愛知学院大学心身科学部紀要第 9 号 - 健常大学生における朝の豆腐 納豆食が 昼の米飯摂取後の食後血糖に及ぼす影響 一一大豆製品のセカンドミール血糖上昇抑制効果 一一 末田香里* 酒井映子 * 宇野智子 * 佐藤祐造 * 目的 前回 ふだんの朝食 に納豆 豆乳を摂取した時 昼食時の米飯摂取後の 血糖上昇抑制効果 が認められた今回 朝食時に米飯と一緒に大豆製品豆腐 または納豆 9 を 炭水化物量を 一定に して摂取することにより 同日の昼食時に血糖上昇抑制効果セカンドミールエフェクトが みられるか否かを検討した 方法 被験者:健常な本学学生 9 名男子学生 名 女子学生 名を被験者とした年齢は "'-' 歳 体格指数は 9 : M : SD であった プロトコール:朝食を 9 時 分昼食を 時 分に摂取し 経時的に血糖値を測定した血糖値の 測定は 自己血糖測定器グルテスト N スーパー三和科学研究所を 用いて被験者自身が測定した 食事の形態:朝食が異なる つの食形態とした朝食に基準食はご 飯 豆腐食は豆腐 ご飯 納豆食は 納豆 9 +ご飯 + を摂取したそれぞれ炭水化物が となるようにご 飯の量を調節した昼食ではいずれもご飯 を摂取した つの食形態は アトランダムに C 実験としたその際 食事は 分以内に完了し 飲料はお茶 のみを摂取した 使用食品:ご飯サトウ食品/サトウの大盛りご飯 豆腐昭和食品工業/木綿豆腐 納豆ミツ カン/におわなっとうにお茶サントリーフーズ/伊右衛門を使用した 統計処理:データは M 土 SD で表した 群聞の比較は を用い 有意水準は % 以下 とした 結果 基準食朝 ご飯 昼:ご飯 糖値に差はなかった朝食 AUC 朝食と昼食の血糖上昇曲線を比較したところ 米飯摂取後の血 / と昼食 AUC / を比較すると 差は みられなかった 豆腐食朝:豆腐+ご飯 昼:ご飯 基準食の血糖上昇曲線と比較したところ 豆腐食の朝食 分 分で血糖値が低 くなったが 昼食の 血糖値に 差はなかった豆腐食の朝食 AUC / と昼食 AUC / を 基準食のそれぞれと比較すると 豆腐食の朝食 AUC は低く 昼食の AUC は差がなかった 納豆食朝:納豆+ご飯 昼:ご飯 基準食と 比較すると 納豆食の朝食 分 分で血糖値 が低くなったが 昼食の血糖値に差はなかった納豆食の朝食 AUC/ と昼食 AUC/ を基準食と比較すると 朝食 AUC 及び昼食 AUC は共に差はなかった 結語}朝食に豆腐を米飯と 一緒に摂取すると 朝食 時の米飯による血糖上昇が抑えられた朝食に 豆腐 納豆を摂取しでも昼食時の米飯による血糖上昇抑制効果はなかったセカンドミール効果はな かった キーワ ード: 食後高血糖 耐糖能 セカンドミール効果 豆腐 納豆 食物繊維 * * 愛知学院大学心身科学部健康栄養学科 愛知学院大学心身科学部健康科学科 連絡先 干 -9 愛知県日進市岩崎町阿良池 E : @ - 一
末田香里 酒井映子 宇野智子 佐藤祐造 食の血糖上昇は 摂食後 分前後の血糖上昇は抑 はじめに 制された 食後高血糖は 型糖尿病に先んじて生じ 糖尿病で 今回は朝食を厳密に統一し炭水化物 に調整, は食後高血糖がごく一般的にみられるまた 食後高 朝食時の大豆製品の有無が 朝食後さらに 基準食の 血糖は 空腹時血糖よりも 心臓血管病と高い相闘が 昼食摂取後の 食後血糖に及ぼす影響を検討した大 あると報告されている 豆製品として 豆腐 納豆を用いた 豆腐 食は 食後高血糖を抑制すること 顕著に食後血糖上昇を抑制し GI が低い食事である が糖尿病 心臓血管病の予防に重要である 食後の血糖上昇は 糖質の量のみでなくその質によ 一方納豆 9 は豆腐 ほど食後血糖上昇を抑制し っても左右される食物中の糖質の 質J を比較する ないが 豆腐より水溶性食物繊維 不溶性食物繊維を ために J ら によりグリセミックインデックス 多く合くんでいるので これらの食品を選んださら GI が提唱されたこれは ある種類の食物を摂取 に基準食を朝食時および昼食時に摂取したので 健常 した後の血糖上昇曲線下面積 A U C : 人が基準食を摂取した時の朝食時と昼食時の食後血糖 AUC を同量のブドウ糖摂取時に得られる AUC と比 上昇を比較した 較した割合である通常の食事として利用しやすくす 方法 るために 欧米では基準食として白パンを用い 日本 では米飯を基準食として食品の組み合わせの GI が報 被験者 告がされている 慢性疾患のリスク軽減 健康的な体重を維持するた 被験者は健常な本学学生 9 名男子学生 名 女子 めに 朝食内容が重要性である と報告されている ファーストミールで 血糖値 学生 名を被験者とした年齢は "" 歳 体格 指数は 9 : : M: :SD インスリン濃度の上昇を であった被験者は 抑制 すると 次の食事を摂取したのちのこれ等反応も 検査前 時間以上の絶食を保持し 検査前日に過激 改善することが報告- されており な運動 夜更かし 暴飲暴食を避けることを条件とし このような現象 はセカンドミ ー ルエフェクトと呼ばれているこれま た でに 朝食時に消化吸収が穏やかな炭水佑物を摂取す ることにより 昼食時でも耐糖能が改善されることが 実験実施日程 明らかにされている 年 月 日 前回 食物繊維含有量が多く 米飯とよく食べる大 月 日 午前 9 時 分に開始し 月 日の 日間 時 分に終了した 豆製品をもちいて セカンドミール効果を検討した 朝食は統一せず各自の ふだんの朝食 とした 回目は対照実験として ふだんの朝食 J 食事の形態 回 朝食が異なる つの食事形態とした表朝食に 目は各自の ふだんの朝食 J + 豆乳 あるいは +納豆 基準食は米飯 豆腐食は豆腐 +米飯, を負荷し 昼食摂取後の血糖上昇に及ぼす効果を検討 納豆食は納豆 9 +米飯 を摂取し それぞれ した朝食は各自の自由裁量とし 昼食には基準食米 炭水化物が となるように米飯の量を調節した昼 飯 : 炭水化物 を摂取した結果 対照実験 食はいずれも米飯 を摂取したその際 食事は の ふだんの朝食 と比較して 朝食に ふだんの朝 分以内に完了し 飲料はお茶 のみを摂取可能 食+豆乳/納豆 を摂取した日のセカンドミール昼 とした 表 食事形態 食事形態と血糖測定プロトコ ール 昼食セカンドミール 朝食 基準食事 基準食米飯 豆腐食事 豆腐食豆腐 + 米飯 納豆食事 納豆食納豆 9 + 米飯 時刻 米飯摂取後分 血糖測定 種類の朝食は アトランダムに C 9 : 9 基準食米飯 : 9 --
朝の豆腐 納豆食が昼の米飯摂取後の食後血糖に及ぼす影響 表 朝食 昼食の栄養組成 カロリー炭水化物たんぱく質脂質 食物繊維 ω 水溶性不溶性 朝食 基準食 米飯 豆腐食 豆腐 +米飯 納豆食 納豆 9 +米飯 基準食:米飯 昼食セカンドミール 実験とした朝食 昼食の栄養素量を表 に示す % 以下とした 使用食品 倫理委員会の承認 米飯サトウ食品/サトウの大盛りご飯 豆腐昭 被験者は口頭並びに文章で実験計画についての説明 和食品工業/木綿豆腐 納豆ミツカン /におわな を受け 被験者になることに同意し かっ同意書を提 っとう お茶サントリーフーズ/伊右衛門を使 出した 用した トを対象とする研究に関する委員会 の承認受付番 また 本実験は愛知学院大学心身科学部の ヒ 号 を得て行った 血糖値の測定 皿結果 血糖値の測定は 自己血糖測定器グルテスト N スーパー三和科学研究所を用いて被験者自身が測 定した朝食を 9 時 昼食を 時に摂取し 米飯摂 基準食事の食後血糖反応 取前 分 摂取後,,, 9, 分後の 図 に朝食に基準食を摂取し 引き続き昼食に基準 回血糖値を測定したさらに 朝食の米飯摂取後 食の摂取した時の血糖変化を示す朝食の基準食米 分と 分に血糖を測定し 計 回測定したそ 飯摂食後 血糖値は上昇し 食後, 分でピ の血糖値を用いて 米飯摂取後の血糖上昇曲線下面積 ークを示し その後緩やかに低下した朝食摂取後 GAUC を算出した 時間昼食摂取前の血糖値 : 9/Iは 朝食 摂取前の空腹時血糖値 : / となった 計算方法および統計処理 データは平均値土標準偏差で表した豆腐群/納 昼食時に基準食米飯摂食後 血糖値 は上昇し 食後 分でピークを示し その後緩やか に低下した 豆群の群内比較は - を用いた有意水準は 昼食セカンドミール 朝食 ' ' Z E 禦 吾 今 U AY 戸 U AU ハU AU寸 ー 今 戸 J ハリ ハυ 々 ム 米飯摂食後分 _ AU寸 ー ハり x ハU 今 AU A A斗 図 I J υ < M 今 時刻 9: とほぼ同じ値 : 基準食事の朝食 昼食後の血糖反応 朝食に基準食 昼食に基準食を摂取した時の血糖値を平均土 SD =9 で示す - 一
末 田 香 里, 酒 井 映 子, 宇 野 智 子, 佐 藤 祐 造 図 吉 饗 頃 -- 一 朝 食 --[]ー 昼 食 米 飯 摂 食 後 分 基 準 食 を 摂 取 した 時 の 朝 食 / 昼 食 後 の 血 糖 反 応 の 比 較 図 に 基 準 食 の 朝 食 と 昼 食 の 血 糖 上 昇 曲 線 を 比 較 し た 上 述 のごとく, 昼 食 摂 取 前 の 血 糖 値 : 9 は, 朝 食 摂 取 前 の 空 腹 時 血 糖 値 土 / とほぼ 同 じ 値 となった 朝 食 に 基 準 食 を 摂 取 した 場 合 と 昼 食 に 基 準 食 を 摂 取 した 時 の 血 糖 値 の 上 昇 はほぼ 同 じで, 米 飯 摂 取 後 の 血 糖 値 に 差 はなかった 基 準 食 を 朝 食 に 摂 取 した 時 の 血 糖 AUC と 基 準 食 を 昼 食 に 摂 取 した 時 の 昼 食 : 9/' に 差 はなかった 図 以 上, 同 量 の 糖 質 に 反 応 する 血 糖 上 昇 反 応 は, 朝 食 時 と 昼 食 時 と 差 はなかった 図 の 朝 食 / 昼 食 後 時 間 の 食 後 血 糖 反 応 を 同 一 軸 上 にフロットし た, 平 均 ::!:SD =9 で 示 した ~ 一 基 準 食 - ロ 豆 腐 食 一 企 ー 納 豆 食 五 嘆 昼 食 セカンドミール 米 飯 摂 食 後 分 時 刻 9: 目 図 基 準 食 事, 豆 腐 食 事 および 納 豆 食 事 の 朝 食 昼 食 後 の 血 糖 反 応 基 準 食 は 平 均 +SDJ 納 豆 食 は 平 均 一 SDJ 豆 腐 食 は 平 均 = で 示 す *< 納 豆 食 豆 腐 食 で 経 過 時 間 ごとの 基 準 食 との 有 意 差 を 示 す 余 C 号 日 υ 己 朝 食 昼 食 セカンドミ ー ル 基 準 食 豆 腐 食 納 豆 食 基 準 食 基 準 食 基 準 食 図 基 準 食 事, 豆 腐 食 事 および 納 豆 食 時 の 朝 食 昼 食 の 血 糖 上 昇 曲 線 下 面 積 AUC 口 は 基 準 食 事, 口 は 豆 腐 食 事, は 納 豆 食 事 を 示 す 朝 食, 昼 食 別 に 血 糖 上 昇 曲 線 下 面 積 GAUC を 平 均 +SD = で 示 した *P< は 有 意 差 を 示 す - ー
朝の豆腐 納豆食が昼の米飯摂取後の食後血糖に及ぼす影響 朝食に豆腐食 昼食に基準食を摂取した時の血糖 IV 考察 反応 朝食に豆腐食を摂取した時の血糖値は 朝食で 分 昼食で 分にピークを示した 今回のセカンドミール効果 昼食前の 時 分の血糖値 9 :!Iは 朝食前の 9 時 分 食物繊維が多く含まれており 日常的な米飯のおか ずに用いられる大豆製品の食後血糖上昇抑制効果につ の血糖値 9 :!Iとほぼ同じ値まで 下がった いて検討した大豆製品として豆腐 納豆を取り上げ 昼食に基準食摂食後の 血糖値は米飯摂取後 分でピ 朝食時に米飯と一緒に摂取することにより 昼食時に ーク値を示し それ以降低下した 米飯基準食を食べたとき 朝食に豆腐食を摂取した時の血糖値は 基準食を摂 取した時の血糖値と比較して 分 <O 分 昼食後の食後血糖上昇抑制 効果セカンドミールエフェクトがみられるか否か を検討した < で低値であったセカンドミールの血糖値 朝食に豆腐食を摂取した時 基準食と比較して は 朝食に基準食摂取の場合仁豆腐食事の時と差は 朝食時米飯摂取後 分 分の血糖値が低く血糖上 なかった 昇が抑制された昼食後の血糖値は 朝の豆腐食/基 基準食の朝食 AUC 士!' に比べ 豆 腐食の朝食 AUC : 9!' 準食を摂取した時と差はなかった 朝食に納豆食を摂取した時 基準食と比較して は小さくなった P< が 一方セカンドミール昼食に基準食を 朝食時米飯撰取後 分 摂取した時の豆腐食時昼食 AUC :! 昼食後の血糖値は 朝の豆腐食/基準食を摂取した時 と差はなかった以上 朝食時の納豆 豆腐摂取は と基準食時の昼食 AUC に差はなかった図 分の血糖値が低くなった なお 豆腐食時の朝食 AUC は 豆腐食時の昼食 AUC 昼食時の血糖上昇を抑制するセカンドミール効果はな より低値であった かった P< 納豆と豆腐を比較した 豆腐食と納豆食の朝食 朝食に納互食 昼食に基準食を摂取した時の血糖 時血糖 AUC およびセカンドミールの昼食時血糖 AUC に差はなかった豆腐を 回に これ以上 反応 納豆食の血糖値は 朝食 昼食 ともに食後 分 を個人が 回の食事で摂ることはまずないまた納豆 でピークを示した朝食では納豆を同時に摂取した時 も 9 は パックに相当し 通常朝食に食べる量の 昼食に比べて血糖値の上昇が緩やかだった図 倍量である 納豆食の血糖値は 基準食と比較して で低下した < 分 分 昼食前の 時 分の血糖 値 : O!Iは 朝食前の 9 時 分の血糖値 ミール効果を認めた 被験者が食べるいつもの朝食に 納豆 9 豆乳 土!Iとほぼ同じ値まで下がり 納豆食の昼食 後の血糖値の値は 基準食のそれと差はなかった 豆腐食の朝食と昼食を比較すると 血糖値は 差は 前実験では 納豆 亘乳を付加した時 セカンド を付加したとき 納豆 豆乳ともに 昼食 後の初期に食後血糖上昇を抑制した ただし 前回 なかったまた 納豆食の朝食 AUC 士 9! は朝食を ふだんの朝食 とし 被験者の自由とした も 昼食 AUC :! ので 朝食は被験者ごとに異なり 朝食の量も質も検 に比べて 討していない 差はなかった図 納豆の朝食 AUC/昼食 AUC は 基準食の朝食/昼 前実験と本実験の食後血糖抑制効果の有無の理由の 食 AUC と比較して 共に差はなかった図 セ 詳細はわからない前回は朝食を自由摂取としたので カンドミール昼食に基準食を摂取した時に対する 朝食時の他の栄養素 また量も大いに関与していると 朝食の納豆食は血糖を下げる効果はなかった 考えられるセカンドミール効果は 同じあるいは低 豆腐食時と納豆食時の食後血糖の比較 GI 食の間でも さまざまであることが報告されてい 豆腐食と納豆食の 血糖値を比較すると 朝食時でも る 酢酸を含む GI のパン食がセカンドミ ールの セカンドミールの昼食時にも血糖上昇曲線に差はなか った図 豆腐食 AUC と納豆食 AUC を比較すると オオムギパン GI は効果があった 朝食時 セカンドミールの昼食時 た図 が認められなかったが 乳酸を含む 食物繊維の食後血糖上昇抑制作用の作用機構とし ともに差はなかっ て 食物繊維の持つ粘性による胃内容物の排出を遅延 一
末田香里 酒井映子 宇野智子 佐藤祐造 させる効果や拡散の阻害による腸管からの吸収遅延な 朝食 分 どが考えられている 9 糖値に差はなかった豆腐食の朝食 AUC / これまで難消化性食物繊維は 分で血糖値が低くなったが 昼食の血 水溶性食物と比較し粘性がないため 食後の血糖値や インスリンの反応にほとんど影響を与えないと考えら ぞれと比較すると 豆腐食の朝食 AUC は低く 昼食 と昼食 AUC / ' を 基準食のそれ れてきたが 水溶性食物繊維のみならず不溶性食物繊 の AUC は差がなかった 維も 腸内で発酵することにより 単鎖脂肪酸を産生 納豆食朝:納豆食 昼:基準食 基準食と比較すると 納豆食の朝食 分 し 優先的に脂肪酸酸化を誘導するため遊離脂肪酸の 分で 産生が抑制され インスリン抵抗性を改善することが 血糖値が低くなったが 昼食の血糖値に差はなかった 示唆されている 食物繊維は整腸作用のみならず 納豆食の朝食 AUC /' と昼食 AUC/ 食後の栄養素代謝を介してセカンドミ-}レエフェクト ' を示すと考えられる 及び昼食 AUC は共に差はなかった!腐 納豆の同時摂取時ファーストミールの を 基準食のそれと比較すると 朝食 AUC 基準食に対する 朝食時と昼食時の反応 正常者では 基準食米飯:炭水化物 を 朝 食 時間以上の絶食時に摂取しでも 昼食時朝 血糖上昇抑制効果 朝食時:豆腐 納豆 9 を米飯とともに同時摂 食から 時間後に摂取しでも 食後血糖に差はなか 取時には 米飯単独の基準食と比較して 食後血糖抑 った朝食 AUC / と昼食 AUC / 制効果があった 豆腐 のほうが納豆 9 より強 を比較しでも 差はみられなかった い抑制効果があった以前朝食時の大豆製品の血糖上 結語:朝食に豆腐 納豆を摂取しでも昼食時の米飯に 昇抑制効果を報告した が 今回もその結果を再現し よる血糖上昇抑制効果はなかった セカンドミール効 た 果はなかった 朝/昼に摂取した基準食の食後血糖の比較 基準食事の朝食と昼食の 血糖上昇曲線を比較したと 付記 ころ 米飯摂取後の血糖値に差はなかった正常者は 本研究は平成 年度科学研究費補助金基盤研究 C 一 同じ量の 炭水化物を摂取すると 朝食 時間以上 般 により実施した 本実験は平成 年度卒業論文研究臨床ゼミ生 青島明 の絶食時に摂取しても 昼食時朝食から 時間後 に摂取しでも ほぼ血糖上昇曲線に差はなかった 日香 石川実季 岩屋亮 柏木伸崇 久野隆介 千賀弓華 M等 は 耐糖能が異なるヒトでの血糖値の日 戸河里英靖 中西健史 原口めぐみ 宮下愛未によって行 内変動において HA% を超える頃から食後血 われた 糖値は上昇を示し 空腹時血糖値は正常でも食後高血 糖が生じている可能性があると報告している同論文 では 最初に食後血糖値が急激に上昇を示すのは朝食 後であり 血糖コントロールの悪化に伴い 昼食後 夕食後と順に食後高血糖を呈し 最終的に空腹時の血 糖値に影響を及ぼすことが示されている V まとめ 基準食事朝:基準食 昼:基準食 朝食と昼食の血糖上昇曲線を比較したところ 米飯 摂取後の血糖値に差はなかった朝食 AUC 九 / ' と昼食 AUC / を比較すると 差はなかった 豆腐食事朝:豆腐食 昼:基準食 基準食の血糖上昇曲線と比較したところ 豆腐食の - 一 引用文献 G C BS K巴 O ' D T,, AJ C N 9 ; :9 J DJA, W TMS, L AR, G MA, HP, D J, G DV, MGL, A KGM, : D, BMJ 9 ; : 9 SM, T AC, WY KWG x x J 巴 E J C N ; : T MT, P MAB 企q q N R ; : J, DJ, W 伽 TM, T 悶 :A 蹴
朝 の 豆 腐 納 豆 食 が 昼 の 米 飯 摂 取 後 の 食 後 血 糖 に 及 ぼす 影 響 巴 HG, AK, 均 的 N 甘 9 - EM, HG, 末 田 香 里, 伊 藤 みゆ き, 酒 井 映 子 健 常 大 学 生 に お け る 豆 乳 納 豆 のセカンドミール 血 糖 上 昇 抑 制 効 果 知 学 院 大 学 論 叢 心 身 科 学 部 紀 要 ; : 愛 TM, F, F, L, D, C, N, F, DJ, 仕 末 田 香 里, 奥 田 みゆき 女 子 大 学 生 における 米 飯 の 食 後 血 糖 に 及 ぼす 大 豆 製 品 の 血 糖 上 昇 抑 制 効 果 院 大 学 心 身 科 学 研 究 所 紀 要 心 身 科 学 ; - 愛 知 学 M 即 L, C, GJ, T 仕 巴 巴 ; -9 最 終 版 平 成 年 月 日 受 理
B T F P & P S, N 9, -, 日 E WR T白/N P G R S q S LS GR H S KSUEDA, ESAKAI, TUNOYSATO O :S T q, S S :A, 叩 M 士 SD B M I 9: / ω D :S 9 : T :,, 9, 巴 A : T, T A C :AUC C R : :, : :T C AUC, AUC : / AUC : 9/ / :, : :A q, 巴, く く T AUC 巴 AUC: : 9/ν Pく 巴 AUC A, AUC: : / / :, : :A q,, P < Pく T AUC, : 9 A, AUC: 土 // C ;巴 ; ; K: ;,