 証 明 書 は 組 合 員 または 組 合 員 の 被 扶 養 者 として 認 定 されている 者 に 組 合 員 証 等 の 代 わ りになるものとして 緊 急 時 等 に 発 行 するものです カード 化 に 伴 い 需 要 の 減 少 が 想 定 されます が 被 扶 養 者 として 申 告 し 審 査 中 の 者 については 交 付 できません 8 収 入 比 較 夫 婦 が 共 同 して 扶 養 している 場 合 における 被 扶 養 者 の 認 定 にあたっては 被 扶 養 者 とすべき 者 の 員 数 にかかわらず 基 本 的 には 届 が 提 出 された 日 の 属 する 年 の 前 年 分 の 年 間 収 入 で 比 較 す るものとします ( 昭 和 60 年 6 月 13 日 保 険 発 第 66 号 厚 生 労 働 省 通 知 ) ただし 育 児 休 業 取 得 や 退 職 等 の 理 由 により 前 年 分 と 今 後 の 収 入 見 込 みに 大 きな 差 がある 場 合 には 今 後 恒 常 的 に 得 られことになることが 客 観 的 に 判 断 できる 見 込 み 収 入 がわかる 書 類 等 があれば その 書 類 により 判 断 します 兄 弟 姉 妹 が 親 を 扶 養 するときの 収 入 比 較 も 同 様 に 行 います ⅩⅡ 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 の 届 出 組 合 員 の 被 扶 養 者 となった 配 偶 者 で20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 人 については 国 民 年 金 法 第 7 条 により 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 になり 被 扶 養 者 としての 認 定 と 同 時 に 共 済 組 合 を 経 由 して 日 本 年 金 機 構 へ 届 出 をすることになっています 次 のような 場 合 は 所 定 の 届 出 書 を 庶 務 事 務 システム 入 力 後 庶 務 事 務 集 中 センターあて 送 付 の 添 付 書 類 とともに 庶 務 事 務 システム 利 用 でない 方 は 扶 養 親 族 等 異 動 届 とともに 共 済 組 合 事 務 担 当 課 へ 提 出 してください その 際 基 礎 年 金 番 号 通 知 書 または 国 民 年 金 手 帳 等 基 礎 年 金 番 号 のわかるものの 写 を 添 付 してください この 届 出 を 忘 れると 将 来 国 民 年 金 の 受 給 ができなくなることがありますので 必 ず 提 出 し てください 扶 養 -P19
1 組 合 員 の 被 扶 養 配 偶 者 となったとき 2 組 合 員 の 被 扶 養 配 偶 者 が 死 亡 したとき 3 被 扶 養 配 偶 者 の 氏 名 生 年 月 日 住 所 等 を 変 更 ( 訂 正 )するとき 平 成 26 年 12 月 1 日 以 降 下 記 4 5の 理 由 で 短 期 給 付 の 資 格 を 喪 失 した 場 合 は 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 でなくなる 届 出 非 該 当 届 ( 届 出 人 は 被 扶 養 配 偶 者 )を 所 属 共 済 組 合 を 経 由 し て 日 本 年 金 機 構 に 提 出 することとなりました 4 収 入 増 で 短 期 給 付 の 資 格 喪 失 となったとき 5 離 婚 または 別 居 で 短 期 給 付 の 資 格 喪 失 となったとき ⅩⅢ 扶 養 状 況 調 査 ( 検 認 ) 被 扶 養 者 として 認 定 されてもその 状 況 は 継 続 するものではありません 組 合 員 が 自 ら その 事 態 を 把 握 のうえ 扶 養 している 事 実 または 扶 養 しなくなった 事 実 を 申 告 することが 定 められ ています しかしながら その 認 識 が 薄 かったり 届 出 を 忘 れてしまうケースが 多 々あるのが 現 状 です さらにカード 化 されたことにより 使 用 する 者 にとって 利 便 性 が 図 られた 反 面 不 正 使 用 の 易 化 も 顕 著 です 資 格 のない 家 族 が 不 正 に 医 療 機 関 で 受 診 することは 共 済 組 合 の 財 政 にも 大 きく 影 響 するものです そこで 共 済 組 合 では 随 時 被 扶 養 者 の 資 格 継 続 確 認 調 査 を 実 施 します 調 査 にあたっては すべての 被 扶 養 者 が 対 象 となり 被 扶 養 者 としての 要 件 を 継 続 して 具 備 していることを 確 認 し ます 共 済 組 合 からの 調 査 票 をはじめ 様 々な 証 明 書 類 ( 住 民 票 課 税 証 明 書 等 )を 提 出 していただ きます 提 出 書 類 にあたっては 当 該 被 扶 養 者 のものだけでなく 他 の 家 族 のものも 提 出 してい ただく 場 合 があります 扶 養 の 異 動 手 続 きを 怠 っていたことが 判 明 した 場 合 は 事 実 発 生 日 に 遡 って 被 扶 養 者 の 資 格 を 取 消 します 当 該 組 合 員 から 指 定 する 期 間 内 に 届 出 と 組 合 員 被 扶 養 者 証 の 返 納 がされない 場 合 または 正 当 な 理 由 なく 検 認 にも 応 じない 場 合 は 被 扶 養 者 の 資 格 継 続 審 査 を 受 けることを 放 棄 したもの とみなし 共 済 組 合 が 当 該 被 扶 養 者 の 資 格 を 取 消 し 当 該 組 合 員 に 通 知 します 当 該 組 合 員 は 速 やかに 被 扶 養 者 証 を 返 納 するとともに 取 消 された 日 以 降 に 被 扶 養 者 が 医 療 機 関 にかかっていた 時 は 当 共 済 組 合 が 医 療 機 関 等 に 支 払 った 医 療 費 を 組 合 員 に 返 還 をして いただきますのでご 注 意 ください 特 に 多 いケースとして 離 婚 を 前 提 とした 別 居 など 扶 養 の 事 実 がない( 生 計 維 持 関 係 がない)にもかかわらず 配 偶 者 や 家 族 の 手 元 に 組 合 員 被 扶 養 者 証 が 渡 っていて 使 用 し た 場 合 は 扶 養 しなくなった 日 (たとえば 別 居 の 日 )に 遡 って 資 格 を 取 消 し かかっ た 医 療 費 は 組 合 員 に 返 還 していただくことになりますので 充 分 ご 注 意 ください ⅩⅣ 被 扶 養 者 認 定 関 連 法 1 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 2 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 施 行 令 3 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 施 行 規 則 4 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 施 行 規 程 5 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 運 用 方 針 6 健 康 保 険 法 7 健 康 保 険 法 施 行 規 則 8 被 扶 養 者 認 定 関 連 通 達 9 国 民 健 康 保 険 法 附 則 この 要 領 は 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 する 扶 養 -P20