2016 年度研究会メンバ募集 2016 年 4 月 1 日 日本 SPICE ネットワーク運営委員会
2016 年度研究会活動 メンバ募集 ( 申込期限 :4/15) 以下の情報を事務局 (info@nspice.net) にお知らせください 氏名 メールアドレス 参加したい研究会名 代表者へのコメント ( 研究会への期待 自身の貢献ポイント など ) 代表者 ( リーダ ) からの声がけで参加を予定している方も あらためて申込みをお願いします 全体スケジュール 4/1~4/15 メンバ募集 4/28( 総会 ) 活動開始 10 月頃 中間報告 (Workshop) 2017/2 頃 成果報告 (Conference) Page: 2
2016 年度研究会活動 2016 年度は次の 6 つの研究会を立ち上げ 会員相互の研鑽の場を提供します ( 順不同 敬称略 ) 研究会名 代表者 ( 会社名 ) 主な活動拠点 サポータ運営委員 A トレーサビリティ研究会 仮屋義明 ( 横河ディジタルコンピュータ ) 東京近郊 B 改善計画研究会 倉田智穂 ( アイシン精機 ) 名古屋市 or 刈谷市 C アセスメントリーダ育成研究会 杉田芳樹 ( 三菱電機 ) 兵庫県 or 大阪府 D 要件抽出と要件分析から品質向上する会 福田仁志 ( 豊田自動織機 ) 刈谷市 or 大府市 E 簡単見積り研究会 村上孝 (NSD) 大阪府 F ソフトウェアアーキテクチャ設計 (SAD) 研究会 内山哲三 ( ビジネスキューブ アンド パートナーズ ) 東京都 or 名古屋市 Page: 3
トレーサビリティ研究会 AutomotiveSPICE ISO26262 に適応した トレーサビリティ管理プロセスの構築 活動概要 Standard のスコープからシステム / ハード / ソフト全体でのトレーサビリティを確保する箇所に関して いくつかのポイントをサンプリングして そこでのトレース対象の粒度 管理 ID 番号体系 成果物フォーマットなどに関して検討します また トレーサビリティの記録様式を明確にします その上で 一連のトレーサビリティ管理プロセスの運用に関して 現在 または今後に規格に対応したプロセスの構築が必要な組織に対して 効果的で効率的なベースとなるプロセスを構築します 最終成果物 トレーサビリティ管理レベルと ID 体系表 成果物記述サンプル トレーサビリティ管理運用手順ガイドライン 代表者名 ( 所属 ) 仮屋義明 ( 横河ディジタルコンピュータ社 ) 参加者名 ( 所属 ) 積極的に議論や活動に参加して 研究活動に協力頂ける人 主な活動場所 東京近郊 ( 場所の確保が難しい場合は YDC オフィス : 新宿 ) 2016/04~2017/02 4~9 月は月に 1 度 半日のディスカッションと 簡単な持ち帰り作業を想定 10 月以降は頻度を落とす予定 Page: 4
補足 1: 活動の概要 検討の対象とるトレーサビリティを確保する箇所の特定 AutomotiveSPICE ISO26262 のトレーサビリティに対する要求事項から 検討対象とする箇所を特定します 参加者の皆さんが課題と感じている箇所を システム / ハード / ソフト / 機能安全系などを問わずに特定します トレースする情報の粒度 ( 単位 ) を決定 トレーサビリティを確保する目的とレベルを定義して 効率的に目的 効果を達成する粒度はどの位かのガイドラインを示します ID 体系と成果物への記述方式の検討 開発工程 成果物の改版 バリエーション展開などを考慮して 開発効率を考えた ID 体系を検討します トレースのための ID を成果物内にどのように記述するかを検討します トレーサビリティ記録様式 管理プロセスを検討 帳表を用いたマトリクス ツリーなどの記録方法とその運用を検討します ツールを用いたトレーサビリティの確保についての運用を検討します Page: 5
補足 2: 概要スケジュール 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 検討会 進捗報告 & 報告会 活動概要スケジュール 検討概要の説明と検討内容の詳細の決定 トレース検討箇所抽出 粒度のガイドライン検討 ID 体系検討 成果物への ID 記述様式検討 トレーサビリティ記録様式検討 まとめ作業 & 運用ガイドライン作成 報告資料作成 アウトプット トレーサビリティ ID 体系表 ID 記述サンプル 1 ID 記述サンプル 2 運用ガイドライン 研究活動完了報告書 Page: 6
改善計画研究会 アセスメントの後に 具体的な改善活動を実施しなければならないのに 改善計画が上手く立てられない 社内に展開しようとしても理解が進まないということがある 改善の方向性を決めるために どういう検討をして計画を立てるべきか また 改善効果をどう判断するといいのか アセスメント結果を基に改善の PDCA を回すためのプロセスやノウハウを検討する 活動内容 1 アセスメント結果の読み方 改善計画の立て方 (3) 2 改善活動のワークフロー検討と効果確認方法の検討 (3) 3 実践 ( ワークショップ等 ) 気づきをワークフローに合わせたシートにまとめる (2) 4 振り返り (1) 代表者名 ( 所属 ) 倉田智穂 ( アイシン精機 ( 株 )) 参加者名 ( 所属 ) アセスメント受診した事例を持ち寄れる方 アセスメントとプロセス改善の両方を経験した方 主な活動場所 愛知県名古屋市の公共会議エリアもしくは弊社会議室 月 1 回 全 9 回 (1~4 配分 ( 数 )) Page: 7
アセスメントリーダ育成研究会 はじめて資格取得したアセッサが リーダとして適合アセスメントを指揮運営するまでには 教育により知識を得て トレーニングによりスキルを磨き そのうえでアセスメント経験により自己を成長させることが求められる ところが このリーダとしての活動で必要な情報は 文献や仕組みとして まとまったものがほとんどなく あくまで個人の取組に委ねられている そこでこの研究会では アセスメントリーダは どのような場面で どのようなことを考えるのか? 具体的にアセスメントに必要な情報やノウハウのガイド化を試みる このガイドは アセッサが自社でアセスメントに活用し 自己の成長に役立てることを想定する ( アセスメントモデルは Automotive SPICE とする ) ( 活動内容 ) アセスメント ( リーダ ) に必要な知識 スキルの識別 ( スキルマップ 知識体系も検討してみる ) アセスメント実施時の必要な情報と思考 注意点のまとめ アセスメント活用とフィードバック ( 成果物 ) アセスメント ( リーダ ) ガイド 代表者名 ( 所属 ) 杉田芳樹 ( 三菱電機 ) 参加者名 ( 所属 ) 上記ねらいに共感でき 本活動により自己にメリットがあること アセスメント経験がある方 もしくは活動期間中にアセスメントの実施予定がある方 Automotive SPICE 2.5 or3.0 の知識があること 主な活動場所兵庫県 or 大阪府 ( 参加企業の会議室 ) 16/4~17/2 まで ( 来年度以降の継続可能性あり ) 1 回 / 月 ( 臨時の開催あり Page: 8
要件抽出と要件分析から品質向上する会 < テーマ > 要件モレや要件不整合による品質問題を顧客に流出しないためにはどうすればよいのか < 背景 > 顧客の要求仕様は こんな感じで作って というものから 詳細設計レベルの要求仕様 まで様々 要求の表現もバラバラ 出てくるタイミングも五月雨式 < 課題 > 顧客要求が要望レベルの粗い要求で かつ 自社の要求分析が不十分のため 要求モレや要求の不整合が発生する 詳細設計レベルで発行する顧客要求においても 既に要求モレや要求の不整合がある そのため 顧客評価で不具合が発見される < 検証 > 検討の結果をプロジェクトに適用し 効果を確認する 代表者名 ( 所属 ) 福田仁志 ( 豊田自動織機 ) 参加者名 ( 所属 ) 要求分析工程に携わったことがある人 主な活動場所 刈谷市 / 大府市近辺の会議室 2016 年 4 月 15 日 ~2017 年 1 月 1 回 / 月程度面直にて実施 Page: 9
簡単見積り研究会 ソフトウェア開発作業見積りの精度向上 ソフトウェア開発作業見積りのスピードアップ 簡素化 ソフトウェア開発作業に使用できるフォーマットの作成 < 背景 > プロジェクトの成功は ソフトウェア開発作業の見積りで算出した工数により大きく左右されます コスト計画, 要員アサイン, スケジュール ( 納期 ) は この見積もり工数により算出されるので 精度が重視されます その一方で 見積にはそれ程時間が割けませんので 早く しかも正確に見積り工数を算出するには どのように工夫すれば良いかを検討したい < 課題 > 見積りを早く出すには 経験者 ( 有識者 ) の感や経験に基づく根拠のない見積りとなってしまう また この見積もりを色々な場面で使用したい 代表者名 ( 所属 ) 村上孝 ( 株式会社 NSD) 参加者名 ( 所属 ) 作業見積りをされる方 主な活動場所 大阪 ~2016/12 1 回 / 月 ( 臨時開催あり ) Page: 10
ソフトウェアアーキテクチャ設計 (SAD) 研究会 背景 現在 ソフトウェア構造上のコンポーネントを並行して行うケースが多いが 統合したソフトウェア全体の設計活動が十分に行われず 特にメモリ消費量やタスクスケジュール等については 統合してテストしてみないとわからない という場合があり 量産まで混沌とした開発を行うケースがある 目的 本研究では コンポーネント設計前に行うべき SWE2 の現実的な仕事の段取り 組み立て方を定義することを目的とする 試作 量産試作 品質確保ぞれぞれのフェーズで行うべき ソフトウェアアーキテクチャ設計の方法論を確立することを目的とする 想定する成果物 ソフトウェアアーキテクチャ設計に必要な役割と責任の定義 役割定義に基づいたスイムレーン形式のタスクワークフロー ( フェーズ毎 ) 各役割の活動観点を整理したタスク定義 代表者名 ( 所属 ) 内山哲三 ( ヒ シ ネスキューフ アント ハ ートナース ) アーキテクチャ設計またコンポーネント設計に携わっている方 ECU ソフトウェアの量産開発に携わっている方 主な活動場所東京 or 名古屋 ( 参加者による ) :16 年 4 月 ~17 年 2 月活動頻度 : 月 1 程度 参加者名 ( 所属 ) Page: 11