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別紙3

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

定款

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 ( 単 位 : 円 ) 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 413,

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

 

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根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

連結計算書

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

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平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

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入札公告 機動装備センター

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

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第 区 的 现 及 议 中 国 经 济 与 日 本 企 业 2014 年 白 皮 书 0

1 章 華 北 ( 北 京 市 天 津 市 山 東 省 ) 第 北 京 市 201 年 北 京 市 内 総 生 産 (GRP)は1 兆 9,500 億 6,000 万 元 実 質 成 長 率 は7.7%と 前 年 実 績 および201 年 全 国 成 長 率 と 同 水 準 になっ た 1 人 当 たりGRPは9 万,21 元 (1 万 5,052ドル) だった 北 京 市 政 府 は 経 済 成 長 における 質 と 効 率 重 視 構 えをみせ 2014 年 成 長 率 目 標 を7.5% 前 後 とした 201 年 経 済 況 201 年 GRP 成 長 率 は 2012 年 同 様 7.7%と なった 成 長 率 は2012 年 に1990 年 (5.2%)に 次 いで 低 いもとなったが 201 年 も7% 台 成 長 であった 第 1 四 半 期 7.9% 上 半 期 7.7% 1~9 月 7.7% 通 年 で7.7%と 時 期 による 大 きな 変 動 は なく 安 定 した 成 長 になっている 北 京 市 統 計 局 は 国 内 外 情 勢 が 複 雑 な 中 で 安 定 成 長 を 実 したことを 評 価 しており また 構 造 調 整 と 発 展 方 式 転 換 面 でも 成 果 があったとしてい る 発 表 時 会 見 では GRPに 占 める 第 三 次 産 業 比 率 が76.9%に 達 するなど 産 業 構 造 調 整 が 進 めら れたほか 民 間 投 資 やネット 販 売 拡 大 など 需 給 構 造 が 改 善 されたと 指 摘 した 消 費 者 物 価 上 昇 率 は2012 年 と 同 じ.%で 抑 制 目 標 である4% 前 後 を 下 回 った 全 社 会 固 定 資 産 投 資 額 は 前 年 比 8.8% 増 (2012 年 は9.% 増 ) 一 定 規 模 以 上 工 業 生 産 は8.0% 増 (7.0% 増 ) 全 社 会 消 費 品 小 売 額 は8.7% 増 (11.6% 増 )と 工 業 生 産 以 外 は 伸 びが 前 年 より 鈍 化 している 工 業 生 産 について 北 京 市 統 計 局 は ここ 年 で 最 も 高 い 伸 びになったとし 自 動 車 製 造 業 (24% 増 ) コンピュータ 通 信 そ 他 電 子 設 備 製 造 業 (11.9% 増 ) 医 薬 製 造 業 (8.9% 増 )つ 産 業 寄 与 度 が6.4%と 大 きかったと 紹 介 した 1 人 当 たりGRPは9 万,21 元 ドルベースでは 1 万 5,052ドルになった 北 京 市 は 全 国 トップレベ ル 水 準 としているが ニューヨーク ロンドン 香 港 シンガポールなど 都 市 と 比 較 すると 発 展 レベル 差 は 大 きいと 認 識 で 今 後 さらに 高 める 構 えだ 201 年 末 常 住 人 口 は2012 年 末 を45 万 5,000 人 上 回 り 2,114 万 8,000 人 となった 半 年 以 上 北 京 市 に 常 住 している 外 来 人 口 は802 万 7,000 人 2012 年 に2ケタ 増 となっていた 商 品 房 ( 商 用 不 動 産 物 件 ) 販 売 面 積 は2.1% 減 うち 住 宅 は8.1% 減 とマイ ナスに 転 じた 201 年 2 月 に 国 務 院 常 務 会 で 投 機 的 な 住 宅 購 入 抑 制 など5 項 目 不 動 産 コント ロール 策 ( 国 五 条 と 呼 ばれる)が 発 表 され そ 後 北 京 市 でも4 月 に 規 制 が 強 化 された 影 響 が 要 因 一 つとして 考 えられる 対 内 直 接 投 資 は 契 約 額 が 前 年 比 2.% 減 110 億 9,708 万 ドル 実 行 額 が6.0% 増 85 億 2,418 万 ド ルと 契 約 額 が 減 少 に 転 じた 実 行 額 伸 びは1ケ タを 維 持 したも2012 年 (14.0% 増 )より 鈍 化 した 日 本 企 業 による 投 資 実 行 額 は 前 年 比 24.1% 減 4 億 4,781 万 ドルと2 割 以 上 減 少 となった 2 年 連 続 減 少 をした 形 である 在 北 京 日 系 企 業 が 抱 える 課 題 改 善 要 望 点 中 国 日 本 商 会 は 毎 年 北 京 市 政 府 幹 と 座 談 会 を 実 施 してきた 2012 年 201 年 は 開 催 していない が 2011 年 11 月 開 催 時 には 商 会 からは 外 資 誘 致 策 交 通 渋 滞 緩 和 策 など6テーマ 全 12 項 目 改 善 要 望 を 提 起 し 意 見 交 換 を 行 った 北 京 市 政 府 からは 後 日 当 方 改 善 要 望 に 対 する 回 答 が 書 面 であり 投 資 案 件 外 貨 管 理 における 運 用 統 一 などで 前 向 きな 回 答 をいただくなど 具 体 的 な 改 善 に 向 けた 相 互 理 解 が 一 段 と 進 んだ そ 一 方 で 外 資 投 資 性 公 司 における 設 計 エンジニアリング 業 務 開 放 明 確 化 などについては 回 答 に 不 明 確 な 点 もあ り 継 続 的 な 対 話 を 通 じた 更 なる 相 互 理 解 が 必 要 な ももあった 2011 年 11 月 に 実 施 した 座 談 会 で 提 起 した 改 善 要 望 点 なども 含 めて 在 も 以 下 よう な 点 で 引 き 続 き 改 善 が 望 まれている 中 国 日 本 商 会 としては 北 京 市 改 善 に 向 けた 回 答 と 取 り 組 みに 感 謝 するとともに 引 き 続 き 種 措 置 実 施 を 改 め てお 願 いしたい 04 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

大 気 汚 染 改 善 北 京 では 直 径 2.5マイクロメートル 以 下 微 小 粒 子 物 質 (PM2.5) 大 気 中 濃 度 が 高 まるなど 深 刻 な 大 気 汚 染 に 直 面 している 社 員 およびそ 家 族 健 康 は 企 業 運 営 にとって 根 幹 をなすもであ り 同 況 改 善 が 強 く 望 まれる 北 京 市 は201 年 9 月 に 北 京 市 201~2017 年 清 潔 空 気 行 動 計 画 を 発 表 し 関 連 数 値 目 標 を 設 定 し 総 合 的 な 対 策 を 展 開 している 同 年 10 月 にも 北 京 市 空 気 汚 染 応 急 方 案 を 発 表 し PM2.5 濃 度 に 基 づき 青 色 黄 色 オレンジ 色 赤 色 4 段 階 警 報 を 設 け それぞ れに 対 応 した 措 置 を 取 ることを 決 めた 2014 年 月 からは 北 京 市 大 気 汚 染 防 止 条 例 を 施 行 し 汚 染 者 法 的 責 任 を 厳 格 化 している こうした 取 り 組 み 強 化 を 強 く 要 望 したい また 大 気 汚 染 況 や 改 善 策 実 施 効 果 などにつき 迅 速 かつ 的 確 な 情 報 公 開 をお 願 いしたい 交 通 渋 滞 緩 和 策 交 通 渋 滞 は ビジネス 生 活 面 に 多 大 な 悪 影 響 を 与 えている 交 通 整 理 強 化 違 法 駐 車 取 り 締 ま り 下 鉄 公 共 バス 路 線 拡 大 などインフラ 整 備 市 民 交 通 ルール 徹 底 へ 指 導 など 引 き 続 き 改 善 に 向 けた 取 り 組 みを 要 望 する 北 京 戸 籍 枠 増 加 方 出 身 優 秀 な 人 材 確 保 ため 企 業 に 提 供 される 北 京 戸 籍 枠 増 加 を 検 討 していただきたい 外 国 人 社 会 保 険 加 入 外 国 人 社 会 保 険 加 入 が 法 律 で 規 定 されたが 日 本 人 駐 在 員 場 合 は 日 本 で 社 会 保 険 に 入 っており 中 国 で 老 後 を 暮 らすことや 失 業 する 確 率 も 極 めて 低 い また 病 院 も 私 立 外 国 人 専 門 医 院 を 使 うこと が 一 般 的 であるため 社 会 保 険 対 象 にもならない ことを 考 えると 中 国 で 社 会 保 険 に 入 ること 利 点 を 見 出 すことが 難 しい 日 系 企 業 にとって 負 担 額 も 大 きくなっている 日 中 社 会 保 障 協 定 締 結 まで 間 は 社 会 保 険 料 納 付 を 免 除 する 経 過 措 置 を 実 施 して いただくことを 要 望 する 外 国 人 居 留 許 可 201 年 外 国 人 出 入 国 管 理 法 および 管 理 条 例 改 正 に 伴 い 外 国 人 駐 在 員 居 留 許 可 更 新 手 続 きは 申 請 後 15 日 を 超 えない 日 数 で 可 能 と 規 定 されてい るが こ 期 間 中 は パスポートを 当 局 に 提 出 して いることから 出 張 等 中 国 国 内 異 動 に 影 響 が 出 てい る 一 都 市 において 更 新 期 間 短 縮 が 行 われてい るが 北 京 市 も 同 様 措 置 をお 願 いしたい また 申 請 時 に 一 般 的 には 受 理 回 執 ( 写 真 なし)が 交 付 されるが 多 く 外 国 人 駐 在 員 は 申 請 際 に 飛 行 機 高 速 鉄 道 搭 乗 ホテル 宿 泊 が 可 能 とな る 受 理 回 執 ( 写 真 付 き) 存 在 について 知 らな いため こ 存 在 につき 十 分 に 宣 伝 していただきた い もしくは 今 後 受 理 回 執 ( 写 真 なし)を 発 行 せず 受 理 回 執 ( 写 真 付 き)みを 交 付 して いただきたい 外 資 誘 致 策 など 外 商 投 資 性 公 司 経 営 範 囲 拡 大 外 資 投 資 性 公 司 における 設 計 エンジニアリング 業 務 ( 生 産 設 備 全 般 設 計 管 理 コンサルティン グ 調 達 販 売 保 守 他 ) 開 放 につき 明 確 な 規 定 を 示 していただきたい 外 資 参 入 規 制 さらなる 緩 和 今 後 中 国 で 伸 長 が 期 待 されるサービス 分 野 特 に 情 報 ( 付 加 価 値 通 信 サービス) 保 険 ( 生 命 保 険 保 険 代 理 事 業 へ 外 資 出 資 規 制 ) 等 外 資 規 制 をさらに 緩 和 していただきたい また 北 京 市 として 優 遇 策 検 討 実 施 をお 願 いしたい 中 外 合 弁 企 業 登 録 資 本 と 投 資 総 額 比 率 に 関 する 暫 定 規 定 見 直 し 1987 年 に 国 家 工 商 局 より 公 布 された 中 外 合 弁 企 業 登 録 資 本 と 投 資 総 額 比 率 に 関 する 暫 定 規 定 に 基 づけば 投 資 総 額 金 額 により 一 定 比 率 登 録 資 本 金 が 要 求 される 公 布 当 時 は 外 資 系 企 業 に 対 し 税 制 面 などさまざま 優 遇 策 があり 他 方 で 外 貨 が 不 足 していた 時 代 であったため 外 資 誘 致 による 外 貨 獲 得 点 で 一 定 役 割 があった ところが 在 で は 外 資 に 対 する 内 国 民 待 遇 付 与 により そうした 優 遇 策 も 撤 廃 され 中 国 外 貨 ポジションも 不 足 か ら 余 剰 に 転 じているため 同 規 定 を 見 直 す 時 期 に 来 ている 一 方 内 国 民 待 遇 観 点 から 内 資 企 業 が 上 記 規 定 規 制 を 受 けず 外 資 みが 規 制 を 受 けると いうは 不 公 平 でもあり 実 務 上 既 に 合 弁 事 業 等 を 検 討 する 際 阻 害 要 因 となっている 同 暫 定 規 定 見 直 しにつき 国 家 工 商 行 政 管 理 総 局 に 働 きかけてい ただきたい 優 良 企 業 へ 貿 易 送 金 紐 付 き 管 理 免 除 貿 易 送 金 が 管 理 されているはマネーロンダリ ングや 投 機 資 金 動 きを 抑 えることが 目 的 であるこ とは 十 分 理 解 しているが 場 は 書 類 管 理 などで 一 定 労 力 を 費 している 簡 素 化 は 進 展 しているも 管 理 況 良 い 優 良 企 業 に 対 しては こうした 紐 付 き 管 理 免 除 を 検 討 していただきたい 研 究 開 発 機 関 誘 致 外 資 北 京 へ 進 出 を 促 進 するためには 数 多 く 大 学 研 究 開 発 機 関 を 有 することから 研 究 開 発 機 関 06 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

誘 致 が 適 していると 思 われる そ 際 に 必 要 な 措 置 例 としては 研 究 者 駐 在 コスト 低 減 ( 住 居 社 会 保 険 料 所 得 税 ) 優 秀 な 学 生 や 研 究 者 紹 介 支 援 研 究 新 区 設 立 などが 挙 げられる < > 1 北 京 市 大 気 汚 染 が 深 刻 化 している 大 気 汚 染 改 善 に 向 けた 取 り 組 み 強 化 を 強 く 要 望 したい 大 気 汚 染 況 や 改 善 策 実 施 効 果 などにつき 迅 速 かつ 的 確 な 情 報 公 開 を お 願 いしたい 2 交 通 渋 滞 緩 和 策 について 交 通 整 理 強 化 違 法 駐 車 取 り 締 まり 下 鉄 公 共 バス 路 線 拡 大 などインフラ 整 備 市 民 交 通 ルール 遵 守 意 識 向 上 など 引 き 続 き 改 善 に 向 けた 取 り 組 みを 要 望 する い また 北 京 市 として 優 遇 策 検 討 実 施 をお 願 いしたい () 中 外 合 弁 企 業 登 録 資 本 と 投 資 総 額 比 率 に 関 する 暫 定 規 定 見 直 しにつき 国 家 工 商 行 政 管 理 総 局 に 働 きかけていただきたい (4) 優 良 企 業 へ 貿 易 送 金 紐 付 け 管 理 免 除 を 要 望 したい (5) 研 究 開 発 機 関 誘 致 に 関 し 研 究 者 住 居 社 会 保 険 料 所 得 税 など 駐 在 コスト 低 減 や 優 秀 な 学 生 や 研 究 者 紹 介 支 援 研 究 新 区 設 立 な ど 措 置 を 検 討 いただきたい 方 出 身 優 秀 な 人 材 確 保 ため 企 業 に 提 供 される 北 京 戸 籍 枠 増 加 を 検 討 して いただきたい 4 外 国 人 社 会 保 険 制 度 について 北 京 市 で 強 制 加 入 となっているが 日 中 社 会 保 障 協 定 締 結 まで 間 は 社 会 保 険 料 納 付 を 免 除 する 経 過 措 置 を 実 施 していただくことを 要 望 する 第 5 外 国 人 駐 在 員 ビザ 更 新 手 続 き 期 間 中 は パスポートを 当 局 に 提 出 していること から 出 張 等 中 国 国 内 異 動 に 影 響 が 出 てい る 期 間 短 縮 をお 願 いしたい また 多 く 外 国 人 駐 在 員 は 申 請 際 に 飛 行 機 高 速 鉄 道 搭 乗 ホテル 宿 泊 が 可 能 とな る 受 理 回 執 ( 写 真 付 き) 存 在 につい て 知 らないため 十 分 に 宣 伝 していただき たい もしくは 今 後 受 理 回 執 ( 写 真 なし)を 発 行 せず 受 理 回 執 ( 写 真 付 き)を 交 付 していただきたい 6 外 資 誘 致 策 に 関 する 要 望 (1) 外 資 投 資 性 公 司 における 設 計 エン ジニアリング 業 務 ( 生 産 設 備 全 般 設 計 管 理 コンサルティング 調 達 販 売 保 守 他 ) 開 放 につき 明 確 な 規 定 を 示 していただきたい (2)サービス 分 野 特 に 情 報 ( 付 加 価 値 通 信 サービス) 保 険 ( 生 命 保 険 保 険 代 理 事 業 へ 外 資 出 資 規 制 ) 等 外 資 規 制 をさらに 緩 和 していただきた 08 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

天 津 市 201 年 天 津 市 区 総 生 産 (GRP)は1 兆 4,70 億 元 と 年 連 続 1 兆 元 を 超 えた 実 質 成 長 率 は 前 年 比 12.5% で 12 年 1.8%に 比 べ1.ポイント 低 下 2002 年 以 来 12% 台 となったも 2 桁 増 を 維 持 し 全 国 1 省 市 う ち 天 津 市 は 最 も 高 い 成 長 率 となった 一 人 当 たりGRPに ついても10 万 元 を 越 え 全 国 で 最 も 高 く 天 津 市 はここ 数 年 全 国 トップクラス 経 済 成 長 を 維 持 している 201 年 経 済 況 1 年 経 済 を 主 要 な 項 目 別 に 見 ると 全 社 会 固 定 資 産 投 資 額 は 前 年 比 14.1% 増 工 業 生 産 は 同 1.1% 増 全 社 会 消 費 品 小 売 額 は 同 14.0% 増 となった 貿 易 総 額 は 前 年 比 11.2% 増 1,285 億 ドルと 年 連 続 1,000 億 ドルを 突 破 した 輸 出 は 同 1.5% 増 490 億 ドル 輸 出 先 として はアフリカ ブラジル ASEANがそれぞれ2.% 増 28.1% 増 15% 増 となり 日 本 向 けは6.7% 増 EU 向 け は12% 減 となった 1 年 輸 出 特 徴 として 新 興 市 場 へ 輸 出 が 大 幅 に 増 えていることが 挙 げられる 輸 出 先 を 金 額 ベースでみると12 年 はEU 日 本 ASEAN 順 で あったが 1 年 は 米 国 ASEAN EU 韓 国 日 本 となっ た 輸 入 は 同 18.1% 増 795 億 ドルだった 消 費 者 物 価 指 数 (CPI)は.1%と 前 年 比 0.4ポイント 上 昇 した 商 品 別 にみると 食 品 (5.8%) 住 宅 (4.4%) 家 庭 用 品 (2.0%) 衣 類 (1.1%) タバコ(0.9%)など 価 格 が 上 昇 した 都 市 住 民 一 人 あたり 可 処 分 所 得 は 前 年 比 10.2% 増 万 2,658 元 都 市 住 民 100 戸 あたり 家 庭 用 自 動 車 保 有 台 数 は4.1 台 増 29 台 となった 201 年 対 内 直 接 投 資 動 向 1 年 対 内 直 接 投 資 況 は 契 約 件 数 が564 件 と 前 年 比 68 件 減 少 契 約 金 額 は11.6% 増 207 億 ドル 実 行 金 額 は12.1% 増 168 億 ドルとなり 金 額 は 引 き 続 き2ケ タ 伸 びを 示 した 同 年 中 国 全 体 対 内 直 接 投 資 契 約 件 数 は 前 年 比 8.6% 減 実 行 額 が 同 5.% 増 であることと 比 べると 天 津 市 へ 投 資 額 は 伸 びが 大 きいと 言 える 契 約 件 数 564 件 うち サービス 業 は472 件 実 行 金 額 は1.% 増 94.7 億 ドルと 件 数 約 84% 金 額 でも 約 56%を 占 めた 国 別 投 資 況 ( 実 行 金 額 )をみ ると 第 1 位 は 香 港 で10.9% 増 95.9 億 ドル 第 2 位 は 日 本 で1.6% 増 16.9 億 ドル 第 位 は 韓 国 で47.7% 増 1.4 億 ドルとなっている 日 本 から 投 資 ( 実 行 額 )は 2.8ポイント 低 下 11 年 伸 び 率 88.% 12 年 伸 び 率 46.2%であり 増 加 幅 は 減 少 傾 向 にある 今 後 重 点 施 策 天 津 市 第 16 回 人 民 代 表 大 会 第 2 回 会 で 政 府 活 動 報 告 では 天 津 市 政 府 2014 年 経 済 目 標 が 発 表 された 成 長 率 は11%と1ポイント 下 げられた 方 財 政 収 入 伸 びは12% 固 定 資 産 投 資 伸 びは15% 社 会 消 費 品 小 売 総 額 伸 びは12% 貿 易 伸 びは10% 都 市 登 録 失 業 率 は.8% 以 下 都 市 農 村 住 民 収 入 伸 びはそれぞれ 10% 12% CPI 上 昇 率 は.5% 前 後 などとなっている 黄 興 国 天 津 市 長 は 2014 年 についてつ 主 要 な 任 務 に 取 り 組 むとした 第 一 に 全 面 的 に 美 しい 天 津 ( 注 ) 設 を 加 速 することである 具 体 的 には 産 業 構 造 最 適 化 や 経 済 モデルチェンジグレードアップ 加 速 に 取 り 組 みつつ 汚 染 防 止 を 強 化 し 環 境 質 を 高 め ること 都 市 発 展 規 画 や 設 管 理 強 化 などにも 取 り 組 むとした 第 二 に 全 面 的 に 改 革 を 深 化 させ 開 放 を 拡 大 するとし た 政 府 機 能 転 換 や 機 構 改 革 を 進 めること 国 有 企 業 改 革 を 深 化 させること 対 外 開 放 拡 大 に 注 力 し 投 資 誘 致 際 質 を 高 めることなどに 取 り 組 むとした 第 三 に 全 面 的 に 民 衆 生 活 を 改 善 するとした 絶 え ず 社 会 公 共 サービスを 充 実 させること 教 育 や 医 療 衛 生 サービスなど 向 上 に 取 り 組 むこと 公 平 な 社 会 保 障 制 度 を 設 することなどに 取 り 組 むとした 注 : 天 津 市 は201 年 8 月 に 美 しい 天 津 設 綱 要 を 発 表 し 2016 年 までにPM2.5 年 平 均 値 を2012 年 比 20% 削 減 す ることなどを 目 標 に 生 態 文 明 に 配 慮 した 発 展 を 目 指 すこと を 明 確 に 打 ち 出 している 在 天 津 日 系 企 業 が 抱 える 課 題 改 善 要 望 点 天 津 日 本 人 会 法 人 会 員 企 業 数 は86 社 (14 年 4 月 16 日 時 点 )に 達 している 在 天 津 日 系 企 業 が 直 面 している 主 な 問 題 改 善 要 望 は 以 下 とおりである 貿 易 通 関 (1) 輸 入 材 料 通 関 時 間 が 長 い 天 津 港 に 入 港 後 工 場 に 入 るまで2 週 間 以 上 かかることもある 通 関 に 要 する 日 数 を 明 確 化 するとともにできるだけ 短 縮 して 欲 しい また 通 関 検 査 があった 場 合 荷 扱 い が 悪 いことがある 丁 寧 な 荷 扱 いを 希 望 する (2) 輸 入 貨 物 通 関 において 税 関 や 検 疫 局 等 抜 き 取 り 検 査 を 受 けなければならないが 門 作 業 内 容 が 異 なり 独 立 的 に 権 利 を 行 使 するため 貨 物 検 査 が 同 じ 時 間 や 場 所 で 行 われない そた め 検 査 に 要 する 時 間 が 長 く 手 続 きが 煩 雑 となっ ている ワンストップサービス 導 入 や 手 続 き 簡 素 化 効 率 化 を 検 討 していただきたい また 輸 入 規 制 について 詳 細 且 つ 正 確 な 情 報 をいち 早 10 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

く 事 前 に 通 達 してほしい 或 いは 一 定 猶 予 期 間 を 定 めるなど 対 応 ため 時 間 を 取 ってほしい () 通 関 検 査 時 荷 扱 いが 悪 く 不 良 品 になってしま うケースがある また 抜 き 取 り 検 査 された 製 品 が 抜 き 取 られたままで 返 って 来 ないことがある これら 製 品 取 り 扱 い 方 法 について 改 善 を 希 望 する (4) 通 関 に 要 するデポジットについて 信 用 力 に 応 じた 金 額 にして 欲 しい (5) 設 備 輸 入 時 免 税 枠 利 用 について 手 続 き 簡 素 化 を 希 望 する (6) 物 流 園 区 保 税 港 区 等 保 税 区 が 設 立 されてい るが 従 来 保 税 区 も 含 め 役 割 や 位 置 づけ 違 い などがよくわからないため 今 後 方 向 性 等 説 明 が 聞 きたい 税 務 会 計 (1) 税 務 会 計 関 連 新 規 定 や 政 策 公 布 頻 度 が 多 く 最 新 情 報 が 入 手 し 辛 い ホームページに 掲 載 するだ けでなく 重 要 且 つ 外 資 企 業 にとって 影 響 大 きい 法 規 定 については 企 業 に 対 する 説 明 会 や 講 習 会 を 開 く 等 行 政 サービス 充 実 化 を 希 望 する (2) 天 津 保 税 区 でも 物 流 園 区 と 同 様 貨 物 が 区 内 に 搬 入 された 時 点 で 増 値 税 輸 出 還 付 が 受 けられる ように 機 能 が 改 善 されることを 希 望 する 労 務 (1) 労 働 者 権 利 保 護 は 十 分 理 解 するも 不 当 な 長 期 病 欠 職 務 怠 慢 サボタージュ 等 明 らかに 労 働 者 側 に 非 がある 労 務 問 題 についても 仲 裁 や 裁 判 で は 労 働 者 寄 り 判 決 が 出 やすい 傾 向 を 感 じてい る 公 平 な 目 線 で 判 断 をして 欲 しい (2) 最 低 賃 金 急 激 なアップは 企 業 にとって 負 担 が 大 き く 事 業 計 画 変 更 を 余 儀 なくされる 場 合 もある 最 低 賃 金 は 徐 々に 引 き 上 げるよう 要 望 したい () 駐 在 員 居 留 許 可 更 新 手 続 きに 関 して 約 2 週 間 パス ポートを 預 けなければならない そ 間 出 張 等 業 務 に 支 障 が 生 じる 手 続 き 期 間 を 短 縮 する コ ピー 対 応 を 認 める 複 数 年 ビザを 認 める 等 運 用 を 検 討 して 欲 しい (4)60 歳 以 上 外 国 人 へ 就 労 ビザ 発 給 制 限 により 豊 富 な 経 験 を 有 する 有 能 な 人 材 を 活 用 することが できないケースがある 年 齢 制 限 による 発 給 制 限 緩 和 を 希 望 する (5) 外 国 人 社 会 保 険 制 度 について 上 海 市 など 未 だ 加 入 が 義 務 付 けられていない 都 市 もあると 聞 く 同 制 度 は 実 態 として 外 国 人 駐 在 員 にとっては 利 用 し 辛 い 制 度 であり 天 津 市 においても 強 制 加 入 ではな く 任 意 加 入 にするなど 検 討 を 行 って 欲 しい 知 的 財 産 権 複 雑 化 巧 妙 化 小 口 化 する 模 倣 品 業 者 に 対 する 摘 発 強 化 を 希 望 する 知 的 財 産 権 を 侵 害 する 違 法 行 為 に 対 する 厳 罰 化 を 希 望 する 省 エネ 環 境 保 護 (1) 種 産 業 廃 棄 物 処 理 汚 水 排 水 処 理 大 気 汚 染 は 避 けて 通 れない 問 題 であり 深 刻 化 している 天 津 市 政 府 主 導 で 改 善 に 向 けた 更 なる 取 り 組 み 強 化 を 強 く 要 望 したい (2) 省 エネ 節 水 環 境 保 護 に 関 する 詳 細 な 数 値 達 成 目 標 優 遇 政 策 等 情 報 或 いは 情 報 入 手 ルートを 得 たい 物 流 (1) 昼 間 市 外 ナンバー 貨 物 輸 送 車 は 市 内 に 入 るこ とができないため 積 み 替 えが 必 要 となり 時 間 的 ロス 商 品 ダメージが 発 生 する 市 外 ナンバー 車 両 に 関 する 制 限 を 緩 和 していただきたい (2) 交 通 通 行 規 制 情 報 を 事 前 に 提 供 して 欲 しい 道 路 工 事 際 は 迂 回 路 を 明 確 にして 欲 しい 不 正 ト ラック( 積 載 オーバー 高 さ 長 さオーバー) 取 締 りを 強 化 して 欲 しい () 危 険 物 運 輸 に 関 して 道 路 交 通 管 理 門 判 断 基 準 が 統 一 されていない 判 断 基 準 透 明 化 統 一 化 等 改 善 を 希 望 する (4) 鉄 道 貨 物 輸 送 網 や 物 流 ネットワーク 更 なる 充 実 化 により 天 津 市 と 他 中 国 内 都 市 を 結 ぶ 物 流 環 境 整 備 を 希 望 する そ 他 (1) 正 規 タクシーが 公 然 と 何 倍 も 乗 車 料 金 を 要 求 してくることがある また 白 タクも 多 い メー ター 使 用 徹 底 白 タク 取 り 締 まりとともにタ クシー 台 数 を 増 やすことを 要 望 する (2) 自 動 車 ナンバープレート 購 入 規 制 や 自 動 車 ナン バー 末 尾 による 交 通 規 制 が 始 まり 交 通 渋 滞 緩 和 に 期 待 がかかるが 一 方 で 交 通 規 則 やマナー 違 反 が 渋 滞 要 因 になっている 面 もある 違 法 駐 車 や 交 通 ルール 遵 守 取 り 締 まり 強 化 マナー 向 上 など 啓 蒙 活 動 下 鉄 公 共 バス 路 線 拡 大 と いった 改 善 に 向 けた 取 り 組 みと 更 なるインフラ 整 備 を 要 望 する () 人 力 資 源 社 会 保 障 局 出 入 境 管 理 局 混 雑 改 善 を 希 望 する 1~2 時 間 並 ぶこともよくあり 対 策 を 講 12 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

じてほしい 例 えば 書 類 不 備 や 誤 記 入 を 事 前 に 相 談 できるインフォメーションデスクを 設 置 する ことや 窓 口 を 増 やすことが 考 えられる (4) 小 売 業 者 が 優 越 的 な 立 場 を 利 用 して 徴 収 する 販 促 費 用 リベートなどへ 監 督 管 理 を 強 化 していた だきたい 不 正 取 引 行 為 処 罰 明 確 化 取 り 締 まり 管 理 厳 格 化 を 望 む (5) 抜 本 的 な 交 通 渋 滞 緩 和 策 を 講 じていただきたい 交 通 規 則 やマナー 違 反 者 取 り 締 まり 強 化 交 通 規 則 遵 守 マナー 向 上 交 通 教 育 など 啓 蒙 活 動 をしていただきたい < > 1 輸 入 材 料 通 関 に 要 する 日 数 を 明 確 化 するとと もにできるだけ 短 縮 して 欲 しい また 通 関 検 査 時 も 丁 寧 な 荷 扱 いを 希 望 する 2 輸 入 貨 物 通 関 において 税 関 や 検 疫 局 等 貨 物 検 査 をワンストップで 行 って 欲 しい 輸 入 規 制 について 詳 細 且 つ 正 確 な 情 報 をいち 早 く 事 前 に 通 達 してほしい 或 いは 一 定 猶 予 期 間 を 定 めるなど 対 応 ため 時 間 を 取 ってほしい 4 通 関 検 査 時 荷 扱 いが 悪 い また 抜 き 取 り 検 査 された 製 品 が 抜 き 取 られたままで 返 って 来 ない ことがある これら 製 品 取 扱 い 方 法 について 改 善 を 希 望 する 5 通 関 に 要 するデポジットについて 信 用 力 に 応 じ た 金 額 にして 欲 しい 6 設 備 輸 入 時 免 税 枠 利 用 について 手 続 き 簡 素 化 を 希 望 する 7 物 流 園 区 保 税 港 区 保 税 区 等 保 税 区 役 割 違 いや 今 後 方 向 性 等 説 明 が 聞 きたい 8 税 務 会 計 関 連 新 規 定 について 外 資 企 業 にとっ て 影 響 大 きい 法 規 定 については 説 明 会 や 講 習 会 を 開 いていただきたい 9 天 津 保 税 区 でも 物 流 園 区 と 同 様 貨 物 が 区 内 に 搬 入 された 時 点 で 増 値 税 輸 出 還 付 が 受 けら れるように 機 能 が 改 善 されることを 希 望 する 10 明 らかに 労 働 者 側 に 非 がある 労 務 問 題 について 仲 裁 や 裁 判 で 労 働 者 寄 り 判 決 が 出 やすい 傾 向 を 感 じている 公 平 な 目 線 で 判 断 をして 欲 しい 11 最 低 賃 金 急 激 なアップは 企 業 にとって 負 担 が 大 きく 事 業 計 画 変 更 を 余 儀 なくされる 場 合 もある 最 低 賃 金 は 徐 々に 引 き 上 げるよう 要 望 したい 12 日 本 人 駐 在 員 居 留 許 可 更 新 手 続 き 際 パス ポートを 預 けなければならない 業 務 に 支 障 を きたすため 手 続 き 期 間 を 短 縮 する コピー 対 応 を 認 める 複 数 年 ビザを 認 める 等 運 用 を 検 討 していただきたい 160 歳 以 上 就 業 ビザ 取 得 条 件 緩 和 速 やかな 取 得 が 行 われることを 希 望 する 14 外 国 人 社 会 保 険 制 度 について 上 海 市 と 同 様 天 津 市 においても 強 制 加 入 ではなく 任 意 加 入 にす るなど 検 討 を 行 って 欲 しい 15 模 倣 品 業 者 に 対 する 摘 発 強 化 知 的 財 産 権 を 侵 害 する 違 法 行 為 に 対 する 厳 罰 化 を 希 望 する 16 産 業 廃 棄 物 処 理 汚 水 排 水 処 理 大 気 汚 染 対 策 について 政 府 主 導 で 改 善 に 向 けた 更 なる 取 り 組 み 強 化 を 強 く 要 望 したい 17 省 エネ 節 水 環 境 保 護 詳 細 目 標 値 および 目 標 割 り 当 て さらには 省 エネ 節 水 環 境 保 護 に 関 する 優 遇 政 策 情 報 を 得 たい 18 市 外 ナンバー 貨 物 輸 送 車 両 に 関 する 市 内 走 行 制 限 を 緩 和 していただきたい 19 交 通 通 行 規 制 や 迂 回 路 情 報 を 事 前 に 提 供 して ほしい 不 正 トラック( 積 載 オーバー 高 さ 長 さオーバー) 取 締 りを 強 化 して 欲 しい 20 鉄 道 貨 物 輸 送 網 や 物 流 ネットワーク 更 なる 充 実 化 により 天 津 市 と 他 中 国 内 都 市 を 結 ぶ 物 流 環 境 整 備 を 希 望 する 21 正 規 タクシーメーター 使 用 徹 底 白 タク 取 り 締 まり タクシー 台 数 を 増 やすことを 要 望 する 22 交 通 渋 滞 緩 和 ため 交 通 規 則 やマナー 違 反 者 取 り 締 まり 強 化 マナー 向 上 下 鉄 公 共 バ ス 路 線 拡 大 といった 改 善 に 向 けた 取 り 組 みと 更 なるインフラ 整 備 を 要 望 する 2 人 力 資 源 社 会 保 障 局 出 入 境 管 理 局 混 雑 改 善 を 希 望 する 24 小 売 業 者 が 優 越 的 な 立 場 を 利 用 して 徴 収 する 費 用 へ 監 督 管 理 を 強 化 していただきたい 不 正 取 引 行 為 処 罰 明 確 化 取 り 締 まり 管 理 厳 格 化 を 望 む 25 抜 本 的 な 交 通 渋 滞 緩 和 策 を 講 じていただきた い 交 通 規 則 やマナー 違 反 者 取 り 締 まり 強 化 交 通 規 則 遵 守 マナー 向 上 交 通 教 育 など 啓 蒙 活 動 をしていただきたい 14 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

山 東 省 概 況 山 東 省 は 人 口 全 国 第 2 位 9,7 万 人 (201 年 年 末 前 年 比 5.0% 増 ) GRP( 区 総 生 産 )は 全 国 第 位 5 兆 4,684 億 (201 年 ) 省 である 農 業 生 産 は 全 国 第 1 位 面 積 は 日 本 約 4 割 17 市 から 成 り 首 都 は 済 南 市 在 外 公 館 は 日 本 韓 国 が 総 領 事 館 を 設 置 在 留 邦 人 数 は 山 東 省 で2,91 人 うち 青 島 市 に1,879 人 (201 年 10 月 在 青 島 日 本 国 総 領 事 館 ) 外 資 企 業 数 は2 万 5,911 社 (2014 年 2 月 山 東 省 工 商 局 HP) 日 系 企 業 数 は1,801 社 (201 年 10 月 在 青 島 日 本 国 総 領 事 館 ) 省 内 最 大 日 本 人 会 として 青 島 日 本 人 会 があり 2014 年 2 月 末 在 で409 社 が 加 入 商 工 会 会 にはそれぞれ 繊 維 会 112 社 食 品 会 100 社 機 械 電 気 化 学 品 会 1 社 流 通 サービス 会 148 社 が 加 入 ( 複 数 会 へ 重 複 加 入 あり) 第 12 次 5カ 年 規 画 (2011 年 ~2015 年 )において は 経 済 発 展 パターン 転 換 が 最 重 要 課 題 とされて おり 山 東 省 も 需 要 において 投 資 と 輸 出 から 消 費 へ 産 業 構 造 においては 工 業 からサービス 業 へ 生 産 においては 粗 放 型 から 集 約 型 へ 転 換 を 課 題 とし ている 経 済 成 長 率 輸 出 入 投 資 201 年 GRPは5 兆 4,684 億,000 万 元 で 前 年 比 9.6% 伸 びであった(2012 年 伸 び 率 9.8%) 貿 易 総 額 は2,671 億 6,000 万 ドルで 前 年 比 8.8% 増 であった(2012 年 4.1% 増 ) うち 輸 出 は1,45 億 1,000 万 ドル(4.5% 増 2012 年 2.4% 増 ) 輸 入 は1,26 億 5,000 万 ドル(1.5% 増 2012 年 6.0% 増 ) 輸 出 では 欧 州 向 けが.4% 増 米 国 向 け5.8% 増 日 本 向 け6.0% 減 韓 国 向 け4.5% 減 大 洋 州 ASEAN アフリカ 向 けがそれぞれ16.1% 増 14.1% 増 11.1% 増 となった 外 資 による 直 接 投 資 件 数 は1,405 件 (2012 年 1, 件 ) 金 額 ( 実 行 ベース)は140 億 5,000 万 ド ル(2012 年 12 億 5,000 万 ドル)で 前 年 比 1.8% 増 (2012 年 10.7% 増 ) 別 投 資 額 ( 実 行 ベー ス)は アジア 南 米 北 米 オセアニアがそれぞ れ 前 年 比 で 18.% 増 8.6% 増 9.4% 増 0.% 増 となった 一 方 欧 州 は9.1% 減 となった( 表 参 照 ) アジアは 全 体 75.8%と 引 き 続 き 大 分 を 占 めた さらに 詳 しくみると 香 港 マカオが 前 年 比 0.5% 増 79 億 7,00 万 ドルとなり 投 資 額 全 体 56.7%を 占 めた なお 香 港 から 投 資 は 他 国 から 香 港 を 経 由 する 迂 回 投 資 が 多 いとされて おり 実 態 把 握 は 難 しい 日 本 は4 億 9,000 万 ドル で 前 年 比 1.9% 減 となった そ 他 アジアでは 韓 国 が 前 年 比 7.7% 増 12 億 ドル ASEANは 同 5.8% 減 7 億 1,000 万 ドルだった 米 国 は 同 15.9% 減 億 8,400 万 ドル EUは 同 6.9% 減 4 億 1,00 万 ドルと 共 に 割 以 上 減 少 となった 消 費 賃 金 201 年 山 東 省 社 会 消 費 品 小 売 総 額 は2 兆 1,744 億 8,000 万 元 ( 前 年 比 1.4% 増 2012 年 15.0% 増 ) 製 品 別 ( 金 額 ベース)では 自 動 車 が2,478 億 元 で1.% 増 ( 同 10.% 増 ) 食 品 飲 料 煙 草 食 用 油 が1,911 億 元 で15.8% 増 (2012 年 19.4% 増 ) 衣 料 品 が1,056 億 元 で12.6% 増 ( 同 20.4% 増 ) 築 内 装 が9 億 元 で22.5% 増 ( 同 5.6% 増 )となった 消 費 者 物 価 指 数 (CPI)は2.2% 増 (2012 年 2.1% 増 ) うち 都 市 2.1% 増 ( 同 2.1% 増 ) 農 村 2.0% 増 ( 同 2.0% 増 ) うち 食 品 は4.8% 増 ( 同.5% 増 ) 住 宅 1.4% 増 ( 同 1.8% 増 ) 煙 草 酒.0% 増 ( 同 2.8% 増 ) 衣 類.% 増 ( 同.% 増 ) 医 療 保 険 等 1.0% 増 ( 同 2.1% 増 )だった 最 低 賃 金 基 準 平 均 は201 年 月 に 決 定 した1,80 元 から2014 年 月 から1,500 元 に 引 き 上 げられた また 賃 金 ガイドラインは12% 引 き 上 げが 示 された 都 市 住 民 一 人 当 たり 可 処 分 所 得 は 2 万 8,264 元 ( 前 年 比 9.7% 増 )(2012 年 2 万 5,755 元 ( 前 年 比 1.0% 増 )) 農 民 一 人 当 たり 純 収 入 は1 万 620 元 ( 同 12.4% 増 )とはじめて1 万 元 を 超 えた 工 業 生 産 固 定 資 産 投 資 201 年 工 業 生 産 総 額 は2 兆 4,222 億 元 ( 前 年 比 10.9% 増 ) 固 定 資 産 投 資 総 額 は 兆 5,875 億 9,000 万 元 ( 同 19.6% 増 )(2012 年 兆 19 億 8,000 万 元 同 20.5% 増 )となった うちサービス 業 は1 兆 8,027 億 元 で17.9% 増 ハイテク 技 術 産 業 は5,687 億 元 で 24.0% 増 不 動 産 開 発 は5,445 億 元 で15.6% 増 イン フラ 施 設 は4,40 億 元 で2.% 増 となった 財 政 方 財 政 収 入 は 前 年 比 12.% 増 4,560 億 元 (2012 年 4,059 億 4,000 万 元 前 年 比 17.5% 増 ) うち 税 収 収 入 は,5 億,000 万 元 ( 前 年 比 15.8% 増 )であり 方 財 政 収 入 に 対 する 比 重 は2.4ポイン ト 上 昇 し77.5%を 占 めた 方 財 政 支 出 は 前 年 比 1.4% 増 6,692 億 9,000 万 元 であった うち 民 生 支 出 が,826 億 8,000 万 元 ( 同 15.4% 増 )であり 方 財 政 支 出 に 占 める 比 重 16 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

は1.0ポイント 上 昇 し57.2%を 占 めた そうち 社 会 保 障 就 業 が 同 14.1% 増 医 療 衛 生 が 同 15.1% 増 であった 2014 年 主 要 数 値 目 標 201 年 2014 年 実 績 目 標 目 標 内 総 生 産 (GDP) 成 長 率 9.6 9.5 9.0 方 財 政 収 入 12. 12.0 11.0 社 会 消 費 品 小 売 総 額 ( 億 元 ) 1.4 15.0 1.0 固 定 資 産 投 資 総 額 ( 億 元 ) 19.6 17.0 17.0 輸 出 入 額 ( 億 ドル) 8.8 8.0 6.0 都 市 登 記 失 業 率 (%).24 4.0 以 内 4.0 以 内 都 市 新 規 就 業 者 数 ( 万 人 ) 120.0 100.0 100.0 農 村 労 働 力 就 業 移 転 ( 万 人 ) 1. 120.0 120.0 住 民 消 費 価 格 指 数 (CPI) 2.2.5.5 都 市 住 民 1 人 あたり 可 処 分 所 得 ( 元 ) 9.7 10.0 10.0 農 村 住 民 1 人 あたり 金 収 入 ( 元 ) 12.4 10.0 10.0 人 口 自 然 増 加 率 ( ) 5.01 6.0 8.5 以 内 以 内 注 1:201 年 実 績 数 値 は 201 年 山 東 省 国 民 経 済 社 会 発 展 統 計 公 報 から 抜 粋 注 2:2014 年 目 標 値 数 値 は201 年 政 府 活 動 報 告 で 示 さ れたも 注 : 都 市 新 規 就 業 者 数 農 村 労 働 力 就 業 移 転 都 市 登 録 失 業 率 以 外 は 前 年 比 伸 び 率 出 所 : 2014 年 山 東 省 政 府 活 動 報 告 201 年 山 東 省 国 民 経 済 社 会 発 展 統 計 公 報 201 年 度 動 向 ( 投 資 環 境 上 問 題 ) 201 年 は 円 安 進 行 により 日 本 企 業 にとって 事 業 環 境 が 大 きく 変 化 した 年 であった 山 東 省 は 原 材 料 調 達 と 日 本 へアクセス 良 さ さらには 豊 富 な 労 働 人 口 から 日 本 企 業 にとっては 特 に 食 品 加 工 や 繊 維 業 界 における 日 本 向 け 輸 出 加 工 拠 点 という 役 割 を 担 っているケースが 他 に 比 べ 多 い 円 安 進 行 および 中 国 で 年 々 上 昇 する 労 働 コストは 日 本 向 け 輸 出 加 工 拠 点 経 営 を 厳 しい もにしている 2012 年 9 月 に 青 島 市 黄 島 区 を 筆 頭 に 山 東 省 で 発 生 した 日 系 企 業 へ 多 大 なる 被 害 に 対 し 下 記 件 が 依 然 解 決 を 見 ないまま 在 に 至 っており 早 期 解 決 が 必 須 1) 襲 撃 による 経 済 的 損 失 に 対 し 一 企 業 では 保 険 金 が 支 払 われたも 一 企 業 では 保 険 求 償 に 対 し 進 捗 が 滞 ったままであること 2) 中 国 側 当 局 から 被 害 企 業 に 対 し 正 式 見 解 がな されないみならず 経 済 的 な 補 填 が 一 切 なさ れていないこと ) 襲 撃 により 保 税 物 品 が 火 災 等 により 使 いもに ならない 事 態 が 複 数 企 業 で 生 じたため これ ら 企 業 は 保 税 物 品 償 却 処 理 を 求 めてきた しかるに 保 税 物 品 償 却 について 許 可 が 下 り ず 廃 棄 ができず 経 理 処 理 もできない 況 が 続 いていること 201 年 7 月 1 日 から 施 行 された 改 正 出 入 国 管 理 法 お よび201 年 9 月 1 日 から 施 行 された 改 正 外 国 人 出 入 国 管 理 条 例 に 関 し で 異 なる 運 用 がされてい る 居 留 許 可 取 得 更 新 期 間 について 正 式 に7 営 業 日 としている 上 海 市 や 条 例 改 正 前 5 営 業 日 を 継 続 している 天 津 市 など 柔 軟 な 対 応 をとってい る がみられるも 青 島 市 では 改 正 条 例 通 り 原 則 15 営 業 日 と 硬 直 的 な 対 応 となっている 15 営 業 日 が 必 要 となると 前 後 土 曜 日 曜 を 加 えると 最 大 21 日 間 を 必 要 とし さらに 国 慶 節 等 祝 日 が 間 に 入 ると 手 続 き 期 間 はさらに 長 くなり そ 間 パス ポートを 預 けざるを 得 ないため 海 外 出 張 ができな いなど 不 都 合 が 生 じている 60 歳 以 上 に 対 する 就 業 許 可 証 取 得 が 難 しくなっ ている 中 国 では60 歳 を 定 年 年 齢 としているこ ともあり 一 定 役 職 もしくは 特 殊 技 能 を 持 って いる 者 以 外 は 原 則 許 可 されにくい 運 用 がされてい る しかし によっては 柔 軟 に 運 用 している ところもあることから 山 東 省 においても より 柔 軟 な 運 用 を 求 める 要 望 が 多 い 中 国 において 日 本 人 学 校 が 設 置 されている 都 市 は 北 京 天 津 青 島 上 海 蘇 州 杭 州 大 連 広 州 深 圳 香 港 しかなく 投 資 環 境 優 位 性 を 示 すうえでも 重 要 なインフラ 一 つであり 且 つ 近 隣 大 学 小 中 学 校 と 交 流 中 国 語 授 業 修 学 旅 行 などを 通 じた 日 中 文 化 交 流 を 実 する 場 としても 大 変 重 要 な 役 割 を 果 たしてい る しかし 青 島 においては 大 気 汚 染 に 加 え 鳥 インフルエンザ 2012 年 9 月 に 発 生 した 日 系 企 業 へ 襲 撃 など 影 響 を 受 け 日 本 人 駐 在 員 家 族 が 帰 国 または 中 国 駐 在 を 諦 め 単 身 赴 任 者 が 増 える 傾 向 にある 青 島 日 本 人 会 が 運 営 する 青 島 日 本 人 学 校 では 児 童 生 徒 数 減 少 を 受 け 授 業 料 入 学 金 を 値 上 げするなどして 対 応 しているも 学 校 運 営 は 厳 しい 況 に 直 面 している < > 1 青 島 日 本 人 社 会 では 青 島 を 安 全 で 住 み やすい 街 と 評 価 しているも 2012 年 9 月 に 発 生 した 日 系 企 業 へ 襲 撃 は 日 本 に おける 青 島 或 いは 山 東 省 投 資 環 境 に 対 す る 評 価 に 影 響 を 与 えており 速 やかな 解 決 を 望 む 襲 撃 を 受 けた 日 系 企 業 へ 保 険 18 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

支 払 い 促 進 或 いは 経 済 的 な 措 置 につい て 配 慮 をお 願 いする また 保 税 物 品 償 却 処 理 を 速 やかに 実 いただきたい 2 居 留 許 可 取 得 更 新 期 間 について 15 営 業 日 から 期 間 短 縮 をお 願 いしたい では 更 新 期 間 短 縮 など 場 合 によって 弾 力 的 な 運 用 を 行 っていただいているも 不 確 実 性 があることから 更 新 期 間 短 縮 をお 願 いしたい 60 歳 以 上 に 対 する 就 業 許 可 許 可 要 件 に ついて 柔 軟 な 運 用 をお 願 いしたい 日 系 企 業 においては 中 国 における 日 本 人 管 理 者 技 術 者 後 継 者 人 材 が 不 足 しているこ ともあり こ 点 に 配 慮 いただきたい 4より 一 層 相 互 理 解 と 事 業 環 境 改 善 た め 方 政 府 とそ 区 日 本 人 会 商 工 会 在 青 島 日 本 国 総 領 事 館 日 本 貿 易 振 興 機 構 (JETRO) 青 島 事 務 所 と 定 期 的 な 意 見 交 換 会 を 開 催 いただきたい 開 催 に 際 し ては より 具 体 的 な 意 見 を 交 換 するため 中 国 日 本 以 外 第 国 が 入 ることなく ま た 開 催 日 時 調 整 は 双 方 で 協 うえ 実 施 いただきたい 第 5 青 島 日 本 人 学 校 に 対 しては 学 校 開 設 時 お よび 設 時 みならず 青 島 市 政 府 より 継 続 的 なご 支 援 ご 配 慮 を 頂 いているが 行 授 業 料 は 中 国 における 日 本 人 学 校 で 最 高 値 (5,000 元 / 月 )であり さらなる 児 童 生 徒 数 減 少 再 度 学 費 値 上 げという 悪 循 環 となれば 学 校 運 営 がさらに 厳 しい 局 面 を 迎 える 可 能 性 も 否 定 出 来 ない 日 系 企 業 誘 致 際 優 位 性 一 つとして 青 島 日 本 人 学 校 存 在 を 積 極 的 にご 活 用 いた だきたい また 今 後 児 童 生 徒 数 減 少 を 食 い 止 め 且 つ 厳 しい 財 政 況 を 克 服 するため 具 体 的 な 措 置 を 検 討 していく 予 定 であり 今 後 学 校 運 営 に 当 たっては 従 来 以 上 に 山 東 省 政 府 青 島 市 政 府 最 大 限 ご 支 援 をお 願 いしたい 20 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

2 章 華 東 ( 上 海 市 江 蘇 省 浙 江 省 ) 第 201 年 上 海 市 GRP 成 長 率 は7.7% 第 三 次 産 業 が 引 き 続 き 経 済 成 長 を 牽 引 している 対 内 直 接 投 資 は 実 行 額 が 前 年 比 10.5% 増 と 伸 びたも 2012 年 と 比 べ 伸 び 率 は 大 きく 鈍 化 した 先 行 指 標 である 契 約 額 は 過 去 最 高 と なった 江 蘇 省 GRP 成 長 率 は9.6% 第 二 次 産 業 ウェ イトが 最 も 高 い 固 定 資 産 投 資 と 社 会 消 費 品 小 売 総 額 伸 び 率 は 全 国 とほぼ 同 水 準 だが 貿 易 総 額 対 内 直 接 投 資 伸 び 率 が 低 調 にとどまった また 浙 江 省 GRP 成 長 率 は8.2% 第 二 次 産 業 ウェイトが 最 も 高 いが 伸 び 率 では 第 三 次 産 業 が 上 回 った 固 定 資 産 投 資 と 社 会 消 費 品 小 売 総 額 伸 び 率 が 全 国 を 下 回 った 対 内 直 接 投 資 は 伸 び 率 が2012 年 から 鈍 化 し 再 び 一 ケタ 成 長 となった 上 海 市 経 済 動 向 201 年 上 海 市 GRPは 前 年 比 7.7% 増 2 兆 1,602 億 元 となり 成 長 率 は 中 国 全 国 と 同 水 準 となった 産 業 別 に 見 ると 第 二 次 産 業 が 同 6.1% 増 8,028 億 元 であった に 対 して 第 三 次 産 業 は 同 8.8% 増 1 兆,445 億 元 とな り 上 海 市 GRP62.2%を 占 めた 上 海 市 では 第 三 次 産 業 が 経 済 成 長 を 牽 引 している 1 年 上 海 市 は 貿 易 総 額 伸 びが 微 増 にとどまる 一 方 で 対 内 直 接 投 資 が 伸 びた 貿 易 総 額 は 同 1.1% 増 4,41 億 9,800 万 ドル 伸 び 率 は 全 国 平 均 ( 同 7.6% 増 )を6.5ポイント 下 回 った 対 内 直 接 投 資 実 行 額 は 同 10.5% 増 167 億 8,000 万 ドルとなり 二 桁 成 長 となったが 伸 び 率 は2012 年 ( 同 20.5% 増 )か ら 大 きく 鈍 化 した 先 行 指 標 である 契 約 額 は 同 11.6% 増 と 伸 びており 過 去 最 高 249 億,600 万 ドルになった ( 表 1) 表 1: 上 海 市 経 済 動 向 (201 年 ) 金 額 伸 率 GRP ( 内 総 生 産 )( 億 元 ) 21,602 7.7 第 一 次 産 業 ( 億 元 ) 129-2.9 第 二 次 産 業 ( 億 元 ) 8,028 6.1 第 三 次 産 業 ( 億 元 ) 1,445 8.8 1 人 当 たりGRP( 元 ) 90,100 6.0 規 模 以 上 工 業 総 生 産 ( 億 元 ) 2,089 4.4 工 業 使 用 電 力 ( 億 Kwh) - - 固 定 資 産 投 資 ( 億 元 ) 5,648 7.5 不 動 産 開 発 投 資 ( 億 元 ) 2,820 18.4 社 会 消 費 品 小 売 総 額 ( 億 元 ) 8,019 8.6 消 費 者 物 価 指 数 (CPI) - 2. 貿 易 総 額 ( 億 ドル) 4,414 1.1 輸 出 額 ( 億 ドル) 2,042-1.2 輸 入 額 ( 億 ドル) 2,72.1 対 内 直 接 投 資 契 約 額 ( 億 ドル) 249 11.6 対 内 直 接 投 資 実 行 額 ( 億 ドル) 168 10.5 1 人 当 たり 都 市 住 民 可 処 分 所 ( 元 ) 4,851 9.1 出 所 : 上 海 市 統 計 局 上 海 市 対 内 直 接 投 資 を 産 業 別 にみると 201 年 第 二 次 産 業 実 行 金 額 が 同 29.0% 増 2 億 1,000 万 ドルと 急 増 し 0 億 ドルを 突 破 した こため 第 二 次 産 業 が 全 体 に 占 める 割 合 は19.1%に 拡 大 一 方 第 三 次 産 業 が 全 体 に 占 める 割 合 は 毎 年 8 割 以 上 を 占 め 上 海 市 対 内 直 接 投 資 を 牽 引 してきた 観 があるが 201 年 第 三 次 産 業 実 行 金 額 は 同 7.0% 増 15 億 6,700 万 ドルと 伸 び 率 が 鈍 化 し 全 体 に 占 める 割 合 も2012 年 8.5%から80.9%へと 低 下 した なお 第 三 次 産 業 向 け 投 資 ( 契 約 ベース) について 1 件 当 たり 契 約 額 は2011 年 421 万 ドル 2012 年 490 万 ドル 201 年 618 万 ドルと 年 々 投 資 が 大 型 化 する 傾 向 にある 上 海 市 へ 対 内 直 接 投 資 を 国 別 にみると 日 本 から 直 接 投 資 ( 実 行 ベース)は 2012 年 に 過 去 最 高 額 18 億 1,000 万 ドルを 記 録 したが 201 年 は4 年 ぶり に 減 少 に 転 じ 前 年 比 8.% 減 16 億 6,100 万 ドルとなっ た 投 資 額 は2011 年 2012 年 に 引 き 続 き 香 港 に 次 い で 第 2 位 となっている また 契 約 ベース 対 内 直 接 投 資 は 同 8.7% 減 少 した 201 年 上 海 に 進 出 した 日 系 企 業 は 卸 小 売 業 金 融 業 運 送 業 販 売 会 社 設 立 などに 動 きが 見 られた 商 業 施 設 開 業 や 商 業 ファクタリング 事 業 物 流 倉 庫 運 営 インターホン 自 動 機 械 エレク トロニクス 製 品 など 販 売 会 社 設 立 新 エネルギー 機 器 製 造 工 場 新 設 など 動 きが 発 表 された 22 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

上 海 市 では 外 資 による 統 括 本 など 設 立 を 奨 励 し 優 遇 政 策 を 打 ち 出 している 上 海 市 では201 年 統 括 本 42 社 投 資 性 公 司 18 社 外 資 研 究 開 発 セン ター15 社 がそれぞれ 新 設 された 累 計 で 統 括 本 は 445 社 投 資 性 公 司 は28 社 外 資 研 究 開 発 センターは 66 社 と 全 体 で1,000 社 を 超 えた 上 海 市 は 中 国 にお いて 外 資 による 統 括 本 と 投 資 性 公 司 設 立 が 最 も 多 い 都 市 となっている 上 海 市 商 務 委 員 会 が 発 行 する 月 刊 誌 上 海 外 資 (2014 年 第 1 期 ) によると 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 が 201 年 9 月 29 日 に 発 足 してから201 年 12 月 末 までに 設 立 された 外 資 企 業 は 合 計 29 社 となった 従 来 保 税 区 で も 進 出 が 多 かった 貿 易 物 流 ほか 専 業 サービス 金 融 文 化 領 で 外 商 投 資 が 激 増 し 外 資 系 投 資 企 業 全 体 割 以 上 を 占 めた 25カ 国 が 同 試 験 区 で 企 業 を 新 設 し 香 港 は44.0%を 占 め 最 多 で 続 いて 米 国 台 湾 日 本 カナダ シンガポール 順 となっている 201 年 江 蘇 省 へ 対 内 直 接 投 資 を 別 に 見 る と 蘇 南 は 実 行 ベースで222 億 7,700 万 ドル( 同 0.9% 減 )と 減 少 なかでも 無 錫 市 は 同 16.5% 減 と 大 幅 に 落 ち 込 んだ また 蘇 州 市 は 同 5.0% 減 南 京 市 も 同 2.0% 減 と 減 少 が 目 立 つ 一 方 で 鎮 江 市 だけは 同 4.1% 増 大 幅 増 で 実 行 額 は0 億 ドルを 突 破 した 蘇 中 では 揚 州 市 が 同 9.1% 減 蘇 北 でも 塩 城 市 が 同 11.5% 減 淮 安 市 が 同 10.0% 減 と 江 蘇 省 全 体 対 内 直 接 投 資 押 し 下 げ 要 因 となっている 201 年 日 系 企 業 進 出 動 向 を 見 ると 蘇 南 蘇 州 市 へ 進 出 が 圧 倒 的 に 多 く 次 に 蘇 中 南 通 市 へ 進 出 も 多 かった また 無 錫 市 へ 進 出 も 目 立 った そ 他 では 揚 州 市 常 州 市 泰 州 市 南 京 市 へ 進 出 案 件 があった 内 容 としては 自 動 車 用 関 連 品 製 造 販 売 オートリース 業 務 ヘルスケア 事 業 医 療 機 器 医 療 品 開 発 支 援 食 品 不 織 布 販 売 光 学 用 ポリ エステルフィルム 加 工 製 品 製 造 販 売 などである 第 江 蘇 省 経 済 動 向 201 年 江 蘇 省 GRPは 前 年 比 9.6% 増 5 兆 9,162 億 元 となった 第 二 次 産 業 GRP 全 体 に 占 める 割 合 が49.2% と 最 も 高 く 同 10.0% 増 2 兆 9,094 億 元 となった 第 三 次 産 業 GRP 全 体 に 占 める 割 合 は44.7%で 同 9.8% 増 2 兆 6,422 億 元 となった 一 人 当 たりGRPは7 万 4,607 元 固 定 資 産 投 資 伸 び 率 は 同 19.6% 増 社 会 消 費 品 小 売 総 額 は 同 1.4% 増 で 全 国 伸 び(19.6% 増 1.1% 増 )と ほぼ 同 水 準 となった 一 方 で 江 蘇 省 では 貿 易 総 額 対 内 直 接 投 資 伸 び 率 が 低 調 にとどまった 貿 易 総 額 は 同 0.5% 増 5,508 億 ドル 対 内 直 接 投 資 は 実 行 額 で 同 1.0% 増 2 億 5,900 万 ドルとなった( 表 2) 表 2: 江 蘇 省 経 済 動 向 (201 年 ) 金 額 伸 率 GRP ( 内 総 生 産 )( 億 元 ) 59,162 9.6 第 一 次 産 業 ( 億 元 ),646.1 第 二 次 産 業 ( 億 元 ) 29,094 10.0 第 三 次 産 業 ( 億 元 ) 26,422 9.8 1 人 当 たりGRP( 元 ) 74,607 9. 規 模 以 上 工 業 総 生 産 ( 億 元 ) - - 工 業 使 用 電 力 ( 億 Kwh),794 6.5 固 定 資 産 投 資 ( 億 元 ) 5,98 19.6 不 動 産 開 発 投 資 ( 億 元 ) 7,241 16.7 社 会 消 費 品 小 売 総 額 ( 億 元 ) 20,657 1.4 消 費 者 物 価 指 数 (CPI) - 2. 貿 易 総 額 ( 億 ドル) 5,508 0.5 輸 出 額 ( 億 ドル),289 0.1 輸 入 額 ( 億 ドル) 2,220 1.1 対 内 直 接 投 資 契 約 額 ( 億 ドル) 47-17. 対 内 直 接 投 資 実 行 額 ( 億 ドル) 1.0 1 人 当 たり 都 市 住 民 可 処 分 所 得 ( 元 ) 2,58 9.6 出 所 : 江 蘇 省 統 計 局 浙 江 省 経 済 動 向 201 年 浙 江 省 GRPは 前 年 比 8.2% 増 兆 7,568 億 元 となった 産 業 別 では 第 二 次 産 業 がGRP 全 体 に 占 める 割 合 が49.1%と 最 も 高 く 同 8.4% 増 1 兆 8,447 億 元 と なったが 伸 び 率 では 第 三 次 産 業 が 前 年 比 8.7% 増 と 最 も 伸 びた 一 人 当 たりGRPは6 万 8,462 元 固 定 資 産 投 資 は 同 18.1% 増 2 兆 194 億 元 社 会 消 費 品 小 売 総 額 は 同 11.8% 増 といずれも 全 国 伸 び(19.6% 増 1.1% 増 ) を 下 回 った 貿 易 は 輸 出 額 が 同 10.8% 増 と 伸 びたも 輸 入 額 は 同 1.0% 減 と 減 少 した 浙 江 省 へ 対 内 直 接 投 資 は 実 行 額 で 同 8.% 増 141 億 5,900 万 ドルとなり 伸 び 率 が2012 年 (12.0% 増 )から 鈍 化 し 再 び 一 ケタ 成 長 となった( 表 ) 表 : 浙 江 省 経 済 動 向 (201 年 ) 金 額 伸 率 GRP ( 内 総 生 産 )( 億 元 ) 7,568 8.2 第 一 次 産 業 ( 億 元 ) 1,785 0.4 第 二 次 産 業 ( 億 元 ) 18,447 8.4 第 三 次 産 業 ( 億 元 ) 17,7 8.7 1 人 当 たりGRP( 元 ) 68,462 7.8 規 模 以 上 工 業 総 生 産 ( 億 元 ) - - 工 業 使 用 電 力 ( 億 Kwh) 2,545 5.9 固 定 資 産 投 資 ( 億 元 ) 20,194 18.1 不 動 産 開 発 投 資 ( 億 元 ) 6,216 18.9 社 会 消 費 品 小 売 総 額 ( 億 元 ) 15,18 11.8 消 費 者 物 価 指 数 (CPI) - 2. 貿 易 総 額 ( 億 ドル),58 7.5 輸 出 額 ( 億 ドル) 2,488 10.8 輸 入 額 ( 億 ドル) 870-1.0 対 内 直 接 投 資 契 約 額 ( 億 ドル) 244 15.7 対 内 直 接 投 資 実 行 額 ( 億 ドル) 142 8. 1 人 当 たり 都 市 住 民 可 処 分 所 得 ( 元 ) 7,851 9.6 出 所 : 浙 江 省 統 計 局 24 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

浙 江 省 へ 対 内 直 接 投 資 を 都 市 別 に 見 ると 実 行 額 で は 嘉 興 市 が 同 2.9% 増 寧 波 市 が 同 12.4% 増 と 大 幅 に 増 加 した 杭 州 市 実 行 額 は52 億 7,600 万 ドル 寧 波 市 は 2 億 7,500 万 ドル 嘉 興 市 は22 億 700 万 ドルで こ 市 合 計 で 浙 江 省 全 体 投 資 額 76%を 占 める 紹 興 市 は 同 15.% 減 8 億 800 万 ドルと 減 少 した 浙 江 省 へ 日 系 企 業 進 出 を 見 ると 寧 波 市 へ 進 出 が 多 く 見 られた また 杭 州 市 嘉 興 市 湖 州 市 へ 進 出 案 件 もあった 内 容 としては 自 動 車 用 品 製 造 販 売 会 社 水 産 物 加 工 販 売 会 社 などである 具 体 的 問 題 点 改 善 要 望 環 境 省 エネ 都 市 開 発 等 における 問 題 点 要 望 工 場 立 退 きに 当 たって 十 分 な 情 報 開 示 及 び 補 償 確 保 第 三 次 産 業 中 心 産 業 構 造 へと 変 化 するにつれて 上 海 やそ 周 辺 華 東 都 市 において 工 場 立 退 きが 求 められたり ライセンスが 更 新 されない 事 等 によ り 生 産 停 止 を 余 儀 なくされるケースが 発 生 している 強 制 的 な 工 場 立 退 きに 当 たっては 事 前 十 分 な 情 報 開 示 及 び 適 正 な 補 償 を 行 うと 共 に 種 操 業 許 可 更 新 がス ムーズに 行 われるように 配 慮 を 頂 きたい 電 力 制 限 規 制 撤 廃 並 びに 制 限 時 事 前 通 知 徹 底 電 力 制 限 有 無 は 企 業 間 で 引 き 続 き 高 い 関 心 事 項 となっており 企 業 が 生 産 効 率 を 上 げ 経 済 発 展 へ 貢 献 を 確 実 なもとするためにも 企 業 に 対 する 電 力 制 限 を 行 わないようにしていただきたい 万 一 電 力 供 給 制 限 が 不 可 避 な 場 合 には 十 分 な 時 間 的 余 裕 を 持 って 通 知 し ていただきたい 化 学 品 や 危 険 物 関 連 規 制 漸 進 的 合 理 的 な 実 施 上 海 市 においては 化 学 品 生 産 工 場 を 半 減 する 目 標 を 打 ち 立 てているが こうした 況 中 で 化 学 品 製 造 許 可 書 更 新 が 行 われず 企 業 運 営 が 成 り 立 たなくなる 懸 念 ある 企 業 も 出 てきている 企 業 供 給 責 任 を 果 たし 円 滑 な 発 展 を 続 けていくためにも 個 々 事 例 に 配 慮 し た 漸 進 的 な 実 施 をお 願 いしたい また 危 険 物 取 り 扱 い 責 任 者 許 可 証 取 得 が 財 務 経 理 担 当 者 まで 求 められるなど 不 合 理 な 決 まりとなって しまっている 当 該 業 務 に 関 わらない 従 業 員 には 取 得 を 求 めない 等 危 険 物 取 扱 規 制 全 般 において 合 理 的 な 運 用 を 望 みたい バランス 取 れた 環 境 規 制 へ 取 り 組 み PM2.5 対 策 など 様 々な 環 境 汚 染 対 策 が 行 われているこ とは 評 価 出 来 るが 一 方 でメッキ 等 工 程 ある 工 場 設 立 許 可 を 得 るが 困 難 となる 等 日 本 国 内 で 想 定 され るよりも 厳 しい 環 境 規 制 により 計 画 通 りに 事 業 を 進 めら れない 事 例 も 存 在 している 過 剰 な 規 制 により 企 業 が 事 業 機 会 を 失 ったり 過 度 な 負 担 を 強 いられることが 無 い ように 配 慮 を 頂 きたい 労 務 上 問 題 点 要 望 労 働 契 約 関 連 法 規 見 直 し 2014 年 月 1 日 から 施 行 労 務 派 遣 暫 定 規 定 につい ては 総 量 規 制 実 施 にあたり2 年 間 経 過 措 置 が 定 め られているも 同 措 置 性 急 な 実 施 は 企 業 負 担 が 過 多 となることも 懸 念 される 労 務 コストは 高 止 まりと なってしまっていると 実 感 もあり 労 務 関 係 規 程 が 企 業 にとって 負 担 が 過 多 とならないように 柔 軟 な 運 用 を 求 めたい 就 労 ビザ 発 給 制 限 緩 和 60 歳 以 上 者 へ 就 労 ビザ 発 給 制 限 により 豊 富 な 経 験 を 有 する 有 能 な 人 材 を 活 用 することができない こ ような 就 労 ビザ 年 齢 制 限 による 発 給 制 限 は 速 やかに 緩 和 していただきたい また 高 卒 技 術 者 就 労 ビザ が 取 り 辛 い 事 例 もあり 就 労 ビザがより 円 滑 に 発 給 され るようにして 頂 きたい 外 国 人 就 業 者 社 会 保 険 強 制 加 入 に 対 する 経 過 措 置 導 入 外 国 人 就 業 者 社 会 保 険 加 入 義 務 付 けに 異 を 唱 える もではないが これにより 進 出 企 業 にとっては 大 きな 負 担 増 となる 日 本 と 中 国 で 社 会 保 険 料 二 重 払 いを 防 止 ため 社 会 保 険 協 定 締 結 発 効 を 急 ぐと 共 に 失 業 保 険 及 び 生 育 保 険 に 係 る 保 険 料 受 給 が 困 難 と 懸 念 を 排 除 するため 社 会 保 険 協 定 締 結 発 効 まで 間 強 制 加 入 に 関 する 経 過 措 置 を 導 入 していただきたい 居 留 許 可 申 請 時 手 続 き 迅 速 化 居 留 許 可 申 請 時 に 全 国 統 一 預 かり 証 が 発 行 され 中 国 内 出 張 際 便 宜 が 図 られるようになった 事 は 評 価 出 来 るが 一 では 従 来 より 手 続 きに 時 間 が 掛 かる 様 になっており 特 に 着 任 時 に 多 額 金 が 必 要 な 時 点 で 銀 行 で 手 続 きが 困 難 な 事 例 等 が 発 生 している 居 留 許 可 申 請 更 新 時 に 必 要 な 期 間 を 短 くすると 共 に 預 かり 証 で 銀 行 窓 口 で 取 扱 いが 可 能 となるように 通 達 を 徹 底 する 等 配 慮 を 頂 きたい 通 関 上 問 題 点 要 望 輸 出 入 通 関 手 続 明 確 化 簡 素 化 と 関 税 負 担 軽 減 電 子 通 関 制 度 拡 充 等 通 関 期 間 短 縮 化 に 向 けた 取 り 組 みは 評 価 出 来 るが 一 方 で 通 関 手 続 に 要 する 時 間 が 長 く 基 準 が 不 透 明 な 事 があり 手 続 も 煩 雑 である HSコー ド 見 解 が 担 当 者 により 突 然 変 更 されることも 多 く 通 関 手 続 に 係 る 基 準 明 確 化 迅 速 化 及 び 通 関 手 続 簡 素 化 を 行 っていただきたい また 税 関 によって 必 要 な 書 式 が 異 なるなど 事 務 手 続 が 煩 雑 になっている 書 式 26 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

統 一 やペーパレス 通 関 普 及 等 を 通 じて 通 関 業 務 がより スムーズに 行 われるようにして 欲 しい また コスト 高 に 対 処 するため 関 税 率 軽 減 並 びに 増 値 税 還 付 手 続 き 簡 素 化 をお 願 いしたい 輸 入 決 済 90 日 ルール 撤 廃 輸 入 決 済 90 日 ルールは これを 超 えた 場 合 に 膨 大 な 書 類 添 付 が 求 められるなど 健 全 な 商 取 引 妨 げとなっ ているで 撤 回 を 検 討 していただきたい 虹 橋 空 港 通 関 体 制 整 備 虹 橋 空 港 で 通 関 が 認 可 されようとしている 事 は 貨 物 輸 送 リードタイムを 短 縮 し 多 様 な 商 品 を 輸 出 できる ようにすると 観 点 から 評 価 出 来 る 引 き 続 き 浦 東 空 港 同 様 に 輸 出 入 通 関 ができるような 体 制 整 備 を 望 みたい 金 融 に 関 する 問 題 点 要 望 外 貨 換 金 規 制 緩 和 人 民 元 高 が 進 む 中 外 貨 資 本 人 民 元 へ 換 金 が 規 制 されているため 企 業 資 本 金 が 目 減 りしており 円 滑 な 事 業 活 動 障 害 となっている 行 厳 格 な 外 貨 換 金 規 制 を 緩 和 していただきたい 企 業 海 外 送 金 並 びに 海 外 投 資 に 関 する 制 限 役 務 提 供 などモノ 輸 出 入 を 伴 わない 契 約 において 海 外 送 金 が 制 限 され 相 当 な 税 負 担 が 求 められる 等 ビ ジネスに 支 障 を 来 すことが 多 い また 中 国 内 外 資 企 業 が 中 国 外 に 海 外 投 資 をしようとしても 認 可 が 取 れず 実 施 が 実 質 的 に 困 難 である 外 資 企 業 が 海 外 へ 送 金 投 資 等 を 自 由 に 行 えるようにして 欲 しい 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 における 取 り 組 みへ 要 望 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 更 なる 活 用 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 において 金 融 を 始 めとす るサービス 産 業 において 規 制 緩 和 へ 取 組 みが 進 み 一 分 野 で 外 資 企 業 へ 開 放 が 進 んでいる 事 は 評 価 出 来 る そ 一 方 で 対 象 となる 分 野 や 企 業 が 限 られたり 外 資 企 業 へ 更 なる 市 場 開 放 を 求 める 声 も 根 強 くあり より 開 放 的 な 国 際 都 市 として 発 展 するために 金 融 サー ビスを 始 めとする 産 業 面 において 更 なる 規 制 緩 和 を 進 め 自 由 貿 易 試 験 区 外 企 業 にも 規 制 緩 和 恩 恵 が 及 ぶ 施 策 を 望 みたい 日 系 企 業 円 滑 な 活 動 支 援 へ 要 望 対 外 開 放 持 続 的 成 長 堅 持 と 良 好 な 日 中 ビジネス 環 境 実 日 本 企 業 進 出 がより 順 調 で 活 発 なもとなるよう に 対 外 開 放 持 続 的 成 長 堅 持 日 中 友 好 平 等 互 恵 に 基 づく 良 好 な 日 中 ビジネス 環 境 実 に 協 力 を 頂 きた い 日 系 企 業 が 参 加 出 来 る 入 札 調 達 機 会 確 保 や 展 示 会 日 本 商 品 即 売 会 等 機 会 を 増 やして 頂 き 日 系 企 業 日 本 商 品 が 中 国 社 会 経 済 発 展 に 貢 献 できる 機 会 を 広 げて 頂 きたい 日 系 企 業 クラブ 等 へ 活 動 支 援 と 交 流 促 進 日 系 企 業 クラブにおいては 法 人 格 を 持 たな いために 会 費 発 票 が 発 行 出 来 ないなど 活 動 に 様 々な 支 障 を 来 しているケースも 多 い こうした 日 系 企 業 クラ ブ 円 滑 な 活 動 支 援 ため 非 営 利 法 人 として 認 可 な ど 様 々な 形 で 支 援 を 頂 きたい また 日 系 企 業 クラ ブと 意 見 交 換 会 実 施 などを 通 じ 日 系 企 業 と 行 政 当 局 と 対 話 促 進 をこれからも 進 めて 頂 きたい そ 他 企 業 支 援 補 助 金 に 関 する 広 報 強 化 企 業 支 援 ために 方 政 府 が 補 助 金 を 出 す 制 度 が 様 々 あるが 土 日 に 応 募 ため 講 習 がなされ 公 示 してす ぐ 締 め 切 られるなど 外 資 企 業 が 利 用 するにはハードル が 高 くなっているケースもある 外 資 企 業 も 利 用 し 易 い 制 度 となるよう 外 資 企 業 が 利 用 可 能 な 補 助 金 制 度 広 報 並 びに 外 資 企 業 向 け 情 報 提 供 を 拡 充 頂 きたい 行 政 区 間 等 をまたがる 事 業 所 移 転 円 滑 化 行 政 区 間 等 をまたがる 事 業 所 移 転 撤 退 に 際 し 税 務 署 による 発 票 発 給 遅 延 過 去 に 遡 った 徹 底 的 な 税 務 調 査 等 不 利 益 な 行 為 を 受 けることがあり 最 適 な 事 業 体 制 構 築 大 きな 阻 害 要 因 となっている こため 華 東 における 事 業 所 移 転 事 業 再 編 が 円 滑 に 進 め られる 仕 組 みを 構 築 していただきたい 流 通 業 における 商 慣 行 見 直 し 大 手 流 通 小 売 店 が 入 場 料 を 毎 年 引 き 上 げるという 商 慣 行 により 流 通 コストが 上 昇 している これは 一 で 見 られる 品 質 劣 悪 な 商 品 流 通 という 問 題 一 因 とも なっている 一 般 消 費 者 安 全 確 保 と 公 正 かつ 自 由 な 競 争 を 確 保 するためにも こような 商 慣 行 を 見 直 してい ただきたい 設 業 における 分 公 司 設 立 納 税 指 導 廃 止 様 々な 制 限 緩 和 省 市 区 における 設 工 事 において 元 政 府 か ら 分 公 司 設 立 を 求 められたり そ 区 で 納 税 を 求 められたりする また 分 公 司 設 立 際 に 要 求 される 保 証 金 返 還 を 求 めると 保 証 金 を 返 還 した 場 合 には 当 該 で1 年 間 工 事 を 行 うことができないとされている こ ため 明 確 な 法 令 根 拠 に 基 づかない 分 公 司 設 立 や 納 税 に 係 る 指 導 を 廃 止 するとともに 保 証 金 返 還 に 当 たっ て 工 事 制 限 を 撤 廃 していただきたい また 上 記 に 関 わらず 設 に 関 する 法 規 制 や 制 度 が によって 異 なったり 外 資 企 業 に 対 する 制 限 が 存 在 し ており これら 問 題 解 消 を 頂 きたい 28 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

政 府 調 達 における 内 外 差 別 撤 廃 インバーター 付 きエレベーターなど 環 境 にやさしい 製 品 であっても 100% 中 国 資 本 でないと 政 府 調 達 に 参 入 できない 政 府 調 達 における 内 外 資 本 差 別 を 速 やかに 撤 廃 していただきたい 不 動 産 物 件 用 途 変 更 企 業 登 記 際 規 制 緩 和 上 海 市 内 中 心 など 区 によっては 店 舗 物 件 が 少 なく 賃 料 が 高 止 まりしている 必 要 な 店 舗 物 件 を 提 供 し サービス 産 業 を 効 果 的 に 発 展 させるためにも 不 動 産 物 件 用 途 変 更 が 容 易 に 出 来 る 様 にして 欲 しい また 中 小 企 業 におけるコスト 負 担 軽 減 ためにも 住 宅 で 登 記 や 一 カ 所 住 所 で 複 数 企 業 が 登 記 出 来 るようにして 頂 きたい < 通 関 上 問 題 点 要 望 > 9 輸 出 入 通 関 手 続 明 確 化 簡 素 化 と 関 税 負 担 軽 減 を 行 っていただきたい 10 輸 入 決 済 90 日 ルールを 撤 廃 していただきたい 11 虹 橋 空 港 通 関 体 制 を 整 備 していただきたい < 金 融 に 関 する 問 題 点 要 望 > 12 外 貨 換 金 規 制 を 緩 和 していただきたい 1 企 業 海 外 送 金 並 びに 海 外 投 資 に 関 する 制 限 を 緩 和 していただきたい 海 外 と 通 信 環 境 改 善 第 業 務 デジタル 化 並 びにクラウド 化 進 展 により 外 資 企 業 においては 業 務 上 海 外 と 大 容 量 デジタルデータ を 交 換 する 機 会 が 増 えているが 回 線 混 雑 ためか 特 に 業 務 時 間 帯 においてインターネット 経 由 で 海 外 とスムー ズなデータやり 取 りが 行 えないことも 多 い 外 資 企 業 が 華 東 に 本 を 構 え 円 滑 な 事 業 を 行 っていく 上 で も 海 外 と 安 定 した 通 信 が 出 来 る 大 容 量 回 線 を 安 価 で 確 保 出 来 ることは 必 要 不 可 欠 であり 海 外 と 通 信 環 境 改 善 に 向 けた 積 極 的 な 取 り 組 みを 頂 きたい < > < 環 境 省 エネ 都 市 開 発 等 における 問 題 点 要 望 > 1 工 場 立 退 きに 当 たって 十 分 な 情 報 開 示 及 び 補 償 を 確 保 していただきたい 2 電 力 制 限 規 制 撤 廃 並 びに 止 むを 得 ない 制 限 時 には 事 前 通 知 を 徹 底 していただきたい 化 学 品 や 危 険 物 関 連 規 制 を 漸 進 的 合 理 的 に 実 施 していただきたい 4バランス 取 れた 環 境 規 制 へ 取 り 組 みを 行 っ ていただきたい < 労 務 上 問 題 点 要 望 > 5 労 働 契 約 関 連 法 規 を 見 直 していただきたい 6 就 労 ビザ 発 給 制 限 を 緩 和 していただきたい 7 外 国 人 就 業 者 社 会 保 険 強 制 加 入 に 対 する 経 過 措 置 を 導 入 していただきたい 8 居 留 許 可 申 請 時 手 続 きを 迅 速 化 していただき たい < 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 における 取 り 組 みへ 要 望 > 14 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 更 なる 活 用 を 行 っ ていただきたい < 日 系 企 業 円 滑 な 活 動 支 援 へ 要 望 > 15 対 外 開 放 持 続 的 成 長 堅 持 と 良 好 な 日 中 ビジ ネス 環 境 を 実 していただきたい 16 日 系 企 業 クラブ 等 へ 活 動 支 援 と 交 流 を 促 進 し ていただきたい <そ 他 > 17 企 業 支 援 補 助 金 に 関 する 広 報 を 強 化 していただ きたい 18 行 政 区 間 等 をまたがる 事 業 所 移 転 を 円 滑 化 し ていただきたい 19 流 通 業 における 商 慣 行 を 見 直 していただきたい 20 設 業 における 分 公 司 設 立 納 税 指 導 廃 止 様 々な 制 限 を 緩 和 していただきたい 21 政 府 調 達 における 内 外 差 別 を 撤 廃 していただき たい 22 不 動 産 物 件 用 途 変 更 企 業 登 記 際 規 制 を 緩 和 していただきたい 2 海 外 と 通 信 環 境 を 改 善 していただきたい 0 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

章 華 南 ( 広 東 省 福 省 ) 第 広 東 省 201 年 広 東 省 内 総 生 産 (GRP)は6 兆 2,164 億 元 実 質 成 長 率 は8.5%となった 2012 年 成 長 率 (8.2% 増 )を0.ポイント 201 年 目 標 (8.0%) を0.5ポイントそれぞれ 上 回 る 結 果 となった 広 東 省 GRPは 全 国 約 1 割 を 占 め 省 自 治 区 直 轄 市 別 で 第 1 位 を 維 持 した また 広 東 省 201 年 GRPをドル 換 算 すると1 兆 ドルを 超 えることにな り インドネシアやトルコを 超 え 韓 国 やメキシコ 国 内 総 生 産 額 に 近 づきつつあるレベルにまで 達 し てきた 201 年 経 済 況 201 年 広 東 省 内 総 生 産 実 質 成 長 率 目 標 は8.0%であったが 8.5%6 兆 2,164 億 元 で 目 標 を0.5ポイント 上 回 った 201 年 広 東 省 GRPは 1 兆 ドルを 超 えることになり インドネシアやトル コを 超 え 韓 国 やメキシコに 近 づきつつあるレベル にまで 達 してきた 産 業 別 にみると 第 1 次 産 業 が,048 億 元 ( 前 年 比 2.5% 増 ) 第 2 次 産 業 は2 兆 9,427 億 元 ( 同 7.7% 増 ) 第 次 産 業 は2 兆 9,689 億 元 ( 同 9.9% 増 )であった 広 東 省 は 珠 江 デルタ を 中 心 に 製 造 業 が 集 積 し 世 界 工 場 と 称 される が サービス 産 業 を 中 心 とした 第 次 産 業 シェア が 第 2 次 産 業 を 初 めて 上 回 った 広 東 省 GRPは 広 州 市 と 深 圳 市 合 計 額 が 省 全 体 48.1%( 前 年 は 46.0%)を 占 める 省 全 体 として 第 三 次 産 業 比 率 が 第 二 次 産 業 を 上 回 った 背 景 には 広 州 市 と 深 圳 市 第 三 次 産 業 増 加 率 がそれぞれ 前 年 比 1.% 増 同 11.7% 増 と 高 かったことがあげられる なお 1 人 当 たりGRPは 前 年 比 7.8% 増 5 万 8,540 元 ( 約 9,45ドル)に 増 加 した 一 定 規 模 以 上 工 業 生 産 増 加 額 は2 兆 5,647 億 元 ( 前 年 比 8.7% 増 )であった 企 業 形 態 別 にみると 国 有 企 業 が 前 年 比 8.0% 増 民 営 企 業 が 同 11.2% 増 外 資 系 企 業 ( 香 港 マカオ 台 湾 を 含 む)が 同 7.1% 増 であった 業 種 別 では 電 子 通 信 設 備 製 造 業 が 同 1.5% 増 先 端 技 術 製 造 業 が 同 9.8% 増 医 薬 品 製 造 業 が 同 9.2% 増 と 好 調 だった 一 方 で 電 子 機 器 オ フィス 設 備 製 造 業 は 同 9.5% 減 少 した 全 社 会 固 定 資 産 投 資 額 は2 兆 2,859 億 元 ( 前 年 比 18.% 増 )で 伸 び 率 が 前 年 ( 同 15.5% 増 )より 高 まった 業 種 別 にみると シェアが 最 も 高 い 不 動 産 業 が7,91 億 元 製 造 業 6,059 億 元 であった 社 会 消 費 品 小 売 総 額 は2 兆 5,454 億 元 前 年 比 12.2% 増 で 前 年 ( 同 12.0% 増 ) 比 で 微 増 となっ た 昨 年 2.5% 増 成 長 にとどまった 自 動 車 類 販 売 額 は2,795 億 元 ( 同 16.2% 増 )に 増 加 した また ア パレル 宝 飾 野 菜 果 実 オフィス 用 品 類 消 費 が 好 調 であった また 珠 江 デルタ 外 12 都 市 消 費 が 好 調 であった 貿 易 は リーマンショック 影 響 を 受 けた2009 年 欧 州 債 務 危 機 や 米 国 景 気 悪 化 などを 起 因 とし た 外 需 低 迷 により 影 響 を 受 けた2012 年 は 増 加 率 が 低 下 したが 201 年 広 東 省 貿 易 額 は1 兆 ドル 大 台 を 超 え 1 兆 916 億 ドルで 前 年 比 10.9% 増 と なった 輸 出 額 は6,64 億 ドル( 同 10.9% 増 ) 輸 入 額 は4,552 億 ドル( 同 11.0% 増 )に 増 加 した 広 東 省 貿 易 額 は 省 市 別 で 全 国 第 1 位 を 維 持 し 中 国 貿 易 総 額 26.2%を 占 めた 貿 易 形 態 別 にみると 一 般 貿 易 は 順 調 に 増 加 を 続 け2,146 億 ドル( 同 12.7% 増 )になった 一 方 加 工 貿 易 は 近 年 減 少 が 続 き,24 億 ドル( 同 0.4% 減 )に 減 少 した 201 年 広 東 省 における 対 内 直 接 投 資 は 契 約 件 数 こそ5,520 件 ( 前 年 比 8.7% 減 )に 減 少 したも 契 約 金 額 は6 億 1,00 万 ドル( 同.8% 増 ) 実 行 金 額 は249 億 5,200 万 ドル( 同 6.0% 増 )に 増 加 した 契 約 件 数 は2009 年 前 年 比 7.9% 減 あと 2010 2011 年 と2 年 連 続 で2ケタ 台 増 加 を 遂 げた が 2012 201 年 は 連 続 で 減 少 した 他 方 実 行 金 額 は 年 々 増 加 している 広 東 省 統 計 局 は 201 年 広 東 省 投 資 環 境 について 世 界 経 済 が 緩 やかに 回 復 する 一 方 で 種 コスト 高 騰 などリスクが 変 わらず 存 在 していると 評 価 する 201 年 対 内 直 接 投 資 特 徴 は サービス 産 業 に 対 する 投 資 増 加 お よび 投 資 大 型 化 であるという 契 約 件 数 が 前 年 比 減 となったが 1 件 当 たり 契 約 額 は 史 上 最 高 658 万 ドルに 達 し なかでも1,000 万 ドルを 超 える 案 件 は 上 半 期 だけで477 件 投 資 全 体 64.4%を 占 めた また 日 本 から 直 接 投 資 は 契 約 件 数 が65 件 ( 同 4.% 減 ) 契 約 金 額 が8 億 2,000 万 ドル( 同 41.6% 2 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

減 ) 実 行 金 額 が8 億 8,400 万 ドル( 同 21.6% 減 )と 大 幅 に 減 少 した 契 約 件 数 は2 年 連 続 減 少 契 約 金 額 は2008 年 以 降 実 行 金 額 は2009 年 以 降 初 減 少 となった 契 約 件 数 は2011 年 116 件 2012 年 99 件 201 年 65 件 と 大 幅 に 減 少 している 広 東 省 経 済 面 主 要 な 課 題 は 産 業 高 度 化 推 進 と 省 内 間 経 済 格 差 縮 小 である 広 東 省 は 改 革 開 放 政 策 以 降 加 工 貿 易 を 導 入 し 低 廉 かつ 大 量 な 農 村 出 稼 ぎ 労 働 者 を 活 かした 労 働 集 約 型 輸 出 志 向 型 外 資 企 業 が 珠 江 デルタ に 進 出 した し かし 2000 年 代 半 ばからは 人 件 費 上 昇 労 働 者 不 足 断 続 する 海 外 市 場 低 迷 都 市 化 による 土 価 格 高 騰 などにより 安 定 した 収 益 が 得 辛 い 況 に 変 化 している 政 府 は 産 業 高 度 化 政 策 を 積 極 的 に 実 施 しており 方 政 府 はハイテク 企 業 環 境 へ 負 荷 が 低 い 企 業 研 究 開 発 拠 点 誘 致 などを 積 極 的 に 行 っている また 広 東 省 中 でも 産 業 集 積 高 い 珠 江 デルタ と 省 東 西 北 と 経 済 格 差 が 広 東 省 にとって 長 年 課 題 となっている 201 年 広 東 省 GRPうち 珠 江 デルタ が 占 める 割 合 は85% に 高 まり 2012 年 ( 同 84%) 2011 年 ( 同 79%) よりも 間 経 済 格 差 が 拡 大 している 広 東 省 胡 春 華 書 記 は 就 任 以 降 省 内 間 経 済 格 差 是 正 に 向 けた 取 り 組 みを 積 極 的 に 実 施 している 例 えば 201 年 7 月 には 広 東 省 東 西 北 振 興 をさら に 促 進 する 決 定 を 発 表 し 珠 江 デルタ からそ 周 辺 東 西 北 に 産 業 や 労 働 力 移 転 を 加 速 するなど 方 針 を 掲 げた 2014 年 1 月 16 日 に 発 表 された 広 東 省 政 府 活 動 報 告 によると 広 東 省 は2014 年 主 要 経 済 指 標 目 標 値 を GRP 成 長 率 が 前 年 比 8.5% 増 1 人 当 たりGRP 成 長 率 が 同 7.5% 増 固 定 資 産 投 資 額 が 同 18.0% 増 社 会 消 費 品 小 売 総 額 が 同 1.0% 増 貿 易 総 額 が 同 1.0% 増 に 設 定 している これら 目 標 達 成 に 向 け 広 東 省 は 引 き 続 き 産 業 高 度 化 を 中 心 とした 経 済 構 造 改 革 と 消 費 拡 大 を 推 進 する 広 東 省 における 日 系 企 業 数 は 省 内 日 本 商 工 会 会 員 企 業 数 を 合 計 すると 約 2,00 社 である 90 年 代 工 場 設 ラッシュ 04 年 頃 広 州 で 日 系 自 動 車 完 成 車 工 場 設 立 ラッシュに 伴 う 日 系 サプライヤ 進 出 時 に 比 べ 在 進 出 況 は 一 服 感 がある 福 省 福 省 は 沿 海 に 位 置 するも 海 岸 沿 線 を 除 く 他 は 山 間 で 構 成 され そ 他 沿 海 と 経 済 的 つながりが 持 ち 辛 いことや 対 岸 に 台 湾 が あることで 中 央 レベル 企 業 投 資 がそ 他 沿 海 省 よりも 相 対 的 に 遅 れた 経 済 発 展 がそほか 沿 海 省 よりも 遅 れていた しかし 近 年 中 央 レベル 企 業 と 福 省 と 関 係 が 深 化 するなど 急 速 に 発 展 してきている 201 年 福 省 内 総 生 産 (GRP)は2 兆 1,760 億 元 ( 前 年 比 11.0% 増 )で 昨 年 同 11.4% 増 を 若 干 下 回 った 第 2 次 産 業 が 前 年 比 12.9% 増 で 前 年 比 1.7 ポイント 低 下 したが 第 次 産 業 が 同 9.6% 増 と 前 年 比 1.1ポイント 高 まった 全 社 会 固 定 資 産 投 資 は 前 年 比 22.2% 増 1 兆 5,527 億 元 に 増 加 し 昨 年 同 25.5% 増 に 続 き 堅 調 な 伸 びを 示 した うち 業 種 別 にみる と 製 造 業 向 けが4,646 億 元 ( 前 年 比 2.4% 増 )で 最 も 高 いシェア(0.5%)であり 不 動 産 業 が4,4 億 元 ( 同 28.9% 増 )であった 社 会 消 費 品 小 売 総 額 は 前 年 比 14.0% 増 8,275 億 元 で 昨 年 より1.9ポイント 下 回 った 宝 飾 通 信 機 器 類 アパレル 類 消 費 が 好 調 であった また 近 年 家 具 類 販 売 額 が 住 宅 購 入 需 要 増 加 に 伴 って 好 調 (2012 年 は47.8% 増 )であったが 201 年 は 同 17.2% 増 であった 都 市 住 民 一 人 当 たり 可 処 分 所 得 は 万 816 元 ( 前 年 比 9.8% 増 ) 農 民 一 人 当 たり 純 収 入 は1 万 1,184 元 ( 同 12.2% 増 )であった 貿 易 額 は1,694 億 ドル( 前 年 比 8.6% 増 )で 昨 年 成 長 率 と 同 率 であった 輸 出 額 は1,065 億 ドル( 同 8.9% 増 ) 輸 入 額 は628 億 ドル( 同 8.2% 増 )であっ た 福 省 から 日 本 へ 輸 出 額 は65 億 ドル( 同.6% 増 ) 輸 入 額 は2 億 ドル( 同 7.4% 減 )であった 福 省 にとって 日 本 は 第 5 位 貿 易 相 手 国 で あった 201 年 福 省 における 対 内 直 接 投 資 は 契 約 件 数 が840 件 ( 前 年 比 8.% 減 ) 契 約 額 が8 億 4,000 万 ドル( 同 10.% 減 )に 減 少 する 一 方 実 行 額 が66 億 8,000 万 ドル( 同 5.4% 増 )に 増 加 した 契 約 件 数 は2011 年 以 降 年 連 続 減 少 契 約 金 額 は2010 年 以 降 初 減 少 実 行 金 額 は 増 加 が 続 いている 対 内 直 接 投 資 を 国 別 にみると 香 港 シェアが 最 大 である 契 約 件 数 は28 件 で9.0% 契 約 額 は47 億 2,000 万 ドルで 同 56.6% 実 行 額 は40 億 1,000 万 ドルで 同 60.0%を 占 める 日 本 から 投 資 は 契 約 件 数 が12 件 ( 前 年 比.% 減 ) 契 約 金 額 が,000 万 ドル( 同 42.4% 減 ) 実 行 額 が6,000 万 ドル( 同 26.1% 減 )と 大 幅 に 減 少 した 2014 年 1 月 12 日 に 発 表 された 福 省 政 府 活 動 報 告 によると 2014 年 福 省 主 要 経 済 指 標 目 標 値 を GRP 成 長 率 が 前 年 比 10.5% 増 前 後 固 定 資 産 投 4 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

資 額 が 同 18.0% 増 社 会 消 費 品 小 売 総 額 が 同 14.0% 増 貿 易 総 額 が 同 7.0% 増 に 設 定 している 福 省 日 系 企 業 は 主 に 福 州 市 厦 門 市 とそ 近 郊 に 進 出 している 福 州 日 本 商 工 会 会 員 企 業 は70 社 厦 門 日 本 商 工 倶 楽 会 員 企 業 数 は 約 180 社 であ る 福 州 市 に 進 出 する 日 系 企 業 は 自 動 車 品 製 造 業 などを 中 心 に 金 山 工 業 区 青 口 投 資 区 や 青 口 東 南 汽 車 城 馬 尾 区 に 進 出 している 厦 門 市 に 進 出 す る 日 系 企 業 は 電 子 品 製 造 業 が 中 心 で 周 辺 泉 州 市 や 漳 州 市 には 自 動 車 品 や 食 品 製 造 業 などが 進 出 している 在 華 南 日 系 企 業 が 抱 える 課 題 改 善 要 望 点 (2014 年 版 ) 貿 易 通 関 上 問 題 点 要 望 (1)HSコード 変 更 に 伴 う 徴 税 に 関 する 問 題 点 と して 個 々 税 関 職 員 が 関 連 する 実 務 基 準 に 対 する 理 解 を 統 一 していないことから 企 業 にHSコード 変 更 を 求 めることがある こ れまで 適 用 されてきた 関 税 率 が 概 念 変 更 を 理 由 にHSコードと( 高 い) 関 税 率 へ 変 更 を 通 知 過 去 に 遡 った 差 額 関 税 と 滞 納 金 追 徴 を 通 知 される 企 業 事 例 もみられる 輸 入 実 績 がある 商 品 HSコード 安 易 な 変 更 仮 に 変 更 となった 場 合 であってもすでに 関 税 納 付 実 績 がある 商 品 は 取 引 が 終 了 してい るため 過 去 に 遡 った 差 額 関 税 と 滞 納 金 徴 収 はやめてほしいことを 要 望 する (2) 商 品 検 査 検 疫 局 で 検 査 に 関 する 問 題 点 とし て 検 査 基 準 や 所 要 時 間 が や 担 当 者 によ り 異 なる 所 要 時 間 が 長 いことに 関 しては 検 査 対 象 が 輸 出 入 全 商 品 であることも 考 えられ る 要 望 としては 所 要 時 間 短 縮 化 商 品 検 査 検 疫 局 内 で 検 査 基 準 と 統 一 的 判 断 徹 底 である () 輸 入 申 告 価 格 に 関 する 問 題 点 として 201 年 初 以 降 同 一 品 目 であるにも 関 わらず 価 格 審 査 によって 一 般 貿 易 輸 入 申 告 価 格 が 高 く なるケースが 増 えていると 聞 く なぜそうし た 結 果 になるか 不 明 なケースが 多 い (4) 臨 時 輸 出 入 に 関 する 問 題 点 例 として 東 莞 市 内 ある 独 資 企 業 は 加 工 貿 易 形 態 か ら 一 般 貿 易 形 態 による 生 産 に 転 換 した 加 工 貿 易 を 行 っていた 時 は リサイクルパレット ( 入 金 送 金 無 し) 輸 出 入 を 生 産 合 同 で 申 請 していた 一 般 貿 易 に 転 換 した 際 に 臨 時 輸 出 入 ( 中 国 語 : 暫 時 進 出 口 )を 税 関 に 申 請 するために 数 回 所 管 税 関 ( 鳳 崗 税 関 )に 申 請 関 連 資 料 を 提 出 し 説 明 した しかし 鳳 崗 税 関 は 過 去 に 臨 時 輸 出 入 を 許 可 した ケースがなく 手 続 きや 管 理 も 面 倒 であると いう 理 由 で 許 可 しなかった 深 圳 など 税 関 では 臨 時 輸 出 入 を 許 可 している か つ 臨 時 輸 出 入 は 法 規 上 で 認 められてい る そため 鳳 崗 税 関 が 臨 時 輸 出 入 を 許 可 することを 要 望 する 税 務 会 計 上 問 題 点 要 望 (1) 営 業 税 から 増 値 税 へ 制 度 改 革 に 関 する 問 題 として 201 年 8 月 から 本 格 的 に 実 施 した 物 流 業 に 対 する 増 値 税 へ 改 革 を 受 け 本 来 非 課 税 対 象 であるべき 国 際 輸 送 に 関 連 する 分 に 対 しても 増 値 税 課 税 が 発 生 した 増 値 税 納 付 を 顧 客 に 転 嫁 することが 困 難 なため 物 流 業 にとって 負 担 が 増 加 している 上 海 市 など では 税 務 局 が 要 求 した 書 類 を 提 出 すること で 税 額 控 除 が 認 められる 動 きあり 全 国 的 な 展 開 を 要 望 する (2) 徴 税 に 関 する 問 題 として 企 業 業 績 悪 化 または 赤 字 化 したにも 関 わらず 税 務 門 か ら 納 税 調 整 を 要 求 されるケース 税 務 門 利 益 予 想 による 納 税 要 求 が 存 在 している 税 務 門 が 企 業 業 績 況 を 把 握 し 公 平 に 徴 税 することを 要 望 する () 差 額 決 済 外 貨 回 収 率 に 関 わる 輸 出 税 金 還 付 に 関 する 問 題 として 201 年 に 国 家 税 務 総 局 が 発 表 した 輸 出 企 業 が 輸 出 貨 物 税 金 還 元 ( 免 税 )を 申 請 する 場 合 外 貨 回 収 資 料 提 出 に 関 する 問 題 点 通 知 ( 国 家 税 務 総 局 公 告 201 年 第 0 号 )では 2014 年 5 月 以 降 輸 出 売 上 金 額 差 額 決 済 外 貨 回 収 率 が70%を 下 回 る 場 合 輸 出 税 金 還 付 に 支 障 が 生 じる また 同 通 知 は 差 額 決 済 外 貨 回 収 率 70% 計 算 方 法 を 明 確 にしていない 進 料 加 工 は 購 入 先 香 港 親 会 社 と 相 殺 決 済 しているため 70% 下 回 るケースがほとんどである 外 貨 回 収 率 70% 計 算 方 法 と 企 業 しかるべき 対 応 策 説 明 を 要 望 する 加 工 貿 易 にかかる 問 題 点 要 望 (1) 増 資 に 対 する 政 府 対 応 に 関 する 問 題 例 として 来 料 加 工 ライセンスを 保 有 する 独 資 企 業 が 来 料 加 工 業 務 を 行 うために 無 償 提 供 設 備 を 輸 入 する 必 要 があるが 無 償 提 供 設 備 輸 入 枠 を 申 請 しようとすると 関 連 門 から 設 備 金 額 6 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

と 同 額 増 資 を 要 求 されるケースがある 増 資 要 求 をなくし 無 償 提 供 設 備 輸 入 枠 申 請 に 対 して 許 可 することを 要 望 する 労 務 上 問 題 点 要 望 (1) 華 南 においては 人 手 不 足 が 益 々 悪 化 して いる 外 戸 籍 者 に 対 し 政 府 は 戸 籍 を 容 易 に 取 得 できるようにし 戸 籍 者 と 同 等 社 会 福 利 厚 生 を 享 受 できるよう 制 度 が 変 更 さ れたが 今 後 運 用 徹 底 を 要 望 したい (2) 労 働 に 関 連 する 法 律 法 規 規 定 が 曖 昧 であ り かつ 具 体 的 な 実 施 細 則 公 布 も 適 時 でな いため 企 業 は 法 律 を 適 用 する 際 に 準 拠 とす るもがなく 労 働 争 が 生 じやすく 雇 用 コストを 増 大 させている また 方 中 級 人 民 法 院 省 高 級 人 民 法 院 が 公 布 した 労 働 争 審 理 に 関 する 指 導 意 見 座 談 会 紀 要 は 合 法 的 位 がないため 具 体 的 な 案 件 審 理 におい て 直 接 準 拠 できないという 問 題 が 存 在 する () 企 業 において ストライキ 類 似 行 為 明 ら かな 違 法 行 為 サボタージュによる 操 業 停 止 など 重 大 な 労 働 争 が 発 生 している 政 府 門 が 積 極 的 に 解 決 に 介 入 し 企 業 合 法 的 な 経 営 秩 序 を 擁 護 することを 要 望 する また 明 らかに 違 法 な 行 為 については 警 察 に よる 取 締 りを 要 望 する (4) 企 業 で 発 生 するストライキ サポタージュな どに 参 加 する 従 業 員 は 比 較 的 理 不 尽 な 要 求 を 企 業 側 に 行 うケースがある こうしたケー スに 対 しては 政 府 門 が 積 極 的 に 介 入 し て 指 導 や 調 停 を 行 い 企 業 正 常 な 生 産 と 秩 序 ある 業 務 迅 速 な 回 復 に 協 力 していただく ことを 要 望 する ビザにかかる 問 題 点 要 望 (1)201 年 7 月 1 日 に 施 行 された 改 正 出 入 国 管 理 法 影 響 として ビザ 新 規 更 新 手 続 き 期 間 は 従 来 5 営 業 日 から 改 正 後 に15 営 業 日 に 変 更 され 就 業 証 手 続 きを 含 めると パスポート 提 出 ( 預 かり) 期 間 が 約 20 営 業 日 に 延 長 された こ 変 更 により 就 業 証 取 得 と 主 たる 勤 務 管 理 が 厳 格 化 さ れ を 跨 る 長 期 出 張 支 援 や 兼 務 は 不 法 滞 在 とみなされるリスクが 増 大 した こうした リスクを 軽 減 するために 上 海 市 で 行 われて いるような 手 続 き 期 間 短 縮 化 を 広 東 省 においても 実 施 することを 要 望 する (2)また 申 請 中 対 応 として 審 査 期 間 中 に 出 入 境 当 局 から 発 行 される 回 執 取 扱 につ いて 飛 行 機 搭 乗 やホテル 宿 泊 等 におけ る 対 応 が 統 一 しておらず ビジネスマン 国 内 出 張 などに 支 障 が 生 じている 当 局 からは 回 執 を 所 持 している 外 国 人 は 中 国 国 内 移 動 や 宿 泊 には 制 限 を 受 けないと 見 解 と 聞 くが 例 えば 当 該 以 外 空 港 航 空 会 社 カウンターで 旅 券 正 本 を 提 示 しない 限 り 国 内 便 搭 乗 券 を 発 券 しないというケースが 生 じている 全 国 的 に 回 執 を 提 示 するこ とにより 国 内 交 通 機 関 やホテルなど 利 用 が 問 題 なくできるように 中 央 政 府 関 係 局 と 調 整 や 関 係 署 へ 周 知 を 含 め 対 応 いただくことを 要 望 する ()ビザ 取 得 にかかわる 外 国 人 就 業 証 発 給 に 関 する 問 題 点 として 在 中 国 では60 歳 以 上 外 国 人 外 国 人 就 業 証 取 得 が 難 しいが 日 本 定 年 年 齢 はほとんど65 歳 になってお り 中 国 厳 しい 申 請 条 件 に 悩 む 企 業 が 増 え ており 60 歳 以 上 外 国 人 外 国 人 就 業 証 取 得 について 緩 和 を 要 望 する ビザ 取 得 学 歴 要 件 について 経 験 豊 富 な 人 材 が 学 歴 有 無 だけで 就 業 認 否 を 判 断 されることが ある 場 合 そ 判 断 を 再 考 いただきたい 行 政 サービスかかる 問 題 点 要 望 (1) 政 府 へ 照 会 に 対 する 回 答 に 従 って 対 応 をし たにもかかわらず 担 当 者 が 異 なると 対 応 も 異 なる 場 合 がある ついては 企 業 が 制 度 上 質 問 を 文 書 にて 提 出 した 場 合 は 当 局 も 速 や かに 文 書 にて 回 答 することを 要 望 したい (2) 行 政 サービスに 対 して 一 手 続 申 請 時 間 が 長 いこと( 例 : 商 品 検 査 局 中 古 機 電 登 録 手 続 と 外 貨 管 理 局 外 債 業 務 に 対 する 審 査 手 続 ) 効 率 を 更 にアップする 余 があるこ と( 例 : 税 関 案 件 処 理 時 間 が 長 い 企 業 側 原 因 ではないに 年 5 年 経 っても 案 件 処 理 が 完 了 しないことがある) に よって 政 策 に 対 する 運 用 が 違 うこと( 例 : 資 本 金 を 減 らす( 減 資 ) 申 請 が 難 しい)があげ られる () 制 度 変 更 発 表 から 施 行 まで 期 間 が 短 く 対 応 に 苦 慮 するケースがある 十 分 な 準 備 期 間 設 定 を 要 望 する < > 1 同 一 製 品 HSコード 変 更 については 税 関 8 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書

総 署 から 税 関 へ 統 一 的 運 用 指 示 強 化 および 相 談 窓 口 や 解 決 方 法 公 表 をし ていただきたい また 差 額 関 税 遡 及 と 滞 納 金 徴 収 についてはビジネス 上 商 流 に 合 わないため やめていただくことを 考 慮 いただきたい 2 商 品 検 査 検 疫 局 場 で 検 査 基 準 周 知 と 徹 底 検 査 対 象 を 法 定 検 査 商 品 みとすること と 同 一 商 品 検 査 をなくすことによって 所 要 時 間 短 縮 化 を 図 っていただきたい 価 格 審 査 で 同 一 商 品 輸 入 申 告 価 格 を 高 く する 根 拠 を 文 書 で 説 明 いただきたい 4 臨 時 輸 出 入 審 査 プロセス 明 確 化 と 方 で 徹 底 実 施 を する 5 国 際 輸 送 で 増 値 税 課 税 については 華 南 においても 税 務 局 が 要 求 した 書 類 を 提 出 することで 税 額 控 除 を 認 めていただ きたい などについては 政 府 門 が 適 時 かつ 積 極 的 に 介 入 することで 従 業 員 理 性 的 な 要 求 提 出 従 業 員 合 法 合 理 的 な 手 順 に 従 った 企 業 と 協 による 問 題 解 決 を 指 導 することを 政 府 上 層 が 場 レベルに 徹 底 指 導 いただきたい 1 行 ビザ 新 規 更 新 手 続 き 期 間 を 短 縮 化 していただきたい 14 回 執 提 示 が 全 国 的 に 通 用 するよう 周 知 いただきたい 1560 歳 以 上 外 国 人 就 業 ビザ 取 得 要 件 は 年 齢 や 学 歴 だけでなく 職 業 経 験 で 得 られ た 技 術 についても 考 慮 いただきたい 16 法 規 制 度 変 更 発 表 から 実 施 まで 期 間 は 実 務 者 準 備 期 間 を 考 慮 し 設 定 いただ きたい 6 企 業 所 得 税 徴 収 は 流 動 的 な 企 業 業 績 況 を 税 務 門 が 把 握 し 公 平 に 徴 税 いただ きたい 7 差 額 決 済 外 貨 回 収 率 70% 計 算 方 法 と 企 業 しかるべき 対 応 策 を 文 書 でご 説 明 いた だきたい 8 政 府 は 企 業 増 資 に 対 して 企 業 業 務 拡 大 事 業 多 角 化 に 支 障 がでないよう な 申 請 許 可 を 設 定 いただきたい 9 外 来 労 働 者 ら 外 戸 籍 者 に 対 する 社 会 福 利 厚 生 について 戸 籍 者 と 同 等 適 用 お よび 運 用 を 徹 底 いただきたい 第 10 行 労 働 関 連 法 律 法 規 比 較 的 曖 昧 な 規 定 について 直 ちに 具 体 的 な 実 施 細 則 を 公 布 し 企 業 が 適 時 に 雇 用 管 理 行 為 法 律 結 果 を 予 測 できるよう 指 導 を 行 なうことによ り 雇 用 管 理 をより 規 範 的 にし 不 要 な 労 働 争 紛 争 発 生 を 回 避 し 雇 用 コストを 軽 減 し 調 和 とれた 労 使 関 係 を 構 築 でき るようにしていただきたい 11 政 府 門 は ストライキ 操 業 停 止 活 動 に 断 固 として 反 対 し 企 業 幹 及 び 従 業 員 身 体 安 全 を 確 保 すると 共 に ストライ キ 操 業 停 止 活 動 を 扇 動 し 参 加 した 主 要 な 人 物 を 法 に 基 づき 処 理 することに 対 して 支 持 協 力 いただきたい 12 企 業 で 発 生 するストライキ サポタージュ 40 中 国 経 済 と 日 本 企 業 2014 年 白 書