第 5 章 税 法 その 他 の 分 野
1. 不 動 産 取 得 税 (H24-24) 不 動 産 取 得 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 となるべき 額 が 土 地 の 取 得 にあっては 10 万 円 家 屋 の 取 得 のうち 建 築 に 係 るものにあっては1 戸 につき 23 万 円 その 他 のものにあっては 1 戸 につ き 12 万 円 に 満 たない 場 合 においては 不 動 産 取 得 税 が 課 されない (2) 平 成 24 年 4 月 に 取 得 した 床 面 積 250 平 方 メートルである 新 築 住 宅 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 の 算 定 については 当 該 新 築 住 宅 の 価 格 から 1,200 万 円 が 控 除 される (3) 宅 地 の 取 得 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 は 当 該 取 得 が 平 成 27 年 3 月 31 日 までに 行 われた 場 合 当 該 宅 地 の 価 格 の 4 分 の1の 額 とされる (4) 家 屋 が 新 築 された 日 から 2 年 を 経 過 して なお 当 該 家 屋 について 最 初 の 使 用 又 は 譲 渡 が 行 われない 場 合 においては 当 該 家 屋 が 新 築 された 日 から 2 年 を 経 過 した 日 において 家 屋 の 取 得 がなされたものとみなし 当 該 家 屋 の 所 有 者 を 取 得 者 とみなして これに 対 して 不 動 産 取 得 税 を 課 する (1) 正 しいです 免 税 点 に 関 する 論 点 です 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 となるべき 額 が 土 地 の 取 得 にあっては 10 万 円 家 屋 の 取 得 のうち 建 築 に 係 るものにあっては1 戸 につき 23 万 円 その 他 のものにあっては 1 戸 につき 12 万 円 に 満 たない 場 合 には 免 税 されます (テキストp667 Q9 参 照 ) (2) 誤 りです 課 税 標 準 の 特 別 控 除 に 関 する 論 点 です 新 築 住 宅 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 の 算 定 については 床 面 積 240 平 方 メート 以 下 でなければ 適 用 されません (テキス トp665 Q7 参 照 ) (3) 誤 りです 課 税 標 準 の 特 別 控 除 に 関 する 論 点 です 宅 地 の 取 得 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 は 当 該 取 得 が 平 成 27 年 3 月 31 日 までに 行 われた 場 合 当 該 宅 地 の 価 格 の 2 分 の 1の 額 とされます (テキストp664 Q6 参 照 ) (4) 誤 りです 納 税 義 務 者 に 関 する 論 点 です 家 屋 が 新 築 された 日 から 6 月 を 経 過 して なお 当 該 家 屋 について 最 初 の 使 用 又 は 譲 渡 が 行 われない 場 合 においては 当 該 家 屋 が 新 築 された 日 から 6 月 を 経 過 した 日 において 家 屋 の 取 得 がなされたものとみなし 当 該 家 屋 の 所 有 者 を 取 得 者 とみなして これに 対 して 不 動 産 取 得 税 を 課 します (テキストp664 Q5 参 照 ) 正 解 (1)
1. 不 動 産 取 得 税 (H22-24) 不 動 産 取 得 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 生 計 を 一 にする 親 族 から 不 動 産 を 取 得 した 場 合 不 動 産 取 得 税 は 課 されない (2) 交 換 により 不 動 産 を 取 得 した 場 合 不 動 産 取 得 税 は 課 されない (3) 法 人 が 合 併 により 不 動 産 を 取 得 した 場 合 不 動 産 取 得 税 は 課 されない (4) 販 売 用 に 中 古 住 宅 を 取 得 した 場 合 不 動 産 取 得 税 は 課 されない (1) 誤 りです 不 動 産 取 得 税 の 課 税 に 関 する 論 点 です 親 族 から 不 動 産 を 取 得 した 場 合 不 動 産 所 得 税 が 課 されます (テキスト p662 Q1 参 照 ) (2) 誤 りです 不 動 産 取 得 税 の 課 税 に 関 する 論 点 です 交 換 により 不 動 産 を 取 得 しても 不 動 産 所 得 税 は 課 されます (テキスト p662 Q2 参 照 ) (3) 正 しいです 不 動 産 取 得 税 の 課 税 に 関 する 論 点 です 法 人 が 合 併 により 不 動 産 を 取 得 した 場 合 不 動 産 取 得 税 は 課 されません (テキスト p662 Q2 参 照 ) (4) 誤 りです 不 動 産 取 得 税 の 課 税 に 関 する 論 点 です 販 売 用 に 中 古 住 宅 を 取 得 した 場 合 であっても 非 課 税 とはされません (テキスト p663 Q3 参 照 ) 正 解 (3)
1. 不 動 産 取 得 税 (H19-28) 不 動 産 取 得 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 平 成 19 年 4 月 に 土 地 を 取 得 した 場 合 に 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 となるべき 額 が 30 万 円 に 満 たないときには 不 動 産 取 得 税 は 課 税 されない (2) 平 成 10 年 4 月 に 建 築 された 床 面 積 200 m2の 中 古 住 宅 を 法 人 が 取 得 した 場 合 の 当 該 取 得 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 の 算 定 については 当 該 住 宅 の 価 格 から 1,200 万 円 が 控 除 される (3) 平 成 19 年 4 月 に 商 業 ビルの 敷 地 を 取 得 した 場 合 の 不 動 産 取 得 税 の 標 準 税 率 は 100 分 の 3 である (4) 不 動 産 取 得 税 は 不 動 産 の 取 得 に 対 して 課 される 税 であるので 相 続 により 不 動 産 を 取 得 した 場 合 にも 課 税 される (1) 誤 りです 不 動 産 取 得 税 の 免 税 に 関 する 論 点 です 土 地 を 取 得 した 場 合 に 免 税 となる のは 10 万 円 未 満 です( 地 方 税 法 73 条 の 15 の 2 第 1 号 ) (テキスト p667 Q9 参 照 ) (2) 誤 りです 不 動 産 取 得 税 の 住 宅 取 得 時 の 課 税 標 準 金 額 の 軽 減 措 置 に 関 する 論 点 です 法 人 が 新 築 住 宅 を 取 得 した 場 合 は 一 戸 につき 1,200 万 円 を 課 税 標 準 額 から 控 除 する 特 例 措 置 がありますが( 地 方 税 法 73 条 の 14 第 1 項 ) 法 人 が 既 存 住 宅 を 取 得 した 場 合 にはこの 特 例 は 適 用 されません( 地 方 税 法 73 条 の 14 第 3 項 ) (テキスト p665 Q7 参 照 ) (3) 正 しいです 不 動 産 取 得 税 の 税 率 に 関 する 論 点 です 土 地 取 得 の 不 動 産 取 得 税 の 税 率 は 3%です( 地 方 税 法 73 条 の 15, 附 則 11 条 の 2 第 1 項 ) 不 動 産 取 得 税 の 標 準 税 率 は 本 則 では 4%ですが( 地 方 税 法 73 条 の 15) 土 地 と 住 宅 については 平 成 18 年 4 月 1 日 ~ 平 成 24 年 3 月 31 日 の 間 は 特 例 で 3%に 引 き 下 げられています( 住 宅 以 外 の 家 屋 の 取 得 の 税 率 は 平 成 20 年 4 月 以 降 は 4%) (テキストp664 Q6 参 照 ) (4) 誤 りです 不 動 産 取 得 税 の 非 課 税 対 象 に 関 する 論 点 です 不 動 産 取 得 税 は 相 続 包 括 遺 贈 相 続 人 への 特 定 遺 贈 による 不 動 産 の 取 得 には 課 税 されません( 地 方 税 法 73 条 の 7 第 1 号 ) (テキスト p663 Q3 参 照 ) 正 解 (3)
1. 不 動 産 取 得 税 (H18-28) 不 動 産 取 得 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 平 成 21 年 4 月 に 住 宅 以 外 の 家 屋 を 取 得 した 場 合 不 動 産 取 得 税 の 標 準 税 率 は 100 分 の 4 である (2) 平 成 21 年 4 月 に 宅 地 を 取 得 した 場 合 当 該 取 得 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 は 当 該 宅 地 の 価 格 の 2 分 の 1 の 額 とされる (3) 不 動 産 取 得 税 は 不 動 産 の 取 得 に 対 して 当 該 不 動 産 の 所 在 する 都 道 府 県 が 課 する 税 であるが その 徴 収 は 特 別 徴 収 の 方 法 がとられている (4) 平 成 21 年 4 月 に 床 面 積 250 m2である 新 築 住 宅 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 の 算 定 については 当 該 新 築 住 宅 の 価 格 から 1,200 万 円 が 控 除 される (1) 誤 りです 不 動 産 取 得 税 の 税 率 に 関 する 論 点 です 不 動 産 取 得 税 は 平 成 24 年 3 月 31 日 までの 間 特 例 措 置 として 税 率 は 3%です (テキスト p664 Q6 参 照 ) (2) 正 しいです 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 金 額 に 関 する 特 例 措 置 に 関 する 論 点 です 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 宅 地 などを 取 得 した 場 合 不 動 産 の 課 税 標 準 は 当 該 土 地 の 価 格 の 2 分 の 1 になります( 地 方 税 法 附 則 11 条 の 5 第 1 項 ) (テキスト p664 Q6 参 照 ) (3) 誤 りです 不 動 産 取 得 税 の 納 付 方 法 に 関 する 論 点 です 不 動 産 取 得 税 は 当 該 不 動 産 の 所 在 する 都 道 府 県 が 課 税 主 体 です 徴 収 方 法 は 普 通 徴 収 ( 納 税 通 知 書 が 納 税 義 務 者 に 送 付 される 方 法 )です (テキスト p667 Q10 参 照 ) (4) 誤 りです 不 動 産 取 得 税 の 住 宅 取 得 時 の 課 税 標 準 金 額 の 軽 減 措 置 に 関 する 論 点 です 新 築 の 特 例 適 用 住 宅 を 取 得 した 場 合 ( 面 積 要 件 50~240 m2 戸 建 以 外 の 貸 家 住 宅 は 40~240 m2)には 一 戸 につき 1,200 万 円 を 課 税 標 準 額 から 控 除 する 特 例 措 置 があります 本 肢 の 場 合 床 面 積 が 250 m2なので この 特 例 は 適 用 されません (テキストp665 Q7 参 照 ) 正 解 (2)
2. 固 定 資 産 税 (H23-24) 固 定 資 産 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 固 定 資 産 税 の 納 税 者 は 減 免 申 請 に 対 する 不 許 可 処 分 の 不 服 申 立 てに 対 して 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 が 行 った 却 下 決 定 に 不 服 があるときは その 取 消 しの 訴 えを 提 起 することが できる (2) 市 町 村 長 は 不 動 産 鑑 定 士 又 は 不 動 産 鑑 定 士 補 に 当 該 市 町 村 所 在 の 固 定 資 産 の 状 況 を 毎 年 少 なくとも 一 回 実 施 に 調 査 させなければならない (3) 家 屋 について 賃 借 権 を 有 する 者 は 固 定 資 産 課 税 台 帳 のうち 当 該 権 利 の 目 的 である 家 屋 の 敷 地 である 土 地 について 記 載 された 部 分 を 閲 覧 することができる (4) 市 町 村 は 独 立 行 政 法 人 に 対 しては 固 定 資 産 税 を 課 することができない (1) 誤 りです 固 定 資 産 評 価 に 対 する 不 服 申 立 に 関 する 論 点 です 固 定 資 産 評 価 基 準 に 不 服 があるときは 納 税 通 知 を 受 けた 日 から 60 日 以 内 に 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 に 対 して 不 服 申 立 ができます これを 却 下 されたものについて 取 消 訴 訟 を 提 起 することはできません (2) 誤 りです 固 定 資 産 実 地 調 査 に 関 する 論 点 です 市 町 村 長 は 固 定 資 産 評 価 員 又 は 固 定 資 産 評 価 補 助 員 に 当 該 市 町 村 所 在 の 固 定 資 産 の 状 況 を 毎 年 少 なくとも 一 回 実 施 に 調 査 さ せなければなりません (3) 正 しいです 固 定 資 産 課 税 台 帳 の 閲 覧 に 関 する 論 点 です 家 屋 について 賃 借 権 を 有 す る 者 は 固 定 資 産 課 税 台 帳 のうち 当 該 権 利 の 目 的 である 家 屋 の 敷 地 である 土 地 について 記 載 された 部 分 を 閲 覧 することができます (4) 誤 りです 固 定 資 産 税 の 納 税 義 務 者 に 関 する 論 点 です 固 定 資 産 税 の 納 税 義 務 者 は 毎 年 1 月 1 日 の 各 市 町 村 の 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 された 個 人 又 は 法 人 です 法 人 の 中 に 独 立 行 政 法 人 も 含 まれます (テキストp668 Q3 参 照 ) 正 解 (3)
2. 固 定 資 産 税 (H20-28) 固 定 資 産 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 固 定 資 産 の 所 有 者 の 所 在 が 震 災 風 水 害 火 災 等 によって 不 明 である 場 合 には その 使 用 者 を 所 有 者 とみなして 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 し その 者 に 固 定 資 産 税 を 課 することが できる (2) 市 町 村 長 は 一 筆 ごとの 土 地 に 対 して 課 する 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 となるべき 額 が 財 政 上 その 他 特 別 の 必 要 があるとして 市 町 村 の 条 例 で 定 める 場 合 を 除 き 30 万 円 に 満 たな い 場 合 には 固 定 資 産 税 を 課 することができない (3) 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 は 原 則 として 固 定 資 産 の 価 格 であるが この 価 格 とは 適 正 な 時 価 をいうものとされており 固 定 資 産 の 価 格 の 具 体 的 な 求 め 方 については 都 道 府 県 知 事 が 告 示 した 固 定 資 産 評 価 基 準 に 定 められている (4) 市 町 村 長 は 毎 年 3 月 31 日 までに 固 定 資 産 課 税 台 帳 を 作 成 し 毎 年 4 月 1 日 から 4 月 20 日 又 は 当 該 年 度 の 最 初 の 納 期 限 の 日 のいずれか 遅 い 日 以 後 の 日 までの 間 納 税 義 務 者 の 縦 覧 に 供 しなければならない (1) 正 しいです 固 定 資 産 税 の 納 税 義 務 者 に 関 する 論 点 です 市 町 村 は 固 定 資 産 の 所 有 者 の 所 在 が 震 災 風 水 害 火 災 その 他 の 事 由 によって 不 明 である 場 合 その 使 用 者 を 所 有 者 とみなして 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 し その 者 に 固 定 資 産 税 を 課 することができます( 地 方 税 法 343 条 4 項 ) (テキスト p668 Q3 参 照 ) (2) 誤 りです 固 定 資 産 税 の 免 税 に 関 する 論 点 です 市 町 村 は 同 一 の 者 について 当 該 市 町 村 の 区 域 内 においてその 者 の 所 有 する 土 地 のすべてに 対 して 課 する 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 となるべき 額 が 土 地 では 30 万 円 未 満 の 場 合 は 原 則 として 固 定 資 産 税 を 課 するこ とができません( 地 方 税 法 351 条 ) 一 筆 ごとの 土 地 についての 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 とな るべき 額 が 30 万 円 未 満 のときに 固 定 資 産 税 を 課 することができないのではありません (テキスト p671 Q7 参 照 ) (3) 誤 りです 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 金 額 に 関 する 論 点 です 固 定 資 産 の 評 価 の 基 準 並 び に 評 価 の 実 施 の 方 法 及 び 手 続 を 定 める 固 定 資 産 評 価 基 準 は 総 務 大 臣 が 定 めて 告 示 します 固 定 資 産 評 価 基 準 には その 細 目 に 関 する 事 項 について 道 府 県 知 事 が 定 めなければならな い 旨 を 定 めることができます( 地 方 税 法 388 条 1 項 ) 市 町 村 長 は この 固 定 資 産 評 価 基 準 によって 固 定 資 産 の 価 格 を 決 定 しなければなりません( 地 方 税 法 403 条 1 項 ) (テキスト p669 Q4 参 照 ) (4) 誤 りです 固 定 資 産 税 の 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 関 する 論 点 です 固 定 資 産 課 税 台 帳 の 閲 覧 期 間 については 特 に 制 限 はなく 一 年 中 いつでも 閲 覧 できます 市 町 村 長 は 納 税 義 務 者 その 他 の 政 令 で 定 める 者 の 求 めに 応 じ 固 定 資 産 課 税 台 帳 のうち これらの 者 に 係 る 固 定 資 産 として 政 令 で 定 めるものに 関 する 事 項 が 記 載 されている 部 分 又 はその 写 しをこれらの 者 の 閲 覧 に 供 しなければなりません( 地 方 税 法 382 条 の 2) (テキスト p669 Q4 参 照 ) 正 解 (1)
3. 所 得 税 法 (H24-23) 平 成 24 年 中 に 個 人 が 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 における 譲 渡 所 得 の 課 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 平 成 24 年 1 月 1 日 において 所 有 期 間 が 10 年 以 下 の 居 住 用 財 産 については 居 住 用 財 産 の 譲 渡 所 得 の 3,000 万 円 特 別 控 除 ( 租 税 特 別 措 置 法 第 35 条 第 1 項 )を 適 用 することがで きない (2) 平 成 24 年 1 月 1 日 において 所 有 期 間 が 10 年 を 超 える 居 住 用 財 産 について 収 用 交 換 等 の 場 合 の 譲 渡 所 得 等 の 5,000 万 円 特 別 控 除 ( 租 税 特 別 措 置 法 第 33 条 の4 第 1 項 )の 適 用 を 受 ける 場 合 であっても 特 別 控 除 後 の 譲 渡 益 について 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 の 軽 減 税 率 の 特 例 ( 同 法 第 31 条 の3 第 1 項 )を 適 用 することができる (3) 平 成 24 年 1 月 1 日 において 所 有 期 間 が 10 年 を 超 える 居 住 用 財 産 について その 譲 渡 した 時 にその 居 住 用 財 産 を 自 己 の 居 住 の 用 に 供 していなければ 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 の 軽 減 税 率 の 特 例 を 適 用 することができない (4) 平 成 24 年 1 月 1 日 において 所 有 期 間 が 10 年 を 超 える 居 住 用 財 産 について その 者 と 生 計 を 一 にしていない 孫 に 譲 渡 した 場 合 には 居 住 用 財 産 の 譲 渡 所 得 の 3,000 万 円 特 別 控 除 を 適 用 することができる (1) 誤 りです 課 税 標 準 の 特 別 控 除 に 関 する 論 点 です 所 有 期 間 が 10 年 以 下 の 居 住 用 財 産 についても 居 住 用 財 産 の 譲 渡 所 得 の 3,000 万 円 特 別 控 除 は 適 用 されます (テキストp 674 Q5 参 照 ) (2) 正 しいです 課 税 標 準 の 特 別 控 除 に 関 する 論 点 です 所 有 期 間 が 10 年 を 超 える 居 住 用 財 産 について 収 用 交 換 等 の 場 合 の 譲 渡 所 得 等 の 5,000 万 円 特 別 控 除 の 適 用 が 受 けられま す そして 当 該 特 別 控 除 後 の 譲 渡 益 について 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 の 軽 減 税 率 の 特 例 を 適 用 することができます (テキストp674 Q5 p675 Q6 参 照 ) (3) 誤 りです 軽 減 税 率 に 関 する 論 点 です 軽 減 税 率 の 適 用 に 当 たっては その 譲 渡 した 時 にその 居 住 用 財 産 を 自 己 の 居 住 の 用 に 供 していなくても 居 住 の 用 に 供 されなくなった 日 から 3 年 間 は 適 用 されます (テキストp675 Q6 参 照 ) (4) 誤 りです 課 税 標 準 の 特 別 控 除 に 関 する 論 点 です 居 住 用 財 産 の 課 税 標 準 の 特 別 控 除 は 譲 渡 者 の 配 偶 者 直 系 血 族 そして 生 計 を 一 にする 親 族 が 対 象 となります (テキスト p674 Q5 参 照 ) 正 解 (2)
3. 所 得 税 法 (H20-26) 所 得 税 法 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 譲 渡 所 得 の 長 期 短 期 の 区 分 について 総 合 課 税 とされる 譲 渡 所 得 の 基 因 となる 機 械 の 譲 渡 は 譲 渡 のあった 年 の 1 月 1 日 において 所 有 期 間 が 5 年 を 超 えているか 否 かで 判 定 する (2) 譲 渡 所 得 の 金 額 の 計 算 上 資 産 の 譲 渡 に 係 る 総 収 入 金 額 から 控 除 する 資 産 の 取 得 費 に は その 資 産 の 取 得 時 に 支 出 した 購 入 代 金 や 購 入 手 数 料 等 の 金 額 は 含 まれるが その 資 産 の 取 得 後 に 支 出 した 設 備 費 改 良 費 の 額 は 含 まれない (3) 総 合 課 税 の 譲 渡 所 得 の 特 別 控 除 額 (50 万 円 )は 譲 渡 益 のうちまず 長 期 譲 渡 に 該 当 する 部 分 の 金 額 から 控 除 し なお 控 除 しきれない 特 別 控 除 額 がある 場 合 には 短 期 譲 渡 に 該 当 する 部 分 の 金 額 から 控 除 する (4) 個 人 に 対 して 譲 渡 所 得 の 基 因 となる 資 産 をその 譲 渡 の 時 における 価 額 の 2 分 の 1 に 満 たない 金 額 で 譲 渡 した 場 合 において その 譲 渡 により 生 じた 損 失 の 金 額 については 譲 渡 所 得 の 金 額 の 計 算 上 なかったものとみなされる (1) 誤 りです 所 得 税 の 種 類 に 関 する 論 点 です 土 地 建 物 等 ( 借 地 権 等 も 含 む)の 譲 渡 所 得 を 計 算 するときの 所 有 期 間 は 譲 渡 した 年 の 1 月 1 日 時 点 での 所 有 期 間 ですが 土 地 建 物 等 以 外 の 資 産 の 譲 渡 所 得 での 所 有 期 間 は 譲 渡 した 日 における 所 有 期 間 です( 所 得 税 法 33 条 3 項 ) また 土 地 建 物 等 以 外 の 資 産 の 譲 渡 の 場 合 資 産 の 取 得 の 日 以 後 5 年 以 内 であ るかどうかで 短 期 譲 渡 所 得 長 期 譲 渡 所 得 に 分 かれます 短 期 譲 渡 所 得 は 資 産 の 取 得 日 か ら 5 年 以 内 の 譲 渡 長 期 譲 渡 所 得 は 資 産 の 取 得 日 から 5 年 超 の 譲 渡 です (テキスト p673 Q4 参 照 ) (2) 誤 りです 所 得 税 の 控 除 に 関 する 論 点 です 譲 渡 所 得 の 金 額 の 計 算 上 控 除 する 資 産 の 取 得 費 は 別 段 の 定 めがあるものを 除 き 原 則 として その 資 産 の 取 得 に 要 した 金 額 ( 購 入 代 金 や 購 入 手 数 料 等 )だけでなく 資 産 の 取 得 後 に 支 出 した 設 備 費 改 良 費 の 額 も 含 まれ それらをすべて 合 計 した 額 です( 所 得 税 法 38 条 1 項 ) (テキスト p673 Q4 参 照 ) (3) 誤 りです 所 得 税 の 控 除 に 関 する 論 点 です 土 地 建 物 等 以 外 の 資 産 の 総 合 課 税 の 譲 渡 所 得 での 特 別 控 除 額 (50 万 円 ) は 譲 渡 益 のうちまず 短 期 譲 渡 に 該 当 する 部 分 の 金 額 から 控 除 し なお 控 除 しきれない 特 別 控 除 額 がある 場 合 には 長 期 譲 渡 に 該 当 する 部 分 の 金 額 か ら 控 除 します( 所 得 税 法 33 条 5 項 ) (テキスト p673 Q4 参 照 ) (4) 正 しいです 所 得 税 の 計 算 方 法 に 関 する 論 点 です 居 住 者 が 個 人 に 対 して 譲 渡 所 得 の 基 因 となる 資 産 をその 譲 渡 の 時 における 価 額 の 2 分 の 1 に 満 たない 金 額 で 譲 渡 した 場 合 に 当 該 対 価 の 額 が 当 該 資 産 の 譲 渡 に 係 る 譲 渡 所 得 の 金 額 の 計 算 上 控 除 する 必 要 経 費 取 得 費 譲 渡 に 要 した 費 用 の 額 の 合 計 額 に 満 たないときは その 不 足 額 (その 譲 渡 により 生 じた 損 失 の 金 額 )は その 譲 渡 所 得 の 金 額 の 計 算 上 なかったものとみなされます( 所 得 税 法 59 条 2 項, 所 得 税 法 施 行 令 169 条 ) (テキスト p673 Q4 参 照 ) 正 解 (4)
3. 所 得 税 法 (H19-26) 租 税 特 別 措 置 法 第 36 条 の 2 の 特 定 の 居 住 用 財 産 の 買 換 えの 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 譲 渡 資 産 とされる 家 屋 については その 譲 渡 に 係 る 対 価 の 額 が 5,000 万 円 以 下 であ ることが 適 用 要 件 とされている (2) 買 換 資 産 とされる 家 屋 については 譲 渡 資 産 の 譲 渡 をした 日 からその 譲 渡 をした 日 の 属 する 年 の 12 月 31 日 までに 取 得 をしたものであることが 適 用 要 件 とされている (3) 譲 渡 資 産 とされる 家 屋 については その 譲 渡 をした 日 の 属 する 年 の 1 月 1 日 におけ る 所 有 期 間 が 5 年 を 超 えるものであることが 適 用 要 件 とされている (4) 買 換 資 産 とされる 家 屋 については その 床 面 積 のうち 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 部 分 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 のものであることが 適 用 要 件 とされている (1) 誤 りです 買 換 特 例 の 要 件 に 関 する 論 点 です その 譲 渡 に 係 る 対 価 の 額 は 買 換 特 例 の 要 件 とされていません ( 租 税 特 別 措 置 法 36 条 の 2) (テキスト p677 Q7 参 照 ) (2) 誤 りです 買 換 特 例 の 要 件 に 関 する 論 点 です 買 換 資 産 は 譲 渡 資 産 の 譲 渡 年 の 前 年 譲 渡 年 譲 渡 年 の 翌 年 に 取 得 した 家 屋 であれば 買 換 え 特 例 が 適 用 されます( 租 税 特 別 措 置 法 36 条 の 2) (テキスト p677 Q7 参 照 ) (3) 誤 りです 買 換 特 例 の 要 件 に 関 する 論 点 です 譲 渡 資 産 とされる 家 屋 は 譲 渡 年 の 1 月 1 日 の 所 有 期 間 が 10 年 超 かつ 居 住 期 間 が 10 年 以 上 でなければなりません 所 有 期 間 5 年 超 とする 本 肢 は 誤 りです( 租 税 特 別 措 置 法 36 条 の 2) (テキスト p677 Q7 参 照 ) (4) 正 しいです 買 換 特 例 の 要 件 に 関 する 論 点 です 買 換 資 産 となる 家 屋 の 居 住 の 用 に 供 する 部 分 の 床 面 積 は 50 m2 以 上 です( 租 税 特 別 措 置 法 施 行 令 24 条 の 2 第 3 項 第 1 号 イ) ちなみに 土 地 については 500 m2 以 上 です (テキスト p677 Q7 参 照 ) 正 解 (4)
3. 所 得 税 法 (H19-27) 住 宅 取 得 等 資 金 の 贈 与 を 受 けた 場 合 の 相 続 時 精 算 課 税 の 特 例 ( 65 歳 未 満 の 親 からの 贈 与 についても 相 続 時 精 算 課 税 の 選 択 を 可 能 とする 措 置 及 び 住 宅 取 得 等 資 金 の 贈 与 に 限 り 相 続 時 精 算 課 税 の 特 別 控 除 (2,500 万 円 )に 加 え 1,000 万 円 の 住 宅 資 金 特 別 控 除 が 認 めら れる 措 置 )に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 自 己 の 配 偶 者 から 住 宅 用 の 家 屋 を 取 得 した 場 合 には この 特 例 の 適 用 を 受 けることは できない (2) 住 宅 用 の 家 屋 の 新 築 又 は 取 得 に 要 した 費 用 の 額 が 2,500 万 円 以 上 でなければ この 特 例 の 適 用 を 受 けることはできない (3) 床 面 積 の 3 分 の 1 を 店 舗 として 使 用 し 残 りの 部 分 は 資 金 の 贈 与 を 受 けた 者 の 住 宅 として 使 用 する 家 屋 を 新 築 した 場 合 には この 特 例 の 適 用 を 受 けることはできない (4) 住 宅 取 得 のための 資 金 の 贈 与 を 受 けた 年 の 12 月 31 日 までに 住 宅 用 の 家 屋 を 新 築 若 しくは 取 得 又 は 増 改 築 等 をしなければ この 特 例 の 適 用 を 受 けることはできない (1) 正 しいです 住 宅 資 金 特 別 控 除 に 関 する 論 点 です この 特 例 の 適 用 を 受 けるための 住 宅 取 得 等 資 金 とは 一 定 の 住 宅 用 家 屋 の 新 築 取 得 又 は 増 改 築 等 の 対 価 にあてるための 金 銭 をいいます 誰 からその 家 屋 を 取 得 したかということも 重 要 な 適 用 要 件 です そして この 特 例 を 受 けることができる 特 定 受 贈 者 は 住 宅 取 得 等 資 金 を 贈 与 した 者 の 直 系 卑 属 である 推 定 相 続 人 です 従 って 特 定 受 贈 者 となるには 父 母 祖 父 母 等 から 住 宅 用 家 屋 の 贈 与 を 受 けなければ 対 象 とはなりません 従 って 配 偶 者 から 贈 与 を 受 けても 特 別 控 除 の 対 象 にはな りません ( 租 税 特 別 措 置 法 70 条 の 3 第 3 項 第 5 号, 同 施 行 令 40 条 の 5 第 5 項 ) (2) 誤 りです 住 宅 資 金 特 別 控 除 に 関 する 論 点 です この 特 例 を 受 ける 住 宅 用 家 屋 の 新 築 取 得 では 肢 3 のように 住 居 部 分 の 床 面 積 割 合 などの 要 件 はありますが 価 額 要 件 はあ りません (3) 誤 りです 住 宅 資 金 特 別 控 除 に 関 する 論 点 です この 特 例 を 受 ける 住 宅 用 家 屋 は 新 築 新 築 住 宅 の 取 得 既 存 住 宅 の 取 得 ともに 次 の 要 件 を 満 たすものでなければなりません ( 租 税 特 別 措 置 法 70 条 の 3 第 3 項, 同 施 行 令 40 条 の 5 第 1 項, 第 2 項 ) それは 家 屋 の 床 面 積 の 2 分 の 1 以 上 に 相 当 する 部 分 が 専 ら 居 住 の 用 に 供 されるものであること そし て その 家 屋 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 であることです 従 って 本 肢 の 場 合 は 床 面 積 の 3 分 の 1 を 店 舗 残 りの 部 分 を 住 宅 として 使 用 する 家 屋 なので 住 居 部 分 は 2 分 の 1 以 上 あり ますから 特 例 を 受 けることができます (4) 誤 りです 住 宅 資 金 特 別 控 除 に 関 する 論 点 です この 特 例 の 適 用 を 受 けるには 贈 与 により 住 宅 取 得 等 資 金 の 取 得 をした 日 の 属 する 年 の 翌 年 3 月 15 日 までに 住 宅 用 の 家 屋 の 新 築 取 得 増 改 築 等 をしなければなりません( 租 税 特 別 措 置 法 70 条 の 3 第 1 項 ) 正 解 (1)
3. 所 得 税 法 (H18-26) 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 ( 以 下 この 問 において 住 宅 ローン 控 除 という )に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものはどれか (1) 平 成 21 年 中 に 居 住 用 家 屋 を 居 住 の 用 に 供 した 場 合 において その 前 年 において 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 の 適 用 を 受 けているときであっても 平 成 21 年 分 以 後 の 所 得 税 について 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けることがでる (2) 平 成 21 年 中 に 居 住 用 家 屋 を 居 住 の 用 に 供 した 場 合 において その 前 年 において 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 の 3,000 万 円 特 別 控 除 の 適 用 を 受 けているときであっても 平 成 21 年 分 以 後 の 所 得 税 について 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けることができる (3) 平 成 21 年 中 に 居 住 用 家 屋 の 敷 地 の 用 に 供 するための 土 地 を 取 得 し 居 住 用 家 屋 を 建 築 した 場 合 において 同 年 中 に 属 住 の 用 に 供 しなかったときは 平 成 21 年 分 の 所 得 税 から 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けることができない (4) 平 成 21 年 中 に 居 住 用 家 屋 を 居 住 の 用 に 供 した 場 合 において 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けようとする 者 のその 年 分 の 合 計 所 得 金 額 が 3,000 万 円 を 超 えるときは その 超 える 年 分 の 所 得 税 について 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けることはできない (1) 正 しいです 住 宅 ローン 控 除 に 関 する 論 点 です 住 宅 ローン 控 除 は 前 年 において 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 の 適 用 を 受 けていても 適 用 を 受 けられま す( 租 税 特 別 措 置 法 41 条 7 項 8 項, 41 条 の 5 第 7 項 ) (テキスト p678 Q8 参 照 ) (2) 誤 りです 住 宅 ローン 控 除 に 関 する 論 点 です 居 住 の 用 に 供 した 年 以 前 3 年 間 につ いて 所 有 期 間 10 年 超 の 居 住 用 財 産 の 譲 渡 についての 軽 減 税 率 3,000 万 円 特 別 控 除 特 定 の 居 住 用 財 産 の 買 換 え 交 換 の 特 例 などの 適 用 を 受 けているときは 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けることはできません( 租 税 特 別 措 置 法 35 条,41 条 7 項 ) 居 住 の 用 に 供 した 年 の 翌 年 又 は 翌 々 年 中 に ほかの 資 産 の 譲 渡 について 所 有 期 間 10 年 超 の 居 住 用 財 産 の 譲 渡 につ いての 軽 減 税 率 3,000 万 円 特 別 控 除 特 定 の 居 住 用 財 産 の 買 換 え 交 換 の 特 例 などの 適 用 を 受 けているときも 各 年 分 の 所 得 税 について 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けることはでき ません( 租 税 特 別 措 置 法 35 条, 41 条 8 項 ) (テキスト p678 Q8 参 照 ) (3) 正 しいです 住 宅 ローン 控 除 に 関 する 論 点 です 住 宅 ローン 控 除 は 新 築 住 宅 では 新 築 して 6 か 月 以 内 ( 取 得 後 6 か 月 以 内 増 改 築 では 増 改 築 後 6 か 月 以 内 )に 居 住 の 用 に 供 したときに 適 用 されます( 租 税 特 別 措 置 法 41 条 1 項 ) 本 肢 の 場 合 平 成 21 年 中 に 新 築 し ていますが 平 成 21 年 には 居 住 の 用 に 供 しなかったので( 新 築 後 6 か 月 以 内 に 居 住 の 用 に 供 しなかったことが 確 定 しています) 平 成 21 年 分 の 所 得 税 から 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けることはできません (テキスト p678 Q8 参 照 ) (4) 正 しいです 住 宅 ローン 控 除 に 関 する 論 点 です 合 計 所 得 金 額 が 3,000 万 円 を 超 え る 年 の 分 の 所 得 税 については 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けることはできません( 租 税 特 別 措 置 法 41 条 1 項 ) (テキスト p678 Q8 参 照 ) 正 解 (2)
4. 印 紙 税 (H23-23) 印 紙 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 当 初 作 成 した 土 地 の 賃 貸 借 契 約 書 において 記 載 がされていなかった 契 約 期 間 を 補 充 するために 契 約 期 間 は 10 年 とする 旨 が 記 載 された 覚 書 を 作 成 したが 当 該 覚 書 にも 印 紙 税 が 課 される (2) 本 契 約 書 を 後 日 作 成 することを 文 書 上 で 明 らかにした 土 地 を 8,000 万 円 で 譲 渡 す ることを 証 した 仮 契 約 書 には 印 紙 税 は 課 されない (3) 甲 土 地 を 6,000 万 円 乙 建 物 を 3,500 万 円 丙 建 物 を 1,500 万 円 で 譲 渡 する 旨 を 記 載 した 契 約 書 を 作 成 した 場 合 印 紙 税 の 課 税 標 準 となる 当 該 契 約 書 の 記 載 金 額 は 6,000 万 円 である (4) A の 所 有 する 土 地 ( 価 額 7,000 万 円 )と B の 所 有 する 土 地 ( 価 額 1 億 円 )とを 交 換 し A は B に 差 額 3,000 万 円 支 払 う 旨 を 記 載 した 土 地 交 換 契 約 書 を 作 成 した 場 合 印 紙 税 の 課 税 標 準 となる 当 該 契 約 書 の 記 載 金 額 は 3,000 万 円 である (1) 正 しいです 印 紙 税 の 課 税 客 体 に 関 する 論 点 です 土 地 の 賃 貸 借 契 約 書 は 印 紙 税 の 課 税 客 体 です その 内 容 を 補 充 する 覚 書 も 当 該 契 約 書 の 一 部 とみなされ 課 税 されます (テキストp679 Q2 参 照 ) (2) 誤 りです 印 紙 税 の 課 税 客 体 に 関 する 論 点 です 正 式 な 契 約 書 を 作 成 する 場 合 に そ の 前 提 として 一 時 的 に 作 成 する 仮 契 約 書 も 課 税 事 項 を 証 明 する 目 的 で 作 成 されたものであ れば 印 紙 税 の 課 税 客 体 です (テキストp679 Q2 参 照 ) (3) 誤 りです 印 紙 税 の 課 税 標 準 に 関 する 論 点 です 売 買 契 約 書 の 印 紙 税 の 課 税 標 準 は 契 約 書 記 載 金 額 です 従 って 本 肢 の 場 合 土 地 と 建 物 の 合 計 金 額 1 億 円 です (テキストp680 Q4 参 照 ) (4) 誤 りです 印 紙 税 の 課 税 標 準 に 関 する 論 点 です 交 換 契 約 書 の 印 紙 税 の 課 税 標 準 は 交 換 対 象 物 件 の 双 方 の 金 額 が 記 載 されている 場 合 高 額 の 方 の 記 載 金 額 が 対 象 となります 従 って 本 肢 の 場 合 1 億 円 です (テキストp680 Q4 参 照 ) 正 解 (1)
4. 印 紙 税 (H21-24) 印 紙 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 平 成 21 年 10 月 1 日 付 建 設 工 事 請 負 契 約 書 の 契 約 金 額 3,000 万 円 を 5,000 万 円 に 増 額 する 旨 を 記 載 した 変 更 契 約 書 は 記 載 金 額 2,000 万 円 の 建 設 工 事 の 請 負 に 関 する 契 約 書 として 印 紙 税 が 課 される (2) 時 価 3,000 万 円 の 土 地 を 無 償 で 譲 渡 する 旨 を 記 載 した 贈 与 契 約 書 は 記 載 金 額 3,000 万 円 の 不 動 産 の 譲 渡 に 関 する 契 約 書 として 印 紙 税 が 課 される (3) 土 地 の 売 却 の 代 理 を 行 ったA 社 が A 社 は 売 主 Bの 代 理 人 として 土 地 代 金 5,000 万 円 を 受 領 した 旨 を 記 載 した 領 収 書 を 作 成 した 場 合 当 該 領 収 書 は 売 主 Bを 納 税 義 務 者 として 印 紙 税 が 課 される (4) 印 紙 をはり 付 けることにより 印 紙 税 を 納 付 すべき 契 約 書 について 印 紙 税 を 納 付 せず その 事 実 が 税 務 調 査 により 判 明 した 場 合 には 納 付 しなかった 印 紙 税 額 と 同 額 に 相 当 する 過 怠 税 が 徴 収 される (1) 正 しいです 印 紙 税 の 課 税 標 準 金 額 に 関 する 論 点 です 契 約 金 額 を 増 額 する 変 更 契 約 書 については 変 更 金 額 を 記 載 金 額 として 印 紙 税 が 課 税 されます (テキスト p680 Q4 参 照 ) (2) 誤 りです 印 紙 税 の 課 税 標 準 金 額 に 関 する 論 点 です 不 動 産 の 贈 与 契 約 書 については 記 載 金 額 のない 不 動 産 譲 渡 に 関 する 契 約 書 として 200 円 の 印 紙 税 が 課 税 されます (テキ スト p680 Q4 参 照 ) (3) 誤 りです 印 紙 税 の 納 税 義 務 者 に 関 する 論 点 です 代 理 による 作 成 の 領 収 書 の 印 紙 税 は 作 成 した 代 理 人 に 課 税 されます (テキスト p680 Q3 参 照 ) (4) 誤 りです 印 紙 税 の 過 怠 税 に 関 する 論 点 です 納 付 しなかった 印 紙 税 額 とその 2 倍 に 相 当 する 金 額 が 過 怠 税 として 徴 収 されます (テキスト p682 Q7 参 照 ) 正 解 (1)
4. 印 紙 税 (H20-27) 印 紙 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 建 物 の 賃 貸 借 契 約 に 際 して 敷 金 を 受 け 取 り 敷 金 として 20 万 円 を 領 収 し 当 該 敷 金 は 賃 借 人 が 退 去 する 際 に 全 額 返 還 する 旨 を 記 載 した 敷 金 の 領 収 証 を 作 成 した 場 合 印 紙 税 は 課 税 されない (2) 土 地 譲 渡 契 約 書 に 課 税 される 印 紙 税 を 納 付 するため 当 該 契 約 書 に 印 紙 をはり 付 けた 場 合 には 課 税 文 書 と 印 紙 の 彩 紋 とにかけて 判 明 に 消 印 しなければならないが 契 約 当 事 者 の 代 理 人 又 は 従 業 者 の 印 章 又 は 署 名 で 消 印 しても 消 印 をしたことにはならない (3) 当 初 作 成 の 土 地 を 1 億 円 で 譲 渡 する 旨 を 記 載 した 土 地 譲 渡 契 約 書 の 契 約 金 額 を 変 更 するために 作 成 する 契 約 書 で 当 初 の 契 約 書 の 契 約 金 額 を 2,000 万 円 減 額 し 8,000 万 円 とする 旨 を 記 載 した 変 更 契 約 書 は 契 約 金 額 を 減 額 するものであることから 印 紙 税 は 課 税 されない (4) 国 を 売 主 株 式 会 社 A 社 を 買 主 とする 土 地 の 譲 渡 契 約 において 双 方 が 署 名 押 印 して 共 同 で 土 地 譲 渡 契 約 書 を 2 通 作 成 し 国 とA 社 がそれぞれ 1 通 ずつ 保 存 することとした 場 合 A 社 が 保 存 する 契 約 書 には 印 紙 税 は 課 税 されない (1) 誤 りです 印 紙 税 の 課 税 客 体 に 関 する 論 点 です 建 物 の 賃 貸 借 契 約 書 に 印 紙 税 は 課 税 されませんが 敷 金 の 領 収 書 には 課 税 されます( 印 紙 税 法 2 条, 別 表 1-17-2) (テキス ト p679 Q2 参 照 ) (2) 誤 りです 印 紙 税 の 納 付 方 法 に 関 する 論 点 です 課 税 文 書 の 作 成 者 は 原 則 として 作 成 のときまでに 当 該 課 税 文 書 に 印 紙 をはり 付 ける 方 法 で 印 紙 税 を 納 付 します( 印 紙 税 法 8 条 1 項 ) 印 紙 を 課 税 文 書 にはる 場 合 には 自 己 又 はその 代 理 人 ( 法 人 の 代 表 者 を 含 む) 使 用 人 その 他 の 従 業 者 の 印 章 又 は 署 名 により 当 該 課 税 文 書 と 印 紙 の 彩 紋 とにかけて 判 明 に 印 紙 を 消 さなければいけません( 印 紙 税 法 8 条 2 項, 施 行 令 5 条 ) (テキスト p681 Q5? 参 照 ) (3) 誤 りです 印 紙 税 の 課 税 標 準 金 額 に 関 する 論 点 です 変 更 前 の 契 約 金 額 を 証 明 した 契 約 書 が 作 成 されているときは 増 額 変 更 の 場 合 は 増 加 した 金 額 を 記 載 金 額 とし 減 額 変 更 の 場 合 は 契 約 金 額 の 記 載 のないものとして 扱 います( 別 表 第 一 課 税 物 件 表 の 適 用 に 関 する 通 則 4 の 二 ) 従 って 2,000 万 円 の 減 額 のため 記 載 金 額 のないものとして 200 円 が 課 税 さ れます (テキスト p680 Q4 参 照 ) (4) 正 しいです 印 紙 税 の 非 課 税 対 象 に 関 する 論 点 です 国 等 が 作 成 した 文 書 については 印 紙 税 は 非 課 税 です 国 地 方 公 共 団 体 特 殊 法 人 等 と 国 等 以 外 の 者 とが 共 同 して 作 成 し た 文 書 の 場 合 は 国 等 または 公 証 人 が 保 存 するものについては 国 等 以 外 の 者 が 作 成 したも のとみなされ 印 紙 税 が 課 されます また 国 等 以 外 の 者 が 保 存 するものについては 国 等 が 作 成 したものとみなされます( 印 紙 税 法 4 条 5 項 6 項 ) 従 って 国 等 以 外 の 者 つまり A 社 が 保 存 する 文 書 は 国 等 が 作 成 した 文 書 を 保 存 することになり その 文 書 は 国 等 が 作 成 したものであるため 印 紙 税 は 課 税 されません (テキスト p681 Q6 参 照 ) 正 解 (4)
4. 印 紙 税 (H18-27) 印 紙 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) Aの 所 有 する 土 地 ( 価 額 1 億 7,000 万 円 )とBの 所 有 する 土 地 ( 価 額 2 億 円 )と を 交 換 し AはBに 差 額 3,000 万 円 支 払 う 旨 を 記 載 した 土 地 交 換 契 約 書 を 作 成 した 場 合 印 紙 税 の 課 税 標 準 となる 当 該 契 約 書 の 記 載 金 額 は 2 億 円 である (2) 建 物 の 建 築 工 事 請 負 契 約 に 際 して 請 負 人 C 社 が 請 負 金 額 2,100 万 円 (うち 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 金 額 100 万 円 )を 受 領 した 旨 を 記 載 した 領 収 書 を 作 成 した 場 合 印 紙 税 の 課 税 標 準 となる 当 該 領 収 書 の 記 載 金 額 は 2,100 万 円 である (3) 土 地 の 売 買 契 約 書 ( 記 載 金 額 5,000 万 円 )を 3 通 作 成 し 売 主 D 社 買 主 E 社 及 び 媒 介 した 宅 地 建 物 取 引 業 者 F 社 がそれぞれ 1 通 ずつ 保 存 する 場 合 F 社 が 保 存 する 契 約 書 には 印 紙 税 は 課 されない (4) 給 与 所 得 者 Gが 自 宅 の 土 地 建 物 を 譲 渡 し 代 金 8,000 万 円 を 受 け 取 った 際 に 作 成 し た 領 収 書 には 金 銭 の 受 取 書 として 印 紙 税 が 課 される (1) 正 しいです 印 紙 税 の 課 税 標 準 金 額 に 関 する 論 点 です 交 換 契 約 書 の 記 載 金 額 は 交 換 対 象 物 の 双 方 の 価 額 が 記 載 されているときはいずれか 高 いほう( 等 価 交 換 のときは いず れか 一 方 )の 金 額 となります 本 肢 の 場 合 は 価 額 の 高 いほうの 2 億 円 を 記 載 金 額 とした 不 動 産 の 譲 渡 に 関 する 契 約 書 として 印 紙 税 が 課 せられます (テキスト p680 Q4 参 照 ) (2) 誤 りです 印 紙 税 の 課 税 標 準 金 額 に 関 する 論 点 です 消 費 税 額 が 明 らかな 場 合 は 記 載 金 額 には 含 めません (テキスト p680 Q4 参 照 ) (3) 誤 りです 印 紙 税 の 納 税 義 務 者 に 関 する 論 点 です 1つの 課 税 文 書 を2 名 以 上 の 者 が 共 同 して 作 成 した 場 合 には 当 該 2 以 上 の 者 は 原 則 として その 作 成 した 課 税 文 書 につき 連 帯 して 印 紙 税 を 納 める 義 務 があります( 印 紙 税 法 3 条 2 項 ) 契 約 当 事 者 以 外 の 者 に 提 出 又 は 交 付 する 文 書 等 については 原 則 として 課 税 文 書 には 該 当 しないとされていますが 媒 介 した 宅 建 業 者 は 契 約 当 事 者 以 外 の 者 に 含 まれていないので 本 肢 での 宅 建 業 者 F 社 が 保 存 する 契 約 書 にも 印 紙 税 が 課 税 されます (テキスト p680 Q3 参 照 ) (4) 誤 りです 印 紙 税 の 課 税 客 体 に 関 する 論 点 です 領 収 書 ( 売 上 代 金 に 係 る 金 銭 又 は 有 価 証 券 の 受 取 書 )として 課 税 される 17 号 の 1 文 書 とは 資 産 を 譲 渡 しもしくは 使 用 させる こと( 当 該 資 産 に 係 る 権 利 を 設 定 することを 含 む) 又 は 役 務 を 提 供 することによる 対 価 とし て 受 け 取 る 金 銭 又 は 有 価 証 券 の 受 取 書 です しかし 営 業 に 関 しない 受 取 書 や 3 万 円 未 満 の 受 取 書 は 非 課 税 とされています 本 肢 は 給 与 所 得 者 が 自 宅 の 土 地 建 物 を 譲 渡 した 際 の 領 収 書 です この 場 合 の 領 収 書 は 営 業 に 関 しない 受 取 書 と 考 えられるため 印 紙 税 は 課 税 さ れません (テキスト p682 表 参 照 ) 正 解 (1)
5. 登 録 免 許 税 (H21-23) 住 宅 用 家 屋 の 所 有 権 の 移 転 登 記 に 係 る 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 ( 以 下 この 問 において 軽 減 措 置 という )に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 軽 減 措 置 の 適 用 対 象 となる 住 宅 用 家 屋 は 床 面 積 が 100 m2 以 上 で その 住 宅 用 家 屋 を 取 得 した 個 人 の 居 住 の 用 に 供 されるものに 限 られる (2) 軽 減 措 置 は 贈 与 により 取 得 した 住 宅 用 家 屋 に 係 る 所 有 権 の 移 転 登 記 には 適 用 されな い (3) 軽 減 措 置 に 係 る 登 録 免 許 税 の 課 税 標 準 となる 不 動 産 の 価 額 は 売 買 契 約 書 に 記 載 され た 住 宅 用 家 屋 の 実 際 の 取 引 価 格 である (4) 軽 減 措 置 の 適 用 を 受 けるためには その 住 宅 用 家 屋 の 取 得 後 6 か 月 以 内 に 所 有 権 の 移 転 登 記 をしなければならない (1) 誤 りです 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 に 関 する 論 点 です 所 有 権 移 転 登 記 に 係 る 税 率 の 軽 減 措 置 は 床 面 積 が 50 m2 以 上 で その 住 宅 用 家 屋 を 取 得 した 個 人 の 居 住 の 用 に 供 さ れるものに 適 用 されます (テキスト p684 Q6 参 照 ) (2) 正 しいです 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 に 関 する 論 点 です 軽 減 措 置 は 贈 与 によ り 取 得 した 住 宅 用 家 屋 に 係 る 所 有 権 の 移 転 登 記 には 適 用 されません (テキスト p684 Q6 参 照 ) (3) 誤 りです 登 録 免 許 税 の 課 税 標 準 金 額 に 関 する 論 点 です 課 税 標 準 となる 不 動 産 の 価 額 は 固 定 資 産 課 税 台 帳 の 登 録 価 格 です (テキスト p684 Q4 参 照 ) (4) 誤 りです 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 に 関 する 論 点 です 所 有 権 移 転 登 記 に 係 る 税 率 の 軽 減 措 置 は その 住 宅 用 家 屋 の 取 得 後 1 年 以 内 の 場 合 に 適 用 されます (テキスト p684 Q6 参 照 ) 正 解 (2)
6. 贈 与 税 (H22-23) 特 定 の 贈 与 者 から 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 を 受 けた 場 合 の 相 続 時 精 算 課 税 の 特 例 (65 歳 未 満 の 親 からの 贈 与 についても 相 続 時 精 算 課 税 の 選 択 を 可 能 とする 措 置 )に 関 する 次 の 記 述 のう ち 正 しいものはどれか (1)65 歳 未 満 の 親 から 住 宅 用 家 屋 の 贈 与 を 受 けた 場 合 でも この 特 例 の 適 用 を 受 けるこ とができる (2) 父 母 双 方 から 住 宅 取 得 のための 資 金 の 贈 与 を 受 けた 場 合 において 父 母 のいずれかが 65 歳 以 上 であるときには 双 方 の 贈 与 ともこの 特 例 の 適 用 を 受 けることはできない (3) 住 宅 取 得 のための 資 金 の 贈 与 を 受 けた 者 について その 年 の 所 得 税 法 に 定 める 合 計 所 得 金 額 が 2,000 万 円 を 超 えている 場 合 でも この 特 例 の 適 用 を 受 けることができる (4) 相 続 時 精 算 課 税 の 適 用 を 受 けた 贈 与 財 産 の 合 計 額 が 2,500 万 円 以 内 であれば 贈 与 時 には 贈 与 税 は 課 されないが 相 続 時 には 一 律 20%の 税 率 で 相 続 税 が 課 される (1) 誤 りです 贈 与 税 の 特 例 措 置 に 関 する 論 点 です 平 成 15 年 1 月 1 日 から 平 成 23 年 12 月 31 日 までの 間 に その 年 の 1 月 1 日 において 65 歳 未 満 の 者 からの 贈 与 により 住 宅 取 得 等 資 金 の 取 得 をした 特 定 受 贈 者 が 条 件 に 該 当 します (2) 誤 りです 贈 与 税 の 特 例 措 置 に 関 する 論 点 です 65 歳 以 上 の 特 定 贈 与 者 から 贈 与 を 受 けた 場 合 は 相 続 時 清 算 課 税 の 適 用 が 適 用 できます (3) 正 しいです 贈 与 税 の 特 例 措 置 に 関 する 論 点 です 特 に 所 得 制 限 はありませんので 住 宅 取 得 のための 資 金 の 贈 与 を 受 けた 者 について その 年 の 所 得 税 法 に 定 める 合 計 所 得 金 額 が 2,000 万 円 を 超 えている 場 合 でも この 特 例 の 適 用 を 受 けることができます (4) 誤 りです 贈 与 税 の 特 例 措 置 に 関 する 論 点 です 特 定 贈 与 者 から 相 続 又 は 遺 贈 により 財 産 を 取 得 した 者 及 び 当 該 特 定 贈 与 者 に 係 る 相 続 時 精 算 課 税 適 用 者 の 相 続 税 の 計 算 につい ては 相 続 税 の 総 額 を 計 算 する 場 合 同 一 の 被 相 続 人 から 相 続 又 は 遺 贈 により 財 産 を 取 得 し たすべての 者 に 係 る 相 続 税 の 課 税 価 格 の 合 計 額 から 5,000 万 円 と 1,000 万 円 に 当 該 被 相 続 人 の 相 続 人 の 数 を 乗 じて 得 た 金 額 との 合 計 額 を 控 除 します つまり 一 律 20%ではありま せん 正 解 (3)
7. 地 価 公 示 法 (H23-25) 地 価 公 示 法 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 公 示 区 域 とは 土 地 鑑 定 委 員 会 が 都 市 計 画 法 第 4 条 第 2 項 に 規 定 する 都 市 計 画 区 域 内 において 定 める 区 域 である (2) 土 地 収 用 法 その 他 の 法 律 によって 土 地 を 収 用 することができる 事 業 を 行 う 者 は 公 示 区 域 内 の 土 地 を 当 該 事 業 の 用 に 供 するため 取 得 する 場 合 において 当 該 土 地 の 取 得 価 格 を 定 めるときは 公 示 価 格 を 基 準 としなければならない (3) 土 地 の 取 引 を 行 う 者 は 取 引 の 対 象 土 地 に 類 似 する 利 用 価 値 を 有 すると 認 められる 標 準 地 について 公 示 された 価 格 を 指 標 として 取 引 を 行 わなければならない (4) 土 地 鑑 定 委 員 会 が 標 準 地 の 単 位 面 積 当 たりの 正 常 な 価 格 を 判 定 したときは 当 該 価 格 については 官 報 で 公 示 する 必 要 があるが 標 準 地 及 びその 周 辺 の 土 地 の 利 用 の 現 況 について は 官 報 で 公 示 しなくてもよい (1) 誤 りです 公 示 区 域 に 関 する 論 点 です 公 示 区 域 とは 都 市 計 画 区 域 及 び 土 地 取 引 が 相 当 程 度 見 込 まれる 区 域 で 国 土 交 通 大 臣 が 指 定 します (テキストp667 Q2 参 照 ) (2) 正 しいです 公 示 価 格 に 関 する 論 点 です 土 地 収 用 法 その 他 の 法 律 によって 土 地 を 収 用 することができる 事 業 を 行 う 者 は 公 示 区 域 内 の 土 地 を 当 該 事 業 の 用 に 供 するため 取 得 す る 場 合 において 当 該 土 地 の 取 得 価 格 を 定 めるときは 公 示 価 格 を 基 準 としなければなりま せん (テキストp686 Q1 参 照 ) (3) 誤 りです 公 示 価 格 に 関 する 論 点 です 土 地 の 取 引 を 行 う 者 は 取 引 の 対 象 土 地 に 類 似 する 利 用 価 値 を 有 すると 認 められる 標 準 地 について 公 示 された 価 格 を 指 標 として 取 引 を 行 うように 努 めなければならないとされており 努 力 目 標 にすぎません (テキストp686 Q1 参 照 ) (4) 誤 りです 正 常 な 価 格 に 関 する 論 点 です 土 地 鑑 定 委 員 会 が 標 準 地 の 単 位 面 積 当 たり の 正 常 な 価 格 を 判 定 したときは 当 該 価 格 のほか 標 準 地 及 びその 周 辺 の 土 地 の 利 用 の 現 況 についても 官 報 で 公 示 します (テキストp688 Q3 参 照 ) 正 解 (2)
7. 地 価 公 示 法 (H21-25) 地 価 公 示 法 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか (1) 公 示 区 域 内 の 土 地 を 対 象 とする 鑑 定 評 価 においては 公 示 価 格 を 規 準 とする 必 要 があ り その 際 には 当 該 対 象 土 地 に 最 も 近 接 する 標 準 地 との 比 較 を 行 い その 結 果 に 基 づき 当 該 標 準 地 の 公 示 価 格 と 当 該 対 象 土 地 の 価 格 との 間 に 均 衡 を 保 たせる 必 要 がある (2) 標 準 地 の 鑑 定 評 価 は 近 傍 類 地 の 取 引 価 格 から 算 定 される 推 定 の 価 格 近 傍 類 地 の 地 代 等 から 算 定 される 推 定 の 価 格 及 び 同 等 の 効 用 を 有 する 土 地 の 造 成 に 要 する 推 定 の 費 用 の 額 を 勘 案 して 行 われる (3) 地 価 公 示 において 判 定 を 行 う 標 準 地 の 正 常 な 価 格 とは 土 地 について 自 由 な 取 引 が 行 われるとした 場 合 において 通 常 成 立 すると 認 められる 価 格 をいい 当 該 土 地 に 当 該 土 地 の 使 用 収 益 を 制 限 する 権 利 が 存 する 場 合 には これらの 権 利 が 存 するものとして 通 常 成 立 す ると 認 められる 価 格 をいう (4) 地 価 公 示 の 標 準 地 は 自 然 的 及 び 社 会 的 条 件 からみて 類 似 の 利 用 価 値 を 有 すると 認 め られる 地 域 において 土 地 の 利 用 状 況 環 境 等 が 最 も 優 れていると 認 められる 一 団 の 土 地 に ついて 選 定 するものとする (1) 誤 りです 地 価 の 算 定 に 関 する 論 点 です 公 示 区 域 内 の 土 地 を 対 象 とする 鑑 定 評 価 に おいては 公 示 価 格 を 規 準 とする 必 要 があり その 際 には 当 該 対 象 土 地 とこれに 類 似 する 利 用 価 値 を 有 すると 認 められる 1 つ 又 は 2 つの 標 準 地 との 比 較 を 行 い 諸 要 件 について 比 較 を 行 い その 結 果 に 基 づき 当 該 標 準 地 の 公 示 価 格 と 当 該 対 象 土 地 の 価 格 との 間 に 均 衡 を 保 たせる 必 要 があります (テキスト p687 Q2 参 照 ) (2) 正 しいです 標 準 地 の 鑑 定 評 価 に 関 する 論 点 です 標 準 地 の 鑑 定 評 価 は 近 傍 類 地 の 取 引 価 格 から 算 定 される 推 定 の 価 格 近 傍 類 地 の 地 代 等 から 算 定 される 推 定 の 価 格 及 び 同 等 の 効 用 を 有 する 土 地 の 造 成 に 要 する 推 定 の 費 用 の 額 を 勘 案 して 行 われます (テキスト p687 Q2 参 照 ) (3) 誤 りです 標 準 地 の 正 常 な 価 格 に 関 する 論 点 です 標 準 地 の 価 格 の 判 定 には 正 常 な 価 格 を 判 定 しなければなりません その 正 常 な 価 格 とは 土 地 について 自 由 な 取 引 が 行 わ れるとした 場 合 において 通 常 成 立 すると 認 められる 価 格 をいい 当 該 土 地 に 当 該 土 地 の 使 用 収 益 を 制 限 する 権 利 が 存 する 場 合 には これらの 権 利 が 存 在 しないものとして 通 常 成 立 す ると 認 められる 価 格 をいいます (テキスト p687 Q2 参 照 ) (4) 誤 りです 標 準 地 の 選 定 に 関 する 論 点 です 地 価 公 示 の 標 準 地 は 自 然 的 及 び 社 会 的 条 件 からみて 類 似 の 利 用 価 値 を 有 すると 認 められる 地 域 において 土 地 の 利 用 状 況 環 境 等 が 通 常 と 認 められる 一 団 の 土 地 について 選 定 するものとされています (テキスト p687 Q2 参 照 ) 正 解 (2)
7. 地 価 公 示 法 (H18-29) 地 価 公 示 法 に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものはどれか (1) 標 準 地 の 正 常 な 価 格 は 土 地 鑑 定 委 員 会 が 毎 年 1 回 2 人 以 上 の 不 動 産 鑑 定 士 の 鑑 定 評 価 を 求 め その 結 果 を 審 査 し 必 要 な 調 整 を 行 って 判 定 し 公 示 される (2) 標 準 地 の 正 常 な 価 格 とは 土 地 について 自 由 な 取 引 が 行 われるとした 場 合 における その 取 引 において 通 常 成 立 すると 認 められる 価 格 をいう (3) 標 準 地 の 鑑 定 評 価 は 近 傍 類 地 の 取 引 価 格 から 算 定 される 推 定 の 価 格 近 傍 類 地 の 地 代 等 から 算 定 される 推 定 の 価 格 及 び 同 等 の 効 用 を 有 する 土 地 の 造 成 に 要 する 推 定 の 費 用 の 額 を 勘 案 して 行 わなければならない (4) 土 地 の 取 引 を 行 う 者 は 取 引 の 対 象 土 地 に 類 似 する 利 用 価 値 を 有 すると 認 められる 標 準 地 について 公 示 された 価 格 を 指 標 として 取 引 を 行 わなければならない (1) 正 しいです 標 準 地 の 価 格 の 判 定 に 関 する 論 点 です 土 地 鑑 定 委 員 会 は 2 人 以 上 の 不 動 産 鑑 定 士 の 鑑 定 評 価 を 求 め その 結 果 を 審 査 し 必 要 な 調 整 を 行 って 一 定 の 基 準 日 に おける 当 該 標 準 地 の 単 位 面 積 あたりの 正 常 な 価 格 を 判 定 し 公 示 します(2 条 1 項 ) (テキスト p689 Q4 参 照 ) (2) 正 しいです 標 準 地 の 正 常 な 価 格 に 関 する 論 点 です 標 準 地 の 正 常 な 価 格 は 土 地 に ついて 自 由 な 取 引 が 行 われるとした 場 合 におけるその 取 引 において 通 常 成 立 すると 認 めら れる 価 格 のことをいいます(2 条 2 項 ) (テキスト p687 Q2 参 照 ) (3) 正 しいです 標 準 地 の 鑑 定 評 価 の 基 準 に 関 する 論 点 です 不 動 産 鑑 定 士 は 標 準 地 の 鑑 定 評 価 を 行 うに 当 たっては 1 近 傍 類 地 の 取 引 価 格 から 算 定 される 推 定 の 価 格 2 近 傍 類 地 の 地 代 等 から 算 定 される 推 定 の 価 格 3 同 等 の 効 用 を 有 する 土 地 の 造 成 に 要 する 推 定 の 費 用 の 額 を 勘 案 して 行 わなければなりません( 標 準 地 の 鑑 定 評 価 の 基 準 に 関 する 省 令 4 条 ) (テキスト p687 Q2 参 照 ) (4) 誤 りです 土 地 取 引 を 行 う 者 の 努 力 義 務 に 関 する 論 点 です 都 市 及 びその 周 辺 の 地 域 等 において 土 地 の 取 引 を 行 う 者 は 取 引 の 対 象 土 地 に 類 似 する 利 用 価 値 を 有 すると 認 められ る 標 準 地 について 公 示 された 価 格 を 指 標 として 取 引 を 行 わなければならないとの 規 定 はあ りませんが 行 うよう 努 めなければなりません(1 条 の 2) (テキスト p686 Q1 参 照 ) 正 解 (4)
8. 不 動 産 の 鑑 定 評 価 (H24-25) 不 動 産 の 鑑 定 評 価 に 関 する 次 の 記 述 のうち 不 動 産 鑑 定 評 価 基 準 によれば 誤 っているも のはどれか (1) 不 動 産 の 価 格 を 形 成 する 要 因 とは 不 動 産 の 効 用 及 び 相 対 的 稀 (き) 少 性 並 びに 不 動 産 に 対 する 有 効 需 要 の 三 者 に 対 する 影 響 を 与 える 要 因 をいう 不 動 産 の 鑑 定 評 価 を 行 うに 当 た っては 不 動 産 の 価 格 を 形 成 する 要 因 を 明 確 に 把 握 し かつ その 推 移 及 び 動 向 並 びに 諸 要 因 間 の 相 互 関 係 を 十 分 に 分 析 すること 等 が 必 要 である (2) 不 動 産 の 鑑 定 評 価 における 各 手 法 の 適 用 に 当 たって 必 要 とされる 事 例 は 鑑 定 評 価 の 各 手 法 に 即 応 し 適 切 にして 合 理 的 な 計 画 に 基 づき 豊 富 に 秩 序 正 しく 収 集 選 択 されるべ きであり 例 えば 投 機 的 取 引 と 認 められる 事 例 は 用 いることができない (3) 取 引 事 例 比 較 法 においては 時 点 修 正 が 可 能 である 等 の 要 件 をすべて 満 たした 取 引 事 例 について 近 隣 地 域 又 は 同 一 需 給 圏 内 の 類 似 地 域 に 存 する 不 動 産 に 係 るもののうちから 選 択 するものとするが 必 要 やむを 得 ない 場 合 においては 近 隣 地 域 の 周 辺 の 地 域 に 存 する 不 動 産 に 係 るもののうちから 選 択 することができる (4) 原 価 法 における 減 価 修 正 の 方 法 としては 耐 用 年 数 に 基 づく 方 法 と 観 察 減 価 法 の 二 つの 方 法 があるが これらを 併 用 することはできない (1) 正 しいです 不 動 産 鑑 定 評 価 方 法 に 関 する 論 点 です 不 動 産 の 鑑 定 評 価 を 行 うに 当 た っては 不 動 産 の 価 格 を 形 成 する 要 因 を 明 確 に 把 握 し かつ その 推 移 及 び 動 向 並 びに 諸 要 因 間 の 相 互 関 係 を 十 分 に 分 析 することが 必 要 です (テキストp692 Q3 参 照 ) (2) 正 しいです 不 動 産 鑑 定 評 価 方 法 に 関 する 論 点 です 投 機 的 取 引 と 認 められる 事 例 は 用 いることができません (テキストp692 Q3 参 照 ) (3) 正 しいです 不 動 産 鑑 定 評 価 方 法 に 関 する 論 点 です 取 引 事 例 比 較 法 においては 必 要 やむを 得 ない 場 合 においては 近 隣 地 域 の 周 辺 の 地 域 に 存 する 不 動 産 に 係 るもののうちか ら 選 択 することができます (テキストp690 Q2 参 照 ) (4) 誤 りです 不 動 産 鑑 定 評 価 方 法 に 関 する 論 点 です 原 価 法 における 減 価 修 正 の 方 法 と しては 耐 用 年 数 に 基 づく 方 法 と 観 察 減 価 法 の 二 つの 方 法 があり これらを 併 用 します (テキストp690 Q2 参 照 ) 正 解 (4)
8. 不 動 産 の 鑑 定 評 価 (H22-25) 不 動 産 の 鑑 定 評 価 に 関 する 次 の 記 述 のうち 不 動 産 鑑 定 評 価 基 準 によれば 誤 っているも のはどれか (1) 原 価 法 は 求 めた 再 調 達 原 価 について 減 価 修 正 を 行 って 対 象 物 件 の 価 格 を 求 める 手 法 であるが 建 設 費 の 把 握 が 可 能 な 建 物 のみに 適 用 でき 土 地 には 適 用 できない (2) 不 動 産 の 効 用 及 び 相 対 的 稀 (き) 少 性 並 びに 不 動 産 に 対 する 有 効 需 要 の 三 者 に 影 響 を 与 える 要 因 を 価 格 形 成 要 因 といい 一 般 的 要 因 地 域 要 因 及 び 個 別 的 要 因 に 分 けられる (3) 正 常 価 格 とは 市 場 性 を 有 する 不 動 産 について 現 実 の 社 会 経 済 情 勢 の 下 で 合 理 的 と 考 えられる 条 件 を 満 たす 市 場 で 形 成 されるであろう 市 場 価 値 を 表 示 する 適 正 な 価 格 をいう (4) 取 引 事 例 に 係 る 取 引 が 特 殊 な 事 情 を 含 み これが 当 該 取 引 事 例 に 係 る 価 格 等 に 影 響 を 及 ぼしているときは 適 正 に 補 正 しなければならない (1) 誤 りです 不 動 産 の 鑑 定 評 価 の 手 法 に 関 する 論 点 です 原 価 法 は 対 象 不 動 産 が 建 物 又 は 建 物 及 びその 敷 地 である 場 合 において 再 調 達 原 価 の 把 握 及 び 原 価 修 正 を 適 切 に 行 うこ とができるときに 有 効 であり 対 象 不 動 産 が 土 地 のみである 場 合 においても 再 調 達 原 価 を 適 切 に 求 めることができるときは この 手 法 を 適 用 することができます (テキスト p690 Q2 参 照 ) (2) 正 しいです 不 動 産 鑑 定 評 価 における 価 格 形 成 要 因 に 関 する 論 点 です 不 動 産 の 価 格 は 一 般 に 1その 不 動 産 に 対 してわれわれが 認 める 効 用 2その 不 動 産 の 相 対 的 稀 少 性 3その 不 動 産 に 対 する 有 効 需 要 の 三 者 の 相 関 結 合 によって 生 ずる 不 動 産 の 経 済 価 値 を 貨 幣 額 をもって 表 示 したものです (テキスト p692 Q3 参 照 ) (3) 正 しいです 不 動 産 鑑 定 評 価 における 正 常 価 格 に 関 する 論 点 です 正 常 価 格 とは 市 場 性 を 有 する 不 動 産 について 現 実 の 社 会 経 済 情 勢 の 下 で 合 理 的 と 考 えられる 条 件 を 満 たす 市 場 で 形 成 されるであろう 市 場 価 値 を 表 示 する 適 正 な 価 格 です (テキスト p692 Q3 参 照 ) (4) 正 しいです 不 動 産 鑑 定 評 価 の 手 法 に 関 する 論 点 です 取 引 実 例 等 に 係 る 取 引 等 が 特 殊 な 事 情 を 含 み これが 当 該 取 引 実 例 等 に 係 る 価 格 等 に 影 響 を 及 ぼしているときは 適 切 な 補 正 をしなければなりません (テキスト p692 Q3 参 照 ) 正 解 (1)
8. 不 動 産 の 鑑 定 評 価 (H20-29) 不 動 産 の 鑑 定 評 価 に 関 する 次 の 記 述 のうち 不 動 産 鑑 定 評 価 基 準 によれば 正 しいものは どれか (1) 不 動 産 の 価 格 を 求 める 鑑 定 評 価 の 手 法 は 原 価 法 取 引 事 例 比 較 法 及 び 収 益 還 元 法 に 大 別 され 鑑 定 評 価 に 当 たっては 原 則 として 案 件 に 応 じてこれらの 手 法 のうち 少 なくとも 二 つを 選 択 して 適 用 すべきこととされている (2) 土 地 についての 原 価 法 の 適 用 において 宅 地 造 成 直 後 と 価 格 時 点 とを 比 べ 公 共 施 設 等 の 整 備 等 による 環 境 の 変 化 が 価 格 水 準 に 影 響 を 与 えていると 認 められる 場 合 には 地 域 要 因 の 変 化 の 程 度 に 応 じた 増 加 額 を 熟 成 度 として 加 算 できる (3) 特 殊 価 格 とは 市 場 性 を 有 する 不 動 産 について 法 令 等 による 社 会 的 要 請 を 背 景 とす る 評 価 目 的 の 下 で 正 常 価 格 の 前 提 となる 諸 条 件 を 満 たさない 場 合 における 不 動 産 の 経 済 価 値 を 適 正 に 表 示 する 価 格 をいう (4) 収 益 還 元 法 は 対 象 不 動 産 が 将 来 生 み 出 すであろうと 期 待 される 純 収 益 の 現 在 価 値 の 総 和 を 求 めることにより 対 象 不 動 産 の 試 算 価 格 を 求 める 手 法 であることから 賃 貸 用 不 動 産 の 価 格 を 求 める 場 合 に 有 効 であり 自 用 の 住 宅 地 には 適 用 すべきでない (1) 誤 りです 不 動 産 鑑 定 評 価 の 手 法 に 関 する 論 点 です 不 動 産 の 鑑 定 評 価 の 手 法 には 原 価 法 取 引 事 例 比 較 法 収 益 還 元 法 の 3 方 式 があります それぞれ 不 動 産 の 価 格 又 は 賃 料 を 求 めようとするものであり 鑑 定 評 価 を 行 うにあたっては 原 則 として 原 価 法 取 引 事 例 比 較 法 収 益 還 元 法 の 3 方 式 を 併 用 すべきとされています (テキスト p690 Q2 参 照 ) (2) 正 しいです 不 動 産 鑑 定 評 価 の 手 法 に 関 する 論 点 です 土 地 の 再 調 達 原 価 は その 素 材 となる 土 地 の 標 準 的 な 取 得 原 価 に 当 該 土 地 の 標 準 的 な 造 成 費 と 発 注 者 が 直 接 負 担 すべき 通 常 の 付 帯 費 用 とを 加 算 して 求 めます 土 地 についての 原 価 法 の 適 用 において 宅 地 造 成 直 後 の 対 象 地 の 地 域 要 因 と 価 格 時 点 における 対 象 地 の 地 域 要 因 とを 比 較 して 公 共 施 設 利 便 施 設 等 の 整 備 及 び 住 宅 等 の 建 設 等 により 社 会 的 経 済 的 環 境 の 変 化 が 価 格 水 準 に 影 響 を 与 えていると 認 められる 場 合 には 地 域 要 因 の 変 化 の 程 度 に 応 じた 増 加 額 を 熟 成 度 として 加 算 することができます (テキスト p690 Q2 参 照 ) (3) 誤 りです 不 動 産 鑑 定 評 価 によって 求 められる 価 格 に 関 する 論 点 です 特 殊 価 格 とは 文 化 財 等 の 一 般 的 に 市 場 性 を 有 しない 不 動 産 について その 利 用 現 況 等 を 前 提 とした 不 動 産 の 経 済 価 値 を 適 正 に 表 示 する 価 格 をいいます (テキスト p692 Q3 参 照 ) (4) 誤 りです 不 動 産 鑑 定 評 価 の 手 法 に 関 する 論 点 です 収 益 還 元 法 とは 対 象 不 動 産 が 将 来 生 み 出 すであろうと 期 待 される 純 収 益 の 現 在 価 値 の 総 和 を 求 めることにより 対 象 不 動 産 の 試 算 価 格 を 求 める 手 法 です この 手 法 による 試 算 価 格 を 収 益 価 格 といいます 収 益 還 元 法 は 賃 貸 用 不 動 産 又 は 賃 貸 以 外 の 事 業 の 用 に 供 する 不 動 産 の 価 格 を 求 める 場 合 に 特 に 有 効 とされています また この 手 法 は 文 化 財 の 指 定 を 受 けた 建 造 物 等 の 一 般 的 に 市 場 性 を 有 しない 不 動 産 以 外 のものにはすべて 適 用 すべきものであり 自 用 の 住 宅 地 についても 賃 貸 を 想 定 することにより 適 用 されます (テキスト p690 Q2 参 照 ) 正 解 (2)
8. 不 動 産 の 鑑 定 評 価 (H19-29) 不 動 産 の 鑑 定 評 価 に 関 する 次 の 記 述 のうち 不 動 産 鑑 定 評 価 基 準 によれば 誤 っているも のはどれか (1) 不 動 産 の 価 格 を 求 める 鑑 定 評 価 の 基 本 的 な 手 法 は 原 価 法 取 引 事 例 比 較 法 及 び 収 益 還 元 法 に 大 別 され 原 価 法 による 試 算 価 格 を 積 算 価 格 取 引 事 例 比 較 法 による 試 算 価 格 を 比 準 価 格 収 益 還 元 法 による 試 算 価 格 を 収 益 価 格 という (2) 取 引 事 例 比 較 法 の 適 用 に 当 たって 必 要 な 取 引 事 例 は 取 引 事 例 比 較 法 に 即 応 し 適 切 にして 合 理 的 な 計 画 に 基 づき 豊 富 に 秩 序 正 しく 収 集 し 選 択 すべきであり 投 機 的 取 引 で あると 認 められる 事 例 等 適 正 さを 欠 くものであってはならない (3) 再 調 達 原 価 とは 対 象 不 動 産 を 価 格 時 点 において 再 調 達 することを 想 定 した 場 合 にお いて 必 要 とされる 適 正 な 原 価 の 総 額 をいう (4) 収 益 還 元 法 は 対 象 不 動 産 が 将 来 生 み 出 すであろうと 期 待 される 純 収 益 の 現 在 価 値 の 総 和 を 求 めることにより 対 象 不 動 産 の 試 算 価 格 を 求 める 手 法 であり このうち 一 期 間 の 純 収 益 を 還 元 利 回 りによって 還 元 する 方 法 をDCF(Discounted Cash Flow) 法 という (1) 正 しいです 不 動 産 の 鑑 定 評 価 の 手 法 に 関 する 論 点 です 不 動 産 鑑 定 評 価 の 手 法 には 原 価 法 取 引 事 例 比 較 法 収 益 還 元 法 の 3 つがあり 各 手 法 による 試 算 価 格 は 原 価 法 で は 積 算 価 格 取 引 事 例 比 較 法 では 比 準 価 格 収 益 還 元 法 では 収 益 価 格 といいます (テキス ト p690 Q2 参 照 ) (2) 正 しいです 不 動 産 の 鑑 定 評 価 の 手 法 に 関 する 論 点 です 取 引 事 例 等 は 鑑 定 評 価 の 各 手 法 に 即 応 し 適 切 にして 合 理 的 な 計 画 に 基 づき 豊 富 に 秩 序 正 しく 収 集 し 選 択 すべき で 投 機 的 取 引 の 事 例 のように 適 正 さを 欠 くものであってはならないとされています (テ キスト p690 Q2 参 照 ) (3) 正 しいです 不 動 産 の 鑑 定 評 価 の 手 法 に 関 する 論 点 です 原 価 法 は 価 格 時 点 におけ る 不 動 産 の 再 調 達 原 価 を 求 めて この 再 調 達 原 価 について 減 価 修 正 を 行 って 試 算 価 格 を 求 め る 手 法 です 再 調 達 価 格 は 価 格 時 点 において 再 調 達 することを 想 定 した 場 合 に 必 要 とされ る 適 正 な 原 価 の 総 額 をいいます (テキスト p690 Q2 参 照 ) (4) 誤 りです 不 動 産 の 鑑 定 評 価 の 手 法 に 関 する 論 点 です 収 益 還 元 法 で 収 益 価 格 を 求 め るには 直 接 還 元 法 DCF 法 の 2 つがあります (テキスト p690 Q2 参 照 ) 正 解 (4)
9. 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 (H24-46) 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 ( 以 下 この 問 において 機 構 という )に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものはどれか (1) 機 構 は 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )において 民 間 金 融 機 関 から 買 い 取 った 住 宅 ロー ン 債 権 を 担 保 としてMBS( 資 産 担 保 証 券 )を 発 行 している (2) 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )における 民 間 金 融 機 関 の 住 宅 ローン 金 利 は 金 融 機 関 によ って 異 なる 場 合 がある (3) 機 構 は 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )における 民 間 金 融 機 関 の 住 宅 ローンについて 借 入 金 の 元 金 の 返 済 を 債 務 者 本 人 の 死 亡 時 に 一 括 して 行 う 高 齢 者 向 け 返 済 特 例 制 度 を 設 けて いる (4) 機 構 は 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )において 住 宅 の 建 設 や 新 築 住 宅 の 購 入 に 係 る 貸 付 債 権 のほか 中 古 住 宅 を 購 入 するための 貸 付 債 権 も 買 取 りの 対 象 としている (1) 正 しいです 証 券 化 支 援 事 業 に 関 する 論 点 です 機 構 は 民 間 金 融 機 関 から 買 い 取 っ た 住 宅 ローン 債 権 を 担 保 としてMBS( 資 産 担 保 証 券 )を 発 行 しています (テキストp694 Q2 参 照 ) (2) 正 しいです 証 券 化 支 援 事 業 に 関 する 論 点 です 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )における 民 間 金 融 機 関 の 住 宅 ローン 金 利 は 金 融 機 関 によって 異 なります (テキストp694 Q2 参 照 ) (3) 誤 りです 証 券 化 支 援 事 業 に 関 する 論 点 です 民 間 金 融 機 関 の 住 宅 ローンについて 借 入 金 の 元 金 の 返 済 を 債 務 者 本 人 の 死 亡 時 に 一 括 して 行 う 高 齢 者 向 け 返 済 特 例 制 度 はあり ません (テキストp694 Q2 参 照 ) (4) 正 しいです 証 券 化 支 援 事 業 に 関 する 論 点 です 住 宅 の 建 設 や 新 築 住 宅 の 購 入 に 係 る 貸 付 債 権 のほか 中 古 住 宅 を 購 入 するための 貸 付 債 権 も 買 取 りの 対 象 としています (テキストp694 Q2 参 照 ) 正 解 (3)
9. 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 (H23-46) 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 ( 以 下 この 問 において 機 構 という )に 関 する 次 の 記 述 の うち 誤 っているのはどれか (1) 機 構 は バリアフリー 性 省 エネルギー 性 耐 震 性 耐 久 性 可 変 性 に 優 れた 住 宅 に おいて 優 良 住 宅 取 得 支 援 制 度 を 設 けている (2) 機 構 は 証 券 化 支 援 事 業 ( 保 証 型 )において 高 齢 者 が 自 ら 居 住 する 住 宅 に 対 してバ リアフリー 工 事 又 は 耐 震 改 修 工 事 を 行 う 場 合 に 債 務 者 本 人 の 死 亡 時 に 一 括 して 借 入 金 の 元 金 を 返 済 する 制 度 を 設 けている (3) 機 構 は 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )において 民 間 金 融 機 関 が 貸 付 ける 長 期 固 定 金 利 の 住 宅 ローン 債 権 を 買 取 りの 対 象 としている (4) 機 構 は 経 済 情 勢 の 著 しい 変 動 に 伴 い 住 宅 ローンの 元 利 金 の 支 払 いが 著 しく 困 難 と なった 場 合 に 償 還 期 間 の 延 長 等 の 貸 付 条 件 の 変 更 を 行 っている (1) 正 しいです 証 券 化 支 援 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は バリアフリー 性 省 エネル ギー 性 耐 震 性 耐 久 性 可 変 性 に 優 れた 住 宅 において 優 良 住 宅 取 得 支 援 制 度 を 設 けてい ます (テキストp694 Q2 参 照 ) (2) 誤 りです 直 接 融 資 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 高 齢 者 が 自 ら 居 住 する 住 宅 に 対 してバリアフリー 工 事 又 は 耐 震 改 修 工 事 を 行 う 場 合 に 債 務 者 本 人 の 死 亡 時 に 一 括 して 借 入 金 の 元 金 を 返 済 する 制 度 を 設 けています これは 証 券 化 支 援 業 務 ではなく 直 接 融 資 業 務 として 行 っています (テキストp694 Q2 参 照 ) (3) 正 しいです 証 券 化 支 援 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 ) において 民 間 金 融 機 関 が 貸 付 ける 長 期 固 定 金 利 の 住 宅 ローン 債 権 を 買 取 りの 対 象 として います (テキストp694 Q2 参 照 ) (4) 正 しいです 融 資 保 険 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 経 済 情 勢 の 著 しい 変 動 に 伴 い 住 宅 ローンの 元 利 金 の 支 払 いが 著 しく 困 難 となった 場 合 に 償 還 期 間 の 延 長 等 の 貸 付 条 件 の 変 更 を 行 っています (テキストp694 Q2 参 照 ) 正 解 (2)
9. 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 (H22-46) 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 ( 以 下 この 問 において 機 構 という ) が 行 う 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものはどれか (1) 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )において 機 構 による 買 取 りの 対 象 となる 貸 付 債 権 には 中 古 住 宅 の 購 入 のための 貸 付 債 権 も 含 まれる (2) 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )において 銀 行 保 険 会 社 農 業 協 同 組 合 信 用 金 庫 信 用 組 合 などが 貸 し 付 けた 住 宅 ローンの 債 権 を 買 い 取 ることができる (3) 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )の 住 宅 ローン 金 利 は 全 期 間 固 定 金 利 が 適 用 され どの 取 扱 金 融 機 関 に 申 し 込 んでも 必 ず 同 一 の 金 利 になる (4) 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 )において 機 構 は 買 い 取 った 住 宅 ローン 債 権 を 担 保 として MBS( 資 産 担 保 証 券 )を 発 行 することにより 債 券 市 場 ( 投 資 家 )から 資 金 を 調 達 してい る (1) 正 しいです 機 構 の 証 券 化 支 援 事 業 に 関 する 論 点 です 住 宅 の 建 設 又 は 購 入 に 必 要 な 資 金 ( 当 該 住 宅 の 建 設 又 は 購 入 に 付 随 する 行 為 で 政 令 で 定 めるものに 必 要 な 資 金 を 含 む)の 貸 付 けに 係 る 主 務 省 令 で 定 める 金 融 機 関 の 貸 付 債 権 の 譲 受 を 行 う 証 券 化 支 援 事 業 ( 買 取 型 ) には 中 古 住 宅 も 含 まれます (テキスト p694 Q2 参 照 ) (2) 正 しいです 機 構 の 証 券 化 支 援 事 業 に 関 する 論 点 です 民 間 金 融 機 関 の 長 期 固 定 金 利 の 住 宅 ローンを 買 い 受 け 信 託 した 上 で それを 担 保 としたMBS( 資 産 担 保 証 券 )を 発 行 します 買 受 先 は 銀 行 保 険 会 社 農 業 協 同 組 合 信 用 金 庫 信 用 組 合 等 です (テキス ト p694 Q2 参 照 ) (3) 誤 りです 機 構 の 証 券 化 支 援 事 業 に 関 する 論 点 です どの 取 扱 金 融 機 関 に 申 し 込 んで も 必 ず 同 一 の 金 利 になることはありません (テキスト p694 Q2 参 照 ) (4) 正 しいです 機 構 の 証 券 化 支 援 事 業 に 関 する 論 点 です 買 取 型 において 機 構 は 買 い 取 った 住 宅 ローン 債 権 を 担 保 として 資 産 担 保 証 券 を 発 行 することにより 債 権 市 場 から 資 金 を 調 達 しています (テキスト p694 Q2 参 照 ) 正 解 (3)
9. 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 (H21-46) 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 ( 以 下 この 問 において 機 構 という )に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものはどれか (1) 機 構 は 民 間 金 融 機 間 が 貸 し 付 けた 住 宅 ローンについて 住 宅 融 資 保 険 を 引 き 受 ける ことにより 民 間 金 融 機 関 による 住 宅 資 金 の 供 給 を 支 援 している (2) 機 構 は 民 間 金 融 機 関 が 貸 し 付 けた 長 期 固 定 金 利 の 往 宅 ローンについて 民 間 保 証 会 社 の 保 証 を 付 すことを 条 件 に その 住 宅 ローンを 担 保 として 発 行 された 債 券 等 の 元 利 払 い を 保 証 する 証 券 化 支 援 事 業 ( 保 証 型 )を 行 っている (3) 機 構 は 貸 付 けを 受 けた 者 が 経 済 事 情 の 著 しい 変 動 に 伴 い 元 利 金 の 支 払 が 著 しく 困 難 となった 場 合 には 一 定 の 貸 付 条 件 の 変 更 又 は 元 利 金 の 支 払 方 法 の 変 更 をすることができ る (4) 機 構 は 高 齢 者 が 自 ら 居 住 する 住 宅 に 対 して 行 うバリアフリー 工 事 又 は 耐 震 改 修 工 事 に 係 る 貸 付 けについて 毎 月 の 返 済 を 利 息 のみの 支 払 とし 借 入 金 の 元 金 は 債 務 者 本 人 の 死 亡 時 に 一 括 して 返 済 する 制 度 を 設 けている (1) 正 しいです 機 構 の 証 券 化 支 援 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 民 間 金 融 機 間 が 貸 し 付 けた 住 宅 ローンについて 住 宅 融 資 保 険 を 引 き 受 けることにより 民 間 金 融 機 関 による 住 宅 資 金 の 供 給 を 支 援 しています (テキスト p694 Q2 参 照 ) (2) 誤 りです 機 構 の 融 資 保 険 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 民 間 金 融 機 関 が 貸 し 付 け た 長 期 固 定 金 利 の 往 宅 ローンについて 住 宅 融 資 保 険 を 引 き 受 け その 住 宅 ローンを 担 保 として 発 行 された 債 券 等 の 元 利 払 いを 保 証 する 証 券 化 支 援 事 業 ( 保 証 型 )を 行 っています (テキスト p694 Q2 参 照 ) (3) 正 しいです 機 構 の 直 接 融 資 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 貸 付 けを 受 けた 者 が 経 済 事 情 の 著 しい 変 動 に 伴 い 元 利 金 の 支 払 が 著 しく 困 難 となった 場 合 には 一 定 の 貸 付 条 件 の 変 更 又 は 元 利 金 の 支 払 方 法 の 変 更 をすることができます テキスト p694 Q2? 参 照 ) (4) 正 しいです 機 構 の 直 接 融 資 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 高 齢 者 が 自 ら 居 住 する 住 宅 に 対 して 行 うバリアフリー 工 事 又 は 耐 震 改 修 工 事 に 係 る 貸 付 けについて 毎 月 の 返 済 を 利 息 のみの 支 払 とし 借 入 金 の 元 金 は 債 務 者 本 人 の 死 亡 時 に 一 括 して 返 済 する 制 度 を 設 けて います 高 齢 者 向 けの 返 済 特 例 の 制 度 です (テキスト p694 Q2 参 照 ) 正 解 (2)
9. 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 (H20-46) 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 ( 以 下 この 問 において 機 構 という )に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものはどれか (1) 機 構 は 民 間 金 融 機 関 により 貸 付 けを 受 けた 住 宅 ローン 債 務 者 の 債 務 不 履 行 により 元 利 金 を 回 収 することができなかったことで 生 じる 損 害 をてん 補 する 住 宅 融 資 保 険 を 引 き 受 けている (2) 機 構 は 災 害 復 興 融 資 財 形 住 宅 融 資 子 育 て 世 帯 向 け 高 齢 者 世 帯 向 け 賃 貸 住 宅 融 資 など 政 策 上 重 要 で 一 般 の 金 融 機 関 による 貸 付 けを 補 完 するための 融 資 業 務 を 行 っている (3) 機 構 は あらかじめ 貸 付 けを 受 けた 者 と 一 定 の 契 約 を 締 結 し その 者 が 死 亡 した 場 合 に 支 払 われる 生 命 保 険 金 を 当 該 貸 付 に 係 る 債 務 の 弁 済 に 充 てる 団 体 信 用 生 命 保 険 を 業 務 と して 行 っている (4) 機 構 は 貸 付 けを 受 けた 者 が 景 況 の 悪 化 や 消 費 者 物 価 の 上 昇 により 元 利 金 の 支 払 が 困 難 になった 場 合 には 元 利 金 の 支 払 の 免 除 をすることができる (1) 正 しいです 機 構 の 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 一 般 の 金 融 機 関 による 住 宅 の 建 設 等 に 必 要 な 資 金 の 融 通 を 支 援 するため 以 下 の 業 務 を 行 っています 1 住 宅 の 建 設 購 入 資 金 の 貸 付 債 権 の 譲 受 ( 証 券 化 支 援 業 務 買 取 型 ) 2 住 宅 融 資 保 険 を 担 保 とする 有 価 証 券 の 債 務 保 証 ( 特 定 債 務 保 証 証 券 化 支 援 業 務 保 証 型 ) 3 住 宅 融 資 保 険 ( 民 間 金 融 機 関 と 契 約 ) (テキスト p694 Q2 参 照 ) (2) 正 しいです 機 構 の 直 接 融 資 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 一 般 の 金 融 機 関 による 貸 付 けを 補 完 するため 一 般 の 金 融 機 関 では 行 っていない 災 害 復 興 融 資 財 形 住 宅 融 資 子 育 て 世 帯 向 け 高 齢 者 世 帯 向 け 賃 貸 住 宅 融 資 などの 業 務 を 行 っています( 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 4 条 ) (テキスト p694 Q2 参 照 ) (3) 正 しいです 機 構 の 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 証 券 化 支 援 業 務 で 一 般 金 融 機 関 から 譲 り 受 けた 貸 付 け 債 権 に 係 る 貸 付 けを 受 けた 者 や 機 構 から 直 接 貸 付 けを 受 けた 者 とあ らかじめ 契 約 を 締 結 して その 者 が 死 亡 した 場 合 ( 重 度 障 害 の 状 態 となった 場 合 を 含 む)に 支 払 われる 保 険 金 等 を 当 該 貸 付 けに 係 る 債 務 の 弁 済 に 充 当 することができます( 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 13 条 10 項 ) 機 構 の 窓 口 業 務 では これを 団 体 信 用 生 命 保 険 として 取 り 扱 って います (テキスト p694 Q2 参 照 ) (4) 誤 りです 機 構 の 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 一 定 の 場 合 において 貸 付 けの 条 件 の 変 更 延 滞 元 利 金 の 支 払 方 法 の 変 更 をすることができますが 元 利 金 の 支 払 の 免 除 をす るという 規 定 はありません (テキスト p694 Q2 参 照 ) 正 解 (4)
9. 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 (H19-46) 平 成 19 年 4 月 1 日 に 住 宅 金 融 公 庫 ( 以 下 この 問 において 公 庫 という )は 廃 止 され 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 ( 以 下 この 問 において 機 構 という )が 設 立 された 機 構 の 業 務 に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものはどれか (1) 機 構 は 住 宅 の 建 設 購 入 改 良 若 しくは 移 転 ( 以 下 この 問 において 建 設 等 とい う )をしようとする 者 又 は 住 宅 の 建 設 等 に 関 する 事 業 を 行 う 者 に 対 し 必 要 な 資 金 の 調 達 又 は 良 質 な 住 宅 の 設 計 若 しくは 建 設 等 に 関 する 情 報 の 提 供 相 談 その 他 の 援 助 を 業 務 として 行 う (2) 機 構 は 子 どもを 育 成 する 家 庭 又 は 高 齢 者 の 家 庭 に 適 した 良 好 な 居 住 性 能 及 び 居 住 環 境 を 有 する 賃 貸 住 宅 の 建 設 に 必 要 な 資 金 の 貸 付 けを 業 務 として 行 う (3) 機 構 は 事 業 主 又 は 事 業 主 団 体 から 独 立 行 政 法 人 雇 用 能 力 開 発 機 構 の 行 う 転 貸 貸 付 に 係 る 住 宅 資 金 の 貸 付 けを 受 けることができない 勤 労 者 に 対 し 財 形 住 宅 貸 付 業 務 を 行 う (4) 機 構 は 公 庫 が 機 構 の 設 立 前 に 受 理 した 申 込 みに 係 る 資 金 の 貸 付 けのうち 機 構 の 設 立 から 半 年 以 内 に 実 行 するものに 限 り 資 金 の 貸 付 けを 業 務 として 行 う (1) 正 しいです 機 構 の 資 金 調 達 情 報 提 供 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 住 宅 の 建 設 購 入 改 良 もしくは 移 転 をしようとする 者 や 住 宅 の 建 設 等 に 関 する 事 業 を 行 う 者 に 対 して 必 要 な 資 金 の 調 達 良 質 な 住 宅 の 設 計 建 設 等 に 関 する 情 報 の 提 供 相 談 その 他 の 援 助 を その 業 務 として 行 います( 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 13 条 4 項 ) (テキスト p694 Q2 参 照 ) (2) 正 しいです 機 構 の 直 接 融 資 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 子 どもを 育 成 する 家 庭 もしくは 高 齢 者 の 家 庭 ( 単 身 の 世 帯 を 含 む)に 適 した 良 好 な 居 住 性 能 居 住 環 境 を 有 する 賃 貸 住 宅 賃 貸 の 用 に 供 する 住 宅 部 分 が 大 部 分 を 占 める 建 築 物 の 建 設 に 必 要 な 資 金 (それらの 建 築 物 の 建 設 に 付 随 する 行 為 で 政 令 で 定 めるものに 必 要 な 資 金 を 含 む)の 貸 付 けを 行 いま す( 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 13 条 2 項 2 号 ) (テキスト p694 Q2 参 照 ) (3) 正 しいです 機 構 の 直 接 融 資 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 事 業 主 又 は 事 業 主 団 体 から 独 立 行 政 法 人 雇 用 能 力 開 発 機 構 の 行 う 転 貸 貸 付 に 係 る 住 宅 資 金 の 貸 付 けを 受 けること ができない 勤 労 者 に 対 し 財 形 住 宅 貸 付 業 務 を 行 うことができます( 住 宅 金 融 支 援 機 構 法 13 条 2 項 2 号 ) (テキスト p694 Q2 参 照 ) (4) 誤 りです 機 構 の 業 務 に 関 する 論 点 です 機 構 は 機 構 が 承 継 する 公 庫 が 貸 し 付 けた 資 金 に 係 る 債 権 の 回 収 が 終 了 するまでの 間 当 該 債 権 の 管 理 及 び 回 収 を 行 います( 附 則 7 条 2 項 1 号 ) 機 構 は 公 庫 が 機 構 の 設 立 前 に 受 理 した 申 込 みに 係 る 資 金 の 貸 付 けを 機 構 からの 引 き 継 ぎ 業 務 として 当 分 の 間 業 務 として 行 います 機 構 が 貸 し 付 けることができ る 資 金 の 種 類 は 公 庫 が 貸 し 付 けた 資 金 の 種 類 とは 異 なりますが 例 外 があります 機 構 は 引 き 継 ぎ 業 務 として 公 庫 が 受 理 した 貸 付 けの 申 込 みについては その 貸 付 けを 行 います (テキスト p694 Q2 参 照 ) 正 解 (4)
10. 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 (H24-47) 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 行 う 広 告 に 関 する 次 の 記 述 のうち 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 ( 不 動 産 の 表 示 に 関 する 公 正 競 争 規 約 を 含 む )の 規 定 によれば 正 しいものはどれか (1) 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 自 ら 所 有 する 不 動 産 を 販 売 する 場 合 の 広 告 には 取 引 態 様 の 別 と して 直 販 と 表 示 すればよい (2) 改 装 済 みの 中 古 住 宅 について 改 装 済 みである 旨 を 表 示 して 販 売 する 場 合 広 告 中 に は 改 装 した 時 期 及 び 改 装 の 内 容 を 明 示 しなければならない (3) 取 引 しようとする 物 件 の 周 辺 に 存 在 するデパート スーパーマーケット 等 の 商 業 施 設 については 現 に 利 用 できるものでなければ 広 告 に 表 示 することはできない (4) 販 売 する 土 地 が 有 効 な 利 用 が 阻 害 される 著 しい 不 整 形 画 地 であっても 実 際 の 土 地 を 見 れば 不 整 形 画 地 であることは 認 識 できるため 当 該 土 地 の 広 告 にはその 旨 を 表 示 する 必 要 はない (1) 誤 りです 不 動 産 物 件 の 表 示 の 規 制 に 関 する 論 点 です 取 引 態 様 の 別 として 直 販 ではなく 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 自 ら 所 有 する 不 動 産 を 販 売 することを 表 示 しなければならな い (テキストp696 Q1 参 照 ) (2) 正 しいです 不 動 産 物 件 の 表 示 の 規 制 に 関 する 論 点 です 改 装 済 みである 旨 を 表 示 し て 販 売 する 場 合 広 告 中 には 改 装 した 時 期 及 び 改 装 の 内 容 を 明 示 しなければなりません (テ キストp696 Q1 参 照 ) (3) 誤 りです 不 動 産 物 件 の 表 示 の 規 制 に 関 する 論 点 です 商 業 施 設 については 現 に 利 用 できるもののほか 完 成 予 定 でも 広 告 に 表 示 することはできません (テキストp696 Q1 参 照 ) (4) 誤 りです 不 動 産 物 件 の 表 示 の 規 制 に 関 する 論 点 です 実 際 の 土 地 を 見 れば 不 整 形 画 地 であることは 認 識 できたならば 当 該 土 地 の 広 告 にはその 旨 を 表 示 しなければなりません 正 解 (2)
10. 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 (H23-47) 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 行 う 広 告 等 に 関 する 次 の 記 述 のうち 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 ( 不 動 産 の 表 示 に 関 する 公 正 競 争 規 約 を 含 む )の 規 定 によれば 正 しいものはどれか (1) 分 譲 宅 地 (50 区 画 )の 販 売 広 告 を 新 聞 折 込 チラシに 掲 載 する 場 合 広 告 スペースの 関 係 ですべての 区 画 の 価 格 を 表 示 することが 困 難 なときは 1 区 画 当 たりの 最 低 価 格 最 高 価 格 及 び 最 多 価 格 帯 並 びにその 価 格 帯 に 属 する 販 売 区 画 数 を 表 示 すれば 足 りる (2) 新 築 分 譲 マンションの 販 売 において モデル ルームは 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 の 規 制 対 象 となる 表 示 には 当 たらないため 実 際 の 居 室 には 付 属 しない 豪 華 な 設 備 や 家 具 等 を 設 置 した 場 合 であっても 当 該 家 具 等 は 実 際 の 居 室 には 付 属 しない 旨 を 明 示 する 必 要 はない (3) 建 売 住 宅 の 販 売 広 告 において 実 際 に 当 該 物 件 から 最 寄 駅 まで 歩 いたときの 所 要 時 間 が 15 分 であれば 物 件 から 最 寄 駅 までの 道 路 距 離 にかかわらず 広 告 中 に 最 寄 駅 まで 徒 歩 15 分 と 表 示 することができる (4) 分 譲 住 宅 の 販 売 広 告 において 当 該 物 件 周 辺 の 地 元 住 民 が 鉄 道 会 社 に 駅 の 新 設 を 要 請 している 事 実 が 報 道 されていれば 広 告 中 に 地 元 住 民 が 要 請 している 新 設 予 定 時 期 を 明 示 し て 新 駅 として 表 示 することができる (1) 正 しいです 不 動 産 物 件 の 表 示 の 規 制 に 関 する 論 点 です 土 地 の 価 格 については 1 区 画 当 たりの 価 格 を 表 示 するのが 原 則 です しかし すべての 区 画 の 価 格 を 表 示 することが 困 難 なときは 1 区 画 当 たりの 最 低 価 格 最 高 価 格 及 び 最 多 価 格 帯 並 びにその 価 格 帯 に 属 す る 販 売 区 画 数 を 表 示 すれば 足 ります (2) 誤 りです 不 動 産 物 件 の 表 示 の 規 制 に 関 する 論 点 です 表 示 とは 顧 客 を 誘 引 するた めの 手 段 として 事 業 者 が 不 動 産 の 内 容 又 は 取 引 条 件 その 他 取 引 に 関 する 事 項 について 行 う 広 告 その 他 表 示 であって 物 件 自 体 による 表 示 及 びモデルルームその 他 これらに 類 似 する 設 備 も 含 まれます 従 って 当 該 家 具 等 は 実 際 の 居 室 には 付 属 しない 旨 を 明 示 する 必 要 があり ます (3) 誤 りです 不 動 産 物 件 の 表 示 の 規 制 に 関 する 論 点 です 徒 歩 による 所 要 時 間 は 道 路 距 離 80 メートルにつき1 分 として 算 出 した 数 値 を 表 示 しなければなりません 従 って 実 際 に 歩 いた 時 間 を 表 示 することはできません (4) 誤 りです 不 動 産 物 件 の 表 示 の 規 制 に 関 する 論 点 です 新 設 予 定 の 鉄 道 等 の 駅 等 は 当 該 路 線 の 運 行 主 体 が 公 表 したものに 限 り その 新 設 予 定 時 期 を 明 示 して 表 示 できます 正 解 (1)