江 別 市 民 会 館 指 定 管 理 者 の 仕 様 書 江 別 市 民 会 館 の 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 内 容 及 びその 範 囲 等 は この 仕 様 書 による 1 趣 旨 本 仕 様 書 は 江 別 市 民 会 館 の 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 内 容 及 び 履 行 方 法 について 定 めることを 目 的 と する 2 江 別 市 民 会 館 の 管 理 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 江 別 市 民 会 館 を 管 理 運 営 するにあたり 次 に 掲 げる 項 目 に 沿 って 行 うこと (1) 江 別 市 民 会 館 については 江 別 市 民 会 館 条 例 ( 昭 和 47 年 条 例 第 27 号 ) 第 1 条 に 規 定 されて いる 当 該 施 設 の 設 置 目 的 に 基 づき 管 理 運 営 を 行 うこと 但 しレストラン 部 門 (256.94 m2) は 除 く (2) 地 域 住 民 や 利 用 者 の 意 見 を 管 理 運 営 に 反 映 させること (3) 施 設 の 設 置 目 的 に 沿 った 適 切 な 事 業 の 提 案 を 行 うこと (4) 個 人 情 報 の 保 護 を 徹 底 すること (5) 効 率 的 運 営 を 行 うこと (6) 管 理 運 営 費 の 節 減 に 努 めること 3 施 設 の 概 要 (1) 名 称 江 別 市 民 会 館 ( 以 下 会 館 という ) (2) 場 所 江 別 市 高 砂 町 6 番 地 (3) 施 設 規 模 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート( 一 部 鉄 筋 コンクリート) 地 下 1 階 地 上 3 階 塔 屋 1 階 造 エネルギー 棟 : 鉄 筋 コンクリート 造 2 階 造 施 設 面 積 : 建 築 面 積 3,769.77m2 延 床 面 積 6,121.53m2 ( 詳 細 別 紙 参 照 ) (4) 施 設 内 容 大 ホール(1,005 席 ) 楽 屋 5 室 小 ホール( 収 容 人 員 250 人 ) 控 室 1 室 会 議 室 9 室 和 室 2 室 その 他 ( 事 務 室 特 別 応 接 室 等 ) 貸 室 面 積 一 覧 名 称 面 積 (m2) 名 称 面 積 (m2) 小 ホール 377.40 大 ホール( 舞 台 ) 225.70 11 号 ( 小 ホール 控 室 ) 27.00 大 ホール( 客 席 ) 692.30 21 号 室 177.32 楽 屋 1 号 22.07 1
22 号 室 37.50 楽 屋 2 号 18.06 23 号 室 58.93 楽 屋 3 号 18.06 31 号 室 61.20 楽 屋 5 号 47.45 32 号 室 61.20 楽 屋 6 号 24,15 33 号 室 45.00 ホワイエ 453.36 35 号 室 34.06 和 室 1 号 14.55 36 号 室 56.40 和 室 2 号 43.65 37 号 室 223.20 4 開 館 時 間 午 前 9 時 から 午 後 9 時 までとする ただし 指 定 管 理 者 が 特 に 必 要 があると 認 めるときは これを 変 更 することができる 5 休 館 日 12 月 29 日 から 翌 年 1 月 3 日 までとする ただし 指 定 管 理 者 が 特 に 必 要 があると 認 めるときは これを 変 更 し 又 は 臨 時 に 休 館 日 を 設 ける ことができる 6 指 定 期 間 平 成 27 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 3 月 31 日 までとする 7 法 令 等 の 遵 守 会 館 の 管 理 にあたっては 本 仕 様 書 のほか 次 の 各 項 に 掲 げる 法 令 に 基 づかなければならない (1) 地 方 自 治 法 および 労 働 関 係 法 令 (2) 江 別 市 民 会 館 条 例 (3) 江 別 市 民 会 館 条 例 施 行 規 則 (4)その 他 関 係 法 令 本 契 約 期 間 中 に 前 3 項 に 規 定 する 法 令 等 に 改 正 があった 場 合 は 改 正 された 内 容 を 仕 様 とする 8 業 務 内 容 (1) 施 設 の 運 営 に 関 すること 1 職 員 に 関 すること ア 施 設 の 管 理 責 任 者 1 名 を 配 置 すること イ その 他 施 設 の 運 営 に 支 障 のないように 職 員 を 配 置 すること ウ 職 員 の 勤 務 形 態 は 施 設 の 運 営 に 支 障 がないように 定 めること エ 職 員 に 対 して 施 設 の 運 営 管 理 に 必 要 な 研 修 を 実 施 すること オ 法 令 等 に 基 づく 必 要 な 資 格 を 有 する 職 員 を 配 置 すること カ 常 時 職 員 にネームプレート 身 分 証 明 書 等 を 携 帯 させるなど 身 分 を 明 らかにすること キ 労 働 基 準 法 や 最 低 賃 金 法 などの 労 働 関 係 法 令 を 遵 守 し 適 正 な 労 働 条 件 の 確 保 やその 他 の 2
労 働 環 境 の 整 備 に 努 めること 2 会 館 の 受 付 許 可 等 に 関 すること ア 使 用 の 許 可 使 用 許 可 の 取 消 し 特 別 設 備 の 設 置 等 の 許 可 に 関 する 業 務 イ 利 用 料 金 の 徴 収 減 免 還 付 その 他 利 用 料 金 に 関 する 業 務 ( 利 用 料 金 制 を 採 用 する 場 合 ) ウ 使 用 料 の 徴 収 に 関 する 業 務 ( 利 用 料 金 制 を 採 用 しない 場 合 ) エ 利 用 者 の 統 計 記 録 に 関 すること 3 舞 台 操 作 に 関 すること ア 利 用 者 との 打 合 せ プログラム 打 合 せ 及 びプラン 作 成 に 関 すること イ 舞 台 照 明 音 響 の 仕 込 み 及 びリハーサル 手 直 し 作 業 に 関 すること ウ 行 事 終 了 後 は 舞 台 吊 り 物 電 気 機 械 器 具 設 備 及 び 備 品 等 をよく 点 検 し 原 状 に 回 復 す るよう 指 導 及 び 自 ら 行 うこと エ 舞 台 操 作 を 担 当 する 職 員 ( 以 下 技 術 員 という )は 特 殊 で 高 度 な 技 術 を 要 するため 必 要 な 知 識 を 習 得 し 実 務 経 験 を 有 する 者 で 適 任 と 認 められた 者 でなければならない オ 技 術 員 以 外 の 者 に 舞 台 吊 り 物 及 び 電 気 機 械 器 具 設 備 等 の 操 作 を 行 わせてはならない カ 指 定 管 理 者 は 技 術 員 を 舞 台 照 明 音 響 等 の 講 習 会 に 出 席 させる 等 常 に 技 術 員 の 技 術 の 向 上 に 努 めるものとする 4 自 主 事 業 に 関 すること ア 自 主 事 業 を 行 う 場 合 は 施 設 の 有 効 な 利 用 を 促 進 し 住 民 の 福 祉 と 文 化 に 寄 与 するための ものであること イ 自 主 事 業 を 行 う 場 合 の 実 施 内 容 については 事 業 計 画 書 を 作 成 すること (2) 施 設 及 び 設 備 の 維 持 管 理 に 関 すること 1 利 用 者 が 安 全 かつ 快 適 に 利 用 できるよう 施 設 の 清 掃 や 環 境 衛 生 の 管 理 を 行 い 施 設 の 保 全 及 び 美 観 を 維 持 し 会 館 内 の 禁 煙 を 徹 底 させること また 施 設 周 辺 に 関 しても 清 掃 美 化 等 の 環 境 衛 生 の 管 理 に 努 めること 2 会 館 の 適 正 な 運 営 のため 以 下 の 設 備 等 に 関 する 保 守 管 理 を 行 うこと 消 防 用 設 備 空 調 設 備 昇 降 機 設 備 自 動 ドア 設 備 自 家 用 電 気 工 作 物 設 備 非 常 用 発 電 機 設 備 電 話 設 備 付 属 設 備 設 備 巡 視 点 検 等 の 保 守 管 理 3 次 の 法 定 点 検 等 の 管 理 業 務 を 行 う 上 で 関 連 する 法 規 がある 場 合 はそれらを 遵 守 すること ア 建 築 物 における 衛 生 的 環 境 の 確 保 に 関 する 法 律 に 基 づく 建 築 物 環 境 衛 生 管 理 点 検 報 告 の 業 務 イ 消 防 法 に 基 づく 消 防 用 設 備 の 点 検 ウ 消 防 法 に 基 づく 防 火 対 象 物 点 検 エ 建 築 基 準 法 に 基 づく 昇 降 機 点 検 オ 電 気 事 業 法 に 基 づく 自 家 用 電 気 工 作 物 の 保 安 管 理 業 務 カ 上 記 以 外 の 必 要 な 法 定 点 検 等 4 外 構 設 備 の 適 切 な 維 持 管 理 ( 入 口 部 分 の 除 雪 北 口 車 道 分 離 帯 の 掲 示 板 及 び 水 銀 灯 草 刈 植 栽 看 板 等 の 保 守 管 理 等 )を 行 うこと 5 施 設 賠 償 責 任 保 険 に 加 入 すること 3
(3) 環 境 への 配 慮 に 関 すること 1 業 務 に 当 たっては 市 が 取 り 組 みを 進 めている 江 別 市 環 境 マネジメントシステムに 準 じ 環 境 配 慮 行 動 の 実 践 や エネルギー 使 用 の 合 理 化 に 努 めること 2 業 務 に 使 用 する 資 材 の 調 達 等 については 国 等 による 環 境 物 品 等 の 調 達 の 推 進 等 に 関 する 法 律 (グリーン 購 入 法 ) に 基 づき 国 が 定 める 環 境 物 品 等 の 調 達 の 推 進 に 関 する 基 本 方 針 ( 環 境 省 平 成 13 年 3 月 9 日 告 示 平 成 26 年 2 月 4 日 一 部 変 更 )に 示 す 特 定 調 達 物 品 等 の 使 用 に 努 めること 3 洗 面 所 の 手 洗 い 洗 剤 については 資 源 有 効 利 用 の 観 点 から 廃 油 又 は 動 植 物 油 脂 を 原 料 とした 石 けん 液 又 は 石 けんの 使 用 に 努 める 等 環 境 物 品 等 の 調 達 の 推 進 に 関 する 基 本 方 針 が 定 め る 役 務 (20-6 庁 舎 管 理 )に 示 す 清 掃 の 判 断 基 準 及 び 配 慮 事 項 に 留 意 すること (4)その 他 1 緊 急 時 対 策 防 犯 防 災 対 策 について マニュアルを 作 成 し 職 員 に 指 導 を 行 うこと 2 個 人 情 報 保 護 の 体 制 をとり 職 員 に 周 知 徹 底 を 図 ること 3 ホームページの 運 用 管 理 を 行 うこと 9-1 基 準 指 定 管 理 料 について (1) 指 定 期 間 に 係 る 基 準 指 定 管 理 料 は4ヵ 年 で346,278 千 円 ( 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 含 む)とする なお 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 税 率 は8%で 算 定 している また 平 成 23 年 度 ~ 平 成 25 年 度 の 平 均 管 理 運 営 費 用 は 別 表 のとおり (2) 支 払 い 時 期 は 協 定 締 結 時 に 協 議 の 上 決 定 するが いわゆる 前 金 払 いは 行 わない (3) 利 用 料 金 制 の 採 用 は 申 込 者 の 提 案 に 委 ねるものとし 採 用 する 場 合 の 利 用 料 金 については 江 別 市 民 会 館 条 例 で 定 めた 使 用 料 の 範 囲 内 で 指 定 管 理 者 が 定 めること 利 用 料 金 の 承 認 手 続 きについては 協 定 書 締 結 時 までに 別 途 指 示 する (4) 利 用 料 金 制 を 採 用 する 場 合 収 受 する 利 用 料 金 については 指 定 管 理 者 の 収 入 とするが 経 理 については 他 の 収 入 と 明 確 に 区 分 できるようにすること (5) 利 用 料 金 制 を 採 用 しない 場 合 収 受 した 使 用 料 については 別 途 指 示 する 方 法 により 遅 滞 なく 納 入 すること この 場 合 指 定 管 理 者 の 収 入 とすることはできない 9-2 修 繕 費 の 負 担 区 分 (1) 修 繕 料 は その 見 積 額 が1 件 100 千 円 ( 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 含 む) 未 満 については 指 定 管 理 者 の 負 担 により 修 繕 を 行 うものとする (2)その 他 の 修 繕 については 市 の 負 担 により 修 繕 を 行 う ただし 指 定 管 理 者 の 所 有 に 係 る 物 品 の 修 繕 については 指 定 管 理 者 の 負 担 により 修 繕 を 行 う (3) 修 繕 料 の 負 担 区 分 に 疑 義 が 生 じた 場 合 はすみやかに 市 と 協 議 すること 9-3 その 他 経 理 等 に 関 する 事 項 (1) 指 定 管 理 者 が 指 定 期 間 中 に 施 設 の 管 理 運 営 経 費 により 購 入 した 物 品 については 江 別 市 の 所 有 に 属 するものとする なお 備 え 付 けの 物 品 は 別 途 提 示 する 4
(2) 指 定 管 理 者 は 市 の 所 有 に 帰 属 する 物 品 については 江 別 市 物 品 会 計 規 則 及 び 関 係 例 規 の 管 理 の 原 則 及 び 分 類 に 基 づいて 行 うものとする また 指 定 管 理 者 は 同 規 則 に 定 められ た 備 品 台 帳 を 備 えてその 保 管 にかかる 物 品 を 整 理 し 購 入 及 び 廃 棄 等 の 異 動 について 定 期 的 に 市 に 報 告 しなければならない (3) 経 理 規 程 指 定 管 理 者 は 経 理 規 程 を 策 定 し 経 理 事 務 を 行 うこと (4) 管 理 口 座 指 定 管 理 料 は 団 体 が 他 の 事 業 等 で 利 用 する 口 座 とは 別 の 口 座 で 管 理 すること (5) 立 入 検 査 について 市 は 必 要 に 応 じて 施 設 物 品 各 種 帳 簿 等 の 現 地 検 査 を 行 うこととする (6) 業 務 引 継 書 の 作 成 指 定 期 間 終 了 後 は 業 務 引 継 書 を 作 成 し 次 の 指 定 期 間 の 指 定 管 理 者 となるものに 業 務 を 引 き 継 ぐこと (7) 施 設 の 耐 震 診 断 の 実 施 と 改 修 工 事 について 平 成 27 年 度 において 江 別 市 民 会 館 は 耐 震 診 断 を 実 施 する 予 定 であり 診 断 結 果 によって 当 該 指 定 管 理 期 間 中 に 改 修 工 事 を 実 施 する このことについては 詳 細 が 決 まり 次 第 随 時 指 定 管 理 者 に 市 が 連 絡 を 行 うものとする 10 協 議 等 指 定 管 理 者 は この 仕 様 書 に 規 定 するもののほか 指 定 管 理 者 の 業 務 の 内 容 及 び 処 理 について 疑 義 が 生 じた 場 合 は 市 と 協 議 し 決 定 するものとする 5
( 仕 様 書 別 紙 ) 指 定 管 理 者 の 実 績 ( 平 成 23 年 度 ~ 平 成 25 年 度 の 平 均 値 ) ( 単 位 : 千 円 / 年 ) 科 目 ( 内 訳 ) 金 額 平 成 25 年 度 実 績 人 件 費 38,136 38,430 事 業 費 4,527 2,279 事 務 費 管 理 費 施 設 維 持 管 理 費 17,097 16,849 光 熱 水 費 22,314 24,309 事 務 費 4,961 4,886 その 他 計 87,035 86,753 < 参 考 > 指 定 管 理 料 82,454 千 円 / 年 82,075 千 円 / 年 会 館 使 用 料 ( 付 属 設 備 使 用 料 含 む) 28,811 千 円 / 年 30,423 千 円 / 年 利 用 者 数 153,560 人 / 年 164,728 人 / 年 現 在 は 利 用 料 金 制 を 採 用 していないため 会 館 使 用 料 及 び 付 属 設 備 使 用 料 は 指 定 管 理 者 の 収 入 となっていません 6