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b) 参 加 表 明 書 の 提 出 時 において 東 北 地 方 整 備 局 ( 港 湾 空 港 関 係 を 除 く) における 平 成 年 度 土 木 関 係 建 設 コンサルタント 業 務 に 係 る 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 認 定 を 受 けて

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釜 石 港 の 沿 革 について 出 典 釜 石 市 誌 ( 通 史 ): 昭 和 52 年 3 月 10 日 発 行 ) 昭 和 52 年 に 発 行 された 釜 石 市 誌 ( 通 史 ) の 中 には 釜 石 を 築 いてきた 先 人 達 の 未 来 予 想 図 とも 受 け 取 れる 以 下 のような 興 味 深 い 記 述 があります いま 釜 石 は 鉄 と 魚 の 二 大 柱 を 市 勢 発 展 の 軸 とし 加 えて 流 通 港 として 岩 手 の 海 の 玄 関 として 位 置 づけるために これら 二 本 の 柱 に 深 い 関 連 性 をもち しかも その 柱 をささえる 土 台 ともなる 港 湾 環 境 の 整 備 を 進 めようとしている 港 湾 整 備 にとって 最 大 の 要 件 は 湾 口 防 波 堤 の 建 設 であり このことは 津 浪 襲 来 の 宿 命 から 市 民 の 生 命 財 産 を 守 るという 基 本 的 施 策 の 上 にたって 釜 石 の 再 開 発 最 大 の 課 題 解 決 がその 緒 につ こうとしている 高 度 経 済 成 長 の 時 代 に 対 応 して 釜 石 が 広 域 経 済 圏 の 流 通 港 として また 鉄 と 魚 の 調 整 の 上 にたって 港 の 開 発 が 進 められるなら 人 口 の 動 態 も 変 わるで あろう ~ 釜 石 市 誌 51ページ~ 国 内 の 主 要 都 市 の 大 半 が 臨 海 部 に 位 置 し そして そこには 港 の 賑 わいがありま す 国 内 に 限 らず 世 界 の 歴 史 が 示 しているように 貿 易 の 利 便 性 に 優 れた 地 域 は 産 業 活 動 を 行 う 方 々にとって 魅 力 的 な 地 域 となり その 結 果 経 済 活 動 が 躍 動 し 雇 用 の 場 が 創 出 されるほか 商 業 振 興 地 域 福 祉 向 上 など 様 々な 波 及 効 果 が 期 待 されます 一 方 では 釜 石 港 の 振 興 に 欠 くことのできない 密 接 不 可 分 な 基 盤 のひとつに 道 路 があり 現 在 釜 石 自 動 車 道 や 三 陸 縦 貫 自 動 車 道 の 整 備 促 進 に 向 けた 取 り 組 みも 進 められております この 釜 石 の 地 に 活 力 をもたらし ふるさとを 担 うべき 子 供 たちに 明 るい 未 来 を 引 き 継 ぐため 地 域 産 業 を 支 える 工 業 港 湾 から 限 りないお 客 さまを 支 える 流 通 港 湾 へ をキーワードに 釜 石 港 の 振 興 に 取 り 組 んでまいります 以 下 に 釜 石 市 誌 ( 通 史 )に 記 述 された 釜 石 港 の 沿 革 をご 紹 介 いたします 釜 石 港 の 沿 革 東 北 地 方 有 数 の 良 好 を 誇 る 釜 石 港 の 沿 革 のあらましは 次 のとおりである 釜 石 港 に 関 することがらの 所 見 は 13 世 紀 に 閉 伊 頼 基 の 遺 骸 を 尾 崎 山 宝 剣 の 傍 に 葬 る( 尾 崎 神 社 縁 起 ) にはじまり 阿 曽 沼 氏 の 所 領 になって 狐 崎 一 揆 並 びに 大 槌 孫 八 郎 の 片 岸 浦 釜 石 浦 にて 獲 れた 鮭 を 商 船 で 江 戸 のぼせにした ことによっ て 釜 石 浦 の 名 があらわれている 江 戸 時 代 に 入 り 寛 永 のころから 帆 船 の 出 入 りがあって 正 保 2 年 の 南 部 藩 御 絵

図 に 釜 石 湊 が 書 きあげられ 平 田 村 をさき 釜 石 村 こやとりさき に 船 遠 見 御 番 所 がおかれた ついで 元 禄 年 間 になると 三 陸 地 方 漁 業 の 発 展 にともない 釜 石 浦 に 海 辺 大 奉 行 がおかれ 十 分 一 役 所 において 海 の 諸 役 を 徴 収 した 宝 暦 の 頃 から 釜 石 浦 の 豪 商 佐 野 氏 等 の 台 頭 によって 江 戸 及 び 銚 子 方 面 との 間 に 帆 船 を 往 復 させ 主 として 魚 介 類 海 草 等 海 産 物 を 移 出 し また これらを 俵 物 として 遠 く 長 崎 に 送 り 米 麦 甘 藷 日 用 品 等 を 移 入 した これに 加 えて 東 廻 り 航 路 が 開 発 され 江 戸 松 前 間 の 航 行 がひらけると 釜 石 湊 は 回 航 基 地 として より 一 層 繁 栄 した 安 政 4 年 盛 岡 藩 士 の 大 島 高 任 によって 甲 子 村 大 橋 に 熔 鉱 炉 が 建 てられ その 後 明 治 7 年 に 官 営 製 鐵 所 を 釜 石 に 建 設 して 以 来 船 舶 による 移 出 入 が 急 増 し また 全 国 漁 船 が 廻 来 して 基 地 港 となり 釜 石 港 は 三 陸 漁 場 の 一 大 中 心 港 となった 明 治 4 年 9 月 12 日 に 政 府 は 兵 部 省 海 軍 部 に 水 路 局 を 設 け 初 めて 近 代 的 な 海 図 の 製 作 にのりだした そしてその 年 のうちに 海 図 第 1 号 として 釜 石 港 が 刊 行 さ れた このことからも 釜 石 港 は 当 時 から 良 港 としていかに 重 要 視 されていたかがうか がわれる 明 治 29 年 6 月 三 陸 大 津 波 の 来 襲 で 甚 大 なる 被 害 を 受 け その 後 政 府 の 補 助 を 受 けて 復 興 に 努 め 明 治 41 年 に 三 陸 汽 船 株 式 会 社 が 設 立 されて 塩 釜 ~ 宮 古 間 の 定 期 航 路 がひらけ 寄 港 地 となった 明 治 44 年 5 月 釜 石 大 橋 間 の 釜 石 鉱 山 専 用 汽 車 鉄 道 が 完 成 大 正 2 年 8 月 仙 人 峠 の 鉄 索 開 通 大 正 4 年 11 月 岩 手 軽 便 鉄 道 花 巻 ~ 仙 人 峠 間 が 完 成 して 内 陸 と の 連 絡 がつき 釜 石 港 の 重 要 性 が 高 まった 大 正 7 年 南 北 2 基 の 桟 橋 を 増 設 して 臨 港 鉄 道 を 架 し 港 内 8 万 余 坪 を 浚 渫 して 1 万 トン 級 船 舶 を 埠 頭 に 横 着 けできるようになって 大 正 11 年 指 定 港 湾 に 編 入 された 昭 和 7 年 工 費 34 万 円 を 計 上 し 3ケ 年 継 続 事 業 として 大 渡 川 河 口 より 前 面 に 防 波 堤 岸 壁 埋 立 を 施 工 し 水 面 積 11 万 2 千 平 方 メートルの 泊 地 をつくる 計 画 の もとに 築 港 工 事 が 進 められていたところ 昭 和 8 年 3 月 の 大 津 波 で 大 被 害 を 受 け 工 事 が 一 時 停 滞 した 昭 和 9 年 1 月 9 日 釜 石 港 は 東 北 最 初 の 開 港 場 となり 釜 石 税 関 支 署 が 設 置 され た これにより 以 後 は 東 北 海 運 局 釜 石 支 局 海 上 保 安 部 東 京 検 疫 支 所 入 国 管 理 庁 出 張 所 等 の 諸 官 庁 が 設 置 され 開 港 場 としての 機 能 が 整 えられた また 戦 後 になっ て 海 事 関 係 者 憩 いの 施 設 として 宿 泊 娯 楽 設 備 兼 備 の 会 員 会 館 が 建 設 された 昭 和 8 年 の 津 波 災 害 のため 停 滞 した 工 事 を 工 費 39 万 4 千 円 として1ケ 年 間 延 長 し 昭 和 12 年 予 定 の 工 事 を 完 了 した また 波 浪 予 防 施 設 として 工 費 23 万 7 千 余 円 をもって 北 岸 船 溜 西 方 に 防 波 堤 延 長 77メートルを 築 造 し 昭 和 13 年 に 竣 工 した

この 年 には 昭 和 11 年 に 完 成 した 釜 石 魚 市 場 の 拡 張 工 事 が 完 了 また 東 前 滝 の 沢 小 色 ( 現 新 浜 町 )の 埋 立 完 了 津 波 防 波 堤 には 予 防 台 ( 験 潮 所 )が 新 設 され た 昭 和 14 年 には 待 望 の 山 田 線 が 開 通 して 釜 石 港 も 活 況 を 呈 し 平 田 漁 港 の 船 溜 り が 完 成 製 鉄 所 南 桟 橋 の 改 造 が 行 われた 昭 和 18 年 には 戦 局 がきびしくなるとともに 生 産 増 強 の 急 務 から 製 鉄 所 に 対 して 平 田 湾 埋 立 の 免 許 がおり 第 1 期 工 事 が 開 始 された 昭 和 20 年 二 度 にわたる 米 軍 の 艦 砲 射 撃 により 市 街 地 の 大 半 は 灰 じんに 帰 し 製 鉄 所 はその 機 能 を 失 ったが 製 鉄 所 当 時 者 の 熱 意 と 市 民 の 復 興 再 建 の 意 欲 と 努 力 によって 製 鉄 所 の 再 建 市 街 の 復 興 となり 港 湾 も 昔 日 の 姿 を 取 り 戻 し 昭 和 24 年 8 月 には 岩 手 県 知 事 より 港 湾 協 会 に 釜 石 港 計 画 策 定 の 委 託 があり 昭 和 25 年 釜 石 線 開 通 翌 26 年 9 月 4 日 に 釜 石 港 は 重 要 港 湾 に 指 定 され また 10 月 17 日 には 農 林 省 告 示 第 369 号 で 釜 石 港 は 第 三 種 漁 港 嬉 石 は 第 一 種 漁 港 に 指 定 された 釜 石 港 の 検 疫 区 域 は 検 疫 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 201 号 ) 第 8 条 第 4 項 の 規 定 によって 鎌 ケ 崎 から95 度 850メートルの 地 点 を 中 心 として 500メートル の 半 径 を 有 する 円 内 の 海 区 中 東 径 141 度 55 分 以 西 の 部 分 と 定 められている 昭 和 27 年 十 勝 沖 地 震 2メートル50の 津 浪 襲 来 し 釜 石 魚 市 場 の 施 設 の 一 部 が 倒 壊 した この 年 昭 和 25 年 策 定 の 港 湾 計 画 第 1 期 計 画 を 釜 石 港 修 築 計 画 ( 釜 石 市 港 湾 課 )として 作 成 昭 和 26 年 において 能 力 的 に 飽 和 点 に 達 したとして 年 間 216 万 トンの 取 扱 貨 物 量 に 対 し さらに80トンの 増 強 を 見 込 むこととなった 昭 和 28 年 釜 石 魚 市 場 完 成 また 昭 和 5 年 に 建 設 点 灯 した 中 根 灯 台 も 完 成 した 中 根 灯 台 は 明 治 9 年 9 月 18 日 釜 石 港 の 岩 礁 の 位 置 を 示 す 爲 浮 標 を 設 置 する 日 本 政 府 の 布 告 があり 同 年 同 月 27 日 の 岩 手 県 令 島 惟 精 の 通 達 により 設 置 したのが はじまりである 昭 和 29 年 公 有 水 面 埋 立 同 年 釜 石 港 港 湾 計 画 を 第 3 回 港 湾 計 画 会 議 に 諮 問 原 案 どおり 可 決 す 計 画 の 基 本 方 針 は 1いわゆる 鉄 の 港 であり 一 連 の 鉱 工 業 区 の 生 産 計 画 が 第 一 の 基 礎 である 2 地 理 的 に 海 運 主 体 の 地 域 であり 未 開 発 資 源 の 開 発 を 主 柱 とする 地 方 開 発 の 基 礎 である 3 三 陸 漁 場 の 根 拠 地 かつ 北 洋 等 達 洋 漁 業 基 地 である 4 地 理 的 に 避 難 港 としての 対 策 も 必 要 である 昭 和 30 年 陸 中 海 岸 国 立 公 園 指 定 昭 和 32 年 平 田 湾 第 2 期 埋 立 を 富 士 製 鉄 所 に 免 許 ( 昭 和 52 年 まで) 昭 和 34 年 釜 石 漁 港 魚 市 場 から 税 関 前 までの 埋 立 完 了 す 同 年 仙 人 峠 有 料 道 路 開 通 35 年 チリ 地 震 津 波 来 襲 す 昭 和 36 年 第 一 次 港 湾 整 備 計 画 を 策 定 ( 昭 和 29 年 策 定 の 港 湾 計 画 の 一 部 を 変 更 して 策 定 ) 昭 和 3 7 年 2 級 国 道 仙 台 ~ 八 戸 線 1 級 国 道 45 号 線 に 昇 格 同 年 チリ 地 震 津 波 対 策 事 業 として 平 田 白 浜 地 区 防 潮 堤 着 工 昭 和 42 年 完 成 す 昭 和 44 年 釜 石 製 鐵 所 南 桟 橋 を 延 長 140メートル 桟 橋 となる 同 年 第 3 次 港 湾 整 備 5ヶ 年 計 画 を 策 定 昭 和 45 年 南 防 波 堤 消 波 工 設 置 す 同 年 釜 石 市 市 勢 発 展 計 画 を 策 定 須 賀 岸 壁 供

用 開 始 海 岸 保 全 事 業 として 釜 石 漁 港 関 係 防 潮 堤 着 手 ( 昭 和 51 年 完 成 ) 昭 和 4 6 年 大 平 工 業 団 地 埋 立 竣 工 須 賀 埠 頭 埋 立 竣 工 海 岸 保 全 事 業 として 須 賀 地 区 防 潮 堤 着 工 ( 昭 和 51 年 完 成 ) 第 4 次 港 湾 整 備 5ヶ 年 計 画 策 定 昭 和 47 年 大 平 須 賀 埠 頭 港 内 ( 漁 港 )の 反 射 波 により 防 波 工 設 置 大 平 地 区 防 潮 堤 完 成 須 賀 埠 頭 に 紀 州 造 林 専 用 ドルフィン 完 成 新 浜 町 地 区 埋 立 竣 工 新 浜 町 地 区 ( 漁 港 ) 東 防 波 堤 着 工 湾 口 防 波 堤 に 関 する 数 値 計 算 実 施 最 適 法 線 の 決 定 昭 和 48 年 第 5 次 港 湾 整 備 5ヶ 年 計 画 の 策 定 に 着 手 ( 須 賀 埠 頭 沖 側 に 計 画 ) 須 賀 地 区 物 揚 場 改 良 着 手 津 波 対 策 検 討 委 員 会 発 足 昭 和 49 年 昭 和 48 年 に 引 続 き 湾 口 防 波 堤 関 係 基 礎 調 査 実 施 第 1 回 地 方 審 議 会 発 足 し 昭 和 29 年 の 第 3 回 港 湾 計 画 を 変 更 す( 昭 和 12 年 竣 工 の 須 賀 物 揚 場 を 改 良 することに 計 画 変 更 と 浜 町 新 浜 町 地 区 港 湾 計 画 を 追 加 ) 昭 和 50 年 釜 石 港 湾 計 画 を 港 湾 審 議 会 計 画 総 会 に 諮 問 以 上 が 釜 石 市 誌 ( 通 史 ) に 記 載 された 内 容 ( 原 文 のまま)となっております が 改 めて 釜 石 港 の 歩 み を 以 下 に 掲 載 します 釜 石 港 のあゆみ 江 戸 時 代 漁 業 基 地 として 東 廻 り 海 運 の 重 要 港 として 繁 栄 明 治 7 年 国 営 製 鉄 所 建 設 釜 石 船 改 所 設 置 明 治 9 年 湾 中 央 の 中 根 に 浮 標 を 設 置 明 治 14 年 釜 石 製 鐵 所 専 用 北 桟 橋 が 建 設 明 治 29 年 明 治 三 陸 地 震 津 波 (6 月 ) 大 正 11 年 内 務 省 の 指 定 港 湾 昭 和 7 年 臨 港 鉄 道 桟 橋 2 基 設 置 須 賀 物 揚 場 防 波 堤 建 設 着 手 昭 和 8 年 三 陸 地 震 津 波 (3 月 ) 昭 和 9 年 開 港 : 岩 手 県 初 の 開 港 場 として 釜 石 税 関 支 所 設 置 昭 和 13 年 須 賀 物 揚 場 及 び 防 波 堤 が 完 成 昭 和 18 年 東 北 海 運 局 釜 石 支 局 設 置 昭 和 20 年 二 度 の 艦 砲 射 撃 により 港 湾 施 設 製 鐵 所 等 に 大 被 害 昭 和 25 年 国 鉄 釜 石 線 の 全 線 開 通 昭 和 26 年 重 要 港 湾 指 定 ( 港 湾 法 )(9 月 ) 昭 和 26 年 第 三 種 漁 港 指 定 ( 漁 港 法 )(10 月 ) 昭 和 28 年 岩 手 県 が 港 湾 管 理 者 となる(7 月 ) 昭 和 34 年 仙 人 有 料 道 路 開 通 昭 和 35 年 チリ 地 震 津 波 (5 月 ) 昭 和 37 年 公 共 ふ 頭 建 設 に 着 手 (5 千 トン 岸 壁 (-7.5m)1バース 等 : 昭 和 46 年 完 成 ) 昭 和 43 年 釜 石 市 議 会 は 県 に 対 し 釜 石 湾 全 体 の 防 災 対 策 の 実 施 を 要 望

昭 和 47 年 大 平 地 区 の 都 市 再 開 発 用 地 造 成 完 成 ( 石 油 流 通 基 地 鉄 工 団 地 下 水 終 末 処 理 場 の 約 9ha) 昭 和 48 年 県 は 釜 石 湾 津 波 対 策 委 員 会 を 設 置 昭 和 50 年 釜 石 湾 津 波 対 策 委 員 会 より 答 申 湾 口 防 波 堤 の 調 査 開 始 昭 和 52 年 港 湾 計 画 < 改 定 12 月 >: 須 賀 地 区 の 公 共 ふ 頭 釜 石 港 湾 口 防 波 堤 昭 和 53 年 湾 口 防 波 堤 工 事 着 手 ( 国 の 直 轄 事 業 として 着 手 ) 昭 和 54 年 -3m 物 揚 場 工 事 着 手 昭 和 55 年 港 湾 計 画 の 一 部 変 更 (3 月 ) 昭 和 56 年 平 田 石 材 積 出 場 完 成 防 波 堤 深 部 投 石 開 始 昭 和 57 年 北 堤 浅 部 ケーソン1 号 函 据 え 付 け 開 始 昭 和 59 年 泉 地 区 作 業 基 地 着 工 平 成 元 年 中 根 岩 礁 撤 去 泉 地 区 作 業 基 地 完 成 平 成 2 年 北 堤 深 部 ケーソン1 号 函 据 え 付 け 開 始 平 成 4 年 -11.0m 公 共 岸 壁 -7.5m 耐 震 強 化 岸 壁 の 建 設 着 手 平 成 5 年 開 口 部 ケーソン1 号 函 据 え 付 け 開 始 完 成 自 動 車 積 み 出 し 開 始 平 成 9 年 南 堤 ケーソン1 号 函 据 え 付 け 開 始 平 成 10 年 港 湾 計 画 < 改 定 11 月 > 平 成 12 年 ケーソン50 函 据 え 付 け 平 成 14 年 ケーソン 第 1 号 函 着 座 式 (2 月 ) 平 成 15 年 リサイクルポート( 総 合 静 脈 物 流 拠 点 港 )に 指 定 (4 月 ) 平 成 16 年 南 堤 ケーソン 最 終 函 据 え 付 け 平 成 17 年 南 堤 概 成 記 念 式 典 港 湾 計 画 の 一 部 変 更 (11 月 ) 高 度 利 用 推 進 港 湾 に 指 定 平 成 18 年 北 堤 最 終 函 据 え 付 け 南 堤 完 成 北 堤 概 成 湾 口 防 波 堤 概 成 平 成 19 年 -11.0m 公 共 岸 壁 -7.5m 耐 震 強 化 岸 壁 完 成 (3 月 ) 平 成 20 年 釜 石 港 物 流 振 興 株 式 会 社 設 立 平 成 21 年 湾 口 防 波 堤 完 成 タイヤマウント 型 ダブルリンク 式 ジブクレーン 導 入 平 成 22 年 釜 石 港 湾 口 防 波 堤 がギネス 認 定 (7 月 27 日 )