提 出 日 : 平 成 24 年 1 月 17 日 高 齢 助 産 師 における 人 生 に 影 響 を 与 えた 人 物 の 個 人 回 想 効 果 The effect of individual life review about important person in elderly midwives 臨 床 心 理 学 研 究 科 臨 床 心 理 学 専 攻 1000-100714 土 居 照 代 指 導 教 員 長 田 由 紀 子 教 授 問 題 と 目 的 年 を 重 ね, 命 に 限 りがあることを 意 識 するようになると, 人 は 過 去 に 思 いをめぐらせ 自 分 の 人 生 をふり 返 ることが 多 くなると 言 われている 従 来, 高 齢 者 の 過 去 への 回 想 は, 老 いの 繰 り 言 や 現 実 からの 逃 避 などと 否 定 的 な 心 理 過 程 として 捉 えられがちであ ったが,アメリカの 精 神 科 医 バトラー(Butler,R.N.,1963)が, 回 想 は 死 が 近 づいてく ることにより 誰 にでも 生 じる 自 然 な 行 為 で, 過 去 の 未 解 決 の 課 題 をとらえ 直 し 再 統 合 に 導 く 積 極 的 な 役 割 をもつと 提 唱 して 以 来, 肯 定 的 な 側 面 が 注 目 されるようになった その 後, 回 想 法 は, 欧 米 を 中 心 に 広 がり 臨 床 実 践 や 研 究 が 進 められ, 我 が 国 でも 高 齢 者 に 関 わる 医 療 福 祉 介 護 心 理 等 の 様 々な 分 野 で 取 り 入 れられている これまでの 回 想 研 究 のテーマはライフイベントに 関 するものが 多 く( 津 田,2007; 野 村, 1998;Wong&Watt,1991), 人 物 をテーマにしたものはみあたらない しかし, 人 は 一 生 の 間 に 多 くの 人 物 と 出 会 い,さまざまな 影 響 を 受 ける したがって, 過 去 の 出 来 事 だけ でなく, 過 去 に 出 会 った 人 物 に 焦 点 をしぼった 回 想 についての 研 究 が 必 要 であると 考 えた 一 方, 研 究 対 象 者 は,これまでの 多 くは 在 宅 高 齢 者, 施 設 居 住 高 齢 者,デイサービス 利 用 者, 認 知 症 やうつ 病 を 有 する 高 齢 者, 終 末 期 ケアにある 高 齢 者 などであった( 野 村,2001) 特 定 の 職 業 に 就 いていた 高 齢 者 の 研 究 としては, 地 域 在 住 の 退 役 軍 人 (25 名 : 平 均 年 齢 85 歳 )を 対 象 にしたもの(McMahon,A.W. & Rhudick,P.J.,1964)があるが, 他 には みあたらなかった 本 研 究 では, 女 性 の 専 門 職 である 助 産 師 の 話 を 聞 く 機 会 を 得 た 際, 命 をこの 世 に 送 り 出 すことを 仕 事 とし 職 業 婦 人 としての 先 駆 者 でもある 助 産 師 が 年 を 重 ねた 時, 誰 をどのよう に 思 い 出 すのであろうかということを 考 えた これまでの 研 究 では, 助 産 師 の 活 動 史 ( 灘, 2011)やその 役 割 の 研 究 ( 小 林,2008),また, 助 産 師 自 身 の 仕 事 意 欲 に 影 響 を 及 ぼす 要 因 ( 北 川,2011)や 助 産 師 教 育 における 課 題 の 研 究 ( 中 本 ら,2009) 等 がある しかし,
助 産 師 自 身 が 影 響 を 受 けた 人 物 について 語 る 回 想 研 究 はなされていない そこで, 本 研 究 では, 高 齢 助 産 師 を 対 象 に 人 生 に 影 響 を 与 えた 人 物 をテーマにした 個 人 回 想 法 を 実 施 し,その 回 想 内 容 を 質 的 に 分 析 するとともに, 回 想 前 後 の 心 理 的 変 化 も 合 わせて 検 討 することを 目 的 とした 回 想 内 容 の 分 析 と 心 理 的 効 果 を 合 わせて 検 証 するこ とは, 高 齢 化 社 会 を 迎 えた 現 代 において, 臨 床 現 場 だけでなく, 高 齢 者 がより 健 康 で 快 適 な 日 常 生 活 を 送 るために 地 域 社 会 の 中 でも 役 に 立 つ 意 義 ある 研 究 であると 考 える 方 法 65 歳 以 上 の 高 齢 助 産 師 11 名 ( 平 均 年 齢 76.9 歳, 標 準 偏 差 9.0 歳 )を 対 象 に 個 人 回 想 法 の 面 接 調 査 と 回 想 前 後 の 心 理 変 化 を 測 る 質 問 紙 調 査 を 実 施 した 期 間 は,2011 年 5 月 から 7 月 で, 基 本 的 に 週 1 回 の 間 隔 で 2 回 の 半 構 造 化 面 接 を 行 った 人 生 に 影 響 を 与 えたと 思 われる 重 要 な 人 物 を 身 内 と 身 内 以 外 から1 人 ずつ 挙 げてもらい,1 セッション(1 時 間 か ら 1 時 間 半 )ごとに 一 人 ずつ 話 を 聞 いた 尚, 話 は 毎 回 許 可 を 得 てから IC レコーダーに 録 音 し, 止 めたい 時 は 途 中 辞 退 もできることを 伝 えるなど 十 分 に 倫 理 的 配 慮 をしながら 進 めた 個 人 回 想 法 の 質 的 分 析 には, 修 正 版 グラウンデッド セオリー アプローチ(modified grounded theory approach;m-gta)を 採 用 した また, 心 理 的 変 化 の 測 定 には, 主 観 的 な 気 分 状 態 を 客 観 的 かつ 多 面 的 に 測 定 することができる 気 分 調 査 票 ( 坂 野 ら,1994), および 現 時 点 の 自 己 に 対 する 全 体 的 な 評 価 を 測 定 することができ, 状 態 自 尊 感 情 の 変 化 が あった 時 にはその 変 化 もみることができる 状 態 自 尊 感 情 尺 度 ( 阿 部 今 野,2007)を 使 用 した 合 わせて,フェイスシートで 年 齢 や 健 康 状 態 などの 情 報 を 収 集 した 結 果 1. 面 接 前 後 の 心 理 的 変 化 気 分 調 査 票 の 5 つの 下 位 尺 度 と 状 態 自 尊 感 情 尺 度 の 信 頼 性 を Cronbach のα 係 数 を 用 い て 検 討 したのち 分 析 に 用 いた 最 初 に, 身 内 と 身 内 以 外 共 に 話 を 聞 くことができた 9 名 の 対 象 者 の 結 果 について, 身 内 と 身 内 以 外 に 分 けてプレテストとポストテストで 対 応 のある t 検 定 を 行 った また, 状 態 自 尊 感 情 については, ポジティブな 人 間 関 係 を 想 起 し た 回 想 (14 ケース)と ネガティブな 人 間 関 係 を 想 起 した 回 想 (6 ケース)の 結 果 につ いても,プレテストとポストテストで 対 応 のある t 検 定 を 行 った その 結 果, 身 内 の 回 想 では 爽 快 感 (t(8)=-2.73,p<.05)と 不 安 感 (t(8)=2.67,p<.05)で 有 意 差 がみられ,
身 内 以 外 の 回 想 では 爽 快 感 (t(8)=-2.24,p<.10)と 疲 労 感 (t(8)=1.86,p<.10)で 有 意 傾 向 がみられた 状 態 自 尊 感 情 については, 身 内 身 内 以 外 共 に 有 意 差 はみられな かったが, ネガティブな 人 間 関 係 を 想 起 した 回 想 前 後 で 有 意 傾 向 (t(5)=-2.21,p<.10) がみられた 2. 回 想 内 容 の 質 的 分 析 本 研 究 では, 分 析 テーマを 高 齢 助 産 師 が 人 生 に 影 響 を 与 えた 人 物 について 回 想 する 際 のプロセス とし, 分 析 焦 点 者 を 高 齢 助 産 師 とした 逐 語 化 したデータから 14 の 概 念 を 生 成 し, 概 念 間 の 関 係 を 考 え 収 束 化 して 6 つのカテゴリーを 生 成 した そして,その 結 果 を 概 念 間,カテゴリー 間 の 関 係 を 説 明 する 結 果 図 に 表 わし,その 内 容 をストーリーラ インとして 文 章 で 説 明 した 全 体 のストーリーラインは 次 の 通 りである ( 内 はカテゴリー 名 を,< > 内 は 概 念 名 を 示 す) 高 齢 助 産 師 が 自 身 に 影 響 を 与 えた 人 物 について 回 想 する 際 には, ポジティブ な 人 間 関 係 を 想 起 する 場 合 (14 ケース)と, ネガティブな 人 間 関 係 を 想 起 する 場 合 (6 ケース)に 分 かれた ポジティブな 人 間 関 係 を 回 想 する 場 合 は,その 人 物 の< 素 晴 ら しい 人 間 性 >について 語 り, 語 り 手 にとって 生 き 方 の< 目 標 となる 人 >になっていた そ して,その 中 には< 助 産 師 を 目 指 すきっかけ>になったものもあった ネガティブな 人 間 関 係 を 回 想 する 場 合 は,< 逆 らえぬ 人 生 の 転 機 を 与 えた 人 >により 自 身 の 人 生 を 操 作 され, 自 己 決 定 できなかったことに 対 し<やりそこなったことへの 後 悔 >が 生 じていた しかし, どちらの 人 間 関 係 からも< 仕 事 を 続 ける 上 で 助 けられた>ことが 語 られ, 出 会 いが 助 けに つながった と 捉 えられていた その 助 けがあったおかげで 助 産 師 の 仕 事 が 続 けられたと 語 られた 助 産 師 の 仕 事 は 忙 しく, 私 生 活 と 両 立 をする 上 でも 辛 く 大 変 な 思 いをしたが, 教 えられたことを 活 かす ことで 乗 り 切 ることができたようだ 多 くの< 苦 労 >があり 助 産 師 の 仕 事 を 辞 めたいと 思 うことさえあったが,<その 人 物 から 学 んだこと>が 精 神 的 にも 実 質 的 にも 支 えとなり 仕 事 を 続 けることができたと 捉 えられていた そして,その 人 物 の 回 想 をしたことが 自 身 の 人 生 についてふり 返 ることにもつながり, その 人 物 の 影 響 の 語 りから 人 生 の 統 合 へ と 展 開 していった その 人 物 から 得 たものは 意 識 的, 無 意 識 的 に 関 わらず,< 学 んだことを 自 分 の 中 にとり 入 れていった>ことで 内 在 化 し, 子 や 孫, 後 進 の 助 産 師 に< 受 け 継 いだことを 伝 えていく>ことが 使 命 だと 捉 えられていた また 同 時 に, < 人 生 をふり 返 り 評 価 する>ことも 行 われ,< 恵 まれた 人 生 であった>と 肯 定 的 に 評 価 す
る 場 合 と,< 結 果 的 に 良 い 人 生 であった>と 受 容 的 に 評 価 する 場 合 に 分 かれた 人 生 に 影 響 を 与 えた 人 物 のことを 語 る 過 程 が, 自 身 の 人 生 をふり 返 り 評 価 することへと 展 開 し,ど ちらの 評 価 からも<ありがたい 思 い>が 湧 いて, 最 終 的 には 感 謝 の 気 持 ちに 至 る とい うプロセスがみられた 考 察 本 研 究 では, 高 齢 助 産 師 に 対 し 個 人 回 想 法 を 実 施 し, 人 生 に 影 響 を 与 えた 人 物 について 語 る 際 の 回 想 内 容 の 質 的 分 析 と, 回 想 前 後 の 心 理 的 変 化 を 検 討 した 従 来 から 回 想 内 容 の 質 的 分 析 の 重 要 性 が 指 摘 され, 高 齢 者 の 回 想 類 型 を 分 類 した 研 究 は 数 多 くあるが, 回 想 内 容 のプロセスまで 質 的 に 分 析 されてきたとは 言 いがたい 本 研 究 では, 職 業 婦 人 の 先 駆 者 である 助 産 師 が 年 を 重 ね 自 身 の 人 生 をふり 返 る 際,どのような 人 物 を 想 起 し,その 影 響 に ついてどのように 語 るのか,その 内 容 を M-GTA で 分 析 することで 回 想 過 程 の 展 開 を 明 ら かにした 回 想 の 過 程 においては, 人 生 に 影 響 を 与 えた 人 物 についての 語 りが, 自 分 自 身 の 人 生 を ふり 返 り 自 己 についての 語 りへとつながっていくという 展 開 がみられた 野 村 (2008)は, 自 己 を 語 ることの 機 能 として,1 経 験 を 組 織 化 する,2 人 生 を 意 味 づける,3 自 我 同 一 性 を 維 持 するということを 挙 げており, 自 己 に 密 接 に 関 わる 一 部 経 験 を 組 織 化 するためには, それを 語 ることを 要 し,それぞれの 発 達 段 階 における 自 我 同 一 性 の 達 成 には, 自 己 が 生 き てきた 歴 史 の 意 味, 今 まさに 自 己 が 存 在 する 意 味 や,これから 生 きていく 意 味 への 模 索 が 含 まれるとしている 本 研 究 の 回 想 調 査 の 際 に, 対 象 者 から 普 段 こんなに 深 くまとめて 話 したことはなかった 聞 いてくれてありがとう といった 感 想 が 聞 かれたことからも, 他 者 に 語 ることで 経 験 が 組 織 化 され, 人 生 を 評 価 することで 自 身 の 人 生 を 意 味 づけ, 過 去 から 現 在,そして 未 来 へと 連 なる 時 間 軸 のなかに, 自 己 の 連 続 性 を 見 出 す 主 観 的 な 感 覚 で ある 自 我 同 一 性 の 達 成 維 持 へとつながったと 考 えられる 影 響 を 与 えた 人 物 の 想 起 は, ポジティブな 人 間 関 係 とネガティブな 人 間 関 係 に 分 かれたが,どちらからも 学 ぶことがあ り, 紆 余 曲 折 を 経 ながらも 一 貫 した 連 続 性 をもち 現 在 の 自 分 へとつながっている そして, ありがたさの 意 味 には 違 いはあっても, 感 謝 の 気 持 ちに 至 ることで 人 生 の 統 合 へと 結 びつ いていた 回 想 の 前 後 での 心 理 的 効 果 としては, 身 内 の 回 想 では 爽 快 感 が 増 し, 不 安 感 が 減 少 した 一 方, 先 行 研 究 ( 野 村 橋 本,2000; 野 村,2009)で 効 果 が 報 告 されている 自 尊 感 情 の 改
善 については, 身 内 身 内 以 外 の 回 想 共 に 有 意 な 効 果 はみられなかった 自 尊 感 情 に 有 意 な 変 化 がみられなかった 理 由 としては, 本 研 究 の 対 象 者 が 回 想 前 から 自 尊 感 情 が 高 かった ことが 考 えられる 実 際 に 先 行 研 究 ( 阿 部 今 野,2007)の 自 尊 感 情 得 点 と 比 較 したとこ ろ, 本 研 究 の 対 象 者 の 平 均 値 の 方 が 高 かった また, 人 が 生 まれ 出 た 時 に 一 番 に 出 会 うの が 私 たちである, 二 つの 命 を 同 時 にあずかる 責 任 のある 仕 事 である といった 発 言 から も, 誇 りを 持 って 仕 事 をしてきたことがうかがえた しかし, 本 研 究 の 結 果 は,あくまで 女 性 の 専 門 職 である 助 産 師 として 仕 事 をしてきた 高 齢 者 の 個 人 回 想 の 結 果 であり, 高 齢 者 全 般 について 言 えるものではない 今 後 は, 他 の 職 業 や 職 業 の 有 無 による 違 いも 検 討 していく 必 要 があると 考 える また 野 村 橋 本 (2001) の 研 究 では, 老 年 期 の 回 想 と 適 応 度 の 関 連 に 性 差 が 認 められていることから, 男 女 差 によ る 検 討 が 必 要 であろう 一 方,テーマをライフイベントではなく 人 物 に 焦 点 をあてたこと から, 心 理 的 変 化 を 測 定 する 指 標 も 再 検 討 する 必 要 があると 考 える 本 研 究 で 明 らかとな った 結 果 がどれほどの 高 齢 者 に 共 通 して 適 用 し 得 るかを 検 証 するためには, 多 様 な 高 齢 者 を 対 象 とした 研 究 を 継 続 して 行 う 必 要 がある
参 考 引 用 文 献 阿 部 美 帆 今 野 裕 之 (2007): 状 態 自 尊 感 情 尺 度 の 開 発,パーソナリティ 研 究,16 16,36-46. Butler,R.N.(1963):The life review:an interpretation of reminiscence in the aged. Psychiatry,26 26,65-76. 小 林 美 代 子 (2008): 助 産 婦 が 果 たした 役 割 と 女 たちとのかかわり 昭 和 20 年 代 に 活 躍 した 助 産 婦 の 語 りから, 新 潟 青 陵 大 学 紀 要,8,21-30. 黒 川 由 紀 子 (2005): 回 想 法 高 齢 者 の 心 理 療 法 誠 信 書 房 pp 23-26. McMahon,A.W.& Rhudick,P.J.(1964):Reminiscing:Adaptational significance in the aged.archives of General Psychiarity,10,292-298. 灘 久 代 (2011): 開 業 助 産 師, 加 納 繁 代 姉 の 活 動 史, 徳 島 文 理 大 学 研 究 紀 要,82 82,91-96. 中 本 朋 子 野 﨑 美 紀 重 安 日 登 美 柳 美 穂 子 山 下 満 枝 (2009): 新 人 助 産 師 の 職 場 適 応 に 影 響 する 要 因 と 助 産 師 教 育 における 課 題, 山 口 県 立 大 学 学 術 情 報, 2, 48-52. 野 村 晴 夫 (2008): 自 己 を 語 ることを 想 起 すること 心 理 療 法 場 面 を 手 ががりとしたその 機 能 関 連 の 探 索, 心 理 学 評 論,51(1) 51(1),99-113. 野 村 信 威 橋 本 宰 (2000): 高 齢 者 における 回 想 の 質 と 適 応 との 関 連 について(6), 日 本 心 理 学 会 第 64 回 大 会 発 表 論 文 集,991. 野 村 信 威 橋 本 宰 (2001): 老 年 期 における 回 想 の 質 と 適 応 との 関 連, 発 達 心 理 学 研 究, 12(2),75-86. 野 村 信 威 (2009): 地 域 高 齢 者 に 対 する 個 人 回 想 法 の 自 尊 感 情 への 効 果 の 検 討, 心 理 学 研 究,80(1) 80(1),42-47. 野 村 豊 子 (1998): 回 想 法 とライフレビヴュー その 理 論 と 技 法 中 央 法 規 pp61-66. 野 村 豊 子 (2001): 回 想 法 ハンドブック Q&A による 計 画,スキル, 効 果 評 価 回 想 法 ライフレヴュー 研 究 会 ( 編 ) pp 4-5. 坂 野 雄 二 福 井 知 美 熊 野 宏 昭 堀 江 はるみ 川 原 健 資 山 本 晴 義 野 村 忍 末 松 弘 行 (1994): 新 しい 気 分 調 査 票 の 開 発 とその 信 頼 性 妥 当 性 の 検 討, 心 身 医 学,34 34,629-636. 津 田 理 恵 子 (2007): 回 想 法 への 期 待 実 践 研 究 から 考 える 文 献 展 望 関 西 福 祉 学 大 学 紀 要,11 11, 317-332. Wong,P.T.P.,&Watt,L.M.,(1991):What types of reminiscence are associated with successful aging?,psychology and Aging,8,272-279.