中小企業向け会計 SaaS ネット de 会計 と ASP/SaaS 業界の最新動向について 平成 21 年 6 月 27 日ビジネスオンライン株式会社
会社概要 会社名代表者住所設立 ビジネスオンライン株式会社代表取締役藤井博之 103-0013 東京都中央区日本橋人形町 2-14-6 セルバ人形町 4 階平成 12 年 3 月 15 日 資本金 3 億 1881 万円 ( 平成 21 年 3 月末現在 ) 事業内容 代表者略歴 (1) 中小企業向け会計 ASP ネット de 会計 ネット de 記帳 による ASP 事業 2000 年 8 月よりサービス開始し すでに約 4500 社の企業で利用されており 会計 ASP では実績 NO. 1 の評価を得ている また大手会計ソフトベンダー ( 弥生 日立情報システムズ 他 ) への OEM 実績もあり 商工会向けには ネット de 記帳 として全国商工会連合会の次期標準システムとして採用されており 全国 39 都道府県 約 9 万 5 千社以上の会員の記帳ソフトとして利用されている (2) 地域観光ポータル ネット de トラベル 事業地域情報発信型のポータルサイト ネット de トラベル (ASP パッケージ ) の開発 販売を平成 18 年より開始 商工会地域を中心に 昨年度 18 箇所に導入した (3) 環境家計簿 SaaS 事業平成 20 年度より 総務省ユビキタス特区事業 ASP SaaS による環境家計簿 事業を受託し 沖縄県那覇市を特区として事業展開を開始 平成 21 度以降 全国展開を計画中 昭和 37 年 4 月大阪市出身 立命館大学法学部卒業大学卒業後 26 歳で独立し 1990 年 ウェルズ代表取締役に就任 主に日本 IBMの会計システムの開発 大手海外 ERPのローカライズと大手企業への導入を130 社以上手がける 2000 年大手ベンチャーキャピタルや経済アナリストの大前研一氏の支援を受け 会計 SaaSのベンチャー企業ビジネスオンライン を設立し 代表取締役に就任 2007 年 SaaSベンダーのアライアンスを目的とした SOABEX 研究会 発足 総務省 ASP SaaS 普及促進協議会 委員 同省 地方公共団体におけるASP SaaS 普及活用会議 委員 著書 会計 ASPの超メリット 他
第 1 部 当社事業のご紹介 会計 SaaS ネット de 会計 環境家計簿 SaaS えこ花
ASP/SaaS 型会計システム ネット de 会計 利用企業 会計ソフトをインストールせず インターネットで繋いで使う 企業と専門家 ( 税理士 商工会議所指導員 ) が同じ画面を同時に利用することができる! 税理士 商工会議所 オンラインで内容を確認し 記帳指導や申告支援を行う 社長 インターネット 税理士 経営指導員 経理担当者 SaaS とは Web システムを共用化させるサービス システム ネット de 会計 会計 DB
会計ソフト市場とターゲット N 会計ターケ ット 会計ソフト未導入約 260 万 5 20 50 300 1 個人事業主 190 万 70 万 120 万 20 万 50 万 (40%) (60%) ( 青色申告 ) (80%) ( 白色申告 ) 経理要員 税理士関与主な会計ソフトコスト 3~5 名で財務 経理など責任分野を分担している税理士はほぼ100% 月次で関与 2~3 名が総務と兼務税理士は月次で約 90% 関与決算はほぼ100% 関与 1 名が専属税理士は月次で約 60% 関与決算で約 90% 関与 社長またはパート 1 名が総務と兼務 税理士は決算時に約 70% 関与 社長 ( 奥様 ) が兼務税理士は決算で約 30% 関与 勘定奉行 /PCA(LAN) Smileα その他オフコン会計 勘定奉行 (PC/LAN) PCA 会計 (PC/LAN) 弥生会計 (pro/ne) 弥生会計 ( 標準 /pro) PCA 会計 ( 標準 ) 弥生会計 ( 標準 ) 会計王 やるぞ青色申告弥生の青色申告 初期 50~150 万円年間保守 10~50 万円 初期 15~50 万円年間保守 5~10 万円 初期 5~15 万円年間保守 3~5 万円 初期 3~5 万円年間保守 3~5 万円 初期 1~2 万円
会計 SaaS の導入パターン 経理担当者 1 名でパソコンソフトを使用の A 社 伝票入力 試算表を出してくれ 担当者は休みです 導入後 チェック帳票出力 2 名同時利用 伝票入力 担当者が休んでしまうと 誰も経理状況のチェックや試算表の出力ができない! 会計事務所へ記帳代行を依頼している B 社 2 ユーザー同時利用でき 経営者もインターネットにつないで自社の経営状況をチェックしたり 試算表を印刷できる! 会計事務所からも直接入力 試算表ください 時間をください 導入後 チェック帳票出力 入力 & チェック 会計事務所 融資を受ける際など 必要な時にすぐに試算表などの資料がもらえない! 会計事務所と ID を共有すれば 企業側でもデータをチェック 帳票の出力ができる!
会計 SaaS 事業のビジネスモデル 主ターケ ットとなる中小企業 従業員 20 名以下 =380 万社 組込 (OEM) 会員顧客を中心に 自社サーヒ スに組入れ提供 商工会連合会 ネット de 記帳 + 自社サーヒ ス 協業販売 既存顧客又は開拓先へ ビジネスオンライン NTT 大手ヘ ンタ ー 自社サーヒ スとセット販売 ネット de 会計 既存会員を中心に 付帯サーヒ スとして提供 サホ ート企業認定 取扱 ( 代理店 ) 契約 商工会議所 会計事務所 SaaS 推進支援 経済産業省 BOL からの依頼で各種支援サービス提供 地域提携サホ ート会社
商工会 商工会議所による推進状況 (1) 全国商工会の標準記帳システム 2002 年 11 月全国商工会連合会にて ネット de 会計 を全国商工会の次期記帳機械化システムの標準版に決定 商標を ネット de 記帳 とする 2006 年 4 月 ネット de 記帳 の一般会員事業者向け推進事業が 全国商工会連合会の重点事業となり 全国での会員拡大が加速する 2009 年 3 月現在 47 都道府県のうち 39 県都道府県商工会連合会 ( 約 2100 商工会 9 万 5000 事業者 ) の記帳ソフトとして稼働中 (2) 商工会議所での推進 2006 年 3 月東京商工会議所にて ネット de 会計 による ASP サービスを事業化することを決定 2007 年 4 月大阪商工会議所のザ ビジネスモールと事業提携 販売開始 2009 年 3 月現在全国約 35 箇所の商工会議所にて導入推進中
国 行政等プロジェクトへの関与 表彰など 2007/1 ASP 業界団体であるASPICジャパンの第 1 回アワードで ASP 活用賞 を受賞 2007/4 内閣府経済財政諮問会議で事例紹介される 2007/4 総務省 ASP 普及促進協議会 の2 委員会の委員として参加 2007/6 経済産業省 中小企業 IT 推進懇談会 ( 甘利大臣主催 ) に出席し ネットde 会計 が事例紹介される 2007/7 総務省 情報通信白書 に事例掲載される 2007/7 SaaSベンダーのサービス連携を目的とした任意団体 SOABEX 研究会 を発足 2007/9 経済産業省など6 府省が主催する情報化促進貢献において 最高位の 経済産業大臣賞 を受賞 2007/11 経済産業省 中小企業生産性向上プロジェクト において事例紹介 2008/12 経済産業省 SaaS 基盤構築プロジェクト 準備委員会がスタート メンバーに加わる 2008/1 ASP 業界団体であるASPICジャパンの第 2 回アワードで フ ライマリー賞 ノミネート賞 を受賞 2008/5 総務省 ASP/SaaSの認定制度 安全 信頼性に関わる情報開示認定制度 を第 1 回認定される 2008/6 MM 総研大賞 2008において 話題賞 を受賞 2008/10 IPA 主催の ソフトウェアオブザイヤー 2008 を受賞 2008/10 総務省 地方公共団体 ASP/SaaS 普及推進委員会 の委員に 2009/2 総務省ユビキタス特区事業 環境家計簿 ( えこ花 ) の実証実験を那覇市で開始 2009/2 総務省ユビキタスネット社会協議会のメンバーとして参加 2009/2 ASPICジャパン第 3 回アワードでバックオフィスアプリケーション部門 グランプリ 受賞
ネット de 会計が目指すもの 商工会議所 経営 IT 化支援 E ハ ンキンク / 金融支援 金融機関 電子申告 / 申請 企業 EC/POS 行 政 取引先 様々な情報システムやサービスとダイナミックに連携することにより 1 会計処理を自動化させる ( 例えば ) 銀行の入出金データを取り込み 預金出納入力を自動化 2 サービス享受を加速し 経営判断をスピード化 ( 例えば ) 銀行の融資業務システムに 財務情報をリンクし 融資審査を迅速化
インターネットバンキングとの SaaS 連携 ジャパンネット銀行のインターネットバンキングと会計 SaaS を連携し 預金出納の入力自動化を図る SAMPLE 画像
電子申告との SaaS 連携 電子申告 SaaS フ ラットフォーム < 商工会議所 税理士 ITC> < 会員企業 > 作成 確認 電子申告 SaaS 申告データ インターネット 2 送信指示 決算書 税務申告書 3 データ送信 NTT テ ータの電子申告支援ソフトに連携 1 認証 会計 SaaS 電子申告システム e-tax 認証システム BOL/ 他ヘ ンタ ー 国税庁 認証局
電子申告との SaaS 連携 < 利用イメージ > 商工会議所が 会員である中小企業に対して 電子申告業務を支援するサービスプラットフォーム 電子会議 SaaS を組みこみ SaaS 会計サーヒ スを MashUp NTT テ ータ社税務ソフトを経由して国税庁の電子申告システムとデータ連携 CMS SNS を利用し 商工会議所担当や会計事務所が直接更新できるサイトにする
融資サービスとの SaaS 連携 ネット de 会計を利用する企業が その財務情報を金融機関にネット送信することにより 金融機関側でそのデー タをスコアリングシステムに連携し 融資枠を算定 ( 簡易審査 ) して 利用者の PC 画面に即時に一次回答する また ユーザ企業は 必要に応じて 連携する融資サービスの申し込みを行うことができる 利用企業 日々の経理処理をネット de 会計で行う 必要に応じて 融資枠の確認や申込を同画面で行う ( 複数の金融機関へ確認ができる ) 金融機関 申込時は あらゆる角度の財務情報をネットで即時入手 スコアリングシステムへ自動反映 融資実行後も 定期的に必要な財務情報を自動的に取り込む インターフェース開発が多少必要です ネット de 会計 社長 審査担当 経理担当者
環境会計 の推進 ( 京都府向け開発事例 ) 10/1 に参考リリース予定 環境省の CO2 換算基準ガイドラインを利用し 財務情報から企業の CO2 の排出量を自動計算する 企業の環境への意識付けを促す
SaaS 環境家計簿 えこ花 ( 総務省ユビキタス特区事業 ) 住民 自治体 エコホ イント対象商品の購入 食料 日用品の購入 電力等の使用 カーホ ンオフセット商品の購入 銀行 クレシ ットカート エコホ イントシステム 環境省事業 エコホ イントシステムとの連携 CO2 排出量換算テーブル POS DB DB DB レシート情報の取込み 公共料金の取込み サーバー間を SaaS 連携 環境家計簿サーバ 商品情報の取込み 預金出納 カート 利用情報の取り込み データ取込 入力による家計管理 CO2 排出量の可視化 エコポイントの管理 環境集計値の分析 把握による環境施策への活用 環境家計簿 通常の家計簿機能 + CO2 排出量自動計算 + エコポイント帳 環境統計 POS システム等からのデータ取り込みによる家計簿の自動生成 家計簿の品目と金額から 家庭における全ての消費活動から発生する CO2 排出量の概算数量の算定が可能 個々の商品のカーボンフットデータの取り込みが可能になると より精度の高い家庭からの CO2 排出量の算定が可能 カーボンオフセット商品を購入した場合には 排出した CO2 排出量から減算するなどカーボンバランスを把握します
家庭における CO2 排出量 見える化 プロセス 現在 : 電力会社や自治体 NPO 法人等による環境家計簿 主に電気 ガス 水道 ガソリン ごみの 5 項目から家庭の CO2 出量を見える化 現在普及している 環境家計簿 は 主にエネルギー系を中心とした CO2 排出量の算出にとどまり 家庭生活全体からの CO2 排出量の計算はできない 第一期 : 本事業における環境家計簿サービスの開始 家計における全ての消費活動からの CO2 排出量を見える化 ( 但し エネルギー系以外は概算数値 ) 対応年度 : 今年度 ( 平成 21 年 1 月中にサービス開始予定 ) CO2 排出量の計算にあたっては 環境省もしくは準じる団体が公表している数値を活用する予定 第二期 : カーボンフットプリントの実用化 各商品毎の CO2 排出量が表示されることによりより精度の高い CO2 排出量の見える化が可能に 対応年度 : 平成 21 年度以降 カーボンフットプリントの実用化が始まり 環境家計簿にデータとして取込可能な状態になることが前提 ( 但し商品に表示されている数字の手入力は可能 ) SaaS 型環境家計簿 により 個人レベルのファイナンスとカーボンバランスを把握するプラットフォームを目指します
環境家計簿 SaaS のビジネスモデル 地域内総合スーパー消費動向等マーケティングデータ 広告費 推進 商工団体 参加メリット 送客手段の提供 電子マネー (WAON) の利用者増 ( 家計簿ユーザ + 加盟店増 ) 参加メリット 送客手段の提供 販促支援 低コストかつ簡単に電子マネー対応が可能 地域小売店舗 WAON WAON WAON 環境商品クーポン配信料 来店促進 環境情報交流 環境家計簿 加盟店広告メールクーポン全国広告自治体広告 グリーンメール配信 地域運営会社 地域システムの運用 保守 地域広告配信 地域店舗サービス拡大推進 推進企業広告費 ガソリンスタンドコンビニエンスストア等レジャー施設地域電力会社地域ガス会社地域水道 将来計画 電子マネー決済促進による地域環境ポイント制度の実施及び相互乗り入れ化 携帯電話認証によるサイド POS でレシート情報を自動収集 ( 電子タグ R/W 機能 ( 平成 22 年度目標 ) を利用したレジペーパーレスによるシステム運用 ) 排出権の売買ネットワークの構築 WAON ユーザー ユーザーモチベーション 自動家計簿生成 地域のお買い得環境適合商品の情報入手 環境ポイント 電子マネー化 税制等優遇措置 家計簿をキチンと付けている賢い消費者 環境家計簿運営会社 (BOL) システム全体の運用 保守 総合オフィシャルサイトの運用 システム全般のコールセンター 全国版広告配信 地域環境ポイントシステム ( 自治体 WAON 等 ) 企業 P エコ通貨 自治体 WAON 等 アウトプット 都道府県別 CO2 家庭排出量統計 全国家計調査
第 2 部 ASP/SaaS 業界の最新動向 SaaS ビジネスモデル 政府の取り組み 他 企業ディレクトリから社会全体最適へ
SaaS/ASP/WebService SerchEngine /EC suite RSS(SNS/Brog) GoogleApps Web2.0 WebService Software as a Service MashUp(Portal) / ServicePlatform ASP Products/Service SOAP/WSDL/UDDI Mail Homepages SOAP:SimpleObjectAccessProtocol WSDL:WebServiceDifinition,Discovery UDDI:UniversalDiscriptionDiscovery,Integration
SaaS ビジネスモデルの傾向 1. サービス連携 ( サーヒ ス手法 ソリューション手法の変化 ) SaaS サービス間のインターフェースが容易に開発できるため 企業間の情報共有やデータ交換 を実現するソリューション分野 2. ロングテール Web を主体としたマスマーケティングによる販売手法が成立する このため コンシューマや中小 企業など 比較的収益単価 ( 情報コスト ) が小さいセグメントにも事業展開できる 3. プラットフォーム化 販売手法としてのプラットフォームサービスが進化する 結果として ブランディング スタンダリゼ ーション (API 標準化 ) などによる囲い込みが激化する
SaaS ビジネスの販売手法 1 特徴 製品 価格面 ユーザは 製品機能面での顧客価値創造を期待するとともに 比較的低価格( 結果としての情報投資抑制 ) を期待する 業務や情報を中心として 複数のユーザ 事業者の共同利用やシステム連携を可能にするソリューションサービス (=SOA) である ( プラットフォーム化 サービス連携 共用化 等 ) 販売 流通面 継続的かつ安定的な収益確保が可能 ハードウェア販売を伴わない ( ケースが多い ) 導入 セットアップなど納品行為を必要としないので 基本的には納期の短縮化を 提案できる 契約手続きとして ネット上で簡潔させることができる バージョンアップ 瑕疵対応などにおけるソフト再配布が容易 サービスを通じて顧客と継続的効果的なコミュニケーションができる ( 接点強化 ) 販促 マーケティング面 Web マーケティング (SEO やネット広告 販促等 ) を重要視 資料は マーケティング研究会での執筆資料より抜粋
SaaS ビジネスの販売手法 2 課題 SaaS ベンダーにおけ る課題 開発 マーケティング投資に対する回収期間が長期化 ( パッケージソフトと異なり ) 不可視なサービスに対する心理的不安を払拭する必要 がある 複数のステークホルダが関与しているケースが多く それらのベネフィットを公平に するビジネスモデルを構築しなければならない 誰がどう売ったらいいのか? サービスレベルを詳細かつ継続的に要求される 販売代理店 SIerにおける課題 低価格化により チャネルマージンが減少( チャネルのインセンティブが弱い ) 商社的ソフトウェアビジネスが成立しづらい 直接的なハードウェア売上が伴わない サービスを通じてSaaSベンダーがユーザと直接コミニュケーションできてしまう 継続収益モデルなので営業担当の業績評価がしづらい ユーサ の課題 サービスを認知できる機会が少ない 既存システムからの移行コスト負担 データセキュリティ確保のための客観的材料が曖昧 資料は マーケティング研究会での執筆資料より抜粋
SaaS ビジネスの販売手法 3 成功要因 1. 顧客価値創造に向けた革新的なサービス内容 設計 サービス内容 設計が ICT を駆使し ターゲット顧客の業務プロセスを変革 ( 連携 横串 共用 ) するもので その結果 業務生産性の飛躍的向上 又は顧客の付加価値創出 等に繋げる 2. ステークホルダ全体が相互繁栄する Win-Win の販売 流通メカニズム 顧客だけでなく サービス提供に関わるすべてのステークホルダが 互いにベネフィットを共有で きる価格 販売 流通モデルを構築する 3. 安定的成長を実現する全社最適なオペレーション 日々の顧客満足の維持 拡大 継続的な価値創出などを通じて 安定的成長を実現する仕組み や組織体制の構築 およびその運営 資料は マーケティング研究会での執筆資料より抜粋
SaaS サービス事例 1 セールスフォースドットコム パターン分類 サービス内容 ビジネスモデル プラットフォーム型 SaaS(PaaS) SFA/CRM 機能を SaaS 型でユーザに提供 他の SaaS ソフトとの連携やカスタ マイズも可能にし 同一のプラットフォーム ( 認証 課金など ) 上で利用することがで きる 中小企業へのダイレクト販売の他 大企業へは SIer やコンサルタントを通じて ソ リューションとして ( コンサルテーションやカスタマイズして ) 販売している 他の Saa S ベンダーに対しては ソフトウェア連携のための開発基盤を提供し パートナーシッ プを構築している 他の SaaS ベンダー 開発環境の提供見込み客の創出 SaaS 機能の補完 セールスフォース社 SaaS ビジネス機会の提供 支援 既存顧客情報の提供 販売代理店 /SIer 低価 IT サーヒ スの安定的提供 カスタマイス による既存リソースの有効活用 効果的な SaaS 化提案 安定的収益 ユーザ企業 資料は マーケティング研究会での執筆資料より抜粋
SaaS サービス事例 2 プロパティデータバンク @ プロパティ パターン分類 サービス内容 ビジネスモデル サービス共用型 SaaS 不動産管理 業務運営に関わるビルオーナーとビル管理会社など複数のステークホルダに対し 一元的な不動産管理機能をSaaS 型で提供し 統合的な資産管理を実現する 不動産オーナーへ一括販売し 各ビル管理会社等にTOPダウンで導入し利用させる 投資家 管理会社含めた一括受注 SaaS 運用支援 資産情報の即時開示 フ ロハ ティDB 社 SaaSによる効果的な不動産管理システム提供 不動産管理システムの無償導入 ビルオーナー ビル管理会社 資料は マーケティング研究会での執筆資料より抜粋
SaaS サービス事例 3 ビジネスオンライン ネット de 会計 パターン分類 サービス内容 ビジネスモデル サービス共用型 SaaS 商工会議所や税理士等に対し 会計業務システムをSaaS 型で提供し 同会員と共用させることで 会員企業への経営指導や会計業務支援を効果的に行えるようにする BOLは商工会議所を代理店化し 同会員企業への販売を委託する 商工会議所は会員への経営指導をネットで行うことで 会員サービスを向上させる ( 経営指導員の人件費は一部国の補助金で賄われている ) 顧問先の記帳 決算システムの無償提供 顧問先ネットワークの提供ビジネスオンライン会計 SaaSの販売委託 ( 手数料支払 ) 会員ネットワークの提供 税理士 ネットでの税務指導 決算支援 指導員の人件費補助 会計 SaaS の販売 運用支援 国 ( 中小企業庁 ) 中小企業施策の実現 商工会議所 ネットでの経営指導 会員企業
SaaS サービス事例 4 三菱商事 建設サイトシリーズ パターン分類 サービス内容 ビジネスモデル サービス共用型 SaaS 建設業に於ける施主 元請建設会社や多重にまたがる下請け会社などの間で情報共有し 業務の総合的な管理を通じて全体的な効率化を実現するサービス プロジェクト単位での業務管理ができるため 構成するメンバーの変動に対しても 容易に対応できる 三菱商事は 元請建設会社に 建設業務 SaaSを一括販売するモデルの他 関連する下請け 協力会社への単体販売を可能にし 同社又は作業員の利用を通じて 同元請会社 協力会社への販売に繋げる 総合的な管理 SaaS 料金支払 三菱商事 SaaSによる効果的な業務下請側のSaaS 料金支払管理システム提供 SaaS による業務システム提供 採用を促す 元請建設会社 B 建設業務における効率的な情報共有 元請建設会社 A 下請 協力会社 資料は マーケティング研究会での執筆資料より抜粋
SaaS サービス事例 5 ブランドダイアログ GRIDY パターン分類 サービス内容 ビジネスモデル グリッドプラットフォーム型 SaaS SaaS 型 CRM ソフトを無償提供するとともに 独自のグリッドコンピューティング技術を活用して ユーザの PC における遊休 CPU/HDD リソースを収集できるプラットフォームを構築し 集められた仮想スーパーコンピュータリソースを企業に分散提供することで収益を得て行く ソフトの特徴である企業間を VPN でネットワークすることで 導入企業間を高セキュアな環境を作り上げることで 社内だけのサービスでなく企業間をつなぐことで情報共有を促進し 社外への導入促進を自動的バイラルを引き起こすことで資源化拡散を狙うことができる ユーザ企業は SaaS 型 CRM ソフトを無償利用する代わりに ユーザの PC における遊休 CPU/HDD リソースを BD 社に提供する これによって収集した CPU/HDD リソースを 仮想スーパーコンピュータ能力として蓄積されリソースを必要とする企業に有償で提供する EC2 のように時間貸しではなく トランザクション API+ データ転送量で課金していく 必要な時に必要な高速分割処理を実現することが可能になり 高付加化する Web サービスの 処理能力を低価格に提供することが可能となる 4 トランザクション数 API 数 + データ転送量による対価 フ ラント タ イアロク 1CRMSaaS の無償提供 GRID 活用企業 3CPU/HDD リソースを提供 資料は マーケティング研究会での執筆資料より抜粋 仮想スーパーコンピュータ 2PC 遊休リソース提供 SaaS 利用企業
政府が取り組む SaaS 関連事業 推進施策経済産業省 SaaS 向け SLA ガイドライン (H20.1.21) 制度面総務省 ASP/SaaSにおける情報セキュリティ対策ガイドライン (H20.1.30) ASP/SaaS 安全 信頼性に係る情報開示認定制度 (H20.5) 中小企業向けSaaS 基盤整備事業 (J-SaaS) (H20.7~) IT 経営実践促進事業 <SaaS 基盤利用促進研修事業 > (H20.11~) 地域連携拠点事業 におけるIT 経営支援 (H20.5~) ASP/SaaS 普及 推進協議会 (H19.4~) 地方公共団体 ASP/SaaS 活用推進会議 (H20.10.20~) ユビキタス特区事業による実証実験 (H20.8~) ASP/SaaS データセンター促進協議会 (H21.5~)
経済産業省 SaaS 普及推進施策の経緯 内閣府経済財政諮問会議 (2007/2/27) 甘利経済産業大臣レポート IT を活用した生産性の向上について 内閣府経済財政諮問会議 (2007/4/25) 成長力加速プログラム 閣議決定 中小企業 IT 化推進懇談会 (2007/6/4) 中小企業の IT 化の現状と課題及び対応の方向性について 中小企業生産性向上プロジェクト (2007/11/13 発表 ) 中小企業 SaaS 基盤整備事業の政策化 中小企業 SaaS 基盤整備事業開始 (2008/7/1~) J-SaaS へ
( 参考資料 ) IT による生産性向上の加速化に向けて ( 参考資料 ) 抜粋平成 19 年 4 月 20 日経済財政諮問会議甘利大臣提出資料
経済産業省 中小企業向け SaaS 基盤整備事業 (H20.21 年度 ) < 目的と対象 > 小規模企業 ( 従業員 20 人以下 ) におけるIT 活用の底上げと経営力強化財務会計 税務申告の電子化を柱に 小規模企業におけるITユーザの大幅な裾野拡大を図る 具体的には 財務会計から税務申告まで処理できるSaaSを構築し 50 万社以上に普及する 経営における効果的かつ適正なIT 活用を進めることで 小規模企業の経営力を底上げする 小規模企業 ( 従業員 20 人以下 ) に対する公的 ITインフラの整備 普及関係省庁と連携し 財務会計や給与計算等と一体となったオンライン申告 申請サービスを開発 低廉な価格で提供 同サービスの活用と適正申告の同時普及を図ることにより 小規模企業における適正な電子申請利用率の飛躍的向上を図る < 仕組み > SaaSホ ータルサイト ホ ータル( 契約 / 課金 ) 共通認証(SSO) テ ータ連携 財務アフ リA 財務アフ リB : 給与アフ リA 公的電子申請アフ リ E-TAX 社会保険申請 雇用保険申請 SaaS サーヒ スインフラ (HW,S/W 等 )
総務省 ASP/SaaS 普及促進協議会 < 平成 19 年度 > 安全 信頼性委員会 ASPサービスや事業者の安全 信頼性指針の策定及び事業者認定制度の導入を検討 ASP 連携委員会 ASPの相互利用促進のためのインターフェースの公開 役割分担の明確化を検討 企業ディレクトリ委員会ネットワークを利用する企業について公開情報を基にしたディレクトリの構築を検討 < 平成 20 年度 > ASP SaaS 安全 信頼性に係る情報開示認定制度 の4/15より運用開始窓口は財 ) マルチメテ ィア振興センター NGNにおける企業ディレクトの実証実験を実施 また 今期 中小企業のICT 施策 や NGN 電子政府 自治体の情報化促進 をテーマに検討を継続 国際連携委員会 ASP について先行する日本のノウハウを活か したアジア等諸外国との連携方策を検討
企業ディレクトリの発想原点 現状課題 社会全体における企業情報の多重性 非同期性 = IT 生産性の低下 A 社 B 社 取引先 DB 受注システム 取引先情報 発注システム 企業情報 企業情報 C 社 同期化は困難 取引先情報 発注システム 企業情報 金融機関 D 社 決済情報 取引先情報 取引先情報 企業情報 決済システム 発注システム
企業情報の一元 ( 同期 ) 化とは 発注先情報 発注システム 得意先 企業 金融機関 取引先情報 決済システム 企業情報 企業コート 所在地 TEL など取引条件 など 社内管理システム 行政 購買先 電子行政システム 納税者情報 受注先情報 受注システム 発生源で登録更新された企業情報が 関係先 ( 取引先 金融機関 行政機関など ) の企業情報データベースにリアルタイムに反映し 柔軟なシステム間連携を可能にする
企業ディレクトリの構築モデル 企業情報流通プラットフォーム 法務省 信用調査会社等 Web 電話帳 (NTTBJ) 法人登記情報 企業信用情報 テ ータ交換の相手企業を特定 セキュアな環境確保 照合 テ ータ連携 Link 企業テ ィレクトリ ( 企業 CD/ レシ ストリ / フ ロトコル /etc) 企業公開情報 ( 無償 / 有償 ) 企業 D 共用 API 会社案内ビジネスサーチ ( 企業情報 / 簡易 HP) 登録電子決算公告登録電子公告 API Link 検索 Link 登録企業 テ ータ連携 利用者 自社ホームヘ ーシ 決算情報 会計ソフト (SaaS) ( 法務省 ) 電子公告サイト /XBRL ビジネスシステム 回線認証基盤 (NGN) 各情報システムは企業情報を個別管理せず 各々の契約に基づき 企業 ( 回線認証 ) コート により公開された 又は共用可能な企業情報を参照利用 ( 加工不可 ) できるようにする 金融サーヒ ス ( 決済 融資 電子債権 ) 行政サーヒ ス ( 電子申請 申告 ) 電子取引 (EC/WebPOS) その他の企業間取引 ( 受発注 / 請求 /SCM 等 )
企業ディレクトリ 実証実験 ( 総務省 / 委託先 :NTT グループ ) 1 NGN Liberty Alliance/SAML を活用した 中小企業の ICT 生産性向上に資するためのセキュアで利便性の高いネットワーク ( 回線認証 シンク ルサインオン 属性情報流通 ) の実現 2 企業マスター ID をキーとしたシームレスな ASP SaaS サービスの連携による電子商取引と金融取引 ( 電子申請 電子記録債権 ) の簡易化 電子証明書の取得 マスター ID 電子商取引 EC サイト e-tax 展開例 自治体等 公的証明書類取得システム 決算情報の作成等 財務会計 ASP SaaS 信用情報 信用情報の取得 回線認証シングルサインオン属性情報流通認証 Liberty Alliance/SAML 企業ディレクトリ SNI SNI SNI 認証連携 PF 企業マスター ID 電話番号企業名称企業住所設立年月日 NGN 各種コード等との紐付け 出典 : ユビキタス特区協議会資料 (NTT ク ルーフ ) 中小企業 金融機関
霞ヶ関クラウド構想 内閣府 IT 戦略本部 デジタル新世代に向けた新たな戦略 ~3 ヵ年緊急プラン (2009/4/9) 総務省 デジタル日本創生プロジェクト (ICT 鳩山プラン ) (2009/4/17) 総務省 ICT ビジョン懇談会 (2009/4/20) 資料は 総務省 デジタル日本創生プロジェクト より
SaaS が指向する世界 SOA (WebService の Component 化 ) ユーザー業務に適用した Web サービスコンポーネントの組み合わせ 販売から回収までの業務例 < ビジネス > 販促 受注引当発送 納品料金回収 Web サーヒ ス連携ツール (ESB など )/ 連携フ ラットフォーム <WebService Component> Web アプリケーションが ESB 等で連携している EC 在庫管理 WS 配送 WS 決済 WS 会計 WS <Database> WebService 間でデータベースが共用化されている 受注 DB 在庫 DB 配送 DB 会計 DB
SaaS が指向する世界社会全体最適化 これまでの情報システムのあり方 企業内最適化 ネットワーク化やシステム統合化 ( 例 :ERP など ) 企業間最適化 標準化 ( 例 :EDI など ) これからの情報システムのあり方 社会 IT インフラの全体最適化 ( 統合化 ) 企業間データの連携促進 企業内情報システムの柔軟性強化 連携技術の採用テ ータヘ ース共用化ネットワーク高度化 (NGN 等 ) 情報システムの Web(SaaS) 化コンホ ーネント化
お問合せについて ビジネスオンライン www.bol-net.co.jp 03-5649-9056 prs@bol-net.co.jp ( 講演の感想等 ) 藤井宛は fujii@bol-net.co.jp ご清聴ありがとうございました