目 次 はじめに 1 新郷地区でのこれまでの取り組み 2 共通の取り組み 3 個別テーマ 4 防犯 4 防災 5 コミュニティー 6

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1 調査の目的 マイナンバーカード に関するアンケート 区政運営 区政会議 に関するアンケート 区の広聴事業 に関するアンケート 防災 に関するアンケート 防犯 に関するアンケート区民の皆さんに マイナンバーカード取得に関する事や 区政会議 広聴事業の取り組み 住之江区の防災 防犯についてお伺いし

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

学校の危機管理マニュアル作成の手引

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

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鈴の森住民協議会地域計画について 1. はじめに鈴の森住民協議会が設立してから三年が経過しました 発足当初は 何に取り組んでいくのか具体的なものもなく 手探りの状態であり 当面は 自治会連会や公民館等の取り組んできた事業や活動をまちづくり協議会の活動として進めてまいりましたが 少しずつ独自の事業も取

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

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5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

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市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

地域福祉とは 住民による自主的な活動や行政などの公的サービスを活用しながら 個人が人としての尊厳を持って家庭や地域の中で その人らしい自立した生活を送れるように支える ものです 計画の内容は 少子高齢化が急速に進む中で 核家族化が進行し地域意識は希薄化し 家庭や地域で 支え合う力が弱まりつつあります

市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

災害時要援護者支援マニュアル策定ガイドライン


児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

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P1-20

はじめに

4. 子育て 教育 福祉 に関して Ⅱ 調査の結果 /4. 子育て 教育 福祉 に関して 問 12 子育て環境の充実度あなたは 西成区は 安心して子育てができる環境が充実している と思いますか? 回答数 1 思う 32 2 どちらかといえば思う どちらかといえば思わない 思わ

平成16年度第1回○○区地域協議会次第

自主防災組織をつくろう

資料 2 東区まちづくり推進事業の検証結果について ( 平成 29 年度第 2 回東区まちづくり懇話会 ) 開催概要 開催日時 : 平成 29 年 9 月 15( 金 ) 午前 9 時 30 分 場 所 : 東区役所 3 階すこやかホール 熊本市東区役所

半田市地域福祉計画 市民対面アンケート調査報告書 平成 21 年 10 月

平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

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基本目標 1( 日常生活 ) 地域住民みんながつながり支えあう 心豊かなコミュニティづくり 核家族化や少子高齢化の進行に伴いさまざまな課題が顕著に現われるなか ライフスタイルの多様化や 携帯端末の普及などによる人と人とのつながり方の多様化もあり みなさんが生活する家庭や地域社会におけるつながりが希薄

地域総合支援協議会

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基本事業評価シートA

H ( 木 ) H ( 水 ) H ( 金 ) H ( 金 ) H ( 土 ) H ( 月 ) H ( 月 ) H ( 木 ) H ( 金 ) H ( 火 ) H30.6.2

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加須市審議会等の会議の公開に関する要綱の運用の手引

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第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

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( 平成 29 年度公民館等活性化モデル事業 ) 館名 事業名 趣旨 特徴 尾道市向東公民館 防災フェア in 向東! ~ 地域を繋ぐ環 輪 和 話 ~ 〇公民館を核とした地域の防災力の向上〇各種団体 小中学校が繋がり, 安心 安全に暮らせるまちの基盤づくり〇子供たち及び地域住民の公民館への信頼感醸

はじめに 近所の友達も少なくなり 声をかけられることもなく寂しい 急に病気で寝込んでも 身近に助けてもらえる人がいない 京都市内でも単身世帯が増える中 このような孤立や不安を抱える人は少なくありません 学区社会福祉協議会 学区社協 で展開されている会食会や健康すこやか学級 各種の訪問活 動を担われて

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

マニュアルを活用し活動を活性化していきましょう! 活動に困ったときは 広島県自主防災アドバイザー制度 へご相談ください 活動の進め方とマニュアルの活用方法 (1) 活動初期段階活動中期段階活動成熟段階組織結成段階 活動状況の確認活動計画の作成活動の実施活動の振り返り次年度活動計画の作成活動段階の把握

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

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2014年度_三木地区概要

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1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

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希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

戸田市災害に強いまちづくり推進ワークショップ 住民版地域防災計画作成の手引き 緊急一時避難場所を決めましょう 避難を支援する方法を考えましょう 緊急時の連絡体制をつくりましょう リーフレットを作成し 町会員に周知しましょう 参照 : 戸田市洪水ハザードマップ

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

(3) 高齢者について 多才で知恵をたくさん持っている高齢者の方が多い 中央 高齢者が子どもの見守りに数多く参加してくれる 旭 老人会活動で 筋力 ( 転倒予防 ) 体操 神社 公会堂の清掃 懇親のための食事会をしている 共和 自治会が主役で福祉部が平成 24 年から始まり 見守りに大変役立っている

<総論>

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資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

外部評価地域かかわりシート 1 〇外部評価 ( 地域かかわりシート 1) は A~F までの 6 項目となります〇項目 A については 事業所自己評価 をお読みいただき 適当と思われる箇所に を記入ください わかりにくい場合は 運営推進会議当日に事業者から説明がありますので 空欄のまま持参し 当日記

高齢者福祉施設でのみんなの体操等実演会 講師派遣実施要領 1 目的社会福祉法人等が運営する高齢者福祉施設に入所されているみなさんや当該施設でケアにあたる皆さんの健康の維持 向上のために みんなの体操等を活用して健康の保持増進等のため みんなの体操等実演会を実施するもの 2 スキーム施設に入所されてい

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

地域子育て支援拠点事業について

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第 4 章基本的な考え方 1. 計画推進の基本的な視点 本計画は 以下に示す基本的な視点をふまえて 各施策 事業の展開を図っていきます 協働とパートナーシップにもとづく活動の充実地域福祉の主役は その地域に暮らす市民です 地域福祉の取り組みを進めていくためには 市民 事業者 行政がお互いに理解し 尊

持続可能な自治会活動に向けた男女共同参画の推進について(概要)

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笠縫東学区まちづくり協議会会則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 笠縫東学区まちづくり協議会 ( 以下 協議会 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条協議会の事務所は 滋賀県草津市集町 58 番地の8に置く ( 目的 ) 第 3 条協議会は 地域住民が主体となって地域共通の願いの実現ならびに

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一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市


( 横浜市解釈 ) 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 別添 評価表の内容を他事業所と競うことを想定したものではなく あくまで 研鑚のツールとして有効活 すること さらに質の い 援を提供していける事業所が増えていくことを期待しています

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活動状況調査

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

第 3 章地域生活の現状と課題 本計画の策定に当たり 市民の福祉ニーズ 課題を明らかにするために 入間市の福祉圏域 9 地区において 入間市との共催により2 回の地域福祉地区懇談会を実施しました ( 平成 25 年 2 月に9ヶ所 7 月には 近隣助け合い活動推進会との共催により10 ヶ所 ) また

自治会における個人情報保護 名簿などにより会員の状況等を把握しておくことは 自治会でのコミュニケーションのため大切なことですが プライバシー保護の意識の高まりにより個人情報の提供を拒む方もいらっしゃるようです ここでは名簿の作成や利用など 個人情報の取り扱いについて記載しています 個人情報保護法と自

経営課題 1 主な経営課題について 現状 データ 区民モニター : あなたにとって住民同士の つながり や きずな があると感じますか ( 単位 :%) 年代別 問 6 1. 感じる 2. ある程度感じる 3. あまり感じない 4. 感じない無回答 全体

目 次 ページ はじめに 1 地区防災計画制度について 1 防災計画の全体像 地区防災計画制度の全体イメージ 2 地区防災計画とは 2 3 本冊子 手引き の活用方法 2 手引きの構成 手引きの活用イメージ 地区防災計画 作成の手引き 1 制度の背景 3 (1) 作成の目的 (2) 自助 共助の重要

本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

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事業内容

問 3 あなたの家族構成は ひとり暮らし世帯 7.5% 夫婦のみの世帯 29.3% 2 世代同居世帯 48.3% 3 世代同居世帯 13.3% 1.0% 0.6% 家族構成は 2 世代同居世帯 が 48.3% と最も比率が高く 以下 夫婦のみの世帯

厚生労働科学研究費補助金

Transcription:

新郷地域力向上活動計画 ( アクションプラン ) 新郷地域力向上委員会 平成 25 年 4 月

目 次 はじめに 1 新郷地区でのこれまでの取り組み 2 共通の取り組み 3 個別テーマ 4 防犯 4 防災 5 コミュニティー 6

はじめに 新郷地域は 幡野町 赤重町 東赤重町 新郷町 原山町 緑町 白山町及び県営瀬戸口住宅の7 町内会で構成されていて この地域の北西は陶原連区 西は長根連区 東は菱野団地の原山台 八幡台 南は幡山連区の菱野地域に接しています 新郷地域 7 町内会の人口は約 8,000 人 世帯数は3,200 世帯です 瀬戸市内に20 ある自治会の中で5 番目の規模にありますが 3 学区の狭間の中で小学校や公民館などの教育施設が整備されていない特異な地域になります そのため 小学校 中学校の子供を中心とする地域活動で 学区割の関係上他の自治会活動に参加している町内があります また 社会環境が大きく変化しており住民の交流 福祉や学習などの活動がますます重要になっている中で 公民館などの拠点もなく 活動機能が沈滞した状態になっています そこで このまちをより良くしていくための活動を行っていくために 新郷地域で活動する各種団体が連携し 平成 23 年 12 月に 新郷地域力向上委員会 を設立しました 新郷地域の皆さんにこの地域力向上活動に参加していただき 住んでいてよかった これからも住み続けたいと思うまちになるよう活動していきたいと思います 1

新郷地区でのこれまでの取り組み 平成 23 年 12 月 17 日 新郷地域力向上委員会設立次の各種団体により設立自治会 社会福祉協議会 民生委員児童委員協議会 婦人会 老人会クラブ連合会 小学校 PTA 公民館 こども会 幡山消防分団 有志住民 委員会開催 ( 以後毎月 1 回程度開催 ) 地域力向上活動のためのアンケート内容を検討 平成 24 年 5 月アンケート実施 ( 回収率 90%) 11 月にアンケート結果概要版を全戸配布 平成 24 年 12 月 20 日平成 25 年 1 月 24 日平成 25 年 2 月 28 日平成 25 年 3 月 28 日 第 1 回アクションプランづくりワークショップアンケート結果から地区の課題を把握第 2 回アクションプランづくりワークショップ課題の解決方法について 理想的な姿を描いて検討第 3 回アクションプランづくりワークショップ具体的にいつ どこで 誰が 何を どのように進めるかといった行動計画を検討第 4 回アクションプランづくりワークショップまず 最初に取り組むこと 実際にできることを決定 2

共通の取り組み 地域力向上とは 課題をいつまでに どの程度解決し どんな効果があったのかだけを成果とするものではありません 地域力向上活動に 新郷地域に暮らす住民のみなさんがどれだけ関心を持って参加するのかが大切です このまちに住んでいてよかった これからも住み続けたい そう思えるようなまちであるためにも 地域力向上活動に参加する人が一人 二人 そしてまた一人と増えていけば いざという時の安心できる強い力となっていきます 地域の課題もお互いに共有することにより 解決に導く人のつながりが生み出され 事故や災害が起こった際には 素早い連携 助け合いができる地域になるでしょう 新郷地域では アンケート結果から 地域課題の解決に向けて取り組む3つの活動テーマ 防犯 防災 コミュニティー を掲げました 今後これらのテーマに沿って活動を行っていきます 新郷地域では この3つの活動テーマを進めるうえで どのテーマにも共通な取り組みとして次のことを常に念頭におき活動することとしました コミュニケーションを大切に新郷地域は 3 小学校区の狭間の中で小学校や公民館などの施設が整備されていないため 地域内でのコミュニケーションが希薄になりがちです 活動の基本となるのは人と人とのつながりです 世代を超えたコミュニケーションを大切にしながら活動に取り組みます 拠点施設の整備 前述したように新郷地域は 様々な活動を行っていくための拠点施設がありません 多くの人々の交流促進や地域力向上活動の拠点として施設整備に取り組みます 3

防犯 防犯に関する課題 1 空き巣や車部品盗難が多く 不審者の目撃情報があり危険を感じることがあります 2 危険個所の情報などの不足で 地域住民の対応が遅れてしまうのではないかと心配されます 3 隣近所のコミュニケーションが尐なく さらなる地域のつながりや日頃の防犯意識をより高めることが大切になります 4 通学時の子どもとのあいさつ 声かけが不足していて 地域の目があまり感じられないように思われます これまでも防犯活動は行われていますが さらなる活動の継続や防犯に対する日頃の啓発 多くの人の目があることが重要です 一人一人が常に注意を心掛ける意識を持ち 地域全体で人と人とのつながりを強めておきましょう こんな活動に取り組んでいきます 活動 活動内容と方針 優先度 防犯灯の確認 夜間でも明るい安全なまちづくりを行う * パトロールの際にチェックする * 防犯灯への対応として 申し送りのマニュアル化を図る 町で情報を共有する方法を確立する A 危険箇所のマップ化 パトロール活動の充実 通学時の安全確保 非行防止 危険箇所のマップを作成し 情報共有する * 学校の通学路マップ 防災マップと統合し 1 枚にする 防犯意識を高める活動の継続と拡充を行う * マニュアルの作成 伝達 引き継ぎやコミュニケーションなど体制の充実を行う 他のグループと協力しながら 日頃のあいさつ 声かけの活動を行う B B~C B~C * 活動取り組み優先度 A= 今年度から B=2~3 年後から C=3~5 年後から 4

防災 防災に関する課題 1 隣近所の関係が希薄になっているなかで 独居高齢者や要援護者等の救出 安否確認など 助け合いができる環境が改めて大切になってくると思われます 2 避難場所がどこなのか見てわかる情報が尐ないことから いざという時に安全に迅速に避難できるかが危惧されます 3 防災用品などの設置場所が知られていない 管理者などが決まっていないなど混乱してしまうことが心配されます 4 災害時の連絡体制 地域内の連携体制が整っていないため スムーズな動きがとれないのではないかという不安があります 大災害はいつ私たちを襲ってくるかわかりません 日頃から 一人ひとりが非常時に備え準備しておくことが大切です 万が一 大災害が起きてしまった際 はじめに必要となるのは地域の力です いざという時のために 住民同士のつながりを深めましょう こんな活動に取り組んでいきます 活動 活動内容と方針 優先度 要援護者の確認 救出方法の確認 防災マップ作成 配布 防災用品の対応 地域内の連携体制の整備 独居高齢者や要援護者が どこに住んでいてどれくらいいるかリストアップする * 安否確認は 要援護者に承諾を得て 民生委員と自治会防災リーダーが情報を共有し協力対応する * 自治会中心で避難所までの誘導や救出ができるよう整備する 防災マップを作成 各家庭に配布する * 高齢者や子どもにもわかりやすいマップ記載内容の検討 倉庫及び災害時の必要用品リストアップを行う 各家庭への広報と町内単位での設置場所や備蓄等の推進を行う 防災用品の管理と防災訓練での計画的使用を行う 防災台帳の運用とルールづくりを行う 各種団体との連携強化を図る * 中高生との連携を強める活動を行う * 活動取り組み優先度 A= 今年度から B=2~3 年後から C=3~5 年後から A A B C 5

コミュニティー コミュニティー全般に関する課題 ( 子育て 高齢者など ) 1 地区と学区の違いによる弊害もあり 子どもたちの地域での交流やあいさつが尐な くなっています 2 地域全体での活動や行事が尐ないため 様々な世代の人たちがコミュニケーション をとることが難しいように感じられます 3 子どもたちや高齢者世代が気軽に交流できる場が尐なく 交流しにくい現状があり ます 4 独居高齢者の地域参加の機会が尐なく 孤立してしまうことが心配されます みなさんが日頃から行っているコミュニケーション お隣からそのお隣へ 同じ学校のお友達から隣の学校のお友達へ 高齢者の方からお子さんまで コミュニケーションの輪をどんどん広げていきましょう 自分たちの住む地域のために お互い協力しながら楽しみながら明るいまちづくりに参加していきましょう こんな活動に取り組んでいきます 活動 活動内容と方針 優先度 あいさつ運動 交流機会をつくる 交流の場をつくる 小学校のあいさつ運動から地域全体のあいさつ運動へ展開する * 学区が分かれてしまうため 地域のつながりを深める * 地域の顔見知りを増やす ( 防犯にも役立つ ) 子どもから高齢者までみんなが参加できる機会づくりを行う 季節ごとの催し物を開催する * 町の相互連携や交流の拡大を目指す 交流活動の拠点としての施設整備に取り組む * 同世代 異世代 地域全体の人々が集う 人と人のつながりが生まれる場所を整備する 町集会所の継続的利用と役割分担や連携に向けた検討をする A A~B B~C * 活動取り組み優先度 A= 今年度から B=2~3 年後から C=3~5 年後から 6

新郷地域力向上委員会では 皆様にいただきましたアンケートを基にこの活動計画 ( アクションプラン ) を策定しました この地域が 笑顔あふれる明るいまちになるよう 一緒に活動していきましょう 多くの皆さんにご参加いただけるよう ご連絡お待ちしています 新郷地域力向上委員会 < 問い合わせ先 > ( 事務局 ) 西谷 (090-3958-1418)