第 2 節 脳 卒 中
1. 現 状 と 課 題 (1) 脳 卒 中 の 発 症 状 況 脳 卒 中 ( 脳 血 管 疾 患 )とは 脳 の 血 管 に 血 栓 が 詰 まって 起 こる 脳 梗 塞 脳 の 細 い 血 管 が 破 れて 起 こる 脳 出 血 脳 の 血 管 にできたこぶ( 動 脈 瘤 )が 破 れること 等 によって 起 こる くも 膜 下 出 血 等 の 症 状 をあわせた 総 称 です 奈 良 県 における 脳 血 管 疾 患 を 原 因 とする 死 亡 者 数 は 年 間 1,145 人 であり 死 因 別 の 割 合 としては がん 心 疾 患 肺 炎 に 次 いで 多 く 死 亡 原 因 の 約 8.8%( 年 間 死 亡 者 総 数 13,036 人 のうち 1,145 人 )を 占 めています 脳 血 管 疾 患 を 原 因 とする 死 亡 者 数 の 状 況 について 地 域 ごとの 年 齢 構 成 の 違 いを 調 整 した 死 亡 率 ( 年 齢 調 整 死 亡 率 )で 見 ると 奈 良 県 は 全 国 平 均 と 比 べてかなり 低 く 男 性 女 性 ともに 香 川 県 に 次 いで 全 国 で 2 番 目 に 低 い 死 亡 率 となっています 脳 血 管 疾 患 脳 血 管 疾 患 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 人 口 10 万 人 あたり) 内 訳 くも 膜 下 その 他 脳 脳 梗 塞 脳 内 出 血 出 血 血 管 疾 患 男 性 女 性 奈 良 県 全 国 奈 良 県 全 国 39.3 49.5 20.7 26.9 23.5 11.1 3.6 1.1 (59.8%) (28.2%) (9.2%) (2.8%) 25.4 17.1 5.7 1.3 (51.3%) (34.5%) (11.5%) (2.7%) 11.0 5.4 3.5 0.8 (53.1%) (26.1%) (16.9%) (3.9%) 12.8 7.6 5.7 0.8 (47.6%) (28.3%) (21.2%) (2.9%) 厚 生 労 働 省 平 成 22 年 人 口 動 態 統 計 特 殊 報 告 ( 疾 患 内 訳 の 下 段 の( ) 内 は 脳 血 管 疾 患 全 体 に 占 める 割 合 ) 医 療 技 術 の 進 歩 等 により 脳 血 管 疾 患 の 年 齢 調 整 死 亡 率 は 全 国 的 に 減 少 傾 向 にあり また 奈 良 県 は 男 女 とも 全 国 平 均 よりも 低 い 率 で 推 移 していま す
脳 血 管 疾 患 の 年 齢 調 整 死 亡 率 の 推 移 ( 人 口 10 万 人 あたり) 男 性 女 性 150 125 100 75 50 S60 年 H2 年 H7 年 H12 年 H17 年 H22 年 奈 良 県 133.4 91.9 87.2 61.8 49.6 39.3 全 国 134.0 97.9 99.3 74.2 61.9 49.5 奈 良 県 109.7 脳 血 管 疾 患 65.2 の 年 齢 調 62.5 整 死 亡 率 の 42.2 推 移 29.2 20.7 全 国 95.3 68.6 64.0 45.7 36.1 26.9 厚 生 労 働 省 平 成 22 年 人 口 動 態 統 計 特 殊 報 告 全 奈 良 国 県 ( 男 女 ) 25 0 S60 H2 H7 H12 H17 H22 奈 良 県 において 脳 血 管 疾 患 の 人 口 10 万 人 あたりの 受 療 率 は 192 で 全 国 平 均 250 を 下 回 っています 脳 血 管 疾 患 の 受 療 率 ( 人 口 10 万 人 あたり) 入 院 外 来 計 奈 良 県 125 67 192 全 国 156 94 250 ( 厚 生 労 働 省 平 成 20 年 患 者 調 査 )
2 5 奈 良 県 で 1 日 に 発 生 する 脳 卒 中 の 推 計 患 者 数 をもとに 患 者 の 状 態 に 応 じ て 行 う 治 療 の 内 容 とその 予 測 患 者 数 は 次 のとおりです 6 患 対 者 の 象 状 者 態 に 応 じた 予 測 患 予 者 測 数 1 初 療 脳 卒 中 が 強 く 疑 われる 患 者 平 ( 均 最 大 1119 人 患 / 人 者 日 / 数 日 ) 救 等 により 急 搬 出 送 算 典 2 処 置 データ 緊 急 手 術 1のうち 必 要 な 患 者 緊 急 手 術 や 緊 急 処 置 が (1の20~50%) 10 出 3 保 存 治 療 2 者 以 外 の 患 者 で 入 院 が 必 要 な 患 2 (1の20~80%) 人 ~ 最 大 15 人 程 度 4 早 再 期 発 リハ 予 防 早 4 を 日 期 行 以 う リハビリテーション( 内 患 が 者 望 ましい) 再 入 発 院 予 後 防 2 の 及 患 び3で 者 全 員 入 院 中 5 回 復 期 リハ 4のうち ョンを が 発 生 行 する う 回 患 時 復 者 期 期 を リハビリテーシ 急 終 性 わった 期 合 患 併 者 症 ) 120 (4の30% 人 / 月 予 合 データバンク 測 患 者 数 の 割 6 療 養 4のうち 必 生 要 する な 患 時 者 期 ( 療 を 急 養 終 ( 性 わった 医 期 療 合 患 併 介 者 症 護 ) が )が 2009 による は 脳 卒 中 発 80 (4の20% 人 / 月 程 度 ) 予 防 1 緊 初 療 急 処 置 3 緊 急 手 術 保 存 治 療 4 回 早 期 リ ハ 再 発 予 防 復 期 リハ 療 養 脳 血 管 疾 患 は 死 亡 を 免 れても 後 遺 症 として 片 麻 痺 嚥 下 障 害 言 語 障 害 認 知 障 害 などの 後 遺 症 が 残 る 場 合 が 多 く 寝 たきりに 移 行 することも 少 な くないことから 患 者 及 びその 家 族 の 日 常 生 活 に 大 きな 影 響 を 及 ぼす 場 合 が あるといえます
介 護 が 必 になった 人 のうち 24.1%は 脳 血 管 疾 患 が 原 因 であり 原 因 疾 患 の 第 1 位 となっています 特 に 介 護 を 要 する 度 合 いの 高 い 要 介 護 4 及 び 介 護 が 必 要 介 となった 要 介 護 度 護 5 の 人 のうち 約 3 人 に 1 人 は 脳 血 管 疾 患 が 原 因 となっています 主 な 原 因 (%) ( 別 脳 の 患 卒 血 介 ) 中 管 護 疾 が 必 要 となった 認 知 症 主 な 原 高 因 齢 の による 構 成 割 弱 衰 合 その 疾 患 他 等 () 骨 関 折 節 要 介 護 者 うち ( 全 要 体 介 ) 護 45 30.3 33.8 24.1 19.3 18.7 20.5 15.0 13.1 9.7 32.5 40.7 42.3 ( 厚 生 労 働 省 平 成 22 年 国 民 生 活 基 礎 調 査 ) 脳 血 管 疾 患 患 者 の 在 宅 死 亡 者 割 合 は 全 国 値 の 18.7% に 比 べ 14.8% と 低 くなっています 脳 血 管 疾 患 患 者 の 在 宅 死 亡 者 割 合 県 全 体 全 国 14.8% 18.7% ( 厚 生 労 働 省 平 成 22 年 人 口 動 態 調 査 ) (2) 医 療 提 供 体 制 県 内 において 従 事 する 主 たる 診 療 科 を 神 経 内 科 と 届 出 をした 医 師 は 52 名 です 人 口 10 万 人 あたり 3.7 と 全 国 値 3.2 に 比 べやや 多 い 状 況 です ( 厚 生 労 働 省 神 経 平 内 成 科 22 と 年 届 医 出 師 をした 歯 科 医 師 の 数 薬 剤 師 調 査 ) 人 数 人 口 10 万 人 あたり 奈 良 県 52 人 3.7 人 全 国 4,094 人 3.2 人 県 内 において 従 事 する 主 たる 診 療 科 を 脳 神 経 外 科 と 届 出 をした 医 師 は 74 名 です 人 口 10 万 人 あたり 5.2 と 全 国 値 5.3 に 比 べほぼ 同 じ 状 況 です
( 厚 生 労 脳 働 神 省 経 平 外 成 科 22 と 年 届 医 出 師 をした 歯 科 医 師 の 薬 数 剤 師 調 査 ) 人 数 人 口 10 万 人 あたり 奈 良 県 74 人 5.2 人 全 国 6,695 人 5.3 人 脳 梗 塞 に 対 するt-PAによる 脳 血 栓 溶 解 療 法 の 実 施 可 能 な 病 院 脳 梗 塞 に 対 するt PA1による は 8 施 設 です 人 口 100 万 人 あたり 5.7 と 全 国 値 5.8 に 比 べほぼ 同 じ 状 況 です 県 全 体 全 国 施 設 数 8 736 人 口 100 万 人 あたり 5.7 5.8 ( 厚 生 労 働 省 ナショナルデータベース ( 平 成 24 年 1 月 )) 脳 梗 脳 塞 梗 塞 に 対 するt PAによる するt-PAによる 脳 血 脳 栓 血 溶 解 栓 療 溶 法 解 適 用 療 患 法 者 適 への 用 同 患 療 者 法 への 実 施 件 同 数 療 法 実 施 件 数 は 平 成 22 年 度 下 半 期 に 84 件 でした 人 口 10 万 人 あたり 6.0 と 全 国 値 3.6 より 多 くなっており 適 切 に 脳 梗 塞 に 対 する 治 療 が 行 われていることを 示 しています ( 厚 生 労 働 省 ナショナルデータベース ( 平 成 22 年 10 月 ~ 平 成 23 年 3 月 )) 県 全 体 全 国 件 数 84 4,585 人 口 10 万 人 あたり 6.0 3.6 1 t PAとは アルテプラーゼ( くも 膜 下 出 血 に 対 する 脳 動 脈 瘤 クリッピング 術 の 実 施 件 数 は 平 成 22 年 度 下 半 期 に 84 件 でした 人 口 10 万 人 あたり 6.0 と 全 国 値 5.0 より 多 くなっており 適 切 にくも 膜 下 出 血 に 対 する 治 療 が 遺 行 伝 子 われていることを 組 み 換 え) 注 射 剤 の 略 示 称 で しています 固 め いられています まり( 迅 速 血 に 栓 投 )を 与 できれば 溶 かす 薬 後 剤 遺 です 症 なく 血 回 管 復 が する 詰 まった 可 能 性 原 が 因 高 の くなります 血 栓 を 溶 かしてすぐに 注 脳 射 梗 や 塞 点 滴 心 で 血 臓 血 液 発 管 の 作 内 流 に れを 肺 注 血 入 再 栓 し 開 の できるた 治 血 療 液 に の用
( くも 厚 生 労 膜 働 下 省 出 ナショナルデータベース ( 血 に 対 する 脳 動 脈 瘤 クリッピング 平 成 22 年 10 月 術 ~ の 平 成 実 23 施 年 件 3 月 数 )) 県 全 体 全 国 件 数 84 6,300 人 口 10 万 人 あたり 6.0 5.0 早 期 リハビリテーション 実 施 件 数 は 人 口 10 万 人 あたり 437.1 と 全 国 値 441.7 に 比 べやや 少 ない 状 況 です 長 期 にわたり 寝 たきりになってしまうと 筋 力 低 下 や 関 節 の 運 動 制 限 など が 進 行 してしまいます リハビリテーションが 遅 れると 退 院 や 社 会 復 帰 が 延 長 してしまう 可 能 性 が 高 くなります ( 厚 生 労 働 省 ナショナルデータベース ( 早 期 リハビリテーション 平 成 実 22 施 年 件 10 月 数 ~ 平 成 23 年 3 月 )) 県 全 体 全 国 値 件 数 6,171 561,247 人 口 10 万 人 あたり 437.1 441.7 急 性 期 を 脱 した 患 者 であっても 重 い 後 遺 症 等 の 理 由 により 回 復 期 を 担 う 病 院 への 転 院 や 退 院 が 困 難 な 場 合 があり 結 果 的 に 急 性 期 の 医 療 を 担 う 医 療 機 関 における 救 急 患 者 の 受 入 に 支 障 をきたしている 場 合 があります リハビリテーションが 実 施 可 能 な 医 療 機 関 数 ( 脳 卒 中 等 リハビリテーショ ン 料 (Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)の 届 出 施 設 数 )は 医 療 圏 によって 違 いがあります 早 期 リハビリテーションにより 早 期 の 退 院 や 社 会 復 帰 の 可 能 性 が 高 くなる ので 脳 卒 中 の 患 者 を 受 入 れる 医 療 機 関 は 早 期 リハビリテーションを 提 医 療 供 機 できる 関 数 リハビリテーションが 奈 良 東 和 西 和 中 和 南 和 県 全 体 全 国 体 制 を 21 整 えておくことが 15 15 実 施 可 能 求 められます 人 口 10 万 人 あたり 5.8 6.8 4.2 2.9 11 な 医 療 機 関 5.8 5数 ( 厚 生 労 働 省 診 療 報 酬 施 設 基 準 ( 平 4.7 67 成 24 年 17,107 月 5.6 )) 奈 良 県 の 病 院 における 脳 血 管 疾 患 の 退 院 患 者 の 平 均 在 院 日 数 は 103.9 日 で 全 国 平 均 (109.2 日 )よりは 短 いです
しかし 傷 病 分 類 別 にみますと 脳 血 管 疾 患 による 患 者 の 平 均 在 院 日 数 は 精 神 疾 患 を 除 くと 最 も 長 く 全 傷 病 平 均 の 37.4 日 を 大 きく 上 回 っています 脳 血 管 疾 患 の 退 院 患 者 平 均 在 院 日 数 奈 良 東 和 西 和 中 和 南 和 県 全 体 全 国 83.1 85.4 95.3 130.9 163.0 103.9 109.2 ( 厚 生 労 働 省 平 成 20 年 患 者 調 査 ) 2. 目 指 すべき 方 向 (1) 予 防 脳 卒 中 を 発 症 した 患 者 の 約 6 割 が 高 血 圧 の 既 往 のある 患 者 ( 平 成 21 年 度 奈 良 県 脳 卒 中 発 症 患 者 調 査 結 果 )であり 高 血 圧 は 脳 卒 中 にとって 大 きな 危 険 因 子 であると 言 われています また 高 血 圧 以 外 にも 脂 質 異 常 症 糖 尿 病 喫 煙 などの 生 活 習 慣 に 起 因 す る 危 険 因 子 の 改 善 も 非 常 に 重 要 であり そのためには 脂 肪 や 食 塩 の 摂 りすぎ などの 食 生 活 の 改 善 や 運 動 習 慣 の 定 着 化 等 による 県 民 の 健 康 づくりへの 支 援 が 必 要 です (2) 発 症 直 後 の 救 護 搬 送 等 脳 卒 中 は できるだけ 早 く 適 切 な 治 療 を 行 うことでより 高 い 効 果 が 見 込 まれ さらに 後 遺 症 の 危 険 性 が 低 くなることから 速 やかな 治 療 開 始 が 非 常 に 重 要 で す 脳 卒 中 を 疑 うような 症 状 が 現 れた 場 合 は 本 人 や 家 族 などの 周 囲 の 人 が 速 や かに 救 急 要 請 をする 必 要 があります また 救 急 隊 による 適 切 な 観 察 判 断 救 急 救 命 処 置 等 を 行 ったうえで 対 応 が 可 能 な 医 療 機 関 に 患 者 を 搬 送 することも 必 要 です (3) 診 断 問 診 や 身 体 所 見 の 診 察 等 に 加 えて CTやMRI 等 の 画 像 検 査 を 行 うことで より 正 確 な 診 断 が 可 能 となります これにより 治 療 法 の 選 択 や 治 療 後 の 状 態 についてある 程 度 の 予 測 をおこっ た 上 速 やかな 治 療 開 始 を 行 います
(4) 急 性 期 の 治 療 脳 卒 中 脳 卒 中 の 急 性 期 には 呼 吸 管 理 などの 全 身 管 理 とともに 脳 梗 塞 脳 出 血 く も 膜 下 出 血 等 の 個 々の 病 態 に 応 じた 治 療 を 行 います 脳 梗 塞 に 対 しては 発 症 後 4.5 時 間 以 内 に 組 織 プラスミノゲン アクチベ ータ(t-PA)の 静 脈 内 投 与 による 血 栓 溶 解 療 法 を 開 始 することが 重 要 です また 上 記 療 法 の 適 応 患 者 以 外 に 対 しても できるだけ 早 期 に 抗 凝 固 療 法 や 抗 血 小 板 療 法 脳 保 護 療 法 などを 行 うことが 重 要 です 脳 出 血 に 対 しては 血 圧 管 理 のほか 出 血 部 位 や 血 腫 の 状 況 等 により 必 要 に 応 じて 外 科 的 手 術 を 行 います くも 膜 下 出 血 に 対 しては 動 脈 瘤 の 再 破 裂 予 防 が 重 要 であり そのための 開 頭 手 術 等 の 外 科 的 治 療 や 血 管 内 治 療 を 行 います (5)リハビリテーション 患 者 の 状 態 に 応 じて 適 切 なリハビリテーションを 行 います 急 性 期 には 廃 用 症 候 群 や 合 併 症 の 予 防 や 患 者 の 早 期 自 立 を 目 的 としたリ ハビリテーションを 可 能 であれば 発 症 当 日 から 病 室 で 実 施 します 回 復 期 には 身 体 機 能 回 復 や 日 常 生 活 動 作 (ADL) 向 上 を 目 的 としたリ ハビリテーションを 訓 練 が 可 能 になった 時 期 から 訓 練 室 で 集 中 して 実 施 します 維 持 期 には 回 復 あるいは 残 存 した 機 能 を 活 用 し 歩 行 能 力 等 の 生 活 機 能 の 維 持 向 上 のためのリハビリテーションを 実 施 します なお 回 復 期 や 維 持 期 においては 摂 食 嚥 下 等 のリハビリテーションを 行 い 誤 嚥 の 防 止 や 咀 嚼 機 能 の 維 持 向 上 を 図 ることも 必 要 です (6) 急 性 期 を 脱 した 後 の 治 療 急 性 期 を 脱 した 後 は 再 発 予 防 のための 治 療 や 脳 卒 中 の 危 険 因 子 である 高 血 圧 症 脂 質 異 常 症 喫 煙 等 の 継 続 的 な 管 理 を 行 います
(7) 地 域 における 医 療 福 祉 介 護 の 連 携 脳 卒 中 急 性 期 から 回 復 期 維 持 期 ( 在 宅 療 養 支 援 を 含 む)までの 医 療 については 患 者 の 状 態 に 応 じてそれぞれの 時 期 に 必 要 な 医 療 機 能 も 異 なることから 1 つの 医 療 機 関 ですべてを 行 うことはできません 地 域 における 医 療 機 関 がそれぞれの 持 つ 医 療 機 能 に 応 じ 連 携 して 患 者 に 切 れ 目 なく 医 療 を 提 供 する 体 制 を 整 備 することが 重 要 です また 在 宅 で 療 養 する 場 合 は 再 発 予 防 や 危 険 因 子 の 管 理 のほかに 身 体 機 能 を 維 持 するためのリハビリテーションや 抑 うつ 状 態 への 対 応 福 祉 介 護 サービスとの 連 携 等 による 患 者 の 療 養 支 援 を 行 います 脳 卒 中 は 再 発 する 場 合 も 多 く また 後 遺 症 が 残 ることも 少 なくないこと から 患 者 及 びその 家 族 に 対 する 支 援 や 再 発 時 における 適 切 な 対 応 等 の 啓 発 等 も 重 要 です 発 症 救 急 救 急 門 ション 来 急 的 院 性 治 後 期 救 実 療 1 のリハビリテー 急 施 時 開 医 間 始 療 以 内 の 専 医 要 請 搬 送 脳 病 神 院 ( 経 救 外 命 科 センター) 病 院 転 院 時 連 療 携 実 回 再 身 危 施 険 リハビリテーション 復 発 体 期 予 機 のリハビリテ-ション 防 能 治 を 回 復 基 させる 脳 卒 中 に 対 する 医 因 子 療 の 管 の 理 流 礎 疾 れ 患 機 能 退 院 時 連 携 転 院 退 院 時 連 携 予 脳 防 発 卒 症 中 予 の 防 維 在 持 宅 期 等 のリハビリテ-ション への 復 帰 及 び 日 常 生 実 活 施 動 発 症 作 日 リハビリテーション 向 ためのリハビリテーション 常 上 生 病 院 の 活 ( 支 への 回 復 期 援 復 帰 及 病 棟 院 び ) 維 持 の 介 護 保 険 歯 施 科 設 医 在 希 宅 望 生 する 療 活 養 療 の 患 支 場 養 者 援 における 支 クリニック に 援 診 療 対 所 する 看 取 り 退 院 退 所 通 院 在 宅 療 養 支 援 時 間 の 流 れ 在 宅 等 での 生 活 ケアハウス 多 様 な 居 住 の 有 場 料 を 老 含 人 むホーム 等
3. 医 療 機 関 とその 連 携 (1) 急 性 期 医 療 を 行 う 医 療 機 関 の 機 能 1 目 標 患 者 の 来 院 後 1 時 間 以 内 ( 発 症 後 3 時 間 以 内 )に 専 門 的 な 治 療 を 開 始 する こと( 血 管 内 治 療 など 高 度 に 専 門 的 な 治 療 を 行 える 施 設 では 発 症 後 3 時 間 を 超 えても 高 度 専 門 治 療 の 実 施 について 検 討 することが 望 ましい ) 廃 用 症 候 群 や 合 併 症 の 予 防 早 期 にセルフケアについて 自 立 できるため のリハビリテーションを 実 施 すること 2 医 療 機 関 に 求 められる 事 項 次 に 掲 げる 事 項 を 含 め 該 当 する 医 療 機 関 は 関 係 する 診 療 ガイドライ ンに 則 した 診 療 を 実 施 していることが 求 められる 血 液 検 査 や 画 像 検 査 ( 単 純 X 線 撮 影 CT MRI 超 音 波 検 査 ) 等 の 必 要 な 検 査 が 24 時 間 実 施 可 能 であること 脳 卒 中 が 疑 われる 患 者 に 対 して 専 門 的 診 療 が 24 時 間 実 施 可 能 であるこ と( 画 像 伝 送 等 の 遠 隔 診 断 に 基 づく 治 療 を 含 む ) 脳 卒 中 評 価 スケールなどを 用 いた 客 観 的 な 神 経 学 的 評 価 が 24 時 間 実 施 可 能 であること 適 応 のある 脳 梗 塞 症 例 に 対 し 発 症 後 4.5 時 間 以 内 に 組 織 プラスミノゲ ン アクチベータ(t-PA)の 静 脈 内 投 与 による 血 栓 溶 解 療 法 が 実 施 可 能 で あること 外 科 手 術 及 び 脳 血 管 内 手 術 が 必 要 と 判 断 した 場 合 には 来 院 後 2 時 間 以 内 の 治 療 開 始 が 可 能 であること 呼 吸 循 環 栄 養 等 の 全 身 管 理 及 び 感 染 症 や 深 部 静 脈 血 栓 症 等 の 合 併 症 に 対 する 診 療 が 可 能 であること リスク 管 理 のもとに 早 期 座 位 立 位 関 節 可 動 域 訓 練 摂 食 嚥 下 訓 練 装 具 を 用 いた 早 期 歩 行 訓 練 セルフケア 訓 練 等 のリハビリテーションが 実 施 可 能 であること 回 復 期 (あるいは 維 持 期 )の 医 療 機 関 等 と 診 療 情 報 や 治 療 計 画 を 共 有 する などして 連 携 していること 回 復 期 (あるいは 維 持 期 )に 重 度 の 後 遺 症 等 により 自 宅 への 退 院 が 容 易 でない 患 者 を 受 け 入 れる 医 療 施 設 や 介 護 施 設 等 と 連 携 し その 調 整 を 行 うこと 脳 卒 中 疑 いで 救 急 搬 送 された 患 者 について その 最 終 判 断 を 救 急 隊 に 情 報 提 供 することが 望 ましい 3 医 療 機 関 の 例 救 命 救 急 センターを 有 する 病 院
脳 卒 中 の 専 用 病 室 を 有 する 病 院 急 性 期 の 血 管 内 治 療 が 実 施 可 能 な 病 院 脳 卒 中 に 対 する 急 性 期 の 専 門 的 医 療 を 担 う 病 院 または 有 床 診 療 所 脳 卒 中 (2) 回 復 期 医 療 を 行 う 医 療 機 関 の 機 能 1 目 標 身 体 機 能 の 早 期 改 善 のための 集 中 的 なリハビリテーションを 実 施 するこ と 再 発 予 防 の 治 療 や 基 礎 疾 患 危 険 因 子 の 管 理 を 実 施 すること 2 医 療 機 関 に 求 められる 事 項 次 に 掲 げる 事 項 を 含 め 該 当 する 医 療 機 関 は 関 係 する 診 療 ガイドライ ンに 則 した 診 療 を 実 施 していることが 求 められる 再 発 予 防 の 治 療 ( 抗 血 小 板 療 法 抗 凝 固 療 法 等 ) 基 礎 疾 患 危 険 因 子 の 管 理 及 び 抑 うつ 状 態 や 認 知 症 などの 脳 卒 中 後 の 様 々な 合 併 症 への 対 応 が 可 能 であること 失 語 高 次 脳 機 能 障 害 ( 記 憶 障 害 注 意 障 害 等 ) 嚥 下 障 害 歩 行 障 害 な どの 機 能 障 害 の 改 善 及 び ADL の 向 上 を 目 的 とした 理 学 療 法 作 業 療 法 言 語 聴 覚 療 法 等 のリハビリテーションが 専 門 医 療 スタッフにより 集 中 的 に 実 施 可 能 であること 急 性 期 の 医 療 機 関 及 び 維 持 期 の 医 療 機 関 等 と 診 療 情 報 や 治 療 計 画 を 共 有 するなどして 連 携 していること 3 医 療 機 関 の 例 リハビリテーションを 専 門 とする 病 院 または 診 療 所 回 復 期 リハビリテーション 病 棟 を 有 する 病 院 (3) 維 持 期 医 療 を 行 う 医 療 機 関 の 機 能 ( 日 常 生 活 への 復 帰 及 び 日 常 生 活 維 持 のためのリハビリテーションを 実 施 ) 1 目 標 生 活 機 能 の 維 持 向 上 のためのリハビリテーションを 実 施 し 在 宅 等 へ の 復 帰 及 び( 日 常 生 活 の) 継 続 を 支 援 すること 再 発 予 防 の 治 療 や 基 礎 疾 患 危 険 因 子 の 管 理 を 実 施 すること 2 医 療 機 関 等 に 求 められる 事 項 次 に 掲 げる 事 項 を 含 め 該 当 する 医 療 機 関 は 関 係 する 診 療 ガイドライ ンに 則 した 診 療 を 実 施 していることが 求 められる
再 発 予 防 の 治 療 基 礎 疾 患 危 険 因 子 の 管 理 抑 うつ 状 態 への 対 応 等 が 可 能 であること 生 活 機 能 の 維 持 及 び 向 上 のためのリハビリテーション( 訪 問 及 び 通 所 リハ ビリテーションを 含 む)が 実 施 可 能 であること 介 護 支 援 専 門 員 が 自 立 生 活 または 在 宅 療 養 を 支 援 するための 介 護 保 険 サービスを 調 整 すること 回 復 期 (あるいは 急 性 期 )の 医 療 機 関 等 と 診 療 情 報 や 治 療 計 画 を 共 有 す るなどして 連 携 していること 3 医 療 機 関 等 の 例 医 療 療 養 病 棟 を 有 する 病 院 介 護 老 人 保 健 施 設 介 護 保 険 によるリハビリテーションを 行 う 病 院 または 診 療 所 4. 具 体 的 な 取 組 策 (1) 発 症 と 重 症 化 予 防 の 体 制 づくり 生 活 習 慣 病 である 脳 卒 中 の 予 防 は 高 血 圧 脂 質 異 常 症 糖 尿 病 喫 煙 とい う 危 険 因 子 の 改 善 が 基 本 となります この 4 つの 危 険 因 子 が 適 切 に 管 理 されれ ば 脳 卒 中 の 発 症 リスクを 低 減 することができます 1 知 識 普 及 意 識 啓 発 病 気 についての 正 しい 知 識 予 防 のための 生 活 習 慣 の 改 善 などの 普 及 啓 発 を 行 います 2 特 定 健 診 の 受 診 促 進 市 町 村 による 特 定 健 診 の 受 診 勧 奨 の 取 組 に 対 して 支 援 します 県 民 にとっ て 魅 力 ある 健 診 となることを 目 指 し 受 診 体 制 を 整 備 します 3 保 健 指 導 の 強 化 効 果 的 な 特 定 保 健 指 導 実 施 のため 保 健 指 導 担 当 者 の 人 材 の 育 成 及 び 資 質 向 上 に 努 めます 特 定 健 診 結 果 の 分 析 を 支 援 し ハイリスク 者 やコントロール 不 良 者 等 健 診 受 診 後 のフォローの 充 実 を 図 ります CKD( 慢 性 腎 臓 病 )の 早 期 発 見 早 期 治 療 に 向 け 保 険 者 医 療 機 関 と 連 携 し 体 制 を 整 備 します
4 望 ましい 食 習 慣 の 実 践 支 援 調 理 力 食 品 の 選 択 能 力 など 具 体 的 なスキルを 学 び 習 得 できるよう 多 様 な 取 組 を 行 います 5 食 環 境 の 充 実 健 康 を 意 識 したメニューやお 弁 当 の 提 供 を 飲 食 店 や 企 業 と 連 携 して 進 めます 6 禁 煙 支 援 体 制 の 充 実 禁 煙 のメリット 禁 煙 治 療 禁 煙 方 法 等 について 普 及 啓 発 を 行 います 禁 煙 について 気 軽 に 相 談 できる 窓 口 の 周 知 禁 煙 について 適 切 にアドバイ スできる 人 材 確 保 など 禁 煙 支 援 体 制 を 整 備 します 7 受 動 喫 煙 防 止 対 策 の 拡 充 行 政 機 関 医 療 機 関 教 育 施 設 をはじめ 多 くの 人 が 利 用 する 公 共 的 な 空 間 の 禁 煙 化 を 促 進 します (2) 発 症 直 後 の 救 護 搬 送 等 の 体 制 づくり 発 症 後 患 者 本 人 や 家 族 などの 周 囲 の 人 が 速 やかに 救 急 要 請 を 行 い 早 期 に 適 切 な 治 療 を 行 える 病 院 への 搬 送 ができるよう 以 下 の 施 策 に 取 り 組 みます 1 高 血 圧 症 等 の 危 険 因 子 のある 人 及 び 家 族 に 対 する 啓 発 により 脳 卒 中 の 疑 いがあるときの 早 期 受 診 の 促 進 健 康 診 断 受 診 者 への 啓 発 チラシ 配 付 2 脳 卒 中 の 予 防 早 期 発 見 早 期 の 救 急 要 請 等 の 重 要 性 に 関 する 啓 発 自 分 の 健 康 と 病 気 がよくわかるポータルサイト の 活 用 等 3 救 急 搬 送 ルールを 適 切 に 運 用 するとともに 必 要 に 応 じて 見 直 しを 行 い 搬 送 時 間 の 短 縮 を 図 ります (3) 急 性 期 ( 救 急 ) 医 療 の 体 制 づくり 脳 卒 中 の 急 性 期 医 療 ( 救 急 )の 確 保 と 医 療 機 関 相 互 の 機 能 分 担 及 び 連 携 を 推 進 するため 以 下 のような 医 療 機 能 を 有 する 脳 卒 中 治 療 の 中 核 的 な 病 院 を 県 内 に 複 数 箇 所 ( 北 和 中 南 和 等 の 複 数 圏 域 ) 整 備 するとともに これらの 中 核 的 な 病 院 と 地 域 の 医 療 機 関 とのネットワークづくりを 推 進 します ( 脳 卒 中 治 療 の 中 核 的 病 院 に 必 要 な 医 療 機 能 の 例 ) 24 時 間 体 制 で 血 液 検 査 や 画 像 検 査 等 の 必 要 な 検 査 が 可 能
患 者 の 病 院 到 着 後 1 時 間 以 内 に 外 科 的 治 療 を 含 む 専 門 的 治 療 が 開 始 可 能 脳 梗 塞 の 場 合 は 発 症 後 4.5 時 間 以 内 に 組 織 プラスミノゲン アクチベ ータ(t-PA)の 静 脈 内 投 与 による 血 栓 溶 解 療 法 が 開 始 可 能 発 症 後 4 日 以 内 に 急 性 期 リハビリテーションが 開 始 可 能 中 核 的 な 病 院 のあり 方 と 周 辺 病 院 との 連 携 等 について 検 討 する 枠 組 構 築 (4) 回 復 期 医 療 の 体 制 づくり 1 急 性 期 の 医 療 を 担 う 医 療 機 関 維 持 期 の 医 療 を 担 う 医 療 機 関 等 と 連 携 して 効 率 的 なリハビリテーションが 実 施 できる 体 制 を 構 築 します 医 療 圏 ごとに 医 療 機 関 福 祉 介 護 施 設 市 町 村 保 健 所 等 で 構 成 す る 協 議 の 場 を 設 けて 検 討 を 行 います 2 回 復 期 リハビリテーション 病 棟 入 院 料 届 出 医 療 機 関 脳 血 管 疾 患 等 リハビ リテーション 料 届 出 医 療 機 関 在 宅 療 養 支 援 診 療 所 等 において どのよう な 機 能 を 担 っているのかを 明 らかにし 患 者 に 対 する 情 報 を 提 供 するとと もに 病 病 連 携 病 診 連 携 を 促 進 します それぞれの 医 療 機 関 が 担 っている 機 能 をホームページや 自 分 の 健 康 と 病 気 がよくわかるポータルサイト 上 で 情 報 提 供 します (5) 医 療 機 能 の 数 値 化 脳 卒 中 医 療 関 係 者 は 脳 卒 中 医 療 の 質 の 向 上 を 目 指 して 医 療 機 能 を 数 値 化 する 仕 組 みづくりを 進 めます (6) 奈 良 県 脳 卒 中 地 域 連 携 パス 医 療 関 係 者 と 行 政 とが 協 働 して 検 討 を 重 ね 奈 良 県 脳 卒 中 地 域 連 携 パス が 運 用 されています 運 用 の 状 況 や 結 果 について 定 期 的 に 関 係 者 で 検 討 し 奈 良 県 全 体 での 脳 卒 中 治 療 の 向 上 に 努 めます 5. 数 値 目 標 奈 良 県 の 脳 卒 中 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 人 口 10 万 対 )は 男 性 女 性 ともに 香 川 県 に 次 いで 全 国 で 2 番 目 に 低 い 死 亡 率 となっています 今 後 とも 全 国 トップクラスの 年 齢 調 整 死 亡 率 を 維 持 し さらなる 死 亡 率 の 低 下 ( 現 状 の 10% 減 少 )を 目 指 します
男 性 ( 現 状 )39.3 ( 目 標 )35.3 女 性 ( 現 状 )20.7 ( 目 標 )18.6 脳 卒 中 6. 脳 卒 中 の 医 療 を 担 う 医 療 機 関 の 例 (1) 急 性 期 医 療 を 担 う 医 療 機 関 奈 良 県 傷 病 者 の 搬 送 受 入 の 実 施 に 関 する 基 準 ( 平 成 23 年 1 月 策 定 )に おける 日 々の 医 療 救 圏 急 搬 送 病 院 リスト で 次 の1または2の 項 目 が 対 応 可 の 医 療 機 関 奈 1 意 識 障 害 脳 卒 中 県 医 療 機 関 名 称 t-pa 疑 いの 緊 急 手 術 2 意 識 障 害 脳 卒 中 市 良 医 療 センター 疑 立 いのt PA 奈 良 病 院 対 応 天 理 よろづ 相 談 所 病 院 東 高 済 井 生 病 会 院 中 和 病 院 西 和 近 畿 大 三 学 室 医 病 学 院 部 奈 良 病 院 白 県 済 庭 立 生 病 医 会 院 科 御 大 所 学 病 附 院 属 病 院 東 朋 香 芝 ( 病 平 院 成 22 年 8 月 地 域 医 療 連 携 課 調 べ) 奈 良 石 洲 会 病 院 郡 山 青 藍 田 阪 北 奈 病 中 院 央 病 院 中 和 平 成 記 念 病 院
医 療 圏 (2) 回 復 期 医 療 を 担 う 医 療 奈 機 関 市 医 療 機 関 名 称 1 脳 血 管 疾 患 等 リハビリテーション 東 良 立 大 春 奈 寺 日 良 福 祉 療 育 病 料 院 (Ⅰ)を 届 けている 主 な 医 療 機 関 奈 良 おかたに 吉 西 田 病 京 院 病 院 奈 の 良 原 医 東 中 療 央 センター 病 院 東 和 天 高 済 理 井 病 会 よろづ 院 中 和 病 相 院 談 所 病 院 白 川 分 院 山 東 の 辺 県 総 田 生 北 駒 病 合 院 リハビリテーションセンター 西 和 奈 阪 白 良 奈 庭 厚 中 生 央 会 病 院 中 和 県 秋 土 立 津 庫 医 鴻 病 科 池 院 大 学 附 属 病 院 西 東 平 大 朋 成 和 香 記 リハビリテーション 芝 念 病 院 病 院 医 奈 療 圏 良 県 立 奈 小 良 南 医 療 機 関 名 称 奈 済 西 良 生 奈 西 会 良 部 奈 中 病 良 央 院 病 院 ( 平 成 24 年 6 月 1 日 時 点 近 畿 厚 生 局 奈 良 事 務 所 の 資 料 ) 2 脳 血 管 疾 患 等 リハビリテーション 料 (Ⅱ)を 届 けている 主 な 医 療 機 関
沢 辻 井 村 病 院 脳 卒 中 東 西 国 郡 保 山 中 青 央 藍 中 県 橿 原 三 リハビリテーション 室 南 和 済 町 生 立 会 大 御 淀 所 病 病 院 院 病 院 ( 平 成 24 潮 年 田 6 病 月 院 1 日 時 点 近 畿 厚 生 局 奈 良 事 務 所 の 資 料 ) 医 奈 療 圏 良 大 奈 医 療 機 関 名 称 3 脳 血 管 疾 患 等 リハビリテーション 谷 倭 良 掛 病 東 整 院 九 形 条 病 院 料 (Ⅲ)を 届 けている 主 な 医 療 機 関 あすかホームクリニック 東 和 天 宇 理 陀 市 よろづ 立 病 院 相 談 所 病 院 宮 植 吉 城 田 医 井 整 社 院 形 会 外 保 科 険 医 病 西 倉 近 病 畿 院 大 学 医 学 部 院 服 奈 部 良 友 紘 会 病 院 奈 良 病 院 中 やわらぎクリニック 中 大 平 井 記 高 念 田 病 市 院 南 尾 和 病 院 立 病 院 南 ( 和 平 成 24 吉 県 年 野 立 6 町 五 月 国 條 1 民 病 日 健 院 時 康 点 保 険 近 吉 畿 野 厚 病 生 院 局 奈 良 事 務 所 の 資 料 )
医 療 圏 養 病 棟 沢 入 井 院 基 本 料 を 医 届 療 けている 機 関 名 称 主 な 医 療 機 関 (3) 維 持 期 医 療 を 担 う 医 療 機 関 奈 良 奈 西 バルツァ ゴーデル 良 春 京 日 病 院 小 済 南 生 会 東 和 山 高 の 宮 辺 中 和 病 院 奈 天 辻 良 理 東 よろづ 病 院 郡 山 青 藍 相 談 所 病 院 白 川 分 院 西 和 藤 阪 白 村 奈 中 橿 庭 原 病 リハビリテーション 央 院 中 和 秋 服 津 部 鴻 記 池 念 病 院 西 関 東 大 屋 朋 和 香 リハビリテーション 芝 病 院 病 院 南 和 吉 南 潮 野 和 田 町 病 国 院 民 健 康 保 険 吉 野 病 院 ( 平 成 24 年 福 6 西 月 クリニック 1 日 時 点 近 畿 厚 生 局 奈 良 事 務 所 の 資 料 ) 脳 卒 中