株 式 会 社 都 市 居 住 評 価 センター 建 築 物 調 査 業 務 約 款 ( 趣 旨 ) 第 1 条 建 築 物 調 査 申 請 者 ( 以 下 甲 という ) 及 び 株 式 会 社 都 市 居 住 評 価 センター( 以 下 乙 という )は エネルギーの 使 用 の 合 理 化 等 に 関 する 法 律 ( 昭 和 54 年 法 律 第 49 号 以 下 法 という ) 第 76 条 第 1 項 に 規 定 する 登 録 建 築 物 調 査 機 関 として 行 う 調 査 ( 以 下 建 築 物 調 査 という )の 業 務 に 関 し 甲 がなした 建 築 物 調 査 に 係 る 申 請 を 乙 が 引 受 け 乙 が 定 める この 建 築 物 調 査 業 務 約 款 ( 以 下 業 務 約 款 という ) 及 び 株 式 会 社 都 市 居 住 評 価 センター 建 築 物 調 査 業 務 規 程 ( 以 下 規 程 という ) 及 び 建 築 物 調 査 料 金 規 程 ( 以 下 料 金 規 程 という )に 定 められた 事 項 を 内 容 とする 契 約 ( 以 下 この 契 約 という )について 必 要 な 事 項 を 定 め 2 この 契 約 は 甲 の 乙 に 対 する 建 築 物 調 査 申 請 書 の 提 出 後 乙 が 甲 に 建 築 物 調 査 引 受 承 諾 書 を 発 行 した 日 をもって 締 結 がなされたものとす 3 乙 は 法 第 76 条 第 2 項 に 規 定 する 建 築 物 調 査 を 善 良 なる 管 理 者 の 注 意 義 務 をもって 建 築 物 調 査 申 請 書 に 定 められた 建 築 物 の 維 持 保 全 の 状 況 について 建 築 物 調 査 の 業 務 を 行 い 甲 に 対 し 適 合 書 を 次 条 に 規 定 する 日 ( 以 下 業 務 期 日 という )までに 交 付 し なければならない 4 乙 は 甲 から 調 査 の 結 果 及 び 方 法 について 説 明 を 求 められたときは 速 やかにこれに 応 じなければならない 5 甲 は 料 金 規 程 に 基 づき 算 定 され 建 築 物 調 査 引 受 承 諾 書 に 定 められた 額 の 建 築 物 調 査 料 金 ( 以 下 料 金 という )を 第 4 条 に 規 定 する 日 ( 以 下 支 払 期 日 という )ま でに 支 払 わなければならない 6 この 契 約 における 期 間 の 定 めについては 民 法 ( 明 治 29 年 法 律 第 89 号 )の 定 めると ころによ ( 業 務 期 日 ) 第 2 条 乙 の 業 務 期 日 は 前 条 第 2 項 に 規 定 する 建 築 物 調 査 引 受 承 諾 書 特 記 事 項 に 記 載 さ れた 適 合 書 交 付 予 定 年 月 日 の 日 とす 2 規 程 第 11 条 第 2 項 の 規 定 により 乙 が 甲 に 建 築 物 調 査 提 出 図 書 の 補 正 を 求 めた 場 合 は この 対 応 にかかった 期 間 の 日 数 分 を 第 1 項 の 適 合 書 交 付 予 定 年 月 日 に 加 算 延 期 す 3 乙 は 甲 に 規 程 第 21 条 第 2 項 に 規 定 する 建 築 物 調 査 を 行 った 建 築 物 の 省 エネルギー 措 置 の 維 持 保 全 の 状 況 が 法 第 73 条 第 1 項 に 規 定 する 判 断 の 基 準 となるべき 事 項 に 適 合 する と 認 められず 適 合 書 を 交 付 できない 旨 の 通 知 書 を 第 1 項 の 日 までに 通 知 するものとす 1/5
4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は 甲 に 対 して その 理 由 を 明 示 のうえ 必 要 と 認 められる 日 数 分 業 務 期 日 の 延 期 を 請 求 することができ 5 前 項 の 場 合 乙 が 業 務 期 日 を 延 期 したことによって 甲 に 生 じた 損 害 については 乙 は その 賠 償 の 責 に 任 じないものとす ( 支 払 期 日 ) 第 3 条 料 金 の 支 払 期 日 は 建 築 物 調 査 引 受 けの 日 から 調 査 実 施 日 前 日 までを 経 過 する 日 とす 2 乙 は 甲 が 前 項 の 期 日 までに 料 金 を 支 払 わない 時 は 甲 に 対 し 料 金 額 に 年 14.6%の 割 合 ( 年 当 たりの 割 合 は 閏 年 の 日 を 含 む 期 間 についても 365 日 の 割 合 とす)を 乗 じ て 計 算 した 額 を 遅 延 損 害 金 として 請 求 することができ ( 支 払 方 法 ) 第 4 条 甲 は 請 求 書 に 記 載 された 料 金 を 前 条 第 1 項 の 支 払 期 日 までに 乙 の 指 定 する 銀 行 口 座 に 振 込 の 方 法 等 で 納 入 ( 振 込 手 数 料 は 甲 の 負 担 とす)するものとすただ し 緊 急 を 要 する 場 合 または 甲 乙 協 議 の 上 別 の 収 納 方 法 によることができ ( 甲 の 協 力 義 務 ) 第 5 条 甲 は この 契 約 に 定 めのある 場 合 又 は 乙 の 請 求 があるときは 乙 の 建 築 物 調 査 業 務 の 遂 行 に 必 要 な 範 囲 内 において 建 築 物 調 査 提 出 図 書 等 について 説 明 を 求 められた ときは 必 要 な 情 報 を 遅 滞 なく かつ 正 確 に 乙 に 提 供 しなければならない 2 乙 が 建 築 物 調 査 の 業 務 実 施 にあたって 対 象 となる 建 築 物 及 びその 敷 地 に 立 入 り 業 務 上 必 要 な 調 査 を 行 うことができるよう 協 力 しなければならない ( 甲 の 解 除 権 ) 第 6 条 甲 は 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは その 理 由 を 明 示 のうえ 乙 に 書 面 をもっ て 通 知 してこの 契 約 を 解 除 することができ (1) 乙 がその 責 に 帰 すべき 事 由 により 第 3 条 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 交 付 をしないとき 又 はその 見 込 みがない 場 合 (2) 乙 がその 責 に 帰 すべき 事 由 によりこの 契 約 に 違 反 し 甲 が 相 当 期 間 を 定 めて 催 告 しても その 違 反 が 是 正 されないとき (3) 前 各 号 のほか 乙 の 責 に 帰 すべき 事 由 により この 契 約 を 維 持 することが 相 当 でないと 認 められるとき 2/5
2 前 項 に 規 定 する 場 合 のほか 甲 は 乙 が 第 1 条 第 3 項 の 交 付 をするまでの 間 いつで も 乙 に 書 面 をもって 建 築 物 調 査 の 申 請 を 取 り 下 げる 旨 の 通 知 をすることでこの 契 約 を 解 除 することができ 3 第 1 項 の 契 約 解 除 の 場 合 甲 は 料 金 が 既 に 支 払 われているときはこれの 返 還 を 乙 に 請 求 することができ 4 第 1 項 の 契 約 解 除 の 場 合 前 項 に 定 めるほか 甲 は 損 害 を 受 けているときは その 賠 償 を 乙 に 請 求 することができ 5 第 2 項 の 契 約 解 除 の 場 合 乙 は 料 金 が 既 に 支 払 われているときはこれを 甲 に 返 還 せず また 当 該 料 金 が 未 だ 支 払 われていないときはこれの 支 払 を 甲 に 請 求 することができ 6 前 項 各 号 の 一 に 該 当 するときは 第 9 条 第 2 項 の 契 約 解 除 があったものとし 同 条 第 5 項 及 び 第 6 項 を 適 用 す ( 乙 の 解 除 権 ) 第 7 条 乙 は 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは 甲 に 書 面 をもって 通 知 して この 契 約 を 解 除 することができ (1) 甲 が 正 当 な 理 由 なく 第 3 条 に 定 める 料 金 を 定 める 支 払 期 日 までに 支 払 わないと き (2) 甲 が この 契 約 に 違 反 したことにつき 乙 が 相 当 期 間 を 定 めて 催 告 してもなお 是 正 されないとき 2 前 項 の 契 約 解 除 の 場 合 乙 は 料 金 が 既 に 支 払 われているときは これを 甲 に 返 還 せ ず また 当 該 料 金 が 未 だ 支 払 われていないときは 甲 に 対 して 支 払 請 求 をすること ができまた 乙 は その 契 約 解 除 によって 甲 に 生 じた 損 害 については その 賠 償 の 責 めに 任 じないものとす 3 第 1 項 の 契 約 解 除 の 場 合 前 項 に 定 めるほか 乙 は 損 害 を 受 けているときは その 賠 償 を 甲 に 請 求 することができ ( 乙 の 債 務 不 履 行 責 任 ) 第 8 条 甲 は 乙 がこの 契 約 に 違 反 した 場 合 において その 効 果 がこの 契 約 に 定 められて いるもののほか 甲 に 損 害 が 生 じたときは 乙 に 対 し その 賠 償 を 請 求 することができ ただし 乙 がその 責 に 帰 すことができない 事 由 によることを 証 明 するときは この 限 り ではない ( 甲 の 債 務 不 履 行 責 任 ) 第 9 条 乙 は 甲 がこの 契 約 に 違 反 した 場 合 において その 効 果 がこの 契 約 に 定 められて 3/5
いるもののほか 乙 に 損 害 が 生 じたときは 甲 に 対 し その 賠 償 を 請 求 することができ ただし 甲 がその 責 に 帰 すことができない 事 由 によることを 証 明 したときは この 限 りではない ( 調 査 の 結 果 に 対 する 乙 の 責 任 ) 第 10 条 甲 は 第 8 条 の 定 めに 係 わらず 第 1 条 第 3 項 の 交 付 を 受 けた 後 において 建 築 物 調 査 の 判 断 に 誤 りが 発 見 されたときは 乙 に 対 して 再 調 査 の 実 施 及 び 損 害 賠 償 を 請 求 す ることができ ただし その 誤 りが 次 の 各 号 の 一 に 該 当 することに 基 づくものであることを 乙 が 証 明 した ときは この 限 りでない (1) 甲 の 責 に 帰 すべき 事 由 (2) 業 務 を 行 った 時 点 の 技 術 水 準 からして 予 見 が 困 難 であったこと (3) 前 各 号 のほか 乙 の 責 に 帰 することができない 事 由 2 前 項 の 請 求 は 第 1 条 第 3 項 の 交 付 の 日 から 1 年 以 内 に 行 わなければならない 3 甲 は 第 1 条 第 3 項 の 交 付 の 際 に 調 査 結 果 の 判 断 に 誤 りがあることを 知 ったときは 第 1 項 の 規 定 にかかわらず その 旨 を 第 1 条 第 3 項 の 交 付 の 日 から 6ヶ 月 以 内 に 乙 に 通 知 しなければ 再 調 査 の 実 施 及 び 損 害 賠 償 を 請 求 することはできない ただし 乙 がその 誤 りがあることを 知 っていたときは この 限 りではない 4 第 1 項 の 請 求 額 の 上 限 は 料 金 の 10 倍 の 額 までとす 5 乙 は 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは 責 任 を 負 わない (1) 当 該 契 約 が 建 築 物 調 査 の 対 象 となる 建 築 物 が 建 築 基 準 法 その 他 の 法 令 に 適 合 するか 否 かについて 保 証 するものではないこと (2) 当 該 契 約 が 建 築 物 調 査 の 対 象 となる 建 築 物 におけるエネルギーの 効 果 的 な 利 用 のた めの 性 能 について 保 証 するものではないこと (3) 建 築 物 調 査 提 出 図 書 に 虚 偽 があること その 他 の 当 機 関 に 帰 することのできない 事 由 により 適 切 な 建 築 物 調 査 を 行 うことができなかった 場 合 においての 建 築 物 調 査 の 結 果 について ( 秘 密 保 持 ) 第 11 条 乙 は この 契 約 に 定 める 業 務 に 関 して 知 り 得 た 秘 密 及 び 個 人 情 報 を 漏 らし 又 は 盗 用 してはならない また この 契 約 の 終 了 後 においても 同 様 とす ( 別 途 協 議 ) 第 12 条 この 契 約 に 定 めのない 事 項 及 びこの 契 約 の 解 釈 につき 疑 義 を 生 じた 事 項 について は 甲 乙 信 義 誠 実 の 原 則 に 則 り 協 議 の 上 定 めるものとす 4/5
( 準 拠 法 と 紛 争 の 解 決 ) 第 13 条 この 契 約 は 日 本 国 法 に 準 拠 するものとす 2 この 契 約 に 関 する 一 切 の 紛 争 に 関 しては 東 京 地 方 裁 判 所 を 専 属 的 合 意 管 轄 裁 判 所 と す ( 附 則 ) この 約 款 は 平 成 27 年 6 月 2 3 日 から 施 行 す 平 成 21 年 6 月 18 日 制 定 平 成 27 年 6 月 23 日 改 定 5/5