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1 ポンプ車各部の名称 積 載 品 ホース (65mm 20m 以上 ) 6 本 枕木 1 個 吸管 (75mm 8m 以上 ) 1 本 とび口 ( 1.5m 以上 ) 1 本 筒先 (23 型以下の可変ノズル付 ) 2 本 吸管ひかえ綱 1 本 車輪止め 1 対 (10mm 10m 以上 ) ア

事例集表紙1

目 次 はじめに P 1 1 消防団の任務 P 2 火災編 2 火災出動時の安全管理 P 2 3 出動時の留意事項 P 2 4 消防団車両運行上の留意事項 P 2 5 水利部署時の留意事項 P 3 6 ホース延長時の留意事項 P 3 7 送水時の留意事項 P 3 8 注水活動時の留意事項 P 4 9

て 木材 わら 炭 プラスチック製品を燃焼させて 水のみを使用した場合と 水と消火薬剤を混合した液体 ( 以下 薬剤混合液という ) を使用した場合での 消火までの時間 薬剤混合液の使用量 消火後の残火状況の違いについて確認する 実験条件として 背負い式放水器具内の水及び薬剤混合液の量は18Lとし

目次 火災編 P1~P3 地震 津波編 P4~P8 総括編 P9~P11

CONTENTS Vol.64 No.9 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~

〇消防用設備等検査実施要領の送付について

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油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

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はじめに 消防法の規定では 一定規模の建物の管理権原者は 防火管理者を定め 消防計画を作成し 防火管理上必要な業務の実施を定めています その中でも 消防計画に基づく訓練の実施は最も重要な事項です 特に特定防火対象物 ( 集会場 スーパー ホテル 病院等の不特定多数の人が出入りする施設 ) には 年

3 消防力の基準による消防活動モデル消防力の基準による市街地における消防活動モデルは次のとおりである 消火活動に必要な Aタイプ Bタイプ 市街地人口による署所と消防団 消防力 の消防力の配分 ス人命の検索救助 0.5 隊 0.5 隊 テ援護注水 ( 放水 ) 0.5 隊 0.5 隊 署所の消防力

負圧環境下でも使用可能な閉鎖型スプリンクラーヘッドの一覧 2013 年 9 月 20 日一般社団法人日本消火装置工業会 社名商品名と記号型式番号仕様評価で使用した付属品及び取り付け部の構造 寸法が同じ付属品問い合わせ窓口 1 E72Q80C ス第 17~10 号 2 E96Q80C ス第 17~11

目 次 1 消防操法実施要領 1 ⑴ ポンプ車操法 9 ⑵ 小型ポンプ操法 33 2 操法審査要綱 49 3 操法審査要領 51 ⑴ ポンプ車操法審査表 57 ⑵ 小型ポンプ操法審査表 67 4 全国消防操法大会統一事項 77

測定及び評価要領一覧 別表 1 測定項目測定範囲測定内容基準タイム配点測定細部要領 訓練礼式 各個動作 消防団員活動マニュアルから 5 種類 50 ( 各 10) 要領 ~ 別添 結果 ~ 別紙 1 防火着装 完全防火着装 100 要領 ~ 別添 2-1 結果 ~ 別紙 1 消火活動

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災害出場時 ( 火災等 ) の留意事項及びサイレン吹鳴等 (1) 災害出場時の留意事項 項目 人員 留意事項 1 各分団最低 3 人以上で 消防ポンプ自動車で出場する 1~2 人の場合は消防ポンプ自動車で出場してはならない 消防ポンプ自動車には 常時 2 人以上が乗車していること 現地集合の場合も

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可搬ポンプの取扱い 応急救護等 様々な知識 技能を訓練で身につけることができます お問合せは 東久留米消防署防災安全係 ( 内線 320) まで!

別添 第 1 章総説 道路トンネル非常用施設設置基準 非常用施設の設置にあたっては 非常用施設のトンネル防災全体における役割を認識するとともに 設置目的および管理運用方法を明確にして計画しなければならない なお 非常用施設の運用にあたっては関係機関との連携に配慮するものとする 第 2 章非常用施設の

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大規模イベント開催時の危機管理等における消防機関のあり方に関する研究結果について ( 概要 ) 研究の趣旨 現在 国際社会では各地で多様な形態のテロが発生し また NBCテロ災害等 特別な備えが必要となる事案が発生する恐れも増してきている 2019 年のラグビーワールドカップ 2020 年のオリンピ

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できない場合は 代表消防機関代行の倉敷市消防局又は津山圏域消防組合消防本部の職員をもって充てるものとする 4 岡山県大隊に 消火 救助 救急等の任務単位毎に中隊を設けることとし 各中隊を 消火中隊等 と呼称するものとする なお 中隊長は 岡山県大隊長が指定するものとする 5 各中隊に 各車両又は付加

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1 ソファモデル単体に対する消火抑制効果確認実験 4 面ともたれ壁 45cm 4 面ともたれ壁 45cm 右の実験区画で 放水量 12~18 リットル / 分 / ヘッド 1 個 放水圧力 0.13~0.022Mpa の要件の下 1 回の自由燃焼 7 回の消火実験を実施 実験結果概要 全てのケースに

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DSTY 防災規則 (2017 年 8 月 29 日現在 ) 有事に際しては必要な措置に関する責任と調整は危機対策本部に委ねられる 学園長は学園全体に対して上位の指令権 決定権を持つ 防災コーディネータ ーは相談 助言役を担う 地震発生時の行動 事態の深刻度 : 各自の知覚で判断 校内アナウンスをよ

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志摩広域消防組合消防機械器具取扱規程

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HV PHV EV 向け推奨点検について 一般社団法人日本自動車整備振興会連合会 近年増加傾向にあるハイブリッド車及び電気自動車等は 法定定期点検項目に設定されていない特殊装置が多く用いられており その性能の維持や安全性を確保するためには他の一般的な装置と同様に定期的な点検 整備が必要不可欠でありま

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仕様書

全油圧ポンプ仕様表:日本プララド

短辺 5cm以上 送水圧 MPa 長辺 30cm以上赤地白文字 イ送水口の直近には 加圧送水装置の設置される階 加圧送水装置から送水する放水 口の設置される階及び加圧送水装置の起動方法等を明示した標識を設けること 第 3 配管等配管は 令第 29 条第 2 項第 2 号並びに規則第 31 条第 5

はじめに 訓練時における安全管理については 安全管理体制の整備について ( 昭和 58 年 7 月 26 日付け消防消第 90 号通知 ) により 訓練時における安全管理に関する要綱の案が例示さるとともに 訓練時における安全管理マニュアルが各消防本部等に通知されました そこで これら要綱やマニュアル

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スイベルジョイント (SJC 形 SJK 形 SJM 形 SJS 形 SJ 形 ) 特徴 作動油を使用し油圧を伝える土木建設機械 工作機械及び一般産業機器の配管に広く使われています 特に 油圧の圧力配管に使用され 低速回転や揺動 ( 往復回転運動 ) が出来る継手です 主に固定配管と高圧ホース連結に

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第 2 その他 1 各消防本部は 本通知に係る活動要領等の策定を 糸魚川市大規模火災を踏まえた 木造の建築物が多い地域などの大規模な火災につながる危険性の高い地域 の指定要領等について ( 平成 29 年 7 月 31 日付け消防消第 193 号 ) 糸魚川市大規模火災を踏まえた消防広域応援体制の強


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(7) 乙は 警備業法第 4 条で規定する認定及び同法第 5 条で規定する届出のほかに 同法第 1 1 条の4で規定する届出を行っていること (8) 乙は 機械警備において ガードセンターで警備対象物件に異常事態が発生したことを感知してから 25 分以内にその警備対象物件に対し機動隊を常に派遣できる

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

技術と信頼のトレードマーク JWWA B 水道用サドル付分水栓 ボール式 水道用ポリエチレン管サドル付分水栓 ボール式 素 敵な 創造 人へ 未 来へ 株式 会社

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T-004 AC タイマー 4 口用取扱説明書 1, タイマー本体取付方法 付属のネジを使用出来る場所は木質の厚い壁面です 1 付属のビスを 12mm 残してねじ込みます 2 本体裏の上中央に引っ掛けて下さい 3 本体正面の下 ( 両端 ) に付属のビスをねじ込み本体を固定して下さい 2, 接続方法

( イ ) 水圧試験 適 用 主として液体系配管に適用し 所定の水圧により配管接合箇所の漏洩 破損 耐水圧などの確認を行 うものとする 試験圧力 MPa(kg/cm 2 ) 保持時間 (min) 各用途ポンプの吐出管高架タンク以下二次側管蒸気配管自然流下管ポンプ吸込管等試験方法 締め切り圧 ( ポン

News Release 平成 30 年 10 月 26 日 電動シャッター動作時の事故に注意! 今般 消費者安全調査委員会より 電動シャッター動作時の事故 に係る事故等原因調査の報告書が取りまとめられ 調査委員会から消費者庁長官に対し 消費者への周知に関する意見が提出されました こうした意見を踏ま

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筒先進入技術等の伝承の一方策について

乗務途中点呼 ( 中間点呼 ) 管理者は 乗務前及び乗務後に点呼のいずれも対面で行うことができない乗務を行う者に対し 当該点呼のほかに 当該乗務の途中において少なくとも 1 回電話その他の方法により点呼を行い 次の事項について報告を求め 車両の安全を確保するために必要な指示をしなければならないものと

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい


シャワーバー ベーシックプラスシリーズ オーバーヘッドシャワー水栓なしタイプ サーモスタット混合水栓オーバーヘッドシャワースパウトなしタイプ シリーズ名 最適流量 (L/ 分 ) オーバーヘッドシャワー ; 流量曲線参照エアインハンドシャワー :6.5L/ 分 オーバーヘッドシャワー : 流量曲線参

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目次 目次 アプリ画面説明 NinjaLock 操作権限の追加 ( 招待 ) NinjaLock 操作権限の削除 NinjaLock 操作権限の編集 NinjaLockの名前を変更する カギの閉まる方向を変更する オートロックを設定する NinjaLockをWi-Fiに接続する NinjaLockを

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HFC-134a マニホールドゲージ 取扱説明書 AP この度は アストロプロダクツ製品をお買い上げいただきまして 誠にありがとうございます はじめに 使用前に 取扱説明書をよく読み 安全に正しく使用してください 安全上の注意や商品仕様などは 予告なく変更される場合があります そのため

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スラリー供給装置/スラリー配管内の定期的な洗浄(フラッシング)についてのお知らせ

報道発表資料東京消防庁 Tokyo Fire Department 平成 29 年 11 月 14 日 平成 29 年度総合震災消防訓練の実施について ~ 都心部における災害対応並びに報道対応力の向上を目指して ~ 東京消防庁では さらなる震災対応力の強化を図るため 管下全消防署において 全消防職員

第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

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上記の要件をすべて満たさないカメラ ( 例えば 録画装置を備えていないカメラ ) であっても 不特定多数の人を撮影している場合は プライバシーを侵害するおそれがあります このガイドラインの趣旨を踏まえ プライバシーの保護に配慮するとともに設置目的に沿った適切な運用を行うことが必要です 第 2 防犯カ

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本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装

平成 28 年 7 月 1 日 少数台数のリコール届出の公表について ( 平成 28 年 6 月分 ) リコール対象が少数である 100 台未満の届出について 平成 28 年 6 月は 9 件の届出がありました ので 公表します 1. 届出者 :UDトラックス株式会社 届出日 届出番号 車名 型式

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資料 5 自動車検査場における OBD 検査に関する実証実験について 平成 30 年 4 月 ( 独 ) 自動車技術総合機構軽自動車検査協会 Copyright National Agency for Automobile and Land Transport Technology 1

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平成  年  月  日

氏 名 保 野 健 治 郎 やす の けん じ ろう 学位の種類 工 学 博 1 主 学位記番号諭工博第 号 学位授与の日付昭和 44 年 3 月 24 日 学位授与の要件 学位論文題目 学位規則第 5 条第 2 項該当 水道を中心とした都市防火施設に関する研究 ( 主査 ) 論文調査委員教授堀内三

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3


安全上の注意 この取扱説明書には 正しく安全にご使用いただくための注意事項が記載されています ご使用になる前に必ず本書をお読みになり 使用方法を理解してください ( 誤った使用方法は事故等の原因となります ) 取扱説明書は大切に保管し 何時でも見られるようにしておいてください 誤った取り扱いをすると

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バッテリー (12V) 上がりやバッテリー (12V) を外した場合に再設定が必要となるシステム 発 : 発売フ : フルモデルチェンジマ : マイナーチェンジ CX /02 発 ~ CX /02 発 ~ 2016/12 フ ~ CX-7 CX-8 MPV RX

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平成 27 年度 むつみ方面団夏季訓練 平成 27 年 6 月 28 日 ( 日 ) むつみ B&G 海洋センターむつみ吉部柳地区

むつみ方面団夏季訓練 ( 中継送水訓練 ) 訓練概要 水利から離れた林野火災を想定し 中継送水訓練を実施 訓練実施要領 1 訓練想定柳地区において林野火災が発生 現場から水利まで遠距離のため 長尾川から消防車にて吸水し 可搬ポンプに中継送水する さらに消防車に中継し 火点に放水する また ジェットシューター装備団員を先ポンプに集結させ 焼け止まり部分の延焼防止及び残火処理にあたる 2 実施要領元ポンプに第 1 分団第 1 小隊 ( 消防車 ) 中ポンプ 1 に第 2 分団第 2 小隊 ( 可搬ポンプ ) 中ポンプ 2 に第 2 分団第 1 小隊 ( 可搬ポンプ ) 先ポンプに第 1 分団第 2 小隊 ( 消防車 ) を配置し 4 台による中継送水を行う 放水は噴霧注水 棒状注水を使い分ける また 中継を終えた団員はジェットシューターによる焼け止まり部分の延焼防止及び残火処理を行う 3 実施場所吉部柳地区 ( 長尾川周辺 ) 4 訓練実施内容 (1) 元ポンプ ( 第 1 分団第 1 小隊消防車 ) 1 待機場所より 水利部署位置 ( 長尾川直近 ) に進行し 機関員 補助員にて吸管投入後 吸水送水する 2 隊員 名により 手びろめによる二重巻ホース 1 線延長 (6 本 ) し 中ポンプ ( 第 2 分団第 2 小隊 ) に中継する 3 元ポンプ圧力は (0.3~0.5Mpa) 以上とする 4 撤収ホースは 1 重巻して車両に収納し 吸管は排水して元の位置に収納 車両を待機場所に移動して終了とする (2) 中ポンプ 1( 第 2 分団第 2 小隊可搬ポンプ ) 1 待機場所より第 1 中継場所 ( 元ポンプからホース 6 本分 ) に進行し 機関員は中継準備に移る ( 吸口に中継用媒介金具を装着 ) 2 隊員 名により 手びろめによる二重巻ホース 1 線延長 (6 本 ) し 中ポンプ ( 第 2 分団第 2 小隊 ) に中継する 3 機関員は連成計に注視し 負圧に注意する 4 ポンプは あらかじめ放口を開けておく 元ポンプからの送水が到達したな圧力計を読み エンジンをかける -1-

5 撤収ホースは 1 重巻して車両に収納し 吸管は排水して元の位置に収納 車両を待機場所に移動して終了とする (3) 中ポンプ 2( 第 2 分団第 1 小隊 ) 1 待機場所より第 2 中継場所 ( 第 1 中継場所よりホース 6 本分 ) に進行し 機関員は中継準備に移る ( 吸口に中継用媒介金具を装着 ) 2 隊員 名により 手びろめによる二重巻ホース 1 線延長 (6 本 ) し 先ポンプ ( 第 1 分団第 2 小隊 ) に中継する 3 機関員は連成計に注視し 負圧に注意する 4 ポンプは あらかじめ放口を開けておく 元ポンプからの送水が到達したなら圧力計を読み エンジンをかける 5 撤収ホースは 1 重巻して車両に収納し 車両を待機場所に移動して終了とする (4) 先ポンプ ( 第 1 分団第 2 小隊 ) 1 待機場所より第 3 中継場所 ( 第 2 中継場所よりホース 6 本分 ) に進行し 機関員は中継準備に移る 2 隊員 名により 手びろめによる二重巻ホース 1 線延長 (3 本 = ポンプより 1 本さらに双口接手から各 1 本 ) し 火点に注水する 3 機関員は連成計に注視し 負圧に注意する 4 状況に応じ 火点に向かい噴霧 棒状注水を行う 5 撤収ホースは 1 重巻して車両に収納し 車両を待機場所に移動して終了とする (5) ジェットシューター部隊 ( 各分団各小隊 名 ) 1 各分隊の中継隊形の応援が終了した後 直ちにジェットシューターを携行し 火点に向かう 2 火点到着した後 先ポンプより補水を受け 焼け止まり部分の延焼防止 残火処理にあたる 3 撤収は各分団に帰属して活動し 車両とともに移動して終了とする (6) 待機場所集合各分団は待機場所に集合後 自主整頓し副団長の指揮下に入る 5 服装等 活動服 ヘルメット 長靴 ( 安全靴 ) 手袋 ( 法被については団長指示 ) 訓練場の注意事項 1 元ポンプ圧力を 0.3~0.5Mpa とするため 損傷防止のため中継ポンプは放口を開にしておくこと 2 筒先を担当する団員は 急激な放水にも対応できるよう筒先を確実に保持すること ( 補助員を各 1 名つける ) 3 会場は足下が不安定なため 走行中の事故防止に十分注意すること -2-

4 訓練中は 無線機器等を活用して各分団の連携をとること 5 訓練の開始および終了は団長の合図とする 6 訓練終了 ( 待機場所集合 ) 後 各分団長は各隊を整列させ 団長に点検報告を行う 中継送水操作要領 1 放水始め 元ポンプ 第 1 分団第 1 小隊 (1) 吸管を水利に投入する エンジンを始動 真空ポンプを作動し 吸水する (2) 隊員はホースを延長し 機関員 ( 中ポンプ ) に報告する (3) 中ポンプ からの送水開始の伝令が来たら 徐々にポンプ圧力を上げて放水を開始する ポンプ圧力は 0.3~0.5Mpa とする 急激な送水はしない (4) 放水完了後 現場本部に 放水完了 の報告に行く 中ポンプ 1 2 第 2 分団第 1 小隊 第 2 分団第 2 小隊 (1) 真空ポンプレバーは 放水の位置におく 先ポンプの場合 吸水操作は不要であるため (2) 放口は 開にしておく 元ポンプから急激な送水があった場合 先ポンプに大きな水圧がかかってポンプの故障等の原因となるため その水圧を解放する (3) エンジンを始動し 低速回転にする 水が送られてきてからのエンジン始動では それだけ放水が遅れ 高速回転ではエンジンの過熱および筒先からの高圧放水をさけるため ( エンジンの始動時期 : 中継ホース結合後 ) (4) ホースを延長し ポンプ吸口に結合する (5) ホース延長を機関員 ( 先ポンプ 中ポンプ ) に報告後 中ポンプ 元ポンプ へ送水開始の伝令を行う (6) 送水を受け 各計器の作動を確認後 放口を全開にする (7) 元ポンプからの送水が落ち着いたら徐々にポンプ圧力を上げて調整する 連成計は 0.05~0.1Mpa に指度させる (8) 放水完了後 現場本部に 放水完了 の報告をおこなう 先ポンプ 第 1 分団第 2 小隊 (1) 真空ポンプレバーは 放水の位置におく 先ポンプの場合 吸水操作は不要であるため (2) 放口は 開にしておく 元ポンプから急激な送水があった場合 先ポンプに大きな水圧がかかってポンプの故障等の原因となるため その水圧を解放する (3) エンジンを始動し 低速回転にする 水が送られてきてからのエンジン始動では それだけ放水が遅れ 高速回転ではエンジンの過熱および筒先からの高圧放水をさけるため ( エンジンの始動時期 : 中継ホース結合後 ) (4) ホースを延長し 放水体勢をとる (5) ホース延長を機関員に報告後 中ポンプ へ送水開始の伝令を行う -3-

(6) 送水を受け 各計器の作動を確認後 放口を全開にする (7) 元ポンプからの送水が落ち着いたら徐々にポンプ圧力を上げて調整する 連成計は 0.05~0.1Mpa に指度させる (8) 放水完了後 現場本部に 放水完了 の報告おこなう 2 放水やめ 先ポンプ 第 1 分団第 1 小隊 (1) 放水やめ の伝令が来たら エンジン回転を低速にし ポンプ圧力を下げる エンジン停止は 中ポンプ の送水停止およびエンジン停止を確認した上で実施する (2) ポンプ位置付近で 1 列横隊に整列し現場点検後 待機場所にもどる 中ポンプ 1 2 第 2 分団第 1 小隊 第 2 分団第 2 小隊 (1) 放水やめ の伝令が来たら エンジン回転を低速にし ポンプ圧力を下げる エンジン停止は 中ポンプ 元ポンプ の送水停止およびエンジン停止を確認した上で実施する (2) ポンプ位置付近で 1 列横隊に整列し現場点検後 待機場所にもどる 元ポンプ 第 1 分団第 2 小隊 (1) 放水やめ の伝令が来たら エンジン回転を低速にし エンジンを停止する (2) ポンプ位置付近で 1 列横隊に整列し現場点検後 待機場所にもどる 中継放水時の注意事項 (1) 放水はじめ は元ポンプから実施し 放水やめ の操作は伝令後 元ポンプから実施する その際に先ポンプは自分のポンプはより元ポンプの送水圧がホース内に残っているため 放口は小開きにし スロットルは最低速にし ホース内の残圧を解放した後 放口の全閉およびエンジンの停止を行う (2) 元 中 先ポンプにかかわらず 急激な送水および止水はしない -4-

ポンプ操作 放口バルブは 元ポンプ : 閉 中継 先ポンプ : 全開 ノズルも最初から開 ( 直 : ストレート ) 元ポンプのエンジンをかけ 吸水し 連成計で圧力を確認 準備できたら 放口を開け 送水を開始する ( 他の隊と連携して 圧力を調整する ) 中継 先ポンプは 水がきたら ( 分岐金具の未結合口側を少し開けておき受水を確認する方法もある ) 連成計にて圧力を確認 最初は空気でホースが膨らむので 水と勘違いしないようにする 圧力が 0.05~0.1MPa を超えたらエンジン始動 この後 真空操作はいらない 先ポンプは 想定放水量になるように圧力を計算し 圧力計を見ながら適正圧力になるようにスロットルバルブを調整する 2 番ポンプ以降中継 先ポンプの連成計は 0. 1MPa になるように連携して圧力を調整する ( 連成計がマイナスにならないようにする ) 送水中は 放口バルブの閉開操作を行わないこと また 急激なスロットル操作を行わないこと 元ポンプが自動車の場合やポンプ運用台数が多い時 ホース延長数が多い時は特に注意が必要 ウォ - タ - ハンマ - によりポンプが破損する 放水止め ( ノズル閉 ) の操作は 先ポンプの圧力を下げ ゆっくりノズルを閉める ( 放口を閉じる時もゆっくりと ) 同様にウォ - タ - ハンマ - によりポンプが破損する ノズル閉や連携ミスによりポンプの圧力が急激に上昇した時は 分岐金具の未結合口側を開けて圧力を下げる ポンプを停止する場合は 必ず先ポンプから順次停止すること この時放口は開のままで ただし高低差のある場合には 放口を閉め 圧力が異常に高まった場合には 分岐金具を開き 圧力を逃すこと -5-

むつみ方面団火災想定中継訓練 1-2( 消防車 ) ホース 6 本 1-1( 消防車 ) ホース 6 本 2-2( 可搬ポンプ ) ホース 6 本 2-1( 可搬ポンプ ) ホース 6 本 ホースライン 可搬ポンプ 消防車