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はじめに

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神戸市 2018/4/1 認定長期優良住宅に対する固定資産税の減額措置 通常の住宅と比べて特に長期にわたり良好な状態で使用できる構造や設備を備えている として市の認定を受けた住宅 ( 認定長期優良住宅 ) について 必要書類を添付して住宅所 在地の各区の市税事務所へ申告すれば 固定資産税が減額されま

相続税・贈与税の基礎と近年の改正点

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○H30条例19-1

認可地縁団体が所有する不動産に係る登記の特例について < 制度の概要 > 通常 登記名義の変更手続きは 登記権利者 ( 新たな名義人 ) と登記義務者 ( 現在の名義人 死亡している場合にはその相続人 ) 双方の共同で行う必要があります そのため 登記簿に表示された所有者や相続人の所在が分からない場

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内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

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○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

東京リーガルマインド 無断複製 頒布を禁じます 不動産登記法 一所有権保存 1 74 条 1 項 1 号保存 申請書 1 不登 74 条 1 項 1 号前段 登記の目的 所有者 所有権保存 市 町 丁目 番 号 A 添付書類住所証明情報 (A の住民票の写し ) 代理権限証明情報 (A の委任状 )

必要な書類 市町村 住民票の写し 原本 居住開始年月日を記載するため 法務局 原本 登記簿に記載した内容を確認するため 請負契約書 写 売買契約書 写 ⑨ 家屋 土地等の取得価額を記載するため 住宅取得資金に係る 借入金の年末残高等証明書 原本 二面 一面⑨から転記,,, 借入金残高の確認 家屋の取

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

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第 5 章 N

○不動産を売買した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

す ) 5 地区 地域内の各筆の評価 ( 一画地の宅地ごとに評価額を算出します < 土地に対する課税 > (1) 評価のしくみ固定資産評価基準によって 地目別に定められた評価方法により評価します 平成 6 年度の評価替えから 宅地の評価は 地価公示価格の 7 割を目途に均衡化 適正化が図られています

< 記載例 > ( 記載例の解説及び注意事項等は,5 ページ以下を御覧ください ) * この記載例は, 個人が自己の所有する不動産 ( 土地又は建物 ) を担保として金融機関等の法人から融資を受けた場合等に, 書面で根抵当権の設定の登記を申請する場合のものです 受付シールを貼るスペースになりますので

(2) 父母 ( 祖父母 ) から子 ( 孫 ) への住宅取得等資金の贈不 父母 ( 祖父母 ) など直系尊属から その子 ( 孫 ) へ居住用の家屋の新築 取得または増改築のための金銭 ( 住宅取得等資金 ) を贈不した場合 表の通りの金額について贈不税が非課税となります また 贈不税の基礎控除

11総法不審第120号

年度予算の範囲内で受付先着順となります 注意! 住宅耐震改修補助を受けようとする場合は 別途書類が必要です 2 補助金の 交付決定 書類審査後 補助金の交付が決定したら 市から連絡します 都市建築課窓口で 補助金交付決定通知書 をお渡しします 注意! 交付決定があるまで 工事に着手することができませ

平成26年度税制改正及び土地住宅政策に関する提言書(案)

奨励金の概要 新婚 子育て世帯の住宅新築を奨励し 高砂市内への移住 定住を促進するため 市内に一戸建て住宅 ( 新築マンションを含む ) を新築 ( 購入 ) する新婚または子育て世帯に向けて 新築住宅に対する固定資産税 ( 家屋分 ) 減額措置の相当額を1 年分奨励金として交付します ( 税制措置

旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

贈与税の納税猶予に関する適格者証明書

第 4 条補助金の交付の対象となるリフォームのうち建築物については 次の各号のいずれにも該当する工事とする ただし 当該工事は専用住宅 併用住宅の専用住宅部分又は集合住宅の専用住宅部分を対象とする (1) 市内業者が行う工事であること ( 2 ) 内外装の修繕 改築若しくは居間 浴室 玄関 台所 ト

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

相続税の節税対策としての生前贈与 相続税 贈与税はともに相手に渡る財産の金額に対して累進的な税率により税金がかかりま す そこで 相続税の税率よりも低い税率で贈与をすれば 相続税の節税になります 下の 図で相続税と贈与税税率を確認して下さい 贈与税は 相続税に比べ 基礎控除額が低く さらに税率が高く

はじめに 平成 28 年度税制改正において 租税特別措置法等の一部が改正され 相続又は遺贈により被相続人の居住の用に供されていた一定の家屋及びその敷地等の取得をした個人が当該家屋又はその敷地等を譲渡した場合の所得税及び個人住民税の特例措置が新たに創設された 市町村では 本特例措置 ( 空き家の発生を

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法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

* 大規模の償却資産とは 一の納税義務者が所有する償却資産で その価額の合計額が市町村の人口段階に応じて法定されている金額を超えるものをいう (6) 賦課期日との関係 固定資産税においては 賦課期日の現況により課税要件が確定することとされている したがって 当該年度の賦課期日において 固定資産が所在

様式第 1-1 号 委任状 受任者 住 所 氏名受任者使用印 私儀 上記の者に下記土地に係る下記の権限を委任します 1. 土地の所在 地番 2. 上記土地に係る道路境界明示 ( 土地境界確認 ) に関する委任の範囲は 次のとおりです (1) 申請に要する図書及び資料の作成 提出並びに取下に関すること

Transcription:

東日本大震災における固定資産税の特例措置について 東日本大震災により滅失 損壊した土地 家屋及び償却資産 ( 以下資産 ) 若しくは東日本大震災により警戒区域設定指示区域内に所在した資産の代替となる資産を取得した場合 固定資産税の特例措置を受けることができます 下記に該当する方は申告することによりこの特例を受けることができますので 後段の申告の要領により申告してください 東日本大震災関係 土地に対する特例 (1) 被災住宅用地の特例について特例の概要 東日本大震災により滅失 損壊した住宅の敷地の用に供されていた土地 ( 被災住宅用地 ) について 被災後 10 年度分 当該土地住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を継続させる 震災により滅失 損壊 被災住宅用地の特例 住宅なし 滅失 損壊した家屋の敷地 住宅が建設されていなくても 被災後 10 年度分住宅用地とみなす 対象者 ⓵ 被災年度に係る賦課期日 ( 平成 23 年 1 月 1 日 ) における所有者 ⓶ 震災の発生した日の属する年 ( 平成 23 年 ) の1 月 2 日から当該震災等の発生した日の前日 ( 平成 23 年 3 月 10 日 ) までの間に土地の全部又は一部を取得した者 ⓷ ⓵ ⓶の者から土地の全部又は一部を相続等により取得した者 ⓸ ⓵ ⓶が法人の場合の合併法人又は分割承継法人 この特例については申告の必要はありません 職権により特例を継続します 被災住宅用地の特例と震災代替用地特例は併用可能 < 参考 > 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例とは居住用の家屋が建っている土地は 住宅用地の特例が受けられます 小規模住宅用地:200 平方メートル以下 ( 評価額 1/6= 課税標準額 ) 一般住宅用地:200 平方メートル超 ( 評価額 1/3= 課税標準額 )

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用 本来 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例は 住宅が建設されている土地のみ適用可能 震災により滅失 損壊 被災代替住宅用地の特 住宅なし 被災住宅用地の代替土地 平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 住宅の建設がせれていなくても 土地取得後 3 年度分住宅用地とみなす 対象者 ⓵ 被災住宅用地の所有者 ( 当該土地が共有物である場合には その持分を有する者を含む ) ⓶ 被災住宅用地の所有者に相続が生じたときの相続人 ⓷ 被災住宅用地の所有者の三親等内の親族で 被災代替土地の上に新築される家屋に当該所有者と同居予定である者 ⓸ 被災住宅用地の所有者に合併が生じたときの合併後存続する法人または合併により設立された法人等 必要添付書類 ⓵ 被災住宅用地及び土地の所有者の氏名又は名称及び住所又は所在地等を証明する書類 平成 23 年度固定資産課税台帳登録事項証明書 及び 商業登記簿謄本 ( 法人のみ ) ⓶ 被災した住宅が東日本大震災により滅失 損壊した旨を証する書類 り災証明書 及び 解体契約書等 ⓷ 被災住宅用地が平成 23 年度分の固定資産税について住宅用地特例の適用を受けたことを証する書類 平成 23 年度固定資産課税台帳登録事項証明書等 ⓸ 代替土地を住宅用地として使用する予定であることを約する書類 住宅建築請負契約等 ⓹ 被災住宅用地の面積及び代替土地の面積を証する書類 平成 23 年度固定資産課税台帳登録事項証明書等 及び 不動産登記事項証明書 又は 土地売買契約書 ⓺ 相続人等が特例の適用を受けようとする場合は 相続人等に該当する旨を証する書類 戸籍謄本等 ⓻ その他 町が必要と認める書類 被災住宅用地が矢吹町に所在する場合については 平成 23 年度固定資産課税台帳登録記載証明書の添付は必要ありません 被災住宅用地特例と被災代替用地特例は併用可能

家屋に対する特例 (3) 被災代替家屋の特例について特例の概要 東日本大震災により滅失 損壊した家屋 ( 被災家屋 ) の所有者等が当該被災家屋に代わる家屋 ( 被災代替家屋 ) を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合には 当該被災代替家屋に係る税額のうち当該被災家屋の床面積相当分について 4 年度分を 2 分の 1 その後の 2 年度分を 3 分の 1 に税額を軽減します 震災により滅失 損壊 被災代替家屋の特例 被災家屋の面積相当分を減額 被災代替家被災家屋の床面積屋の税額代替家屋の床面積 対象者 ⓵ 被災家屋の所有者 ( 当該家屋が共有である場合には その持分を有する者を含む ) ⓶ 被災家屋の所有者に相続が生じたときの相続人 ⓷ 被災家屋の所有者と代替家屋に同居する三親等内の親族 ⓸ 被災家屋の所有者に合併が生じたときの合併後存続する法人または合併により設立された法人等 必要添付書類 ⓵ 被災家屋の所有者の氏名又は名称及び住所又は所在地等を証明する書類 平成 23 年度固定資産課税台帳登録事項証明書 及び 商業登記簿謄本 ( 法人のみ ) ⓶ 被災した家屋が東日本大震災により滅失 損壊した旨を証する書類 り災証明書 及び 解体契約書等 ⓷ 被災家屋が存したことを証明する書類 平成 23 年度固定資産課税台帳登録事項証明書等 ⓸ 震災特例の適用を受けようとする代替家屋の詳細を明らかにする書類 不動産登記事項証明書 又は 建築確認申請書 若しくは 建築図面等 ⓺ 相続人等が特例の適用を受けようとする場合は 相続人等に該当する旨を証する書類 戸籍謄本等 ⓻ その他 町が必要と認める書類 被災家屋と代替家屋は同じ用途であることが条件となります 被災家屋は東日本大震災により滅失し 又は損壊した家屋で 解体撤去又は売却等の処分をしていることが必要です 被災家屋が矢吹町に所在する場合については 平成 23 年度固定資産課税台帳登録記載証明書の添付は必要ありません 他の特例 ( 新築住宅特例等 ) の適用がある場合は適用後税額に適用します

償却資産に対する特例 (4) 被災代替償却資産の特例について 特例の概要 東日本大震災により滅失 損壊した償却資産 ( 被災償却資産 ) の所有者等が当該被災償却資産に代わる償却資産 ( 被災代替償却資産 ) を平成 28 年 3 月 31 日までの間に 一定の被災区域内において取得した場合に その後の 4 年度分の固定資産税の課税標準額を価格の 2 分の 1 とする 震災により滅失 損壊 被災代替償却資産の特例 一定の被災地域 ( 災害救助法が適用された市町村の区域 ) において取得又は改良した場合 対象者 ⓵ 被災償却資産の所有者 ⓶ 被災償却資産の所有者に相続が生じたときの相続人 ⓷ 被災家屋の所有者に合併が生じたときの合併後存続する法人または合併により設立された法人等 必要添付書類 ⓵ 被災償却資産の所有者の氏名又は名称及び住所又は所在地等を証明する書類 平成 23 年度固定資産課税台帳登録事項証明書 及び 商業登記簿謄本 ( 法人のみ ) ⓶ 被災した償却資産が東日本大震災により滅失 損壊した旨を証する書類 除却又は売却等の処分をしたことがわかる書類 ⓷ 被災償却資産が存したことを証明する書類 平成 23 年度固定資産課税台帳登録事項証明書等 ⓸ 相続人等が特例の適用を受けようとする場合は 相続人等に該当する旨を証する書類 戸籍謄本等 ⓹ その他 町が必要と認める書類 被災償却資産と代替償却資産は同じ種類であることが条件となります 被災償却資産が矢吹町に所在する場合については 平成 23 年度固定資産課税台帳登録記載証明書の添付は必要ありません 他の特例 ( 新築住宅特例等 ) の適用がある場合は適用後税額に適用します

原子力災害関係 (5) 原子力災害による代替固定資産の特例 特例の概要 東日本大震災を原因とする原子力災害の警戒区域内に警戒区域設定日時点で所在した固定資産税の所有者等が 代替資産を取得した場合には 代替資産に係る固定資産税の軽減措置を受けることができます 特例の内容 代替資産 代替取得期間 取得場所の制限 特例の概要 住宅用地 なし 取得後 3 年度分は住宅が建設されていなくても特例住宅用地とみなす 家屋 警戒区域設定日 ~ 警戒区域解除日から一定の期間内 なし 取得後 4 年度分は税額の 2 分の 1 相当額 その後の 2 年度分は税額の 3 分の 1 を軽減する 償却資産 災害救助法適用区域 取得後 4 年度分は課税標準額を 2 分の 1 とする 申請における添付書類については東日本大震災による代替取得特例と同じです < 申告の要領 > 1 東日本大震災における代替資産に係る固定資産税の特例適用申告書は 税務課の窓口で受領するか町ホームページからダウンロードしてください 2 申告書は資産土地 家屋及び償却資産の 2 種類がありますので 該当する申告書に記載の上 必要な添付書類と一緒に提出してください 3 申告期限は 特例の適用を受けようとする年度に属する 1 月 31 日となっております ( 平成 24 年度の固定資産税について適用する場合は 5 月 31 日までに提出をお願いいたします 申告書提出後に税額を更正いたします ) 4 矢吹町において特例の適用該当者を把握できた場合は 直接 申告書を送付いたします 該当の有無を含め 御不明な点や詳細については 下記までお問い合わせください お問い合わせ先矢吹町役場税務課 0248-42-2113