untitled

Similar documents
株式会社横浜銀行

株式会社東日本銀行

経営統合による新しい金融グループは 預金量で約 13.3 兆円 営業拠点として関東全域に 280 か店 ( うち東京都 67 か店 神奈川県 188 か店 その他 25 か店 ) の有人店舗を展開する 広域金融グループ となります 今後 両行の強みとする経営資源のシナジーを生み出すことにより 更なる

(2) 経営統合の経緯 目的両行は 平成 26 年 11 月 14 日付プレスリリース 株式会社横浜銀行と株式会社東日本銀行の経営統合検討に関する基本合意について において既にお知らせしたとおり 平成 28 年 4 月 1 日を目処に株式移転の方式による共同持株会社を設立することに向け 統合準備委員

untitled

光学部品の生産技術の強化に向けた国内拠点の再編について

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

目次 Ⅰ 株式会社コンコルディア フィナンシャルグループの設立 1. グループ経営理念 目指す姿 P3 2. グループ経営管理態勢 P4 3. グループ各社の概要 P5 Ⅱ 株式会社コンコルディア フィナンシャルグループ中期経営計画 1. 中期経営計画の背景と位置づけ P7 2. 中期経営計画の概要

平成8年月日

各位 平成 30 年 11 月 27 日 株式会社池田泉州ホールディングス 当社及び当社子会社における本部組織の一部変更について 株式会社池田泉州ホールディングス ( 社長鵜川淳 ) 及び株式会社池田泉州銀行 ( 頭取鵜川淳 ) は 第 4 次中期経営計画で掲げた 地域への弛まぬ貢献 と パラダイム

PJ America_子会社の異動ドラフト_daiwa(明朝)_180911_sent(会長名記入)ver.2

ニュースリリース 野村ホールディングス 会社分割(簡易吸収分割)による当社子会社への株式管理事業(一部)の承継に関するお知らせ (PDF)

第7次中期経営計画

金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型

<4D F736F F D B8E9E8A4A8EA6817A93FA8BBBBAB0C3DEA8B1D98FD88C948AAE91538E7189EF8ED089BB B6816A2E646F63>

当社と子会社3 社の統合準備開始に関するお知らせ

20 21 The Hachijuni Bank, LTD.

各 位 平成 29 年 11 月 28 日フィンテックグローバル株式会社代表取締役社長玉井信光 ( コード番号 :8789 東証マザーズ ) 問合せ先 : 上席執行役員千田高電話番号 : ( 03) 航空機アセットマネジメント会社の株式取得に伴う子会社の異動に関するお知らせ 当社

平成16年度中間決算の概要


預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

大和証券グループ中期経営計画 Passion for the Best 年 4 月 3 日 大和証券グループ本社

(5) 地域金融機関をサポートする機能の開発ローソン銀行では 地域金融機関の支店内外のATMのローソン銀行 ATMでの補完 代替などを通じて 提携する地域金融機関の皆さまのコスト削減や商品提供チャネルの拡大などの課題に一緒に取り組ませていただきます さらに ローソンと地域金融機関による共同店舗の推進

店舗戦略現在 当行は神奈川県内に 34 ヶ店を展開しておりますが より一層お客さまが利用しやすい店舗とするために 店舗のリニューアルや提携 ATMの利用促進による既存店舗の機能強化や 各種専門チームの活用による効率的な販売チャネルの構築 強化などへの取り組みを行います 人財 組織戦略当行では 当行の

2.MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針 MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針の策定 公表 MUFG は お客さま本位の取組みの徹底を図るため グループ共通の指針となる MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針 を策定 公表します 本方針の下 グループ各社がお客

cover_a

<4D F736F F D2095BD90AC E AD48C888E5A8A E646F63>

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

3. 異動する子会社の概要 1 株式会社フィスコデジタルアセットグループ (1) 名称 株式会社フィスコデジタルアセットグループ (2) 所在地 大阪府岸和田市荒木町二丁目 18 番 15 号 (3) 代表取締役田代昌之 仮想通貨関連ビジネスを営む会社の株式又は持分を所有する (4) 事業の内容 こ

各 位 2019 年 2 月 19 日 会社名塩野義製薬株式会社 代表者名代表取締役社長手代木功 ( コード番号 4507 東証第一部 ) 問合せ先広報部長京川吉正 TEL (06) 会社分割による子会社への事業承継および子会社の合併に関するお知らせ 塩野義製薬株式会社 ( 本社

経営の健全化のための計画の履行状況に関する報告書

untitled

プレスリリース

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

<4D F736F F D DCCDFDABDD8D8B0BD AA8A848C5F96F1816A2E646F63>

2. 本経営統合の理念と目的両行は これまで長きにわたり築き上げてきたお客様との信頼関係 地域とのネットワークを土台として 従来以上に付加価値の高い金融仲介機能及び情報仲介機能を発揮することで お客様や地域から圧倒的に支持される金融グループを目指し 以下に掲げる目的の実現に向けて取り組んでまいります

Microsoft Word - 最終_Zeavola株式取得と持分法適用会社異動のお知らせ.doc

金融円滑化に対する当金庫の取組状況 平成 27 年 11 月 13 日 高岡信用金庫

(開示様式例)第三者割当により発行される株式/新株予約権/新株予約権付社債/転換社債型新株予約権付社債の募集に関するお知らせ

People s Bank 決算概要 The Bank of Okinawa,Ltd 11

平成 13 年度 決算概要と今後の計画について 平成 14 年 5 月 20 日 東京通信ネットワーク株式会社

( 財 ) 財務会計基準機構会員 各位 平成 20 年 3 月 29 日 会 社 名 株式会社アパマンショップホールディングス ( コード番号 8889 ヘラクレス市場 ) 代 表 者 代表取締役社長 大村浩次 本社所在地 東京都中央区京橋一丁目 1 番 5 号 問合せ先 管理本部 執行役員管理本部

平成22年○月○日

Microsoft Word 全体プレス(ファイナル).doc

2. 持株会社体制移行の手順当社は 以下に示す方法により 持株会社体制への移行を実施する予定です ステップ1( 株式移転 ) 平成 30 年 1 月 9 日を効力発生日として 本株式移転により持株会社を設立することで 当社は持株会社の完全子会社となります 100% 技研興業 ( 当社 ) 株式移転

第101期(平成15年度)中間決算の概要

臨時報告書(吸収分割契約)

各位 平成 25 年 11 月 28 日会社名相鉄ホールディングス株式会社代表者代表取締役社長林英一 ( コード番号 9003 東証第一部 ) 問合せ先取締役執行役員経営戦略室部長滝澤秀之 (TEL ) 子会社の会社分割 ( 新設分割 ) 及び新設会社の株式譲渡に関するお知ら

Microsoft PowerPoint - 平成22年度決算の概要(Ver2)

2016 年 10 月 31 日 各位 社名 代表者名 問合せ先 株式会社村田製作所代表取締役社長村田恒夫 ( コード :6981 東証第 1 部 ) 広報室長生嶌匠 (TEL ) ソニー株式会社からの電池事業の取得に関するお知らせ 株式会社村田製作所 ( 以下 当社 といい

カプコン (9697) 平成 25 年 3 月期 決算短信 ( セグメント情報等 ) ( セグメント情報 ) 1. 報告セグメントの概要 (1) 報告セグメントの決定方法 当社の報告セグメントは 当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり 取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価す

<4D F736F F F696E74202D2091E682588AFA91E C888E5A90E096BE8E9197BF5F E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

2. 本資本業務提携の内容等 (1) 業務提携の内容当社とコジマは 両社の店舗ブランドの独自性を維持しつつ 以下の事項に関して 両社で共同して提携効果を実現してまいります 1 商品仕入面での連携当社及びコジマの仕入規模を最大限活用し 商品仕入部門の再編及び調達業務の統合等を通じて 粗利益率の改善を目

サマリー

1. 利益 年度の当期純利益 ( 単体 ) は 金利低下の影響等により資金利益が減少したものの 役務取引等利益や有価証券関係損益の増加などにより 前年比 4 億円増加し 億円となりました 年度 前年度比 コア業務粗利益 億円 億円 資金利益 うち貸出金利息 投信解約益 役務取引等利益 経 費 コア業

吸収分割②

<4D F736F F D B8E9E8A4A8EA6817A C FD88C948AAE91538E7189EF8ED089BB2E646F63>

<4D F736F F D204B8ED08A948EAE8EE693BE8A4A8EA65F C8F4390B394C52E646F63>

2. 合併の要旨 (1) 合併の日程合併方針決定の取締役会平成 25 年 7 月 29 日合併決議取締役会平成 25 年 10 月下旬 ( 予定 ) 合併契約書締結平成 25 年 10 月下旬 ( 予定 ) 合併承認臨時株主総会平成 26 年 1 月下旬 ( 予定 ) 上場廃止日平成 26 年 3

Disclaimer 本資料には 当行および当行の子会社に関連する見通し 将来に関する計画 経営目標などが記載されています これらの将来の見通しに関する記述は 将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり 当該仮定は不正確であることがあり得ます 様々な要因により 実際の業績が本書の記載と

<4D F736F F D208AC888D58A948EAE8CF08AB7838A838A815B C4816A>

平成29年3月期   決算概要

20横浜01

分野別目次

したが 高齢化社会の進展に加え 国内外の経済動向が不透明さを増す中で 今後 更に多様化 高度化するお客さまのニーズに木目細かくお応えするためには 更なる市場競争力の強化と経営資源の効率化を追求した新たな銀証一体のビジネスモデルの構築が必要不可欠であると判断いたしました 本件株式交換により前田証券を完

<4D F736F F D E30352E B6834E838C A815B83688E968BC682C98C5782E98BC696B181458E91967B92F18C6782C982C282A282C42E646F63>

あるブロックチェーン技術の研究を進めております 将来的にはEコマースや実店舗での決済 P to Pでの決済手段として 仮想通貨による決済機能の役割が大きくなっていくと見込んでいます このような仮想通貨の決済手段を円滑に提供していくためには 仮想通貨交換所機能の提供が必要であり 楽天グループとして仮想

Microsoft Word _臨時報告書_最終_.doc

各位 平成 20 年 2 月 18 日 会社名株式会社松屋代表者代表取締役社長秋田正紀 ( コード番号 8237 東証第一部 ) 問合せ先コーホ レートコミュニケーション部担当部長武藤勝 (TEL. 代表 ) 連結子会社である株式会社スキャンデックスにおける 会社分割 ( 新

第四ディスクロ09.indd

あおぞら信託銀行株式会社とGMOクリックホールディングス株式会社とのインターネット銀行の共同運営に関する資本提携のお知らせ

<66696C653A2F2F5A3A5C E91967B90AD8DF482665C8DE096B18BC7974C89BF8FD88C9493CD8F6F8F912C974C89BF8FD88C9495F18D908F BC8AFA95F18D908F915C32303

参考資料 2015 年度業績の概要 2016 年 5 月 16 日ソニー銀行株式会社

様式第十二 ( 第 10 条関係 ) 認定経営資源再活用計画の内容の公表 1. 認定した年月日平成 24 年 1 月 31 日 2. 認定事業者名富士フイルムイメージテック株式会社 3. 認定経営資源再活用計画の目標 (1) 経営資源再活用に係る事業の目標認定事業者は 富士フイルム株式会社コンシュー

<4D F736F F F696E74202D A F95BD90AC E31308C8E8AFA5F8C888E5A90E096BE89EF81408DC58F4994C530362E70707

具体的には 1 取引先数の増加 に徹底的にこだわる営業推進 2 人材育成 登用の強化等による 成長を支える活力ある組織 づくり 3 対取引先 と 対地元地域 という2 本柱による 地域活性化への貢献 の実現に取り組んでまいります 上記のテーマに基づき以下の主要戦略を策定し 当行の目指す銀行像の実現に

当社グループによるインドネシアのクレテックたばこ会社及び流通販売会社の買収に関する契約締結について

エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二、大証ヘラクレス 4849)は、平成21年●月●日、人や組織のパフォーマンス向上のため、世界40カ国以上で人材、組織開発サービスを提供するウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長CEO:森捷

各位 平成 30 年 8 月 9 日会社名株式会社力の源ホールディングス代表者名代表取締役会長兼社長河原成美 ( コード番号 :3561 東証第一部 ) 問合せ先常務取締役 CFO 粕谷進一 ( TEL ) 資本業務提携の解消及び子会社の異動 ( 取得 ) に関するお知らせ

<4D F736F F D E918E59895E977089EF8ED082CC B C5E94F18FE38FEA DD97A787552E646F63>

JIPs_038_nyuko_6

企画書タイトル - 企画書サブタイトル -

別紙 2 様式第十八 ( 第 13 条関係 ) 認定事業再編計画の内容の公表 1. 認定をした年月日平成 27 年 7 月 6 日 2. 認定事業者名 WAKUWAKU JAPAN 株式会社 3. 認定事業再編計画の目標 (1) 事業再編に係る事業の目標スカパー JSAT グループ ( 以下 スカパ

2017年度 決算説明会資料

3. 平成 31 年 3 月期の連結業績予想 ( 平成 304 年月 1 日 ~ 平成 313 年月 31 日 ) 売上高営業利益経常利益 (% 表示は 通期は対前期 四半期は対前年同四半期増減率 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 1 株当たり当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円


各位 平成 26 年 9 月 8 日 マネックスグループ株式会社 代表執行役社長 C E O 松本大 ( コード番号 8698 東証第一部 ) 当社米国子会社における FX 事業の一部譲渡に関するお知らせ 当社の米国子会社であるTradeStation Group, Inc.(CEO: Salomo

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律

untitled

(2) 併合の内容 1 併合する株式の種類普通株式 2 併合の割合平成 30 年 10 月 1 日をもって 同年 9 月 30 日 ( 実質上 9 月 28 日 ) の最終の株主名簿に記載された株主さまの所有株式 5 株につき 1 株の割合で併合いたします 3 併合により減少する株式数併合前の発行済

【 金融円滑化に関する基本方針・体制について 】

業 医食品バイオ事業 の 3 つの事業部門の戦略の推進とこれらを支える経営基盤を強化し グローバル企業かつ再生医療等製品企業としてのプレゼンスを向上させ飛躍的な成長を目指すことを全体方針としております このような計画のもと当社グループでは 成長戦略に即し 業務を推進してまいりましたが 直近の計画の進

分割承継の内容決定日 2018 年 5 月 21 日 ESS 社との吸収分割契約締結日 ( 注 2) 2018 年 7 月上旬 ( 予定 ) TISS 社との吸収分割契約締結日 2018 年 7 月上旬 ( 予定 ) ESS 社 TISS 社各々における株主総会決議 2018 年 9 月末までに (

<4D F736F F D208E7189EF8ED082CC88D993AE82C98AD682B782E982A8926D82E782B92D >

(2) 物件情報取得機会の拡大本合併により 本合併後新会社が資産運用を受託する投資法人の資産残高は 4,000 億円を超えることととなり 不動産マーケットにおける資産運用会社のプレゼンス及び認知度が高まると考えられます また 複数投資法人の資産運用業務を受託することで 複合用途物件や複数物件の取得に

Microsoft Word _プレスリリース_final.doc

2015 年度 ~2017 年度中期経営経営計画 14 中計 1. 当社が目指すもの企業理念と Vision E 2.11 中計 中計 (2nd STAGE / 2012~ 年度 ) の成果 - Vision E における 11 中計の位置づけと成果 - 1

業務効率化への取り組み

( 株 ) 四国銀行 (8387) 平成 28 年 3 月期第 1 四半期決 添付資料の目次 頁 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 連結経営成績に関する定性的情報 2 (2) 連結財政状態に関する定性的情報 2 (3) 連結業績予想に関する定性的情報 2 2. サマリー情報 ( 注記

KDDI 株式会社 J:COMへのTOB 非上場化と JCNとの統合について 2012 年 10 月 24 日代表取締役社長田中孝司

Transcription:

鞘 1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

経営統合に関する最終合意等について 株式会社コンコルディア フィナンシャルグループ Concordia Financial Group, Ltd. 平成 27 年 9 月 8 日

持株会社の概要 株式会社コンコルディア フィナンシャルグループ ( 英文 ) Concordia Financial Group, Ltd. コンコルディア (Concordia) とは 調和 協調を意味するラテン語で Con( 一緒に 共に ) や Cordia( こころ ) を語源としています お客さまのために グループ各社がこころをあわせて取り組んでいく という思いを込めています 本店所在地東京都中央区日本橋 2 丁目 7 番 1 号 ( 東京日本橋タワー 34F) 代表者および役員 ( 予定者 ) 資本金 代表取締役社長 : 寺澤辰麿 ( 現横浜銀行代表取締役頭取 ) 代表取締役副社長 : 石井道遠 ( 現東日本銀行代表取締役頭取 ) 代表取締役 : 大矢恭好 ( 現横浜銀行代表取締役常務執行役員 ) ( 取締役は代表者を含め当初 7 名 うち3 名を社外より選任予定 ) 1,500 億円 設立日平成 28 年 4 月 1 日 ( 予定 ) 決算期 3 月 31 日 上場証券取引所東京証券取引所 ( 予定 ) 1

経営統合の概要 1. 株式移転の日程 平成 27 年 9 月 8 日 ( 火 ) ( 本日 ) 経営統合契約書および株式移転計画書に係る取締役会決議 ならびに 経営統合契約書の締結および株式移転計画書の作成 ( 両行 ) 平成 27 年 9 月 15 日 ( 火 ) 臨時株主総会に係る基準日の公告日 ( 両行 ) 平成 27 年 9 月 30 日 ( 水 ) 臨時株主総会に係る基準日 ( 両行 ) 平成 27 年 12 月 21 日 ( 月 ) ( 予定 ) 株式移転計画承認臨時株主総会 ( 両行 ) 平成 28 年 3 月 29 日 ( 火 ) ( 予定 ) 東京証券取引所上場廃止日 ( 両行 ) 平成 28 年 4 月 1 日 ( 金 ) ( 予定 ) 共同持株会社設立登記日 ( 効力発生日 ) および同社株式上場日 2. 株式移転の方式 両行を株式移転完全子会社 新規に設立する共同持株会社を株式移転完全親会社とする共同株式移転となります 3. 株式移転比率 横浜銀行の普通株式 1 株に対して 共同持株会社の普通株式 1 株を 東日本銀行の普通株式 1 株に対して 共同持株会社の普通株式 0.541 株を割当交付いたします 株式移転比率の算定にあたって公正性を確保するため 両行から独立した第三者算定機関 ( 横浜銀行 : 大和証券 東日本銀行 :SMBC 日興証券 ) に株式移転比率の分析を依頼し 当該分析結果を参考に それぞれの財務の状況 資産の状況 将来の見通しなどの要因を総合的に勘案した上 両行で慎重に交渉 協議を重ね 株式移転比率について合意 決定しました 2

新金融グループの経営理念 経営理念 グループ各社の強みと特色を活かし協働することにより お客さまに対する最高の金融サービスの提供を通じて 地域の発展とともに企業価値の向上を目指し 信頼される金融グループとして 活力ある未来の創造に貢献します グループスローガン One Heart for You ~ こころをあわせて 1 地域金融機関としてお客さまとの深いリレーションを保ち 経営統合による広域ネットワークを最大限活かした幅広く質の高い金融サービスや地域情報を提供することにより 信頼される金融グループを目指します 目指す姿 2 グループ各社のブランドを堅持しつつ 各社の経営基盤とノウハウを最大限共有し 共同化 効率化を積極的に推進することで生ずる経営資源を成長地域 成長業務分野へ戦略的に投入して 収益力の強化と企業価値の向上を目指します 3 環境やお客さまのニーズの変化に適切に対応し お客さまに常にご満足いただけるよう 従業員一人ひとりのコンサルティング能力や事業評価力の向上を目指します 4 グループの経営基盤である首都圏を中心とした地域における様々な課題に対し 高度なコンサルティングや金融的手法を活用したソリューションを提供することにより 豊かな地域社会の創造に貢献します 3

新金融グループの経営戦略 新金融グループは 両行の強みと特色を活かし 相互補完することで お客さまへのサービス向上を図っていく 両行の強み お客さまへのサービスの向上 横浜銀行 東日本銀行 統合効果 店舗網 * 神奈川県内 (180 店舗 ) と東京西南部を中心とした稠密な店舗網 ( 計 206 店舗 ) 東京都内 (49 店舗 ) を中心とした広域な店舗網 ( 計 82 店舗 ) 1 都 6 県にまたがる広域ネットワーク 東京 神奈川における稠密な店舗網 顧客基盤サービス 資産家をはじめとした個人や中小企業のお客さまへのコンサルティング 中小企業等へのきめ細やかな対面取引と提案を重視した営業 両行のノウハウと経営インフラの融合により 個人や中小企業など幅広いリテールのお客さま向けにあらゆるサービスを提供 資金仲介 強いブランド力を背景とした安定した資金調達力 中小企業等への積極的な新規融資開拓力 グループ全体の資金仲介能力の向上による円滑な資金供給 グループ機能 資産運用 証券 ベンチャーキャピタル リース シンクタンク お客さまの様々なニーズに対応可能なソリューションの提供 産業調査 コンサルティング等のシンクタンク機能を活用したサービスの提供 海外拠点 経営効率 * 店舗数は平成 27 年 8 月末時点 上海支店 海外駐在員事務所 ( ニューヨーク ロンドン 香港 バンコク ) ローコストオペレーションのノウハウ 海外ネットワークを活用した取引先の海外進出支援の拡充 共同化 効率化により削減したコストを お客さまのサービス向上のための投資に活用 さらに 両行の強みを活かすことに加え グループの充実した資本や総合的な人財を活用し IT を活用したネット決済やビッグデータ活用などの新しい金融サービスの検討を進めていく 4

新金融グループの店舗チャネル戦略 既存店舗および本部の共同化 効率化により捻出した人員などの経営資源を 首都圏を中心とした成長が見込める地域に戦略的に投入することにより 営業地盤の拡充 顧客基盤の拡大を図る このため 共同での新規出店や既存店舗の共同活用による効率的なネットワークの構築を進める 既存店舗の効率化 共同店舗の活用等による重複店舗の統合 店舗機能の見直しによる店舗サテライト化 本部の共同化 効率化 市場部門や事務部門の一元化 事務 システムの統合推進 既存の営業地盤と顧客基盤を堅持しつつ 首都圏を中心とした成長が見込める地域への経営資源の戦略的投入 単独および共同店舗での新規出店 既存店舗を営業拠点として共同利用 ネットワークの拡大将来の更なるネットワークの広域化もオープンとする 群馬 (3 店舗 ) 埼玉 (5 店舗 ) 栃木 (1 店舗 ) 茨城 (13 店舗 ) 都心 城南 多摩地域を中心に資産家向けコンサルティング営業強化 多摩 都心を中心に中小企業などの営業強化 都心 東京 (69 店舗 ) 神奈川 (189 店舗 ) 千葉 (3 店舗 ) 城南 * 店舗数は平成 27 年 8 月末時点の両行合算値 既存店舗 横浜銀行東日本銀行 5

ステークホルダーにとっての価値向上 新金融グループは グループの強みと特色を活かし協働することで ステークホルダーの価値向上を目指す お客さま 店舗 ATM 網が拡大することにより利便性が向上 幅広いリテールのお客さまが関連会社や提携先が提供する機能も含めた様々なサービス ソリューションを利用可能 資金仲介能力の向上による円滑な資金調達 首都圏を中心とした広域マーケットの情報を入手することが可能となり お客さまの成長機会が拡大 海外ネットワークを活用した進出支援を受けることが可能 共同化 効率化により削減したコストを サービス向上のための投資に振り向けることにより利便性が向上 株主 各行の単独成長の場合と比較して 効率化および成長のシナジー効果により企業価値が向上 平成 26 年度合算 ROE( 連結 )6.9% * 平成 32 年度 ROE( 連結 ) 7% 台後半 * 負ののれん発生益 株式関係損益の影響を控除したベース 従業員 グループの事業範囲拡大やグループ間の人財交流などにより 挑戦 活躍する場が広がり 一人ひとりの働きがいが向上 地域社会 グループ各社の知見や産官学労との連携を活かしたソリューション機能の利用による企業の活性化や地域経済の発展 6

シナジー施策概要 事務 システムや店舗の共同化 効率化を推進しコスト削減を図るとともに人員を捻出し 成長地域や成長事業分野に投入する また 両行の得意とする分野のノウハウを活かして補完しあうことで 東京地区での中小企業 個人取引の拡大を図る 共同化 効率化の推進 ( コストシナジー ) 営業人員の捻出 シフト 営業体制の構築 ( 収益シナジー ) 主なシナジー施策目標 ( 統合 5 年後 ) 事務 システムの統合推進 各種事務センターおよび金融子会社の集約 市場部門や事務部門の一元化 本部組織の簡素化 重複店舗の統合 (5 店舗程度 ) 店舗サテライト化など ローコストオペレーション導入 共同購買など 成長地域 成長事業分野へ人員 資金を戦略的に投入 横浜銀行 個人を中心とした取引拡大 単独および共同店舗での新規出店 (5 店舗程度 ) 相手行の既存店舗を営業拠点として共同利用 (10 拠点程度 ) 資産家向けコンサルティング営業の強化 証券子会社への有償紹介拡大 ATM 網の拡大によるカードローン増強 東日本銀行 中小企業を中心とした取引拡大 単独および共同店舗での新規出店 (15 店舗程度 ) 相手行の既存店舗を営業拠点として共同利用 (5 拠点程度 ) リスクテイク力 ( 資金供給力 ) の強化 海外拠点を活用した外為取引 海外展開の強化 投資型商品の販売強化 経費削減 30 億円 人員シフト 200 人 ( 収益部門などへの再配置 ) 新規採用の強化 営業体制強化新規出店 +20 店舗程度 ( うち 5 か所は共同店舗 ) 店舗共同利用等 +15 営業拠点程度 貸出金 +1 兆円程度 業務粗利益 +150 億円程度 7

平成 32 年度の経営目標 経営戦略の着実な遂行により 統合によるシナジー効果を最大限発揮し 平成 32 年度には新金融グループで業務粗利益 2,900 億円 親会社株主に帰属する当期純利益 1,000 億円を目指す ( 単位 : 億円 ) 横浜銀行 平成 26 年度実績 東日本銀行 新金融グループ ( 単純合算 ) 預金平均残高 ( 単体 ) 116,524 17,565 134,090 平成 32 年度目標新金融増減グループ 160,000 +19% 貸出金平均残高 ( 単体 ) 96,367 14,833 111,201 < > はシナジー分 140,000 <+10,000> +25% 業務粗利益 ( 単体 ) 2,044 318 2,363 2,900 +22% ( ) はうち都内 (237) (208) (445) (650) (+46%) < > はシナジー分 <+150> 実質業務純益 ( 単体 ) 1,040 86 1,127 親会社株主に帰属する当期純利益 ( 連結 ) 763 85 848 OHR( 単体 ) 49.1% 72.8% 52.3% ROE( 連結 ) * 8.3% (7.3%) 7.8% (3.6%) 8.3% (6.9%) 総自己資本比率 ( 単体 ) 12.9% 9.0% 12.3% 1,550 +37% 1,000 +17% 40% 台後半 - 7% 台後半 - 12% 程度 - *ROE の ( ) 内は 負ののれん発生益 株式関係損益の影響を控除したベース < 統合後の株主還元方針 > 新金融グループの株主還元方針については 現状の横浜銀行の還元スタンスを踏襲していく予定 8

新金融グループの組織 運営体制 持株会社は 簡素にして十分な監督機能を有する体制とし 新金融グループの経営戦略や営業戦略を策定するとともに事業や業務を監督 指導する機能 役割を担う また 持株会社は 監査役会設置会社とする 新金融グループの経営体制図 新金融グループの機能 役割分担 監査役会 株主総会 持株会社の取締役は当初 7 名 うち 3 名を社外より選任し 外部の視点を踏まえた 適切なコーポレートガバナンス体制を構築する 持株会社 監査役室 取締役会 経営会議 ( 報酬等委員会 ) コンプライアンス会議 ALM リスク管理会議グループ営業戦略会議事務 システム戦略会議 各事業や業務の監査 モニタリングを通じて 子会社への監督 指導を行い コンプライアンス リスクなどの適切な管理態勢を構築する グループ全体の経営 事業などの方針 戦略を策定し グループ連携による実行推進を主導する 監査部 経営企画部 グループ戦略部 リスク統括部 統合効果を最大化するため 営業 事務 システムなどの各施策の統括 実行推進を主導する 傘下銀行 持株会社にて策定されたグループ経営方針 戦略にもとづき 具体的な事業計画や施策を策定 推進する 両行は それぞれの独自性を維持しつつも 同一金融グループとして緊密に連携しながら事業を推進する 9

< 参考 > 既に実施した協働施策 これまでに実施した協働施策は次の通りであるが 統合後は 新金融グループの営業戦略にもとづき さらなる連携を進める 分類施策実施状況 個人 東日本銀行顧客の浜銀 TT 証券への有償紹介 セミナー共同開催 富裕層向けコンサルティング力の強化 投資型商品の販売力の強化 ATM 相互開放 平成 27 年 9 月金融商品仲介業務提携契約書締結 平成 27 年 10 月業務開始予定 法人オーナーや個人の富裕層を中心に関心の高い税制改正セミナーを東京と横浜で共同開催 東日本銀行の渉外担当者を横浜銀行に出向させ ノウハウを習得することにより 富裕層に対する東日本銀行のコンサルティング力を強化 東日本銀行の投資型商品販売担当者を横浜銀行に出向させ ノウハウを習得することにより 東日本銀行の投資型商品の販売力を強化 平成 27 年 3 月 2 日より ATM 手数料の相互優遇開始 シンジケートローン共同組成 横浜銀行アレンジのシンジケートローンへ東日本銀行が参加し共同組成 法人 ビジネスマッチング M&A 等ビジネス機会の相互提供 関連会社機能の共同利用 法人営業推進に関する勉強会の実施 両行の取引先 提携先ネットワークを活用したビジネス機会拡大に向けて 業務提携の基本合意書締結 横浜キャピタル 浜銀総合研究所 浜銀ファイナンスの両行での活用を推進 平成 27 年 3 月に各社と東日本銀行とで業務提携契約締結 相続事業承継 医療機関向け取引推進 関連会社活用 海外展開支援などに係る勉強会を共同実施 海外 横浜銀行上海支店の機能提供 横浜銀行および浜銀総合研究所と東日本銀行で海外業務について提携 東日本銀行の取引先中国現地法人へのSBLCスキームを利用したローン提供 東日本銀行へのクレジット枠設定 海外事業に関する共同勉強会を実施 10