就 業 規 則 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 則 は, 株 式 会 社 世 田 谷 川 場 ふるさと 公 社 の 社 員 の 就 業 に 関 し, 必 要 事 項 を 定 めたも のである ( 法 令 等 の 適 用 ) 第 2 条 この 規 則 に 定 めのない 事 項 に 関 しては, 法 令, 諸 規 則 または 会 社 の 諸 規 程 による ( 社 員 の 定 義 ) 第 3 条 この 規 則 において, 社 員 とは 第 5 章 第 1 節 の 手 続 きを 経 て 雇 い 入 れた 者 で, 会 社 の 業 務 に 従 事 する 者 をいう 第 2 章 服 務 ( 服 務 の 原 則 ) 第 4 条 社 員 は, 事 業 の 公 共 性 および 児 童 教 育 への 参 与 といった 重 要 な 性 格 を 自 覚 し, この 規 則 お よび 会 社 の 諸 規 程, 諸 令 達 を 誠 実 に 遵 守 し, 職 場 秩 序 の 保 持 に 努 めるとともに, 社 業 の 発 展 のた めにその 職 責 を 遂 行 しなければならない ( 上 長 の 責 務 ) 第 5 条 上 長 は, 常 に 所 属 員 の 人 格 を 尊 重 し, 業 務 の 指 導 と 監 督 を 行 うとともに, 率 先 して 社 業 の 発 展 に 努 力 し, 所 属 員 の 模 範 とならなければならない ( 業 務 の 遂 行 ) 第 6 条 社 員 は, 上 長 の 指 揮 命 令 に 従 い, 自 己 の 持 つ 能 力 を 最 大 限 に 発 揮 して 業 務 の 遂 行 にあたる とともに,つねに 業 務 を 積 極 的 に 改 善 するよう 心 がけねばならない ( 規 則, 令 達 の 熟 知, 業 務 上 の 疑 義 の 処 理 ) 第 7 条 社 員 は, 規 則, 令 達 を 知 らなかったことを 理 由 として 職 務 上 の 責 任 をまぬがれることはで きない 2 業 務 上 の 疑 義 については, 上 長 の 指 示 を 受 けなければならない ( 意 見 具 申 ) 第 1 条 社 員 は, 業 務 について 意 見 を 上 長 に 具 申 することができる 上 長 はその 意 見 を 尊 重 し, 誠 意 をもって 迅 速 に 処 理 しなければならない ( 接 客 心 得 ) 第 9 条 社 員 は, 顧 客 に 対 する 礼 を 失 し,または 不 快 の 念 を 抱 かせるような 言 動 をしてはならない (セクシャルハラスメントの 禁 止 ) 第 10 条 社 員 は, 他 の 社 員 またはその 業 務 に 従 事 する 際 に 接 する 社 員 以 外 の 者 を 不 快 にさせる 性 的 な 言 動 を 行 ってはならない 1
( 出 勤, 退 勤 の 心 得 ) 第 11 条 社 員 は, 出 勤, 退 勤 に 際 しては, 自 ら 所 定 の 手 続 きをとらなければならない ( 定 められた 服 装 の 厳 守 ) 第 12 条 社 員 は, 就 業 時 間 中 所 定 の 服 装 によって 業 務 に 従 事 しなければならず, 定 められた 以 外 の 服 装 および 装 飾 品 の 着 用, 華 美 な 化 粧 をしてはならない ( 職 場 離 脱 の 禁 止 ) 第 13 条 社 員 は, 勤 務 時 間 中 みだりに 職 場 を 離 れ,または 上 長 の 許 可 なく 外 出 してはならない ( 私 用 面 会 ) 第 14 条 社 員 は, 私 用 のための 面 会 は 原 則 として 休 憩 時 間 中 にしなければならない ただし,や むを 得 ない 事 由 があり, 上 長 が 許 可 したときはこの 限 りではない ( 酒 気 を 帯 びて 勤 務 することの 禁 止 ) 第 15 条 社 員 は, 酒 気 を 帯 びて 勤 務 についてはならない ( 許 可 された 場 所 以 外 での 喫 煙 禁 止 ) 第 16 条 社 員 は, 休 憩 室,その 他 許 可 された 場 所 以 外 では 喫 煙 してはならない ( 供 応, 贈 与 を 受 けることの 禁 止 ) 第 17 条 社 員 は, 慰 労, 謝 礼,リベートその 他 名 義 のいかんを 問 わず, 顧 客 または 会 社 と 取 引 す る 者 から 供 応 を 受 け,また 金 銭, 物 品 の 貸 与, 贈 与 を 受 け,もしくは 交 換 をしてはならない こ のような 申 込 みのあった 場 合 は, 直 ちに 上 長 に 報 告 しなければならない ( 不 正 な 値 引 きの 禁 止 ) 第 18 条 社 員 は, 自 己 または 第 三 者 の 利 益 を 図 り, 不 正 に 値 引 きをしてはならない ( 機 密 の 保 持 ) 第 19 条 社 員 は, 社 内 の 事 情, 業 務 上 の 機 密 事 項 を 他 に 洩 らしてはならない また, 上 長 の 許 可 がなければ, 会 社 の 図 書, 帳 簿 類, 図 面 等 を 社 外 に 持 ち 出 し,または 社 外 の 者 に 示 してはならな い ( 交 替 勤 務 の 引 き 継 ぎ) 第 20 条 交 替 勤 務 につく 社 員 は, 交 替 時 において 業 務 に 関 係 ある 引 継 事 項 を, 文 書, 帳 票 または 口 頭 で 確 実 に 申 し 送 り,または 申 し 受 け, 業 務 に 支 障 のないようにしなければならない ( 施 設, 物 品 の 取 扱 い) 第 21 条 社 員 は, 会 社 または 世 田 谷 区 ならびに 川 場 村 の 諸 施 設, 資 機 材,その 他 の 物 品 の 取 扱 い には 十 分 注 意 し, 破 損 してはならない また, 許 可 なく 私 用 に 供 しもしくは 社 外 に 持 ち 出 しては ならない ( 私 的 飲 食 の 禁 止 ) 第 22 条 社 員 は, 営 業 用 の 飲 食 物 を 飲 食 し,もしくは 他 人 に 飲 食 させ,または 社 外 に 持 ち 出 して はならない ( 拾 得 物 の 届 出 ) 第 23 条 社 員 は, 施 設 内 において 遺 失 物 を 発 見 したときは, 遺 失 物 取 扱 規 程 の 定 めるところによ り 処 理 しなければならない ( 届 出 事 項 ) 第 24 条 社 員 は, 住 所, 氏 名, 世 帯, 家 族, 学 歴, 会 社 の 業 務 に 関 係 ある 資 格, 検 定, 免 許 等 に 2
変 更 の 生 じたときは, 直 ちに 届 け 出 なければならない ( 政 治 活 動, 宗 教 活 動 の 禁 止 ) 第 25 条 社 員 は, 会 社 内 において, 政 治 活 動, 宗 教 活 動 等 業 務 に 関 係 のない 活 動 をしてはならな い ( 所 持 品 の 検 査 ) 第 26 条 会 社 は, 社 員 の 事 業 所 内 出 入 りに 際 し, 必 要 に 応 じて 日 常 携 帯 品 その 他 の 所 持 品 の 検 査 を 実 施 することがある ( 二 重 就 職 の 禁 止 ) 第 27 条 社 員 は, 会 社 の 許 可 を 受 けずに 他 の 職 業 についてはならない ( 損 害 の 倍 償 ) 第 28 条 社 員 が, 故 意 または 過 失 により 会 社 または 世 田 谷 区 ならびに 川 場 村 に 損 害 を 与 えたとき は,その 損 害 に 対 して 賠 償 の 責 を 負 わなければならない ( 遅 刻, 早 退 の 手 続 ) 第 29 条 社 員 は, 遅 刻 したとき,または 早 退 しようとするときは,その 理 由 を 上 長 に 届 け 出 て 許 可 を 受 けなければならない ( 欠 勤 の 手 続 ) 第 30 条 社 員 は,やむを 得 ない 理 由 により 欠 勤 するときは,あらかじめその 理 由 と 予 定 日 数 を 届 け 出 て, 上 長 の 承 認 を 得 なければならない ただし,あらかじめ 手 続 きをとることができなかっ たときは, 事 後 すみやかに 承 認 を 得 なければならない ( 出 張 中 の 連 絡 報 告 ) 第 31 条 社 員 は, 出 張 を 命 じられた 場 合 はつねに 連 絡 をとるとともに, 予 定 の 期 日 までに 帰 社 で きないときは,すみやかに 上 長 に 連 絡 し 指 示 を 受 けなければならない なお, 帰 社 したときは, 直 ちに 出 張 中 の 概 要 を 上 長 に 文 書 ないしは 口 頭 をもって 報 告 しなければならない ( 貼 紙 等 の 禁 止 ) 第 32 条 社 員 は, 会 社 が 認 めた 内 容 および 場 所 以 外 に 掲 示 物 を 貼 ってはならない 第 3 章 労 働 時 間, 休 日, 休 暇 ( 労 働 時 間 ) 第 33 条 社 員 代 表 との 書 面 協 定 により, 毎 年 4 月 1 日 を 起 算 日 とする1 年 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 を 採 用 し,1 週 間 あたりの 所 定 労 働 時 間 を 平 均 して40 時 間 以 内 とする 2 1 日 の 所 定 労 働 時 間 は8 時 間 とし, 始 業 終 業 の 時 刻 および 休 憩 時 間 は 別 表 1のとおりとする ただし, 業 務 の 都 合 その 他 やむを 得 ない 事 情 により,これを 繰 り 上 げまたは 繰 り 下 げることがあ る 3 第 1 項 に 定 める 書 面 協 定 において,その 適 用 を 受 けないものとされた 社 員 の 労 働 時 間, 始 業 終 業 の 時 刻 および 休 憩 時 間 については, 第 33 条 の2のとおりとする 第 33 条 の2 勤 務 時 間 は1 日 8 時 間,1か 月 の 変 形 労 働 時 間 制 により,1 週 を 平 均 して40 時 間 以 内 とする 2 始 業 終 業 の 時 刻 および 休 憩 時 間 は 別 表 1のとおりとする ただし, 業 務 の 都 合 その 他 やむを 3
得 ない 事 情 により,これを 繰 り 上 げまたは 繰 り 下 げることがある 3 1か 月 の 変 形 労 働 時 間 制 の 起 算 日 は, 毎 月 1 日 とする ( 時 間 外 労 働 および 休 日 労 働 ) 第 34 条 業 務 上 必 要 と 認 めた 場 合 は, 所 定 の 労 働 時 間 を 延 長 し,または 休 日 に 勤 務 を 命 ずること がある ( 公 休 日 ) 第 35 条 社 員 の 休 日 は, 社 員 代 表 との1 年 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 に 関 する 協 定 の 定 めるところに より, 次 のとおりとする (1) 毎 年 4 月 1 日 を 起 算 日 とする1 週 間 ごとに1 日 以 上 の 休 日 を 必 ず 確 保 する (2) 1 年 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 を 適 用 される 者 の 休 日 は,1 年 間 105 日 以 上 とする 2 会 社 の 指 定 する 日 (1か 月 の 変 形 労 働 時 間 制 が 適 用 される 者 で,1 週 の 労 働 時 間 が 平 均 して4 0 時 間 以 内 になるために 設 けた 休 日 ) 3 1 年 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 を 採 用 する 社 員 には, 実 施 する1か 月 前 までに 年 間 休 日 カレンダー を 各 自 に 交 付 する ( 年 次 有 給 休 暇 ) 第 36 条 入 社 後 6か 月 間 継 続 勤 務 し 全 労 働 日 の8 割 以 上 出 勤 した 社 員 には, 継 続 しまたは 分 割 し て10 日 間 の 年 次 有 給 休 暇 を 与 える 2 前 項 により 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 した 社 員 および 従 来 より 継 続 勤 務 する 社 員 が, 前 年 度 の 全 労 働 日 の8 割 以 上 出 勤 した 場 合 は, 勤 続 1 年 を 増 すごとに3 日 を 加 算 し,20 日 を 限 度 として 与 える 3 第 1 項 の 年 次 有 給 休 暇 日 数 のうち, 当 年 度 に 使 用 しない 日 数 がある 場 合 は,20 日 を 限 度 とし てこれを 繰 り 越 すことができる 4 第 2 項 の 勤 務 した 日 には, 第 39 条 に 定 める 特 別 休 暇 の 期 間 を 含 める 5 年 次 有 給 休 暇 は1 日 を 単 位 として 与 える ただし, 業 務 に 支 障 がないと 認 めるときは, 請 求 に より1 時 間 を 単 位 として 与 えることができる ( 年 次 有 給 休 暇 の 届 出 ) 第 37 条 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 する 場 合 は, 事 前 に 所 定 の 手 続 き( 様 式 1)により 所 属 長 に 届 けな ければならない 2 請 求 された 時 期 に 年 次 有 給 休 暇 を 与 えることが 業 務 の 正 常 な 運 営 を 妨 げる 場 合 においては, 他 の 時 期 に 変 更 させることがある ( 生 理 休 暇 ) 第 38 条 女 子 社 員 で, 生 理 日 の 就 業 が 著 しく 困 難 なときは,あらかじめ 上 長 にその 旨 を 届 け 出 て, 生 理 休 暇 をとることができる ( 特 別 休 暇 ) 第 39 条 次 表 に 掲 げる 事 由 に 該 当 する 場 合 には, 請 求 により 連 続 した 特 別 休 暇 を 与 える ただし, 特 別 休 暇 期 間 中, 第 35 条 に 規 定 する 休 日 が 介 在 するときは,その 休 日 を 特 別 休 暇 日 数 に 含 める ものとする 4
休 暇 の 名 称 公 事 休 暇 事 故 休 暇 休 暇 の 事 由 休 暇 の 時 間 等 1 証 人, 鑑 定 人, 参 考 人 として 裁 判 所, 地 方 公 共 団 体 の 議 会 そ の 他 官 公 庁 等 に 公 的 理 由 によって 出 頭 するとき 2 選 挙 権 その 他 の 公 民 としての 権 利 を 行 使 するとき 交 通 事 故, 災 害, 伝 染 病 予 防 法 による 遮 断 その 他 不 可 抗 力 に より 勤 務 できないとき 慶 弔 休 暇 1 本 人 が 結 婚 するとき( 挙 式 当 日 を 含 む 前 後 の 連 続 付 与 ) 2 子 の 結 婚 ( 同 上 ) 3 兄 弟 姉 妹 の 結 婚 ( 挙 式 当 日 ) 4 配 偶 者 の 出 産 ( 出 産 当 日 または 退 院 日 当 日 ) 5 配 偶 者 および 一 親 等 の 血 族 の 死 亡 本 人 が 喪 主 の 場 合 ( 葬 儀 告 別 式 当 日 を 含 む 前 後 の 連 続 付 与 ) 本 人 が 喪 主 でない 場 合 ( 同 上 ) 6 二 親 等 の 血 族 および 一 親 等 の 姻 族 の 死 亡 ( 同 上 ) 7 三 親 等 の 血 族 および 二 親 等 の 姻 族 の 死 亡 ( 葬 儀 告 別 式 当 日 ) 8 配 偶 者 および 一 親 等 の 回 忌 ( 四 十 九 日, 一 年 忌 当 日 ) 9 その 他 会 社 が 必 要 と 認 めたとき ( 産 前 産 後 休 業 ) 5 その 都 度 必 要 と 認 める 時 間 同 上 7 日 3 日 1 日 1 日 7 日 5 日 3 日 1 日 1 日 承 認 日 数 第 40 条 会 社 は,6 週 間 ( 多 胎 妊 娠 の 場 合 は14 週 間 ) 以 内 に 出 産 する 予 定 の 女 子 社 員 が 休 業 請 求 した 場 合 は, 産 前 休 業 を 認 める 2 会 社 は, 女 子 社 員 が 出 産 したときは, 産 後 8 週 間 の 産 後 休 業 を 認 める ただし, 産 後 6 週 間 を 経 過 し 本 人 が 就 業 を 申 し 出 た 場 合 は, 医 師 が 支 障 ないと 認 めた 業 務 に 就 業 させる 3 前 各 項 の 休 業 は, 無 給 とする ( 妊 娠 中 の 通 院 等 ) 第 41 条 妊 娠 中 および 出 産 後 1 年 以 内 の 女 性 が, 母 子 健 康 法 による 健 康 診 査 および 保 健 指 導 のた めに 勤 務 時 間 内 に 通 院 することがある 場 合 は, 請 求 により 次 の 各 号 の 時 間 内 通 院 をすることがで きる (1) 妊 娠 23 週 まで4 週 間 に1 回 (2) 妊 娠 24 週 から35 週 まで2 週 間 に1 回 (3) 妊 娠 36 週 以 降 1 週 間 に1 回 (4) 各 号 のほか, 妊 娠 中 および 出 産 後 1 年 間 以 内 で 医 師 等 の 指 示 がある 場 合 はその 必 要 回 数 ( 妊 娠 中 および 産 後 の 症 状 等 に 対 する 措 置 ) 第 42 条 妊 娠 中 および 出 産 後 1 年 以 内 の 女 性 が, 医 師 等 から 勤 務 状 態 が 健 康 状 態 に 支 障 をおよぼ すとの 指 導 を 受 けた 場 合 は, 本 人 の 請 求 により 母 性 健 康 管 理 指 導 事 項 連 絡 カード に 基 づき, 次 の 各 号 の 措 置 を 講 ずる (1) 業 務 負 担 の 軽 減 (2) 勤 務 時 間 の 短 縮 (3) 負 担 の 少 ない 業 務 への 転 換 (4) 妊 娠 中 に 限 り 始 業 30 分 繰 り 下 げ, 終 業 30 分 繰 り 上 げる 通 勤 緩 和 措 置 なお, 始 業, 終 業 時 のどちらかにまとめて60 分 とることができる (5) 妊 娠 中 に 限 り 所 定 の 休 憩 時 間 以 外 での 休 憩 (6) 休 業
2 前 第 1 号 により 第 5 号 の 適 用 により, 所 定 の 勤 務 時 間 に 満 たない 場 合 の 給 与 は, 給 与 規 程 第 8 条 を 適 用 する 3 第 1 項 第 6 号 の 休 業 は 無 給 とする ( 出 勤 率 の 等 の 算 定 ) 第 43 条 第 41 条, 第 42 条 の 規 定 の 適 用 を 受 けた 者 の 出 勤 率 の 算 定 は, 出 勤 したものとみなす 2 休 業 期 間 は 勤 続 年 数 に 算 入 する ( 育 児 時 間 ) 第 44 条 女 子 社 員 であって, 現 に1 歳 未 満 児 を 育 てつつ 就 業 している 者 の 請 求 があった 場 合 は, 午 前 30 分 間, 午 後 30 分 間 の 育 児 時 間 を 与 える ( 特 別 休 暇 の 届 出 ) 第 45 条 前 第 39 条, 第 40 条, 第 41 条 に 規 定 する 休 暇 を 受 けようとする 者 は, 事 前 に 所 定 の ( 様 式 2)によりその 事 由 を 記 載 のうえ, 所 属 長 を 経 て 会 社 の 承 認 を 受 けなければならない た だし, 事 前 に 承 認 を 受 けることができない 場 合 は, 事 後 すみやかに 届 け 出 なければならない 2 前 項 の 場 合, 必 要 に 応 じ 証 明 書 を 提 出 させることがある ( 育 児 休 業 および 介 護 休 業 ) 第 46 条 社 員 のうち 必 要 ある 者 は, 会 社 に 申 し 出 て 育 児 休 業 または, 介 護 休 業 の 適 用 を 受 けるこ とができる 2 育 児 休 業 または 介 護 休 業 の 対 象 社 員, 手 続 き 等 ここに 定 めのない 事 項 については, 育 児 休 業 規 程 および 介 護 休 業 規 程 の 定 めるところによる 第 4 章 給 与 お よ び 退 職 金 ( 給 与 および 退 職 金 ) 第 47 条 社 員 の 給 与 および 退 職 金 については, 別 に 給 与 規 程 および 退 職 金 規 程 に 定 める 第 5 章 人 事 第 1 節 採 用 ( 採 用 の 方 法 ) 第 48 条 会 社 は, 入 社 を 希 望 する 者 の 中 から, 選 考 試 験 に 合 格 した 者 を 採 用 する 2 選 考 試 験 は, 書 類 選 考, 身 体 検 査, 学 科 試 験, 面 接 試 験, 技 能 試 験, 適 性 検 査 などのうち2 種 類 以 上 を 併 せて 行 う 3 前 項 の 試 験 方 法 は,その 都 度 定 める ( 提 出 書 類 ) 第 49 条 会 社 に 入 社 を 希 望 する 者 は, 次 の 書 類 を 提 出 しなければならない (1) 自 筆 の 履 歴 書 ( 写 真 貼 付 ) (2) 健 康 診 断 書 (3) 卒 業 ( 見 込 ) 証 明 書 および 学 業 成 績 証 明 書 ( 新 規 学 卒 者 の 場 合 ) 6
(4) その 他 とくに 会 社 が 指 定 したもの ( 採 用 時 の 提 出 書 類 ) 第 50 条 新 たに 採 用 された 者 は, 会 社 の 指 定 する 日 時 までに 次 の 書 類 を 提 出 しなければならない ただし, 選 考 の 際 すでに 提 出 してあるものは,この 限 りではない (1) 住 民 票 記 載 事 項 の 証 明 書 (2) 健 康 診 断 書 (3) 通 勤 方 法 の 届 け 出 (4) 前 職 のあった 者 は 厚 生 年 金 保 険 被 保 険 者 証 および 雇 用 保 険 被 保 険 者 証 (5) 給 与 所 得 の 扶 養 控 除 等 申 告 書 (6) 入 社 の 年 に 給 与 所 得 のあった 者 は 給 与 所 得 源 泉 徴 収 票 (7) 資 格 証 明 書 および 免 許 証 の 写 し (8) その 他 会 社 が 必 要 とする 書 類 ( 記 載 事 項 の 変 更 届 ) 第 51 条 前 条 の 提 出 書 類 の 記 載 事 項 に 異 動 があった 場 合 は,その 都 度 遅 滞 なく 文 書 にて 届 け 出 な ければならない ( 誓 約 保 証 書 ) 第 52 条 社 員 に 採 用 された 者 は, 独 立 の 生 計 を 営 む 成 年 者 を 身 元 保 証 人 とし, 所 定 の 誓 約 保 証 書 ( 様 式 4) 一 通 を 提 出 しなければならない ( 試 用 期 間 ) 第 53 条 新 たに 採 用 された 社 員 は, 入 社 日 より3か 月 間 を 試 用 期 間 とする ただし, 事 情 により 短 縮 免 除 または6か 月 を 限 度 として 延 長 することができる 2 前 項 の 試 用 期 間 中 に 社 員 として 不 適 格 と 認 められた 場 合 は, 採 用 を 取 り 消 す 3 試 用 期 間 を 満 了 した 社 員 は 本 採 用 とし, 試 用 の 期 間 を 勤 続 年 数 に 算 入 する ( 人 事 異 動 ) 第 54 条 会 社 は, 業 務 の 都 合 により 社 員 に 対 して 職 場 もしくは 職 務 の 変 更, 転 勤 およびその 他 人 事 上 の 異 動 を 命 ずることがある 2 前 項 の 異 動 を 命 ぜられた 者 は, 正 当 な 理 由 がない 限 りこれを 拒 むことはできない 3 第 1 項 の 人 事 異 動 を 命 ぜられた 者 は, 指 定 された 日 までに 赴 任 することとし, 業 務 内 容 および 保 管 中 の 備 品, 書 類 その 他 すべての 物 品 を 後 任 者 に 引 き 継 ぎを 終 了 し, 所 属 長 に 業 務 引 継 書 を 提 出 しなければならない 第 2 節 休 職 ( 休 職 事 由 ) 第 55 条 社 員 が, 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは 休 職 を 命 ずる (1) 自 己 の 都 合 によりやむえをえず 欠 勤 するとき( 私 事 休 職 ) (2) 公 職 に 就 任 し, 業 務 と 両 立 しえないと 会 社 が 認 めたとき( 公 職 休 職 ) (3) 業 務 外 の 傷 病 により 欠 勤 したとき,または 傷 病 により 勤 務 に 適 さないと 会 社 が 認 めたと き( 一 般 傷 病 休 職 ) 7
(4) 会 社 の 都 合 により, 社 外 の 業 務 に 従 事 するとき( 出 向 休 職 ) (5) 前 各 号 のほかそれに 準 ずる 理 由 があるとき(その 他 休 職 ) ( 休 職 期 間 ) 第 56 条 前 条 の 休 職 期 間 は 次 のとおりとし, 欠 勤 許 容 期 間 のある 場 合 の 休 職 期 間 の 始 期 は 欠 勤 許 容 期 間 の 満 了 した 翌 日 から,その 他 の 場 合 は 休 職 命 令 の 発 令 の 日 とする 休 職 事 由 項 目 勤 続 勤 続 勤 続 勤 続 勤 続 1 年 未 満 1 年 以 上 5 年 以 上 10 年 以 上 15 年 以 上 5 年 未 満 10 年 未 満 15 年 未 満 第 55 条 欠 勤 許 容 期 間 10 日 20 日 30 日 30 日 30 日 第 1 号 休 職 期 間 3か 月 5か 月 6か 月 6か 月 6か 月 第 55 条 欠 勤 許 容 期 間 第 2 号 休 職 期 間 就 任 期 間 第 55 条 欠 勤 許 容 期 間 1か 月 2か 月 3か 月 3か 月 3か 月 第 3 号 休 職 期 間 3か 月 6か 月 6か 月 1 年 1 年 6か 月 第 55 条 欠 勤 許 容 期 間 第 4 号 休 職 期 間 必 要 期 間 第 55 条 第 5 号 欠 勤 許 容 期 間 休 職 期 間 前 各 号 に 準 ずる 会 社 が 認 めた 期 間 2 第 55 条 第 1 号 の 場 合 の 休 職 期 間 は, 会 社 がとくに 休 職 とすることを 認 めた 場 合 に 限 る 3 第 55 条 第 3 号 に 該 当 する 休 職 の 場 合 で 会 社 が 特 別 の 事 情 があると 判 断 した 時 は, 第 1 項 に 定 める 休 職 期 間 を 変 更 することがある ( 欠 勤 および 休 職 期 間 の 通 算 ) 第 57 条 前 条 に 定 める 欠 勤 許 容 期 間 または 休 職 期 間 中 の 者 が, 一 時 出 勤 し, 就 業 が 連 続 して30 日 ( 休 日 を 含 む)に 満 たないときは, 欠 勤 許 容 期 間 または 休 職 期 間 は 中 断 せず 通 算 するものとす る ( 休 職 期 間 と 勤 続 年 数 ) 第 58 条 休 職 期 間 は 勤 続 年 数 に 算 入 する ただし, 第 55 条 第 1 号 については 勤 続 年 数 に 算 入 し ない ( 復 職 ) 第 59 条 休 職 期 間 中 に 休 職 事 由 が 消 滅 した 場 合 は, 会 社 の 指 定 する 医 師 の 診 断 書 または 事 由 消 滅 に 関 する 証 明 書 を 添 付 し, 書 面 にて 復 職 願 を 提 出 し, 会 社 の 承 認 を 得 なければならない ただし, 第 55 条 第 4 号 を 除 く 2 会 社 は, 休 職 期 間 の 満 了 日 以 前 にその 事 由 が 消 滅 したと 認 めた 場 合 は, 復 職 を 命 ずる 3 復 職 後 の 職 務 については,その 都 度 会 社 が 定 める ( 休 職 期 間 の 給 与 ) 第 60 条 休 職 期 間 中 の 給 与 は, 別 に 定 める 給 与 規 程 による 第 3 節 退 職 および 解 雇 ( 退 職 ) 第 61 条 社 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは 退 職 とする 8
(1) 退 職 を 願 い 出 て, 承 認 されたとき (2) 死 亡 したとき (3) 定 年 に 達 したとき (4) 早 期 退 職 を 願 い 出 て, 承 認 されたとき (5) 休 職 期 間 が 満 了 し, 復 職 しないとき ( 定 年 退 職 ) 第 62 条 社 員 は,60 歳 に 達 した 後 の 最 初 の3 月 31 日 をもって 定 年 退 職 とする ただし 会 社 は 社 員 代 表 との 継 続 雇 用 制 度 に 関 する 書 面 協 定 により, 社 員 が 希 望 する 場 合 は,65 歳 まで 再 雇 用 する ( 早 期 退 職 ) 第 63 条 社 員 は 勤 続 20 年 以 上 で55 歳 以 上 の 者 は, 該 当 年 齢 に 達 した 後 の 最 初 の3 月 31 日 を もって 早 期 退 職 できる 2 早 期 退 職 を 希 望 する 者 は, 早 期 退 職 を 希 望 する 年 度 の 初 日 に 会 社 への 届 出 および 会 社 との 協 議 を 経 て 承 認 された 者 に 限 る 3 会 社 は, 前 項 の 手 続 き 以 外 は 早 期 退 職 を 認 めない 4 会 社 から 早 期 退 職 を 承 認 された 者 は, 早 期 退 職 を 撤 回 することができない ( 希 望 退 職 ) 第 64 条 社 員 が 自 己 の 都 合 により 退 職 しようとするときは, 少 なくとも2 週 間 前 までにその 理 由 を 付 した 退 職 願 ( 様 式 5)を 提 出 し 指 示 があるまでの 間 従 前 の 業 務 を 継 続 しなければならない ( 解 雇 ) 第 65 条 会 社 は, 社 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 する 場 合 は, 解 雇 する (1) 事 業 の 縮 小 その 他 やむを 得 ない 業 務 上 の 都 合 によるとき (2) 精 神 または 身 体 的 故 障 により 業 務 に 耐 えられないと 会 社 が 認 めたとき (1) 社 員 としての 能 力 が 著 しく 劣 り,または 勤 務 成 績 が 不 良 で 不 適 格 と 会 社 が 認 めたとき (4) 懲 戒 による 免 職 事 由 に 該 当 したとき (5) 試 用 期 間 中 において 社 員 として 不 適 当 と 会 社 が 認 めたとき (6) 降 格, 出 勤 停 止, 減 給 のいずれかに 該 当 する 処 罰 を3 回 以 上 受 けたとき (7) 業 務 上 の 理 由 による 傷 病 のため, 打 切 補 償 を 支 給 したとき (8) その 他 前 各 号 に 準 ずるやむを 得 ない 事 由 がある 場 合 ( 解 雇 の 予 告 ) 第 66 条 前 条 の 第 4 号 および 第 7 号 を 除 く 各 号 の 一 に 該 当 するときは,30 日 前 に 予 告 するか 平 均 賃 金 の30 日 分 を 支 払 って 解 雇 する ただし, 試 用 期 間 中 社 員 として 不 適 格 と 判 断 された 入 社 後 1か 月 を 経 ていない 者 は, 平 均 賃 金 30 日 分 を 支 給 せず 即 時 解 雇 する 2 前 項 の 予 告 の 日 数 は, 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 だけ 短 縮 することがある 3 前 条 第 7 号 により 解 雇 するときは30 日 前 に 予 告 する ( 解 雇 制 限 ) 第 67 条 第 65 条 および 第 66 条 の 規 定 にかかわらず, 次 の 各 号 の 一 に 該 当 する 期 間 は 解 雇 しな い (1) 業 務 上 の 傷 病 において 療 養 のため 休 職 する 期 間 およびその 後 30 日 間 9
(2) 産 前 産 後 の 女 子 で 労 働 基 準 法 第 65 条 により 休 業 する 期 間 およびその 後 30 日 間 ( 退 職 手 当 ) 第 68 条 社 員 が 退 職 したときおよび 第 65 条 の 規 定 により 解 雇 されたとき,または 死 亡 したとき における 退 職 手 当 の 支 給 については, 別 に 定 める 退 職 金 規 程 による ただし, 第 65 条 第 4 号 に 該 当 する 場 合 には, 退 職 手 当 を 支 給 しない ( 貸 与 品 等 の 返 納 ) 第 69 条 社 員 は, 退 職 するときまたは 解 雇 されたときは, 健 康 保 険 証, 制 服 その 他 一 切 の 貸 与 品 を 返 納 し, 会 社 に 対 し 債 務 のあるときはこれを 返 済 しなければならない 第 6 章 教 育 ( 教 育 ) 第 70 条 社 員 は, 会 社 が 実 施 する 諸 教 育 を 指 定 の 場 所 において 受 けなければならない 2 社 員 の 教 育 については, 別 に 社 員 研 修 規 程 に 定 める 第 7 章 安 全, 衛 生 ( 遵 守 義 務 ) 第 71 条 社 員 は, 常 に 安 全 衛 生 に 関 する 法 令, 規 則, 通 達 を 守 り, 安 全 衛 生 管 理 者 の 指 示 に 従 う とともに, 安 全 衛 生 に 留 意 し, 災 害 の 防 止 および 疾 病 の 予 防 に 努 めなければならない ( 災 害 予 防 ) 第 72 条 社 員 は, 災 害 防 止 のため, 次 の 事 項 を 厳 守 しなければならない (1) 喫 煙 は 所 定 の 場 所 以 外 では 行 わないこと (2) 許 可 なく 火 気 を 使 わないこと (3) 油 脂,ガス, 炭 火,その 他 発 火 しやすい 恐 れのあるものの 取 扱 いは 慎 重 にすること (4) 通 路, 階 段, 非 常 口 ならびに 消 火 設 備 のある 付 近 には 物 品 を 置 かないこと (5) 係 員 以 外 の 者 はみだりに 電 気 及 び 機 械 設 備 または 安 全 装 置 に 手 を 触 れないこと (6) 防 火 器 具, 避 難 用 具, 非 常 報 知 機 の 設 置 場 所 および 使 用 方 法 を 熟 知 すること (7) その 他 安 全 に 関 する 会 社 の 指 示 に 従 うこと ( 非 常 の 場 合 の 措 置 ) 第 73 条 社 員 は, 火 災 その 他 非 常 災 害 の 発 生 を 発 見 し,またはその 危 険 を 予 知 したときは, 臨 機 の 処 置 をとるとともに, 直 ちに 関 係 者 に 通 報 し, 互 いに 協 力 してその 被 害 を 最 小 限 度 にとどめる ように 努 めなければならない ( 就 業 禁 止 ) 第 74 条 社 員 で, 次 の 各 号 の 一 に 該 当 する 者 は 就 業 させない (1) 法 定 伝 染 病 (2) 精 神 病 患 者 (3) その 他 伝 染 の 恐 れあると 認 められる 者 (4) 法 律 上 就 業 禁 止 を 必 要 とする 事 由 のある 者 10
( 伝 染 病 発 生 時 の 措 置 ) 第 75 条 社 員 は, 同 居 の 家 族 または 同 居 人 が 伝 染 病 にかかり,あるいはその 疑 いがある 場 合 は, 直 ちにその 旨 を 所 属 長 に 届 け 出 て,その 指 示 に 従 わなければならない ( 健 康 診 断 ) 第 76 条 社 員 に 対 し 毎 年 一 回 の 定 期 健 康 診 断 を 行 う 第 8 章 災 害 補 償 ( 災 害 補 償 ) 第 77 条 社 員 が, 業 務 上 の 事 由 によって 負 傷 または 罹 病 したとき,およびその 結 果 心 身 に 障 害 を 残 しあるいは 死 亡 したときは, 会 社 は 労 働 基 準 法 および 関 係 法 令 等 に 基 づき 補 償 を 行 う ただし, 労 働 災 害 補 償 保 険 その 他 により 補 償 を 受 けたときは 重 複 して 支 給 しない ( 治 療 費 の 負 担 ) 第 78 条 社 員 が 業 務 上 その 他 これに 準 ずる 事 故 により 負 傷 または 罹 病 したときは, 会 社 は 治 療 に 要 する 一 切 の 費 用 を 負 担 する ( 療 養 補 償 ) 第 79 条 社 員 が 前 条 の 規 定 により 療 養 のため 就 労 できないときは, 賃 金 の 全 額 を 支 給 する ただ し, 労 働 者 災 害 補 償 保 険 に 基 づく 給 付 がある 場 合 については,その 給 付 との 差 額 分 を 支 給 する ( 障 害 補 償 ) 第 80 条 社 員 が, 業 務 上 その 他 これに 準 ずる 事 故 により 負 傷 しまたは 罹 病 し,その 治 療 後 もなお 身 体 に 障 害 が 残 るときは, 会 社 はその 障 害 の 程 度 に 応 じて 法 令 の 定 めるところにより 障 害 補 償 を 行 う ( 遺 族 補 償 および 葬 祭 料 ) 第 81 条 社 員 が 業 務 上 死 亡 したときは, 会 社 は 労 働 基 準 法 の 定 めるところにより, 社 員 の 死 亡 当 時 その 収 入 によって 生 計 を 維 持 した 者 に 対 して 遺 族 補 償 を 行 い, 葬 祭 を 行 う 者 に 対 して 葬 祭 料 を 支 払 う ( 打 切 補 償 ) 第 82 条 第 80 条 の 規 定 により 補 償 を 受 ける 社 員 が 療 養 開 始 後 3 年 を 経 過 しても 傷 病 が 治 癒 しな いときは, 労 働 基 準 法 の 定 めるところにより, 平 均 賃 金 の1,200 日 分 の 打 切 補 償 を 行 うこと ができる ( 補 償 の 制 限 ) 第 83 条 前 各 条 の 補 償 は,その 原 因 が 本 人 の 重 大 な 過 失 による 場 合 は, 減 額 するか,または 補 償 を 行 わないことがある 第 9 章 表 彰 ( 表 彰 の 種 類 ) 第 84 条 社 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは,これを 表 彰 する 表 彰 は 次 の3 種 類 とする (1) 永 年 勤 続 表 彰 11
(2) 善 行 功 労 表 彰 (3) 提 案 表 彰 ( 永 年 勤 続 表 彰 ) 第 85 条 会 社 に 永 年 誠 実 に 勤 務 した 社 員 に 対 し, 勤 続 10 年,20 年,25 年,30 年,35 年 ごとに,それぞれ 表 彰 する 2 前 項 の 勤 続 年 数 は, 毎 年 4 月 1 日 を 基 準 日 とし, 当 該 年 度 に 表 彰 年 限 を 迎 える 社 員 は 繰 り 上 げ て 表 彰 する 3 勤 続 年 数 には, 第 55 条 第 1 号 を 除 き 休 職 期 間 を 含 める 4 表 彰 は, 毎 年 4 月 に 行 い, 賞 状 および 記 念 品 (または 賞 金 )を 授 与 する 5 前 項 の 記 念 品 (または 賞 金 )の 金 額 は, 次 の 区 分 による 勤 続 年 数 10 年 20 年 25 年 30 年 35 年 金 額 ( 相 当 のもの) 1 万 円 3 万 円 5 万 円 10 万 円 20 万 円 ( 善 行 功 労 表 彰 ) 第 86 条 社 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは, 所 属 長 の 推 薦 に 基 づき 表 彰 する (1) 業 務 上 有 益 な 発 明, 改 良, 考 案 または 工 夫 をなし,その 効 果 が 顕 著 で 功 績 があったとき (2) 売 上 げを 著 しく 向 上 させたとき (3) 重 大 な 事 故 の 発 生 を 未 然 に 防 止 し,または 非 常 時 に 際 し 適 切 な 処 置 をとり 被 害 を 最 小 限 にくいとめたとき (4) 業 務 に 誠 実 で, 人 格 技 能 など 他 の 社 員 の 模 範 となると 認 められたとき (5) 社 会 的 功 績 その 他 により, 会 社 の 名 誉 を 高 めたとき (6) その 他 前 各 号 に 準 ずる 功 績 があったとき ( 提 案 表 彰 ) 第 87 条 社 員 がすぐれた 提 案 をした 場 合 は, 所 属 長 の 推 薦 に 基 づき,これを 表 彰 する ( 表 彰 の 方 法 ) 第 88 条 第 86 条, 第 87 条 の 表 彰 は, 表 彰 委 員 会 の 議 を 経 てこれを 行 う 2 表 彰 委 員 会 は, 必 要 の 都 度 これを 設 置 し, 審 議 終 了 と 同 時 に 解 散 する 第 10 章 懲 戒 ( 懲 戒 の 決 定 ) 第 89 条 会 社 は, 本 章 に 定 める 懲 戒 基 準 に 該 当 するときは,これを 懲 戒 する 社 員 は,その 行 為 が 勤 務 時 間 外, 会 社 施 設 外 での 行 為 であることを 理 由 にその 責 めをまぬがれることはできない ( 懲 戒 の 種 類 ) 第 90 条 懲 戒 は, 次 のとおりとする (1) 譴 責 始 末 書 をとり 将 来 を 戒 める (2) 減 給 始 末 書 をとり,1 回 につき 平 均 賃 金 1 日 分 の2 分 の1 以 内 を 減 給 し 将 来 を 戒 め る ただし, 減 給 が2 回 以 上 にわたる 場 合 においては,その 総 額 が 一 賃 金 支 払 期 における 賃 金 総 額 の10 分 の1を 上 回 らない 額 とする (3) 出 勤 停 止 始 末 書 をとり,14 日 以 内 を 限 度 として 出 勤 を 停 止 し,その 期 間 の 賃 金 を 12
支 払 わない (4) 降 格 始 末 書 をとり, 現 に 有 する 職 位 よりも 下 位 の 職 位 につける (5) 諭 旨 解 雇 説 諭 の 上, 退 職 させる (6) 懲 戒 解 雇 所 轄 労 働 基 準 監 督 所 長 の 認 定 を 受 け, 予 告 期 間 を 設 けないで 即 時 解 雇 し, 原 則 として 退 職 金 は 支 給 しない また,この 認 定 を 受 けたときは, 予 告 手 当 を 支 給 しない ( 譴 責, 減 給, 出 勤 停 止, 降 格 ) 第 91 条 社 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは, 譴 責, 減 給, 出 勤 停 止 または 降 格 に 処 する た だし, 情 状 酌 量 の 余 地 があり,またはとくに 考 慮 すべき 事 情 があるかもしくは 本 人 が 深 く 反 省 し ていると 認 める 場 合 は, 懲 戒 を 軽 減 し,または 懲 戒 を 免 じ 訓 戒 にとどめることがある (1) 所 属 長 または 関 連 上 長 の 指 示, 命 令 に 従 わないとき (2) 正 当 な 事 由 なくしてしばしば 無 届 欠 勤, 遅 刻, 早 退, 私 用 外 出 をなし,またはしばしば 職 場 を 離 脱 して 業 務 に 支 障 をきたしたとき (3) 勤 務 に 関 する 手 続 き, 届 け 出 を 偽 り,または 怠 ったとき (4) 業 務 上 の 書 類, 伝 票 などを 改 変 し,または 虚 偽 の 申 告, 届 け 出 を 行 ったとき (5) 業 務 に 対 する 誠 意 を 欠 き, 職 務 怠 慢 と 認 められるとき (6) 素 行 不 良 にして 他 の 社 員 に 対 し 暴 行, 脅 迫 を 加 え,または 社 内 において 賭 博 その 他 これ に 類 する 行 為 をなすなど, 社 内 の 風 紀 秩 序 を 乱 したとき (7) 著 しく 協 調 性 に 欠 け 不 当 に 中 傷 を 加 えるなど, 他 の 社 員 の 業 務 遂 行 に 支 障 を 与 えたとき (8) 許 可 なく 会 社 の 文 書, 帳 簿,その 他 の 書 類 を 部 外 者 に 閲 覧 させ,またはこれに 類 する 行 為 のあったとき (9) 会 社 の 発 行 した 証 明 書 類 を 他 人 に 貸 与 し,または 流 用 したとき (10) 会 社 諸 規 定, 通 達, 通 知 などに 違 反 したとき (11) 故 意, 過 失, 怠 慢 もしくは 監 督 不 行 届 によって 災 害, 傷 害,その 他 の 事 故 を 発 生 させ, または 会 社 ならびに 世 田 谷 区, 川 場 村 の 設 備, 器 具 を 破 損 したとき (12) 許 可 なく 会 社 の 物 品 を 持 ち 出 し,または 持 ち 出 そうとしたとき (13) その 他 前 各 号 に 準 ずる 程 度 の 不 都 合 な 行 為 があったとき ( 諭 旨 解 雇 ) 第 92 条 社 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは, 諭 旨 解 雇 に 処 する ただし, 情 状 により 降 格, 出 勤 停 止 にとどめることがある (1) 前 条 の 違 反 が 再 度 に 及 ぶとき,または 情 状 重 大 と 認 められたとき (2) 職 務 または 職 位 を 利 用 して 会 社 または 世 田 谷 区 ならびに 川 場 村 の 資 産,その 他 これに 準 ずるものを 使 用 し, 自 己 の 利 益 を 図 ったとき (3) 職 務 または 職 位 を 利 用 して 部 外 者 から 不 当 な 金 品, 供 応 を 受 け,または 要 求, 約 束 し, 自 己 または 他 人 の 利 益 を 図 ったとき (4) 会 社 の 許 可 を 受 けずに 在 職 のまま 他 に 雇 用 されたとき (5) 正 当 な 理 由 なく 職 場 配 置, 休 職, 復 職, 配 置 転 換, 出 張, 職 位 決 定, 降 格, 給 与 決 定 な どの 人 事 命 令 を 拒 否 したとき (6) 故 意 に 業 務 能 率 を 低 下 させ,または 業 務 の 妨 害 を 図 ったとき (7) 破 廉 恥, 背 信 な 不 正 不 義 の 行 為 をなし, 社 員 としての 体 面 を 汚 し, 会 社 の 名 誉 および 信 13
用 を 傷 つけたとき (8) 正 当 な 理 由 なく, 無 断 欠 勤 が 引 き 続 き14 日 以 上 に 及 んだとき (9) その 他 前 各 号 に 準 ずる 程 度 の 不 都 合 な 行 為 があったとき ( 懲 戒 解 雇 ) 第 93 条 社 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは 懲 戒 解 雇 に 処 する ただし, 情 状 により 論 旨 解 雇 にとどめることがある (1) 前 条 の 違 反 が 再 度 に 及 ぶとき,または 情 状 重 大 と 認 められたとき (2) 懲 戒 処 分 に 対 して 悔 悛 の 情 なしと 認 められたとき (3) 経 歴 を 偽 り,その 他 不 正 な 方 法 を 用 いて 採 用 されたとき (4) 正 当 な 理 由 なく, 無 断 欠 勤 が 引 き 続 き21 日 以 上 に 及 んだとき (5) 会 社 の 許 可 を 受 けずに 在 職 のまま 他 に 雇 用 されたとき ただし, 事 後 直 ちに 退 職 を 申 し 出 たときは,この 限 りではない (6) 会 社 の 経 営 上 または 業 務 上 の 重 大 な 機 密 を 社 外 に 漏 らしたとき (7) 会 社 の 金 品 を 詐 取 流 用 し,または 虚 偽 の 伝 票, 書 類 を 作 成, 発 行 して 自 己 の 利 益 を 図 り, 会 社 に 損 害 を 与 えたとき (8) 故 意 または 重 大 な 過 失 によって 会 社 の 設 備, 器 物 その 他 の 財 産 を 破 損 または 紛 失 し, 会 社 または 世 田 谷 区 ならびに 川 場 村 に 損 害 を 与 えたとき (9) 所 属 長 または 関 連 上 長 の 指 示 命 令 を 侮 辱 しこれに 反 対 し, 職 場 の 秩 序 を 乱 し, 業 務 を 妨 害 したとき (10) 上 司 に 暴 行 脅 迫 を 加 え,または 社 員 として 著 しく 常 軌 を 逸 する 粗 暴 な 行 為 のあったとき (11) 殺 人, 傷 害, 暴 行, 脅 迫, 強 盗, 窃 盗, 横 領 その 他 の 刑 事 事 件 を 犯 したとき (12) 会 社 の 経 営 に 関 して 故 意 に 真 相 をゆがめ,または 事 実 を 捏 造 して 宣 伝 流 布 するなどの 行 為 により, 会 社 の 名 誉, 信 用 を 傷 つけたとき (13) その 他, 前 各 号 に 準 ずる 程 度 の 不 都 合 な 行 為 のあったとき ( 管 理 監 督 者 の 責 任 ) 第 94 条 業 務 に 関 する 指 導 ならびに 管 理 不 行 届 により 社 員 が 懲 戒 処 分 を 受 けたときは,その 管 理 監 督 の 任 にある 管 理 監 督 者 を 懲 戒 することがある ( 教 唆, 煽 動, 幇 助 など) 第 95 条 他 人 を 教 唆, 煽 動 して 懲 戒 該 当 行 為 をさせたり, 他 人 の 懲 戒 該 当 行 為 を 助 けたり 隠 蔽 し たときは, 懲 戒 該 当 行 為 に 準 じて 懲 戒 条 項 を 適 用 する ( 併 課 ) 第 96 条 懲 戒 は 必 要 により 二 つ 以 上 を 併 課 することがある ( 懲 戒 決 定 までの 就 業 禁 止 ) 第 97 条 社 員 が 懲 戒 解 雇 に 該 当 する 疑 いがあるときは, 職 場 秩 序 維 持 上, 処 分 が 決 定 するまで 就 業 を 禁 止 することがある ( 懲 罰 委 員 会 ) 第 98 条 社 員 の 懲 戒 は, 懲 罰 委 員 会 の 議 を 経 てこれを 行 う 2 懲 罰 委 員 会 は, 必 要 の 都 度 これを 設 置 し, 審 議 終 了 と 同 時 に 解 散 する 14
別 表 -1 基 本 勤 務 形 態 当 社 の 社 員 の 基 本 勤 務 形 態 は, 次 のとおりとする サービス 部 門 調 理 部 門 始 業 午 前 8 時 00 分 午 前 7 時 00 分 午 前 12 時 00 分 午 前 6 時 30 分 終 業 午 後 5 時 00 分 午 後 4 時 00 分 午 後 9 時 00 分 午 後 8 時 30 分 休 憩 時 間 60 分 勤 務 途 中 に 60 分 勤 務 途 中 に 6 時 間 附 則 この 規 則 は, 昭 和 61 年 4 月 1 日 より 施 行 する 改 正 平 成 元 年 5 月 30 日 改 正 平 成 6 年 3 月 1 日 改 正 平 成 9 年 4 月 1 日 改 正 平 成 10 年 4 月 1 日 改 正 平 成 11 年 3 月 1 日 改 正 平 成 16 年 4 月 1 日 改 正 平 成 18 年 4 月 1 日 15