PRESS RELEASE. 新度の目標と貯蓄目標 新度の目標今もやっぱり 貯蓄 が 位 今の貯蓄予想額は 56 万円! 昨よりも明るい見通し? イマドキの貯蓄は楽しく 賢く! 2 の 7 割半は貯蓄好き 3 男性 3 割は家計の見える化を実施 キャッシュレス派は貯蓄上手昨増えた貯金キャッシュレス派は平均 47 万円 現金派は平均 36 万円キャッシュレス派の男性は で平均 52 万円貯蓄を増やした! 現金派との差は約 7 万円 全国の 2 歳から 69 歳の男女, 名 ( 全回答者 ) に 新度 (4 月から ) の目標を聞いたところ 貯蓄 が 43.9% で最も高く 生活費の見直し 節約 37.6% 仕事や家事の効率 UP 25.2% ダイエット 2.9% 趣味力 UP 2.% 副業収入 UP 9.9% が続きました 昨の調査結果 ( ) と同様に新度の目標のトップは 貯蓄 となり そのほかにもマネー関係の目標が上位となりました 図 : キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査 (25 3 月 9 日発表 ) より 今調査と同一条件の調査対象 同一の設問 選択肢で聴取 http://www.jcbcorporate.com/news/seq_3776.html 図 新度から (4 月から ) の目標 [ 複数回答形式 ] 6% 4% 26 調査 : 全体の上位 位までを抜粋 25 調査 : 全体 n= 26 調査 : 全体 n= 2% % 貯蓄 生活費の見直し 節約 仕事や家事の効率 UP ダイエット 趣味力 UP 副業収入 UP 家族との コミュニケー ション 恋愛 結婚 資格取得 友人との コミュニケー ション
次に 貯蓄に対する意識や行動について 確認を行いました 全回答者 (, 名 ) に 貯蓄をすることが好きか聞いたところ はい 53.5% いいえ 7.8% どちらともいえない 38.7% となり 貯蓄好きが半数を超えました 性にみると 2 男性や 2 女性では貯蓄好きが 4 人に 3 人の割合 ( ともに 75.%) となりました 若い世には 楽しんで貯蓄に取り組んでいる方が多いのではないでしょうか 図 2 次に 家計簿などで 家計の見える化をしているか聞いたところ はい 28.4% いいえ 46.% どちらともいえない 25.5% となりました 性にみると 家計の見える化をしている 3 男性は 3.% となり そのほかのの男性よりも高い割合となりました 見える化した情報をもとに 賢く貯蓄に取り組んでいるのではないでしょうか また 女性は家計の見える化をしている割合が全で 3 割以上となりました 図 3 図 2 貯蓄に対する意識や行動 _ 貯蓄をすることが好き [ 単一回答形式 ] % 25% 5% 75% % 全体 n= 53.5 7.8 38.7 2 : 男性 n= 75. 5. 2. 3 : 男性 n= 6. 6. 34. 性 4 : 男性 n= 5 : 男性 n= 6 : 男性 n= 39. 4. 36. 7. 9.. 44. 5. 54. 2 : 女性 n= 75. 5. 2. 3 : 女性 n= 4 : 女性 n= 7. 52.. 8. 22. 38. 5 : 女性 n= 45. 4. 5. 6 : 女性 n= 42. 4. 54. はいいいえどちらともいえない 図 3 貯蓄に対する意識や行動 _ 家計簿などで 家計の見える化をしている [ 単一回答形式 ] % 25% 5% 75% % 全体 n= 28.4 46. 25.5 2 : 男性 n= 24. 52. 24. 3 : 男性 n= 3. 39. 3. 性 4 : 男性 n= 5 : 男性 n= 6 : 男性 n= 7. 6. 22. 53. 59. 48. 3. 25. 3. 2 : 女性 n= 36. 36. 28. 3 : 女性 n= 4 : 女性 n= 35. 36. 45. 4. 2. 24. 5 : 女性 n= 36. 35. 29. 6 : 女性 n= 3. 54. 5. はいいいえどちらともいえない 2
( ) それでは 昨はどのくらい貯蓄を増やすことができたのでしょうか また 今はどのくらい増やせそうだと予想しているのでしょうか 全回答者 (, 名 ) に 昨 間で増やせた貯蓄額について聞いたところ 円 ( 増やせなかった ) が 44.6% で最多回答となりましたが 万円 ~5 万円未満 に 3.7% 5 万円 ~ 万円未満 に 9.% 万円以上 に 9.7% の回答が集まり 円との回答も含めた平均貯蓄増加額は 38.9 万円となりました 図 4 家計の見える化状況にみると 見える化をしている人の平均貯蓄増加額は 47.5 万円 見える化をしていない人は 32.8 万円となりました 図 5 さらに 最近のキャッシュレス化状況 ( 現金離れ状況 ) によって分けたタイプにみると キャッシュレス派の平均貯蓄増加額は 47. 万円 現金派は 35.5 万円でした 男女にみると キャッシュレス派は男性 52.3 万円 女性 39.8 万円 現金派は男性 34.6 万円 女性 36. 万円と 男性については約 7 万円 女性については約 3 万円 現金派よりもキャッシュレス派のほうが 平均貯蓄増加額が多くなる結果となりました 図 6 図 4 昨 間で増やせた貯蓄額 [ 単一回答形式 ] 6% 全体 n= 44.6 平均貯蓄増加額 :38.9 万円 4% 万円 ~5 万円未満 ( 計 ) 3.7% 5 万円 ~ 万円未満 ( 計 ) 9.% 万円以上 ( 計 ) 9.7% 2% % ( 増円やせなか った ) 6. ~ 万円未満.4 ~ 万円未満 6.6 5.4 5.8 2 3 2.5 4 5.8 5.5.5.6.6 図 5 図 6 昨 間で増やせた貯蓄の平均 昨 間で増やせた貯蓄の平均 万円 2 万円 4 万円 6 万円 8 万円 万円 6 7 8 9 7...2..3 2 3 4 5 万円以上 細かい区切りの階級で聴取 取得したデータを統合して表示 万円 2 万円 4 万円 6 万円 8 万円 万円 全体 n= 38.9 キャッシュレス派 全体 n= 38.9 家計の見える化 している n=284 していない n=46 32.8 47.5 キャッシュレス派計 n=367 性 男性 n=29 女性 n=58 2 n=54 3 n=75 4 n=74 47. 52.3 39.8 3.3 34.8 7.3 5 n=84 44.6 6 n=8 48.4 現金派 現金派計 n=42 35.5 性 男性 n=7 女性 n=23 34.6 36. 2 n= 3 n=76 36.6 27.9 4 n=7 28. 5 n=65 6.4 6 n=8 63.3 3
続いて 今 間で現実的に達成可能だと予想する貯蓄額について聞いたところ 円 ( 増やせない ) が 22.3% となり 昨 間で増やせた貯蓄額における 円 の割合より低くなりました また 万円 ~5 万円未満 に 42.4% 5 万円 ~ 万円未満 に 5.6% 万円以上 に 4.% の回答が集まり 円との回答も含めた平均貯蓄予想額は 55.9 万円となりました 貯蓄額については 今は昨よりも明るい見通しを持っている人が多いのではないでしょうか 図 7 図 7 今 間で現実的に達成可能だと予想する貯蓄額 [ 単一回答形式 ] 6% 全体 n= 平均貯蓄予想額 :55.9 万円 4% 2% % 22.3 ( 増円やせない ) 5.6 ~ 万円未満 5.7 ~ 万円未満 万円 ~5 万円未満 ( 計 ) 42.4%.7 6.8 6.7 2 3.5 4 2.4 5 5 万円 ~ 万円未満 ( 計 ) 5.6%.5.6.. 6 7 8 9.4 万円以上 ( 計 ) 4.%.2.5. 2 3 4 2. ( 5 ) 万円以上 細かい区切りの階級で聴取 取得したデータを統合して表示 4
2. キャッシュレス化の実態とキャッシュレス化意識 最近 キャッシュレス化していると思う 3 割半男性は 4 割がキャッシュレス化を実感 3 は 5 割半が 電子マネー を定期的に利用 2 は 2 割半が キャリア決済 ネットショッピング コンビニ スーパー ドラックストア 公共料金 など 日常的な支払いで進むキャッシュレス化キャッシュレス派は 家電量販店 や 宿泊施設 デパート の支払いもキャッシュレス キャッシュレスの利用動機 ポイント付与 支払いが簡単 早い ATM に行く手間の削減 などキャッシュレス派は ポイント付与 や 小銭がかさばらない メリットをより実感 全回答者 (, 名 ) に 最近 自分はキャッシュレス化している ( 現金離れだ キャッシュレス派だ ) にあてはまるかどうか聞いたところ 同意率 ( 非常にあてはまる と ややあてはまる の合計 以下同様 ) は 36.7% になりました 男女にみると キャッシュレス化 ( 現金離れ ) を実感しているのは女性より男性のようで 同意率は女性の 3.6% に対し男性では 4.8% となり 4 男性 (44.%) や 5 男性 (45.%) では 4 割半 6 男性 (53.%) では 5 割半が同意を示す結果となりました 図 8 図 8 自身の考えや行動にどの程度あてはまるか [ 単一回答形式 ] 最近 自分はキャッシュレス化している ( 現金離れだ キャッシュレス派だ ) % 25% 5% 75% % 同意率 全体 n=.9 24.8 23. 22. 8.2 36.7 性 男性 n=5 女性 n=5 3.2.6 2. 28.6 22.2 24. 24.6 9.4 2.6 4.8 4.8 3.6 2 : 男性 n= 8. 23. 2. 9. 3. 3. 3 : 男性 n= 5. 2. 28. 24. 2. 36. 4 : 男性 n= 2. 32. 28. 7.. 44. 性 5 : 男性 n= 6 : 男性 n= 2 : 女性 n= 3 : 女性 n= 5. 6. 5. 4. 8. 25. 29. 6. 38. 2. 27. 38. 7. 8. 5. 22. 23. 22. 3. 8. 45. 53. 23. 39. 4 : 女性 n= 3. 7. 27. 24. 9. 3. 5 : 女性 n= 2. 27. 24. 8. 9. 39. 6 : 女性 n= 9. 8. 23. 25. 25. 27. 非常にあてはまる ややあてはまる どちらともいえない あまりあてはまらない 全くあてはまらない 5
それでは 現金以外の支払いでは どういった決済手段が頻繁に使われているのでしょうか 全回答者 (, 名 ) に対し 現金以外の支払い手段を提示し 最近 で どのくらい利用したか聞いたところ クレジットカード では 週に 回以上 が 28.8% 月に 2 回程度 が 34.% となり それらを合計した 月に 回以上 は 62.9% となりました およそ 3 人に 2 人がクレジットカードを定期的に支払い手段として利用していることがわかります そのほかの決済手段について 月に 回以上 利用している割合をみると 電子マネー は 48.5% キャリア決済 は 7.8% プリペイドカード は 3.2% デビットカード は 5.% となりました に 月に 回以上 利用している割合をみると クレジットカード は 6 が 68.% 電子マネー は 3 が 54.5% 6 が 54.% キャリア決済 は 2 が 23.% となり それぞれほかのよりも高くなりました 毎に 定期的に活用している決済手段に特徴がみられました 図 9~3 図 9 現金以外の支払い手段を 最近 で どのくらい利用したか [ 単一回答形式 ] クレジットカード % 25% 5% 75% % 月に 回以上 全体 n= 28.8 34. 5.6 3.2 28.3 62.9 性 男性 n=5 女性 n=5 29.4 28.2 34.2 34. 5.2 3.4 6. 3. 27.8 28.8 63.6 62.2 2 n=2 3 n=2 4 n=2 22.5 32.5 26.5 35.5 3.5 33.5 6.5 2. 3. 2.5 8.5 6.5 33.5 28.5 28. 58. 66. 57. 5 n=2 3. 34.5 5.2.5 27. 65.5 6 n=2 3.5 36.5 5.2.5 24.5 68. 週に 回以上月に 2 回程度半に 2 回程度 に 回程度 ( 最近 は ) 利用していない 図 図 現金以外の支払い手段を 最近 で どのくらい利用したか [ 単一回答形式 ] 性 全体 n= 男性 n=5 女性 n=5 2 n=2 3 n=2 4 n=2 5 n=2 6 n=2 電子マネー (Suicaや楽天 Edy QUICPayなど ) % 25% 5% 75% % 2.5 32. 28.4 35.6 35.5 32. 36. 36. 2.5 5.8 7.5 6.5 9. 7.2 8.5 9. 4. 6.2 8. 6.9 4.2 7.6 4. 2.5 7.5 9.5 3.6 3. 3.5 2. 6..5 5. 4. 45.4 36.6 39. 38. 38.5 38.5 月に 回以上 48.5 52.8 44.2 33. 54.5 5. 5. 54. 現金以外の支払い手段を 最近 で どのくらい利用したか [ 単一回答形式 ] 性 全体 n= 3.7 男性 n=5 5.2 女性 n=5 2.2 2 n=2 キャリア決済 ( 携帯電話の利用料金とまとめて支払い ) % 25% 5% 75% % 6. 3 n=2 4.5 4 n=2 2. 5 n=2 4. 6 n=2 2. 4. 3.4 4.8 2. 7. 8.5 9.5 3.5 6.3 6.6 7. 6. 6.5 6.4.5 5. 2.5 5. 5.2 5. 7. 4. 7.5 7. 7.8 69. 72.6 72.5 76. 77. 63. 65.5 月に 回以上 7.8 2. 5.6 23. 6.5 2.5 3.5 5.5 週に 回以上月に 2 回程度半に 2 回程度 週に 回以上月に 2 回程度半に 2 回程度 に 回程度 ( 最近 は ) 利用していない に 回程度 ( 最近 は ) 利用していない 図 2 図 3 現金以外の支払い手段を 最近 で どのくらい利用したか [ 単一回答形式 ] 性 全体 n= 男性 n=5 女性 n=5 2 n=2 3 n=2 4 n=2 5 n=2 6 n=2 プリペイドカード ( 図書カード クオカード itunescardなど ) % 25% 5% 75% % 4.3 5.6 3. 5.5.5 2. 5.5 7. 8.9 9.2 8.6 7.5 3. 6.5 7.5. 5. 5.3 4.2.5 6.4 9.5 6. 4.5 3.5. 2. 3.2.8 2.5 5. 8. 59.5 58.6 6.4 63. 64.5 6.5 55. 54.5 月に 回以上 3.2 4.2 2.2 3. 4.5 8.5 3. 7. 現金以外の支払い手段を 最近 で どのくらい利用したか [ 単一回答形式 ] 性 2..7 全体 n= 3..7 2.6.4 男性 n=5 5.22.2.42. 女性 n=5.8.2 2 n=2 2....5 3 n=2 2.52. 3..5 4 n=2 3. 2. 4.2.5 5 n=2. 2. 4.5 2.5 6 n=2.52.5 2.5.5 デビットカード % 25% 5% 75% % 9.6 88.6 94.6 96.5 9. 88.5 9. 92. 月に 回以上 5. 7.8 2.2 3. 5.5 7. 5.5 4. 週に 回以上月に 2 回程度半に 2 回程度 週に 回以上月に 2 回程度半に 2 回程度 に 回程度 ( 最近 は ) 利用していない に 回程度 ( 最近 は ) 利用していない 6
次に 全回答者 (, 名 ) に 最近 現金以外での支払いが増えたと感じる買い物 支払いの種類を聞いたところ インターネットショッピングでの支払い と コンビニでの支払い がともに 35.% で最も高く 次いで スーパーでの支払い 27.6% ドラッグストアでの支払い 3.2% 電気 ガス 水道料金の支払い 2.3% が続きました ネットショッピングのほか コンビニ スーパー ドラックストア 公共料金の支払いなど 日常的な買い物 支払いで現金以外の決済手段が利用されているようです キャッシュレス派と現金派にわけてみると キャッシュレス派は コンビニでの支払い 47.4% や スーパーでの支払い 43.% ドラッグストアでの支払い 23.7% などの日常的な買い物 支払いが 現金派に比べて高く 顕著にキャッシュレス化している様子が窺えます また キャッシュレス派は 家電量販店での支払い 6.9% や ホテル 旅館など宿泊施設での支払い 4.7% デパートでの支払い 2.3% など 高額な支出になりそうな非日常の買い物 支払いでも 現金以外の支払い方法が増えたと感じている人が 現金派に比べて多くいることがわかりました 図 4 図 4 最近 現金以外での支払いが増えたと感じる買い物 支払い [ 複数回答形式 ] 全体の上位 5 位までを抜粋 6% HC はホームセンター DS はディスカウントショップの略 全体 n= キャッシュレス派 n=367 現金派 n=42 4% 2% % インターネットショッピングでの支払い コンビニでの支払い スーパーでの支払い ドラッグストアでの支払い 電気 ガス 水道料金の支払い 飲食店での支払い ガソリン料金の支払い 交通機関 ( 電車や バスなど ) での支払い 家電量販店での支払い 病院での支払い ホテル 旅館など宿泊施設での支払い 有料道路料金の支払い (ETC など ) HC DS ( ) での支払い デパートでの支払い アパレル店での支払い 続いて 全回答者 (, 名 ) に対し 現金以外の支払いの利点だと思うことを聞いたところ ポイントが付くのでお得 66.9% や 支払いが簡単 早い 64.6% が 6 割台 ATM からお金をおろす手間 時間の削減になる 56.% が 5 割台 インターネットショッピングの支払いで便利 43.9% や お釣りで小銭がかさばらない 4.7% が 4 割台で続きました ポイントが貯まってお得だということや 様々な面で利便性が高く 手間がかからないことなどに利点を感じているようです キャッシュレス派と現金派にわけてみると キャッシュレス派は ポイントが付くのでお得 が 79.8% お釣りで小銭がかさばらない が 53.4% となり それぞれ現金派よりも 2 ポイント近く高くなりました キャッシュレス化を実感している人は 実際にキャッシュレス化した生活を送ってみて これらの利点をより強く実感しているのではないでしょうか 図 5 図 5 現金以外の支払いの利点だと思うこと [ 複数回答形式 ] % 8% 音楽や電子書籍のダウンロード購入など 全体 n= キャッシュレス派 n=367 現金派 n=42 6% 4% 2% % ポイントが付くのでお得 支払いが簡単 早い ATM からお金をおろす手間 時間の削減になる インターネットショッピングの支払いで便利 お釣りで小銭がかさばらない ATM からお金をおろす手数料の節約になる 7 大金を持ち歩く機会が減り 安心できる 購入履歴や残高でお金の管理がしやすい デジタルコ紛失や盗ンテンツの難のとき 支払い ( ) 保障が効くで便利 / 被害額が限定される その他 特になし
3. キャッシュレス社会への展望 半数以上が 日常生活のキャッシュレス社会化を実感 22 までに さらなるキャッシュレス社会化を予想 約 6 割 キャッシュレスでインバウンド消費も拡大? 3 人に 人が キャッシュレス社会化すれば訪日外国人が増える と予想 注目の フィンテック 関連サービスの利用意向は? P2P 送金サービス利用したい 4 割 家計の見える化実践者の 6 割半が クラウド家計簿サービス 利用意向 多機能一体型カード がキャッシュレス化を促進? 現金派も 5 割半が利用意向 全回答者 (, 名 ) に キャッシュレス社会化 ( 現金以外で支払いできる環境が整うこと ) に関する内容を提示し 身の回りの環境や自分の考えにあてはまるか聞いたところ 最近 生活圏のキャッシュレス社会化が進んでいる の同意率は 52.% と半数を超えました 日常的な買い物 支払いシーンで現金以外の決済手段が浸透してきているのではないでしょうか また 22 までに キャッシュレス社会化がさらに進行すると思う の同意率は 58.% となり 今後のさらなるキャッシュレス社会化を予想している方が 6 割近くいることがわかりました さらに キャッシュレス社会化が進めば 訪日外国人が増えると思う について聞いたところ 同意率は 33.4% となりました キャッシュレス社会化が進むことで 訪日外国人にとっての利便性が向上し インバウンド市場が拡大することを予想している人が 3 人に 人の割合となりました 図 6 図 6 自身の考えや行動にどの程度あてはまるか [ 各単一回答形式 ] 全体 n= % 25% 5% 75% % 同意率 最近 生活圏のキャッシュレス社会化が進んでいる ( 現金以外で支払いできる場所が増えた ) 2.9 39.2 27.8.4 8.7 52. 22 までに キャッシュレス社会化がさらに進行すると思う 8.3 39.8 32.6 5.2 4. 58. キャッシュレス社会化が進めば 訪日外国人が増えると思う 8.8 24.6 52.4 8. 6.2 33.4 非常にあてはまるややあてはまるどちらともいえない あまりあてはまらない 全くあてはまらない 8
また 最近では フィンテック ( 金融分野での IT 技術の活用 ) 関連サービスに注目が集まっています フィンテック関連サービスは 消費者のさらなるキャッシュレス化を推し進めるのでしょうか 全回答者 (, 名 ) に フィンテック関連の支払いサービスや家計管理サービスを提示し 今後 ( または今後も ) 使いたいか聞いたところ 携帯電話 ( スマートフォン ) をかざすだけで支払いできるサービス では 利用意向率 ( 非常に使いたい と どちらかといえば使いたい の合計 以下同様 ) は 48.8% となりました FeliCa や NFC が搭載された携帯端末で利用することができる モバイル決済 を 半数近くが利用したいと考えているようです そのほか 生体認証で支払いできるサービス の利用意向率は 4.3% 割り勘のときなどに 携帯電話 ( スマートフォン ) で簡単に個人間の送金をし合えるサービス は 38.8% 複数のクレジットカードやポイントカードを 枚に集約できるサービス は 69.6% カードの利用履歴から自動的に家計簿をつけられるサービス は 57.8% となりました 図 7 図 7 以下のサービスを 今後 ( または今後も ) 使いたいと思うか [ 各単一回答形式 ] 全体 n= % 25% 5% 75% % 利用意向率 携帯電話 ( スマートフォン ) をかざすだけで支払いできるサービス.3 37.5 32. 9.2 48.8 生体認証で支払いできるサービス 6.6 33.7 37.2 22.5 4.3 割り勘のときなどに 携帯電話 ( スマートフォン ) で簡単に個人間で送金し合えるサービス 6.9 3.9 36.7 24.5 38.8 複数のクレジットカードやポイントカードを 枚に集約できるサービス 26.8 42.8 8.4 2. 69.6 カードの利用履歴から自動的に家計簿をつけられるサービス 5. 42.8 25.3 6.9 57.8 非常に使いたい どちらかといえば使いたくない どちらかといえば使いたい 全く使いたくない 9
男女にみると 携帯電話 ( スマートフォン ) をかざすだけで支払いできるサービス の利用意向率は男性 54.8% 女性 42.8% 生体認証で支払いできるサービス は男性 44.4% 女性 36.2% と それぞれ男性のほうが高くなりました 男性は モバイル決済 や 生体認証決済 など 財布を取り出すことなく支払いできるスマートな決済方法に より利点を感じているのではないでしょうか にみると 2 は 割り勘のときなどに 携帯電話 ( スマートフォン ) で簡単に個人間の送金をし合えるサービス の利用意向率が 44.% カードの利用履歴から自動的に家計簿をつけられるサービス が 63.% となり そのほかのより高くなりました P2P 送金 ( 個人間送金 ) サービス や カードの利用履歴を家計簿に反映する クラウド家計簿サービス などに注目している若層が多いようです 図 8 また 家計の見える化状況にみると カードの利用履歴から自動的に家計簿をつけられるサービス の利用意向率は 見える化をしている人 64.% 見える化をしていない人 55.9% となりました 現在家計の見える化をしていない人も半数以上が利用意向を持っていることがわかりました さらに キャッシュレス派と現金派にわけてみると 現金派でも 複数のクレジットカードやポイントカードを 枚に集約できるサービス の利用意向率が 56.7% と半数以上になりました 多機能一体型カード などが普及すれば 現金派にもキャッシュレス化の波が押し寄せるのかもしれません 図 9 図 8 フィンテック関連サービスの利用意向率 % 全体 n= 男性 n=5 女性 n=5 2 n=2 3 n=2 4 n=2 5 n=2 6 n=2 8% 6% 4% 2% % 図 9 携帯電話 ( スマートフォン ) をかざすだけで支払いできるサービス フィンテック関連サービスの利用意向率 生体認証で支払いできるサービス 割り勘のときなどに 携帯電話 ( スマートフォン ) で簡単に個人間で送金し合えるサービス 複数のクレジットカードやポイントカードを 枚に集約できるサービス カードの利用履歴から自動的に家計簿をつけられるサービス % 全体 n= 家計の見える化をしている n=284 家計の見える化をしていない n=46 キャッシュレス派 n=367 現金派 n=42 8% 6% 4% 2% % 携帯電話 ( スマートフォン ) をかざすだけで支払いできるサービス 生体認証で支払いできるサービス 割り勘のときなどに 携帯電話 ( スマートフォン ) で簡単に個人間で送金し合えるサービス 複数のクレジットカードやポイントカードを 枚に集約できるサービス カードの利用履歴から自動的に家計簿をつけられるサービス
また 昨今注目されている仮想通貨も フィンテックの発達で実現した 新しい通貨の形といえます 仮想通貨は 先にあげた P2P 送金 ( 個人間送金 ) などを実現できる通貨ですが 仮想通貨について特に説明を行わず 今後 ( または今後も ) 使いたいか聞いたところ 非常に使いたい が 2.7% どちらかといえば使いたい が 9.5% で それらを合計した利用意向率は 2.2% となり どちらかといえば使いたくない が 25.4% 全く使いたくない が 33.2% よくわからない が 29.2% となりました 具体的な利用法で提示したフィンテック関連の各サービスよりも 利用意向率は低くなりました ブロックチェーン技術という 画期的な技術で実現した仮想通貨ですが 実際に支払い手段として利用した場合の利点などは まだまだ理解されていないのかもしれません 図 2 図 2 仮想通貨を今後 ( または今後も ) 使いたいと思うか [ 単一回答形式 ] 性 全体 n= 2.7 9.5 男性 n=5 女性 n=5 2 n=2 3 n=2 3..4 2.4 8.6 5. 2.5 4 n=2 3. 6. 5 n=2 2.5 7. 6 n=2.5 5. % 25% 5% 75% % 2.5 7. 23.5 25.4 23.2 27.6 3. 24.5 23.5 24.5 非常に使いたいどちらかといえば使いたくないよくわからない 32. 4. 33.2 28. 3.5 37.5 34.4 29. 29.2 33.8 3. 24.6 27. 29.5 28.5 3. どちらかといえば使いたい全く使いたくない 利用意向率 2.2 3.4. 7.5 9.5 9. 9.5 5.5
4. デビットカードの利用意向 デビットカードの認知率 85% 昨と同水準 デビットカードの詳細を知った人の 3 割半が利用意向あり デビットカードの潜在需要? クレジットカードの支払いは 回払いのみ 6 割 全回答者 (, 名 ) に デビットカードについて 知っていたか聞いたところ 詳細まで知っていた 3.% 名前を聞いたことがある程度 55.% となり それらを合計した認知率は 85.% 知らなかった は 4.9% でした 図 2 次に デビットカードについて説明 ( 2) をした後に デビットカードを今後 ( または今後も ) 使いたいか聞いたところ 非常に使いたい 3.7% どちらかといえば使いたい 33.2% となり それらを合計した利用意向率は 36.9% となりました デビットカードの認知率と利用意向率は 昨の調査結果 ( ) と同様 高い水準を維持しました 図 22 : キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査(25 3 月 9 日発表 ) より今調査と同一条件の調査対象 同一の設問 選択肢で聴取 http://www.jcbcorporate.com/news/seq_3776.html 図 2 デビットカードを知っていたか [ 単一回答形式 ] % 25% 5% 75% % 認知計 25 調査 : 全体 n= 3.8 54.6 4.6 85.4 26 調査 : 全体 n= 3. 55. 4.9 85. 詳細まで知っていた名前を聞いたことがある程度知らなかった 2: デビットカードとは お買い物をすると自分の銀行口座から即時決済してくれるカード とし 以下のメリットも記載した デビットカードのメリット 銀行口座があれば発行できる 原則として口座保有者であれば誰でも (5 歳以上 中学生を除く ) 保有 利用が可能です お金がないのに買ってしまった を防げる 口座残高の範囲内でしかお買い物はできません 口座のお金をおろさず使える ATMでイチイチお金をおろす必要はありません よって ATM 手数料を気にすることもありません 世界中のカード加盟店やネットでもお買い物ができる クレジットカードと同様に世界中のカード加盟店で使え ネットでの買い物も可能です 使うたびにお得 クレジットカードと同様にポイントプログラムのポイントが貯まるお得なサービスがあります 図 22 デビットカードを今後 ( または今後も ) 使いたいと思うか [ 単一回答形式 ] % 25% 5% 75% % 利用意向率 25 調査 : 全体 n= 6. 3.3 43.5 2. 36.4 26 調査 : 全体 n= 3.7 33.2 4.3 2.8 36.9 非常に使いたいどちらかといえば使いたくない どちらかといえば使いたい全く使いたくない 2
また デビットカードの 潜在重要 について確認をするため 消費に対する意識や行動についての質問を行いました 全回答者 (, 名 ) に クレジットカードは 一回払い でのみ利用するか聞いたところ はい 59.2% いいえ 8.5% どちらともいえない 22.3% となりました およそ 6 割の方がクレジットカード特有の分割払いを利用せず デビットカード的 な利用をしていることがわかりました また家計の見える化状況にみると 見える化をしている人は はい が 73.2% となりました 家計簿などをつけて 家計のキャッシュフローを把握しようとしている方には 口座の範囲内に限った決済機能を持つ デビットカード利用が合っているのかもしれません 図 23 図 23 消費に対する意識や行動 _ クレジットカードは 一回払い でのみ利用する [ 単一回答形式 ] % 25% 5% 75% % 全体 n= 59.2 8.5 22.3 家計の見える化 している n=284 していない n=46 56. 73.2 23.9 2.7 2.2 4. はいいいえどちらともいえない 3
調査概要 調査タイトル キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査 26 調査地域 調査対象 全国 ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする 2 歳から 69 歳の男女 調査期間 25 2 月 3 日 ( 水 )~2 月 8 日 ( 月 ) 調査方法 インターネット調査 ( モバイルリサーチ ) 有効回答数, サンプル ( 内訳 ) 男性 5 サンプル (2 サンプル /3 サンプル /4 サンプル /5 サンプル /6 サンプル ) 女性 5 サンプル (2 サンプル /3 サンプル /4 サンプル /5 サンプル /6 サンプル ) 実施機関 ネットエイジア株式会社 報道関係の皆様へ 本ニュースレターの内容の転載にあたりましては JCB 調べ と付記のうえ ご使用いただきますようお願い申しあげます 本調査に関するお問合せ窓口 株式会社ジェーシービー広報部広報グループ TEL :3-5778-8353 4