地 方 分 権 と 交 通 社 会 H630 特 別 企 画 プロジェクト 喜 多 秀 行 鳥 取 大 学 工 学 部 教 授 成 田 頼 明 横 浜 国 立 大 学 名 誉 教 授 武 内 和 彦 東 京 大 学 大 学 院 農 学 生 命 科 学 研 究 科 教 授 岡 野 行 秀 ( 財 ) 道 路 経 済 研 究 所 理 事 長 白 石 真 澄 東 洋 大 学 経 済 学 部 助 教 授 森 田 朗 東 京 大 学 公 共 政 策 大 学 院 院 長 大 西 隆 * 京 大 学 先 端 科 学 技 術 研 究 センター 教 授 片 山 善 博 * 鳥 取 県 知 事 中 村 英 夫 武 蔵 工 業 大 学 学 長 国 際 交 通 安 全 学 会 の 会 員 を 中 心 に 交 通 に 関 わる 社 会 的 課 題 を 取 り 上 げ 課 題 に 関 連 する 各 分 野 からの 多 様 な 視 点 と 研 究 成 果 をもとに 課 題 の 論 点 議 論 の 枠 組 みを 整 理 し 問 題 解 決 に 資 する 学 際 的 な 提 言 を 出 版 を 通 して 発 信 する 今 後 出 版 のシリーズ 化 を 目 指 して 研 究 に 取 り 組 む 平 成 16 年 度 は 地 方 の 時 代 と 交 通 社 会 をテーマとし (1) 人 口 減 少 に 直 面 する 地 方 の 再 生 (2) 地 域 の 自 立 再 生 と 交 通 (3) 日 常 生 活 を 豊 かにする 交 通 の 質 の 向 上 の 観 点 から 各 メンバーにインタビューを 行 った プロジェクトメンバーは 会 員 評 議 員 および 一 部 関 連 分 野 の 研 究 者 有 識 者 から 構 成 する メンバ ーのうち 喜 多 秀 行 武 内 和 彦 がコーディネーターとなって 各 メンバーにインタビューを 行 い 各 メンバ ーによる 論 点 の 抽 出 と 整 理 提 言 の 骨 子 となる 知 見 をまとめた( 中 間 まとめ) 中 間 まとめをもとにシンポジウムを 開 催 して 学 際 的 な 議 論 を 行 い そこでの 議 論 を 反 映 して 最 終 まと めを 作 成 し 交 通 は 地 方 再 生 をもたらすか ( 技 報 堂 出 版 )として 出 版 した 情 報 通 信 を 活 用 した 自 動 車 交 通 社 会 の 提 言 H631プロジェクト 古 川 修 芝 浦 工 業 大 学 システム 工 学 部 教 授 青 木 正 喜 成 蹊 大 学 工 学 部 教 授 春 日 伸 予 芝 浦 工 業 大 学 工 学 部 助 教 授 鈴 木 春 男 自 由 学 園 最 高 学 部 長 矢 野 雅 文 東 北 大 学 電 気 通 信 研 究 所 教 授 久 保 田 進 彦 * 中 京 大 学 商 学 部 助 教 授 現 在 の 自 動 車 交 通 はドライバー 同 士 の 情 報 交 換 手 段 が 限 られているので 意 思 の 疎 通 に 欠 け 交 通 秩 序 の 向 上 にも 限 界 がある 最 近 通 信 システムを 活 用 した 先 進 運 転 支 援 システムの 開 発 が 進 ん でいるが これらのインターフェースを 工 夫 すれば ドライバーの 意 思 情 報 を 交 換 する 手 段 にも 使 える と 考 える また そのようなコミュニケーションにより 潜 在 的 な 安 全 性 を 向 上 させることも 期 待 できる そこで 本 研 究 では 情 報 通 信 を 自 由 に 行 える 自 動 車 交 通 社 会 を 想 定 し ドライバーの 意 思 や 気 持 ち などの 情 報 を 交 換 できる 新 メディアを 調 査 検 討 することを 目 的 として 行 われた まず プロドライバーや 欧 州 の 専 門 家 へのヒヤリングを 行 って 現 在 のドライバー 間 コミュニケーショ ンの 現 状 と 課 題 を 整 理 した そして アンケート 調 査 を 実 施 して 具 体 的 なコミュニケーションの 状 況 を 提 示 し その 状 況 の 経 験 の 有 無 や 情 報 の 必 要 性 について 分 析 を 行 った その 結 果 ドライバーにとっ て 重 要 かつ 有 効 と 思 われる 通 信 状 況 と 通 信 内 容 を 把 握 することができた

人 口 減 少 時 代 における 土 地 利 用 フレームワークと 交 通 システム H632プロジェクト 林 良 嗣 名 古 屋 大 学 大 学 院 環 境 学 研 究 科 教 授 辻 琢 也 * 政 策 研 究 大 学 院 大 学 政 策 研 究 科 教 授 喜 多 秀 行 鳥 取 大 学 工 学 部 教 授 石 川 幹 子 * 慶 應 義 塾 大 学 環 境 情 報 学 部 教 授 加 藤 博 和 * 名 古 屋 大 学 大 学 院 環 境 学 研 究 科 助 教 授 土 井 健 司 * 香 川 大 学 工 学 部 教 授 西 谷 剛 * 國 學 院 大 學 法 科 大 学 院 教 授 森 本 章 倫 * 宇 都 宮 大 学 工 学 部 助 教 授 杉 山 郁 夫 * ( 株 ) 日 建 設 計 シビル 名 古 屋 事 務 所 長 今 後 100 年 間 で 日 本 の 人 口 は 現 在 の 半 分 に 減 少 すると 予 測 されており 今 日 の 市 街 地 ( 国 のかた ち)を 維 持 しようとすれば 100 年 後 には1 人 あたりで2 倍 の 維 持 費 を 公 共 投 資 分 として 負 担 することに なる しかしながら 経 済 の 成 熟 低 成 長 化 と 社 会 保 障 費 の 増 大 による 厳 しい 財 政 状 況 下 では その 負 担 はほとんど 不 可 能 である 本 研 究 では この 問 題 に 取 り 組 むため A) スプロールした 郊 外 市 街 地 の 計 画 的 撤 退 と 景 観 など の 優 れた 生 活 質 保 証 型 街 区 形 成 を 機 軸 とした 中 心 市 街 地 再 構 築 を 組 み 合 わせた( 郊 外 - 中 心 市 街 地 )ツイン 戦 略 と B) 市 街 地 の2 次 元 的 拡 散 を 防 いで 直 線 状 (1 次 元 的 )に 誘 導 する 交 通 システムを 構 築 するコリドー 戦 略 について 多 様 な 専 門 分 野 からの 討 議 を 行 った これらの 戦 略 の 実 現 方 策 として (1) 都 市 のストック 化 を 促 すための 街 区 の 再 構 築 手 法 (2) 交 通 緑 生 活 空 間 のネットワーク 化 とコモン 化 を 促 す 土 地 交 通 連 携 市 場 の 創 出 手 法 (3) 生 活 質 と 社 会 的 費 用 の 長 期 的 評 価 に 基 づく 格 付 け 手 法 などの 制 度 設 計 の 考 え 方 を 整 理 した これらにより 急 速 に 変 化 するわが 国 の 境 界 条 件 ( 少 子 高 齢 化 経 済 成 熟 長 期 低 成 長 環 境 持 続 性 への 責 任 など)を 考 慮 して いわば 身 の 丈 にあった 市 街 地 へと 畳 み 込 む 選 択 と 集 中 型 の 土 地 利 用 フレームワークと それを 誘 導 し 支 えることのできる 交 通 システムとの 統 合 案 を 提 案 した 障 害 者 に 対 する 交 通 サバイバル 教 育 の 実 態 分 析 と 課 題 の 明 確 化 H633プロジェクト 徳 田 克 己 筑 波 大 学 大 学 院 人 間 総 合 科 学 研 究 科 教 授 西 館 有 沙 * 健 康 科 学 大 学 助 手 新 井 邦 二 郎 筑 波 大 学 大 学 院 人 間 総 合 科 学 研 究 科 教 授 松 村 みち 子 まちづくりコンサルタント タウンクリエイタ ー 代 表 鵜 木 ゆみこ* 本 田 技 研 工 業 ( 株 ) 広 報 部 主 幹 喜 美 候 部 浩 二 * ( 株 )ツインリンクもてぎ 支 配 人 水 野 智 美 * 桜 花 学 園 大 学 人 文 学 部 助 教 授 平 成 15 年 度 のプロジェクト 交 通 バリアフリー 教 育 の 内 容 の 選 定 と 方 法 の 開 発 において 教 習 所 お

よび 小 中 学 校 における 交 通 バリアフリー 教 育 の 実 態 を 解 明 し 問 題 点 と 課 題 を 明 確 にすることができ た その 研 究 において 障 害 者 に 対 する 交 通 安 全 を 守 るためには 一 般 市 民 の 交 通 バリアフリー 意 識 を 高 めるだけでは 不 十 分 であり 同 時 に 障 害 児 者 が 交 通 サバイバル 技 術 を 高 めるための 教 育 を 行 っていくことが 不 可 欠 であることが 痛 感 された 一 般 市 民 に 対 する 交 通 バリアフリー 教 育 と 障 害 児 者 に 対 する 交 通 サバイバル 教 育 がともに 機 能 して 障 害 者 の 交 通 安 全 を 守 ることができるのである そこで 本 研 究 では 障 害 者 が 在 籍 している 特 殊 教 育 諸 学 校 中 途 障 害 者 のためのリハビリ 施 設 障 害 者 の 通 う 教 習 所 を 対 象 とした 調 査 を 行 い 交 通 サバイバル 教 育 の 実 態 を 明 確 化 するとともに 地 域 に 生 活 している 障 害 者 に 対 する 調 査 を 行 い サバイバル 教 育 に 対 するニーズを 把 握 して 提 言 の 形 で 教 育 現 場 に 還 元 することを 目 指 す コミュニティの 役 割 に 着 目 した 交 通 まちづくりにおける 意 思 決 定 に 関 する 研 究 H634プロジェクト 久 保 田 尚 埼 玉 大 学 大 学 院 理 工 学 研 究 科 教 授 坂 本 邦 宏 * 埼 玉 大 学 工 学 部 助 手 太 田 勝 敏 東 洋 大 学 国 際 地 域 学 部 教 授 高 田 邦 道 日 本 大 学 理 工 学 部 教 授 中 村 文 彦 横 浜 国 立 大 学 大 学 院 環 境 情 報 研 究 院 教 授 松 村 良 之 北 海 道 大 学 大 学 院 法 学 研 究 科 教 授 室 町 泰 徳 * 東 京 工 業 大 学 大 学 院 総 合 理 工 学 研 究 科 助 教 授 永 井 護 * 宇 都 宮 大 学 工 学 部 教 授 椎 原 晶 子 * 東 京 芸 術 大 学 大 学 院 非 常 勤 講 師 相 馬 圭 吾 * 警 察 庁 交 通 局 交 通 規 制 課 係 長 当 プロジェクトは 地 区 交 通 の 改 善 を 含 めた 交 通 まちづくりにおいて サイレントマジョリティを 含 めた 市 民 の 多 様 性 や 住 民 の 意 思 決 定 のあり 方 について 地 区 コミュニティの 役 割 に 着 目 して 研 究 活 動 を 行 うものである 地 域 として 谷 中 地 区 の 交 通 まちづくり 活 動 については 平 成 15 年 度 の 継 続 研 究 活 動 として 進 めた 平 成 16 年 度 はさらに 栃 木 市 寺 尾 地 区 の 生 活 路 線 バス 運 行 と 日 光 市 市 街 地 での 環 境 問 題 を 考 慮 し た 交 通 規 制 についても 研 究 を 行 った また 海 外 動 向 も 比 較 検 証 するため 欧 州 と 米 国 で 交 通 規 制 と 住 民 の 関 わり 方 について 現 地 でのアンケートを 含 めた 聞 き 取 り 調 査 を 実 施 した 道 路 交 通 パフォーマンスマネジメント 手 法 の 展 開 H635プロジェクト 家 田 仁 東 京 大 学 大 学 院 工 学 系 研 究 科 教 授 鳩 山 紀 一 郎 * 東 京 大 学 大 学 院 工 学 系 研 究 科 助 手 赤 羽 弘 和 千 葉 工 業 大 学 工 学 部 教 授 中 村 文 彦 横 浜 国 立 大 学 大 学 院 環 境 情 報 研 究 院 教 授 宮 内 彰 久 * 警 察 庁 交 通 局 交 通 規 制 課 課 長 補 佐 原 田 昌 直 * 国 土 交 通 省 道 路 局 国 道 防 災 課 課 長 補 佐 清 水 哲 夫 * 東 京 大 学 大 学 院 工 学 系 研 究 科 助 教 授

地 球 環 境 保 全 少 子 高 齢 化 財 政 制 約 などを 背 景 に 既 存 の 道 路 ストックを 有 効 かつ 上 手 に 使 うた めの 方 法 論 が 求 められている 道 路 のパフォーマンスの 良 し 悪 しは 利 用 者 の 使 い 方 に 依 存 するので あり その 方 法 論 は 行 政 や 専 門 家 のみが 一 方 的 に 問 題 解 決 にあたるのではなく 市 民 や 利 用 者 を 巻 き 込 み 時 には 互 いに 啓 発 しながら 協 働 していく 形 態 をなすべきである 平 成 15 年 度 の 研 究 プロジェクトで 提 案 者 らは 行 政 利 用 者 団 体 住 民 などの 異 なる 価 値 観 を 持 つ 関 係 者 が 道 路 の 有 効 利 用 のためにサイクリックに 協 働 する 道 路 交 通 パフォーマンスマネジメント 手 法 を 提 唱 し 国 道 17 号 線 熊 谷 地 区 を 対 象 にその 活 動 の 基 礎 を 構 築 した 関 係 者 が 一 堂 に 会 したセミ ナーの 実 施 により 問 題 点 の 意 識 の 共 有 化 が 図 れるなど 初 期 段 階 における 本 手 法 の 有 効 性 を 確 認 し ている 平 成 16 年 度 は 引 き 続 き 手 法 全 体 としての 有 効 性 の 確 認 対 象 地 区 を 追 加 することによる 汎 用 性 の 確 認 本 手 法 に 対 する 信 頼 感 の 醸 成 方 法,コンフリクトの 相 互 理 解 とその 解 消 に 向 けた 協 働 プロセス のあり 方 など 学 術 的 な 検 討 を 実 施 した 同 時 に 本 手 法 の 汎 用 性 を 検 証 するために その 適 用 先 を 拡 大 していく 必 要 もあり 合 理 的 な 道 路 交 通 パフォーマンスマネジメント 手 法 に 向 けた 具 体 的 な 提 言 を 行 った 市 民 参 加 型 交 通 安 全 対 策 支 援 システムの 面 的 な 交 通 安 全 対 策 への 適 用 H636プロジェクト 赤 羽 弘 和 千 葉 工 業 大 学 工 学 部 教 授 木 戸 伴 雄 * 交 通 アナリスト 家 田 仁 東 京 大 学 大 学 院 工 学 系 研 究 科 教 授 高 田 邦 道 日 本 大 学 理 工 学 部 教 授 松 村 みち 子 まちづくりコンサルタント タウンクリエイター 代 表 南 部 繁 樹 * ( 株 )トラッフィックプラス 代 表 取 締 役 葛 山 順 一 * 鎌 ヶ 谷 市 役 所 道 路 河 川 管 理 課 主 査 補 小 林 茂 * 鎌 ヶ 谷 市 役 所 道 路 河 川 管 理 課 課 長 補 佐 守 谷 俊 日 本 大 学 医 学 部 附 属 板 橋 病 院 救 命 救 急 セ ンター 医 長 当 プロジェクトは 平 成 9 年 に 始 まる わが 国 の 事 故 削 減 に 向 けた 基 本 方 策 を 踏 まえ 千 葉 県 鎌 ヶ 谷 市 をモデル 地 区 として 支 援 システムの 構 築 点 線 面 対 策 の 推 進 市 民 参 加 方 法 等 市 民 参 加 型 交 通 安 全 対 策 の 実 施 に 向 けた 研 究 活 動 に 取 組 んできた 平 成 15 年 度 は 交 差 点 ( 点 )の 安 全 対 策 を 応 用 し 路 線 ( 線 ) 地 区 ( 面 )を 対 象 とした 市 民 参 加 型 の 交 通 安 全 対 策 の 検 討 を 行 い 沿 道 住 民 や 地 区 住 民 参 加 によるワークショップの 開 催 や 社 会 実 験 による 対 策 の 検 討 および 事 前 事 後 評 価 等 交 通 安 全 対 策 への 市 民 参 加 を 具 体 化 した 平 成 16 年 度 は 面 的 交 通 安 全 対 策 への 取 組 みを 行 い 東 初 富 地 区 における 流 入 車 通 過 車 の 実 態 調 査 を 実 施 し これらの 対 策 立 案 の 過 程 および 対 策 の 実 施 について 事 後 評 価 を 行 った 今 後 はこの 一 連 の 研 究 成 果 を 踏 まえ 他 自 治 体 への 広 報 活 動 および 自 治 体 担 当 者 の 育 成 を 実 施 し 事 故 半 減 に 向 けた 取 組 みを 推 進 する H637プロジェクト

東 南 アジアにおけるオートバイの 都 市 交 通 手 段 としての 役 割 と 限 界 に 関 する 研 究 福 田 敦 日 本 大 学 理 工 学 部 助 教 授 中 村 文 彦 横 浜 国 立 大 学 大 学 院 環 境 情 報 研 究 院 教 授 関 根 太 郎 日 本 大 学 理 工 学 部 専 任 講 師 竹 内 健 蔵 東 京 女 子 大 学 文 理 学 部 教 授 佐 野 可 寸 志 * 長 岡 技 術 科 学 大 学 工 学 部 助 教 授 吉 井 稔 雄 * 京 都 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 助 教 授 過 去 2 年 にわたって 東 南 アジアの 主 要 都 市 であるバンコク ハノイ プノンペンを 対 象 にオートバイ の 利 用 実 態 についてさまざまな 視 点 から 調 査 を 行 い オートバイが 法 制 度 や 交 通 計 画 交 通 施 設 の 設 計 では 明 確 な 位 置 が 与 えられないが 現 実 には 交 通 手 段 として 既 に 大 変 重 要 な 役 割 を 果 たしてい ることを 明 らかにし 今 後 オートバイを 積 極 的 に 活 用 していく 場 合 に 考 えるべき 課 題 や 自 動 車 への 転 換 が 進 む 場 合 に 予 想 される 問 題 などを 検 討 した 平 成 16 年 度 は このような 成 果 を 受 けて 東 南 アジアでのオートバイが 将 来 どの 程 度 の 保 有 水 準 で どのように 利 用 されていくのか その 予 測 の 中 で 都 市 交 通 手 段 として 担 いうる 役 割 と 限 界 を 整 理 し 途 上 国 のオートバイ 交 通 のあり 方 についての 我 々の 研 究 成 果 としてとりまとめた これらの 内 容 は セミナーを 開 催 して 交 通 政 策 にかかわるいくつかの 提 言 と 併 せて 現 地 の 専 門 家 へフィードバッ クし 現 地 サイドからの 意 見 を 受 けて 政 策 的 に 対 応 すべき 課 題 は 何 かを 再 度 整 理 して 本 研 究 の 取 り まとめとした 自 動 車 等 の 運 転 における 聴 覚 情 報 の 補 助 技 術 に 関 する 調 査 研 究 佐 川 交 通 社 会 財 団 助 成 研 究 H638プロジェクト 本 プロジェクトは 学 会 事 務 局 による 調 査 活 動 です 現 在 の 運 転 免 許 制 度 においては 安 全 運 転 のために 聴 力 の 適 性 試 験 が 定 められている 近 年 聴 覚 障 害 者 の 社 会 参 加 の 拡 大 を 図 る 観 点 から 基 準 の 見 直 しを 求 める 声 がある 一 方 交 通 安 全 の 観 点 から 懸 念 するところでもある このような 状 況 を 踏 まえ 交 通 の 安 全 を 確 保 しつつ 聴 覚 障 害 者 の 社 会 参 加 の 拡 大 というニーズにどのような 形 で 対 応 し 得 るかを かかる 補 助 技 術 の 活 用 可 能 性 について 調 査 研 究 に 取 り 組 む 平 成 16 年 度 は 自 動 車 を 安 全 に 運 転 する 場 合 の 必 要 な 音 を 吟 味 した 一 般 に 運 転 者 はさまざま な 道 路 交 通 の 場 面 において 安 全 に 運 転 するために 必 要 な 情 報 を 目 と 耳 から 得 ている 安 全 運 転 に 必 要 な 情 報 の 獲 得 には 視 覚 が 大 きなウエイトを 占 めているが 聴 覚 の 果 たす 役 割 も 決 して 小 さく ないと 考 えられる そこで 安 全 運 転 に 必 要 な 聴 覚 情 報 とはどのようなものなのか アンケート 調 査 を 実 施 し 明 らかにした また 聴 覚 情 報 の 補 助 技 術 研 究 開 発 メーカーを 調 査 し 物 の 検 証 やヒアリング を 実 施 して 実 用 化 への 課 題 を 整 理 した 今 後 これらの 補 助 技 術 が 実 際 の 交 通 現 場 で 活 用 が 可 能 かどうか 検 討 していく