静 岡 市 報 号 外 静 岡 市 葵 区 追 手 町 5 番 1 号 発 行 所 静 岡 市 役 所 編 集 兼 発 行 人 静 岡 市 長 発 行 日 毎 月 1 日 随 時 監 査 公 表 静 岡 市 監 査 公 表 第 13 号 地 方 自 治 法 第 199 条 第 2 項 の 規 定 による 監 査 を 行 った 結 果 は 次 のとおりである 同 条 第 9 項 の 規 定 により これを 公 表 する 平 成 22 年 3 月 18 日 静 岡 市 監 査 委 員 海 野 洋 同 戸 谷 雄 一 同 栗 田 裕 之 同 岩 崎 良 浩 第 1 監 査 の 種 別 行 政 監 査 記 第 2 監 査 のテーマ ~ 公 用 車 の 維 持 管 理 について~ 第 3 監 査 の 目 的 本 市 は 全 国 6 番 目 となる 広 大 な 市 域 を 有 し その 多 くを 山 間 地 が 占 めている 都 市 で あり 増 加 傾 向 にある 行 政 事 務 の 円 滑 な 推 進 多 様 化 する 市 民 ニーズへの 迅 速 な 対 応 に 公 用 車 は 不 可 欠 であるが 景 気 の 低 迷 に 伴 い 市 税 が 大 幅 に 減 収 となるなど 厳 しい 財 政 運 営 を 迫 られている 状 況 にあって 多 額 の 経 費 を 要 する 公 用 車 の 維 持 管 理 については 効 率 的 効 果 的 に 行 われなければならない また 近 年 二 酸 化 炭 素 の 排 出 による 地 球 温 暖 化 対 策 が 国 際 的 な 問 題 としてクローズア ップされている 中 多 数 の 公 用 車 を 保 有 する 自 治 体 として 率 先 して 環 境 対 策 に 対 する 取 組 みを 行 い 市 民 に 模 範 を 示 すことが 必 要 と 考 えることから 監 査 を 実 施 した 第 4 監 査 の 対 象 市 が 保 有 する 道 路 運 送 車 両 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 185 号 以 下 車 両 法 という ) 第 2 条 第 2 項 に 規 定 する 自 動 車 及 び 同 条 第 3 項 に 規 定 する 原 動 機 付 自 転 車 ( 以 下 これらを 公 用 車 という )のうち 一 般 会 計 に 属 する 公 用 車 ( 消 防 車 救 急 車 等 の 消 防 防 災 局 所 管 1
分 及 びリース 車 両 を 除 く )672 台 を 対 象 とした なお 保 有 状 況 については 平 成 20 年 度 末 現 在 維 持 管 理 経 費 については 平 成 20 年 度 中 の 執 行 経 費 利 用 状 況 等 については 平 成 21 年 4 月 から9 月 末 までを 対 象 とした 第 5 監 査 の 期 間 平 成 21 年 11 月 9 日 から 平 成 22 年 1 月 29 日 まで 第 6 監 査 の 方 法 監 査 対 象 の 公 用 車 を 所 管 する 関 係 各 課 から 保 有 状 況 管 理 状 況 及 び 利 用 状 況 等 に 関 する 監 査 資 料 の 提 出 を 求 めるとともに 書 類 調 査 並 びに 実 地 調 査 必 要 に 応 じ 関 係 職 員 に 対 する 聴 取 を 実 施 した 第 7 監 査 の 着 眼 点 1 公 用 車 の 保 有 状 況 はどうか 2 公 用 車 の 管 理 状 況 はどうか 3 公 用 車 の 利 用 状 況 はどうか 4 安 全 対 策 事 故 対 策 は 行 われているか 5 経 費 節 減 対 策 は 行 われているか 6 環 境 対 策 に 対 する 取 組 みは 行 われているか 第 8 監 査 の 結 果 1 公 用 車 の 保 有 状 況 について ⑴ 種 別 保 有 状 況 は 次 のとおりである 第 1 表 ( 単 位 台 %) 種 別 区 分 用 途 台 数 構 成 比 原 付 を 除 く 構 成 比 小 型 貨 物 自 動 車 148 22.0 25.4 小 型 自 動 車 小 型 乗 用 自 動 車 37 5.5 6.3 計 185 27.5 31.7 軽 貨 物 自 動 車 154 22.9 26.4 軽 自 動 車 軽 乗 用 自 動 車 59 8.8 10.1 計 213 31.7 36.5 普 通 貨 物 自 動 車 15 2.2 2.6 普 通 自 動 車 普 通 乗 用 自 動 車 35 5.2 6.0 計 50 7.4 8.6 2
特 殊 自 動 車 114 17.0 19.6 その 他 (バス 等 ) 21 3.1 3.6 原 動 機 付 自 転 車 89 13.3 - 合 計 672 100.0 100.0 種 別 保 有 状 況 を 見 ると 軽 自 動 車 が213 台 (31.7%)を 占 めており 次 いで 小 型 自 動 車 185 台 (27.5%) 特 殊 自 動 車 114 台 (17.0%) 原 動 機 付 自 転 車 ( 以 下 原 付 車 という )89 台 (13.3%) 普 通 自 動 車 50 台 (7.4%)となっていた 軽 自 動 車 の 保 有 台 数 が 多 いのは 車 両 更 新 時 等 に 環 境 対 策 や 経 費 節 減 対 策 とし て 低 燃 費 で 低 排 出 ガスの 軽 自 動 車 に 切 替 えを 進 めたことによるものであった 特 殊 自 動 車 114 台 のうち74 台 は 環 境 局 廃 棄 物 対 策 部 収 集 業 務 課 ( 以 下 収 集 業 務 課 という )が 所 管 するごみ 収 集 業 務 に 使 用 する 塵 芥 車 ( 以 下 ごみ 収 集 車 という )であった また 用 途 別 では 軽 貨 物 自 動 車 が154 台 (22.9%)で 最 も 多 く 小 型 貨 物 自 動 車 が148 台 (22.0%) 普 通 乗 用 自 動 車 が35 台 (5.2%)となっており これら 合 計 で337 台 全 体 の50.1%を 占 めていた ⑵ 取 得 後 経 過 年 数 別 状 況 は 次 のとおりである 第 2 表 ( 単 位 台 ) 区 分 種 別 用 途 ~3 年 未 満 3 年 ~ 5 年 5 年 ~ 7 年 7 年 ~ 9 年 9 年 ~1 1 年 11 年 ~1 3 年 13 年 以 上 計 貨 物 30 24 13 21 10 13 36 147 小 型 自 動 車 乗 用 7 6 1 6 8 3 5 36 計 37 30 14 27 18 16 41 183 貨 物 21 13 30 14 11 31 24 144 軽 自 動 車 乗 用 32 10 3 3 5 1 4 58 計 53 23 33 17 16 32 28 202 貨 物 2 1 0 2 2 1 7 15 普 通 自 動 車 乗 用 13 5 3 5 3 3 2 34 計 15 6 3 7 5 4 9 49 特 殊 自 動 車 29 12 9 12 10 21 21 114 その 他 (バス 等 ) 1 0 0 3 1 5 11 21 原 動 機 付 自 転 車 15 12 10 10 3 19 20 89 合 計 150 83 69 76 53 97 130 658 ( 注 1) 平 成 21 年 4 月 1 日 から 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 した 施 設 に 配 置 されている 公 用 車 は 3
含 まない 保 有 する 車 両 の 取 得 後 の 経 過 年 数 を 見 ると 3 年 未 満 の 車 両 が150 台 (22.8%)と なっている 半 面 13 年 以 上 経 過 している 車 両 が130 台 (19.8%) 11 年 以 上 経 過 を 含 めると227 台 (34.5%)となり 取 得 後 の 経 過 年 数 が 長 期 となっている 車 両 が 全 体 の 3 分 の1 余 りを 占 めている 状 況 である 車 両 の 更 新 については 軽 自 動 車 にあっては 経 過 年 数 7 年 以 上 又 は 走 行 距 離 10 万 キロを 超 えていること それ 以 外 の 車 両 にあっては 経 過 年 数 10 年 以 上 又 は 走 行 距 離 10 万 キロを 超 えていること 原 付 車 にあっては 経 過 年 数 7 年 以 上 又 は 走 行 距 離 4 万 キロを 超 えていることを 更 新 基 準 としていた 経 年 による 老 朽 化 が 進 んでいる 車 両 については 厳 しい 財 政 事 情 の 中 ではあるが 事 故 等 を 未 然 に 防 止 し 安 全 に 業 務 を 遂 行 するためにも 計 画 的 な 車 両 更 新 をされる よう 要 望 する 2 公 用 車 の 管 理 状 況 について ⑴ 維 持 管 理 事 務 について 公 用 車 の 維 持 管 理 に 係 る 事 務 については 静 岡 市 車 両 管 理 規 程 ( 以 下 規 程 と いう ) 第 4 条 の 規 定 により 財 政 局 財 政 部 管 財 課 長 ( 以 下 管 財 課 長 という )が 総 括 管 理 することとなっていた また 規 程 第 5 条 の 規 定 により 共 用 車 両 ( 共 用 的 に 使 用 される 車 両 )の 管 理 は 管 財 課 長 駿 河 区 役 所 総 務 防 災 課 長 及 び 清 水 区 役 所 総 務 防 災 課 長 ( 以 下 これら を 管 財 課 長 等 という )が 専 用 車 両 ( 特 別 職 の 専 用 に 供 する 車 両 ) 及 び 業 務 車 両 ( 各 課 に 配 置 されている 車 両 で 共 用 車 両 及 び 専 用 車 両 以 外 のもの )の 管 理 は 車 両 管 理 者 ( 車 両 が 配 置 されている 主 管 課 の 長 )が 行 うこととなっていた ⑵ 安 全 運 転 管 理 者 等 の 選 任 状 況 について 道 路 交 通 法 第 74 条 の3 及 び 規 程 第 7 条 に 規 定 する 安 全 運 転 管 理 者 等 の 選 任 につい ては 安 全 運 転 管 理 者 28 人 副 安 全 運 転 管 理 者 19 人 を 選 任 していた このうち 平 成 21 年 度 の 職 員 人 事 異 動 に 伴 い 安 全 運 転 管 理 者 11 人 副 安 全 運 転 管 理 者 8 人 について 選 任 及 び 解 任 の 手 続 きを 行 っていた ⑶ 車 両 の 保 管 状 況 等 について 保 有 する 車 両 は 静 岡 庁 舎 にあっては 庁 舎 地 下 2 階 ( 駐 車 台 数 161 台 ) 常 磐 町 駐 車 場 ( 駐 車 台 数 30 台 ) 大 岩 車 庫 ( 駐 車 台 数 5 台 )の3ヶ 所 に 清 水 庁 舎 にあって は 旭 町 第 1 第 2 駐 車 場 の2ヶ 所 ( 駐 車 台 数 27 台 ) 及 び 松 原 第 1 第 2 駐 車 場 の 2ヶ 所 ( 駐 車 台 数 69 台 )の 計 4か 所 に その 他 にあっては 一 部 の 出 先 機 関 を 除 き それぞれの 施 設 敷 地 内 において 管 理 されていた なお 常 磐 町 駐 車 場 松 原 第 1 第 2 駐 車 場 及 び 清 水 保 健 福 祉 センターについて 4
は 民 間 土 地 ( 民 間 駐 車 場 を 含 む )を 借 上 げ 駐 車 場 として 使 用 しており 平 成 20 年 度 の 借 地 料 等 として1,042 万 円 を 支 出 していた また 駐 車 場 における 車 両 の 管 理 状 況 を 実 地 調 査 したところ 車 体 の 一 部 が 破 損 したままの 車 両 があったが 事 故 報 告 等 の 処 理 がされていなかった 車 両 管 理 者 は 職 員 に 対 し 規 程 第 20 条 に 規 定 する 事 故 の 処 理 に 関 する 事 務 処 理 について 適 正 な 対 応 をするよう 指 導 を 徹 底 されたい ⑷ 点 検 整 備 状 況 について 車 両 法 第 50 条 第 1 項 及 び 規 程 第 9 条 の 規 定 に 基 づき 整 備 管 理 者 1 人 を 選 任 して いた 車 両 法 第 47 条 の2に 規 定 する 日 常 点 検 整 備 については 車 両 管 理 システム 登 録 車 両 は 車 両 予 約 時 に 出 力 される 運 転 日 誌 に 記 載 されている 運 行 前 点 検 票 の 各 項 目 について 点 検 を 行 っていたが 車 両 の 安 全 運 行 を 行 うために 運 行 前 点 検 が 重 要 であることを 職 員 に 十 分 認 識 させ 点 検 が 形 式 的 なものとならないよう 確 実 な 点 検 の 実 施 について 適 切 な 指 導 をされたい 車 両 法 第 48 条 の 規 定 に 基 づく 定 期 点 検 整 備 については 財 政 局 財 政 部 管 財 課 ( 以 下 管 財 課 という )において パソコンで 各 課 所 管 の 車 両 を 含 めた 全 車 両 につい て 定 期 点 検 ( 車 検 6ヶ 月 点 検 12ヶ 月 点 検 等 )の 該 当 時 期 などについて 一 括 管 理 していた また 車 両 法 第 49 条 の 規 定 に 基 づく 点 検 整 備 等 の 記 録 についても 管 財 課 において 実 績 表 を 作 成 し 管 理 されていた 各 課 所 管 の 車 両 については 管 財 課 からの 指 示 により 点 検 整 備 を 行 っていたが 課 として 点 検 整 備 の 該 当 時 期 を 把 握 していない 事 例 や 実 施 状 況 を 把 握 していない 事 例 が 見 受 けられた 規 程 第 6 条 において 車 両 の 日 常 点 検 定 期 点 検 整 備 に 関 す ることのほか 車 両 の 管 理 に 関 することは 車 両 管 理 者 の 職 務 として 規 定 されている ので 適 正 に 対 応 されたい 3 公 用 車 の 利 用 状 況 について ⑴ 利 用 方 法 について 管 財 課 長 等 が 管 理 する 共 用 車 両 のうち 静 岡 庁 舎 では 平 成 21 年 3 月 に 更 新 された 車 両 管 理 システム が 稼 働 しており 管 財 課 及 び 各 課 が 所 管 する 車 両 のうち 国 庫 補 助 対 象 車 両 等 一 部 の 車 両 を 除 く121 台 の 車 両 が 登 録 され 職 員 は 市 政 総 合 ネット ワークシステムにより 自 席 のパソコンから 車 両 の 予 約 をする 方 法 が 採 られていた このシステムは 市 の 内 部 開 発 によるもので 1 日 を5つのブロックの 時 間 帯 に 分 け それぞれ 必 要 な 時 間 帯 を 予 約 することとなっており 短 時 間 の 利 用 者 が 車 両 の 予 約 をし 易 くなったほか 予 約 は 使 用 する 直 前 に 行 うこととされ 使 用 予 定 時 間 を 1 時 間 経 過 しても 実 使 用 がない 場 合 には 予 約 がキャンセルされる また このシス テムでは 所 管 車 両 を 有 している 各 課 は 所 管 車 両 を 先 に 予 約 出 庫 しなければシ 5
ステムに 登 録 されている 他 の 車 両 の 利 用 が 出 来 ないなど 車 両 の 効 率 的 な 利 用 が 可 能 となるよう 設 計 されていた 従 前 のシステムでは 車 両 の 予 約 をする 際 実 際 に 使 用 する 時 間 以 前 の 早 い 時 点 での 予 約 や 必 要 以 上 の 予 約 が 目 立 ったほか 鍵 の 持 ち 出 しはしているものの 車 両 は 使 用 されていないなど 車 両 を 必 要 とする 職 員 が 使 用 できない 状 況 があり 車 両 の 効 率 的 な 利 用 の 観 点 から 問 題 があったが 車 両 管 理 システム の 更 新 により これら の 問 題 の 改 善 が 図 られていた 清 水 庁 舎 及 び 駿 河 区 役 所 では 静 岡 庁 舎 で 稼 働 している 車 両 管 理 システム の 導 入 はされておらず 予 約 受 付 簿 等 を 作 成 するなどの 対 応 を 図 っていたが 清 水 庁 舎 においては 平 成 22 年 3 月 から 同 様 の 車 両 管 理 システム の 導 入 が 予 定 され ており 車 両 が 効 率 的 に 利 用 されることを 期 待 するところである 各 課 所 管 の 公 用 車 については 使 用 簿 若 しくは 予 約 簿 等 を 作 成 していたが 一 部 の 課 においては 使 用 簿 等 を 作 成 せず カレンダーに 使 用 予 定 を 記 載 してい る 事 例 も 見 受 けられたので 適 正 な 対 応 をされたい ⑵ 利 用 状 況 について ア 1 日 当 たりの 回 転 数 ( 以 下 回 転 数 という )は 次 のとおりである 第 3 表 ( 単 位 回 転 台 ) 区 分 種 別 用 途 0.5 未 満 0.5~ 1.0 1.0~ 1.5 1.5~ 2.0 2.0~ 2.5 2.5 以 上 計 貨 物 25 43 62 15 1 0 146 小 型 自 動 車 乗 用 13 17 7 1 1 2 41 計 38 60 69 16 2 2 187 貨 物 39 48 39 14 2 1 143 軽 自 動 車 乗 用 9 5 17 13 18 1 63 計 48 53 56 27 20 2 206 貨 物 7 8 0 0 0 0 15 普 通 自 動 車 乗 用 7 12 7 1 1 0 28 計 14 20 7 1 1 0 43 計 100 133 132 44 23 4 436 ( 注 1) 平 成 21 年 4 月 1 日 から9 月 30 日 までの6ヶ 月 間 の 利 用 状 況 ( 注 2) 車 両 毎 の6ヶ 月 間 の 総 利 用 回 数 ( 注 3 ア)を 開 庁 日 数 ( 注 3 イ)で 除 して 算 出 した ( 注 3) 回 転 数 算 出 : 回 転 数 = 総 利 用 回 数 / 開 庁 日 数 ( 小 数 点 第 2 位 四 捨 五 入 ) ア: 利 用 回 数 は 使 用 管 理 簿 や 運 行 日 誌 を 基 に 算 出 した 6
イ: 開 庁 日 は 静 岡 市 職 員 の 勤 務 時 間 休 暇 等 に 関 する 条 例 の 規 定 により 勤 務 時 間 が 割 り 振 られた 日 数 とした ( 注 4) 種 別 用 途 別 台 数 は 注 1の 期 間 中 における 廃 車 増 車 更 新 により 第 1 表 の 保 有 状 況 一 覧 表 と 一 致 しない 平 成 21 年 4 月 から9 月 末 までにおける 小 型 自 動 車 軽 自 動 車 及 び 普 通 自 動 車 の 利 用 状 況 を 見 ると 1.0 回 転 未 満 が233 台 (53.4%) 1.0 回 転 以 上 が203 台 (46.6%)となっ ていたが 管 財 課 の 説 明 では 車 両 管 理 システム に 登 録 されている 車 両 の 回 転 数 は 車 種 により 異 なるものの1 台 当 たりの1 日 平 均 回 転 数 は1.5~1.7 回 転 となっており これは 車 両 管 理 システム により 細 かな 時 間 帯 で 車 両 予 約 をすることで 効 率 的 な 車 両 の 利 用 が 出 来 ることとなった 効 果 であるとの 説 明 があった 一 方 利 用 状 況 が0.5 回 転 未 満 の 低 利 用 の 車 両 も100 台 (22.9%)あった このうち 教 育 委 員 会 事 務 局 教 育 部 教 育 総 務 課 ( 以 下 教 育 総 務 課 という ) 所 管 車 両 で 清 水 地 域 の 小 中 学 校 等 (19 校 園 施 設 )に 配 置 されている 車 両 や 清 水 区 蒲 原 支 所 及 び 由 比 支 所 が 所 管 する 車 両 の 中 には 1ヶ 月 間 全 く 利 用 実 績 がない 月 があるなど 利 用 状 況 が 著 しく 低 い 車 両 が 見 受 けられた 教 育 総 務 課 の 説 明 では 使 用 不 可 能 となった 時 点 で 廃 車 とし 廃 車 後 不 補 充 の 方 針 である とのことであったが 経 費 節 減 の 観 点 からも 積 極 的 な 配 置 の 見 直 しを 検 討 さ れるとともに 清 水 区 蒲 原 支 所 ( 由 比 支 所 を 含 む )についても 業 務 内 容 業 務 量 等 を 勘 案 し 清 水 庁 舎 を 含 めた 車 両 配 置 の 調 整 等 を 検 討 されるよう 要 望 する また 各 課 に 配 置 されている 車 両 についても 利 用 状 況 等 について 調 査 し 車 両 のよ り 効 率 的 な 利 用 を 図 るために 適 正 配 置 に 向 けた 検 討 をされることを 併 せて 要 望 する イ 平 成 20 年 度 年 間 走 行 距 離 は 次 のとおりである 第 4 表 ( 単 位 km 台 ) 区 分 種 別 用 途 ~1,000 未 満 1,000~ 3,000 3,000~ 5,000 5,000~ 7,000 7,000~ 10,000 10,000~1 5,000 15,000 以 上 計 貨 物 12 20 21 29 27 34 5 148 小 型 自 動 車 乗 用 0 11 5 10 8 1 2 37 計 12 31 26 39 35 35 7 185 貨 物 18 47 19 31 21 15 3 154 軽 自 動 車 乗 用 7 8 5 9 13 17 0 59 計 25 55 24 40 34 32 3 213 普 通 自 動 車 貨 物 6 3 1 1 3 1 0 15 7
乗 用 2 2 5 4 5 7 10 35 計 8 5 6 5 8 8 10 50 特 殊 自 動 車 20 5 9 11 12 20 37 114 その 他 (バス 等 ) 7 5 1 1 0 5 2 21 原 動 機 付 自 転 車 44 26 8 8 2 1 0 89 合 計 116 127 74 104 91 101 59 672 年 間 の 走 行 距 離 の 状 況 を 見 ると 走 行 距 離 5,000km 未 満 の 車 両 317 台 (47.2%) 5, 000km 以 上 10,000km 未 満 の 車 両 195 台 (29.0%) 10,000km 以 上 の 車 両 160 台 (23.8%) となっており 近 距 離 で 利 用 している 車 両 が 多 いことが 伺 える 特 殊 自 動 車 のうち 走 行 距 離 10,000km 以 上 の 車 両 は57 台 (8.5%)で このうち51 台 は 収 集 業 務 課 所 管 のごみ 収 集 車 である 一 方 走 行 距 離 が1,000km 未 満 の 車 両 は116 台 (17.3%)で 小 型 自 動 車 軽 自 動 車 普 通 自 動 車 に 限 ってみると45 台 (6.7%)あったが 特 に 年 間 走 行 距 離 が1,00 0km 未 満 の 車 両 については 利 用 状 況 が 著 しく 低 い 車 両 であると 考 えられるので 利 用 状 況 等 についての 調 査 分 析 が 必 要 であると 考 える 経 費 節 減 対 策 及 び 環 境 対 策 に 対 する 取 組 みの 一 環 として 近 距 離 地 域 へは 原 付 車 自 転 車 公 共 交 通 機 関 の 利 用 促 進 を 図 っていたが このことは 車 両 の 利 用 抑 制 にも 繋 がるとともに 保 有 車 両 の 減 尐 を 図 ることも 可 能 になると 考 えるので 今 後 も 引 き 続 き 積 極 的 な 取 組 みをされるよう 要 望 する 4 安 全 対 策 事 故 対 策 について 過 去 3 年 間 の 公 用 車 の 事 故 発 生 状 況 は 次 のとおりである 第 5 表 ( 単 位 件 ) 区 分 発 生 年 度 平 成 18 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 合 計 事 故 件 数 43 49 54 146 ( う ち 人 身 ) (4) (5) (8) (17) 自 損 事 故 23 21 23 67 加 害 事 故 9 17 17 43 双 方 不 注 意 2 1 3 6 被 害 事 故 9 10 11 30 ⑴ 事 故 発 生 件 数 は 年 々 増 加 傾 向 にあり そのうち 自 損 事 故 が 半 数 近 くを 占 めている 8
なお 自 損 事 故 の 多 くは 静 岡 庁 舎 地 下 2 階 公 用 車 駐 車 場 内 での 事 故 であった ⑵ 事 故 防 止 対 策 の 取 り 組 みとして 新 規 採 用 職 員 を 対 象 とした 公 用 車 安 全 運 転 研 修 会 及 び 過 去 1 年 間 に 公 用 車 で 事 故 を 起 こした 職 員 を 対 象 とした 安 全 運 転 講 習 会 を 開 催 していた ⑶ 庁 内 イントラネットを 利 用 し 職 員 に 対 して 事 故 発 生 状 況 のお 知 らせや 注 意 喚 起 文 書 を 掲 載 し 事 故 防 止 の 啓 発 を 行 っていた ⑷ 駐 車 場 での 安 全 対 策 として 静 岡 庁 舎 地 下 2 階 公 用 車 駐 車 場 では 機 械 式 駐 車 装 置 の 鉄 柱 や 車 庫 の 両 サイド 部 分 に 蛍 光 テープを 貼 ることで 危 険 個 所 の 注 意 喚 起 を 行 って いた 機 械 式 駐 車 装 置 は 作 動 中 に 異 常 が 発 生 した 場 合 自 動 センサーにより 緊 急 停 止 するシステムとなっていた また 平 成 21 年 度 新 たに 車 両 誘 導 塗 装 工 事 ( 駐 車 パレットに 合 うように 路 面 にラ イン 塗 装 を 実 施 )の 施 工 及 びパトライト( 機 械 駐 車 装 置 作 動 時 にライトを 回 転 させ ることで 注 意 喚 起 を 促 す )を 設 置 していた ⑸ ごみ 収 集 車 においては 平 成 21 年 度 に 更 新 した 車 両 5 台 にドライブレコーダーを 設 置 していた これにより 走 行 中 の 前 方 映 像 及 び 運 転 状 態 (GPS 機 能 や 衝 撃 センサ ーが 搭 載 されている )がデータとして 記 録 され 事 故 の 際 にも 詳 細 な 事 故 状 況 を 確 認 することが 可 能 となると 同 時 に 運 転 手 の 安 全 運 転 意 識 の 向 上 が 図 られていた ⑹ 自 動 車 保 険 ( 任 意 保 険 )については 全 国 市 有 物 件 災 害 共 済 会 の 自 動 車 損 害 共 済 総 合 契 約 ( 示 談 交 渉 付 き 契 約 ) 保 険 に 加 入 していた なお 平 成 21 年 度 の 交 通 事 故 による 損 害 賠 償 の 専 決 処 分 事 案 から3 件 を 抽 出 して 監 査 した 結 果 いずれの 交 通 事 故 においても 自 動 車 保 険 が 適 用 され 保 険 金 が 支 払 われ ていた 5 経 費 節 減 対 策 について 平 成 20 年 度 における 公 用 車 の 維 持 管 理 に 要 した 経 費 は 次 のとおりである 第 6 表 ( 単 位 千 円 ) 種 別 区 分 燃 料 費 修 繕 費 保 険 料 車 検 料 重 量 税 車 借 上 料 駐 車 場 料 合 計 小 型 自 動 車 5,847 6,995 526 7,863 2,893 454 227 24,807 軽 自 動 車 2,315 6,007 515 3,593 1,270 681 14,383 普 通 自 動 車 1,924 2,485 156 3,330 1,647 9,544 特 殊 自 動 車 34,435 17,205 48 20,051 25 674 113 72,554 その 他 (バス 等 ) 1,372 179 1,093 371 3,017 原 動 機 付 自 転 車 403 860 81 1,345 9
そ の 他 37,012 103 21,735 418 10,093 69,362 合 計 81,939 35,030 23,243 36,350 6,207 1,128 11,115 195,014 ( 注 1) 種 別 の その 他 は 車 種 区 分 等 出 来 ない 金 額 である ( 注 2) その 他 (バス 等 ) の 燃 料 費 は その 他 の 燃 料 費 に 含 む ( 注 3) 駐 車 場 料 には 駐 車 場 として 借 上 げている 土 地 借 上 げ 料 を 含 む ( 注 4) 金 額 は 単 位 未 満 を 切 捨 ててあるため 合 計 金 額 は 一 致 しない 場 合 がある ⑴ 維 持 管 理 経 費 のうち 主 なものは 燃 料 費 8,193 万 円 (42.0%) 車 検 料 3,635 万 円 (18. 6%) 修 繕 費 3,503 万 円 (18.0%)である ⑵ 車 両 更 新 時 に 業 務 における 用 途 分 析 を 行 い 可 能 な 限 り 小 型 貨 物 車 から 低 燃 費 で 低 排 出 ガスの 軽 自 動 車 ( 乗 用 貨 物 )への 移 行 を 図 っていた ⑶ 静 岡 市 グリーン 購 入 指 針 に 基 づき 低 燃 費 車 両 を 購 入 していた ⑷ 近 距 離 地 域 への 移 動 については 原 付 車 自 転 車 公 共 交 通 機 関 の 利 用 促 進 等 に 積 極 的 に 取 組 んだ 結 果 車 両 利 用 の 抑 制 が 図 られ 平 成 20 年 度 のガソリン 使 用 量 は 前 年 度 比 6.1% 減 金 額 で173 万 円 余 の 経 費 節 減 が 図 られていた ⑸ 収 集 業 務 課 が 所 管 するごみ 収 集 車 における 軽 微 な 修 繕 については 外 部 発 注 せずに 収 集 業 務 課 職 員 ( 自 動 車 整 備 士 の 資 格 保 有 者 )が 実 施 していた ⑹ 平 成 20 年 度 中 に 不 要 となった 公 用 車 ( 自 動 車 56 台 原 付 車 12 台 )を 売 却 処 分 し 1,0 29 万 円 の 売 却 収 入 を 得 ていたが 今 後 は インターネット 等 を 積 極 的 に 活 用 し より 多 くの 買 い 取 り 希 望 者 に 対 し 不 要 車 両 の 売 却 を 周 知 することにより 高 価 格 による 売 却 が 可 能 になるものと 考 えるので 売 却 方 法 について 検 討 されたい 6 環 境 対 策 に 対 する 取 組 みについて 平 成 20 年 度 末 における 低 公 害 車 ( 天 然 ガス 車 ハイブリッド 車 )の 導 入 状 況 は 次 の とおりである 第 7 表 ( 単 位 台 %) 区 分 種 別 用 途 天 然 ガス 車 ハイブリッド 車 左 記 以 外 合 計 比 率 台 数 比 率 台 数 比 率 台 数 比 率 貨 物 9 24.3 0 0.0 139 25.7 148 25.4 小 型 自 動 車 乗 用 1 2.7 3 60.0 35 6.5 39 6.7 計 10 27.0 3 60.0 174 32.2 187 32.1 軽 自 動 車 貨 物 1 2.7 0 0.0 153 28.3 154 26.4 10
乗 用 0 0.0 0 0.0 59 10.9 59 10.1 計 1 2.7 0 0.0 212 39.2 213 36.5 貨 物 0 0.0 0 0.0 15 2.8 15 2.6 普 通 自 動 車 乗 用 0 0.0 2 40.0 31 5.7 33 5.7 計 0 0.0 2 40.0 46 8.5 48 8.3 特 殊 自 動 車 26 70.3 0 0.0 89 16.4 115 19.7 その 他 (バス 等 ) 0 0.0 0 0.0 20 3.7 20 3.4 合 計 37 100.0 5 100.0 541 100.0 583 100.0 ⑴ 平 成 20 年 度 末 現 在 における 低 公 害 車 の 導 入 状 況 は 天 然 ガス 車 37 台 (6.3%) 及 びハ イブリッド 車 5 台 (0.9%)の 合 計 42 台 (7.2%)となっていた 天 然 ガス 車 のうち 特 殊 自 動 車 の26 台 は ごみ 収 集 車 である ⑵ 静 岡 市 グリーン 購 入 指 針 に 基 づき 低 公 害 車 の 導 入 を 進 めることとしているが ハイ ブリッド 車 については 車 両 購 入 価 格 が 高 額 であること 天 然 ガス 車 については 燃 料 補 給 環 境 ( 燃 料 供 給 施 設 )の 整 備 が 進 んでいない( 既 設 の 燃 料 補 給 施 設 は 市 内 3ヶ 所 ) 等 の 課 題 があり 低 燃 費 低 排 出 ガス 車 ( 主 として 軽 自 動 車 )への 更 新 に 止 まってい る 状 況 となっていた ⑶ 毎 年 実 施 している 職 員 に 対 する 公 用 車 安 全 運 転 研 修 会 において 本 市 の 環 境 方 針 に 従 い アイドリングストップなどのエコドライブに 努 めるよう 指 導 していた また 二 人 以 上 の 相 乗 りによる 車 両 の 利 用 を 推 進 するとともに 近 距 離 地 域 への 移 動 については 原 付 車 自 転 車 公 共 交 通 機 関 の 利 用 促 進 を 啓 発 していた 第 9 総 括 監 査 結 果 の 概 要 は 前 述 のとおりであるが 総 括 としての 意 見 要 望 事 項 は 次 のとおり である 1 公 用 車 の 保 有 等 について 広 大 な 市 域 を 有 し 行 政 事 務 が 増 加 傾 向 にあり 多 様 化 する 市 民 ニーズへの 対 応 に 公 用 車 は 不 可 欠 な 状 況 となっているが 多 くの 公 用 車 を 保 有 することは 多 額 の 経 費 を 要 することとなるので 保 有 台 数 は 必 要 最 小 限 とするとともに 効 率 的 な 車 両 の 利 用 が 求 められる 車 両 の 維 持 管 理 に 関 するデータの 収 集 状 況 は 十 分 とは 言 えないので 現 在 各 課 に 配 置 されている 車 両 も 含 め 利 用 状 況 や 管 理 経 費 等 の 詳 細 なデータ 収 集 分 析 を 行 い 必 要 性 適 正 配 置 等 について 再 度 検 討 し 車 両 の 適 正 保 有 効 率 的 な 利 用 等 に 努 めら れたい 11
2 公 用 車 の 管 理 等 について ⑴ 各 課 が 管 理 する 車 両 について 一 部 の 課 にあっては 所 管 する 車 両 に 関 する 書 類 の 整 備 利 用 状 況 の 把 握 点 検 整 備 の 実 施 時 期 及 び 実 施 記 録 等 の 把 握 の 面 で 不 十 分 な 点 が 見 受 けられるなど 各 課 における 所 管 車 両 に 対 する 財 産 としての 管 理 意 識 の 希 薄 さが 感 じられた 公 用 車 は 土 地 建 物 等 と 同 様 に 市 の 公 有 財 産 であり 新 たな 公 会 計 制 度 においては 資 産 管 理 の 厳 格 化 が 求 められることを 十 分 認 識 し 責 任 を 持 って 日 々の 車 両 管 理 に 努 められたい ⑵ 公 用 車 の 保 有 形 態 としては 民 間 活 力 の 活 用 やリース 方 式 が 考 えられるところで あるが 一 部 自 治 体 においては 市 民 とのカーシェアリングについての 実 証 実 験 を 行 うなど 先 進 的 な 取 組 みがなされている 事 例 もある 公 用 車 の 維 持 管 理 事 務 にあた っては 限 られた 資 源 の 有 効 活 用 を 図 る 必 要 があるので 事 務 の 効 率 化 車 両 の 効 率 的 な 利 用 経 費 の 節 減 を 図 るためにアウトソーシングの 可 能 性 を 含 め 保 有 形 態 に 関 する 調 査 研 究 を 行 われるよう 要 望 する 3 駐 車 場 の 管 理 等 について 静 岡 庁 舎 では 庁 舎 地 下 2 階 に 機 械 式 駐 車 設 備 を 設 置 し161 台 の 公 用 車 を 保 管 し 規 格 上 駐 車 不 可 能 な 車 両 等 については 常 磐 町 駐 車 場 ( 民 間 土 地 借 上 げ)を 使 用 している が 近 隣 の 市 有 施 設 である 旧 青 葉 小 学 校 跡 地 等 の 活 用 が 可 能 となれば 駐 車 場 までの 往 復 に 要 する 時 間 が 短 縮 されるなど 時 間 の 有 効 活 用 と 民 間 土 地 の 借 上 げが 不 要 となる など 経 費 節 減 にも 繋 がることとなるので 今 後 関 係 課 を 含 め 検 討 をされるよう 要 望 す る また 常 磐 町 駐 車 場 と 松 原 第 1 第 2 駐 車 場 等 無 人 となる 駐 車 場 においては 事 故 等 が 発 生 しないよう 近 隣 の 住 宅 等 に 迷 惑 が 掛 ることがないよう 注 意 をもって 管 理 さ れたい 4 安 全 対 策 について 職 員 に 対 しては 交 通 事 故 等 について 公 私 に 渡 り 注 意 喚 起 がされているところであ る 特 に 公 用 車 を 運 転 する 際 は 市 民 の 模 範 となる 運 転 に 努 めなければならない 立 場 にあるが 残 念 ながら 公 用 車 の 事 故 発 生 状 況 は 直 近 3ヶ 年 の 状 況 を 見 ると 増 加 傾 向 にある 駐 車 場 内 における 安 全 対 策 や 新 規 採 用 職 員 を 対 象 とした 安 全 運 転 研 修 会 事 故 を 起 こした 職 員 を 対 象 とした 講 習 会 市 政 総 合 ネットワーク 等 を 利 用 した 職 員 啓 発 等 の 安 全 対 策 を 行 っているが 事 故 発 生 原 因 の 分 析 を 行 い 職 員 研 修 に 活 かすなど 今 後 も 事 故 撲 滅 に 向 けた 積 極 的 な 取 組 みをされるよう 要 望 する 5 環 境 対 策 に 対 する 取 組 みについて 国 際 的 な 問 題 として 地 球 温 暖 化 対 策 がクローズアップされている 中 自 治 体 におい ては 行 政 活 動 による 環 境 負 荷 を 軽 減 する 対 策 に 率 先 して 取 組 むことが 求 められてい る また 本 市 においては 平 成 22 年 度 から 新 たにスタートする 第 2 次 静 岡 市 総 合 計 画 において 低 炭 素 社 会 づくりを 目 指 すまち をプロジェクト 目 標 に 掲 げている 12
このような 状 況 から 公 用 車 の 更 新 等 に 当 たっては 低 燃 費 で 低 排 出 ガスの 軽 自 動 車 への 切 替 えなど 静 岡 市 グリーン 購 入 指 針 に 基 づく 低 公 害 車 の 導 入 を 行 っているが 今 後 も 環 境 に 優 しい 低 公 害 車 の 計 画 的 かつ 積 極 的 な 導 入 を 検 討 されるよう 要 望 する 6 車 両 への 広 告 掲 載 について 現 在 本 市 では 市 ホームページへのバナー 広 告 の 掲 載 をはじめとして ごみ 収 集 車 側 面 への 広 告 掲 出 日 本 平 運 動 公 園 球 技 場 のネーミングライツ 権 販 売 静 岡 庁 舎 1 階 エレベーターホールの 広 告 マット 導 入 等 の 広 告 事 業 に 取 組 み 使 用 料 収 入 を 得 るな ど 厳 しい 財 政 状 況 の 中 にあって 財 産 の 有 効 活 用 による 財 源 確 保 に 努 めているところ である 公 用 車 は 業 務 のため 市 内 一 円 を 走 行 することとなり これは 広 告 宣 伝 の 観 点 から 見 ると 非 常 に 大 きな 効 果 が 期 待 できる 広 告 媒 体 である 財 産 の 有 効 活 用 の 面 から も 公 用 車 への 広 告 掲 載 について 調 査 研 究 をされるよう 要 望 する 最 後 に 昨 今 の 経 済 不 況 等 により 本 市 の 財 政 状 況 は 一 段 と 厳 しさを 増 している 中 保 有 する 公 用 車 の 的 確 な 状 況 把 握 に 努 めるとともに 費 用 対 効 果 及 び 市 民 目 線 を 常 に 意 識 し 公 用 車 の 適 正 な 維 持 管 理 に 努 められるよう 要 望 する 参 考 資 料 用 語 説 明 1 アウトソーシング 業 務 を 外 部 委 託 すること 行 政 分 野 においても 経 営 の 合 理 化 効 率 化 のために 積 極 的 に 活 用 されている 公 用 車 管 理 では 専 用 車 の 運 転 業 務 委 託 や 公 用 車 の 維 持 管 理 業 務 のほぼ 全 てまでを 委 託 している 事 例 などがある 2 カーシェアリング 一 定 のエリアで 自 動 車 を 複 数 の 会 員 が 共 同 で 利 用 する 利 用 形 態 利 用 者 は 自 動 車 を 所 有 するのではなく 共 有 (シェア)して 使 用 する 仕 組 みのため 経 済 的 にも 地 球 環 境 にもやさしい 新 しい 車 の 利 用 方 法 で 近 年 都 市 部 を 中 心 に 普 及 し 始 めてい る また 札 幌 市 や 大 阪 府 箕 面 市 同 池 田 市 などにおいて 公 用 車 を 市 民 との 間 でカー シェアリングする 試 みを 始 めている 3 ドライブレコーダー 13
走 行 中 の 自 動 車 が 事 故 を 起 こした 際 その 瞬 間 を 映 像 とデータで 記 録 する 装 置 事 故 の 衝 撃 や 急 ブレーキでセンサーが 働 き 事 故 前 後 の 映 像 やスピードが 記 録 され そ のデータを 動 画 で 再 生 可 能 なため 正 確 かつ 客 観 的 な 証 拠 となる このレコーダーが 装 着 されることで 運 転 者 に 安 全 運 転 意 識 が 働 き 事 故 防 止 効 果 が 期 待 され 実 際 に 国 土 交 通 省 による 実 証 実 験 においてもレコーダー 装 着 車 の 事 故 防 止 効 果 が 確 認 されて いる 4 バナー 広 告 インターネット 広 告 の 一 種 ホームページに 広 告 の 画 像 ( 多 くの 場 合 は 横 長 )を 貼 り 広 告 主 のホームページにリンクする 手 法 貼 られたバナー( 横 長 画 像 )をクリッ クすることで 広 告 主 のホームページにアクセスされる インターネット 広 告 としては 最 も 広 く 用 いられる 手 法 であり 本 市 においても 自 主 財 源 を 得 る 手 法 の 一 つとなって いる 5 ネーミングライツ 施 設 命 名 権 とも 言 われ 施 設 などの 名 称 に 企 業 名 商 品 名 などのブランド 名 を 愛 称 として 付 けることが 出 来 る 権 利 施 設 運 営 に 必 要 な 資 金 を 調 達 する 目 的 で 施 設 側 の 経 営 における 一 つの 手 法 であり 自 治 体 が 管 理 する 公 共 施 設 においても 全 国 的 に 導 入 が 広 がっている 関 係 法 令 ( 抜 粋 ) 1 道 路 交 通 法 ( 昭 和 35 年 6 月 25 日 法 律 第 105 号 ) ( 安 全 運 転 管 理 者 等 ) 第 74 条 の3 自 動 車 の 使 用 者 ( 道 路 運 送 法 の 規 定 による 自 動 車 運 送 事 業 者 ( 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 ( 平 成 元 年 法 律 第 83 号 )の 規 定 による 貨 物 軽 自 動 車 運 送 事 業 を 経 営 する 者 を 除 く 以 下 同 じ ) 及 び 貨 物 利 用 運 送 事 業 法 の 規 定 による 第 二 種 貨 物 利 用 運 送 事 業 を 経 営 する 者 を 除 く 以 下 この 条 において 同 じ )は 内 閣 府 令 で 定 める 台 数 以 上 の 自 動 車 の 使 用 の 本 拠 ごとに 年 齢 自 動 車 の 運 転 の 管 理 の 経 験 その 他 につ いて 内 閣 府 令 で 定 める 要 件 を 備 える 者 のうちから 次 項 の 業 務 を 行 う 者 として 安 全 運 転 管 理 者 を 選 任 しなければならない 4 自 動 車 の 使 用 者 は 安 全 運 転 管 理 者 の 業 務 を 補 助 させるため 内 閣 府 令 で 定 める 台 数 以 上 の 自 動 車 を 使 用 する 本 拠 ごとに 年 齢 自 動 車 の 運 転 の 経 験 その 他 につい て 内 閣 府 令 で 定 める 要 件 を 備 える 者 のうちから 内 閣 府 令 で 定 めるところにより 副 安 全 運 転 管 理 者 を 選 任 しなければならない 14
2 道 路 運 送 車 両 法 ( 昭 和 26 年 6 月 1 日 法 律 第 185 号 ) ( 定 義 ) 第 2 条 この 法 律 で 道 路 運 送 車 両 とは 自 動 車 原 動 機 付 自 転 車 及 び 軽 車 両 をい う 2 この 法 律 で 自 動 車 とは 原 動 機 により 陸 上 を 移 動 させることを 目 的 として 製 作 した 用 具 で 軌 条 若 しくは 架 線 を 用 いないもの 又 はこれにより 牽 引 して 陸 上 を 移 動 させることを 目 的 として 製 作 した 用 具 であって 次 項 に 規 定 する 原 動 機 付 自 転 車 以 外 のものをいう 3 この 法 律 で 原 動 機 付 自 転 車 とは 国 土 交 通 省 令 で 定 める 総 排 気 量 又 は 定 格 出 力 を 有 する 原 動 機 により 陸 上 を 移 動 させることを 目 的 として 製 作 した 用 具 で 軌 条 若 しくは 架 線 を 用 いないもの 又 はこれにより 牽 引 して 陸 上 を 移 動 させることを 目 的 と して 製 作 した 用 具 をいう ( 日 常 点 検 整 備 ) 第 47 条 の2 自 動 車 の 使 用 者 は 自 動 車 の 走 行 距 離 運 行 時 の 状 態 等 から 判 断 した 適 切 な 時 期 に 国 土 交 通 省 令 で 定 める 技 術 上 の 基 準 により 灯 火 装 置 の 点 灯 制 動 装 置 の 作 動 その 他 の 日 常 的 に 点 検 すべき 事 項 について 目 視 等 により 自 動 車 を 点 検 しなければならない 2 次 条 第 1 項 第 1 号 及 び 第 2 号 に 掲 げる 自 動 車 の 使 用 者 又 はこれらの 自 動 車 を 運 行 する 者 は 前 項 の 規 定 にかかわらず 1 日 1 回 その 運 行 の 開 始 前 において 同 項 の 規 定 による 点 検 をしなければならない 3 自 動 車 の 使 用 者 は 前 2 項 の 規 定 による 点 検 の 結 果 当 該 自 動 車 が 保 安 基 準 に 適 合 しなくなるおそれがある 状 態 又 は 適 合 しない 状 態 にあるときは 保 安 基 準 に 適 合 しなくなるおそれをなくするため 又 は 保 安 基 準 に 適 合 させるために 当 該 自 動 車 に ついて 必 要 な 整 備 をしなければならない ( 定 期 点 検 整 備 ) 第 48 条 自 動 車 ( 小 型 特 殊 自 動 車 を 除 く 以 下 この 項 次 条 第 1 項 及 び 第 54 条 第 4 項 において 同 じ )の 使 用 者 は 次 の 各 号 に 掲 げる 自 動 車 について それぞれ 当 該 各 号 に 掲 げる 期 間 ごとに 点 検 の 時 期 及 び 自 動 車 の 種 別 用 途 等 に 応 じ 国 土 交 通 省 令 で 定 める 技 術 上 の 基 準 により 自 動 車 を 点 検 しなければならない 1 自 動 車 運 送 事 業 の 用 に 供 する 自 動 車 及 び 車 両 総 重 量 8トン 以 上 の 自 家 用 自 動 車 その 他 の 国 土 交 通 省 令 で 定 める 自 家 用 自 動 車 3 月 2 道 路 運 送 法 第 78 条 第 2 項 に 規 定 する 自 家 用 有 償 旅 客 運 送 の 用 に 供 する 自 家 用 自 動 車 ( 国 土 交 通 省 令 で 定 めるものを 除 く ) 同 法 第 80 条 第 1 項 の 許 可 を 受 け て 業 として 有 償 で 貸 し 渡 す 自 家 用 自 動 車 その 他 の 国 土 交 通 省 令 で 定 める 自 家 用 自 動 車 ( 前 号 に 掲 げる 自 家 用 自 動 車 を 除 く ) 6 月 3 前 2 号 に 掲 げる 自 動 車 以 外 の 自 動 車 1 年 15
2 前 条 第 3 項 の 規 定 は 前 項 の 場 合 に 準 用 する この 場 合 において 同 条 第 3 項 中 前 2 項 とあるのは 前 項 と 読 み 替 えるものとする ( 点 検 整 備 記 録 簿 ) 第 49 条 自 動 車 の 使 用 者 は 点 検 整 備 記 録 簿 を 当 該 自 動 車 に 備 え 置 き 当 該 自 動 車 について 前 条 の 規 定 により 点 検 又 は 整 備 をしたときは 遅 滞 なく 次 に 掲 げる 事 項 を 記 載 しなければならない 1 点 検 年 月 日 2 点 検 結 果 3 整 備 の 概 要 4 整 備 を 完 了 した 年 月 日 5 その 他 国 土 交 通 省 令 で 定 める 事 項 ( 整 備 管 理 者 ) 第 50 条 自 動 車 の 使 用 者 は 自 動 車 の 点 検 及 び 整 備 並 びに 自 動 車 車 庫 の 管 理 に 関 す る 事 項 を 処 理 させるため 自 動 車 の 点 検 及 び 整 備 に 関 し 特 に 専 門 的 知 識 を 必 要 と すると 認 められる 車 両 総 重 量 8トン 以 上 の 自 動 車 その 他 の 国 土 交 通 省 令 で 定 める 自 動 車 であつて 国 土 交 通 省 令 で 定 める 台 数 以 上 のものの 使 用 の 本 拠 ごとに 自 動 車 の 点 検 及 び 整 備 に 関 する 実 務 の 経 験 その 他 について 国 土 交 通 省 令 で 定 める 一 定 の 要 件 を 備 える 者 のうちから 整 備 管 理 者 を 選 任 しなければならない 2 前 項 の 規 定 により 整 備 管 理 者 を 選 任 しなければならない 者 ( 以 下 大 型 自 動 車 使 用 者 等 という )は 整 備 管 理 者 に 対 し その 職 務 の 執 行 に 必 要 な 権 限 を 与 えな ければならない 3 静 岡 市 車 両 管 理 規 程 ( 平 成 15 年 4 月 1 日 訓 令 第 31 号 ) ( 定 義 ) 第 2 条 この 訓 令 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は 当 該 各 号 に 定 めるとこ ろによる ⑴ 車 両 道 路 運 送 車 両 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 185 号 以 下 車 両 法 という ) 第 2 条 第 2 項 に 規 定 する 自 動 車 及 び 同 条 第 3 項 に 規 定 する 原 動 機 付 自 転 車 ( 以 下 原 付 車 という )で 市 が 保 有 するもの( 消 防 防 災 局 消 防 部 の 所 管 に 属 する 車 両 を 除 く )をいう ⑵ 車 両 管 理 者 車 両 が 配 置 されている 主 管 課 ( 静 岡 市 事 務 分 掌 規 則 ( 平 成 15 年 静 岡 市 規 則 第 11 号 )に 規 定 する 課 等 をいう )の 長 をいう ⑶ 整 備 管 理 者 車 両 法 第 50 条 第 1 項 に 規 定 する 整 備 管 理 者 をいう ⑷ 安 全 運 転 管 理 者 道 路 交 通 法 ( 昭 和 35 年 法 律 第 105 号 以 下 道 交 法 と いう ) 第 74 条 の3 第 1 項 に 規 定 する 安 全 運 転 管 理 者 をいう 16
⑸ 副 安 全 運 転 管 理 者 道 交 法 第 74 条 の3 第 4 項 に 規 定 する 副 安 全 運 転 管 理 者 を いう ( 車 両 の 区 分 ) 第 3 条 車 両 の 区 分 は 次 に 定 めるとおりとする ⑴ 共 用 車 両 共 用 的 に 使 用 される 車 両 ⑵ 専 用 車 両 特 別 職 の 専 用 に 供 する 車 両 ⑶ 業 務 車 両 各 主 管 課 に 配 置 されている 車 両 で 共 用 車 両 及 び 専 用 車 両 以 外 のもの ( 総 括 管 理 ) 第 4 条 車 両 の 管 理 に 関 する 事 務 は 財 政 局 財 政 部 管 財 課 長 ( 以 下 管 財 課 長 とい う )が 総 括 する ( 車 両 の 管 理 ) 第 5 条 共 用 車 両 の 管 理 は 財 政 局 財 政 部 管 財 課 長 駿 河 区 役 所 総 務 防 災 課 長 及 び 清 水 区 役 所 総 務 防 災 課 長 ( 以 下 これらを 管 財 課 長 等 という )が 専 用 車 両 及 び 業 務 車 両 の 管 理 は 車 両 管 理 者 がいう ( 車 両 管 理 者 の 職 務 ) 第 6 条 車 両 管 理 者 の 職 務 は 次 のとおりとする ⑴ 車 両 を 運 転 する 者 ( 以 下 運 転 者 という )に 対 する 指 導 監 督 に 関 すること ⑵ 車 両 の 日 常 点 検 定 期 点 検 整 備 に 関 すること ⑶ 車 両 の 効 率 的 な 運 行 に 関 すること ⑷ 車 両 の 鍵 自 動 車 検 査 証 等 の 保 管 に 関 すること ⑸ 車 両 の 保 管 に 関 すること ⑹ 前 各 号 に 掲 げるもののほか 車 両 の 管 理 に 関 すること ( 安 全 運 転 管 理 者 等 ) 第 7 条 車 両 の 安 全 な 運 転 を 確 保 するため 安 全 運 転 管 理 者 及 び 副 安 全 運 転 管 理 者 を 置 き 市 長 がこれらを 選 任 する ( 整 備 管 理 者 ) 第 9 条 車 両 の 整 備 管 理 を 行 うため 車 両 法 第 50 条 第 1 項 の 規 定 により 整 備 管 理 者 を 置 き 市 長 がこれを 選 任 する ( 車 両 台 帳 ) 第 11 条 管 財 課 長 は 車 両 台 帳 ( 様 式 第 1 号 )を 車 両 管 理 者 は 車 両 台 帳 副 本 を 作 成 し これを 常 に 整 理 しておかねばならない ( 事 故 の 処 理 ) 第 20 条 運 転 者 は 車 両 の 運 行 中 に 事 故 が 発 生 したときは 法 令 に 基 づく 応 急 の 措 置 をするとともに 直 ちに 管 財 課 長 及 び 所 属 長 にその 状 況 を 報 告 し 速 やかに 車 両 事 故 てんまつ 書 ( 様 式 第 8 号 )を 所 属 長 に 提 出 しなければならない 2 前 項 の 車 両 事 故 てんまつ 書 の 提 出 を 受 けた 所 属 長 は 速 やかに 事 実 を 調 査 し 当 17
該 車 両 事 故 てんまつ 書 を 添 えて 車 両 事 故 報 告 書 ( 様 式 第 9 号 )により 管 財 課 長 に 報 告 するとともに 事 故 の 解 決 に 努 めなければならない 3 管 財 課 長 は 前 項 の 規 定 による 報 告 を 受 けたときは 当 該 事 故 の 処 理 の 指 導 に 当 たるとともに 重 要 な 事 故 については 当 該 車 両 事 故 報 告 書 の 写 しを 所 管 部 長 に 提 出 しなければならない 18