「平成20年夏季ボーナス支給予定に関するアンケート調査」集計結果

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1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

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< 業種別 > D.I. 2 製造業主要判断 D.I. の推移 製造業 30/ /9 見込 /12 予想 < 製造業 > 当期 は 24.5( 前期比 +0.8) と景況感は横ばいであった

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記者配布資料大阪経済記者クラブ会員各位 平成 30 年 5 月 9 日 中堅 中小企業の経営課題に関するアンケート調査 結果について お問合先 大阪商工会議所経済産業部 ( 山田 西田 ) TEL: 調査概要 調査目的 : 中堅 中小 小規模企業の業況や経営課題 賃上げ 補助

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2018年夏のボーナス見通し

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP・報道機関用)

[ 調査の実施要領 ] 調査時点 製 造 業 鉱 業 建 設 業 運送業 ( 除水運 ) 水 運 業 倉 庫 業 情 報 通 信 業 ガ ス 供 給 業 不 動 産 業 宿泊 飲食サービス業 卸 売 業 小 売 業 サ ー ビ ス 業 2015 年 3 月中旬 調査対象当公庫 ( 中小企業事業 )

平成22年7月30日

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 28 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 29 年 1~3 月期 来期平成

平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

一企業当たりの事業所数は 14. 事業所 ( 前年度差.6 事業所減 ) 常時従業者数 499 人 ( 前年度比.8% 減 ) 売上高は 23.4 億円 ( 同 2.9% 減 ) 製造企業の一企業当たりの売上高は 億円 ( 前年度比 3.9% 減 ) 営業利益は 1 億円 ( 同.6%

Ⅲ.2019 年 10 月の消費増税に伴う資金需要について 2019 年 10 月の消費増税に伴う資金需要については 増加する が 2 割台半ば (26. 4%) 資金需要の中身は 消費増税後の需要減退 ( 売上減少 ) への備え 消費税の納税資金の増加 がともに半数超 (50.6%) で最多 消費

2018年度の雇用動向に関する道内企業の意識調査

第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

景気見通し調査 ( 平成 24 年 12 月期 ) 調査結果 福井商工会議所 中小企業総合支援センター 調査の概要 当調査は 福井商工会議所管内の小規模事業所の短期的な景気動向を把握するため 毎年 3 月 6 月 9 月 12 月の年 4 回実施している 調査時期 平成 24 年 11 月 30 日

平成10年7月8日

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熊本商工会議所 製本第四四半期(HP用)

< 業種別 > 2 製造業主要判断 の推移 製造業 29/ /3 見込 /6 予想 < 製造業 > 当期 は 8.0( 前期比 -1.7) 当期 は 9.1( 同 -8.9) 当期 は 5

平成 21 年第 1 回 ( 平成 21 年 2 月 1 日実施 ) 鳥取県企業経営者見通し調査報告 目次ヘ ーシ 御利用にあたって 1 1 業界の景気判断 3 2 自己企業の売上高判断 5 3 自己企業の経常利益判断 7 4 生産数量の判断 9 5 在庫水準の判断 10 6 生産設備の規模判断 1

新規文書1

第30回秋田県内企業景気動向調査

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

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平成22年7月30日

ニッセイインターネットアンケート ~ 夏のボーナス について ~ 2019 年 6 月 2 8 日日本生命保険相互会社 日本生命保険相互会社 ( 社長 : 清水博 ) は ずっともっとサービス のサンクスマイルメニューのひとつ として ホームページ (

2017年夏のボーナス見通し

ワークス採用見通し調査

景気動向調査平成 3 年 1~12 月期実績 平成 31 年 1~3 月期予想 概況 業況 DI は改善 来期は悪化するもプラスを維持する見込み 今期の全業種総合業況判断 DIは 前期比 2.5 ポイント上昇の 9. と改善した 製造業は前期比 1.5 ポイント上昇の 14. 非製造業は同 2.9

中途採用実態調査(2018年上半期実績、2019年度見通し)

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社団法人日本生産技能労務協会

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トラック運送事業の経営実態 全日本トラック協会は全国のトラック運送事業者 2,188 社 ( 有効数 ) の平成 25 年度事業報告書に基づき集計 分析した 経営分析報告書 ( 平成 25 年度決算版 ) をまとめた 全日本トラック協会が平成 4 年度から発行しているこの報告書は 会員事業者が自社の

各商品の動きについて 新規出店を含めた全店ベースの前年比でみると 衣料品の減少と飲食料品の増加がここ数年のトレンドとして定着しており 7 年も衣料品は減少し 飲食料品は増加した 衣料品が減少傾向にあるのは 販売形態の多様化により 購入先として衣料品専門店や通販 インターネットショッピングなどの選択肢

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2. 有期契約労働者を雇用しているか 設問 1 パート アルバイト 契約社員 嘱託 派遣社員などの有期契約労働者を雇用していますか 選択肢 1 雇用している 2 雇用していないが 今後雇用する予定 3 雇用していないが 以前雇用していた 4 雇用しておらず 今後も雇用しない予定 全体

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2015年度の雇用動向に関する群馬県内企業の意識調査

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スライド 1

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第2部

滋賀県内企業動向調査 21 年 1- 月期定例項目結果 1. 自社の業況判断 (1) 自社の業況判断 DI は 四半期連続のプラス水準を維持も は 四半期ぶりにマイナス水準に低下 1. の動向 ( 図 1-1) 今回の調査 (1 年 1- 月期 ) での自社の業況判断 DI は前回 (-9 月期 )

資料1

消費税増税後の仕入・販売単価に関する東北6県企業の動向調査

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(2) 直接的な被害 影響の内容第 図および第 表は 直接的な被害 影響を受けた事業所の具体的な被害 影響の内容を示したものである 全体では 支店 営業店 倉庫 工場等の損壊 が 51.8% で最も多く 商品 仕掛品 原材料等の損壊 が 23.5% となっている 産業分類別で

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

月別の売上でみると 百貨店については 夏物衣料が好調だった 7 月と一部店舗で閉店セールを行った 9 月を除いて前年同月を下回っています 一方 スーパーについては 台風の影響があった 8 月を除いて 前年同月を上回っています 1,2 1-3 平成 28 年百貨店 スーパー販売額合計 ( 北海道 :

平成29年度     地域経済動向調査      調査報告書

企業物流短期動向調査 ( 日通総研短観 ) 調査結果 ( 抜粋 ) (2008 年 9 月調査 ) 2008 年 10 月 株式会社日通総合研究所 ホームページはこちら

個人消費活性化に対する長野県内企業の意識調査

ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

我が国中小企業の課題と対応策

~ 売上額減少に伴い 収益も低下 ~ 収益面では 売上額判断 D.I. が 6.3( 前回 7.8) と 1.5 ポイント低下 収益判断 D.I. は 1.9( 前回 1.6) と 3.5 ポイント低下する結果となりました 来期の予想収益判断 D.I. は 27.8 と大幅な低下の見通しとなっていま

ECONOMY TOPICS

調査について 216.1~3 月期 調査方法について 伊勢崎商工会議所とアイオー信用金庫が共同し 伊勢崎市及び佐波郡玉村町内の企業 386 社にご協力いただき 面談または聴取りによる調査の回答を集計したものです 製造業 卸売業 小売業 建設業 サービス業のつの業種について3か月ごとに景気の動きを調査

家計と景気に関する意識・実態調査報告書

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

健康保険料上昇抑制を図るための アンケート集計結果 平成28年7月作成

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新規文書1

設問 1. 今年の冬のボーナス支給額は昨年の冬に 比べどうなると予想されますか? ~ 全体は 同じくらい の回答割合が増加 製造業は悪化 非製造業は改善 ~ 1 全体今年の冬のボーナス支給額について 昨年冬と比較して 上回る と予想する世帯割合 は 10.3%( 昨年冬比 1.3 ポイ

生活衛生関係営業の景気動向等調査 平成17年7~9月期

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

2016 年 12 月 28 日日本政策金融公庫総合研究所 新規開業パネル調査 ~ アンケート結果の概要 ~ Ⅰ 調査の目的と実施要領 調査目的 実

ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

目次 P. 1 調査の概要 P 年を振り返って P 年の展望 P 備えが必要 ( 経済的に不安 ) と感じること P 今 一番買いたいもの P お金の支払いをする際の決済方法 P 資産運用について

人手不足に対する企業の意識調査(2017年1月)

物価の動向 輸入物価は 2 年に入り 為替レートの円安方向への動きがあったものの 原油や石炭 等の国際価格が下落したことなどから横ばいとなった後 2 年 1 月期をピークとし て下落している このような輸入物価の動きもあり 緩やかに上昇していた国内企業物価は 2 年 1 月期より下落した 年平均でみ

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調査要領 1. 調査の目的 : 人口減少による労働力不足が懸念されるなかで 昨年 4 月には女性活躍推進法 ( 正式名称 : 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ) が施行されるなど 女性の社会進出がさらに進むことが期待されている そこで 女性の活躍に向けた取り組み状況について調査を実施す

RTE月次レポート企画

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世帯収入 DI 増えた と 減った 二極化の傾向現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は - で前回 ( 年 6 月 :-8) から - ポイントとなりほぼ横ばいとなった 回答の内訳をみると やや増えた が + ポイ

世帯収入 DI 大幅な改善現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は で前回 (11 年 6 月 :-24.6) から +6.8 ポイント上昇した 震災後に混乱していた企業のサプライチェーンが回復し生産体制

労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

イノベーション活動に対する山梨県内企業の意識調査

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企業物流短期動向調査 ( 日通総研短観 ) 調査結果 ( 抜粋 ) (2008 年 12 月調査 ) 2009 年 1 月 株式会社日通総合研究所 ホームページはこちら

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プレゼン

Transcription:

平成 6 年冬季ボーナス支給予定に関するアンケート調査 集計結果 今冬のボーナスは 万 7 千円 前年比.% 増加 平成 6 年冬季ボーナスを支給予定の企業では 正社員一人当たりの平均支給予定額は 万 7 千円となる見込み 回答企業の昨年冬の実績との比較では.% の増加 冬季としては 年連続で前年を上回った その一方で 非正規社員一人当たりの平均支給予定額は同.9% 減となり 正規 非正規の差がみられた 寄せられたコメントからは 多くの企業で景気回復の実感を得られていないコメントが浮かび上がった また 人手不足や消費増税による影響を不安視する内容もみられた. 支給予定の有無 8 割超の企業が支給予定 平成 6 年冬季ボーナスを支給する予定の企業の割合は 8.% となり 年夏 (8.8%) に次ぐ水準となった ( 図表 ) 昨年冬と比較しても. ポイント上昇した 企業業績の改善のほか 人手不足や賃上げ気運の高まりなどが後押しした % 8% 6% % % 図表 ボーナス支給予定の有無.6...7.6 7.9. 9. 8...6. 76. 78. 77.6 79. 79. 8. 78. 8.9 8. 79. 8. 8. なし あり 平成 % 夏冬夏冬夏冬夏冬夏冬夏冬 6 ( 年 ). 支給予定日 月中旬がピーク 平成 6 年冬季ボーナス支給予定日のピークは 月中旬であり 同期間中には全体の半数弱の企業が支給を行う予定である ( 図表 ) 昨年冬の調査と比較すると 中旬での支給が減り 上旬 下旬に分散する傾向がみられた また 時期を決めかねている割合も増加した (%) 8 6 有効回答 社 図表 支給予定日.. 7.7 月中下旬中旬上旬 9..6. 月以前 月 月以降

. ボーナス資金の調達方法 分の 以上が自己資金で調達 平成 6 年冬季ボーナス資金の調達方法は 全額自己資金が 7.% と最も多かったが 前年冬の調査と比べて.7 ポイント低下した 一方 全額銀行借入を行う企業は. ポイント上昇した 金利低下を背景に借入を活用する動きがみられている 図表 ボーナス資金調達の方法 自己資金と銀行借入 ( 割以上 ).8% 自己資金と銀行借入 ( 割未満 ).9% 全額銀行借入.8% 有効回答 社 全額自己資金 7.%. 一人当たり平均支給予定額 平均 万 7 千円 前年比.% 増加 平成 6 年冬季ボーナスの一人当た り平均支給予定額は 正社員が 万 7 千円 非正社員が 万 7 千円であ った ( 図表 -) 回答企業の昨年冬の 実績額と比べると 正社員は.% 増 非正社員は.9% 減となった 一人当たり平均支給予定額につい て前年比増減率の推移をみると 正 社員は 年連続のプラスとなった ( 図表 -) 企業業績の改善を背景に 正社員は増額したが 増税以降の厳 しい状況を訴える企業も目立ち 伸 びは 6 年夏季に比べ縮小した ( 千円 ) 6 (%).7 図表 - 一人当たり平均支給予定額.% 増加 昨年 ( 実績 ) 今年 7 正社員 ( 有効回答 社 ) 図表 - 一人当たり平均支給予定額の 6.. 6...8.. 前年比増減率の推移...9.9% 減少 昨年今年 ( 実績 ) 7 非正社員 ( 有効回答 社 ).......7... 7. 正社員 非正社員 夏冬夏冬夏冬夏冬夏冬夏冬..9 平成 6 ( 年 )

. 支給予定額の増減状況 期連続で 増加 企業が 減少 企業を上回る 平成 6 年冬季ボーナスを支給すると回答した企業について 正社員一人当たり平均支給予定額を昨年冬の実績額と比較すると 増加 は 6.% 横ばい は.% 減少 は.% であった ( 図表 -) 年夏季の調査以降 期連続で 増加 が 減少 を上回った 今年夏の調査と比較すると 増加 は. ポイント低下 減少 は.8 ポイント上昇した 増減率の大きさ別に企業数をみると 前年比 % 増 % 減 が 社で最多であり % 増 の 88 社が続いた ( 図表 -) % 増 が最多であった 6 年夏季に比べると幾分慎重さが強まった % 8% 6% % % % 平成 図表 - 支給予定額の増減状況の推移 ( 正社員 ).7 9..6. 6.7.6.8.9.. 8. 9.9 9. 8.8. 8.8 6. 6. 9..6....7..9 7.6..9.8 6. 6.. 6. 8. 8. 年夏 冬 年夏 冬 年夏 冬 年夏 冬 年夏 冬 6 年夏 冬 減少 横ばい 増加 ( 社 ) 8 6 図表 - 支給総額の増減率について大きさ別に企業数を集計 ( 正社員 ).%.%.%.6%.% 8 以下 企業数 ( 左目盛 ) 構成比 ( 右目盛 ) 7.%.% 7.% 88 8.7%.6%.% 8.6%.% 8 以上 ( 構成比 ) % % % % % ( 増減率 % ) 有効回答 社のうち 支給予定額が前年比で増加 横ばい 減少となる割合 減少.% 横ばい.% 増加 6.%

6. 業種別にみたボーナス支給の状況 建設業の平均支給予定額は前年比 6.6% 増 ボーナス支給を予定する企業の割合を 業種別にみると 全業種平均を上回ったの は 製造業 卸売業であった 一方 運輸 倉庫業では全業種平均と比べて支給割合 が 8. ポイント少なかった ( 図表 6-) 正社員一人当たりの平均支給予定額を 業種別にみると 全業種平均を上回ったの は製造業 卸売業 サービス業であった 全業種において前年の支給額を上回った のは 年夏季の調査開始以降初めて ( 図 表 6-) とりわけ建設業は公共工事 住宅 着工の増加で大幅に伸びた 正社員一人当たりの平均支給予定額の 増減状況を業種別にみると 全業種におい て 増加 の割合が最も高かった ( 図表 6-) 図表 6- 業種別にみた支給予定の有無 有効回答 9 社 ( 正社員 ) 支給割合 % 全業種 8. 製造業 87.8 建設業 8. 卸売業 88. 小売業 8. 運輸 倉庫業 76. サービス業 79. 図表 6- 業種別にみた一人当たり平均支給 予定額 ( 正社員 ) 有効回答 社 平均支給額前年比増減率千円 % 全業種 7. 製造業 6. 建設業 89 6.6 卸売業 9. 小売業. 運輸 倉庫業 9. サービス業. 図表 6- 業種別にみた支給予定額の増減状況 ( 正社員 ) 有効回答 社 % % % 全業種 6... 製造業.9 9..7 建設業 8.6. 8.9 卸売業... 小売業 6.9 8.. 運輸 倉庫業.9 7.6 9. サービス業 8... 増加横ばい減少 増加 は 前年比 % 以上増加した企業 横ばい は 前年比 %+% の企業 減少 は 前年比 % 以上低下した企業

7. 従業員規模別にみたボーナス支給の状況 人以上 の平均支給予定額は前年比.6% 増 ボーナス支給を予定する企業の割 合を従業員規模別にみると 人以 上の企業では支給割合が 8 割を上回 った ( 図表 7-) 正社員一人当たりの平均支給予定 額を従業員規模別にみると 全業種 平均を上回ったのは 人以上 であった 前年比増減率は 人以 上 人未満 と 人以上 が 全規模平均を上回り 人以上 人未満 が最も高かった ( 図表 7-) 人以上 人未満 は 大幅に増加した建設業の割合が少な く マイナスとなった 正社員一人当たりの平均支給予定 額の増減状況を従業員規模別にみる と 人以上から 人未満 が 増加 が半数以上であった ( 図表 7-) 図表 7- 従業員規模別にみた支給予定の有無 有効回答 9 社 ( 正社員 ) 支給割合 % 全規模 8. 人未満 77.9 人以上 人未満 8. 人以上 人未満 9.7 人以上. 図表 7- 従業員規模別にみた一人当たり平均支給予定額 ( 正社員 ) 有効回答 社 平均支給額前年比増減率千円 % 全規模 7. 人未満.9 人以上 人未満 9 6.6 人以上 人未満 98. 人以上 7.6 図表 7- 従業員規模別にみた支給予定額の 増減状況 ( 正社員 ) 有効回答 社 % % % 6% 8% % 全規模 6... 人未満...7 人..9.9 人 6. 6. 7.9 人以上 7...8 増加横ばい減少 増加 は 前年比 % 以上増加した企業 横ばい は 前年比 %+% の企業 減少 は 前年比 % 以上低下した企業

8. アンケートに寄せられたコメント今回の調査では 建設ラッシュにより業績が回復した建設業や 駆け込み需要により業績が回復した流通業を中心に 冬季としては 年連続で支給額が増加した しかし 寄せられたコメントをみると 円安による原材料 燃料価格の高騰や競争の激化などで厳しい経営状況とする企業や 人手不足を懸念する企業がみられた 支給する企業の中には 業績を反映したというよりは従業員のモチベーション維持などのために支給しているとしたコメントが複数あり 県内の多くの中小企業にとって企業業績の改善は未だ十分ではないと考えられ 今後の動向に注意が必要である 図表 8 今冬ボーナスを支給する企業のコメント ( 抜粋 ) 製造業 建設業卸売業小売業サービス業 昨今の景況 公務員の賃上げによって 従業員のボーナスの期待感が感じられ非常に厳しいものがある 中小企業には 賃上げに耐える体力がまだない 消費増税後の景気の落ち込みによる売上の減少があるが 賞与を払わず利益を上げたところで従業員の士気は上がらない 人あってこその会社 経営陣の努力で支給したい 前年度と比較し 上期実績及び受注高が増加 今後の景気動向 消費税率増加による不安要素はあるが 一旦は利益の還元として 賞与を増加支給する見込み 材料費 経費等増加し 利益は伸び悩みだが社員満足度の向上のため 少額ながら支給予定 人手不足に対し 人員の確保のため賞与 給与を引き上げることは 今後収支に悪影響 今期は 消費税の駆け込み需要にて 売上 利益とも上昇 月の消費税増税後 買い換え コストアップ等の影響で 利益がタイトになっている 厳しい ボーナスという金額ではなく お年玉 という位置づけ 図表 9 今冬ボーナスを支給しない企業のコメント ( 抜粋 ) 製造業 卸売業 運輸 倉庫業 サービス業 海外製品との競争のため厳しい状況 水島の車種の減少が大きく売上高を減少させており 今後の回復予定もなし 月は生産調整で臨時休業日も必要となっており ボーナスどころか給料の支払いにまで影響している 運送費等の経費負担が増える一方で 消費税増税など売手側の負担と消費者側の買い控えを考えると 今後ますます不支給が続く予感がする 円安が全て良いとは言えない 運賃があがらなければボーナスなど無理 原油の高騰でそれどころではない 軽油税等引下げをお願いしたい 利益が出れば支給してあげたい 燃料 高速料 運賃 etc 何とかして欲しい ボーナス制度的なものを止めて欲しい 特に公務員のボーナスを新聞 マスコミ等での発表はして欲しくない ( 税金でもらっているではないか ) 仕事はあっても人が集まらないため経営が厳しい 地方の景気はまだまだ冷え込んでいる 昨年から不支給状態だが何とか雇用を守り 全社員で業績浮上に取り組んでいる 消費税アップを決行されるとそれも遠のく現状 調査期間平成 6 年 月 日 月 6 日調査対象岡山県下の民営事業所 ( 従業員数 名以上 ) 調査方法郵送によるアンケート方式調査対象事業所数, 回答事業所数 9 回答状況有効回答事業所数 9 有効回答率.% 6