朝の挨拶 SPACE-21 幹事 鈴木 真吾 茨城県の青年部である青嵐会より SPACE-21 に参加させていた だき その度にいろいろと刺激を受け 勉強させていただいてお ります 今回 巻頭言の執筆を担当することになり 何を書いた らよいのか いろいろと悩むところもありましたが 以前より続 いている自社なりの習慣をご紹介させていただきます 朝礼を日課としている企業にとっては 至極あたりまえのこととは思いますが 私の会社の一日は 日替わりの当番の号令に合わせ 全員揃って おはようございます の声から始まります その挨 拶の後 その当番が 十項目からなる 決戦行動指針 という文章を毎週一項目ずつ読み上げ 今 日も一日頑張りましょう と全員で唱和してから それぞれの部署でのミーティングを始めること にしています 15 年ほど前まではラジオ体操と短い歌を合唱することも併せて行っていましたが 忙しい時期に 時間がもったいない と簡略化され 現在の形になりました こんな 毎朝慣例の行事ではありま すが わが社にとって意外と重要なことではないかと最近になって実感しております ( 実は やめて しまったラジオ体操も非常に重要なことだったかもしれませんが ) 一日の始まりに全員で挨拶することは 仕事に対しての気持ちの切り替えにもなりますし 何よ り 声 を出すということが職場でのコミュニケーションの第一歩になっていると思っております 価格競争のみならず短納期化の求められる業界として依然として厳しい状況には変わりがありま せんが そのような状況だからこそ自社内のみならずコミュニケーションの重要性は増すはずです し まずは社内の一人一人がお互いの顔を毎朝見て 声を出すことでコミュニケーションがとりや すく 少しでも風通しの良い環境づくりを行うことがこれからますます大切な時代であると思える のです そして 月刊グラフィックサービス 6 月号の巻頭言の中で東京の生田氏も述べられていた ように そのコミュニケーションの向上からモチベーションを少しずつでも上げることができれば 最高ではないでしょうか やっていることは 決して珍しいことでもありませんし このような所で紹介するのには むし ろお恥ずかしいところではありますが こんな小さなことでも継続していることの意味が必ずある と信じ これからも続けていきたいと思っております 今週の 決戦行動指針 責任ある行動とは 目的完遂のためあらゆる手段を未然に投入することな り 編集部注 : 今週 は 8 月 21 日の週です 2006 9 1